JP2003322102A - エレベータの駆動装置 - Google Patents

エレベータの駆動装置

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JP2003322102A
JP2003322102A JP2002133511A JP2002133511A JP2003322102A JP 2003322102 A JP2003322102 A JP 2003322102A JP 2002133511 A JP2002133511 A JP 2002133511A JP 2002133511 A JP2002133511 A JP 2002133511A JP 2003322102 A JP2003322102 A JP 2003322102A
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valve
elevator
flow
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drive pressure
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Kenji Sato
謙二 佐藤
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時、停止時の衝撃を緩和しながら高速で
昇降できるエレベータの駆動装置を提供する。 【解決手段】 エレベータの駆動装置において、エレベ
ータテーブルを昇降させる油圧シリンダ4と、この油圧
シリンダ4に対する作動油の流量を制御する流量制御弁
30と、この流量制御弁の開度を変化させる駆動圧が導
かれる駆動圧室34,35と、駆動圧室34,35に導
かれる駆動圧を切り換える電磁弁25と、駆動圧室3
4,35に対する作動油の流れに抵抗を付与する遅延絞
り27とを備え、電磁弁30の切り換えにより駆動圧室
34,35に対する作動液の流れに遅延絞り27が抵抗
を付与し、流量制御弁30の開度を緩やかに変化させて
エレベータテーブルの加減速が滑らかに行われる構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば艦船等に設
けられて航空機を高速で昇降させるエレベータの駆動装
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】艦船等に設けられる航空機昇降用エレベ
ータは短時間のうちに多数の航空機を格納庫から飛行甲
板上に輸送する必要がある。
【0003】航空機昇降用エレベータはエレベータテー
ブル(プラットフォーム)の質量とペイロード(負荷)
を合わせて数百ton程度に達し、陸上のエレベータの
ようにこれに釣り合うカウンタウェイトを設けると、エ
レベータの質量が増大するとともに、設置スペースが大
きくなる。そこで、航空機昇降用エレベータとして、油
圧シリンダの動きを多重巻きのシーブ等を介してワイヤ
の動きに変換する構造が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエレベータの駆動装置にあっては、エレベー
タテーブルを高速で昇降させると、その起動時及び停止
時の衝撃が大きくなり、搭乗者に違和感を与えるという
問題点があった。
【0005】この対策として、その開度が目標値に制御
されるサーボ弁等を用いて作動油の流量を調節すること
が考えられるが、大量の作動油を制御するサーボ弁が必
要がとなり、油圧回路の信頼性を高めることが難しく、
製品のコストアップを招くという問題点があった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、起動時、停止時の衝撃を緩和しながら高速で
昇降できるエレベータの駆動装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エレベー
タの駆動装置において、エレベータテーブルを昇降させ
る液圧アクチュエータと、この液圧アクチュエータに対
する作動液の流量を制御する流量制御弁と、この流量制
御弁の開度を変化させる駆動圧が導かれる駆動圧室と、
この駆動圧室に導かれる駆動圧を切り換える電磁弁と、
駆動圧室に対する作動液の流れに抵抗を付与する遅延絞
りとを備え、電磁弁の切り換えにより駆動圧室に対する
作動液の流れに遅延絞りが抵抗を付与し、流量制御弁の
開度を緩やかに変化させてエレベータテーブルの加減速
が滑らかに行われる構成としたことを特徴とするものと
した。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、液圧
アクチュエータに連通して流量制御弁が介装される弁通
路と、この弁通路に介装されるパイロットチェック弁
と、このパイロットチェック弁に導かれるパイロット圧
を切り換える電磁弁とを備え、パイロットチェックがエ
レベータの作動停止時に液圧アクチュエータからの作動
液の抜けを止める構成としたことを特徴とするものとし
た。
【0009】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、液圧アクチュエータに連通して流量制御弁が介装
される弁通路と、この弁通路に介装される流量調整弁を
備え、この流量調整弁が液圧アクチュエータに対する作
動液の流量を所定値以下に制限する構成としたことを特
徴とするものとした。
【0010】第4の発明は、第1から第3のいずれか一
つの発明において、流量制御弁は、作動液を導くポート
が開口するハウジング穴と、このハウジング穴にオーバ
ラップを持って嵌合するランド部を有するスプールと、
このランド部とハウジング穴の間に形成される隙間と、
このスプールに駆動圧を導く駆動圧室とを備え、スプー
ルが駆動圧によって移動するのに伴って隙間の流路長及
びポートの流路面積を連続して変える構成としたことを
特徴とするものとした。
【0011】
【発明の作用および効果】第1の発明によると、エレベ
ータは起動時、停止時の衝撃を緩和しながら高速で昇降
し、短時間のうちに多数の航空機を格納庫から飛行甲板
上に円滑に輸送することができる。そして、ワイヤ及び
作動液の弾性変形による固有振動が生じることを抑えら
れ、搭乗者に違和感を与えないで済む。
【0012】電磁弁と遅延絞りを介して導かれる駆動圧
に応じて流量制御弁の開度が緩やかに変化することによ
り、液圧アクチュエータの加減速を滑らかにする速度パ
ターン制御が行われる。このため、大量の作動液を制御
するサーボ弁等を用いる必要がなくなり、液圧回路の信
頼性を高められるとともに、製品のコストダウンがはか
れる。
【0013】第2の発明によると、パイロットチェック
弁はエレベータの停止時に作動液が抜けることを止め、
エレベータにかかる大荷重を支持できる。
【0014】第3の発明によると、流量調整弁を介して
液圧アクチュエータに給排される作動液の流量が所定値
以下に制限され、エレベータの最高速度を決められる。
【0015】第4の発明によると、スプールのランド部
は隙間を持ってハウジング穴に嵌合しているため、ラン
ド部のオーバラップを増減することによって隙間の流路
長が変わり、作動液の流量を緩やかに増減させることが
可能となる。さらに、隙間が設けられているため、ゴミ
等の影響によってスプールの摺動不良を防止でき、流量
制御弁の安定した作動性が確保される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】図1は船内に設けられる航空機昇降用エレ
ベータを構成を示しており、図において1はエレベータ
テーブルを吊り下げる複数本のワイヤであり、2,3は
各ワイヤ1が掛け回される複数対のシーブであり、4は
可動側の各シーブ3を移動する油圧シリンダ(液圧アク
チュエータ)である。この油圧シリンダ4が収縮すると
各ワイヤ1が引き込まれてエレベータテーブルが上昇す
る一方、油圧シリンダ4が伸張すると各ワイヤ1が繰り
出されてエレベータテーブルが下降する。油圧シリンダ
4はストロークエンドで停止させる衝撃を緩和する油圧
クッション機構を備えている。このエレベータテーブル
は例えば縦横の寸法が数十m程度であり、その質量がペ
イロードを合わせて数百ton程度であり、航空機等を
格納甲板と飛行甲板の間で輸送する。
【0018】油圧シリンダ4に配設される油圧回路は、
加圧作動油を蓄える油圧源と、エレベータテーブルの上
昇時にこの油圧源からの加圧作動油を油圧シリンダ4に
供給する上昇弁通路11と、エレベータテーブルの下降
時に油圧シリンダ4からの作動油をタンクに戻す下降弁
通路12とを備える。
【0019】上昇弁通路11、下降弁通路12の途中に
は圧力温度補償型の流量調整弁20、流量制御弁30、
パイロットチェック弁22,21がそれぞれ装される。
なお、上昇弁通路11、下降弁通路12を1本の通路に
統合し、切換弁を介して作動油の給排を切り換えるよう
にしても良い。
【0020】流量調整弁20はエレベータテーブルの最
高上昇速度、最高下降速度をそれぞれ決めるもので、油
圧シリンダ4に給排される作動油の流量を所定値以下に
制限する。
【0021】各パイロットチェック弁21,22はエレ
ベータテーブルの停止時に作動油が抜けることを止める
もので、作動油の洩れ量を零にして閉弁するとともに、
電磁弁23を介して導かれるパイロット圧によって強制
的に開弁作動する。
【0022】流量制御弁30はエレベータテーブルの加
減速度を滑らかに変化させる速度パターン制御を行うも
ので、電磁弁25、逆止弁26、遅延絞り27を介して
導かれる駆動圧によってその開度が漸次変化する。
【0023】図2にも示すように、流量制御弁30は、
2つのランド部48,49を有するスプール41と、こ
のスプール41が摺動可能に収められるハウジング穴3
2と、スプール41とハウジング穴32の間に形成され
る隙間42と、ハウジング穴32に開口して作動油を導
くポート38,39と、スプール41の両端に駆動圧を
導く対の駆動圧室34,35とを備え、スプール41が
駆動圧室34,35から受ける圧力差によって移動する
ことにより、隙間42の流路長(絞り長)及びポート3
8,39の流路面積を連続して変えるようになってい
る。
【0024】各駆動圧室34,35には電磁弁25を介
して駆動圧Pとタンク圧Tが選択的に導かれる。電磁弁
25がポジションaに切り換えられると、駆動圧室34
にタンク圧Tが導かれ、駆動圧室35に駆動圧Pが導か
れて、スプール41が閉弁方向に移動する。一方、電磁
弁25がポジションbに切り換えられると、駆動圧室3
4に駆動圧Pが導かれ、駆動圧室35にタンク圧Tが導
かれて、スプール41が開弁方向に移動する。
【0025】各駆動圧室34,35と電磁弁25を結ぶ
通路36,37の途中に逆止弁26と遅延絞り27が並
列に介装される。逆止弁26は電磁弁25から各駆動圧
室34,35に導かれる作動油に対して開弁し、各駆動
圧室34,35から流出する作動油に対して閉弁する。
各遅延絞り27は各駆動圧室34,35から流出する作
動油に対して抵抗を付与し、スプール41の移動速度を
調節するようになっている。
【0026】スプール41が図の位置にあると、そのラ
ンド部49が所定のオーバラップを持ってハウジング穴
32に嵌合し、ランド部49とハウジング穴32の間に
環状の隙間42が形成される。スプール41が閉位置に
あっても作動油がこの隙間42を通ってポート38,3
9を流れ、スプール41が閉位置にて開方向に移動する
のに伴って隙間42の流路長が次第に短くなり、ランド
部49がオーバラップを超えるとポート38,39の流
路面積が次第に大きくなる(図3参照)。
【0027】スプール41の各ランド部48,49の外
周にはシールリング44,45がそれぞれ介装され、こ
のシールリング44,45がハウジング穴32の内周面
に摺接することによりハウジング穴32とスプール41
の間に隙間42が形成されるとともに、各駆動圧室3
4,35が密封される。シールリング44,45は低摩
擦材によって形成され、スプール41の摺動抵抗を小さ
くしている。
【0028】例えば、スプール41の外径を100mm
とすると、オーバラップを20mm、隙間42を0.5
mm程度に設定し、スプール41が閉位置にあっても1
000l/min程度の作動油が流れ、スプール41が
全開位置に来ると6000l/min程度の作動油が流
れるようにする。
【0029】オペレータが図示しない操作盤を操作して
コントローラにエレベータテーブルの下降、上昇を指令
する。コントローラはこの操作盤からの指令信号と、エ
レベータテーブルの位置検出信号等を入力し、所定のタ
イミングで各電磁弁23,25のポジションを切り換え
るシーケンス制御を行い、エレベータテーブルを自動的
に昇降させる。
【0030】エレベータテーブルの上昇を開始させる
際、まず上昇弁通路11側の各電磁弁23,25の切り
換えを同時に行い、各パイロットチェック弁21,22
を即座に開弁させるとともに、流量制御弁30を漸次開
弁させる。この流量制御弁30の動作を詳述すると、電
磁弁25がポジションaからポジションbに切り換えら
れると、駆動圧室34に駆動圧Pが導かれ、駆動圧室3
5にタンク圧Tが導かれて、スプール41が開方向に移
動する。このとき、遅延絞り27が駆動圧室35から流
出する作動油に対して抵抗を付与しているため、図3に
示すように、各パイロットチェック弁21,22が開弁
した後、スプール41が移動し終わるのに1〜3秒程度
の時間がかかる。
【0031】スプール41が閉位置にて移動してオーバ
ラップを減らすのに伴って隙間42の流路長が短くな
り、隙間42を通って油圧シリンダ4に導かれる流量は
次第に増える。そして、スプール41がオーバラップを
零にした開位置にて移動して各ポート38,39の流路
面積を増やすのに伴って油圧シリンダ4に導かれる流量
は次第に増える。これにより、油圧シリンダ4に流入す
る作動油の流量がスプール41のストロークに応じて緩
やかに増加し、油圧シリンダ4の加速度を滑らかに変化
させる速度パターン制御が行われる。
【0032】エレベータテーブルは流量制御弁30を介
して加速した後、流量調整弁20を介して一定速度V1
の高速で上昇する。
【0033】エレベータテーブルの上昇を停止させる
際、まず上昇弁通路11側の各電磁弁25,23の切り
換えを所定の時間差を持って行い、流量制御弁30の閉
弁作動を終了させた後、各パイロットチェック弁21,
22を閉弁させる。
【0034】電磁弁25がポジションbからポジション
aに切り換えられると、駆動圧室35に駆動圧Pが導か
れ、駆動圧室34にタンク圧Tが導かれて、スプール4
1が閉方向に移動する。このとき、遅延絞り27が駆動
圧室34から流出する作動油に対して抵抗を付与するた
め、図4に示すように、スプール41が移動し終わるの
に1〜3秒程度の時間がかかる。
【0035】スプール41が開位置にて移動して各ポー
ト38,39の開口面積を減らすのに伴って油圧シリン
ダ4に導かれる流量は次第に減少する。そして、スプー
ル41が閉位置にて移動してオーバラップを増やすのに
伴って隙間42を通って油圧シリンダ4に導かれる流量
は次第に減少する。これにより、スプール41のストロ
ークに応じて油圧シリンダ4から流出する作動油の流量
が緩やかに減少し、油圧シリンダ4の減速度を滑らかに
変化させる速度パターン制御が行われる。
【0036】最後に、各パイロットチェック弁21,2
2が閉弁し、油圧シリンダ4への作動油の供給が停止さ
れる。
【0037】エレベータテーブルを下降させる際も、前
記上昇時と同様に下降弁通路12に介装された流量制御
弁30の開度が緩やかに変化して、油圧シリンダ4の加
減速度を滑らかに変化させる速度パターン制御が行われ
る。
【0038】これにより、航空機昇降用エレベータは起
動時及び停止時の衝撃を緩和しながら高速で昇降し、短
時間のうちに多数の航空機を格納庫から飛行甲板上に円
滑に輸送することができる。そして、ワイヤ1及び作動
油の弾性変形による1〜5Hzの固有振動が生じること
が抑えられ、搭乗者に違和感を与えないで済む。
【0039】以上のように、電磁弁30の切り換えによ
り駆動圧室34,35に対する作動液の流れに遅延絞り
27が抵抗を付与し、流量制御弁30の開度を緩やかに
変化させてエレベータテーブルの加減速が滑らかに行わ
れる速度パターン制御が行われる。このため、大型のサ
ーボ弁等を用いる必要がなくなり、油圧回路の信頼性を
高められるとともに、製品のコストダウンがはかれる。
【0040】スプール41のランド部49は図のように
閉位置にて隙間42を持ってハウジング穴32に嵌合し
ているため、オーバラップを増減することによって隙間
42の流路長が変わり作動油の流量を緩やかに増減させ
ることが可能となる。さらに、隙間42が設けられてい
るため、ゴミ等の影響によってスプール41の摺動不良
を防止でき、流量制御弁30の安定した作動性が確保さ
れる。
【0041】本発明はワイヤや油圧シリンダを用いる構
造に限らず、シザース機構や油圧モータ等を用いたエレ
ベータにも適用できる。
【0042】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すエレベータの油圧回
路図。
【図2】同じく流量制御弁の断面図。
【図3】同じく上昇開始時の流量制御弁の開度及び流量
特性を示す線図。
【図4】同じく下降停止時の流量制御弁の開度及び流量
特性を示す線図。
【符号の説明】
4 油圧シリンダ(液圧アクチュエータ) 11 上昇弁通路 12 下降弁通路 20 流量調整弁 21,22 パイロットチェック弁 23,25 電磁弁 26 逆止弁 27 遅延絞り 30 流量制御弁 34,35 駆動圧室 38,39 ポート 41 スプール 42 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータテーブルを昇降させる液圧アク
    チュエータと、 この液圧アクチュエータに対する作動液の流量を制御す
    る流量制御弁と、 この流量制御弁の開度を変化させる駆動圧が導かれる駆
    動圧室と、 この駆動圧室に導かれる駆動圧を切り換える電磁弁と、 駆動圧室に対する作動液の流れに抵抗を付与する遅延絞
    りとを備え、 電磁弁の切り換えにより駆動圧室に対する作動液の流れ
    に遅延絞りが抵抗を付与し、流量制御弁の開度を緩やか
    に変化させてエレベータテーブルの加減速が滑らかに行
    われる構成としたことを特徴とするエレベータの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】前記液圧アクチュエータに連通して前記流
    量制御弁が介装される弁通路と、 この弁通路に介装されるパイロットチェック弁と、 このパイロットチェック弁に導かれるパイロット圧を切
    り換える電磁弁とを備え、 パイロットチェックがエレベータの作動停止時に液圧ア
    クチュエータから作動液の抜けることを止める構成とし
    たことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの駆動
    装置。
  3. 【請求項3】前記液圧アクチュエータに連通して前記流
    量制御弁が介装される弁通路と、 この弁通路に介装される流量調整弁を備え、 この流量調整弁が前記液圧アクチュエータに対する作動
    液の流量を所定値以下に制限する構成としたことを特徴
    とする請求項1または2に記載のエレベータの駆動装
    置。
  4. 【請求項4】前記流量制御弁は、 作動液を導くポートが開口するハウジング穴と、 このハウジング穴にオーバラップを持って嵌合するラン
    ド部を有するスプールと、 このランド部とハウジング穴の間に形成される隙間と、 このスプールに駆動圧を導く駆動圧室とを備え、 スプールが駆動圧によって移動するのに伴って隙間の流
    路長及びポートの流路面積を連続して変える構成とした
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載
    のエレベータの駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005279763A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Smc Corp 溶接用エアサーボガンシリンダ及びその制御方法

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