JP2003325369A - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JP2003325369A
JP2003325369A JP2002136646A JP2002136646A JP2003325369A JP 2003325369 A JP2003325369 A JP 2003325369A JP 2002136646 A JP2002136646 A JP 2002136646A JP 2002136646 A JP2002136646 A JP 2002136646A JP 2003325369 A JP2003325369 A JP 2003325369A
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JP
Japan
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spray
fluid
shower
nozzle
spraying
Prior art date
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JP2002136646A
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English (en)
Inventor
Yu Kawai
祐 河合
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴霧刺激が慢性化せず、好適に入浴できるコ
ンパクトな全身シャワー装置を提供する。 【解決手段】 噴霧ノズル22〜29の1次側圧力を噴
霧自動切替え手段33により周期的に変化させること
で、アーム14及びシャワー本体11に設けられた各々
の噴霧ノズル22〜27から噴霧される流体の噴出速度
及び噴霧量を変化させる。これにより、人体への噴流刺
激強さが変化し、刺激感が慢性化することがない。ま
た、装置全体からの噴霧量を増加させずに刺激感が受け
られるため、節水感と満足感が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャワー温浴を行
なうシャワー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のシャワー装置は、特開平1
0−28656号公報に記載されているようなものがあ
った。このシャワー装置は図15に示すように家屋内外
の浴室2または専用シャワ―ルーム内に設置されたシャ
ワー装置1において、着座してシャワー温浴する入浴者
3に対して、ある一定の広がり(即ち、噴出パターンが
全て円錐状で、噴出角は約30°〜50°の範囲であ
る)を持って噴出される複数個の噴出ノズル4を入浴者
3の前面と後面の一部に向け、一定間隔をおいてノズル
アーム5または、シャワー装置1の一部に設置して構成
されていた。そして上記複数個の噴出ノズル4から噴出
される温水シャワーは、入浴者3の下半身部の前後左右
に間隔を置いて凹凸状に噴出されつつ、シャワー入浴を
するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャワ
ー装置から噴出する噴流は所定の噴霧角度を有する噴霧
ノズルから所定量が噴霧されるため、所定時間浴びると
噴霧刺激の感覚が慢性化し、刺激感が乏しく感じる場合
がある。また、噴霧ノズルから吐出する水量を少なくす
ると、全身に当たる湯量が減少し、刺激感が不足するこ
とが考えられる。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、全身にシャワーを浴びている際に、噴流による刺激
感が慢性化することなく、且つ噴霧流量を減少させた際
にも満足が得られる噴流刺激がある節水型のシャワー装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、シャワー本体と、シャワー本体に設けられた
アームと、シャワー本体及びアームに設けられた流体を
噴出する複数の噴霧ノズルと、複数の噴霧ノズルの少な
くとも1つ以上が一時的且つ順に噴霧を停止する噴霧自
動切り替え手段を備えたものである。
【0006】上記発明によれば、各噴霧ノズルの1次圧
が噴霧自動切替え手段により周期的に変化させること
で、アーム及びシャワー本体に設けられた各々の噴霧ノ
ズルから噴霧される流体の噴出速度及び噴霧量が変化す
る。これにより、シャワーを浴びている人は噴流からの
刺激強さが変化し、刺激感が慢性化することがない。よ
って、シャワー装置全体から噴霧される流量を増やさな
くても刺激感を受けることができる。また、シャワー装
置全体から噴霧される流量を低減させた場合でも、周期
的ではあるが噴霧ノズルから噴霧される流体の一部分は
噴霧刺激量を保持することができるため、入浴者は節水
感と満足感を得られることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、シャワー
本体と、シャワー本体に設けられたアームと、シャワー
本体及びアームに設けられた流体を噴出する複数の噴霧
ノズルと、複数の噴霧ノズルの少なくとも1つ以上が一
時的且つ順に噴霧を停止する噴霧自動切り替え手段を備
えたものである。
【0008】そして、噴霧自動切替え手段により各噴霧
ノズルの1次圧が周期的に変化する。つまり、噴霧自動
切替え手段を動作させないで、各噴霧ノズルから吐出す
る場合に比べ、所定の噴霧ノズルでは噴霧量が増加し噴
霧刺激感も大きくなり、その他の所定の噴霧ノズルでは
噴霧量が減少し噴霧刺激感が小さくなる。よって、それ
ぞれの噴霧ノズルからの噴霧刺激感が変化し、入浴者は
適度な噴霧刺激を得ることになり、刺激感が慢性化する
ことがない。また、入浴者により個人差はあるが、一定
量以上の噴霧圧がないと刺激感が乏しくなるが、周期的
ではあるが一部分でも一定圧力が確保されていれば、入
浴者はシャワーを浴びる際の刺激感を満足することがで
き、節水効果と満足感が確保することもできる。
【0009】請求項2記載の発明は、シャワー噴霧時
は、噴霧ノズルの少なくとも1つ以上から所定量以上の
流体が常時吐出するようにしたものである。
【0010】そして、一部の噴霧ノズルから湯が所定量
以上常時噴霧されることで、シャワーを浴びている人が
寒さを感じずに入浴することができる。さらに、シャワ
ーは多くの場合はガスや石油を熱源とする給湯機に接続
されており、出湯動作を一時停止したり、所定出湯量以
下にすると、配管条件や気温などの使用条件により、配
管内で冷水と温水のサンドイッチ現象が生じてしまうこ
とが考えられる。つまり、シャワー装置に加熱されない
状態で水が供給されたり、熱い湯が供給されたりするた
め、湯温が変化し、入浴者によっては不快感を感じる場
合がある。常に所定量以上の噴霧量を確保することで好
適なシャワー入浴ができる。
【0011】請求項3記載の発明は、シャワー入浴者の
周囲に冷気を遮断する膜状の流体を噴霧する膜状噴霧ノ
ズルを備えたものである。
【0012】そして、膜状に噴霧するノズルを身体の側
面及び上面等に配置し、湯のカーテン状の膜で身体周囲
を覆うことで壁面等から冷輻射や冷気が遮断される。よ
って、寒さを感じることなく好適なシャワー入浴ができ
る。
【0013】請求項4記載の発明は、全身に流体を噴霧
する全身モードと、腰や首、肩などのツボのみに集中噴
霧する部分刺激モードを備え、全身モード使用時に噴霧
自動切換え手段が動作するようにしたものである。
【0014】そして、全部の噴霧ノズルから同時に噴霧
させた場合と比較して、一部分の噴霧ノズルからの吐出
流量を規制することで一部分の噴霧ノズルでは周期的に
噴霧圧が増し、刺激感が向上する。また部分的に腰や
首、肩などのツボに所定の噴霧ノズルから集中噴霧させ
ることで、血行促進が促される。よって入浴者は異なる
噴霧パターンを入浴の際の気分により自在に切替えて使
用でき、好適に入用することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、全身に流体を噴霧
する際に全身モードと、腰や首のツボに集中噴霧する部
分刺激モードを備え、部分刺激モード使用時に噴霧自動
切換え手段が動作するようにしたものである。
【0016】そして、腰や首、肩などのツボを刺激する
のに必要な噴霧個所に断続的に噴霧する。また周期的に
且つ各ノズルから順に噴霧させるためより強い刺激が得
られる。
【0017】請求項6記載の発明は、シャワー入浴者の
周囲に冷気を遮断する膜状の流体を噴霧する膜状噴霧ノ
ズルは、専用の水回路を備えることにより、噴霧自動切
換え手段により噴霧を一時停止させないようにしたもの
である。
【0018】そして、膜状噴霧ノズルからは湯のカーテ
ン状の膜が噴霧され、常時入浴者の身体を覆うこととな
る。よって壁面等から冷輻射や冷気が遮断され、全身に
湯を噴霧しない部分刺激モードでも暖かく入浴すること
ができる。また、部分刺激モードから全身モードに、あ
るいは全身モードから部分刺激モードに切替えた際にシ
ャワー装置内に滞留水ができ湯温が低下した湯が噴霧さ
れた場合でも、常に暖かい湯が身体周囲に噴霧されてお
り、配管内の滞留水による冷ット感を低減することがで
き、切替え動作による不具合も解消できる。
【0019】請求項7記載の発明は、噴霧自動切り替え
手段が、筐体と、筐体内に流体を流入させる流入口と、
筐体から流体を吐出する複数の吐出口と、流入口から流
入した流体により駆動する回転体と、回転体に設けられ
た少なくとも1つ以上の開口部とを有し、開口部が所定
の吐出口と連通した際に、所定の吐出口から流体が吐出
するようにしたものである。
【0020】そして、筐体内に流体が流れ込むと、自動
的に回転体を駆動する。回転体が駆動すると、開口部と
連通される吐出口が変化する。これにより、電気的に駆
動する機構を有さずに各噴霧ノズルからの噴霧パターン
を間欠的に変化させることができる。
【0021】請求項8記載の発明は、噴霧自動切り替え
手段が、筐体と、筐体内に流体を流入させる流入口と、
筐体から流体を吐出する複数の吐出口と、流入口を流入
する流体の流体エネルギーを電気エネルギーに変換する
発電手段と、発電手段で発電した電気エネルギーで回転
駆動する駆動手段と、駆動手段により回転駆動する回転
体と、回転体に設けられた少なくとも1つ以上の開口部
とを有し、開口部が所定の吐出口と連通した際に、所定
の吐出口から流体が吐出するようにしたものである。
【0022】そして、筐体内に流体が流れ込むと、発電
手段で電気を発生させる。これにより、電気部品が使用
でき、電気部品を利用した間欠的な噴流制御が可能とな
る。つまり、使用者は電気工事や乾電池の交換を行うこ
となくより刺激感のあるシャワー装置により好適な入浴
が実現できる。
【0023】請求項9記載の発明は、噴霧自動切り替え
手段が、筐体と、筐体内に流体を流入させる流入口と、
筐体から流体を吐出する複数の吐出口と、前記電気エネ
ルギーで駆動する回転体と、回転体に設けられた複数の
開口部とを有し、開口部が吐出口と連通時のみ、流体が
吐出口から吐出するようにしたものである。
【0024】そして、電気エネルギーで回転体を駆動さ
せることで、筐体内を通過する流体の量に関係なく噴流
制御を行うことができる。よって、水圧などの設置条件
に関係なく噴流パターンが確保できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0026】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
けるシャワー装置の概略図、図2は同シャワー装置の水
回路構成図、図3は同シャワー装置の全身モードの使用
状態を示す正面図、図4は同シャワー装置の全身モード
の使用状態を示す側面図、図5は同シャワー装置の部分
刺激モードの使用状態を示す側面図、図6は同装置の扇
型ノズルAの要部断面図と噴霧パターン図、図7は同装
置の充円錐型ノズルA、Bの要部断面図と噴霧パターン
図、図8は同装置の空円錐型ノズルAの要部断面図と噴
霧パターン図、図9は同装置の空円錐型ノズルBの要部
断面図と噴霧パターン図、図10は同装置の扇型ノズル
Bの要部断面図と噴霧パターン図、図11は自動噴霧切
り替え手段の構成図、図12は各種ノズルの噴射距離と
噴射水温の温度減少量の特性を示すグラフである。
【0027】図1〜図11を用いて構成を説明する。1
1は楕円型形状をしたシャワー装置の本体で、非使用時
はその最大横幅12が略成人の平均肩幅(日本人の人体
計測データ集:発行元・人間生活工学研究センターによ
る)より狭く、その最大縦方向長13は略成人の肩部か
ら腰部までの平均長さ(日本人の人体計測データ集:発
行元・人間生活工学研究センターによる)程度としてい
る。
【0028】本体11の両側面には、概三日月状の切り
欠き部(以下、凹部)11aが設けられている。また凹
部11aの上方側端面11bにはアーム14が接続され
る支点軸15が垂直軸に対して約20〜30度下方に傾
斜して設けられ、この支点軸を中心にアームが回転移動
するようになっている。
【0029】よって、アーム14の先端が支点軸15に
対して鉛直下方側に位置する際は、切り欠き部11aに
アーム部14が収納され、本体11前面とほぼ同一面と
なるようにアーム部14形状を構成することで見た目に
すっきりした形状としている。
【0030】また支点軸15に対し、アーム14先端を
前方に回転移動させた際には、上記したように支点軸1
5を傾斜して設けたことにより、両アームの先端及び中
腹部の間隔16が略成人の平均肩幅(日本人の人体計測
データ集:発行元・人間生活工学研究センターによる)
より広くなるようにしている。
【0031】これに伴い、アーム14を略水平に回転移
動させた際には、ア−ム14部下面が斜め下方に向くた
め、アーム14下面側に配置した後述する噴霧ノズルか
らの噴霧される温水が、本体11中心軸側に向けられ、
本体11前面側に入浴者が位置した場合は入浴者20に
向けられる。
【0032】また、左右の支点軸15には、支点軸15
を中心にアーム先端が鉛直上方側から鉛直下方側まで所
定間隔(約18度)で、アームの角度を調整できるよう
に角度調整手段(図示せず)が左右それぞれ独立して設
けられている。よって、姿勢・体体型に応じて好適な噴
霧状態を調整することが可能である。
【0033】なお、本実施例では、シャワー装置本体1
1は浴室の床面17に据え置き台19を設置し、転倒し
ないように壁面18へ取り付け台19を固定するように
している。壁面への固定方法は据え置き台の背面部を直
接壁面18に両面テープや吸盤などの接着部材で固定す
る方法や、ビスで固定する方法を用いる。20は本体1
1の前面に配置された椅子21に座った入浴者である。
【0034】また、本体11上部側には首から左右それ
ぞれの肩に向けて扁平状の温水を噴霧する図6に示す扇
型ノズルA22が、本体11中央下部側には背中全面に
充円錐状の水流を噴射する図7に示す充円錐型ノズル2
3が、本体11中央上部側には肩甲骨付近に脈動を与え
ながら鋭角円錐状に噴射する図9に示す空円錐型ノズル
28が、本体11下部側には腰付近に脈動を与えながら
鋭角円錐状に噴射する図9に示す空円錐型ノズル28
が、本体左右対称にそれぞれ2ケずつ設けられている。
また、両アーム14にはそれぞれ、アーム14先端側か
ら支点軸15側にかけて順に、胸腹部に脈動を与えなが
ら鋭角円錐状に噴射する図8に示す空円錐型ノズル2
4、足部に脈動を与えながら鋭角円錐状に噴射する図9
に示す空円錐型ノズル25、肩口から体側部(横腹、大
腿部横、膝下部横)に向けて扁平状の水流を噴射する図
10に示す扇型ノズルB26、肩部及び二の腕部に充円
錐状の水流を鈍角の角度で噴霧する図7に示す充円錐型
ノズル27がそれぞれ左右対称に2ケずつ設けられてい
る。
【0035】扇型ノズルA22は図5に示すように、ノ
ズルボディ22aと、ノズルボディ22a先端側に取り
付けられたノズルチップ22bと、ノズルボディ22a
を本体11に固定する取り付け部22dとで構成されて
いる。
【0036】また、ノズル流入側22eの外周は略球状
に構成されるとともに、リング状の取り付け部材22d
でO−リング22gを挟み込む構成にしており、本体1
1に対してその吐出方向が所定範囲内で自在に可変でき
るようにしている。
【0037】また、ノズルチップ22bには噴霧孔22
hが設けられ、噴霧孔22hの上流側には、流れ方向を
可変するための噴流ガイド22cが噴霧孔22h軸に対
して約45度傾斜しながら、所定距離おいて設けられて
いる。
【0038】そして、ノズルボディ22aの噴出孔22
hから吐出された流体は、噴流ガイド22cに衝突する
ことで流れ方向が可変されるとともに、噴流ガイド22
cに沿って流れることで、扁平(膜)状の扇型形状とな
る噴霧パターン101となる。
【0039】充円錐型ノズル23は図7に示すように、
ノズルボディ23aと、ノズルボディ23a先端側に取
り付けられたノズルチップ23bと、ノズルチップをノ
ズルボディ23aに固定するノズルキャップ23cと、
ノズルボディ23aをアーム14に固定する取り付け部
23dとで構成されている。また、ノズル流入側23e
の外周は略球状に構成されるとともに、リング状の取り
付け部材23dでO−リング23gを挟み込む構成にし
ており、本体11に対してその吐出方向が自在に可変で
きるようにしている。
【0040】また、ノズルキャップ23cの先端にはラ
ッパ状に末広がりの形状を有する噴霧孔23hが設けら
れ、噴霧孔23hの上流側には、微粒子を発生するため
の混合室23iがノズルチップ23bとの距離を一定に
保持するかたちで形成されている。
【0041】また、ノズルチップ23bの中心には噴霧
孔23hの中心軸状に位置する直流孔23jを貫設され
ると共に、直流孔23jの外側には、旋回流を発生する
ための3つの旋回孔23kが設けられている。噴霧パタ
ーンは102の状態となる。実際には旋回しながら吐出
されるが噴射面に対してほぼ均一に湯水が噴霧分布され
るうえ、粒子径が小さいことから脈動感は感じられな
い。
【0042】空円錐型ノズル24は図8に示すように、
ノズルボディ24aと、ノズルボディ24a先端側に取
り付けられたノズルチップ24bと、ノズルチップを固
定するノズルキャップ24cと、ノズルボディ24aを
アーム14に固定する取り付け部24dとで構成されて
いる。特にノズルボディ24aの流入側24eと噴出側
24fは約45°屈曲した形状となっている。また、ノ
ズル流入側24bの外周は略球状に構成されるととも
に、リング状の取り付け部材24でO−リング24gを
挟み込む構成にしており、アーム14に対してその吐出
方向が自在に可変できるようにしている。
【0043】また、ノズルキャップ24cの先端には噴
霧孔24hが設けられ、噴霧孔24hの上流側には、微
粒子を発生するための混合室24iがノズルチップ24
bとの距離を一定に保持する方法により形成されてい
る。
【0044】また、ノズルチップ24bの中心には噴霧
孔24hの中心軸状に位置する直流路24jを貫設され
ると共に、ノズルチップ24bの外周面には3個の螺旋
状の溝(略三条ネジ、図示せず)が形成され、ノズルチ
ップ24bがノズルボディ24aに装着されることで、
旋回流路24kが形成されている。
【0045】そして、湯水がノズルボディ24aの流入
側24eに入るとその屈曲形状により流れ方向が変わ
り、その流れ方向で噴出側24fに設けられたノズルチ
ップ24cの直流路24j及び旋回流路24kに流れ込
む。旋回流路24kに流入した湯水は勢いよく回転力が
付与されながら混合室24iに流れ込むとともに、混合
室24i内では直流路24jから流れ出たの直進流と合
流し噴霧孔24hに至る過程でその相互作用により噴霧
粒子が粗密状態を連続的に作りながら旋回脈動状態を有
する旋回噴霧パターン103(空円錐形噴霧状態)とな
って噴霧孔24hより噴霧される。
【0046】空円錐型ノズル25は図9に示すように、
ノズルボディ25aと、ノズルボディ25a先端側に取
り付けられたノズルチップ25bと、ノズルチップを固
定するノズルキャップ25cと、ノズルボディ25aを
アーム14に固定する取り付け部25dとで構成されて
いる。この際、ノズルボディ25aの流入側25eと噴
出側25fは直線形状となっている。また、ノズル流入
側25bの外周は略球状に構成されるとともに、リング
状の取り付け部材25dでO−リング25gを挟み込む
構成にしており、アーム14に対してその吐出方向が自
在に可変できるようにしている。
【0047】また、ノズルキャップ25cの先端には噴
霧孔25hが設けられ、噴霧孔25hの上流側には、微
粒子を発生するための混合室25iがノズルチップ25
bとの距離を一定に保持する方法により形成されてい
る。
【0048】また、ノズルチップ25bの中心には噴霧
孔25hの中心軸状に位置する直流路25jを貫設され
ると共に、ノズルチップ25bの外周面には3個の螺旋
状の溝(略三条ネジ、図示せず)が形成され、ノズルチ
ップ25bがノズルボディ25aに装着され、ノズルキ
ャップ25cで固定されることで、旋回流路25kが形
成されている。噴霧パターンは104の状態となる。
尚、空円錐型ノズル24、25はノズルボディ24b、
ノズルボディ25bの形状が異なる以外は同一であり、
動作の記載は省略する。
【0049】扇型ノズルB26は図10に示すように、
ノズルボディ26aと、ノズルボディ26a先端に取り
付けられたノズルチップ26bと、ノズルボディ26a
をアーム14に固定する取り付け部26dとで構成され
ている。また、ノズル流入側26eの外周は略球状に構
成されるとともに、リング状の取り付け部材26dでO
−リング26gを挟み込む構成にしており、アーム14
に対してその吐出方向が所定範囲で自在に可変できるよ
うにしている。
【0050】また、ノズルチップ26bの先端にはVカ
ットした噴霧孔26hが設けら、湯水がノズル流入側2
6eから流入し噴霧孔26hから噴霧されると、扇型で
扁平状(膜状)の噴霧パターン105となって噴霧孔2
6hより噴霧される。
【0051】充円錐型ノズル26は図7に示す充円錐型
ノズル23が本体11に取り付けられるのと同様に、ア
ーム14に取り付けられたものであり、また、空円錐型
ノズル27、28は図9に示す空円錐型ノズル24、2
5がアーム14に取り付けられるのと同様に、本体11
に取り付けられたものであり、その構成及び噴霧形状は
同様であり、記述を省略する。
【0052】一方、30はシャワー装置本体11の下部
に設けられた配管接続口である。この配管接続口30か
ら本体11に設けられた各噴霧ノズル22、23、2
8、29と、アームに設けられた各噴霧ノズル24,2
5,26,27に対し、左右それぞれ3系統の配管31
で構成されている。
【0053】さらに配管31には各噴霧ノズル22〜2
9の噴霧パターンを変更する為の流路切替手段である切
り替え弁32が設けられており、切り替え弁32から扇
型ノズルA22及び扇型ノズルB26に湯水を供給する
配管系31a、切り替え弁32から空円錐型ノズル2
4、25、充円錐型ノズル23、26に湯水を供給する
配管系31b、切り替え弁32から空円錐型ノズル2
7、28に湯水を供給する配管系31cが設けてある。
また配管系31cには図11に示す自動噴霧切り替え手
段33が設けられている。尚噴霧パターンは切り替え弁
32により、全身を温める全身モード、腰・肩を部分的
に刺激しながら寒さを感じないように全身をシャワーカ
ーテンで包み込む部分刺激モードを搭載している。
【0054】なお、33は図11に示すように、筐体3
3aと、筐体33a内部に設けられた回転軸33bと、
回転軸に挿入支持された複数の連通口33c及び複数の
羽根部33dを供え、筐体33a内を流れる流体により
回転する回転体33eと、筐体33aに流体を流入出さ
せる流入口33f、流出口33gが設けられている。
【0055】34は流量調整及び温度調整機能を有する
湯水混合栓(サーモ式湯水混合栓が一般的に用いられて
いる。以下、混合栓と呼ぶ)であり、その吐出部34a
と配管接続口30がシャワーホース35で接続されてい
る。尚、シャワーホース35の途中には、ハンドシャワ
ー36或いはシャワー本体11への流路を切り替える切
替手段37が設けられている。また混合栓34の給水・
給湯側には、それぞれ市水管(図示せず)と先止式給湯
機(図示せず)が連結されている。
【0056】次に動作、作用について図1〜図12を用
いて説明する。まず、混合栓34の温度調節ツマミ(図
示せず)をシャワー温浴温度(例えば約42℃)に設定
し、次に洗い場側カランあるいはシャワー側に流路を切
り替える流路切替ツマミ(図示せず)をシャワー側に切
替え、さらに切替手段37をシャワー装置本体11側に
切り替え、本体11下方横に設けられた切り替え弁を全
身モードに切り替える。この状態で流量調節ツマミ(図
示せず)を回すことで開成すると、混合栓34に連結さ
れた給湯機(図示せず)が作動し、また市水管から夫々
湯と水が混合されて設定温度(例えば約42℃)の湯水
が、配管接続口28からシャワー装置の本体11内部に
流入し、図2に示すように切り替え弁32で全身モード
でとなるように流路が切り替えられ配管系31aからは
扇型ノズルA22及び扇型ノズルB26に湯水が連続的
に供給されると共に、配管系31bからは充円錐型ノズ
ル及び空円錐型ノズルのそれぞれが自動噴霧切替え手段
33により順に間欠的に湯水がそれぞれ供給される。つ
まり流入口33fより温水が流入すると、その流体エネ
ルギーにより羽根部33dが回転動作し、これに応じて
複数の連通口33bと、複数の流出口33gの連通状態
が変化し、各噴霧ノズル23、24、25、27に対し
順に連通・非連通の状態となる。
【0057】よって、各噴霧ノズル23、24、25、
27からは、順に間欠的或いは脈動的に湯水が吐出さ
れ、扇ノズルA22及び扇ノズルB26からは連続的に
湯水が吐出される。
【0058】即ち扇型ノズルA22と扇型ノズルB26
はそれぞれ図6の101、図9の105のような薄膜状
の扇形をした噴霧パターン形状で連続的に噴射され、図
2に示す温水シャワーカーテン領域106、107が形
成される(尚、扇型ノズルA22は扇型ノズルB26に
比べて噴霧流量を少なくすると共に噴霧角度を小さくし
ている)。
【0059】また空円錐型ノズル24は図8の103、
25はそれぞれ、図9の104のような空円錐状で脈動
し揚動する渦巻き状の噴霧パターン形状で順に間欠噴射
され、図3に示す噴射領域110、111を形成する。
【0060】さらに充円錐型ノズル23、27は図7の
105ような充円錐状の鈍角噴霧パターン形状で順に間
欠的に噴射され、図3に示す噴射領域108、109を
形成する。
【0061】なお、噴射領域106〜111は左右対称
の噴射状態となるが、書面の都合上片側のみを記載して
いる。
【0062】以上のことから、入浴者20が本体11に
背を向け椅子21に腰掛けて使用した場合は人体背面側
に、扇型ノズルA22から噴霧される略水平で薄い膜状
の噴流が首部後方付近に連続的に、充円錐型ノズルA2
3から充円錐状の噴流が背中に間欠的にあたる。また、
頭部斜め前方付近に位置する空円錐型ノズル24、25
からは空円錐状で脈動し揚動する渦巻き状の噴流がそれ
ぞれ胸・腹付近、足元付近に間欠的にあたる。さらに、
頭部横付近に位置する扇型ノズル26からは略垂直で薄
い膜状の噴流が肩口から体側部(横腹、大腿部横、膝下
部横)付近に連続的に噴霧され、肩部後ろ斜め上方に位
置する充円錐型ノズル27から充円錐状の噴流が肩から
身体上方を包むよう間欠的にあたる。
【0063】つまり、扇型ノズルA22で形成される温
水シャワーカーテン106及び扇型ノズルB26で形成
される温水シャワーカーテン107により身体上層部及
び体側部から入浴者20に向けて流れ込んでくる冷気
流、あるいは周辺の壁からの冷輻射を遮断する冷気遮断
作用と、温水シャワーカーテン106の下層から上層へ
上昇あるいは、温水シャワーカーテン107の内側から
外側へ放散する熱気流を押さえ込む放熱防止作用が得ら
れた状態で身体各部位に順に間欠的に温水が噴霧される
ようになる。
【0064】さらにこれに加えて、噴霧距離が遠い場合
は噴霧角度を小さく且つ噴霧湯量を多くし、噴霧距離が
近い場合は噴霧角度を大きく且つ噴霧湯量を少なくする
ことで、図12に示すように体感温度特性が、体表面到
達時点で均一になるように各ノズル22〜27を組み合
わせることで、快適に湯が浴びられるようにしている。
よって、首部、背部、肩部、胸・腹部、足部を中心に肌
に直接触れる温熱作用と、各部位に当って流れ落ちる温
水による温熱作用により入浴者の全身を温める作用が得
られる。
【0065】また、人体にとって最も体感の高い首部、
肩部、腰部、足元を集中して温浴させることは、冷えき
った浴室内に入った入浴者に対し、 “冷ヤット感”を
与えずシャワー入浴を基本的に満足させることができ
る。しかも、頭髪、顔面、及び両耳部分に温水シャワー
が飛散してあたったり、濡らすことがないので快適、か
つスマートなシャワー入浴となる。また、胸・腹部、足
部にはノズル脈動し揚動するため、刺激感がありこれに
伴い血行促進効果も増え、温熱効果が増える。
【0066】次に切替手段37をシャワー装置本体11
側に切り替え、本体11下方横に設けられた切り替え弁
を部分刺激モードに切り替える。この状態で流量調節ツ
マミ(図示せず)を回すことで開成すると、設定温度の
湯水が、配管接続口30からシャワー装置の本体11内
部に流入し、図2の(b)に示すように切り替え弁32
で部分刺激モードとなるように流路が切り替えられ配管
系31aからは扇型ノズルA22及び扇型ノズルB26
に湯水が連続的に供給されると共に、配管系31cから
は空円錐型ノズル28、29それぞれが自動噴霧切替え
手段33により順に間欠的に湯水がそれぞれ供給され
る。これいより、空円錐ノズル28、29からは順に間
欠的或いは脈動的に湯水が吐出されながら、扇ノズルA
22及び扇ノズルB26からは連続的に湯水が吐出され
る。
【0067】即ち扇型ノズルA22と扇型ノズルB26
はそれぞれ図6の101、図10の106のような薄膜
状の扇形をした噴霧パターン形状で連続的に噴射され、
図3及び図4に示す温水シャワーカーテン領域106、
107が形成される。
【0068】また空円錐型ノズル28、29は図8の1
04のような空円錐状で脈動し揚動する渦巻き状の噴霧
パターン形状で順に間欠噴射され、図3及び図4に示す
噴射領域112、113を形成する。
【0069】なお、噴射領域106、107、112、
113は左右対称の噴射状態となるが、書面の都合上片
側のみを記載している。
【0070】以上のことから、入浴者20が本体11に
背を向け椅子21に腰掛けて使用した場合は人体背面側
に、扇型ノズルA22から噴霧される略水平で薄い膜状
の噴流が首部後方付近に連続的に、空円錐ノズル28か
ら脈動感のある噴流が肩甲骨付近に集中して間欠的にあ
たる。また、頭部横付近に位置する扇型ノズルB26か
らは略垂直で薄い膜状の噴流が肩口から体側部(横腹、
大腿部横、膝下部横)付近に連続的に噴霧され、腰部後
ろに位置する空円錐型ノズル29から脈動感のある噴流
が腰部に集中して間欠的にあたる。
【0071】つまり、扇型ノズルA22で形成される温
水シャワーカーテン106及び扇型ノズルB26で形成
される温水シャワーカーテン107により身体上層部及
び体側部から入浴者20に向けて流れ込んでくる冷気
流、あるいは周辺の壁からの冷輻射を遮断する冷気遮断
作用が得られた状態で腰及び肩甲骨付近に順に間欠的に
温水が噴霧されるようになり、水流によるマッサージ感
が得られる。
【0072】(実施例2)図13は本発明の実施例2に
おけるシャワー装置の自動噴霧切り替え手段である。図
13を用いて構成を説明する。38は第2の実施例にお
ける自動噴霧切替え手段であり、筐体38aと、筐体3
8a内部に設けられた回転軸38bと、回転軸38bに
挿入され、流入孔38cと複数の流出孔38dを供えた
回転体38eと、筐体38aに流体が流入する流入口3
8fと、流体が流出する流出口38gと、回転体38e
を電気エネルギーにより回転駆動させるモーター38h
と、筐体38a内を流れる流体により回転することで電
気エネルギーを発生する発電体38iと、発電体38i
で発生した電気エネルギーを貯める蓄電体38jと、回
転体38eを制御する制御部38kとで構成されてい
る。
【0073】次に、動作・作用について説明する。流入
口38f、流出口38gより温水が流入出すると、その
流体エネルギーにより発電体38iが発電し、蓄電体3
8jに電気エネルギーが蓄積され、所定以上の電気量に
なれば、モーター38hが作動し始める。このようにな
れば、流出孔38dと、流出口38gの連通状態が様々
に変化する。よって、各噴霧ノズルからの吐出パターン
が自動的に変化する。
【0074】その他の記載については実施例1と同じで
あり、説明は省略する。
【0075】(実施例3)図14は本発明の実施例3に
おけるシャワー装置の自動噴霧切り替え手段である。図
14を用いて構成を説明する。39は第3の実施例にお
ける自動噴霧切替え手段であり、筐体39aと、筐体3
9a内部に設けられた回転軸39bと、回転軸39bに
連結され、流入孔39cと複数の流出孔39dを供えた
回転体39eと、筐体39aに流体が流入する流入口3
9fと、流体が流出する流出口39gと、回転体39e
を電気エネルギーにより回転駆動させるモーター39h
と、電気エネルギーを供給する乾電池などの電源39i
と、回転体39eを制御する制御部39jと、本体11
に接続された操作コントローラ39kで構成されてい
る。
【0076】次に、動作・作用について説明する。流入
口39f、流出口39gより温水が流入出する状態で、
操作コントローラ39kを操作し、条件設定を選択する
ことにより、電源39iから電気エネルギーが供給さ
れ、モーター39hが選択条件に応じた回転数で動作を
始める。このようになれば、流出孔39dと、流出口3
9gの連通状態が様々に変化する。よって、各噴霧ノズ
ルからの吐出パターンが自動的に変化する。その他の記
載については実施例1、2と同じであり、説明は省略す
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各噴霧ノ
ズルの1次圧を周期的に変化させることが可能となる。
よって、噴霧ノズルからの噴霧刺激感が変化し、入浴者
が噴流から受ける刺激感に対して慢性化し、刺激感が乏
しくなると感じることを防げ、好適な入浴が可能とな
る。
【0078】また、入浴者により個人差はあるが、一定
量以上の噴霧圧がないと刺激感が乏しくなるが、周期的
ではあるが一部分でも一定圧力が確保されていれば、入
浴者はシャワーを浴びる際の刺激感を満足することがで
き、節水効果と満足感が確保することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるシャワー装置の概略
【図2】同シャワー装置の水回路構成図
【図3】同シャワー装置の全身モードの使用状態を示す
正面図
【図4】同シャワー装置の部分刺激モードの使用状態を
示す正面図
【図5】同シャワー装置の部分刺激モードの使用状態を
示す側面図
【図6】同装置の扇型ノズルAの要部断面図と噴霧パタ
ーン図
【図7】同装置の充円錐型ノズルの要部断面図と噴霧パ
ターン図
【図8】同装置の空円錐型ノズルの要部断面図と噴霧パ
ターン図
【図9】同装置の空円錐型ノズルの要部断面図と噴霧パ
ターン図
【図10】同装置の扇型ノズルBの要部断面図と噴霧パ
ターン図
【図11】第1の実施例における自動噴霧切り替え手段
の構成図
【図12】各種噴霧ノズルの噴射距離と噴射水温の温度
減少量の特性を示すグラフ
【図13】第2の実施例におけるシャワー装置の自動噴
霧切り替え手段の構成図
【図14】第3の実施例におけるシャワー装置の自動噴
霧切り替え手段の構成図
【図15】従来のシャワー装置の外観側面図
【符号の説明】
11 本体 14 アーム 22 扇型ノズルA 23、26 充円錐型ノズル 24、25、28、29 空円錐型ノズル 27 扇型ノズルB 31 配管(31a 配管系a、31b 配管系b、31
c 配管系c) 32 流路切替手段(切り替え弁) 33、38、39 自動噴霧切替え手段 33a 筐体 33b 回転軸 33c 連通口 33d 羽根部 33e 回転体 33f 流入口 33g 流出口 37 切替手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャワー本体と、前記シャワー本体に設
    けられたアームと、前記シャワー本体及び前記アームに
    設けられた流体を噴出する複数の噴霧ノズルと、前記複
    数の噴霧ノズルの少なくとも1つ以上が一時的に噴霧を
    停止する噴霧自動切り替え手段を備えたシャワー装置。
  2. 【請求項2】 シャワー噴霧時は、噴霧ノズルの少なく
    とも1つ以上から常時流体が所定量以上吐出するように
    した請求項1記載のシャワー装置。
  3. 【請求項3】 シャワー入浴者の周囲に冷気を遮断する
    膜状の流体を噴霧する膜状噴霧ノズルを備えた請求項1
    または2記載のシャワー装置。
  4. 【請求項4】 全身に流体を噴霧する全身モードと、腰
    や首などのツボのみに集中噴霧する部分刺激モードを備
    え、前記全身モード使用時に噴霧自動切換え手段が動作
    するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載のシャ
    ワー装置。
  5. 【請求項5】 全身に流体を噴霧する際に全身モード
    と、腰や首、肩のツボに集中噴霧する部分刺激モードを
    備え、前記部分刺激モード使用時に噴霧自動切換え手段
    が動作するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載
    のシャワー装置。
  6. 【請求項6】 シャワー入浴者の周囲に冷気を遮断する
    膜状の流体を噴霧する膜状噴霧ノズルは、専用の水回路
    を備えることにより、噴霧自動切換え手段により噴霧を
    一時停止させないようにした請求項1〜4のいずれか1
    項記載のシャワー装置。
  7. 【請求項7】 噴霧自動切り替え手段が、筐体と、前記
    筐体内に流体を流入させる流入口と、前記筐体から流体
    を吐出する複数の吐出口と、前記流入口から流入した流
    体により駆動する回転体と、前記回転体に設けられた少
    なくとも1つ以上の開口部とを有し、前記開口部が所定
    の前記吐出口と連通した際に、所定の前記吐出口から流
    体が吐出するようにした請求項1〜6のいずれか1項記
    載のシャワー装置。
  8. 【請求項8】 噴霧自動切り替え手段が、筐体と、前記
    筐体内に流体を流入させる流入口と、前記筐体から流体
    を吐出する複数の吐出口と、前記流入口を流入する流体
    の流体エネルギーを電気エネルギーに変換する発電手段
    と、前記発電手段で発電した電気エネルギーで回転駆動
    する駆動手段と、前記駆動手段により回転駆動する回転
    体と、前記回転体に設けられた少なくとも1つ以上の開
    口部とを有し、前記開口部が所定の前記吐出口と連通し
    た際に、所定の前記吐出口から流体が吐出するようにし
    た請求項1〜6のいずれか1項記載のシャワー装置。
  9. 【請求項9】 噴霧自動切り替え手段が、筐体と、前記
    筐体内に流体を流入させる流入口と、前記筐体から流体
    を吐出する複数の吐出口と、前記電気エネルギーで駆動
    する回転体と、前記回転体に設けられた複数の開口部と
    を有し、前記開口部が吐出口と連通時のみ、流体が吐出
    口から吐出するようにした請求項1〜6のいずれか1項
    記載のシャワー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263149A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd シャワー装置の制御方法
WO2007114369A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Toto Ltd. シャワー浴装置

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