JP2003326911A - キャスターストッパ - Google Patents

キャスターストッパ

Info

Publication number
JP2003326911A
JP2003326911A JP2002134226A JP2002134226A JP2003326911A JP 2003326911 A JP2003326911 A JP 2003326911A JP 2002134226 A JP2002134226 A JP 2002134226A JP 2002134226 A JP2002134226 A JP 2002134226A JP 2003326911 A JP2003326911 A JP 2003326911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
caster
mounting portion
caster stopper
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002134226A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Saito
保 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002134226A priority Critical patent/JP2003326911A/ja
Publication of JP2003326911A publication Critical patent/JP2003326911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 保持対象物対象物を作業者が持ち上げる必要
が無く、保持対象物を移動させるためのキャスターの車
輪を容易かつ安全に載せて保持対象物の移動を制止する
ことができるキャスターストッパを提供すること。 【解決手段】 保持対象物に取り付けられて保持対象物
を移動させるためのキャスター5の車輪6を載せて保持
対象物の移動を制止するためのキャスターストッパ10
において、車輪6を載せて保持するための車輪搭載部1
4と、車輪搭載部14の周囲に形成され車輪6が車輪搭
載部14から出るのを防止する突起部18と、突起部1
8に形成されて車輪6を走行させながら車輪6を車輪搭
載部14に導入して載せるための切欠き部16と、車輪
搭載部14に載せた車輪6を車輪搭載部14に対して方
向転換することで車輪6の転出方向を突起部18に向け
て保持して車輪6の方行転換を防止するための車輪方向
転換防止部20と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保持対象物に取り
付けられてこの保持対象物を移動させるためのキャスタ
ーの車輪を載せて保持対象物の移動を制止するためのキ
ャスターストッパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】保持対象物として、例えばテレビジョン
受像機を載せるためのいわゆるテレビスタンドを例に挙
げる。このテレビスタンドの上にはテレビジョン受像機
を載せるようになっている。このテレビスタンドは、移
動させるために図16に示すようにキャスター1004
を有している。図16に示すように、テレビスタンド1
000の下部には、キャスター1004が取り付けられ
ており、キャスター1004は車輪1006を有してい
る。このキャスター1004は、移動車輪構造装置等と
も呼んでおり、キャスター1004はテレビスタンド1
000を最終目的場所に移動した後に、このテレビスタ
ンド1000が容易に動かないようにするために、キャ
スター1004の車輪1006をキャスターストッパ1
010の上に載せるようにしている。
【0003】図16と図17に示すキャスターストッパ
1010は、いわゆる受け皿方式の構造体であり、凹座
部1014とその周囲の周状突起1016を有してい
る。キャスターストッパ1010は円形型をしており、
周状突起1016の内側が凹座部1014になってい
る。図16に示すように、キャスターストッパ1010
は床面1020の上に置かれた状態で、キャスター10
04の車輪1006が凹座部1014の中に落ち込むよ
うにして載るようになっている。車輪1006は、設置
後の外力1030により転がり出そうとするが、車輪1
006は周状突起1016に触れると、この周状突起1
016を乗り上げるための分力1040が生じる。この
分力1040に対してテレビスタンド1000の自重1
050が大きい場合には、車輪1006は周状突起10
16を乗り越えることができない。
【0004】また、キャスターストッパ1010自体
は、キャスター1004を経由してかかるテレビスタン
ド1000の自重1050により、床面1020との接
触面1060に対して摩擦抵抗力(接触抵抗力)107
0が生じており、この摩擦抵抗力1070が外力103
0と拮抗するために、動きが拘束される。これらの作用
により、設置後は容易にテレビスタンド1000が動か
ないようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のキャスターストッパ1010を用いると、図18
に示すように次のような問題が生じる。すなわち、テレ
ビスタンド1000を設置する際に、テレビスタンド1
000自体を作業者が持ち上げて、キャスター1004
の車輪1006を凹座部1014へ落しこむ作業が必要
である。またこの作業の際にキャスターストッパ101
0自体が動いて逃げてしまわないようにキャスタースト
ッパ1010を作業者が強く押さえて固定しておくなど
の注意が必要であり、作業が面倒でありしかも必ずしも
安全に作業することができないという問題がある。しか
もキャスター1004はテレビスタンド1000のたと
えば四隅にそれぞれ設けられているので、その作業が煩
雑である。そこで本発明は上記課題を解消し、保持対象
物を作業者が持ち上げる必要が無く、保持対象物を移動
させるためのキャスターの車輪を容易かつ安全に載せて
保持対象物の移動を制止することができるキャスタース
トッパを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、保持
対象物に取り付けられて前記保持対象物を移動させるた
めのキャスターの車輪を載せて前記保持対象物の移動を
制止するためのキャスターストッパにおいて、前記車輪
を載せて保持するための車輪搭載部と、前記車輪搭載部
の周囲に形成され前記車輪が前記車輪搭載部から出るの
を防止する突起部と、前記突起部に形成されて前記車輪
を走行させながら前記車輪を前記車輪搭載部に導入して
載せるための切欠き部と、前記車輪搭載部に載せた前記
車輪を前記車輪搭載部に対して方向転換することで前記
車輪の転出方向を前記突起部に向けて保持して前記車輪
の方行転換を防止するための車輪方向転換防止部と、を
有する。
【0007】請求項1では、車輪搭載部は車輪を載せて
保持する。突起部は、車輪搭載部の周囲に形成されてお
り、この突起部は車輪が車輪搭載部から出るのを防止す
る。切欠き部は、突起部に形成されて車輪を走行させな
がら車輪を車輪搭載部に導入して載せるためのものであ
る。車輪方向転換防止部は、車輪搭載部に載せた車輪を
車輪搭載部に対して方向転換することで、車輪の転出方
向を突起部に向けて保持し車輪の方向転換を防止する。
これによって、車輪搭載部に載せた車輪は、車輪方向転
換防止部により方向が転換できなくなり、車輪の転出方
向は突起部に向けているので、車輪は突起部により車輪
搭載部から出るのを簡単にかつ安全に制止することがで
きる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のキャ
スターストッパにおいて、前記突起部は、前記車輪搭載
部の周囲に突出して周状に形成されており、前記キャス
ターストッパを置く面と前記車輪搭載部を接続して前記
車輪を前記キャスターストッパを置く面から前記車輪搭
載部へ導くための導入スロープを前記切欠き部に対応す
る位置に有する。
【0009】請求項2では、突起部は車輪搭載部の周囲
に突出した周状に形成されている。導入スロープは、キ
ャスターストッパを置く面と車輪搭載部を接続してお
り、この導入スロープは車輪のキャスターストッパを置
く面から車輪搭載部へ導くためのスロープである。この
スロープは切欠き部に対応した位置に形成されている。
これによって、車輪はキャスターストッパを置く面から
車輪搭載部へ簡単にかつ確実に導くことができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載のキャ
スターストッパにおいて、前記車輪方向転換防止部は、
前記車輪搭載部に突出して形成されている。
【0011】請求項4の発明は、請求項3に記載のキャ
スターストッパにおいて、前記車輪は、第1車輪部と第
2車輪部を有し、前記第1車輪部と前記第2車輪部の間
には隙間を有し、前記車輪搭載部に載せた前記車輪を前
記車輪搭載部に対して方向転換することで、前記車輪方
向転換防止部が前記隙間にはまる。
【0012】請求項4では、車輪の第1車輪と第2車輪
の間の隙間に対して、方向転換防止部がはまるようにな
っている。これによって、車輪が方向転換するのを簡単
かつ確実に防止することができる。
【0013】請求項5の発明は、請求項3に記載のキャ
スターストッパにおいて、前記車輪は、1つの車輪部を
有し、前記車輪方向転換防止部は、第1突起と前記第1
突起に対して間隔を開けて形成された第2突起を有し、
前記車輪搭載部に載せた前記車輪を前記車輪搭載部に対
して方向転換することで、前記第1突起と前記第2突起
の間に前記車輪がはまる。
【0014】請求項5では、車輪の1つの車輪部が、方
向転換部の第1突起と第2突起の間にはまることにより
車輪の方向転換を簡単にかつ確実に防止することができ
る。
【0015】請求項6の発明は、請求項1に記載のキャ
スターストッパにおいて、前記突起部は、前記突起部を
保持して動かす際の滑り止め部を有する。
【0016】請求項6では、突起部に滑り止め部を設け
ているので、作業者は突起部を確実に動かすことができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0018】図1は、保持対象物としての一例であるテ
レビスタンドを示しており、このテレビスタンド1の下
部には例えば四隅にキャスター5が取り付けられてい
る。このキャスター5は、テレビスタンド1を床面Fに
沿って移動させるためのものである。これらのキャスタ
ー5は、キャスターストッパ10の上に載せて移動しな
いように保持することができる。
【0019】図2は、図1のキャスターストッパ10の
好ましい実施の形態を示している。キャスターストッパ
10は、概略的には車輪搭載部14、切欠き部16、突
起部18および車輪方向転換防止部20を有している。
キャスターストッパ10は、プラスチックや金属あるい
は木材により作ることができる。キャスターストッパ1
0の構造は、図2および図3に示している。キャスター
ストッパ10は、上から見て例えば円形状である。キャ
スターストッパ10は、ほぼC字型をした突起部18を
有している。この突起部18は、車輪搭載部14を囲う
ようにして形成されている。切欠き部16は、突起部1
8の一部分を切欠いたようにして形成された部分であ
る。
【0020】車輪搭載部14は例えば平坦な面である。
突起部18は、車輪搭載部14に搭載された後に、車輪
方向転換防止部20により車輪の方向転換を防止した状
態で、車輪が乗り越えない程度の高さを有している。切
欠き部16の位置に対応して、車輪導入部24を有して
いる。この車輪導入部24は、導入スロープ26を有し
ている。この導入スロープ26の車輪導入幅Wは、図4
に示すキャスター5の2つの車輪6の軸方向の合計の幅
W1よりも大きく設定されている。この導入スロープ2
6は、図3(D)に示すように、床面Fから車輪搭載部
14に達するまでの傾斜面であり、角度θで形成されて
いる。
【0021】車輪搭載部14の裏面18Aは、床面Fに
対して密着して載せるための摩擦面である。車輪方向転
換防止部20は、図2と図3(A)および図3(D)に
示すように、キャスターストッパ10の直径方向に沿っ
て、しかも車輪搭載部14よりも中心軸CL方向に沿っ
て突出するようにして形成されている。図3(D)に示
すように、車輪方向転換防止部20は、断面で見て概略
的にほぼV字型形状を有している。車輪方向転換防止部
20は、ほぼV字型の溝21を有していて、この溝21
は、両側の突起23,23により形成されている。
【0022】図2と図3に示すキャスターストッパ10
が適応できるキャスターの構造例としては、図4に示し
ている。図4においてキャスタ−5は、方向転換軸33
を有するいわゆる2輪キャスターと呼ばれているもので
ある。従ってキャスター5は2つの車輪6,6を有して
おり、これらの車輪6,6は、軸7によりR方向に回転
可能である。キャスター5は、方向転換軸33によりR
1方向に回転可能である。
【0023】一方の車輪6は第1車輪部に相当し、もう
1つの車輪6は第2車輪部に相当する。車輪6,6の間
には、隙間39が設けられている。このような図4に示
す構造のキャスター5を、図2と図3に示す車輪方向転
換防止部20により方向転換を防止するために、車輪方
向転換防止部20は、上述したように図3(D)に示す
ように1つの溝21と2つの突起23を有している。こ
れらの溝21と突起23は、図3(A)に示すようにキ
ャスターストッパ10の直径方向に沿って形成されてい
る。図3(D)に示す突起23,23を含む幅W3は、
図4に示す車輪6,6の隙間39の幅W4とほぼ同じで
ある。
【0024】図2と図3に示す車輪導入部24におい
て、図4に示すキャスタ−5の車輪6,6が床面Fから
より小さな力で車輪搭載部14の上に導入できるように
するために、導入スロープ26を設けているが、図3
(D)に示す車輪搭載部14と裏面18Aとの間の厚み
が小さければこのようなテーパー状の導入スロープ26
を設ける必要は必ずしも無い。つまり車輪6の直径が上
述した車輪搭載部14と裏面18Aとの幅よりも十分大
きければこのような導入スロープ26は無くてもよい。
【0025】次に、図5ないし図8を参照して図2と図
3に示すキャスターストッパ10が図4のキャスター5
の車輪6を載せて、その方向転換を防止して図1に示す
テレビスタンド1が移動しないように制止する作業につ
いて説明する。図5において、保持対象物あるいは構造
物とも呼んでいるテレビスタンド1の下面には、キャス
ター5が取り付けられている。図5に示すように、キャ
スターストッパ10は導入スロープ26が車輪6に対面
するようにして床面Fに予め置かれている。この作業者
がテレビスタンド1をT方向に押すことにより、車輪6
が床面Fの上を回転しながらキャスターストッパ10の
導入スロープ26に達する。
【0026】次に、図6に示すように、作業者がさらに
テレビスタンド1をT方向に押して行くと、車輪6は導
入スロープ26を登って行き、車輪搭載部14を経て車
輪方向転換防止部20の溝21の中にはまり込み、車輪
6の移動は止まる。図6に示す車輪6の状態のままで
は、周状突起ともいう突起部18は、車輪6の導入前方
方向にしか機能しないので、切欠き部16側から車輪6
が転がり出る可能性がある。
【0027】従って、図6において、車輪6を方向転換
軸33を中心として回転させることにより、図7に示す
ように、2つの車輪6,6の間の隙間39の中には、車
輪方向転換防止部20の2つの突起23,23がはまり
込む。すなわち、一方の車輪6と他方の車輪6のそれぞ
れの内側面6A,6Aが、車輪方向転換防止部20の突
起23,23にほぼ対面している。これによって、テレ
ビスタンド1を図7においてS方向に押すような外力が
加わったとしても、キャスター5の車輪6,6が車輪方
向転換防止部20の存在によりS方向に動いてしまうこ
とは無い。
【0028】また図8に示すようにキャスター5の車輪
6は、車輪6の前後方向の両側に位置する周状突起とし
ての突起部18によりU方向の移動が制限される。これ
によって車輪6,6は車輪搭載部14に載った状態で、
この車輪搭載部14から外部に転がり出る恐れは無い。
つまり図7と図8において、テレビスタンド1はS方向
およびU方向のいずれにも移動しないのである。このよ
うに、図4に示すような方向転換軸33を有するような
キャスター5の構造であっても、キャスター5はキャス
ターストッパ10により確実にその移動を止めることが
でき、これによって保持対象物の移動を確実にかつ簡単
に制止することができる。
【0029】言い換えれば、図7において、車輪6の転
がり方向と直交する方向であるS方向には、車輪方向転
換防止部20の突起23,23の存在により動かないよ
うにすることができ、図8においては、車輪6の転がり
方向であるU方向の前後に突起部18が存在しているこ
とから、この車輪6の転がり方向への移動を制止するこ
とができる。
【0030】次に、図9と図10を参照して、本発明の
キャスターストッパ10の別の実施の形態について説明
する。図9と図10に示すキャスターストッパ10の構
造は、図2と図3に示すキャスターストッパ10の構造
と概略的には同じであり、対応する部分には同じ符号を
記してその説明を用いることにする。
【0031】図9と図10の実施の形態のキャスタース
トッパ10が図2と図3のキャスターストッパ10の構
造と異なるのは、車輪方向転換防止部20の構造であ
る。車輪方向転換防止部20は、車輪搭載部14の中
に、突起125,125を有している。突起125,1
25の間には、凹部127を有している。凹部127は
車輪搭載部14と同じ平面である。突起125,125
は、図10(B)に示すようにほぼ台形形状の断面を有
している。突起125,125の間の幅W6は、図11
に示す車輪6の幅W5よりも、やや大きく設定されてい
る。
【0032】車輪方向転換防止部20の構造は、図11
に示すような方向転換軸付きの1輪方式のキャスター2
05に適用することができる。このキャスター205
は、方向転換軸233を有しており、1つの車輪6が、
軸7を中心としてR方向に回転可能である。キャスター
205は方向転換軸233を用いてR1方向に回転でき
る。
【0033】このような構造を採用することにより、図
12に示すように、車輪6は突起125,125の間の
凹部127に対してはめ込むことができ、車輪6は車輪
搭載部14を兼ねる凹部127にはめ込まれてR1方向
には回転しないようになっている。このようにして、車
輪方向転換防止部20は1輪型のキャスター5の車輪6
の方向転換を防止することができる。方向転換ができな
いようにされた車輪6の転がり方向に関しては、図10
(A)に示すように前側にも後ろ側にも突起部18が設
けられているので、車輪6は突起部18を越えては転が
らない。
【0034】図13は、本発明のさらに別の実施の形態
を示している。図13に示すキャスターストッパ10
は、図12とは異なる車輪方向転換防止部20を有して
いる。この車輪方向転換防止部20は、車輪搭載部14
において両側の突起325,325を有しており、これ
らの突起325,325の間には、凹部327が形成さ
れている。この凹部327の中にキャスター5の車輪6
がはめ込まれて、R1方向には回転しないようになって
いる。
【0035】図14と図15は、本発明のキャスタース
トッパ10のさらに別の実施の形態を示している。図1
4のキャスターストッパ10の実施の形態では、突起部
18の一部分に対して滑り止め部としての突起90が設
けられている。このように突起90を設けることによ
り、作業者が手でキャスターストッパ10を持ち易くし
て方向転換をしたり位置を変えたりすることが滑ること
なく容易に行なえる。
【0036】図15の実施の形態のキャスターストッパ
10では、突起部18に対してその全長にわたってロー
レット部分98が形成されている。このローレット部分
98は、突起部18の外側面にわたって形成されてお
り、作業者が手でキャスターストッパ10を持って回転
したり位置決めする際の滑り止め部としての機能を有し
ている。図14と図15の実施の形態のキャスタースト
ッパ10においては、上述した各種構成の車輪方向転換
防止部20を設けることができる。
【0037】本発明のキャスターストッパが用いられる
保持対象物として、例えば図1ではテレビスタンドを例
に挙げているが、これに限らず他の種類の物品あるいは
構造物であっても勿論構わない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保持対象物対象物を作業者が持ち上げる必要が無く、保
持対象物を移動させるためのキャスターの車輪を容易か
つ安全に載せて保持対象物の移動を制止することができ
るキャスターストッパを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャスターストッパを用いることがで
きる保持対象物としてのテレビスタンドを示す斜視図。
【図2】図1に示すキャスターストッパの好ましい実施
の形態を示す斜視図。
【図3】図2のキャスターストッパの構造を示す図。
【図4】図2と図3のキャスターストッパが適応できる
2輪キャスターの形状を示す斜視図。
【図5】図2と図3のキャスターストッパに対して車輪
を載せようとしている状態を示す図。
【図6】図2と図3のキャスターストッパの上に車輪を
載せた状態を示す図。
【図7】図6のキャスターストッパ上のキャスターを9
0度回転して、キャスターを車輪方向転換防止部に対し
てはめ込んで固定した状態を示す図。
【図8】図7の四面垂直方向から見たキャスターの車輪
およびキャスターストッパを示す図。
【図9】本発明のキャスターストッパの別の実施の形態
を示す斜視図。
【図10】図9のキャスターストッパを示す図。
【図11】図9と図10に示すキャスターストッパに適
応できる1輪キャスターの例を示す斜視図。
【図12】図9と図10のキャスターストッパの上にキ
ャスターの車輪を載せて方向転換を防止した状態を示す
図。
【図13】図12とは異なる別の実施の形態のキャスタ
ーストッパおよびそのキャスターストッパにおいて車輪
を固定した状態を示す図。
【図14】本発明のキャスターストッパの別の実施の形
態を示す斜視図。
【図15】本発明のキャスターストッパのさらに別の実
施の形態を示す斜視図。
【図16】従来のキャスターストッパより車輪を載せた
状態を示す図。
【図17】図16の従来のキャスターストッパの構造を
示す図。
【図18】従来においてテレビスタンドを持ち上げてキ
ャスターストッパの凹座部に対して車輪を載せようとし
ている状態を示す図。
【符号の説明】
1・・・テレビスタンド(保持対象物)、5・・・キャ
スター、6・・・車輪、10・・・キャスターストッ
パ、14・・・車輪搭載部、16・・・切欠き部、18
・・・突起部、20・・・車輪方向転換防止部、26・
・・導入スロープ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持対象物に取り付けられて前記保持対
    象物を移動させるためのキャスターの車輪を載せて前記
    保持対象物の移動を制止するためのキャスターストッパ
    において、 前記車輪を載せて保持するための車輪搭載部と、 前記車輪搭載部の周囲に形成され前記車輪が前記車輪搭
    載部から出るのを防止する突起部と、 前記突起部に形成されて前記車輪を走行させながら前記
    車輪を前記車輪搭載部に導入して載せるための切欠き部
    と、 前記車輪搭載部に載せた前記車輪を前記車輪搭載部に対
    して方向転換することで前記車輪の転出方向を前記突起
    部に向けて保持して前記車輪の方行転換を防止するため
    の車輪方向転換防止部と、 を有することを特徴とするキャスターストッパ。
  2. 【請求項2】 前記突起部は、前記車輪搭載部の周囲に
    突出して周状に形成されており、 前記キャスターストッパを置く面と前記車輪搭載部を接
    続して前記車輪を前記キャスターストッパを置く面から
    前記車輪搭載部へ導くための導入スロープを前記切欠き
    部に対応する位置に有する請求項1に記載のキャスター
    ストッパ。
  3. 【請求項3】 前記車輪方向転換防止部は、前記車輪搭
    載部に突出して形成されている請求項1に記載のキャス
    ターストッパ。
  4. 【請求項4】 前記車輪は、第1車輪部と第2車輪部を
    有し、前記第1車輪部と前記第2車輪部の間には隙間を
    有し、 前記車輪搭載部に載せた前記車輪を前記車輪搭載部に対
    して方向転換することで、前記車輪方向転換防止部が前
    記隙間にはまる請求項3に記載のキャスターストッパ。
  5. 【請求項5】 前記車輪は、1つの車輪部を有し、 前記車輪方向転換防止部は、第1突起と前記第1突起に
    対して間隔を開けて形成された第2突起を有し、 前記車輪搭載部に載せた前記車輪を前記車輪搭載部に対
    して方向転換することで、前記第1突起と前記第2突起
    の間に前記車輪がはまる請求項3に記載のキャスタース
    トッパ。
  6. 【請求項6】 前記突起部は、前記突起部を保持して動
    かす際の滑り止め部を有する請求項1に記載のキャスタ
    ーストッパ。
JP2002134226A 2002-05-09 2002-05-09 キャスターストッパ Pending JP2003326911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002134226A JP2003326911A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 キャスターストッパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002134226A JP2003326911A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 キャスターストッパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003326911A true JP2003326911A (ja) 2003-11-19

Family

ID=29696936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002134226A Pending JP2003326911A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 キャスターストッパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003326911A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148443A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Sugita Senyohin Kogyo Kk キャスターキャップ及びその形成方法
DE102011005478A1 (de) * 2011-03-14 2012-09-20 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Fixieren mindestens eines Rades
JP2014132917A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Koji Okuda キャスター付スーツケースのキャスター受台及びキャスター受台収納ケース
JP2015217806A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社ミマキエンジニアリング 固定装置を備えた装置、当該固定装置による固定方法、および当該固定装置
JP2016113037A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 株式会社マルイチ キャスターストッパ
JP2017154588A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 三菱重工業株式会社 車両保持装置
US11565880B2 (en) 2019-12-03 2023-01-31 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Positional securement system for a rollable cart
JP7402563B2 (ja) 2018-08-07 2023-12-21 株式会社マルイチ キャスターストッパ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148443A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Sugita Senyohin Kogyo Kk キャスターキャップ及びその形成方法
JP4678539B2 (ja) * 2007-12-21 2011-04-27 杉田船用品工業株式会社 キャスターキャップ及びその形成方法
DE102011005478A1 (de) * 2011-03-14 2012-09-20 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Fixieren mindestens eines Rades
JP2014132917A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Koji Okuda キャスター付スーツケースのキャスター受台及びキャスター受台収納ケース
JP2015217806A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社ミマキエンジニアリング 固定装置を備えた装置、当該固定装置による固定方法、および当該固定装置
JP2016113037A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 株式会社マルイチ キャスターストッパ
JP2017154588A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 三菱重工業株式会社 車両保持装置
JP7402563B2 (ja) 2018-08-07 2023-12-21 株式会社マルイチ キャスターストッパ
US11565880B2 (en) 2019-12-03 2023-01-31 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Positional securement system for a rollable cart

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003326911A (ja) キャスターストッパ
US20110203074A1 (en) Castor wheel construction for furniture pieces and the like
KR200493262Y1 (ko) 이륜차용 짐받이
KR101850293B1 (ko) 브레이크부가 구비되는 화물 운반용 대차
CA2443596C (en) Wheel system for a camera dolly
KR101393906B1 (ko) 크롤러 주행 장치
US6782976B2 (en) Brake and wheel assembly
JP2003327125A (ja) 運搬用台車
JPH09286338A (ja) 自走式搬送車
EP1259388B1 (en) Quick change wheel system for camera dolly
JP4147339B2 (ja) フック装置
JP6155120B2 (ja) キャスタ及び車椅子
JP4748961B2 (ja) リフトトラック
JP2003326910A (ja) キャスターストッパ
KR102121597B1 (ko) 비상용 급브레이크 장치
JP2022152508A (ja) 車両の車いす搭載スペースのフロア
JPH05254307A (ja) 旋回機能制止機構付キャスタ
JP3297827B2 (ja) 自動旋回規制キャスター及びそのキャスター装備品
KR0155193B1 (ko) 중하중 취급 및 미끄럼 방지용 전방향 바퀴
JP2011178249A (ja) 手押台車
KR200319735Y1 (ko) 자동 감속기가 구비된 유모차
KR200382389Y1 (ko) 카트용 캐스터
KR19990029625A (ko) 카트용 브레이크기구
JP4485675B2 (ja) 戸車装置
US20140189980A1 (en) Smart caster having function of preventing free rolling