JP2003328307A - 橋梁用伸縮装置 - Google Patents

橋梁用伸縮装置

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JP2003328307A
JP2003328307A JP2002141005A JP2002141005A JP2003328307A JP 2003328307 A JP2003328307 A JP 2003328307A JP 2002141005 A JP2002141005 A JP 2002141005A JP 2002141005 A JP2002141005 A JP 2002141005A JP 2003328307 A JP2003328307 A JP 2003328307A
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support beam
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opening
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Takafumi Ishizuka
隆文 石塚
Takeshi Yamamoto
剛 山本
Yoshihiro Miyagi
佳宏 宮城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震時の挙動に対応して十分に伸縮し、且つ
大きな橋軸直角方向の相対移動をも吸収できる橋梁用伸
縮装置を提供すること。 【解決手段】 橋梁H,Hの対向面に開放するように埋
設される複数のボックス3と、橋軸方向に対向するボッ
クス3,3内に各端部が挿入されるサポートビーム4
と、橋梁H,Hの対向面相互間に橋軸方向に所定間隔で
配置される一対のエンドビーム1及び複数のミドルビー
ム2と、前記エンド・ミドルビーム1,2相互間距離、
隣り合うミドルビーム2,2相互間距離が均等に拡縮す
べく各ビームに枢着された4節リンク機構5とを具備し
ており、エンドビーム1,1は各橋梁端面から離れない
と共に、ミドルビーム2はサポートビーム4により、サ
ポートビーム4はボックス3一部により、スライド自在
に受けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路橋、高架橋
等の橋梁用伸縮装置に関するものである。なお、この明
細書では橋梁とは橋桁や橋台を意味するものとし、この
発明の橋梁用伸縮装置は、対向する橋桁の端部相互間、
橋桁と橋台相互間に設置される。
【0002】
【従来の技術】橋梁用伸縮装置は、橋桁の端部相互間、
橋桁と橋台相互間等の遊間を塞ぐようにして設置され、
雰囲気温度の変化等における前記橋桁の端部相互の接近
・離反を吸収するようにしてある。
【0003】この種の伸縮装置としては、例えば、対向
する鋼製フィンガー板のうち一方のフィンガーが他方の
フィンガー相互間に挿入され、これら相互の隙間分で橋
梁の端部相互の接近・離反を吸収するようにして成る所
謂フィンガージョイントや、ゴム体内に鋼板を埋設しゴ
ムの剪断変形により橋桁の端部相互の接近・離反を吸収
するようにしたゴムジョイントがある。
【0004】しかしながら、前者は、橋軸直角方向の相
対移動はほとんど吸収できないという問題があり、後者
は、地震時の挙動に対応できる橋軸方向の大きな伸縮量
が吸収できないという問題がある。
【0005】したがって、この種の橋梁用伸縮装置を取
り扱う業界では、地震時の挙動に対応して十分に伸縮
し、且つ大きな橋軸直角方向の相対移動をも吸収できる
橋梁用伸縮装置が開発されることを待ち望んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、地震時の挙動に対応して十分に伸縮し、且つ大きな
橋軸直角方向の相対移動をも吸収できる橋梁用伸縮装置
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)この発明の橋梁用伸縮装置は、
橋梁H,Hの対向面に開放するように埋設される複数の
ボックス3と、橋軸方向に対向するボックス3,3内に
各端部が挿入される態様で配置されるサポートビーム4
と、橋梁H,Hの対向面相互間に橋軸方向に所定間隔で
配置される一対のエンドビーム1及び複数のミドルビー
ム2と、前記エンドビーム1とミドルビーム2相互間距
離、隣り合うミドルビーム2,2相互間距離が均等に拡
縮すべく各ビームに枢着された4節リンク機構5とを具
備しており、エンドビーム1,1は各橋梁端面から離れ
ないようになっていると共に、ミドルビーム2はサポー
トビーム4により、サポートビーム4はボックス3又は
エンドビーム1の一部により、スライド自在に受けてあ
る。 (請求項2記載の発明)この発明の橋梁用伸縮装置は、
請求項1記載の発明に関し、ミドルビーム2は、断面略
I型又は略T型形状のビーム20の下端に開口22を有
した板材21を垂設して成り、前記開口22にサポート
ビーム4を遊挿すると共にビーム20とサポートビーム
4との間にスライドベアリングBを介在させてあり、他
方、前記開口22を構成する下板21aとサポートビー
ム4との間にショックアブソーバSを介在させてある。 (請求項3記載の発明)この発明の橋梁用伸縮装置は、
請求項2記載の発明に関し、エンドビーム1は、断面略
I型又は略T型形状のビーム10の下端に開口12を有
した板材11を垂設して成り、前記開口12にサポート
ビーム4を遊挿すると共にビーム10とサポートビーム
4との間にショックアブソーバSを介在させてあり、他
方、前記サポートビーム4と開口12を構成する下板部
分11a又はボックス3の下板30との間にスライドベ
アリングBを介在させてある (請求項4記載の発明)この発明の橋梁用伸縮装置は、
請求項2又は3記載の発明に関し、4節リンク機構5
は、板材21に設けた開口23に遊挿させてある。 (請求項5記載の発明)この発明の橋梁用伸縮装置は、
請求項4記載の発明に関し、板材21に形成された開口
22,23を構成する下板部分を板材21とは別体の下
板21a,21bに構成し、前記下板21a,21bを
板材21に着脱自在に取り付けてある。 (請求項6記載の発明)この発明の橋梁用伸縮装置は、
請求項2又は3記載の発明に関し、ショックアブソーバ
Sは、エラストマーで構成されている。 (請求項7記載の発明)この発明の橋梁用伸縮装置は、
請求項1乃至6のいずれかに記載の発明に関し、エンド
ビーム1とミドルビーム2相互間、隣り合うミドルビー
ム2,2相互間には止水材6を設けてある。
【0008】なお、上記発明の橋梁用伸縮装置の作用・
効果については以下の発明の実施の形態の欄で説明す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施形態として
示した図面に従って説明する。 〔実施形態1〕図1は橋桁H,H相互間(遊間U)全体
を覆うべく、複数の橋梁用伸縮装置Aを橋軸直角方向に
配設した平面図、図2は前記橋梁用伸縮装置Aの平面図
である。 (この橋梁用伸縮装置Aの構成の概要)この橋梁用伸縮
装置Aは、図2〜図4に示すように、橋梁H,Hの対向
面に開放するように埋設された複数のボックス3と、橋
軸方向に対向するボックス3,3内に各端部が挿入され
る態様で配置されるサポートビーム4と、橋梁H,Hの
対向面相互間に橋軸方向に所定間隔で配置される一対の
エンドビーム1及びミドルビーム2と、前記エンドビー
ム1とミドルビーム2相互間距離、隣り合うミドルビー
ム2,2相互間距離が均等に拡縮すべく各ビームに枢着
された4節リンク機構5とを具備している。そして、エ
ンドビーム1,1は各橋梁端面から離れないようになっ
ており、ミドルビーム2はサポートビーム4により、サ
ポートビーム4はボックス3の下板30により、スライ
ド自在に受けてある。 (エンドビーム1及びそれに関連する構成)エンドビー
ム1は、図3や図6に示すように、断面略I型形状のビ
ーム10の下端に3個の開口12を有した板材11を垂
設して成り、各開口12にサポートビーム4を遊挿する
と共に、ビーム10とサポートビーム4との間にショッ
クアブソーバSを、サポートビーム4とボックス3を構
成する下板30との間にスライドベアリングBを、それ
ぞれ介在させてある。そして、サポートビーム4はエン
ドビーム1側に着脱自在に支持されているショックアブ
ソーバSとスライドベアリングBにより挟まれた状態で
相対移動するようにしてある。なお、上記したショック
アブソーバSは圧縮バネ定数が比較的小さいエラストマ
ーにより構成されており、前記位置に圧縮させた状態で
装着されている。
【0010】また、このエンドビーム1では図4、図
6、図7に示すように、4節リンク機構5のリンク結合
軸は板材11側の支持部14と前記板材11にボルト止
めした下板13側の支持部14とにより支持されてい
る。なお、4節リンク機構5の支持部14,14への支
持態様は、結合軸を支持部14の孔へ差し込むだけのも
のであり、よって、下板13と板材11から取り外すと
4節リンク機構5をエンドビーム1から外すことが可能
になる。
【0011】さらに、このエンドビーム1におけるミド
ルビーム2との対向面側には図6や図7に示すように、
ゴム製の衝撃防止板15を設けてあり、他方、エンドビ
ーム1における開口12を構成する左右の板材11部分
には図6に示すように、サポートビーム4の左右方向の
移動を制限する移動制限樹脂体16を設けてある。 (ミドルビーム2及びそれに関連する構成)ミドルビー
ム2は、図3や図5に示すように、断面略I型形状のビ
ーム20の下端に3個の開口22を有した板材21を垂
設して成り、各開口22にサポートビーム4を遊挿する
と共にビーム20とサポートビーム4との間にスライド
ベアリングBを、開口22を構成する下板23とサポー
トビーム4との間にショックアブソーバSを、それぞれ
介在させてある。そして、サポートビーム4はミドルビ
ーム2側に着脱自在に支持されているショックアブソー
バSとスライドべアリングBにより挟まれた状態で相対
移動するようにしてある。なお、このミドルビーム2で
は、図5に示すように、開口22を構成する下板部分を
別体の下板21aとし、板材21にボルト止めしてあ
る。また、上記したショックアブソーバSはエンドビー
ム1に使用した物と同じ構成であり、圧縮された状態で
装着されている。
【0012】また、ミドルビーム2には、図4や図5に
示すように、上記板材21における開口22,22相互
間中央に開口23を設けてあり、この開口23に4節リ
ンク機構5が遊挿されていると共に当該4節リンク機構
5の連結軸が板材21側の支持部24と前記板材21に
ボルト止めした下板21bの支持部24とにより支持さ
れている。尚、4節リンク機構5の支持部24,24へ
の支持態様及びこれにより奏する機能はエンドビーム1
のものと同様である。
【0013】さらにこのミドルビーム2には、図5や図
7に示すように、上記衝撃防止板15と対向する位置に
同様の衝撃防止板25を設けてあり、前記エンドビーム
1とミドルビーム2相互、及び隣り合うミドルビーム
2,2相互が接触する少し前に前記衝撃防止板15,2
5相互が衝突するようにしてある。
【0014】そして、このミドルビーム2における開口
22を構成する左右の板材21部分には図5に示すよう
に、サポートビーム4の左右方向の移動を制限する移動
制限樹脂体26を設けてある。 (ボックス3の構成について)ボックス3は、図3や図
6に示すように、サポートビーム4が十分に挿入される
ような矩形状開口部を有するものとしてあり、エンドビ
ーム1と一体的に構成されている。なお、このボックス
3の奥壁の外面にはアンカーボルト31を、内面には衝
撃防止板32を、それぞれ具備させてある。 (サポートビーム4の構成について)サポートビーム4
は、断面方形状に形成されたビームであって、エンドビ
ーム1及びミドルビーム2との対向面である左右側面に
はステンレス板を取り付けてあり、スライドベアリング
B及びショックアブソーバSとの接触面にはポリアセタ
ール板を取り付けてある。したがって、サポートビーム
4に対するエンドビーム1及びミドルビーム2の動きは
円滑なものとなる。
【0015】また、このサポートビーム4には図2、図
3や図5に示すように、その両側面における中央部及び
端部近傍に移動制限ボルト40を設けてあり、サポート
ビーム4の位置が橋軸方向において極端に偏ることが無
いようにしてある。 (4節リンク機構5の構成について)4節リンク機構5
は、図2に示すように、スコットラッセル式と平行定規
の機構を組み合わせて成る所謂レージートングとしてあ
る。尚、この4節リンク機構と同様の機能を奏するもの
であれば他のリンク機構も使用できる。 (その他)上記したエンドビーム1とミドルビーム2相
互間、隣合うミドルビーム相互間には図2や図3に示す
ように、それぞれ止水材6を配設してある。 (この橋梁用伸縮装置Aの機能について) .この橋梁用伸縮装置Aでは、地震時において以下の
ように機能する。
【0016】地震時において、図8に示すように対向す
る橋梁H、Hの端部相互が接近した場合、4節リンク機
構5の縮小する形状変化に伴い、エンドビーム1とミド
ルビーム2相互間距離、隣り合うミドルビーム2、2相
互間距離が均等に縮小した状態となる。
【0017】次に、地震時において、図9に示すように
対向する橋梁H,Hの端部相互が離反した場合、4節リ
ンク機構5の拡張する形状変化に伴い、エンドビーム1
とミドルビーム2相互間距離、隣合うミドルビーム2,
2相互間距離が均等に拡大した状態となる。
【0018】続いて、地震時において、図10に示すよ
うに対向する橋梁H,Hの端部相互が橋軸直角方向にず
れた場合、4節リンク機構5は斜めに拡張する形状変化
に伴い、エンドビーム1とミドルビーム2は橋軸直角方
向に相対移動した状態となる。 .車両通過時の輪荷重はミドルビーム2→スライドベ
アリングB→サポートビーム4→スライドベアリングB
の経路で伝達される構造であるから、地震時に対応した
広い遊間Uに設置でき、且つ大きな輪荷重に十分に耐え
ることができる。 .上述したように、下板21a,21b,13を外
し、さらに4節リンク機構5を取り外すとミドルビーム
2を一本毎に上方に抜き取ることができる。よって、ミ
ドルビーム2その他部材の補修・交換が容易であり費用
も省ける。 .上述したように、ショックアブソーバSは圧縮バネ
定数が比較的小さいエラストマーにより構成してあり、
4節リンク機構5を介した、エンドビーム1とミドルビ
ーム2相互間、隣り合うミドルビーム2,2相互間の拡
縮に要する力は比較的小さなものとなっているから、地
震時においても4節リンク機構5は円滑に形状変化し破
壊は抑制される。よって、地震時においてもエンドビー
ム1とミドルビーム2相互間距離、隣り合うミドルビー
ム2,2相互間距離が均等に拡縮するので、緊急車両は
通過は可能である。 .上述した衝撃防止板15,16,32や移動制限樹
脂体16,26の存在により、地震時の急激な変動が生
じた場合であっても、エンドビーム1とミドルビーム2
相互、隣り合うミドルビーム2,2相互の直接的な衝
突、及びサポートビーム4とボックス3の奥壁との直接
的な衝突は回避され、衝撃力を大きく緩和できる。 〔他の実施形態〕上記実施形態では、サポートビーム4
とボックス3の下板30との間にスライドベアリングB
を介在させる構成としてあるが、これに限定されること
なく、スライドベアリングBは、サポートビーム4と板
材10の開口12を構成する下板部分11aとの間に介
在させるようにしてもよい。
【0019】上記実施形態では、エンドビーム1及びミ
ドルビーム2は断面略I型形状のビーム10,20を採
用しているが、これに限定されることなく、ビーム1
0,20は断面略T型形状でもよい。
【0020】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
【0021】発明の実施の形態の欄の内容から明らかな
ように、地震時の挙動に対応して十分に伸縮し、且つ大
きな橋軸直角方向の相対移動をも吸収できる橋梁用伸縮
装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】橋桁相互間(遊間)全体を覆うべく、複数の橋
梁用伸縮装置を橋軸直角方向に配設した平面図。
【図2】前記橋梁用伸縮装置の平面図。
【図3】図2のX1−X1断面図。
【図4】図2のX2−X2断面図。
【図5】図2のX3−X3断面図。
【図6】図2のX4−X4断面図。
【図7】図3のY−Y断面図。
【図8】地震時において、対向する橋梁の端部相互が接
近し、エンドビームとミドルビーム相互間距離、隣り合
うミドルビーム相互間距離が均等に縮小した状態を示す
平面図。
【図9】地震時において、対向する橋梁の端部相互が離
反し、エンドビームとミドルビーム相互間距離、隣り合
うミドルビーム相互間距離が均等に拡大した状態を示す
平面図。
【図10】地震時において、対向する橋梁の端部相互が橋
軸直角方向にずれた状態を示す平面図。
【符号の説明】
H 橋梁 B スライドベアリング S ショックアブソーバ 1 エンドビーム 2 ミドルビーム 3 ボックス 4 サポートビーム 5 4節リンク機構 6 止水材 10 ビーム 11 板材 12 開口 20 ビーム 21 板材 21a 下板 21b 下板 22 開口 23 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮城 佳宏 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株式 会社奈良工場内 Fターム(参考) 2D051 AG03 AH05 FA25 2D059 GG45

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋梁H,Hの対向面に開放するように埋
    設される複数のボックス3と、橋軸方向に対向するボッ
    クス3,3内に各端部が挿入される態様で配置されるサ
    ポートビーム4と、橋梁H,Hの対向面相互間に橋軸方
    向に所定間隔で配置される一対のエンドビーム1及び複
    数のミドルビーム2と、前記エンドビーム1とミドルビ
    ーム2相互間距離、隣り合うミドルビーム2,2相互間
    距離が均等に拡縮すべく各ビームに枢着された4節リン
    ク機構5とを具備しており、エンドビーム1,1は各橋
    梁端面から離れないようになっていると共に、ミドルビ
    ーム2はサポートビーム4により、サポートビーム4は
    ボックス3又はエンドビーム1の一部により、スライド
    自在に受けてあることを特徴とする橋梁用伸縮装置。
  2. 【請求項2】 ミドルビーム2は、断面略I型又は略T
    型形状のビーム20の下端に開口22を有した板材21
    を垂設して成り、前記開口22にサポートビーム4を遊
    挿すると共にビーム20とサポートビーム4との間にス
    ライドベアリングBを介在させてあり、他方、前記開口
    22を構成する下板21aとサポートビーム4との間に
    ショックアブソーバSを介在させてあることを特徴とす
    る請求項1記載の橋梁用伸縮装置。
  3. 【請求項3】 エンドビーム1は、断面略I型又は略T
    型形状のビーム10の下端に開口12を有した板材11
    を垂設して成り、前記開口12にサポートビーム4を遊
    挿すると共にビーム10とサポートビーム4との間にシ
    ョックアブソーバSを介在させてあり、他方、前記サポ
    ートビーム4と開口12を構成する下板部分11a又は
    ボックス3の下板30との間にスライドベアリングBを
    介在させてあることを特徴とする請求項2記載の橋梁用
    伸縮装置。
  4. 【請求項4】 4節リンク機構5は、板材21に設けた
    開口23に遊挿させてあることを特徴とする請求項3記
    載の橋梁用伸縮装置。
  5. 【請求項5】 板材21に形成された開口22,23を
    構成する下板部分を板材21とは別体の下板21a,2
    1bに構成し、前記下板21a,21bを板材21に着
    脱自在に取り付けてあることを特徴とする請求項4記載
    の橋梁用伸縮装置。
  6. 【請求項6】 ショックアブソーバSは、エラストマー
    で構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載
    の橋梁用伸縮装置。
  7. 【請求項7】 エンドビーム1とミドルビーム2相互
    間、隣り合うミドルビーム2,2相互間には止水材6を
    設けてあることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    に記載の橋梁用伸縮装置。
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