JP2003323595A - 非接触icカードリーダライタ装置 - Google Patents

非接触icカードリーダライタ装置

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JP2003323595A
JP2003323595A JP2002129856A JP2002129856A JP2003323595A JP 2003323595 A JP2003323595 A JP 2003323595A JP 2002129856 A JP2002129856 A JP 2002129856A JP 2002129856 A JP2002129856 A JP 2002129856A JP 2003323595 A JP2003323595 A JP 2003323595A
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Takashi Ui
孝 宇井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードとの距離が変化した場合であって
も、ICカードと安定した通信をすることができる非接
触ICカードリーダライタ装置を提供すること。 【解決手段】 キャリアを生成する送信回路130と、
キャリアを放射するアンテナ140と、キャリアの出力
レベルを検出する送信出力レベル検出手段160と、キ
ャリアの出力レベルに応じてアンテナ140の同調周波
数を調整する同調周波数調整手段170とを備えるよう
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触でICカー
ドと通信をする非接触ICカードリーダライタ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触ICカードリーダライタ装
置の例を図9に示す。図9の非接触ICカードリーダラ
イタ装置900は、非接触でICカード10に電力を供
給するとともに、非接触でICカード10とデータの授
受を行う。具体的には、非接触ICカードリーダライタ
装置900のアンテナ940からキャリアを放出し、I
Cカード10のアンテナ11がキャリアを受信し、IC
カード10の制御回路12がキャリアを整流することに
より、ICカード動作用の直流電源電圧が生成される。
また、非接触ICカードリーダライタ装置900の制御
回路920がコマンドデータを出力し、非接触ICカー
ドリーダライタ900の送信回路930がコマンドデー
タでキャリアを振幅変調することにより、ICカード1
0にコマンドが送られる。また、コマンドを受けたIC
カード10が負荷変調を用いて非接触ICカードリーダ
ライタ装置900にレスポンスを送出し、非接触ICカ
ードリーダライタ装置900の受信回路950が復調を
行い、非接触ICカードリーダライタ装置900の制御
回路920がレスポンスを認識し、データの授受が完了
する。
【0003】また、非接触ICカードリーダライタ装置
900の同調回路971は、コンデンサからなり、キャ
リアの周波数について同調を行うものである。図9の非
接触ICカードリーダライタ装置900のアンテナ94
0はループアンテナであり、同調回路971のコンデン
サとアンテナ140とがなすインピーダンスは、ICカ
ード10と非接触ICカードリーダライタ装置900と
の距離が離れているときにICカード10と非接触IC
カードリーダライタ装置900とが良好に通信すること
ができるような所定の値に、保守員などによって予め整
合されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の非接触ICカードリーダライタ装置900で
は、ICカード10が近接すると、入力インピーダンス
が低下するため、周波数同調にずれが生じ、送信電力が
低下してICカード10に安定した電力を供給すること
ができなくなり、ICカード10と安定した通信をする
ことができないという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、ICカードとの距離が変化した場合で
あっても、ICカードと安定した通信をすることができ
る非接触ICカードリーダライタ装置を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触ICカー
ドリーダライタ装置は、キャリアを生成するキャリア生
成手段と、前記キャリアを放射するアンテナと、前記キ
ャリアの出力レベルを検出する送信出力レベル検出手段
と、前記キャリアの出力レベルに応じて前記アンテナの
同調周波数を調整する同調周波数調整手段とを備える構
成を有している。
【0007】この構成により、ICカードとの距離が変
化した場合であっても、キャリアの出力レベル(具体的
には送信電力や送信電力に対応する電圧)を検出するこ
とによって同調のずれを検出し、同調をとることができ
るので、ICカードに安定した電力を供給することがで
き、ICカードと安定した通信をすることができること
となる。
【0008】本発明の非接触ICカードリーダライタ装
置は、前記送信出力レベル検出手段が、方向性を有し前
記キャリアの一部を取り出す方向性結合器と、前記方向
性結合器によって取り出されたキャリアを直流に変換す
る整流回路とを有し、前記同調周波数調整手段が、前記
整流回路から出力された直流電圧に応じて前記同調周波
数を調整する構成を有している。
【0009】この構成により、送信回路からアンテナに
向かうキャリアの成分を取り出すとともに逆方向の反射
波は取り出さないようになるので、送信出力レベルを的
確に検出し、最適な同調状態に調整できることとなる。
【0010】本発明の非接触ICカードリーダライタ装
置は、前記送信出力レベル検出手段が、前記キャリアの
一部を取り出す結合コンデンサと、前記結合コンデンサ
によって取り出されたキャリアを直流に変換する整流回
路とを有し、前記同調周波数調整手段が、前記整流回路
から出力された直流電圧に応じて前記同調周波数を調整
する構成を有している。
【0011】この構成により、ICカードと安定した通
信をすることができるとともに装置のコストを抑えるこ
とができることとなる。
【0012】本発明の非接触ICカードリーダライタ装
置は、前記同調周波数調整手段が、並列接続された複数
の容量素子を有し、前記複数の容量素子の中から周波数
同調に用いる容量素子を選択することにより同調周波数
を調整する構成を有している。
【0013】この構成により、同調周波数を所望の範囲
内で段階的に切り換えることができることとなる。
【0014】本発明の非接触ICカードリーダライタ装
置は、前記同調周波数調整手段が、容量を変化させるこ
とにより同調周波数を変化させる可変容量ダイオードを
有する構成を有している。
【0015】この構成により、可変容量ダイオードに印
加する電圧を変更することにより、切り換え可能な同調
周波数を所望の周波数に容易に変更できることとなる。
また、容量素子を多数設けることなく同調周波数を所望
の範囲内で切り換えることができることとなる。
【0016】本発明の非接触ICカードリーダライタ装
置は、前記送信出力レベル検出手段によって検出された
キャリアの出力レベルに応じて前記同調周波数調整手段
の容量を連続的に変化させる容量変化量調整手段を備え
る構成を有している。
【0017】この構成により、同調周波数を所望の範囲
内で連続的に切り換えることができ、ほぼ一定の電力を
ICカードに供給し、さらに安定した通信をすることが
できることとなる。
【0018】本発明の非接触ICカードリーダライタ装
置は、前記送信出力レベル検出手段によって検出された
キャリアの出力レベルを予め記憶された複数のしきい値
と比較し、この比較結果に応じて前記同調周波数調整手
段の容量を変化させる制御手段を備える構成を有してい
る。
【0019】この構成により、送信出力レベルに応じて
段階的に同調周波数を変化させることができ、ICカー
ドと安定した通信をすることができることとなる。ま
た、複数のしきい値に対応し、例えばICカードのアン
テナ特性やICカードの消費電力その他のICカードの
特性に合わせて同調周波数を変化させることにより、さ
らに安定した通信をすることができることとなる。
【0020】本発明の非接触ICカードリーダライタ装
置は、前記送信出力レベル検出手段によって検出された
キャリアの出力レベルに応じて前記キャリアの利得を調
整する制御手段を備える構成を有している。
【0021】この構成により、送信電力を規定の電力に
調整することができ、ICカードと安定した通信をする
ことができることとなる。
【0022】本発明の非接触ICカードリーダライタ装
置は、周囲の温度を検出する温度検出手段と、前記温度
検出手段によって検出された温度に応じて前記キャリア
の利得を調整する制御手段とを備える構成を有してい
る。
【0023】この構成により、周囲の温度の変化により
送信電力が変化することを低減し、ICカードと安定し
た通信をすることができることとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の非接
触ICカードリーダライタ装置について、図面を用いて
説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置10
0を示す。図1の非接触ICカードリーダライタ装置1
00は、非接触でICカード10に電力を供給するとと
もに、非接触でICカード10とデータの授受を行う。
非接触ICカードリーダライタ装置100は、コマンド
データを出力する制御回路120(制御回路)と、キャ
リアを生成するとともに、制御回路120から出力され
たコマンドデータでキャリアを変調する送信回路130
(キャリア生成手段)と、送信回路130で生成された
キャリアを放射するとともに、レスポンスデータを含む
電波をICカード10から受信するアンテナ140と、
受信波を復調してレスポンスデータを取り出す受信回路
150と、キャリアの出力レベルを検出する送信出力レ
ベル検出手段160と、送信出力レベル検出手段160
によって検出されたキャリアの出力レベルに応じてアン
テナの同調周波数を調整する同調周波数調整手段170
とを備える。また、ICカード10は、アンテナ11
と、非接触ICカードリーダライタ装置100からのキ
ャリアを整流することにより直流電源電圧を得るととも
に、アンテナ11の受信波を復調してコマンドデータを
取り出し、負荷変調を用いてレスポンスデータを非接触
ICカードリーダライタ100に送信する制御回路12
とを備える。
【0026】なお、送信回路130は、制御回路120
からコマンドデータが出力されていないときには、生成
したキャリアをそのままアンテナ140に供給し、制御
回路120からコマンドデータが出力されたときには、
生成したキャリアをコマンドデータで変調し、変調した
キャリアをアンテナ140に供給する。送信回路130
は、具体的には、例えば、キャリアを変調するドライバ
アンプと、キャリアを増幅する送信同調アンプとを有し
た構成とする。
【0027】送信出力レベル検出手段160は、具体的
には、例えば、キャリアの一部を取り出す方向性結合器
と、方向性結合器によって取り出されたキャリアを直流
に変換する整流回路とを有した構成する。また、例え
ば、方向性結合器に代えて、結合コンデンサを用い、結
合コンデンサによって取り出されたキャリアを整流回路
によって直流に変換するようにしてもよい。また、その
他の回路によって、キャリアの出力レベルが検出される
ようにしてもよい。
【0028】同調周波数調整手段170は、具体的に
は、例えば、容量を変化させることによりキャリアの同
調周波数を変化させる可変容量ダイオードを有した構成
とする。また、例えば、並列接続された複数のコンデン
サと、複数のコンデンサの中からキャリアの周波数同調
に用いるコンデンサを選択することにより同調周波数を
変化させるスイッチとを有した構成としてもよい。ま
た、その他の回路によって同調周波数が変化するように
してもよい。
【0029】なお、前述した送信出力レベル検出手段1
60の各種の構成要件と同調周波数調整手段170の各
種の構成要件とを有機的に結合させた各種の態様につい
ては、後述する実施の形態において、詳細に説明する。
【0030】次に、本実施の形態の非接触ICカードリ
ーダライタ装置100の動作について、説明する。例え
ば、ICカード10が非接触ICカードリーダライタ装
置100から数cm程度の距離にあり、すなわちICカ
ード10が非接触ICカードリーダライタ装置100か
ら離隔した状態では、送信出力レベル検出手段160に
よって検出されたキャリアの出力レベルに基づいて、同
調周波数調整手段170が、離隔した状態でも良好な通
信が可能な同調周波数を設定する。従来の非接触ICカ
ードリーダライタ装置では、ICカード10が近接する
につれ、同調周波数が大きくずれ(周波数が下がる方向
に大きくずれ)、送信電力が低下していた。本実施の形
態の非接触ICカードリーダライタ装置100では、送
信出力レベル検出手段160がキャリアの出力レベルを
検出し、同調周波数調整手段170がキャリアの出力レ
ベルに応じてアンテナ140の同調周波数を変化させる
ので、ICカード10に安定した電力を供給することが
でき、したがってICカード10と安定した通信をする
ことができることとなる。
【0031】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置20
0を示す。図2において、送信出力レベル検出手段26
0は、方向性結合器261と整流回路262とを有す
る。方向性結合器261は、送信回路130からアンテ
ナ140への電力供給に影響を与えずに送信電力をモニ
タするための回路である。方向性結合器261は、方向
性を有し、送信回路130からアンテナ140に向かう
キャリアの10dB程度の成分を取り出す。したがっ
て、送信回路130からの送信電力は、方向性結合器2
61によって取り出された10dB程度の成分を除き、
アンテナ140に供給される。整流回路262は、方向
性結合器261によって取り出されたキャリアを直流に
変換する。この整流回路262の出力端子には、アンテ
ナ140に供給される送信電力に対応した直流電圧(以
下、「モニタ電圧」という)が出力される。
【0032】また、同調周波数調整手段270は、第1
の静電容量を有した第1のコンデンサ271と、第2の
静電容量を有した第2のコンデンサ272と、印加され
たバイアス電圧によって静電容量が変化する可変容量ダ
イオード273と、整流回路262から出力されたモニ
タ電圧に応じて可変容量ダイオード273のバイアス電
圧を連続的に変化させることによりアンテナの同調周波
数を連続的に変化させる容量変化量調整回路274とを
有する。その他の構成要件は、図1に示す第1の実施の
形態における構成要件と同じであり、説明を省略する。
【0033】次に、本実施の形態の非接触ICカードリ
ーダライタ装置200の動作について、説明する。例え
ば、ICカード10が非接触ICカードリーダライタ装
置200から数cm程度の距離にあり、すなわちICカ
ード10が非接触ICカードリーダライタ装置200か
ら離隔した状態では、モニタ電圧に基づいて容量変化量
調整回路274が可変容量ダイオード273のバイアス
電圧を0Vにする。従来の非接触ICカードリーダライ
タ装置では、ICカード10が近接するにつれ、同調周
波数が大きくずれていき(周波数が下がる方向に大きく
ずれていき)、送信電力が低下していた。本実施の形態
の非接触ICカードリーダライタ装置200では、容量
変化量調整手段274が、モニタ電圧の低下につれ可変
容量ダイオード273に印加される電圧を連続的に高く
していくことにより、ICカード10との距離に応じて
アンテナの同調周波数を連続的に変化させ、ほぼ一定の
電力をICカード10に供給し、ICカード10と安定
した通信をすることがきることとなる。
【0034】また、送信出力レベル検出手段260が、
方向性結合器261によってキャリアの一部を取り出す
ようになっているので、送信回路からアンテナに向かう
キャリアの成分を抽出するとともに逆方向の反射波を取
り出すことがなく、キャリアの出力レベルを正確に検出
することができる。
【0035】(第3の実施の形態)図3は本発明の第3
の実施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置30
0を示す。図3において、同調周波数調整手段370
は、第1の静電容量を有した第1のコンデンサ271
と、第2の静電容量を有した第2のコンデンサ272
と、キャリアの同調に用いるコンデンサを選択するスイ
ッチ373と、整流回路262から出力されたモニタ電
圧を予め決められたしきい値と比較することによりキャ
リアの出力レベルを判定し、スイッチ373をオン状態
またはオフ状態に設定する判定回路374とを有する。
その他の構成要件は、図2に示す第2の実施の形態にお
ける構成要件と同じであり、説明を省略する。
【0036】次に、本実施の形態の非接触ICカードリ
ーダライタ装置300の動作について、説明する。例え
ばICカード10が非接触ICカードリーダライタ装置
300から数cm程度の距離にあり、すなわちICカー
ド10が非接触ICカードリーダライタ装置300から
離隔した状態では、モニタ電圧に基づいて判定回路37
4がスイッチ373をオン状態に設定し、スイッチ37
3が第1のコンデンサ271と第2のコンデンサ272
とを選択し、選択された第1のコンデンサ271および
第2のコンデンサ272の静電容量によってアンテナ1
40の同調周波数が決定される。従来の非接触ICカー
ドリーダライタ装置では、ICカード10が近接したと
き、同調周波数が大きくずれ(周波数が下がる方向に大
きくずれ)、送信電力が低下していた。本実施の形態の
非接触ICカードリーダライタ装置300では、判定回
路374が、モニタ電圧と予め決められたしきい値とを
比較し、モニタ電圧がしきい値より低くなったとき、ス
イッチ373をオフ状態に設定する。したがって、第1
のコンデンサ271のみによってアンテナ140の同調
周波数が決定され、アンテナ140の同調周波数が高く
なり、アンテナ140の同調周波数が合うために、送信
電力が高くなり、安定した電力をICカード10に供給
することができ、ICカード10と安定した通信をする
ことがきることとなる。
【0037】なお、同調数端数調整手段370のコンデ
ンサは2つに限らず多数設けてもよく、設けられた多数
のコンデンサから同調に用いるコンデンサを選択するこ
とにより、同調周波数を所望の範囲内で段階的に切り換
えることができることとなる。
【0038】(第4の実施の形態)図4は本発明の第4
の実施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置40
0を示す。図4の非接触ICカードリーダライタ装置4
00は、図3に示す第3の実施の形態の非接触ICカー
ドリーダライタ装置300と異なり、送信出力レベル検
出手段460が、結合コンデンサ461によってキャリ
アの一部を取り出すようになっている。その他の構成要
件は、図3に示す第3の実施の形態における構成要件と
同じであり、説明を省略する。
【0039】本実施の形態の非接触ICカードリーダラ
イタ装置400は、結合コンデンサ461によってキャ
リアの一部を取り出すようになっているので、第3の実
施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置300と
比較して、装置のコストを抑えることができる。
【0040】(第5の実施の形態)図5は本発明の第5
の実施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置50
0を示す。図5において、同調周波数調整手段570
は、第1の静電容量を有した第1のコンデンサ271
と、第2の静電容量を有した第2のコンデンサ272
と、印加されたバイアス電圧によって静電容量が変化す
る可変容量ダイオード573と、整流回路262から出
力されたモニタ電圧を予め決められたしきい値と比較す
ることによりキャリアの出力レベルを判定し、可変容量
ダイオード573に印加する電圧を切り換える判定回路
574とを有する。その他の構成要件は、図3に示す第
3の実施の形態における構成要件と同じであり、説明を
省略する。
【0041】次に、本実施の形態の非接触ICカードリ
ーダライタ装置500の動作について、説明する。例え
ば、ICカード10が非接触ICカードリーダライタ装
置500から数cm程度の距離にあり、すなわちICカ
ード10が非接触ICカードリーダライタ装置500か
ら離隔した状態では、モニタ電圧に基づいて判定回路5
74が可変容量ダイオード573のバイアス電圧を0V
とする。従来の非接触ICカードリーダライタ装置で
は、ICカードが近接したとき、同調周波数が大きくず
れ(周波数が下がる方向に大きくずれ)、送信電力が低
下していた。本実施の形態の非接触ICカードリーダラ
イタ装置500では、判定回路574が、モニタ電圧と
予め決められたしきい値とを比較し、モニタ電圧がしき
い値より低くなったとき、可変容量ダイオード573の
バイアス電圧を所定の電圧(例えば電源電圧の5V)に
切り換る。したがって、アンテナ140の同調周波数が
高くなり、アンテナ140の同調周波数があうために、
送信電力が高くなり、安定した電力をICカード10に
供給することができ、ICカード10と安定した通信を
することができることとなる。
【0042】また、同調容量調整手段570が可変容量
ダイオード573によって同調周波数を変化させるよう
になっているので、判定回路574が可変容量ダイオー
ド573に印加する電圧を変更することにより、切り換
え可能な同調周波数を、ICカードの特性などに適合し
た所望の周波数に容易に変更できることとなる。
【0043】(第6の実施の形態)図6は本発明の第6
の実施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置60
0を示す。図6において、同調周波数調整手段670
は、第1の静電容量を有した第1のコンデンサ271
と、第2の静電容量を有した第2のコンデンサ272
と、印加されたバイアス電圧によって静電容量が変化す
る可変容量ダイオード273とを有する。また、整流回
路262のモニタ電圧を出力する端子(モニタ電圧出力
端子)は、制御回路620のモニタ電圧を入力する端子
(モニタ電圧入力端子)に接続されている。また、可変
容量ダイオード273のバイアス電圧を印加する端子
(バイアス電圧印加端子)は制御回路620のバイアス
電圧を制御する端子(バイアス電圧制御端子)に接続さ
れ、制御回路620の制御によってバイアス電圧が変化
するようになっている。また、制御回路620は、整流
回路262から出力されたモニタ電圧を予め記憶された
しきい値と比較し、比較結果に応じて可変容量ダイオー
ド273の容量を変化させるようになっている。その他
の構成要件は、図2に示す第2の実施の形態における構
成要件と同じであり、説明を省略する。
【0044】次に、本実施の形態の非接触ICカードリ
ーダライタ装置600の動作について、説明する。例え
ばICカード10が非接触ICカードリーダライタ装置
600から数cm程度の距離にあり、すなわちICカー
ド10が非接触ICカードリーダライタ装置600から
離隔した状態では、モニタ電圧に基づいて制御回路62
0が可変容量ダイオード273のバイアス電圧を0Vに
する。従来の非接触ICカードリーダライタ装置では、
ICカード10が近接するにつれ、同調周波数が大きく
ずれていき(周波数が下がる方向に大きくずれてい
き)、送信電力が低下していた。本実施の形態の非接触
ICカードリーダライタ装置600では、制御回路62
0が、モニタ電圧を予め記憶したしきい値と比較し、モ
ニタ電圧の低下に応じて可変容量ダイオード273のバ
イアス電圧を高く変化させることにより、ICカード1
0との距離が近くなるのに応じてアンテナ140の同調
周波数が高くなり、アンテナ140の同調周波数が合う
ために、送信電力が高くなり、安定した電力をICカー
ド10に供給することができ、ICカード10と安定し
た通信をすることができることとなる。
【0045】また、制御回路620が、複数のしきい値
と、複数のしきい値にそれぞれ対応した複数のバイアス
電圧値(またはバイアス電圧に対応した値)とを含むテ
ーブル情報を、制御回路620内のメモリに予め記憶
し、モニタ電圧の低下に応じて可変容量ダイオード27
3のバイアス電圧を変化させるようにする。これによ
り、ICカード10と非接触ICカードリーダライタ装
置600との距離に応じて同調周波数をほぼ連続的に変
化させるようにすることができる。
【0046】また、制御回路620内のメモリに複数種
類のテーブル情報を予め記憶しておき、ICカード10
のアンテナ140の特性やICカード10の消費電力な
どに応じて参照するテーブル情報を切り換えるようにす
る。このようなテーブル情報の切り換えは、例えばIC
カード10の種別に基づいて行なう。ICカード10の
種別は、使用環境毎に固定であれば予め制御回路620
内のメモリに記憶しておくようにしてもよいし、ボタン
その他の操作手段を非接触ICカードリーダライタ装置
600に設けて入力を受け付けるようにしてもよいし、
ICカード10と所定の同調周波数で通信して取得する
ようにしてもよい。
【0047】(第7の実施の形態)図7は本発明の第7
の実施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置70
0を示す。図7において、送信回路730は、制御回路
720から出力されるデータ信号でキャリアを変調する
ドライバアンプ731と、キャリアを規定のレベルまで
増幅する送信同調アンプ732とを有する。また、送信
同調アンプ732は、利得を外部から制御する端子(利
得制御端子)を有する。制御回路720は、送信同調ア
ンプ732の利得制御端子を用いて、キャリアの利得を
変化させることにより、キャリアの出力レベルを調整す
る。その他の構成要件は、図6に示す第6の実施の形態
における構成要件と同じであり、説明を省略する。
【0048】本実施の形態の非接触ICカードリーダラ
イタ装置700では、アンテナ140の同調周波数を調
整することができるとともに、送信電力を規定の電力に
調整することができ、ICカード10と安定した通信を
することができることとなる。
【0049】(第8の実施の形態)図8は本発明の第8
の実施の形態の非接触ICカードリーダライタ装置80
0を示す。図8の非接触ICカードリーダライタ装置8
00は、周囲の温度を検出する温度検出回路880を備
える。送信回路730は、制御回路820から出力され
るコマンドデータでキャリアを変調するドライバアンプ
731と、キャリアを規定のレベルまで増幅する送信同
調アンプ732とを有する。また、送信同調アンプ73
2は、利得を外部から制御する端子(利得制御端子)を
有する。制御回路820は、温度検出手段880によっ
て検出された温度に応じて、送信同調アンプ732の利
得制御端子を用いてキャリアの利得を変化させることに
より、キャリアの出力レベルを調整する。その他の構成
要件は、図6に示す第6の実施の形態における構成要件
と同じであり、説明を省略する。
【0050】本実施の形態の非接触ICカードリーダラ
イタ装置800では、アンテナ140の同調周波数を調
整することができるとともに、周囲の温度の変化により
送信電力が変化することを低減し、ICカードと安定し
た通信をすることができることとなる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ICカードとの距離が
変化した場合であっても、ICカードと安定した通信を
することができるという優れた効果を有する非接触IC
カードリーダライタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の非接触ICカード
リーダライタ装置を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態の非接触ICカード
リーダライタ装置を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態の非接触ICカード
リーダライタ装置を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態の非接触ICカード
リーダライタ装置を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施の形態の非接触ICカード
リーダライタ装置を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施の形態の非接触ICカード
リーダライタ装置を示すブロック図
【図7】本発明の第7の実施の形態の非接触ICカード
リーダライタ装置を示すブロック図
【図8】本発明の第8の実施の形態の非接触ICカード
リーダライタ装置を示すブロック図
【図9】従来の非接触ICカードリーダライタ装置の例
を示すブロック図
【符号の説明】
120、620、720、820 制御回路(制御手
段) 130、730 送信回路(キャリア生成手段) 731 送信回路のドライバアンプ 732 送信回路の送信同調アンプ 140 アンテナ 150 受信回路 160、260、460 送信出力レベル検出手段 261 送信出力レベル検出手段の方向性結合器 262 送信出力レベル検出手段の整流回路 461 送信出力レベル検出手段の結合コンデンサ 170、270、370、570、670 同調周波数
調整手段 271、272 同調周波数調整手段のコンデンサ(容
量素子) 273、573 同調周波数調整手段の可変容量ダイオ
ード 274 同調周波数調整手段の容量変化量調整回路 373 同調周波数調整手段のスイッチ 374、574 同調周波数調整手段の判定回路 880 温度検出回路(温度検出手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアを生成するキャリア生成手段
    と、前記キャリアを放射するアンテナと、前記キャリア
    の出力レベルを検出する送信出力レベル検出手段と、前
    記キャリアの出力レベルに応じて前記アンテナの同調周
    波数を調整する同調周波数調整手段とを備えたことを特
    徴とする非接触ICカードリーダライタ装置。
  2. 【請求項2】 前記送信出力レベル検出手段は、方向性
    を有し前記キャリアの一部を取り出す方向性結合器と、
    前記方向性結合器によって取り出されたキャリアを直流
    に変換する整流回路とを有し、前記同調周波数調整手段
    は、前記整流回路から出力された直流電圧に応じて前記
    同調周波数を調整することを特徴とする請求項1に記載
    の非接触ICカードリーダライタ装置。
  3. 【請求項3】 前記送信出力レベル検出手段は、前記キ
    ャリアの一部を取り出す結合コンデンサと、前記結合コ
    ンデンサによって取り出されたキャリアを直流に変換す
    る整流回路とを有し、前記同調周波数調整手段は、前記
    整流回路から出力された直流電圧に応じて前記同調周波
    数を調整することを特徴とする請求項1に記載の非接触
    ICカードリーダライタ装置。
  4. 【請求項4】 前記同調周波数調整手段は、並列接続さ
    れた複数の容量素子を有し、前記複数の容量素子の中か
    ら周波数同調に用いる容量素子を選択することにより同
    調周波数を調整することを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載の非接触ICカードリーダライ
    タ装置。
  5. 【請求項5】 前記同調周波数調整手段は、容量を変化
    させることにより同調周波数を変化させる可変容量ダイ
    オードを有することを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の非接触ICカードリーダライタ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記送信出力レベル検出手段によって検
    出されたキャリアの出力レベルに応じて前記同調周波数
    調整手段の容量を連続的に変化させる容量変化量調整手
    段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の非接触I
    Cカードリーダライタ装置。
  7. 【請求項7】 前記送信出力レベル検出手段によって検
    出されたキャリアの出力レベルを予め記憶された複数の
    しきい値と比較し、この比較結果に応じて前記同調周波
    数調整手段の容量を変化させる制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の
    非接触ICカードリーダライタ装置。
  8. 【請求項8】 前記送信出力レベル検出手段によって検
    出されたキャリアの出力レベルに応じて前記キャリアの
    利得を調整する制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項7のいずれかに記載の非接触ICカー
    ドリーダライタ装置。
  9. 【請求項9】 周囲の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段によって検出された温度に応じて前記
    キャリアの利得を調整する制御手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の非
    接触ICカードリーダライタ装置。
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