JP2003323248A - 片手打ちキーボード - Google Patents

片手打ちキーボード

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JP2003323248A
JP2003323248A JP2002128262A JP2002128262A JP2003323248A JP 2003323248 A JP2003323248 A JP 2003323248A JP 2002128262 A JP2002128262 A JP 2002128262A JP 2002128262 A JP2002128262 A JP 2002128262A JP 2003323248 A JP2003323248 A JP 2003323248A
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kana
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Kei Ishii
圭 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 母音行キー4〜8やかな列キー11〜19を
一方の手で容易迅速に操作できるようになす。 【解決手段】 ローマ字日本語入力を可能としたキーボ
ードであって、本体部1上面の左右巾略中央部の下半分
範囲にスペースキー2及びエンターキー3を設け、前記
下半分範囲でこれらキー2、3の左右何れか一側に5つ
の母音行キー4〜8を配設してそれぞれに文字「A〜
O」の一文字づつを対応させて表示し、また本体部1上
面の上半分範囲に9つのかな列キー11〜19を横向き
2列に配設してそれらのそれぞれのものの第一特定位置
に、各列の先頭文字「K〜W」の一文字づつを順に対応
させて表示した構成となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンやワープ
ロのほか携帯情報端末などにも使用される片手打ちキー
ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】かな50音の第2行〜第5行までの各行
を表す一文字を表示した4つのかな行キーと、かな50
音の各列の先頭文字「あ〜わ」の一文字づつを順に表示
したかな列キーなどを備えた片手打ち用のキーボードは
既に存在している(例えば特開2001−209478
号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した在来のキーボ
ードにおいては、母音行キー、かな列キー、エンターキ
ー及びスペースキーなどの配列が片手による和文入力に
対し最適化されているとは言えず、未だ十分に入力高速
化に対応したものとなっていないものである。
【0004】また英字や数字を和文に入力する場合にお
いて、母音行キーや、かな列キーから比較的遠く離れた
英字キーや数字キーを操作することが必要となるのであ
る。本発明は斯かる問題点を解消し得るものとした片手
打ちキーボードを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では請求項1に記載したように、ローマ字日
本語入力を可能としたキーボードであって、本体部上面
の左右巾略中央部の下半分範囲にスペースキー及びエン
ターキーを前後配置に設け、前記下半分範囲でこれらス
ペースキー及びエンターキーの左右何れか一側に5つの
母音行キーを配設してそれぞれに5つの母音を表す文字
「A〜O」の一文字づつを対応させて表示し、また本体
部上面の上半分範囲に9つのかな列キーを横向き2列に
配設してそれらのそれぞれのものの日本語入力用特定区
画の第1特定位置に、かな50音の第1列を除く各列の
先頭文字「K〜W」の一文字づつを順に対応させて表示
した構成となす。
【0006】この発明においては、各キーが片手で容易
迅速に操作されるものとなり、特にスペースキーの操作
や、エンターキーの操作が従来のものより容易迅速に行
われるものとなる。またかな列キーを操作した後に母音
行キーが操作されることにより、その行のその母音と関
連した子音がパソコンなどに入力されるようになるが、
この子音を入力する際、母音行キーに表示された母音文
字が特定の母音行キーを操作するときの速度増大化に寄
与する。
【0007】上記発明は次のように具体化するのがよい
のであって、即ち、請求項2に記載したように、本体部
上面の下半分範囲でしかも前記スペースキー及びエンタ
ーキーの左右何れか一側でしかも前記5つの母音行キー
の存在しない側に、4つの矢印キー並びにBsキー、D
elキー及びInsキーを配設した構成となす。また請
求項3に記載したように、前記5つの母音行キーの手前
側となる本体部上面に2つのシフトキーを配設すると共
に、前記母音行キーや前記かな列キーの一部又は全ての
それぞれのものの日本語入力用特定区画の第2特定位置
及び第3特定位置のそれぞれに、前記文字「A〜O」及
び前記先頭文字「K〜W」の一文字以外のかな入力用の
1つの文字又は記号が表示されている構成となす。
【0008】この際、請求項4に記載したように、前記
2つのシフトキーのうちの一方は前記日本語入力用特定
区画の第2特定位置の文字又は記号を入力するためのも
ので、他方は前記日本語入力用特定区画の第3特定位置
の文字又は記号を入力するためのものである。
【0009】このようにすれば、母音行キーやかな列キ
ーの一部又は全てのもののそれぞれがこれに対応する複
数の文字又は記号の何れかをパソコンなどに入力し得る
ものとなり、これによりかな文字やその他の記号が、従
来よりも密集された少ない数の比較的平面視形状の大き
いキーを操作することによりパソコンなどに容易迅速に
入力されるようになる。
【0010】また請求項5に記載したように、前記5つ
の母音行キー及び前記2つのシフトキーからなる5つの
第一キー群と、前記4つの矢印キー並びにBsキー、D
elキー及びInsキーからなる5つの第二キー群とを
合同の配置状態になすと共に、左手入力モード或いは右
手入力モードの何れかを任意に選択するための右手左手
入力モード切換キーを設けた構成となす。
【0011】これによれば、右手入力モードが選択され
たとき、前記第一キー群がスペースキー及びエンターキ
ーの左側に位置し、また左手入力モードが選択されたと
き、前記第一キー群がスペースキー及びエンターキーの
右側に合同の配置状態で位置するものとなり、従って右
手或いは左手の何れで操作するときも、同様な感覚で操
作されるものとなる。
【0012】また請求項6に記載したように、日本語入
力状態となすための日本語入力モードキーと、英字入力
状態となすための英字入力モードキーとを設けると共
に、前記母音行キーや前記かな列キーの一部又は全ての
それぞれのものの英字入力用特定区画に、複数の英文字
又は記号を表示しており、英字入力状態において前記2
つのシフトキーの何れも操作されないときには、前記母
音行キーや前記かな列キーはこれら各キーの英字入力用
特定区画内の第4特定位置の前記英文字又は記号を入力
するためのものとなり、また英字入力状態において前記
2つのシフトキーのうちの一方のものが操作されること
により前記母音行キーや前記かな列キーはこれら各キー
の英字入力用特定区画内の第5特定位置の前記英文字又
は記号を入力するためのものとなり、また英字入力状態
において前記2つのシフトキーのうちの他方のものが操
作されることにより前記母音行キーや前記かな列キーは
これら各キーの英字入力用特定区画内の第6特定位置の
前記英文字又は記号を入力するためのものとなる構成と
なす。このように具体化したものにおいては、英字入力
状態の下で、前記母音行キーや前記かな列キーの前記第
4、第5又は第6特定位置の英文字又は記号が、パソコ
ンなどに容易迅速に入力されるようになる。
【0013】また請求項7に記載したように、数字記号
入力状態となすための数字記号入力モードキーを設け、
一方では前記母音行キーや前記かな列キーの一部又は全
てのそれぞれのものの数字記号入力用特定区画に複数の
数字や記号が表示されており、数字記号入力状態におい
て前記2つのシフトキーの何れも操作されないときに
は、前記母音行キーや前記かな列キーはこれらの数字記
号入力用特定区画内の第7特定位置の前記数字又は記号
を入力するためのものとなり、また数字記号入力状態に
おいて前記2つのシフトキーのうちの一方のものが操作
されることにより前記母音行キーや前記かな列キーはこ
れらの数字記号入力用特定区画内の第8特定位置の前記
数字又は記号を入力するためのものとなり、また数字記
号入力状態において前記2つのシフトキーのうちの他方
のものが操作されることにより前記母音行キーや前記か
な列キーはこれらの数字記号入力用特定区画内の第9特
定位置の前記数字又は記号を入力するためのものとなる
構成となす。このように具体化したものにおいては、数
字記号入力状態の下で、数字が容易迅速にパソコンなど
に入力されるようになる。
【0014】また請求項8に記載したように、前記母音
行キー及び前記かな列キーが、本体部上面の基本位置に
片手を置いた状態の下で、その片手の5指の何れかによ
り押し操作されるように配置されている構成となす。こ
のように具体化されたものにおいては、各キーは基本位
置に置かれた一方の手の中心を殆ど移動させることなく
その指で迅速に操作されるものとなる。
【0015】さらに請求項9に記載したように、本体部
の上半分範囲と下半分範囲とが重なり合う態様の2つ折
り可能となされた構成となす。これによれば、平面視大
きさが半分程度となって運搬に便利となる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る片手打ちキー
ボードの一実施例であって、右手打ち用となされたもの
を実寸大で示した平面図である。この図において、1は
扁平状の箱体からなる本体部であり、この本体部1上面
の左右巾略中央部の下半分範囲にスペースキー2及びエ
ンターキー3が前後配置に設けてある。
【0017】図示例ではエンターキー3が前側(手前
側)で、スペースキー2が後側(奥側)に配置してある
が、これらの前後は逆になしても差し支えない。これら
スペースキー2及びエンターキー3は比較的頻繁に使用
されるためその上面大きさを比較的大きくなされてタッ
チし易くなされており、一方では本体部1上面の下半分
範囲の左右各側に十分な広さのキー設置場所を確保する
必要があることから、それぞれの上面形状を台形となさ
れ、その上辺部2aが対向するような対称状に配置され
ている。
【0018】上記スペースキー2及びエンターキー3の
左側には5つの母音行キー4、5、6、7、8と2つの
シフトキー9、10が配設してある。5つの母音行キー
4、5、6、7、8及び2つのシフトキー9、10は何
れも上面形状を同じ大きさの円形となされており、それ
ぞれの上面は、日本語入力用特定区画をなす上半分範囲
a1、英字入力用特定区画をなす下半分左範囲a2、及
び、数字記号入力用特定区画をなす下半分右範囲a3の
3区画に区分されている。
【0019】そして、各母音行キー4、5、6、7、8
の上半分範囲a1の上寄り中央位置(第1特定位置)に
は少なくとも5つ母音「A〜0」の一文字づつが比較的
大きく表示されており、また各母音行キー4、5、6、
7、8の上半分範囲a1の下寄り左位置(第2特定位
置)及び下寄り右位置(第3特定位置)には句読点や括
弧などの記号が表示されている。
【0020】上記2つのシフトキー9、10は母音行キ
ー4、5、6、7、8の下側に左右配置されており、各
シフトキー9、10は上面形状を母音行キー4、5、
6、7、8と同じ大きさの円形となされ、一方のシフト
キー9には「SHIFT1」の文字が表示され、他方の
シフトキー10には「SHIFT2」の文字が表示され
ている。
【0021】一方、本体部1上面の上半分範囲の前寄り
箇所には9つのかな列キー11〜19が横向きの前後2
列となされ、キー数については前列が4つで後列が5つ
となされている。これらかな列キー11〜19は何れも
母音行キー4、5、6、7、8と同様に、上面形状を同
じ大きさの円形となされると共にそれぞれの上面を、日
本語入力用特定区画をなす上半分範囲a1、英字入力用
特定区画をなす下半分左範囲a2、及び、数字記号入力
用特定区画をなす下半分右範囲a3の3区画に区分され
ている。
【0022】そして、9つの各かな列キー11〜19の
上半分範囲a1の上寄り中央位置(第1位置)には、こ
れらかな列キー11〜19の上側の行から下側の行へそ
して各行の左側のものから右側のものへ向けて、少なく
とも、かな50音の第1列を除く各列の先頭文字に対応
した文字を表す「K〜W」の一文字づつを順に比較的大
きく表示されている。一方、9つの各かな列キー11〜
19の上半分範囲a1の下寄り左位置(第2特定位置)
と下寄り右位置(第3特定位置)には少なくとも濁音、
拗音、半濁音などを入力するための文字や記号が表示さ
れている。
【0023】また9つの各かな列キー11〜19及び5
つの母音行キー4、5、6、7、8の下半分左範囲a2
の上寄り中央位置(第4特定位置)、下寄り左位置(第
5特定位置)及び下寄り右位置(第6特定位置)には特
定配列で「A〜Z」の1つの英文字や、各種の記号の1
つが表示されている。
【0024】さらに9つの各かな列キー11〜19の下
半分右範囲a3の上寄り中央位置(第7特定位置)には
これらかな列キーの上側の行から下側の行へそして各行
の左側のものから右側のものへ向けて、数字「1〜9」
の一文字づつが順に表示され、また下半分右範囲a3の
下寄り左位置(第8特定位置)と下寄り右位置(第9特
定位置)には英字や記号が表示されている。そして1つ
の母音行キー4の下半分右範囲a3の上寄り中央位置
(第7特定位置)には数字「0」が表示され、その下寄
り左位置(第8特定位置)と下寄り右位置(第9特定位
置)には記号が表示されており、また他の4つの母音行
キー5、6、7、8の下半分右範囲a3の上寄り中央位
置(第7特定位置)、下寄り左位置(第8特定位置)及
び下寄り右位置(第9特定位置)には記号が表示されて
いる。
【0025】そして、上記9つのかな列キー11〜19
の上側には平面視形状を比較的小さい四角形となされた
9つのキー21〜29が本体部1の左右巾のほぼ全範囲
に左右向きの一列状に配設されている。
【0026】この際、左端のキー21から右方向へ向け
て第三番目となるキー23までは入力モード選択キーと
なされており、それぞれについて説明すると、左端の日
本語入力モード(「和」キー)21は日本語入力モード
(かな入力モード)になすためのもので上面に「和」の
文字を表示されており、第二番目の英字入力モードキー
(「英」キー)22は英字入力モードになすためのもの
で上面に「英」の文字を表示されており、第三番目の数
字記号入力モードキー(「数字/記号」キー)23は数
字記号入力モードになすためのもので上面に「数/記
号」の文字及び記号を表示されている。
【0027】そして、第4番目のキー24から右端のキ
ー29まではファンクションキーとなされており、それ
ぞれについて説明すると、第4番目のキー(「F1」キ
ー)24はかな文字をカタカナや英字に変換するための
もので「F1」などの文字を表示されており、第5番目
のキー(「F2」キー)25は全角モードと半角モード
の何れかを選択するためのもので「F2」などの文字を
表示されており、第6番目のキー(「F3」キー)26
は英字変換キーとして使用されるもので「F3」などの
文字を表示され、第7番目のキー(「F4」キー)27
は従来のオルトキーとして使用されるもので「F4」な
どの文字を表示され、第8番目のキー(「F5」キー)
28は従来のコントロールキーとして使用されるもので
「F5」などの文字を表示され、第9番目のキー(「F
6」キー)29は従来のタブキーとして使用されるもの
で「F6」などの文字を表示されている。
【0028】上記和キー21及び英キー22の直ぐ手前
側にはエスケイプキー30と半角全角切換キー31とが
前後配置に設けられており、それぞれのキー30、31
は従来のものと同様に作用するもので、前者には[Es
c]の文字が表示されており、後者には「半角/全角入
力モード」の文字及び記号が表示されている。また上記
コントロールキー28及びタブキー29の直ぐ手前側に
はひらがな状態とカタカナ状態とを交互に切り換えたり
或いは英大文字と英小文字とを交互に切り換えるための
キャップスロックキー100と、右手入力モードと左手
入力モードとを交互に切り換えるための右手左手入力モ
ード切換キー101とが前後配置に設けられており、前
者には[Caps Rock]などの文字などが表示さ
れており、後者には「右手/左手入力モード」の文字及
び記号が表示されている。
【0029】さらに本体部1の下半分範囲で前記スペー
スキー2及びエンターキー3の右側には第二キー群が設
けてあって、前記5つの母音行キー及び2つのシフトキ
ーからなる第一キー群と合同の配列態様となされてい
る。この第二キー群は左寄り位置に設けられた4つの矢
印キー(カーソル移動キー)32〜35のほか、右寄り
位置に設けられたバックスペースキー36、デリートキ
ー37及びインサートキー38を含むものとなってい
る。
【0030】この際、4つの各カーソルキー32〜35
にはその対応する従来と同様な一つの矢印が表示される
と共に、矢印の下側箇所に「PgUp」「PgDn」
「Home」及び「End」のうちの一つの文字が表示
されている。またバックスペースキー36、デリートキ
ー37及びインサートキー38はそれぞれに従来同様に
「Bs」、「Del」及び「Ins」のうちの一つ英文
字が表示されており、何れも従来と同様に作用するもの
となされている。
【0031】次に本実施例品の使用例及び各部の作用に
ついて説明する。使用時にはコンピュータ、ワープロ或
いは、電子手帳や携帯電話などの携帯情報端末に本実施
例品を電気的に接続すると共に、前記コンピュータなど
には以下の使用を可能となすためのプログラムを入力し
ておくことが必要である。また携帯電話に接続するには
現存の機構にさらに公知の適当な接続機構を付加する必
要がある。
【0032】右手でキー操作する場合と、左手でキー操
作する場合とがあり、右手でキー操作する場合には、
「右手/左手入力モード」キー101を必要に応じて操
作することにより右手入力モードとなし、次に右手をそ
の基本位置に位置させるのであり、これには例えば手を
自然に開いて親指を「SHIFT1」キー9に当てた状
態で小指をかな列キー19に当てるようにする。これに
より右手は略基本位置に位置した状態となる。
【0033】そして好ましくは、親指で「A」キー4、
「I」キー5、「U」キー6、「E」キー7、「O」キ
ー8、「SHIFT1」キー9、「SHIFT2」キー
10及び「Enter」キー3を操作し、人差し指で日
本語入力状態での「K」キー11、「S」キー12及
び、「H」キー15、「M」キー16及び「Spas
e」キー2を操作し、中指で「T」キー13及び「Y」
キー17を操作し、薬指で「N」キー14及び「R」キ
ー18を操作し、小指で「N」キー20及び「W」キー
19を操作する。
【0034】次に左手で操作する場合には、「右手/左
手入力モード」キー101を操作することにより左手入
力モードとなす。これにより、図2に示すように前記第
一キー群と前記第二キー群とが入れ替わるようにキー配
列が変更されるのであって、即ち、第一キー群はスペー
スキー2及びエンターキー3の右側に位置し、第二キー
群はスペースキー2及びエンターキー3の左側に位置し
た状態となる。
【0035】この際、第一キー群及び第二キー群のそれ
ぞれのキーの機能は変更されたにも拘わらず各キー上面
の表示はそのままであるため、少なくとも第一キー群及
び第二キー群に、各キー上面箇所に変更後の機能に対応
した表示のなされた専用のカバーシートを被せるように
する。
【0036】そして、左手をその基本位置に位置させる
のであり、これには図2において例えば手を自然に開い
て、親指を「SHIFT1」キー9に当てた状態で小指
をかな列キー19に当てるようにする。この際、好まし
くは、親指で「A」キー4、「I」キー5、「U」キー
6、「E」キー7、「O」キー8、「SHIFT1」キ
ー9、「SHIFT2」キー10及び「Enter」キ
ー3を操作するのであり、他のキーはキー配列の変更に
対応させて適当な指で操作する。
【0037】入力モードとしては、日本語(全角かな)
入力モード、英字入力モード及び数字記号入力モードの
三種類が用意されている。
【0038】A:先ず日本語入力モードの場合の操作例
について説明する。半角入力状態となっているときは
「全角/半角入力モード」キー31を操作して、全角入
力状態とする。また英字入力モード又は数字入力モード
となっているときは和キー21を操作してかな入力モー
ドにする。
【0039】母音行キー4〜8及びかな列キー11〜1
9のそれぞれの上半分範囲a1で上寄り中央位置(第1
特定位置)に表示された文字に対応したかな文字を入力
するときは、これら母音行キー4〜8及びかな列キー1
1〜19を単に操作する。
【0040】さらに具体的に説明すると、母音「あ〜
お」の一字を入力するときは、先ず入力対象字に対応す
る1つの母音行キーを操作し、その後に確定操作をする
のであって、例えば「あ」を入力するときは「A」キー
4を入り操作した後これを自由状態とし、次に「Ent
er」キー3を入り操作するか次の文字を入力して
「A」キー4による入力状態を確定する。
【0041】そして、かな列「か〜わ」の各行の子音の
一字を入力するときは、先ず入力対象字に対応する1つ
のかな列キーを操作し、次に入力対象字に対応する1つ
の母音行キーを操作し、その後に確定操作をするのであ
って、例えば、かな字「か」を入力するときは「K」キ
ー11を入り操作した後これを自由状態とし、次に
「A」キー4を入り操作した後これを自由状態とし、そ
の後に、「Enter」キー3を入り操作するか次の文
字を入力して「A」キー4による入力状態を確定する。
【0042】また母音行キー4〜8及びかな列キー11
〜19のそれぞれの上半分範囲a1で下寄り左位置(第
2特定位置)に表示された文字や記号を入力するとき
は、先ず「SHIFT1」キー9を操作し、次に入力対
象の文字又は記号に対応する1つのキーを操作し、その
後に上述同様に確定操作をする。また母音行キー4〜8
及びかな列キー11〜19のそれぞれの上半分範囲a1
で下寄り右位置(第3特定位置)に表示された文字や記
号を入力するときは、先ず「SHIFT2」キー10を
操作し、次に入力対象の文字又は記号に対応するキーを
操作し、その後に上述同様に確定操作をする。
【0043】また上記第2特定位置の濁音字又は第3特
定位置の半濁音字などを入力するときは、先ず「SHI
FT1」キー9又は「SHIFT2」キー10を操作し
てこれを自由状態となし、次に入力対象の文字に対応す
る一つのかな列キーを操作し、次に入力対象の文字に対
応する1つの母音行キーを操作し、その後に確定操作を
する。
【0044】或いはこれに代えて、先ず入力対象の文字
に対応する清音の一つのかな列キーを操作し、次にその
清音に対応する1つの母音行キーを操作し、次に「SH
IFT2」キー10を操作してこれを自由状態とし、次
に濁音記号キー13又は半濁音記号キーを操作し、その
後に確定操作をする。
【0045】例えば、濁音字「が」を入力するときは、
「SHIFT1」キー9を入り操作した後これを自由状
態とし、次に「G」キー11を入り操作した後これを自
由状態とし、次に「A」キー4を入り操作した後これを
自由状態とし、その後に上記と同様にそれまでの入力状
態を確定する。
【0046】或いはこれに代えて、「K」キー11を入
り操作した後これを自由状態とし、次に「A」キー4を
入り操作した後これを自由状態とし、次に「SHIFT
2」キー10を操作し、「゛」キー13を操作し、その
後に上記と同様にそれまでの入力状態を確定する。
【0047】そして半濁音字「ぱ」を入力するときは、
「SHIFT2」キー10を入り操作した後これを自由
状態とし、次に「P」キー15を入り操作した後これを
自由状態とし、次に「A」キー4を入り操作した後これ
を自由状態とし、その後に上記と同様にそれまでの入力
状態を確定する。
【0048】或いはこれに代えて、「H」キー15を入
り操作した後これを自由状態とし、次に「A」キー4を
入り操作した後これを自由状態とし、次に「SHIFT
2」キー10を操作し、「゜」キー14を操作し、その
後に上記と同様にそれまでの入力状態を確定する。
【0049】漢字を入力するときは、先ず既述した操作
によりかな文字を確定操作することなく入力し、次に従
来と同様に「Spase」キー2を操作して入力された
文字に対応した希望の漢字を選択し、その後に確定操作
をする。
【0050】例えば、漢字「仮名」を入力するときは、
「K」キー11を入り操作した後これを自由状態とし、
次に「A」キー4を入り操作した後これを自由状態と
し、次に「N」キー14を入り操作した後これを自由状
態とし、次に「A」キー4を入り操作した後これを自由
状態とし、次に従来と同様に「Spase」キー2を入
り操作して必要に応じてこの入り操作を繰り返すことに
より漢字「仮名」を選択した状態となし、その後に上記
と同様にこれまでの入力状態を確定する。
【0051】また漢字「入力」を入力するときは、
「N」キー14を入り操作した後これを自由状態とし、
次に「Y」キー17を入り操作した後これを自由状態と
し、次に「I」キー5を入り操作した後これを自由状態
とし、次に「U」キー6を入り操作した後これを自由状
態とし、「R」キー18を入り操作した後これを自由状
態とし、次に「Y」キー17を入り操作した後これを自
由状態とし、次に「O」キー8を入り操作した後これを
自由状態とし、次に「K」キー11を入り操作した後こ
れを自由状態とし、次に「U」キー6を入り操作した後
これを自由状態とし、次に従来と同様に「Spase」
キー2を入り操作し必要に応じてこの入り操作を繰り返
すことにより漢字「入力」を選択した状態となし、その
後に上記と同様にこれまでの入力状態を確定する。
【0052】かたかな字を入力するときは、先ず既述し
た操作によりかな文字を未確定状態に入力し、次に「F
1」キー24を操作し、その後に確定操作をする。例え
ば、かたかな字「カタカナ」を入力するときは、「K」
キー11を入り操作した後これを自由状態とし、次に
「A」キー4を入り操作した後これを自由状態とし、次
に「T」キー13を入り操作した後これを自由状態と
し、次に「A」キー4を入り操作した後これを自由状態
とし、「K」キー11を入り操作した後これを自由状態
とし、次に「A」キー4を入り操作した後これを自由状
態とし、次に「N」キー14を入り操作した後これを自
由状態とし、次に「A」キー4を入り操作した後これを
自由状態とし、次に「F1」キー24を入り操作した後
これを自由状態とし、その後に上記と同様にこれまでの
入力状態を確定する。
【0053】半角かたかな文字を入力するときは、先ず
上記した操作により全角かたかな文字を未確定状態に入
力し、次に「F2」キー25を操作し、その後に確定操
作をする。例えば、半角かたかな文字「カタカナ」を入力す
るときは、「K」キー11を入り操作した後これを自由
状態とし、次に「A」キー4を入り操作した後これを自
由状態とし、次に「T」キー13を入り操作した後これ
を自由状態とし、次に「A」キー4を入り操作した後こ
れを自由状態とし、次に「K」キー11を入り操作した
後これを自由状態とし、次に「A」キー4を入り操作し
た後これを自由状態とし、次に「N」キー14を入り操
作した後これを自由状態とし、次に「A」キー4を入り
操作した後これを自由状態とし、次に「F1」キー24
を入り操作した後これを自由状態とし、次に「F2」キ
ー25を入り操作した後これを自由状態となし、その後
に上記と同様にこれまでの入力状態を確定する。
【0054】ローマ字を入力するときは、先ず既述した
操作によりかな文字を未確定状態に入力し、次に「F
3」キー24を操作して選択し、その後に確定操作をす
る。例えば、ローマ字「katakana」を入力する
ときは、「K」キー11を入り操作した後これを自由状
態とし、次に「A」キー4を入り操作した後これを自由
状態とし、次に「T」キー13を入り操作した後これを
自由状態とし、次に「A」キー4を入り操作した後これ
を自由状態とし、「K」キー11を入り操作した後これ
を自由状態とし、次に「A」キー4を入り操作した後こ
れを自由状態とし、次に「N」キー14を入り操作した
後これを自由状態とし、次に「A」キー4を入り操作し
た後これを自由状態とし、次に「F3」キー26を入り
操作して「katakana」を選択し、その後に上記
と同様にこれまでの入力状態を確定する。
【0055】B:次に英字入力モードで半角英字を入力
する場合の操作例について説明する。全角入力状態とな
っているときは「全角/半角入力モード」キー31を操
作して、半角入力状態とする。そして、かな入力モード
又は数字入力モードとなっているときは「英」キー22
を操作して英字入力モードにする。
【0056】母音行キー4〜8及びかな列キー11〜1
9のそれぞれの下半分左範囲a2の上寄り中央位置(第
3特定位置)に表示された文字を入力するときは、これ
らのキーを単に操作するだけでよく、また前記下半分左
範囲a2の下寄り左位置(第4特定位置)に表示された
文字や記号を入力するときは、先ず「SHIFT1」キ
ー9を操作してこれを自由状態とし、次に入力対象の文
字又は記号に対応するキーを操作する。また母音行キー
4〜8及びかな列キー11〜19のそれぞれの下半分左
範囲a2の下寄り右位置(第5特定位置)に表示された
記号を入力するときは、先ず「SHIFT2」キー10
を操作してこれを自由状態とし、次に入力対象の文字や
記号に対応するキーを操作する。なお、このモードでは
入力される文字や記号は確定された状態で入力されるた
め既述の確定操作は不要である。
【0057】さらに具体的に説明すると、例えば半角英
小字「k」を入力するときは「K」キー11を入り操作
した後これを自由状態とするのであり、半角英小字
「g」を入力するときは先ず「SHIFT1」キー9を
入り操作した後これを自由状態とし、次に「G」キー1
1を入り操作した後これを自由状態とするのであり、半
角英小字「q」を入力するときは先ず「SHIFT2」
キー9を入り操作した後これを自由状態とし、次に
「Q」キー11を入り操作した後これを自由状態とする
のである。そして、半角英小字を半角英大字に変換する
とき或いはこれの逆を行うときは、従来同様に「Cap
s Lock」キー10を操作する。
【0058】次に英字入力モードでの入力中に全角英字
などを入力する場合の操作例について説明する。「全角
/半角入力モード」キー31を入り操作し、全角入力モ
ードを選択した後、入力対象英字などを入力する。この
全角モードでの文字や記号の入力は先の半角での英字入
力モードの場合と同様に文字や記号を入力することのほ
かに、この入力状態を確定するための操作が必要とな
る。
【0059】例えば、全角英字「Space」を入力す
るときは、「S」キー12を入り操作した後これを自由
状態とし、次に「SHIFT2」キー10を入り操作し
た後これを自由状態とし、次に「P」キー15を入り操
作した後これを自由状態とし、次に「A」キー4を入り
操作した後これを自由状態とし、次に「SHIFT1」
キー9を入り操作した後これを自由状態とし、次に
「C」キー14を入り操作した後これを自由状態とし、
次に「E」キー7を入り操作した後これを自由状態と
し、次に「F3」キーを操作して「Space」を選択
し、その後に上記と同様に「Enter」キー3を操作
してこれまでの入力状態を確定する。
【0060】或いはこれに代えて、「Caps Roc
k」キー100を操作して「英大文字入力モード」を選
択し、次に「S」キー12を入り操作し、次に「Cap
sRock」キー100を入り操作して「英小文字入力
モード」を選択し、次に「SHIFT2」キー10を入
り操作した後これを自由状態とし、次に「P」キー15
を入り操作した後これを自由状態とし、次に「A」キー
4を入り操作した後これを自由状態とし、次に「SHI
FT1」キー9を入り操作した後これを自由状態とし、
次に「C」キー14を入り操作した後これを自由状態と
し、次に「E」キー7を入り操作した後これを自由状態
とし、その後に上記と同様に「Enter」キー3を操
作してこれまでの入力状態を確定する。
【0061】C:次に数字記号入力モードで半角数字を
入力する場合の操作例について説明する。全角入力状態
となっているときは「全角/半角入力モード」キー31
を操作して、半角入力状態とする。そして、かな入力モ
ード又は英字入力モードとなっているときは「数/記
号」キー23を操作して数字記号入力モードにする。
【0062】母音行キー4〜8及びかな列キー11〜1
9のそれぞれの下半分右範囲a3の上寄り中央位置(第
7特定位置)に表示された数字や記号を入力するとき
は、これらのキーを単に操作するだけでよく、また前記
下半分右範囲a3の下寄り左位置(第8特定位置)に表
示された文字や記号を入力するときは、先ず「SHIF
T1」キー9を操作し、次に入力対象記号に対応するキ
ーを操作する。また前記下半分右範囲a3の下寄り右位
置(第9特定位置)に表示された記号を入力するとき
は、先ず「SHIFT2」キー10を操作し、次に入力
対象記号に対応するキーを操作する。なお、このモード
では母音行キー4〜8及びかな列キー11〜19の操作
により入力される数字や記号は確定された状態で入力さ
れるため既述の確定操作は不要である。
【0063】具体的に説明すると、例えば半角数字
「1」を入力するときは「1」キー11を入り操作した
後これを自由状態とするのであり、半角記号「@」を入
力するときは先ず「SHIFT1」キー9を入り操作し
た後これを自由状態とし、また半角記号「@」を入力す
るときは「@」キー11を入り操作した後これを自由状
態とする。
【0064】そして、半角記号「√」を入力するとき
は、先ず「SHIFT2」キー10を入り操作した後こ
れを自由状態とし、次に「√」キー13を入り操作した
後これを自由状態とする。
【0065】次に数字入力モードで全角数字を入力する
場合の操作例について説明する。半角入力状態となって
いるときは「全角/半角入力モード」キー31を操作し
て、全角入力状態とする。そして、かな入力モード又は
英字入力モードとなっているときは「数/記号」キー2
3を操作して数字入力モードにする。
【0066】この全角モードでの数字や記号の入力は先
の半角での数字入力モードの場合と同様に数字記号を入
力することに加えて、この入力状態を確定するための操
作が必要となる。例えば、全角数字「1」を入力すると
きは、「1」キー11を入り操作した後これを自由状態
とし、その後に上記と同様に「Enter」キー3を操
作してその入力状態を確定する。
【0067】そして、全角記号「√」を入力するとき
は、「√」キー13を入り操作した後これを自由状態と
し、その後に上記と同様に「Enter」キー3を操作
してその入力状態を確定する。
【0068】上記実施例において、各ファンクションキ
ー24〜29の機能は基本的に一般的なパソコン用キー
ボードと同様であるが、「F1〜F6」のファンクショ
ンキー24〜29に、「SHIFT1」キー9と「SH
IFT2」キー10と組み合わせて特殊機能を割り当て
ることもできるものとなされており、この際の操作は例
えば、「SHIFT1」キー9と「SHIFT2」キー
10を同時に入り操作した後これらを自由状態とし、次
に任意な一つのファンクションキーを入り操作するもの
となされる。
【0069】またパソコンなどの表示装置上に表示され
たカーソルを移動させるときは、従来と同様に、移動さ
せたい方向の矢印の表示された一つの矢印キーを入り操
作する。
【0070】一方、「SHIFT1」キー9を入り操作
した後これを自由状態とし、次に矢印キー32〜35の
一つを入り操作すると、それぞれの矢印キー32〜35
の上面に表示された文字列に対応した機能を奏するもの
となる。即ち、「PgUp」キー32は従来のページダ
ウンキーとして作用し、「PgDn」キー33は従来の
ページアップキーとして作用し、「Home」キー34
は従来のホームキーとして作用し、「End」キー35
は従来のエンドキーとして作用する。なお上記実施例に
おいて説明してない事項については従来のものに準じた
ものとなされている。
【0071】次に上記実施例の変形例について説明す
る。右手入力モード又は左手入力モードにおけるキー配
列は、使用環境に応じて、ある程度自由に変更できるも
のとなすのがよい。
【0072】また各キーは指押しにより入り状態となり
指押しの解放された自由状態で切り状態となるものであ
ってもよいし、或いは液晶パネルなどを用いたタッチパ
ネルなどにおけるように指接触により入り状態となり指
接触の解放された自由状態で切り状態となるものでもよ
い。
【0073】さらに携帯電話などモバイル情報端末に接
続することで、携帯ステーション的に利用できるように
なすこともでき、またマウスなどの入力端末と連係させ
ることも可能である。
【0074】
【発明の効果】上記した本発明によれば、かな入力状態
において、母音行キー、かな列キー、スペースキー及び
エンターキーを比較的近くに集合させると共に手指の位
置に適合させてシンプルに配置することができて、これ
らキーを予め予定された左右何れかの一方の手で容易迅
速に操作することができるようになるほかブラインドタ
ッチによる日本語入力操作の行い易いものとなる。特
に、スペースキーによるかな漢字変換処理とか空白入力
などや、エンターキーによる入力文字の確定処理を従来
のものより容易迅速に行うことができるようになる。
【0075】また母音と子音の組合せによりかな文字を
入力することができるため日本語文の入力が容易に行え
るのであり、この際、母音行キーやかな列キーに文字が
表示されているため、母音行キーを単独で操作すると
き、或いは、かな列キーを操作した後に母音行キーを操
作するときにおいて、母音行キーやかな列キーに表示さ
れた母音や子音のかな文字を見ることができるようにな
り、これにより初心者に限らず熟練者においても日本語
文などの入力速度を一層増大させることができる。
【0076】請求項2に記載したものによれば、片手に
よる入力操作時に、その片手で矢印キー並びにBsキ
ー、Delキー及びInsキーを容易に操作できるもの
となる。
【0077】請求項3又は4に記載したものによれば、
かな入力状態の下で、各キーの特定位置の文字又は記号
と、前記各キーの別の特定位置の文字又は記号との何れ
かを、2つのシフトキーの使い分けにより的確に選択し
てパソコンなどに容易迅速に入力することができるもの
となる。そして、かな文字やその他の記号などを入力す
るためのキー数を少なくして各キーを比較的平面視形状
の大きいものとなすことができるほ入力速度を増大させ
ることができるものとなる。
【0078】請求項5に記載したものによれば、右手或
いは左手の何れで操作するときも、同様な感覚で操作で
き、迅速な入力が行えるようになる。
【0079】請求項6に記載したものによれば、英字入
力状態の下で、母音行キーやかな列キーのそれぞれの第
6特定位置の文字と、第7特定位置の文字などとの二者
のうちの何れかを、2つのシフトキーの操作により的確
に選択でき、このように選択された文字や記号をパソコ
ンなどに片手で容易迅速に入力することができるように
なる。
【0080】請求項7に記載したものによれば、数字記
号入力状態の下で、片手で数字や記号をパソコンなどに
容易迅速に入力することができるようになるのであり、
また母音行キーやかな列キーのそれぞれの第7特定位置
の数字や記号と、母音行キーやかな列キーのそれぞれの
第8特定位置の記号と、母音行キーやかな列キーのそれ
ぞれの第9特定位置の記号との三者のうちの何れか一者
の数字又は記号を2つのシフトキーの使い分けにより的
確に選択でき、この選択された数字や記号を片手でパソ
コンなどに容易迅速に入力することができるようにな
る。
【0081】請求項8に記載したものによれば、一般的
な日本語文や英文などを入力するために必要な文字や記
号を入力するためのキーを、本体部の基本位置に置かれ
ている一方の手によりこの手を動かすことなく容易迅速
に操作できるようになり、片手による日本語文などの入
力速度を飛躍的に増大させることができる。
【0082】請求項9に記載したものによれば、平面視
大きさを半分程度となして運搬に便利となすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る片手打ち用キーボードで、特に右
手打ち用となしたものを示す平面図である。
【図2】前記片手打ち用キーボードを、特に左手打ち用
となしたものを示す平面図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 スペースキー 3 エンターキー 4〜8 母音行キー 9、10 シフトキー 11〜19 かな列キー a1 上半分範囲 a2 下半分左範囲(第一特定区画) a3 下半分右範囲(第二特定区画)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローマ字日本語入力を可能としたキーボ
    ードであって、本体部上面の左右巾略中央部の下半分範
    囲にスペースキー及びエンターキーを前後配置に設け、
    前記下半分範囲でこれらスペースキー及びエンターキー
    の左右何れか一側に5つの母音行キーを配設してそれぞ
    れに5つの母音を表す文字「A〜O」の一文字づつを対
    応させて表示し、また本体部上面の上半分範囲に9つの
    かな列キーを横向き2列に配設してそれらのそれぞれの
    ものの日本語入力用特定区画の第1特定位置に、かな5
    0音の第一列を除く各列の先頭文字「K〜W」の一文字
    づつを順に対応させて表示したことを特徴とする片手打
    ちキーボード。
  2. 【請求項2】 本体部上面の下半分範囲でしかも前記ス
    ペースキー及びエンターキーの左右何れか一側でしかも
    前記5つの母音行キーの存在しない側に、4つの矢印キ
    ー並びにBsキー、Delキー及びInsキーを配設し
    たことを特徴とする請求項1記載の片手打ち用キーボー
    ド。
  3. 【請求項3】 前記5つの母音行キーの手前側となる本
    体部上面に2つのシフトキーを配設すると共に、前記母
    音行キーや前記かな列キーの一部又は全てのそれぞれの
    ものの日本語入力用特定区画の第2特定位置及び第3特
    定位置のそれぞれに、前記文字「A〜O」及び前記先頭
    文字「K〜W」の一文字以外の日本語入力用の1つの文
    字又は記号が表示されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の片手打ち用キーボード。
  4. 【請求項4】 前記2つのシフトキーのうちの一方は前
    記日本語入力用特定区画の第2特定位置の文字又は記号
    を入力するためのもので、他方は前記日本語入力用特定
    区画の第3特定位置の文字又は記号を入力するためのも
    のであることを特徴とする請求項3記載の片手打ち用キ
    ーボード。
  5. 【請求項5】 前記5つの母音行キー及び前記2つのシ
    フトキーからなる5つの第一キー群と、前記4つの矢印
    キー並びにBsキー、Delキー及びInsキーからな
    る5つの第二キー群とを合同の配置状態になすと共に、
    左手入力モード或いは右手入力モードの何れかを任意に
    選択するための右手左手入力モード切換キーを設けたこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の片手打ち用キーボ
    ード。
  6. 【請求項6】 日本語入力状態となすための日本語入力
    モードキーと、英字入力状態となすための英字入力モー
    ドキーとを設け、一方では前記母音行キーや前記かな列
    キーの一部又は全てのそれぞれのものの英字入力用特定
    区画に、複数の英文字又は記号が表示されており、英字
    入力状態において前記2つのシフトキーの何れも操作さ
    れないときには、前記母音行キーや前記かな列キーはこ
    れらの英字入力用特定区画内の第4特定位置の前記英文
    字又は記号を入力するためのものとなり、また英字入力
    状態において前記2つのシフトキーのうちの一方のもの
    が操作されることにより前記母音行キーや前記かな列キ
    ーはこれらの英字入力用特定区画内の第5二特定位置の
    前記英文字又は記号を入力するためのものとなり、また
    英字入力状態において前記2つのシフトキーのうちの他
    方のものが操作されることにより前記母音行キーや前記
    かな列キーはこれらの英字入力用特定区画内の第6特定
    位置の前記英文字又は記号を入力するためのものとなる
    ことを特徴とする請求項3、4又は5記載の片手打ち用
    キーボード。
  7. 【請求項7】 数字記号入力状態となすための数字記号
    入力モードを設け、一方では前記母音行キーや前記かな
    列キーの一部又は全てのそれぞれのものの数字記号入力
    用特定区画に数字や記号が表示されており、数字記号入
    力状態において前記2つのシフトキーの何れも操作され
    ないときには、前記母音行キーや前記かな列キーはこれ
    らの数字記号入力用特定区画内の第7特定位置の前記数
    字又は記号を入力するためのものとなり、また数字記号
    入力状態において前記2つのシフトキーのうちの一方の
    ものが操作されることにより前記母音行キーや前記かな
    列キーはこれらの数字記号入力用特定区画内の第8特定
    位置の前記数字又は記号を入力するためのものとなり、
    また数字記号入力状態において前記2つのシフトキーの
    うちの他方のものが操作されることにより前記母音行キ
    ーや前記かな列キーはこれらの数字記号入力用特定区画
    内の第9特定位置の前記数字又は記号を入力するための
    ものとなることを特徴とする請求項6記載の片手打ち用
    キーボード。
  8. 【請求項8】 前記母音行キー及び前記かな列キーが、
    本体部上面の基本位置に片手を置いた状態の下で、その
    片手の5指の何れかにより押し操作され得るように配置
    されていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記
    載の片手打ち用キーボード。
  9. 【請求項9】 本体部の上半分範囲と下半分範囲とが重
    なり合う態様の2つ折り可能となされたことを特徴とす
    る請求項1〜7の何れかに記載の片手打ち用キーボー
    ド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114700A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Sharp Corp 情報端末

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