JP2003322737A - 光導波路 - Google Patents

光導波路

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JP2003322737A
JP2003322737A JP2002129638A JP2002129638A JP2003322737A JP 2003322737 A JP2003322737 A JP 2003322737A JP 2002129638 A JP2002129638 A JP 2002129638A JP 2002129638 A JP2002129638 A JP 2002129638A JP 2003322737 A JP2003322737 A JP 2003322737A
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refractive index
temperature coefficient
core
overclad
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Tetsushi Shoji
哲史 荘司
Koji Yamada
浩治 山田
Nobutate Koshobu
信建 小勝負
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化による波長シフトを抑制した光導波
路を提供する。 【解決手段】 シリコン基板部11上に、アンダークラ
ッドである石英層12とシリコンのコア部14とオーバ
ークラッド13とを有する完全埋め込み型光導波路にお
いて、負の屈折率温度係数を示すフッ素化ポリイミドに
よりオーバークラッド13を作製し、シリコンのコア部
14の屈折率温度係数を補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路そのもの
が温度補償効果を有する光導波路に関し、例えばオプト
エレクトロニクス分野、光通信分野において使用される
光導波路型フィルター等の平面光波回路に利用されるも
のである。
【0002】
【従来の技術】コア・クラッド構造を持つ光導波路を複
数個組み合わせて、シリコン基板等の平面基板上に設置
した光導波路回路(PLC:Planer-Lightwave-Circui
t)は、光通信や次世代の光コンピューティングを支え
る基本技術の一つである。このPLCとしては、3dB
カップラ、MZI型光スイッチ、AWG、MZI型波長
フィルター、グレーティング型波長フィルター、リング
共振器フィルターなどの多種類のPLCが現在までに開
発されている。また、これらの光素子をさらに数多く混
載したプログラマブル波長フィルター、ループバック型
アレイ導波路格子回路、光分散等化器など、多数の波長
を扱え、複雑かつ大規模なPLCも現在開発されつつあ
る。
【0003】これらのPLCに用いられる光導波路にお
けるコアとクラッドは、主に石英から構成されている。
しかしながら、この構成では比屈折率差は2%以下と小
さいため、光導波路の回路作製に際し、光導波路に急角
度の曲げを要求する回路作製は困難である。
【0004】このため、近年、比屈折率差が大きくかつ
製造工程が簡単な光導波路として、SOIウェハを利用
した光導波路が検討されている。SOIウェハとは、ベ
ースのシリコン基板と最上層のシリコン層とが絶縁体
(主に石英)によって電気的に絶縁されたウェハであ
る。このSOIウェハのシリコン層をエッチングするこ
とによりコアを形成し、アンダークラッドとして石英
層、オーバークラッドとして石英やエアクラッドを用い
た光導波路とすることにより、大きな比屈折率差を有す
る光導波路を作製することができる。例えば、屈折率が
約3.5のシリコンコアに対し屈折率が約1.5の石英
をクラッドとした場合、比屈折率差を約40%程度とす
ることができる。
【0005】図3及び図4は、従来の光導波路の概略断
面図である。図3には、コア部の断面が扁平な光導波路
の一例を示した。同図に示すように、光導波路30はS
OIウェハのシリコン基板部31と、アンダークラッド
であるSOIウェハの石英層32と、SOIウェハのシ
リコン層をリソグラフィプロセスにより成形加工したコ
ア部34と、石英によって形成されたオーバークラッド
33とが積層されてなる。コア部34の大きさについて
は、幅W3は0.33μm、厚さT3は0.2μmであ
る。図4には、コア部の断面が正方形の光導波路の一例
を示した。同図に示すように、光導波路40はSOIウ
ェハのシリコン基板部41と、アンダークラッドである
SOIウェハの石英層42と、SOIウェハのシリコン
層をリソグラフィプロセスにより成形加工したコア部4
4と、石英によって形成されたオーバークラッド43と
が積層されてなる。コア部44の大きさについては、幅
W4は0.3μm、厚さT4は0.3μmである。
【0006】このような比屈折率差が高い光導波路で
は、光導波路を数μm程度の半径で曲げることが出来る
ようになり、数mm以上の曲げ半径を要する石英系導波
路と比較して、PLCの飛躍的な小型化が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光導波路が光をシング
ルモードで伝播する場合、コアとクラッドを一体として
みるような実効的な屈折率が存在するが、前述したよう
なコアがシリコン、クラッドが石英で構成された光導波
路の実効屈折率は、シリコン及び石英それぞれの屈折率
の温度係数の影響を受けて変動する。一般にシリコンと
石英は正の屈折率の温度係数、すなわちdn/dT>0
(ここでnは屈折率、Tは温度である)を示すため、コ
アがシリコンでクラッドが石英で構成された光導波路の
実効屈折率も正の温度係数を示すようになる。
【0008】また、石英の屈折率の温度係数が10-5
ーダー以下であるのに対し、シリコンの屈折率の温度係
数は10-4オーダーと大きな値を示すため、コア及びク
ラッドが共に石英で構成された光導波路の実効屈折率の
温度係数よりも、クラッドを石英、コアをシリコンで構
成した光導波路の実効屈折率の温度係数の方が大きな値
を示す。例えば、図3に示す光導波路30の屈折率の温
度係数は、1.9×10-4となる。
【0009】これにより、コア部としてシリコン、クラ
ッドとして石英により構成された光導波路を用いて、例
えば非対称マッハツェンダー回路による波長フィルター
を作製した場合、2本の非対称アーム導波路の長さの差
分の実効屈折率の温度係数によりフィルタリング波長が
シフトすることになる。これを解消するためには、ペル
チェ素子等による厳密な温度制御が必要であった。
【0010】本発明は上記状況に鑑みてなされたもので
あり、光導波路そのものが温度補償効果を有することに
より、温度変化による波長シフトを抑制した光導波路を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に形成
された石英のアンダークラッドとシリコンのコアとコア
を取り囲むオーバークラッドとを有する完全埋め込み型
光導波路において、コアを取り囲むオーバークラッド
が、負の屈折率温度係数を示す有機物質を有することを
最も主要な特徴とする。
【0012】上記課題を解決する請求項1に記載の光導
波路は、基板上に、石英のアンダークラッドとシリコン
のコアとオーバークラッドとを有する完全埋め込み型光
導波路において、前記オーバークラッドが負の屈折率温
度係数を示す物質を有することを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の光導波路は、請求
項1において、前記負の屈折率温度係数を示す物質が、
前記コアに接するように設けられていることを特徴とす
る。
【0014】また、請求項3に記載の光導波路は、請求
項1において、前記負の屈折率温度係数を示す物質が、
前記コアの上部面と2つの側部面とからなる3つの面の
全てに接するように設けられていることを特徴とする。
【0015】また、請求項4に記載の光導波路は、基板
上に、石英のアンダークラッドとシリコンのコアとオー
バークラッドとを有する完全埋め込み型光導波路におい
て、前記オーバークラッドが負の屈折率温度係数を示す
物質からなることを特徴とする。
【0016】また、請求項5に記載の光導波路は、請求
項1ないし4のいずれかにおいて、前記負の屈折率温度
係数を有する物質が、フッ素化ポリイミド、フッ素化ポ
リメチルメタクリレート、フッ素化ポリカーボネート、
ポリスチレン、ゴム状EVA樹脂、シロキサンゲル、ポ
リシロキサンゲル、ジエチレングリコールビスアクリル
カーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ(4−メチルペン
テン−1)、メチルメタクリレート/スチレン共重合体
およびアクリロニトリル/スチレン共重合体からなる群
より選ばれる少なくとも一種の有機化合物であることを
特徴とする。
【0017】また、請求項6に記載の光導波路は、請求
項1ないし5のいずれかにおいて、前記コアの断面形状
の幅および厚さが共に0.27μm〜0.30μm、ま
たは前記コアの断面形状の幅および厚さが共に0.27
μm〜0.30μmでありかつ幅と厚さが等しいことを
特長とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例につい
て、図面を用いて説明する。
【0019】[実施例1]図1は第1の実施例に係る光
導波路の概略断面図である。同図に示すように、光導波
路10はSOIウェハのシリコン基板部11と、アンダ
ークラッドであるSOIウェハの石英層12と、SOI
ウェハのシリコン層をリソグラフィプロセスにより成形
加工したコア部14と、フッ素化ポリイミドによって形
成されたオーバークラッド13とが積層されてなる。コ
ア部14の大きさについては、幅W1は0.33μm、
厚さT1は0.2μmである。
【0020】一般的に光通信で用いられる波長は1.3
μm〜1.6μm程度である。この帯域におけるシリコ
ンの屈折率及び屈折率温度係数はそれぞれ約3.5、約
2×10-4であり、フッ素化ポリイミドについてはそれ
ぞれ約1.51、約−3×10-4、石英についてはそれ
ぞれ約1.45、9×10-6である。このようにコア部
14及びクラッド(オーバクラッド13及びアンダーク
ラッドの石英層12)が異なる屈折率と異なる屈折率温
度係数を示す場合、光導波路の実効屈折率はコア部の屈
折率とクラッドの屈折率の間の値となる。また、光導波
路の実効屈折率の屈折率温度係数についても同様に、コ
ア部の屈折率温度係数とクラッドの屈折率温度係数の間
の値となる。
【0021】シリコンとフッ素化ポリイミドの屈折率温
度係数は、それぞれ符号が逆で、絶対値が近い値である
ため、コア部14を相対的に屈折率の高いシリコンと
し、オーバークラッド13を相対的に屈折率の低いフッ
素化ポリイミドとすることで、シリコンとフッ素化ポリ
イミドの屈折率温度係数の中間の値を示す光導波路、す
なわち、シリコンの屈折率温度係数を打ち消す特性を有
する光導波路を構成することが可能となる。
【0022】モードソルバーによる数値シミュレーショ
ンでは、第1の実施例に係る光導波路10の実効屈折率
の屈折率温度係数は、波長が1.55μmの場合、TE
偏波面(本実施例では全てTE偏波に関して述べる)に
おいては−5.8×10-6となり、図3に示したオーバ
ークラッドを石英とした光導波路30の場合が1.65
×10-4 であることに比べて約30分の1となる。
【0023】また、屈折率温度係数は、コア部14が小
さいほどクラッドを構成する物質の性質を強く受け、コ
ア部14が大きいほどコア部14を構成する物質の影響
を強く受ける。例えば、第1の実施例において、コア部
14の幅W1を0.01μm大きくして0.34μmと
すると、光導波路の屈折率温度係数はコア部14を構成
するシリコンの屈折率温度係数に近づき、1.33×1
-5となる。すなわち、コア部14の大きさを調整する
ことによって、光導波路30の屈折率温度係数をほぼゼ
ロとすることが可能となる。
【0024】表1は、オーバークラッド13の材料とし
て利用することができる高分子材料を例示した表であ
る。同表には、利用可能な高分子材料と共に、波長が
1.55μmの場合の高分子材料の屈折率、屈折率の温
度係数が示されている。
【0025】
【表1】
【0026】オーバークラッド13の材料としては、表
1に示すように、本実施例に示したフッ素化ポリイミド
以外にフッ素化ポリメチルメタクリレート、フッ素化ポ
リカーボネート、ポリスチレン、ゴム状EVA樹脂、シ
ロキサンゲル、ポリシロキサンゲル、ジエチレングリコ
ールビスアクリルカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ
(4−メチルペンテン−1)、MS樹脂(MMA−St
共重合体)で示したメチルメタクリレート/スチレン共
重合体、およびAS樹脂(AN−St共重合体)で示し
たアクリロニトリル/スチレン共重合体等を使用するこ
とが可能である。
【0027】[実施例2]図2は第2の実施例に係る光
導波路の概略断面図である。同図に示すように、光導波
路20はSOIウェハのシリコン基板部21と、アンダ
ークラッドであるSOIウェハの石英層22と、SOI
ウェハのシリコン層をリソグラフィプロセスにより成形
加工したコア部24と、フッ素化ポリイミドによって形
成されたオーバークラッド23とが積層されてなる。ま
た、コア部24の大きさについては、幅W2は0.27
μm〜0.3μm、厚さT2は0.27μm〜0.3μ
mの間の値をとり、幅W4と厚さT4は等しい値とし
た。よって、コア部24の断面形状は正方形である。
【0028】モードソルバーによる数値計算によれば、
コア部をシリコンとした光導波路において、屈折率が
1.5前後の物質をクラッドに用いた場合、シングルモ
ード条件を満たすコア部の断面の幅と厚さの値は、幅と
厚さとが等しい場合で約0.3μm以下であることが必
要となる。
【0029】このため本実施例では、コア部24の断面
の大きさを幅W2、厚さT2共に0.3μm以下とした
が、第1の実施例で示したように、コア部24の断面が
小さくなると、クラッドを伝播する光が増加し、実効屈
折率の特性はクラッドを構成する物質の影響を大きく受
けるようになる。ここで、矩形断面のコアを持つ完全埋
め込み型導波路において、コアを取り囲むクラッドの屈
折率がコアの4つの面で等しい場合は、TE偏波とTM
偏波がクラッドから受ける影響は等しいため、TE偏波
とTM偏波は等しい実効屈折率を有する。しかしなが
ら、本実施例のように、コア部24の三つの面がフッ素
化ポリイミドからなるオーバークラッド23、コア部2
4の底面が石英層22で構成されている場合、TE偏波
はTM偏波よりもフッ素化ポリイミドの屈折率温度係数
の影響を受けやすく、TM偏波はTE偏波よりもシリコ
ンの屈折率温度係数の影響を受けやすい。このため、本
実施例においてはTE偏波とTM偏波は異なった実効屈
折率を有することになる。
【0030】図5は、コア断面の一辺の大きさと実効屈
折率の温度係数との関係図である。前述するように、本
実施例ではTE偏波とTM偏波とで異なった実効屈折率
を有するため、図に示すように、それぞれの実効屈折率
の温度係数も異なる。例えば、コア部24の一辺の大き
さが0.27μmの場合における実効屈折率の温度係数
は、TE偏波では約−1.2×10-4、TM偏波では−
0.27×10-5であり、異なった温度係数を示す。
【0031】このため、コア部24の大きさを変化さ
せ、屈折率温度係数を小さくしようとしても、TE偏波
の屈折率温度係数の絶対値が最小となる大きさ(約0.
295μm)とTM偏波の屈折率温度係数の絶対値が最
小となる大きさ(約0.28μm)とが異なることにな
る。しかしながら、コア部24の一辺の大きさを0.2
7μm〜0.30μmとすることにより、TE偏波の屈
折率温度係数の絶対値とTM偏波の屈折率温度係数の絶
対値を共に従来の光導波路の屈折率温度係数(図5中、
白丸参照)よりも小さくすることが可能である。
【0032】なお、本実施例では石英の屈折率とフッ素
化ポリイミドの屈折率がわずかに異なる結果、TE偏波
とTM偏波の実効屈折率がわずかに異なり、用途によっ
ては問題となるおそれがある。しかしながら、そのよう
な場合には、フッ素化ポリイミドに代えて、表1に示す
高分子材料から屈折率がより石英の屈折率に近い材料を
選択し使用することで、問題を解消することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る光導波路は、シリコンのコ
アを覆うオーバークラッドが負の屈折率温度係数を示す
物質を有し、シリコンコアの屈折率温度係数を補償する
ことにより、光導波路そのものが温度補償効果を有す
る。これにより、波長フィルター、アレイ導波路格子型
等の波長合分波器において、温度変化による波長シフト
を抑制することができるため、温度変化の大きな場所に
おいても温度制御装置による温度管理を行うことなく使
用することができる。また、温度制御装置が不要になっ
たことにより、信頼性の向上、システムの小型化及び低
価格化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る光導波路の概略断面図
である。
【図2】本発明の実施例2に係る光導波路の概略断面図
である。
【図3】従来の光導波路の一例の概略断面図である。
【図4】従来の光導波路の一例の概略断面図である。
【図5】実施例2に係る光導波路のコア断面の一辺の大
きさと実効屈折率の温度係数との関係図である。
【符号の説明】
10 光導波路 11 シリコン基板部 12 石英層 13 オーバークラッド 14 コア部 W1 コア部の断面の幅 T1 コア部の断面の厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小勝負 信建 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA04 QA02 QA04 QA05 TA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、石英のアンダークラッドとシ
    リコンのコアとオーバークラッドとを有する完全埋め込
    み型光導波路において、前記オーバークラッドが負の屈
    折率温度係数を示す物質を有することを特徴とする光導
    波路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光導波路において、前
    記負の屈折率温度係数を示す物質が、前記コアに接する
    ように設けられていることを特徴とする光導波路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光導波路において、前
    記負の屈折率温度係数を示す物質が、前記コアの上部面
    と2つの側部面とからなる3つの面の全てに接するよう
    に設けられていることを特徴とする光導波路。
  4. 【請求項4】 基板上に、石英のアンダークラッドとシ
    リコンのコアとオーバークラッドとを有する完全埋め込
    み型光導波路において、前記オーバークラッドが負の屈
    折率温度係数を示す物質からなることを特徴とする光導
    波路。
  5. 【請求項5】 前記負の屈折率温度係数を有する物質
    が、フッ素化ポリイミド、フッ素化ポリメチルメタクリ
    レート、フッ素化ポリカーボネート、ポリスチレン、ゴ
    ム状EVA樹脂、シロキサンゲル、ポリシロキサンゲ
    ル、ジエチレングリコールビスアクリルカーボネート、
    ポリ塩化ビニル、ポリ(4−メチルペンテン−1)、メ
    チルメタクリレート/スチレン共重合体およびアクリロ
    ニトリル/スチレン共重合体からなる群より選ばれる少
    なくとも一種の有機化合物であることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載の光導波路。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の光
    導波路において、前記コアの断面形状の幅および厚さが
    共に0.27μm〜0.30μm、または前記コアの断
    面形状の幅および厚さが共に0.27μm〜0.30μ
    mでありかつ幅と厚さが等しいことを特長とする光導波
    路。
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