JP2002157408A - ソフトベンダサーバ、ソフトウェア販売システムおよびソフトウェア販売方法 - Google Patents

ソフトベンダサーバ、ソフトウェア販売システムおよびソフトウェア販売方法

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JP2002157408A
JP2002157408A JP2000356149A JP2000356149A JP2002157408A JP 2002157408 A JP2002157408 A JP 2002157408A JP 2000356149 A JP2000356149 A JP 2000356149A JP 2000356149 A JP2000356149 A JP 2000356149A JP 2002157408 A JP2002157408 A JP 2002157408A
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Yoshiko Sekine
佳子 関根
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守サービスなどを必要とするソフトウェア
を電子商取引により販売するソフトウェア販売システム
およびソフトウェア販売方法を提供する。 【解決手段】 ソフトウェア購入者とソフトウェアの販
売契約を締結するステップと、ソフトウェア購入者と代
理店との間で結ばれる保守契約の締結を仲介するステッ
プと、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェアとこ
のソフトウェアにオプションで付属するサービスの販売
を行うソフトベンダサーバ、ソフトウェア販売システム
およびソフトウェア販売方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク上で取引を行う電子
商取引が一般的になってきている。これは、ソフトウェ
アの売買取引においても同様である。
【0003】しかし、代理店による保守・サポートがな
ければ使用できない、または使用することが極めて難し
いCADソフトウェアのようなソフトウェアが電子商取
引により商取引されることは、極めて希である。すなわ
ち、このようなソフトウェアは、ほとんどの場合、保守
サービス業者などの代理店により販売される。このよう
に、CADソフトウェアなどが代理店を介して販売され
る理由としては、例えば次のようなことがあげられる。
【0004】このようなソフトウェアを購入するユー
ザ(以下、ソフトウェア購入者と表記する。)は、代理
店・保守サービス員等(以下、まとめて保守サービス員
と表記する。)に、使用環境にあったソフトウェアの選
定をしてもらったり、またはこの選定のための助言をし
てもらう必要があるという理由が挙げられる。ソフトウ
ェア購入者は、例えばCADソフトウェアのような非常
に専門的なソフトウェアを購入する場合、どのようなソ
フトウェアを購入すればよいのか、また、どのようなオ
プションデータ・プログラム(上記ソフトウェアに組み
込み、特定の機能等を付加するデータ・プログラム)な
どを購入すればよいのかなどを自ら判断することが非常
に難しい。そのため、このソフトウェアの購入に際して
も保守サービス員の技術的なサポートを必要とするから
である。
【0005】また、ソフトウェア購入者は、ソフトウ
ェア購入後に、保守サービス員からソフトウェアの使用
訓練を受ける必要があるという理由があげられる。前記
したようなソフトウェアを保守サービス員の指導なしに
的確に使用するこは、極めて難しいからである。
【0006】また、ソフトウェア購入者は、ソフトウ
ェアの保守・修理を保守サービス員に依頼する必要があ
るという理由があげられる。このように保守サービス員
に依頼しなければならないのは、このようなソフトウェ
アは業務に使用されることが多いため、迅速かつ確実に
通常(元)の状態へ戻す必要があるからである。
【0007】さらに、ソフトウェア購入者は、不具合
・バグが訂正されていたり、新しい機能が付加されたり
している(アップグレードされた、バージョンアップさ
れた)ソフトウェアを入手する必要があるという理由が
あげられる。このようなソフトウェアを導入すべきか否
かの判断は、ソフトウェア購入者にとって困難なもので
あり、またこのソフトウェアの導入も、難しいからであ
る。また、予めこのようなソフトウェアの購入を申し込
むことで、一般に、ソフトウェア購入金額(代金)が安
くなるからである。すなわち、このように予め購入申込
を受けることで、ソフトベンダは、ソフトウェアの配布
数を把握することが可能となり、必要最小限の個数生産
すればよくなるため、ソフトウェアを安価で提供するこ
とが可能となるからである。
【0008】このように、保守・サポートがなければ使
用することが極めて難しいようなソフトウェアの購入者
は、前記したような保守・サポートを行う保守サービス
員を擁する代理店の存在を必要とする。そのため、この
ようなソフトウェアは、この代理店を介して販売される
のが一般的であった。言い換えれば、ソフトベンダは、
ソフトウェア購入者とこのようなソフトウェアを電子商
取引することは極めて難しかった。すなわち、代理店の
介在なしにこのようなソフトウェアをソフトウェア購入
者と直接取引することは、極めて困難であった。この従
来のソフトウェア販売方法の一例を、図3を参照しなが
ら説明する。
【0009】まず、ソフトウェア購入者160は、代理
店(保守サービス員)150のアドバイスなどを参考に
して購入するソフトウェアを決定する。次いで、このソ
フトウェアの購入申込を代理店150に対して行う。
【0010】代理店150は、代理店150の倉庫にこ
のソフトウェアがある場合、この倉庫にあるソフトウェ
アをソフトウェア購入者160へ渡す(矢印180)。
この倉庫になかった場合、ソフトベンダ140にこのソ
フトウェアを発注する。ソフトベンダ140は、このソ
フトウェアがソフトベンダ140の倉庫にある場合、こ
の倉庫にあるソフトウェアを代理店150へ渡す(矢印
170)。なかった場合、このソフトウェアを生産し、
代理店150へ渡す。また、上記ソフトウェアがすでに
製造を中止されたものであった場合には、ソフトベンダ
140は、代理店150にその旨を通知する(矢印17
0)。代理店150は、この旨をソフトウェア購入者1
60へ通知し(矢印180)、他のソフトウェアを選択
させなくてはならない。
【0011】ソフトウェア購入者160は、ソフトベン
ダからソフトウェアのライセンスの発給を待たなけれ
ば、このソフトウェアを使用することができない。すな
わち、ソフトベンダは、このライセンスを発行すること
で、ソフトウェア購入者160にこのソフトウェアを使
用することを許可する。このライセンスの発給方法とし
ては、様々な方法が用いられるが、現在、ネットワーク
を介してライセンスを発給する方法が多く用いられてい
る。
【0012】この方法は、ソフトウェア購入者160が
ユーザ端末110からソフトベンダシステム120へラ
イセンスの発給要求を送信し、これに対してソフトベン
ダシステム120がユーザ端末110へライセンス情報
を送信する方法である。より詳述すると、以下のように
なる。
【0013】ソフトウェア購入者160は、ユーザ端末
110を介してソフトベンダシステム120へライセン
ス発給要求を送信する。このライセンス発給要求は、ラ
イセンスの発給を要求する旨と、所定の情報を含む。こ
の所定の情報は、特に限定されないが、例えば、購入し
たソフトウェア固有の製造番号などのIDやソフトウェ
ア購入者160の氏名などを含めるようにしてもよい。
【0014】ソフトベンダシステム120は、受信した
ライセンス発給要求が所定の要件を満たしているか判定
する。この所定の要件は、任意に定めることができ、例
えば、上記IDが正規なものであることを要件としても
よい。上記ライセンス発給要求が上記所定の要件を満た
している場合、ソフトベンダシステム120は、ユーザ
端末110にライセンス(上記ソフトウェアの使用許
可)を含むライセンス情報(ライセンスファイル)を送
信する。
【0015】ソフトウェア購入者160は、ユーザ端末
110が上記ライセンス情報を受信した後、このソフト
ウェアを使用することができるようになる。このように
上記ライセンス情報(ファイル)を受信するまで上記ソ
フトウェアの使用を制限する方法としては、公知の方法
が用いることができる。
【0016】保守サービス員(代理店150)は、上記
ライセンスが発給された時期を見計らい、ソフトウェア
購入者160のもとへ出向き、保守契約を締結しなけれ
ばならない(矢印180)。保守契約が締結された場
合、この旨をソフトベンダ140へ通知する。
【0017】以上のように、このようなソフトウェア
は、従来の代理店を介在させてソフトウェア購入者にソ
フトウェアを販売する流通経路で販売されていた。従っ
て、ソフトベンダとソフトウェア購入者との間で電子商
取引が行わず、代理店が介在する従来型の取引が行われ
ているということで、以下のような問題点が指摘されて
いた。
【0018】第1の問題点として、電子商取引ではない
ために代理店の中間マージンが発生してしまうというこ
とが指摘されていた。そのため、ソフトウェアの料金
は、電子商取引で売買されるソフトウェアと比較する
と、この中間マージン分高いものとなってしまう。ま
た、料金が上記中間マージン分高くなってしまうため、
このソフトウェアの価格競争力は低下してしまう。従っ
て、ソフトベンダは、価格競争力を高めるため、自らの
利益を圧縮したり、代理店の利益を圧縮したりする必要
がある。
【0019】第2の問題点として、ソフトベンダおよび
代理店は、ソフトウェアを保管する倉庫などを用意し、
管理しなければならないという問題点が指摘されてい
た。そのため、ソフトベンダ、および代理店は、ソフト
ウェアの販売に労力・コストを要してしまう。特に、販
売数を正確に把握することは極めて困難であるため、ソ
フトベンダ、および/または代理店は、ソフトウェアの
在庫を抱えなければならないということが指摘されてい
た。
【0020】また、代理店は、ソフトウェア購入者から
注文を受けたソフトウェアを有していない場合、ソフト
ウェアベンダからこのソフトウェアを取り寄せる必要が
生じる。このような場合、代理店は、ソフトウェアの販
売のために多くの労力・時間・コストを割かなければな
らない。ソフトベンダにもこのソフトウェアの在庫がな
かった場合には、ソフトベンダがこのソフトウェアを再
生産するまで待たなければならない。また、ソフトベン
ダがこのソフトウェアの生産を中止してしまっている場
合、このソフトウェアに代わるソフトウェアを新たに探
し、ソフトウェア購入者に提示する必要が生じる。
【0021】このように代理店または/およびソフトベ
ンダにソフトウェアの在庫がなかった場合、ソフトウェ
ア購入者は、ソフトウェアの使用開始時期が遅れてしま
う。従って、業務などに支障をきたしてしまう。
【0022】第3の問題点として、保守契約を行うこと
が難しいという問題点が指摘されている。この保守契約
は、上記保守サービス員がソフトウェア購入者に所定の
事項やサインを契約書に記入させることで締結される。
そして、代理店(保守サービス員)は、この契約が締結
された旨をソフトベンダに報告する必要があった。
【0023】しかし、この保守契約は、予め定められた
期間内に締結されなければならないという制限がある場
合が多い。この期間は、例えば、ライセンス発給から所
定の期間やソフトウェア購入時から所定の期間などと定
められる。従って、保守サービス員、およびソフトウェ
ア購入者は、ソフトウェア購入から保守契約までの一連
の取引を迅速に行わなければならない。
【0024】このように保守契約を締結することができ
る期間を定めるのには、種々の理由がある。この理由と
しては、例えば、CADソフトウェアの様に専門的なソ
フトウェアが、専門的な知識を有する保守サービス員の
指導なしに使用されることで生じるソフトウェアまたは
/およびユーザ端末の故障などを防止するという理由も
ある場合がある。
【0025】それにもかかわらず、保守契約は、保守サ
ービス員とソフトウェア購入者によって行われているた
め、保守契約を締結可能な期間内に締結されないことが
ある。すなわち、この保守契約も電子化(電子商取引
化)されていないため、迅速に行うことができない。
【0026】例えば、保守契約の締結可能な期間がライ
センス発給後と定められている場合を想定すると、保守
サービス員は、ライセンス発給前にソフトウェア購入者
のもとへ訪問しても契約を締結することができない。ま
た、契約を締結できる期間であったとしても、ソフトウ
ェア購入者(または責任者など)が不在の場合にも、保
守契約は締結されない。また、ソフトウェア購入者は、
契約を行うか検討するため、上記保守サービス員の訪問
を受けてすぐに契約を締結するとは限らない。さらに、
代理店は、数多くの顧客(ソフトウェア購入者)を抱え
ているため、個々のソフトウェア購入者が保守契約を締
結可能な期間を把握しきれない場合も生じる。
【0027】ソフトベンダは、保守契約を締結可能な期
間外には締結できないものと設定することもある。この
場合、ソフトウェア購入者は、保守契約が結ぶことがで
きないため、前記したようなこの契約に基づいたサービ
スを受けることができない。この場合、代理店とソフト
ウェア購入者との間に、保守契約が結べなかった責任の
所在を巡る争いが生じる場合があった。
【0028】また、ソフトベンダは、保守契約が上記期
間外に締結された場合、上記期間内に締結された場合に
比べて保守契約のための料金を高く設定することもあ
る。このような場合、高くなってしまった料金を代理店
が負担するのかソフトウェア購入者が負担するのか問題
となってしまう。
【0029】また、ソフトベンダまたは代理店は、保守
契約が上記期間外に締結された場合、上記期間内に締結
された場合に比べて保守契約の内容を限定することもあ
る。このような場合、ソフトウェア購入者と代理店との
間に、上記保守契約を上記期間内に締結することができ
なかった責任問題が発生してしまう。
【0030】また、保守契約が代理店を介して行われる
ため、ソフトウェア購入者が保守サービスを受けること
ができるようになるまでの時間が長くなってしまうこと
もあった。すなわち、代理店(保守サービス員)を介し
て保守契約が行われるため、この保守契約が締結される
までに要する時間は、電子化された他の商取引などに比
べて長くなってしまう。これにより、保守サービスの開
始時期は遅れてしまう。
【0031】第4の問題点として、ソフトベンダがソフ
トウェアを販売してから料金を受け取るまでの時間が長
くなってしまい、また料金徴収のために多くのステップ
(管理工程)を必要としてしまうということがあげられ
る。上述したように、ソフトウェアの販売に代理店を仲
介させるため、料金徴収に必要とされる管理工数は極め
て多くなってしまう。また、ソフトベンダは、料金をソ
フトウェア購入者から直接徴収する場合に比べて、ソフ
トウェアを販売してから料金を受け取るまでに要する時
間は極めて長くなってしまう。
【0032】第5の問題点として、ソフトウェアの販売
情報(購入情報)と保守登録情報の管理をソフトベンダ
と代理店とが別々に行わなければならないという問題点
があげられる。すなわち、ソフトベンダと代理店とがそ
れぞれソフトウェア購入者に関する情報を管理しなけれ
ばならない。従って、このシステム全体の管理工数は非
常に多くなってしまい、管理コストも高いものになって
しまう。また、この情報の変更・訂正などをソフトベン
ダおよび代理店のそれぞれで行わなければならない。従
って、同一のソフトウェア購入者に関する情報であるに
もかかわらず、両者に保有される情報が相違したものと
なってしまう可能性が生じる。このように、両者でソフ
トウェア購入者の保守契約の内容に関する情報が異なっ
ている場合、このソフトウェア購入者は、自らが契約し
た内容の保守サービスを受けることができなくなってし
まう場合もあった。また、契約内容を確認する必要が生
じてしまうため、保守サービスを受けるまでに時間を要
してしまうこともあった。
【0033】これに対し特開2000−196769号
公報には、保守サービスセンタと各戸とを電話網および
WWWによって接続してなる家電製品保守修理サービス
システムであって、前記保守修理サービスセンタが前記
WWWに保守修理サービス登録用のホームページを公開
するWWWサーバと、前記各戸から送られてきた自己故
障診断情報に基づいて故障診断し、必要な修理技術情報
を提示する故障診断装置と、顧客情報を管理する顧客デ
ータベースと、前記故障診断装置の故障診断処理に利用
する情報を登録する故障診断データベースとを備え、各
戸が家電製品それぞれに組み込まれた自己故障診断手段
と、この自己故障診断手段の自己故障診断情報を収集
し、故障発生時に前記電話網を通じて前記保守サービス
センターに自動的に連絡する機器情報管理装置とを備え
た第1の従来技術が開示されている。
【0034】また、特開2000−148876号公報
には、コンピュータシステムをベンダウェブサイトに対
して識別するために使用する組み込まれた自動顧客識別
子をコンピュータシステムに与える方法において、前記
コンピュータシステムに対するトークンを有する通常の
HTML内容をトークン置換プログラムに与え、前記コ
ンピュータシステムに特定のシステムおよびオーダー情
報を前記トークン置換プログラムに与え、前記トークン
置換プログラムは前記通常のHTML内容と前記システ
ムおよびオーダー情報とを結合してシステム特定内容を
発生し、前記システム特定内容を前記コンピュータシス
テムのハード駆動装置にインストールする第2の従来技
術が開示されている。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術によれば、家電製品に故障が発生した場合
には、その故障に対して原因の特定、必要な修理技術、
必要とされる交換部品の特定などの故障診断を行い、故
障が発生した顧客の居所を特定するとともに必要な修理
情報をも保守サービス員に提案することが可能となる
が、上記問題点については何ら対応策を示しているとは
言えない。
【0036】また、上記第2の従来技術によれば、コン
ピュータシステムの修理またはグレードアップするのに
利用可能なハードウェアおよびソフトウェア構成要素の
リストと、顧客がコンピュータシステムの問題を決定し
潜在的に固定することを可能にするトラブルシューティ
ング命令とを含めた特定情報などをウェブページに自動
的に表示可能となるが、上記問題点については何ら対応
策を示しているとは言えない。
【0037】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、保守サービスなどを必要とするソフトウェアを
電子商取引により販売するソフトベンダサーバ、ソフト
ウェア販売システムおよびソフトウェア販売方法を提供
することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載のソフトベンダサーバは、ソフトウ
ェア購入者にソフトウェアを販売する契約を締結する手
段と、代理店とソフトウェア購入者との間で結ばれる保
守契約の締結を仲介する手段と、を有することを特徴と
する。
【0039】請求項2記載のソフトウェア販売方法は、
ソフトウェア購入者とソフトウェアの販売契約を締結す
るステップと、ソフトウェア購入者と代理店との間で結
ばれる保守契約の締結を仲介するステップと、を有する
ことを特徴とする。
【0040】請求項3記載のソフトウェア販売システム
は、ユーザ端末と、ソフトベンダサーバと、代理店サー
バと、を有するソフトウェア販売システムであって、ユ
ーザ端末は、ソフトベンダサーバから取得した製品情報
をソフトウェア購入者へ提示する手段と、購入申込情報
をソフトベンダサーバへ送信する手段と、ソフトベンダ
サーバから取得した保守契約に関する情報をソフトウェ
ア購入者へ提示する手段と、ソフトベンダサーバへ保守
契約申込情報を送信する手段と、代理店サーバと保守情
報を送受信する手段と、を有し、ソフトベンダサーバ
は、ユーザ端末に製品情報を提示する手段と、購入申込
情報を受信する手段と、売買契約締結要件が満たされた
場合に、購入申込情報からソフトウェア購入者のユーザ
情報を作成する手段と、製品送付要件が満たされた場合
に、購入申込情報で特定されるソフトウェアをソフトウ
ェア購入者へ送付するよう配送センタへ指示する手段
と、保守契約情報送信要件が満たされた場合に、保守契
約に関する情報をユーザ端末に送信する手段と、保守契
約申込情報を受信する手段と、保守契約締結要件が満た
された場合に、保守契約申込情報をユーザ情報に付加す
る手段と、ユーザ情報を代理店サーバへ提示する手段
と、保守契約申込情報から判断される保守契約が有効な
期間を代理店サーバへ通知する手段と、代理店サーバか
ら受信した保守情報をユーザ情報に付加する手段と、を
有し、代理店サーバは、ソフトベンダサーバから受信し
たユーザ情報を代理店に提示する手段と、ソフトベンダ
サーバから受信した保守サービス契約が有効な期間を代
理店に提示する手段と、ユーザ端末および代理店サーバ
との保守情報の送受信手段と、を有することを特徴とす
る。
【0041】請求項4記載の発明は、請求項3のソフト
ウェア販売システムにおいて、送受信手段は、ユーザ端
末から受信した保守情報、および代理店サーバで作成さ
れた保守情報を、ソフトベンダサーバへ送信することを
特徴とする。
【0042】請求項5記載の発明は、請求項3または4
のソフトウェア販売システムにおいて、ユーザ端末は、
ソフトウェアのライセンスの発給要求をソフトベンダサ
ーバへ送信する手段と、ソフトベンダサーバからライセ
ンスを受信した後、ソフトウェア購入者にソフトウェア
を使用させる手段と、をさらに有し、ソフトベンダサー
バは、ライセンスの発給要求を受信する手段と、ライセ
ンス発給要件が満たされた場合に、ライセンスをライセ
ンスの発給要求で特定されるユーザ端末へ送信する手段
をさらに有することを特徴とする。
【0043】請求項6記載のソフトウェア販売方法の発
明は、製品情報をユーザ端末に提示するステップと、ユ
ーザ端末から購入申込情報を受信するステップと、売買
契約締結要件が満たされた場合に、購入申込情報からソ
フトウェア購入者のユーザ情報を作成するステップと、
製品送付要件が満たされた場合に、購入申込情報で特定
されるソフトウェアをソフトウェア購入者へ配送するよ
う配送センタに指示するステップと、ライセンス発給要
件が満たされた場合に、ユーザ端末にライセンスファイ
ルを送信するステップと、保守契約に関する情報の送信
要件が満たされた場合に、保守契約に関する情報をユー
ザ端末に送信するステップと、ユーザ端末から保守契約
申込情報を受信するステップと、保守契約締結要件が満
たされた場合に、保守契約申込情報をユーザ情報に付加
するステップと、ユーザ情報を代理店サーバに送信する
ステップと、保守契約情報をユーザ情報に付加した後
に、保守契約申込情報から判断される保守契約期間を代
理店サーバに通知するステップと、を有することを特徴
とする。
【0044】請求項7記載の発明は、請求項6のソフト
ウェア販売方法において、代理店サーバから製品情報を
取得するステップと、製品情報をユーザ情報に付加する
ステップと、をさらに有することを特徴とする。
【0045】請求項8記載の発明は、請求項7のソフト
ウェア販売方法において、代理店サーバがユーザ端末か
ら受信した製品情報を取得するステップをさらに有する
ことを特徴とする。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明
は、本発明の一実施形態の説明であり、本発明は、以下
の説明には限定されない。すなわち、以下の説明は、一
実施形態を示すと同時に、その他の変形、変更、置換が
意図される。
【0047】[ソフトウェア販売システム]図1は、本
発明のソフトウェア販売システムの一構成例を示す。図
1に示すように、このソフトウェア販売システムは、ユ
ーザ端末10と、ソフトベンダシステム20と、代理店
システム30と、ソフトベンダ提携銀行40を有する。
なお、ソフトベンダ提携銀行40は、なくてもよい。上
記各構成要素は、インターネットなどのネットワーク1
00を介して通信を行うことができるものとする。この
各構成要素間のネットワーク100、および各構成要素
間の通信方法は、任意の通信ネットワーク、および任意
の通信方法を採用することができる。
【0048】[ユーザ端末10]ユーザ端末10は、パ
ーソナルコンピュータなどの情報処理装置であり、ソフ
トウェア購入者が使用するものとする。ユーザ端末10
としては、購入したソフトウェア内のプログラム・デー
タを処理可能なものであり、直接または間接にネットワ
ーク100を介して後述するような通信を行うことがで
きるものであればよい。
【0049】ユーザ端末10は、ソフトベンダシステム
20がネットワーク100を介して提供する製品情報を
ソフトウェア購入者に提示する機能を有する。この製品
情報としては、例えば、ソフトウェア・データなどに関
する情報であり、製品の名称、型番、商品番号、価格、
機能などの情報がある。
【0050】例えば、ユーザ端末10は、この製品情報
を文字または/および画像としてユーザ端末10の画面
に表示するようにしてもよい。また、この製品情報に、
ソフトウェアなどのサンプルプログラムや使用期間が限
定されたプログラムなどを含めるようにしてもよい。こ
の場合、ユーザ端末10は、このプログラムなどを処理
することで、このソフトウェアの機能などをより具体的
にソフトウェア購入者へ提示することが可能となる。
【0051】なお、この製品情報に含まれない情報をソ
フトベンダシステム20から取得できるようにしてもよ
い。言い換えれば、ユーザ端末10は、このソフトウェ
アに関する質問をソフトベンダシステム20に送信し、
この質問に対する返答をソフトウェア購入者に表示した
りすることで提示することができるようにしてもよい。
また、この製品情報に含まれない情報は、ネットワーク
を介しない方法でソフトウェア購入者に提示されるよう
にしてもよい。すなわち、ソフトベンダは、パンフレッ
トやサンプルプログラムなどを、郵便などで送付するよ
うにしてもよい。この場合、ソフトベンダシステム20
は、ソフトベンダまたは/および配送センタにこれらの
資料を上記ソフトウェア購入者へ送付するように指示し
てもよい。
【0052】このように、ソフトウェア購入者は、製品
情報をソフトベンダから入手することが可能となる。こ
れにより、ソフトウェア選定段階での代理店の介在を省
くことが可能となる。
【0053】また、ユーザ端末10は、ソフトウェアの
購入申込情報をソフトベンダシステム20に送信する機
能を有する。この購入申込情報に含まれる情報は、少な
くとも購入注文情報と、契約書などの電子文書類と、を
含み、このほかに使用ユーザ端末情報などを含むように
してもよい。この購入申込情報の送信方法としては、例
えば、ソフトベンダシステム20がネットワーク100
上に提示するホームページに必要な事項などを記載し、
これを送信するようにしてもよい。また、ソフトベンダ
システム20が提供するソフトウェア購入申込情報を作
成するために必要なデータに必要な事項などを記載して
作成された購入申込情報を送信するようにしてもよい。
【0054】購入注文情報は、購入を希望するソフトウ
ェア名などの製品を特定可能な情報である。例えば、注
文者(ソフトウェア購入者)名、ソフトウェアの送付
先、注文内容などを含む。上記電子文書類は、購入を希
望する旨やソフトウェア購入者の情報などの契約(申
込)内容を含む情報である。この電子文書類は、ソフト
ベンダ20がネットワーク100上で提供する書類を用
いるようにしてもよい。すなわち、ソフトウェア購入者
は、この書類に氏名などの必要情報を記入することで、
この契約書などを含む電子文書類を作成することができ
る。使用ユーザ端末情報は、このソフトウェアを使用す
るユーザ端末10の固有のCPUIDなどの情報であ
る。
【0055】また、ユーザ端末10は、ソフトベンダシ
ステム20からソフトウェアなどの製品のライセンスを
取得する機能を有する。すなわち、ライセンス発給要求
をソフトベンダシステム20へ送信し、ライセンスを含
むライセンスファイルを返信させる。
【0056】このライセンスは、ソフトベンダが発給す
るソフトウェアの使用許可である。このライセンスの内
容は任意であり、ライセンスの取得方法はネットワーク
100を介して送受信できる方法であればよい。上記ラ
イセンス発給要求は、固有のソフトウェア製造番号やユ
ーザ端末10を特定可能なCPUIDなどとすることが
できる。上記ライセンス発給要件は、ソフトベンダシス
テム20が上記ライセンスファイルをユーザ端末10へ
送信するか判断するための要件である。
【0057】なお、ユーザ端末10は、このライセンス
を受信しないとこの(購入した)ソフトウェアを使用で
きないようにしてもよい。この方法としては、公知の方
法を用いることができる。
【0058】また、ユーザ端末10は、ソフトベンダシ
ステム20にネットワーク100を介して提示された保
守サービスに関する情報をユーザ端末10に提示する。
この情報としては、例えば、保守契約書ファイルや保守
サービス・契約の約款などがある。
【0059】また、ソフトウェアの保守サービスの契約
の申込情報(保守契約申込情報)をソフトベンダシステ
ム20に送信する機能を有する。この保守契約の申込情
報としては、特に限定されないが、例えば、購入したソ
フトウェアの製品情報、保守契約を結ぶ代理店名、保守
契約内容、上記ライセンスに関する情報などを含むよう
にしてもよい。この保守契約の申込情報の送信方法は、
特に限定されない。例えば、ソフトベンダシステム20
がユーザ端末10に提示するサイトに所定の情報を記入
し、これを送信する方法を用いてもよい。また、ソフト
ベンダシステム20から提供された上記保守契約書ファ
イルに所定の情報を記入してソフトベンダシステム20
へ送信するようにしてもよい。
【0060】また、ユーザ端末10は、上記ソフトウェ
アの料金や保守サービスに対する料金をソフトベンダ提
携銀行40を介してソフトベンダまたは代理店に支払う
機能を有する。ソフトベンダ提携銀行40は、ソフトウ
ェア購入者からソフトベンダまたは代理店への料金の支
払いを仲介するものであればよい。従って、ソフトウェ
ア購入者は、あらかじめソフトベンダ提携銀行にお金を
入金し、ソフトベンダ提携銀行40は、このお金の中か
ら上記料金分をソフトベンダまたは代理店に支払うよう
にしてもよい。また、ソフトベンダ提携銀行40に上記
料金を立て替えさせるようにしてもよい。ソフトウェア
購入者は、ユーザ端末10を介して、上記料金の支払い
に必要な情報をソフトベンダ提携銀行40へ送信する。
【0061】なお、ソフトウェア購入者は、ソフトベン
ダ提携銀行40を介さず、直接に、または従来の金融シ
ステムなどを用いて上記料金を支払うようにしてもよ
い。
【0062】また、ユーザ端末10は、各種保守情報を
作成し、これを代理店システム30へ送信できるものと
する。この保守情報としては、例えば、保守契約の延長
を希望する旨に関する情報や保守サービス員の派遣を求
める情報などがある。
【0063】[ソフトベンダシステム20]ソフトベン
ダシステム20は、例えばワークステーションやサーバ
などの情報処理装置であり、ソフトベンダにより使用さ
れる。ソフトベンダシステム20は、少なくとも、後述
するような判断を行うことができ、ユーザ情報を管理す
ることができ、および各構成要素とネットワーク100
を介した通信を行うことができるものであればよい。
【0064】ソフトベンダシステム20は、前記したよ
うに、上記製品情報をネットワーク100を介してユー
ザ端末10に提示する。また、前記したように、ユーザ
端末10から上記製品情報以外の情報を要求された場
合、この情報をユーザ端末10へ送信するようにしても
よい。この情報は、ソフトベンダシステム20がプログ
ラム処理により作成されるようにしてもよく、また、ソ
フトベンダの管理者などに作成されるようにしてもよ
い。情報の提示方法としては、例えば、前記したような
方法がある。すなわち、上記製品情報をインターネット
のホームページとしてユーザ端末10に提示するように
してもよい。また、上記製品情報を含むファイルをユー
ザ端末10へ送信するようにしてもよい。また、上記製
品情報を含む資料などを上記ソフトウェア購入者へ送信
するようにソフトベンダまたは/および配送センタに指
示するようにしてもよい。
【0065】また、ソフトベンダシステム20は、売買
契約締結要件が満たされたか判断する機能を有する。こ
の売買契約締結要件としては、特に限定されないが、例
えば、上記購入申込情報が必要事項を含むこととしても
よい。上記売買契約締結要件が満たされていない場合に
は、この旨をユーザ端末10へ通知するようにしてもよ
い。この売買契約締結要件が満たされた場合、上記ソフ
トウェア購入者とソフトベンダとの間にソフトウェアの
売買契約が締結したものとされる。
【0066】上記売買契約締結要件が満たされた場合に
は、上記購入申込情報からユーザ情報を作成する。ここ
で作成されるユーザ情報は、上記購入注文情報に含まれ
るソフトウェア購入者の名前や製品の送り先などが含ま
れるソフトウェア購入者固有の情報である。以下、購入
申込情報から作成されたユーザ情報を、注文者情報と表
記し、後述する他の情報と区別する。
【0067】ソフトベンダシステム20は、この注文者
情報を、ユーザ端末10に通知してもよい。。また、代
理店システム30に通知するようにしてもよい。ソフト
ウェア購入者は、この注文者情報が正しいか判断し、間
違っている場合には、正式な購入申込情報を送信しなお
す。上記注文者情報が正しい場合には、ソフトウェアの
代金(料金)を入金したりする。すなわち、ソフトウェ
ア購入者は、上記注文者情報を受信することで、売買契
約が締結されたことを知得できる。
【0068】また、ソフトベンダシステム20は、製品
(ソフトウェア)送付要件が満たされた場合に、配送セ
ンタにソフトウェアの送付指示を発する。例えば、上記
購入申込情報が所定の要件を満たし、ソフトウェアの代
金が入金された場合にこの製品送付要件が満たされたも
のとしてもよい。なお、ネットワーク100を介してソ
フトウェアを送信するようにしてもよい。
【0069】また、ソフトベンダシステム20は、上記
ソフトウェア購入者から料金が納入されたことを確認す
る機能を有していてもよい。この機能は、公知の技術に
より実現することができる。例えば、ソフトベンダ提携
銀行40から上記料金の入金があった旨の通知を受ける
ことで、料金が納入されたことを確認するようにしても
よい。
【0070】また、ソフトベンダシステム20は、ユー
ザ端末10からライセンス発給要求を受信し、ライセン
ス発給要件が満たされた場合に、上記ライセンスをユー
ザ端末10へ送信するようにしてもよい。このライセン
ス発給要件は、例えば、ソフトウェア固有の製造番号
や、ソフトウェアが使用されるユーザ端末10を特定す
るための情報(例えばCPUIDなど)がユーザ端末1
0から送信されたこととしてもよい。
【0071】上記要求がライセンス発給要件を満たして
いる場合には、この要求に含まれる情報をライセンス登
録情報として上記注文者情報に付加する。そして、上記
ライセンスを含むライセンスファイルをユーザ端末10
へ送信する。また、ここで作成された注文情報、または
このライセンス登録情報を代理店システム30へ送信す
るようにしてもよい。
【0072】なお、このライセンスファイルには、前記
したように、ユーザ端末10で上記ソフトウェアを使用
可能とするためのデータを含めるようにしてもよい。こ
の場合、このソフトウェアは、このデータが格納された
ユーザ端末10でしか起動できないようにする。
【0073】また、ソフトベンダシステム20は、上記
ライセンスファイルを送信した際、または送信後、ユー
ザ端末10に、保守契約に必要な情報を提示する機能を
有する。この情報の提示方法としては、任意の方法を用
いることができる。例えば、ネットワーク100を介し
てユーザ端末10に上記情報を提示するようにしてもよ
い。また、上記情報を含むファイルをユーザ端末10へ
送信するようにしてもよい。この情報としては、前記し
たように、保守契約書ファイルや約款を含めるようにし
てもよい。このように、上記保守契約に必要な情報の送
信要件が満たされた場合に、この情報は送信される。
【0074】なお、上記情報に複数の代理店名を含める
ようにし、ソフトウェア購入者に保守サービスを受ける
代理店を選択させるようにしてもよい。この場合、代理
店毎に保守サービス内容が異なるようにしてもよい。
【0075】また、ソフトベンダシステム20は、ユー
ザ端末10から上記保守契約申込情報を受信すると、保
守契約締結要件が満たされたか判断する機能を有する。
この保守契約締結要件は、例えば、ユーザ端末10から
必要事項が記載された電子文書(保守契約書)を受信し
たこととしてもよい。また、ネットワーク100を介し
てユーザ端末10に提示する保守契約サイトに必要事項
が記載されたこととしてもよい。なお、これに加え、保
守サービスに対する料金の支払いがあったことを一要件
としてもよい。
【0076】そして、この保守契約申込情報から保守登
録情報を作成し、上記ユーザ情報に加える。このユーザ
情報、または保守登録情報は、代理店システム30へ送
信される。また、ソフトベンダシステム20は、この情
報をユーザ端末10へ送信するようにしてもよい。この
ように、保守契約締結要件が満たされた場合、上記ソフ
トウェア購入者と上記代理店との間に保守契約が締結さ
れたこととなる。
【0077】また、ソフトベンダシステム20は、保守
サービスの開始日をユーザ端末10および代理店システ
ム30に通知する。この保守サービス(契約)は、上記
開始日以後に行われる。ただし、ここで通知される内容
は、保守サービスの開始日に限定されない。すなわち、
ソフトベンダシステム20は、上記保守契約申込情報か
ら保守契約の有効期間を判断し、この期間を通知すれば
よい。
【0078】また、ソフトベンダシステム20は、代理
店システム30から、代理店がソフトウェア購入者に対
して行った保守サービスの内容などを含む保守情報を受
信すると、この内容を、上記ユーザ情報の保守登録情報
に加える。
【0079】また、ソフトベンダシステム20は、ユー
ザ端末10から、保守契約内容の変更要求を含む保守情
報を受信した場合、この要求が所定の要件を満たしてい
るか判断する。この要件としては、任意に定めることが
できる。上記要求がこの要件を満たしている場合、この
保守契約内容の変更要求に含まれる情報を上記保守登録
情報に加える。そして、ユーザ情報、またはこの保守登
録情報を、少なくとも代理店システム30へ送信する。
これにより、保守サービスを停止したり、保守サービス
の内容を変更したりすることが可能となる。
【0080】また、ソフトベンダシステム20は、代理
店システム30へ登録されたユーザ情報を提示する。た
だし、代理店システム30から送信されたユーザ情報提
示要求が所定の要件を満たしている場合に、上記ユーザ
情報を提示するものとする。これにより、この要求を送
信した代理店が保守サービスを提供するソフトウェア購
入者に関する情報のみがソフトベンダシステム20に提
示されるようになる。また、代理店システム30に提供
する情報を内容的に制限するようにしてもよい。このよ
うに、ユーザ情報は、ソフトベンダシステム20のみに
管理される。従って、ユーザ情報の管理工数・コストは
大幅に軽減される。
【0081】また、ソフトベンダシステム20は、ソフ
トベンダ提携銀行40に、ソフトウェア購入者から料金
の入金があったか確認する機能を有していてもよい。ま
た、ソフトベンダ提携銀行40を介して、代理店へ料金
を送付する機能を有していてもよい。
【0082】[代理店システム30]ソフトウェアの保
守サービスを行う代理店は、代理店システム30を有す
る。代理店システム30は、前記したように、ソフトベ
ンダシステム20から受信したユーザ情報(注文者情
報、ライセンス登録情報、保守登録情報)を受信し、代
理店の管理者に提示する機能を有する。また、このユー
ザ情報を記憶する機能を有する。また、このユーザ情報
を登録する機能を有する。また、代理店が上記ソフトウ
ェア購入者に対して行った保守サービス内容をソフトベ
ンダシステム20に通知する。
【0083】また、上記ユーザ情報提示要求をソフトベ
ンダシステム20へ送信する機能を有するものとする。
この場合、前記したように所定の要件を満たせば、ソフ
トベンダシステム20からユーザ情報が提示される。従
って、ユーザ情報の管理は、ソフトベンダシステム20
のみが行えばよくなり、代理店システム30は、必要に
応じてソフトベンダシステム20にアクセスしてユーザ
情報を取り出せばよいこととなる。
【0084】また、各種保守情報の送受信をユーザ端末
10および、ソフトベンダシステム20と行う。ユーザ
端末10から送信された保守情報と代理店システム30
で作成された保守情報は、必ずソフトベンダシステム2
0へ送信するようにする。この保守情報は、前記したよ
うに、ソフトベンダシステム20によりユーザ情報(保
守契約情報)に加えられる。従って、代理店システム3
0は、保守情報を管理する必要はなくなる。代理店シス
テム30が作成する保守情報としては、例えば、サービ
スを提供した内容などの情報がある。
【0085】また、代理店システム30は、ソフトベン
ダから保守サービスに対する料金がソフトベンダ提携銀
行40を介して入金されたか確認する機能を有するよう
にしてもよい。
【0086】[ソフトベンダ提携銀行40]ソフトベン
ダ提携銀行40は、ソフトウェア購入者からソフトベン
ダへの料金の送付やソフトベンダから代理店への料金の
送付などのお金の流れを仲介する。この仲介方法として
は、前記したような公知の方法を用いることができる。
【0087】[ソフトウェア販売方法]次に、このソフ
トウェア販売システムでのソフトウェア販売方法につい
て、図1、および図2を参照しながら詳述する。なお、
以下の説明では、ネットワーク100をインターネット
とする。
【0088】まず、ソフトウェア購入者は、ユーザ端末
10を用いて、ソフトベンダ(ソフトベンダシステム2
0)がインターネット100上に開設している製品販売
ホームページにアクセスする。ユーザ端末10は、この
ホームページから、上記製品情報を取得し、これを画面
表示する。
【0089】次いで、ソフトウェア購入者は、ユーザ端
末10を介して自己が購入を希望する製品(ソフトウェ
ア)を選択し、上記購入注文情報などとともに購入申込
情報をソフトベンダシステム20へ送信する(ステップ
A1)。このようにすることで、製品の紹介から購入申
込までを、すべてネットワーク(インターネット)10
0を介して行うことが可能となる。これらの動作は、上
述の通り行うことができる。
【0090】ソフトベンダシステム20は、上記購入申
込情報を受信した後に、売買契約締結要件満たされてい
るか判断する。すなわち、上記購入注文情報などに必要
な事項が含まれているかなどを判断し、上記ソフトウェ
ア購入者とソフトウェアの売買契約を締結可能か判断す
る。上記売買契約締結要件が満たされた場合、購入注文
情報などを含む購入申込情報からソフトウェア購入者の
ユーザ情報(注文者情報)を作成し、登録する。また、
購入申込(注文)を受け付けたことをユーザ端末に通知
する。なお、代理店システム30にも通知するようにし
てもよい。この処理は、上記注文者情報をユーザ端末1
0、および代理店システム30へ送信することで行うよ
うにしてもよい(ステップA2)。なお、この通知(受
付完了通知)は、電子メールによりユーザ端末10へ送
信されるようにしてもよく、ホームページ上でユーザ端
末10に確認させるようにしてもよい。
【0091】ソフトウェア購入者は、上記受付完了通知
を確認後、ソフトウェアの代金(料金)をソフトベンダ
へ支払う(ステップA3)。なお、この支払い方法とし
ては、特に限定されず、例えば、ソフトベンダ提携銀行
40を介して支払うようにしてもよく、また、従来のよ
うに、金融機関などから直接支払うようにしてもよい。
なお、この料金の支払い時期は、少なくとも上記ユーザ
情報(注文者情報)がソフトベンダシステム20に登録
された後であればよい。従って、ソフトベンダからソフ
トウェア購入者へこのソフトウェアが送付された後にこ
の料金を支払うようにしてもよい。また、この料金を一
括で支払うか分割して支払うかといった支払い方法や、
ソフトウェアの使用権を販売するのか、使用期間や使用
頻度に応じて料金を徴収するのかといった料金体系につ
いては、任意に設定することができる。
【0092】ソフトベンダシステム20は、ソフトウェ
ア送付要件が満たされたと判定した場合に、上記ユーザ
情報(注文者情報)に含まれる送付先へこのソフトウェ
アを送付するよう配送センタへ指示する(ステップA
4)。なお、このソフトウェアは、ネットワーク(イン
ターネット)100を介してユーザ端末10に送信され
るようにしてもよい。
【0093】ソフトウェア購入者は、ユーザ端末10よ
りライセンス発給要求をソフトベンダシステム20へ送
信する(ステップA5)。このライセンス発給要求に
は、前記したように、ソフトウェア固有の製造番号や、
このソフトウェアを使用するユーザ端末10固有のCP
UIDなどのユーザ端末特定情報などを含める。このラ
イセンス発給要求の送信方法としては、例えば、ソフト
ベンダシステム20が提供するホームページに前記した
ような必要事項を記入して送信する方法を用いてもよ
い。また、上記ライセンス発給要求を電子メールなどに
よりソフトベンダシステム20へ送信するようにしても
よい。
【0094】ソフトベンダシステム20は、上記ライセ
ンス発給要求を受信した後、上記ライセンス発給要件が
満たされているか判断する。このライセンス発給要件と
しては任意に定めることができるが、例えば、ソフトウ
ェアの製造番号が正当な(すでに販売された)番号であ
るかということを要件にしてもよい。上記ライセンス発
給要件を満たされた場合、ソフトベンダシステム20
は、ユーザ端末10へライセンスを発給する。ソフトウ
ェア購入者は、このライセンスがユーザ端末10に格納
された後に、上記ソフトウェアを使用することが可能と
なる。
【0095】ソフトベンダシステム20は、上記ライセ
ンス発給後、保守契約に必要な情報をユーザ端末10に
提示する。この提示方法としては、例えば、保守契約を
締結するために必要な情報をインターネット100上に
ホームページとして提示してもよく、また、この情報を
含む電子文書をユーザ端末10に送信するようにしても
よい。上記保守契約に必要な情報とは、例えば、保守契
約書ファイルと保守契約の約款とすることができる(ス
テップA6)。
【0096】この保守契約とは、ソフトウェア購入者が
上述したような保守サービスを受けるための契約であ
る。ソフトウェア購入者は、この保守契約を結ぶこと
で、前記したようなサービスを享受する権利を享受する
ことができる。この権利としては、例えば、製品購入の
機会に一定の料金を支払っておくことで、将来的に製品
がバージョンアップされた場合に無償または定価よりも
安価な額でバージョンアップサービスを享受する権利
や、技術的サポートを一定期間自由に享受する権利など
がある。
【0097】なお、上記保守契約に必要な情報の提示時
期は、ライセンス発給後に限定されない。例えば、ライ
センス発給時としてもよく、ライセンス発給前としても
よい。少なくとも、ソフトベンダシステム20に上記注
文者情報が登録された後であればよい。すなわち、保守
契約に必要な情報の送信(提示)要件が満たされた後に
提示(送信)するようにすればよい。
【0098】ソフトウェア購入者は、ソフトベンダシス
テム20に提示された保守契約に必要な情報を参照する
ことで、保守契約を締結するか否か検討する(ステップ
A7)。保守契約を締結する場合、締結内容(サービス
を申し込む事項)に関する情報など保守契約に必要な情
報(保守契約申込情報)を、ユーザ端末10からソフト
ベンダシステム20へ送信する(ステップA8)。この
情報の送信方法としては、例えば、ソフトベンダシステ
ム20から送信された保守契約書ファイルに上記必要な
事項を加えたファイルを送信するようにしてもよい。ま
た、ソフトベンダシステム20にインターネット100
上で提示されたホームページに上記必要事項を記載し、
これを送信するようにしてもよい。保守契約が行われな
い場合、処理は終了する。
【0099】ソフトベンダシステム20は、上記保守契
約締結要件が満たされているか判断する。この要件とし
て、保守サービスに対する料金(保守代金)の支払いが
あったことを一要件とする場合、ソフトウェア購入者
は、上記料金を支払わなければならない(ステップA
8)。この料金の支払い方法は、前記したソフトウェア
の料金の支払い方法と同様、種々の方法を採用すること
ができる。なお、上記保守契約締結要件の一つに上記料
金の支払いがあったことを含めない場合、保守サービス
に対する料金の支払い時期は、上記保守契約に必要な情
報がソフトベンダシステム20に登録された後であれば
特に限定されない。
【0100】上記保守契約締結要件が満たされた場合、
ソフトベンダシステム20は、上記保守契約に必要な情
報から保守契約情報を作成し、これをユーザ情報(注文
者情報)に付加する。このユーザ情報、または保守契約
情報を、代理店システム30へ送信する(ステップA1
0)。代理店システム30は、この情報を登録する。こ
れにより、ソフトウェア購入者と代理店との保守契約が
締結される。
【0101】また、ソフトベンダシステム20は、保守
サービスの開始日を判断し、この開始日をユーザ端末1
0および代理店システム30に通知する(ステップA1
1)。この開始日は、上記保守契約内容から判断され
る。代理店は、この開始日から上記ソフトウェア購入者
へ保守サービスを提供する。ソフトウェア購入者は、こ
の開始日から上記代理店より保守サービスを享受するこ
とができるようになる。なお、前記したように、ここで
通知される情報はサービスの開始日に限定されない。従
って、上記保守契約申込情報から判断される保守契約が
有効な期間を通知するようにしてもよい。
【0102】上記開始日の後、ユーザ端末10と代理店
システム30、および代理店システム30とソフトベン
ダシステム20との間で各種保守情報の送受信を行い
(ステップA12〜A15)、保守サービスの運用が行
われる。ソフトベンダシステム20は、保守情報を受信
すると、この情報に基づき上記保守契約情報を変更す
る。代理店システム30は、作成した保守情報、および
ユーザ端末10から受信した保守情報をすべてソフトベ
ンダシステム20に通知する。これにより、保守契約情
報を含めたユーザ情報の管理が一元化される。
【0103】例えば、代理店システム30は、保守契約
を延長するか否かに関する情報が含まれた保守情報をユ
ーザ端末10から受信すると(ステップA14、A1
5)、この保守情報をソフトベンダシステム20へ送信
する(ステップA13、A12)。ソフトベンダシステ
ム20は、この保守情報に基づき上記保守契約情報(ユ
ーザ情報)を交信する。また、代理店は、ソフトウェア
購入者に対して保守サービスを行った場合、このサービ
ス提供内容を記した保守情報を作成する。そして、この
保守情報をソフトベンダシステム20へ送信する(ステ
ップA13、A12)。
【0104】このように、ソフトベンダシステム20
は、代理店とソフトウェア購入者との間で結ばれる保守
サービス契約の締結を仲介する。これにより、CADソ
フトウェアの様な電子商取引に適さない商品を、電子商
取引により販売することが可能となる。すなわち、この
ように保守サービス契約を仲介するステップを有するこ
とで、このソフトウェアを電子商取引により販売するス
テップを設けることが可能となる。
【0105】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、保守サービス(契約)を必要とするソフトウ
ェアの販売に代理店を介在させる必要がなくなる。すな
わち、このようなソフトウェアを電子商取引により販売
することが可能となる。
【0106】これにより、ソフトウェア購入者は、ソフ
トウェアの購入申込をしてから極めて短い時間でソフト
ウェアを入手することが可能となる。代理店は、ソフト
ウェアの販売や在庫の管理などを行う必要がなくなる。
すなわち、本来の業務である保守サービスのみを行えば
よくなる。ソフトベンダは、ソフトウェアの販売に必要
な労力(管理工数)を大幅に削減することが可能とな
る。また、上記代理店の中間マージンを省くことが可能
となる。また、ソフトウェアの代金(対価)を極めて早
く受け取ることが可能となる。
【0107】また、本発明によれば、保守契約を速やか
に締結することが可能となる。従って、ソフトウェア購
入者は、保守サービスを極めて早い時期から享受するこ
とが可能となる。また、代理店は、保守契約作業を行う
必要がなくなる。これにより、前記したような保守契約
時期を巡るソフトウェア購入者とのトラブルがなくな
る。
【0108】また、本発明によれば、ユーザ情報の管理
をソフトベンダのみが行えばよくなる。従って、同一の
ソフトウェア購入者の購入情報と保守登録情報とを一元
化することが可能となる。これにより、代理店は、自ら
がユーザ情報を管理する必要がなくなる。従って、この
販売システム全体の効率が向上する。また、ソフトベン
ダおよび代理店は、的確なユーザ情報を把握することが
可能となる。すなわち、前記したようなソフトウェア購
入者の情報が代理店が管理する情報と相違するといった
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるソフトウェア販売システムを説明
するためのシステム構成図である。
【図2】本発明によるソフトウェア販売システムにおけ
る販売方法を示すシーケンス図である。
【図3】従来のソフトウェア販売システム・方法を説明
するための図である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末 20 ソフトベンダシステム 30 代理店システム 40 ソフトベンダ提携銀行 100 ネットワーク 110 ユーザ端末 120 ソフトベンダシステム 130 代理店システム 140 ソフトベンダ(倉庫) 150 代理店(倉庫) 160 ソフトウェア購入者 200 ネットワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェア購入者にソフトウェアを販
    売する契約を締結する手段と、 代理店と前記ソフトウェア購入者との間で結ばれる保守
    契約の締結を仲介する手段と、 を有することを特徴とするソフトベンダサーバ。
  2. 【請求項2】 ソフトウェア購入者とソフトウェアの販
    売契約を締結するステップと、 前記ソフトウェア購入者と代理店との間で結ばれる保守
    契約の締結を仲介するステップと、 を有することを特徴とするソフトウェア販売方法。
  3. 【請求項3】 ユーザ端末と、ソフトベンダサーバと、
    代理店サーバと、を有するソフトウェア販売システムで
    あって、 前記ユーザ端末は、 前記ソフトベンダサーバから取得した製品情報をソフト
    ウェア購入者へ提示する手段と、 購入申込情報をソフトベンダサーバへ送信する手段と、 前記ソフトベンダサーバから取得した保守契約に関する
    情報を前記ソフトウェア購入者へ提示する手段と、 前記ソフトベンダサーバへ保守契約申込情報を送信する
    手段と、 前記代理店サーバと保守情報を送受信する手段と、 を有し、 前記ソフトベンダサーバは、 前記ユーザ端末に前記製品情報を提示する手段と、 前記購入申込情報を受信する手段と、 売買契約締結要件が満たされた場合に、前記購入申込情
    報から前記ソフトウェア購入者のユーザ情報を作成する
    手段と、 製品送付要件が満たされた場合に、前記購入申込情報で
    特定されるソフトウェアを前記ソフトウェア購入者へ送
    付するよう配送センタへ指示する手段と、 保守契約情報送信要件が満たされた場合に、前記保守契
    約に関する情報を前記ユーザ端末に送信する手段と、 前記保守契約申込情報を受信する手段と、 保守契約締結要件が満たされた場合に、前記保守契約申
    込情報を前記ユーザ情報に付加する手段と、 該ユーザ情報を前記代理店サーバへ提示する手段と、 前記保守契約申込情報から判断される保守契約が有効な
    期間を前記代理店サーバへ通知する手段と、 前記代理店サーバから受信した保守情報を前記ユーザ情
    報に付加する手段と、 を有し、 前記代理店サーバは、 前記ソフトベンダサーバから受信したユーザ情報を代理
    店に提示する手段と、 前記ソフトベンダサーバから受信した前記保守サービス
    契約が有効な期間を代理店に提示する手段と、 前記ユーザ端末および前記代理店サーバとの前記保守情
    報の送受信手段と、 を有することを特徴とするソフトウェア販売システム。
  4. 【請求項4】 前記送受信手段は、 前記ユーザ端末から受信した保守情報、および該代理店
    サーバで作成された保守情報を、前記ソフトベンダサー
    バへ送信することを特徴とする請求項3記載のソフトウ
    ェア販売システム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザ端末は、 前記ソフトウェアのライセンスの発給要求を前記ソフト
    ベンダサーバへ送信する手段と、 前記ソフトベンダサーバから前記ライセンスを受信した
    後、前記ソフトウェア購入者に前記ソフトウェアを使用
    させる手段と、 をさらに有し、 前記ソフトベンダサーバは、 前記ライセンスの発給要求を受信する手段と、 ライセンス発給要件が満たされた場合に、前記ライセン
    スを前記ライセンスの発給要求で特定されるユーザ端末
    へ送信する手段をさらに有することを特徴とする請求項
    3または4記載のソフトウェア販売システム。
  6. 【請求項6】 製品情報をユーザ端末に提示するステッ
    プと、 ユーザ端末から購入申込情報を受信するステップと、 売買契約締結要件が満たされた場合に、前記購入申込情
    報からソフトウェア購入者のユーザ情報を作成するステ
    ップと、 製品送付要件が満たされた場合に、前記購入申込情報で
    特定されるソフトウェアを前記ソフトウェア購入者へ配
    送するよう配送センタに指示するステップと、 ライセンス発給要件が満たされた場合に、前記ユーザ端
    末にライセンスファイルを送信するステップと、 保守契約に関する情報の送信要件が満たされた場合に、
    該保守契約に関する情報をユーザ端末に送信するステッ
    プと、 ユーザ端末から保守契約申込情報を受信するステップ
    と、 保守契約締結要件が満たされた場合に、前記保守契約申
    込情報を前記ユーザ情報に付加するステップと、 該ユーザ情報を代理店サーバに送信するステップと、 前記保守契約情報を前記ユーザ情報に付加した後に、前
    記保守契約申込情報から判断される保守契約期間を前記
    代理店サーバに通知するステップと、 を有することを特徴とするソフトウェア販売方法。
  7. 【請求項7】 前記代理店サーバから製品情報を取得す
    るステップと、 該製品情報を前記ユーザ情報に付加するステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項6記載のソフト
    ウェア販売方法。
  8. 【請求項8】 前記代理店サーバが前記ユーザ端末から
    受信した製品情報を取得するステップをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項7記載のソフトウェア販売方法。
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