JP2003325470A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP2003325470A
JP2003325470A JP2002136415A JP2002136415A JP2003325470A JP 2003325470 A JP2003325470 A JP 2003325470A JP 2002136415 A JP2002136415 A JP 2002136415A JP 2002136415 A JP2002136415 A JP 2002136415A JP 2003325470 A JP2003325470 A JP 2003325470A
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gantry
magnetic resonance
imaging apparatus
resonance imaging
obstacle
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JP2002136415A
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Hirotaka Takeshima
弘隆 竹島
Shigeru Watabe
滋 渡部
Tetsuhiko Takahashi
哲彦 高橋
Tsutomu Suzuki
力 鈴木
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガントリの位置決め設定の煩わしさを解消
し、撮影と手術との間の移行を容易かつ短時間に行うこ
とができるようにする。 【解決手段】 手術中などの非撮影時には磁気共鳴イメ
ージング装置を構成するガントリ手段を、被検体から離
れた場所に退避させておいて、撮影時になったら移動制
御手段によってガントリ手段が被検体を搭載する寝台付
近に移動し、撮影箇所の位置決めを行う。撮影箇所の位
置決めが終わったら、制御手段の制御によって所望の断
層像の撮影が実行される。撮影終了後、ガントリ手段は
移動制御手段によって元の退避位置又は手術などの邪魔
にならない位置に退避させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核磁気共鳴現象を
利用して被検体である人体の所望部位の断層像を撮影す
る磁気共鳴イメージング装置に係り、特に撮影室内を移
動可能に構成された磁気共鳴イメージング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング装置は、磁場発生
手段を用いて被検体に静磁場及び傾斜磁場を与え、さら
に被検体に高周波磁場パルスを照射することによって被
検体に核磁気共鳴を起こさせ、その時に被検体から放出
されるエコー信号を検出し、検出されたエコー信号を信
号処理することによって被検体中の核スピンの密度分
布、緩和時間分布等を断層像として撮影するものであ
る。このような核磁気共鳴現象を発生させるための静磁
場は、空間的、時間的に一様な強度と方向を持ったもの
でなければならない。このような静磁場を発生する静磁
場発生手段は、永久磁石を用いたもの、超伝導磁石や常
電導磁石を用いたものに大別される。
【0003】これらの静磁場発生手段は、静磁場を発生
する場合に必ず外側に漏洩磁場が発生する。通常磁気共
鳴イメージング装置は病院内で使用されることから、ペ
ースメーカーを使用している人に対する安全対策が重要
である。また、静磁場発生手段から発生した漏洩磁場
は、ペースメーカーに影響を与えるだけでなく、鉄等の
強磁性体が静磁場発生手段に接近することによって、そ
の漏洩磁場により強磁性体が磁化され、静磁場発生手段
の方向に吸引される大きな力が働くようになる。この吸
引力は、強磁性体の寸法が大きいほど、また磁気透磁率
が高いほど大きい。従って、通常は、磁気共鳴イメージ
ング装置の設置された検査室内に強磁性体を持ち込まな
いようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在では、画像診断装
置を利用した非経皮的治療(IVR:Inter Ve
ntional Radiography)が一般的と
なり、画像診断装置として磁気共鳴イメージング装置が
使用されるようになってきた。従って、磁気共鳴イメー
ジング装置が手術室に設置されるようになり、手術中は
磁場領域から被検体を遠ざけるようにし、必要に応じて
被検体を磁気共鳴イメージング装置の撮影領域に移動す
るという作業を行っていた。
【0005】図1は、手術室に磁気共鳴イメージング装
置が設置され、そこで非経皮的治療を行う場合の従来の
概略構成を示す図である。図において、磁気共鳴イメー
ジング装置は、各種信号や電力の供給などを行うための
ケーブル10aによって接続された制御装置・画像処理
装置10とガントリ100とから構成される。このケー
ブル10aは、信号線の数に応じた本数のものであり、
散乱しないようにケーブルダクトに納められている。制
御装置・画像処理装置10は、予め定められたプログラ
ムに従って、ガントリ100上の送信コイル、受信コイ
ル、傾斜磁場コイルなどを制御して断層像の撮影を行
う。
【0006】磁気共鳴イメージング装置のガントリ10
0からはその周囲に漏洩磁場100aが発生している。
図では、漏洩磁場100aを3本の線で描いているが、
最外側の線として、約5ガウスラインが抽象的に示され
ている。被検体である患者101は寝台102の上に横
臥している。患者101の頭部は手術部固定具103に
固定されている。手術部固定具103の近傍は術野10
4と呼ばれる。この術野104が漏洩磁場100aの5
ガウスライン内に入らないようにガントリ100は退避
してある。患者101及び寝台102の周囲には、点
滴、心電計、手術用顕微鏡などの周辺機器105〜10
7が備えられている。また、手術部固定具103の近傍
には手術器具108を搭載した手術器具台109が備え
られている。術者110は、これらの周辺機器105〜
107及び手術器具108を用いて手術を行う。
【0007】ところが、手術器具108の中でも手術中
に用いられる鉗子等や周辺機器105〜107などは、
通常磁性材料でできているため、磁気共鳴イメージング
装置のガントリ100からの漏洩磁場100aの影響を
もろに受け、不注意によって誤って磁気共鳴イメージン
グ装置のガントリ100にこれらの手術器具108や周
辺機器105〜107を接近させた場合、これらが磁気
共鳴イメージング装置100の方向に吸引され、危険な
状態になる。また、周辺機器105〜107の中には、
漏洩磁場100aの影響によって誤動作するものもあ
る。そこで、図2に示すようにガントリ100を患者1
01の頭部に移動する場合には、周辺機器105〜10
7は漏洩磁場100aの影響を受けないような位置に退
避させている。
【0008】頭部対応の磁気共鳴イメージング装置のガ
ントリ100の総重量は約数百〜3000〔kg〕程度
と重く。また、ガントリ100のギャップは磁場強度の
向上、漏洩磁場の低減のために、約25〔cm〕前後と
非常に狭い間隔になっている。さらに、手術中の患者の
頭部には、種々のチューブやケーブル類が繋がっている
ので、これらのチューブやケーブル類をガントリ100
が引っ掛けてしまわないように十分に注意しながら位置
決めを行う必要があった。従って、人力で精密に位置決
めすることは非常に困難を極め、多大の時間を要してい
るのが現状である。また、人力で位置決めを行う場合、
ガントリ100の移動中に誤って退避中の周辺機器10
5〜107が漏洩磁場100a内に進入してしまうとい
うおそれもある。そこで、位置決めを自動的に行うこと
が考えられるが、患者に繋がっているチューブやケーブ
ル類がガントリ100に引っ掛かってしまい、外れてし
まうという危険性が高くなり、好ましくなかった。
【0009】この発明は、ガントリの位置決め設定の煩
わしさを解消し、撮影と手術との間の移行を容易かつ短
時間に行うことのできる磁気共鳴イメージング装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る磁気共鳴
イメージング装置は、被検体に静磁場及び傾斜磁場を与
える磁場発生手段と、前記被検体を構成する原子の核ス
ピンに核磁気共鳴を起こさせるために高周波磁場パルス
を照射する送信手段と、核磁気共鳴により放出されるエ
コー信号を検出する受信手段と、前記磁場発生手段、前
記送信手段及び前記受信手段を搭載して移動可能に構成
されたガントリ手段と、前記ガントリ手段を撮影時には
前記被検体の撮影位置に移動させ、撮影時以外には退避
位置に移動させる移動制御手段と、前記磁場発生手段、
前記送信手段及び前記受信手段を制御する共に前記エコ
ー信号に基づいて画像再構成演算を行い前記被検体の断
層像を作成する制御手段とを備えたものである。この発
明は、手術中などの非撮影時には磁気共鳴イメージング
装置を構成するガントリ手段を、被検体から離れた場所
に退避させておいて、撮影時になったら移動制御手段に
よってガントリ手段が被検体を搭載する寝台付近に移動
し、撮影箇所の位置決めが行われる。撮影箇所の位置決
めが終わったら、制御手段の制御によって所望の断層像
の撮影が実行される。撮影終了後、ガントリ手段は移動
制御手段によって元の退避位置又は手術などの邪魔にな
らない位置に退避させられる。このように移動制御手段
が自動的にガントリ手段の撮影箇所の位置決めまで行う
ので、ガントリ手段の位置決め設定の煩わしさが解消
し、撮影と手術との間の移行を容易かつ短時間に行うこ
とができるようになる。
【0011】請求項2に係る磁気共鳴イメージング装置
は、請求項1において、前記移動制御手段が、手動によ
って予め設定された撮影位置を記憶しておき、次回以降
の撮影時にはその記憶された撮影位置に前記ガントリ手
段を移動させるものである。撮影箇所である患部付近か
らはチューブやケーブル類が引き出されている場合があ
るので、これらとガントリが接触しないように十分に注
意する必要がある。そこで、最初に撮影箇所の位置決め
を行う場合には、手動操作などでガントリ手段の撮影箇
所の位置決めを行い、これ以降の撮影時には移動制御手
段によって自動的に撮影箇所の位置決めを行うようにし
た。
【0012】請求項3に係る磁気共鳴イメージング装置
は、請求項1又は2において、前記移動制御手段が、前
記ガントリ手段を撮影室内の床面に描かれたガイドライ
ンに沿って移動させるものである。床面にレールなどの
突起物を設けることは、殺菌が不十分になり、術者の移
動の妨げになるので、好ましくない。そこで、この発明
では、白線なのガイトラインを床面に引いて、それに沿
ってガントリ手段を誘導するようにした。
【0013】請求項4に係る磁気共鳴イメージング装置
は、請求項1、2又は3において、前記移動制御手段に
よって移動されるガントリ手段の移動状態を仮想的に表
示する表示手段を備えたものである。これによってガン
トリ手段がその移動方向に存在する障害物等に対して接
触するのか否かなどの関係を事前に確認することができ
る。
【0014】請求項5に係る磁気共鳴イメージング装置
は、請求項1から4までのいずれか1において、前記ガ
ントリ手段の移動経路中の障害物を検知する障害物検知
手段を備えるものである。撮影箇所である患部付近から
はチューブやケーブル類が引き出されている場合がある
ので、ガントリ手段がこれらの障害物に接触しないよう
に、障害物検知手段を設け、事前に障害物を検知するよ
うにしたものである。なお、障害物には、被検体も含む
概念である。
【0015】請求項6に係る磁気共鳴イメージング装置
は、請求項5において、前記移動制御手段が、前記障害
物検知手段によって障害物が検知された場合に前記ガン
トリ手段の移動を停止させるものである。ガントリ手段
に接触する可能性の高い障害物が障害物検知手段によっ
て検知された場合、安全のためにガントリ手段の移動を
停止するようにしたものである。
【0016】請求項7に係る磁気共鳴イメージング装置
は、請求項5又は6において、前記障害物検知手段が障
害物を検知したことを表示する表示手段を備えたもので
ある。ガントリ手段に接触する可能性の高い障害物が障
害物検知手段によって検知された場合、それを表示手段
に表示することによって、これを見た操作者等はその障
害物を取り除きガントリ手段が安全に撮影箇所に移動で
きるようにすることができる。
【0017】請求項8に係る磁気共鳴イメージング装置
は、請求項5、6又は7において、前記障害物検知手段
が、ガントリ手段の表面部に設けられた感圧センサで構
成されたものである。ガントリ手段が移動して障害物に
接触した場合、この感圧センサから接触信号が出力され
るので、容易に障害物を検知することができ、ガントリ
移動時の安全性を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る磁気共鳴イメージング装置の好ましい実施の形態につ
いて説明する。通常、患部の状態を確認するために、手
術開始前にMRI撮影を行う。その後、手術を実施した
後、患部の状態を確認するために、再度MRI撮影を実
施する。この撮影結果に基づいて、手術結果を判定し、
さらに手術を継続する必要があるか、終了してもよいか
の判断を行う。従って、少なくとも2回のガントリの位
置決めを行う必要が有り、手術を継続して行う場合には
その回数がさらに増加することになる。本発明では、ガ
ントリの位置きめ作業を容易化(自動化)することによ
り、作業者の負担を軽減すると共に、患者に対する安全
性を高めるようにしている。
【0019】手術を実施する際には、作業の邪魔になら
ないように、ガントリを作業領域から遠ざける必要があ
る。どの程度まで遠ざけるかは、ガントリの大きさや漏
洩磁場の広がり、周辺に配置される手術用機器・道具の
構成や材質などにより異なる。例えば、漏洩磁場を嫌う
機器を患部に近づける場合には、十分にガントリを遠ざ
ける必要がある。逆に、その必要がない場合には、単に
ガントリを床面近くまで下げ、作業領域を確保するだけ
で良い場合もある。手術中の確認撮影で、撮影位置を常
に固定として良い場合には、最初の確認撮影時のガント
リ位置、撮影断面を記憶手段に記憶させておき、2回目
以降の撮影では記憶手段に記憶させておいた位置にガン
トリを自動的に移動設定させることで、大幅な作業の省
略化、並びに誤操作などによる設定ミスなどを事前に防
ぐことが可能となる。
【0020】図3は、本発明による磁気共鳴イメージン
グ装置の全体構成を示すブロック図である。この磁気共
鳴イメージング装置は、図示のように、ガントリ1、制
御装置2及び画像処理装置3から構成される。ガントリ
1は、永久磁石11、照射コイル12、傾斜磁場コイル
13、受信コイル14、温度センサ15、ヒーター1
6、駆動機構17及び障害物検知センサ18などから構
成される。永久磁石11は、被検体の回りにその体軸方
向または体軸と直交する方向に均一な静磁場を発生させ
るものであり、被検体(図示せず)の周りのある広がり
をもった空間に設けられるものである。なお、静磁場を
発生するものは、永久磁石11の他に常電導方式あるい
は超電導方式の静磁場発生磁石を用いてもよい。
【0021】この永久磁石11の内部には、被検体の生
体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせ
るための高周波パルスを、ある所定のパルスシーケンス
で繰り返し照射する照射コイル12と、傾斜磁場を発生
させる傾斜磁場コイル13と、被検体の生体組織の原子
核の核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信
号)を検出する受信コイル14とが設けられている。傾
斜磁場コイル13は、互いに直交するデカルト座標軸方
向にそれぞれ独立にスライス方向傾斜磁場、位相方向傾
斜磁場、周波数方向傾斜磁場を被検体に印加できる構成
を有する。この傾斜磁場を印加することによって、エコ
ー信号に位置情報を付与することができる。
【0022】静磁場を発生する永久磁石11は、磁場強
度の温度依存性が高いために、温度制御を行う必要があ
る。そこで、温度センサ15及びヒータ16を設け、永
久磁石11の温度を測定し、ヒータ16を用いて永久磁
石11が一定温度となるように制御している。駆動機構
17は、モータや停止手段などから構成され、ガントリ
1の移動や撮影時の位置決めなどを行う。駆動機構17
は、移動時にはケーブルなどを介して外部から電力が供
給されるようになっているが、バッテリなどを搭載し、
その電力によって駆動されるようにしてもよい。障害物
検知センサ18は、ガントリ1の永久磁石11、照射コ
イル12及び傾斜磁場コイル13などが患者101又は
患者101に繋がっているチューブやケーブル類などに
接触しないように事前に検知するものである。図4は、
障害物検知センサ18の一例を示す図である。図4で
は、障害物検知センサ18は、ガントリ1の永久磁石1
1、照射コイル12及び傾斜磁場コイル13を覆うよう
にその表面に設けられた感圧センサ45,46によって
構成される。感圧センサ45,46は、ガントリ1の移
動方向に存在する障害物(患者101又は患者101に
繋がっているチューブやケーブル類など)などに接触し
た場合にその接触信号を障害物検知信号として移動制御
装置25に出力する。なお、感圧センサ45,46以外
にも障害物を検出するものして種々のセンサが存在する
ので、例えば、レーザ距離センサ、超音波センサ、光電
センサ、感圧センサ、赤外線センサ、モニタカメラによ
る画像分析シテスムなどを用いてもよい。感圧センサ4
5,46だけでは、実際に接触した場合に初めて障害物
を検知することになり、図4に示すように、患者101
の近傍にガントリ1が接近した状態、すなわちガントリ
1が患者101又はチューブやケーブル類などに接触す
る可能性があるか否かまでを検知することはできない。
そこで、モニタカメラなどを手術室内の適当な場所(ガ
ントリ1の移動領域をカバーし、間にモニタの障害にな
るものが入らないような場所)に設置し、感圧センサ4
5,46と併用して障害物を検知することによって、実
際に接触しなくてもその接触可能性を検知することがで
き、接触する前に障害物を除去することができるように
なる。
【0023】制御装置2は、傾斜磁場電源21、高周波
送受信系22、温度制御装置23、移動指示・計算部2
4、移動制御装置25及び表示装置26などから構成さ
れる。傾斜磁場電源21は、傾斜磁場コイル13に電流
を供給する。傾斜磁場電源21は、画像処理装置3のシ
ーケンサ32によって制御される。高周波送受信系22
は、インターフェイス27、シンセサイザ28、送信系
29及び受信系2Aから構成される。インターフェイス
27は、画像処理装置3のシーケンサ32からの制御信
号を入力してシンセサイザ28に供給する。シンセサイ
ザ28は、シーケンサ32からの制御信号に基づいて高
周波パルスを生成し、それを所定の振幅で変調し、振幅
変調された高周波パルスを送信系29の高周波増幅器に
よって増幅し、照射コイル12に供給し、所定のパルス
状の電磁波を被検体に照射する。受信系2Aは、受信コ
イル14によって受信されたエコー信号を増幅する増幅
器、直交位相検波器及びA/D変換器を有している。受
信系2Aは、送信側の照射コイル12から照射された電
磁波によって被検体から発生された電磁波(NMR信
号)を被検体に近接して配置された受信コイル14で検
出すると、そのエコー信号を増幅器、直交位相検波器及
びA/D変換器を介し所定のデジタル量に変換するとと
もに、シーケンサ32からの指令によるタイミングで直
交位相検波器によってサンプリングされた二系列の収集
データに変換して、インターフェイス27を介してシー
ケンサ32に送信する。
【0024】温度制御装置23は、温度センサ15によ
って測定された永久磁石11の温度に基づいてヒータ1
6に流す電流を調整して、永久磁石11の温度を制御す
る。移動指示・計算部24は、ガントリ1の移動方向、
移動速度、停止位置などを計算し、その計算結果を移動
制御装置25に出力すると共に表示装置26に出力す
る。移動制御装置25は、移動指示・計算部24からの
計算結果並びに障害物検知センサ18の障害物検知信号
に基づいて駆動機構17、すなわちガントリ1の移動動
作を制御する。表示装置26は、移動指示・計算部24
からの計算結果及び移動制御装置25の駆動機構17に
対する移動制御信号に基づいて、ガントリ1の実際の移
動位置などをモニタなどに表示するものである。この表
示装置26を目視することによって、ガントリ1の仮想
的な移動方向、移動距離、停止位置などを確認すること
ができるようになっている。
【0025】画像処理装置3は、高速アレイプロセッサ
31、シーケンサ32、外部記憶装置33、設定スイッ
チ34、ディスプレイ35などから構成される。高速ア
レイプロセッサ31は、予め定められたプログラムに従
って、シーケンサ32を介して制御装置2を制御する。
シーケンサ32は、高速アレイプロセッサ31からの制
御指令に基づいて動作し、被検体の断層画像のデータ収
集に必要な種々の命令を傾斜磁場電源21及び高周波送
受信系22に出力する。シーケンサ32は、被検体の生
体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせ
る高周波磁場パルスをある所定のパルスシーケンスで繰
り返し印加させるものであり、高速アレイプロセッサ3
1の制御の下で動作する。また、シーケンサ32は、被
検体の断層像のデータ収集に必要な種々の命令を傾斜磁
場電源21及び高周波送受信系22に出力する。設定ス
イッチ34は各種状態を設定したり入力したりすること
のできるキーボードやマウスなどの操作子である。外部
記憶装置33は、磁気ディスクや光ディスク等で構成さ
れる。ディスプレイ35は、CRTや液晶等から構成さ
れ、断層画像などを表示する。高速アレイプロセッサ3
1は、受信系2Aからのデダシルデータをフーリエ変換
や補正係数計算等の信号処理及び画像再構成等の処理に
基づいた結果である任意断面の信号強度分布あるいは複
数の信号に適当な演算を行って得られた分布を画像化し
てディスプレイ35に断層画像として表示するととも
に、外部記憶装置33に記録する。
【0026】図5は、図3の実施の形態に係る磁気共鳴
イメージング装置を備えた手術室内の様子の概略を示す
図であり、室内を上から見た図である。この図では、被
検体である患者101が寝台102の上に横臥してい
る。患者101の頭部は手術部固定具103に固定され
ている。手術部固定具103の近傍が術野となる。この
術野にガントリ1が移動してきて、位置決め設定され、
MRI撮影を行う。図では、患者101及び寝台102
の周囲には、術者及びその補助者など複数人が立ってい
る。図では、画像処理装置3のディスプレイ35、周辺
機器106の麻酔装置及び手術用顕微鏡107が患者1
01及び寝台102の上側に配置され、手術器具108
を搭載した手術器具台109及び点滴105が下側に配
置されている。術者及びその補助者などは、これらの周
辺機器105〜107及び手術器具108を用いて手術
を行う。
【0027】図5では、ガントリ1は、退避位置となる
手術室40の左下隅に退避した状態にある。手術室40
はその周囲が電磁シールドルームとなっている。ガント
リ1は、この退避位置から床面に描かれた白線41など
のガイドラインに沿って、点線で示したガントリ1aの
位置、すなわち撮影位置に自動的に移動するようになっ
ている。このガントリ1は、障害物検知センサ18の一
つとして視覚センサを内臓しており、この視覚センサで
白線41をトレースして誘導されることによって、撮影
位置に移動するようになっている。手術室40の環境と
して、床面にレールなどの突起物を設けることは、殺菌
が不十分になり、術者の移動の妨げになるので、好まし
くない。そこで、白線41を床面に引いて、それに沿っ
てガントリ1を誘導するようにしている。被検体である
患者101は寝台102の上に横臥しているので、手術
を行うときは、ガントリ1はガントリ1aに配置され
る。そして、患者101の頭部付近、すなわち術野を撮
影可能な位置に位置決め設定される。なお、手術前のM
RI撮影時には、ガントリ1の術野付近までの移動は自
動で行い、術野に近づいてからは手動で移動させるよう
にする。なお、寝台102の所定位置に電波発信器、超
音波発信器等を配置し、ガントリ1を撮影可能な位置に
位置決めするようにしてもよい。これらの発信器は、撮
影中は画像ノイズとなるおそれがあるので、撮影中はそ
の電源はオフ状態にすることが望ましい。また、レーザ
光線を用いてガントリ1を誘導することも可能である。
この場合には、経路の途中にレーザ光線を遮るものがあ
ると位置の同定が困難となるので、複数箇所から位置同
定のためのレーザ光線を発射することにより対処可能で
ある。また、ガントリ1の退避位置と撮影時の位置が固
定されている場合には、一旦、人が確認しながらガント
リ1を移動させ、その際の経路(方向、距離)などを記
憶させておくことによって、所定位置間の自動移動を可
能とすることができる。
【0028】図6は、ガントリの移動システムの基本構
成を示すブロック図であり、図3の中からガントリの移
動システムに関する部分を抜粋して示す図である。移動
指示入力部241及び移動方向・移動量計算部242が
図3の移動指示・計算部24を構成し、障害物判定部2
51及び移動制御部252が図3の移動制御装置25を
構成する。
【0029】移動指示入力部241は、画像処理装置3
の設定スイッチ34などから出力される移動指示(撮影
位置への移動指示、退避位置への移動指示など)を入力
し、それを移動方向・移動量計算部242に出力する。
移動方向・移動量計算部242は、移動指示に基づいて
ガントリ1の移動方向及び移動量を計算し、それを移動
制御部252及び表示装置26に出力する。一方、障害
物検知センサ18は、ガントリ1の移動方向に存在する
障害物などを検知し、障害物検知信号を障害判定部25
1に出力する。障害物判定部251は、障害物検知セン
サ18からの障害物検知信号に基づいて、その検知され
た物体がガントリ1の移動方向に対する障害物であるか
否かの判定を行い、障害物と判定した場合には、その障
害物の位置に関する情報を移動制御部252及び表示装
置26に出力する。
【0030】移動制御部252は、移動方向・移動量計
算部242から出力されるガントリ1の移動方向及び移
動量に基づいて、ガントリ1の移動経路を算出し、それ
を移動機構17に出力する。また、移動制御部252
は、障害物判定部251から出力される障害物の位置に
関する情報に基づいて、ガントリ1の移動経路上に障害
物が存在しないかどうかを常時監視し、障害物の存在を
確認した場合には、移動機構17に移動停止信号を出力
し、ガントリ1の移動を中断させると共に移動経路上に
異常があることを表示装置26に表示する。
【0031】移動機構17は、移動制御部252から出
力される位置情報に基づいて動作し、ガントリ1を移動
指示に対応した位置に移動させる。表示装置26は、移
動方向・移動量計算部242から出力されるガントリ1
の移動方向及び移動量と、障害物判定部251から出力
される障害物の位置に関する情報に基づいて、ガントリ
1の移動状態やガントリ1と障害物との接触状態を仮想
的に表示したり、移動制御部252から出力されるガン
トリ1の移動停止信号に基づいて、移動時の異常を表示
し、操作者にその場合の判断・対処を求める。なお、表
示装置26の表示としては、画像や文字などを表示する
以外に、音声などを発音してもよい。
【0032】図7は、ガントリ1の自動移動、障害物検
知及び障害物への対処に関する動作例を示すフロー図で
ある。ステップS70では、移動指示入力部241が移
動指示(撮影位置への移動指示、退避位置への移動指示
など)を移動方向・移動量計算部242に出力する。ス
テップS71では、移動方向・移動量計算部242が、
移動指示に基づいてガントリ1の移動方向及び移動量を
計算し、それを移動制御部252に出力する。また、ス
テップS71では、移動制御部252が、ガントリ1の
移動方向及び移動量に基づいて、ガントリ1の移動経路
を算出し、それを移動機構17に出力する。
【0033】ステップS72では、障害物検知センサ1
8が、ガントリ1の移動方向に障害物などが存在しない
かどうかを検知し、存在しないと(no)と判定した場
合にはステップS73に進み、存在する(yes)と判
定した場合にはステップS76に進む。ステップS73
では、障害物が検知されなかったので、移動機構17
が、移動制御部252から出力される位置情報に基づい
て、ガントリ1を移動指示に対応した位置に移動させ
る。ステップS74では、ガントリ1が指示された指定
位置に到達したか否かの判定を行い、到達した(ye
s)場合には次のステップS75に進み、到達していな
い場合にはステップS73にリターンして、移動処理を
続行する。ステップS75では、ガントリ1が指定位置
に到達したので、ガントリ1の移動を停止させる。
【0034】一方、ステップS76では、障害物が検知
されたので、移動機構17がガントリ1の移動を停止さ
せる。ステップS77では、障害物検知センサ18から
表示装置26に障害物検知信号が出力されるので、障害
物を検知したことを表示装置26に表示する。ステップ
S78では、表示装置26の表示を見た術者及びその補
助者などが障害物の除去を行う。ステップS79では、
障害物の除去が終了したことを画像処理装置3の設定ス
イッチ34などを操作して、移動再開の指示を行う。こ
れによって、ステップS71にリターンし、移動が再開
される。
【0035】図8は、図3の磁気共鳴イメージング装置
を用いて手術を行う場合の動作例を示すフロー図であ
る。ステップS80では、患者101を寝台102の所
定位置にセットする。ステップS81では、ガントリ1
の位置決めを行う。ステップS82では、患部の状態を
確認するために、手術開始前にMRI撮影を行う。ステ
ップS83では、最初の確認撮影時のガントリ1の撮影
位置を記憶手段に記憶させる。ステップS84では、手
術の邪魔にならないように、ガントリ1を作業領域から
退避させる。ステップS85では、手術を行う。ステッ
プS86では、2回目以降の撮影では記憶手段に記憶さ
せておいた撮影位置にガントリ1を自動的に移動させ位
置決めを行う。ステップS87では、手術を実施した後
の患部の状態を確認するために、再度MRI撮影を実施
する。ステップS88では、ガントリ1を退避させる。
ステップS89では、この撮影結果に基づいて患部を確
認し、手術結果を判定し、さらに手術を継続する必要が
あるか否かの判断を行う。再度、手術を行う(no)と
判断した場合にはステップS85にリターンして、再度
手術を行い、ステップS86〜ステップS89の処理を
繰り返し実行する。手術の必要なし(yes)と判断し
た場合には手術を終了する。手術を継続する場合にはそ
の回数だけガントリ1の位置決め、撮影、退避の動作を
繰り返し実行することになる。
【0036】なお、ガントリを頭部手術に適用する場合
を考えると、受信コイルのフレームに対してガントリの
位置を設定させることが可能である。すなわち、MRI
を用いた頭部手術において、頭部を固定支持する部材と
受信コイルとを兼用させるものが特開2000−300
580号公報に開示されている。そこで、手術期間を通
じて撮影部位が一定である場合には、この兼用固定支持
部材を用いることによって、その固定支持部材とガント
リとの相対的位置を固定することが可能となり、手動に
よる初期の位置決めを簡略化することができる。また、
兼用固定支持部材を用いる代りに、MRI信号を発生す
るサンプルを固定支持部材に埋め込み、MRI装置で検
出した信号を基準にガントリ位置を移動制御してもよ
い。また、特定波長の光を発生する部品を固定部材に取
り付け、この光をガントリの複数箇所に取り付けた光検
出手段で計測することによって、その相対位置関係を把
握しガントリ位置を移動制御するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ガントリの位置決め設
定の煩わしさを解消し、撮影と手術との間の移行を容易
かつ短時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 手術室に磁気共鳴イメージング装置が設置さ
れ、そこで非経皮的治療を行う場合の従来の概略構成を
示す図である。
【図2】 ガントリを患者の頭部に移動した場合の様子
を示す図である。
【図3】 本発明による磁気共鳴イメージング装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図4】 図3の障害物検知センサの一例を示す図であ
る。
【図5】 図3の実施の形態に係る磁気共鳴イメージン
グ装置を備えた手術室内の様子の概略を示す図であり、
室内を上から見た図である。
【図6】 ガントリの移動システムの基本構成を示すブ
ロック図であり、図3の中からガントリの移動システム
に関する部分を抜粋して示す図である。
【図7】 ガントリの自動移動、障害物検知及び障害物
への対処に関する動作例を示すフロー図である。
【図8】 図3の磁気共鳴イメージング装置を用いて手
術を行う場合の動作例を示すフロー図である。
【符号の説明】
1,1a…ガントリ 11…永久磁石 12…照射コイル 13…傾斜磁場コイル 14…受信コイル 15…温度センサ 16…ヒータ 17…駆動機構 18…障害物検知センサ 2…制御装置 21…傾斜磁場電源 22…高周波送受信系 23…温度制御装置 24…移動支持・計算部 25…移動制御装置 26…表示装置 27…インターフェイス 28…シンセサイザ 29…送信系 2A…受信系 3…画像処理装置 31…高速アレイプロセッサ 32…シーケンサ 33…外部記憶装置 34…設定スイッチ 35…ディスプレイ 40…手術室 41…白線 45,46…感圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 哲彦 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 鈴木 力 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB36 AD08 AD17 CA58 CA70 EA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に静磁場及び傾斜磁場を与える磁
    場発生手段と、 前記被検体を構成する原子の核スピンに核磁気共鳴を起
    こさせるために高周波磁場パルスを照射する送信手段
    と、 核磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出する受信
    手段と、 前記磁場発生手段、前記送信手段及び前記受信手段を搭
    載して移動可能に構成されたガントリ手段と、 前記ガントリ手段を撮影時には前記被検体の撮影位置に
    移動させ、撮影時以外には退避位置に移動させる移動制
    御手段と、 前記磁場発生手段、前記送信手段及び前記受信手段を制
    御すると共に前記エコー信号に基づいて画像再構成演算
    を行い前記被検体の断層像を作成する制御手段とを備え
    たことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記移動制御手段
    は、手動によって予め設定された撮影位置を記憶してお
    き、次回以降の撮影時にはその記憶された撮影位置に前
    記ガントリ手段を移動させることを特徴とする磁気共鳴
    イメージング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記移動制御
    手段は、前記ガントリ手段を撮影室内の床面に描かれた
    ガイドラインに沿って移動させることを特徴とする磁気
    共鳴イメージング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3において、前記移動
    制御手段によって移動されるガントリ手段の移動状態を
    仮想的に表示する表示手段を備えたことを特徴とする磁
    気共鳴イメージング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1におい
    て、前記ガントリ手段の移動経路中の障害物を検知する
    障害物検知手段を備えることを特徴とする磁気共鳴イメ
    ージング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記移動制御手段
    は、前記障害物検知手段によって障害物が検知された場
    合に前記ガントリ手段の移動を停止させることを特徴と
    する磁気共鳴イメージング装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において、前記障害物検
    知手段が障害物を検知したことを表示する表示手段を備
    えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  8. 【請求項8】 請求項5、6又は7において、前記障害
    物検知手段は、ガントリ手段の表面部に設けられた感圧
    センサで構成されたことを特徴とする磁気共鳴イメージ
    ング装置。
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