JP2003323048A - 磁石の接着方法および接着装置 - Google Patents

磁石の接着方法および接着装置

Info

Publication number
JP2003323048A
JP2003323048A JP2002127930A JP2002127930A JP2003323048A JP 2003323048 A JP2003323048 A JP 2003323048A JP 2002127930 A JP2002127930 A JP 2002127930A JP 2002127930 A JP2002127930 A JP 2002127930A JP 2003323048 A JP2003323048 A JP 2003323048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
shaped magnet
longitudinal direction
bar
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002127930A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Atsumi
智浩 厚美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002127930A priority Critical patent/JP2003323048A/ja
Publication of JP2003323048A publication Critical patent/JP2003323048A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状磁石の長手方向に亘って均一な接着力を
設定できると共に、加圧作業時の不具合となる虞がある
磁石の折損事故や磁気ブラシの接触状態が不均一になる
などを未然に解消することができる磁石の接着方法を提
供する。 【解決手段】 棒状磁石1をこれの被接着対象部材2に
接着するための方法であって、上記棒状磁石1の形態に
合わせて該棒状磁石1の長手方向での圧力を設定可能な
手段3’を用いて加圧することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁石の接着方法お
よび製造装置に関し、さらに詳しくは、磁気ブラシ現像
に用いられる磁気ブラシ現像ローラの現像主極に希土類
合金磁石を用いた場合の磁石の接着方法および製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁石を用いる装置の一つに複写機やプリ
ンタあるいはファクシミリ装置や印刷機などの画像形成
装置に用いられる磁気現像装置がある。磁気現像装置に
は、感光体などの潜像担持体に対向して現像剤を磁気ブ
ラシ状に担持する現像ローラを備えた構成がある。現像
ローラは、表面に磁気ブラシを担持しながら回転可能な
現像スリーブと、現像スリーブ内に配置されて不動の磁
石ローラとを備えている。磁石ローラには、現像剤を搬
送するための磁極に加えて潜像担持体と対向する位置で
磁気ブラシ状に現像剤を穂立ちさせて現像スリーブ表面
に担持させる現像主極を備えている。
【0003】一方、磁気ブラシ状に穂立ちされる現像剤
の一つに2成分系現像剤がある。2成分系現像剤は、キ
ャリアとして用いられる磁性粒子を現像ローラ表面に穂
立ちさせて磁気ブラシを構成し、連なる磁性粒子表面に
摩擦帯電により多くのトナーを付着させて用いられる。
このような2成分系現像剤は、静電潜像に接触させるこ
とにより静電潜像部分にトナーを転移させる。2成分系
現像剤を用いた2成分系現像方式は、転写性や温度・湿
度に対する現像特性の安定性が良好であるという利点が
あることが知られている。
【0004】2成分系現像方式においては、現像領域に
おいて感光体と現像剤担持体とを近接させるほど高い濃
度が得られやすく、またエッジ効果も少なくなることが
知られている。このため、潜像担持体と現像ローラが有
する現像主極との距離を近接させることが望ましいが、
両者を近接させると黒ベタ画像やハーフトーンのベタ画
像の後端部が白く抜ける、いわゆる「後端白抜け」と呼
ばれる画質劣化を生じた異常画像が発生しやすくなる。
【0005】後端白抜けが発生する原因としては、次の
理由が考えられる。第1に、画像後端では、現像バイア
スの電圧と潜像担持体野路肌部の静電電位により形成さ
れる電界が潜像担持体側から現像スリーブ側に向かう方
向性を示すことによりトナーが潜像担持体側から遠ざか
るように移動し、潜像担持体近傍でのトナーが減少する
ため、現像領域でキャリアがローリングしながら移動す
る際に潜像担持体近傍に位置するキャリア表面のトナー
が減少している表面積が多くなることによる。
【0006】第2に、現像主極によって穂立ちされる磁
気ブラシの立ち上がり始めの段階で現像スリーブの長手
方向(軸方向)において立ち上がりにばらつきが存在す
ることによる。
【0007】長手方向(軸方向)での立ち上がりにばら
つきがあると、磁気ブラシが静電潜像に接触する位置も
ばらつくことになる。この結果、磁気ブラシが完全に立
ち上がる部分が現像スリーブの長手方向(軸方向)で散
在し、さらに長手方向(軸方向)で隣り合う磁気ブラシ
同士が引き合うことも相俟って個々に分かれた磁気ブラ
シの塊ができてしまい、長手方向(軸方向)で静電潜像
に対する磁気ブラシの均一接触ができなくなる。
【0008】上述した不具合を解消するための構成とし
て、後端画像濃度を高めるようにするために、現像スリ
ーブでの現像主極の法線方向磁束密度の減衰率を規定す
る構成が提案されている(例えば、本出願人の先願に係
る特開平2000−305360号公報)。上記公報に
は、現像スリーブ内に配置されている磁気スリーブに設
けられた現像主極での半値角度幅を狭くすることにより
法線方向磁束密度の減衰率を40%以上とすると共に、
図11に示すように、現像主極を基準として現像スリー
ブの回転方向上流側および下流側にそれぞれ現像主極と
逆極性の補助磁極P1a,P1b(図11では、現像主
極がN、補助磁極がS極の場合が示されている)を設け
た磁石ローラに設けた構成が開示されており、さらに現
像主極には、回転中心軸に垂直な横断面における面積
(以下「横断面積」という。)が小さい磁石を用いるこ
とが開示されている。なお、図11において、符号θ2
は法線方向磁束密度Bnの現像スリーブ表面での同方向
における半値角度幅を示している。
【0009】上記公報には、小さい磁石の材質に関し
て、横断面積の小型化による磁力低下を補える磁力を得
ることができる希土類金属合金を用いることが開示され
ている。希土類金属合金としては、従来通常用いられて
いた、最大エネルギー積が36kJ/m前後、20k
J/m前後であるフェライト磁石、フェライトボンド
磁石等と比べ強い磁力を確保することが可能な、鉄ネオ
ジウムボロン合金磁石(最大エネルギー積で358kJ
/m)、鉄ネオジウムボロン合金ボンド磁石(最大エ
ネルギー積で80kJ/m前後)、さらにはサマリュ
ウムコバルト金属合金磁石が例示されている。
【0010】一般に、希土類金属合金を用いた場合の磁
束密度は、図12(A)に示すように、長手方向中央部
において減少することが知られている。この部分での磁
束密度を高めるために、中央部での磁束密度を磁気ブラ
シの形成に必要な値とする寸法に設定することがある。
しかし、これでは磁石の長手方向全域での厚さが厚くな
ることによって現像スリーブの小径化を図る際の障害と
なる。そこで、図12(B)に示すように、長手方向中
央部の横断面積を他の部分よりも大きくして全体での厚
みを小さくすることが考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図12(B)に示すよ
うに、長手方向中央部の横断面積が端部よりも大きい形
状とされた現像主極用の磁石を現像スリーブに組み付け
る方法としては、非磁性体からなる磁気スリーブに形成
された凹部内に接着して一体化する方法がある。従来、
現像主極用の磁石を磁気スリーブに一体化するには、エ
ポキシ樹脂などの常温硬化型の接着剤を磁石における凹
部内に入り込む面に塗布した状態で人手により磁石を凹
部内に差し込んで接着する加工作業が行われていた。
【0012】しかし、上記加工作業では磁石の長手方向
に亘る均一な接着力を得ることが難しいという問題があ
る。特に、常温硬化型の接着剤は温度と圧力とにより硬
化時間が変化するので、凹部内に差し込まれた磁石を迅
速に押圧することが重要となる。このため、位置決めに
手間取ったりすると接着剤の有機的あるいは物理的な結
合が完了する前に接着剤が硬化してしまうことがあり、
接着不能となることにより凹部内への組み付け不良が発
生する虞があった。また、長手方向での接着力が不均一
であると、その一部が剥がれて浮き上がったりしてしま
い、浮き上がった部分が外力により折損したりあるいは
長手方向で静電潜像に対する磁気ブラシの接触状態が変
化してしまう虞がある。
【0013】本発明の目的は、上記従来の磁石の接着方
法における問題に鑑み、棒状磁石の長手方向に亘って均
一な接着力を設定できると共に、加圧作業時の不具合と
なる虞がある磁石の折損事故や磁気ブラシの接触状態が
不均一になるなどを未然に解消することができる磁石の
接着方法および製造装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
棒状磁石をこれの被接着対象部材に接着するための方法
であって、上記棒状磁石の形態に合わせて該棒状磁石の
長手方向での圧力を設定可能な手段を用いて加圧するこ
とを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に加えて、上記長手方向での圧力分布が長手方向にお
いて異なる関係を設定されていることを特徴としてい
る。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明に加えて、上記棒状磁石に対する圧力作用部
が上記長手方向に沿って複数分割されていることを特徴
としている。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明に加えて、上記棒状磁石と上記被接着対象部
材との間で生起される加圧力が上記棒状磁石の形態に拘
わらず均一設定されることを特徴としている。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明に加えて、上記接着される棒状磁石は、長手方向での
横断面積が中央部と端部とで異なる形状であることを特
徴としている。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明に加えて、上記棒状磁石として、長手方向中央部の横
断面積が端部よりも大きくされている形状が用いられる
ことを特徴としている。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明に加えて、上記棒状磁石として、長手方向中央部の横
断面積が端部よりも小さくされている形状が用いられる
ことを特徴としている。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項5記載の発
明に加えて、上記棒状磁石として、長手方向一端部の横
断面積が他端部よりも大きくされている形状が用いられ
ることを特徴としている。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項5記載の発
明に加えて、上記棒状磁石は、加圧方向での一辺の長さ
が2mm以下で長手方向の長さが300mm以上に設定
された細い棒形状とされていることを特徴としている。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項1乃至9
のうちの一つに記載の発明に加えて、上記棒状磁石は、
上記被接着対象部材に対して嵌合した状態で接着される
ことを特徴としている。
【0024】請求項11記載の発明は、請求項1乃至1
0のうちの一つに記載の磁石の接着方法を実施するため
の装置であって、上記棒状磁石の長手方向に沿って複数
に分割された加圧部材を備えたことを特徴としている。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項1乃至1
0のうちの一つに記載の磁石の接着方法を実施するため
に用いられる装置であって、上記棒状磁石の形態に倣っ
て該磁石の加圧面に圧接可能な部材を備えたことを特徴
としている。
【0026】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の発明に加えて、上記磁石の加圧面に圧接可能な部材と
して、弾性変形可能な部材が用いられることを特徴とす
る特徴としている。
【0027】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の発明に加えて、上記弾性変形可能な部材は、弾性力を
変更可能な構成とされていることを特徴としている。
【0028】請求項15記載の発明は、 請求項11乃
至14のうちの一つに記載の発明に加えて、上記棒状磁
石は、該棒状磁石との対向面が位置決め部とされた磁性
体に吸着されて被接着対象部材に向けて加圧されること
を特徴としている。
【0029】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明に加えて、上記磁性体における位置決め部は、上
記棒状磁石に対向する側から奥側に向けて鋭角とされた
面で構成されていることを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施形態による
磁石の接着方法を説明するための模式図であり、同図に
示す磁石は、断面形状が矩形とされ、その一辺の長さが
2mm以下で長さが300mm以上に形成された希土類
金属合金磁石からなる棒状磁石が用いられている(以
下、磁石を便宜上、棒状磁石1と呼称する)。
【0031】棒状磁石1は、形態として、横断面積が長
手方向中央部と端部とで異なる形状とされ、図1に示す
形態では、長手方向中央部での横断面積が端部のそれよ
りも大きく、換言すれば、厚くされた形状とされてい
る。
【0032】また、棒状磁石1の形態としては、磁束密
度において長手方向中央部が磁気ブラシを担持するに必
要な値が得られる厚さ(図1において符号Tで示す厚
さ)であることを前提として、図2に示すように、図1
の場合とは逆に、長手方向中央部の横断面積が端部のそ
れよりも小さくされた形状とされる場合、あるいは、図
3に示すように、長手方向一端部の横断面積が他端部よ
りも大きくされて傾斜面をなす形状とすることも可能で
ある。図2および図3に示す形態は、棒状磁石1の設置
条件などにより決定される。なお、図2に示した形態の
変形例としては、図2に示したような端部よりも厚さが
薄い部分を中央部からさらに端部側に延長して長手方向
両端のみをこれ以外の部分よりも厚くする形状、被接着
対象部材である磁気スリーブ側の接着面が長手方向形状
を鼓形状とされている場合に対応させて接着面形状に相
対する太鼓状とした形状などがある。
【0033】棒状磁石1は、被接着対象部材に相当する
非磁性体からなる磁石ローラ2に対して嵌合される構成
とされている。このため、磁石ローラ2には、図4に示
すように、嵌合部として径方向の深さを有する凹部2A
が形成されている。図1に示す形態の棒状磁石1を磁石
ローラ2に嵌合される場合を対象として接着方法につい
て以下に説明するが、図2および図3に示す形態の棒状
磁石1に対しても同じ原理が踏襲されることを前置きし
ておく。
【0034】棒状磁石1は、磁石ローラ2の凹部2Aに
対向する底面に嵌合された状態で、エポキシ樹脂などの
常温硬化型の接着剤を塗布された底面が凹部2Aの底部
に接着されて一体化されるが、均一な接着力を得るため
の加圧時には、次の方法が用いられる。 (1)長手方向で一つの圧力源を用いる方法、(2)長
手方向で複数の圧力源を用いる方法である。
【0035】図5および図6は、上記各方法の原理と装
置構成を説明するための図であり、図5は、(1)に挙
げた方法に関する図である。同図において、棒状磁石1
は、平行面を棒状磁石1と対向させた磁性体からなる単
一圧力源に相当する板状の加圧部材3によって押圧され
ることにより磁石ローラ2の凹部2A内に差し込まれ
る。この構成では、加圧部材3が磁性体であることによ
り、特別な把持機構など必要とすることなく棒状磁石1
の磁力を利用して嵌合させる状態に維持することができ
る。加圧部材3によって押圧される棒状磁石1は、長手
方向中央部とこれ以外の端部側とで加圧部材3との当接
状態が違う。しかし、棒状磁石1の長手方向中央部に当
接する加圧部材3は、その圧力を棒状磁石1の長手方向
全域に作用させることができるので、凹部2Aに嵌合す
る棒状磁石1における加圧側の面と反対側の底面には、
長手方向全域に亘って均一な圧力分布が得られる。これ
により、棒状磁石1の底面が該当する接着面には接着に
必要な圧力が均一に作用することになる。この構成にお
いては、加圧部材3の構成が比較的簡単なもので済むと
いう利点があるが、この構成を用いる場合には、長手方
向の傾きがなく、長手方向中央部のみが加圧されること
が、圧力作用位置の変化による圧力分布の違いを起こさ
ないようにする上で望ましい。このため、加圧部材3
は、例えば、把持機構など位置決め精度が得やすい機構
により動作されることが好ましい。
【0036】図6は、(2)に挙げた方法に関する図で
あり、同図(A)は、加圧部材(便宜上、符号3’で示
す)の構成を示し、図6(B)は動作状態をそれぞれ示
している。図6(A)において、加圧部材3は、棒状磁
石1の長手方向の長さに対応する長さを有した板状の基
材3A’と、基材3A’の長手方向において複数分割さ
れて複数の圧力源を構成する加圧ブロック体3B’とを
備えている。
【0037】加圧ブロック体3B’は、基材3A’に植
え込まれたガイドロッド3C’に沿って摺動可能に設け
られ、基材3A’との間に挿嵌されたコイルスプリング
などの弾性体4によって常時棒状磁石1に圧接する向き
の移動習性が付与されている。
【0038】加圧部材3’は、磁性体で構成され、棒状
磁石1を磁気吸着して現像スリーブ2における凹部2A
に向けて移動することができるようになっている。この
ため、加圧部材3’を凹部2A側に向けて移動させると
棒状磁石1が凹部2A内に差し込まれ、底面が凹部2A
の底部に当接する。図6に示すように、複数の圧力源で
ある加圧ブロック3’を、伸縮量に応じた弾性復元力が
異なる弾性体4により圧力を作用させる場合には、全て
の弾性体4を同じ弾性係数(バネ定数)に設定する場合
と、棒状磁石1の形態に応じて配置される位置間で弾性
係数(バネ定数)を異ならせて設定する場合とが考えら
れる。全ての弾性係数を同じにした場合には、加圧時、
収縮量が他の弾性体4よりも大きくなる長手方向中央に
位置する弾性体4は、他の弾性体よりも弾性復元力が大
きくなることにより棒状磁石1の長手方向中央での加圧
力が他の部分よりも大きくなる。この結果、細長い形状
の棒状磁石1において長手方向での圧力分布は図5に示
した場合に近似するが、長手方向中央以外も加圧ブロッ
ク体3’で加圧されているので、長手方向中央での収縮
量の大きさを適正化することにより長手方向中央部のみ
が加圧される場合に比べて棒状磁石1の長手方向での圧
力差を小さくしてほぼ均一な圧力分布とすることができ
る。この結果、棒状磁石1の底面が該当する接着面には
接着に必要な圧力が均一に作用することになる。これに
対して、長手方向中央の弾性体を棒状磁石1の形態に応
じて変化させた場合には、棒状磁石1の形態において他
の部分よりも凸状をなす長手方向中央の弾性体の弾性係
数を他の部分のそれよりも小さくすることが考えられ
る。このような弾性係数の違いにより、棒状磁石1での
加圧面、つまり加圧ブロック3’が当接する面での圧力
は長手方向全域に亘って均一化され、棒状磁石1の底面
が該当する接着面には接着に必要な圧力が均一に作用す
ることになる。
【0039】図6に示した方法、つまり、長手方向にお
いて複数の圧力源を用いた場合には、図5に示した方法
と違って、加圧ブロック3’による加圧が行われる際に
棒状磁石1の折損事故を確実に防ぐことができる。以
下、その理由を説明する。
【0040】図5に示した方法においては、棒状磁石1
の長手方向端部側に加圧部材3が直接当接していないこ
とが原因して圧力を条件の一つとする接着力が十分に得
られないことがある。このため、長手方向端部側では加
圧部材3が取り除かれた場合、接着剤の界面接合が十分
でなく硬化のみが行われていると長手方向端部が凹部2
A内から浮き上がることもある。
【0041】端部側の浮き上がりが大きいと、細い形状
であることから曲げ剛性の設定によっては折損してしま
う虞がある。特に、棒状磁石1を凹部2A内に嵌合させ
る状態を維持させるように保持する加圧部材3を磁性体
で構成して磁気的な吸着を利用した場合には、接着力が
弱くなる位置である長手方向端部側が磁性体に引きつけ
られやすくなり、これによって反り返る場合と同じ現象
が生じやすくなり、折損事故が起こりやすくなる。そこ
で、図6において説明した方法が有効となる。
【0042】次に、棒状磁石1の形態に応じた圧力設定
を行うための別の例について、説明する。図7は、図6
に示したような棒状磁石1の長手方向において複数分割
された加圧ブロック体3B’を備えるのでなく、長手方
向での棒状磁石1の形態に倣って当接できる構成を示し
ている。
【0043】図7において、棒状磁石1に対する加圧ブ
ロック体3B’の加圧面側には、弾性変形により棒状磁
石1の形態に倣うことが可能なエアバッグ5が対向して
配置されている。エアバッグ5は、膨縮可能な風船状を
なし、棒状磁石1と対向する面と反対側の面が加圧ブロ
ック体3B’に一体化され、その一部には図示しないエ
アを給排可能な流体供給源との間を接続するパイプ6の
一端が連通している。
【0044】エアバッグ5の収縮時には、図7(A)に
示すように、内部が負圧化されることにより棒状磁石1
から離れる状態とされ、内部が正圧化されることにより
膨張すると、図7(B)に示すように、棒状磁石1の形
状に合わせてその表面に均一接触する。これにより、棒
状磁石1には、エアバッグ5からの圧力が長手方向全域
に亘って均一に付与されることになるので、長手方向全
域での接着力を均一化することができる。
【0045】図7に示す構成では、エアバッグ5におけ
る棒状磁石1と対向する面にゴム磁石などの磁性体(図
示されず)が一体化されて棒状磁石1の保持を行うこと
ができるようになっている。また、エアバッグ5の膨張
時には、図示しないが、磁石ローラ2の凹部2A(図4
参照)に向けて棒状磁石1を誘導するためのガイド部材
(図示されず)が棒状磁石1の長手方向両端およびこれ
と直角な方向に配置される。なお、この構成では、流体
の一つである空気を給排できる構成が前提となっている
が、本発明では、流体の他の一つである液体を用いるこ
とも可能であり、液体の温度制御を併用してバッグ自体
の膨縮状態を制御するようにしても良い。
【0046】図7に示した構成においては内部への流体
の給排により弾性変形することを利用したが、弾性変形
する部材を用いる構成としては、図8に示す構成があ
る。図8に示す構成は、図6において符号3B’で示し
た加圧ブロック体と同様な機能を有する基材7と、この
基材7に一体化されて棒状磁石1を磁気吸着可能な磁性
体(図示されず)を備えたゴム体8とが備えられてい
る。
【0047】ゴム体8は、温度により発泡状態が変化す
る特性を有しており、内部に設けられている配線への通
電制御(図8中、符号8Aで示す部材は通電制御部材に
相当している)によって温度が上昇すると発泡して体積
が増加するのに応じて膨張することができ、このときの
膨張変形による加圧圧力を棒状磁石1に作用させるよう
になっている。従って、通電制御状態を変更することに
よりゴム体8の膨張状態を変更することができるので、
膨張による加圧圧力を棒状磁石1の接着力が最適となる
値に設定することができる。なお、ゴム体8の構成とし
て、内部に発泡成分を含有させて発泡状態に応じた体積
の変化を利用する代わりに、自らの熱膨張特性により体
積変化する材料を用いることも可能である。
【0048】次に接着装置における棒状磁石1の保持機
構について説明する。図9は、棒状磁石1の長手方向で
複数分割されて配置されている圧力ブロック体(図6に
おいて符号3B’で示す部材)の一つを示す図であり、
同図において棒状磁石1を保持する磁性体10は圧力ブ
ロック体3B’と一体化されて設けられている。
【0049】同図において磁性体10は、棒状磁石1が
凹部2A(図4参照)内に差し込まれる時点に凹部2A
との中心位置決めが行えるようになっている。つまり、
磁性体10における棒状磁石1との対向面10Aは、棒
状磁石1に対向する側から奥側(棒状磁石1から離れる
側)に向けて凹部2Aの中心線Lを基準として対称とな
る鋭角の面で構成されている。対向面10Aに磁気吸着
された棒状磁石1は、凹部2Aの内面に接触すると、そ
の内面から受ける力により対向面10A内で凹部2Aの
中心位置(符号Lで示す中心線上)と整合する位置に動
く(図9(B)中、符号Rで示す状態)ことができるの
で、接触した時点から完全な加圧圧力が作用するまでの
間に凹部2Aの中心位置に自らの中心位置、この場合に
は、長手方向と直角な方向に相当する幅方向での中心位
置が位置決めされることになる。
【0050】凹部2Aの中心位置の位置決めに関して
は、磁性体10そのものによるばかりでなく、例えば、
図10に示す構成を採用することも可能である。図10
において、磁性体10に吸着されている棒状磁石1の幅
方向一方には不動状態の定置部材11が設けられ、棒状
磁石1を挟んで定置部材11と反対側には棒状磁石1の
幅方向に移動可能な位置決め部材12が設けられてい
る。
【0051】図10(B)において、一点鎖線で示すよ
うに凹部2Aの中心線Lに対して位置ずれしている棒状
磁石1は、その幅方向一方側の側面に当接している不動
状態の定置部材11に対し、棒状磁石1をはさんで定置
部材11と対向して棒状磁石1の幅方向に移動可能な位
置決め部材12により幅方向に押し動かされると(図1
0中、矢印で示す状態)、定置部材11に棒状磁石1が
当接することにより凹部2Aの中心線Lと棒状磁石1自
らの幅方向中心位置とが整合するように位置決めされ
る。
【0052】位置決めされた棒状磁石1は、加圧ブロッ
ク体3B’が凹部2Aに向けて移動するのに合わせて凹
部2Aに向けて移動することになるが、この場合には、
定置部材11および位置決め部材12も共に移動して凹
部2A内に棒状磁石1が差し込まれるまでの間、凹部2
Aと棒状磁石1との中心位置の位置決め状態を維持する
ようになっている。
【0053】図9および図10に示す構成においては、
いずれの場合も磁性体10が移動するのに合わせて必然
的に棒状磁石1を位置決めすることができるので、目視
などによる中心合わせを要しないで済む。
【0054】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
棒状磁石の形態に合わせて棒状磁石の長手方向での圧力
が設定することにより、長手方向各部で必要とされる接
着力を均一な状態に設定することが可能となる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、棒状磁石尾
長手方向での圧力作用部が長手方向に沿って複数分割さ
れているので、各部での接着圧力を長手方向で均一とな
る圧力にそれぞれ設定することが可能となる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、棒状磁石と
これの被接着対象部材との間での加圧力が棒状磁石の形
態に拘わらず均一設定されることにより長手方向での接
着力を均一化することが可能となる。
【0057】請求項5乃至8記載の発明によれば、棒状
磁石の形態をなす形状が長手方向において異なっている
場合でも長手方向での圧力設定が行えることにより長手
方向での接着力を均一化することが可能となる。
【0058】請求項9記載の発明によれば、棒状磁石と
して折損しやすい細い形状の棒状磁石を対象とした場合
でも、長手方向での接着力を均一に設定することができ
るので、長手方向での接着状態が均一化されて一部が剥
がれるような事態を防止して一部に負荷が作用した場合
でも折損するような事態を防止することが可能となる。
【0059】請求項10記載の発明によれば、被接着対
象部材に嵌合することで接着される場合においても、嵌
合部の長手方向での接着力が均一化されることにより一
部が剥がれて浮き上がるようなことがないので、被接着
対象部材からの位置決め精度を確保することが可能とな
る。
【0060】請求項11記載の発明によれば、棒状磁石
の長手方向で複数分割された加圧部材を用いることによ
り各部での圧力設定が可能となるので、長手方向での接
着力を均一化しやすくすることが可能となる。
【0061】請求項12記載の発明によれば、棒状磁石
の形態に倣って外字しゃくの加圧面に圧接可能な部材を
用いることにより形態に関係なく長手方向での圧力分布
を均一化することが可能となる。
【0062】請求項13および14記載の発明によれ
ば、棒状磁石の加圧面に圧接可能な部材が弾性変形可能
な部材を用いることにより棒状磁石の形態に対応して変
形することができ、特に、請求項14記載の発明では変
形した際の圧力を可変できるので、棒状磁石の接着力を
を長手方向に亘って最適化することが可能となる。
【0063】請求項15および16記載の発明によれ
ば、棒状磁石との対向面が位置決め部とされた磁性体に
より被接着対象部材に接着される際の位置決めが行われ
た状態で接着することができ、特に請求項16記載の発
明では、棒状磁石の対向面が鋭角面とされていることに
より被接着対象部材に向けて移動した際の抵抗により自
動的に被接着対象部材の接着位置と棒状磁石の接着面と
の位置合わせが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による接着方法が適用される
磁石の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態による接着方法が適用される
磁石の別の例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態による接着方法が適用される
磁石の他の例を示す図である。
【図4】図1乃至図3に示した磁石の接着が行われる被
接着対象部材の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態による接着方法の一つを説明
するための図であり、(A)は接着前の状態を、(B)
は接着時の状態をそれぞれ示している。
【図6】本発明の実施形態による接着方法の他の一つを
説明するための図であり、(A)は接着前の状態を、
(B)は接着時の状態をそれぞれ示している。
【図7】本発明の実施形態による接着方法を実施するた
めの装置の構成の一つを説明するための図であり、
(A)は接着前の状態を、(B)は接着時の状態をそれ
ぞれ示している。
【図8】本発明の実施形態による接着方法を実施するた
めの装置の構成の他の一つを説明するための図である。
【図9】磁石の位置決めのための構成の一つを説明する
ための図であり、(A)は接着前の状態を、(B)は接
着のための加圧時の状態をそれぞれ示している。
【図10】磁石の位置決めのための構成の他の一つを説
明するための図であり、(A)は接着前の状態を、
(B)は接着のための加圧時の状態をそれぞれ示してい
る。
【図11】現像スリーブにおける磁極配置構成の従来例
を説明するための模式図である。
【図12】図11に示した磁極に用いられる材質による
磁束密度の違いを説明するための図であり、(A)は磁
束密度減少対策を施していない場合を、(B)は磁束密
度減少対策を施した場合の構成をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 磁石を構成する棒状磁石 2 被接着対象部材に相当する磁気スリーブ 2A 磁石の嵌合部の一つである凹部 3,3’ 加圧部材 3A’ 基材 3B’ 加圧ブロック体 5 弾性変形可能なエアバッグ 7 弾性力を変更可能なゴム体 10 磁石の位置決めに用いられる磁性体 10A 棒磁石との対向面 11 磁石の位置決め部の一つである定置部材 12 磁石の位置決め部の他の一つである位置決め部材

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状磁石をこれの被接着対象部材に接着す
    るための方法であって、 上記棒状磁石の形態に合わせて該棒状磁石の長手方向で
    の圧力を設定可能な手段を用いて加圧することを特徴と
    する磁石の接着方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁石の接着方法において、 上記長手方向での圧力分布が長手方向において異なる関
    係を設定されていることを特徴とする磁石の接着方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の磁石の接着方法に
    おいて、 上記棒状磁石に対する圧力作用部が上記長手方向に沿っ
    て複数分割されていることを特徴とする磁石の接着方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の磁石の接着方法に
    おいて、 上記棒状磁石と上記被接着対象部材との間で生起される
    加圧力が上記棒状磁石の形態に拘わらず均一設定される
    ことを特徴とする磁石の接着方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の磁石の接着方法において、 上記接着される棒状磁石は、長手方向での横断面積が中
    央部と端部とで異なる形状であることを特徴とする磁石
    の接着方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の磁石の接着方法において、 上記棒状磁石として、長手方向中央部の横断面積が端部
    よりも大きくされている形状が用いられることを特徴と
    する磁石の接着方法。
  7. 【請求項7】請求項5記載の磁石の接着方法において、 上記棒状磁石として、長手方向中央部の横断面積が端部
    よりも小さくされている形状が用いられることを特徴と
    する磁石の接着方法。
  8. 【請求項8】請求項5記載の磁石の接着方法において、 上記棒状磁石として、長手方向一端部の横断面積が他端
    部よりも大きくされている形状が用いられることを特徴
    とする磁石の接着方法。
  9. 【請求項9】請求項5記載の磁石の接着方法において、 上記棒状磁石は、加圧方向での一辺の長さが2mm以下
    で長手方向の長さが300mm以上に設定された細い棒
    形状とされていることを特徴とする磁石の接着方法。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のうちの一つに記載の磁
    石の接着方法において、 上記棒状磁石は、上記被接着対象部材に対して嵌合した
    状態で接着されることを特徴とする磁石の接着方法。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のうちの一つに記載の
    磁石の接着方法を実施するための装置であって、 上記棒状磁石の長手方向に沿って複数に分割された加圧
    部材を備えたことを特徴とする接着装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至10のうちの一つに記載の
    磁石の接着方法を実施するために用いられる装置であっ
    て、 上記棒状磁石の形態に倣って該磁石の加圧面に圧接可能
    な部材を備えたことを特徴とする接着装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の接着装置において、 上記磁石の加圧面に圧接可能な部材として、弾性変形可
    能な部材が用いられることを特徴とする特徴とする接着
    装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の接着装置において、 上記弾性変形可能な部材は、弾性力を変更可能な構成と
    されていることを特徴とする接着装置。
  15. 【請求項15】請求項11乃至14のうちの一つに記載
    の接着装置において、 上記棒状磁石は、該棒状磁石との対向面が位置決め部と
    された磁性体に吸着されて被接着対象部材に向けて加圧
    されることを特徴とする接着装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載の接着装置において、 上記磁性体における位置決め部は、上記棒状磁石に対向
    する側から奥側に向けて鋭角とされた面で構成されてい
    ることを特徴とする接着装置。
JP2002127930A 2002-04-30 2002-04-30 磁石の接着方法および接着装置 Pending JP2003323048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002127930A JP2003323048A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 磁石の接着方法および接着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002127930A JP2003323048A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 磁石の接着方法および接着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003323048A true JP2003323048A (ja) 2003-11-14

Family

ID=29541848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002127930A Pending JP2003323048A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 磁石の接着方法および接着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003323048A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071728A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Ricoh Co Ltd マグネットローラユニットの製造方法及び製造装置、並びに、マグネットローラユニット、現像剤担持体、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2007041295A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Ricoh Co Ltd マグネットローラの組立て装置
US10309459B2 (en) 2014-07-08 2019-06-04 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Ball bearing for a turbocharger

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071728A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Ricoh Co Ltd マグネットローラユニットの製造方法及び製造装置、並びに、マグネットローラユニット、現像剤担持体、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2007041295A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Ricoh Co Ltd マグネットローラの組立て装置
US10309459B2 (en) 2014-07-08 2019-06-04 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Ball bearing for a turbocharger

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5557060A (en) Developing device
KR900014950A (ko) 현상방법 및 현상장치
JP3989180B2 (ja) 現像ローラ及びその製造方法、現像装置並びに画像形成装置
JP2003323048A (ja) 磁石の接着方法および接着装置
JPH0434577A (ja) 現像装置
US20080008499A1 (en) Charging member, process cartridge including the same, and image forming apparatus including the same
JP3926597B2 (ja) 現像ローラの製造方法
JP2830079B2 (ja) 一成分現像装置
JP2006259222A (ja) マグネットローラ、現像剤担持体、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007145507A (ja) リブを有する無端ベルトの製造方法及びそれに用いる円筒芯体
JPH02259786A (ja) 現像装置
JPH0572883A (ja) 現像装置
JP2887261B2 (ja) 二成分現像装置
JP2000172067A (ja) 現像装置
JP3149300B2 (ja) 現像装置
JP2001242711A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3052567B2 (ja) 現像装置
JP4810124B2 (ja) 画像形成装置
JPH04219772A (ja) 一成分現像装置
JP2006133373A (ja) 帯電ローラの製造方法および画像形成装置
KR200329346Y1 (ko) 화상형성장치의 대전부 압력 유지장치
JP4557618B2 (ja) ローラ、供給ローラ、現像ローラ
JPH07333984A (ja) 2段現像方式を用いた電子写真装置
JPH04146467A (ja) 一成分現像装置
JP2001281987A (ja) 現像装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041105

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070509

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070809

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070925

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205