JP2003323487A - 電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システム及び管理方法 - Google Patents

電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システム及び管理方法

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JP2003323487A
JP2003323487A JP2002163593A JP2002163593A JP2003323487A JP 2003323487 A JP2003323487 A JP 2003323487A JP 2002163593 A JP2002163593 A JP 2002163593A JP 2002163593 A JP2002163593 A JP 2002163593A JP 2003323487 A JP2003323487 A JP 2003323487A
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Seigo Kodama
誠吾 児玉
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産プログラムの作成時に必要な搭載部品情
報を他の企業にも開放し、再利用を進めることで、情報
利用者の電子部品組立業務の効率を上げることのでき
る、電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システ
ム及び管理方法を提供する。 【解決手段】 部品ライブラリ管理者のホストコンピュ
ータは、搭載部品情報の供給者及び利用者のコンピュー
タからの搭載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用
者としての登録を受付る手段と、搭載部品情報を記録し
た部品ライブラリ管理データベースと、前記搭載部品情
報を管理する手段とを備え、前記搭載部品情報供給者の
コンピュータは、前記部品ライブラリ管理者のホストコ
ンピュータの部品ライブラリ管理データベースに、搭載
部品情報を登録する手段を備え、前記搭載部品情報利用
者のコンピュータは、登録された前記搭載部品情報を有
償で使用する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品搭載機用
部品ライブラリデータ管理システム及び管理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品搭載機における搭載部品
情報が搭載部品情報ライブラリとして作成され、基板製
造に利用されている。すなわち、一般に、多くの電子部
品組立機は、吸着した電子部品を画像処理してその部品
中心を求めることから搭載部品の形状中心を画像処理で
求めるための部品の形状寸法データや、例えばカムスピ
ードや吸着ノズル、ヘッドなど吸着時の電子部品と電子
部品組立て機との関係を記述する吸着条件などを記載し
ている。
【0003】しかし、同じ電子部品でも、電子部品のメ
ーカーやロットによって微妙な違いがあり、電子部品組
立て機による部品組立て精度への影響がある。
【0004】そこで、同じ種類の電子部品搭載毎に再利
用できるようにするために、この搭載部品情報を搭載部
品情報ライブラリとし、電子部品装着機を使って基板製
造を行なう工場現場のコンピュータに蓄えられ、管理さ
れていることが多い。すなわち、電子部品の形状・寸法
等電子部品そのもののデータと、電子部品組立機との関
係を記述する吸着条件等が、搭載部品情報として作成さ
れる。
【0005】従来の搭載部品情報は、各電子部品組立工
場のコンピュータで個別に管理されている。このコンピ
ュータはある種の装置では電子部品装着機内部の制御用
コンピュータであるかもしれないし、電子部品組立機外
部の電子部品組立機制御用生産監視コンピュータなどか
もしれない。
【0006】電子部品装着機に関して、搭載部品情報供
給者は、搭載部品情報作成(生産プログラム作成工程)
と、搭載部品情報の検証(搭載部品情報作成工程)とを
行う。従来の生産プログラム作成工程と搭載部品情報作
成工程を図11、図12で簡単に説明する。
【0007】まず、図11(A)において、生産プログ
ラムの作成工程を説明する。最初に、部品搭載座標値を
決定し(1102)、搭載部品の決定を行い(110
4)、部品種数だけ搭載部品情報を作成する(110
6)。
【0008】さらに、図11(B)の搭載部品情報の作
成工程において、搭載部品情報を作成し(1108)、
電子部品組立機での動作を検証し、作られた搭載部品情
報の正当性を確認する(1110)。そして、繰り返し
利用のために、搭載部品情報を搭載部品情報ライブラリ
1114に登録する(1112)。
【0009】このようにして、搭載部品情報ライブラリ
が既に出来上がっている場合は、基板を製造するに際し
て、この情報を再利用する。図12は、前記搭載部品情
報ライブラリを用いた生産プログラムの作成工程例を示
すものである。搭載部品情報は、予め作成され、検証さ
れ、搭載部品情報ライブラリに登録されている。他方、
部品搭載座標値を決定し(1116)、搭載部品を決定
し(1118)、これらの情報に基づき搭載部品情報ラ
イブラリ1114から搭載部品情報の読み込みを行う
(1120)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来、この搭載部品情
報ライブラリは、各企業の電子部品組立工場毎に管理し
てきた。すなわち、搭載部品情報は、カムスピードや吸
着ノズル、ヘッドなど吸着時の電子部品と電子部品組立
て機との関係を記述していることから、部品カタログデ
ータから一意に決められないケースもあり、作成したデ
ータを電子部品装着機上で実際に検証することが必要と
なる。このような現状から、各企業の電子部品組立て工
場の現場レベルで搭載部品情報を管理しなければなら
ず、電子部品組立て工程の自動化の阻害になってきた。
【0011】本発明は、生産プログラムの作成時に必要
な搭載部品情報を他の企業にも開放し、再利用を進める
ことで、情報利用者の電子部品組立業務の効率を上げる
ことのできる、電子部品搭載機用部品ライブラリデータ
管理システム及び管理方法を提供することを目的とす
る。
【0012】本発明の他の目的は、生産プログラムの作
成時に必要な搭載部品情報を他の企業にも公開し、再利
用できるようにするとともに、その利用に対し、使用料
を徴収することで、情報提供者の収益向上に貢献できる
電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システム及
び管理方法を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、搭載部品情報を電子
部品搭載機の装置メーカーや部品メーカーにも開放し、
再利用を進めることで、これらのメーカーがユーザーに
対する新たなサービスを提供できるようにすると共に、
搭載部品情報を自社製品の開発にフィードバックし製品
開発を促進できるようにする、電子部品搭載機用部品ラ
イブラリデータ管理システム及び管理方法を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品ライブラ
リ管理者のホストコンピュータに、通信ネットワークを
介して搭載部品情報の供給者及び利用者のコンピュータ
が接続された電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管
理システムであって、前記各コンピュータは、前記搭載
部品情報を記録する搭載部品情報ライブラリを備え、前
記部品ライブラリ管理者のホストコンピュータは、前記
搭載部品情報の供給者及び利用者のコンピュータからの
搭載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用者として
の登録を受付ける手段と、前記搭載部品情報を特定の書
式によって一般化し記録した部品ライブラリ管理データ
ベースと、前記搭載部品情報を前記搭載部品情報利用者
に有償で公開する検索エンジンとを備え、前記搭載部品
情報供給者及び前記搭載部品情報利用者のコンピュータ
は、前記部品ライブラリ管理者のホストコンピュータの
部品ライブラリ管理データベースに、搭載部品情報を登
録し、もしくは登録された前記搭載部品情報を検索して
自己のコンピュータの搭載部品情報ライブラリに保存す
る手段を備えていることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、複数の電子部品組立て工
場の搭載部品情報の管理用コンピュータがネットワーク
で接続されている。すなわち、各工場現場の管理下にあ
る搭載部品情報ライブラリを管理しているコンピュータ
をネットワークでリンクし、複数の工場の搭載部品情報
ライブラリを一元管理するものである。これにより、従
来各企業の工場単位でしか利用できなかった搭載部品情
報を他の各企業の工場にも公開し、他の各企業の電子部
品組立工場でも再利用できる。その結果、生産プログラ
ムの作成時に必要な搭載部品情報を他の企業にも開放
し、再利用を進めることで、情報利用者の電子部品組立
業務の効率を上げることができる。すなわち、搭載部品
情報作成工程の省力化と電子部品組立工程の自動化を計
ることができる。
【0016】本発明の他の特徴は、搭載部品情報使用者
が搭載部品情報を利用するに際し、搭載部品情報利用に
対する使用料を該搭載部品情報利用者に課金し、その使
用料を前記搭載部品情報供給者に支払うようにしたこと
にある。このように、生産プログラムの作成時に必要な
搭載部品情報を他の企業にも公開し、再利用できるよう
にすると共に、その利用に対し、使用料を徴収すること
で、情報提供者の収益の向上を図ることができる。
【0017】本発明の他の特徴は、前記搭載部品情報を
利用する搭載部品情報使用者が電子部品搭載機の装置メ
ーカーや部品メーカーであることにある。
【0018】また、他の特徴は、部品ライブラリ管理者
のホストコンピュータに、通信ネットワークを介して搭
載部品情報の供給者及び利用者のコンピュータが接続さ
れた電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システ
ムを用いたライブラリデータ管理方法であって、前記各
コンピュータは、前記搭載部品情報を記録する搭載部品
情報ライブラリを備え、前記部品ライブラリ管理者のホ
ストコンピュータは、前記搭載部品情報の供給者及び利
用者のコンピュータからの搭載部品情報供給者もしくは
搭載部品情報利用者としての登録を受付け、前記搭載部
品情報使用者が前搭載部品情報を利用するに際し、前記
搭載部品情報を一定期間、試用に供し、前記試用により
前記搭載部品情報の利用が可能と判断された場合、正規
の前記搭載部品情報を前記搭載部品情報使用者にダウン
ロードさせ利用に供すると共に、当該搭載部品情報の評
価情報を他の搭載部品情報利用者に公開し、前記試用に
より前記搭載部品情報の利用が不可能と判断された場
合、その原因が前記情報提供者側と前記搭載部品情報使
用者のいずれの側にあるかの究明を行い、前記原因が前
記搭載部品情報の提供者側にある場合には、当該搭載部
品情報を前記ホストコンピュータの前記部品ライブラリ
管理データベースから削除し、前記原因が前記搭載部品
情報の使用者側にある場合には、当該搭載部品情報の使
用者に対して必要な情報の提供を図る、電子部品組立機
における搭載部品ライブラリの管理方法にある。
【0019】本発明によれば、搭載部品情報を電子部品
搭載機の装置メーカーや部品メーカーにも開放し、再利
用を進めることで、これらのメーカーがユーザーに対す
る新たなサービスを提供できるようにすることができ
る。例えば、搭載部品情報の試用によりその利用が不可
能と判断された場合、その原因究明のためにこれらのメ
ーカーのサポートを受ける過程で新たなサービスを提供
できる可能性がある。また、これらのメーカーが搭載部
品情報を自社製品の開発にフィードバックし製品開発を
促進できるようにすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を詳細に説
明する。まず、図1は、本発明の一実施例になる搭載部
品情報ライブラリを備えた電子部品組立機等における部
品ライブラリデータ管理システムのブロック構成図であ
る。
【0021】図1において、10は部品ライブラリ管理
データベースを有するホストコンピュータ(部品ライブ
ラリ管理サーバー)であり、通信ネットワーク12を介
して異なる電子部品組立て工場A〜CすなわちA社の工
場(以下A工場)、B社の工場(以下B工場)、C社の
工場(以下C工場)の搭載部品情報ライブラリコンピュ
ータ群及びD銀行11のコンピュータに接続されてい
る。
【0022】本発明によれば、異なる電子部品組立て工
場の搭載部品情報ライブラリコンピュータ群を通信ネッ
トワーク経由で部品ライブラリ管理データベースを備え
たホストコンピュータ10に接続する。なお、A工場、
B工場、C工場は、本実施例では、いずれも同種の製品
を製造する異企業の工場群とするが、関連会社を含む同
じ企業グループに属する工場群であっても良い。異企業
の場合は通信ネットワーク12としてインターネットを
用い、D銀行11を介してライブラリ使用料の決済を行
うことが出来る。また、同じ企業グループの場合は通信
ネットワーク12としてインターネットやイントラネッ
トを用い、決済機関としてD銀行に代えて企業グループ
内の経理部門を利用することも出来る。
【0023】ホストコンピュータ(部品ライブラリ管理
サーバー)10は、搭載部品情報の供給者または利用者
となる者、例えば電子部品組立装置(回路製造装置)2
0を有するA〜Cの各工場から、搭載部品情報供給者も
しくは搭載部品情報利用者としての登録を受付ける手段
と、搭載部品情報を特定の書式によって一般化し記録し
た部品ライブラリ管理データベースと、搭載部品情報を
搭載部品情報利用者に有償で公開する検索エンジンとを
備えている。
【0024】このような部品ライブラリ管理データベー
スを提供する部品ライブラリ管理者Eとしては、例え
ば、電子部品組立装置や回路基板製造装置等のメーカー
や電子部品パッケージの製造メーカー等、電子部品やそ
の製造装置に関して相当の知識を有するものがこれに当
たるのが望ましい。
【0025】A工場、B工場、C工場の少なくとも1工
場(本実施例ではA工場)は、自工場での装着テストを
終えた検証済みの搭載部品情報をホストコンピュータ1
0の部品ライブラリ管理データベースに登録する。
【0026】ホストコンピュータ10の部品ライブラリ
管理データベースは、搭載部品情報名をある特定の書式
によって一般化し、他の電子部品組立工場が利用しやす
いように検索エンジンを提供する。この搭載部品情報に
は、電子部品の形状・寸法データや電子部品と電子部品
組立機との関係を記述する吸着条件等が記載されてい
る。
【0027】A工場、B工場、C工場の少なくとも1工
場(本実施例ではB工場、C工場)は、ホストコンピュ
ータ10の部品ライブラリ管理データベースの搭載部品
情報を検索し、必要な情報を有償で利用して、電子部品
組立機等における部品搭載の作業を行う。
【0028】図2に示すように、各工場の回路製造装置
20は、制御部21、入力部22、表示部23、通信部
24、記憶部25、および生産実行部27を備えてい
る。なお、各回路製造装置20の前記構成は、たとえ
ば、CPUやメモリ、プログラムおよび入出力手段など
を備えた第一のコンピュータによって、実現される。ま
た、表示部23は入力部22の一部の機能を備えたタッ
チパネルディスプレイ(管理調整パネル)となってい
る。また、各工場の回路製造装置20の搭載部品情報ラ
イブラリ28は、第二のコンピュータで構成されその記
憶装置に搭載部品情報が保持されている。なお、第二の
コンピュータを第一のコンピュータと1つにしてまとめ
ても良い。
【0029】第一のコンピュータの制御部21が実行す
る機能として、製造装置の設定変更及び調整の可能な
「管理調整モード」と、最低限生産の可能な「生産モー
ド」がある。制御部21は、このような製造装置に関す
る通常の制御のほか、本発明の特徴である部品ライブラ
リ管理の機能を実行する。
【0030】通信部24は、ネットワーク12を介して
ホストコンピュータ10や第二のコンピュータ等との通
信を制御する。すなわち、ホストコンピュータ10から
新規の「搭載部品情報」を受信して搭載部品情報ライブ
ラリ28に記録したり、あるいは第一のコンピュータで
生成された搭載部品情報を搭載部品情報ライブラリ28
に記録したりホストコンピュータ10に登録するために
ホストコンピュータへ送信したりする。
【0031】生産実行部27は、基板の搬入搬出と、搬
入された基板に対して搭載部品情報に基づき部品の実装
を行う、生産装置の機構部分である。
【0032】記憶部25には、生産に必要なプログラム
やデータが記憶される。本発明の実施例では、最低限、
以下の情報が記憶部25に記憶される。
【0033】「生産作業プログラム」:基板に実装され
る部品の種類、座標、実装順番を示すプログラムであ
り、生産実行部27において実行される。
【0034】「電子部品組立装置のデータ」:製造装置
の製造メーカー、機種、バージョンアップ、メンテナン
ス等、装置自体に関するデータである。
【0035】「装置の駆動状況のデータ」:設定された
回路基板製造装置の駆動条件(例:部品装着ヘッドの駆
動速度、取付けられたノズルの種類、各種固有値、等)
を示すデータである。
【0036】「電子部品のデータ」:電子部品の製造メ
ーカー、製造ロット、部品種、サイズ等に関するデータ
である。
【0037】「検索・登録プログラム」:ホストコンピ
ュータ10の部品ライブラリ管理データベースに自己の
搭載部品情報を登録し、もしくは登録された他社の搭載
部品情報を検索してダウンロードする機能を有する。
【0038】「部品ライブラリ管理プログラム」:自己
の電子部品組立装置で生成された搭載部品情報やホスト
コンピュータ10の部品ライブラリ管理データベースか
らダウンロードした搭載部品情報を搭載部品情報ライブ
ラリ28に保存、管理し、また、自己の電子部品組立装
置に必要な搭載部品情報を随時提供できるように管理す
るプログラムである。
【0039】図3に示すように、電子部品組立て機にお
ける生産プログラム26Aは、通常、装着部品を電子基
板26B上に搭載する部品搭載座標値(X、Y)とその
搭載部品情報からなる。
【0040】なお、ホストコンピュータ10も、部品ラ
イブラリ管理データベース100と「部品ライブラリ管
理プログラム」110を有している(図4参照)。
【0041】次に、図4以下で、本発明の一実施例にな
る部品ライブラリデータ管理システムの動作を説明す
る。ここでは、A工場で作成された搭載部品情報をB工
場で利用する場合について、説明する。
【0042】まず、図4で本発明の一実施例の概要を説
明する。A工場では、搭載部品情報ライブラリに登録す
る搭載部品情報を作成し(400)、さらに、この搭載
部品情報について検証する(402)。このようにし
て、装着テストを終えた動作検証済みの搭載部品情報
を、A工場の搭載部品情報ライブラリ28に登録する
(404、406)。
【0043】また、A工場は搭載部品情報供給者とし
て、動作検証済みの搭載部品情報をホストコンピュータ
10の部品ライブラリ管理データベース100に登録す
る(408)。
【0044】一方、B工場では、電子部品組立を行うた
めに、まず、部品搭載座標値を決定し(412)、搭載
部品を決定する(414)。そして、ホストコンピュー
タ10の部品ライブラリ管理データベース100から、
必要な搭載部品情報を読み込み、B工場の搭載部品情報
ライブラリ28に登録する(410)。このようにして
A工場から搭載部品情報の提供を受けたB工場は、搭載
部品情報の使用料をA工場に、またライブラリ仲介の手
数料を部品ライブラリ管理者Eに支払う。
【0045】なお、予め、ホストコンピュータ10に
は、搭載部品情報供給者及び搭載部品情報使用者の登録
を行い、対価の決済方法を決定しておくものとする。
【0046】このように、本発明によれば、例えば、A
工場で装着テストを終えた、検証済みの搭載部品情報を
部品ライブラリ管理データベースに登録する。そして、
B工場またはC工場では、部品ライブラリ管理データベ
ースにアクセスして必要な搭載部品情報を部品ライブラ
リ管理データベースからダウンロードして、自工場用の
搭載部品情報として利用する。
【0047】次に、図5以下で、本発明の一実施例をよ
り詳細に説明する。
【0048】まず、図5において、搭載部品情報供給者
の登録の処理フローを説明する。搭載部品情報供給者
(A工場〜C工場)は、ホストコンピュータ10に対し
て搭載部品情報供給者としての登録申請を行い(50
2)、部品ライブラリ管理者Eは登録審査を行い(50
4)、適切と判断された場合には各申請者(A工場〜C
工場)に対して搭載部品情報供給者IDの交付を行う
(506)。登録申請に当たっては、供給者自身の情報
に加えて、例えば、使用している装置の機種名や部品
名、場合によっては、搭載部品情報に関して互換性のあ
る機器や部品名に関する情報等、搭載部品情報利用者の
検索に有用と思われる情報も受け付ける。
【0049】そして、図6に示すように、部品ライブラ
リ管理者Eは、IDの交付を受けた搭載部品情報供給者
からの搭載部品情報の、部品ライブラリ管理データベー
スへの登録を行う。すなわち、搭載部品情報供給者ID
からのアクセスを受け付け(602)、その要求に基づ
き搭載部品情報登録を行い(604)、登録情報の公開
を行う(606)。
【0050】次に、A工場〜C工場が搭載部品情報使用
者としてホストコンピュータ10に登録するための処理
フローを、図7に示す。A工場〜C工場から搭載部品情
報使用者としての登録申請がホストコンピュータ10に
対してなされたとき(702)、部品ライブラリ管理者
Eは登録審査を行い(704)、適切であると判断され
た場合にはA工場〜C工場に対して搭載部品情報使用者
IDの交付を行う(706)。
【0051】このようにして搭載部品情報供給者IDの
交付を受けた者(A工場〜C工場)は、ホストコンピュ
ータ10の搭載部品情報を利用することができる。
【0052】図8に部品ライブラリ管理データベースの
読み出しと課金の処理フローを示す。まず、搭載部品情
報使用者(B工場またはC工場)は、IDを用いてホス
トコンピュータ10の部品ライブラリ管理データベース
にアクセスし(810)、試用搭載部品情報のダウンロ
ードを行う(812)。この試用搭載部品情報は、試用
期間限定版、例えば一日間のフリー試用とする。もし、
その搭載部品情報が使用不可能な場合には、ホストコン
ピュータ10がその旨を搭載部品情報供給者(A工場)
に報告すると共に、その部品情報の評価ランクを下げる
(814)。一方、使用可能なことを確認できた場合、
搭載部品情報使用者(B工場またはC工場)は本使用権
のダウンロードを行う(816)。ダウンロードが行な
われた搭載部品情報に関してはホストコンピュータ10
が評価ランクを上げる(818)。この評価ランクは、
情報の信頼性の目安として、搭載部品情報使用者に公開
される。これにより、情報使用者に対し、情報の信頼性
を知らせその情報の有効性を判断する材料を提供するこ
とができる。また、登録されてきた搭載部品情報につい
て使用できるかどうかを部品ライブラリ管理者E自身が
確認できると共に、結果が良ければ、その情報を他の使
用者にも公開しその利用を促進することができる。
【0053】また、ダウンロードが行なわれた搭載部品
情報に関しては、課金処理がなされ(820)、情報供
給者(A工場)に対価が支払われる(822)。「課
金」は評価ランクによって行い、情報提供者(A工場)
には、評価ランクと使用回数によって、支払うことが望
ましい。
【0054】搭載部品情報使用者に課金して、搭載部品
情報供給者に還元することにより、搭載部品情報使用者
は、装着テストを終え検証も終えた搭載部品情報をその
まま利用出来、省力化、効率化が図れる。逆に、その見
返りとして、搭載部品情報使用者から搭載部品情報供給
者に対して、部品ライブラリ管理者を経由して、その使
用料を払う。
【0055】以上述べたように、本発明では、搭載部品
情報供給者と部品ライブラリ管理者及び搭載部品情報使
用者の間で搭載部品情報供給者から搭載部品情報を提供
することで、電子部品組立工場毎に管理を行っいてた搭
載部品情報を開放し、再利用を進めることができる。こ
れにより、電子部品組立業務の効率を上げることができ
る。
【0056】本発明の特徴として、次の点が挙げられ
る。
【0057】(1)搭載部品情報供給者は搭載部品情報
の検証を行い、部品ライブラリ管理者に提供する。
【0058】(2)部品ライブラリ管理者は、例えば情
報ベース検索エンジンなどを整備し、登録された部品情
報を再利用しやすいように整理、管理する。
【0059】また、搭載部品情報使用者の管理や使用者
による搭載部品情報の使用料を管理する。
【0060】(3)搭載部品情報使用者は、使用料を払
い、部品ライブラリ管理データベースの検索エンジンを
利用して搭載部品情報を利用する。使用料は搭載部品情
報供給者に還元される。
【0061】本発明の利用形態として、例えば、電子部
品装着機を使用するメーカー(基板等の実装メーカー)
が装着テストを終え、検証した搭載部品情報を部品ライ
ブラリ管理データベースに登録しておき、その他の装着
機を使用するメーカーが必要に応じて、使用出来るよう
にすることができる。このとき、部品ライブラリ管理デ
ータベースを部品ライブラリ管理者が保守管理する。
【0062】次に、本発明の他の実施例を、図9、図1
0で説明する。図9において、10は部品ライブラリ管
理データベースを有するホストコンピュータ(部品ライ
ブラリ管理サーバー)であり、通信ネットワーク12を
介して異なるA工場〜C工場の電子部品組立て装置20
の搭載部品情報ライブラリコンピュータ群及びD銀行1
1のコンピュータに接続されている。さらに、電子部品
組立装置や回路基板製造装置等のメーカーG、Hや電子
部品パッケージの製造メーカーJ、Kのコンピュータ
(搭載部品情報管理サーバー)も、通信ネットワーク1
2を介してホストコンピュータ(部品ライブラリ管理サ
ーバー)10に接続されている。
【0063】この実施例においても、前記実施例と同
様、部品ライブラリ管理者EがA〜C、G、H、J、K
に対して中立的な立場にあることが望ましい。部品ライ
ブラリ管理者Eは予め、登録申請のあった搭載部品情報
供給者及び搭載部品情報使用者及び、電子部品組立装置
や回路基板製造装置等のメーカー、及び電子部品パッケ
ージの製造メーカーについて審査し、ホストコンピュー
タ10に登録を行う。この場合、部品ライブラリ管理者
Eは、A〜C、G、H、J、K各社からの要請に基づ
き、他社に対して一定の制限された範囲の情報、例えば
メーカーが各々自社の装置、製品に関する搭載部品情
報、にのみアクセスする権限を許可するためのIDの発
行を行うものとする。なお、一定の条件下では、装置の
メーカーや電子部品パッケージの製造メーカー自体が搭
載部品情報供給者となり得る場合も考えられる。
【0064】搭載部品情報供給者(例えばA工場)が、
ホストコンピュータ10に対して搭載部品情報供給者と
しての登録申請を行う場合、予め搭載部品情報ライブラ
リを公開して良い対象者と範囲も指定できる。部品ライ
ブラリ管理者Eは登録審査を行い、適切であると判断さ
れた場合にはその搭載部品情報供給者に対して搭載部品
情報供給者IDの交付を行う。部品ライブラリ管理者E
は、IDの交付を受けた搭載部品情報供給者からの搭載
部品情報の部品ライブラリ管理データベースへの登録を
行い、公開対象情報とする。
【0065】一方、A〜C、G、H、J、Kは、搭載部
品情報使用者としてホストコンピュータ10に登録す
る。搭載部品情報使用者としての登録申請がなされたと
き、部品ライブラリデータ管理者Eは登録審査を行い、
適切であると判断された場合は各々に対してアクセス可
能な範囲を設定して搭載部品情報使用者IDの交付を行
うと共に、必要に応じて新たな搭載部品情報使用者を他
の搭載部品情報供給者に通知する。
【0066】この実施例でも、たとえば、A工場で装着
テストを終えた検証済みの搭載部品情報を部品ライブラ
リ管理データベースに登録する。そして、B工場または
C工場では、部品ライブラリ管理データベースにアクセ
スして必要な搭載部品情報を部品ライブラリ管理データ
ベースからダウンロードして、自工場用の搭載部品情報
として利用する。
【0067】図10に部品ライブラリの読み出しと課金
の処理フローを示す。まず、IDを有する搭載部品情報
使用者は、IDを用いてホストコンピュータ10の部品
ライブラリ管理データベースにアクセスし(810)、
搭載部品情報供給者から提供された試用搭載部品情報ラ
イブラリのダウンロードを行う(812)。もし、電子
部品組立て工場B、Cにおいてその搭載部品情報が使用
不可能な場合には、その旨搭載部品情報供給者Aにホス
トコンピュータ10が報告する(814)。さらに、ホ
ストコンピュータ10は、情報提供者Aからの要請を受
けて、関係する装置メーカーG、Hや部品メーカーJ、
Kに報告する(814)。G、H、J、Kでは、搭載部
品情報の使用不可能な原因が情報提供者A側の情報作成
不備にあるのか、あるいは装置や部品自体にあるかを、
過去の情報や他の情報に基づいて究明する。例えば、情
報提供者A側の情報についての利用実績が乏しく、評価
ランクも高くない場合のように、その情報についての評
価が確定していない場合には、使用不可能な原因が搭載
部品情報使用者のみならず情報提供者A側にもある可能
性がある。一方、情報提供者A側の情報について、多く
の利用実績が有り、かつ、他の利用者による評価ランク
も高い場合には、使用不可能な原因が搭載部品情報使用
者にある可能性が高い。
【0068】一方、工場B、Cで使用可能なことを確認
できた場合、搭載部品情報使用者は本使用権のダウンロ
ードを行う(816)。
【0069】ダウンロードが行なわれた搭載部品情報ラ
イブラリに関してはホストコンピュータ10が評価ラン
クを上げる(818)。
【0070】ダウンロードが行なわれなかった搭載部品
情報ライブラリに関して、その情報についての評価が確
定しておらす原因が情報提供者A側にあると考えられる
場合にはG、H、J、Kからの応答に基づき、評価ラン
クを下げとともに、情報提供者Aに対して必要な技術指
導を提案する。もし、その原因が装置や部品自体にある
か、あるいは不明な場合、ホストコンピュータ10は、
情報提供者Aの了解を得て、その搭載部品情報を部品ラ
イブラリ管理データベースから削除するとともに、メー
カーG、H、J、Kから、装置や部品自体に対して必要
な処置を行うことを提案する。例えば、装置の設定に誤
りがあったり、操作方法に誤りがあったり、場合によっ
ては装置や部品に不備のあることも考えられる。
【0071】他方、使用不可能な原因が搭載部品情報使
用者にある可能性が高い場合には、メーカーG、H、
J、Kから、搭載部品情報使用者に対して、装置や部品
自体に関して必要な処置を行うことを提案する。例え
ば、装置の設定に誤りがあったり、部品の選定や操作方
法に誤りがあったり、場合によっては装置や部品に不備
があることも考えられる。
【0072】評価ランクは情報の信頼性の目安として、
IDを有する部品ライブラリ使用者A〜C、G、H、
J、Kに公開される。これにより、情報使用者に対し、
情報の信頼性を知らせその情報の有効性を判断する材料
を提供することができる。また、登録されてきた搭載部
品情報について使用できるかどうかを部品ライブラリ管
理者E自身が確認できると共に、結果が良ければ、その
情報を他の使用者にも公開しその利用を促進することが
できる。また、対策の有無や、装置や部品に不備のある
ことの可能性も、関係する部品ライブラリ使用者A〜
C、G、H、J、Kに公開される。これにより、それら
の情報の有効活用を図ることができる。すなわち、電子
部品組立装置や電子部品パッケージ等のメーカーG、
H、J、Kは、各工場における搭載部品情報の利用状況
や評価結果を有償で入手し、ユーザーに対する新たなサ
ービスを提供できるようになる。たとえば、問題を抱え
ている使用者A〜Cに対して適切なアドバイスを行った
り、新規のユーザーに最適の搭載部品情報の利用を推奨
したりすることができる。あるいはまた、自社製品の改
良、開発のためにフィードバックすることもできる。
【0073】
【発明の効果】本発明では、搭載部品情報供給者と部品
ライブラリ管理者、及び搭載部品情報使用者の間で搭載
部品情報供給者から搭載部品情報を提供することで、電
子部品組立工場毎に管理していた搭載部品情報を開放
し、再利用を進めることで電子部品組立業務の効率を上
げることができる。すなわち、従来各企業の工場単位で
利用していた搭載部品情報を他の各企業の工場にも公開
し、他の各企業の電子部品組立工場でも再利用できる。
その結果、生産プログラムの作成時に必要な搭載部品情
報を他の企業にも開放し、再利用を進めることで、情報
利用者の電子部品組立業務の効率を上げることができ
る。
【0074】また、搭載部品情報使用者が搭載部品情報
を利用するに際し、搭載部品情報利用に対する使用料を
該搭載部品情報利用者に課金し、その使用料を前記搭載
部品情報供給者に支払うようにしたことにより、情報提
供者の収益向上を図ることができる。
【0075】さらに、搭載部品情報を電子部品搭載機の
装置メーカーや部品メーカーにも提供できるようにした
ことにより、これらのメーカーがユーザーに対する新た
なサービスを提供できるようにすると共に搭載部品情報
を自社製品の開発にフィードバックし製品開発を促進で
きるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる部品ライブラリデータ
管理システムのブロック構成図である。
【図2】図1の部品ライブラリデータ管理システムにお
ける各工場の製造装置の構成を示すブロック構成図であ
る。
【図3】電子部品組立て機における生産プログラムの構
成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例になる部品ライブラリデータ
管理システムの動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例における搭載部品情報供給者
の登録の処理フロー図である。
【図6】本発明の一実施例における搭載部品情報供給者
からの搭載部品情報の搭載部品情報ライブラリへの登録
の処理フロー図である。
【図7】ホストコンピュータに搭載部品情報使用者を登
録するための処理フロー図である。
【図8】搭載部品情報ライブラリの読み出しと課金の処
理フローを示す図である。
【図9】本発明の他の実施例になる部品ライブラリデー
タ管理システムのブロック構成図である。
【図10】本発明の他の実施例における、搭載部品情報
ライブラリの読み出しと課金の処理フローを示す図であ
る。
【図11】従来の生産プログラム作成工程及び搭載部品
情報の作成工程のフローを示す図である。
【図12】従来の搭載部品情報ライブラリを用いた生産
プログラムの作成工程例を示す図である。
【符号の説明】
10…ホストコンピュータ(部品ライブラリ管理サーバ
ー)、12…通信ネットワーク、20…回路製造装置、
21…制御部、23…表示部、25…記憶部、26A…
生産プログラム、26B…電子基板、27…生産実行
部、28…搭載部品情報ライブラリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 13/04 ZEC H05K 13/04 ZECZ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品ライブラリ管理者のホストコンピュー
    タに、通信ネットワークを介して搭載部品情報の供給者
    及び利用者のコンピュータが接続された電子部品搭載機
    用部品ライブラリデータ管理システムであって、 前記各コンピュータは、前記搭載部品情報を記録する搭
    載部品情報ライブラリを備え、 前記部品ライブラリ管理者のホストコンピュータは、前
    記搭載部品情報の供給者及び利用者のコンピュータから
    の搭載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用者とし
    ての登録を受付ける手段と、前記搭載部品情報を特定の
    書式によって一般化し記録した部品ライブラリ管理デー
    タベースと、前記搭載部品情報を前記搭載部品情報利用
    者に有償で公開する検索エンジンとを備え、 前記搭載部品情報供給者及び前記搭載部品情報利用者の
    コンピュータは、前記部品ライブラリ管理者のホストコ
    ンピュータの部品ライブラリ管理データベースに、搭載
    部品情報を登録し、もしくは登録された前記搭載部品情
    報を検索して自己のコンピュータの搭載部品情報ライブ
    ラリに保存する手段を備えていることを特徴とする電子
    部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システム。
  2. 【請求項2】前記搭載部品情報は、電子部品の形状・寸
    法データや電子部品と電子部品組立機との関係を記述す
    る吸着条件等が記載された情報であることを特徴とする
    請求項1記載の電子部品搭載機用部品ライブラリデータ
    管理システム。
  3. 【請求項3】前記搭載部品情報の供給者及び利用者のコ
    ンピュータは、電子部品組立装置もしくは回路基板製造
    装置を制御するコンピュータであることを特徴とする請
    求項1または2に記載の電子部品搭載機用部品ライブラ
    リデータ管理システム。
  4. 【請求項4】前記搭載部品情報の供給者及び利用者のコ
    ンピュータは、前記電子部品組立装置もしくは回路基板
    製造装置のメーカー、もしくは部品メーカーのコンピュ
    ータであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システム。
  5. 【請求項5】部品ライブラリ管理者のホストコンピュー
    タに、通信ネットワークを介して搭載部品情報の供給者
    及び利用者のコンピュータが接続された電子部品搭載機
    用部品ライブラリデータ管理システムであって、 電子部品の形状・寸法データや電子部品と電子部品組立
    機との関係を記述する吸着条件等が記載された搭載部品
    情報を管理し、互いに地理的に離れた場所に設けられた
    複数の電子部品組立機用管理コンピュータを前記通信ネ
    ットワークで部品ライブラリ管理データベースに夫々接
    続する事により、各電子部品組立機で作成した搭載部品
    情報を前記部品ライブラリ管理データベースに登録出来
    るようにし、夫々の電子部品組立機においても前記搭載
    部品情報を相互に利用出来るようにしたことを特徴とす
    る電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記部品ライブラリ管理データベースを利
    用するために、事前に搭載部品情報供給者、または搭載
    部品情報使用者として部品ライブラリ管理データベース
    に登録する手段と、 前記搭載部品情報使用者が搭載部品情報を利用するに際
    し、搭載部品情報を一定期間、試用に供する手段と、 前記試用により搭載部品情報の利用が不可能と判断した
    場合、前記搭載部品情報の部品ライブラリ管理データベ
    ースにおける利用の評価ランクを下位とし、その旨搭載
    部品情報供給者に報告する一方、その試用により搭載部
    品情報の利用が可能と判断した場合、正規の搭載部品情
    報をダウンロードさせ利用に供するとともに、前記搭載
    部品情報の部品ライブラリ管理データベースにおける利
    用の評価ランクを上位とし、その情報を搭載部品情報利
    用者に公開する手段、とを備えたことを特徴とする請求
    項5記載の電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理
    システム。
  7. 【請求項7】前記搭載部品情報利用に対する使用料を搭
    載部品情報利用者に課金し、その使用料を搭載部品情報
    供給者に支払うようにした手段を備えたことを特徴とす
    る請求項5または6に記載の電子部品搭載機用部品ライ
    ブラリデータ管理システム。
  8. 【請求項8】部品ライブラリ管理者のホストコンピュー
    タに、通信ネットワークを介して搭載部品情報の供給者
    及び利用者のコンピュータが接続された電子部品搭載機
    用部品ライブラリデータ管理システムを用いたライブラ
    リ情報管理方法であって、 前記各コンピュータは、前記搭載部品情報を記録する搭
    載部品情報ライブラリを備え、 前記部品ライブラリ管理者のホストコンピュータは、前
    記搭載部品情報の供給者及び利用者のコンピュータから
    の搭載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用者とし
    ての登録を受付け、前記搭載部品情報を特定の書式によ
    って一般化し記録した部品ライブラリ管理データベース
    に登録し、登録された前記搭載部品情報を前記搭載部品
    情報利用者に有償で公開し、 前記搭載部品情報供給者のコンピュータは、前記部品ラ
    イブラリ管理者のホストコンピュータの部品ライブラリ
    管理デーベースに、搭載部品情報を登録し、 前記搭載部品情報利用者のコンピュータは、登録された
    前記搭載部品情報を検索し、ダウンロードして使用する
    ことを特徴とする電子部品搭載機用部品ライブラリデー
    タ管理方法。
  9. 【請求項9】電子部品の形状・寸法データや電子部品と
    電子部品組立機との関係を記述する吸着条件等が記載さ
    れた搭載部品情報を管理し、互いに地理的に離れた場所
    に設けられた複数の電子部品組立機用管理コンピュータ
    を通信ネットワークで部品ライブラリ管者のホストコン
    ピュータに夫々接続する事により、各電子部品組立機で
    作成した搭載部品情報を前記部品ライブラリ管理データ
    ベースに登録出来るようにし、夫々の電子部品組立機に
    おいても前記搭載部品情報を相互に利用出来るようにす
    るとともに、 前記部品ライブラリ管理データベースを利用するため
    に、事前に搭載部品情報供給者、または搭載部品情報使
    用者として部品ライブラリ管理データベースに登録し、 搭載部品情報使用者が搭載部品情報を利用するに際し、
    搭載部品情報利用に対する使用料を該搭載部品情報利用
    者に課金し、その使用料を前記搭載部品情報供給者に支
    払うようにしたことを特徴とする電子部品組立機におけ
    る搭載部品ライブラリの管理方法。
  10. 【請求項10】電子部品の形状・寸法データや電子部品
    と電子部品組立機との関係を記述する吸着条件等が記載
    された搭載部品情報を管理し、互いに地理的に離れた場
    所に設けられた複数の電子部品組立機用管理コンピュー
    タを通信ネットワークで部品ライブラリ管理データベー
    スに夫々接続する事により、各電子部品組立機で作成し
    た搭載部品情報を前記部品ライブラリ管理データベース
    に登録出来るようにし、夫々の電子部品組立機において
    も前記搭載部品情報を相互に利用出来るようにするとと
    もに、 前記部品ライブラリ管理データベースを利用するため
    に、事前に搭載部品情報供給者、または搭載部品情報使
    用者として部品ライブラリ管理データベースに登録する
    ようにし、搭載部品情報使用者が搭載部品情報を利用す
    るに際し、搭載部品情報を一定期間、試用に供し、その
    試用により搭載部品情報の利用が不可能と判断した場
    合、前記搭載部品情報の部品ライブラリ管理データベー
    スにおける利用の評価ランクを下位とし、その旨搭載部
    品情報供給者に報告する一方、その試用により搭載部品
    情報の利用が可能と判断した場合、正規の搭載部品情報
    をダウンロードさせ利用に供するとともに、前記搭載部
    品情報の部品ライブラリ管理データベースにおける利用
    の評価ランクを上位とし、その情報を搭載部品情報利用
    者に公開するとともに、 搭載部品情報利用に対する使用料を搭載部品情報利用者
    に課金し、その使用料を搭載部品情報供給者に支払うよ
    うにしたことを特徴とする電子部品組立機における搭載
    部品ライブラリの管理方法。
  11. 【請求項11】部品ライブラリ管理者のホストコンピュ
    ータに、通信ネットワークを介して搭載部品情報の供給
    者及び利用者のコンピュータが接続された電子部品搭載
    機用部品ライブラリデータ管理システムを用いたライブ
    ラリデータ管理方法であって、 前記各コンピュータは、前記搭載部品情報を記録する搭
    載部品情報ライブラリを備え、 前記部品ライブラリ管理者のホストコンピュータは、前
    記搭載部品情報の供給者及び利用者のコンピュータから
    の搭載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用者とし
    ての登録を受付け、 前記搭載部品情報使用者が前記搭載部品情報を利用する
    に際し、前記搭載部品情報を一定期間、試用に供し、 前記試用により前記搭載部品情報の利用が可能と判断さ
    れた場合、正規の前記搭載部品情報を前記搭載部品情報
    使用者にダウンロードさせ利用に供すると共に、当該搭
    載部品情報の評価情報を他の搭載部品情報利用者に公開
    し、 前記試用により前記搭載部品情報の利用が不可能と判断
    された場合、その原因が前記情報供給者側と前記搭載部
    品情報使用者のいずれの側にあるかの究明を行い、 前記原因が前記搭載部品情報の供給者側にある場合に
    は、当該搭載部品情報を前記ホストコンピュータの部品
    ライブラリ管理データベースから削除し、 前記原因が前記搭載部品情報の使用者側にある場合に
    は、当該搭載部品情報の使用者に対して必要な情報の提
    供を図る、 ことを特徴とする電子部品組立機における搭載部品ライ
    ブラリの管理方法。
  12. 【請求項12】搭載部品情報の供給者もしくは利用者が
    使用するための電子部品搭載機用部品ライブラリデータ
    管理システム用のコンピュータであって、 前記コンピュータは、前記電子部品搭載機用部品ライブ
    ラリデータ管理システムを構成する部品ライブラリ管理
    者のホストコンピュータに通信ネットワークを介してア
    クセスするための手段と、前記搭載部品情報を記録する
    部品ライブラリ管理データベースと備え、かつ、 前記部品ライブラリ管理者のホストコンピュータに、搭
    載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用者としての
    登録を行う手段と、前記ホストコンピュータの部品ライ
    ブラリ管理データベースに搭載部品情報を登録する手段
    と、前記ホストコンピュータに登録された前記搭載部品
    情報を検索して自己のコンピュータの搭載部品情報ライ
    ブラリに保存する手段とを備えていることを特徴とする
    電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理システム用
    コンピュータ。
  13. 【請求項13】電子部品搭載機用部品ライブラリデータ
    管理システムを構成する部品ライブラリ管理者のホスト
    コンピュータであって、搭載部品情報供給者もしくは搭
    載部品情報利用者に電子部品搭載機用部品ライブラリを
    提供するものにおいて、 前記コンピュータは、通信ネットワークを介して前記搭
    載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用者からのア
    クセスを受付ける手段と、前記搭載部品情報を記録する
    部品ライブラリ管理データベースと備え、かつ、 前記搭載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用者を
    登録するための手段と、前記部品ライブラリ管理データ
    ベースに前記搭載部品情報供給者から提供された搭載部
    品情報を登録する手段と、前記登録された前記搭載部品
    情報を前記搭載部品情報利用者の検索に供する手段と、 前記搭載部品情報使用者に前記搭載部品情報を提供する
    手段と、 前記搭載部品情報使用者が前記搭載部品情報を利用する
    に際し、使用料を当該搭載部品情報利用者に課金し、他
    方、該使用料を前記搭載部品情報供給者に支払うための
    使用料支払い処理を行う手段、とを備えていることを特
    徴とする電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理シ
    ステム用ホストコンピュータ。
  14. 【請求項14】部品ライブラリ管理者のホストコンピュ
    ータに、電子部品搭載機用部品ライブラリデータ管理機
    能を実現させるためのプログラムであって、前記ホスト
    コンピュータに対して、 通信ネットワークを介して搭載部品情報供給者もしくは
    搭載部品情報利用者からのアクセスを受付ける機能と、 前記搭載部品情報供給者もしくは搭載部品情報利用者
    を、登録するための機能と、 登録済の前記搭載部品情報供給者から提供された搭載部
    品情報を、前記ホストコンピュータの部品ライブラリ管
    理データベースとして登録する機能と、 登録された前記搭載部品情報を、登録済の前記搭載部品
    情報利用者の検索に供する機能と、 登録済の前記搭載部品情報使用者に、前記搭載部品情報
    を提供する機能と、 前記搭載部品情報使用者が前記搭載部品情報を利用する
    に際し、当該搭載部品情報利用者に課金するとともに、
    前記搭載部品情報供給者に使用料を支払うための使用料
    支払い処理を行う機能、とを実現させることを特徴とす
    るプログラム。
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