JP2003324642A - カメラ - Google Patents
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Abstract
限を加えることができるカメラを提供することができ
る。 【解決手段】 画像データを転送するときに、記録メデ
ィア140に記録された画像データを読み出し、その読
み出された画像データを通信制御回路141を経由させ
て携帯電話機142で相手先へ、読み出された画像デー
タを送信する。このときに画像プログラムContro
ller143によって閲覧制限を加えるプログラムも
添付して1つの画像ファイルとして通信先に送信する。
Description
って該被写体を表す画像データを生成するカメラに関す
る。 【0002】 【従来の技術】カメラの中には被写体の撮影を行って、
その撮影された被写体を表す画像データを生成し、その
生成された画像を画像ファイルとして記録しておくこと
で何回もカメラあるいはパーソナルコンピュータ(以下
PCと称す)などでその画像データの閲覧を行える。 【0003】このようなカメラではこのカメラにPCを
接続してそのPCに画像ファイルを保存することも、ま
たこのカメラに、その画像ファイルをオープンすること
が可能な他の機器を接続してその画像ファイルを保存す
ることも可能である。また、インターネットなどの通信
機能を利用すれば、その画像データをインタネットを通
して他のPCなどへ転送し、そのPCなどの所有者に画
像ファイルを提供することも簡単に行うことができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このように誰もが気軽
にその画像ファイルを手に入れることができるような環
境下ではその画像ファイルが興味本位に扱われることも
ある。このような場合にはその画像ファイルを見せても
いいと思う人以外に、その画像ファイルが閲覧され、そ
の閲覧した人がそれを所有するものの権利を侵すことが
ある。またその画像ファイルを勝手に閲覧し、その画像
ファイルの所有者の許可も得ずに営利を目的としてその
画像ファイルを扱うものが現れないとも限らない。 【0005】本発明は、上記事情に鑑み、自分が撮影し
た画像データを見せてもいい人以外に見られるチャンス
を下げることができるカメラを提供することを目的とす
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のカメラは、被写体の撮影を行って該被写体を表す画
像データを生成するカメラにおいて、画像データの閲覧
許可回数を設定する操作子と、画像データに、該画像デ
ータの閲覧を前記操作子で設定された閲覧許可回数以内
に制限するプログラムを添付して送信する送信部とを備
えたことを特徴とする。 【0007】上記発明のカメラによれば、上記操作子に
よって閲覧許可回数を設定し、送信部で画像データを送
信した後での画像データの閲覧に制限を加えることがで
きる。 【0008】ここで、画像データを記録メディアなどに
記録するときに自分以外の人がその画像データを閲覧す
る可能性がある場合にも操作子によって閲覧回数を設定
すると、記録された画像データの閲覧に制限を加えるこ
とができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。 【0010】図1に本発明の実施形態を示すデジタルカ
メラの外観図である。図1(a)は正面図、(b)は上
面図、(c)は側面図、(d)は背面図である。 【0011】図1(a)〜(c)に示すデジタルカメラ
100はレンズ101からデジタルカメラ100内部に
配備されているCCD固体撮像素子まで被写体の像が導
かれるようになっている。 【0012】図1(d)に示すように本実施形態のデジ
タルカメラの背面にはユーザがこのデジタルカメラを使
用するときにいろいろな操作を行うための操作部が設け
られている。 【0013】この操作部には操作用のスイッチ群と表示
器としてLCDパネル126aが設けられている。操作
スイッチ群にはデジタルカメラを作動させるための電源
投入用のパワースイッチ102、撮影と再生との切替が
自在な撮影・再生切替レバー103、ズームスイッチ1
06、選択ダイヤル107、および閃光発光用のスイッ
チ109などがある。この選択ダイヤル107には表示
部107aが設けられていて表示部に表示される選択メ
ニューに並んだ複数の項目の中から所望の項目が選択ダ
イヤル107によって選択できるようになっている。 【0014】また、図1(b)に示すようにこのデジタ
ルカメラ100の上方にはレリーズ釦108が配備され
ている。このレリーズ釦108によって撮影の開始指示
がカメラ内部の信号処理部へと伝えられる。このデジタ
ルカメラ100では撮影・再生切替レバー103によっ
て撮影と再生とが切替自在になっていて、撮影を行うと
きにはユーザによって撮影・再生切替レバー103が撮
影側103aに切り替えられ、再生を行うときには撮影
・再生切替レバー103が再生側103bに切り替えら
れる。また、夜間撮影も行えるように閃光発光装置10
4が配備されている。 【0015】図2はデジタルカメラ100の内部に配備
された信号処理部の構成ブロック図である。図2を参照
してデジタルカメラ100内にある信号処理部の構成を
説明する。 【0016】図2はデジタルカメラ100の内部に配備
された信号処理部の構成ブロック図である。 【0017】本実施形態のデジタルカメラ100ではす
べての処理がCPU111によって制御されていて、こ
のCPU111の入力部には図1(d)で示した操作部
の各種スイッチが接続されている。 【0018】各種スイッチのそれぞれの接続状況をまず
説明する。説明を分かりやすくするため、入力部と出力
部とを分け、まず入力部を説明する。 【0019】撮影の開始指示を行うレリーズ釦108に
は、このレリーズ釦108の押下に同期して作動するシ
ャッタースイッチ108aが設けられている。このシャ
ッタースイッチ108aのオンオフ信号がCPU111
へ入力される。CPU111ではシャッタースイッチ1
08aのオン信号が撮影開始の合図として入力される。
このときには撮影・再生切替レバー103が撮影側10
3aに切り替えられていて撮影を行うことがCPU11
1で検知されている。 【0020】また選択ダイヤル107では表示部に表示
される選択メニューの、任意の位置にカーソルを移動さ
せることができるようになっている。選択ダイヤル10
7ではたとえば押下操作の回数あるいは押下時間によっ
てその操作に対応する分だけ表示部107aに表示され
るカーソルが移動するようになっている。図2には接点
1071〜1074が示されている。たとえば接点10
71が押下されたら上方向へカーソルが移動する。また
1072が押下されたら右方向へ移動するようになって
いる。そして、いずれかの接点1071〜1074が接
続されてオンオフ信号がCPU111に入力されるとC
PU111ではその移動指示に基づいてバス120を介
して表示部のカーソルへ移動指示を転送する。そうする
と表示部に表示されているメニュー画面の選択肢の間を
移動する。したがってユーザは表示部に表示されるカー
ソルを選択ダイヤル107によって自分の好きな項目の
ところへ移動させることができる。この選択ダイヤル1
07によって表示部107aに表示されるメニュー画面
の中の、複数ある選択項目の中の送信メニューを、カー
ソルを移動させて選択し、画像ファイルの送信が行われ
る。この送信メニューにはまず閲覧回数の規定値の設定
入力部が表示され、選択ダイヤル107によってその規
定値の設定が行われる。そして次に送信選択ボタンが選
択されると送信が行われるような構成になっている。 【0021】また、撮影・再生切替レバー103が再生
側103bに切り替えられると記録メディア140から
の再生が行われる。このときには撮影を行うための指示
を行うシャッタスイッチなどからの信号が入力されても
処理は行われない。 【0022】以上が図2に示されている入力部である。 【0023】次にCPU111の出力部を説明する。 【0024】出力部にはタイミングジェネレータ11
2、フォーカスレンズ134を駆動するためのモータド
ライバ133、アイリス132を駆動するためのモータ
ドライバ131およびCDSAMP113が接続されて
いる。 【0025】まずユーザが撮影を行うときに出力部から
どのような信号が出力されるかを説明する。撮影を行う
ときにはLCDパネル126a上には被写体の像が被写
体の動きにあわせて表示されている。この表示されてい
る被写体の像を見ながら、ユーザは自分の撮りたい構図
を決めてレリーズ釦108を押下して撮影を行う。この
ときにレリーズ釦108に同期して作動するシャッター
スイッチ108aをオンさせることによってCPU11
1では撮影開始の指示がユーザから送られたことを知
る。そこでCPU111では撮影開始を指示する信号を
タイミングジェネレータ112へ出力する。タイミング
ジェネレータ112ではこの指示を受けてCCD固体撮
像素子110へレリーズ釦108が押下されたことを知
らせる信号を供給する。この信号を受けてCCD固体撮
像素子110ではレリーズ釦108が押されたときにC
CD固体撮像素子110によって撮像されていた画像デ
ータをRGB信号として出力する。このときCCD固体
撮像素子110から読み出されたRGB信号は雑音が多
いので、CPU111ではこの雑音を低減するためCD
S回路113へも雑音低減処理を行うタイミング信号を
出力する。 【0026】また本実施形態のデジタルカメラ100に
は撮影を行うときに自動的に焦点を合わせるAF機能が
あるので、CPU111ではフォーカスレンズ134を
駆動するモータドライバ133へ撮影を行うときに後述
するAE&AF&AWB検出回路130が機能するよう
にフォーカスレンズ134をCCD固体撮像素子110
側からアイリス132側まで駆動するための駆動指示信
号を出力するとともにAE&AF&AWB検出回路13
0の検出結果に基づいて合焦点位置にフォーカスレンズ
134を配置する駆動信号も出力する。フォーカスレン
ズを移動させているときにCPU111ではCCD固体
撮像素子110からのRGB信号の読み出しタイミング
をタイミングジェネレータ112に知らせている。その
知らせを受けてタイミングジェネレータ112ではAF
&AE&AWB検出回路130でコントラストの検出が
できるように読み出し間隔に応じたタイミング信号を生
成し、CCD固体撮像素子110に供給している。その
供給されたタイミング信号によって固体撮像素子から後
段のCDS回路113へと、焦点調節用のRGB信号が
読み出される。こうしてAE&AF&AWB検出回路1
30でコントラストの検出が行われ、CPU111で合
焦点位置が演算されたら合焦点位置に対応する位置にフ
ォーカスレンズ134が駆動され、配置される。そうす
ると焦点のあった画像データ、ここではRGB信号がC
CD固体撮像素子から読み出され、その読み出されたR
GB信号がメモリ121へ記憶される。 【0027】各スイッチからの入力信号に応じてCPU
111から出力される信号は以上のとおりである。 【0028】ここからはCCD固体撮像素子110で撮
像された撮像信号がどのように処理されるかを順を追っ
て説明する。 【0029】前述した撮影・再生切替レバー103が撮
影側103aになっているときにレリーズ釦108が押
下された場合を説明する。 【0030】CPU111の入力部に接続されている撮
影・再生切替レバー103が撮影側103aになってい
てレリーズ釦108が押下されるとシャッタースイッチ
108aが接続されて、CPU111ではレリーズ釦1
08の押下が検知される。 【0031】このようにユーザによってレリーズ釦10
8が押下されるとCPU111からタイミングジェネレ
ータ112に対して撮影の開始指示が行われる。この撮
影の開始指示を受けたタイミングジェネレータ112で
はCCD固体撮像素子110に向けて撮像開始指示の信
号を供給する。このときの撮像開始指示の信号はCPU
111からの指示に基づいてタイミングジェネレータ1
12が作成する。 【0032】ここではまず露出調整が行われる。このデ
ジタルカメラ100にはAE&AF&AWB検出回路1
30が備えられており、そのAE&AF&AWB検出回
路130ではRGB信号から輝度情報が抽出され、CC
D固体撮像素子110へ導かれる光量を調整するためア
イリス132の選択が行なわれている。この選択が行わ
れてから焦点調整が行われている。また、このAE&A
F&AWB検出回路130にはRGB信号を用いてホワ
イトバランスを調整する回路(AWB回路)も併設され
ている。そして露出調整を終えたら、露光に移る。 【0033】このときにはCPU111から画像取り込
みの信号がタイミングジェネレータ112へ供給され、
タイミングジェネレータ112から撮影開始信号がCC
D固体撮像素子110に供給され、露光が開始される。
そしてCCD固体撮像素子110に撮影に充分な光量が
与えられるだけの露光時間が経過したときにはCCD固
体撮像素子110に蓄積された電荷がタイミングジェネ
レータの読み出し信号によってRGB信号としてCDS
AMP113側へ読み出される。 【0034】ここでCCD固体撮像素子110には1画
素を構成する光電変換素子が縦横に複数配列されてい
て、それぞれの光電変換素子で得られた撮像信号が順
次、読み出される。CCD固体撮像素子110からのR
GB信号の読み出しはCCD固体撮像素子110内にあ
る垂直・水平シフトレジスタによって行われていて、タ
イミングジェネレータ112ではこの垂直・水平シフト
レジスタを駆動するためのタイミング信号が生成されて
いる。 【0035】以上のように露出調整が行われた後で焦点
調整が行われ、タイミングジェネレータ112で現像に
必要な露光時間が与えられ、その露光が終了したらCC
D固体撮像素子110から画像データとしてRGB信号
が読み出される。 【0036】これらの読み出されたRGB信号はまずC
DSAMP113に供給されて、雑音低減の処理が行わ
れて、雑音が除去されたRGB信号がA/D変換回路1
18へと供給される。 【0037】A/D変換回路118ではアナログのRG
B信号がA/D変換されてデジタル信号のRGB信号に
変換される。このデジタル信号に変換されたRGB信号
が画像入力コントローラ119によって後段の回路へと
導かれる。ここからはバス120を介して各信号処理部
へデジタルのRGB信号あるいは後述するYC信号が供
給されて処理が行われる。CCD固体撮像素子110か
らCDSAMP113まではアナログのRGB信号の処
理が行われているのでCPU111からはタイミング信
号などが供給されているだけだったが、ここからはバス
120を介して複数のデジタル信号での処理が行われ
る。 【0038】CPU111と画像入力コントローラ11
9、メモリ(SDRAM)121、画像信号処理回路1
22、圧縮処理回路123、メディアControll
er124、VideoEncorder125、AF
&AE&AWB検出回路130、通信制御回路141、
画像プログラムController143とはバス1
20によって接続されていて、このバス120を介して
アドレス、データなどの授受が行われる。CPU111
内にはバス120を介してデータの授受を行うためのレ
ジスタが各種用意されていてこれらのレジスタの内容が
各処理部の処理の進行状況に応じて書き換えられる。C
PU内111ではこのレジスタの内容を判読して処理が
行われる。 【0039】CCD固体撮像素子110からRGB信号
の読み出しを行ったときにはA/D変換回路118でデ
ジタル信号に変換されたRGB信号が画像入力コントロ
ーラ119を経由してメモリ(SDRAM)121へ供
給される。このメモリ121への書き込みはCPU11
1によって制御されていて、順序よくメモリ121へR
GB信号が記憶されていく。そしてメモリ121に記憶
されたら、全画素に対応するRGB信号の取り込みの完
了がCPU111によって検知される。 【0040】そして全画素に対応するRGB信号の取り
込みが完了したら、メモリ121から全画素に対応する
RGB信号が読み出されてバス120を経て画像信号処
理回路122にその読み出されたRGB信号が供給され
る。画像信号処理回路122ではRGB信号からYC信
号への変換が行なわれる。この変換されたYC信号が今
度は圧縮処理回路123へ供給される。このときにはそ
の変換されたYC信号がVideoEncorder1
25を介して画像表示装置126にも供給されていて画
像表示装置126が備えるLCDパネル126a上に被
写体像の表示も行われている。一方、圧縮処理回路12
3ではJPEG圧縮処理が行われ、この圧縮処理回路1
23でJPEG圧縮されたYC信号がメディアCont
roller124を介して記録メディア140に記録
される。このときには記録メディア140内にYC信号
からなる画像データがJPEGファイルとして記録され
る。なお、この圧縮処理回路123には解凍機能も備え
られており、再生が行われる場合にはこの圧縮処理回路
123で解凍が行われる。 【0041】このときに表示部126aに表示される選
択メニューの複数の項目の中から送信メニューが選択さ
れると、記録された画像が記録メディア140から読み
出されて他の通信機能付きの機器へ送信される。このと
きには、通信制御回路141で通信のプロトコルにあっ
た処理が行われ、携帯電話機142を介して他の通信機
能を有する機器へ画像データが送信される。なお、この
デジタルカメラ100には携帯電話機接続用の専用ケー
ブルがあり、その専用ケーブルによってデジタルカメラ
と携帯電話機とが接続され、表示部126aで表示され
ている送信メニューの画面で送信指示が選択されると送
信が行われる。 【0042】この送信が行われるときには画像プログラ
ムController143で閲覧回数の制限を加え
るプログラムがバス120を介して通信制御回路141
へ送られ、画像データが携帯電話機142を介して送信
された後で閲覧制限を加えるためのプログラムが添付さ
れる。このときには画像データとその画像データに添付
されたプログラムとが結合され、1つの画像ファイルと
して処理される。 【0043】受信側ではこのプログラムが添付された画
像ファイルを受け取り、その画像ファイルがたとえばP
Cにインストールされているアプリケーションソフトに
よってオープンされると添付されたプログラムが起動す
るようになっている。 【0044】受信側のPCではプログラム付きの画像フ
ァイルに付加されているヘッダ情報が読み込まれる。そ
のヘッダ情報の中には画像データの圧縮情報などが書き
込まれており、その圧縮情報に基づいて解凍が行われ
る。本実施形態のカメラではこのヘッダ部に画像データ
に添付されたプログラムの先頭アドレスが書き込まれて
おり、解凍が行われる前にその先頭アドレスに基づいて
プログラム領域へのアクセスが行われる。このようにし
ておくとファイルがオープンされたときに、まず閲覧の
制御を加えるプログラムが起動される。このプログラム
が起動され、ファイルのオープン回数つまり閲覧回数が
カウントされると、そのカウント結果に基づいて、画像
データをオープンするか、エラーメッセージの表示を行
うかが判定される。 【0045】図3は受信された画像ファイル内のメモリ
アローケーションを示す図である。 【0046】画像ファイルには画像データImageと
プログラムexecとが在る。画像データImageの
方は画像データ領域に、プログラムexecの方はプロ
グラム領域にそれぞれ格納されている。なお画像データ
Imageの先頭部にはヘッダ情報の領域もあるがこの
図には示していない。 【0047】そしてその図示しないヘッダ情報がPC側
で解読され、プログラムがある旨がPC側に通知された
ら、そのプログラム領域の先頭アドレスからプログラム
execの読み出しが行われる。PCにこの画像データ
を開くアプリケーションソフトがあるとこの画像ファイ
ルがオープンされるが、もしアプリケーションソフトが
なければその画像ファイルがオープンされない。近年で
はこのアプリケーションソフトがインタネット上のフリ
ウエアとして登録されている場合が多いため、どのよう
なユーザでもこの画像ファイルをオープンすることがで
きるアプリケーションソフトを手に入れ、画像ファイル
をオープンすることができる環境を整えることはた易
い。 【0048】そこで、画像データを開くアプリケーショ
ンソフトを有する画像展開機器で画像ファイルがオープ
ンされたときには添付されたプログラムexecが先に
起動されるようになっている。このときにはPC内で閲
覧制限を加えるプログラムexecが起動され、画像フ
ァイルがオープンされた時点でその画像ファイルのオー
プン回数がインクリメントされる。そしてインクリメン
トされたオープン回数が規定値であるかどうかが判定さ
れ、オープン回数がその規定値未満であれば画像データ
がそのままオープンされ、ファイルをオープンした人に
閲覧が許される。しかしオープン回数が規定値以上であ
った場合には画像データがオープンされずにエラメッセ
ージだけが表示され、閲覧不能であることがその画像フ
ァイルをオープンした人に告げられる。 【0049】図4は受信側で処理の手順を示したフロー
チャートである。 【0050】図4に示すようにステップS41ではアプ
リケーションソフトによって画像ファイルがオープンさ
れる。このときにはアプリケーションソフトの中でオー
プン操作が行われるので、そのオープン操作を開始の合
図としてプログラムexecが起動される。そして次の
ステップS42でプログラムが実行される。 【0051】ステップS43では送信するときに選択ダ
イヤル107によって設定された規定値と今回のオープ
ンに伴うオープン回数との比較が行われる。今までのオ
ープン回数がプログラムexec内には書き込まれてお
り、それにプラス1をしてオープン回数がインクリメン
トされ、規定値との比較が行われる。 【0052】このときにカウント回数が規定値を超えて
おらず、Yesと判定されたらステップS44で画像フ
ァイルがオープンされ、ステップS45で画像表示が行
われる。またステップS43でカウント回数が規定値以
上でNoと判定されたらステップS46でPCにエラー
指示が出される。そして次のステップS47でPCの画
面上にエラーメッセージが表示される。ステップS4
2、ステップ43、ステップ46が画像ファイルに包含
されたプログラムによる制御が行われる部分である。 【0053】このようにしておくと受信側がPCでも画
像データの閲覧に制限を加えることができる。 【0054】図5は送信先がカメラである場合の例であ
る。 【0055】この図5では選択ダイヤルによって設定さ
れた規定値が2の場合の例を示してある。図5に示すよ
うにカメラ1からカメラ2へ送信したときにカメラが再
生側に切り替えられ、再生されると、プログラムが起動
され、カウンタ値つまりファイルのオープン回数が1に
インクリメントされる。ここでは2に規定値が2に設定
されているので再生が行われ、画像が表示される。しか
しカメラ3に送信され、画像ファイルがオープンされる
と、カウンタ値が2にインクリメントされ、規定値に等
しくなるので再生が行われない。 【0056】カメラ1からカメラ2に画像ファイルの送
信が行われたときにカメラ2ではカメラ1から送信され
た画像ファイルが携帯電話機142を介して通信制御回
路141(図2参照)を経て記録メディア140に記録
される。ここで記録・再生スイッチ103が再生側10
3bに倒され、記録メディア140から再生が行われる
とヘッダ情報の中から、プログラムexecが格納され
ているプログラム領域の領域の先頭アドレスが読み込ま
れる。そして先にプログラム領域の先頭アドレスにアク
セスが開始され、閲覧制限用のプログラムexecが起
動される。そして、ファイルのオープン回数(カウンタ
値)が1にインクリメントされる。カメラ1から送信す
るときに設定した規定値は2なので、カメラ2では画像
ファイルaの閲覧が許可される。しかし、カメラ2から
カメラ3へ送信が行われ、カメラ3で再生が行われると
ファイルのオープン回数(カウンタ値)が2にインクリ
メントされ、規定値2以上になるのでカメラ2では再生
が行われない。 【0057】以上の本発明のカメラによれば、送信先が
限定されず、画像の送信先がカメラ、PCなどどのよう
なものであっても、相手先で画像ファイルがオープンさ
れるときに画像データの閲覧に制限を加えることがで
き、情報の氾濫を防止することができる。 【0058】なお、本発明のカメラが自分以外の他の人
に渡り、その人に画像データを閲覧されることがないと
も言えない。そこでこのカメラ自身で画像データを再生
する場合においても閲覧制限を加えることができる構成
にしても良い。このときには撮影を行った本人だけがそ
の制限回数の解除も行うことができることが望ましい。 【0059】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカメラ
によれば、見せてもいい人以外の人に自分で撮影した画
像データが見られるチャンスを下げることができるカメ
ラを提供することカメラを提供することができる。
を示す図である。 【図2】図1に示すデジタルカメラ内部の構成ブロック
図である。 【図3】画像データに添付されるプログラムの処理の手
順をを示すフローチャートである。 【図4】画像ファイルのメモリアロケーションを示す図
である。 【図5】通信機能付きカメラに画像を送信したときの、
閲覧制限の状態を示す図である。 【符号の説明】 100 デジタルカメラ 101 撮影レンズ 102 パワースイッチ 103 撮影・再生選択レバー 107 選択ダイヤル 107a 表示部 110 CCD 111 CPU 112 タイミングジェネレータ 113 CDSAMP 118 A/D変換回路 119 画像入力コントーラ 120 バス 121 メモリ 122 画像信号処理回路 123 圧縮処理回路 124 メディアコントローラ 125 Videoencorder 126 画像表示装置 126a 表示パネル 130 AE&AF&検出回路 131 モータドライバ 132 アイリス(IRIS) 133 モータドライバ 134 フォーカスレンズ(Focus) 140 記録メディア 141 通信制御回路 142 携帯電話機 143 画像プログラムController
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】被写体の撮影を行って該被写体を表す画像
データを生成するカメラにおいて、 画像データの閲覧許可回数を設定する操作子と、 画像データに、該画像データの閲覧を前記操作子で設定
された閲覧許可回数以内に制限するプログラムを添付し
て送信する送信部とを備えたことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002130007A JP2003324642A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002130007A JP2003324642A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | カメラ |
Publications (1)
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---|---|
JP2003324642A true JP2003324642A (ja) | 2003-11-14 |
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---|---|---|---|
JP2002130007A Pending JP2003324642A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | カメラ |
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---|---|
JP (1) | JP2003324642A (ja) |
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2002
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