JP2003324640A - 電子カメラおよびプログラム - Google Patents

電子カメラおよびプログラム

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JP2003324640A
JP2003324640A JP2002128472A JP2002128472A JP2003324640A JP 2003324640 A JP2003324640 A JP 2003324640A JP 2002128472 A JP2002128472 A JP 2002128472A JP 2002128472 A JP2002128472 A JP 2002128472A JP 2003324640 A JP2003324640 A JP 2003324640A
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environmental data
time
electronic camera
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Hitoshi Aoki
均 青木
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器で取得した環境情報を、撮像した画
像ファイルに簡単に追記できるようにした電子カメラを
提供する。 【解決手段】 電子カメラCAにおいて、潜水データを
検出する潜水情報取得装置DCから潜水データを受信
し、撮像した画像ファイルと対応付けて記録する。潜水
データと画像ファイルとの対応付けは、潜水データに添
付されている時刻データと、画像ファイルに添付されて
いる時刻データを照合し、その照合結果に基づいて行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば潜水時の
水深、水温、時刻等の情報(環境データ)を記録、表示
する潜水情報取得装置などの情報取得装置との間でデー
タ通信が可能な電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防水タイプの電子スチル(ビデ
オ)カメラでは、赤外線を利用して画像等を送信するも
のが知られている。また、カメラのレリーズ等のコント
ロールに関しては、赤外線以外に電波を利用したものも
ある。潜水情報取得装置では、外部のパソコンとのデー
タ通信に電磁気を利用したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スチル、ビデオに関わ
らず撮影時の情報はできるだけ多い方が望まれる。潜水
写真は周囲の環境が特殊であり、記録写真として扱われ
ることが多いため情報の必要性がとりわけ高い。
【0004】従来の潜水写真では、撮影時の情報(水深
・水温等)は潜水情報取得装置(ダイビングコンピュー
タ)の表示を撮影者がメモしていることが多い。このた
め、情報の正確さに欠けるという問題があった。
【0005】一方、撮影時に環境情報をカメラ自身で得
るため、カメラ本体に水深センサや水温センサなどを備
える場合、センサや駆動回路等が必要になり、カメラ本
体の大きさや消費電力、重量、コストが増加してしまう
こととなる。
【0006】本発明の目的は、外部機器で取得した環境
情報を撮像した画像ファイルに簡単に追記できるように
した電子カメラおよびプログラムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1の発明
に係る電子カメラは、被写体を撮像する撮像装置と、撮
像した画像を画像ファイルとして記憶媒体へ記憶する記
録回路と、環境データを検出する外部機器から環境デー
タを受信する通信装置と、前記通信手段で受信した環境
データを前記画像ファイルと対応付けて記録する対応付
け手段とを備えることにより、上述した目的を達成す
る。 (2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の電子カメ
ラにおいて、前記対応付け手段は、受信した環境データ
に添付されている時刻データと、環境データを対応付け
ようとしている画像ファイル(以下、対象画像ファイル
と呼ぶ)に添付されている時刻データとを照合し、その
照合結果に基づいて環境データを画像ファイルへ対応付
けることを特徴とする。 (3) 請求項3の発明は、請求項2に記載の電子カメ
ラにおいて、前記対応付け手段は、受信した複数の環境
データに添付されている複数の時刻データの中から、対
象画像ファイルに添付されている時刻データにもっとも
近い時刻の環境データを選択して対応付けることを特徴
とする。 (4) 請求項4の発明は、請求項2に記載の電子カメ
ラにおいて、前記対応付け手段は、受信した複数の環境
データに添付されている複数の時刻データの中から、対
象画像ファイルに添付されている時刻データに前後する
複数の時刻データを抽出し、これらの時刻データに対応
する環境データに基づいて、撮影時刻の環境データを補
間演算することを特徴とする。 (5) 請求項5の発明は、請求項2に記載の電子カメ
ラにおいて、前記対応付け手段は、受信した複数の環境
データの中から、対象画像ファイルに添付されている時
刻データに関連する複数の環境データを抽出し、それら
の平均値を算出し、この平均値を対象画像ファイルの環
境データとして対応付けることを特徴とする。 (6) 請求項6の発明に係る電子カメラは、被写体を
撮像する撮像装置と、撮像した画像を画像ファイルとし
て記憶媒体へ記録する記録回路と、環境データを検出す
る外部機器から環境データを受信する通信装置と、前記
撮像装置で被写体を撮影するタイミングで前記通信装置
を介して前記外部機器から環境データを受信し、受信し
た環境データを対象画像ファイルに対応付けて記録する
対応付け手段とを備えることにより、上述した目的を達
成する。 (7) 請求項7の発明によるプログラムは、撮像装置
で撮像した画像のファイルを読み込んで所定の記憶領域
に格納する処理と、外部機器により計測した環境データ
を読み込んで所定の記憶領域に格納する処理と、格納さ
れている画像ファイルの中から、前記環境データを追記
する画像ファイル(以下、対象画像ファイルと呼ぶ)を
特定する処理と、前記対象画像ファイルの撮影時刻と前
記環境データの取得時刻とを照合する処理と、照合結果
に基づいて、環境データを前記対象画像ファイルに追記
する処理とをコンピュータで実行することにより、上述
の目的を達成する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による電子カメラ
の一実施の形態のシステムブロック図である。この実施
の形態では、水中撮影用電子カメラで水中撮影を行った
ときの水深、水温などの潜水データを腕時計タイプの潜
水情報取得装置で記録し、この潜水データをカメラに転
送して撮影画像に対応付けて記録する。なお、水中撮影
とは、防水を施した電子カメラでの撮影はもとより、防
水ケースに格納した電子カメラでの撮影も含む。したが
って、この明細書における防水カメラとは、それ自体で
防水構造を有するカメラ、もしくは、防水ケース内で撮
影できるカメラである。
【0009】図1において、CAは電子カメラであり、
撮像装置(以下CCDと呼ぶ)1で捉えられた静止画像
はASIC2で処理され、メモリ3に撮影時刻とともに
画像ファイルとして記録される。撮影された画像は、A
SIC2を介してLCDモニタ4に表示される。撮像さ
れた画像は、通信回路5からアンテナ6を通して外部へ
送信することもできる。潜水情報取得装置DCからアン
テナ6と通信回路5を介して潜水データを受信すること
もできる。この場合、ASIC2を介してメモリ3にデ
ータが保存される。この潜水データは、後述するよう
に、撮像された画像と対応付けが行われて記録される。
これらの処理はCPU7に格納された処理プログラムを
実行して行われる。符号8は、潜水情報取得装置DCか
ら潜水データを読み込むときのデータ要求スイッチであ
る。
【0010】図2は、潜水情報取得装置DCの内部構成
の一例を示すブロック図である。圧力センサ11は水深
を、温度センサ12は水温を検出する。これらの水深デ
ータ、水温データは、時計13の時間情報により時系列
でCPU14によりサンプルされてメモリ15に記録さ
れる。したがって、水深データや水温データにはサンプ
リングした時刻が添付される。水深データや水温データ
を潜水データと呼び、この潜水データはLCD表示部1
6に表示される。メモリ15に記録された潜水データ
は、時刻データとともにCPU14を介して通信回路1
7に送られ、アンテナ18から外部に送信される。
【0011】図3は、カメラ側のCPU7で実行される
潜水データ読み込みプログラムの処理内容を示すフロー
チャートである。このプログラムは、カメラのデータ要
求スイッチ8が操作されたときに起動され、カメラと潜
水情報取得装置DCとの間で通信を開始する。なお、こ
の実施の形態のプログラムは、水中撮影終了後に、地上
で潜水情報取得装置DC内の潜水データをカメラ側に読
み込み、撮影されて記録されている画像ファイルに対応
付けて潜水データを記録するプログラムである。
【0012】ステップS1において、カメラが潜水情報
取得装置DCと通信可能か判定する。通信不能と判定さ
れると、ステップS15へ進み、モニタ4に「通信エラ
ー」を表示して、処理を終了する。通信が可能な場合、
ステップS1からステップS3へ進み、潜水情報取得装
置DCからのデータ読み込みを開始する。ステップS5
において、潜水情報取得装置DC内のデータをすべて読
み込んだか否かを判定し、データ読み込みが完了してい
ないと判定された場合はステップS3へ戻り、引き続き
データ読み込みを行う。
【0013】ステップS5において、すべてのデータが
読み込まれたと判定されると、ステップS7へ進み、メ
モリ3から1駒分の画像ファイルを読み出す。ステップ
S9において、読み出された画像ファイルに潜水データ
がすでに記録されているか否かを判定する。ステップS
9が肯定されると、ステップS19に進み、メモリ3内
に次の画像ファイルがあるか無いかを判定する。次の画
像ファイルがあると判定されるとステップS7に戻り、
その画像ファイルを読み込む。ステップS19におい
て、次の画像ファイルがないと判定されるとステップS
21で通信を終了して、このデータ読み込みプログラム
を終了する。
【0014】ステップS9において、読み込んだ画像フ
ァイルに潜水データが記録されていないと判定される
と、ステップS11へ進む。ステップS11では、ステ
ップS9において潜水データが追記されていないと判定
された画像ファイルの撮影時刻と、潜水データが測定さ
れた時刻との照合を行う。なお、時刻の照合を正しく行
うために、潜水時には、カメラ側と潜水情報取得装置D
C側との設定時刻を一致させておく必要がある。
【0015】撮影時刻をtc、潜水データ測定時刻をtd
とすると、tcとtdが一致する潜水データが1つのみ存
在する場合は、ステップS11を肯定し、ステップS1
3においてこの潜水データを対象画像ファイルに追記す
る。tcとtdが一致する潜水データが存在しない場合、
または複数一致する場合は、ステップS11が否定され
てステップS12へ進む。ステップS12では、撮影時
刻に関連する時刻の潜水データを、以下の第1の照合方
法〜第3の照合方法により検索して対象画像ファイルに
追記する。
【0016】−第1の照合方法− 例えば、撮影時刻tcが15時32分20秒で、潜水情
報取得装置DCで潜水データを計測した時刻が15時3
2分00秒と15時32分30秒の場合、15時32分
30秒が最も撮影時刻に近いので、この時刻の測定デー
タを対象画像ファイルに追記する。
【0017】図4は、第1の照合方法の処理手順を示す
フローチャートである。すなわち、撮影時刻直近のデー
タを対象画像ファイルに追記する場合におけるステップ
S12の詳細である。ステップS121において、撮影
時刻tcとデータ測定時刻tdの差の絶対値Δtを次式か
ら算出する。
【数1】Δt=|tc−td|……(1) カメラ側に読み込まれた潜水データのすべてのデータ測
定時刻tdに対して(1)式からΔtを算出する。この
値が最小であるΔtをΔtminとすると、Δtminに該当
するデータ測定時刻tdでの測定データを抽出し、ステ
ップS13において、この抽出した測定データを撮影時
刻tcの対象画像ファイルに追記する。
【0018】−第2の照合方法− 例えば、撮影時刻tcが15時32分20秒で、潜水情
報取得装置DCで計測したデータが、15時32分00
秒に水深10.0m、15時32分30秒に水深11.
5mの場合、下記の式より直線補間して撮影時刻tcで
の水深を求めると、
【数2】 D=(11.5−10.0)((15時32分20秒−15時32分00秒) /(15時32分30秒−15時32分00秒))+10.0 =1.5×(20/30)+10.0 =11.0 となる。このようにして求めた水深11.0mを撮影時
刻15時32分20秒の対象画像ファイルに追記する。
【0019】図5は、第2の照合方法の処理手順を示す
フローチャートである。すなわち、撮影時刻tcの前後
に計測された2つのデータから、撮影時刻tcにおける
潜水データを求め、対象画像ファイルに追記する場合に
おけるステップS12の詳細である。撮影時刻tcの前
後でのデータ測定時刻を測定時刻が早い方からtd1、t
d2とする。また、この測定時刻に測定された水深、水温
などのデータをDd1、Dd2とする。なお、このときの各
時刻を時系列に並べるとtd1、tc、td2となる。
【0020】ステップS123で撮影時刻tcの前後の
データ測定時刻td1、td2の潜水データを読み込む。こ
れらのデータより、ステップS124において、次式
(2)により撮影時間tcにおける潜水データを直線補
間で求める。
【数3】 D=(Dd2−Dd1)((tc−td1)/(td2−td1))+Dd1……(2) 以上により求めた潜水データDは、ステップS13にお
いて撮影時刻tcでの対象画像ファイルに追記される。
【0021】−第3の照合方式− 例えば撮影時刻の最小単位が分で、潜水情報取得装置D
Cの測定間隔が秒単位の場合、以下のようにデータを選
択する。例えば、撮影時刻15時32分に対応する潜水
情報取得装置DCの潜水データは、15時32分00秒
から15時32分59秒までの60個のデータが存在す
るような場合である。または、15時31分31秒から
15時32分30秒の間のデータである。このような場
合には、15時32分00秒のデータを対象画像ファイ
ルに追記してもよいが、該当データすべてから平均値を
算出し、この値を撮影時刻tcでの画像データに追記し
てもよい。
【0022】図6は、第3の照合方法の処理手順を示す
フローチャートである。すなわち、撮影時刻tcに該当
する複数のデータの平均値を撮影時刻tcにおける潜水
データとして対象画像ファイルに追記する場合における
ステップS12の詳細である。
【0023】ステップS125において、該当するすべ
ての潜水データを読み込む。読み込んだデータ数をN、
データをそれぞれDd1〜Ddnとする。次式(3)により
それらの平均値を算出する。
【数4】Dave=(ΣDdn)/N……(3) このようにして算出されたDaveをステップS13にお
いて撮影時刻tcでの画像データに追記する。
【0024】このような第3の時刻照合の方法は、撮影
時刻tcの計時最小単位と潜水情報取得装置のデータ取
得間隔との関係で適宜組み合わせて用いてもよい。
【0025】このようにして、ステップS11あるいは
ステップS12において、画像が撮影された時刻と潜水
データが測定された時刻の照合が行われる。追記すべき
データが存在する場合は、ステップS13で対象画像フ
ァイルにデータを追記し、その後ステップS7へ戻る。
ステップS7において、潜水データが追記されていない
次の画像ファイルを選択して同様な処理を実行する。
【0026】以上のような電子カメラでは、水中撮影し
た際に潜水情報取得装置DCで取得した潜水データを、
撮影終了後に地上でカメラ側に転送して対象画像ファイ
ルに追記できる。したがって、カメラに水深センサや水
温センサを設ける必要がない。
【0027】≪一実施の形態の他の変形例≫上述した一
実施の形態では、一連の撮影が終了した後に潜水情報取
得装置DCからカメラ側にデータを転送する例を示した
が、水中撮影する際に潜水情報取得装置DCからカメラ
側に潜水データを転送してもよい。
【0028】図7はその一例を示すフローチャートであ
る。ステップS31において、レリーズボタンが操作さ
れたと判定されると、ステップS32において、カメラ
は撮影処理を実行し、ステップS33において、潜水情
報取得装置DCにその時の潜水データを送信するように
要求する。ステップS34において、潜水情報取得装置
DCから送信される潜水データを読み込んで一時記憶す
る。画像ファイルが生成された後、一時記憶した潜水デ
ータを対象画像ファイルに追記する。
【0029】潜水情報取得装置DCからカメラ側にデー
タを常時転送しておき、撮影タイミングで取り込まれた
潜水情報取得装置DCのデータを対象画像ファイルに書
き込んでもよい。
【0030】図8はその一例を示すフローチャートであ
る。ステップS41において、レリーズボタンが操作さ
れたと判定されると、ステップS42において、カメラ
は撮影処理を実行する。ステップS43において、潜水
情報取得装置DCから送信されている潜水データをラッ
チして記憶し、ステップS44において、対象画像ファ
イルが作成されたときにその記憶した潜水データを対象
画像ファイルに追記する。
【0031】撮影タイミングを潜水情報取得装置DC側
へ通知し、潜水情報取得装置DC側でフラグを立ててお
き、水中撮影終了後に陸上において、フラグの立てられ
た潜水データをカメラに転送してもよい。
【0032】図9はその一例を示すフローチャートであ
る。ステップS51において、レリーズボタンが操作さ
れたと判定されると、ステップS52において、カメラ
は撮影処理を実行する。ステップS53において、潜水
情報取得装置DCへ撮影したことを示す撮影信号を送信
する。潜水情報取得装置DCは撮影信号を受信したとき
に取得された潜水データにフラグを追記する。水中撮影
終了後に、データ要求スイッチ8が操作されると、図1
0のプログラムが起動される。ステップS61におい
て、潜水情報取得装置DCから送信されてくるフラグの
追記されている潜水データをすべて受信する。送信され
てきた潜水データを対応する画像ファイルに追記する。
【0033】なお、フラグ付きの複数の潜水データを適
切に該当する画像ファイルに追記するためには、以下の
方法を採用することができる。カメラ側から潜水情報取
得装置DCへ撮影信号を送信するときに撮影駒番号を付
記させておく。これにより、潜水情報取得装置DCから
カメラ側へ送信された潜水データは撮影駒番号が添付さ
れることにより、潜水データを対象画像ファイルに適切
に追記することができる。あるいは、フラグに番号をつ
け、画像ファイルにそのフラグ番号を付記しておく。こ
れにより、潜水情報取得装置DCからカメラ側へ送信さ
れた潜水データにはフラグ番号が添付される。したがっ
てフラグ番号の一致する画像ファイルにその潜水データ
を追記すればよい。
【0034】なお、潜水情報取得装置DCにGPS(globa
l positioning system)機能があれば、その位置データ
を書き込んでもよい。
【0035】前述した一実施の形態および変形例では、
潜水データなどの環境データを電子カメラに読み込んで
画像ファイルと対応付けるようにしたが、電子カメラで
撮像した画像をパソコンに転送しておき、パソコンに環
境データを読み込んで画像ファイルに追記してもよい。
【0036】図11〜14は、環境データの追記をパソ
コンで処理する場合のプログラムの一例を示す。 図1
1は、その全体の処理手順を示すフローチャートであ
る。ステップS111でカメラからパソコンへ画像ファ
イルを転送し、ステップS112で潜水情報取得装置D
Cからパソコンへ潜水データを転送する。そしてステッ
プS113でこれらの照合を行う。
【0037】図12は、前述のステップS111の詳細
を示すフローチャートである。すなわち、カメラからパ
ソコンへの画像ファイルを転送する際の手順を示すフロ
ーチャートである。ステップS1aにおいて、パソコン
がカメラと通信可能か判定する。通信不能と判定される
と、ステップS15aへ進み、パソコンのモニタに「通
信エラー」を表示して、処理を終了する。通信が可能な
場合、ステップS1aからステップS3aへ進み、カメ
ラからのデータ読み込みを開始する。ステップS5aに
おいて、カメラ内の画像ファイルをすべて読み込んだか
判定し、画像ファイル読み込みが完了していないと判定
された場合はステップS3aへ戻り、引き続き画像ファ
イル読み込みを行う。ステップS5aにおいて、すべて
の画像ファイルが読み込まれたと判定されると、ステッ
プS6aで通信を終了する。
【0038】図13は、前述のステップS112の詳細
を示すフローチャートである。すなわち、潜水情報取得
装置DCからパソコンへデータ転送する際の処理手順を
示すフローチャートである。上述のカメラからパソコン
へ画像ファイルを転送するステップS1a〜S6aと同
様のステップS1b〜S6bを実行する。
【0039】図14は図12、13で読み込んだ画像フ
ァイルと潜水データを照合して潜水データを画像ファイ
ルに追記する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。ステップS7a〜19aの手順は、前述のステップ
S7〜19の手順と同様であり、説明を省略する。ステ
ップS12aにおける照合方式も、上述した図4〜6の
方式を採用すればよい。
【0040】以上説明した一実施の形態および変形例で
は、カメラの画像は静止画としたが、動画に対しても同
様に潜水データを追記することができる。また、以上で
は潜水データを対象画像ファイルに追記する場合につい
て説明したが、高度データ、湿度データ、温度データ、
気圧データ、その他の環境データなどを取得する情報取
得装置から同様にデータを受信して対象画像ファイルに
追記してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外部機器
で取得した環境データを撮像した対象画像ファイルに簡
単に追記することができる。そのため、カメラに環境デ
ータを検出するセンサを付属させる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるカメラの一実施形態のシステム
ブロック図
【図2】 本発明による潜水情報取得装置の一実施形態
のシステムブロック図
【図3】 対象画像ファイルにデータを追記する処理手
順を示すフローチャート
【図4】 撮影時刻直近のデータを対象画像ファイルに
追記する場合におけるステップS12の詳細フローチャ
ート
【図5】 撮影時刻tcの前後に計測された2つのデー
タから、撮影時刻tcにおける潜水情報を求め、対象画
像ファイルに追記する場合におけるステップS12の詳
細フローチャート
【図6】 撮影時刻tcに該当するデータが複数存在し
た場合に撮影時刻tcにおける潜水情報を求め、対象画
像ファイルに追記する場合におけるステップS12の詳
細フローチャート
【図7】 撮影タイミングで潜水情報取得装置から潜水
データを受信するための手順を説明するフローチャート
【図8】 常時受信している潜水情報取得装置からの潜
水データを撮像タイミングで記憶して対象画像ファイル
へ追記する手順を説明するフローチャート
【図9】 撮影タイミングを潜水情報取得装置へ送信す
る手順を説明するフローチャート
【図10】 潜水情報取得装置から送信される潜水デー
タの中からフラグの追記されている潜水データを抽出し
て対象画像ファイルに追記する手順を説明するフローチ
ャート
【図11】電子カメラで撮像した画像をパソコンに転送
しておき、パソコンに環境データを読み込んで画像ファ
イルに追記する処理手順を示すフローチャート
【図12】 パソコンなどにカメラで撮影した画像ファ
イルを転送する処理手順を示すフローチャート
【図13】 パソコンなどに潜水情報取得装置の潜水デ
ータを転送する処理手順を示すフローチャート
【図14】 パソコンなどを利用して、取り込んだ画像
ファイルにデータを追記する処理手順を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1:CCD 2:ASIC 3:メモリ 4:LCDモニタ 5:通信回路 6:アンテナ 7:CPU 8:データ要求スイッチ 11:圧力センサ 12:温度センサ 13:時計 14:CPU 15:メモリ 16:LCD表示部 17:通信回路 18:アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮像する撮像装置と、 撮像した画像を画像ファイルとして記憶媒体へ記録する
    記録回路と、 環境データを検出する外部機器から環境データを受信す
    る通信装置と、 前記通信装置で受信した環境データを前記画像ファイル
    と対応付けて記録する対応付け手段とを備えることを特
    徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子カメラにおいて、 前記対応付け手段は、受信した環境データに添付されて
    いる時刻データと、環境データを対応付けようとしてい
    る画像ファイル(以下、対象画像ファイルと呼ぶ)に添
    付されている時刻データとを照合し、その照合結果に基
    づいて環境データを画像ファイルへ対応付けることを特
    徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の電子カメラにおいて、 前記対応付け手段は、受信した複数の環境データに添付
    されている複数の時刻データの中から、対象画像ファイ
    ルに添付されている時刻データにもっとも近い時刻の環
    境データを選択して対応付けることを特徴とする電子カ
    メラ。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の電子カメラにおいて、 前記対応付け手段は、受信した複数の環境データに添付
    されている複数の時刻データの中から、対象画像ファイ
    ルに添付されている時刻データに前後する複数の時刻デ
    ータを抽出し、これらの時刻データに対応する環境デー
    タに基づいて、撮影時刻の環境データを補間演算するこ
    とを特徴とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の電子カメラにおいて、 前記対応付け手段は、受信した複数の環境データの中か
    ら、対象画像ファイルに添付されている時刻データに関
    連する複数の環境データを抽出し、それらの平均値を算
    出し、この平均値を対象画像ファイルの環境データとし
    て対応付けることを特徴とする電子カメラ。
  6. 【請求項6】被写体を撮像する撮像装置と、 撮像した画像を画像ファイルとして記憶媒体へ記録する
    記録回路と、 環境データを検出する外部機器から環境データを受信す
    る通信装置と、 前記撮像装置で被写体を撮影するタイミングで前記通信
    装置を介して前記外部機器から環境データを受信し、受
    信した環境データを対象画像ファイルに対応付けて記録
    する対応付け手段とを備えることを特徴とする電子カメ
    ラ。
  7. 【請求項7】撮像装置で撮像した画像のファイルを読み
    込んで所定の記憶領域に格納する処理と、 外部機器により計測した環境データを読み込んで所定の
    記憶領域に格納する処理と、 格納されている画像ファイルの中から、前記環境データ
    を追記する画像ファイル(以下、対象画像ファイルと呼
    ぶ)を特定する処理と、 前記対象画像ファイルの撮影時刻と前記環境データの取
    得時刻とを照合する処理と、 照合結果に基づいて、環境データを前記対象画像ファイ
    ルに追記する処理とをコンピュータで実行するためのプ
    ログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007029846A1 (en) * 2005-09-06 2007-03-15 Fujifilm Corporation Image capturing apparatus, print system and contents server
JP2014230198A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 株式会社ニコン デジタルカメラ
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