JP2003326343A - 高純度無水シリカを利用した製鋼用モールド油 - Google Patents
高純度無水シリカを利用した製鋼用モールド油Info
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- JP2003326343A JP2003326343A JP2002173409A JP2002173409A JP2003326343A JP 2003326343 A JP2003326343 A JP 2003326343A JP 2002173409 A JP2002173409 A JP 2002173409A JP 2002173409 A JP2002173409 A JP 2002173409A JP 2003326343 A JP2003326343 A JP 2003326343A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- anhydrous silica
- oil
- steel making
- purity anhydrous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のモールド油は、鉄鋼業で鋼鉄を製造す
る際、鋳造型（モールド）と溶解した鉄との間に植物油
類を流し込み離型剤の役割をしていたが、その性能は十
分とは言えず連続製鋼時の鋳造型（モールド）に、のろ
（スラグ）が付着したり離型がスムーズでなかったりな
どの不具合を生じ生産性が低下することがあった。その
ため、このような問題点を改善し生産効率を向上させる
モールド油を開発すること。 【解決手段】 植物油類・鉱物油類に、耐熱性・流動性
・剥離性・固結防止効果等の性質に優れた高純度無水シ
リカを混合することで課題の改善をはかった。
る際、鋳造型（モールド）と溶解した鉄との間に植物油
類を流し込み離型剤の役割をしていたが、その性能は十
分とは言えず連続製鋼時の鋳造型（モールド）に、のろ
（スラグ）が付着したり離型がスムーズでなかったりな
どの不具合を生じ生産性が低下することがあった。その
ため、このような問題点を改善し生産効率を向上させる
モールド油を開発すること。 【解決手段】 植物油類・鉱物油類に、耐熱性・流動性
・剥離性・固結防止効果等の性質に優れた高純度無水シ
リカを混合することで課題の改善をはかった。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄鋼業で鋼鉄を製造
する際に使用され、鋳造型（モールド）と溶解した鉄と
の間に流し込む離型剤の役割をはたす油である。モール
ド油は植物油類及び鉱物油類に高純度無水シリカを混合
しその性質から耐熱性・流動性・剥離性が得られ、高温
環境の連続製鋼作業で生産性の向上を可能とする。 【０００２】 【従来の技術】従来のモールド油は植物油類を使用して
いたが連続製鋼時に鋳造型（モールド）にのろ（スラ
グ）が付着するなどの不具合によって生産性が低下する
ことがあった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】連続製鋼時に鋳造型
（モールド）にのろ（スラグ）が付着するなどの不具合
によって生産性が低下することや、のろ（スラグ）かき
作業の低減。連続製鋼時の鋼鉄の鋳造型（モールド）か
らの離型をスムーズにすること。 【０００４】 【課題を解決するための手段】植物油類・鉱物油類に耐
熱性・流動性・固結防止効果等の性質に優れた高純度無
水シリカを混合することによる。 【０００５】 【発明の実施の形態】本発明は鉄鋼業で鋼鉄を製造する
際に鋳造型（モールド）と溶解した鉄との間に流し込み
潤滑と離型の役割をはたす油として使用する。高純度無
水シリカの性質により耐熱性・流動性・剥離性を一層向
上させる。したがって高温環境の連続製鋼作業で効率の
よい生産を可能とする。 【０００６】 【実施例】現在、本発明は鉄鋼業でのオープン型連続連
鋳工程で使用されている。 【０００７】 【発明の効果】従来のモールド油に対し植物油類・鉱物
油類に高純度無水シリカを混合することで一層の耐熱性
・流動性・剥離性が得られる。そのため連続製鋼時の、
のろ（スラグ）かき作業低減及び離型を助長し生産効率
向上に寄与することができる。
する際に使用され、鋳造型（モールド）と溶解した鉄と
の間に流し込む離型剤の役割をはたす油である。モール
ド油は植物油類及び鉱物油類に高純度無水シリカを混合
しその性質から耐熱性・流動性・剥離性が得られ、高温
環境の連続製鋼作業で生産性の向上を可能とする。 【０００２】 【従来の技術】従来のモールド油は植物油類を使用して
いたが連続製鋼時に鋳造型（モールド）にのろ（スラ
グ）が付着するなどの不具合によって生産性が低下する
ことがあった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】連続製鋼時に鋳造型
（モールド）にのろ（スラグ）が付着するなどの不具合
によって生産性が低下することや、のろ（スラグ）かき
作業の低減。連続製鋼時の鋼鉄の鋳造型（モールド）か
らの離型をスムーズにすること。 【０００４】 【課題を解決するための手段】植物油類・鉱物油類に耐
熱性・流動性・固結防止効果等の性質に優れた高純度無
水シリカを混合することによる。 【０００５】 【発明の実施の形態】本発明は鉄鋼業で鋼鉄を製造する
際に鋳造型（モールド）と溶解した鉄との間に流し込み
潤滑と離型の役割をはたす油として使用する。高純度無
水シリカの性質により耐熱性・流動性・剥離性を一層向
上させる。したがって高温環境の連続製鋼作業で効率の
よい生産を可能とする。 【０００６】 【実施例】現在、本発明は鉄鋼業でのオープン型連続連
鋳工程で使用されている。 【０００７】 【発明の効果】従来のモールド油に対し植物油類・鉱物
油類に高純度無水シリカを混合することで一層の耐熱性
・流動性・剥離性が得られる。そのため連続製鋼時の、
のろ（スラグ）かき作業低減及び離型を助長し生産効率
向上に寄与することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項目１】植物油類及び鉱物油類に高純度無水シリ
カを混合し、剥離性・耐熱性・流動性を増加させ製鋼効
率の向上を可能にした製鋼用モールド油。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002173409A JP2003326343A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 高純度無水シリカを利用した製鋼用モールド油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002173409A JP2003326343A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 高純度無水シリカを利用した製鋼用モールド油 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003326343A true JP2003326343A (ja) | 2003-11-18 |
Family
ID=29706980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002173409A Pending JP2003326343A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | 高純度無水シリカを利用した製鋼用モールド油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003326343A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9498818B2 (en) | 2012-08-10 | 2016-11-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Casting mold and cast article produced using the same |
| CN110496936A (zh) * | 2019-09-26 | 2019-11-26 | 中冶节能环保有限责任公司 | 一种铸渣机用脱模剂及制备方法 |
-
2002
- 2002-05-10 JP JP2002173409A patent/JP2003326343A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9498818B2 (en) | 2012-08-10 | 2016-11-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Casting mold and cast article produced using the same |
| CN110496936A (zh) * | 2019-09-26 | 2019-11-26 | 中冶节能环保有限责任公司 | 一种铸渣机用脱模剂及制备方法 |
| CN110496936B (zh) * | 2019-09-26 | 2021-08-10 | 中冶节能环保有限责任公司 | 一种铸渣机用脱模剂及制备方法 |
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