JP2003323061A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003323061A
JP2003323061A JP2002131963A JP2002131963A JP2003323061A JP 2003323061 A JP2003323061 A JP 2003323061A JP 2002131963 A JP2002131963 A JP 2002131963A JP 2002131963 A JP2002131963 A JP 2002131963A JP 2003323061 A JP2003323061 A JP 2003323061A
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Masakazu Eto
正和 江藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体クリーニング装置において、構造
の複雑化を伴うことなく、長期使用に伴うフィルミング
の発生やシリコンオイルの付着によるクリーニング不良
の防止、除電性の確保を同時に達成し、画質劣化の防止
と高画質画像安定形成を提供する。 【解決手段】 中間転写体と除電手段に相対速度差を設
け、かつ除電手段の表面粗さおよび硬度を、中間転写体
よりも大とし、さらに、除電手段のローラー径を対向ア
ースローラー径よりも小とし、除電手段による中間転写
体表面の研磨動作の効率化と研磨能力の向上を計った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
その他の電子写真方式、若しくは静電記録方式の画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の画像形成装置が開発されて
いるが、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成
装置において、像担持体である感光ドラムの表面にトナ
ー像を形成し、このトナー像を紙等の転写材に転写する
方式のものは、トナー像の転写後に感光ドラム表面に残
った残留トナーをクリーニング装置によって除去してい
る。
【0003】一方、カラー複写機において、転写材の選
択性を高めるために中間転写体を備えた機種でも、中間
転写体上に残留する未転写トナーを中間転写体用のクリ
ーニング装置によって除去している。
【0004】上述のようなクリーニング装置としては、
例えば、ウレタンゴムなどの弾性部を板状に形成した、
クリーニングブレードを有し、このクリーニングブレー
ドのエッジを所定の圧力で感光ドラム表面に付着してい
る残留トナーをかき落としている。
【0005】このクリーニングブレードを使用したクリ
−ニング装置は、比較的構成が簡単で小型であり、コス
ト的にも有利なわりに、トナー除去性能が優れていると
いう利点があるため、広く実用化されている。
【0006】また、特に高速高画質化を要求される高画
質カラー画像形成装置においては、転写体へのダメージ
を極力少なくするために、クリーニングブレードより
も、より簡易軽圧タイプのブラシクリーナーやクリーニ
ングレスタイプを導入している機種も散見される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
画像形成装置は、クリーニングブレードを感光ドラム表
面に当接させているため、画像形成装置の長期使用に伴
って、クリーニングブレードに残留トナーが強固に付着
して、いわゆるフィルミングを発生させ、その後の画質
を劣化させる場合がある。
【0008】また、近時の画像形成装置において、トナ
ー像の定着に一対のローラーのニップ部に転写材を通過
させる構成の一般的な定着装置を用いる場合、トナーが
上記ローラーに付着するのを防止すべく、ローラー表面
にシリコンオイルを塗布する。
【0009】このシリコンオイルは、第2面のトナー像
の転写時に転写装置に付着し、次ページの画像形成時に
中間転写体に付着してしまう。
【0010】そして、中間転写体表面に付着したシリコ
ンオイルは中間転写体に当接する感光ドラムに一部転移
して付着して、中間転写体のオイル汚染による帯電不良
や、クリーニングブレードのエッジをすり抜けて、クリ
ーニング不良を発生させる場合があるといった問題があ
る。
【0011】また、転写体を備えた構成により、高画質
化を達成するために、極力転写体へクリーニング機構の
設定としては、軽圧化、簡易化、さらには転写効率の高
いトナーを使用することを前提としたクリーナーレス化
が実用化されつつある。
【0012】この場合、どうしても、中間転写体上に残
存する帯電生成物や上記の転着オイル、紙粉及びゴミ等
の除去能力は低下せざるをえない状況になりがちであ
る。
【0013】また、無理に中間転写体上のトナーをクリ
ーニングする部材の当接圧を高めると、中間転写体への
ダメージは大きくなり、中間転写体の搬送不良など、画
像形成における不具合が顕著になるきらいがある。
【0014】また、帯電による電気メモリーの保持は、
画像不良や画質の長期安定化を阻害する要因となり、か
つ中間転写体上の電荷をもつ残トナーは、クリーニング
しづらいという欠点をもつ。
【0015】さらに、中間転写体を使用する機種におい
ては、転写を2回行うことによる画質悪化という課題を
抱えている為、極力中間転写体へのトナーの転写性を高
める為に、像担持体と中間転写体は、常時接触している
形式が一般的である。
【0016】例えば、中間転写体上の残留電荷を除去す
る為に、当接する除電部材や残留トナーを除去するクリ
ーニング部材などの当接部材の当接圧を極力小さくし
て、中間転写体及び像担持体へ振動を与えないことが必
須の課題であり、画像形成中に、除電部材の回転速度を
可変として、像担持体との相対速度差を大きくし、中間
転写体表面の研磨性を高めるといったことは、高画質画
像形成を阻害する要因とされており、中間転写体の清浄
化と高画質画像形成の両立が困難な状況となってきた。
【0017】従って、従来の画像形成装置においては、
構造の複雑化を伴うことなく、長期使用に伴うフィルミ
ングの発生や定着時のシリコンオイルの付着によるクリ
ーニング不良の防止、簡易系中間転写体クリーニング装
置におけるクリーニング性と転写体除電性の確保を同時
に達成し、画質の劣化を防止することが困難であった。
【0018】さらに、近時の耐久高安定化の要請にこた
えるべく、転写体の搬送耐久枚数は、上昇の一途をたど
り、耐久の進行にともなう、転写体とクリーニング部材
間の摩擦係数増大による、特に転写ベルト系の波打ち、
変形による色ずれや、クリーニングブレードの反転メク
レによるマシーンのダウンといった、解決困難な課題が
多く見受けられるようになってきた。
【0019】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、構造の複雑化を回避しつつ、クリーニング性及び転
写体除電性を確保して、画質の劣化を防止することが可
能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係わる画像形成装置は、移動自在な表面を
有し、潜像が形成される像担持体と、該像担持体に形成
されたトナー像をシート材に転写するための中間転写体
と、該中間転写体と当接し、該中間転写体の除電を行う
除電手段と、を備える画像形成装置において、前記中間
転写体の駆動速度と前記除電手段の駆動速度との間に相
対速度差を有し、かつ除電部材が中間転写体を効果的に
荒らすことを可能とする、表面物性の相互関係を有し、
該除電手段の電荷付加による振動による相乗効果により
さらに研磨性を向上させることを特徴とする。
【0021】また、該除電手段の表面硬度及び表面粗さ
を該中間転写体よりも大とすることにより、該中間転写
体表面にたいする、研磨効果を向上させたことを特徴と
し、さらに研磨性アップのために、該中間転写体表面に
当接する側のローラー径を小さくすることにより、研磨
時のローラーニップを小さくして、当接圧を高めたこと
を特徴とする。
【0022】また、前記中間転写体の駆動速度と前除電
手段の駆動速度との間に相対速度差を有する際の、前記
中間転写体及び前記除電手段の駆動速度の少なくともい
ずれか一方が、前記像担持体に形成されたトナー像を、
前記シート材に転写する際の、それぞれの駆動速度より
も速い速度であることを特徴とする。
【0023】また、前記中間転写体と前記除電手段と
が、所定の時間間隔で、前記中間転写体の駆動速度と前
記除電手段の駆動速度との間に相対速度差を有すること
を特徴とする。
【0024】また、前記中間転写体の駆動速度と前記除
電手段の駆動速度との間に相対速度差を有している際
に、前記中間転写体の駆動が停止されていることを特徴
とする。
【0025】また、前記中間転写体の駆動手段と前記除
電手段の駆動速度との間に相対速度差を有している際の
前除電手段の駆動速度が、前記像担持体に形成されたト
ナー像を、前記シート材に転写する際の前記除電手段の
駆動速度よりも速い速度であることを特徴とする。
【0026】また、前記中間転写体の駆動速度と前記除
電手段の駆動速度との間に相対速度差を有している際
に、前記除電手段の駆動が停止されていることを特徴と
する。
【0027】また、前記中間転写体の駆動速度と前記除
電手段の駆動速度との間に相対速度差を有している際の
前記中間転写体の駆動速度が、前記像担持体に形成され
たトナー像を前記シート材に転写する際の前記中間転写
体の駆動速度よりも速い速度であることを特徴とする。
【0028】また、前記画像形成装置本体の温度及び湿
度の少なくともいずれか一方を検知する検知手段を備
え、該検知手段による検知結果に基づいて、前記中間転
写体及び前記除電手段の少なくともいずれか一方の駆動
速度を変更することを特徴とする。
【0029】また、前記検知手段による検知手段に基づ
いて、前記中間転写体及び前記除電手段の少なくともい
ずれか一方の駆動時間を変更することを特徴とする。
【0030】また、前記中間転写体の駆動速度と前記除
電手段の駆動速度との間に相対速度差を有しているとき
が、前記像担持体に前記潜像が形成されるとき及び前記
シート材に前記トナー像が転写されるとき、以外のとき
であることを特徴とする。
【0031】従って、本発明に係わる画像形成装置によ
れば、例えば非画像形成動作時等に、中間転写体と除電
手段とが相対速度差をもって駆動されるようにしたた
め、画像形成動作に影響を与えることなく、中間転写体
と除電手段との摩擦係数によって、これら相互に相手を
研磨し合うこととなり、中間転写体と除電手段とに残留
しているゴミ等を効果的に除去することができるため、
高画質、かつ高い安定度で画像形成を行うことができ
る。
【0032】また、中間転写体と除電手段とが相対速度
差をもって駆動されている際の、中間転写体及び除電手
段の駆動速度のうちの少なくともいずれか一方が、像担
持体に形成されたトナー像をシート材に転写する際の駆
動速度よりも速い速度であることから、研磨性及びクリ
ーニング性をさらに向上させることができる。
【0033】また、中間転写体と除電手段とが、所定の
時間間隔で、相対速度差をもって駆動されることから、
常時、相対速度差をもって駆動される訳ではないため、
中間転写体と除電手段との互いの負担を軽くすることが
でき、長寿命化を図ることができる。
【0034】また、中間転写体と除電手段とが相対速度
差をもって駆動されている際に、中間転写体の駆動が停
止されていることから、中間転写体と除電手段との相対
速度差が大きくなり、さらに研磨性及びクリーニング性
を向上させることができる。
【0035】また、中間転写体と除電手段とが相対速度
差をもって駆動されている際に、除電手段の駆動が停止
されていることから、中間転写体と除電手段との相対速
度差が大きくなり、さらに研磨性及びクリーニング性を
向上させることができる。
【0036】また、画像形成装置本体の温度及び湿度の
少なくともいずれか一方を検知することから、装置内部
の環境に応じて、駆動速度を変更することとなり、必要
に応じた駆動動作を行うことができ、研磨性及びクリー
ニング性を維持しつつ、装置の長寿命化を図ることがで
きる。
【0037】また、画像形成装置本体の温度及び湿度の
少なくともいずれか一方を検知する検知手段による結果
に基づいて、中間転写体及び除電手段の少なくともいず
れか一方の駆動時間を変更することから、装置内部の環
境に応じて、駆動時間を変更することとなり、必要に応
じた駆動動作を行うことができ、研磨性及びクリーニン
グ性を維持しつつ、装置の長寿命化を図ることができ
る。
【0038】また、中間転写体と除電手段とが相対速度
差をもって駆動されるときが、像担持体に潜像が形成さ
れるとき及びシート材にトナー像が転写されるとき、以
外のときであるから、中間転写体と除電手段とが互いに
摩擦しあっても、画像形成動作に影響を及ぼすことがな
く、画質の維持を図ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
【0040】但し、この実施の形態に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対位置などは、特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらの
みに限定するものではない。
【0041】(第一の実施形態)まず、本発明に係わる
画像形成装置の第一の実施形態について図面を参照して
説明する。
【0042】図1に、本発明に係わる画像形成装置の第
1の実施形態の一部構成図を示す。
【0043】同図に示す画像形成装置は4色フルカラー
複写機であり、画像形成装置本体(以下、装置本体とい
う)100の内側に、像担持体としての感光ドラム1の
回転搬送方向Aに沿って上流側から下流側へ順に4個の
画像形成部、即ち、第1の画像形成部4a、第2の画像
形成部4b、第3の画像形成部4c及び第4の画像形成
部4dを備えている。
【0044】図1に示すように、第1〜第4の画像形成
部4a〜4dは、像担持体としてのドラム型の電子写真
感光体である感光ドラム1を備えている。感光ドラム1
としては、円筒状のアルミニウム基体の表面に、キャリ
ア発生層(CGL)とキャリア輸送層(CTL)とを有
する感光層を、CTLの厚みが40umとなるようにコ
ート1、JIS表面粗さ(B601)であるRz(10
点平均)が、初期状態で2um以下のものを使用した。
【0045】感光ドラム1は、装置本体100によって
回転自在に支持されるとともに、駆動手段(不図示)に
よって矢印A方向に120mm/secのプロセス速度
で回転駆動される。尚、感光ドラム1は、外径80mm
のものを使用した。
【0046】感光ドラム1の上方には、一次帯電器2が
近接配置されており、感光ドラム1表面は、この一次帯
電器2によって一様に帯電される。帯電後の感光ドラム
1表面は、画像形成部上方に配置された光学系(トナー
像形成手段)の露光を受けて静電潜像が形成され、その
後、ブランク露光部3によって露光を受ける。
【0047】続いて、静電潜像に、第1〜第4の画像形
成部4a〜4dによって現像剤中のトナーが付着され、
トナー像として現像される。尚、現像剤としては、シリ
コン系トナーとフェライト系キャリアとを主とする2成
分現像剤を使用した。
【0048】このトナー像は、感光ドラム1と、感光ド
ラム1に線圧(ドラムスラスト方向長さでスラスト方向
に付加されている部材圧を割り算したもの)0.049
N/cmで加圧され、感光ドラム1と順方向に回転する
中間転写体である中間転写ベルト11とが当接対向する
転写部位に到来すると、予め帯電された中間転写ベルト
11によって形成される電界の作用で感光ドラム1から
中間転写ベルト11へ静電吸着される形で転移してい
く。
【0049】ここで、画像形成中の、除電手段としての
除電ローラー21の中間転写ベルト11への当接圧をP
1、非画像形成時に当接圧をP2としたとき、P1=P
2>0を満足している。また、除電ローラー21には、
その対向する位置に除電ローラー対向アース部材22が
設けられている。
【0050】上述の中間転写ベルト11は、ベルト層材
料としてEPDMゴム、クロロプレンゴム、エピクロル
ヒドリンゴム、シリコンゴム、NBRゴム、或いはそれ
らの変性ゴムなどが用いられる。
【0051】また、表層の材料としては、高離型性、低
摩擦係数の観点からフッ素樹脂を含有する材料(例え
ば、PVDF、PTFE、四フッ化エチレンなどを含む
材料)が用いられる。
【0052】ここで、図2に、図1に示される中間転写
ベルト11の一部拡大図を示す。本実施形態において
は、図2に示すように、中間ベルト11を構成するベー
ス層11aにEPDMゴムを用い、このベース層11a
に、PVDF樹脂を分散させた塗料をコーテイングして
表層11bとした。ここで表面の平均粗さが、2um〜
4umのものを使用した。
【0053】また、除電ローラー21を構成するベース
層には、EPDMゴムを用い、このベース層に導電フィ
ラーとしてカーボンを分散内添させ、硬度40度(アス
カーC荷重4.9N)表面の平均荒さ10um〜20u
mの製品を使用し、中間転写ベルト11に当接する表面
層とした。
【0054】なお、中間転写ベルト11をはさんで対向
するローラー表層も同様の材質とし、除電による電荷を
アースとしておとす部材とした。ここで、除電ローラの
外径はφ10mm、アースローラーの外径をφ16mm
とし、両ローラーともスラスト長306mmとした。
【0055】また、アース部材の中間転写ベルト11へ
の当接圧を総圧3.92Nとし、表面の平均粗さを2u
m〜4umのものを使用した。
【0056】中間転写ベルト11は、感光ドラム1と対
向する一次転写バイアスローラ8、支持ローラー9、二
次転写バイアスローラ12と対向する対向ローラ10及
びクリーニングブレード16と対向する対向ローラ19
に矢印B方向に搬送回転可能に掛け渡されている。
【0057】また、中間転写ベルト11の清掃手段とし
てクリーニングブレ−ド16を中間転写ベルト11の搬
送回転方向に対して順方向に当接させた。尚、このクリ
ーニングブレード16の材質として、ポリウレタンゴム
を用いた。
【0058】トナー像転写後の感光ドラム1は、転写材
Pに転写されない状態で表面に残った残留トナーが、ク
リーニング装置5のクリーニングブレード17によって
かき落とされて除去され、さらに前露光ランプ15によ
って残留電荷が除去され、次の画像形成に供される。
【0059】以上のようにして第1の画像形成部4aに
よって第1のトナー像が形成された感光ドラム1は搬送
回転し、第2の画像形成部4b、第3の画像形成部4
c、そして第4の画像形成部4dによってそれぞれ第1
の画像形成部4aのときと同様に、トナー像が多重現像
される。
【0060】但し、第1〜第4の画像形成部4a〜4d
で現像されるトナー像のトナーの色はそれぞれ異なり、
中間転写ベルト11上に4色のトナー像が一次転写バイ
アスローラ8において一括して転写され、中間転写ベル
ト11上のトナー合成像にタイミングを合わせるように
して、転写材Pが二次転写バイアスローラ12に搬送さ
れ、ここにおいて、転写材Pにトナー合成像が一括転写
され転写材Pは、転写材搬送路18を経て、トナー画像
を定着され、コピー画像を得る。
【0061】このとき、定着手段14の定着ローラの表
面には、離型剤として例えばシリコンオイルが塗布され
ていて、転写材P上のトナーが定着ローラの表面に付着
しないようにしている。
【0062】表面(第1面)にトナー像が形成された転
写材Pは、その画像形成が片面の場合には不ラッパの上
方を通過して排紙トレイ上に排出される。これによっ
て、画像形成が両面に亘る場合には、第1面にトナー像
が定着された転写材Pは、フラッパの切り替えによっ
て、排紙トレイに排紙されないで下方の再給紙手段に導
かれる。
【0063】そして、反転装置で表裏反転された後、再
度、第2面に、トナー像が転写された後、定着手段14
にて定着され、フラッパの上方を通って排紙トレイ上に
排出され、画像形成が完了する。
【0064】その後、感光ドラム1は、3回転空回転動
作(アト回転)を行い、同時に感光ドラム1に順方向回
転当接された中間転写ベルト11も所定の回転動作を行
う。
【0065】ここで、上述の本発明に係わる画像形成装
置の第1の実施形態の動作について図4を参照して説明
する。図4に、上述の本発明に係わる画像形成装置の第
1の実施形態の動作シーケンスの図を示す。
【0066】図3にも示されるように、本発明の特徴部
分である中間転写ベルト11と除電ローラ21との間に
回転速度差を発生させるために、中間転写ベルト11の
回転プロセス速度を120mm/secから160mm
/secに速度アップさせた。
【0067】また、空回転動作中に除電ローラ21にマ
イナス3KVの電荷を印加した。ここで除電ローラー2
1は、中間転写ベルト11に順方向回転当接する。
【0068】発生した相対速度差により、中間転写ベル
ト11と除電ローラ21との間に摩擦力が生じ、中間転
写ベルト11と除電ローラ21が相互に相手を研磨し合
う動作が生じ、かつ除電ローラー21印加電圧による振
動により、画像形成回数の累積に伴う中間転写ベルト1
1上及び除電ローラ21の表面に堆積する残トナーベル
ト削れ屑、ゴミ等の異物を除去することが可能となり高
画質高安定画像形成を達成することができた。
【0069】因みに、本実施形態において中間転写ベル
ト11に当接するクリーニングブレード16の当接圧を
0.196N/cmとし、環境条件高温高湿である32
℃・75%の環境試験室内における耐久実験の結果によ
り、従来3万枚時点で、帯電生成物によるものとみられ
る画像不良トナー融着ポチ・スジやオイルスジクリーニ
ング不良が発生していたものが、4.5万枚を経過して
もなお良好な状態を保つことが確認できた。
【0070】本実験においては、耐久モードとして、画
像比率25%程度の画像をA4サイズ横送りで連続コピ
ーすることにより評価を行った。
【0071】(第2の実施形態)次に、本発明に係わる
画像形成装置の第2実施形態について説明する。この第
2の実施形態の構成は前述の図1を参照して説明した第
1の実施形態の構成と略同様であるためその構成につい
ての詳細な説明を省略する。
【0072】この第2の実施形態の目的は、非画像形成
時における第1の実施形態のようなシーケンスを常時投
入することを避けて、あるコピー枚数間隔で、前述の第
1の実施形態の主眼である相対速度差を利用した研磨能
力アップを利用し、高画質高安定化を図っていくもので
ある。この第2の実施形態の動作シーケンスについて図
4を参照して説明する。図4に、本発明に係わる画像形
成装置の第2の実施形態の動作シーケンスの図を示す。
【0073】但し、図4にも示されるように、この動作
シーケンスでは、当然研磨回数は第1の実施形態に対し
て減少することになり、別の手段により、この減少分を
カバーしなくてはならない為、本実施形態においては、
非画像形成装置における中間転写ベルト11の1回転の
プロセス速度を、画像形成時120mm/secに対し
て、200mm/secに上げ、同時に、除電ローラ2
1の回転プロセス速度も120mm/secから150
mm/secに押し上げ、中間転写体11〜除電ローラ
21間の研磨回数を増やすことにより達成した。
【0074】本実施形態においては、特に両面連続コピ
ーバージョンを有しない画像形成装置において有効であ
り、実施したシーケンスでは、5千枚コピー毎に1回の
割合で本実施形態のシーケンスを投入し、不必要なまで
に研磨回数を増やすことのないようにして、中間転写ベ
ルト11と除電ローラ21の長寿命化を達成することに
つとめた。
【0075】因みに、従来技術においては、高温高湿の
環境下である32℃・75%において、2万枚以下で帯
電不良による画像ボケトナー融着スジ・ポチが発生して
いたが、本実施形態においては、片面A4サイズ横送
り、1枚間欠コピーにて、4.5万枚までクリーニング
性を保持していることが確認できた。
【0076】(第3の実施形態)次に、本発明に係わる
画像形成装置の第3の実施形態について図1及び図5を
参照して説明する。図1に、本発明に係わる画像形成装
置の第3の実施形態の一部構成図を示し、図5に、本発
明に係わる画像形成装置の第3の実施形態の動作シーケ
ンスの図を示す。
【0077】また、本実施形態の目的は前述の第2の実
施形態と同様であるが、中間転写ベルト11上に、非常
に強固にトナーが融着しやすいトナーを使用する画像形
成装置に特に有効である。
【0078】本実施形態の実験評価として、第1及び第
2の実施形態で使用したトナー中の外添剤(特に、クリ
ーニング助剤として、滑材及び研磨剤の役割を果たすた
め投入している)であるチタン酸ストロンチュ−ムを2
倍量投入した系において、コピー枚数の累積に伴い、画
像形成部の白地部分に相当する部分に強固な融着物質
(通称、フィルミング)が発生した。発生枚数は、高温
高湿32℃・75%環境下で、2万枚以下であった。
【0079】このため、図5に示される動作シーケンス
からも明らかなように、前述の第2の実施形態よりも強
固な研磨性を出現させるために、画像形成前と画像形成
後の非画像形成時に、除電ローラ21を停止させて、中
間転写ベルト11のみプロセス速度120mm/sec
の回転を行わせ、第1及び第2の実施形態以上の除電ロ
ーラ〜中間転写体間の研磨力を発生させ、強固に中間転
写ドラム上に付着したフィルミングを除去することがで
きた。この時、片面、A4サイズ横送り、1枚間欠コピ
ーであった。
【0080】尚、本実施形態は、中間転写ベルト11及
び除電ローラ21に対してダメージ回避を考慮して、5
千枚毎に作動するシーケンスとした。
【0081】ここで、使用した中間転写ベルト11の表
面アスカー硬度が約30度、表層平均荒さRzが5um
以下のものを使用した。
【0082】(第4の実施形態)次に、本発明に係わる
画像形成装置の第4の実施形態について説明する。本実
施形態は、前述の第3の実施形態の効果を更に向上させ
たものであり、特に第3の実施形態に述べた画像形成装
置よりもプロセス速度の速い高速カラー複写機に対応し
たものである。
【0083】従って、その構成は図1に示される構成と
同様である。また、図6及び図7に、この第4の実施形
態のシーケンスの図を示す。
【0084】本実施形態としては、プロセス速度が16
0mm/secと高くなった高速複写機において適用し
た。高速化に対応してドラム径は180mmのものを使
用した。
【0085】実験評価としては、前述の第3の実施形態
と同様の評価モードをおこなったが、従来技術では、5
千枚のコピーにてフィルミングの発生がみられたが、本
実施形態では、非画像形成時における感光ドラム1のプ
ロセス速度を、画像形成時におけるプロセス速度(V1
=120mm/sec)より大きなV2=180mm/
secとし除電ローラ21を停止させた状態で、第3の
実施形態よりも強固に付着したフィルミングの除去が可
能となった。
【0086】因みに、本実施形態のシーケンスは、50
00枚毎に投入して、コピー枚数目標である2.5万枚
を達成することができた。この時、A4サイズ横送り、
1枚間欠コピーであった。
【0087】また、全く同様の効果が確認できた形態と
して、非画像形成時に、逆に、中間転写ベルト11を停
止させて、除電ローラ21の回転プロセス速度を、画像
形成時のプロセス速度(V3=120mm/sec)よ
り大きいV4=180mm/secとした状態において
も前述とほぼ同様の効果を得ることが可能となった。使
用画像は、デユーテイ比25%のものを使用した。
【0088】また、ここで、非画像形成時、中間転写ベ
ルト11が回転を停止している期間に、除電ローラ21
の搬送回転速度をV3、画像形成時の搬送回転速度をV
4としたとき、V3>V4である。
【0089】(第5の実施形態)次に、本発明に係わる
画像形成装置の第5の実施形態について説明する。この
第5の実施形態の構成は、前述の図1を参照して説明し
た第1の実施形態の構成と同様である。また、この第5
の実施形態の動作シーケンスについて、図8を参照して
説明する。図8に、本発明に係わる画像形成装置の第5
の実施形態の動作シーケンスの図を示す。
【0090】本実施形態の目的は、フィルミングなどの
発生の少ない構成とするために、トナー中の外添成分を
減らしたプロセス設計を行った画像形成装置の特に融着
スジ・ポチ等の画像不良の発生を抑制することを主眼と
するものである。
【0091】トナー中の外添剤の成分(特に、研磨剤)
を減らすことは、感光体に対するダメージ(耐久性・し
ゅう擦傷等)を抑制し、傷によるタテスジといった画像
不良の発生を遅らせて感光体の寿命を伸ばす利点がある
が、反面、感光体の削れ量が低減してしまい、感光体や
転写体表面の帯電能を阻害する融着生成物の除去能力の
低下を引き起こし、画像上、融着スジ・ポチといった異
常画像を発生させてしまう。
【0092】ここで、本実施形態においては、対策とし
て、特に高温高湿環境下において、前述の第1の実施形
態などに見られる中間転写ベルト11〜除電ローラ21
間の研磨力アップシーケンスを取り入れるとともに、高
温高湿度環境以外におけるシーケンスよりも研磨力を向
上させるために、装置内環境条件に連動して研磨力を変
化させるシーケンスを導入したものである。
【0093】逆に、研磨力をそれほど必要としない、例
えば、低温低湿環境下には、必要以上の研磨力が作動す
ることのないようにし、いたずらに、転写ベルト周りの
寿命を低下させることのないようにした。
【0094】実施形態としては、環境条件を3区分に分
割し、I(機内温度20℃〜30°C未満、湿度10%
〜60%未満)、II(機内温度30℃〜45℃、湿度
60%〜80%未満)、III(機内温度45℃以上、
湿度80%以上)とした。その他の組み合わせは、湿度
値をもって区分に割り振った。
【0095】区分Iの環境条件においては、前述の第1
の実施形態における中間転写ベルトの非画像形成時にお
けるプロセス速度を140mm/secとした(図
8)。
【0096】区分IIの環境条件においては、前述の第
1の実施形態と同様のシーケンスとした(図8参照)。
即ち、中間転写ベルトの非画像形成時におけるプロセス
速度を160mm/secとした。
【0097】区分IIIの環境条件においては、前述の
第1の実施形態における非画像形成時における中間転写
ベルト11のプロセス速度を180mm/secとした
(図8参照)。
【0098】これにより、高温高湿時により発生しやす
い融着スジ・ポチに対して、環境条件に連動して転写ベ
ルト11〜除電ローラ21間の研磨力を高めることがで
き、効率的な高画質安定化シーケンスを作り上げること
が可能となった。
【0099】また、上述と同様の効果を別の環境条件に
対応したシーケンスを組むことにより、達成することが
できた。
【0100】上述の画像形成装置内の環境区分に対応し
て、区分Iにおいて、中間転写ベルトの回転数を3回転
とした。区分IIにおいては、中間転写ベルトの回転数
を4回転とした。区分IIIにおいては、中間転写ベル
トの回転数を5回転とした。
【0101】ただし、本発明に係わる画像形成装置にお
いては、中間転写ベルトの回転数はこれらの数に限定さ
れるものではなく、適宜変更しても良い。
【0102】以上により、中間転写ベルト11の回転
数、つまり、除電ローラ21と当接研磨している時間を
環境条件に対応させることにより、上述と同様な効果を
達成した。
【0103】因みに、従来例によれば、高温高湿環境下
32℃・75%において、トナー中の前述外添剤チタン
酸ストロンチュ−ム量0.2%(重量%)の条件下で、
1.5万枚以下のコピー枚数にて、始業時の電源ON時
に融着スジ・ポチが発生していたものが、本実施形態に
おける相対速度差アップ、感光ドラム回転数アップ(研
磨時間アップ)により、双方とも2.5万枚以上融着ス
ジ・ポチを防止していることが確認できた。この時、A
4横送り、画像デユーテイ比6%、1枚間欠コピーであ
った。
【0104】ここで、環境に対応して、中間転写ベルト
11の非画像形成時における回転速度、あるいは回転数
の制御は不図示の制御回路にて演算制御される。制御伝
達系としては、不図示の本発明に用いた画像形成装置の
給紙部に配置した温湿度センサにて検知された条件を信
号に変換して前述の制御回路演算回路に伝達され、転写
ベルト駆動モータ制御回路に送られて転写ベルトの回転
制御を行う。
【0105】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、中間転写体と除電手段とが相対速度差をもっ
て駆動されることから、構造の複雑化を伴うことなく、
長期使用に伴うフィルミングの発生や定着時のシリコン
オイルの付着によるクリーニング不良の防止、簡易系転
写体クリーニング装置におけるクリーニング性及び転写
体上の除電性の確保を同時に達成し、かつ、長期に亘る
クリーニングブレードの反転メクレ防止や転写体の変形
防止による画質劣化の防止と高画質画像安定形成を達成
することが可能な画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像形成装置の第1の実施形態
の一部構成図である。
【図2】図1に示される画像形成装置の一部拡大図であ
る。
【図3】本発明に係わる画像形成装置の第1の実施形態
の動作シーケンスを示す図である。
【図4】本発明に係わる画像形成装置の第2の実施形態
の動作シーケンスを示す図である。
【図5】本発明に係わる画像形成装置の第3の実施形態
の動作シーケンスを示す図である。
【図6】本発明に係わる画像形成装置の第4の実施形態
の動作シーケンスを示す図である。
【図7】本発明に係わる画像形成装置の第4の実施形態
の動作シーケンスを示す図である。
【図8】本発明に係わる画像形成装置の第5の実施形態
の動作シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 一次帯電器 3 ブランク露光部 4a 第1の画像形成部 4b 第2の画像形成部 4c 第3の画像形成部 4d 第4の画像形成部 5 クリーニング装置 8 一次転写バイアスローラ 9 支持ローラ 10 対向ローラ 11 中間転写ベルト 12 二次転写バイアスローラ 14 定着手段 15 前露光ランプ 16、17 クリーニングブレード 18 転写材搬送路 19 対向ローラ 20 除電ローラ 21 除電ローラ対向アース材 100 画像形成装置本体 P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA13 DA14 DA34 DE07 DE09 EC06 EC14 ED24 EE03 EE07 EF15 2H200 FA01 FA02 FA20 GA23 GA45 GA47 GA50 GB12 GB25 HA03 HB12 HB22 JA02 JC04 JC11 JC12 JC13 JC15 JC19 LA18 LA19 LB02 LB09 LB13 LB15 LB20 LB33 LB35 LB37 LB39 MA03 MA14 MA20 MC02 MC06 MC18 PA10 PA11 PA14 PB14 PB27 PB28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な表面を有し、潜像が形成され
    る像担持体と、該像担持体に形成されたトナー像をシー
    ト材に転写するための中間転写体と、該中間転写体と当
    接し、該中間転写体の除電を行う除電ローラー及び、ア
    ースローラーを有する画像形成装置において、前記中間
    転写体の駆動手段と前記除電の駆動速度との間に相対速
    度差を有し、かつ転写材が積載する面に直接当接する該
    除電ローラーの表面硬度H1、該中間転写体表面硬度H
    2としたときに、H1>H2の関係が成り立ち、かつ該
    除電ローラ表面のJIS10点平均荒さをR1、該転写
    体表面の平均粗さをR2としたときに、R1>R2の関
    係が成り立ち、さらに該除電ローラーの直径D1、転写
    材非積載面に当接するアース除電ローラーの直径D2と
    したときに、D1>D2であることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体の駆動速度と前記除電手
    段の駆動速度との間に相対速度差を有する際の、前記中
    間転写体及び前記除電手段の駆動速度の少なくともいず
    れか一方が、前記像担持体に形成されたトナー像を前記
    シート材に転写する際のそれぞれの駆動速度よりも速い
    速度であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】前記中間転写体と前記除電手段の駆動速度
    との間に、相対速度差を有することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記中間転写体の駆動手段と前記除電手段
    の駆動速度との間に相対速度差を有している際に、前記
    中間転写体の駆動が停止されていることを特徴とする請
    求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記中間転写体の駆動速度と前記除電手段
    の駆動速度との間に相対速度差を有している際の前記除
    電手段の駆動速度が、前記像担持体に形成されたトナー
    像を前記シート材に転写する際の前記除電手段の駆動速
    度よりも速い速度であることを特徴とする請求項4に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記中間転写体の駆動速度と前記除電手段
    の駆動速度との間に相対速度差を有している際に、前記
    除電手段の駆動が停止されていることを特徴とする請求
    項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記中間転写体の駆動速度と前記除電手段
    の駆動速度との間に相対速度差を有している際の前記中
    間転写体の駆動速度が、前記担持体に形成されたトナー
    像を前記シート材に転写する際の前記中間転写体の駆動
    速度よりも速い速度であることを特徴とする請求項6に
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記画像形成装置本体の温度及び湿度の少
    なくともいずれか一方を検知する検知手段を備え、該検
    知手段による検知結果に基づいて、前記中間転写体及び
    前記除電手段の少なくともいずれか一方の駆動速度を変
    更することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】前記検知手段による検知結果に基づいて、
    前記中間転写体及び前記除電手段の少なくともいずれか
    一方の駆動時間を変更することを特徴とする請求項8に
    記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記画像形成装置本体の温度及び湿度の
    少なくともいずれか一方を検知する検知手段を備え、該
    検知手段による検知結果に基づいて、前記中間転写体及
    び前記除電手段の少なくともいずれか一方の駆動時間を
    変更することを特徴とする請求項1から7のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記中間転写体の駆動速度と前記除電手
    段の駆動速度との間に相対速度差を有しているときが、
    前記像担持体に前記潜像が形成されるとき及び前記シー
    ト材に前記トナー像が転写されるとき以外のときである
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013045097A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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