JP2003323734A - 光学記録読み取り用ピックアップ装置におけるクリーニング装置 - Google Patents
光学記録読み取り用ピックアップ装置におけるクリーニング装置Info
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- JP2003323734A JP2003323734A JP2002163608A JP2002163608A JP2003323734A JP 2003323734 A JP2003323734 A JP 2003323734A JP 2002163608 A JP2002163608 A JP 2002163608A JP 2002163608 A JP2002163608 A JP 2002163608A JP 2003323734 A JP2003323734 A JP 2003323734A
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- pickup device
- pickup
- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光学的ピックアップに置いて対物レンズなどに
物理的接触を行わず、表面の汚れを除去する。 【解決手段】光の透過部品の表面に透明な光触媒薄膜を
形成ずるとともにピックアップ筺体内に光触媒を活性化
させる発光素子を配置する。
物理的接触を行わず、表面の汚れを除去する。 【解決手段】光の透過部品の表面に透明な光触媒薄膜を
形成ずるとともにピックアップ筺体内に光触媒を活性化
させる発光素子を配置する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録媒体の光学
的記録および読み取りに関わるピックアップ装置に関
し、光学系の光透過部分の表面の汚れを、光触媒の作用
により、少なくする方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、ピックアップ装置の光透過部分は
使用環境により、記録や読み取りに支障をきたす汚れが
部品の表面に付着することに対し、綿棒などで直接ふき
取るか、あるいは回転するディスクに形成したクリーニ
ング装置などで、対物レンズをクリーニングするなどの
手段を講じていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従来のクリーニング方
法では、直接ふき取る場合は、光学的記録および読取装
置全体の機械的構成から、綿棒などのふき取り具が使え
ないことがある。またディスクに形成したクリーニング
装置は汚れの除去率が悪い問題がある。加えて、両方法
ともに対物レンズへの傷つけや、対物レンズを支え、光
の焦点および記録溝に光を案内制御するためのアクチュ
エータ部変形などの悪影響を及ぼす欠点があった。本発
明は、以上のような欠点をなくすためになされたもので
ある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】ピックアップ筺体２内の
記録、読み取りレーザ光発光素子６の近辺あるいは素子
中に独立あるいはユニット化された発光部を形成し、発
光した光はレーザ光とほぼ同一の経路を通過するように
為す。一方対物レンズ３の表面、特に記録媒体１側には
透明光触媒薄膜９を形成する。本発明は、以上の構成よ
りなる光学記録読み取り用ピックアップ装置のクリーニ
ング方法に関する。 【０００５】 【発明の実施の形態】 【０００６】図１は光学記録読み取り用ピックアップの
従来例の光の経路を示す模式図である。読み取り時の経
路で説明する。レーザ光発光素子６から出た光はコリメ
ータレンズ５により平行光にされる。さらにビームスプ
リッタ４を通過し対物レンズ３を通る。対物レンズ３で
絞られたレーザ光は光学的情報記録媒体１に届き、該媒
体中の情報を付加され対物レンズ３のほうに反射する。
なお、対物レンズ３は図示しないがアクチュエータ機構
で支持され、焦点と記録溝への案内制御を可能にしてい
る。レーザ光はビームスプリッタ４に入り、スプリッタ
貼り合わせ面で集束レンズ７のほうに向う。収束された
レーザ光は検出器８により情報用の信号や制御用の信号
を検出する。 【０００７】図２は図１に説明した従来例に本発明を付
加した図である。対物レンズ３は従来の対物レンズ３に
透明光触媒薄膜９を形成してなる。図に於いては両面に
薄膜が形成されているが、記録媒体１側のみの場合もあ
る。レーザ光発光素子６に隣接して光触媒薄膜９を活性
化させるための光発光素子１０が設置される。光発光素
子１０の場所は対物レンズ３に該素子からの光が届く場
所であればいずれでも可能であることはいうまでもな
い。また、レーザ光発光素子６の中に同時に形成した
り、レーザ光が光触媒を活性化する波長であれば光発光
素子１０は省略できる。本発明は以上のような構成で、
これを使用するときは、記録媒体１から付加された情報
が壊されなければ同時に、また、情報に影響する場合
は、情報取り出し時以外のタイミングで発光させる。 【０００８】 【発明の効果】このように、光触媒の有機物分解機能を
ピックアップ内の光により活性化して光の通過要素の汚
れを軽減できる。このことにより、情報記録媒体読み取
り装置内でのピックアップの配置および読取装置自身の
配置に無関係に、かつ対物レンズやアクチュエータに損
傷を与えることなく光学部品のクリーニングを可能とし
たのが本発明の効果である。
的記録および読み取りに関わるピックアップ装置に関
し、光学系の光透過部分の表面の汚れを、光触媒の作用
により、少なくする方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、ピックアップ装置の光透過部分は
使用環境により、記録や読み取りに支障をきたす汚れが
部品の表面に付着することに対し、綿棒などで直接ふき
取るか、あるいは回転するディスクに形成したクリーニ
ング装置などで、対物レンズをクリーニングするなどの
手段を講じていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従来のクリーニング方
法では、直接ふき取る場合は、光学的記録および読取装
置全体の機械的構成から、綿棒などのふき取り具が使え
ないことがある。またディスクに形成したクリーニング
装置は汚れの除去率が悪い問題がある。加えて、両方法
ともに対物レンズへの傷つけや、対物レンズを支え、光
の焦点および記録溝に光を案内制御するためのアクチュ
エータ部変形などの悪影響を及ぼす欠点があった。本発
明は、以上のような欠点をなくすためになされたもので
ある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】ピックアップ筺体２内の
記録、読み取りレーザ光発光素子６の近辺あるいは素子
中に独立あるいはユニット化された発光部を形成し、発
光した光はレーザ光とほぼ同一の経路を通過するように
為す。一方対物レンズ３の表面、特に記録媒体１側には
透明光触媒薄膜９を形成する。本発明は、以上の構成よ
りなる光学記録読み取り用ピックアップ装置のクリーニ
ング方法に関する。 【０００５】 【発明の実施の形態】 【０００６】図１は光学記録読み取り用ピックアップの
従来例の光の経路を示す模式図である。読み取り時の経
路で説明する。レーザ光発光素子６から出た光はコリメ
ータレンズ５により平行光にされる。さらにビームスプ
リッタ４を通過し対物レンズ３を通る。対物レンズ３で
絞られたレーザ光は光学的情報記録媒体１に届き、該媒
体中の情報を付加され対物レンズ３のほうに反射する。
なお、対物レンズ３は図示しないがアクチュエータ機構
で支持され、焦点と記録溝への案内制御を可能にしてい
る。レーザ光はビームスプリッタ４に入り、スプリッタ
貼り合わせ面で集束レンズ７のほうに向う。収束された
レーザ光は検出器８により情報用の信号や制御用の信号
を検出する。 【０００７】図２は図１に説明した従来例に本発明を付
加した図である。対物レンズ３は従来の対物レンズ３に
透明光触媒薄膜９を形成してなる。図に於いては両面に
薄膜が形成されているが、記録媒体１側のみの場合もあ
る。レーザ光発光素子６に隣接して光触媒薄膜９を活性
化させるための光発光素子１０が設置される。光発光素
子１０の場所は対物レンズ３に該素子からの光が届く場
所であればいずれでも可能であることはいうまでもな
い。また、レーザ光発光素子６の中に同時に形成した
り、レーザ光が光触媒を活性化する波長であれば光発光
素子１０は省略できる。本発明は以上のような構成で、
これを使用するときは、記録媒体１から付加された情報
が壊されなければ同時に、また、情報に影響する場合
は、情報取り出し時以外のタイミングで発光させる。 【０００８】 【発明の効果】このように、光触媒の有機物分解機能を
ピックアップ内の光により活性化して光の通過要素の汚
れを軽減できる。このことにより、情報記録媒体読み取
り装置内でのピックアップの配置および読取装置自身の
配置に無関係に、かつ対物レンズやアクチュエータに損
傷を与えることなく光学部品のクリーニングを可能とし
たのが本発明の効果である。
【図面の簡単な説明】
【図１】光学記録読み取りようピックアップの従来例の
光の経路を示す模式図である。 【図２】図１に説明した従来例に本発明を付加した図で
ある。 【符号の説明】 １ 光学的情報記録媒体 ２ ピックアップ筺体 ３ 従来の対物レンズ ４ ビームスプリッタ ５ コリメータレンズ ６ レーザ光発光素子 ７ 集束レンズ ８ 検出器 ９ 光触媒薄膜 １０ 光発光素子
光の経路を示す模式図である。 【図２】図１に説明した従来例に本発明を付加した図で
ある。 【符号の説明】 １ 光学的情報記録媒体 ２ ピックアップ筺体 ３ 従来の対物レンズ ４ ビームスプリッタ ５ コリメータレンズ ６ レーザ光発光素子 ７ 集束レンズ ８ 検出器 ９ 光触媒薄膜 １０ 光発光素子
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 情報記録媒体の光学的記録および読み取りに使用するピ
ックアップ装置に於いて対物レンズなどの光透過部品の
表面に透明光触媒薄膜を形成し、ピックアップ内部に、
少なくとも対物レンズを経過し光触媒を活性化する、光
発生素子を配置することを特徴とする光学系クリーニン
グ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002163608A JP2003323734A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 光学記録読み取り用ピックアップ装置におけるクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002163608A JP2003323734A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 光学記録読み取り用ピックアップ装置におけるクリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003323734A true JP2003323734A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29545739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002163608A Pending JP2003323734A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 光学記録読み取り用ピックアップ装置におけるクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003323734A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007142020A1 (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Pioneer Corporation | 光ディスク装置 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002163608A patent/JP2003323734A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007142020A1 (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Pioneer Corporation | 光ディスク装置 |
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