JP2008021326A - 情報作成装置及び特典付与システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】詳細情報提供サーバ300の顧客データベース330には、各顧客の属性(嗜好等)を示す属性情報が登録され、商品データベース340には、各商品に関する詳細情報が登録されている。情報加工部350は、顧客端末200から要求のあった商品の詳細情報について、該顧客の属性情報に基づき加工し、当該顧客に固有のオリジナル詳細情報を作成し、これを当該顧客端末200へ返す。一方、購入情報生成サーバ400は、詳細情報提供サーバ300から送信される商品照会情報と会計装置600から送信される商品購入情報とに基づいて、商品照会を行ったにもかかわらず、実際には購入されるに至らなかった購入中止商品に関する情報を生成し、これを商品購入中止情報リストR3へ登録する。
【選択図】図1
Description
かかる顧客の要望に応えるべく、商品に関する詳細な情報(野菜であれば産地、生産者、農薬の使用状況、調理方法等;以下、「詳細情報」という)を備えたデータベースサーバをインターネット上に設置し、各顧客が利用する携帯情報端末からの要求に応じて詳細情報を返信するといったシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。データベースサーバから返信された詳細情報は、携帯情報端末の液晶パネル等に表示される。各顧客はこの液晶パネルに表示される詳細情報を参照することで、より詳細に検討したうえで該商品を購入するか否かを決定することができる。
また、上記システムにおいては、データベースサーバが商品に関する詳細情報を顧客からの要求に応じて一方的に与えるのみであり、与えた詳細情報が各顧客の購入意思決定にどのような影響を及ぼしたのか、といったことまで把握することはできなかった。
A.第1の実施形態
(1)実施形態の構成
図1は、本実施形態に係る商品購入システム100の構成を示す図である。
商品購入システム100は、店舗内の各ショッピングカートSC(図2参照)に設置されている複数の顧客端末200と、顧客端末200から要求される商品の詳細情報を顧客の嗜好等に合わせて加工し、これを顧客端末200へ返す詳細情報提供サーバ300と、詳細情報提供サーバ300によって提供された詳細情報に係る商品が該顧客によって購入された、或いは購入されなかったといった情報などを生成する購入情報生成サーバ400
と、購入情報生成サーバ400によって生成される情報を収集し、収集結果に基づいて各顧客に種々の特典を付与する特典付与サーバ500とを備えている。なお、図1では図面が煩雑になるのを防ぐため、顧客端末200を1台のみ図示しているが、本来は各ショッピングカート毎(或いは買い物かご毎)に顧客端末200が設けられている。
制御部210は、CPU、ROM、RAM等により構成され、ROMに格納された各種制御プログラムを実行することにより、顧客端末200の各部を中枢的に制御する。
顧客認識部220は、ID入力ボタン221等を備えている。顧客認識部220は、このID入力ボタン221を介して入力される顧客IDに基づいて当該端末200を利用する顧客を認識する(詳細は後述)。
商品認識部230は、バーコードリーダ231等を備えている。店舗内の商品陳列棚(図示略)には、様々な種類の商品が陳列され、これら各商品には各商品名を示す識別コードとしてのバーコードが貼付されている。商品認識部230は、バーコードリーダ231からバーコードの読み取り情報(以下、バーコード情報)を受け取ると、このバーコード情報から顧客によって照会要求のあった商品(つまり、詳細情報の要求のあった商品)を認識する(詳細は後述)。
表示装置250は、液晶パネル等により構成され、通信部240によって受信される詳細情報や、当該端末200を利用する顧客に対して所定の入力を促す文字メッセージ等を表示する。
制御部310は、CPU、ROM、RAM等により構成され、ROMに格納された各種制御プログラムを実行することにより、詳細情報提供サーバ300の各部を中枢的に制御する。
通信部320は、無線通信インタフェースや有線通信インタフェース等を備え、
顧客端末200や購入情報生成サーバ400等との間で様々なデータを授受する。
顧客データベース330には、商品購入システム100を利用して商品を購入する顧客を管理するための顧客管理テーブルTA1(図3参照)が格納されている。
00へ送信される。詳細情報提供サーバ300の制御部310は、これら顧客ID、基礎情報を受信すると、優先評価情報の入力を促すメッセージをユーザPCへ送信する(図4のB参照)。
記録部360は、顧客からの要求に応じて上記オリジナル詳細情報を提供した場合に、該顧客を識別するための顧客IDと提供したオリジナル詳細情報に係る商品のバーコード情報とを対応づけて記録する。制御部310は、この記録部360に記録されている顧客IDとバーコード情報とを商品照会情報として購入情報生成サーバ400へ送信する。
会計装置600は、顧客によって実際に購入された商品に関する情報を記録・集計するPOSシステムにより構成されている。この会計装置600は、商品が購入される毎に、当該商品を購入した顧客を識別するための顧客IDとこの商品のバーコード情報とを対応づけて図示せぬメモリに記録する。会計装置600は、このメモリに記録されている顧客IDとバーコード情報とを商品購入情報として購入情報生成サーバ400へ送信する。
制御部410は、CPU、ROM、RAM等により構成され、ROMに格納された各種制御プログラムを実行することにより、購入情報生成サーバ400の各部を中枢的に制御する。
通信部420は、無線通信インタフェースや有線通信インタフェース等を備え、
詳細情報提供サーバ300や会計装置450等との間で様々なデータを授受する。詳述す
ると、通信部420は、詳細情報提供サーバ300に対して上記商品照会情報を要求する一方、該要求に応じた商品照会情報を受信する。また、通信部420は、会計装置600に対して上記商品購入情報を要求する一方、該要求に応じた商品購入情報を受信する。
各リストR1、R2、R3には、照会された商品を識別するためのバーコード情報、実際に購入された商品を識別するためのバーコード情報、購入中止商品を識別するためのバーコード情報が各顧客毎に登録されている。これら各リストR1、R2、R3に対する各情報の登録動作について説明すると、まず、制御部410は、詳細情報提供サーバ300から商品照会情報を受信すると、該商品照会情報に含まれる顧客IDを参照して商品照会情報リストR1のどの箇所に登録すべきかを決定し、決定した箇所にバーコード情報を登録する。
通信部510は、様々な通信インタフェースを備え、詳細情報提供サーバ300や購入情報生成サーバ400と通信ネットワーク700を介して様々なデータを授受する。
特典付与制御部520は、CPU、ROM、RAM等により構成され、特典付与サーバ500の各部を中枢的に制御する。この特典付与制御部520は、通信部510から商品購入情報リストR2、商品購入中止情報リストR3を受け取ると、特典付与データベース
530を参照して特典ポイント数を換算し、これを特典ポイント蓄積データベース540に登録する。
一方、商品照会によって得られた詳細情報を参照した結果、価格は他の商品よりも低いけれども、健康や環境に全く配慮されていない商品であることが判明し、この商品の購入を中止した場合には、上記第2特典付与ポイント換算テーブルTA4により高いポイント数(例えば、a1’ポイント)が付与される。
図8に示す顧客ポイント管理テーブルTA5は、商品購入システム100を利用する各顧客のポイント蓄積状況を管理するためのテーブルである。この顧客ポイント管理テーブルTA5には、各顧客を識別するための顧客IDと、一定期間(例えば、1ヶ月等)に蓄積された顧客毎のポイント数を示す累積ポイント数と、付与すべき金銭ポイントの累積を示す累積金銭ポイント数とが対応づけて登録されている。
一方、商品購入システム100を利用する各顧客は、自己の累積金銭ポイント数等を知りたい場合にはユーザPC等を利用して特典付与サーバ500にアクセスする。
以上が本実施形態に係る商品購入システム100の詳細構成である。
以下、商品購入システム100の動作について説明する。
<準備フェーズ>
商品購入システム100を利用する顧客は、店舗内に入るとショッピングカートSC(図2参照)をとり、当該ショッピングカートSCに設置されている顧客端末200の電源スイッチ(図示略)をオンにする。かかる操作がなされると、顧客端末200の制御部210は、図10に示す顧客認証処理を開始する。制御部210は、まず、表示装置250に「顧客IDを入力してください。顧客IDをお持ちでないお客様は、しばらくそのままお待ち下さい。」といった初期メッセージを表示する。顧客は、既に商品購入システム100を利用した経験があり、自身にユニークな顧客ID(「ID−1」等)が付与されている場合には、ID入力ボタン221を利用して当該顧客IDを入力する。
け取ると、この顧客IDと顧客管理テーブルTA1(図3参照)に登録されている顧客IDとを比較し、登録済みの顧客であるか否かを判断する。制御部310は、登録済みの顧客であると判断すると、「顧客○×さん、顧客IDの入力を受け付けました。お買い物をお楽しみください。」といった確認メッセージを顧客端末200に返信する。顧客端末200の制御部210は、詳細情報提供サーバ300からこの確認メッセージを受信すると(ステップSa4)、これを表示装置250に表示して処理を終了する。
制御部210は、上記データベース登録処理が終了し、詳細情報提供サーバ300から「顧客○□さん、登録処理が終了しました。お買い物をお楽しみ下さい。」といった確認メッセージを受信すると(ステップSa6)、これを表示装置250に表示して処理を終了する。
上記顧客認証処理が終了すると、顧客は、ショッピングカートSCを押して店内を巡回する。そして、顧客は気になる商品を見つけると、当該商品に貼付されているバーコードに顧客端末200のバーコードリーダ231をかざす。バーコードリーダ231は、該商品に貼付されたバーコードを読み取ると、これをバーコード情報として制御部210に供給する。制御部210は、バーコード情報を受け取ると、商品照会の要求を行うべく、このバーコード情報に上記顧客IDを付加して詳細情報提供サーバ300へ送信する。
図11のAに示すように、加工前の詳細情報には、当該商品の品名、産地、材料、価格、用途、効能、添加物の有無、環境配慮などを示すあらゆる情報が含まれている。情報加工部350は、この詳細情報について、制御部310から受け取った顧客の基礎情報、優先評価情報に基づき適宜加工する。例えば、優先評価情報に含まれる第1優先評価事項として「健康」が選択されており、特記事項として「アレルギー体質(大豆)」が記述されていた場合には、情報加工部350は、これらをキーワードにして加工前の詳細情報から必要な情報のみを抽出する。
を抽出する。情報加工部350は、このようにして必要な情報のみを抽出すると、これを当該顧客に固有のオリジナル詳細情報として加工し、加工後のオリジナル詳細情報を制御部310へ送る。
図12のAに示すように、商品「CDプレーヤ(C社製)」は、環境配慮が「Cランク(Aランクが最高ランクの場合)」であり、省エネ基準も「Cランク(Aランクが最高ランクの場合)」である。環境問題に対して強い意識をもっている顧客は、たとえ価格が多少安くとも、この内容では購入できないと判断する。顧客はかかる判断のもと、この商品の購入を中止するべく、当該商品を陳列棚へ返す。
一方、図12のBに示すように、商品「CDプレーヤ(D社製)」は、環境配慮及び省エネ基準がともに「Aランク」であり、かつ、「エコマーク認定商品」でもある。顧客は、この内容から、この商品を購入すべきと判断し、ショッピングカートSCに入れる。
顧客は、上記の如く適宜商品照会を要求し、購入すべき商品を全て選択すると、ショッピングカートSCを押して会計装置600が設置されている場所に移動する。そして、顧客は、代金を支払ってこれら全ての商品を購入する。かかる行動が行われると、会計装置600は、当該顧客の顧客IDと該顧客によって購入された商品のバーコード情報とを対応づけてメモリに記録する。メモリに記録された顧客IDとバーコード情報は、商品購入情報として購入情報生成サーバ400へ送信される。
商品購入情報リストR2(図6参照)に適宜登録する。そして、制御部410は、この商品照会情報リストR1と商品購入情報リストR2とを比較することにより、照会したにもかかわらず、購入されるに至らなかった購入中止商品を特定し、この購入中止商品に係るバーコード情報及び対応する顧客IDを商品購入中止リストR3に登録する。
ると、特典付与データベース530を参照してポイント数を換算し、これを特典ポイント蓄積データベース540に登録する。なお、商品購入フェーズにおける動作については、実施形態の構成を説明する際にその詳細を明らかにしたため、これ以上の説明は割愛する。
これにより、各顧客は自分の嗜好等にあった商品を迅速かつ正確に選択することができる。例えば、健康に強いこだわりをもつ顧客に対しては、その商品がいかに健康に役立つ商品であるか(或いはいかに健康を害する商品であるか)といった情報を提供することができ、病気で投薬中の顧客については、副作用のおそれがある薬品等が商品に含まれていないかといった情報も提供できる。
業担当者等は、蓄積された上記情報を参照することで自己のブランドにどれ位の信用が化体しているか等を把握することができる。なお、かかる態様における購入情報生成サーバ400に係る発明を記載すれば次の通りである。
要求される各商品に関する詳細情報を顧客端末へ送信する商品購入支援装置から、前記顧客端末へ送信した前記詳細情報に係る商品を示す商品照会情報を受信する第1の受信手段と、購入商品の会計を行う会計装置から、顧客によって実際に購入された商品を示す商品購入情報を受信する第2の受信手段と、前記商品照会情報と前記商品購入情報とから、商品に関する詳細情報が要求されることなく直接購入された商品を示す商品情報を生成する生成手段とを具備することを特徴とする情報作成装置。
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまで例示であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
上述した本実施形態では、各ショッピングカートSCに予め設置されている顧客端末200を例に説明したが、例えばこの顧客端末200の代わりに各顧客が所有する無線通信端末(携帯電話、PHS(Personal Handyphone System:登録商標)、PDA(Personal
Digital Assistance)等)を顧客端末として利用することも可能である。なお、無線通
信端末を利用する場合には、当該無線通信端末に接続可能なバーコードリーダを各顧客に貸し出すようにすれば良い。また、上記本実施形態では、顧客を認識する手段として、顧客認識部220にID入力ボタン221を設けた場合について説明したが、このID入力ボタン221に代えて(或いは加えて)指紋認証センサ、音声認証センサ等を設けても良い。かかる場合には、詳細情報提供サーバ300の顧客管理テーブルTA1に各顧客の指紋情報、音声情報等を登録する。詳細提供サーバ300は登録した指紋情報、音声情報等と顧客端末200から送信される指紋情報、音声情報等と比較して顧客を特定する。かかる構成によれば、顧客認証をより正確に行うことができる。
また、上述した本実施形態では、優先評価情報に含まれる優先評価事項(「健康」等)と特記事項(「アレルギー体質(大豆)」等)に基づいて詳細情報を加工する場合について説明したが、これらに代えて(或いは加えて)顧客の基礎情報に基づいて詳細情報を加工するようにしても良いのはもちろんである。
図13は、変形例2に係る情報加工部350による詳細情報の加工動作を説明するための図であり、図13に示すAは、加工前の詳細情報、図13に示すBは、加工後のオリジナル詳細情報である。なお、以下の説明では、ある電化製品の詳細情報を想定する。
ル情報OA、品質アピール情報QA、環境配慮アピール情報EA、価格アピール情報PA等により構成されている。
性別アピール情報SAは、各性別の顧客に商品購入を促す情報であり、女性顧客に商品購入を促す性別アピール情報SA1と男性顧客に商品購入を促す性別アピールデータSA2とにより構成されている。また、年代別アピール情報OAは、20代以下の顧客、30代の顧客、40代の顧客、50代以上の顧客にそれぞれ商品購入を促す年代別アピール情報OA1〜OA4により構成されている。品質アピール情報QA、環境配慮アピール情報EA、価格アピール情報PAは、それぞれ品質面、環境配慮面、価格面で顧客に商品購入を促す情報である。
また、本実施形態では、顧客からの商品照会の要求に応じて詳細情報提供サーバ300がオリジナル詳細情報を提供する構成であったが、該商品照会の要求がなされる前に当該顧客に応じたオリジナル詳細情報を提供するようにしても良い。
具体的には、顧客端末200に顧客IDが入力され、この顧客IDが顧客端末200から詳細情報提供サーバ300へ送信された段階において、詳細情報提供サーバ300の制御部310は、まず、顧客管理テーブルTA1を参照し、顧客端末200から送信される顧客IDと一致する顧客IDを特定する。そして、一致する顧客IDに対応づけて記憶されている当該顧客の基本情報及び優先評価情報を抽出する。
にあった商品を事前に(すなわち店内を巡回する前に)、把握することができる。
以上説明したように、商品照会の要求がなされる前に当該顧客に応じたオリジナル詳細情報を提供するようにしても良い。
図15は、変形例4に係る購入情報生成サーバ400’の構成を示す図である。
購入情報生成サーバ400’は、顧客管理データベース440と情報解析部450と表示手段460とを備えた点を除けば、前掲図1に示す購入情報生成サーバ400と同様である。従って、対応する部分には同一符号を付し、説明を省略する。
顧客データベース440は、詳細情報提供サーバ300に設けられている顧客データベース330と同じデータベースであり、該顧客データベース440には顧客管理テーブルTA1が格納されている。
表示手段460は、液晶パネル等により構成され、情報解析部450による解析結果をグラフ表示等する。
情報解析部450は、商品購入中止情報リストR3にバーコード情報が登録されている購入中止商品について、どのような顧客によって購入が中止されたのか等を解析する手段である。情報解析部450の具体的な動作について一例を挙げて説明すれば次の通りである。
全ての商品について同様のグラフを作成し、これを表示手段450に表示しても良いのはもちろんである。
また、本実施形態に係る購入情報生成サーバ400に商品管理テーブルTA2が格納されている商品データベース340を搭載し、購入中止リストR3に登録されているバーコード情報を検索キーとして該商品管理テーブルTA2を検索することにより、購入中止商品に関する詳細情報を抽出し、これを表示手段に表示するようにしても良い。
また、本実施形態では、優先評価情報に含まれる第1優先評価事項等に基づいて詳細情報を加工する場合について説明したが、前述したように、該優先評価情報には第2、第3・・・といった優先評価事項が含まれる場合もある。かかる場合を想定し、ある商品について顧客端末200から初めて照会要求があった場合には、第1優先評価事項等に基づいて加工したオリジナル詳細情報を提供し、同一商品について同一顧客端末200から再度照会要求があった場合には、第2優先評価事項等に基づいて加工したオリジナル詳細情報を提供し、・・・といったように、照会要求の回数に応じて選択する優先評価事項を切り換えるようにしても良い。また、照会要求の回数ではなく、顧客端末200を利用する顧客自身がいずれの優先評価事項を選択するかを切り換えるようにしても良い。なお、選択する優先評価事項の数は1つに限らず、複数であっても良いのはもちろんである。
また、本実施形態では、文字メッセージによって構成されたオリジナル詳細情報を例示したが、音声メッセージや映像データなどによってオリジナル詳細情報を構成しても良いのはもちろんである。
また、本実施形態では、各顧客の購入行動に応じて金銭が付与される(すなわち金銭が還元される)といった態様を例示したが、例えば特定の景品等を進呈するといった態様にも適用可能である。
例えば、顧客ポイント管理テーブルTA5(図8参照)に示す累積ポイント数が所定ポイントを越えたときに所定の景品を進呈する。具体的には、累積ポイント数が100ポイントを超えた場合にはCDプレーヤ、300ポイントを超えた場合にはデジタルカメラ、800ポイントを超えた場合には液晶テレビ・・・等である。各顧客は、所望の景品(例えばデジタルカメラ)がもらえるポイント数に達するまでポイント数を貯め、所望の景品をもらう。景品が進呈されると、これまでに蓄積されたポイント数はクリアされ、再び“0”からポイント数の累算等が行われる。このように、各顧客の累積ポイント数に応じて所望の景品等を進呈するようにしても良い。
なお、本実施形態等に係る詳細情報提供サーバ300の情報加工部350等の機能は、ソフトウェア、ハードウェアのいずれを用いても実現することができ、ソフトウェアを用いて実現する場合には、該ソフトウェアを記録した記録媒体(例えばCD−ROM)を介して詳細情報提供サーバ300に提供したり、該ソフトウェアを備えたサーバからインターネット等を介して詳細情報提供サーバ300に提供しても良い。
Claims (4)
- 要求される各商品に関する詳細情報を顧客端末へ送信する商品購入支援装置から、前記顧客端末へ送信した前記詳細情報に係る商品を示す商品照会情報を受信する第1の受信手段と、
購入商品の会計を行う会計装置から、顧客によって実際に購入された商品を示す商品購入情報を受信する第2の受信手段と、
前記商品照会情報と前記商品購入情報とから、商品に関する詳細情報が要求されたにもかかわらず、実際に購入されるに至らなかった購入中止商品を示す商品購入中止情報を生成する生成手段と
を具備することを特徴とする情報作成装置。 - 前記各商品に関する詳細情報を記憶する記憶手段と、前記商品購入中止情報を検索キーとして前記記憶手段を検索することにより前記購入中止商品に関する詳細情報を抽出する抽出手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報作成装置。
- 要求される商品に関する詳細情報を顧客端末へ送信する商品購入支援装置から、前記顧客端末へ送信した前記詳細情報に係る商品を示す商品照会情報と当該顧客端末を所持する顧客を識別するための顧客識別情報とを受信する第1の受信手段と、
購入商品の会計を行う会計装置から、顧客端末を所持する顧客によって実際に購入された商品を示す商品購入情報と当該顧客端末を所持する顧客を識別するための顧客識別情報とを受信する第2の受信手段と、
受信した各情報から、商品に関する詳細情報が要求されたにもかかわらず、実際に購入されるに至らなかった購入中止商品を示す購入中止情報を顧客毎に生成する生成手段と
を具備することを特徴とする情報作成装置。 - 情報作成装置と特典付与サーバとを備えたシステムであって、
前記情報作成装置は、
要求される商品に関する詳細情報を顧客端末へ送信する商品購入支援装置から、前記顧客端末へ送信した前記詳細情報に係る商品を示す商品照会情報と当該顧客端末を所持する顧客を識別するための顧客識別情報とを受信する第1の受信手段と、
購入商品の会計を行う会計装置から、顧客端末を所持する顧客によって実際に購入された商品を示す商品購入情報と当該顧客端末を所持する顧客を識別するための顧客識別情報とを受信する第2の受信手段と、
受信した各情報から、商品に関する詳細情報が要求されたにもかかわらず、実際に購入されるに至らなかった購入中止商品を示す商品購入中止情報を前記顧客毎に生成する生成手段と、
生成した商品購入中止情報に、対応する顧客の識別情報を付加して前記特典付与サーバへ送信する送信手段とを具備し、
前記特典付与サーバは、
顧客の識別情報と累積ポイント数とを対応づけて記憶する第1の記憶手段と、
購入中止商品と付与すべきポイント数とを対応づけて記憶する第2の記憶手段と、
前記情報作成装置から前記商品購入中止情報を受信する受信手段と、
受信した前記商品購入中止情報に付加されている顧客の識別情報を検索キーとして前記第1の記憶手段を検索することにより、ポイントを付与すべき顧客を特定する特定手段と、
受信した前記商品購入中止情報に示される購入中止商品を検索キーとして前記第2の記憶手段を検索することにより、付与すべきポイント数を算出する算出手段と、
前記特定手段によって特定された顧客に対応する前記累積ポイント数を、前記算出手段によって算出されたポイント数に応じて更新する更新手段と
を具備することを特徴とする特典付与システム。
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