JP2003325334A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2003325334A
JP2003325334A JP2002141676A JP2002141676A JP2003325334A JP 2003325334 A JP2003325334 A JP 2003325334A JP 2002141676 A JP2002141676 A JP 2002141676A JP 2002141676 A JP2002141676 A JP 2002141676A JP 2003325334 A JP2003325334 A JP 2003325334A
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rice cooker
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inner pot
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Shinichi Sato
慎一 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータ回路により高周波電力に変換し、
加熱コイルにより内鍋を誘導加熱する炊飯器において、
より容易に電力値の調整のできる製造のしやすい炊飯器
を得る。 【解決手段】 調理物を入れる内鍋15を加熱コイル1
6により誘導加熱するとともに、内鍋15内の調理物の
温度を温度検知手段17により検知し、商用電源18を
整流して得られる直流電源19をインバータ回路20に
より高周波電力に変換する。商用電源18より供給され
る電流を測定する電流検知手段21より得られる値を基
に、電流制御手段22により電流が所定の電流値になる
ように制御し、電流変化手段24により変化させる所定
の電流値をどのくらい変化させるかを入力手段23によ
り入力し、電流検知手段21の検知値を表示手段25に
より表示するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ回路に
より高周波電力に変換し、加熱コイルにより内鍋を誘導
加熱する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、調理性能がよく、さらに効率的に
製造することのできる炊飯器が求められている。
【0003】従来、この種の炊飯器は図11に示すよう
に構成していた。以下、図11に基づいて説明する。
【0004】図11に示すように、内鍋1は、内部に調
理物を入れ、加熱コイル2により、電磁誘導加熱(以
下、IHとする)される。商用電源3から交流が供給さ
れ、ダイオードブリッジ4によって整流され、平滑コン
デンサ5、共振コンデンサ6、スイッチング素子7、加
熱コイル2よりなるインバータ回路により、IHのため
の高周波電力を発生させる。
【0005】電力値の制御は電源電流を制御することに
より行っている。まず、カレントトランス8の1次側に
電源電流を入力し、カレントトランス8の2次側の出力
値を可変抵抗8等によって分圧し、ダイオードブリッジ
10によって整流し、コンデンサ11によって平滑し、
コンパレータ12のプラス入力端子に入力する。コンパ
レータ12は前述の入力値をマイナス入力端子に入力さ
れている所定電圧と比較し、入力値が所定電圧より小さ
ければロー出力、大きければハイ出力を行う。
【0006】IC13、IC14はコンパレータ12が
ロー出力ならば、電源電流を大きくし、ハイ出力ならば
電源電流を小さくするように制御し、電源電流が一定に
なるようIHの制御を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の炊飯
器においては、おいしく調理を行うためには、電力値を
所定の範囲内に収めなくてはならないが、そのためには
抵抗値などの回路定数のばらつきにより電力値が変動す
るため、その変動を抑えるために調整を行う必要があ
る。従来は、可変抵抗9の抵抗値を調整することにより
変動を抑え、コンパレータ12の入力の精度を実現して
いた。
【0008】しかしながら、炊飯器の製造上、可変抵抗
9の調整は手間のかかるものであり、より効率的な調整
方法が待たれていた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、より容易に電力値の調整のできる製造のしやすい炊
飯器を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、調理物を入れる内鍋を加熱コイルにより誘
導加熱するとともに、内鍋内の調理物の温度を温度検知
手段により検知し、商用電源を整流して得られる直流電
源をインバータ回路により高周波電力に変換し、商用電
源より供給される電流を測定する電流検知手段より得ら
れる値を基に、電流制御手段により電流が所定の電流値
になるように制御し、電流変化手段により変化させる所
定の電流値をどのくらい変化させるかを入力手段により
入力し、電流検知手段の検知値を表示手段により表示す
るよう構成したものである。
【0011】これにより、より容易に電力値の調整をす
ることができ、製造のしやすい炊飯器を得ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、調理物を入れる内鍋と、前記内鍋内の調理物の温度
を検知する温度検知手段と、前記内鍋を誘導加熱する加
熱コイルと、商用電源を整流して得られる直流電源と、
前記直流電源を高周波電力に変換するインバータ回路
と、商用電源より供給される電流を測定する電流検知手
段と、前記電流検知手段より得られる値を基に電流が所
定の電流値になるように制御する電流制御手段と、前記
所定の電流値を変化させる電流変化手段と、前記所定の
電流値をどのくらい変化させるかを入力する入力手段
と、前記電流検知手段の検知値を表示する表示手段とを
備えたものであり、電源電流が所定の電流値になるよう
に電流制御手段により制御を行うとき、所定の電流値を
入力手段からの入力にしたがって電流変化手段で変化さ
せることにより、回路定数の可変などによらず電源電流
値を容易に可変させることができ、それによって電力値
を調整することができ、また、電流値を表示手段に表示
することでより容易に電力値の調整を行うことができ
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、入力手段は、スイッチにより入力
するようにしたものであり、入力手段にキー入力を使用
すると、外部からキー入力によって電流値を可変するこ
とができ、容易に調整することができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、電気信号が入力できるように端子
接続部を設け、入力手段は前記端子接続部からの電気信
号を入力するようにしたものであり、電気信号を入力で
きる端子接続部を設けることにより、外部からの電気信
号によって電流値を可変することができ、容易に調整す
ることができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、無線信号受信手段を設け、入力手
段は前記無線信号受信手段からの無線信号を入力するよ
うにしたものであり、無線信号受信手段を設けることに
より、外部から無線信号により電流値を可変することが
でき、容易に調整することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、内鍋に水を入れて加熱して沸騰さ
せる加熱テストモードを有し、前記加熱テストモードに
おける水の温度上昇時間より加熱の強さを判断し、その
結果より電流制御手段が保つ所定の電流値を変化させる
第1の電流補正手段を付加したものであり、内鍋に水を
入れて加熱して沸騰させる加熱テストモードにおいて、
水の温度上昇時間より加熱の強さを判断し、その結果よ
り第1の電流補正手段により電流制御手段が保つ所定の
電流値を変化させることにより、電力値の調整ばらつき
などによる電力値の変動を補正することができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、内鍋に調理物を入れての炊飯時の
温度上昇時間より加熱の強さを判断し、その結果より電
流制御手段が保つ所定の電流値を変化させる第2の電流
補正手段を付加したものであり、内鍋に調理物を入れて
の炊飯時温度上昇時間より加熱の強さを判断し、その結
果より第2の電流補正手段により電流制御手段が保つ所
定の電流値を変化させることにより、電力値の調整ばら
つきや電源のノイズなどによる電力値の変動を補正する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0019】(実施例1)図1に示すように、内鍋15
は、内部に調理物を入れ、加熱コイル16によって誘導
加熱する。内鍋15内の調理物の温度は、温度検知手段
17によって検知される。商用電源18から供給される
交流電圧を整流して直流電源19を得て、インバータ回
路20に直流電圧を供給し、IHのための高周波電力を
発生させる。
【0020】電流検知手段21は電源電流を検知し、検
知した電流値より電流制御手段22により電源電流が所
定の値に一定になるようにインバータ回路20を制御す
ることによって、電力値の制御を行っている。
【0021】炊飯器においては、おいしく調理を行うた
めには、電力値を所定の範囲内に収めなくてはならない
が、そのためには抵抗値などの回路定数のばらつきによ
り電力値が変動するため、その変動を抑えるために、調
整を行う必要がある。入力手段23によって電流変化手
段24に入力を行うことにより、電流制御手段22によ
り一定に保とうとする所定の電流値を微妙に変えること
により調整を行うようにしている。
【0022】また、その調整の際、表示手段25にその
電流制御手段22の検知値を表示することにより、値を
見ながら調整できるので、調整を容易することができ
る。
【0023】図2は具体回路図であり、図2において、
内鍋15内に調理物を入れ、加熱コイル16により誘導
加熱される。サーミスタ26は温度検知手段17を構成
するもので、サーミスタ26と抵抗の分圧をマイクロコ
ンピュータ27にAD入力することにより、内鍋15内
の調理物の温度を検知する。
【0024】商用電源18から交流電圧が供給され、ダ
イオードブリッジ28によって整流し、直流電源23を
得ている。インバータ回路20は、平滑コンデンサ2
9、共振コンデンサ30、スイッチング素子31、加熱
コイル16で構成しており、このインバータ回路20に
より、IHのための高周波電力を発生させる。
【0025】カレントトランス32は、電流検知手段2
1を構成するもので、1次側に電源電流が入力され、2
次側の出力値を抵抗によって分圧し、ダイオードブリッ
ジ33によって整流し、コンデンサ34によって平滑
し、コンパレータ35のプラス入力端子に入力する。コ
ンパレータ35はこの入力値とマイナス入力端子に入力
されている電圧とを比較し、プラス入力端子側の入力値
がマイナス入力端子側より大きければハイ出力、小さけ
ればロー出力を出力する。
【0026】IC36、IC37はコンパレータ35が
ロー出力ならば電源電流を大きくし、ハイ出力ならば電
源電流を小さくするように制御し、電源電流が一定にな
るようIHの制御を行う。コンパレータ35のマイナス
端子側の電圧はマイクロコンピュータ27からのDA出
力によって可変できる。液晶表示素子38は、コンパレ
ータ35のプラス端子側の電圧(電源電流値を意味す
る)を表示する。
【0027】上記構成において動作を説明する。回路定
数のばらつきなどを抑えるための調整を行う場合、入力
手段23からマイクロコンピュータ27に入力を行うこ
とにより、コンパレータ37のマイナス端子側のDA出
力を変化させることにより調整を行うことができる。例
えば電力計を用いて調整を行う場合、電力計の値が意図
している値よりも大きい場合はDA出力を小さくして電
源電流値を小さくし、電力計の値が意図している値より
も小さい場合はDA出力を大きくすることにより電源電
流値を大きくするようにして容易に調整することができ
る。
【0028】また、内鍋15や加熱コイル16等の負荷
をつながず基板単体で調整したいときは、例えばカレン
トトランス32の2次側に一定電圧をかけて調整を行う
こともでき、この場合はコンパレータ35の出力がハイ
からロー、あるいはローからハイに切り換わるようにコ
ンパレータ35のマイナス端子側のDA出力を変化させ
て調整を行うことにより、回路定数のばらつきなどを吸
収することができる。
【0029】いずれの調整の場合でも、液晶表示素子3
8に表示される電源電流値を目安に調整を行うことがで
き、より容易に調整することができる。
【0030】(実施例2)図3に示すように、スイッチ
39、40は、入力手段23を構成するもので、スイッ
チ39、40により、電流変化手段24により変化させ
る所定の電流値をどのくらい変化させるかを入力するよ
うにしている。他の構成は上記実施例1と同じであり、
同一符号を付して説明を省略する。
【0031】上記構成において動作を説明する。スイッ
チ39からの入力によりマイクロコンピュータ27はコ
ンパレータ35のマイナス端子側のDA出力を大きく
し、スイッチ40からの入力によりコンパレータ35の
マイナス端子側のDA出力を小さくするように調整を行
うことができる。入力手段23にスイッチ39、40を
使用することにより、外部からのスイッチ39、40の
入力によって容易に調整することができる。
【0032】(実施例3)図4に示すように、端子接続
部41、42は、入力手段23を構成するもので、電気
信号を入力するようにしている。図5に示すように、基
板43上に端子接続部41を取り付け、端子接続部41
の上に小さな穴があいており、その穴から針状の調整用
入力端子44を入れ、端子接続部41に接触させること
により、端子接続部41に電気信号を入力できるように
している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一
符号を付して説明を省略する。
【0033】上記構成において動作を説明する。端子接
続部41からの入力によりマイクロコンピュータ27は
コンパレータ35のマイナス端子側のDA出力を大きく
し、端子接続部40からの入力によりコンパレータ35
のマイナス端子側のDA出力を小さくするようにして調
整を行うことができる。
【0034】このように入力手段23に端子接続部4
1、42を使用することにより外部からの電気信号によ
って、設備を使用しての調整を容易にできる。
【0035】(実施例4)図6に示すように、無線用ア
ンテナ45、無線用IC46は、無線信号受信手段を構
成するもので、無線信号を入力するようにしている。他
の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して
説明を省略する。
【0036】上記構成において動作を説明する。アンテ
ナ45からの信号によりマイクロコンピュータ27はコ
ンパレータ35のマイナス端子側のDA出力を大きくし
たり小さくしたりして調整を行うことができる。入力手
段23に無線を使用することにより外部からの調整が容
易にできる。
【0037】(実施例5)図7に示すように、第1の電
流補正手段47は、内鍋15内に水を入れ、加熱して沸
騰させる加熱テストモードで動作させ、そのときの水の
温度上昇を温度検知手段17によって測定し、水の温度
上昇時間より加熱の強さを判断し、その結果より電流制
御手段22が保つ所定の電流値を変化させるようにして
いる。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号
を付して説明を省略する。
【0038】上記構成において動作を説明する。図8
は、水の沸騰の際の温度グラフの例であり、ちょうどよ
い電力の場合はBのような曲線を示すが、電力が大きす
ぎる場合は早く沸騰するのでAのような曲線を示し、電
力が小さすぎる場合は沸騰するのに時間がかかるのでC
のような曲線を示す。よって早く沸騰した場合は電力が
大きすぎると第1の電流補正手段47は判断して電力を
小さくし、逆に沸騰するの時間がかかった場合は電力が
小さすぎると第1の電流補正手段49は判断して電力を
大きくすることができ、電力値の調整ばらつきなどによ
る電力値の変動を補正することができる。なお、補正幅
は沸騰にかかった時間によって判断する。
【0039】なお、本実施例においては、1つの温度検
知手段17で行ったが複数の温度検知手段を用いて温度
上昇の時間を計ることによっても同様な効果が得られる
ことはいうまでもない。
【0040】(実施例6)図9に示すように、第2の電
流補正手段48は、内鍋15内に調理物を入れて炊飯を
行い、その際の温度上昇を温度検知手段17によって測
定し、炊飯時の温度上昇時間より加熱の強さを判断し、
その結果より電流制御手段22が保つ所定の電流値を変
化させるようにしている。他の構成は上記実施例1と同
じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0041】上記構成において動作を説明する。図10
は、炊飯の際の温度グラフの例であり、所定の量で炊飯
した場合、A−B間の温度上昇カーブが電力が大きすぎ
る場合は急な傾きになり、電力が小さすぎる場合はなだ
らかな傾きになる。よってA−B間の傾きが急な場合は
電力が大きすぎると第2の電流補正手段48は判断して
電力を小さくし、A−B間の傾きがなだらかな場合は電
力が小さすぎると第2の電流補正手段48は判断して電
力を大きくすることができ、電力値の調整ばらつきや電
源のノイズなどによる電力値の変動を補正することがで
きる。なお、補正幅はA−B間の傾きによって判断す
る。
【0042】なお、本実施例においては、1つの温度検
知手段17で行ったが、複数の温度検知手段を用いて温
度上昇の時間を計ることによっても同様な効果が得られ
ることはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、調理物を入れる内鍋と、前記内鍋内の調
理物の温度を検知する温度検知手段と、前記内鍋を誘導
加熱する加熱コイルと、商用電源を整流して得られる直
流電源と、前記直流電源を高周波電力に変換するインバ
ータ回路と、商用電源より供給される電流を測定する電
流検知手段と、前記電流検知手段より得られる値を基に
電流が所定の電流値になるように制御する電流制御手段
と、前記所定の電流値を変化させる電流変化手段と、前
記所定の電流値をどのくらい変化させるかを入力する入
力手段と、前記電流検知手段の検知値を表示する表示手
段とを備えたから、電源電流が所定の電流値になるよう
に電流制御手段により制御を行うとき、入力手段から入
力に従って電流変化手段で変化させることにより、回路
定数の可変などによらずとも、電力値の調整を容易にで
き、また、電流値を表示手段に表示することで、より容
易に電力値の調整をすることができる。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、入
力手段は、スイッチにより入力するようにしたから、外
部からキー入力によって電流値を可変することができ、
容易に調整することができる。
【0045】また、請求項3に記載の発明によれば、電
気信号が入力できるように端子接続部を設け、入力手段
は前記端子接続部からの電気信号を入力するようにした
から、外部からの電気信号によって電流値を可変するこ
とができ、容易に調整することができる。
【0046】また、請求項4に記載の発明によれば、無
線信号受信手段を設け、入力手段は前記無線信号受信手
段からの無線信号を入力するようにしたから、外部から
無線信号により電流値を可変することができ、容易に調
整することができる。
【0047】また、請求項5に記載の発明によれば、内
鍋に水を入れて加熱して沸騰させる加熱テストモードを
有し、前記加熱テストモードにおける水の温度上昇時間
より加熱の強さを判断し、その結果より電流制御手段が
保つ所定の電流値を変化させる第1の電流補正手段を付
加したから、内鍋に水を入れて加熱して沸騰させる加熱
テストモードにおいて、水の温度上昇時間より加熱の強
さを判断し、その結果より第1の電流補正手段により電
流制御手段が保つ所定の電流値を変化させることによ
り、電力値の調整ばらつきなどによる電力値の変動を補
正することができる。このように電力調整を容易に行う
ことができ、効率的に炊飯器を製造することができる。
【0048】また、請求項6に記載の発明によれば、内
鍋に調理物を入れての炊飯時の温度上昇時間より加熱の
強さを判断し、その結果より電流制御手段が保つ所定の
電流値を変化させる第2の電流補正手段を付加したか
ら、内鍋に調理物を入れての炊飯時温度上昇時間より加
熱の強さを判断し、その結果より第2の電流補正手段に
より電流制御手段が保つ所定の電流値を変化させること
により、電力値の調整ばらつきや電源のノイズなどによ
る市場における様々な電力変動要因にも対応することが
でき、よりおいしく調理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器のブロック図
【図2】同炊飯器の一部ブロック化した回路図
【図3】本発明の第2の実施例の炊飯器の一部ブロック
化した回路図
【図4】本発明の第3の実施例の炊飯器の一部ブロック
化した回路図
【図5】同炊飯器の要部側面図
【図6】本発明の第4の実施例の炊飯器の一部ブロック
化した回路図
【図7】本発明の第5の実施例の炊飯器のブロック図
【図8】同炊飯器の水の温度上昇を示すタイムチャート
【図9】本発明の第6の実施例の炊飯器のブロック図
【図10】同炊飯器の炊飯持の温度上昇を示すタイムチ
ャート
【図11】従来の炊飯器の一部ブロック化した回路図
【符号の説明】
15 内鍋 16 加熱コイル 17 温度検知手段 18 商用電源 19 直流電源 20 インバータ回路 21 電流検知手段 22 電流制御手段 23 入力手段 24 電流変化手段 25 表示手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を入れる内鍋と、前記内鍋内の調
    理物の温度を検知する温度検知手段と、前記内鍋を誘導
    加熱する加熱コイルと、商用電源を整流して得られる直
    流電源と、前記直流電源を高周波電力に変換するインバ
    ータ回路と、商用電源より供給される電流を測定する電
    流検知手段と、前記電流検知手段より得られる値を基に
    電流が所定の電流値になるように制御する電流制御手段
    と、前記所定の電流値を変化させる電流変化手段と、前
    記所定の電流値をどのくらい変化させるかを入力する入
    力手段と、前記電流検知手段の検知値を表示する表示手
    段とを備えた炊飯器。
  2. 【請求項2】 入力手段は、スイッチにより入力するよ
    うにした請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 電気信号が入力できるように端子接続部
    を設け、入力手段は前記端子接続部からの電気信号を入
    力するようにした請求項1記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 無線信号受信手段を設け、入力手段は前
    記無線信号受信手段からの無線信号を入力するようにし
    た請求項1記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 内鍋に水を入れて加熱して沸騰させる加
    熱テストモードを有し、前記加熱テストモードにおける
    水の温度上昇時間より加熱の強さを判断し、その結果よ
    り電流制御手段が保つ所定の電流値を変化させる第1の
    電流補正手段を付加した請求項1記載の炊飯器。
  6. 【請求項6】 内鍋に調理物を入れての炊飯時の温度上
    昇時間より加熱の強さを判断し、その結果より電流制御
    手段が保つ所定の電流値を変化させる第2の電流補正手
    段を付加した請求項1記載の炊飯器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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