JP2003175068A - シャワー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体の所定部位に温水と冷水を浴びせてその
部位の血行を促進させるシャワー装置において、冷水浴
時に冷水が前記人体の所定部位以外に流れることに起因
する使用者の不快感を低減させ、楽な姿勢で使用が可能
なシャワー装置を提供する。 【解決手段】 冷水ノズルと、該冷水ノズルへ冷水を供
給する冷水供給手段と、温水ノズルと、該温水ノズルへ
温水を供給する温水供給手段と、冷水温水それぞれの供
給路に設けられて該供給路を開閉する開閉制御弁と、該
開閉制御弁の開閉状態を制御する制御手段とから構成さ
れ、前記温水ノズルの吐水範囲は前記冷水ノズルの吐水
範囲を包含する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、シャワー装置に関
し、特に温水と冷水の温度差刺激により人体の血行を促
進するシャワー装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、人体の所定部位に温水と冷水
を交互に浴びせることによりその部分の血行を促進する
温冷刺激療法が知られている。例えば、シャワーで頭部
に温水と冷水とを交互に浴びせることにより頭皮の血行
を良好にして発毛を促したり、肩部に浴びせることによ
って肩こりの緩和を促したり、等が行われている。ま
た、この種の従来の装置としては、例えば、特開平５−
３０５１０４にあるように、シャワーノズルと、該シャ
ワーノズルに対して冷水を供給する冷水供給部と、上記
シャワーノズルに対して温水を供給する温水供給部と、
該冷水供給部と温水供給部の何れか一方を選択的に上記
シャワーノズルに連通させる開閉制御弁と、該開閉制御
弁の開閉状態を制御する制御部とから構成し、上記制御
部で設定された開閉周期に応じて上記開閉制御弁の開閉
状態を自動的に制御することにより、温水、冷水の切り
替え操作が不要で、所望の周期、所望の水温関係での温
水・冷水の交互供給を可能としている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置を用いて人体の所定部位に温冷交互の刺
激を与えようとした場合、使用者が不快な思いをすると
いう問題があった。例えば、使用者が頭部の血行促進を
所望して使用者の頭部に温水、冷水を交互に浴びせた場
合、温水を浴びているときは問題ないが冷水に切り替わ
ると冷水のシャワーを浴びているのと同じ状態となる。
使用者としては頭部のみに温冷刺激を与えたいのである
が頭部から肩、胸部、下半身へと身体全体へ冷水が流れ
て使用者が非常に冷たい思いをすることになる。また、
このような不快感を避けて冷水が患部以外に流れないよ
うにするためには使用者にとって不自然で無理な姿勢を
強いられる。例えば、頭部を逆さまに向けて下部からシ
ャワーで頭頂部へ温冷水を浴びせるようにすれば冷水は
肩から下の身体には流れないようになるが、そのような
無理な姿勢は使用者にとって苦痛であり長時間使用を続
けられない、また浴室やシャワールームで使用する場合
は足下が濡れており転倒の危険もある、さらには無理な
姿勢のために温冷水を思ったところに当てられない等と
いう問題があった。このように従来の装置では、人体の
所定部位のみに温冷刺激を与えようとした場合、非常に
使いづらいものであった。

【０００４】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、人体の所定部位に温水と
冷水を浴びせてその部位の血行を促進させるシャワー装
置において、冷水浴時に冷水が前記人体の所定部位以外
に流れることに起因する使用者の不快感を低減させ、楽
な姿勢で使用が可能なシャワー装置を提供することにあ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項第１項記載の発明は、冷水ノ
ズルと、該冷水ノズルへ冷水を供給する冷水供給路と、
温水ノズルと、該温水ノズルへ温水を供給する温水供給
路とから構成され、前記温水ノズルの吐水範囲は前記冷
水ノズルの吐水範囲を包含した状態で吐水することを特
徴とする。

【０００６】本発明によれば、温水ノズルの温水吐水範
囲が冷水ノズルの冷水吐水範囲を包含しているため、患
部に浴びせた冷水が患部から身体に沿って拡散した直後
に温水と混ざり合って冷水の水温が上昇して体温に近く
なり冷たさが緩和される。このため冷水がそのまま身体
全体に流れることによる使用者の不快感を低減すること
ができる。

【０００７】請求項第２項記載の発明は、前記温水ノズ
ルは前記冷水ノズルの周囲に設けられた複数の吐水口か
らなることを特徴とする。

【０００８】本発明によれば、温水ノズルとして冷水ノ
ズルの周囲に複数の吐水口を設けることにより該吐水口
から複数の温水流が冷水流を取り囲む様に吐出されるた
め、比較的少ない温水の流量で容易に温水ノズルの吐水
範囲が冷水ノズルの吐水範囲を包含させることができ
る。これにより冷水がそのまま身体全体に流れることに
よる使用者の不快感を低減することができる。

【０００９】請求項第３項記載の発明は、前記温水ノズ
ルは円錐状に無数の水粒を放出するスプレーノズルから
なることを特徴とする。

【００１０】本発明によれば、温水ノズルとしてスプレ
ーノズルを備えることにより該スプレーノズルから無数
の温水粒が円錐状に広がって冷水流を取り囲む様に放出
されるため、比較的少ない温水の流量で容易に温水ノズ
ルの吐水範囲が冷水ノズルの吐水範囲を包含させること
ができる。これにより冷水がそのまま身体全体に流れる
ことによる使用者の不快感を低減することができる。

【００１１】請求項第４項記載の発明は、前記冷水温水
それぞれの供給路に設けられて該供給路を開閉する開閉
制御弁と、該開閉制御弁の開閉状態を制御する制御手段
とを備え、該制御手段は前記温水供給路の開駆動以降に
前記冷水供給路を開駆動するように制御することを特徴
とする。

【００１２】本発明によれば、温水の吐出以降に冷水が
吐出されるようになるため、冷水のみが吐出されて冷水
がそのまま身体全体に流れることによる使用者の不快感
を低減することができる。

【００１３】請求項第５項記載の発明は、前記冷水供給
路に設けられて該供給路を開閉する開閉制御弁と、該開
閉弁の開閉状態を制御する制御手段とを備え、該制御手
段は前記冷水供給路の開閉駆動を繰り返すように制御す
ることを特徴とする。

【００１４】本発明によれば、使用者が冷水の開閉操作
をする煩わしさを解消するだけでなく、使用者が患部に
冷水があたる位置に構えたままの状態で自動的に冷水の
開閉繰り返し駆動が行われ冷水の断続吐水が可能とな
る。したがって、使用者が冷水の開閉操作を行うために
身体を動かしたことにより冷水を患部以外の部位に浴び
てしまい冷たい思いをしてしまうような使用者の不快感
を低減することができる。

【００１５】請求項第６項記載の発明は、前記シャワー
装置は前記冷水ノズルと前記温水ノズルから構成するシ
ャワーヘッドを備え、該シャワーヘッドの所定部位に前
記制御手段を通じて少なくとも前記冷水供給路を開閉す
る操作手段が具設されていることを特徴とする。

【００１６】また、請求項第７項記載の発明は、前記シ
ャワー装置は、前記冷水ノズルと前記温水ノズルとを使
用者が手で持って利用可能なシャワーヘッドに備える共
に、このシャワーヘッドより上流側の冷水供給路に開閉
制御弁を設け、前記シャワーヘッドの所定部位設けられ
た操作手段の操作に基づいて、前記開閉制御弁を制御す
る制御手段を備えたことを特徴とする。

【００１７】これらの発明によれば、使用者がシャワー
ヘッドを手に持って患部に冷水があたる位置に構えた状
態で、使用者の所望のタイミングで冷水吐出の操作を行
うことが可能となる。このように患部に確実に冷水を浴
びせることが可能となり、不用意な位置にシャワーヘッ
ドを構えたまま冷水を吐水させてしまって患部以外の部
位に冷水を浴びてしまい冷たい思いをしてしまうような
使用者の不快感を低減することができる。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の形態により添付図
面を参照して説明する。

【００１９】図１は、本発明の実施に係るシャワー装置
の全体的な構成を示す図である。図１において冷水供給
部７から冷水供給路３を通して冷水ノズル１へ冷水が供
給され、冷水ノズル１から冷水吐水範囲１０の範囲内へ
冷水が吐水される。同様に、温水供給部８から温水供給
路４を通して温水ノズル２へ温水が供給され、温水ノズ
ル２から温水吐水範囲１１の範囲内へ温水が吐水され
る。ここで、温水は冷水吐水の周囲を取り巻くように吐
水され、温水吐水範囲１１が冷水吐水範囲１０を包含す
るように冷水ノズル１と温水ノズル２は構成設置されて
いる。また、冷水供給路３と温水供給路４の途中にはそ
れぞれ冷水開閉制御弁５と温水開閉制御弁６とが設けら
れておりこれらの開閉制御弁は、制御部９によってその
開閉状態が制御される。さらに制御部９には操作部１９
が付随しており、この操作部１９を使用者が操作するこ
とにより本発明のシャワー装置を作動させることができ
る。

【００２０】冷水供給部７および温水供給部８は、本発
明のシャワー装置が設置されるシャワールーム等に備わ
った冷水源、温水源となる水配管、湯配管からそれぞれ
直接接続しても良いし、該冷水源、温水源から供給され
た冷水と温水を、設定温度が低温（２０℃程度）と適温
（４２℃程度）の２つの湯水混合バルブにてミキシング
し、低温側の魅し湯水混合バルブと冷水供給部７を接続
し、適温側の湯水混合バルブを温水供給部８と接続する
様にしても良い。

【００２１】冷水開閉制御弁５と温水開閉制御弁６とし
ては、例えば電気信号で開閉駆動する電磁弁を用いて、
マイクロコンピュータが搭載された制御回路からなる制
御部９から制御する様にすると、予め設定された該マイ
クロコンピュータのプログラムに従って自動的に開閉制
御弁の開閉駆動をすることができる。

【００２２】冷水供給路３と温水供給路４については、
冷水ノズル１および温水ノズル２に近い部分をシャワー
ホースにしておけば、使用者が患部である所望の身体部
位に冷水、温水を確実に浴びせるのが容易となる。

【００２３】次に、本発明の実施に係るシャワー装置が
備えるシャワーノズルの第一の形態について図２を用い
て説明する。

【００２４】図２は、冷水ノズル１と温水ノズル２から
なるシャワーノズルの断面を示す図である。図２におい
て、冷水ノズル１へ冷水供給路３を通して冷水が供給さ
れ、該冷水ノズル１から人体１２に対して冷水流１５を
浴びせる。また、冷水ノズル１の同心円上に設けられた
複数の温水吐水口１３からなる温水ノズル２へ温水供給
路４を通して温水が供給され、該温水吐水口１３から冷
水流１５を取り巻くように複数の温水流１４が人体１２
へ向けて吐水される。したがって、人体１２上では冷水
浴部の周囲に複数の温水浴部が存在することになり冷水
吐水範囲１０が温水吐水範囲１１に包含される。ここで
人体１２にあたった冷水流１５は飛び散ったり人体１２
に沿って流れ出したりするが、直ちに温水流１４と混ざ
り合って水温が上昇して冷たさが緩和され、冷水がその
まま身体全体に流れることによる使用者の不快感を低減
させる。

【００２５】以上のように冷水と温水が同時に吐水され
ている場合、冷水流１５があたった人体１２の部位の冷
感は維持される。この状態で人体１２の患部周辺でシャ
ワーノズルを移動させれば今まで冷水流１５があたって
いたところに温水流１４があたるようになり、その部分
は温感を維持するようになる。したがって、冷水がその
まま周囲に流れ出ることなく、且つ、人体１２の所定部
分に温冷交互の刺激を与えることが可能となる。

【００２６】冷水ノズル１は図２では単一であるが、上
述したように冷水吐水範囲１０が温水吐水範囲１１に包
含されるように構成すれば複数設けられていても構わな
い。また、冷水ノズル１の冷水吐水範囲１０を狭くする
と共に水流の密度を大きくし流速も速めるようにすれば
人体１２冷水浴部の冷感維持向上と共に冷水流１５によ
る物理的刺激との相乗効果で人体１２のさらなる血行促
進が期待できる。なお、物理的刺激の相乗効果として
は、例えば冷水ノズル１として、水流によって羽根車を
回転させることにより流路面積を変える、一般的なマッ
サージシャワーに使用される間欠吐水ノズルを使用する
ことにより人体１２の血行促進にさらに効果的である。

【００２７】本発明の実施に係るシャワー装置が備える
シャワーノズルの第二の形態について図３を用いて説明
する。

【００２８】図３は、冷水ノズル１と温水ノズル２から
なるシャワーノズルの断面を示す図である。図３におい
て、冷水ノズル１へ冷水供給路３を通して冷水が供給さ
れ、該冷水ノズル１から人体１２に対して冷水流１５を
浴びせる。また、冷水ノズル１に並列して設けられた温
水スプレーノズル１６からなる温水ノズル２へ温水供給
路４を通して温水が供給され、該温水スプレーノズル１
６から無数の水粒が人体１２へ向けて放出される。温水
スプレーノズルは任意の粒径の水粒をスプレー状に円錐
形範囲に放出し、それによる温水流１４は図３に示すと
おり冷水流１５を包含する。ここで人体１２にあたった
冷水流１５は飛び散ったり人体１２に沿って流れ出した
りするが、直ちに温水流１４と混ざり合って水温が上昇
して冷たさが緩和され、冷水がそのまま身体全体に流れ
ることによる使用者の不快感を低減させる。図３に示す
通り、冷水ノズル１と温水スプレーノズル１６が並列に
配置されているため冷水ノズル１近くの冷水流１５は温
水流１４には包含されなくなるが、ノズル付近以外、特
に人体１２付近での冷水吐水範囲１０が温水吐水範囲１
１に包含されるような構成であれば本発明における効果
が損なわれるものではない。

【００２９】以上のように冷水と温水が同時に吐水され
ている場合、円錐状に放出される温水吐水流１４による
温水吐水範囲１１内に冷水流１５が吐水されるため、冷
水流１５が人体１２に到達する以前に温水流１４と冷水
流１５が混ざって冷水流１５の水温は上昇するが、この
温水流１４と冷水流１５とが混ざる領域の温水流１４の
水流の密度が冷水流１５よりも低くなるように、温水ス
プレーノズル１６からは拡散されて吐水するため、水温
上昇は僅かに留めることができ冷水流１５があたった人
体１２の部位の冷感を十分に維持することができる。こ
の状態で冷水ノズル１を閉して冷水吐水を停止すると、
人体１２は温水のみを浴びるようになり、今まで冷水を
浴びていた部位は次に温感を維持するようになる。ここ
で冷水流１５に比べて温水流１４の水流の密度は低い
が、温水を浴びせる時間を冷水よりも長くすることによ
って十分な温感を維持することでき、よって、冷水がそ
のまま周囲に流れ出ることなく人体１２の所定部分に温
冷交互の刺激を与えることが可能となる。

【００３０】次に、本発明の実施に係るシャワー装置の
動作の第一の形態について図４を用いて説明する。

【００３１】図４は、冷水開閉制御弁５および温水開閉
制御弁４のそれぞれ開閉駆動状態を示すタイムチャート
である。図４においてｔ２で冷水開駆動がなされる場
合、それに連動して温水の開が駆動される。ここで、温
水開駆動のタイミングｔ１はｔ２の以前である。即ち、
冷水開駆動する場合に温水が開していなければ、まず温
水を開駆動して（ｔ１）それと同時か所定時間経過後に
冷水を駆動するようにする（ｔ２）。または、温水が開
状態でなければ冷水の開駆動を禁止するようにしても良
い。冷水閉駆動の場合も同様に、冷水閉駆動（ｔ３）の
以後に温水閉駆動を行う（ｔ４）、または、冷水が開状
態中は温水の閉駆動を禁止するようにする。このように
することにより、少なくとも冷水が吐水されているとき
は温水も同時に吐水されているようになる。

【００３２】本発明の実施に係るシャワー装置の動作の
第二の形態について図５を用いて説明する。

【００３３】図５は、冷水開閉制御弁５および温水開閉
制御弁４のそれぞれ開閉駆動状態を示すタイムチャート
である。図５においてｔ１で温水開駆動した後ｔ５で冷
水開駆動して、その後は冷水開時間Ｔ１、冷水閉時間Ｔ
２の周期で冷水開が５回繰り返し駆動された後、ｔ４で
温水を閉駆動する。このようにして温水吐水中に冷水の
断続的吐水を行うことができる。ここで、繰り返し回数
やＴ１、Ｔ２の値は任意に設定することができ、Ｔ１や
Ｔ２も毎回同じ値でなくとも良い。このような繰り返し
処理は、例えば制御部９に搭載したマイクロコンピュー
タのタイマを用いたプログラムにより容易に実現するこ
とが可能である。

【００３４】次に、本発明の実施に係るシャワー装置が
備えるシャワーヘッドの形態について図６を用いて説明
する。

【００３５】図６は、冷水ノズル１と温水ノズル２から
構成されるシャワーヘッド１７の外観を示す図である。
図６において、シャワーヘッド１７の先端部に冷水ノズ
ル１が設けられており、さらに、この冷水ノズル１の周
囲に温水ノズル２として複数の温水吐水口１３が設けら
れている。ここで、複数の温水吐水口１３から吐水され
た温水による温水吐水範囲１１は冷水ノズル１から吐水
された冷水による冷水吐水範囲１０を包含する。使用者
はシャワーヘッド１７を手に持ってこのシャワーヘッド
１７のシャワーノズル部を人体１２の所定部位である患
部近くに持っていき、冷水と温水を患部へ浴びせる。こ
こで、使用者がシャワーヘッド１７を持った手での操作
が容易なシャワーヘッド１７の所定部位に操作部１９で
ある冷水操作スイッチ１８が設けられている。この冷水
操作スイッチ１８では少なくとも冷水の開閉駆動を含む
操作が可能である。具体的には例えば、冷水操作スイッ
チ１８を押下することによりシャワーヘッド１７内の冷
水供給路３が機械的に遮断されて冷水が止水され、再度
押下することにより冷水供給路３が開放されて冷水が吐
水されるようにしたり、冷水操作スイッチ１８を押下す
ることにより、このシャワーヘッド１７より上流側であ
って、シャワーホースによって接続された機能部ボック
ス内に収納された制御部９のマイクロコンピュータへ該
押下信号が伝達されることにより、この制御部９からの
信号に基づいて機能部ボックス内に収納されている冷水
開閉制御弁７と温水供給開閉弁６とが開閉して図４に示
すような温水と冷水の供給が行なわれるものであった
り、制御部９からの信号に基づいて図５に示すような冷
水の開閉駆動が開始されるようにしたりしても良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施に係るシャワー装置の構成図であ
る。

【図２】本発明の実施に係るシャワー装置のノズル部の
第一の形態を示す断面図である。

【図３】本発明の実施に係るシャワー装置のノズル部の
第二の形態を示す断面図である。

【図４】本発明の実施に係るシャワー装置の動作の第一
の形態を示すタイムチャートである。

【図５】本発明の実施に係るシャワー装置の動作の第二
の形態を示すタイムチャートである。

【図６】本発明の実施に係るシャワー装置のシャワーヘ
ッドを示す外観図である。

【符号の説明】

１…冷水ノズル、２…温水ノズル、３…冷水供給路、４
…温水供給路、５…冷水開閉制御弁、６…温水開閉制御
弁、７…冷水供給部、８…温水供給部、９…制御部、１
０…冷水吐水範囲、１１…温水吐水範囲、１２…人体、
１３…温水吐水口、１４…温水流、１５…冷水流、１６
…温水スプレーノズル、１７…シャワーヘッド、１８…
冷水操作スイッチ、１９…操作部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 千尋 福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１ 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 濱田 靖夫 福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１ 号 東陶機器株式会社内 Ｆターム(参考） 2D032 FA04 FA08 4C094 AA01 AA10 DD12 DD14 GG01 4C099 AA03 CA03 CA11 CA19 EA07 PA09 4C100 AC03 AC09

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 冷水ノズルと、該冷水ノズルへ冷水を供
   給する冷水供給路と、温水ノズルと、該温水ノズルへ温
   水を供給する温水供給路とから構成され、前記温水ノズ
   ルの吐水範囲は前記冷水ノズルの吐水範囲を包含した状
   態で吐水することを特徴とする、シャワー装置。
2. 【請求項２】 前記温水ノズルは前記冷水ノズルの周囲
   に設けられた複数の吐水口からなることを特徴とする、
   請求項第１項記載のシャワー装置。
3. 【請求項３】 前記温水ノズルは円錐状に無数の水粒を
   放出するスプレーノズルからなることを特徴とする、請
   求項第１項記載のシャワー装置。
4. 【請求項４】 前記冷水温水それぞれの供給路に設けら
   れて該供給路を開閉する開閉制御弁と、該開閉制御弁の
   開閉状態を制御する制御手段とを備え、該制御手段は前
   記温水供給路の開駆動以降に前記冷水供給路を開駆動す
   るように制御することを特徴とする、請求項第１項乃至
   ３項何れか一項記載のシャワー装置。
5. 【請求項５】 前記冷水供給路に設けられて該供給路を
   開閉する開閉制御弁と、該開閉弁の開閉状態を制御する
   制御手段とを備え、該制御手段は前記冷水供給路の開閉
   駆動を繰り返すように制御することを特徴とする、請求
   項第１項乃至３項何れか一項記載のシャワー装置。
6. 【請求項６】 前記シャワー装置は、前記冷水ノズルと
   前記温水ノズルとを使用者が手で持って利用可能なシャ
   ワーヘッドに備え、該シャワーヘッドに前記冷水供給路
   を開閉する開閉制御弁を備えたことを特徴とする、請求
   項１項乃至３項何れか一項記載のシャワー装置。
7. 【請求項７】 前記シャワー装置は、前記冷水ノズルと
   前記温水ノズルとを使用者が手で持って利用可能なシャ
   ワーヘッドに備える共に、このシャワーヘッドより上流
   側の冷水供給路に開閉制御弁を設け、前記シャワーヘッ
   ドの所定部位設けられた操作手段の操作に基づいて、前
   記開閉制御弁を制御する制御手段を備えたことを特徴と
   する、請求項第１項乃至３項何れか一項記載のシャワー
   装置。