JP2002163578A - ソフトウェア貸し出しシステム及び、ソフトウェア貸し出し方法並びに、ソフトウェア貸し出しシステム用のコンピュータプログラム - Google Patents

ソフトウェア貸し出しシステム及び、ソフトウェア貸し出し方法並びに、ソフトウェア貸し出しシステム用のコンピュータプログラム

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JP2002163578A
JP2002163578A JP2001249019A JP2001249019A JP2002163578A JP 2002163578 A JP2002163578 A JP 2002163578A JP 2001249019 A JP2001249019 A JP 2001249019A JP 2001249019 A JP2001249019 A JP 2001249019A JP 2002163578 A JP2002163578 A JP 2002163578A
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Masanori Tanaka
正則 田中
Hiroshi Inuzuka
大資 犬塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザのシステム内の端末装置にインストー
ルされる貸し出し対象のソフトウェアにライセンスマネ
ージャが組み込まれており、このライセンスマネージャ
と、ユーザのシステムにインターネット及びファイアウ
ォールを介して接続するサーバシステムに備えられてい
るライセンスマネージャとの間で通信経路を意識するこ
となく、ソフトウェアの使用許諾、使用状況の取得、使
用状況に基づく課金を行うための交信が行われるシステ
ムを提供する。 【解決手段】 クライアントシステムとサーバシステム
とに、それぞれ当該システム内で通信されている信号を
ファイアウォールを通ることのできる信号に変換し、フ
ァイアウォールを通ってきた信号を当該システム内で通
信される信号に変換する信号変換手段を具備させること
によって課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して行うソフトウェアの貸し出しシステムに関する。ま
た、ソフトウェアをネットワークを介して貸し出す方法
と、ネットワークを介したソフトウェア貸し出しシステ
ム用のコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ハードウェアとしてのコンピュータが普
及していくと共に、そのコンピュータで使用するソフト
ウェアも商品として市場に供給されるようになっていっ
た。当初は、プログラムが小規模であり、ユーザはこれ
らのソフトウェアを購入して使用するのが一般的であっ
た。また、企業で在庫管理ソフトなどを導入する場合
も、自社で開発したり、ソフトハウス(ソフトウェアを
開発し販売する会社)にプログラムを開発してもらい、
それを買い取るなどしていた。
【0003】ところが、最近は、ハードウェア、ソフト
ウェアの進歩が著しく進展し、ソフトウェアに関しては
高度化、複雑化、大規模化が急速に進展している。
【0004】これに伴い、複数の部品又は構成要素から
構成されているソフトウェアが登場するようになってい
る。なお、以下、本明細書において、「複数の部品又は
構成要素から構成されているソフトウェア」を、単に、
「複数の部品から構成されているソフトウェア」とい
う。
【0005】例えば、電子回路設計用のCAD(Comput
er Aided Design )ソフトとしては、トランジスタや
集積回路などの配置図を編集するだけでなく、配置され
た電子素子から出力される信号の波形をシミュレーショ
ンしたり、多層プリント基板などの最適の配線図を求め
る機能を有したもの等々が登場している。このような複
数の部品から構成されているソフトウェアは、電子機器
製造メーカに必須のものである。
【0006】また、例えば、機械設計用のCADソフト
などでは構造物の材質と形状から、高度な計算を駆使し
て製品の機械的強度を計算したり、また製品に生じる振
動をシミュレーションするなどの様々な高度な機能が付
加されたものが登場している。この様な複数の部品から
構成されているCADソフトは機械製造メーカに必須の
ものである。
【0007】以上は一例であって、アプリケーションソ
フトウェアが使用されるあらゆる分野でソフトウェアの
高度化、複雑化、大規模化が急速に進み、多くの部品か
らなるソフトウェアが登場してきている。
【0008】その結果、最近の、例えば、EDA(Elec
tronic Design Automation)のようなソフトウェアは
非常に高価となっている。また、ユーザはこれらのソフ
トウェアに備えられた部品の一部のみを使用するのが実
状であり、また、プロジェクトの進展に伴って、使用す
るツールを買い変えていかなければならないので、これ
らをいちいち購入するのはユーザに取って大きな負担と
なってきた。
【0009】そのため、これらのソフトウェアを所有す
る者と使用する者を仲介するベンダーが現れた。ベンダ
ーにはいろいろな形態がある。典型的なものに、ソフト
ハウスからソフトウェアを買い取り、このソフトウェア
を使用する許可をエンドユーザに与えるものがある。ベ
ンダーはユーザにソフトウェアを使用する許可を与え、
ユーザはベンダーに使用料を支払う。このシステムによ
りユーザは高価なソフトウェアを購入する必要がなく、
また最新バージョンのソフトウェアを安価に使用するこ
とができる。
【0010】また、近年企業内LAN(ローカル・エリ
ア・ネットワーク)やそれらを相互に接続できるインタ
ーネットが急速に発展してきたため、ベンダーはネット
ワークを介してユーザがソフトウェアを使用した時間を
取得し、この使用時間に応じて使用料を課金することが
可能となった。
【0011】このようにソフトウェアをユーザに貸し出
し、使用料を課金するシステムとして特公平7−893
05号公報のコンピュータソフトレンタル方法がある。
この発明は、ユーザの端末装置とベンダーのホストコン
ピュータをネットワークを介して接続し、ユーザが当該
ソフトウェアの使用を開始した時間と終了した時間をホ
ストコンピュータに記録し、この使用時間に対して課金
するものである。
【0012】このシステムでは、ユーザは当該ソフトウ
ェアを使用する場合、ネットワークを介してベンダーの
ホストコンピュータと交信し、使用許可を求める。ホス
トコンピュータは使用を許可し、この使用開始時間を記
録した後、一旦回線を切断する。ユーザがソフトウェア
の使用を終える場合、再びベンダーのホストコンピュー
タと回線を接続し、ホストコンピュータはこの終了時間
を記録する。ベンダーはこの使用開始時間と使用終了時
間からユーザがソフトウェアを使用した時間を取得し、
この時間に従って課金している。
【0013】一方、近年、インターネットやイントラネ
ットを使用するネットワーク環境の充実に伴い、離れた
場所に設置した装置および端末間での通信が、TCP/
IP(Transport Control Protocol/Internet Protoco
l)にて行われるようになってきた。通常、接続する側
を「クライアント」、接続される側を「サーバ」とい
う。イントラネットからインターネットに接続する場合
には、セキュリティを顧慮して、ファイアウォール(防
火壁)が設置される。ファイアウォールは、HTTP
(Hyper Text Transfer Protocol)又はFTP(File T
ransfer Protocol)等、特定のプロトコルのみ通過させ
る機能を有し、イントラネットの安全を確保するもので
ある。
【0014】そこで、前述したソフトウェアの貸し出し
を、インターネットを介してクライアント端末とサーバ
コンピュータとの間で行う場合、その通信に用いられる
信号は、ファイアウォールを通過するものでなければな
らない。このようなクライアント−サーバシステムを構
築する際、そのプロトコルには、HTTPを利用した通
信が多く用いられている。例えば、Webブラウザをク
ライアント端末として使用する通信の場合には、HTT
PによりWWW(World Wide Web)サーバからHTML
(Hyper Text Makeup Language)で記述されたプログラ
ムを取得している。
【0015】近年のソフトウェアの高度化、複雑化、大
規模化に伴い、一般に、ソフトウェアは複数の部品から
構成されるようになっている。
【0016】しかし、従来のソフトウェアを貸し出しす
るシステムはソフトウェアを全体として貸し出し、この
使用開始時間と使用終了時間から使用料金を課金してい
た。そこで、ユーザはソフトウェアに備えられた複数の
部品のうち、使用しないものの料金も支払わなければな
らなかった。また、電気、機械、建築などの設計現場で
はプロジェクトの進展に伴い使用するソフトウェア中の
部品が遷移していくので、一部の部品に使用が集中する
場合がある。ライセンス数の関係で、ソフトウェア中の
一つの部品を同時に複数のユーザが使用する場合、その
ユーザ数に制限があり、使用頻度がピークに達した部品
は使用に困難を生じる場合があった。そのため、ソフト
ウェアの使用現場では、他の部品の使用限度には余裕が
あるにも関わらず、ユーザを幾つかのグループに分け、
時間差を設けて使用したりなどしていた。
【0017】また、従来のソフトウェアを貸し出しする
システムは、例えば部品ごとの使用頻度などの使用状況
を肥握していなかったため、ソフトウェアが使用されて
いる実状を分析するなどの細かい分析をするのが困難で
あった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ネットワー
クを介してソフトウェアを貸し出すシステムにおいて、
貸し出すソフトウェアには第一のライセンスマネージャ
が組み込まれていて、クライアントシステム内の端末に
インストールされている、一方、ソフトウェアを貸し出
す側のサーバシステム内のサーバコンピュータ内に第二
のライセンスマネージャが存在していて、クライアント
システムとサーバシステムとの間には、インターネット
と、特定の通信プロトコルに従う信号しか通さないファ
イアウォールが存在している、という状況の下で、前記
第一のライセンスマネージャと第二のライセンスマネー
ジャとの間で交信を行いながら、ソフトウェアの使用状
況の把握、使用料金の算出等を行うものであって、前記
第一のライセンスマネージャと、第二のライセンスマネ
ージャとの間で、通信経路を意識することなく、あたか
も両者が同一のLANの中に存在しているかのようにし
て交信を行うことが可能なシステムを提案することを目
的としている。
【0019】また、本発明は、複数の部品からなるソフ
トウェアをネットワークを介して貸し出すシステムにお
いて、ソフトウェアを構成する部品ごとにユーザの使用
状況を把握できると共に、部品ごとの使用状況に応じて
課金できる、ネットワークを介したソフトウェア貸し出
しシステムを提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目標を達
成するために、ソフトウェアを貸し出し、クライアント
システム内の端末で使用させる、ネットワークを介した
ソフトウェア貸し出しシステムにおいて、ネットワーク
を介して単数又は複数のクライアントシステムと接続可
能な、単数又は複数のサーバコンピュータを備えたサー
バシステムが、前記ネットワークを介して前記クライア
ントシステム内の端末からソフトウェア使用要求を取得
する使用要求取得手段と、この使用要求取得手段が使用
要求を取得した後、前記クライアントシステム内の端末
から前記ネットワークを介して送られてきた本人を確認
する情報によりユーザを認証する認証手段と、この認証
手段がユーザを認証した後、前記クライアントシステム
内の端末に、ソフトウェアの使用を許諾する使用許諾手
段と、この使用許諾手段により使用許諾を受けたソフト
ウェアにつき、前記ネットワークを介して前記クライア
ントシステム内の端末におけるソフトウェアの使用状況
を取得する使用状況取得手段と、この使用状況取得手段
により取得した使用状況から前記ソフトウェアの使用料
金を算出する使用料金算出手段と、を備えていることを
特徴とするソフトウェア貸し出しシステムを提供する。
【0021】なおここで、クライアントシステムは、コ
ンピュータによって実現される一台の端末によって構成
することもできるし、それぞれコンピュータによって実
現される複数台の端末がLANに接続されている構成と
することもできる。
【0022】また、本発明は、前記目標を達成するため
に、複数の部品から構成されたソフトウェアを貸し出
し、クライアントシステム内の端末で使用させる、ネッ
トワークを介したソフトウェア貸し出しシステムにおい
て、ネットワークを介して単数又は複数のクライアント
システムと接続可能な、単数又は複数のサーバコンピュ
ータを備えたサーバシステムが、前記ネットワークを介
して前記クライアントシステム内の端末からソフトウェ
ア使用要求を取得する使用要求取得手段と、この使用要
求取得手段が使用要求を取得した後、前記クライアント
システム内の端末から前記ネットワークを介して送られ
てきた本人を確認する情報によりユーザを認証する認証
手段と、この認証手段がユーザを認証した後、前記クラ
イアントシステム内の端末に前記複数の部品から構成さ
れたソフトウェアの各部品ごとの使用を許諾する使用許
諾手段と、この使用許諾手段により使用許諾を受けたソ
フトウェアにつき、前記ネットワークを介して前記クラ
イアントシステム内の端末における前記各部品ごとの使
用状況を取得する使用状況取得手段と、この使用状況取
得手段により取得した前記各部品ごとの前記使用状況か
ら前記各部品ごとの使用料金を算出する使用料金算出手
段とを備えていることを特徴とするソフトウェア貸し出
しシステムを提供する。
【0023】前記において、貸し出し対象となるソフト
ウェア、又は、複数の部品から構成されているソフトウ
ェアは、ユーザ側のクライアントシステム内のクライア
ント端末を構成するコンピュータにインストールされて
いる構成にすることができる。ただし、この場合、ユー
ザは、当該コンピュータにおいて単独で、当該ソフトウ
ェアを使用することはできない。ユーザが、クライアン
ト端末を構成するコンピュータにおいて当該ソフトウェ
アを使用するためには、事前に、ネットワークを介して
サーバシステム内のサーバコンピュータと交信し、認証
を受けねばならないようにされているのである。
【0024】前記の本発明のソフトウェア貸し出しシス
テムにおいて、使用状況取得手段は、前記クライアント
システム内の端末において前記各部品が使用された時間
を前記各部品ごとに取得し、前記使用料金算出手段は前
記各部品ごとに取得された各使用時間に基づき各部品ご
とに使用料金を算出するようにできる。
【0025】また、前記の本発明のソフトウェア貸し出
しシステムにおいて、使用状況取得手段は、前記クライ
アントシステム内の端末において前記各部品が使用され
た回数を各部品ごとに取得し、前記使用料金算出手段は
前記各部品ごとに取得された各使用回数に基づき各部品
ごとに使用料金を算出するようにできる。
【0026】更に、前記の本発明のソフトウェア貸し出
しシステムにおいて、使用料金算出手段によって算出さ
れた使用料金は前記ネットワークを介して前記クライア
ントシステム内の端末に送られるようにできる。
【0027】また、ネットワークは前記ユーザが前記ク
ライアントシステム内の端末にてソフトウェアを使用し
ている間、又は、前記複数の部品から構成されたソフト
ウェアの中のいずれかの部品を使用している間、常に接
続しているようにできる。
【0028】また、前記の本発明のソフトウェア貸し出
しシステムにおいて、ソフトウェア貸し出しシステムの
前記サーバシステムは、特定の通信プロトコルに従う信
号のみを通すファイアウォールを介して前記クライアン
トシステムに通信可能とされており、当該サーバシステ
ムには、当該サーバシステム内で通信されている信号
を、前記特定の通信プロトコルに従う信号に変換する手
段及び、前記特定の通信プロトコルに従う信号を当該サ
ーバシステム内で通信されている信号に変換する手段を
備えているようにできる。
【0029】更に、前記の本発明のソフトウェア貸し出
しシステムにおいて、クライアントに貸し出されるソフ
トウェアは、第一のライセンスマネージャが組み込まれ
た状態でクライアントシステム内の端末にインストール
されており、ソフトウエアを貸し出す側のサーバシステ
ム内には第二のライセンスマネージャが備えられてい
て、前記クライアントシステムの端末内の第一のライセ
ンスマネージャと、サーバシステム内の第二のライセン
スマネージャとは、インターネットと特定の通信プロト
コルに従う信号のみを通すファイアウォールを介して交
信することとなっており、前記クライアントシステムと
サーバシステムとには、それぞれ、当該クライアントシ
ステム内で通信されている信号及び、当該サーバシステ
ム内で通信されている信号を、前記特定の通信プロトコ
ルに従う信号に変換する手段及び、前記特定の通信プロ
トコルに従う信号を、当該クライアントシステム内で通
信されている信号及び、当該サーバシステム内で通信さ
れている信号に変換する手段が備えられているようにす
ることができる。
【0030】なお、ここで、前記特定の通信プロトコル
に従う信号は、前記ファイアウォールを通ることができ
るTCP/IPアプリケーションプロトコルに従う信号
である。
【0031】次に、前記課題を解決するため、本発明が
提案するソフトウェアの貸し出し方法は、単数又は複数
のクライアントシステムとネットワークを介して接続さ
れた、単数または複数のサーバコンピュータを備えたサ
ーバシステムを用いて、ソフトウェアを貸し出すソフト
ウェアの貸し出し方法であって、以下の5つのステップ
からなるものである。前記ネットワークを介して前記ク
ライアントシステム内の端末からソフトウェア使用要求
を取得する第1のステップと、第1のステップでソフト
ウェア使用要求を取得した後、前記ネットワークを介し
て前記クライアントシステム内の端末におけるユーザを
本人であることを確認する情報を取得して認証する第2
のステップと、第2のステップでクライアントシステム
内の端末におけるユーザを本人であることを認証した
後、前記クライアントシステム内の端末における前記ソ
フトウェアの使用を許諾する第3のステップと、第3の
ステップにおいて使用を許諾されたクライアントシステ
ム内の端末から、前記ネットワークを介して前記クライ
アントシステム内の端末におけるソフトウェアの使用状
況を取得する第4のステップと、第4のステップで取得
した使用状況からソフトウェアの使用料金を算出する第
5のステップである。
【0032】他の方法は、単数又は複数のクライアント
システムとネットワークを介して接続された、単数また
は複数のサーバコンピュータを備えたサーバシステムを
用いて、ソフトウェアを貸し出すソフトウェアの貸し出
し方法であって、以下の5つのステップからなるもので
ある。前記ネットワークを介して前記クライアントシス
テム内の端末からソフトウェア使用要求を取得する第1
のステップと、第1のステップでソフトウェア使用要求
を取得した後、前記ネットワークを介して前記クライア
ントシステム内の端末におけるユーザを本人であること
を確認する情報を取得して認証する第2のステップと、
第2のステップでクライアントシステム内の端末におけ
るユーザを本人であることを認証した後、前記クライア
ントシステム内の端末における前記ソフトウェアの使用
を許諾する第3のステップと、第3のステップにおいて
使用を許諾されたクライアントシステム内の端末から、
前記ネットワークを介して前記クライアントシステム内
の端末におけるソフトウェアの使用時間を取得する第4
のステップと、第4のステップで取得した使用時間から
ソフトウェアの使用料金を算出する第5のステップであ
る。
【0033】更に他の方法は、単数又は複数のクライア
ントシステムとネットワークを介して接続された、単数
または複数のサーバコンピュータを備えたサーバシステ
ムを用いて、複数の部品から構成されたソフトウェアを
貸し出すソフトウェアの貸し出し方法であって、以下の
5つのステップからなるものである。前記ネットワーク
を介して前記クライアントシステム内の端末からソフト
ウェア使用要求を取得する第1のステップと、第1のス
テップでソフトウェア使用要求を取得した後、前記ネッ
トワークを介して前記クライアントシステム内の端末に
おけるユーザを本人であることを確認する情報を取得し
て認証する第2のステップと、第2のステップでクライ
アントシステム内の端末におけるユーザを本人であるこ
とを認証した後、前記クライアントシステム内の端末に
おける前記ソフトウェアの各部品ごとの使用を許諾する
第3のステップと、第3のステップにおいて使用を許諾
されたクライアントシステム内の端末から、前記ネット
ワークを介して前記クライアントシステム内の端末にお
ける前記各部品ごとの使用状況を取得する第4のステッ
プと、第4のステップで取得した使用状況から前記各部
品ごとの使用料金を算出する第5のステップである。
【0034】他の方法の発明は、単数又は複数のクライ
アントシステムとネットワークを介して接続された、単
数または複数のサーバコンピュータを備えたサーバシス
テムを用いて、複数の部品から構成されたソフトウェア
を貸し出すソフトウェアの貸し出し方法であって、以下
の5つのステップからなるものである。前記ネットワー
クを介して前記クライアントシステム内の端末からソフ
トウェア使用要求を取得する第1のステップと、第1の
ステップでソフトウェア使用要求を取得した後、前記ネ
ットワークを介して前記クライアントシステム内の端末
におけるユーザを本人であることを確認する情報を取得
して認証する第2のステップと、第2のステップでクラ
イアントシステム内の端末におけるユーザを本人である
ことを認証した後、前記クライアントシステム内の端末
における前記ソフトウェアの各部品ごとの使用を許諾す
る第3のステップと、第3のステップにおいて使用を許
諾されたクライアントシステム内の端末から、前記ネッ
トワークを介して前記クライアントシステム内の端末に
おける前記各部品ごとの使用時間を取得する第4のステ
ップと、第4のステップで取得した使用時間から前記各
部品ごとの使用料金を算出する第5のステップである。
【0035】次に、前記課題を解決するため、この発明
が提案するコンピュータプログラムは、複数の部品から
構成されたソフトウェアの使用要求を取得する第1の機
能と、第1の機能で使用要求を取得した後、前記ソフト
ウェアのユーザを本人であることを確認する第2の機能
と、第2の機能でソフトウェアのユーザを本人であるこ
とを確認した後、前記ソフトウェアの使用を前記各部品
ごとに許諾する第3の機能と、第3の機能で許諾された
前記各部品ごとの前記ユーザによる使用状況を取得する
第4の機能と、第4の機能で取得された使用状況から前
記各部品ごとの使用料金を算出する第5の機能とをコン
ピュータに実現させるためのコンピュータプログラムで
ある。
【0036】また、他のコンピュータプログラムは、受
信した信号を、特定のIPヘッダのプロトコル種別と、
特定のTCPメッセージのポート番号を有するTCP/
IPアプリケーションプロトコルに従う信号から、当該
信号を受信したシステム内で通信可能な信号に変換する
と共に、送信する信号を、当該信号を送信するシステム
内で通信可能な信号から特定のIPヘッダのプロトコル
種別と、特定のTCPメッセージのポート番号を有する
TCP/IPアプリケーションプロトコルに従う信号に
変換する第1の機能と、ソフトウェアの使用要求を取得
する第2の機能と、第2の機能で使用要求を取得した
後、前記ソフトウェアのユーザを本人であることを確認
する第3の機能と、第3の機能でソフトウェアのユーザ
を本人であることを確認した後、前記ソフトウェアの使
用を許諾する第4の機能と、第4の機能で許諾されたソ
フトウェアの前記ユーザによる使用状況を取得する第5
の機能と、第5の機能で取得された使用状況からソフト
ウェアの使用料金を算出する第6の機能とをコンピュー
タに実現させるためのコンピュータプログラムである。
【0037】更に他のコンピュータプログラムは、受信
した信号を、特定のIPヘッダのプロトコル種別と、特
定のTCPメッセージのポート番号を有するTCP/I
Pアプリケーションプロトコルに従う信号から、当該信
号を受信したシステム内で通信可能な信号に変換すると
共に、送信する信号を、当該信号を送信するシステム内
で通信可能な信号から特定のIPヘッダのプロトコル種
別と、特定のTCPメッセージのポート番号を有するT
CP/IPアプリケーションプロトコルに従う信号に変
換する第1の機能と、複数の部品から構成されたソフト
ウェアの使用要求を取得する第2の機能と、第2の機能
で使用要求を取得した後、前記ソフトウェアのユーザを
本人であることを確認する第3の機能と、第3の機能で
ソフトウェアのユーザを本人であることを確認した後、
前記ソフトウェアの使用を前記各部品ごとに許諾する第
4の機能と、第4の機能で許諾された前記各部品ごとの
前記ユーザによる使用状況を取得する第5の機能と、第
5の機能で取得された使用状況から前記各部品ごとの使
用料金を算出する第6の機能とをコンピュータに実現さ
せるためのコンピュータプログラムである。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1から図21を参照して詳細に説明する。
【0039】図1は本発明のソフトウェア貸し出しシス
テムの基本構成を示した図である。
【0040】図1図示の実施形態では、本発明のソフト
ウェア貸し出しシステムは、Application Service Pr
ovider業者(以下、本明細書において単に「ASP業
者」という)が提供するサーバシステム1として実現さ
れている。このサーバシステム1は、ネットワーク7を
介して、ユーザ側の単数又は複数のクライアントシステ
ムと接続されている。
【0041】図1図示の形態では、パーソナルコンピュ
ータ等のコンピュータによって実現されるユーザ側のク
ライアント端末6a、6b、6c、・・・が個々のクラ
イアントシステムを構成している。通常、クライアント
端末6a、6b、6cは、ユーザーの事業所内のLAN
に接続されているので、このLANの全体で個々のクラ
イアントシステムとすることもできる。
【0042】ASP業者は、ソフトウェア、又は、複数
の部品から構成されているソフトウェアを使用するライ
センスをユーザに与えて、これを使用させ、ユーザなど
から使用料を得る業者である。なお、以下、この好適実
施例の説明及び添付図面において、複数の部品から構成
されているソフトウェアで、ASP業者がユーザに使用
させるものを、単に、「プロダクト」という。
【0043】ASP業者のサーバシステム1では認証サ
ーバ2、ユーザごとに割り当てられるライセンスサーバ
3a、3b、・・・、運用サーバ4及びプロダクトサー
バ5などがLANを介して相互に接続されている。ここ
で、認証サーバ2が、本発明に係るソフトウェア貸し出
しシステムにおける使用要求取得手段の役割と、認証手
段の役割を果たすものである。また、ライセンスサーバ
3aが、使用許諾手段と、使用状況取得手段の役割を果
たすものである。更に、運用サーバ4が使用料金計算手
段としての役割を果たすものである。
【0044】サーバシステム1の概要は以下の通りであ
る。
【0045】クライアントシステムを構成しているクラ
イアント端末6a、6b、・・・、あるいはクライアン
トシステム中のクライアント端末6a、6b、・・・に
はプロダクトがインストールされている。だだし、ユー
ザは単独ではクライアント端末6a、6b、・・・で当
該プロダクトを使用できない。使用する場合は、ネット
ワーク7を介して本発明に係るサーバシステム1の認証
サーバ2で認証を受ける必要がある。
【0046】本発明に係るソフトウェア貸し出しシステ
ムにおいては、ユーザがプロダクトを使用している間
中、ネットワーク7の回線は接続し続けられ、ユーザが
ある部品を起動した時間と終了した時間が、ライセンス
サーバ3a、3b、・・・に記録される。なお、この、
ライセンスサーバ3a、3b、・・・は、それぞれ、ユ
ーザのクライアントシステムを構成しているクライアン
ト端末6a、6b、・・・、あるいはユーザの各クライ
アントシステムに対応している。
【0047】ASP業者はライセンスサーバ3a、3
b、・・・に記録された各部品の開始時間と終了時間か
ら各部品ごとの使用料金を計算する。
【0048】ASP業者の顧客はエンドユーザとベンダ
ーなどがある。エンドユーザに対してはプロダクトを貸
し出し、ベンダーに対してはベンダーの顧客にプロダク
トを貸し出し、エンドユーザの部品別使用状況から得た
情報を加工してベンダーに提供したり、ベーンダーの集
金業務を代行したりする。
【0049】図2は図1図示のソフトウェア貸し出しシ
ステムを構成する各要素の相互関係を示した図である。
【0050】パーソナルコンピュータなどのコンピュー
タからなるクライアント端末6aは、起動リクエスト受
付処理部11、プロダクト12、ライセンスマネージャ
13などを備えている。また、図示していないが、OS
(Operating System )やASP業者と通信する通信プ
ログラムなども備えている。
【0051】起動リクエスト受付処理部11は、ユーザ
が端末装置6aのスクリーン上に表示されたアイコンを
クリックするか、又はコマンドラインからコマンドを入
力するなどして起動される。起動リクエスト受付処理部
11が起動されると通信回線がASP業者と接続し、ク
ライアント端末6aとASP業者が交信できるようにな
る。
【0052】ユーザはユーザ名や暗証番号などの情報を
クライアント端末6aに入力し、起動リクエスト受付処
理部11はこれらの情報をASP業者の認証サーバ2に
送信する。
【0053】プロダクト12は、例えば電子回路の設計
業務などに使用するアプリケーションソフトウェアであ
り、クライアント端末6aの固定ディスクなどに記憶さ
れている。プロダクト12は認証サーバ2で認証が終了
した後、起動リクエスト受付部11によって起動され
る。
【0054】各種のアプリケーションソフトウェアを本
システムのプロダクトとすることができる。例えば、工
業デザイン、コンピュータグラフィックス、財務会計ソ
フト、ワープロソフト、ゲームソフトの様な一般的に使
用されるソフトウェアや、電子回路設計CADソフト、
機械設計用CADソフト、建築設計用のCADソフトな
どの各種設計支援ソフト、高度に専門的又は学術的なソ
フトウェア(例えば、3次元的に分布する電磁場と電子
ビームの相互作用を計算するソフト、単結晶に照射した
X線の回析光の分布から結晶構造を求めるソフト、気象
データから所定の複雑な方程式を解き、天気の予測を行
うソフト、確率論を応用した株式相場予想ソフト)な
ど、あらゆるソフトウェアを本システムのプロダクトと
して採用することができる。
【0055】なお、以下、この実施の形態では、一例と
して、プロダクト12は電子回路設計CADソフトとす
る。
【0056】また、プロダクト12は例えば回路図入力
や信号波形の入力、編集又は回路のシミュレーションな
どの複数の部品が集まって構成されている。
【0057】ライセンスマネージャ13は、プロダクト
12に組み込まれており、プロダクトが使用されている
間のクライアント端末6aとASP業者のライセンスサ
ーバ3との交信を行う。
【0058】例えば、ユーザが起動した部品の種類やそ
の時刻などをライセンスサーバ3に送信する。このた
め、ユーザはプロダクト12のみを単独で操作すること
はできず、ライセンスマネージャ13によりライセンス
サーバ3と交信しながら、ライセンスサーバ3の監視の
下でプロダクト12を操作することになる。
【0059】また、ライセンスマネージャ13は時折ラ
イセンスサーバ3からネットワーク7を介してヘルスチ
ェックを受ける。このヘルスチェックは、プロダクト1
2が正常に動作しているか、又は何か障害が発生してい
ないかなどのプロダクト稼動状況を、ライセンスサーバ
3が時折確認するものである。
【0060】ASP業者側のサーバシステム1には各種
サーバが備えられている。
【0061】認証サーバ2は、利用者データベース14
と、利用者認証部16と、認証ログ部17を有してい
る。利用者データベース14には、各ユーザのユーザ
名、ユーザID、暗証番号などの利用者データが格納さ
れている。利用者認証部16は、クライアント端末6a
の起動リクエスト受付処理部11から起動リクエストが
あった場合、クライアント端末6aの利用者を認証する
処理を行うものである。認証ログ部17は、利用者認証
部16の認証経過を記録する処理を行うものである。
【0062】利用者認証部16は、クライアント端末6
aの起動リクエスト受付処理部11から送られてきたデ
ータを利用者データベース14のデータと比較し、認証
の可否を判断する。認証が完了した時点で利用者認証部
16は、ユーザ及び使用を開始したプロダクトの認証ロ
グ17a(図3)を認証ログ部17に記録する。
【0063】図3に示したように認証ログ17aは「ユ
ーザのログイン名」、「ホストID」、「ディスプレイ
名」、「プロダクト名」、「プロダクト起動日・時
刻」、「プロダクト終了日・時刻」、「プロジェクトI
D」などの項目から構成されている。
【0064】ライセンスサーバ3(図2)は、ライセン
スマネージャ18と、個別ライセンスマネージャ19
と、プロダクト部品別管理ログ部20を有している。
【0065】ライセンスマネージャ18は、ライセンス
サーバ3に1つ存在する。クライアント端末6aでプロ
ダクト12が起動してライセンスマネージャ13とライ
センスマネージャ18の交信が始まると、ライセンスマ
ネージャ18は、プロダクト12の種類を判断し、ライ
センスファイル情報をライセンスマネージャ13に送信
する。ライセンスファイル情報には部品ごとのライセン
ス状況などが含まれている。
【0066】個別ライセンスマネージャ19は、クライ
アント端末6aのライセンスマネージャ13からライセ
ンスファイル情報を受け取って、内容をチェックし、部
品ごとにプロダクト12の使用を許可する。
【0067】また、個別ライセンスマネージャは19
は、ユーザがクライアント端末6aでプロダクト12の
部品を起動及び終了するごとに履歴をプロダクト部品別
管理ログ部20に記録する。
【0068】図3に示したようにプロダクト部品別管理
ログ20aは、「ユーザのログイン名」、「部品名」、
「使用ホスト名」、「使用ディスプレイ名」、「使用開
始時間」、「使用時間」などの項目から構成されてい
る。「使用開始時間」は部品の使用開始日及び時分まで
記録される。また、「使用時間」は部品を使用した時間
を時分の単位まで記録される。
【0069】図2の運用サーバ4は、課金システム部2
2を備えている。課金システム部22は、認証ログ部1
7とプロダクト部品別管理ログ部20に接続されてお
り、認証ログ部17から認証ログ17aを、プロダクト
部品別管理ログ部20からプロダクト部品別管理ログ2
0aを受け取る。
【0070】課金システム部22は、認証ログ17aと
プロダクト部品別管理ログ20aの「ユーザのログイン
名」をキーにして両者を比較し、課金用基本明細データ
部23に図3に示した課金用基本明細データ23aを出
力する。
【0071】課金用基本明細データ23aは、「ユーザ
のログイン名」、「使用者名」、「使用者番号」、「顧
客名」、「プロジェクト名」、「プロダクト名」、「部
品名」、「部品コード」、「使用ホスト名」、「使用デ
ィスプレイ名」、「使用開始時間」、「使用時間」など
から構成されている。
【0072】図2に示したように運用サーバ4は、更に
料金請求部24、使用状況分析部25及び各種サービス
部26を備えている。料金請求部24は、課金用基本明
細データ部23のデータからユーザ別の使用料金を部品
ごとに計算して出力する。ASP業者はこの算出データ
から請求書を作成し、ユーザに郵送で送る。また、この
請求書は、ネットワークを介してオンラインで送付する
ことも可能である。
【0073】使用状況分析部25は、課金用基本明細デ
ータ23aの情報を分析加工し、エンドユーザやベンダ
ーに提供する情報を作成する部分である。本実施の形態
では部品ごとの使用状況の細かいデータが課金用基本明
細データ23aに蓄積されているので、これを分析する
ことにより、エンドユーザやベンダーに有用なデータを
作成することができる。
【0074】各種サービス部26は、課金用基本明細デ
ータ23aを基に、クライアント端末6aに各種の情報
を提供する。この様な情報として例えば、当月の利用状
況や各月の使用料金の推移や、プロジェクトの進行に伴
う使用した部品の種類の推移などがある。
【0075】運用サーバ4は、更にデータベース28と
バックオフィス27を備えている。データベース28に
は、プロダクトや顧客などに関するデータが格納されて
いる。このプロダクトや顧客などに関するデータとして
は、例えば、各プロダクト名とそのプロダクトのコード
や各部品名とその部品コード、ベンダー名とそのベンダ
ーのコード、プロダクトの使用者名とその使用者番号、
顧客名とその顧客コードと区分などがある。バックオフ
ィス27は運用サーバ4の運用に必要な種々雑多な作業
を行う。
【0076】プロダクトサーバ5には、各種のプロダク
トが格納されており、ユーザはクライアント端末6aに
これらをダウンロードすることができる。また、ユーザ
が希望する場合は、例えばCD−ROM、フレキシブル
デスク、磁気テープ又は光磁気ディスクなどの記憶媒体
を介してユーザにプロダクトを送ることもできる。
【0077】図3は、運用サーバ4の使用状況分析部2
5が認証ログ17aとプロダクト部品別管理ログ20a
からエンドユーザやベンダーに提供する情報を加工作成
するプロセスを示した図である。
【0078】使用状況分析部25は、課金用基本明細デ
ータ23aとデータベース28に記録されているデータ
からプロダクト部品別利用状況レポート41、プロダク
ト部品別ピーク時利用状況レポート42、目的別利用状
況分析レポート45、マーケティング適否判定レポート
46、最適部品構成分析レポート47などを出力する。
【0079】前述したように認証サーバ2の認証ログ1
7aとライセンスサーバ3のプロダクト部品別管理ログ
20aが運用サーバ4の課金システム部22で照合さ
れ、課金用基本明細データ23aが出力される。
【0080】クライアント端末6a、6b、6c、・・
・は、通常、顧客の事業所内のローカルエリアネットワ
ーク(本明細書において、単に「LAN」と表す)に接
続されており、このLANとインターネットの間に、図
2図示のように、ファイアーウォール15が構築されて
いる場合がある。また、図2には図示していないが、A
SP業者のサーバシステム1も、通常、ファイアウォー
ルを介してインターネットと接続される。ファイアーウ
ォール15は事業所内のコンピュータとインターネット
に接続された他の通信手段との通信を制限し、外部から
の不正な侵入などから事業所内のコンピュータシステム
を保護するなどの働きをする。
【0081】本発明のソフトウェア貸し出しシステムで
はクライアントに貸し出されるプロダクトは、ライセン
スマネージャ13が組み込まれた状態で、クライアント
システム6内の端末6aにインストールされている。そ
して、ライセンスマネージャ13と、ライセンスサーバ
3a、3b、3c内のライセンスマネージャ18又は個
別ライセンスマネージャ19とが交信を行う。そこで、
ユーザは、ライセンスサーバ3a、3b、3cの監視の
下で、プロダクト12を使用することになる。
【0082】ところで、ライセンスマネージャ13と、
ライセンスマネージャ18及び個別ライセンスマネージ
ャ19とは、通常は、互いに同一のLANの中に組み込
まれていて通信するものである。ところが、前記のよう
に、これらがインターネットを介して接続され、特定の
通信プロトコルに従う信号のみを通すファイアウォール
15が設けられていると、ライセンスマネージャ13
と、ライセンスマネージャ18又は個別ライセンスマネ
ージャ19との間での交信を行うことができない。
【0083】これを簡単に解決するため、本発明のソフ
トウェア貸し出しシステムでは図17乃至図21を用い
て説明する以下の手段が採用されている。
【0084】ASP業者側のサーバシステム1は、図1
図示のように、信号変換サーバ200を備えており、こ
れが、LAN302の中に存在しているライセンスサー
バ3a、3b、3cと通信可能にされている。図17
中、符号252で表されているものは、信号変換サーバ
200内のインターフェースである。
【0085】信号変換サーバ200は、LAN302内
で通信されている信号を、ファイアウォール231、2
30を通ることのできる特定の通信プロトコルに従う信
号に変換し、ファイアウォール231、230を通って
きた信号を、LAN302内で通信される信号に変換す
る手段である。
【0086】一方、クライアントシステム6には、信号
変換手段243が備えられており、この信号変換手段2
43がインターフェース242を介して、ライセンスマ
ネージャ13と交信可能とされている。この信号変換手
段243も、クライアントシステム6内で通信されてい
る信号を、ファイアウォール231、230を通ること
のできる特定の通信プロトコルに従う信号に変換し、フ
ァイアウォール231、230を通ってきた信号を、ク
ライアントシステム6内で通信される信号に変換する手
段である。
【0087】図示の実施形態では、ファイアウォール2
31、230は、TCP/IPアプリケーションプロト
コルに従う信号の中で、特定のTCP/IPアプリケー
ションプロトコルに従う信号のみを通すものとされてい
る。そこで、信号変換サーバ200、信号変換手段24
3は、LAN302内、クライアントシステム6内でそ
れぞれ通信されている信号を、前記特定のTCP/IP
アプリケーションプロトコルに従う信号に変換し、ま
た、前記特定のTCP/IPアプリケーションプロトコ
ルに従う信号を、LAN302内、クライアントシステ
ム6内でそれぞれ通信されている信号に変換するもので
ある。
【0088】クライアントシステム6内のライセンスマ
ネージャ13は、信号変換手段243を介して、サーバ
システム1側のライセンスマネージャ18又は個別ライ
センスマネージャ19と通信する。信号変換手段243
は、クライアントシステム6内の通信で使用されている
信号を、ファイアウォール231、230を通ることの
できる特定のTCP/IPアプリケーションプロトコル
に従う信号に変換して、ファイアウォール230に引き
渡す。インターネットL4を経由したこの信号は、サー
バシステム1側の信号変換サーバ200に渡り、LAN
302内を通信可能な信号に変換され、ライセンスサー
バ3a、3b、3cに引き渡される。
【0089】これにより、サーバシステム1内のライセ
ンスサーバ3a、3b、3cは、LAN302内で通信
を行うプログラムを組んでおくだけで、ファイアウォー
ル231、230、インターネットL4を介して、クラ
イアントシステム6のライセンスマネージャ13と通信
することができる。
【0090】同じく、クライアントシステム6のライセ
ンスマネージャ13は、当該システム内の信号変換手段
243と通信を行うプログラムを組んでおくだけで、フ
ァイアウォール231、230、インターネットL4を
介して、サーバシステム1内のライセンスサーバ3a、
3b、3cと通信することができる。
【0091】なお、本発明のソフトウェア貸し出しシス
テムにおいて、クライアントシステム6とASP業者の
サーバシステム1とのやり取りが、ファイアウォール1
5(図2)を自由に通り抜けられる通信形態になってい
ることを説明する図17図示の通信形態は種々に変形可
能である。
【0092】例えば、サーバシステム1側の信号変換サ
ーバ200は、LAN302内で、ライセンスサーバ3
a、3b、3cと別端末にする必要はなく、ライセンス
サーバ3a、3b、3cがそれぞれその内部に、信号変
換手段243と同等の信号変換手段を備えている構成と
することもできる。同じく、クライアントシステム6側
の変換手段243は、ライセンスマネージャ13が組み
込まれているプロダクト12がインストールされている
端末6a等と同じ端末内にある必要はない。例えば、端
末6a、6b、6cをユーザーのLAN301に接続し
ておき、このLAN301内の別端末(例えば、端末6
b)を、サーバシステム1側の信号変換サーバ200と
同等の信号変換サーバとしておくことも可能である。
【0093】また、クライアントシステム6およびサー
バシステム1は、コンピュータシステムである必要はな
く、所謂インテリジェンス機能をも実現する中央処理装
置(CPU)を具備した装置等への応用が可能である。
【0094】次に、図17に示す通信形態における処理
動作を、図18、図19を参照して説明する。
【0095】図18は、クライアントシステム6のライ
センスマネージャ13からサーバシステム1のライセン
スサーバ3へのリクエスト動作の信号の流れを示すもの
である。クライアントシステム6内のライセンスマネー
ジャ13は、信号変換手段243と通信を行う。クライ
アントシステム6内の信号変換手段243は、クライア
ントシステム6内で通信されている信号を、ファイアウ
ォール230、231を通ることのできる特定のTCP
/IPアプリケーションプロトコルに従う信号に変換す
る。サーバシステム1内の信号変換サーバ200は、受
信した信号を、LAN302内で通信される信号に変換
し、ライセンスサーバ3内のライセンスマネージャ18
又は個別ライセンスマネージャ19と通信を行う。
【0096】図19は、ライセンスサーバ3内のライセ
ンスマネージャ18又は個別ライセンスマネージャ19
から、クライアントシステム6内のライセンスマネージ
ャ13への応答を示している。クライアントシステム6
内のライセンスマネージャ13からの要求信号に対する
応答信号は、サーバシステム1内の信号変換サーバ20
0により、ファイアウォール230、231を通ること
のできる特定のTCP/IPアプリケーションプロトコ
ルに従う信号に変換され、クライアントシステム6内の
信号変換手段243に対して返送される。クライアント
システム6内の信号変換手段243は、受信した信号
を、クライアントシステム6内で通信される信号に変換
し、ライセンスマネージャ13に返送する。
【0097】この一連の動作により、クライアントシス
テム6内のライセンスマネージャ13と、サーバシステ
ム1内にあるライセンスサーバ3内のライセンスマネー
ジャ18又は個別ライセンスマネージャ19とは、通信
経路を意識することなく通信が可能となる。
【0098】図20、図21は、クライアントシステム
6、サーバシステム1における信号変換動作を説明する
ものである。
【0099】図20は、クライアントシステム6のライ
センスマネージャ13からサーバシステム1のライセン
スマネージャ18又は個別ライセンスマネージャ19へ
のリクエスト動作における、クライアントシステム6側
およびサーバシステム1側のプロトコル変換動作を説明
するものである。クライアントシステム6内のライセン
スマネージャ13は、当該システム内の信号変換手段2
43に対して任意のポート番号を指定して通信する。ク
ライアントシステム6内の信号変換手段243は、ポー
ト番号を、ファイアウォール233が受け入れるTCP
メッセージのポート番号、例えば、ポート番号:80に
し、また、信号を、ファイアウォール233が受け入れ
るIPヘッダのプロトコル(例えば、特定のHTTPプ
ロトコル)に変換する。そして、この変換された信号
で、ファイアウォール233に対して接続要求を出す。
この特定のHTTPプロトコル信号を受信したサーバシ
ステム1側の信号変換サーバ手段200は、元々の指定
されていたポート番号を復元すると共に、受信した信号
を、LAN302内で通信可能な信号に変換して、ライ
センスサーバ3内のライセンスマネージャ18又は個別
ライセンスマネージャ19に渡す。
【0100】図21は、サーバシステム1のライセンス
サーバ3内のライセンスマネージャ18又は個別ライセ
ンスマネージャ19から、クライアントシステム6内の
ライセンスマネージャ13への応答における、サーバシ
ステム1側及び、クライアントシステム6側のプロトコ
ル変換動作を説明するものである。サーバシステム1の
ライセンスサーバ3内のライセンスマネージャ18又は
個別ライセンスマネージャ19は、LAN302内で通
常の通信を行っているときと同じ動作をし、信号変換サ
ーバ200に対して、任意のポート番号を指定して通信
する。信号変換サーバ200は、は、ポート番号を、フ
ァイアウォール233が受け入れるTCPメッセージの
ポート番号、例えば、ポート番号:80にし、また、信
号を、ファイアウォール233が受け入れるIPヘッダ
のプロトコル(例えば、特定のHTTPプロトコル)に
変換する。そして、この変換された信号で、ファイアウ
ォール233に対して応答を出す。この特定のHTTP
プロトコル信号を受信したクライアントシステム6側の
信号変換手段243は、元々の指定されていたポート番
号を復元すると共に、受信した信号を、クライアントシ
ステム6内で通信可能な信号に変換して、ライセンスマ
ネージャ13に返す。
【0101】次に、図3から図16までを用い、使用状
況分析部25の動作について以下に説明する。
【0102】使用状況分析部25は定型情報分析部51
を備えており、定型情報分析部51は課金用基本明細デ
ータ23aからプロダクトで使用された部品別の使用時
間、使用時間帯及び使用者などを分析し、定型利用状況
分析データ52を出力する。
【0103】使用状況分析部25は、定型利用状況分析
データ52からプロダクト部品別利用状況レポート41
とプロダクト分品別ピーク時利用状況レポート42を出
力する。
【0104】プロダクト部品別利用状況レポート41
は、各プロダクトの利用状況、即ちどの部品がいつどの
程度使用されたかを部品別に示したものである。このレ
ポートはベンダーとエンドユーザの双方に利用される。
【0105】プロダクト分品別ピーク時利用状況レポー
ト42は、集中的に使用されるプロダクト又は部品の経
時変化を表示する。このレポートは主にエンドユーザに
提供される。このレポートを参照することにより、エン
ドユーザは、プロジェクトのどの段階でどのプロダクト
又はどの部品を主に使用したかを知ることができる。そ
こで、これを、例えば、次回にASP業者と部品使用の
ライセンス契約を結ぶ際の参考にすることができる。
【0106】また、ベンダー又はエンドユーザは、We
bサーバ48(図3)を介して定型的利用状況分析デー
タ52を参照することができる。
【0107】図4は、ベンダーの端末に表示されるベン
ダー向け部品別利用状況43の一例を示した図である。
【0108】ベンダー名欄61には当該ベンダーの名称
が表示される。ベンダーは原則として自社に属する顧客
のデータのみ見ることができる。
【0109】プロダクト名62には分析の対象となるプ
ロダクトの名称が表示される。このプロダクト名は、当
該ベンダーが取り扱っているプロダクトの中から選択す
ることができる。期間欄63には分析の対象となる期間
が表示される。この期間は当該ベンダーが任意に設定す
ることができる。
【0110】部品コード欄64にはプロダクト名欄62
に表示されたプロダクトを構成する部品のコードが表示
される。部品名欄65には、例えば、「回路図入力」や
「シミュレーション」などの部品コード欄64のコード
に対応する部品名が表示される。
【0111】顧客欄66は、ベンダーの顧客の一覧が法
人及び個人別に表示される。顧客欄66は各顧客に一意
的に付与した顧客番号、顧客名、法人又は個人の区分か
ら構成されている。
【0112】使用時間欄67は、各顧客がこの部品を期
間欄63で指定した期間に使用した時間の合計が表示さ
れる。また、法人と個人別にそれぞれ合計使用時間7
2、73、平均使用時間68、70と使用顧客数69、
71が表示される。
【0113】また、これらの表示は部品を選択して行う
こともできるし、全部品を表示することもできる。
【0114】図5は、エンドユーザの端末に表示された
エンドユーザ向け部品別利用状況44の一例を示した図
である。
【0115】顧客名欄75には当該顧客の名称が表示さ
れる。原則として当該顧客は自分のデータのみ参照する
ことができる。ベンダー名欄76には当該顧客がライセ
ンス契約しているベンダーの名称が表示される。期間欄
77には分析の対象となる期間が表示される。この期間
はエンドユーザが設定できるようになっている。
【0116】プロダクト名欄78、部品コード欄85及
び部品名欄79の表示内容はそれぞれ図4のプロダクト
名欄62、部品コード欄64及び部品名欄65と同様で
ある。使用者欄80は使用者番号欄と使用者名欄からな
り、プロダクト名欄78に表示されたプロダクトを使用
した者が表示される。
【0117】使用時間欄81には、使用者欄80に表示
された各使用者が部品コード欄85に表示された部品を
使用した時間が表示される。
【0118】合計使用時間欄82、平均使用時間欄8
3、使用者数総計欄84には、それぞれ使用者欄80に
表示された者達が部品コード欄85で表示された部品を
使用した時間の合計時間と平均時間、及びこの部品を使
用した者の総数が表示される。
【0119】また、これらの表示は部品を選択して行う
こともできるし、全部品を表示することもできる。
【0120】使用状況分析部25は、更に図3に示した
ように部品別目的別利用状況分析部56を備えている。
【0121】部品別目的別利用状況分析部56は、課金
用基本明細データ23aと一般的使用目的データ53、
顧客別便用目的情報54及び部品カテゴリー情報55を
基に部品別及び目的別に利用状況を分析して、目的別利
用状況分析レポート45を作成する。
【0122】このレポートは、エンドユーザの利用目的
情報を参照して現在のプロダクトの利用法が最適かどう
かを分析するための資料に用いる。この分析はASP業
者が行い、この分析を基にしてエンドユーザに助言を行
う。
【0123】一般的使用目的データ53、顧客別便用目
的情報54及び部品カテゴリー情報55は、データベー
ス28に記憶されているデータからバックオフィス27
によって作成される。
【0124】図6は、一般的使用目的データ53の一例
を表にした図である。一般的使用目的データ53にはプ
ロダクトを使用する目的が登録されている。
【0125】一般的使用目的データ53は、目的コード
90と目的91から構成されている。目的91は、例え
ば携帯電話用電子回路の設計やFM(Frepuency Modul
ation )ラジオ用プリント基板の設計などのプロダクト
を使用する目的を表している。目的コード90は、目的
91を識別するコードを表している。
【0126】図7は、顧客別便用目的情報54の一例を
表にした図である。顧客別使用目的情報54には顧客ご
とかつプロジェクトごとにプロダクトの使用目的が登録
されている。
【0127】顧客別使用目的情報54は、顧客名92、
プロジェクト名93、目的コード94、技術レベル95
から構成されている。顧客名92は、ASP業者の顧客
の名称であり、プロジェクト名93はこれらの顧客がプ
ロダクトを用いているプロジェクトの名称である。目的
コード94は、プロジェクトの目的が目的コードで表さ
れている。
【0128】なお、目的コード94は使用目的ごとにあ
らかじめ決められている。技術レベル95は、当該顧客
が有する当該プロジェクトにおける技術レベルが「高
い」、「普通」、「低い」などと表されている。
【0129】図8は、部品カテゴリー情報55の一例を
表にした図である。このデータはあるプロダクトにおけ
る、各部品の利用目的及び付随情報が記録されている。
【0130】部品カテゴリー情報55は、プロダクト名
100、ベンダー名101、部品名102、目的コード
103、機能104及び価格105で構成されている。
【0131】プロダクト名100は分析の対象となるプ
ロダクト名を表している。
【0132】ベンダー名101は、ASP業者がサービ
スを提供しているベンダーの名称から構成されている。
部品名102は、ベンダーの顧客が使用している部品名
から構成されている。目的コード103は、ベンダーの
顧客が当該部品を使用している目的の目的コードを表し
ている。機能104は、ベンダーが顧客に提供している
各部品の機能を「高」、「中」、「低」の3段階で表し
ている。
【0133】図9は、目的別利用状況分析レポート45
を示した図である。このレポートは、使用状況分析部2
5の部品別目的別利用状況分析部56が図6から図8に
示した一般的使用目的データ53、顧客別使用目的情報
54及び部品カテゴリー情報55と課金用基本明細デー
タ23aから作成する。目的別利用状況分析レポート4
5は、同一目的のために使用する同一部品の数ヶ月に渡
る利用状況の遷移を表す。これはエンドユーザがベンダ
ーなどとライセンス契約する際に最適な部品選択を行う
なときに参考資料とすることができる。
【0134】目的別利用状況分析レポート45は顧客名
欄115、目的コード欄116、プロダクト名欄11
0、部品名欄111、使用年月日欄112、利用人数欄
113、使用時間合計欄114などから構成されてい
る。
【0135】顧客名欄115には、分析の対象となる顧
客の名称が表示される。目的コード欄116には、顧客
がプロダクトを使用した目的のコードが表示される。
【0136】プロダクト名欄110には、顧客がこの目
的のために使用したプロダクト名が表示される。
【0137】部品名欄111には、顧客が使用したプロ
ダクトの部品名が表示される。使用年月日欄112に
は、使用年月日が一カ月ごとに表示される。使用年月日
欄112に表示される期間はASP業者が設定すること
ができる。
【0138】利用人数欄113には各部品を使用年月日
欄112に示した月の間に使用した者の人数が表示され
る。
【0139】使用時間合計欄114には、各部品が使用
年月日欄112に示した月の間に使用された時間が表示
される。
【0140】更に運用サーバ4の使用状況分析部25
は、図3に示した顧客層別プロダクト使用状況分析部6
0を備えている。
【0141】顧客層別プロダクト使用状況分析部60
は、基本課金明細データ23a、顧客区分情報58、ベ
ンダー別マーケティング戦略59から顧客層別のプロダ
クト使用状況を分析し、マーケティング適否判定レポー
ト46を作成する。顧客セグメント情報58、ベンダー
別マーケティング戦略59の各データは、バックオフィ
ス27がデータベース28のデータから作成する。
【0142】マーケティング適否判定レポート46は、
顧客を層別にまとめたデータと、ベンダーのマーケット
戦略(どのような客層を営業の対象とするかなど)を比
較することによりベンダーのマーケット戦略の適否を判
定する。
【0143】図10(a)、図10(b)はそれぞれ個
人顧客と法人顧客の顧客区分情報の一例を表にした図で
ある。
【0144】図10(a)に示したように個人顧客は性
別121と、例えば20歳以上30歳末満といったよう
な年齢122と、例えば1年末満といったようなCAD
経験年数123などの情報により幾つかの区分124に
グループ分けされている。
【0145】図10(b)に示したように法人顧客は、
例えば自動車部品メーカーと言ったような業種及び業態
125と、従業員数126、設立年数127などにより
複数の区分128にグループ分けされている。
【0146】図11は、ベンダーがASP業者に登録し
たベンダー別マーケティング戦略59の一例である。ベ
ンダー別マーケティング戦略59は、ベンダー名13
0、プロダクト名131、部品コード132及びターゲ
ットユーザ区分133で構成されている。
【0147】図11に示したベンダー別マーケティング
戦略59の例は、ベンダー「XXX」はプロダクト「A
AA」の部品コード「A−1」で表された部品を販売す
るターゲットとして区分「C030021」のユーザを
考えているということを意味している。
【0148】図12は、使用状況分析部25の顧客層別
プロダクト使用状況分析部60が作成したマーケティン
グ適否判定レポート46の一例を示した図である。
【0149】マーケティング適否判定レポート46は、
期間欄135、ベンダー名欄136、プロダクト名欄1
41、部品コード欄137、利用ユーザ区分欄138、
利用率欄139及び適否判定欄140などから構成され
ている。
【0150】期間欄135には分析の対象とした期間が
表示され、これはASP業者が任意に設定できる。ベン
ダー名欄136には分析の対象となったベンダーの名称
が表示される。プロダクト名欄141には分析の対象と
なるプロダクト名が表示される。部品コード欄137に
は分析の対象となる部品のコードが表示される。利用ユ
ーザ区分欄138には、部品コード欄137に表示され
た部品を使用したユーザの区分が表示される。利用率欄
139には部品コード欄137に表示された部品が利用
ユーザ区分欄138の各ユーザに使用された割合をパー
セントで表示したものである。
【0151】適否判定欄140は、以上の分析とあらか
じめベンダーから取得してあるベンダー別マーケティン
グ戦略59を比較した結果を「優良」、「良」、「要検
討」の何れかで表示する。
【0152】図12の例では、ベンダーは部品「A−
1」の販売ターゲットとして区分「C030021」の
ユーザを想定しているのに対し、上記の分析の結果区分
「C030021」のユーザの部品「A−1」利用率は
35パーセントであるのに対し、区分「C05214
3」のユーザの利用率は60パーセントであることが判
明した。これによってASP業者はベンダーに区分「C
052143」のユーザヘの対応を考えるように助言す
ることができる。
【0153】更に、使用状況分析部25は、図3に示し
た部品項目シミュレーション部174を備えている。部
品項目シミュレーション部174は基本課金明細データ
23aと、現行プロダクト構成データ171、重点項目
パラメータ172、ユーザ利用状況データ173から部
品構成シミュレーションを行い、最適部品構成分析レポ
ート47を作成する。
【0154】現行プロダクト構成データ171、重点項
目パラメータ172、各データはバックオフィス27が
データベース28のデータから作成する。
【0155】ユーザ利用状況データ173は、バックオ
フィス27が課金用基本明細データ23aから作成す
る。
【0156】最適部品構成分析レポート47は、ASP
業者がプロダクトを構成する部品を取捨選択して廉価版
のプロダクトをベンダーに作成する場合、各部品ごとの
稼働率や料金体系などから最適の部品の組合せを推奨す
るレポートである。
【0157】このレポートは例えば、ワークステーショ
ン用のプロダクトからパーソナルコンピュータ用の廉価
版プロダクトを作成し、プラットフォームを移し替える
ときなどに有用な情報を提供する。
【0158】図13は、現行プロダクト構成データ17
1の一例を表にした図である。このデータは現行のプロ
ダクトの部品構成などに関するものである。
【0159】現行プロダクト構成データ171は、ベン
ダー名145、プロダクト名146、部品名147、部
品コード148、価格149及び変更に要する工数15
0などから構成されている。
【0160】ベンダー名145は、このレポートの対象
となるベンダーの名称を表している。
【0161】プロダクト名146は、廉価版プロダクト
を作る基になるプロダクトの名称を表している。部品名
147は、例えば回路図入力とかシミュレーションな
ど、現行のプロダクトが有している部品の名称を表して
いる。部品コード148は、各部品のコードを表してい
る。価格149の各データは、各部品を廉価版プロダク
トに組み込む費用を表している。変更に要する工数15
0の各データは、各部品を廉価版プロダクトに組み込む
のに必要な工数を表している。
【0162】図14は、重点項目パラメータ172のデ
ータの一例を表にした図である。
【0163】このデータには部品を選択して廉価版のプ
ロダクトを作成する際にベンダーが重視する項目が記録
されている。
【0164】重点項目パラメータ172のデータは、項
目151と重視するレベル152から構成されている。
【0165】項目151の各データは例えば、「選択さ
れた部品の合計価格を低くしたい」とか、「利用状況の
高い物を選択したい」などの廉価版プロダクトを作成す
る際に重点を置くべき各項目から構成されている。
【0166】重視するレベル152の各データは、項目
151の各項目をどの程度重視するかを「高」、
「中」、「低」の3段階で表している。
【0167】図15はユーザ利用状況データ173の一
例を表にした図である。
【0168】ユーザ利用状況データ173はプロダクト
名153、部品名154、利用人数155、使用時間合
計156、利用率157、プロダクト総計158の各項
目から構成されている。
【0169】プロダクト名153のデータは、廉価版プ
ロダクトを作成する対象となるプロダクトの名称を表し
ている。部品名154の各データは、このプロダクトを
構成している各部品の名称を表している。利用人数15
5の各データは、部品名154で示した各部品を利用し
た者の延べ人数を表している。使用時間合計156の各
データは、部品名154で示した各部品が使用されたの
べ時間を表している。
【0170】利用率157の各データは、部品名154
で示した各部品が使用された時間の割合を表している。
プロダクト総計158の各データは、プロダクト名15
3で示した当該プロダクトを利用した者の人数と使用合
計時間を表している。
【0171】図16は、最適部品構成分析レポート47
を示した図である。このレポートは、使用状況分析部2
5の部品項目シミュレーション部174が現行プロダク
ト構成データ171、重点項目パラメータ172、ユー
ザ利用状況データ173から作成したものである。
【0172】このレポートは、プロダクト名欄161、
部品名欄162、部品コード欄163欄、価格欄164
変更に要する工数欄165及び合計欄166などから構
成されている。プロダクト名欄161には、廉価版を作
成する対象となるプロダクトの名称が示されている。
【0173】部品名欄162には、当該廉価版のプロダ
クトに組み込む部品の名称が示されている。部品コード
欄163には、部品名欄162に表示された部品のコー
ドが表示されている。価格欄164には、部品名欄16
2に記載された部品を廉価版プロダクトに組み込む価格
が表示されている。変更に要する工数欄165には、廉
価版プロダクトに部品名欄162に表示された部品を廉
価版プロダクトに組み込む工数が表示されている。
【0174】合計欄166には、廉価版プロダクトに部
品名欄162に表示された各部品を組み込むのに必要な
価格と工数の合計値が表示される。
【0175】ベンダーは、プロダクトを再編成して廉価
版のプロダクトを作成する際に、最適部品構成分析レポ
ート47を参考にすることができる。
【0176】以上のように本実施の形態では、ASP業
者はエンドユーザのプロダクトの使用状況を部品単位で
把握できるため、各部品ごとの使用状況に応じ課金でき
る。また、ASP業者はエンドユーザやベンダーに関す
るデータとプロダクトの部品別利用状況のデータを総合
的に分析することにより、エンドユーザやベンダーに向
けた有用な情報を提供することができる。
【0177】また、本実施の形態では、プロダクトを構
成する部品ごとに使用状況を取得したが、本発明はこれ
に限定するものではなく、例えば、ユーザが使用したフ
ァンクションなど、更に細かい単位でプロダクトの使用
状況を取得する場合も本発明の範囲に含まれる。
【0178】以上、添付図面を参照して本発明の好まし
い実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握
される技術的範囲において種々の形態に変更可能であ
る。
【0179】例えば、本発明に係るシステムは、上に述
べたようにネットワーク機能を利用して実現されるが、
これは本発明に係るシステムをネットワークを利用した
システムに限定するものではない。例えば、ユーザのコ
ンピュータにプロダクトをインストールし、ユーザがス
タンドアローンで使用した場合にユーザが使用した各部
品の使用時間に対して課金する形態とすることもでき
る。また、プロダクトをインストールした高機能コンピ
ュータをユーザに貸し出し、ユーザが使用した部品ごと
の使用時間に対し課金する事もできる。更に、例えば、
顧客企業内にプロダクトを備えたサーバを設置し、企業
内LANでこれを使用して、各部品ごとの使用時間に対
応して課金することもできる。
【0180】また、上述した実施の形態ではプロダクト
のレスポンスを向上させるため、プロダクト自体は、ク
ライアント端末6a、6b、・・・にインストールして
あるが、これは本発明を、プロダクトがクライアント端
末6a、6b、・・・にインストールされている場合に
限定するものではない。例えば、プロダクトをASP業
者のサーバに置き、クライアント端末6a、6b、・・
・上のWebブラウザなどを介してユーザがプロダクト
を使用することもできる。
【0181】また、上述した実施の形態ではASP業者
のサーバシステム1とクライアントシステム6をネット
ワーク7を介して常時接続しているが、これは、例えば
プロダクトの使用開始時と使用終了時のみに接続するな
ど、必要に応じて断続的に接続するものとしても良い。
【0182】更に、上述した実施の形態では、ネットワ
ーク7はインターネットとされていたが、これはインタ
ーネットに限定するものではなく、LANや、WAN
(ワイド・エリア・ネットワーク)やパソコン通信ネッ
トワーク、衛星や携帯端末などを介したネットワークと
することもできる。
【0183】また、上述した実施形態では、プロダクト
が複数の構成部品から構成されている場合を説明した
が、プロダクトが複数の構成部品から構成されていない
場合、すなわち、ユーザが、プロダクト全体を借りるこ
とになる形態でも本発明は実施可能である。この場合も
プロダクトは、ライセンスマネージャ13が組み込まれ
た状態でクライアントシステム6内の端末6aにインス
トールされる。前述した実施形態と相違するのは、ライ
センスサーバ3a、3b、3cは、プロダクト全体の使
用許諾を行って、プロダクト全体の使用開始時間、使用
終了時間といった使用状況を取得し、運用サーバ4は、
プロダクト全体についての使用料金を計算する、という
点だけである。その他は、プロダクトが複数の構成部品
から構成されていない場合であっても、前述の実施形態
と同様である。
【0184】
【発明の効果】本発明によれば、複数の部品から構成さ
れているソフトウェアをネットワークを介してユーザに
貸し出すにあたって、ユーザのソフトウェア使用状況を
部品単位で把握することができる。そこで、これらの部
品単位の使用状況から様々な有用な情報を得ることがで
きると共に、部品単位の使用について課金することがで
きる。
【0185】そのため、ユーザは高価なソフトウェアを
購入する必要がなく、プロジェクトの進展に従って最新
のソフトウェアの必要な部品を、必要な回数だけ使用す
ることができる。このため、ソフトウェアの維持管理、
バージョンアップなどに費やす費用や労力などを削減で
き、新製品などの開発費を削減することができる。
【0186】また、ASP業者はユーザの部品使用状況
を統計処理することにより、様々な有益な情報を得るこ
とができ、これらの情報を例えば新たなソフトウェアを
開発する際の資料にしたり、ユーザにソフトウェアの適
切な使用法をアドバイスするために使用したりすること
ができる。
【0187】また、本発明によれば、複数の部品から構
成されているソフトウェアの各部品をユーザが使用した
時間を取得することができる。そこで、この使用時間に
対してユーザに課金できる。更に、どのユーザがどの業
務のどの箇所でどの部品をどれだけの時間使用したかと
いう情報などを取得することができる。この情報を分析
することにより、様々な有益な情報を得ることができ
る。
【0188】また、本発明によれば、複数の部品から構
成されているソフトウェアの各部品をユーザが使用した
回数を取得することができるので、この使用回数に対し
てユーザに課金できる。更に、ユーザがどの業務のどの
箇所でどの部品をどれだけの回数使用したかという情報
などを取得することができる。この情報を分析すること
により、様々な有益な情報を得ることができる。
【0189】また、本発明によれば、ユーザはネットワ
ークを介してサーバで認証され、またユーザのソフトウ
ェア使用状況もネットワークを介してサーバに記録され
る。そこで、複数のユーザを一元的に管理することがで
きると共にユーザの各部品使用状況を容易に取得するこ
とができる。
【0190】また、本発明によれば、ネットワークを介
してソフトウェアを貸し出すシステムにおいて、貸し出
すソフトウェアには第一のライセンスマネージャが組み
込まれていて、クライアントシステム内の端末にインス
トールされている、一方、ソフトウェアを貸し出す側の
サーバシステムのサーバコンピュータ内に第二のライセ
ンスマネージャが存在していて、クライアントシステム
とサーバシステムとの間には、インターネットと、特定
の通信プロトコルに従う信号しか通さないファイアウォ
ールが存在している、という状況の下で、前記第一のラ
イセンスマネージャと第二のライセンスマネージャとの
間で交信を行いながら、ソフトウェアの使用状況の把
握、使用料金の算出等を行うことができる。しかも、前
記第一のライセンスマネージャと、第二のライセンスマ
ネージャとの間では、通信経路を意識することなく、あ
たかも両者が同一のLANの中に存在しているかのよう
にして交信を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るソフトウェア貸し出しシステムの
構成例を示した図である。
【図2】本発明に係るソフトウェア貸し出しシステムを
構成する各要素の相互関係の一例を示した図である。
【図3】認証ログとベンダーログから各種データを加工
作成するプロセスを示した図である。
【図4】ベンダー向け部品別利用状況オンライン参照の
一例を示した図である。
【図5】エンドユーザ向け部品別利用状況オンライン参
照の一例を示した図である。
【図6】一般的使用目的データの一例を示した図であ
る。
【図7】顧客別使用目的情報の一例を示した図である。
【図8】部品カテゴリー情報の一例を示した図である。
【図9】目的別利用状況分析レポートを示した図であ
る。
【図10】(a)は、個人顧客の顧客区分情報の一例を
示した図であり、(b)は、法人顧客の顧客区分情報の
一例を示した図である。
【図11】ベンダー別マーケティング情報の一例を示し
た図である。
【図12】マーケティング適否判定レポートの一例を示
した図である。
【図13】現行プロダクト構成データの一例を示した図
である。
【図14】重点項目パラメータのデータの一例を示した
図である。
【図15】ユーザ別利用状況データの一例を表にして表
した図である。
【図16】最適部品構成分析レポートの一例を示した図
である。
【図17】本発明に係るソフトウェア貸し出しシステム
に採用される通信形態の構成を示すブロック図である。
【図18】図17図示の通信形態において、クライアン
トシステムのライセンスマネージャからサーバシステム
のライセンスマネージャへのリクエスト動作を説明する
図である。
【図19】図17図示の通信形態において、サーバシス
テムのライセンスマネージャからクライアントシステム
のライセンスマネージャへのレスポンス動作を説明する
図である。
【図20】図18図示のリクエスト動作におけるプロト
コル変換動作を説明する図である。
【図21】図19図示のレスポンス動作におけるプロト
コル変換動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 サーバシステム 2 認証サーバ 3 ライセンスサーバ 4 運用サーバ 5 プロダクトサーバ 6 クライアントシステム 6a、6b、6c クライアント端末 12 プロダクト 13 ライセンスマネージャ 16 利用者認証部 17 認証ログ部 17a 認証ログ 18 ライセンスマネージャ 19 個別ライセンスマネージャ 20 プロダクト部品別管理ログ部 20a プロダクト部品別管理ログ 22 課金システム部 23 課金用基本明細部 23a 課金用基本明細データ 24 料金請求部 25 使用状況分析部 26 各種サービス部 28 データベース 41 プロダクト部品別使用状況 42 プロダクト部品別ピーク時利用状況レポート 45 目的別利用状況レポート 46 マーケティング適否判定レポート 47 最適部品構成分析レポート 301、302 LAN L4、L6 外部ネットワーク(インターネッ
ト) L7 インターネット接続(ダイヤルアップ又はLAN
直結) 200 サーバシステム側の信号変換サーバ 230 クライアントシステム側のファイアウォール装
置 231 サーバシステム側のファイアウォール装置 233 ファイアウォール装置 242 クライアントシステム側のインターフェース部 243 クライアントシステム側の信号変換手段 252 サーバシステム側のインターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC 1/00 15/00 330Z 15/00 330 9/06 660C

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアを貸し出し、クライアント
    システム内の端末で使用させる、ネットワークを介した
    ソフトウェア貸し出しシステムにおいて、 ネットワークを介して単数又は複数のクライアントシス
    テムと接続可能な、単数又は複数のサーバコンピュータ
    を備えたサーバシステムが、 前記ネットワークを介して前記クライアントシステム内
    の端末からソフトウェア使用要求を取得する使用要求取
    得手段と、 この使用要求取得手段が使用要求を取得した後、前記ク
    ライアントシステム内の端末から前記ネットワークを介
    して送られてきた本人を確認する情報によりユーザを認
    証する認証手段と、 この認証手段がユーザを認証した後、前記クライアント
    システム内の端末に、ソフトウェアの使用を許諾する使
    用許諾手段と、 この使用許諾手段により使用許諾を受けたソフトウェア
    につき、前記ネットワークを介して前記クライアントシ
    ステム内の端末におけるソフトウェアの使用状況を取得
    する使用状況取得手段と、 この使用状況取得手段により取得した使用状況から前記
    ソフトウェアの使用料金を算出する使用料金算出手段
    と、 を備えていることを特徴とするソフトウェア貸し出しシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 複数の部品から構成されたソフトウェア
    を貸し出し、クライアントシステム内の端末で使用させ
    る、ネットワークを介したソフトウェア貸し出しシステ
    ムにおいて、 ネットワークを介して単数又は複数のクライアントシス
    テムと接続可能な、単数又は複数のサーバコンピュータ
    を備えたサーバシステムが、 前記ネットワークを介して前記クライアントシステム内
    の端末からソフトウェア使用要求を取得する使用要求取
    得手段と、 この使用要求取得手段が使用要求を取得した後、前記ク
    ライアントシステム内の端末から前記ネットワークを介
    して送られてきた本人を確認する情報によりユーザを認
    証する認証手段と、 この認証手段がユーザを認証した後、前記クライアント
    システム内の端末に前記複数の部品から構成されたソフ
    トウェアの各部品ごとの使用を許諾する使用許諾手段
    と、 この使用許諾手段により使用許諾を受けたソフトウェア
    につき、前記ネットワークを介して前記クライアントシ
    ステム内の端末における前記各部品ごとの使用状況を取
    得する使用状況取得手段と、 この使用状況取得手段により取得した前記各部品ごとの
    前記使用状況から前記各部品ごとの使用料金を算出する
    使用料金算出手段と、 を備えていることを特徴とするソフトウェア貸し出しシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 使用状況取得手段は、前記クライアント
    システム内の端末において前記各部品が使用された時間
    を前記各部品ごとに取得し、前記使用料金算出手段は前
    記各部品ごとに取得された各使用時間に基づき各部品ご
    とに使用料金を算出することを特徴とする請求項2記載
    のソフトウェア貸し出しシステム。
  4. 【請求項4】 使用状況取得手段は、前記クライアント
    システム内の端末において前記各部品が使用された回数
    を各部品ごとに取得し、前記使用料金算出手段は前記各
    部品ごとに取得された各使用回数に基づき各部品ごとに
    使用料金を算出することを特徴とする請求項2記載のソ
    フトウェア貸し出しシステム。
  5. 【請求項5】 使用料金算出手段によって算出された使
    用料金は前記ネットワークを介して前記クライアントシ
    ステム内の端末に送られることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一項に記載のソフトウェア貸し出しシス
    テム。
  6. 【請求項6】 ネットワークは前記ユーザが前記クライ
    アントシステム内の端末にてソフトウェアを使用してい
    る間、又は、複数の部品から構成されたソフトウェアの
    中のいずれかの部品を使用している間、常に接続してい
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記
    載のソフトウェア貸し出しシステム。
  7. 【請求項7】 ソフトウェア貸し出しシステムの前記サ
    ーバシステムは、特定の通信プロトコルに従う信号のみ
    を通すファイアウォールを介して前記クライアントシス
    テムに通信可能とされており、当該サーバシステムに
    は、当該サーバシステム内で通信されている信号を、前
    記特定の通信プロトコルに従う信号に変換する手段及
    び、前記特定の通信プロトコルに従う信号を当該サーバ
    システム内で通信されている信号に変換する手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項
    に記載のソフトウェア貸し出しシステム。
  8. 【請求項8】 クライアントに貸し出されるソフトウェ
    アは、第一のライセンスマネージャが組み込まれた状態
    でクライアントシステム内の端末にインストールされて
    おり、ソフトウエアを貸し出す側のサーバシステム内に
    は第二のライセンスマネージャが備えられていて、前記
    クライアントシステムの端末内の第一のライセンスマネ
    ージャと、サーバシステム内の第二のライセンスマネー
    ジャとは、インターネットと、特定の通信プロトコルに
    従う信号のみを通すファイアウォールを介して交信する
    こととなっており、前記クライアントシステムとサーバ
    システムとには、それぞれ、当該クライアントシステム
    内で通信されている信号及び、当該サーバシステム内で
    通信されている信号を、前記特定の通信プロトコルに従
    う信号に変換する手段及び、前記特定の通信プロトコル
    に従う信号を、当該クライアントシステム内で通信され
    ている信号及び、当該サーバシステム内で通信されてい
    る信号に変換する手段が備えられていることを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれか一項に記載のソフトウェア
    貸し出しシステム。
  9. 【請求項9】 単数又は複数のクライアントシステムと
    ネットワークを介して接続された、単数または複数のサ
    ーバコンピュータを備えたサーバシステムを用いて、ソ
    フトウェアを貸し出すソフトウェアの貸し出し方法であ
    って 前記ネットワークを介して前記クライアントシステム内
    の端末からソフトウェア使用要求を取得する第1のステ
    ップと、 第1のステップでソフトウェア使用要求を取得した後、
    前記ネットワークを介して前記クライアントシステム内
    の端末におけるユーザを本人であることを確認する情報
    を取得して認証する第2のステップと、 第2のステップでクライアントシステム内の端末におけ
    るユーザを本人であることを認証した後、前記クライア
    ントシステム内の端末における前記ソフトウェアの使用
    を許諾する第3のステップと、 第3のステップにおいて使用を許諾されたクライアント
    システム内の端末から、前記ネットワークを介して前記
    クライアントシステム内の端末におけるソフトウェアの
    使用状況を取得する第4のステップと、 第4のステップで取得した使用状況からソフトウェアの
    使用料金を算出する第5のステップと、 からなることを特徴とするソフトウェアの貸し出し方
    法。
  10. 【請求項10】 単数又は複数のクライアントシステム
    とネットワークを介して接続された、単数または複数の
    サーバコンピュータを備えたサーバシステムを用いて、
    ソフトウェアを貸し出すソフトウェアの貸し出し方法で
    あって前記ネットワークを介して前記クライアントシス
    テム内の端末からソフトウェア使用要求を取得する第1
    のステップと、 第1のステップでソフトウェア使用要求を取得した後、
    前記ネットワークを介して前記クライアントシステム内
    の端末におけるユーザを本人であることを確認する情報
    を取得して認証する第2のステップと、 第2のステップでクライアントシステム内の端末におけ
    るユーザを本人であることを認証した後、前記クライア
    ントシステム内の端末における前記ソフトウェアの使用
    を許諾する第3のステップと、 第3のステップにおいて使用を許諾されたクライアント
    システム内の端末から、前記ネットワークを介して前記
    クライアントシステム内の端末におけるソフトウェアの
    使用時間を取得する第4のステップと、 第4のステップで取得した使用時間からソフトウェアの
    使用料金を算出する第5のステップと、 からなることを特徴とするソフトウェアの貸し出し方
    法。
  11. 【請求項11】 単数又は複数のクライアントシステム
    とネットワークを介して接続された、単数または複数の
    サーバコンピュータを備えたサーバシステムを用いて、
    複数の部品から構成されたソフトウェアを貸し出すソフ
    トウェアの貸し出し方法であって前記ネットワークを介
    して前記クライアントシステム内の端末からソフトウェ
    ア使用要求を取得する第1のステップと、 第1のステップでソフトウェア使用要求を取得した後、
    前記ネットワークを介して前記クライアントシステム内
    の端末におけるユーザを本人であることを確認する情報
    を取得して認証する第2のステップと、 第2のステップでクライアントシステム内の端末におけ
    るユーザを本人であることを認証した後、前記クライア
    ントシステム内の端末における前記ソフトウェアの各部
    品ごとの使用を許諾する第3のステップと、 第3のステップにおいて使用を許諾されたクライアント
    システム内の端末から、前記ネットワークを介して前記
    クライアントシステム内の端末における前記各部品ごと
    の使用状況を取得する第4のステップと、 第4のステップで取得した使用状況から前記各部品ごと
    の使用料金を算出する第5のステップと、 からなることを特徴とするソフトウェアの貸し出し方
    法。
  12. 【請求項12】 単数又は複数のクライアントシステム
    とネットワークを介して接続された、単数または複数の
    サーバコンピュータを備えたサーバシステムを用いて、
    複数の部品から構成されたソフトウェアを貸し出すソフ
    トウェアの貸し出し方法であって前記ネットワークを介
    して前記クライアントシステム内の端末からソフトウェ
    ア使用要求を取得する第1のステップと、 第1のステップでソフトウェア使用要求を取得した後、
    前記ネットワークを介して前記クライアントシステム内
    の端末におけるユーザを本人であることを確認する情報
    を取得して認証する第2のステップと、 第2のステップでクライアントシステム内の端末におけ
    るユーザを本人であることを認証した後、前記クライア
    ントシステム内の端末における前記ソフトウェアの各部
    品ごとの使用を許諾する第3のステップと、 第3のステップにおいて使用を許諾されたクライアント
    システム内の端末から、前記ネットワークを介して前記
    クライアントシステム内の端末における前記各部品ごと
    の使用時間を取得する第4のステップと、 第4のステップで取得した使用時間から前記各部品ごと
    の使用料金を算出する第5のステップと、 からなることを特徴とするソフトウェアの貸し出し方
    法。
  13. 【請求項13】 複数の部品から構成されたソフトウェ
    アの使用要求を取得する第1の機能と、 第1の機能で使用要求を取得した後、前記ソフトウェア
    のユーザを本人であることを確認する第2の機能と、 第2の機能でソフトウェアのユーザを本人であることを
    確認した後、前記ソフトウェアの使用を前記各部品ごと
    に許諾する第3の機能と、 第3の機能で許諾された前記各部品ごとの前記ユーザに
    よる使用状況を取得する第4の機能と、 第4の機能で取得された使用状況から前記各部品ごとの
    使用料金を算出する第5の機能とをコンピュータに実現
    させるためのコンピュータプログラム。
  14. 【請求項14】 受信した信号を、特定のIPヘッダの
    プロトコル種別と、特定のTCPメッセージのポート番
    号を有するTCP/IPアプリケーションプロトコルに
    従う信号から、当該信号を受信したシステム内で通信可
    能な信号に変換すると共に、送信する信号を、当該信号
    を送信するシステム内で通信可能な信号から特定のIP
    ヘッダのプロトコル種別と、特定のTCPメッセージの
    ポート番号を有するTCP/IPアプリケーションプロ
    トコルに従う信号に変換する第1の機能と、 ソフトウェアの使用要求を取得する第2の機能と、 第2の機能で使用要求を取得した後、前記ソフトウェア
    のユーザを本人であることを確認する第3の機能と、 第3の機能でソフトウェアのユーザを本人であることを
    確認した後、前記ソフトウェアの使用を許諾する第4の
    機能と、 第4の機能で許諾されたソフトウェアの前記ユーザによ
    る使用状況を取得する第5の機能と、 第5の機能で取得された使用状況からソフトウェアの使
    用料金を算出する第6の機能とをコンピュータに実現さ
    せるためのコンピュータプログラム。
  15. 【請求項15】 受信した信号を、特定のIPヘッダの
    プロトコル種別と、特定のTCPメッセージのポート番
    号を有するTCP/IPアプリケーションプロトコルに
    従う信号から、当該信号を受信したシステム内で通信可
    能な信号に変換すると共に、送信する信号を、当該信号
    を送信するシステム内で通信可能な信号から特定のIP
    ヘッダのプロトコル種別と、特定のTCPメッセージの
    ポート番号を有するTCP/IPアプリケーションプロ
    トコルに従う信号に変換する第1の機能と、 複数の部品から構成されたソフトウェアの使用要求を取
    得する第2の機能と、 第2の機能で使用要求を取得した後、前記ソフトウェア
    のユーザを本人であることを確認する第3の機能と、 第3の機能でソフトウェアのユーザを本人であることを
    確認した後、前記ソフトウェアの使用を前記各部品ごと
    に許諾する第4の機能と、 第4の機能で許諾された前記各部品ごとの前記ユーザに
    よる使用状況を取得する第5の機能と、 第5の機能で取得された使用状況から前記各部品ごとの
    使用料金を算出する第6の機能とをコンピュータに実現
    させるためのコンピュータプログラム。
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