JP2003323603A - ステレオマッチング方法、3次元計測方法及び3次元計測装置並びにステレオマッチング方法のプログラム及び3次元計測のプログラム - Google Patents

ステレオマッチング方法、3次元計測方法及び3次元計測装置並びにステレオマッチング方法のプログラム及び3次元計測のプログラム

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JP2003323603A
JP2003323603A JP2002127512A JP2002127512A JP2003323603A JP 2003323603 A JP2003323603 A JP 2003323603A JP 2002127512 A JP2002127512 A JP 2002127512A JP 2002127512 A JP2002127512 A JP 2002127512A JP 2003323603 A JP2003323603 A JP 2003323603A
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Ryosuke Shibazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステレオ画像内に存在する平面領域を精確か
つ自動的に計測するステレオマッチング方法等を提供す
る。 【解決手段】 変換関数算出部30は標定要素保持部2
0に保持されている標定要素に応じて変換係数を算出す
る。画像表示部40は、ステレオ画像保持部10に保持
されているスレテオ画像をモニタ50に表示させ、これ
に応じて入力された情報に応じて不定形窓を設定して不
定形窓設定部70に格納すると共に拘束条件を拘束条件
設定部80に格納する。ステレオマッチング部90は、
変換係数,ステレオ画像,不定形窓,拘束条件に応じて
平面ステレオマッチングを行って平面のパラメータを算
出して3次元モデルを生成し、3次元モデル保持部10
0に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地表を撮影した複
数の航空写真,衛星画像等の画像から3次元モデルを生
成するステレオマッチング方法、3次元計測方法及び3
次元計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の写真測量では、計測対象を同種の
カメラを用いて異なる二箇所の位置(もしくはそれ以
上)から撮影し、各画像上で対応点を求め、三角測量の
原理に基づいて3次元空間内の位置を決定する。
【0003】3次元空間内の位置を自動的に決定する方
法としていわゆるステレオマッチング方法が知られてい
るが、従来のスレテオマッチング方法では、主として点
や線単位で左右の画像をマッチングさせるものであっ
た。このようなステレオマッチング方法では、ステレオ
画像を構成する一方の画像内の1点もしくは規則的な格
子上に区分された領域、あるいは線構造(エッジ)に着
目し、それに対応する点もしくは領域、あるいは線構造
を、もう一方の画像で探索してマッチングさせている。
【0004】また、領域に対してその内部が平面である
と仮定して自動マッチングを行う技術として、例えば特
開2002−63580号公報に示す不定形窓によるス
テレオマッチング方法が知られている。
【0005】さらに、領域内部の点の対応情報を最適化
する方法として最小二乗マッチング(LSM:Least Sq
uare Matching)方法が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
不定形窓によるステレオマッチング方法では、建物等の
上面が水平の構造物を適用対象としていたため、不定形
領域の平面の方向を水平に拘束しており、任意の方向の
平面(例えば傾きのある平面等)を推定することは考慮
されていなかった。
【0007】また、上述のLSM方法では、平面の方向
や位置について、拘束条件を設定することが困難であっ
た。
【0008】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、多角形や画像のラスターマスクで指定される
不定形の領域について、それが平面であるという拘束の
もとに、面上もしくは図上の全ての点を精密に測定で
き、ステレオ画像内に存在する平面領域を精確かつ自動
的に計測することができるステレオマッチング方法、3
次元計測方法及び3次元計測装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、本発明に係るステレオマッチング方法は、複数の
画像(ステレオ画像)中の平面のパラメータを求めるス
テレオマッチング方法であって、各画像の標定要素を読
み込むステップと、該読み込んだ標定要素に基づく複数
の画像のいずれか中から選択された多角形又は画像マス
クで指定される不定形の領域が3次元空間上で平面であ
るという拘束条件下で、平面のパラメータを求める平面
算出ステップとを有することを要旨とする。
【0010】平面のパラメータとは、例えば平面を示す
式の変数等のパラメータ等を含む概念である。また、標
定要素を読込むとは、例えば供給された標定要素に基づ
いて、画像中の座標と、現実の座標との変換を行う関数
を求めること等を含む概念である。また、画像マスクと
は、例えばラスターマスク等の画素あるいはライン毎の
パターンを含むものである。
【0011】また、本発明に係る3次元計測方法は、複
数の画像(ステレオ画像)から3次元モデルを生成する
3次元計測方法であって、複数の画像の標定要素を読み
込むステップと、該読み込んだ複数の画像の標定要素に
基づく複数の画像を表示するステップと、表示したいず
れかの画像中の不定形領域を示す多角形又は適当な対応
点についての情報を入力するステップと、入力された情
報に応じて当該情報に対応する画像中の多角形又は画像
マスクで指定される不定形の領域若しくは前記適当な対
応点を示す情報を保持するステップと、保持された情報
に対応する領域が3次元空間上で平面であるという拘束
条件下で、3次元モデル上の平面のパラメータを求める
平面算出ステップと求めた平面のパラメータを含む3次
元モデルを生成する3次元モデル生成ステップとを要旨
とする。
【0012】また、本発明に係る3次元計測装置は、複
数の画像(ステレオ画像)から3次元モデルを生成する
3次元計測装置であって、複数の画像の標定要素を読み
込む標定手段と、該読み込んだ標定要素に基づく複数の
画像を表示する表示手段と、表示手段に表示したいずれ
かの画像中の不定形領域を示す多角形又は適当な対応点
についての情報を入力する入力手段と、入力手段によっ
て入力された情報に応じて当該情報に対応する画像中の
多角形又は画像マスクで指定される不定形の領域若しく
は適当な対応点を示す情報を保持する領域情報保持手段
と、領域情報保持手段に保持された情報に対応する領域
が3次元空間上で平面であるという拘束条件下で、3次
元モデル上の平面のパラメータを求める平面算出手段と
算出手段によって求めた平面のパラメータを含む3次元
モデルを生成する3次元モデル生成手段とを備えること
を要旨とする。
【0013】また、本発明に係るステレオマッチング方
法のプログラムは、複数の画像(ステレオ画像)中の平
面のパラメータを求めるステレオマッチング方法のプロ
グラムであって、各画像の標定要素を読み込みさせるス
テップと、前記読み込まれた標定要素に基づく複数の画
像のいずれか中から選択された多角形又は画像マスクで
指定される不定形の領域が3次元空間上で平面であると
いう拘束条件下で、平面のパラメータを求めさせる平面
算出ステップとを有することを要旨とする。
【0014】また、本発明に係る3次元計測のプログラ
ムは、複数の画像(ステレオ画像)から3次元モデルを
生成する3次元計測のプログラムであって、コンピュー
タに、複数の画像の標定要素を読込むステップと、前記
読み込んだ標定要素に基づく複数の画像を表示するステ
ップと、該表示したいずれかの画像中の不定形領域を示
す多角形又は適当な対応点についての情報を入力するス
テップと、該入力された情報に応じて当該情報に対応す
る画像中の多角形又は画像マスクで指定される不定形の
領域若しくは前記適当な対応点を示す情報を保持するス
テップと、前記保持された情報に対応する領域が3次元
空間上で平面であるという拘束条件下で、3次元モデル
上の平面のパラメータを求める平面算出ステップと該求
めた平面のパラメータを含む3次元モデルを生成する3
次元モデル生成ステップとを備えることを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば航空写真等の複
数の画像から3次元モデルを生成する3次元計測装置に
適用することができる。
【0016】(構成)本発明の一実施形態に係る3次元
計測装置は、例えばプロセッサ(MPU)、メモリ、ハ
ードディスクドライブ(HDD),光ディスクドライブ
等の補助記憶装置、キーボード,ネットワークインター
フェース(NIC)等の入力装置、ディスプレイ装置,
画像信号出力インターフェース等の出力装置を備えるパ
ーソナルコンピュータ,ワークステーション等の一般的
な情報処理装置から構成することができる。
【0017】このような情報処理装置は、例えばMPU
が所定の制御プログラムを実行することにより、図1に
示すように、入力されたステレオ画像を保持するステレ
オ画像保持部10と、入力された標定要素を保持する標
定要素保持部20と、標定要素に従って変換関数を算出
する変換関数算出部30と、ステレオ画像保持部10に
保持されているステレオ画像をモニタ50に表示させる
画像表示部40と、入力部60を介してポインティング
デバイス61a,キーボード61b等から入力された指
示情報に応じて不定形窓を設定する不定形窓設定部70
と、同様に拘束条件を設定する拘束条件設定部80と、
設定された不定形窓,拘束条件に応じてステレオ画像の
マッチングを行って3次元モデルを生成するステレオマ
ッチング部90と、生成された3次元モデルを保持する
3次元モデル保持部100として機能する。
【0018】ステレオ画像保持部10,標定要素保持部
20及び3次元モデル保持部100は、例えば上述のメ
モリ,HDD上の所定の領域等で実現されている。
【0019】また、この図1に示す例では、ソフトウェ
アによって各構成要素を実現しているが、同様の構成を
ハードウェアで構成することもできる。
【0020】この3次元計測装置では、ステレオ写真に
写る平面が中心投影の原理に基づき射影変換により、対
応付けられることを利用し、その平面上にある3点(ど
の3点も一直線上にない)の対応関係についてエピポー
ラ条件を満たす拘束条件を設定することによって、その
面の上での射影変換係数を自動的に決定する。以下、こ
の方法を平面ステレオマッチング法と呼ぶ。
【0021】また、この3次元計測装置では、平面上の
3点のうちの1点もしくは2点の対応を固定するという
拘束を加えることができる他、平面を任意の直線方向に
平行もしくは垂直であるように拘束を設けることもでき
る。
【0022】この射影変換係数を利用すれば、平面上の
任意の点での対応関係がわかり、その座標を決定するこ
とによって平面の位置を決定できる。
【0023】これにより、ステレオ画像内に写っている
平面構造物を一方の画像で多角形として入力するだけ
で、実体視すること無しに平面で構成される構造物を簡
単に入力できるステレオ計測システムが実現できる。
【0024】以下、この3次元計測装置の動作を説明す
る。
【0025】(動作)このように構成された3次元計測
装置は、例えば図2に示すように動作する。
【0026】1.ステレオ画像及び標定要素の読み込み
(S1) まず、ステレオ画像保持部10にステレオ画像I,I
を読み込み、標定要素保持部20に各々の画像I
の標定要素を読み込む。ステレオ画像I,I
は、例えば図3に示すように、地表等の同一の対象物
を異なる視点すなわち異なる標定要素で撮影した画像で
ある。
【0027】ここで標定要素は写真撮影時の外部標定要
素(投影中心位置・姿勢)及び内部標定要素(主点位置
・焦点距離・画像解像度等)があり、これらを用いて地
上座標と画像座標の間の変換を行う諸関数が与えられ
る。
【0028】例えば、図6に示すように、平坦な面で構
成される構造物の標定結果が既知の画像I,Iに移
っており、その構造物の面Aの輪郭が画像I,上の多
角Aで指定されているとする。このとき、自動ステレオ
マッチングにより面Aが属する3次元空間の平面(より
正確には平面Aの縁の多角形の座標)を決定する方法を
考える。なお、ここでいう平面Aは水平でなくとも良
い。
【0029】ここで、標定結果が既知とは、カメラの内
部標定要素(焦点距離等)や外部標定要素(位置・姿
勢)が既知であり、次の変換関数が利用できるとする。
【0030】この変換関数は、 (1)3次元地上座標P(X,Y,Z)が投影される写
真座標p(x,y)を算出するための変換関数が与えら
れている。
【0031】p=F(P) (1) と、 (2)画像上の点p(x,y)に対応する地上座標P
(X,Y,Z)のX,Y,Zいずれかが既知のとき、そ
の地上座標を求める変換関数が与えられている。
【0032】すなわち、 P=Gx(p,X) (2a) P=Gy(p,Y) (2b) P=Gz(p,Z) (2c) と画像Iに関する上記変換関数をGx、Gy
Gz1、画像Iに関する上記変換関数をGx、G
、Gzとする。
【0033】(3)2つの画像上の対応点p(x
)及びp(x,y)に対応する地上座標P
(X,Y,Z)を算出するための変換関数が与えられて
いる。
【0034】P=G12(p,p) (3) である。
【0035】前述の変換関数の詳細について説明を補充
する。
【0036】1.1.地上座標Pから画像座標(写真座
標)pへの変換 まず、例えば図4に示すように、中心投影画像(すなわ
ち個々の画像)の投影中心の座標をO[x
]、カメラの地上座標に対する回転角をT=[ω
φκ]、これらを合わせたもの(外部標定要素)をE=
]とする(左肩のtは転置行列もしくは
転置ベクトルであることを示す)。このとき、地上座標
P=[xyz]はカメラ座標系(投影中心に相対的な
3次元座標系)prで次式で表される。
【0037】 Pr=[x]=R(T)(P−O) (4) ここで、R(T)は、次式で定義される回転行列であ
る。
【0038】
【数1】 (5) また、Pが投影される写真座標(投影中心の像(主点)
を原点とする2次元座標)p=[xy]は次式で表さ
れる。
【0039】
【数2】 (6) ここでcは焦点距離である。式(4)及び式(6)よ
り、カメラの外部標定要素と地上点の3次元座標がわか
れば、それに対応する写真座標がわかることを意味す
る。
【0040】1.2.写真座標pから地上座標Pへの変
換 また、写真座標pが、p=(x,y)であるとすると、
これはカメラ座標ではprp=(x,y,−c)であ
る。pに写っている点の標高がZであるとすると、この
点の地上座標系における3次元座標P(X,Y,Z)を
求める関数Gz(p,Z)は次式で与えられる。
【0041】
【数3】 (7) 同様に、関数Gx(p,X)及びGy(p,Y)が次の
ように定義される。
【0042】
【数4】 (8) ここで、画像Iに関する式(7)〜式(9)の変換関
数をGx,Gy,Gz、画像Iに関する式
(7)〜式(9)の変換関数をGx,Gy,Gz
とする。
【0043】
【数5】 (9) 1.3.対応する写真座標から地上座標pへの変換 例えば図5に示すように、地上座標P(X,Y,Z)
が、画像I上の点p(x,y)と画像I上の
点p(x,y)に投影されているとする。
【0044】このとき、以下の手順でpとpから地
上座標P(X,Y,Z)を求めることができる。
【0045】画像Iの画像投影中心をO、回転行列
をR、焦点距離をc、画像Iの画像投影中心をO
、回転行列をR、焦点距離をcとする。pとp
のカメラ座標はそれぞれprp1(x,y,−c
)及びPrp2(x,y ,−c)であり、これ
を使ってOからpへの単位方向ベクトルV,及び
からpへの単位方向ベクトルVを地上座標系で
表すと、
【数6】 (10)
【数7】 (11) である。Pは、Oとpを結ぶ直線Lと、Oとp
を結ぶ直線Lの交点である。この交点をO
、V、Vで表すと、
【数8】 (12) である。
【0046】実際には標定要素や点座標の測定値には誤
差が含まれており、直線LとLは一般に交わらな
い。このような場合には、LとLが最小距離となる
点P 及びPL2の中点をPであると定義するのが適
当である。すなわち、 P=G12(p,p)=(pL1+pL2)/2 (13) なお、PL1及びPL2は次式で求められる。
【0047】
【数9】 (14) 1.4.写真座標と画像座標の変換 コンピュータ上で測定できる座標は画像座標ppix
(xpix,ypix)であり、写真座標pではない。
航空写真画像の場合、画像の4隅に写真座標が既知の指
標が写しこまれているので、これらの画像座標を測定す
ることによりp pixとpの関係を得ることができる。
この関係は順変換・逆変換ともアフイン変換もしくはヘ
ルマート変換で与えることができる。つまり、写真座標
と画像座標の間の変換と上述の議論を組み合わせれば、
上記の(1)、(2)、(3)の式の画像座標と地上座
標間の座標変換関数群を得ることができる。
【0048】2.ステレオ画像表示(S2) また、画像表示部40は、ステレオ画像保持部10に保
持されたステレオ画像を画面上に表示する。これによ
り、モニタ50の表示画面上には、スレテオ画像I
(図1中の符号51a),I(同51b),カーソ
ル(51c)等が表示される。
【0049】3.多角形の入力(S3) このように、ステレオ画像が表示されると、この3次元
計測装置のオペレータは、ポインティングデバイス61
a等を操作して、適宜、表示画面上のカーソル51cを
移動させ、ステレオ画像I(51a)あるいはI
(51b)上で、入力対象となる構造物を構成する多
角形51dを指定する。オペレータによって指定された
多角形を示す情報は、入力部60を介して不定形窓設定
部70に供給され、この不定形窓設定部70が多角形あ
るいは画像マスク等によって不定形の領域(不定形窓)
を設定する。
【0050】4.オプション拘束条件入力(S4) 上述のように多角形を入力すると共に、入力部60は、
マッチングを行うためのオプション拘束条件の有無の指
示をオペレータに要求し、オペレータからの指示があれ
ば、オプションの種類、各々のオプションにおいて必要
な情報を入力する。拘束条件の有無,各オプション及び
必要な情報は、例えばメモリ,HDD等に保持されてい
る次のテーブルに従って指定される。
【0051】
【数10】 例えば入力部60は、まず、オプションの有無の入力を
確認する画像を画像表示部40を介してモニタ50に表
示させ、オプションが有ると指示された場合には、オプ
ションのタイプを確認する画像を表示させる。これに応
じてオプションのタイプが指示されると、上述のテーブ
ルに従って、必要となる条件を取得し、この条件(パラ
メータ)の入力を要求する画像を表示させる。
【0052】各オプションのタイプとパラメータの対応
は以下のようになっている。
【0053】・拘束条件無し(図7) 拘束条件無しの場合には、パラメータの入力は行わず、
次の平面ステレオマッチング法による計測に進む。
【0054】・1点固定(図8)もしくは2点固定(図
9) 平面上の対応を固定したい点。平面マッチングの際、求
める面がこの対応点から計算される3次元座標を必ず通
るように拘束する。固定対応点は、入力した多角形点列
上の点を指定する。
【0055】・平面に平行な直線方向指定(図10) 平面に平行な直線の方向を指定する。指定の方法として
は、次の4つが考えられる。
【0056】直線の方向ベクトルの数値指定 3次元方向ベクトルを数値で指定する。例えば、直線の
方向が鉛直の場合は、方向ベクトルは(0,0,1)で
ある。
【0057】2点の対応点 2組の対応点の3次元座標を計算し、これらの点を結ぶ
ベクトルを直線方向とする。
【0058】平面に垂直な他の面の指定 既に決定済みの面がこれから決定する面に垂直な場合
は、その面を指定する。その面の法線ベクトルが、求め
る面に平行な直線方向である。
【0059】座標軸の指定 Z軸等、特定の座標紬に平行の場合は、その紬を指定す
る。
【0060】・平面方向の指定(図11) 平面の法線の向きを指定する。指定の方法は、平面に平
行な直線の方向ベクトルの指定方法と同じである。
【0061】以上のように、オペレータからオプション
のタイプとパラメータが入力されると、入力部60はオ
プションのタイプとパラメータを示す情報を拘束条件設
定部80に供給する。拘束条件設定部80は供給された
情報に従って拘束条件を設定する。
【0062】5.平面ステレオマッチング法による計測
(S5) 上述のように拘束条件が設定されると、ステレオマッチ
ング部90は、平面ステレオマッチング法によって、多
角形を平面であると仮定して多角形等によって指定され
た不定形の領域の内部について自動的に平面ステレオマ
ッチングを行う。
【0063】上術の図6中の平面Aを表現する適当なパ
ラメータをDとし、画像I上の多角形A内の点p1i
に対する画像I上の対応点p2iをDとp1iの対応
関数Hで表す。
【0064】 p2i=H(p1i,D) (15) ここで、多角形A内におけるIとIの画素値の差を
合計した次の評価関数を定義する。
【0065】 χ(D)=Σe(D) (16) e(D)=I(H(p1i,D))−I(p1i) (17) 式(18)の積算は多角形A内の画像Iの画素全てに
ついて行うものとする。評価関数χを最小化するDを最
適化手法で求めれば、平面Aを決定することができる。
【0066】5.1.平面AのパラメータD IとIの投影中心をO及びO、I上の点をp
、I上のpの対応点をpとすると、例えば図1
2に示すように、pは必ず三角形O のなす
平面と画像Iの交わる直線上になければならない。こ
の直線を、pのエピポーララインと呼ぶ。
【0067】例えば図13に示すように、平面A上の点
,Q,Qが投影されるI上の位置をp
1(1),p1(2),p1(3)、I上の対応点を
2(1),p2(2),p2(3)とする。なお、こ
れらの点は面Aの内部あるいは周上の点だけではなく、
面Aの外側の仮想平面A上の点でもよい。p’2(1)
及びp”2(1)がp1(1)のエピポーラ線上にあ
り、同様にp’2(2)及びp”2(2)がp1(2)
のエピポーラ線上に、p’2(3)及びp”2(3)
1(3)のエピポーラ線上にそれぞれあるとすれば、
2(1),p2(2),p2(3)は実数パラメータ
の組D=[D]を用いて、次のように表すこ
とができる。
【0068】
【数11】 (18) Dを決めるとp2(1),p2(2),p2(3)が決
まり、前方交会によりQ,Q,Qが決まる。空間
内の3点が求まれば、それを通る平面が一意に決定され
るので、パラメータDは、平面Aを決定するパラメータ
と等価である。
【0069】なお、p’2(1),p’2(2),p’
2(3)を初期対応点、p”2(1 ,p”2(2)
p”2(3)を補助対応点と呼ぶ。
【0070】5.2.対応関数Hの導出 例えば図14に示すように、平面A上のQのIとI
の像をp=(x,y)及びp=(x,y
とすると、pとpの関係は射影変換になることが知
られ、上述の式(17)中の対応関数Hは射影変換であ
る。この射影変換Hは射影変換係数(a,…,a
を用いて以下の式で表される。
【0071】 x=(a・x+a・y+a)/(a・x+a・y+1) (19) y=(a・x+a・y+a)/(a・x+a・y+1) (20) 射影変換係数は、4組の対応点から決定することができ
る。上述の5.1.において示したように、パラメータ
Dによって3組の対応点が決まる。そこで、以下ではも
う一組の対応点がカメラの幾何学的配置から決まること
を示し、対応関数Hを具体的に決定する。
【0072】5.2.1.エピポールの対応 例えば図15に示すように、IとIの投影中心O
及びOを結ぶ直線O とIの画像平面の交点を
、Iの画像平面との交点をEとする。EとE
は互いの投影中心が写る点であり、エピポールと呼ば
れる。実はエピポールは平面Aと直線Oの交点Q
の像でもある。つまり、2つのエピポールは平面Aに
関する対応点の一つである。エピポールには次のような
性質がある。
【0073】(1)エピポールは平面Aの取り方によら
ず、カメラの幾何学のみに依存する。
【0074】エピホールは互いの投影中心が写る点なの
で、平面Aの取り方によらない。
【0075】(2)全てのエピポーララインはエピポー
ルを通る。
【0076】エピポーララインとは、2つの投影中心と
一方の画像上の点の3点がなす平面と、もう一方の画像
平面の交線であった。また、エピポールは投影中心を結
ぶ線と画像平面の交点であるので、必ず上記交線上にあ
る。つまり、エピポールは全てのエピポーラライン上に
ある。
【0077】(3)画像平面と投影中心を結ぶ直線が平
行ならエピポールは無限遠点となる。
【0078】平行であれば当然交点はない。このとき、
全てのエピポーララインは平行となる。つまり、エピポ
ールはエピポーララインの方向の無限遠点であると考え
られる。
【0079】なお、画像I及びIのエピポールE
及びEは、上述の式(4)に投影中心を適用すること
によって得られる。
【0080】 E=F(P) (21) E=F(P) (22) 5.2.2.Dを用いた射影変換Hの算出方法 (a)エピポールが無限遠点でない場合 上述の式(19)及び式(20)から、射影変換係数
(a,…,a)に関する以下の1次方程式を得るこ
とができる。
【0081】 x・a+y・a+a−x・x−x・y・a=x (23) x・a+y・a+a−y・x−y・y・a=y (24) さて、p1(1),p1(2),p1(3)と上述の式
(20)で与えられる対応点p2(1),p2(2)
2(3)に式(23)及び式(24)を適用すれば、
(a,‥.,a)に関する1次方程式が各点につい
て2つ、合計で6つ与えられる。これに加えて、エピポ
ールの対応をp1(4)及びp2(4)として加えれ
ば、全部で8つの独立な一次方程式が得られる。これら
の方程式を整理すると、Mを8×8の行列、Vを8次元
ベクトルB=[a,a,a,a,a
,a,a]として、 M・B=V (25) と表すことができる。この結果、射影変換係数Bは次式
で与えられる。
【0082】 B=M−1・V (26) (b)エピポールが無限遠点の場合 以下、同次座標を用いて射影変換を表すことによって、
無限遠点の対応関係も統一的に記述できることを示す。
【0083】同次座標表現(x,y,1)及び(x
,y,1)を用いると、上述の式(19)及び式
(20)は次のように表される。
【0084】
【数12】 (27) ここで等号
【数13】 は、等号の両側のベクトルの比が等しい事を意味する。
すなわち、
【数14】 (28) である。
【0085】
【数15】 (29) に注意すれば、(X,Y,0)は、方向(X,Y)の無
限遠点を表現することがわかる。
【0086】ここで[XYZ]及び[X’Y’
Z’]を対応点の同次座標表現とすると、
【数16】 (30) となり、式(25)と式(30)より、 X’:Y’:Z’=(a・X+a・Y+a・Z):(a・X+a・ Y+a・Z):(a・X+a・Y+Z) (31) となる。これより、もしZ’≠0ならば、 X’/Z’=(a・X+a・Y+a・Z)/(a・X+a・Y+Z) (32) Y’/Z’=(a・X+a・Y+a・Z)/(a・X+a・Y+Z) (33) となる。これらを係数(a,…,a)について整理すると、 Z’・X・a+Z’・Y・a+Z’・Z・a−X’・X・a−X’・X・a= X’・Z’ (34) Z’・X・a+Z’・Y・a+Z’・Z・a−Y’・X・a−Y’・X・a= Y’・Z’ (35) である。またZ’=0ならば、 X’:Y’=(a・X+a・Y+a・Z):(a・X+a・Y+a ・Z) (36) (a・X+a・Y+Z)=0 (37) となる。これらを係数(a,…,a)について整理すると、 Y’・X・a+Y’・Y・a+Y’・Z・a−X’・X・a−X’・Y・a− X’・Z・a=0 (38) X・a−Y・a=0 (39) である。これらの式(38)及び式(39)を使えば、
同次座標表現された無限遠点のエピポールの対応から
も、(a,…,a)に関する1次方程式を導き出せ
る。例えば、エピポーララインが両画像でX軸に平行な
直線になる場合は、X方向の無限遠点、即ち(1,0,
0)と(1,0,0)が対応する。これを式(38)及
び式(39)に適用すれば、a=0,a=0とな
る。
【0087】5.3.最小自乗法による最適化 5.3.1.Gauss−Newton法による非線形
最小自乗法 評価関数χを最小化するDをGauss−Newton
法による非線形最小自乗法で求める。Gauss−Ne
wton法では、最適化時のパラメータの修正量△D=
[△D1,△D2,△D3]を次の式で与える。
【0088】 (J・J)・ΔD=−J・e (40) ここで、Jはヤコビ行列である。また、全てのモデル上
の点において重みは等しいとみなす。なお、Jは、
【数17】 (41) で与えられる。ここで、nはサンプルの個数であり、こ
の場合は積算する画素の個数である。
【0089】また、 e=[e…e] (42) である。
【0090】上述の変数Dの次元は3であり、J・J
は3×3の行列になるJ・Jのj行k列成分(J・
J)(j、k)は、次の加算式で与えられる。
【0091】
【数18】 (43) ここで、D・DはDのj番目及びk番目の成分であ
る。
【0092】また、式(40)の右辺−J・eは3行
1列の縦ベクトルになる。このベクトルのj行成分(−
J・e)も、次のような加算式で表される。
【0093】
【数19】 (44) 行列J・JをK、ベクトル−J・eをWとおけば、
式(40)は次のように置き換えられる。
【0094】 K・ΔD=W (45) この式(45)の△Dは連立1次方程式で、K及びWが
計算できれば解くことができる。△Dを用いて、次の式
でDを更新する。
【0095】
【数20】 D+ΔD⇒D (46) この処理を評価関数χの変化量がある閾値(△χ)にな
るまで繰り返し、最適なDを求めることができる。
【0096】5.3.2.パラメータDと射影変換Hに
基づく∂e/∂Dの導出方法最小自乗法によって、上
述の式(16)を最小化するパラメータDを求めるため
には、∂e/∂Dとeを計算することが必要とな
る。eは、上述の5.2.で求めた射影変換Hを上述
の式(17)に適用すればよい。以下、∂e/∂Dの
導出方法について説明する。
【0097】p1i=(x,y)、p2i
(x′,y′)とおくと、式(17)より、
【数21】 (47) となる。ここで、∂I/∂x’及び∂I/∂
’は画像Iのx及びy方向の微分係数であり、数
値微分が可能である。
【0098】
【数22】 及び
【数23】 は上述の式(24)及び式(25)より、
【数24】 (48) である。また、上述の式(26)の両辺をDで微分す
ると、
【数25】 (49) であるから、
【数26】 (50) が得られる。∂M/∂D及び∂V/∂Dは、上述の
式(18),式(34)及び式(35),式(38)及
び式(39)を用いて求めることができる。
【0099】以上より∂e/∂Dを求めることができ
る。
【0100】5.4.様々な拘束条件下の平面ステレオ
マッチング 3次元空間内において、平面に拘束条件を与え、その条
件のもとで平面を決定する場合を考える。
【0101】5.4.1.平面上の1点を3次元的に拘
束する場合(1点固定) 平面上の1点を3次元的に拘束することは、すなわち平
面上の点対応を1点与えることである。この固定点の対
応をp1(3)及びp2(3)とおき、求めるパラメー
タの自由度を減らすことができる。この際、求めるバラ
メータはD=[D,D]となる。
【0102】5.4.2.平面上の2点を3次元的に拘
束する場合 平面上の2点を3次元的に拘束するのは、平面上の点対
応を2点与えることと同等となる。つまり、2つの拘束
点の対応をp1(2)とp2(2)、及びp (3)
2(3)として与えることにより自由度を減らすこと
ができる。この際、求めるパラメータはD=[D]と
なる。
【0103】なお、この場合は、最小自乗法を適用せ
ず、Dを適当な範囲で順次変化させてχ(D)を計算
し、その最小を与えるDoptを求める方がよい。
【0104】5.4.3.平面に平行な直線方向を指定
する場合 例えば図16に示すように、平面をある直線方向に平行
に拘束すると、その直線方向の無限遠点(消失点)はこ
れらの平面上の対応点となり得る。消失点を左右画像で
求めると、これらをp1(3),p2(3)として与え
たことと等価になり、求めるパラメータをD=[D
]に減らすことができ尋。
【0105】例えば空撮写真による写真測量の場合、建
物の壁面等の鉛直面が典型的に多く存在する。このよう
な鉛直壁面については、鉛直方向の消失点(鉛直点)を
対応点とすることができる。
【0106】なお、直線の方向ベクトルをvとすると、
その方向の画像I,I上の消失点Ev1及びEv2
は、上述の式(6)を用いて次のように求めることがで
きる。
【0107】
【数27】 (51) ここで、P及びPは、画像I及びIの投影中心
である。
【0108】5.4.4.平面方向を指定する場合 平面の方向を指定する場合とは、別の平面に平行になる
よう拘束することである。
【0109】例えば図17に示すように、平行な2平面
ΠとΠの間で求める平面を最適化することを考え
る。このとき、次の定理が成立する。
【0110】[定理1]平面ΠとΠは平行で、Π
及びΠを対応させる射影変換係数行列をそれぞれH
Π0、HΠ1とする。このとき、パラメータDを用いて
得られる射影変換係数H(D)
【数28】 (52) は、ΠとΠに平行な平面の射影変換を与える。
【0111】この式(52)のDを0と1の間で変化さ
せると、ΠとΠに平行な任意の平面の射影変換係数
及び評価関数χ(D)を順次計算することができる。評
価関数χ(D)を最小にするDが最適解Doptであ
る。
【0112】5.5.具体的な実装例 ここでは、多角形Aで指定される平面Aを決定し、最終
的に面Aの輪郭の三次元形状を算出する方法を具体的に
示す。実装方法は、対応点を利用した方法と、平面方向
を指定した場合の2つに分かれる。対応点を利用した方
法は、平面方向を指定した場合以外の全てのケースに適
用される。
【0113】5.5.1. 対応点を利用した計算方法 5.5.1.1.必要情報の設定(図18中のS11) 以下の必要情報を設定する。
【0114】(1)面を指定する多角形 上述のS3において、ステレオ画像のいずれかの上でな
ぞられた多角形(画像座標列)で、平面構造物の面の外
周を示す。なぞられた方の画像をI、もう一方をI
とする。
【0115】(2)画像の標定要素 上述のS1で入力された標定要素である。
【0116】(3)面の概略奥行き 面Aの概略奥行きZである。
【0117】(4)対応点情報(S12) 上述のS4で入力された拘束条件に応じて4点の対応点
情報を設定する。4点目には上述のエピポールを自動設
定することができる。各対応点情報の設定方法は、例え
ば上述の拘束条件タイプによって以下の表のように分類
される。
【0118】
【数29】 a.設定方法1(推定による自動設定) 左画像上の点p1(k)の指定と、その初期対応点p’
2(k)と補助対応点p”2(k)を自動設定する(k
は対応点番号)。一般にp1(k)は面を指定した多角
形Aの頂点である。
【0119】また、p’2(k)はp1(k)の対応点
位置の近辺にある点で、概略奥行きZと上述の式
(6)及び式(7)を使って次の式で求める。
【0120】
【数30】 (53) P”2(k)はp’2(k)以外の任意のエピポーララ
イン上の点でよく、エピポールそのものでもよい。
【0121】b.設定方法2(固定対応点を設定) ユーザが特定の点の対応を固定したい場合の方法であ
る。固定したい対応点をp1(k)とp2(k)に設定
する。
【0122】c.設定方法3(エピポールを設定) IとIのエピポールEとEをそれぞれp
1(k)とp2(k)に設定する。
【0123】d.設定方法4(消失点を設定) 求める平面が平行な直線方向vのIとI上の消失点
v1とEv2をそれぞれp1(k)とp2(k)に設
定する。
【0124】5.5.1.2.画像の読み込み(S1
3) 画像Iと画像Iをステレオ画像保持部10から読み
込む。多角形Aを与えられている方の画像をIとす
る。
【0125】5.5.1.3.微分画像の計算(S1
4) 画像のx方向微分∂I/∂x’及びy方向微分∂I
/∂y’を計算する。
【0126】5.5.1.4.パラメータDの初期値の
設定(S15) パラメータDを全て0に設定する。
【0127】5.5.1.5.微分値の計算と積算(S
16) 画像I1の指定多角形内の各画素について∂e/∂D
とeを計算し、積算する事によって行列J・Jとベ
クトル−J・eを計算する。
【0128】5.5.1.6.パラメータDの更新(S
17) 式(45)及び式(46)に従ってパラメータDを更新
する。
【0129】5.5.1.7.収束判定(S18) パラメータDの変化△Dが閾値Dthより小さくなる
か、収束計算のループ回数が閾値Lthより大きくなっ
た場合、そのときのDを最適解Doptとして出力し、
収束計算を終了する。条件を満たさない場合は、微分値
の計算と積算(S16)に戻る。
【0130】5.5.1.8.多角形座標の三次元変換
(S19) Doptで与えられる射影変換Hにより、画像I上の
多角形の各点に対応する画像I上の対応点を計算し、
更に上述の式(13)によって各点の三次元座標を計算
する。
【0131】5.5.2. 2平面方向を指定する場合
の計算方法 5.5.2.1.必要情報の設定(図19中のS21) 以下の必要情報を設定する。
【0132】(1)面を指定する多角形 上述のS3において、ステレオ画像のいずれかの上でな
ぞられた多角形(画像座標列)で、平面構造物の面の外
周を示す。なぞられた方の画像をI、もう一方をI
とする。
【0133】(2)画像の標定要素 上述のS1で入力された標定要素である。
【0134】(3)面の概略奥行き 面Aの概略奥行きZである。
【0135】(4)法線方向 上述のS4で入力された求める平面に平行な平面の単位
法線方向v=(v,v,v)である。
【0136】5.5.2.2.射影変換係数計算(S2
2) まず、多角形Aの重心座標Aを求め、次の式で平面の
概略重心Piniを次の式で求める。
【0137】
【数31】 (54) △vを適当な正の実数として、求める平面が、例えば図
20に示すように、p ini+△v・vを通る平面Π
とPini−△v・vを通る平面Πの間に存在すると
する。これらの二つの平面の方程式は次式で表される。
【0138】
【数32】 (55) ΠとΠのそれぞれについて、面上の適当な4点(ど
の3点も一直線上にない)を求め、これらを各画像に投
影した4組の対応点から射影変換係数を求めたものをそ
れぞれHΠ0、HΠ1とする。
【0139】5.5.2.3.画像の読み込み(S2
3) 画像Iと画像Iを外部記憶装置から読み込む。多角
形を与えられている方の画像を画像Iとする。
【0140】5.5.2.4.パーラメータDの初期値
の設定(S24) D=0 (56) とおく。また、最適解の初期値としてDopt=0とお
き、評価関数χの最小値の初期値としてχminに十分
大きな値を設定しておく。
【0141】5.5.2.5.射影変換係数の算出(S
25) 上述の式(52)に基づき、Dに対応する射影変換係数
Hを求める。
【0142】5.5.2.6.評価関数の算出(S2
6) 上述の式(16)によって評価関数χを求める。
【0143】5.5.2.7.最小判定とχmin・D
optの算出(S27,S28) もしχ<χminならば、DoptをDで、χmin
χで置き換える。
【0144】5.5.2.8.Dの更新(S29) Dに正の加算値△Dを加える。
【0145】5.5.2.9.ループ終了判定(S3
0) D>1ならば、ループを終了する。そうでないならば、
「射影変換の算出」(S25)に戻る。
【0146】5.5.2.10.多角形座標の三次元変
換(S31) Doptで与えられる射影変換Hにより、上述の式(1
5)によって画像I上の多角形の各点に対応する画像
上の対応点を計算し、さらに上述の式(13)によ
って各点の三次元座標を計算する。
【0147】以上の処理により、多角形等で指定された
不定形の領域の内部の各点に3次元座標が与えられる。
この後、多角形の計測を続けて行うか否かを判定し(図
2中のS6)、多角形の計測を続けて行う場合は上述の
S3(多角形の入力)に戻り、行わない場合には次のS
7(3次元モデルの出力)に進む。
【0148】6.3次元モデル出力(S7) 以上のように、ステレオマッチングが終了すると、3次
元モデル保持部100には、例えば各3次元多角形の各
頂点の座標等が3次元モデルとして格納された状態とな
る。このようなデータは、例えば外部からの要求に応じ
て出力する。
【0149】(効果)以上説明したように、この3次元
計測装置では、多角形や画像のラスターマスクで指定さ
れる不定形の領域について、それが平面であるという拘
束のもとに、面上もしくは図上の全ての点を精密に測定
できる。このため、傾きを有する平面についても平面の
パラメータを求めることができる。これにより、ステレ
オ画像内に存在する平面領域を精確かつ自動的に計測す
ることができる。
【0150】また、この3次元計測装置では、上述のよ
うに、平面が通る1つないし2つの点を拘束したり、平
面の向きをある直線方向に平行もしくはある平面に平行
になるように拘束したりして最適な平面を求めることが
できる。これにより、ステレオマッチングに必要なパラ
メータ数を減少させ、入力あるいは演算の負荷を低減さ
せることができる。
【0151】なお、以上の説明では、航空写真から3次
元モデルを作成するシステムに本発明を適用した例につ
いて説明したが、本発明の適用対象は、これに限定され
るものではなく、例えばステレオ写真による建物形状の
精密計測、3次元モデルの生成等にも本発明を適用する
ことができる。
【0152】
【発明の効果】本発明に係るステレオマッチング方法で
は、標定された複数の画像のいずれか中から選択された
多角形又は画像マスクで指定される不定形の領域が3次
元空間上で平面であるという拘束条件下で、平面のパラ
メータを求めることにより、傾きを有する平面について
もステレオマッチングを行うことできる。これにより、
ステレオ画像内に存在する平面領域を精確かつ自動的に
計測することができる。
【0153】また、本発明に係る3次元計測方法及び3
次元計測装置では、複数の画像のいずれか中から選択さ
れた多角形又は画像マスクで指定される不定形の領域若
しくは適当な対応点を示す情報に対応する領域が3次元
空間上で平面であるという拘束条件下で、3次元モデル
上の平面のパラメータを求めることにより、傾きを有す
る平面についてもステレオマッチングを行って3次元モ
デルを生成することができる。ことにより、多角形の厳
密な計測位置を、ステレオ画像を実体視することなしに
計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る3次元計測装置の構
成例を示すブロック図である。
【図2】前記3次元計測装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】ステレオ画像の例を示す図である。
【図4】エリアセンサの幾何学的特性の例を示す図であ
る。
【図5】エリアセンサの幾何学的特性の例を示す図であ
る。
【図6】画像中の多角形と実際の平面の関係の例を示す
図である。
【図7】拘束条件を指定するオプションの入力の例を示
す図である。
【図8】拘束条件を指定するオプションの入力の例を示
す図である。
【図9】拘束条件を指定するオプションの入力の例を示
す図である。
【図10】拘束条件を指定するオプションの入力の例を
示す図である。
【図11】拘束条件を指定するオプションの入力の例を
示す図である。
【図12】エピポーララインを示す概念図である。
【図13】パラメータDを示す概念図である。
【図14】平面上の点の対応を示す概念図である。
【図15】エピポールを示す概念図である。
【図16】消失点における対応を示す概念図である。
【図17】平面方向を拘束する場合を示す概念図であ
る。
【図18】平面ステレオマッチング処理を示すフローチ
ャートである。
【図19】平面ステレオマッチング処理を示すフローチ
ャートである。
【図20】2平面の決定を示す概念図である。
【符号の説明】
10…ステレオ画像保持部、 20…標定要素保持部、 30…変換関数算出部、 40…画像表示部、 50…モニタ、 60…入力部、 70…不定形窓設定部、 80…拘束条件設定部、 90…ステレオマッチング部、 100…3次元モデル保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴崎 亮介 東京都江東区猿江1丁目5−3−408 Fターム(参考) 2F065 AA04 AA53 BB05 FF05 QQ31 5B056 BB11 BB23 BB34 BB42 HH03 5B057 AA14 AA20 CA12 CB13 CD14 CH01 DA16 DC32 5L096 BA20 CA04 FA02 FA76 GA10 HA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像(ステレオ画像)中の平面の
    パラメータを求めるステレオマッチング方法であって、 前記各画像の標定要素を読み込むステップと、 前記読み込まれた標定要素に基づく複数の画像のいずれ
    か中から選択された多角形又は画像マスクで指定される
    不定形の領域が3次元空間上で平面であるという拘束条
    件下で、平面のパラメータを求める平面算出ステップと
    を有することを特徴とするステレオマッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記平面算出ステップにおいて、平面の
    向きをある直線方向に平行もしくはある平面に平行にな
    るように拘束して最適な平面を求めることを特徴とする
    請求項1記載のステレオマッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記平面算出ステップにおいて、平面が
    通る1点又は2点を拘束して最適な平面を求めることを
    特徴とする請求項1記載のステレオマッチング方法。
  4. 【請求項4】 複数の画像(ステレオ画像)から3次元
    モデルを生成する3次元計測方法であって、 前記複数の画像の標定要素を読込むステップと、 前記読み込んだ標定要素に基づく複数の画像を表示する
    ステップと、 該表示したいずれかの画像中の不定形領域を示す多角形
    又は適当な対応点についての情報を入力するステップ
    と、 該入力された情報に応じて当該情報に対応する画像中の
    多角形又は画像マスクで指定される不定形の領域若しく
    は前記適当な対応点を示す情報を保持するステップと、 前記保持された情報に対応する領域が3次元空間上で平
    面であるという拘束条件下で、3次元モデル上の平面の
    パラメータを求める平面算出ステップと該求めた平面の
    パラメータを含む3次元モデルを生成する3次元モデル
    生成ステップとを備えることを特徴とする3次元計測方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の画像(ステレオ画像)から3次元
    モデルを生成する3次元計測装置であって、 複数の画像の標定要素を読み込む標定手段と、 前記読み込まれた複数の画像の標定要素に基づく複数の
    画像を表示する表示手段と、 該表示手段に表示したいずれかの画像中の不定形領域を
    示す多角形又は適当な対応点についての情報を入力する
    入力手段と、 該入力手段によって入力された情報に応じて当該情報に
    対応する画像中の多角形又は画像マスクで指定される不
    定形の領域若しくは前記適当な対応点を示す情報を保持
    する領域情報保持手段と、 該領域情報保持手段に保持された情報に対応する領域が
    3次元空間上で平面であるという拘束条件下で、3次元
    モデル上の平面のパラメータを求める平面算出手段と該
    算出手段によって求めた平面のパラメータを含む3次元
    モデルを生成する3次元モデル生成手段とを備えること
    を特徴とする3次元計測装置。
  6. 【請求項6】 複数の画像(ステレオ画像)中の平面の
    パラメータを求めるステレオマッチング方法のプログラ
    ムであって、 コンピュータに、 各画像の標定要素を読み込みさせるステップと、 前記読み込まれた標定要素に基づく複数の画像のいずれ
    か中から選択された多角形又は画像マスクで指定される
    不定形の領域が3次元空間上で平面であるという拘束条
    件下で、平面のパラメータを求めさせる平面算出ステッ
    プとを有することを特徴とするステレオマッチング方法
    のプログラム。
  7. 【請求項7】 複数の画像(ステレオ画像)から3次元
    モデルを生成する3次元計測のプログラムであって、 コンピュータに、 複数の画像の標定要素を読込むステップと、 前記読み込んだ標定要素に基づく複数の画像を表示する
    ステップと、 該表示したいずれかの画像中の不定形領域を示す多角形
    又は適当な対応点についての情報を入力するステップ
    と、 該入力された情報に応じて当該情報に対応する画像中の
    多角形又は画像マスクで指定される不定形の領域若しく
    は前記適当な対応点を示す情報を保持するステップと、 前記保持された情報に対応する領域が3次元空間上で平
    面であるという拘束条件下で、3次元モデル上の平面の
    パラメータを求める平面算出ステップと該求めた平面の
    パラメータを含む3次元モデルを生成する3次元モデル
    生成ステップとを有することを特徴とする3次元計測の
    プログラム。
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