JP2003325503A - 画像表示装置及びその制御方法、並びにプログラムコード、記憶媒体 - Google Patents

画像表示装置及びその制御方法、並びにプログラムコード、記憶媒体

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JP2003325503A
JP2003325503A JP2002318004A JP2002318004A JP2003325503A JP 2003325503 A JP2003325503 A JP 2003325503A JP 2002318004 A JP2002318004 A JP 2002318004A JP 2002318004 A JP2002318004 A JP 2002318004A JP 2003325503 A JP2003325503 A JP 2003325503A
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弘文 柳田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 針の先が表示された画面を操作者に通知する
こと。また、針の先と関心領域との位置関係に応じて、
操作者にメッセージを通知すること。 【解決手段】 3次元画像に3次元ラベリング処理を施
し(S1203)、針の候補と推定される領域を楕円体
近似し、主軸方向や各径、各径の比や円形度、球体度な
どを求め(S1204)、求めた結果に応じて針ではな
いと判断された場合、針の候補から落とすためにラベル
番号を0にクリアする(S1206)。針の画像と見な
された場合、針の画像に対して細線化処理、端点処理を
施す(S1207)。次に、針の画像が表示されている
画面を特定し(S1208)、特定された画面のフレー
ムの色、針の先の位置(もしくはその近傍の位置)の画
素の色を変更する(S1209)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、針を穿刺された被
検体に対してフルオロスキャンを行うことで得られる複
数のX線断層像を表示する表示部を複数備える画像表示
装置及びその制御方法並びにプログラムコード、記憶媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線CTシステムの放射線断層撮像シス
テムによる実時間(リアルタイム)透視検査(fluorosc
opy)とよばれる診断においては、患者(被検体)の患
部等の興味のある部位(関心領域;ROI、Region of
Ineterestとよばれる)に薬を注入したり組織の一部を
取り出したりする目的で針を穿刺する。操作者は、針を
穿刺した後、被検体のX線断層像により、針の位置を確
認している。
【0003】上述の目的で針を用いる場合、操作者は得
られるX線断層像から針の位置、特に針の先の位置を確
認する必要がある。得られるX線断層像の表示例を図3
に示す。
【0004】図3(a)において301はX線管で、3
02は4列の検出器列である。図3(b)は図3(a)
に示した4列の検出器列302を被検体の搬送方向(以
下、z軸方向)にA、B、Cの3つの検出器群に分けた
ときに、夫々の検出器群で得られたX線断層像の表示例
を示す。検出器群Bには2列の検出器列が含まれてお
り、この検出器群からは2つの画像が得られるが、この
2つの画像を合成して図3(b)の画面に表示する。
【0005】図3(c)は図3(a)に示した4列の検
出器列302を被検体の搬送方向(以下、z軸方向)に
D、Eの2つの検出器群に分けたときに、夫々の検出器
群で得られたX線断層像の表示例を示す。尚、検出器群
D、Eには夫々2つの検出器列が含まれているが、上述
の検出器群Bと同様に、含まれている2列の検出器によ
る画像を合成してから表示する。例えば検出器群Dに属
する2列の検出器から得られる2つの画像を合成して図
3(c)に示す画面に表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来では、被検
者のX線断層像は複数得られるので、特に実時間性(リ
アルタイム性)を要求されるCTフルオロスキャンで
は、図3(b)や図3(c)に示す表示例では、どの検
出器群による画面に針の画像が表示されているかを瞬間
的に探すのが手間であった。また、表示されている画面
が分かっても、その断層像内に針の先の位置を特定する
ことが困難であった。
【0007】また上述の通り、針は関心領域に対して穿
刺するので、関心領域に対して正確に、且つ安全に針を
穿刺するためには、操作者は針の先と関心領域との位置
関係を常に把握する必要がある。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、針の先が表示された画面を操作者に通知する
ことを目的とする。
【0009】また本発明の別の目的としては、針の先と
関心領域との位置関係に応じて、操作者にメッセージを
通知することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、例えば本発明の画像表示装置は以下の構成を備
える。
【0011】すなわち、針を穿刺された被検体に対して
フルオロスキャンを行うことで得られるX線断層像を表
示する表示部を複数備える画像表示装置であって、前記
針の画像を含むX線断層像から、前記針の端点を検出す
る検出手段と、前記複数の表示部において、前記検出手
段で検出された針の端点が表示されている表示部を特定
し、当該表示部を通知する通知手段とを備えることを特
徴とする。
【0012】本発明の目的を達成するために、例えば本
発明の画像表示装置は以下の構成を備える。
【0013】すなわち、針を穿刺された被検体に対して
フルオロスキャンを行うことで得られるX線断層像を表
示する表示部を複数備える画像表示装置であって、前記
針の画像を含むX線断層像であって、当該X線断層像の
集合である3次元画像を2値化して3次元ラベリング処
理を施し、3次元連続領域を抽出する3次元連続領域抽
出手段と、前記3次元ラベリング処理の結果に従って、
前記3次元画像から前記針の3次元連続領域と推定され
る領域を特定し、当該領域を包含する楕円体近似情報、
もしくは直方体近似情報に基づいて前記画像が針の画像
であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段で針
の画像と判断された画像から針の端点を検出する検出手
段と、前記複数の表示部において、前記検出手段で検出
された針の端点が表示されている表示部を特定し、当該
表示部を通知する通知手段とを備えることを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付した図面を参照して、本
発明の画像表示装置を操作コンソールに適用した好適な
実施形態に従って、詳細に説明する。
【0015】[第1の実施形態]図1は、本実施形態の
X線CTシステムのブロック構成図である。図示のよう
に本システムは、被検体へのX線照射と被検体を透過し
たX線を検出するためのX線検出機構を一体的に取り付
けるガントリ装置100と、ガントリ装置100に対し
て各種動作設定を行うとともに、ガントリ装置100か
ら出力されたデータに基づいてX線断層像を再構成し、
表示する操作コンソール200により構成されている。
【0016】ガントリ装置100は、その全体の制御を
つかさどるメインコントローラ1をはじめ、以下の構成
を備える。
【0017】2は操作コンソール200との通信を行う
ためのインタフェース、3はテーブル12上に横たえた
被検体(患者)を搬送(図面に垂直な方向で以下、z軸
ともいう)するための空洞部を有するガントリであり、
内部には、X線発生源であって、X線管コントローラ5
により駆動制御されるX線管4、X線の照射範囲を制御
するためのスリットを有するコリメータ6、コリメータ
6のX線照射範囲を制御するスリット幅の調整用モータ
であるモータ7aが設けられている。このモータ7aの
駆動はコリメータコントローラ7により制御される。
【0018】また、ガントリ3は、被検体を透過したX
線を検出する、複数列の検出器から成るマルチ検出器で
あるX線検出部8、およびX線検出部8で得た透過X線
より得られる投影データを収集するデータ収集部9も備
える。X線管4及びコリメータ6と、X線検出部8は互
いに空洞部分を挟んで、すなわち、被検体を挟んで対向
する位置に設けられ、その関係が維持された状態でガン
トリ3のまわりを回転運動するようになっている。この
回動運動は、モータコントローラ11からの駆動信号に
より駆動される回転モータ10によって行われる。ま
た、被検体を乗せるテーブル12は、z軸方向への搬送
がなされるが、その駆動はテーブルモータ13によって
行われる。
【0019】メインコントローラ1は、インタフェース
2を介して受信した各種コマンドの解析を行い、それに
基づいて上記のX線管コントローラ5、コリメータコン
トローラ7、モータコントローラ11、テーブルモータ
コントローラ14、そして、データ収集部9に対し、各
種制御信号を出力することになる。また、データ収集部
9で収集された投影データは、データ入力インタフェー
ス60を介して操作コンソール200に送出される。
【0020】操作コンソール200は、いわゆるワーク
ステーションであり、図示するように、装置全体の制御
をつかさどるCPU51、ブートプログラム等を記憶し
ているROM52、主記憶装置として機能するRAM5
3をはじめ、以下の構成を備える。
【0021】HDD54は、ハードディスク装置であっ
て、ここにOS、後述するスキャン制御プログラムのほ
か、ガントリ装置100に各種指示を与えたり、ガント
リ装置100より受信したデータに基づいてX線断層像
を再構成するためのプログラムが格納されている。ま
た、後述する画像表示のためのプログラムコードも格納
されている。VRAM55は表示しようとするイメージ
データを展開するメモリであり、ここにイメージデータ
等を展開することでCRT56やCRT61に表示させ
ることができる。なお、CRT61は針の穿刺を行う操
作者がその表示画面が目視可能な位置に設けられてい
る。
【0022】57及び58は、各種設定を行うためのキ
ーボードおよびマウスである。また、59はガントリ装
置100と通信を行うためのインタフェースである。
【0023】次に、以上の構成を備えるX線CTシステ
ムを用いて、被検体のX線断層像を得、このX線断層像
から針の画像を特定する方法について説明する。なお、
X線断層像を得る際のスキャン方法は、実時間で断層像
を表示できるフルオロスキャンを用いる。
【0024】図2に上述のX線CTシステムにより得ら
れる被検体の複数のX線断層像から成る3次元画像を示
す。201はz軸方向に検出器の列の数だけ得られる被
検体のX線断層像の集合である3次元画像であって、各
画素が3次元的に配置された画像である。202は針の
画像(3次元連続領域)である。以下では、3次元画像
201から針の画像202を得るために、この3次元画
像201に対して適当なCT値範囲で2値化した後、3
次元ラベリング処理を施す。
【0025】図4に本実施形態における3次元ラベリン
グ装置の機能構成を示す。2値画像である3次元画像4
01は読み出し部402において、2次元平面(2次元
平面の定義は上述の通り)毎に読み出される。セレクタ
404は後述のラベリング部405において用いられる
画素データを読み出し部402から選択し、ラベリング
部405に出力する。ラベリング部405はセレクタ4
04が選択した画素データと後述の近傍マスクを用いて
ラベリングを行う。そして各2次元平面毎の3次元ラベ
リング情報を生成し、又各ラベルの接続情報(詳細は後
述)を生成し、ラベル接続情報格納部406に出力す
る。ラベル接続情報格納部406はラベリング部405
からのラベル接続情報を格納し、後述のリ・ラベリング
部407に出力する。リ・ラベリング部407は、ラベ
ル接続情報を用いて、ラベリングされた3次元画像を構
成する。
【0026】以上の機能構成を有する本実施形態の3次
元ラベリング装置が行うラベリング処理について、以下
説明する。
【0027】本実施形態におけるラベリング処理に用い
る3次元近傍マスクの構成を図6(a),(b)に示
す。本実施形態における3次元近傍マスクは2層を成
し、図6(b)に示す近傍マスクの上部(同図において
矢印の方向)に図6(a)に示す近傍マスクを重ねた構
成を備える。上述の2つの近傍マスクを重ねる際には、
図6(a)に示す602の画素と、図6(b)に示す6
03の画素との位置をあわせるようにして重ねる。本実
施形態では図6(c)に示すように、注目画素を中心と
して上9画素、周囲8画素、下9画素の計26画素を参
照する26近傍の3次元近傍マスクを用いる。尚、図6
(a)に示す601の画素を以下注目画素と呼称する
(詳細は後述する)。
【0028】図8に上述の本実施形態の3次元近傍マス
クを用いて3次元ラベリング処理を行う際の、各2次元
平面と3次元近傍マスクを示す。同図において801
a、801b、801cは2次元平面(2値画像)、8
02は図6(b)に示した近傍マスクの上部(走査がz
軸座標の大きい方向に進む場合に、z軸座標の小さい方
を上部と呼ぶ)、803は図6(a)に示した近傍マス
クの下部、803aは注目画素(図6での画素601)
である。
【0029】以下、2次元平面801bに含まれる各画
素に対してラベリング処理を行う場合について説明する
が、ここで説明するラベリング処理を3次元画像を構成
するすべての2次元平面(例えば2次元平面801a,
801b,801c)に対して行うことが3次元画像に
対してラベリング処理を行うことを包含していることは
明白である。つまりこの近傍マスクはx、y、z軸の順
に3次元的に走査される。本実施形態ではまずx軸方向
に走査され、次にy座標を進めてx軸方向に走査され、
そのx−y平面の走査完了後に次のz軸座標に進めてい
る。即ち図8に示すように走査1−1,1−2,1−
3、、2−1,2−2,2−3、、という具合に走査さ
れる。
【0030】まず、平面801bの左上隅のx=0,y
=0,z=0の画素からx軸方向に1画素毎にスキャン
を行い、画素値が1である画素を検索する。右端までス
キャンを行ったら、y座標を進めた1段下の行の左端
(x=0)から再度スキャンを行う。尚、スキャンを行
う最初の画素の位置やスキャンの方向はこれに限定され
るものではない。そして最初に見つかった(注目画素の
画素値が1である)画素のラベル番号を1とする。そし
て以後、画素値が1である画素が見つかったら(注目画
素の画素値が1であったら)、注目画素の周辺の近傍マ
スク内(802,803内)の既に走査済みの各画素
(各マスク画素と各画素は1対1で対応する)のラベル
番号を参照する。
【0031】近傍マスク内の画素であって、注目画素以
外の画素に対してラベル番号iがついていた場合、注目
画素のラベル番号をiとする。
【0032】一方、近傍マスク内の画素であって、注目
画素以外の画素に対して複数のラベル番号i、k、mが
ついていた場合、本実施形態ではラベル番号i、k、m
のうち最も小さい番号を注目画素のラベル番号とする。
この場合、ラベル番号i、k、mの画素(注目画素も含
む)はリ・ラベリングのために全て3次元接続している
ラベルであることを示す接続情報(ラベル接続情報)を
生成する。
【0033】この接続情報について図10を用いて説明
する。図10は、2次元平面1000内で同じ画像領域
であるにもかかわらず、3次元走査する方向の優先度に
より異なるラベル番号が付けられた場合に、それらの画
像領域を接続し、リ・ラベリング処理において同じラベ
ル番号を付ける処理を説明するための図である。図10
において左の図より、画像領域1001,1002は同
じ画像領域であるにもかかわらず、異なるラベル番号
(1,3)が付けられている。本実施形態におけるラベ
リング処理では、このような状態が発生することがあ
る。上述の接続情報は領域1001と1002とが同じ
画像領域に含まれるものであることを示す情報であっ
て、その情報の記述方法は特には限定しない。この接続
情報を参照することで、領域1001と領域1002と
を接続して、リ・ラベリング処理で同じラベル番号(例
えばお互いのラベル番号のうちで最小の番号)を付ける
ことで、一つの領域1003(図10右の図参照)とし
て扱うことができる。
【0034】また、近傍マスク内の画素であって、注目
画素以外の画素の値が全て0である場合、つまり、近傍
マスク内の(注目画素以外の)画素のどれもラベル番号
がついていない場合、既にそのラベリング処理の中で付
けたラベル番号で最も大きい番号に1を加算したラベル
番号を注目画素のラベル番号とする。
【0035】以降、平面801b内の全ての画素に対し
てスキャンを行いながら、上述の注目画素に対するラベ
リング処理を行う。その結果、平面801bに対するラ
ベリング情報を作成することができる。
【0036】そして平面801b内の全ての画素に対し
て3次元ラベリング処理が終わったら、次の平面801
cに移行し、平面801cに対する上述の3次元ラベリ
ング処理を行う。その場合にはセレクタ404は平面8
01bの次の平面801cを読み出し部402から読み
出し、ラベリング処理部405に出力することで、ラベ
リング処理部405は平面801b、801cを用いて
平面801cに含まれる画素のラベリング処理を行う。
【0037】以上のラベリング処理によって、注目平面
(上述の例では平面801b)に含まれる注目画素(上
述の例は注目画素)のラベル番号は、その上部の平面
(上述の例では平面801a)内で、近傍マスクに含ま
れる画素の値、もしくはラベル番号によって決まるの
で、全ての平面に対してラベリング処理を終えた時点
で、連続した3次元領域の”1”であった画像領域は平
面間で接続されて同じラベル番号になっていることにな
る。その結果、各平面内で独立したラベリング処理を行
い、後に平面間で接続して3次元領域として同じ領域に
含まれる画像領域の接続を行う処理方法に比べて、少な
くとも平面間の画像領域の接続を調べる処理時間の分だ
け、本実施形態におけるラベリング処理は高速に行うこ
とができる。これはリ・ラベリングも含めて2回の3次
元走査により3次元的に画像領域の接続関係を参照する
ことができることにも起因している。
【0038】なお、最上面(z=0)の平面801aを
注目平面とするときは上部の平面がいるため、上部平面
を構成する全てのデータを0として扱い、処理を進めて
いく。最下面も同様の処理を行う。
【0039】以上の3次元ラベリング処理のフローチャ
ートを図9に示す。
【0040】まず、ラベル番号の変数iを1に初期化す
る(ステップS901)。そして平面内の各画素を3次
元走査し、画素値が1である画素を検索する(ステップ
S902)。画素値が1である画素を最初に見つけた場
合(ステップS903)、その画素のラベル番号をi、
すなわち1とする(ステップS904)。そして以降
も、画素値が1である画素を検索する。注目画素の画素
値が0の場合は、注目画素のラベル番号は0とする(ス
テップS915)。
【0041】画素値が1である画素(注目画素が1であ
る画素)を見つけた場合(ステップS905)、図7に
示した近傍マスクを用いて、近傍マスク内で、ラベル番
号がついた画素を検索する(ステップS906)。ステ
ップS906における検索の結果、複数の画素(ここで
は例えば3つとし、夫々ラベル番号がj、k、l、j<
k<l)が見つかった場合、処理をステップS907に
移行し、j、k、lのうちの最小のラベル番号であるj
を注目画素のラベル番号とする(ステップS907)。
又、ラベル番号がj、k、lの画素が3次元接続してい
ることを示すラベル接続情報を生成する(ステップS9
08)。
【0042】一方、ステップS906における検索の結
果、単数の画素(ラベル番号j)が見つかった場合、処
理をステップS909に移行し、このラベル番号jを注
目画素のラベル番号とする(ステップS909)。ま
た、ステップS906における検索の結果、近傍マスク
内の(注目画素以外の)画素値が全て0である場合、処
理をステップS910に移行し、今まで付けたラベル番
号で最も大きい番号(i)に1を加算した番号(i+
1)を注目画素のラベル番号とする(ステップS91
0)。
【0043】そして再び、3次元走査を行う(ステップ
S911)。そしてステップS912における判断によ
り、未だ全ての画素についてスキャンを行っていない場
合には処理をステップS905に移行し、上述の処理を
繰り返す。一方、平面内の画素全てのスキャンが終わっ
た場合には、3次元画像内の全ての平面を走査し終える
まで繰り返す(ステップS913)。又その後、走査途
中で見つかった3次元接続情報に基づき、リ・ラベリン
グ処理を行う(ステップS914)。具体的には上述の
接続情報を元に、各平面内で各画像領域の接続を行い、
接続を行った各画像領域で同じラベル番号を付ける。
【0044】なお、上述の例では3次元画像に対して直
接2値化処理を行った後、3次元ラベリング処理を行っ
たが、まず3次元画像に対して3次元空間フィルタ(ロ
ーパスフィルタや中間値フィルタなど)を用いて3次元
画像雑音除去を行って、また必要に応じて針を強調する
3次元空間フィルタリングを行って、その後にラベリン
グ処理を行った方がより良い精度でラベリング結果を得
ることができる。
【0045】以上のラベリング処理の結果、例えば図2
に示した3次元画像201において、針の画像202の
領域とそれ以外のノイズの領域とで異なるラベルが付け
られたことになる。しかし一般にラベリングされた領域
が針の画像であるか否かはこの時点では判断できない。
よって次に、得られた領域が針の画像であるか否かの判
断処理について説明する。
【0046】3次元画像に含まれる針の画像は大まかに
見て、楕円球体もしくは直方体の画像であると考えられ
る。このことを利用して、上述の3次元ラベリング処理
により得られた針と推定される候補の領域を本実施形態
では楕円球体の3次元領域と見なし、その特徴パラメー
タを抽出して、この画像が針であるか否かを判断する。
【0047】図5(a)に針と推定される領域と、この
領域を近似した楕円体を示す。501は針と推定される
領域で、502はこの領域501を近似する楕円体であ
る。この楕円を示す特徴パラメータとして、重心周りの
2次モーメントを求め、それから主軸方向と3つの径L
1,L2,L3を図5(b)に示すように求める。実際
にはその長さは画素数として求められることになる。そ
してL1,L2,L3の夫々の値、Li/Lj(i、j
=1,2,3)の比が所定の基準を満たしているかの判
断を行う。針であれば、図5によると、L1,L3は小
さな値、L2は大きな値つまり、 L1/L3≒1 L1/L2≪1 L3/L2≪1 となるはずである。又、それ以外にもこの楕円の平均C
T値、円形度、球体度などを求めて、それらが針である
所定の基準を満たしているか否かの判断を行っても良
い。そしてこれらの判断から、針と推定される領域(図
5(a)では画像501)が針の画像であるか否かの判
断を行う。そしてこの判断により、針の画像でないと判
断された画像領域に対しては、ラベル番号を”0”にし
て針の候補から落とす。以上の処理により、3次元画像
における針の3次元領域を特定することができる。
【0048】また、ラベリングされた3次元画像を各平
面に分解した場合、針の領域もしくは針の先端を含んで
いる平面をラベルを参照することで特定することができ
る。また、上記各平面のうちいくつか(例えば図3
(b)では3つ)はCRT61の表示画面上に表示され
ており、例えば図3(b)に示したように各検出器群か
らのX線断層像を表示する場合、針の領域を含んでいる
平面を特定し、特定された画面のフレームの色を変えて
表示することで、針を含む画面を見つけやすくすること
ができる。なお、図3(b)に示した3つの画像は1つ
のCRT61の表示画面上に表示しても良いし、CRT
61が複数のCRTで構成されている場合、夫々のCR
Tの表示画面上に夫々の画像を表示しても良い。
【0049】図7にCRT61の表示画面上に表示され
る、針の画像が表示されている画面を見やすくした表示
例を示す。701,702,703は各検出器群からの
画像を表示する画面であって、図3(b)に示した例で
は、それそれ検出器群A,B,Cから得られた画像を表
示する画面である。同図において705が針の画像であ
るので、この画像を含む画面702のフレーム702a
の色を変化させることで、操作者は針の画像が画面70
2に表示されていることが認識しやすくなる。
【0050】また、3次元画像における針の先を得るた
めに、3次元画像における針の画像に対して、例えば後
述の3次元論理フィルタを用いて細線化処理を行った画
像を生成する。そして細線化処理を施された針の画像に
対して端点検出を行う。端点検出処理について具体的に
は、端点検出の3次元論理フィルタで検出された端点候
補の中のうちで、楕円体近似したときの主軸方向のベク
トルにほぼ合致したものを選ぶ。
【0051】その結果、3次元画像における針の先端が
特定できるので、そこから針の先端の存在する平面を特
定することができる。そして平面内で針の先端の位置
(もしくはその近傍でも良い)に存在する画素の値を操
作者が認識しやすい色(例えば赤や黄色など)に変更す
る(図11のポインタ1101を参照)。その結果、操
作者は、近傍に設けられたCRT61の上記表示画面を
参照することで針の先端の位置を瞬間的に認識しやすく
なり、穿刺の作業に専念できる。なお、上述のフレーム
の色を変える処理は針の先を表示している画面のフレー
ムに対してのみ行っても良い。
【0052】次に、上記の3次元論理フィルタについて
簡単に説明する。本実施形態で細線化処理に用いる3次
元論理フィルタは、3次元画像の注目画素と注目画素の
26近傍の画素とを用いて、細線化処理の結果として”
1”を出力すべき場合のデータパターンを論理結合する
条件部と、その条件部に記述されたデータパターンに対
する細線化処理結果に相当する値”1”及び、条件部に
記述されたデータパターン以外のデータパターンに対す
る細線化処理結果結果に相当する値”0”を出力する出
力部となら構成される。
【0053】図12に上述の処理のフローチャートを示
す。3次元画像が入力されると(ステップS120
1)、入力された3次元画像に対して上述の3次元空間
フィルタリング処理(ローパスフィルタや中間値フィル
タなど)を施す(ステップS1202)。ステップS1
202における処理は必要に応じて省いても良い。次に
(必要に応じてフィルタ処理が施された)3次元画像に
対して3次元ラベリング処理が施される(ステップS1
203)。ステップS1203における3次元ラベリン
グ処理の詳細は前述のとおりである。
【0054】次に、針と推定される3次元領域を近似し
た楕円を求め、この楕円の主軸方向と3つの径や夫々の
径の比や、楕円の円形度、球体度などを求める(ステッ
プS1204)。そして、求めた特徴パラメータの結果
が所定の条件を満たしているかの判断を行い(ステップ
S1205)、針ではないと判断された場合、処理をス
テップS1206にすすめ、この領域に対してラベル番
号を0にして、針の候補から外す(ステップS120
6)。全てのラベル番号について上記の処理を終えた後
に(ステップS1207,S1211)処理をステップ
S1208に進め、針と判断されたラベル番号の領域に
対して細線化処理を施す(ステップS1208)。又、
その後に端点処理も行う。次に、画面(図3(b)では
3つ、図3(c)では2つ)に表示されている画面で、
針が表示されている画面を特定する(ステップS120
9)。そして特定された画面のフレームの色を変更す
る。また、針の先の位置(もしくはその近傍の位置)の
画素の色を変更する(ステップS1210)。
【0055】また、針の先が表示された画面のフレーム
の色を変更する場合、ステップS1209において針の
先が表示されている画面を特定し、ステップS1210
で特定された画面のフレームの色を変更する。
【0056】又、本実施形態では針の画像を表示してい
る画面のフレーム、もしくは針の先を表示している画面
のフレームを操作者が認識しやすいようにその色を変更
していたが、これに限定されるものではなく、他にも例
えばフレームを所定の色で点滅させたり、針の先端近辺
を指すポインタを針の先端近傍に表示してもよい。
【0057】図13にガントリ装置100と操作コンソ
ール200の全体的な処理のフローチャートを示す。
【0058】まず、操作コンソール200においてキー
ボード57,マウス58を用いてスキャン計画が入力さ
れる(ステップS1351)。そしてスキャン計画を操
作コンソール200に入力し終えると(ステップS13
52)、入力したスキャン計画をガントリ装置100に
送信する(ステップS1353)。ガントリ装置100
は操作コンソール200からスキャン計画を受信すると
(ステップS1301)、受信したスキャン計画に基づ
いてスキャンの準備を行う(ステップS1302)。そ
して、ガントリ装置100は受信したスキャン計画に基
づいてスキャンを行う(ステップS1303)。そして
スキャンした結果(投影データ)を操作コンソール20
0に対して送信する(ステップS1304)。投影デー
タを操作コンソール200に対して送信するタイミング
などは公知の方法に従う。
【0059】操作コンソール200は投影データを受信
し(ステップS1354)、受信した投影データに基づ
いて公知の技術によりX線断層像を再構成する(ステッ
プS1355)。そしてX線検出部8の各列を複数の検
出器群に分割した場合の各検出器群に対応した画面に断
層像を表示する(ステップS1356)。なお本ステッ
プでは、複数の検出器からの投影データの合成処理を行
い、その結果を表示する処理も含まれる。
【0060】そして、ステップS1357において、針
の画像、もしくは針の先が表示されている画面を特定
し、特定した画面のフレームの色を変更する。また、本
ステップにおいて、針の位置、もしくはその近傍の画素
の色を変更する。本ステップにおける処理の詳細は図1
2に示すとおりである。
【0061】以上のスキャン(ステップS1302)か
ら針先表示(ステップS1357)までの処理はスキャ
ンが連続する限り繰り返し行われる。
【0062】尚、本実施形態では針の画像、もしくは針
の先が表示された画面のフレームの色変更処理と、針の
先の位置、もしくはその近傍の画素の値を変更する処理
の両方を行っているが、いずれか1つの処理のみを実行
しても良い。
【0063】[第2の実施形態]本実施形態では、第1
の実施形態で説明した3次元画像における針先の位置の
検出方法に加えて、検出した針先の位置をチェックする
方法について説明する。
【0064】一般に、針の先にはアーチファクト(偽
像)が発生し易い。図14に針と推定される画像とアー
チファクトとの関係を示す。1401は針と推定される
画像で、1402はアーチファクトである。そこで、3
次元画像(2次元平面でも良いが)において、アーチフ
ァクト1402を針の先端を中心に極座標変換、もしく
はHough変換する。その結果は図15のようにな
り、ある径の範囲、もしくは径方向に加算したプロフィ
ールを求め、その標準偏差値(θ方向の頻度のばらつ
き)が大きければ針の先端であると判断する。その判断
結果によって、このアーチファクトが針先に特有のもの
であるか否かを判断することができ、同時に、このアー
チファクトから針の先端か否かを特定することができ
る。
【0065】[第3の実施形態]また上記実施形態での
説明による、X線断層像中における針の先の位置を特定
する方法を用いれば、X線断層像中の病変部等の検査対
象(関心領域)と針の先との位置関係に応じたメッセー
ジを操作者に対して通知することが出来る。針の穿刺は
検査対象に対して行われるものであるので、例えば現在
の針の位置がこの検査対象に近い、遠い等のように、針
の先の位置が検査対象に対してどの位置にあるのかを操
作者に対して通知することは重要なことである。
【0066】以下、このように針の先と検査対象との位
置関係に応じたメッセージを操作者に対して通知する場
合について説明する。なお本実施形態ではこのメッセー
ジを音声で通知する。図16は本実施形態に係る本実施
形態のX線CTシステムのブロック構成図である。図1
と同じ部分については同じ番号を付けており、その説明
を省略する。62はスピーカで、CPU51からの指示
に応じて、RAM53に記憶されている音のデータをD
/A変換し、音として出力する。
【0067】まず同図のX線CTシステムを用いて、ヘ
リカルスキャン、もしくはアキシャルスキャンを行う範
囲を決めるためのスカウトスキャンを行う。ここでヘリ
カルスキャンとはスキャン位置をz軸方向に移動させつ
つ、スキャンを連続的に行うスキャンを指す。またアキ
シャルスキャンとは、1つのスキャン位置におけるスキ
ャンが終了してから次のスキャン位置におけるスキャン
を行う作業を全てのスキャン位置に対して行うスキャン
を指す。またスカウトスキャンとは、X線管の位置を固
定したまま、被検体をz軸方向にスキャンするスキャン
を指す。
【0068】操作者はスカウトスキャンにより得られた
2次元像に基づいて、ヘリカルスキャン、もしくはアキ
シャルスキャンを行う範囲を決め、決めた範囲内で更に
ヘリカル、もしくはアキシャルスキャンを行う。そして
ヘリカル、もしくはアキシャルスキャンを行った結果得
られる複数のX線断層像から検査対象を包含する領域で
あるROIをキーボード57やマウス58を用いて操作
者が指定する。
【0069】図18に検査対象に対してROIを設定し
た様子を示す。同図において1800はX線断層像で、
1801が検査対象部で、1802がROIである。同
図では検査対象部1801を包含する矩形領域をROI
として設定している。なおROIの形状は矩形に限定さ
れるものではない。なおROIを指定するX線断層像は
1つでも良いし、複数であっても良い。
【0070】上記実施形態による説明の通り、X線断層
像における針の先の位置を求めることが出来るので、求
めたX線断層像における針の先の位置とROIの位置
(例えばROIの重心の位置)との距離dを求める。そ
して求めた距離dに応じたメッセージをスピーカ62か
ら出力する。距離dとメッセージとの関係を示すテーブ
ルの一例を図17に示す。
【0071】CPU51は同図のテーブルを参照して、
距離dが0≦d<d1であれば、HDD54に保存され
ているメッセージデータ「ms1.dat」をRAM5
3に読み出し、このデータに基づいた音をスピーカ62
から出力されるようにCPU51がスピーカ62を制御
する。距離dがd1≦d<d2であれば、HDD54に
保存されているメッセージデータ「ms2.dat」を
RAM53に読み出し、このデータに基づいた音をスピ
ーカ62から出力されるようにCPU51がスピーカ6
2を制御する。上記メッセージの出力は一定時間毎(例
えば5秒毎)に行われる。
【0072】距離dの値が小さければ小さいほど、針の
先がROIに近い(検査対象に近い)ことを示している
ので、「ms2.dat」は例えば「まだROIには遠
いです」という音のデータ、「ms1.dat」は例え
ば「ROIに入りました」という音のデータ、というよ
うに、距離dが小さいほど、針の先がROIに近いこと
を操作者に通知するようにメッセージを設定する。な
お、上記d1は、距離dが0≦d<d1である場合に、
針の先がROI内であるように動的に求めても良い。ま
た、上記テーブルのデータ、各メッセージの音のデータ
はHDD54に保存されており、必要に応じてRAM5
3にロードされる。
【0073】なお、複数のX線断層像に対してROIを
設定した場合には、針の先が存在するX線断層像におい
て上記距離dを求める処理、求めた距離dに基づいてメ
ッセージを出力する処理を行う。
【0074】なお、操作者に対して通知するメッセージ
の内容は単に針の先がROIの位置に対して遠い、近い
のみを示すものに限定されることなく、他にも例えば、
ROIの位置に対して針の先が上にあるのか下にあるの
か、右にあるのか、左にあるのかを示すものでも良い。
また、針の先がROIの位置に対してずれている場合、
どの方向に修正すればよいのかを示すものでも良い。そ
の場合、針の先がどの平面に存在しているのかを求め、
存在している平面(即ち針の先の位置)とROIの位置
とを比較することで、その位置関係を通知することが出
来る。もちろんその位置関係に応じたメッセージの内容
をテーブルとして予めHDD54に保存しておく必要が
ある。
【0075】またメッセージの内容は言葉の発声に限定
されるものではなく、他にも例えば単調な音(例えば
「ピッ」という音)を繰り返し出力し、この繰り返し周
期を距離dに応じて変化させても良い(例えば距離dが
小さいほど繰り返し周期を短くする)。
【0076】以上の処理を行うことで、操作者は上記メ
ッセージを聞くことで針の先がROIに対してどの位置
にあるのかを把握しながら針の穿刺を行うことができ、
より正確に且つ安全に関心領域に対して針の穿刺を行う
ことが出来る。
【0077】[第4の実施形態]上記第3の実施形態に
おいて用いる針の先の位置を求める方法は第1,2の実
施形態で説明した方法に限定されるものではなく、より
単純な方法を用いても良い。すなわち、3次元画像を二
値化し、二値化した結果をラベリングする。ラベリング
処理以降は第1の実施形態で説明した方法を用いる。
【0078】[その他の実施形態]また、本発明の目的
は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒
体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)
が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実
行することによっても実現できるものである。この場
合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が
前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。また、コンピュータ(操作コンソール)が
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0079】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図9、及び/又は図1
2、及び/又は図13に示すフローチャートの一部もし
くは全部)に対応するプログラムコードが格納されるこ
とになる。
【0080】このようなプログラムコードを格納する記
憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。更には、ネットワーク
(例えばインターネット)という媒体を介してダウンロ
ードしても良いであろう。
【0081】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によって、針
の先が表示された画面を操作者に通知することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるX線CTシス
テムのブロック構成図である。
【図2】図1に示したX線CTシステムにより得られる
被検体の複数のX線断層像から成る3次元画像を示す図
である。
【図3】各検出器から得られるX線断層像の表示例を示
す図である。
【図4】3次元ラベリング処理の構成を示す図である。
【図5】針と推定される画像と、それを包含する楕円体
を示す図である。
【図6】近傍マスクの構成を示す図である。
【図7】CRT61の表示画面上に表示されている、針
が表示されている画面を見やすくした表示例を示す図で
ある。
【図8】平面と近傍マスクを示す図である。
【図9】3次元ラベリング処理のフローチャートであ
る。
【図10】接続情報を説明する図である。
【図11】針の先端の位置、もしくはその近傍の画素の
色を変更した画面を示す図である。
【図12】針が表示されている画面のフレームの色を変
更する、または、針の先の位置(もしくはその近傍の位
置)の画素の色を変更する処理のフローチャートであ
る。
【図13】ガントリ装置100と操作コンソール200
の全体的な処理のフローチャートである。
【図14】針と推定される領域とアーチファクトとの関
係を示す図である。
【図15】3次元画像において、アーチファクトを針の
先端を中心に極座標変換、もしくはHough変換した
結果と、ある径の範囲、もしくは径方向に加算して求ま
るプロフィールを示す図である。
【図16】本発明の第3の実施形態に係る本実施形態の
X線CTシステムのブロック構成図である。
【図17】距離dとメッセージとの関係を示すテーブル
の一例を示す図である。
【図18】検査対象に対してROIを設定した様子を示
す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月7日(2002.11.
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
フロントページの続き (72)発明者 西出 明彦 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 柳田 弘文 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 瀬川 晃司 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA09 CA23 EB18 FD03 FD05 FD08 FD09 FF03 FF15 FF19 FF20 FF21 FF23 FF28 FF42 FG01 FG08 FG13 FG19

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針を穿刺された被検体に対してフルオロ
    スキャンを行うことで得られるX線断層像を表示する表
    示部を複数備える画像表示装置であって、 前記針の画像を含むX線断層像から、前記針の端点を検
    出する検出手段と、 前記複数の表示部において、前記検出手段で検出された
    針の端点が表示されている表示部を特定し、当該表示部
    を通知する通知手段とを備えることを特徴とする画像表
    示装置。
  2. 【請求項2】 針を穿刺された被検体に対してフルオロ
    スキャンを行うことで得られるX線断層像を表示する表
    示部を複数備える画像表示装置であって、 前記針の画像を含むX線断層像であって、当該X線断層
    像の集合である3次元画像を2値化して3次元ラベリン
    グ処理を施し、3次元連続領域を抽出する3次元連続領
    域抽出手段と、 前記3次元ラベリング処理の結果に従って、前記3次元
    画像から前記針の3次元連続領域と推定される領域を特
    定し、当該領域を包含する楕円体近似情報、もしくは直
    方体近似情報に基づいて、各X線断層像における針の画
    像を判断する判断手段と、 前記判断手段で針の画像と判断された画像から針の端点
    を検出する検出手段と、 前記複数の表示部において、前記検出手段で検出された
    針の端点が表示されている表示部を特定し、当該表示部
    を通知する通知手段とを備えることを特徴とする画像表
    示装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記3次元画像に対して画像ノイ
    ズ除去を行う3次元空間フィルタリング処理を施す3次
    元空間フィルタリング処理手段を備えることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記3次元空間フィルタリング処理手段
    が前記フィルタリング処理に用いるフィルタとしては、
    ローパスフィルタ、中間値フィルタ、最大値フィルタ、
    最小値フィルタを含むことを特徴とする請求項3に記載
    の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記3次元連続領域抽出手段は、注目平
    面に含まれる注目画素に対してラベリングを行う場合、
    前記注目画素を含む平面、及び当該平面に隣接する平面
    において、前記注目画素近傍の画素群を前記近傍マスク
    を用いて参照し、 前記注目画素の値が1で、前記近傍マスク内でラベル番
    号が付けられている画素の数が複数種の場合、前記複数
    の画素のラベル番号のうち、最小のラベル番号を前記注
    目画素のラベル番号とし、 前記注目画素の値が1で、前記近傍マスク内でラベル番
    号が付けられている画素の数が1種の場合、前記画素の
    ラベル番号を前記注目画素のラベル番号とし、 前記注目画素の値が1で、前記近傍マスク内でラベル番
    号が付けられている画素が存在しない場合、既に用いた
    ラベル番号で最も大きいラベル番号に1を加算した数を
    前記注目画素のラベル番号とすることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記3次元連続領域抽出手段は、前記近
    傍マスク内でラベル番号が付けられている画素の数が複
    数の場合、前記複数の画素が接続していることを示す接
    続情報を生成することを特徴とする請求項5に記載の画
    像表示装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記接続情報に基づいて、前記複
    数の画素を接続し、前記複数の画素のラベル番号を同じ
    番号にする接続手段を備えることを特徴とする請求項6
    に記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記近傍マスクは注目画素を含むX線断
    層像、及び当該X線断層像に隣接するX線断層像に渡る
    形状であって、前記注目画素近傍の画素群を参照可能な
    3次元形状の近傍マスクであることを特徴とする請求項
    5乃至7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記判断手段は前記楕円体近似情報の長
    径と短径に基づいて、針の3次元連続領域と推定される
    領域が針であるか否かの判断を行うことを特徴とする請
    求項2に記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記判断手段は、前記長径、短径、短
    径と長径の比、円形度、球体度のうち、少なくとも一つ
    を求め、求めた結果を用いて針の3次元連続領域と推定
    される領域が針の領域であるか否かの判断を行うことを
    特徴とする請求項9に記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記判断手段により、針であると判断
    された3次元連続領域に対して、対応するラベル番号を
    針の表示色にデータ変換することを特徴とする請求項2
    に記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記検出手段は、前記判断手段で針の
    画像と判断された画像に対して、細線化処理を施した
    後、針の端点を検出することを特徴とする請求項2に記
    載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記通知手段は、前記検出手段で検出
    された針の端点が表示されている表示部のフレームの色
    を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像表示
    装置。
  14. 【請求項14】 前記通知手段は、前記検出手段で検出
    された針の端点が表示されている表示部のフレームの色
    を所定の色で点滅させることを特徴とする請求項2に記
    載の画像表示装置。
  15. 【請求項15】 前記通知手段は更に、前記検出手段で
    検出された針の端点が表示されている表示部において、
    前記針の端点の位置、もしくはその近傍の画素の色を変
    更することを特徴とする請求項2乃至14のいずれか1
    項に記載の画像表示装置。
  16. 【請求項16】 更に、前記3次元画像、もしくはX線
    断層像において、前記検出手段で検出された針の端点近
    傍に生じるアーチファクトの有無を用いて、当該針の端
    点か否かをチェックするチェック手段を備えることを特
    徴とする請求項2乃至15のいずれか1項に記載の画像
    表示装置。
  17. 【請求項17】 前記チェック手段は、前記X線断層像
    の針の端点候補を中心に極座標変換、もしくはHoug
    h変換し、各針の端点候補まわりのCT値の標準偏差を
    求め、当該標準偏差を用いて前記針の端点の位置をチェ
    ックすることを特徴とする請求項16に記載の画像表示
    装置。
  18. 【請求項18】 更に、X線断層像に設けられた注目領
    域と前記検出手段により検出された針の端点との位置関
    係に応じた音声メッセージを通知する音声通知手段を備
    えることを特徴とする請求項1乃至17の何れか1項に
    記載の画像表示装置。
  19. 【請求項19】 針を穿刺された被検体に対してフルオ
    ロスキャンを行うことで得られるX線断層像を表示する
    表示部を複数備える画像表示装置が行う画像表示方法で
    あって、 前記針の画像を含むX線断層像から、前記針の端点を検
    出する検出工程と、 前記複数の表示部において、前記検出工程で検出された
    針の端点が表示されている表示部を特定し、当該表示部
    を通知する通知工程とを備えることを特徴とする画像表
    示方法。
  20. 【請求項20】 針を穿刺された被検体に対してフルオ
    ロスキャンを行うことで得られるX線断層像を表示する
    表示部を複数備える画像表示装置が行う画像表示方法で
    あって、 前記針の画像を含むX線断層像であって、当該X線断層
    像の集合である3次元画像を2値化して3次元ラベリン
    グ処理を施し、3次元連続領域を抽出する3次元連続領
    域抽出工程と、 前記3次元ラベリング処理の結果に従って、前記3次元
    画像から前記針の3次元連続領域と推定される領域を特
    定し、当該領域を包含する楕円体近似情報、もしくは直
    方体近似情報に基づいて、各X線断層像における針の画
    像を判断する判断工程と、 前記判断工程で針の画像と判断された画像から針の端点
    を検出する検出工程と、 前記複数の表示部において、前記検出工程で検出された
    針の端点が表示されている表示部を特定し、当該表示部
    を通知する通知工程とを備えることを特徴とする画像表
    示方法。
  21. 【請求項21】 更に、前記3次元画像に対して画像ノ
    イズ除去を行う3次元空間フィルタリング処理を施す3
    次元空間フィルタリング処理工程を備えることを特徴と
    する請求項20に記載の画像表示方法。
  22. 【請求項22】 前記3次元空間フィルタリング処理工
    程で前記フィルタリング処理に用いるフィルタとして
    は、ローパスフィルタ、中間値フィルタ、最大値フィル
    タ、最小値フィルタを含むことを特徴とする請求項21
    に記載の画像表示方法。
  23. 【請求項23】 前記3次元連続領域抽出工程では、注
    目平面に含まれる注目画素に対してラベリングを行う場
    合、前記注目画素を含む平面、及び当該平面に隣接する
    平面において、前記注目画素近傍の画素群を前記近傍マ
    スクを用いて参照し、 前記注目画素の値が1で、前記近傍マスク内でラベル番
    号が付けられている画素の数が複数種の場合、前記複数
    の画素のラベル番号のうち、最小のラベル番号を前記注
    目画素のラベル番号とし、 前記注目画素の値が1で、前記近傍マスク内でラベル番
    号が付けられている画素の数が1種の場合、前記画素の
    ラベル番号を前記注目画素のラベル番号とし、 前記注目画素の値が1で、前記近傍マスク内でラベル番
    号が付けられている画素が存在しない場合、既に用いた
    ラベル番号で最も大きいラベル番号に1を加算した数を
    前記注目画素のラベル番号とすることを特徴とする請求
    項19乃至21のいずれか1項に記載の画像表示方法。
  24. 【請求項24】 前記3次元連続領域抽出工程では、前
    記近傍マスク内でラベル番号が付けられている画素の数
    が複数の場合、前記複数の画素が接続していることを示
    す接続情報を生成することを特徴とする請求項23に記
    載の画像表示方法。
  25. 【請求項25】 更に、前記接続情報に基づいて、前記
    複数の画素を接続し、前記複数の画素のラベル番号を同
    じ番号にする接続工程を備えることを特徴とする請求項
    24に記載の画像表示方法。
  26. 【請求項26】 前記近傍マスクは注目画素を含むX線
    断層像、及び当該X線断層像に隣接するX線断層像に渡
    る形状であって、前記注目画素近傍の画素群を参照可能
    な3次元形状の近傍マスクであることを特徴とする請求
    項23乃至25のいずれか1項に記載の画像表示方法。
  27. 【請求項27】 前記判断工程では前記楕円体近似情報
    の長径と短径に基づいて、針の3次元連続領域と推定さ
    れる領域が針であるか否かの判断を行うことを特徴とす
    る請求項20に記載の画像表示方法。
  28. 【請求項28】 前記判断工程では、前記長径、短径、
    短径と長径の比、円形度、球体度のうち、少なくとも一
    つを求め、求めた結果を用いて針の3次元連続領域と推
    定される領域が針の領域であるか否かの判断を行うこと
    を特徴とする請求項27に記載の画像表示方法。
  29. 【請求項29】 前記判断工程で、針であると判断され
    た3次元連続領域に対して、対応するラベル番号を針の
    表示色にデータ変換することを特徴とする請求項20に
    記載の画像表示方法。
  30. 【請求項30】 前記検出工程では、前記判断工程で針
    の画像と判断された画像に対して、細線化処理を施した
    後、針の端点を検出することを特徴とする請求項20に
    記載の画像表示方法。
  31. 【請求項31】 前記通知工程では、前記検出工程で検
    出された針の端点が表示されている表示部のフレームの
    色を変更することを特徴とする請求項20に記載の画像
    表示方法。
  32. 【請求項32】 前記通知工程では、前記検出工程で検
    出された針の端点が表示されている表示部のフレームの
    色を所定の色で点滅させることを特徴とする請求項20
    に記載の画像表示方法。
  33. 【請求項33】 前記通知工程は更に、前記検出工程で
    検出された針の端点が表示されている表示部において、
    前記針の端点の位置、もしくはその近傍の画素の色を変
    更することを特徴とする請求項20乃至32のいずれか
    1項に記載の画像表示方法。
  34. 【請求項34】 更に、前記3次元画像、もしくはX線
    断層像において、前記検出工程で検出された針の端点近
    傍に生じるアーチファクトの有無を用いて、当該針の端
    点か否かをチェックするチェック工程を備えることを特
    徴とする請求項20乃至33のいずれか1項に記載の画
    像表示方法。
  35. 【請求項35】 前記チェック工程では、前記X線断層
    像の針の端点候補を中心に極座標変換、もしくはHou
    gh変換し、各針の端点候補まわりのCT値の標準偏差
    を求め、当該標準偏差を用いて前記針の端点の位置をチ
    ェックすることを特徴とする請求項34に記載の画像表
    示方法。
  36. 【請求項36】 更に、X線断層像に設けられた注目領
    域と前記検出工程で検出された針の端点との位置関係に
    応じた音声メッセージを通知する音声通知工程を備える
    ことを特徴とする請求項19乃至35の何れか1項に記
    載の画像表示方法。
  37. 【請求項37】 コンピュータを請求項1乃至18のい
    ずれか1項に記載の画像表示装置として機能させること
    を特徴とするプログラム。
  38. 【請求項38】 コンピュータに請求項19乃至36の
    いずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法を実行さ
    せることを特徴とするプログラム。
  39. 【請求項39】 請求項37又は38に記載のプログラ
    ムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
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JP5840738B1 (ja) * 2014-06-18 2016-01-06 株式会社モリタ製作所 表示方法、表示装置及びx線撮影装置

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