JP2003324682A - 音声情報付プリント、音声情報付プリントの再生装置、デジタルカメラ、携帯端末、及び画像記録装置 - Google Patents

音声情報付プリント、音声情報付プリントの再生装置、デジタルカメラ、携帯端末、及び画像記録装置

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JP2003324682A
JP2003324682A JP2002132503A JP2002132503A JP2003324682A JP 2003324682 A JP2003324682 A JP 2003324682A JP 2002132503 A JP2002132503 A JP 2002132503A JP 2002132503 A JP2002132503 A JP 2002132503A JP 2003324682 A JP2003324682 A JP 2003324682A
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voice information
audio
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Application number
JP2002132503A
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English (en)
Inventor
Takayuki Iida
孝之 飯田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声を伴ってアルバム化することが可能な音
声情報付プリントを提供することを目的とする。 【解決手段】 画像データのノイズ成分を多く含むビッ
トに画像データとは異なる音声データを埋め込み、音声
データが埋め込まれた画像データに基づいて画像を印画
紙に記録してプリントを作成し(400〜408)、ア
ルバムを作成する(410)。作成されたプリントは、
撮像デバイスで撮影することによって音声データを読み
出すことができ、読み出した音声データに基づいて音声
を再生することができるので、撮影画像と共に、撮影画
像に関連する音声を楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報付プリン
ト、音声情報付プリントの再生装置、デジタルカメラ、
及び携帯端末にかかり、特に、写真プリントに音声情報
が添付された音声情報付プリント、当該プリントを撮影
することによって音声情報を抽出して再生する音声情報
付プリントの再生装置、当該再生装置機能を有するデジ
タルカメラ、携帯端末装置、及び音声情報付プリントを
作成する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラやデジタルカメラなどは、
運動会、祭り、家族旅行等などで、撮影された動画や写
真プリント等を楽しむものである。写真プリントなどは
アルバム化して鑑賞しやすい形態にするのが一般的であ
る。
【0003】また、デジタルカメラやビデオカメラ等で
撮影した撮影画像をアルバム化する技術が提案されてお
り、例えば、特開2000−293974号公報、特開
平11−122567号公報、特開平11−33174
0号公報、及び特開平5−181109号公報に記載の
技術などが提案されている。
【0004】特開2000−293974号公報に記載
の技術では、静止画ファイル及び動画ファイルをそれぞ
れ記録する静止画記録領域及び動画記録領域を有する画
像データベースに、記録されている静止画ファイル又は
動画ファイルをディスプレイで適宜表示可能として、静
止画ファイルと動画ファイルとが混在して記憶されたメ
モリカードからメモリカードインタフェースを介して静
止画ファイル及び動画ファイルを読み出して前記画像デ
ータベースの静止画記録領域及び動画記録領域にそれぞ
れ記録した後に、前記画像データベースに記録された静
止画ファイル及び動画ファイルをメモリカードから消去
する電子アルバム装置が提案されている。当該電子アル
バム装置によって電子カメラ等で得られた画像情報を記
憶した記憶媒体から簡単な操作で画像情報を取り込んで
保存し、必要に応じて画像を表示することができる。
【0005】また、特開平11−122567号公報に
記載の技術では、ビデオテープやビデオディスクなどの
動画記録媒体に収録された動画情報をコンピュータに取
り込み、コンピュータを操作することにより、動画情報
の単位要素をなす任意な複数の静止画情報を取り出して
加工し且つ各ページ単位に適宜に配列した物とした静止
画配列情報を作成し、この静止画配列情報を各ページ単
位毎に一定大きさの一枚の印画紙に印刷して写真として
使用するようにしている。これによって、動画情報から
写真アルバムを作成することができる。
【0006】また、特開平11−331740号公報に
記載の技術では、反射型カラー液晶装置と、薄型スピー
カーと、動画データを記憶するフラッシュメモリと、動
画データを復号する動画復号回路と、タッチパネルと、
制御部と、電力を供給する太陽電池と、を備えて、全体
形状をシート状に形成した動画再生装置が提案されてい
る。この動画再生装置によって動画をアルバムのように
鑑賞することができる。
【0007】また、特開平5−181109号公報に記
載の技術では、記憶手段に高能率符号化して記憶されて
いる動画データを復号する復号手段を内蔵する筐体に複
数枚の液晶表示手段を搭載して、当該筐体にカード型記
憶手段が装着されたとき、当該複数の液晶表示手段に記
憶手段に記憶されている動画像を表示する電子アルバム
装置が提案されており、当該電子アルバム装置によっ
て、所望の動画を何度も容易に鑑賞することができると
共に、他の複数の液晶表示手段の画像も同時に鑑賞する
ことができ、銀塩写真アルバムと同じような間隔で動画
を楽しむことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音声を
伴った写真をアルバム化する提案は少なく、また、上述
のような電子化されたアルバム等によって音声を伴った
アルバム鑑賞をすることが可能であるが、それぞれ専用
の再生表示装置などが必要とされ、高価な物となってし
まう、という問題がある。
【0009】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、音声を伴ってアルバム化することが可能な音声
情報付プリント、当該音声情報付プリントの音声情報を
再生可能な音声情報付プリントの再生装置、デジタルカ
メラ、携帯端末、音声情報付プリントを作成する画像記
録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、撮影画像が記録されると共
に、前記撮影画像に関連する音声情報が音声画像として
予め記録されていることを特徴としている。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、撮影画像
が記録されていると共に、撮影画像に関連する音声情報
が音声画像として予め記録されているので、当該音声画
像を抽出することによって撮影画像に関連する音声を再
生することが可能となる。すなわち、音声情報に基づい
て撮影画像と共に音声を楽しむことができ、音声を伴っ
てアルバム化することが可能となる。例えば、音声画像
は、被写体を撮影する撮影手段等を用いることによって
抽出可能な音声画像を記録することができ、当該撮影手
段によって音声情報付プリントを撮影することによって
当該音声情報を抽出することで、当該音声情報に基づい
て画像と共に音声を楽しむことが可能となる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記音声画像は、前記撮影画像の一部
として記録されていることを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、音声画像が、撮影画像の一部と
して記録されている。例えば、画像を表す画像データ内
に音声データを埋め込んで記録することによって音声情
報を記録することができる。電子透かし技術によって埋
め込まれた情報は、撮影手段の撮影によって抽出するこ
とができので、電子透かし技術を用いて音声情報を画像
内に埋め込むことによって、撮影手段によって音声情報
が埋め込まれた画像を撮影することで当該音声情報を抽
出することができ、再生することが可能となる。
【0014】なお、音声画像としては、この他には撮影
画像と音声画像とを合成して記録することも可能であ
る。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記音声情報は、バーコ
ードで記録されていることを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、音声情報の記録は
バーコードを用いることができる。バーコードは、撮影
画像に重ねてもよいし、別の位置に記録するようにして
もよ。
【0017】バーコードで音声情報を表すことによっ
て、撮影手段等で当該バーコードを撮影することによっ
て音声情報を抽出することが可能となる。すなわち、抽
出された音声情報に基づく音声の再生が可能である。例
えば、2次元バーコード等の埋め込むことができる情報
量の多いバーコードを用いることにより、音声情報を記
録できる。また、1次元バーコード等の場合には、音声
情報として音声データを予め記憶した記憶手段から引き
出すための情報等を記録することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の音声情報付プリントを撮影
する撮影手段と、前記撮影手段で撮影した情報画像から
前記音声情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段の抽
出結果に基づいて音声を再生する再生手段と、を備える
ことを特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、撮影手段
では請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の音声情
報付プリントが撮影される。例えば、CCD等の撮像デ
バイスを用いて撮影を行うことができる。なお、撮影手
段としては、被写体を撮影する撮影装置も兼用すること
もできる。
【0020】抽出手段では、請求項1乃至請求項3の何
れか1項に記載の音声情報付プリントを撮影手段によっ
て撮影した情報画像から音声情報が抽出され、抽出され
た音声情報に基づいて再生手段によって音声が再生され
る。すなわち、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記
載の音声情報付プリントに記録された音声情報を抽出し
て当該音声情報に基づいて音声を再生することができ
る。
【0021】例えば、デジタルカメラには、撮影手段が
備えられているので、抽出手段及び再生手段をデジタル
カメラに構成することによって、請求項5に記載の発明
のように、当該再生装置をデジタルカメラに容易に適用
することが可能である。
【0022】また、携帯電話等の携帯端末にも撮影手段
が備えられているものがあり、抽出手段及び再生手段を
携帯端末に構成することによって、請求項6に記載の発
明のように、当該再生装置を携帯端末に容易に適用する
ことが可能である。
【0023】なお、請求項1乃至請求項3の何れか1項
に記載の音声情報付プリントを前記撮影手段で撮影した
情報画像から前記音声情報を検出する検出手段をさらに
備えるようにしてもよい。検出手段によって、撮影画像
が記録されると共に、音声情報が予め記録された音声情
報付プリント(請求項1乃至請求項3の何れか1項に記
載の音声情報付プリント)を撮影手段で撮影することに
よって得られる情報画像に音声情報が含まれているか否
かを検出することが可能となる。
【0024】請求項7に記載の発明は、被写体を撮影し
た撮影画像と、当該撮影画像に対応する音声情報を表す
音声画像とを合成した合成画像を生成する生成手段と、
前記合成画像を記録媒体に記録する記録手段と、を含む
ことを特徴としている。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、生成手段
では、被写体を撮影した撮影画像と、当該撮影画像に対
応する音声情報を表す音声画像とが合成されて合成画像
が生成される。そして、記録手段によって生成手段によ
って生成された合成画像が記録媒体に記録される。これ
によって請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の音
声情報付プリントを作成することが可能となる。
【0026】例えば、請求項7に記載の発明は、画像を
表す画像データに、当該画像データに対応する音声デー
タを埋め込んで音声情報付画像データを生成する生成手
段と、前記音声情報付画像データに基づいて画像を記録
媒体に記録する記録手段と、を含むようにしてもよい。
この場合には、生成手段では、画像を表す画像データ
に、当該画像データに対応する音声データを埋め込んで
音声情報付画像データが生成される。例えば、音声デー
タの画像データへの埋め込みは所謂電子透かし技術を用
いることによって可能である。
【0027】記録手段では、音声情報付画像データに基
づいて画像が記録媒体に記録される。これによって、撮
影手段の撮影によって抽出可能な音声情報を記録するこ
とができる。従って、請求項1又は請求項2に記載の音
声情報付プリントを作成することが可能となる。
【0028】請求項8に記載の発明は、被写体を撮影し
た撮影画像を記録媒体に記録する記録手段と、前記撮影
画像に対応する音声情報を表す音声画像を記録する音声
情報記録手段と、を含むことを特徴としている。
【0029】請求項8に記載の発明によれば、記録手段
では、被写体を撮影した撮影画像が記録媒体に記録され
る。例えば記録手段では、外部より入力される画像を表
す画像データに基づいて画像が記録媒体に記録される。
すなわち、デジタルカメラ等の撮影によって得られる画
像データに基づいて画像が記録媒体に記録される。ま
た、撮影画像の記録はデジタル記録でもよいし、アナロ
グ記録でもよい。
【0030】また、音声情報記録手段では、例えば、画
像データと共に入力される画像データに対応する音声デ
ータに基づいて当該音声データを表す音声情報が音声画
像として記録される。すなわち、デジタルカメラ等の撮
影によって得られる音声データについても当該音声デー
タを表す音声情報が記録される。これによって、撮影手
段の撮影によって抽出可能な音声情報を記録することが
でき、請求項1又は請求項3に記載の音声情報付プリン
トを作成することが可能となる。なお、音声画像の記録
は前記記録媒体に記録してもよいし、他の台紙等に記録
してもよい。
【0031】例えば、音声画像の記録としては、請求項
9に記載の発明のように、バーコードを用いることが可
能であり、これによって、請求項3に記載の音声情報付
プリントを作成することが可能となる。
【0032】なお、バーコードは、請求項10に記載の
発明のように、音声情報が予め記憶された記憶手段から
引き出すための識別情報を表すようにしてもよい。すな
わち、識別情報を用いて音声情報を記憶手段から読み出
して音声を再生することが可能となる。また、2次元バ
ーコード等を用いることによって音声情報そのものを表
すことも可能である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は、デ
ジタルカメラで撮影することによって得られる画像デー
タ及び音声データに基づいて作成されるプリントに本発
明を適用したものである。 [第1実施形態]本実施の形態に係わるプリントは、画
像の撮影及び音声録音が可能なデジタルカメラと、当該
デジタルカメラの撮影画像からプリントを作成する写真
処理システムとによって作成され、デジタルカメラで撮
影することによって得られる音声を含む画像(静止画及
び動画)に基づいて、写真処理システムで、写真プリン
トを作成すると共に、当該写真プリントに対応する音声
情報をプリントに添付して記録するものである。 [デジタルカメラ]図1(A)、(B)に示すように、
デジタルカメラ10の本体12は略箱型で、正面から見
て左側に、本体12の把持を容易とするための突起(把
持部)が形成された形状とされている。本体12の正面
側中央にはレンズ14が取り付けられており、本体12
のレンズ14上方には、ユーザが撮影範囲等を目視で確
認するための光学ファインダ16、低照度での撮影等の
場合に補助光を発するためのストロボ18が取り付けら
れている。
【0034】また、ストロボ18の近傍の位置には、ス
トロボ発光時に被写体で反射して戻ってきたストロボ光
の光量を検出するストロボ受光センサにストロボ光を導
くためのストロボ受光窓20、及び内蔵されたAEセン
サに光を導くためのAE受光窓22が備えられている。
【0035】本体12の上面には、正面から見て右側に
電源スイッチ24が、左側(把持部に対応する位置)に
シャッタボタン26が各々設けられており、本体12の
正面から右側側面には、メモリカード(図示省略)を装
填可能なスロット30が設けられている。なお、モード
切換スイッチ28は、静止画撮影を行う静止画モード、
動画撮影を行う動画モード、各種編集を行う編集モード
等を切り換える。
【0036】また、デジタルカメラ10の右側側面に
は、このデジタルカメラ10の後述するRAM等のメモ
リに記録された画像データを外部に送出するためのUS
B(Universal Serial Bus)ケーブルが接続されるUS
B端子32、及びRAM等のメモリに記録された画像デ
ータを、携帯電話を使用して外部に送信する場合におい
て、携帯電話との接続時に使用される携帯電話用端子3
4が備えられている。
【0037】更に、携帯電話用端子34の下方には、交
流電源から電源を得るためのACアダプタを接続するA
Cアダプタ接続口36が設けられており、交流電源をデ
ジタルカメラ10に供給可能なように構成されている。
【0038】また、図1(B)に示すように、本体12
の背面には、透過型液晶(半透過型液晶でもよい)から
なるカラーディスプレイ38が設けられており、カラー
ディスプレイ38は、蛍光管やLED等によって構成さ
れるバックライトを備えた構成とされている。なお、カ
ラーディスプレイ38は光学ファインダ16の機能も有
する。
【0039】本体12の背面には、向かって右側に、メ
ニュー(MENU)スイッチ40、実行/画面切換(E
X/VIEW CHG)スイッチ42、選択(SELE
CT)スイッチ44、及びキャンセル(CANCEL)
スイッチ46が各々設けられており、カラーディスプレ
イ38の上方には、モードを切り換えるモード切換スイ
ッチ28が設けられている。なお、選択スイッチ44
は、メニュースイッチ40を押下することによって表示
されたメニュー画面等のモード等を選択するスイッチで
あり、その実行は実行/画面切換スイッチ42で行う。
また、キャンセルスイッチ46は種々のモード等をキャ
ンセルするためのスイッチである。また、モード切換ス
イッチ28は撮影モード(動画や静止画)、編集モード
等の各種モードを切り換えるためのスイッチである。
【0040】図2にはデジタルカメラ10の電気系の構
成が示されている。レンズ14は詳しくはオートフォー
カス(AF)機構を備えたズームレンズ(焦点距離可変
レンズ)であり、レンズ14のAF機構及びズーム機構
は駆動回路48によって駆動される。なお、ズームレン
ズに代えて、AF機構のみを備えた焦点距離可変レンズ
をレンズ14として用いてもよい。
【0041】本体12の内部におけるレンズ14の焦点
位置に相当する位置には、エリアCCDセンサ等で構成
される撮像デバイス50が配置されており、被写体を反
射してレンズ14に入射された光は撮像デバイス50の
受光面に結像される。撮像デバイス50は、受光面上に
マトリクス状に配列された多数個の光電変換セルの各々
における受光量を表すアナログ信号を画像信号として出
力する。撮像デバイス50は、駆動回路48に接続され
ているタイミング信号発生部52によって発生されたタ
イミング信号に同期したタイミングで駆動されて画像信
号を出力する。なお、タイミング信号発生部52は、静
止画撮影と動画撮影に応じてそれぞれ異なるタイミング
信号を発生する。
【0042】レンズ14と撮像デバイス50との間には
絞り54が配置されている。絞り54は駆動回路48に
よって駆動される。絞り54は、絞り量を連続的に変更
可能な単一の絞りで構成してもよいし、絞り量が異なる
複数の絞りを切り替える構成としてもよい。
【0043】タイミング信号発生部52には、さらにス
トロボ18の発光を制御するストロボ制御回路56も接
続されており、撮影時に低照度であることが検出された
場合や、ユーザによって発光が指示された場合にタイミ
ング信号発生部52によって発生されたタイミング信号
に同期したタイミングで発光するように制御される。
【0044】撮像デバイス50の信号出力端には、サン
プリング部58、A/D変換器60、信号処理部62、
メモリ64、及び圧縮/伸張部66が順に接続されてお
り、それぞれシステムバス68に接続され、システムバ
ス68に接続されたシステム制御部70によって統括的
に制御されるようになっている。
【0045】サンプリング部58では、撮像デバイス5
0から出力された画像信号を、タイミング信号発生部5
2によって発生されたタイミング信号に同期したタイミ
ングでサンプリングすると共に、増幅してA/D変換器
60へ出力する。サンプリング部58は、図示しないC
DS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリ
ング:以下CDSという)部を含んで構成されている。
CDS部は、例えば、CCD型の撮像素子を用いて、基
本的にその素子により生じる各種のノイズをタイミング
信号発生部からのタイミング信号によりクランプするク
ランプ回路と、タイミング信号によりアナログ電圧信号
をホールドするサンプルホールド回路を有する。CDS
部は、ノイズ成分を除去してアナログの出力信号として
画像信号をA/D変換部60に送る。サンプリング部5
8から出力された画像信号は、A/D変換器60によっ
てデジタルの画像データに変換されて信号処理部62へ
入力される。信号処理部62では、入力された画像デー
タに対して、静止画撮影及び動画撮影のそれぞれに対応
した、色補正・γ補正・Y/C変換等の各種処理を行
う。信号処理部62から出力された画像データは、RA
M等で構成されたメモリ64に一時記憶される。そし
て、圧縮/伸張部66で圧縮されてから内蔵メモリ又は
スロット30に装填されたメモリカード72に記憶され
るようになっている。
【0046】また、システムバス68には、カラーディ
スプレイ38も接続され、撮影によって得られる画像デ
ータに基づく画像の表示が可能とされている。
【0047】さらに、システムバス68には、上述のU
SB端子32、携帯電話用端子34、スピーカー74、
マイク76、及び各種操作スイッチ(シャッタボタン2
6、モード切換スイッチ28、及びその他の、メニュー
スイッチ40、実行/画面切換スイッチ42、選択スイ
ッチ44、キャンセルスイッチ46等のスイッチなど)
78が接続された入出力インターフェース(I/F)8
0が接続されており、各種操作スイッチ78の操作に応
じた制御がなされるようになっている。
【0048】すなわち、シャッタボタン26が操作され
た等により、スロット30に装填されたメモリカードへ
の画像データの格納が指示された場合、システム制御部
70はメモリ64に一時記憶されている画像データを読
み出して圧縮/伸張部66へ転送する。これにより、画
像データは圧縮/伸張部66で圧縮された後に内蔵メモ
リ又はメモリカード72に格納される。なお、撮影する
際のモード等によって画像データが圧縮されることなく
内蔵メモリ又はメモリカード72に格納される場合もあ
る。
【0049】また、内蔵メモリ又はスロット30に装填
されたメモリカード72に格納されている画像データが
表す画像の再生(表示)が指示された場合には、内蔵メ
モリ又はスロット30に装填されたメモリカード72か
ら画像データが読み出され、読み出された画像データが
圧縮/伸張部66で伸張(解凍)された後、メモリ64
に一時記憶される。そして、メモリ64に一時記憶され
た画像データを用いてカラーディスプレイ38への画像
の表示(再生)が行われる。
【0050】ところで、本実施の形態のデジタルカメラ
10は、静止画のみならず、動画撮影も可能とされてい
る。動画撮影の切換は、各種操作スイッチ78に含まれ
るモード切換スイッチ28によってなされる。動画モー
ドでの撮影は、動画像のみならず、マイク76によって
音声も録音されるようになっている。
【0051】また、本発明の実施の形態に係わるデジタ
ルカメラ10は、動画モードで撮影した動画から静止画
を編集によって作成することが可能とされている。当該
編集はモード切換スイッチ28の切り換えによってなさ
れ、編集の操作は各種スイッチ78を操作することによ
ってなされる。
【0052】また、動画から静止画を編集する際には、
動画をコマ送り等によって選択し、静止画像を特定する
ことによって静止画を作成することができる。この時、
特定された静止画の前後数秒〜数十秒の動画データに含
まれる音声データが切り出されるようになっており、特
定された静止画を表す画像データ及び当該画像データに
対応する音声データは、それぞれメモリ64内のイメー
ジファイル及び音声ファイルに格納されるようになって
いる。
【0053】さらに、本発明の実施の形態に係わるデジ
タルカメラ10は、後述する写真処理システムで作成さ
れた写真アルバムの音声情報が添付された写真プリント
を撮影することによって、写真アルバムに添付された音
声情報を読み出して再生することが可能とされている。
詳細には、図3に示すように、信号処理部62に、エリ
ア分離・抽出手段82、電子透かし検出手段84、及び
音声データ化手段86を含んで構成されており、写真ア
ルバムを撮影することによって得られる画像データがA
/D変換器60より信号処理部62に入力されると、エ
リア分離・抽出手段82によって写真アルバムを撮影し
た撮影画像からプリントに対応する領域を抽出し、抽出
されたプリントに対応する領域から電子透かしがあるか
否かを電子透かし検出手段84によって検出する。ここ
で、電子透かしが含まれていると判断すると、音声デー
タ化手段86によって電子透かし内のデータを復号化し
て音声データを作成し、スピーカ74より出力可能とし
ている。
【0054】すなわち、上述のように、動画から静止画
を作成し、対応する音声データを後述する写真処理シス
テムで電子透かし技術を用いて画像内に埋め込んでプリ
ントを作成することによって、作成された写真プリント
から音声データを抽出して再生することが可能とされて
いる。
【0055】なお、撮像デバイス50は本発明の撮影手
段に相当し、エリア分離・抽出手段82及び電子透かし
検出手段84は本発明の抽出手段に相当し、音声データ
化手段86及びスピーカ74は本発明の再生手段に相当
する。 [写真処理システム]図4には、デジタルカメラ10等
で撮影することによって得られる撮影画像からプリント
を作成する写真処理システム90が示されている。
【0056】図4に示すように、この写真処理システム
90は、フィルムスキャナ92、画像処理部94、レー
ザプリンタ部96、プロセッサ部98、及びプリントア
ルバム編集装置100を含んで構成されている。
【0057】フィルムスキャナ92は、ネガフィルムや
リバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されている
コマ画像を読み取るためのものであり、例えば135サ
イズの写真フィルム、110サイズの写真フィルム、及
び透明な磁気層が形成された写真フィルム(240サイ
ズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、120サイ
ズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フィルム
のコマ画像を読取対象とすることができる。フィルムス
キャナ92は、光を拡散する拡散ボックス102を介し
て、フィルムキャリア104にセットされた読取対象の
コマ画像に対して光源106の光を照射し、コマ画像を
透過した光をレンズ108を介して、ラインCCDセン
サ110で読み取り、A/D変換器112においてA/
D変換した後、画像データを画像処理部94へ出力す
る。
【0058】画像処理部94は、フィルムスキャナ92
から出力された画像データ(スキャン画像データ)が入
力されると共に、デジタルカメラ10等での撮影によっ
て得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)をス
キャナ114(フラットベット型)で読み取ることで得
られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フロ
ッピディスクドライブ116、MOドライブ又はCDド
ライブ118から読み出すことで得られる画像データ、
及びモデム120を介して受信する通信画像データ等を
外部から入力することも可能なように構成されている。
【0059】画像処理部94は、入力された画像データ
を画像メモリ122に記憶し、色階調処理部124、ハ
イパートーン処理部126、ハイパーシャープネス処理
部128等の各種補正等の画像処理を行なって、記録用
画像データとしてレーザプリンタ部96へ出力する。ま
た、画像処理部94は、画像処理を行なった画像データ
を画像ファイルとして外部へ出力する(例えばFD、M
O、CD−R等の記録媒体に出力したり、通信回線を介
して他の情報処理機器へ送信する等)ことも可能とされ
ている。なお、画像処理部94にはモニタ94M及びキ
ーボード94Kが設けられており、画像処理部94にお
ける各種設定等の操作が可能とされている。
【0060】レーザプリンタ部96は、R、G、Bのレ
ーザ光源130を備えており、レーザドライバ132を
制御して、画像処理部94から入力された記録用画像デ
ータ(一旦、画像メモリ134に記憶される)に応じて
変調したレーザ光を印画紙139に照射して、走査露光
(本実施形態では、主としてポリゴンミラー136、f
θレンズ138を用いた光学系)によって印画紙139
に画像を記録する。また、プロセッサ部98は、レーザ
プリンタ部96で走査露光によって画像が記録された印
画紙139に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の
各処理を施す。これにより、印画紙139上に画像が形
成されることによってプリントが作成される。
【0061】また、画像処理部94は、例えばユーザの
プリント注文によって上述のデジタルカメラ10からイ
メージファイル及び当該イメージファイルに対応する音
声ファイルを取得した場合には、イメージファイル内の
画像データに対応する音声ファイル内の音声データを、
電子透かし技術を用いて画像に埋め込む処理を行うよう
になっている。すなわち、画像処理部94は、図5に示
すように、電子透かし合成手段140を含んで構成され
ており、当該電子透かし合成手段140によって、イメ
ージファイル内の画像データと当該画像データに対応す
る音声ファイル内の音声データとが合成されるようにな
っている。すなわち、電子透かし合成手段140によっ
て音声データが電子透かしとして画像データに埋め込ま
れる。そして、音声データが埋め込まれた画像データに
基づいてプリントが作成されるようになっている。
【0062】ここで、電子透かし合成手段140による
音声データの画像データへの埋め込みについて説明す
る。
【0063】各画素nビットの値を持つ多値画像は、そ
れぞれのビット毎に分解して取り出せば、n枚の2値画
像の組みとして考えることができる。通常の画像データ
は、形の認められる成分を多く含むビット(成分)とノ
イズを多く含むビットを有している。このノイズを多く
含むビットに画像データとは異なる音声データを埋め込
んでも殆ど目立つことはなく画像に影響を与えることは
ない、そこでこれを利用して、画像データとは異なる音
声データを埋め込むことができる。本実施の形態では、
この技術を利用して画像データに対応する音声データを
音声情報として画像データに埋め込むものである。
【0064】プロセッサ部98で作成されたプリント
は、プリントアルバム編集装置100によって、図6に
示すように、台紙142等に貼り付けられてアルバム状
に編集される。この時、電子透かしが埋め込まれたプリ
ントについては、図6に示すように、プリント近傍に音
声情報が添付されていることを表すマーク144等を、
プリントを編集する台紙等に記録するようになってい
る。すなわち、当該マーク等によってプリントに音声情
報が添付されているか否かを把握することができる。
【0065】なお、電子透かし合成手段140は本発明
の生成手段に相当し、レーザプリンタ部96及びプロセ
ッサ部98は本発明の記録手段に相当する。
【0066】続いて、上述のように構成されたデジタル
カメラ10及び写真処理システム90のそれぞれの作用
について説明する。
【0067】まず、デジタルカメラ10の作用について
図7〜11のフローチャートを参照して説明する。
【0068】図7は、図1に示す電源スイッチ24をオ
ンしたときに起動される電源オンプログラムを示すフロ
ーチャートである。なお、オートフォーカス機構、自動
露出機能等については省略して説明する。
【0069】はじめに、電源スイッチ24がオンされる
と、ステップ150では、システムのリセットが行われ
る。なお、このとき、レンズ14を保護するレンズバリ
アを有する場合には、同時にレンズバリアを解放するよ
うにしてもよい。
【0070】ステップ152では、現在選択されている
モード編集モードか否か判定される。該判定が否定され
るとステップ154へ移行して、撮影モードか否か判定
される。
【0071】ステップ154の判定が肯定されると、ス
テップ156へ移行して、撮影モードが起動される。
【0072】ここで、撮影モードについて図8のフロー
チャートを参照して説明する。
【0073】ステップ200では、撮影モードが起動さ
れると、撮像デバイス50の撮像によって得られる画像
データが表す画像の、カラーディスプレイ38への表示
が行われる。
【0074】続いて、ステップ202では、現在のモー
ドが撮影モードか否か判定される。該判定が否定された
場合には、このサブルーチンを抜けて電源オンプログラ
ムのステップ152へ戻る。
【0075】ステップ202の判定が肯定された場合に
は、ステップ204へ移行して、動画撮影か否か判定さ
れる。該判定は、モード切換スイッチ28の状態によっ
て判定される。すなわち、モード切換スイッチ28がム
ービー(動画撮影)に切り換えられたか否かを判定する
ことによってなされる。
【0076】ステップ204の判定が否定、すなわち、
静止画撮影である場合には、ステップ206へ移行し
て、図1(B)に示す実行/画面切換スイッチ42がオ
ンされたか否か判定される。該判定が肯定された場合に
は、ステップ208へ移行して、撮像デバイス50から
の画像表示及び撮影可能枚数などのシステム情報のう
ち、現在表示されていない方の表示を行う、画像表示の
切換が行われ、ステップ210へ移行する。
【0077】一方、ステップ206の判定が否定された
場合には、そのままステップ210へ移行して、図1に
示すシャッタボタン26がオンされたか否か判定され
る。該判定が否定された場合には、ステップ202へ戻
って上述の処理が繰り返され、ステップ210の判定が
肯定された場合には、ステップ212へ移行して、低照
度か否か判定される。低照度か否かの判定は図示しない
AEセンサに入射される入射光量に応じて判定される。
なお、ステップ212の判定は、ストロボ18を発光す
る指示がユーザによってなされたか否かによって判定す
るようにしてもよい。
【0078】ステップ212の判定が肯定された場合に
は、ステップ214へ移行して、ストロボ発光され、ス
テップ216へ移行する。ステップ212の判定が否定
された場合にはそのままステップ216へ移行する。
【0079】ステップ216では、画像データがメモリ
64に一時記憶されて、圧縮/伸張部66で圧縮され内
蔵メモリ又はメモリカード72に記憶される。すなわ
ち、低照度の場合には、撮像デバイス50による撮像を
行うタイミングでストロボ18が発光されることによっ
て得られる画像データが記憶され、低照度でない場合に
は、ストロボ18を使用しない状態で撮像デバイス50
による撮像を行うことによって得られる画像データが記
憶される。
【0080】そして、このサブルーチンを抜けて電源オ
ンプログラムのステップ152へ戻る。
【0081】一方、ステップ204の判定が肯定、すな
わち、動画撮影である場合には、ステップ218へ移行
して、画像撮影開始か否か判定される。該判定は、モー
ド切換スイッチ28が動画撮影の状態でシャッタボタン
26が操作されたか否かによって判定される。すなわ
ち、モード切換スイッチ28が動画撮影の状態でシャッ
タボタン26が操作されることによって動画撮影が開始
される。
【0082】ステップ218の判定が否定された場合に
は、ステップ202に戻って上述の処理が繰り返され、
ステップ218の判定が肯定された場合には、ステップ
220へ移行する。
【0083】ステップ220では、撮像デバイス50の
撮像によって得られる画像データをメモリ64に一時記
憶しながら圧縮/伸張部66で圧縮されて内蔵メモリ又
はメモリカード72に記憶される。すなわち、動画撮影
によって得られる画像データが順次記億される。
【0084】続いて、ステップ222では、動画撮影終
了か否か判定さえる。該判定はシャッタボタン26が再
度オンされたか否かによって行われ、ステップ222の
判定が否定、すなわちシャッタボタン26が再度オンさ
れていない場合には、ステップ220に戻って動画撮影
が続行され、ステップ222の判定が肯定、すなわち、
シャッタボタン26が再度オンされた場合に動画撮影を
終了し、このサブルーチンを抜けて電源オンプログラム
のステップ152へ戻る。
【0085】ここで、図7に示す電源オンプログラムの
ステップ154へ戻って説明する。
【0086】ステップ154の判定が否定、すなわち、
モードが撮影モードでないと判定された場合には、ステ
ップ158へ移行して、再生モードが起動される。
【0087】次に、再生モードについて図9のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0088】ステップ250では、現在のモードが再生
モードか否か判定される。該判定が否定された場合に
は、電源オンプログラムのステップ152へ戻る。
【0089】ステップ250の判定が肯定された場合に
は、ステップ252へ移行して、既に記憶済みの画像デ
ータの、メモリ上のアドレスを表すポインタにより、現
在、指定されているアドレスに記憶された画像を表示す
るか否か判定される。該判定は、選択スイッチ44が操
作されたか否かによって判定が行われ、選択スイッチ4
4が操作されると判定が肯定される。
【0090】ステップ252の判定が肯定された場合に
は、ステップ254へ移行して、現在、指定されている
アドレスに記憶された画像がカラーディスプレイ38に
表示され、ステップ256へ移行する。また、ステップ
252の判定が否定された場合には、そのままステップ
256へ移行する。
【0091】ステップ256では、選択スイッチ44に
よる再生画像の選択が行われているか否か判定される。
該判定が肯定された場合には、ステップ258へ移行し
て、他の記憶済み画像の、メモリ上のアドレスを指定す
るようにポインタのインクリメントが行われ、ステップ
252へ戻る。
【0092】なお、上記再生モードにおいて、動画を再
生する場合には、上記ポインタは各種スイッチ78を操
作することによって任意に設定できるようにしてもよ
い。
【0093】ここで、図7に示す電源オンプログラムの
ステップ152へ戻って説明する。
【0094】ステップ152の判定が肯定、すなわち、
モード切換スイッチ28の状態が編集モードであると判
定された場合には、ステップ160へ移行して、編集モ
ードが起動される。
【0095】次に、編集モードについて図10のフロー
チャートを参照して説明する。
【0096】ステップ300では、動画から静止画作成
か否か判定される。該判定は、編集モードの状態で、メ
ニュースイッチ40、実行/画面切換スイッチ42、選
択スイッチ44、キャンセルスイッチ46等の各種操作
スイッチ78を操作することによってユーザが動画から
静止画を作成することを指示したか否かを判定すること
によってなされる。
【0097】ステップ300の判定が肯定された場合に
は、ステップ302へ移行して、静止画として切り出す
シーンを撮影動画から特定する。すなわち、撮影した動
画を再生して、静止画として切り出すシーンを各種操作
スイッチ78の操作によって特定する。特定されたシー
ンは、タイムスタンプで定義される。
【0098】ステップ304では、切り出されたシーン
の前後の音声データが出される。すなわち、タイムスタ
ンプで定義されたシーンの前後数秒〜数十秒が切り出さ
れる。
【0099】続いて、ステップ306では、メモリ64
や内蔵メモリ又はメモリカード72内に予め設けられた
イメージファイルに、切り出されたシーンに対応する画
像データが格納されると共に、音声ファイルに当該シー
ンに対応する音声データが格納される。
【0100】ステップ308では、編集終了か否か判定
される。該判定は、モード切換スイッチ28が切り換え
られたか否かによって判定される。
【0101】ステップ308の判定が肯定された場合に
は、このサブルーチンを抜けて電源オンプログラムのス
テップ152へ戻り、ステップ308の判定が否定され
た場合には、再び上述のステップ302へ戻って、次の
編集を行う。
【0102】一方、ステップ300の判定が否定された
場合には、ステップ310へ移行して、音声情報再生処
理が実行された後、このサブルーチンを抜けて電源オン
プログラムのステップ152へ戻る。
【0103】次に、上述の音声情報再生処理について図
11のフローチャートを参照して説明する。なお、音声
情報再生処理は、写真処理システム90によって作成さ
れたアルバムに音声情報が添付されている場合の、当該
音声データを再生するための処理である。
【0104】ステップ350では、撮像デバイス50の
撮像によって得られる画像データが表す画像の、カラー
ディスプレイ38への表示が行われる。
【0105】続いて、ステップ352では、図1に示す
シャッタボタン26がオンされたか否か判定される。該
判定が否定された場合には、ステップ350へ戻って上
述の処理が繰り返され、ステップ352の判定が肯定さ
れた場合には、ステップ354へ移行して、低照度か否
か判定される。低照度か否かの判定は図示しないAEセ
ンサに入射される入射光量に応じて判定される。なお、
ステップ354の判定は、ストロボ18を発光する指示
がユーザによってなされたか否かによって判定するよう
にしてもよい。
【0106】ステップ354の判定が肯定された場合に
は、ステップ356へ移行して、ストロボ発光され、ス
テップ358へ移行する。ステップ354の判定が否定
された場合にはそのままステップ358へ移行する。
【0107】ステップ358では、画像データがメモリ
64に一時記憶されて、圧縮/伸張部66で圧縮されて
内蔵メモリ又はメモリカード72に記憶される。すなわ
ち、低照度の場合には、撮像デバイス50による撮像を
行うタイミングでストロボ18が発光されることによっ
て得られる画像データが記憶され、低照度でない場合に
は、ストロボ18を使用しない状態で撮像デバイス50
による撮像を行うことによって得られる画像データが記
憶される。
【0108】続いて、ステップ360では、画像エリア
分離・抽出手段82によって、撮影画像の中からプリン
ト画像に対応する画像領域が分離・抽出される。
【0109】ステップ362では、分離・抽出されたプ
リント画像に対応する画像領域から電子透かし検出手段
84によって、電子透かしが検出され、電子透かし化さ
れた音声データが抽出される。そして、ステップ364
では、抽出された音声データが音声データ化手段86に
よって音声データ化されて当該音声データに基づく音声
がスピーカ74より出力されることによって音声再生が
なされる。すなわち、画像に埋め込まれた音声情報が抽
出されて当該画像に関係する音声を再生することができ
るので、アルバム鑑賞の楽しみを倍増することができ
る。
【0110】次に、デジタルカメラ10で撮影された動
画から作成された静止画と、当該静止画に対応する音声
情報に基づいて行われる写真処理システム90のプリン
ト処理について図12のフローチャートを参照して説明
する。
【0111】ステップ400では、プリントデータを取
得したか否か判定される。すなわち、デジタルカメラ1
0の撮影等によって得られるプリントを作成するための
画像ファイル及び音声ファイルを含むプリントデータを
取得したか否か判定される。例えば、フロッピー(R)
ディスク116、MO、CD−R等の記録媒体から画像
データを取得することができる。また、モデム120を
介してインターネット等のネットワークからも取得する
ことが可能である。
【0112】ステップ400の判定が否定された場合に
は、プリントデータを取得するまで待機して、ステップ
402へ移行する。
【0113】ステップ402では、プリントデータのう
ち、イメージファイル内の画像データに対して、画像処
理部94によって各種画像処理が施される。すなわち、
取得されたプリントデータのうちイメージファイルから
画像データを画像メモリ122に一旦記憶し、色階調処
理124、ハイパートーン処理126、ハイパーシャー
プネス処理128等の画像処理が画像データに対して行
われる。
【0114】ステップ404では、取得されたイメージ
ファイル内の画像データと音声ファイル内の音声データ
とに基づいて画像処理部94の電子透かし合成手段14
0によって電子透かし合成が行われる。すなわち、画像
データのノイズを多く含むビット(成分)に音声データ
を埋め込む処理が電子透かし合成処理部140で行わ
れ、音声情報が添付された画像データが生成される。
【0115】ステップ406では、音声情報が添付され
た画像データに基づいて印画紙139に画像が形成され
る。すなわち、レーザプリンタ部96では、画像処理部
94で画像処理が施された画像データに応じて変調した
レーザ光が印画紙139に照射され、当該レーザ光の走
査露光によって印画紙139に画像が記録される。
【0116】ステップ408では、印画紙139がプロ
セッサ部98で現像されてプリントPが作成される。す
なわち、プロセッサ部98では、レーザプリンタ部96
で走査露光によって画像が記録された印画紙139に対
して、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理がなさ
れて、プリントPが作成される。
【0117】続いて、ステップ410では、上述のよう
に作成されたプリントPがプリントアルバム編集装置1
00によってアルバムとして編集される。この時、音声
情報が添付されたプリントPについては、例えば、図6
に示すように、音声情報が添付されていることを表すマ
ーク144等が記録される。
【0118】従って、このように作成されたアルバムに
は、音声情報が添付されたプリントPが存在する。そこ
で、上述したデジタルカメラ10を用いて音声情報が添
付されたプリントPを撮影することによって、音声デー
タを抽出することができる。すなわち、音声情報が添付
されたプリントPに対して図11に示す音声情報再生処
理を行うことによって、デジタルカメラ10でプリント
Pに添付された音声を再生することが可能となる。
【0119】なお、第1実施形態では、音声情報が添付
されていることを表すマーク144等を台紙に記録する
ようにしたが、これに限るものではなく、例えば、プリ
ントPの裏面に記録するようにしてもよい。 [第2実施形態]続いて、第2実施形態に係わる写真ア
ルバムを作成するシステムについて説明する。
【0120】第2実施形態に係わる写真アルバムを作成
するシステムは、デジタルカメラ10の代わりに撮影機
能付きの携帯端末を用いるものであり、当該携帯端末と
第1実施形態で説明した写真処理システム90等を含む
ネットワークシステムとされている。携帯端末としては
例えば携帯電話、ノート型コンピュータ、PDA等が上
げられるが、本実施の形態では、携帯端末として携帯電
話を用いる例を説明する。なお、上記実施の形態と同一
構成については同一符号を付して説明する。
【0121】図13には、ネットワークシステム500
の概略構成が示されている。図13に示すように、ネッ
トワークシステム500は、各々同位置または異なるユ
ーザが所有する、画像データを送信することによってプ
リント注文を希望するユーザ側の複数のコンピュータ5
02、504、及びプリント注文に対応するための同一
または異なる複数のコンピュータ506がそれぞれモデ
ム、ルータ、TA(ターミナルアダプタ:Terminal Ada
pter)等の接続装置508を介して、インターネットや
その他の小規模ネットワークとしてのLAN(Local Ar
ea Network)で代表されるネットワーク(例えば、イン
ターネット)510に接続されている。複数のコンピュ
ータ502、504、506は、ネットワーク510を
介して、相互通信により情報授受が可能である。
【0122】また、本実施の形態では、ネットワーク5
10は、ネットワーク510に、各国又は各地域の電話
会社が構築・提供する公衆電話網などで代表される通信
網512を含んで構成される。通信網512には、例え
ばPSTN(Public Switched Telephone Network)や
ISDN(Integrated Service Digital Network)が含
まれる。また、通信網として、さらに、PDC(Person
al Digital Cellular)やPHS(Personal Handy-phon
e System)など各種形式の無線電話網を含むことができ
る。ネットワーク510と通信網512とは、ゲートウ
ェイ・システム504によって相互接続されている。
【0123】通信網512は、携帯端末514に対する
データの送受信機能を有する基地局516を備えてい
る。これによって、携帯端末514は、通信網512を
介して他の携帯端末への通信、又は通信網512、ゲー
トウェイ・システム504及びネットワーク510を介
して他の端末やサーバに対する通信が可能となる。詳細
は後述するが、本実施の形態では、携帯端末514に設
けられたデジタルカメラ機能で撮影することによって得
られる画像データを送信することによってプリント注文
をするときに用いるものである。
【0124】また、以下の説明では、複数のコンピュー
タ506は各々サーバ・コンピュータとして機能し、こ
のコンピュータ506のうち少なくとも1つのコンピュ
ータがプリント注文時の画像データを蓄積する機能及び
ユーザからのプリント注文に対応する処理を実行する機
能を有するコンピュータ(以下、処理サーバという)5
06として機能する構成を一例として説明する。
【0125】また、本実施の形態では、上記のコンピュ
ータは各々1台ずつとして説明するが、1台に限定され
るものではなく、複数台でもよい。
【0126】本実施の形態では、ネットワーク510と
してインターネットを適用した場合を説明する。この場
合、少なくとも1つのコンピュータは、WWW(World
WideWeb)サーバとして機能させることができ、また他
のマシンはWWWクライアントとして機能させることも
できる。
【0127】詳細には、各コンピュータには、WWWブ
ラウザがインストールされており、このWWWブラウザ
を起動することにより、ネットワーク510を介してサ
ーバ・コンピュータに任意にアクセス可能となる。この
とき、アクセス位置(アクセス先のコンピュータの位
置、及びコンピュータ内の情報の位置で構成されるデー
タ)は、URL(Uniform Resource Locator)で指定さ
れる。
【0128】これらのコンピュータは、他のコンピュー
タからアクセス要求があった場合、URLで指定された
位置にあるデータを、ネットワーク510を介して、ア
クセス元のコンピュータへ送信する。このとき、データ
は、一般にHTTP(HyperText Transfer Protocol)
に従って転送される。
【0129】なお、これらのコンピュータの識別には、
IP(Internet Protocol)アドレスが用いられる。ま
た、携帯端末514等の識別には、ユーザ自身の入力
や、予め定められているコート等のユーザIDを用いる
ことができる。
【0130】処理サーバ506には、第1実施形態に係
わる写真処理システム90が接続されており、ネットワ
ーク510を介して得られる画像データに基づいてプリ
ント作成が可能なように構成されている。また、ネット
ワーク510を介して得られる画像データ等のデータ
は、記憶装置506Aにデータベースとして記憶される
ようになっている。
【0131】図14には、本実施の形態に係わる携帯端
末514の電気系の構成が示されている。本実施の形態
に係わる携帯端末514は、図14に示すように、第1
実施形態に係わるデジタルカメラと基本的には、同一構
成とされており、同一構成については同一符号を付して
説明する。
【0132】レンズ14’は第1実施形態とは異なり、
パンフォーカスレンズとされており、レンズ14’の焦
点位置に相当する位置には、エリアCCDセンサ等で構
成される撮像デバイス50が配置されており、被写体を
反射してレンズ14’に入射された光は撮像デバイス5
0の受光面に結像される。撮像デバイス50は、受光面
上にマトリクス状に配列された多数個の光電変換セルの
各々における受光量を表すアナログ信号を画像信号とし
て出力する。撮像デバイス50は、駆動回路48に接続
されているタイミング信号発生部52によって発生され
たタイミング信号に同期したタイミングで駆動されて画
像信号を出力する。なお、タイミング信号発生部52
は、静止画撮影と動画撮影に応じてそれぞれ異なるタイ
ミング信号を発生する。
【0133】撮像デバイス50の信号出力端には、サン
プリング部58、A/D変換器60、信号処理部6
2’、メモリ64、及び圧縮/伸張部66が順に接続さ
れており、それぞれシステムバス68に接続されたシス
テム制御部70によって統括的に制御されるようになっ
ている。
【0134】サンプリング部58では、撮像デバイス5
0から出力された画像信号を、タイミング信号発生部5
2によって発生されたタイミング信号に同期したタイミ
ングでサンプリングすると共に、増幅してA/D変換器
60へ出力する。サンプリング部58は、図示しないC
DS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリ
ング:以下CDSという)部を含んで構成されている。
CDS部は、例えば、CCD型の撮像素子を用いて、基
本的にその素子により生じる各種のノイズをタイミング
信号発生部からのタイミング信号によりクランプするク
ランプ回路と、タイミング信号によりアナログ電圧信号
をホールドするサンプルホールド回路を有する。CDS
部は、ノイズ成分を除去してアナログの出力信号として
画像信号をA/D変換部60に送る。サンプリング部5
8から出力された画像信号は、A/D変換器60によっ
てデジタルの画像データに変換されて信号処理部62’
へ入力される。信号処理部62’では、入力された画像
データに対して、静止画撮影及び動画撮影のそれぞれに
対応した、色補正・γ補正・Y/C変換等の各種処理を
行う。信号処理部62’から出力された画像データは、
RAM等で構成されたメモリ64に一時記憶される。そ
して、圧縮/伸張部66で圧縮されてから内蔵メモリ又
はメモリカード72に記憶されるようになっている。
【0135】また、システムバス68には、カラーディ
スプレイ38も接続され、撮影によって得られる画像デ
ータに基づく画像の表示が可能とされている。
【0136】さらに、システムバス68には、外部との
情報授受を有線で行うための外部接続端子73、動画等
の再生をする際に動画等に含まれる音声を出力するスピ
ーカ74、撮像デバイス50を用いた撮影における音声
を録音するためのマイク76、テンキー79等を含む各
種操作スイッチ78’が接続された入出力インターフェ
ース(I/F)80が接続されており、各種操作スイッ
チ78’の操作に応じた制御がなされるようになってい
る。
【0137】また、システムバス68には、通信部71
が接続されており、該通信部71を介して通信網512
との通信が行われるようになっており、通信部71によ
ってイメージファイルや音声ファイルの送受信が可能と
されている。
【0138】本実施形態に係わる携帯端末514は、テ
ンキー79等を操作することによって撮像デバイス50
を用いた撮影を行うようになっており、撮影指示がなさ
れると、第1実施形態と同様に、システム制御部70は
メモリ64に一時記憶されている画像データを読み出し
て圧縮/伸張部66へ転送する。これにより、画像デー
タは圧縮/伸張部66で圧縮された後に内蔵メモリ又は
メモリカード71に格納される。なお、撮影する際のモ
ード等によって画像データが圧縮されることなく内蔵メ
モリ又はメモリカード72に格納される場合もある。
【0139】また、内蔵メモリ又はメモリカード72に
格納されている画像データが表す画像の再生(表示)が
指示された場合には、内蔵メモリ又はメモリカード72
から画像データが読み出され、読み出された画像データ
が圧縮/伸張部66で伸張(解凍)された後、メモリ6
4に一時記憶される。そして、メモリ64に一時記憶さ
れた画像データを用いてカラーディスプレイ38への画
像の表示(再生)が行われる。
【0140】本実施の形態に係わる携帯端末514も第
1実施形態に係わるデジタルカメラ10と同様に、静止
画のみならず、動画撮影が可能とされている。動画撮影
の切換は、各種操作スイッチ78’のテンキー79等を
操作することによって、第1実施形態と同様に、動画モ
ードと静止画モード等のモード切換を行うようになって
いる。なお、動画撮影時には、マイク76によって音声
も録音される。
【0141】また、本実施の形態に係わる携帯端末51
4は、動画モードで撮影した動画から静止画を編集によ
って作成することが可能とされている。当該編集は、テ
ンキー79等によって編集モードに切り換える。編集の
操作についてもテンキー79等を操作することによって
なされる。
【0142】また、動画から静止画を編集する際には、
動画をコマ送り等によって選択し、静止画像を特定する
ことによって静止画を作成することができる。この時、
特定された静止画の前後数秒〜数十秒の動画データに含
まれる音声データが切り出されるようになっており、特
定された静止画を表す画像データ及び当該画像データに
対応する音声データは、それぞれメモリ64、内蔵メモ
リ又はメモリカード72内のイメージファイル及び音声
ファイルに格納されるようになっている。
【0143】さらに、本発明の実施の形態に係わる携帯
端末514は、第1実施形態と同様に写真処理システム
で作成された写真アルバムの音声情報が添付された写真
プリントを撮影することによって、写真アルバムに添付
された音声情報を読み出して再生することが可能とされ
ている。
【0144】第1実施形態では、写真処理システム90
にて電子透かし技術を用いて、音声情報をプリントに埋
め込むようにしたが、第2実施形態では、プリントに対
応したバーコードを用いて、当該バーコードに音声情報
を埋め込むものである。なお、本実施形態では、バーコ
ードは、音声情報として音声データを読み出すための情
報が埋め込まれるが、2次元バーコード等の埋め込むこ
とができる情報量の多いバーコードを用いることによ
り、音声データそのものを埋め込むこともできる。
【0145】携帯端末514は、詳細には、信号処理部
62’に音声情報を表すバーコードから音声情報を復号
化する構成が含まれる。すなわち、図15に示すよう
に、信号処理部62’は、エリア分離・抽出手段8
2’、バーコード検出手段83、バーコード解読手段8
5、音声データ化手段86’を含んで構成されており、
写真アルバムを撮影することによって得られる画像デー
タがA/D変換器60より信号処理部62’に入力され
ると、エリア分離・抽出手段82’によって写真アルバ
ムを撮影した撮影画像からプリントに対応する領域と、
当該プリントに対応する領域外のバーコードが記録され
た領域とを分離抽出し、バーコード検出手段83によっ
てバーコードを検出して、バーコード解読手段85によ
ってバーコードを解読して、音声データ化手段86’に
よって音声データに変換する。音声データ化手段86’
は、バーコードデータに基づいて対応する音声を内蔵メ
モリ又はメモリカード72から引き当てて、スピーカ7
4によって音声を再生するようになっている。なお、音
声ファイルは携帯端末514に保持しておくようにして
もよいし、プリント注文時にイメージファイル及び音声
ファイルを処理サーバ506に転送したときに、処理サ
ーバ506に保持しておくようにしてもよい。なお、エ
リア分離・抽出手段82’及びバーコード検出手段83
は本発明の抽出手段に相当し、バーコード解読手段8
5、音声データ化手段86’及びスピーカ74は本発明
の再生手段に相当する。
【0146】すなわち、動画から静止画を作成し、対応
する音声データ又は当該音声データを読み出すための情
報を写真処理システム90でバーコード化して記録する
ことによって、当該バーコードから音声データを引き当
てて再生することが可能とされている。
【0147】なお、バーコードとしては、例えば、1次
元バーコードや2次元バーコード等の種々のバーコード
を用いることが可能であり、例えば、2次元バーコード
等の埋め込むことができる情報量の多いバーコードを用
いることにより、音声データそのものをバーコード化す
ることが可能である。
【0148】一方、第2実施形態に係わる処理サーバ5
06に接続された写真処理システム90は、第1実施形
態に係わる写真処理システム90に対して画像処理部9
4とプリントアルバム編集装置100が異なるのみであ
り、その他の構成は同一であるので、説明を省略する。
【0149】第1実施形態に係わる写真処理システムの
画像処理部94では、電子透かし合成手段140を含む
構成であったが、第2実施形態に係わる画像処理部は、
電子透かし合成手段140を含まない構成とされてい
る。
【0150】また、第1実施形態に係わるプリントアル
バム編集装置100は、図6に示すように、電子透かし
が埋め込まれたプリントについて、プリント近傍に音声
情報が添付されていることを表すマーク等を、プリント
を編集する台紙等に記録するようにしたが、第2実施形
態に係わるプリントアルバム編集装置100’では、図
16に示すように、音声データを引き当てるための音声
情報をバーコードとして記録するために、バーコード化
手段520及びバーコード記録手段522を有してお
り、音声データに基づいてバーコードをバーコード化手
段520によって作成すると共に、バーコード記録手段
522によって作成したバーコードを対応するプリント
が設けられる台紙に記録するようにしている。すなわ
ち、バーコードを読み取ることによって音声データを引
き当てることが可能となっている。
【0151】なお、バーコード化手段520及びバーコ
ード記録手段522は本発明の音声情報記録手段に相当
する。
【0152】続いて、上述のように構成されたネットワ
ークシステムの作用を説明する。
【0153】携帯端末514では、第1実施形態で説明
した電源オンプログラム(図7参照)、撮影モード処理
(図8参照)、再生モード処理(図9参照)等の処理が
行われる。
【0154】また、編集モード(図10参照)の処理も
携帯端末514で行われ、これによって携帯端末514
で撮影した動画から音声を含む静止画が作成される。そ
して、編集モードで作成されたイメージファイル及び音
声ファイルからなるプリントデータは、通信部71より
通信網512へ送信され、ネットワーク510を介して
処理サーバ506へ転送される。すなわち、携帯端末5
14から処理サーバ506に対してプリント注文が行わ
れる。
【0155】処理サーバ506では、第1実施形態と同
様にプリント処理が行われる。第2実施形態のプリント
処理について図17のフローチャートを参照して説明す
る。
【0156】ステップ550では、プリントデータを取
得したか否か判定される。該判定が肯定されるまで待機
してステップ552へ移行する。
【0157】ステップ552では、プリントデータのう
ち、イメージファイル内の画像データに対して、画像処
理部94によって各種画像処理が施される。すなわち、
取得されたプリントデータのうちイメージファイルから
画像データを画像メモリ122に一旦記憶し、色階調処
理124、ハイパートーン処理126、ハイパーシャー
プネス処理128等の画像処理が画像データに対して行
われる。
【0158】ステップ554では、画像処理が施された
画像データに基づいて印画紙139に画像が形成され
る。すなわち、レーザプリンタ部96では、画像処理部
94で画像処理が施された画像データに応じて変調した
レーザ光が印画紙139に照射され、当該レーザ光の走
査露光によって印画紙139に画像が記録される。
【0159】ステップ556では、印画紙139がプロ
セッサ部98で現像されてプリントPが作成される。す
なわち、プロセッサ部98では、レーザプリンタ部96
で走査露光によって画像が記録された印画紙139に対
して、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理がなさ
れて、プリントPが作成される。
【0160】続いて、ステップ558では、上述のよう
に作成されたプリントPがプリントアルバム編集装置1
00’によってアルバムとして編集される。第2実施形
態では、音声データが画像データと共に送られてきたプ
リントについては、バーコード化手段520によってバ
ーコードが作成されて、バーコード記録手段522によ
って台紙に、図18に示すように、音声情報が添付され
ていることを表すマーク144等が記録されると共に、
音声データを引き当てるためのバーコード145が記録
される。なお、音声を引き当てるためのバーコードでは
なくて、音声データを表すバーコードとしてもよい。こ
の場合のバーコードは2次元バーコード等の埋め込むこ
とができる情報量の多いバーコードを用いる必要があ
る。
【0161】すなわち、作成されたアルバムに記録され
たバーコードから音声データを引き出すことが可能とな
る。
【0162】次に、このように作成された写真アルバム
に基づいてプリントPに添付された音声情報を再生する
ための携帯端末514で行われる音声情報再生処理につ
いて図19に示すフローチャートを参照して説明する。
【0163】ステップ600では、撮像デバイス50の
撮像によって得られる画像データが表す画像、カラーデ
ィスプレイ38への表示が行われる。
【0164】続いて、ステップ602では、テンキー7
9等によって撮影指示が行われたか否か判定される。該
判定が否定された場合には、ステップ600へ戻って上
述の処理が繰り返され、ステップ602の判定が肯定さ
れた場合には、ステップ604へ移行する。
【0165】ステップ604では、画像データがメモリ
64に一時記憶されて、圧縮/伸張部66で圧縮されて
内蔵メモリ又はメモリカード72に記憶される。
【0166】続いて、ステップ606では、画像エリア
分離・抽出手段82’によって、撮影画像の中からプリ
ント画像に対応する画像領域と、写真処理システム90
で記録されたバーコードが記録された領域とが分離・抽
出される。
【0167】ステップ608では、画像エリア分離・抽
出手段82’によって分離・抽出されたバーコードが記
録された領域からバーコードが検出され、ステップ61
0でバーコード解読手段85によってバーコードが解読
されて、音声データ化手段86’で当該バーコードに対
応する音声データを内蔵メモリ又はメモリカード72か
ら読み出して音声データ化される。そして、当該音声デ
ータに基づいてスピーカ74より音声の再生が行われ
る。すなわち、アルバムにプリント共に設けられたバー
コードからプリントに対応する音声データを読み出して
再生することができるので、アルバム鑑賞の楽しみを倍
増することができる。
【0168】なお、バーコードに対応する音声データ
は、通信部71によって処理サーバ506と通信するこ
とにより、処理サーバ506の記憶装置506Aから読
み出すようにしてもよい。
【0169】なお、第2実施形態では、携帯端末514
として携帯電話を用いた例を説明したが、携帯電話とデ
ジタルカメラとを接続した携帯端末としてもよい。
【0170】また、第1実施形態では、電子透かし技術
を用いてプリントに音声データを埋め込むようにした
が、第2実施形態のようにバーコードを記録するように
してもよい。
【0171】さらに、第2実施形態では、バーコードに
音声情報又は音声情報を引き当てるための情報としてバ
ーコードを記録するようにしたが、第1実施形態のよう
に、電子透かし技術を用いてプリントに音声情報を埋め
込むようにしてもよい。
【0172】また、第2実施形態では、バーコードを台
紙に記録するようにしたが、これに限るものではなく、
例えば、プリントの裏面にバーコードを記録するように
してもよい。
【0173】また、第1実施形態の写真処理システム9
0では、プリントを作成してプリントアルバム編集装置
100で台紙等に作成されたプリントを貼り付けてアル
バムを作成するようにしたが、これに限るものではな
く、例えば、画像処理部94にて複数のプリントに相当
する画像データを合成して画像データ上でアルバムを生
成して記録するようにしてもよい。すなわち、図20に
示すように、第1実施形態と同様に、画像処理部94の
ハイパーシャープネス処理128を各プリント画像毎に
行った後に音声データを画像データ内に埋め込む電子透
かし合成手段140を設ける。さらに、電子透かし合成
手段140によって音声データが埋め込まれた画像デー
タをさらに画像データの段階でアルバム状に編集するア
ルバム編集手段141を設ける。すなわち、アルバム編
集手段141では、音声データが埋め込まれた画像デー
タの所定数を1画像に編集してアルバム画像を作成す
る。なお、アルバム編集手段141では、アルバム状に
画像データを編集する際に、図6に示すマーク144等
を同時に画像データ上に添付する。
【0174】従って、アルバム状に編集された画像デー
タに基づいてレーザプリンタ部96及びプロセッサ部9
8にて画像を記録することによって、プリントアルバム
編集装置100を設けることなくアルバムプリントを作
成することができる。すなわち、作成されたプリントを
編集してアルバムを作成するという煩雑な作業工程を経
ることなく、図6に示すようなアルバムプリントを作成
することができる。なお、図20では、第1実施形態と
同一構成については同一符号を記す。
【0175】また、同様に、第2実施形態についても、
バーコード144をアルバム編集装置100’で台紙等
に記録するようにしたが、これに限るものではなく、上
記と同様に、図21に示すように、画像処理部94のハ
イパーシャープネス処理128を各プリント画像毎に行
った後に、画像データの段階でアルバム状に編集するア
ルバム編集手段141’を設ける。そして、この時、音
声ファイルの音声データに基づいてバーコードを作成す
るバーコード化手段520’によって作成されたバーコ
ードのデータをアルバム編集手段141’で、対応する
画像データの位置近傍に添付する。すなわち、アルバム
編集手段141’では、画像データの所定数を1画像に
編集してアルバム画像を作成する。
【0176】従って、アルバム状に編集された画像デー
タに基づいてレーザプリンタ部96及びプロセッサ部9
8にて画像を記録することによって、プリント編集装置
100’を設けることなく図18に示すようなアルバム
プリントを作成することができる。すなわち、作成され
たプリントを編集してアルバムを作成するという煩雑な
作業工程を経ることなく、図18に示すようなアルバム
プリントを作成することができる。なお、図21では、
第2実施形態と同一構成については同一符号を記す。
【0177】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像を記録媒体に記録すると共に、撮影手段の撮影によっ
て読み取り可能な、画像に対応する音声情報を記録媒体
に記録することによって、当該音声情報に基づいて画像
に対応する音声を再生することが可能となるので、音声
を伴ってアルバム化することが可能となる、という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラ
の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラ
の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】信号処理部の一部の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態に係わる写真処理システ
ムの概略構成を示す図である。
【図5】画像処理部の一部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第1実施形態に係わる写真処理システ
ムで作成される写真アルバムの一例を示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラ
における電源オンプログラムの流れを示すフローチャー
トである。
【図8】撮影モードの処理の流れを示すフローチャート
である。
【図9】再生モードの処理の流れを示すフローチャート
である。
【図10】編集モードの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図11】音声情報再生処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図12】本発明の第1実施形態に係わる写真処理シス
テムのプリント処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明の第2実施形態に係わる写真アルバム
を作成するシステムの構成を示す図である。
【図14】本発明の第2実施形態に係わる携帯端末の構
成を示すブロック図である。
【図15】信号処理部の一部の構成を示すブロック図で
ある。
【図16】プリントアルバム編集装置の一部の構成を示
すブロック図である。
【図17】本発明の第2実施形態に係わる写真処理シス
テムのプリント処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図18】本発明の第2実施形態に係わる写真処理シス
テムで作成される写真アルバムの一例を示す図である。
【図19】本発明の第2実施形態に係わる音声情報再生
処理の流れを示すフローチャートである。
【図20】本発明の第1実施形態に係わる画像処理部の
一部の構成におけるその他の例を示すブロック図であ
る。
【図21】本発明の第2実施形態に係わる画像処理部の
一部の構成におけるその他の例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 50 撮像デバイス 62、62’ 信号処理部 82、82’ エリア分離・抽出手段 83 バーコード検出手段 84 電子透かし検出手段 85 バーコード解読手段 86、86’ 音声データ化手段 74 スピーカ 94 画像処理部 96 レーザプリンタ部 98 プロセッサ部 100、100’ プリントアルバム編集装置 140 電子透かし合成手段 145 バーコード 514 携帯端末 520 バーコード化手段 P プリント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 G10L 3/00 S 5/225 Q 5/765 9/18 J 5/92 H04N 5/91 H // H04N 101:00 L 5/92 H Fターム(参考) 5B057 CA12 CA16 CB12 CB16 CE08 CG07 5C022 AA13 AC42 AC69 AC71 AC72 5C053 FA04 FA10 FA27 GB11 GB21 JA01 KA01 LA01 LA03 LA06 5C076 AA14 BA06 5D045 AB30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画像が記録されると共に、前記撮影
    画像に関連する音声情報が音声画像として予め記録され
    た音声情報付プリント。
  2. 【請求項2】 前記音声画像は、前記撮影画像の一部と
    して記録されていることを特徴とする請求項1に記載の
    音声情報付プリント。
  3. 【請求項3】 前記音声情報は、バーコードで記録され
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    音声情報付プリント。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記
    載の音声情報付プリントを撮影する撮影手段と、 前記撮影手段で撮影した情報画像から前記音声情報を抽
    出する抽出手段と、 前記抽出手段の抽出結果に基づいて音声を再生する再生
    手段と、を備えた音声情報付プリントの再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の音声情報付プリントの
    再生装置を備えたデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の音声情報付プリントの
    再生装置を備えた携帯端末。
  7. 【請求項7】 被写体を撮影した撮影画像と、当該撮影
    画像に対応する音声情報を表す音声画像とを合成した合
    成画像を生成する生成手段と、 前記合成画像を記録媒体に記録する記録手段と、 を含むことを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 被写体を撮影した撮影画像を記録媒体に
    記録する記録手段と、 前記撮影画像に対応する音声情報を表す音声画像を記録
    する音声情報記録手段と、 を含むことを特徴とする画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記音声情報記録手段は、バーコードを
    用いて前記音声画像を前記記録媒体に記録することを特
    徴とする請求項8に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記バーコードは、前記音声情報が予
    め記憶された記憶手段から引き出すための識別情報を表
    すことを特徴とする請求項9に記載の画像記録装置。
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