JP2003327512A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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Abstract
活性剤、及び(B)芳香族アルコール、カーボネート及
び特定のヒドロキシ化合物から選ばれる有機溶剤を含有
する毛髪化粧料。 【効果】 毛髪に対し湿潤時から乾燥後まで良好な柔軟
性、すべり性及びまとまり性を付与することができる。
Description
時及び乾燥後まで良好な柔軟性及びすべり性を付与する
ことができ、特に乾燥後の髪の柔軟性、すべり性及びま
とまり性が良好な毛髪化粧料に関する。
良好な毛髪のつや、柔軟性、及びすべり性が要求されて
いる。このような要求から、ステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウム
クロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロラ
イド等の4級アンモニウム塩が用いられているが、必ず
しもこれらの要求を満足する毛髪化粧料は得られていな
い。
は、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドのよ
うなジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩が用いられる
が、乾燥後の髪のすべり性に劣り、感触が重くなるとい
う問題がある。一方、洗髪後のドライヤー乾燥時の熱に
よるダメージで、毛髪のつやが無くなったり、ぱさつき
が生じることが知られている。ドライヤーによる熱のダ
メージを抑制する方法として、シリコーンとポリエチレ
ングリコール(平均分子量5000以上)を用いる方法
(特開平4−279512号)や、有機酸と溶剤を用い
る方法(特開2002−47142)が提案されている
が、これらの方法を用いても、湿潤時から乾燥後まで、
良好な毛髪の柔軟性、すべり性、及びまとまり性を同時
に満足する毛髪化粧料は得られていない。
湿潤時から乾燥後まで良好な使用感を付与し、特に、乾
燥後の毛髪の柔軟性、すべり性、及びまとまり性に優れ
た毛髪化粧料を提供することを目的とする。
ーテル型陽イオン性界面活性剤と特定の有機溶剤を使用
すれば、上記の要求を満たす毛髪化粧料が得られること
を見出した。すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B) (A)一般式(1)
は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2及
びR4は、炭素数1〜6のアルキル基又は−(A1O)n
H(A1は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、平均付
加モル数nは1〜6の数を示し、n個のA 1は同一でも
異なってもよく、その配列は任意である。)を示し、R
3は、炭素数1〜6のアルキル基、ベンジル基又は−
(A2O)mH(A2は炭素数2〜4のアルキレン基を示
し、平均付加モル数mは1〜6の数を示し、m個のA2
は同一でも異なってもよく、その配列は任意である。)
を示し、X-は、陰イオンを示す。〕で表されるエーテ
ル型陽イオン性界面活性剤 (B)芳香族アルコール、カーボネート及び一般式
(2)
の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル
基を示し、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を示し、平
均付加モル数rは1〜3000の数を示し、r個のAは
同一でも異なってもよく、その配列は任意である。)で
表わされるヒドロキシ化合物から選ばれる有機溶剤を含
有する毛髪化粧料を提供するものである。
おいて、R1、R2、R3及びR4は以下に示すものが、湿
潤時から乾燥後までの毛髪に対する柔軟性及びすべり性
の観点から好ましい。上記一般式(1)において、R1
としては、炭素数12〜22、特に16〜18のものが
好ましく、また直鎖のアルキル基が好ましい。R2及び
R4としては、炭素数1〜6のアルキル基及び−(CH2
CH2O)nHが好ましく、平均付加モル数nは1〜3、
特に1が好ましく、更にはメチル基及びエチル基が好ま
しく、メチル基が最も好ましい。R3としては、メチル
基、エチル基及びベンジル基が好ましく、更にはメチル
基及びエチル基、特にメチル基が好ましい。X-として
は、ハロゲンイオン、又は有機アニオン、例えば、アセ
テート、シトレート、ラクテート、グリコレート、ホス
フェート、ニトレート、スルフォネート、スルフェー
ト、及びエチルスルフェート等のアルキルスルフェート
等が挙げられ、アルキルスルフェート及び塩素イオンが
好ましく、特に塩素イオンが好ましい。
ルとしては、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタ
ノール、フェノキシエタノール;カーボネートとしては
エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のア
ルキレンカーボネートが挙げられる。一般式(2)で表
されるヒドロキシ化合物としては、Aが炭素数2又は3
の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基、更に炭素数3の直鎖
又は分岐鎖のアルキレン基;Rが水素、炭素数2〜4の
直鎖アルキル基若しくはアルケニル基、更に水素又は炭
素数2もしくは3の直鎖アルキル基;rが1〜1000
(平均付加モル数)、更に1〜100(平均付加モル
数)、であるのが好ましい。一般式(2)の具体例とし
ては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプ
ロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テルなどが挙げられる。成分(B)の有機溶剤としては
ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、プロ
ピレンカーボネート、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール又はポリプロピレングリコールが好
ましく、特に、ベンジルアルコール、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル、ポリエチレングリコール、又はポリプロ
ピレングリコールが好ましい。成分(B)が、ポリエチ
レングリコール又はポリプロピレングリコールの場合、
重量平均分子量(測定法:GPC重量法)が200〜1
0000、更に、200〜4000、特に300〜15
00が好ましい。
量は、毛髪に十分に柔軟性及びすべり性を付与でき、か
つ保存時における沈殿、固化、分層等が生じない製品の
安定性の観点から、0.1〜20重量%が好ましく、ヘアリ
ンス、ヘアコンディショナー等の洗い流すタイプのもの
では、特に0.5〜10重量%が好ましく、また、ヘアトリ
ートメント、ヘアリキッド等の洗い流さないタイプのも
のでは、特に0.2〜5重量%が好ましい。
%、更に0.2〜20重量%、特に0.5〜10重量%
が好ましい。成分(A)と(B)の重量比は、(A)/
(B)が100/1〜1/100、更に10/1〜1/
50、特に5/1〜1/10が好ましい。
界面活性剤を含有してもよい。これら他の界面活性剤と
しては、成分(A)以外の陽イオン性界面活性剤、陰イ
オン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及び両性界面
活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。これらの中
で非イオン性界面活性剤及び成分(A)以外の陽イオン
性界面活性剤が好ましく、特に成分(A)以外の陽イオ
ン性界面活性剤が好ましい。成分(A)以外の陽イオン
性界面活性剤の特に好ましいものとして、特開2000
−178146公報に記載の、下記一般式(3)
なくとも1個は総炭素数12〜28、好ましくは16〜
28の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、アルケニルオキ
シ基、アルカノイルアミノ基、アルケノイルアミノ基、
アルカノイル基又はアルカノイルオキシ基が置換してい
てもよい直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基
を示し、残余はベンジル基、炭素数1〜5のアルキル
基、ヒドロキシアルキル基又は合計付加モル数10以下
のポリオキシエチレン基を示し、Z−はハロゲンイオン
又は有機アニオン、例えば、アセテート、シトレート、
ラクテート、グリコレート、ホスフェート、ニトレー
ト、スルフォネート、スルフェート及びアルキルスルフ
ェート基から選択されたものを示す。〕で表わされる第
4級アンモニウム塩が挙げられる。
R5、R6、R7及びR8のうち、少なくとも1個が総炭素
数12〜22のアルコキシ基で置換していてもよいアル
キル基で、残余はメチル基、エチル基、ベンジル基を示
し、Z-がアルキルスルフェート又は塩素イオンである
ものが挙げられる。更に好ましい具体例としては、塩化
モノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジ長鎖
アルキルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
系、スルホン酸系、カルボン酸系、リン酸系及びアミノ
酸系のものが好ましく、例えばアルキル硫酸塩、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシア
ルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸ア
ルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク
酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル
フェニルエーテル硫酸塩、アルカンスルホン酸塩、アシ
ルイセチオネート、アシルメチルタウレート、高級脂肪
酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸塩、
アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエー
テルリン酸塩、アシルグルタミン酸塩、アラニン誘導
体、グリシン誘導体、アルギニン誘導体等が挙げられ
る。これらのうち、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸
塩、アルキル硫酸塩、アシルイセチオネート、アシルメ
チルタウレート、高級脂肪酸塩、ポリオキシアルキレン
アルキルエーテル酢酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、アシルグルタ
ミン酸塩、アルキルアラニン誘導体が好ましく、特に一
般式(4)又は(5)で表されるものが好ましい。 R9O(CH2CH2O)pSO3M (4) R10OSO3M (5) [式中、R9は例えば炭素数10〜18のアルキル基又
はアルケニル基を示し、R10は炭素数10〜18のアル
キル基を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミノ酸
を示し、pはエチレンオキサイド平均付加モル数で1〜
5の数を示す。]
シアルキレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシ
アルキレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシア
ルキレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシアル
キレン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニル
エーテル類、ポリオキシアルキレン(硬化)ヒマシ油
類、ショ糖脂肪酸エステル類、ポリグリセリンアルキル
エーテル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、脂肪酸
アルカノールアミド、アルキルグルコシド類等が挙げら
れる。このうち、アルキルグリコシド類、ポリオキシア
ルキレンC8−C20脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、脂肪酸アルカノールアミドが好ましい。アル
キルグリコシド類としては、アルキル基の炭素数8〜1
4で、糖(グルコース)の縮合度1〜2のものが好まし
い。脂肪酸アルカノールアミドとしては、炭素数8〜1
8、特に10〜16のアシル基を有するものが好まし
く、またモノアルカノールアミド、ジアルカノールアミ
ドのいずれでもよいが炭素数2〜3のヒドロキシアルキ
ル基を有するものが好ましい。脂肪酸アルカノールアミ
ドの具体例としては、オレイン酸ジエタノールアミド、
パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジ
エタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ポ
リオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸モノイ
ソプロパノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミ
ド、パーム核油脂肪酸メチルエタノールアミド、ヤシ油
脂肪酸メチルエタノールアミド等が挙げられる。
活性剤等が挙げられる。このうち、イミダゾリン系ベタ
イン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸ア
ミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタ
イン等のベタイン系界面活性剤がより好ましく、アルキ
ルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベ
タイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン及びアルキルヒ
ドロキシスルホベタインが特に好ましい。脂肪酸アミド
プロピルベイタン及びアルキルヒドロキシスルホベタイ
ンは、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアルキ
ル基を有するものが好ましく、特にラウリン酸アミドプ
ロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタ
イン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリル
ヒドロキシスルホベタイン等が好ましい。
の使用比率は、乾燥後のすべり性の観点から、「成分
(A)/他の界面活性剤」(重量比)が1/4以上であ
るのが好ましく、更には1/2〜10/1、特に1/1
〜4/1であるのが好ましい。
の毛髪洗浄剤組成物の場合、成分(A)の含有量は、泡
質及び安定性の向上の観点から、0.1〜20重量%が
好ましく、0.2〜10重量%、特に0.5〜5重量%
が好ましい。陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活
性剤又は両性界面活性剤の含有量は、起泡性及び使用感
の向上の観点から、0.1〜50重量%、更に0.5〜
30重量%、特に5〜20重量が好ましい。
オン性界面活性剤又は両性界面活性剤との使用比率は、
泡質及び安定性の向上の観点から、「成分(A)/他の
陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤又は両性
界面活性剤」(重量比)が1/1〜1/200であるの
が好ましく、更には1/5〜1/100であるのが好ま
しい。
含有することができる。油性成分としては、高級アルコ
ール、エステル油、シリコーン、炭化水素類、グリセリ
ド類等が挙げられ、高級アルコール、エステル油及び/
又はシリコーンが好ましく、高級アルコール及び/又は
シリコーンが特に好ましい。
のアルキル基又はアルケニル基を有する高級アルコール
類、好ましくは炭素数12〜26の直鎖又は分岐鎖のア
ルキル基又はアルケニル基を有する高級アルコール、更
に好ましくはセタノール、セチルアルコール、ステアリ
ルアルコール、アラキルアルコール、ベへニルアルコー
ル、カラナービルアルコール、セリルアルコール等の高
級アルコールが挙げられ、特にセタノール、セチルアル
コール、ステアリルアルコール、ベへニルアルコールが
好ましい。ここで、セタノールとは、セチルアルコール
を主成分とし、ステアリルアルコール、オレイルアルコ
ール等の高級アルコールを含有するものをいう。
エステル油、好ましくは総炭素数8〜20の脂肪酸と炭
素数1〜20のアルコールとのエステル等が挙げられ、
特にパルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロ
ピルが好ましい。
ロキサン、(b)メチルフェニルポリシロキサン、(c)ア
ミノ変性シリコーン〔好ましくは、平均分子量が約3000
〜100000の、アモジメチコーン(Amodimethicone)の名称
でCTFA辞典(米国、Cosmetic Ingredient Dictiona
ry)第3版中に記載のもの、水性乳濁液としては、SM87
04C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)、DC939
(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)等が挙げら
れる〕、(d)脂肪酸変性ポリシロキサン、(e)アルコー
ル変性シリコーン、(f)脂肪族アルコール変性ポリシロ
キサン、(g)ポリエーテル変性シリコーン、(h)エポキ
シ変性シリコーン、(i)フッ素変性シリコーン、(j)環
状シリコーン、(k)アルキル変性シリコーン等が挙げら
れる。
化粧料がヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディシ
ョナー等の洗い流すタイプのものである場合には、上記
(a)、(c)、(f)、(g)又は(i)が好ましい。また、へ
アクリーム、リーブオントリートメント等の洗い流さな
いタイプの毛髪化粧料の場合には、上記(a)、(b)、
(c)、(g)又は(j)が好ましい。
含有量は、十分に油剤特有の柔軟性、しっとり感を付与
することができ、かつ製品の安定性上の観点から、0.
01〜30重量%、更に0.2〜20重量%、特に1〜
20重量%が好ましい。中でもシリコーンの含有量は、
十分にシリコーン特有の感触を付与することができ、か
つ製品の安定性上の観点から、0.01〜20重量%、
特に0.1〜10重量%が好ましい。
成分との重量比は、油性成分の乳化安定性の観点から、
成分(A)/油性成分が20/1〜1/30、更に10
/1〜1/10、特に1/1〜1/10が好ましい。ま
た、成分(A)とシリコーン以外の油性成分との和と、
シリコーンとの重量比は、製品安定性の観点から、[成
分(A)+シリコーン以外の油性成分]/シリコーンが
20/1〜1/20、更に10/1〜1/10、特に1
0/1〜1/1が好ましい。
いが、水で20重量倍に希釈した時の水溶液のpH(2
5℃)が2〜8が好ましい。特に毛髪用リンス、コンデ
ィショナー等に使用する場合はpH(25℃)3〜6が好
ましく、毛髪用シャンプーに使用する場合はpH(25
℃)5〜8が好ましい。pHは、酸又はアルカリを加え
て調整すればよい。
分以外の、植物油、動物油、ラノリン誘導体、高級脂肪
酸エステル類、高級脂肪酸類、グリセリン、保湿剤、カ
チオン性ポリマー、多糖類、ポリペプタイド、パール化
剤、成分(B)以外の溶剤、液晶形成基剤、芳香族スル
ホン酸類、色素、香料、噴射剤、キレート剤、pH調整
剤、防腐剤、抗フケ剤等を、適宜配合することができ
る。植物油としては、ツバキ油、マカデミアナッツ油、
ミンク油、オリーブ油、サフラワー油、大豆油、ホホバ
油などが挙げられる。カチオン性ポリマーとしては、カ
チオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン
化グアーガム誘導体などが挙げられる。抗フケ剤として
は、ジンクピリチオン、ピロクトンオラミンなどが挙げ
られる。
溶液、エタノール溶液、エマルション、サスペンショ
ン、ゲル、液晶、固形、エアゾールフォーム、スプレー
等の所望の剤型にすることができ、毛髪洗浄剤組成物と
しては、ヘアシャンプー等の製品とすることができ、毛
髪洗浄剤組成物以外の毛髪化粧料としては、へアリン
ス、へアコンディショナー、へアトリートメント、へア
パック、へアクリーム、ヘアカラー、コンディショニン
グムース、へアムース、へアスプレー、リーブオントリ
ートメント、ワックス、トニック、染毛剤等の製品とす
ることができる。
他の型陽イオン性界面活性剤を用い、表2に示す組成の
ヘアコンディショナー(本発明品1〜5及び比較品1〜
3)を常法により製造した。これらのヘアコンディショ
ナーについて、下記の方法により柔軟性、すべり性及び
まとまり性について官能評価した。なお、表2中の数値
は「重量%」である。
イオン性界面活性剤を主体とする市販ヘアシャンプーを
用いて洗浄後、上記ヘアコンディショナーにて処理を行
なった。このときのすすぎ時の毛髪の柔軟性とすべり性
及び、タオルドライ後、ドライヤーで十分に乾燥した後
の毛髪の柔軟性、すべり性及びまとまり性について、下
記の基準に従って評価した。4:非常に良好、3:良
好、2:どちらともいえない、1:悪い10名の評価の
平均点を求め、3.6以上を◎、2.6〜3.4を○、
1.6〜2.4を△、1.4以下を×とし、表2に示
す。
乾燥後まで柔軟性及びすべり性が良好で、特に乾燥後に
おいて、柔軟性、すべり性及びまとまり性に優れてい
た。
り性が良好で、特に乾燥後において、柔軟性、すべり性
及びまとまり性に優れていた。
触に優れていた。特に、乾燥後の毛髪の柔軟性、すべり
性及び、まとまり性が良好であった。
柔軟性、すべり性及びまとまり性を付与することがで
き、特に乾燥後のすべり性及びまとまり性に優れる。
Claims (5)
- 【請求項1】 次の成分(A)及び(B) (A)一般式(1) 【化1】 〔式中、R1は、炭素数6〜24の直鎖又は分岐鎖のア
ルキル基又はアルケニル基を示し、 R2及びR4は、炭素数1〜6のアルキル基又は−(A1
O)nH(A1は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、平
均付加モル数nは1〜6の数を示し、n個のA 1は同一
でも異なってもよく、その配列は任意である。)を示
し、 R3は、炭素数1〜6のアルキル基、ベンジル基又は−
(A2O)mH(A2は炭素数2〜4のアルキレン基を示
し、平均付加モル数mは1〜6の数を示し、m個のA2
は同一でも異なってもよく、その配列は任意である。)
を示し、 X-は、陰イオンを示す。〕で表されるエーテル型陽イ
オン性界面活性剤 (B)芳香族アルコール、カーボネート及び一般式
(2) 【化2】 (式中、Rは、水素原子又は炭素数1〜4の直鎖若しく
は分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル基を示し、A
は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、平均付加モル数
rは1〜3000の数を示し、r個のAは同一でも異な
ってもよく、その配列は任意である。)で表わされるヒ
ドロキシ化合物から選ばれる有機溶剤を含有する毛髪化
粧料。 - 【請求項2】 成分(B)の有機溶剤が、ベンジルアル
コール、ベンジルオキシエタノール、プロピレンカーボ
ネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール及びポリプロピレングリコールから選ばれる1種
又は2種以上のものである請求項1記載の毛髪化粧料。 - 【請求項3】 成分(A)を0.1〜20重量%含有す
る請求項1又は2記載の毛髪化粧料。 - 【請求項4】 更に、成分(A)以外の界面活性剤を含
有する請求項1〜3のいずれか1項記載の毛髪化粧料。 - 【請求項5】 成分(A)以外の界面活性剤が、陽イオ
ン性界面活性剤である請求項4記載の毛髪化粧料。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002137503A JP2003327512A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 毛髪化粧料 |
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---|---|
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JP (1) | JP2003327512A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2387986A2 (en) | 2010-03-30 | 2011-11-23 | Evonik Goldschmidt GmbH | Compositions comprising quaternary ammonium compounds and organic carbonates |
-
2002
- 2002-05-13 JP JP2002137503A patent/JP2003327512A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2387986A2 (en) | 2010-03-30 | 2011-11-23 | Evonik Goldschmidt GmbH | Compositions comprising quaternary ammonium compounds and organic carbonates |
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