JP2002032136A

JP2002032136A - 通信回線を介する業務応用ソフトの利用サービス管理システム

Info

Publication number: JP2002032136A
Application number: JP2000217518A
Authority: JP
Inventors: Shigefumi Wada; 田成史和; Shigeru Nakayama; 山茂中; Seiichi Kurozu; 圖成一黒; Tomohisa Takahashi; 橋知久高
Original assignee: Obic Business Consultants Co Ltd
Current assignee: Obic Business Consultants Co Ltd
Priority date: 2000-07-18
Filing date: 2000-07-18
Publication date: 2002-01-31

Abstract

(57)【要約】【課題】近年アプリケーション・サービス・プロバイ
ダ方式の仲介管理装置により業務応用ソフトのレンタル
利用サービスが多くの利点を有し普及してきたが、ユー
ザが従来の代理店・販売店を通さないで直接インターネ
ットを介して申込みができるので、代理店・販売店を含
めて、事業全体として販売促進に問題があった。これを
解決する仲介管理装置を提供するのがその目的である。【解決手段】前記仲介管理装置に、ユーザが業務応用
ソフトをレンタル利用サービスを受ける毎にその装置
は、ユーザの業務応用ソフトの今までの購入先を調べ、
その購入ルートの代理店・販売店へ事業促進手数料を通
知送金する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線（インタ
ーネット）を介した業務応用ソフトのレンタル利用を複
数の企業・個人ユーザに有料で提供する業務管理を行う
アプリケーション・サービス・プロバイダー（ＡＳＰ）
である仲介業者の仲介管理装置をＷｅｂ上に設置した利
用サービス管理システムに関し、詳しくは、提供される
業務応用ソフトの購入先流通代理店又は販売店が仲介業
者より前記インターネットを介したレンタル利用サービ
スの事業促進手数料を受取ることによりユーザの購入利
用ルートとレンタル利用ルートが競合せず事業全体の販
売促進を可能にする利用サービス管理システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、企業・団体がその事業運営に必要
な業務処理を行うコンピュータを利用するためには、業
務応用ソフトを購入又は製作していた。販売管理・財務
会計などの基幹業務処理については、業務の標準化が進
み、多くの企業が利用できる基幹業務パッケージの形態
で販売されている。

【０００３】これらの基幹業務パッケージプログラム
は、税法の改正などにより毎年改定されるためメンテナ
ンス契約により更新しなければならない。さらに、利用
技術の進歩にともない改良されている。このため、イン
ターネットを介して常に最新の業務応用ソフトを利用で
きる環境を提供するアプリケーション・サービス・プロ
バイダー（ＡＳＰ）事業が普及してきた。

【０００４】前記アプリケーション・サービス・プロバ
イダー事業の方式で業務応用ソフトが多くの企業・団体
で利用されるためには、それを利用する企業・団体の所
在地域で提供される業務処理プログラムの特徴、利便性
などの案内広報と、その操作方法や利用するための事前
準備の導入指導などのユーザ支援体制が必要とされる。
これらの業務は、従来業務応用ソフトを販売していた販
売代理店・販売店が行っていた。しかし、前記アプリケ
ーション・サービス・プロバイダー事業の方式では、ユ
ーザからインターネットを介して直接利用の申込みを行
うことができるため、前記販売代理店・販売店は事業促
進の報償を得ることができない問題があった。

【０００５】前記アプリケーション・サービス・プロバ
イダー事業方式によれば、業務処理パッケージ販売のた
めの記憶媒体の製作、包装パッケージなどの経費のほか
に商品流通経費がかからず、さらに常に最新技術のプロ
グラム商品をユーザに提供できる利点があるが、全国の
サービス範囲の企業・団体のユーザに対してその事業サ
ービスの広報宣伝およびユーザ支援を行える販売代理店
・販売店の支援・事業促進活動が必要とされていた。

【０００６】また、アプリケーション・サービス・プロ
バイダー方式の事業により、これまで基幹業務パッケー
ジを販売していた販売代理店・販売店はその取り扱いが
減少する問題があった。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
に鑑みて、アプリケーション・サービス・プロバイダー
である仲介事業で提供される業務応用ソフトの購入先流
通代理店・販売店が、仲介業者からそのレンタル利用サ
ービスの事業促進手数料を受取ることにより、ユーザの
購入利用ルートとレンタル利用ルートが競合して不利益
とならず事業全体の販売促進を可能にする通信回線を介
する業務応用ソフトの利用サービス管理システムを提供
することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明の通信回線を介する業務応用ソフトの利用サ
ービス管理システムは、事業運営に必要な業務応用ソフ
トのレンタル利用を希望する企業・個人ユーザの業務処
理端末機と、その応用ソフトを開発し、販売権・レンタ
ル利用許諾権を有する事業者とその販売に際して契約し
た代理店・販売店の業務処理端末機と、それら端末機と
接続するＷｅｂ上に設置し、応用ソフトのレンタル利用
を仲介し、その利用を希望するユーザに有料で提供する
業務処理を行う仲介企業の仲介管理装置とからなる利用
サービス管理システムにおいて、ユーザが前記代理店・
販売店から直接又は電子商取引で応用ソフトを購入して
利用する購入利用ルートと、ユーザが前記仲介管理装置
で応用ソフトをレンタル利用するレンタル利用ルートと
が事業内で競合せず事業全体の販売を促進させることが
できる業務応用ソフトの利用サービス管理システムであ
って、前記仲介管理装置は、仲介管理業務を行うアプリ
ケーションサーバと、その管理業務に必要とするデータ
ベースを管理するデータベースサーバと、Ｗｅｂサーバ
及びメールサーバと、インターネット回線に接続するフ
ァイアウォールとを少なくとも備え、前記データベース
は、前記応用ソフトの利用を希望する企業・個人ユーザ
を会員として登録するユーザ会員データベースと、前記
レンタル利用の業務応用ソフト群を記録した応用ソフト
データベースと、それぞれの応用ソフトの開発・販売・
利用許諾事業者、第１次・第２次代理店・販売店に関す
る販売ルートデータベースと、ユーザ別、応用ソフト毎
の利用履歴を記録したユーザ利用履歴データベース及び
課金データベースとからなり、前記アプリケーションサ
ーバは、ユーザが会員として入会を依頼するアクセスに
応答して、登録データ入力画面をユーザの端末機へ送信
し、そこでユーザが応用ソフト購入に利用している販売
店を含めた氏名、住所、ＴＥＬ、Ｅ−ｍａｉｌアドレス
を入力させて、そのデータを受信しユーザ会員データベ
ースに記録するユーザ登録手段と、ユーザが応用ソフト
のレンタル利用を依頼するアクセスに応答して、その利
用申込データ入力画面をユーザの端末機へ送信する利用
申込データ入力画面送信手段と、ユーザの端末機で、入
力画面は応用ソフトの開発企業、ソフト名称、バージョ
ンを少なくとも入力させて、そのデータを受信し、前記
応用ソフトデータベースを検索し、該当する応用ソフト
を呼出し、ユーザの端末機からユーザがデータを入力し
てその業務を実行できる応用ソフト実行手段と、前記応
用ソフトによる業務終了信号を受信し前記ユーザ利用履
歴データベースに記録すると共に、前記販売ルートデー
タベースを検索し、当該応用ソフトの販売ルートの代理
店・販売店をリストアップし、一方前記ユーザ登録会員
データベースを検索し、当該ユーザが記載した販売店を
確認し、もしユーザが記載していなければユーザの住所
より推定する販売店を定める購入利用店確定手段と、関
与する店に所定の比率でレンタル利用サービス課金の一
部を販売促進手数料として代理店・販売店の端末機へ送
金通知配信する販売促進手数料送金通知手段とを少なく
とも備えてなることを特徴とする。

【０００９】また、前記業務応用ソフトは、仕入管理・
販売管理・財務会計・給与計算・在庫管理の各業務プロ
グラム、エレクトロニック・バンキング業務プログラム
を少なくとも含む企業の基幹業務パッケージプログラム
であることを特徴とする。

【００１０】また、前記ユーザ登録手段は仲介管理装置
が自動的に定めたユーザＩＤコードとユーザが定めたパ
スワードを前記ユーザ会員データベースに記録し、ユー
ザが応用ソフトのレンタル利用を依頼するアクセスに応
答したときは、ユーザのＩＤコードとパスワードを前記
ユーザ会員データベースで確認してから、利用申込デー
タ入力画面を送信することを特徴とする。

【００１１】また、前記販売促進手数料送金通知手段に
おける所定の比率は、代理店と販売店がユーザの購売ル
ートにあった場合は仲介企業と代理店と販売店間で比率
を定めてレンタル利用サービス課金を分配し、代理店が
第１次と第２次がある場合は、仲介企業と第１次代理店
と第２次代理店と販売店間で比率を定めて分配し、代理
店又は販売店のみの場合は仲介企業と代理店又は販売店
間で比率を定めて分配することを特徴とする。

【００１２】また、前記仲介企業は、応用ソフトを開発
し、販売権、レンタル利用許諾権を有する事業者と同一
企業であることを特徴とする。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。

【００１４】図１は本発明の一実施例であり、通信回線
を介する業務応用ソフトの利用サービス管理システム１
００を示す。

【００１５】ここで、３は事業運営に必要な業務応用ソ
フトのレンタル利用を希望する企業・個人ユーザのクラ
イアント端末機である。６はその応用ソフトを開発し、
販売権・レンタル利用許諾権を有する事業者の端末機
（応用ソフト開発事業者の端末機）、４，５はそれぞれ
その事業者６と応用ソフト販売に際して契約した代理店
・販売店の業務処理端末機である。

【００１６】１は、それら端末機３，４，５，６と接続
するＷｅｂ上に設置し、応用ソフトのレンタル利用を仲
介しその利用を希望するユーザに有料で提供する業務処
理を行う仲介企業の仲介管理装置である。請求項５記載
の仲介企業は、応用ソフトを開発し、販売権、レンタル
利用許諾権を有する事業者と同一企業である。

【００１７】ユーザが事業運営に必要な業務応用ソフト
を利用するとき次のような２つの方法がある。

【００１８】１つは、仲介管理装置１に無関係で、ユー
ザが直接又は電子商取引により代理店又は販売店より応
用ソフトの各種基幹業務パッケージを購入してユーザの
業務処理端末機３にインストールする購入利用ルートで
ある。

【００１９】他の１つは、ユーザの端末機３から前記仲
介管理装置１にアクセスして、その応用ソフトをレンタ
ル利用するレンタル利用ルートである。後者の方がコス
トが安いので代理店又は販売店に与える販売不振の悪影
響を防止し、事業全体の販売を促進させるような業務応
用ソフトの利用サービス管理システムでなければならな
い。

【００２０】そこで、以下に示す仲介管理装置１をＷｅ
ｂ上に設置する。

【００２１】すなわち、仲介管理装置１は、図１に示し
てあるように仲介管理業務を行うアプリケーションサー
バ１０と、その管理業務に必要とするデータベース１２
を管理するデータベースサーバ１１と、Ｗｅｂサーバ及
びメールサーバ１８とファイアウォール１９とを備え
る。

【００２２】前記データベース１２は、前記応用ソフト
の利用を希望する企業・個人ユーザを会員として登録す
るユーザ会員データベース１２ａと、前記レンタル利用
のための業務応用ソフト群を記録した応用ソフトデータ
ベース１２ｂと、それぞれの応用ソフトの開発・販売・
レンタル利用許諾事業者、第１次・第２次代理店・販売
店に関する販売ルートデータベース１２ｃとユーザ別の
応用ソフト毎の利用履歴を記録したユーザ利用履歴デー
タベース１２ｄ及びその課金計算結果を集計した課金デ
ータベース１２ｅとからなる。

【００２３】前記アプリケーションサーバ１０は、ユー
ザが会員として入会を依頼するアクセスに応答して、登
録データ入力画面をユーザの端末機へ送信し、そこでユ
ーザが応用ソフト購入に利用している販売店の入力欄を
含めた氏名、住所、ＴＥＬ、Ｅ−ｍａｉｌアドレスの入
力欄にデータを入力させて、そのデータを受信し、ユー
ザ会員データベース１２ａに記録するユーザ登録手段１
０ａを備える。

【００２４】前記ユーザ登録手段１０ａは、代理店、販
売店の端末機４，５からのアクセスに応答して行なうこ
ともできる。代理店、販売店の端末機からのユーザ登録
を受付けることにより利用の促進をはかると共に、関与
した代理店、販売店を明確にすることができる。

【００２５】またサーバ１０は、ユーザが応用ソフトの
レンタル利用を依頼するアクセスに応答して、その応用
ソフトに関する利用申込データ入力画面をユーザの端末
機３へ送信する利用申込データ入力画面送信手段１０ｂ
を備える。

【００２６】またサーバ１０は、ユーザの端末機３にお
けるＷｅｂページの入力画面でその中の項目欄に応用ソ
フトの開発企業、ソフト名称、バージョン等を少なくと
も入力させて、そのデータを受信し、応用ソフトデータ
ベース１２ｂを検索し、該当する応用ソフトを呼出しユ
ーザの端末機３のＷｅｂページからユーザがその応用ソ
フトにアクセスしてデータを入力してその業務を実行で
きる応用ソフト実行手段を備える。なおここで、入力す
るデータは、例えば業務応用ソフトが販売管理、仕入管
理業務プログラムの場合は販売・仕入購入伝票などであ
る。

【００２７】またサーバ１０は、前述の応用ソフトによ
る業務終了信号を受信し、その利用結果をユーザ利用履
歴データベース１２ｄに記録すると共に、販売ルートデ
ータベース１２ｃを検索し、当該応用ソフトの販売ルー
トの第１次及び第２次代理店・販売店をリストアップ
し、一方ユーザ登録会員データベース１２ａを検索し、
当該ユーザが記載した販売店を確認し、もしユーザが記
載していなければユーザの住所より推定する販売店を定
める購入利用店確定手段１０ｄを備える。

【００２８】またサーバ１０は、応用ソフト購売に関与
するユーザ利用店に対して所定の比率でレンタル利用サ
ービス課金の一部を販売促進手数料として代理店・販売
店の端末機４，５へ送金通知の配信をする販売促進手数
料送金通知手段１０ｄを備える。前記レンタル利用サー
ビス課金は、月単位または年単位の契約による固定課
金、利用時間による課金の何れかの応用ソフトの利用形
態に適した契約による課金とするのが望ましい。

【００２９】前述した業務応用ソフトは仕入管理・販売
管理・財務会計・給与計算・在庫管理の各業務プログラ
ム、エレクトロニック・バンキング業務プログラムを少
なくとも含んでいる企業の基幹業務パッケージプログラ
ムである。

【００３０】ユーザ登録手段１０ａは、仲介管理装置１
が自動的に定めたユーザＩＤコードとユーザが定めたパ
スワードを前記ユーザ会員データベース１２ａに記録
し、ユーザが応用ソフトのレンタル利用を依頼するアク
セスに応答したときは、ユーザのＩＤコードとパスワー
ドをユーザ会員データベース１２ａで確認してから利用
申込データ入力画面を送信する。

【００３１】販売促進手数料送金通知手段１０ｅにおけ
る所定の比率は、代理店と販売店がユーザの購売ルート
にあった場合は、仲介企業と代理店と販売店間で比率を
定めてレンタル利用サービス料金を分配し、代理店が第
１次と第２次をもつ販売ルートとなっていた場合は仲介
企業と第１次代理店と第２次代理店と販売店間で所定の
比率を定め分配し、代理店又は販売店のみがユーザの購
売ルートであった場合は仲介企業と代理店又は販売店間
だけで比率を定めて分配する。

【００３２】次に、本発明の通信回線を介する業務応用
ソフトの利用サービス管理システムの動作の流れを図２
〜図４に基づいて説明する。

【００３３】図２は登録段階の動作の流れを示す。

【００３４】仲介管理装置１０は、ユーザの会員入会依
頼に応答して登録データ入力画面をユーザ端末機３へ送
信する（Ｓ２１）。

【００３５】ユーザは、その登録データ入力画面のＷｅ
ｂページに入力欄の項目に従って、ユーザが今まで応用
ソフト購入に利用している販売店を含めて氏名、住所等
のデータを入力する（Ｓ２２）。

【００３６】仲介管理装置１０は、その登録データを受
信し、そのデータに装置１０が自動的に生成したＩＤコ
ードとユーザが定めたパスワードを加えてユーザ会員デ
ータベース１２ａに記録し、ユーザにその結果を通知す
る（Ｓ２３）。

【００３７】ユーザはその結果通知の配信を受け、次回
からそのＩＤコードとパスワードで仲介管理装置１０に
アクセスする（Ｓ２４）。

【００３８】新しいユーザが入会を依頼する毎に、前述
のステップを繰返す（Ｓ２５）。

【００３９】図３、図４は応用ソフトのレンタル利用段
階の動作の流れを示す。

【００４０】仲介管理装置１０は、ユーザの応用ソフト
レンタル利用依頼のアクセスに応答して、応用ソフトに
関する利用申込データ入力画面のＷｅｂページをユーザ
端末機３へ送信する（Ｓ３１）。

【００４１】ユーザは端末機３において入力画面の所定
の項目欄に応用ソフトの開発企業、ソフト名称、バージ
ョン等を入力し、装置１０へ送信する（Ｓ３２）。

【００４２】前記入力に当たっては、応用ソフトデータ
ベース１２ｂのリストを表示させ、その中から選択する
ことにより前記入力項目を自動入力できる。

【００４３】装置１０は、その入力データを受信して、
応用ソフトデータベース１２ｂを検索し、該当する応用
ソフトを呼出し、動作させる（Ｓ３３）。

【００４４】応用ソフトの動作には、業務処理に必要な
マスタ情報の入力と伝票などのトランザクション情報の
入力があるが日常繰返される伝票データ入力を例として
説明する。

【００４５】ユーザは端末機３のＷｅｂページからその
応用ソフトにアクセスして伝票データ等を（仕入管理業
務プログラムなどのとき）入力して、その業務を実行す
る（Ｓ３４）。

【００４６】装置１０は、ユーザの端末機３からの終了
信号を受信し、その利用結果をユーザ利用履歴データベ
ース１２ｄに記録する（Ｓ３５）。

【００４７】同時に販売ルートデータベース１２ｃを検
索し、当該応用ソフトの販売ルートの第１次及び第２次
代理店・販売店をリストアップする（Ｓ３６）。

【００４８】装置１０は、さらにユーザ登録会員データ
ベース１２ａを検索し、当該ユーザが記載した代理店・
販売店を確認し、もしユーザが入力欄に記載していなけ
ればユーザの住所より推定した販売店から代理店を定め
る（Ｓ４１）。

【００４９】装置１０は、前ステップによりユーザの購
入先利用店を確定させて、関与する利用店（代理店又は
／及び販売店）と仲介業者間のレンタル利用サービス課
金の予め定めた分配比率で、利用店に対する販売促進手
数料を計算する（Ｓ４２）。

【００５０】装置１０は、その計算した手数料を利用店
（代理店又は／及び販売店）の端末機４，５へ送金通知
を配信する（Ｓ４３）。

【００５１】ユーザから応用ソフトレンタル利用がある
毎に仲介管理装置１０はステップＳ３１〜Ｓ４３を繰返
す（Ｓ４４）。

【００５２】

【発明の効果】本発明の通信回線を介する業務応用ソフ
トの利用サービス管理システムは次のような効果を奏す
る。

【００５３】通信回線を介して業務応用ソフトのレンタ
ル利用を複数の企業・個人ユーザに有料でサービスする
業務管理を行う仲介業者の仲介管理装置をＷｅｂ上に設
置するに際して、ユーザの利用している応用ソフト購入
先代理店又は販売店が、仲介業者よりレンタル利用サー
ビス事業促進手数料を受取るシステムを組入れることに
より、ユーザの購入利用ルートとレンタル利用ルートが
競合せず、事業全体の応用ソフト販売促進を可能とする
ようになる。

【００５４】すなわち、購入先代理店・販売店でも安心
してレンタル利用も広報宣伝が可能となり、よってユー
ザへの支援が従来より活発に行えるようになり、従って
事業全体としての促進活動に効果をもたらす。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の通信回線を介する業務応用ソフトの利
用サービス管理システムの構成図である。

【図２】本発明の業務応用ソフトの利用サービス管理シ
ステムの動作の流れを示す図である。（登録段階）

【図３】本発明の業務応用ソフトの利用サービス管理シ
ステムの動作の流れを示す図である。（応用レンタル利
用段階）

【図４】本発明の業務応用ソフトの利用サービス管理シ
ステムの動作の流れを示す図である。（応用レンタル利
用段階）

【符号の説明】

１仲介企業の仲介管理装置２通信回線、インターネット回線３ユーザの業務処理端末機４代理店の業務処理端末機５販売店の業務処理端末機６応用ソフトの販売権・利用許諾権を有する事業者
の端末機（応用ソフト開発事業者の端末機）１０仲介管理業務のアプリケーションサーバ１０ａユーザ登録手段１０ｂ利用申込データ入力画面送信手段１０ｃ応用ソフト実行手段１０ｄ購入利用店確定手段１０ｅ販売促進手数料送金通知手段１１データベースサーバ１２データベース１２ａユーザ会員データベース１２ｂ応用ソフトデータベース１２ｃ販売ルートデータベース１２ｄユーザ利用履歴データベース１２ｅ課金データベース１８Ｗｅｂサーバ及びメールサーバ１９ファイアウォール１００通信回線を介する業務応用ソフトの利用サー
ビス管理システム

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０２Ｇ０６Ｆ 9/06 ６６０Ａ (72)発明者黒圖成一東京都新宿区西新宿２丁目１番１号株式会社オービックビジネスコンサルタント内 (72)発明者高橋知久東京都新宿区西新宿２丁目１番１号株式会社オービックビジネスコンサルタント内Ｆターム(参考） 5B049 BB11 BB58 CC05 CC08 CC36 EE00 GG00 5B076 FC10

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】事業運営に必要な業務応用ソフトのレン
タル利用を希望する企業・個人ユーザの業務処理端末機
と、その応用ソフトを開発し、販売権・レンタル利用許
諾権を有する事業者とその販売に際して契約した代理店
・販売店の業務処理端末機と、それら端末機と接続する
Ｗｅｂ上に設置し、応用ソフトのレンタル利用を仲介
し、その利用を希望するユーザに有料で提供する業務処
理を行う仲介企業の仲介管理装置とからなる利用サービ
ス管理システムにおいて、ユーザが前記代理店・販売店
から直接又は電子商取引で応用ソフトを購入して利用す
る購入利用ルートと、ユーザが前記仲介管理装置で応用
ソフトをレンタル利用するレンタル利用ルートとが事業
内で競合せず事業全体の販売を促進させることができる
業務応用ソフトの利用サービス管理システムであって、前記仲介管理装置は、仲介管理業務を行うアプリケーシ
ョンサーバと、その管理業務に必要とするデータベース
を管理するデータベースサーバと、Ｗｅｂサーバ及びメ
ールサーバと、インターネット回線に接続するファイア
ウォールとを少なくとも備え、前記データベースは、前記応用ソフトの利用を希望する
企業・個人ユーザを会員として登録するユーザ会員デー
タベースと、前記レンタル利用の業務応用ソフト群を記
録した応用ソフトデータベースと、それぞれの応用ソフ
トの開発・販売・利用許諾事業者、第１次・第２次代理
店・販売店に関する販売ルートデータベースと、ユーザ
別、応用ソフト毎の利用履歴を記録したユーザ利用履歴
データベース及び課金データベースとからなり、前記アプリケーションサーバは、ユーザが会員として入
会を依頼するアクセスに応答して、登録データ入力画面
をユーザの端末機へ送信し、そこでユーザが応用ソフト
購入に利用している販売店を含めた氏名、住所、ＴＥ
Ｌ、Ｅ−ｍａｉｌアドレスを入力させて、そのデータを
受信しユーザ会員データベースに記録するユーザ登録手
段と、ユーザが応用ソフトのレンタル利用を依頼するアクセス
に応答して、その利用申込データ入力画面をユーザの端
末機へ送信する利用申込データ入力画面送信手段と、ユーザの端末機で、入力画面は応用ソフトの開発企業、
ソフト名称、バージョンを少なくとも入力させて、その
データを受信し、前記応用ソフトデータベースを検索
し、該当する応用ソフトを呼出し、ユーザの端末機から
ユーザがデータを入力してその業務を実行できる応用ソ
フト実行手段と、前記応用ソフトによる業務終了信号を受信し前記ユーザ
利用履歴データベースに記録すると共に、前記販売ルー
トデータベースを検索し、当該応用ソフトの販売ルート
の代理店・販売店をリストアップし、一方前記ユーザ登
録会員データベースを検索し、当該ユーザが記載した販
売店を確認し、もしユーザが記載していなければユーザ
の住所より推定する販売店を定める購入利用店確定手段
と、関与する店に所定の比率でレンタル利用サービス課金の
一部を販売促進手数料として代理店・販売店の端末機へ
送金通知配信する販売促進手数料送金通知手段とを少な
くとも備えてなることを特徴とする通信回線を介する業
務応用ソフトの利用サービス管理システム。
【請求項２】前記業務応用ソフトは、仕入管理・販売
管理・財務会計・給与計算・在庫管理の各業務プログラ
ム、エレクトロニック・バンキング業務プログラムを少
なくとも含む企業の基幹業務パッケージプログラムであ
ることを特徴とする請求項１記載の通信回線を介する業
務応用ソフトの利用サービス管理システム。
【請求項３】前記ユーザ登録手段は仲介管理装置が自
動的に定めたユーザＩＤコードとユーザが定めたパスワ
ードを前記ユーザ会員データベースに記録し、ユーザが
応用ソフトのレンタル利用を依頼するアクセスに応答し
たときは、ユーザのＩＤコードとパスワードを前記ユー
ザ会員データベースで確認してから、利用申込データ入
力画面を送信することを特徴とする請求項１又は２記載
の通信回線を介する業務応用ソフトの利用サービス管理
システム。
【請求項４】前記販売促進手数料送金通知手段におけ
る所定の比率は、代理店と販売店がユーザの購売ルート
にあった場合は仲介企業と代理店と販売店間で比率を定
めてレンタル利用サービス課金を分配し、代理店が第１
次と第２次がある場合は、仲介企業と第１次代理店と第
２次代理店と販売店間で比率を定めて分配し、代理店又
は販売店のみの場合は仲介企業と代理店又は販売店間で
比率を定めて分配することを特徴とする請求項１，２又
は３記載の通信回線を介する業務応用ソフトの利用サー
ビス管理システム。
【請求項５】前記仲介企業は、応用ソフトを開発し、
販売権、レンタル利用許諾権を有する事業者と同一企業
であることを特徴とする請求項１，２、３又は４記載の
通信回線を介する業務応用ソフトの利用サービス管理シ
ステム。