JP2003321107A - 収納管理装置及び収納管理システム - Google Patents

収納管理装置及び収納管理システム

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JP2003321107A
JP2003321107A JP2002128829A JP2002128829A JP2003321107A JP 2003321107 A JP2003321107 A JP 2003321107A JP 2002128829 A JP2002128829 A JP 2002128829A JP 2002128829 A JP2002128829 A JP 2002128829A JP 2003321107 A JP2003321107 A JP 2003321107A
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JP2002128829A
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Hiromi Matsumae
ひろみ 松前
Akira Tomono
明 伴野
Toshihiro Tsuchiya
俊博 土屋
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Tokai University
Original Assignee
Tokai University
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2500/00Problems to be solved
    • F25D2500/06Stock management

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で品物の収納場所を管理するため
の情報を蓄積することができる収納管理装置を提供す
る。 【解決手段】 収納場所に収納した品物を管理する収納
管理装置であって、前記品物に付された識別情報に対応
する前記品物が識別可能な品物情報を記憶する品物情報
記憶手段12aと、前記収納場所に収納する前記品物か
ら当該品物に付された前記識別情報を取り込む識別情報
取込手段15と、前記識別情報取込手段15が取り込ん
だ識別情報に対応する前記品物情報を前記品物情報記憶
手段12aから抽出する品物情報抽出手段11aと、前
記品物情報抽出手段11aが抽出した品物情報と当該品
物情報が示す前記品物の前記収納場所を示す収納場所情
報とを関連付ける収納品情報を記憶する収納品情報記憶
手段12bと、を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納管理装置及び
収納管理システムに関し、より詳細には、収納場所に収
納した品物を管理する収納管理装置、及び、収納管理装
置と店舗側に設けられて買物客が購入した前記品物に関
する各種情報を提供する購入品情報提供装置とを備える
収納管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】主婦にとって、スーパーマーケット、デ
パート等で買物をするのは日課になっているが、買うべ
きものを予めメモ等にして買物をするのは几帳面さが要
求され、かなり面倒である。また、買うべきものを買い
忘れたり、買い過ぎたりする失敗も良くあるものであ
る。
【0003】このような失敗や無駄のない買物を支援す
る方法として、通信機能を持った情報家電と携帯電話を
結んで、買物に関する情報がネットワーク上を行き来し
て利用者が必要とする情報を集めたり、知らせたりする
主婦支援サービスを提供するシステムが注目され始めて
いる。
【0004】このようなシステムの一例としては、ネッ
トワーク対応の手書き入力型液晶画面付冷蔵庫と、ネッ
トワークに接続されたデータ蓄積配送センタ(以下、セ
ンタという)と、携帯電話とを有してシステムを構成し
ている。
【0005】例えば、利用者が朝などに前記冷蔵庫の液
晶画面に当日購入したい品物、例えば、「牛乳」と手書
きでメモすると、文字認識された認識情報はセンタに送
られて蓄積される。そして、利用者が、携帯電話を持っ
て外出すると、センタは携帯電話の電波から利用者の位
置を自動的に探索し、夕方、よく買物をするスーパーの
前を通りかかったときに、「牛乳を買いませんか」とい
う内容の電子メールを送信する。そして、この電子メー
ルに基づいて買い物を行して自宅に戻り、当該品物を冷
蔵庫等の収納場所の中に収納している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、購入し
た品物は自宅に戻って冷蔵庫、箪笥、押入等の収納場所
に収納することになるが、例えば、収納場所が冷蔵庫で
は、品物によっては取り出してその一部を使用し、残り
を再度収納するという場合もあるため、収納場所に収納
された品物を管理することは困難であった。また、頻繁
に使用されない品物に至っては、その収納場所さえ忘れ
られてしまう場合があり、その品物を所有しているのか
否かを咄嗟に判断することができないという問題も生じ
ていた。
【0007】そのため、冷蔵庫の中を監視する方法とし
て、品物を出し入れする際に、利用者が冷蔵庫の入力パ
ネル等を用いて品名、数量等の品物データを入力し、冷
蔵庫内の記憶装置に入力する方法等が提案されている
が、品物の出し入れの度に利用者が前記品物データを入
力する入力作業は大変面倒な作業であったため、利用者
に入力作業を受け入れさせることは困難であり、あまり
実用的なものではなかった。また、前記品物データが入
力されなかったり、入力に誤りがあると冷蔵庫の中を正
確に監視することができないという問題もあった。
【0008】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
簡単な操作で品物の収納場所を管理するための情報を蓄
積することができる収納管理装置及び収納管理システム
を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によりなされた請求項1記載の収納管理装置は、
図1の基本構成図に示すように、収納場所に収納した品
物を管理する収納管理装置であって、前記品物に付され
た識別情報に対応する前記品物が識別可能な品物情報を
記憶する品物情報記憶手段12aと、前記収納場所に収
納する前記品物から当該品物に付された前記識別情報を
取り込む識別情報取込手段15と、前記識別情報取込手
段15が取り込んだ識別情報に対応する前記品物情報を
前記品物情報記憶手段12aから抽出する品物情報抽出
手段11aと、前記品物情報抽出手段11aが抽出した
品物情報と当該品物情報が示す前記品物の前記収納場所
を示す収納場所情報とを関連付ける収納品情報を記憶す
る収納品情報記憶手段12bと、を備えることを特徴と
する。
【0010】上記請求項1に記載した本発明の収納管理
装置によれば、品物に付された識別情報に対応する品物
情報が、例えば、品物の販売側、サービス会社等から取
得されて品物情報記憶手段12aに記憶される。そし
て、識別情報取込手段15によって品物から例えばバー
コード、文字列等の識別情報が取り込まれると、該識別
情報に対応する品物情報が品物情報抽出手段11aによ
って品物情報記憶手段12aから抽出される。そして、
抽出された品物情報と収納場所情報とを関連付ける収納
品情報が収納品情報記憶手段12bに記憶される。よっ
て、品物に付された識別情報に対応する品物情報を記憶
しておき、例えば、冷蔵庫、箪笥、押入等の収納場所へ
の品物の収納に応じて識別情報が取り込まれると、その
識別情報に対応する品物情報と収納場所情報とを関連付
ける収納品情報を記憶するので、品物の収納場所を管理
することができる収納品情報を蓄積することができる。
従って、利用者等は品物を収納場所に収納する際にその
品物から識別情報を収納管理装置に取り込ませればよい
ため、利用者等にとっては面倒な入力作業が不要とな
り、収納管理装置にとっては管理するための情報の信頼
性を向上させることができる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1に記載の収納管理装置において、前記識別情報取込
手段15は、前記収納場所に設けられ、当該収納場所に
対する前記品物の収納に応じて前記識別情報を取り込
み、前記収納品情報記憶手段12bは、前記識別情報取
込手段15を設けた前記収納場所に対応して前記収納品
情報を記憶することを特徴とする。
【0012】上記請求項2に記載した本発明の収納管理
装置によれば、収納場所に設けられた識別情報取込手段
15によって識別情報が取り込まれると、該識別情報に
対応する収納品情報は識別情報取込手段15を設けた収
納場所に対応して収納品情報記憶手段12bに記憶され
る。よって、識別情報取込手段15を設けた収納場所に
対応するように収納品情報を記憶するため、複数の収納
場所毎に識別情報取込手段15を設けることで、当該収
納場所毎に収納品情報を蓄積することができる。従っ
て、複数の収納場所毎に収納品情報を蓄積することがで
きるため、複数の収納場所が管理対象であっても、利用
者等は品物を収納する収納場所の指定等の入力作業が不
要となり、収納管理装置は収納場所毎の品物の管理を行
うことができる。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1に記載の収納管理装置において、前記収納場所の各
々には、当該収納場所を識別することが可能な収納場所
識別情報が付されており、前記識別情報取込手段15は
さらに、前記品物を収納する前記収納場所から前記収納
場所識別情報を取り込み、前記収納品情報記憶手段12
bはさらに、前記識別情報取込手段15が取り込んだ前
記収納場所識別情報と前記収納場所情報とが対応するよ
うに前記収納品情報を記憶することを特徴とす。
【0014】上記請求項3に記載した本発明の収納管理
装置によれば、品物を収納する収納場所から収納場所識
別情報が識別情報取込手段15によって取り込まれる
と、当該収納場所識別情報と収納場所情報とが対応する
ように収納品情報が収納品情報記憶手段12bに記憶さ
れる。よって、収納場所に付した収納場所識別情報を識
別情報取込手段15が取り込むと、当該収納場所識別情
報と収納場所情報とが対応するように収納品情報を記憶
しているため、利用者等は収納場所への品物の収納に応
じて収納場所識別情報と取り込ませることで、当該収納
場所毎に収納品情報を蓄積することができる。また、共
通の識別情報取込手段15によって複数の収納場所から
収納場所識別情報を取り込ませることができるため、収
納管理装置の構成を簡単化することができる。従って、
複数の収納場所毎に収納品情報を蓄積することができる
ため、複数の収納場所が管理対象であっても、利用者等
は品物を収納する収納場所の指定等の入力作業が不要と
なり、収納管理装置は収納場所毎の品物の管理を行うこ
とができる。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1〜3の何れかに記載の収納管理装置において、前記
品物情報記憶手段12aの品物情報には当該品物購入日
が含まれており、前記収納品情報記憶手段12bには、
当該品物の購入履歴が識別可能に更新変更される手段が
含まれており、前記収納品情報記憶手段12bが記憶し
ている収納品情報が示す前記購入履歴に基づいて、買物
を支援するための支援情報を生成する支援情報生成手段
11bと、前記支援情報生成手段11bが生成した支援
情報を知らせるために出力する支援情報出力手段11c
と、をさらに備ることを特徴とする。
【0016】上記請求項4に記載した本発明の収納管理
装置によれば、収納品情報記憶手段12bは品物の購入
履歴が識別可能に品物情報の品物購入日に基づいて更新
変更される。そして、収納品情報記憶手段12bが記憶
している収納品情報が示す前記購入履歴に基づいて買物
を支援するための支援情報が支援情報生成手段11bに
よって生成され、該支援情報は利用者等に知らせるため
に例えば通信装置、表示装置等に対して支援情報出力手
段11cによって出力される。よって、収納品情報が示
す購入履歴に基づいて支援情報を生成し、該支援情報を
利用者等に知らせるために出力するので、利用者等は支
援情報に基づいて品物の購入を検討することができる。
また、購入履歴から品物の補充が必要なものがある場合
は、それらを購入リスト等で示した支援情報として生成
することで、利用者等の買物支援を行うこともできる。
従って、利用者等は支援情報に基づいて品物の購入時期
を推測することができるため、常時収納場所にあるべき
品物の補充を確実に行うことができる。
【0017】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1〜4の何れかに記載の収納管理装置において、前記
品物が収納された前記収容場所の検索を要求する検索要
求の発生に応じて、当該検索要求が指定している前記品
物を示す前記収納品情報を前記収納品情報記憶手段12
bから抽出する収納品情報抽出手段11dと、前記収納
品情報抽出手段11dが抽出した収納品情報を、当該収
納品情報が示す前記品物の前記収納場所を知らせるため
に出力する収納品情報出力手段11eと、を備えること
を特徴とする。
【0018】上記請求項5に記載した本発明の収納管理
装置によれば、品物が収納された収容場所の検索を要求
する検索要求が発生すると、当該検索要求が指定してい
る品物を示す収納品情報が収納品情報記憶手段12bか
ら収納品情報抽出手段11dによって抽出される。そし
て、抽出された収納品情報が示す品物の収納場所を知ら
せるため当該収納品情報が収納品情報出力手段11eに
よって例えば通信装置、表示装置等に対して出力され
る。よって、検索要求に対応する収納品情報を抽出する
と、収納品情報が示す品物の収納場所を利用者等に知ら
せるために出力しているので、利用者等が収納場所を知
りたい品物を指定すれば、当該品物の収納場所を知るこ
とができる。従って、利用者等は品物の収納場所を容易
に確認することができるため、品物の重複買いを回避す
ることができる。
【0019】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の発明は、図2の基本構成図に示すように、請求
項1〜5の何れかに記載の収納管理装置において、前記
識別情報取込手段15は、前記識別情報を判別するため
の判別情報を記憶する判別情報記憶手段15aと、前記
識別情報媒体を撮像する撮像手段15bと、前記撮像手
段15bが撮像した画像から前記識別情報が記された識
別情報領域を抽出する領域抽出手段15cと、前記領域
抽出手段15cが抽出した前記識別情報領域に対応する
前記画像と前記判別情報記憶手段15aが記憶している
判別情報とに基づいて前記識別情報を識別する識別手段
15dと、を備えることを特徴とする。
【0020】上記請求項6に記載した本発明の収納管理
装置によれば、撮像手段15bによって識別情報媒体が
撮像されると、当該画像から識別情報が記された識別情
報領域が領域抽出手段15cによって抽出される。そし
て、当該識別情報領域に対応する画像と判別情報記憶手
段15aが記憶している判別情報とに基づいて識別情報
が識別手段15dによって識別される。よって、撮像手
段15bを用いて識別情報媒体を撮像し、該撮像した画
像から識別した識別情報を取り込むので、本発明の実現
のためにPOS(point - of - sale)端末装置で使用
されているような高価なレーザ式認識装置を用いる必要
がなくなる。また、前記識別情報媒体を近接して撮像す
ることが可能な撮像手段15bとすることで、識別情報
を正確に撮像することができるため、識別した識別情報
の信頼性を向上させることができる。従って、撮像手段
15bを用いて識別情報を正確に認識するため、安価な
収納管理装置10を提供することができる。
【0021】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1〜6の何れかに記載の収納管理装置において、前記
収納場所に収納する前記品物の外観を撮像する外観撮像
手段150と、前記外観撮像手段150が撮像した外観
画像情報を当該品物を示す前記識別情報と関連付けて記
憶する外観画像情報記憶手段12cと、をさらに備え、
前記品物情報抽出手段11aはさらに、前記識別情報取
込手段15が取り込んだ識別情報に対応する前記品物情
報を抽出するとともに、当該識別情報に対応する前記外
観画像情報を前記外観画像情報記憶手段12cから抽出
し、前記収納品情報記憶手段12bは、前記品物情報抽
出手段11aが抽出した前記品物情報と前記画像外観情
報と前記収納場所情報とを関連付ける収納品情報として
記憶することを特徴とする。
【0022】上記請求項7に記載した本発明の収納管理
装置によれば、収納場所に収納する品物の外観が外観撮
像手段150によって撮像されると、当該撮像した外観
画像情報は対応した品物を示す識別情報に関連付けられ
て外観画像情報記憶手段12cに記憶される。そして、
品物情報抽出手段11aによって、識別情報取込手段1
5が取り込んだ識別情報に対応する品物情報が抽出され
るとともに、当該識別情報に対応する外観画像情報が外
観画像情報記憶手段12cから抽出される。そして、抽
出された品物情報と画像外観情報と収納場所情報とを関
連付ける収納品情報として収納品情報記憶手段12bに
記憶される。よって、収納場所に収納する品物の外観を
撮像した外観画像情報と品物情報を収納場所に関連付け
て記憶しているので、例えば利用者等が出先から携帯端
末装置を用いて品物情報に関する必要最小限の情報を入
力すると、その場所、数量、品物の外観画像などを入手
することができる。また、外観画像の特徴をキーワード
として、収納場所や、数量を検索することもできる。例
えば、赤い子供用のセーターは自宅のどこにどれほどあ
ったかなどの質問にも本収納管理装置は答えることがで
きる。従って、品物の外観画像情報を記憶しておくこと
で、利用者等に外観画像情報を提供することができるた
め、収納している品物を正確に把握することができる。
【0023】上記課題を解決するため本発明によりなさ
れた請求項8記載の収納管理システムは、図1の基本構
成図に示すように、請求項1〜7の何れかに記載の収納
管理装置10と、前記品物の販売側に設けられて買物客
が購入した前記品物に関する各種情報を提供する購入品
情報提供装置50と、を備える収納管理システムであっ
て、前記購入品情報提供装置50は、前記買物客に提供
すべき前記品物に関する買物客用品物情報を記憶する買
物客用品物情報記憶手段52aと、前記買物客の連絡先
等の情報を有する買物客情報を記憶する買物客情報記憶
手段52bと、前記品物を購入した前記買物客に対応す
る前記買物客情報を前記買物客情報記憶手段52bから
抽出する買物客情報抽出手段51aと、該買物客情報抽
出手段51aが抽出した前記買物客情報が示す前記買物
客が購入した前記品物に対応する前記買物客用品物情報
を前記買物客用品物情報記憶手段52aから抽出する買
物客用品物情報抽出手段51bと、該買物客用品物情報
抽出手段51bが抽出した買物客用品物情報を前記買物
客情報抽出手段51aにて抽出した買物客情報が示す前
記連絡先に送信する提供側送信手段54と、を備え、前
記収納管理装置10は、前記提供側送信手段54が送信
した前記買物客品物情報を受信する収納側受信手段14
をさらに備え、前記品物情報記憶手段12aは、前記収
納側受信手段14が受信した前記買物客用品物情報を前
記品物情報として記憶することを特徴とする。
【0024】上記請求項8に記載した本発明の収納管理
システムによれば、購入品情報提供装置50において、
品物を購入した買物客に対応する買物客情報は買物客情
報抽出手段51aによって買物客情報記憶手段52bか
ら抽出され、当該買物客情報が示す買物客が購入した品
物に対応する買物客用品物情報が買物客用品物情報抽出
手段51bによって買物客用品物情報記憶手段52aか
ら抽出される。そして、抽出された買物客用品物情報は
提供側送信手段54によって前記買物客情報が示す連絡
先である収納管理装置に送信される。そして、収納管理
装置の収納側受信手段14にて買物客用品物情報が受信
されると、該買物客用品物情報が品物情報として品物情
報記憶手段12aに記憶される。よって、購入品情報提
供装置50は買物客である利用者等が購入した品物に対
応する買物客用品物情報を収納管理装置10に送信し、
当該収納管理装置10は受信した買物客用品物情報を品
物情報として品物情報記憶手段12aに記憶するので、
収納管理装置10の品物情報記憶手段12aに利用者等
が購入した品物に対応する品物情報が必ず記憶される。
そして、当該品物情報と利用者等に品物から識別情報を
取り込ませるという簡単な作業で、収納場所に収納する
品物に対応する収納品情報を蓄積することができる。従
って、利用者等にとっては面倒な入力作業が不要とな
り、収納管理装置10にとっては管理するための情報の
信頼性を向上させることができる収納管理システムを提
供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る収納管理装置
及び収納管理システムの一実施の形態を、図3〜図19
の図面を参照して説明する。
【0026】[第1の実施の形態]まず、第1の実施の
形態として、収納管理装置を収納場所である情報冷蔵庫
に適用した場合について説明する。
【0027】ここで、図3は収納管理装置を適用した情
報冷蔵庫の概略構成を説明するための図であり、図4は
収納管理装置の概略構成を示す構成図であり、図5は収
納管理装置の本発明に係るファイル構成を説明するため
の図であり、図6は収納管理データベースの構成を説明
するための図であり、図7は図4の制御部が行う処理概
要の一例を説明するためのフローチャートであり、図8
は支援依頼画面の表示例を示す図であり、図9は選択画
面の表示例を示す図であり、図10は支援画面の表示例
を示す図である。
【0028】図3において1は情報冷蔵庫を示し、所有
者が開閉を行う扉1Dと、購入した品物30収納する例
えば、冷蔵室、冷凍室、野菜室等の複数の収納エリア1
Eと、LCD等の表示部と、各種入力が可能な操作部
と、を有する情報冷蔵庫1はさらに、本発明に係る収納
管理装置10を内蔵している。
【0029】収納管理装置10は、図4に示すように大
別すると、制御部11、記憶部12、通信部14、バー
コードリーダ15が接続されるインタフェース部16等
を有して構成している。制御部11は、予め定めたプロ
グラムに従って装置全体の動作の制御などを行う中央演
算処理装置(CPU)、CPUのためのプログラム等を
格納した読み出し専用のメモリであるROM、CPUの
処理作業に必要な各種データを格納する作業エリア等を
有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM等を
有している。
【0030】記憶部12としては、EEPROM、ハー
ド・ディスク装置等を用いることができる。そして、こ
の記憶部12には、制御部11を収納管理装置として機
能させるためのプログラムや各種データベースなどを記
憶している。詳細には、図5に示すように、収納管理プ
ログラムP、品物情報データベースDB1、収納管理デ
ータベースDB2等を記憶部12は記憶している。
【0031】収納管理プログラムPは、収納場所に収納
した品物を管理する手段として制御部(コンピュータ)
11を機能させるための収納管理プログラムPであっ
て、バーコードリーダ(識別情報取込手段)15が取り
込んだ識別情報に対応する品物情報を記憶部(品物情報
記憶手段)12から抽出する品物情報抽出手段、該品物
情報抽出手段が抽出した品物情報を、当該品物情報が示
す前記品物の前記収納場所を示す収納場所情報と関連付
けて収納品情報として記憶部(収納品情報記憶手段)1
2に記憶させる手段、等として制御部11(コンピュー
タ)を機能させるための週の管理プログラムである。
【0032】品物情報データベースDB(品物情報記憶
手段に相当)1は、販売側、情報提供側等からダウンロ
ードや受信した品物情報、詳細には、識別情報毎に対応
した品物30の管理に必要な品物情報を有して構成して
いる。この品物情報は、例えば品物コード、物品種別、
生産者、生産日、重量、小売価格、連絡先等のデータを
有している。
【0033】例えば、品物30が大根の場合、品物コー
ドに”12345678”、物品種別に”食料・野菜・
大根”、生産者に”静岡・伴野”、生産日に”200
1.9.10”、仕入れ日に”2001.9.11”、
重量に”100g”、仕入れ価格に”50円”、卸価格
に”70円”、小売価格に”100円”、連絡先に”0
90−***−***”をそれぞれ設定している。
【0034】収納管理データベースDB(収納品情報記
憶手段に相当)2は、図6に示すように、前記品物情報
が示す前記品物30の前記収納場所を示す収納場所情報
D21と、該収納場所情報に関連付けられた収納品情報
D22と、を有して構成している。
【0035】収納場所情報D21は、収納場所を識別可
能なデータを有している。例えば、情報冷蔵庫1の場
合、情報冷蔵庫1の何段目の冷蔵室、冷凍室、野菜室等
の各収納エリア1Eに対応するように識別コードを割り
振ることで、品物30の収納場所を詳細に管理すること
が可能であり、このような場合は収納エリア1E毎に収
納場所識別情報を示す収納場所用バーコード媒体等を付
し、品物30と収納エリア1Eとのそれぞれのバーコー
ドを対応付けてバーコードリーダ15に読み込ませた
り、収納エリアE1毎にバーコードリーダ15を設ける
というような実施の形態にすることで実現することがで
きる。
【0036】収納品情報D22は、分類品名、数量、商
品名、購入店名、購入日等のデータを有している。な
お、この収納品情報D22は、品物30の対象が食品、
衣類等の種類によってその構成が若干異なる。例えば、
品物30が衣類の場合は、衣類の色、サイズ等のデータ
が追加される。
【0037】上述した分類品名は、品物30を分類する
名称を示し、例えば、”A牛乳”、”B牛乳”というよ
うにメーカ、販売元等によって異なる名称の場合、分類
品名としては”牛乳”を設定することで、同一の品物3
0を重複して管理しないようにしている。数量は、品物
30の数量を示しており、この数量によって品物30の
在庫を管理するようにしている。
【0038】商品名は、品物30の商品名を示し、商品
名がある場合に品物情報の名称が設定される。そして、
商品名を更新する場合、新たな商品名が設定されている
商品名と異なるときは、その新たな商品名が追加設定さ
れることで、商品名の履歴が把握できるようになってい
る。
【0039】購入店名は、品物30を購入した購入店の
名称を示し、複数の購入店で購入している場合は、その
全ての名称を履歴のように設定している。購入日は、品
物30の購入日を示し、この購入日を履歴のように設定
している。そして、購入店名と購入日を関連付けておく
ことで、購入店名と購入日とから、行きつけの店、最近
よく行く店等の特定が可能な構成となっている。
【0040】なお、第1の実施の形態では、品物情報デ
ータベースDB1及び収納管理データベースDB2が特
許請求の範囲に記載の品物情報記憶手段及び収納品情報
記憶手段にそれぞれ相当していることから、各データベ
ースを記憶している記憶部12が品物情報記憶手段及び
収納品情報記憶手段として機能している。
【0041】通信部14としては、無線装置、電力線モ
デム等の通信装置を用いることができる。そして、この
通信部14は外部から受信したデータを制御部11に出
力するとともに、制御部11から入力された情報を指定
された送信先に送信する。まず、通信部14に無線装置
を用いた場合は、通信部14は公衆網、インターネット
等を介した通信先とのデータの送受信を可能な構成と
し、受信した情報を制御部11に出力するとともに、制
御部11から入力された情報を指定された送信先に送信
する。
【0042】また、通信部14に電力線モデムを用いる
場合は、通信部14は家庭の電力線に接続され、通信部
14を介して電力線から電力を供給するとともに、電力
に重畳されたアナログ信号を受信してデジタルデータに
復調して制御部11に出力し、かつ、制御部11から入
力されたデジタルデータをアナログ信号に変調して電力
線に重畳させることで、前記デジタルデータを送信して
いる。
【0043】バーコードリーダ15は、情報冷蔵庫1の
扉1D等に設けられ、このバーコードリーダ15として
は、マニュアルスキャン、CCDスキャン、レーザスキ
ャン等の各種読取方式のバーコードリーダ15を用いる
ことができる。そして、バーコードリーダ15が接続さ
れるインタフェース部16は、制御部11に接続してい
る。
【0044】品物30には、その品物30に対応した例
えばJANコード、ITFコード等のバーコード(識別
情報に相当)が記されたバーコード媒体(識別情報媒体
に相当)31が付されている。そして、品物30を出し
入れする際に、バーコードリーダ15は品物30のバー
コード媒体(識別情報媒体)31からその品物30に対
応したバーコードを取り込み、そのバーコードを識別情
報としてインタフェース部16に出力することで、識別
情報は制御部11に入力される。
【0045】次に、上述した収納管理プログラムの実行
によって収納管理装置10として機能している制御部1
1の処理概要の一例を図7のフローチャートを参照して
以下に説明する。
【0046】制御部11にて収納管理プログラムが実行
されると、図7に示すステップS1において、インタフ
ェース部16からの入力データに基づいてバーコードリ
ーダ15にて識別情報が取り込まれたか否かが判定され
る。識別情報が取り込まれていないと判定された場合は
(ステップS1でN)、ステップS8に進む。一方、識
別情報を受信していると判定された場合は(ステップS
1でY)、ステップS2に進む。
【0047】ステップS2(品物情報抽出手段)におい
て、取り込まれた識別情報に対応する品物情報が品物情
報データベースDB1から抽出され、ステップS3にお
いて、抽出された品物情報に対応する収納品情報D22
で収納管理データベースDB2が検索され、その後ステ
ップS4に進む。
【0048】ステップS4において、検索結果に基づい
て収納品情報D22が収納管理データベースDB2に既
に存在したか否かが判定される。収納品情報D22が存
在していないと判定された場合は(ステップS4で
N)、ステップS5において、収納品情報D22が前記
品物情報に基づいて生成され、ステップS6において、
利用者等によって指定された収納場所を示す収納場所情
報に関連付けられて収納品情報D22が収納管理データ
ベースDB2に追加記憶され、その後ステップS8に進
む。
【0049】なお、図7のフローチャートは、情報冷蔵
庫1に対応した収納場所情報D21に収納品管理情報を
関連付けて記憶する場合を示しているが、収納エリアE
1毎の管理を行う必要がある場合は、例えば、収納エリ
ア1E毎に設けられた収納場所識別情報を、品物30の
収納の際にバーコードリーダ15にて読み込ませ、次の
収納場所情報が取り込まれるまでの間にバーコードリー
ダ15にて読み込まれた識別情報は、前記収納場所情報
が示す収納場所に格納されると見なすことで、収納エリ
アE1毎に対応させて収納品情報D22を管理すること
ができる。
【0050】また、ステップS4で収納品情報D22が
存在したと判定された場合は(ステップS4でY)、ス
テップS7において、収納管理データベースDB2にて
探し出された収納品情報D22の例えば、数量、商品
名、購入店名、購入日等が取り込まれた識別情報に基づ
いて更新され、その後ステップS8に進む。
【0051】ステップS8において、例えば携帯電話等
の携帯端末装置の表示部に表示された図7に示す支援依
頼画面G10の表示に応じて、選択された項目に対応す
る支援要求を受けているか否かが判定される。ここで、
図8の支援依頼画面G10は、買物履歴の項目として
よく買う商品、最近買う商品、特定の時期に買う商
品、行きつけの店、最近よく行く店、特定の時期
に行く店、・・・等の項目を利用者に選択させるための
画面である。
【0052】なお、本実施の形態では、前記携帯端末装
置から要求に応じて各種表示をその表示部にて行わせる
場合について説明するが、本発明はこれに限定するもの
ではなく、情報冷蔵庫1の操作部からの要求に応じて、
情報冷蔵庫1の表示部に各種表示を行わせるような実施
の形態や、収納管理装置に表示部、操作部等を設けて表
示させる実施の形態など、種々異なる実施の形態とする
ことができる。
【0053】ステップS8で支援要求を受けていると判
定された場合は(ステップS8でY)、ステップS9に
おいて、支援要求に対応する例えば図9に示す選択画面
G11を表示させるための選択画面情報が生成され、支
援要求を送信した前記携帯端末装置が送信先に指定され
て前記選択画面情報は通信部14に出力され、その後ス
テップS10に進む。この処理によって、通信部14は
選択画面情報を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末装
置はその表示部に図9の選択画面G11を表示する。
【0054】ここで、図9の選択画面G11は前記項目
の”よく買う商品”の選択画面の一例を示したもの
で、収納管理データベースDB2に記憶された全ての収
納品情報D22の購入日等が参照され、購入頻度の高い
品物30を示すが収納品情報D22が抽出され、それら
の分類品名、商品名に基づいて選択画面情報が生成され
る。その結果、選択画面G11には、例えば、購入頻度
の高い品物30として、<食品>の牛乳、・・・、<文
房具>の消しゴム、・・・等が表示されることとなる。
【0055】ステップS10において、選択画面G11
の表示に応じて利用者の選択に応じて発生する選択情報
を受けているか否かに基づいて、品物30が選択された
か否かが判定される。選択されていないと判定された場
合は(ステップS10でN)、この判定処理を繰り返す
ことで、選択されるのを待つ。一方、選択されたと判定
された場合は(ステップS10でY)、ステップS11
に進む。
【0056】ステップS11(支援情報生成手段)にお
いて、選択情報に対応する収納管理データベースDB2
の収納品情報D22の購入日、購入店名等から購入履歴
が認識され、この購入履歴に基づいて買物を支援するた
めの支援情報が生成され、例えば図10に示す支援画面
G12のように支援情報を表示させるための支援画面情
報が生成される。
【0057】ここで、図10の支援画面G12は、前記
選択画面G11にて牛乳が選択された場合を示してお
り、”よく買う商品”の牛乳として、商品名が”○○
牛乳××農協”、”△△牛乳 ◇◇組合”、購入店名と
して”AAAスーパー”、”BBBコンビニエンススト
ア”というように、買物を支援するデータを有して構成
している。
【0058】ステップS12(支援情報出力手段)にお
いて、生成された支援情報は前記支援要求を送信した前
記携帯端末装置が送信先に指定されて通信部14に出力
され、その後ステップS16に進む。この処理によっ
て、通信部14は支援画面情報を前記携帯端末装置に送
信し、前記携帯端末装置はその表示部に図10の支援画
面G12を表示する。
【0059】また、ステップS8で支援要求を受けてい
ないと判定された場合は(ステップS8でN)、ステッ
プS13において、上述したように携帯端末装置等から
品物30が収納された収容場所の検索を要求する検索要
求を受けたか否かが判定される。検索要求を受けていな
いと判定された場合は(ステップS13でN)、ステッ
プS16に進む。一方、検索要求を受けたと判定された
場合は(ステップS13でY)、ステップS14に進
む。
【0060】ステップS14(収納品情報抽出手段)に
おいて、検索要求にて指定された品物30の分類品名、
商品名等に対応する収納品情報D22が収納管理データ
ベースDB2から抽出され、ステップS15(収納品情
報出力手段)において、生成された収納品情報D22が
示す品物30の収納場所を利用者等に知らせるために、
当該収納情報が検索要求の依頼元を送信先に指定されて
通信部14に出力され、その後ステップS16に進む。
この処理によって、通信部14は収納品情報D22を例
えば前記携帯端末装置等に送信し、前記携帯端末装置等
はその表示部に収納品情報D22が示す収納場所を表示
する。
【0061】ステップS16において、終了要求を受け
ているか否かが判定される。終了要求を受けていないと
判定された場合は(ステップS16でN)、ステップS
1に戻る。一方、終了要求を受けていると判定された場
合は(ステップS16でY)、処理を終了する。
【0062】よって、上述した本実施の形態では、収納
管理装置10の制御部11は、特許請求の範囲に記載の
品物情報抽出手段、支援情報生成手段、支援情報出力手
段、収納品情報抽出手段、並びに収納品情報出力手段と
して機能している。
【0063】次に、情報冷蔵庫1に適用された収納管理
装置10の動作概要の一例を説明する。
【0064】利用者等が購入した品物30を情報冷蔵庫
1に収納する場合、情報冷蔵庫1の扉1Dが開かれ、そ
の扉1Dに設けられたバーコードリーダ15の読取部に
品物30に付されたバーコード媒体31が近づけられる
と、バーコードリーダ15はバーコード媒体31からバ
ーコード(識別情報)が取り込まれ、品物30は収納エ
リア1Eに収納される。
【0065】収納管理装置10は、取り込まれたバーコ
ード(識別情報)に対応する品物情報を品物情報データ
ベースDB1から抽出し、該品物情報に対応する収納品
情報D22が収納管理データベースDB2に存在しない
と、抽出した品物情報に基づいて収納品情報D22が生
成され、該収納品情報D22を収納管理データベースD
B2の情報冷蔵庫1に対応する収納場所情報D21に関
連付けて収納管理データベースDB2に格納する。
【0066】よって、品物30に付された識別情報に対
応する品物情報を記憶しておき、情報冷蔵庫1への品物
30の収納に応じて識別情報が取り込まれると、その識
別情報に対応する品物情報と収納場所情報D21とを関
連付ける収納品情報D22を記憶するので、品物30の
収納場所を管理することができる収納品情報D22を蓄
積することができる。従って、利用者等は品物30を情
報冷蔵庫1(収納場所)に収納する際にその品物30か
ら識別情報を収納管理装置10に取り込ませればよいた
め、利用者等にとっては面倒な入力作業が不要となり、
収納管理装置10にとっては管理するための情報の信頼
性を向上させることができる。
【0067】また、情報冷蔵庫1から品物30を取り出
す場合、上述した収納の場合と同様に、利用者等は扉1
Dに設けられたバーコードリーダ15の読取部に品物3
0に付されたバーコード媒体31を近づけて識別情報と
収納管理装置10に取り込ませる。この場合、識別情報
に対応した品物情報を抽出すると、該品物情報に対応し
た収納品情報D22は既に収納管理データベースDB2
に存在するため、例えば収納品情報D22の数量を”
0”とする等のデータの更新を行う。
【0068】また、利用者等の携帯電話等の表示部に表
示された支援依頼画面G10(図8参照)にて”よく
買う商品”が選択されると、当該に相当する支援要求
が収納管理装置10に送信される。そして、収納管理装
置10は、選択画面G11(図9参照)を前記携帯電話
等に表示させる。そして、利用者等による選択画面G1
1の”牛乳”の選択に応じた選択情報を収納管理装置1
0が受信すると、収納管理装置10は選択情報に対応す
る収納管理データベースDB2の収納品情報D22の購
入日、購入店名等から購入履歴が認識され、この購入履
歴に基づいて買物を支援するための支援情報が生成さ
れ、前記携帯電話等に送信される。その結果、利用者等
は図10に示す支援画面G12を前記携帯電話等で確認
することができる。
【0069】よって、収納品情報D22が示す購入履歴
に基づいて支援情報を生成し、該支援情報を利用者等に
知らせるために出力するので、利用者等は支援情報に基
づいて品物の購入を検討することができる。従って、利
用者等は支援情報に基づいて品物の購入時期を推測する
ことができるため、常時収納場所にあるべき品物の補充
を確実に行うことができる。
【0070】また、利用者等の前記携帯電話等から検索
要求を受信すると、収納管理装置10は検索要求にて指
定された品物30の分類品名、商品名等に対応する収納
品情報D22を収納管理データベースDB2から抽出
し、該収納品情報D22が示す品物30の収納場所を前
記携帯電話等にて表示させるために当該携帯電話等に送
信する。従って、利用者等は品物の収納場所を容易に確
認することができるため、品物の重複買いを回避するこ
とができる。
【0071】なお、上述した第1の実施の形態では、各
種情報を前記携帯端末装置等にて表示させる場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、
情報冷蔵庫1の表示部等にて表示させるなど種々異なる
実施の形態とすることができる。
【0072】また、上述した第1の実施の形態では、本
発明の収納管理装置10を情報冷蔵庫1に内蔵させる場
合について説明したが、本発明はこれに限定するもので
はなく、収納管理装置10を情報冷蔵庫1等に接続する
ような実施の形態とすることもできる。
【0073】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態として、箪笥の収納管理を行う収納管理装置を、図
11の箪笥の収納管理を行う収納管理装置の一例を説明
するための図を参照して説明する。なお、第1の実施の
形態のところで説明したものと同一あるいは相当する部
分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0074】図11に示すように、家庭に設けられた既
存の箪笥40に対する品物30の収納管理を行う収納管
理装置10の概略構成は、第1の実施の形態とほぼ同一
の構成となっており、箪笥40の引き出し41a〜41
cの各々に対応して付された収納場所用バーコード媒体
42a〜42cから収納場所用バーコード(収納場所識
別情報)を取り込むために、上述したバーコードリーダ
15を、利用者が所有する携帯電話等の携帯端末装置2
0に内蔵、若しくは接続するようにしている。
【0075】携帯端末装置20は、公知である携帯電話
を用いており、装置の制御を行う制御部と、制御部から
の情報を表示する表示部21、利用者が操作を行うテン
キー等の操作部22、通信網等を介して収納管理装置1
0との間における通信を可能とする通信部、音声を処理
する音声処理部、着信音を発生する着信発生部等を有し
ている。
【0076】品物30を箪笥40の引き出し41aに収
納する場合、携帯端末装置20のバーコードリーダ15
にて引き出し41aの収納場所用バーコード媒体42a
から収納場所用バーコードを取り込み、そのバーコード
を収納場所識別情報として収納管理装置10に送信され
る。その後、バーコードリーダ15にて品物30のバー
コード媒体31から取り込まれたバーコードは識別情報
として収納管理装置10に送信される。
【0077】収納場所識別情報と識別情報を受信した収
納管理装置10の制御部11は、上述した第1の実施の
形態と同様に、収納場所識別情報に対応する収納管理デ
ータベースDB2の収納場所情報D21を認識し、識別
情報に対応する品物情報に基づいて生成した収納品情報
D22を前記収納場所情報D21に関連付けて記憶す
る、若しくは、前記収納場所情報D21に関連付けられ
た収納品情報D22を更新する。
【0078】利用者等による携帯端末装置20の操作部
の操作に応じて上述した検索要求、支援要求を収納管理
措置10が受信すると、収納管理装置10は要求に応じ
た収納品情報、支援情報を生成して携帯端末装置20に
送信する。その結果、携帯端末装置20の表示部にそれ
らの情報が表示されるため、利用者等はその表示に基づ
いて品物30の収納場所を確認したり、品物30の購入
を検討することができる。
【0079】以上説明したように、品物30に付された
識別情報に対応する品物情報を品物データベースDB1
に記憶しておき、箪笥40(収納場所)への品物30の
収納に応じて識別情報が取り込まれると、その識別情報
に対応する品物情報と収納場所情報とを関連付ける収納
品情報D22を記憶、更新するので、品物30の収納場
所を管理することができる収納品情報D22を蓄積する
ことができる。
【0080】従って、利用者等は品物30を収納場所に
収納する際にその品物から識別情報を収納管理装置10
に取り込ませればよいため、第2の実施の形態のように
収納管理装置10を用いても、利用者等にとっては面倒
な入力作業が不要となり、収納管理装置10にとっては
管理するための情報の信頼性を向上させることができ
る。
【0081】また、箪笥40の引き出し41a〜41c
(収納場所)に付した収納場所用バーコード媒体42a
〜42c(収納場所識別情報)を携帯端末装置のバーコ
ードリーダ15(識別情報取込手段)が取り込むと、当
該収納場所識別情報と収納場所情報とが対応するように
収納品情報D22を記憶しているため、利用者等は箪笥
40の引き出し41a〜41cへの品物30の収納に応
じて収納場所識別情報と取り込ませることで、当該箪笥
40の引き出し41a〜41c毎に収納品情報を蓄積す
ることができる。また、共通のバーコードリーダ15に
よって複数の引き出し41a〜41cから収納場所識別
情報を取り込ませることができるため、収納管理装置1
0の構成を簡単化することができる。
【0082】なお、第2の実施の形態では、識別情報取
込手段をバーコードリーダ15にて実現しているが、デ
ジタルカメラを内蔵した携帯電話によって携帯端末装置
20を実現する場合は、そのデジタルカメラを識別情報
取込手段として機能させ、デジタルカメラによって識別
情報を撮像するような構成としても差し支えない。
【0083】また、バーコードリーダ15については、
携帯端末装置20に内蔵する構成、若しくは、携帯端末
装置20に着脱自在に接続可能な構成の何れの構成とし
ても差し支えない。さらに、携帯端末装置20を携帯電
話にて実現する場合は、携帯端末装置20に識別情報及
び収納場所識別情報の取り込み、送信等の制御に必要な
ソフトウェアをダウンロードすれば実現できるため、利
用者が所持している既存の携帯電話でも携帯端末装置2
0を実現することができる。
【0084】[第3の実施の形態]次に、第3の実施の
形態として、本発明の収納管理システムの一例を図12
〜図14を参照して説明する。なお、第1及び第2の実
施の形態のところで説明したものと同一あるいは相当す
る部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
【0085】ここで、図12は収納管理システムの概略
構成の一例を示す構成図であり、図13は図12の購入
品情報提供装置の構成の一例を示す構成図であり、図1
4は購入品情報提供装置の本発明に係るファイル構成を
説明するための図である。
【0086】収納管理システムは、図12に示すよう
に、家庭Hに設けられた収納管理装置10と、上述した
品物30の販売側に設けられて買物客が購入した前記品
物30に関する各種情報を提供する購入品情報提供装置
50と、を備えた構成となっている。そして、収納管理
装置10によって家庭Hに設けられた情報冷蔵庫1、情
報箪笥2等の収納場所における品物30の収納管理を行
っている。
【0087】家庭Hに設けられた情報冷蔵庫1、情報箪
笥2、並びに収納管理装置10は、その家庭Hの電力線
Eを利用したネット接続が可能な構成となっている。そ
して、情報冷蔵庫1、情報箪笥2、並びに収納管理装置
10の各々にはIPアドレスが割り振られており、情報
冷蔵庫1、情報箪笥2、並びに収納管理装置10の各々
の間でデータの送受信が可能となっている。
【0088】つまり、情報冷蔵庫1、情報箪笥2、並び
に収納管理装置10の各々は、上述した電力線モデムに
接続、若しくは、電力線モデムを内蔵させ、その電力専
用モデムを家庭Hのコンセントに差し込むことで、家庭
H内における家庭内ネットワーク(例えば、ECHONET:En
ergy Conservation Homecare Network等)を構築してい
る。
【0089】家庭内ネットワークのゲートウェイとして
収納管理装置10を機能させ、この収納管理装置10は
インターネットIへの接続を可能としている。そして、
インターネットIには、販売側に設けられて買物客が購
入した前記品物30に関する各種情報を提供する購入品
情報提供装置50が接続されている。そして、収納管理
装置10と購入品情報提供装置50とは、インターネッ
トIを介したデータの送受信が可能な構成となってい
る。
【0090】収納管理装置10は、上述した第1の実施
の形態の基本構成(図4参照)から前記バーコードリー
ダ15を排除した構成となっており、当該バーコードリ
ーダ15を情報冷蔵庫1と情報箪笥2等の収納場所の各
々に設けるようにしている。そして、通信部14には上
述した電力線モデムが用いられ、電力線Eから受信した
情報は制御部11に入力され、かつ、制御部11から通
信部14に出力された情報は電力線Eに重畳される。
【0091】情報冷蔵庫1及び情報箪笥2に設けられた
バーコードリーダ15は、図示しない電力線モデムに電
力線Eから供給された電力によって動作し、前記品物3
0の収納に応じてその前記品物30の前記バーコード媒
体31からバーコードが取り込まれると、そのバーコー
ドを識別情報として収納管理装置10に送信すべく電力
線モデムに出力される。すると、電力線モデムは入力さ
れた情報を変調して電力線Eに重畳させる。
【0092】上述したように第3の実施の形態では、収
納管理装置10の識別情報取込手段を収納場所である情
報冷蔵庫1及び情報箪笥2に設けた場合について説明し
たが、このように構成することで、複数の収納場所を簡
単な構成で管理することができる構成としている。しか
も、電力線Eによって各々の装置を接続しているため、
煩雑な接続作業も発生しない。
【0093】購入品情報提供装置50としては、周知で
あるパーソナル・コンピュータを用いており、図13に
示すように大別すると、制御部51、記憶部52、入出
力部53、通信部54等を有して構成している。制御部
51は、予め定めたプログラムに従って装置全体の動作
の制御などを行う中央演算処理装置(CPU)、CPU
のためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリ
であるROM、CPUの処理作業に必要な各種データを
格納する作業エリア等を有する読み出し書き込み自在の
メモリであるRAM等を有している。
【0094】記憶部52としては、ハード・ディスク装
置を用いている。そして、この記憶部52には、コンピ
ュータを購入品情報提供装置50として機能させるため
のプログラムファイルや各種データベースなどを記憶し
ている。詳細には、図14に示すように、購入品情報提
供プログラムファイルF、コード情報データベースDB
51、買物客情報データベースDB52、買物客用品物
情報データベースDB53等を記憶部52は記憶してい
る。
【0095】購入品情報提供プログラムファイルFが格
納している購入品情報提供プログラムは、前記品物30
を購入した買物客に対応する買物客の連絡先等の情報を
有する買物客情報を買物客情報データベースDB52
(前記買物客情報記憶手段)から抽出する買物客情報抽
出手段、該買物客情報抽出手段が抽出した買物客情報が
示す買物客が購入した前記品物30に関する買物客用品
物情報を買物客用品物情報データベースDB53(買物
客用品物情報記憶手段)から抽出する買物客用品物情報
抽出手段、該買物客用品物情報抽出手段が抽出した買物
客用品物情報を前記買物客情報抽出手段にて抽出した買
物客情報が示す前記連絡先に送信させるために出力する
買物客用品物情報出力手段、等として制御部51(コン
ピュータ)を機能させるための購入品情報提供プログラ
ムである。
【0096】コード情報データベースDB51は、前記
品物30に付された、若しくは、前記品物30近傍の売
場等に設けられたバーコード媒体31のパターン(識別
情報)とそれに対応する数字等の記号列で表されたコー
ド情報を複数有して構成している。そして、本実施の形
態では、このコード情報によって識別情報と後述する買
物客用品物情報とを関連付けている。
【0097】買物客情報データベースDB52は、販売
側の情報提供サービスを希望して登録された買物客を識
別することが可能な買物客情報を複数有して構成してい
る。例えば、買物客情報は、氏名、性別、年齢、自宅住
所、電話番号、携帯端末装置20の電話番号、IPアド
レス等のデータを有している。
【0098】買物客用品物情報データベースDB53
は、買物客に提供すべき前記品物30に関する情報を示
す買物客用品物情報を有して構成している。この買物客
用品物情報は、上述したコード情報に対応しており、本
実施の形態では、販売側が管理している情報の中から買
物客に開示しても差し支えのないデータを有する構成と
なっている。例えば、品物コード、物品種別、生産者、
生産日、重量、小売価格等のデータを有している。
【0099】なお、第3の実施の形態では、買物客情報
データベースDB52及び買物客用品物情報データベー
スDB53が特許請求の範囲に記載の買物客情報記憶手
段及び買物客用品物情報記憶手段にそれぞれ相当してい
ることから、各データベースを記憶している記憶部52
が買物客情報記憶手段及び買物客用品物情報記憶手段と
して機能している。
【0100】入出力部53としては、キーボード、マウ
ス等の各種入力装置及びディスプレイ等の表示装置を用
いており、購入品情報提供装置50の管理者等の操作に
応じて入力装置で発生した信号は制御部51に入力さ
れ、出力装置は制御部11からの指示に応じて出力を行
う。
【0101】通信部54としては、LANカード、無線
装置、モデム等の通信装置が用いられ、特許請求の範囲
に記載の提供側送信手段として機能している。そして、
この通信部54はインターネットIを介して収納管理装
置10等から受信した情報を制御部51に出力するとと
もに、制御部51から入力された情報を指定された送信
先に送信する。
【0102】次に、収納管理システムの動作概要の一例
を説明する。スーパーマーケット等の店舗のレジにて買
物客が精算する際に、レジのバーコードリーダで購入し
た前記品物30のバーコードを読み込んだ後、買物客の
利用者カードをカードリーダにて読み込まれると、読み
込んだ買物客識別情報に前記品物30の識別情報が関連
付けられて購入品情報提供装置50に送信される。
【0103】購入品情報提供装置50において、それら
の情報を通信部54にて受信したすると、制御部51に
よって識別情報に対応する買物客用品物情報がコード情
報データベースDB51が格納しているコード情報に基
づいて買物客用品物情報データベースDB53から抽出
されるとともに、識別情報に対応する買物客情報が買物
客情報データベースDB52から抽出される。そして、
抽出された買物客用品物情報は前記買物客情報が示す連
絡先が送信先に指定されて通信部54に出力されること
で、通信部54はインターネットIを介して買物客用品
物情報を、前記品物30を購入した買物客宅の収納管理
装置10に送信される。
【0104】収納管理装置10において、購入品情報提
供装置から買物客用品物情報が通信不14にて受信され
ると、制御部11によってその買物客用品物情報が品物
情報として品物情報データベースDB1に格納される。
その結果、品物情報データベースDB1には、買物客が
購入した前記品物30に対応する品物情報が必ず存在す
ることとなる。
【0105】家庭Hに帰ってきた買物客が購入した前記
品物30を収納場所である情報冷蔵庫1に収納する際
に、前記品物30に付された前記バーコード媒体31か
らバーコードがバーコードリーダ15にて取り込まれる
と、そのバーコードを示す識別情報に、収納場所を示す
収納場所情報が関連付けられ、送信先として収納管理装
置10のIPアドレス等が指定されて電力線モデムに出
力される。そして、電力線モデムは入力された情報を変
調して電力線Eに重畳する。
【0106】収納管理装置10において、情報冷蔵庫1
が送信した識別情報等を電力線Eから通信部14にて受
信されると、制御部11によって識別情報に対応する品
物情報が品物情報データベースDB1から抽出される。
そして、この品物情報に対応する収納品情報D22が収
納管理データベースDB2に存在しない場合は、品物情
報に基づいて収納品情報D22が生成され、識別情報に
関連付けられた収納場所情報(情報冷蔵庫1の収納エリ
ア1E)に対応する収納管理データベースDB2のエリ
アに追加格納される。また、品物情報に対応する収納品
情報D22が収納管理データベースDB2に存在する場
合は、品物情報に基づいて収納管理データベースDB2
の収納品情報D22が更新される。
【0107】また、第1及び第2の実施の形態と同様
に、利用者等による携帯端末装置等からの上述した検索
要求、支援要求を収納管理措置10が受信すると、収納
管理装置10は要求に応じた収納品情報D22、支援情
報を生成して携帯端末装置等に送信する。その結果、携
帯端末装置等の表示部にそれらの情報が表示されるた
め、利用者等はその表示に基づいて品物30の収納場所
を確認したり、品物30の購入を検討することができ
る。
【0108】以上説明したように、購入品情報提供装置
50は買物客である利用者等が購入した品物30に対応
する買物客用品物情報を収納管理装置10に送信し、当
該収納管理装置10は受信した買物客用品物情報を品物
情報として品物情報データベースDB1(品物情報記憶
手段)に記憶するので、収納管理装置10の品物情報デ
ータベースDB1に利用者等が購入した品物30に対応
する品物情報が必ず記憶される。そして、当該品物情報
と利用者等に品物30から識別情報を取り込ませるとい
う簡単な作業で、情報冷蔵庫1、情報箪笥2等の収納場
所に収納する品物30に対応する収納品情報D22を蓄
積することができる。従って、利用者等にとっては面倒
な入力作業が不要となり、収納管理装置10にとっては
管理するための情報の信頼性を向上させることができる
収納管理システムを提供することができる。
【0109】なお、上述した第1〜第3の実施の形態で
説明した支援情報については、よく買う品物リスト、最
近購入した品物リスト、特定の時期に購入する品物リス
トとして支援情報を生成するなど種々異なる実施の形態
とすることができる。このその場合、収納品情報D22
に基づいて、例えば、月に何回同種の品物30を購入す
るかの統計を計算処理したり、予め設定された最近を定
義する日付情報、予め定められた特定時期(例えば、ク
リスマス等)を示す特定時期情報等に基づいて生成した
りすることで対応することができる。
【0110】また、上述した支援情報を買物中や店舗に
近づいた利用者等の携帯電話に送信することで、利用者
等は支援情報を参照しながら買物を行うことができるた
め、補充すべき品物30を確実に購入することができ
る。よって、収納管理システムによって生成された支援
情報を、利用者等の買物支援するシステムに適用するこ
ともできる。
【0111】[第4の実施の形態]次に、第2の実施の
形態で説明した携帯端末装置20の識別情報取込手段の
他の実施の形態について説明する。なお、上述した本実
施の形態のところで説明したものと同一あるいは相当す
る部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
【0112】ここで、図15は携帯端末装置の他の実施
の形態を示す構成図であり、図16は図15のカメラ本
体が裏面を向いたときの直線A−Aを通る断面の一部を
示す断面図であり、図17はカメラが行うバーコード識
別処理の一例を示すフローチャートであり、図18はバ
ーコード識別エリアと検出ラインとの関係を説明するた
めの図である。
【0113】携帯端末装置20は、上述した第2の実施
の形態と同様に、公知である携帯電話を用いており、装
置の制御を行う制御部と、制御部からの情報を表示する
表示部21、利用者が操作を行うテンキー等の操作部2
2、通信網等を介して収納管理装置10との間における
通信を可能とする通信部、音声を処理する音声処理部、
着信音を発生する着信発生部等を有している。
【0114】識別情報取込手段の他の実施の形態とし
て、携帯端末装置20の構成に、撮像手段に相当する近
接焦点切り替え式カメラ150(以降、カメラという)
を用い、図11のバーコードリーダ部15がカメラ15
0に置き換わっている。
【0115】カメラ150は、図15及び図16に示す
ように、カメラ本体151と、該カメラ本体151のレ
ンズを携帯端末装置20の表面20a側から裏面20b
側へ回転可能にする回転機構152と、裏面20b側に
設けられ、当該裏面20b側に向けられたカメラ本体1
51のレンズと対面する接写レンズ153と、を有して
構成している。
【0116】なお、携帯端末装置20の裏面20bに
は、接写レンズ153を埋め込むことで、当該接写レン
ズ153とカメラ本体151のレンズで超接写レンズ系
を構成しているため、レーザ式バーコードリーダと同様
な距離、即ち、5cm以下まで撮像することが可能な構
成となっている。このようにバーコード31aに近づけ
て撮像する利点は、バーコード31a以外の背景が少な
くなるため、バーコード領域抽出のための画像処理が簡
単になり、また、解像度が上がるため、認識の精度が向
上する。
【0117】品物30を手に取った状態で、カメラ15
0のレンズを裏面20bに向け、当該カメラ150を品
物30に近づけ、カメラ撮像エリアEを品物30に付さ
れたバーコード媒体31のバーコード31a及び数字コ
ード31bに合わせることで、図15に示すように、表
示部21には撮像している画像を示す撮像画面Mが表示
される。そして、撮像画面Mは、バーコード31aの識
別対象となる領域を示すバーコード識別エリアM1と、
認識した数字コード31bが表示される識別コードエリ
アM2と、を有している。
【0118】次に、バーコード31aの画像が撮像され
た後、カメラ150のマイクロ・コンピュータ(図示せ
ず)によって事項されるバーコード識別処理の一例を示
す図17のフローチャートを参照して動作概要を説明す
る。なお、カメラ150のメモリ(図示せず)が判別情
報記憶手段に相当し、識別情報を判別するための判別情
報を記憶している。
【0119】まず、買物客はバーコード識別エリアM1
がバーコード31aに重畳されて撮像画面Mが表示され
るように、カメラ150の位置決めをして撮像を行う。
このようにバーコード(識別情報)31aが撮像される
と、図17のバーコード識別処理が実行され、撮像され
た画像からバーコード31aが記された識別情報領域、
つまりバーコード識別エリアM1に対応したバーコード
領域を抽出する(ステップB1:領域抽出手段)。な
お、携帯端末装置20の画像処理システムが、縦棒パタ
ーン列の領域を検出して、バーコード領域として自動抽
出しても良い。
【0120】そして、図18に示すように、抽出された
バーコード領域を例えば横切るように検出ラインLを設
定する(ステップB2)。なお、検出ラインLの設定
は、必ずしもバーコード領域と直交するようにラインを
設定する必要はなく、バーコード領域全体を横切ってい
れば、例えば、バーコード領域の左上から右下へ(L
1)、左下から右上へ(L2)というように斜めにライ
ンを設定するようにしても差し支えない。
【0121】検出ラインL上の画素をスキャンし、当該
輝度レベルを適当な敷居値を用いて2値化するとバーコ
ード太さ列データが検出される(ステップB3)。当該
太さ列の長さは、同一バーコード31aを撮像した場合
であっても、撮像した画像の大きさや、検出ラインLの
傾きによって異なる。そこで、検出ラインLが各条件で
一様になるように、つまり、検出ラインLが最も左側の
バーを検出した位置から、最も右側のバーを検出した位
置までの距離が、一様になるように正規化する(ステッ
プB4)。
【0122】なお、検出ラインLについては1本でもよ
いが、安定性に欠ける場合があるため、図20のように
3本のライン(L、L1、L2)を引き、正規化の後
で、論理積をとるなどして、耐撮像環境性を向上させて
も良い。
【0123】そして、太さの正規化が終わった段階で、
同太さ列データを、予め、太さ列とコードの関係を記述
した辞書(判別情報)と照合することによりバーコード
31aを識別し(ステップB5:識別手段)、当該識別
結果を識別情報として取り込み、識別情報を携帯端末装
置20の制御部に出力している。
【0124】よって、本実施の形態では、カメラ150
のマイクロ・コンピュータ等が特許請求の範囲に記載の
領域抽出手段及び識別手段として機能している。
【0125】以上説明したように、カメラ本体(撮像手
段)151によってバーコード(識別情報)媒体31が
撮像されると、当該画像からバーコード31aが記され
たバーコード領域(識別情報領域)が抽出される。そし
て、当該識別情報領域に対応する画像と前記辞書(判別
情報)とに基づいて識別情報が識別される。よって、カ
メラ本体(撮像手段)151を用いて識別情報媒体31
を撮像し、該撮像した画像から識別した識別情報を取り
込むので、本発明の実現のためにPOS(point - of -
sale)端末装置で使用されているような高価なレーザ
式認識装置を用いる必要がなくなり、携帯端末装置20
がカメラ本体151を予め装備している場合はそれを流
用することができる。また、バーコード(識別情報)媒
体31を近接して撮像することが可能なカメラ150と
することで、識別情報を正確に撮像することができるた
め、識別した識別情報の信頼性を向上させることができ
る。従って、携帯端末装置20のカメラ150を用いて
識別情報を認識するため、安価な携帯端末装置20を提
供することができる。
【0126】また、バーコード媒体(識別情報媒体)3
1には、通常、バーコード31aのほか、数字コード3
1bが記載されている。そのため、当該数字コード31
bを文字認識するようにしても差し支えない。さらに、
バーコード31aから認識したコード結果と、数字コー
ド31bを文字認識したコード結果の論理積を調べ、不
一致の場合には、買物客に再度撮像し直すように要求す
るように制御しても良い。
【0127】なお、上述した他の実施の形態では、カメ
ラ150でバーコード(識別情報)31aを識別する場
合について説明したが、本発明はこれに限定するもので
はなく、カメラ150はバーコード31aを撮像してそ
の画像データを携帯端末装置20の制御部に出力し、当
該制御部にてバーコード31aの識別を行うなど種々異
なる実施の形態とすることができる。 [第5の実施の形態]次に、上述した第1の実施の形態
で用いたバーコードリーダ15を近接焦点切り替え式カ
メラ150(以降、カメラという)に置き換え、該カメ
ラ150によって品物30の外観を撮像する第5の実施
の形態について説明する。なお、上述した実施の形態の
ところで説明したものと同一あるいは相当する部分には
同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0128】収納管理装置10は、上述した制御部1
1、記憶部12、通信部14、カメラ150が接続され
るインタフェース部16を有して構成している。つま
り、インタフェース部16に接続されていたバーコード
リーダ15がカメラ150に置き換わっている。
【0129】図19は第5の実施の形態におけるカメラ
の動作を説明するための図であり、図19に示すよう
に、情報冷蔵庫1の扉1D等に設けられるカメラ150
は、上述した第4の実施の形態と同様に、カメラ本体1
51と、該カメラ本体151のレンズをカメラ150の
表面150a側から裏面150b側へ回転可能にする回
転機構152と、裏面150b側に設けられ、当該裏面
150b側に向けられたカメラ本体151のレンズと対
面する接写レンズ153と、を有して構成している。
【0130】ここで、利用者等が購入した品物30を情
報冷蔵庫1に収納する際、当該品物30を示す品物情報
にカメラ150にて撮像した外観画像情報を付加する収
納管理装置10の動作を説明する。
【0131】まず、収納する品物30を手に取った状態
で、カメラ本体151のレンズを裏面150bに向け、
当該カメラ本体151を品物30に近づけてバーコード
媒体31の画像がカメラ150によって撮像されると、
上述した第4の実施の形態と同様に、バーコード識別処
理によってバーコード31aが識別され、当該識別結果
が識別として取り込まれ、該識別情報は収納管理装置1
0の制御部11に出力され、記憶部12に記憶される。
【0132】その後、カメラ150の回転機構152に
よりカメラ本体151の視野が接写レンズから外れるよ
う回転され、この状態で品物30の外観が収まる撮像さ
れると、該画像は外観画像情報として収納管理装置10
の制御部11に入力され、当該外観画像情報は先に入力
された識別情報に関連付けられて記憶部12に格納され
る。そして、制御部11は、入力された識別情報に対応
する前記品物情報を品物情報データベースDB1から抽
出し、当該品物情報と識別情報と該識別情報に関連付け
られた外観画像情報とを関連付ける前記収納品情報が生
成され、収納管理データベースDB2に追加される。
【0133】なお、外観画像情報の記憶方法について
は、図5の品物情報データベースDB1に追加したり、
新たなデータベース(例えば外観画像データベースな
ど)として記憶するなど種々異なる記憶方法とすること
ができる。
【0134】以上の説明からも明らかなように、第5の
実施の形態では、記憶部12が品物情報記憶手段、収納
品情報記憶手段、並びに、外観画像情報記憶手段として
機能している。そして、カメラ150が、特許請求の範
囲に記載の識別情報取込手段及び外観撮像手段として機
能している。
【0135】その後、利用者が携帯端末装置20等によ
って前記収納品情報を選択されると、収納管理装置10
は、当該収納品情報に対応する対応する外観画像情報を
記憶部12から抽出し、該外観画像情報、前記品物情
報、前記収納品情報等を利用者の携帯端末装置20等に
送信する。その結果、利用者の携帯端末装置20の表示
部21等には、収納品情報によって外観画像情報や品物
情報等が表示される。
【0136】以上説明したように、収納品情報によって
品物情報と外観画像が、収納場所に関連付けられて記憶
されるので、利用者は、出先等から携帯端末装置20を
用いて品物情報の必要最小限の情報を入力すると、その
場所、数量、品物30の外観画像などを入手することが
できる。また、外観画像の特徴をキーワードとして、収
納場所や、数量を検索することもできる。例えば、赤い
子供用のセーターは自宅のどこにどれほどあったかなど
の質問にも本収納管理装置10は答えることができる。
【0137】従って、識別情報の認識と、外観画像の取
り込みが1つのカメラ150で可能となるため、収納管
理装置10は小型、軽量、低価格が可能である。また、
利便性に関して、利用者は、収納品情報を入力しやす
い、収納品を使用していく際の残量把握が容易である、
遠隔地から曖昧なキーワードを用いて残量や収納場所を
検索できる、検索した収納品の外観を携帯端末装置20
等における表示で確認できるため収納状態の認識が深ま
る、などの利点が挙げられる。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の収納管理装置によれば、品物に付された識別情
報に対応する品物情報を記憶しておき、例えば、冷蔵
庫、箪笥、押入等の収納場所への品物の収納に応じて識
別情報が取り込まれると、その識別情報に対応する品物
情報と収納場所情報とを関連付ける収納品情報を記憶す
るので、品物の収納場所を管理することができる収納品
情報を蓄積することができる。従って、利用者等は品物
を収納場所に収納する際にその品物から識別情報を収納
管理装置に取り込ませればよいため、利用者等にとって
は面倒な入力作業が不要となり、収納管理装置にとって
は管理するための情報の信頼性を向上させることができ
るという効果を奏する。
【0139】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、識別情報取込手段を設けた
収納場所に対応するように収納品情報を記憶するため、
複数の収納場所毎に識別情報取込手段を設けることで、
当該収納場所毎に収納品情報を蓄積することができる。
従って、複数の収納場所毎に収納品情報を蓄積すること
ができるため、複数の収納場所が管理対象であっても、
利用者等は品物を収納する収納場所の指定等の入力作業
が不要となり、収納管理装置は収納場所毎の品物の管理
を行うことができるという効果を奏する。
【0140】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、収納場所に付した収納場所
識別情報を識別情報取込手段が取り込むと、当該収納場
所識別情報と収納場所情報とが対応するように収納品情
報を記憶しているため、利用者等は収納場所への品物の
収納に応じて収納場所識別情報と取り込ませることで、
当該収納場所毎に収納品情報を蓄積することができる。
また、共通の識別情報取込手段によって複数の収納場所
から収納場所識別情報を取り込ませることができるた
め、収納管理装置の構成を簡単化することができる。従
って、複数の収納場所毎に収納品情報を蓄積することが
できるため、複数の収納場所が管理対象であっても、利
用者等は品物を収納する収納場所の指定等の入力作業が
不要となり、収納管理装置は収納場所毎の品物の管理を
行うことができるという効果を奏する。
【0141】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の何れかに記載の発明の効果に加え、収納品情報が
示す購入履歴に基づいて支援情報を生成し、該支援情報
を利用者等に知らせるために出力するので、利用者等は
支援情報に基づいて品物の購入を検討することができ
る。また、購入履歴から品物の補充が必要なものがある
場合は、それらを購入リスト等で示した支援情報として
生成することで、利用者等の買物支援を行うこともでき
る。従って、利用者等は支援情報に基づいて品物の購入
時期を推測することができるため、常時収納場所にある
べき品物の補充を確実に行うことができるという効果を
奏する。
【0142】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4の何れかに記載の発明の効果に加え、検索要求に対
応する収納品情報を抽出すると、収納品情報が示す品物
の収納場所を利用者等に知らせるために出力しているの
で、利用者等が収納場所を知りたい品物を指定すれば、
当該品物の収納場所を知ることができる。従って、利用
者等は品物の収納場所を容易に確認することができるた
め、品物の重複買いを回避することができるという効果
を奏する。
【0143】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5の何れかに記載の発明の効果に加え、撮像手段を用
いて識別情報媒体を撮像し、該撮像した画像から識別し
た識別情報を取り込むので、本発明の実現のためにPO
S(point - of - sale)端末装置で使用されているよ
うな高価なレーザ式認識装置を用いる必要がなくなる。
また、前記識別情報媒体を近接して撮像することが可能
な撮像手段とすることで、識別情報を正確に撮像するこ
とができるため、識別した識別情報の信頼性を向上させ
ることができる。従って、撮像手段を用いて識別情報を
正確に認識するため、安価な収納管理装置を提供するこ
とができるという効果を奏する。
【0144】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
〜6の何れかに記載の発明の効果に加え、収納場所に収
納する品物の外観を撮像した外観画像情報と品物情報を
収納場所に関連付けて記憶しているので、例えば利用者
等が出先から携帯端末装置を用いて品物情報に関する必
要最小限の情報を入力すると、その場所、数量、品物の
外観画像などを入手することができる。また、外観画像
の特徴をキーワードとして、収納場所や、数量を検索す
ることもできる。例えば、赤い子供用のセーターは自宅
のどこにどれほどあったかなどの質問にも本収納管理装
置は答えることができる。従って、品物の外観画像情報
を記憶しておくことで、利用者等に外観画像情報を提供
することができるため、収納している品物を正確に把握
することができるという効果を奏する。
【0145】以上説明したように請求項8に記載した本
発明の収納管理システムによれば、購入品情報提供装置
は買物客である利用者等が購入した品物に対応する買物
客用品物情報を収納管理装置に送信し、当該収納管理装
置は受信した買物客用品物情報を品物情報として品物情
報記憶手段に記憶するので、収納管理装置の品物情報記
憶手段に利用者等が購入した品物に対応する品物情報が
必ず記憶される。そして、当該品物情報と利用者等に品
物から識別情報を取り込ませるという簡単な作業で、収
納場所に収納する品物に対応する収納品情報を蓄積する
ことができる。従って、利用者等にとっては面倒な入力
作業が不要となり、収納管理装置にとっては管理するた
めの情報の信頼性を向上させることができる収納管理シ
ステムを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収納管理装置及び収納管理システムの
基本構成を示す図である。
【図2】図1の識別情報取込手段の構成を示す図であ
る。
【図3】収納管理装置を適用した情報冷蔵庫の概略構成
を説明するための図である。
【図4】収納管理装置の概略構成を示す構成図である。
【図5】収納管理装置の本発明に係るファイル構成を説
明するための図である。
【図6】収納管理データベースの構成を説明するための
図である。
【図7】図4の制御部が行う処理概要の一例を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】支援依頼画面の表示例を示す図である。
【図9】選択画面の表示例を示す図である。
【図10】支援画面の表示例を示す図である。
【図11】箪笥の収納管理を行う収納管理装置の一例を
説明するための図である。
【図12】収納管理システムの概略構成の一例を示す構
成図である。
【図13】図12の購入品情報提供装置の構成の一例を
示す構成図である。
【図14】購入品情報提供装置の本発明に係るファイル
構成を説明するための図である。
【図15】携帯端末装置の他の実施の形態を示す構成図
である。
【図16】図15のカメラ本体が裏面を向いたときの直
線A−Aを通る断面の一部を示す断面図である。
【図17】カメラが行うバーコード識別処理の一例を示
すフローチャートである。
【図18】バーコード識別エリアと検出ラインとの関係
を説明するための図である。
【図19】第5の実施の形態におけるカメラの動作を説
明するための図である。
【符号の説明】
10 収納管理装置 11a 品物情報抽出手段(収納管理装置の制御
部) 11b 支援情報生成手段(収納管理装置の制御
部) 11c 支援情報出力手段(収納管理装置の制御
部) 11d 収納品情報抽出手段(収納管理装置の制
御部) 11e 収納品情報出力手段(収納管理装置の制
御部) 12a 品物情報記憶手段(収納管理装置の記憶
部) 12b 収納品情報記憶手段(収納管理装置の記
憶部) 12c 外観画像情報記憶手段(収納管理装置の
記憶部) 14 収納側受信手段(収納管理装置の通信
部) 15 識別情報取込手段(バーコードリーダ、
カメラ) 15a 判別情報記憶手段(カメラ) 15b 撮像手段(カメラ) 15c 領域抽出手段(カメラ) 15d 識別手段(カメラ) 50 購入品情報提供装置 51a 買物客情報提供手段(購入品情報提供装
置の制御部) 51b 買物客用品物情報提供手段(購入品情報
提供装置の制御部) 52a 買物客用品物情報記憶手段(購入品情報
提供装置の記憶部) 52b 買物客情報記憶手段(購入品情報提供装
置の記憶部) 54 提供側送信手段(購入品情報提供装置の
通信部) 150 外観撮像手段(カメラ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納場所に収納した品物を管理する収納
    管理装置であって、 前記品物に付された識別情報に対応する前記品物が識別
    可能な品物情報を記憶する品物情報記憶手段と、 前記収納場所に収納する前記品物から当該品物に付され
    た前記識別情報を取り込む識別情報取込手段と、 前記識別情報取込手段が取り込んだ識別情報に対応する
    前記品物情報を前記品物情報記憶手段から抽出する品物
    情報抽出手段と、 前記品物情報抽出手段が抽出した品物情報と当該品物情
    報が示す前記品物の前記収納場所を示す収納場所情報と
    を関連付ける収納品情報を記憶する収納品情報記憶手段
    と、 を備えることを特徴とする収納管理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報取込手段は、前記収納場所
    に設けられ、当該収納場所に対する前記品物の収納に応
    じて前記識別情報を取り込み、 前記収納品情報記憶手段は、前記識別情報取込手段を設
    けた前記収納場所に対応して前記収納品情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の収納管理装置。
  3. 【請求項3】 前記収納場所の各々には、当該収納場所
    を識別することが可能な収納場所識別情報が付されてお
    り、 前記識別情報取込手段はさらに、前記品物を収納する前
    記収納場所から前記収納場所識別情報を取り込み、 前記収納品情報記憶手段はさらに、前記識別情報取込手
    段が取り込んだ前記収納場所識別情報と前記収納場所情
    報とが対応するように前記収納品情報を記憶することを
    特徴とする請求項1に記載の収納管理装置。
  4. 【請求項4】 前記品物情報記憶手段の品物情報には当
    該品物購入日が含まれており、 前記収納品情報記憶手段は、当該品物の購入履歴が識別
    可能に更新変更される手段が含まれており、 前記収納品情報記憶手段が記憶している収納品情報が示
    す前記購入履歴に基づいて、買物を支援するための支援
    情報を生成する支援情報生成手段と、 前記支援情報生成手段が生成した支援情報を知らせるた
    めに出力する支援情報出力手段と、 をさらに備ることを特徴とする請求項1〜3の何れかに
    記載の収納管理装置。
  5. 【請求項5】 前記品物が収納された前記収容場所の検
    索を要求する検索要求の発生に応じて、当該検索要求が
    指定している前記品物を示す前記収納品情報を前記収納
    品情報記憶手段から抽出する収納品情報抽出手段と、 前記収納品情報抽出手段が抽出した収納品情報を、当該
    収納品情報が示す前記品物の前記収納場所を知らせるた
    めに出力する収納品情報出力手段と、 を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    の収納管理装置。
  6. 【請求項6】 前記識別情報取込手段は、 前記識別情報を判別するための判別情報を記憶する判別
    情報記憶手段と、 前記識別情報媒体を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段が撮像した画像から前記識別情報が記され
    た識別情報領域を抽出する領域抽出手段と、 前記領域抽出手段が抽出した前記識別情報領域に対応す
    る前記画像と前記判別情報記憶手段が記憶している判別
    情報とに基づいて前記識別情報を識別する識別手段と、 を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載
    の収納管理装置。
  7. 【請求項7】 前記収納場所に収納する前記品物の外観
    を撮像する外観撮像手段と、 前記外観撮像手段が撮像した外観画像情報を当該品物を
    示す前記識別情報と関連付けて記憶する外観画像情報記
    憶手段と、 をさらに備え、 前記品物情報抽出手段はさらに、前記識別情報取込手段
    が取り込んだ識別情報に対応する前記品物情報を抽出す
    るとともに、当該識別情報に対応する前記外観画像情報
    を前記外観画像情報記憶手段から抽出し、 前記収納品情報記憶手段は、前記品物情報抽出手段が抽
    出した前記品物情報と前記画像外観情報と前記収納場所
    情報とを関連付ける収納品情報として記憶することを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の収納管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の収納管理
    装置と、前記品物の販売側に設けられて買物客が購入し
    た前記品物に関する各種情報を提供する購入品情報提供
    装置と、を備える収納管理システムであって、 前記購入品情報提供装置は、前記買物客に提供すべき前
    記品物に関する買物客用品物情報を記憶する買物客用品
    物情報記憶手段と、前記買物客の連絡先等の情報を有す
    る買物客情報を記憶する買物客情報記憶手段と、前記品
    物を購入した前記買物客に対応する前記買物客情報を前
    記買物客情報記憶手段から抽出する買物客情報抽出手段
    と、該買物客情報抽出手段が抽出した前記買物客情報が
    示す前記買物客が購入した前記品物に対応する前記買物
    客用品物情報を前記買物客用品物情報記憶手段から抽出
    する買物客用品物情報抽出手段と、該買物客用品物情報
    抽出手段が抽出した買物客用品物情報を前記買物客情報
    抽出手段にて抽出した買物客情報が示す前記連絡先に送
    信する提供側送信手段と、を備え、 前記収納管理装置は、前記提供側送信手段が送信した前
    記買物客品物情報を受信する収納側受信手段をさらに備
    え、 前記品物情報記憶手段は、前記収納側受信手段が受信し
    た前記買物客用品物情報を前記品物情報として記憶する
    ことを特徴とする収納管理システム。
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