JP2003321086A - フレキシブルコンテナバッグ - Google Patents
フレキシブルコンテナバッグInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D88/00—Large containers
- B65D88/16—Large containers flexible
- B65D88/1612—Flexible intermediate bulk containers [FIBC]
-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
確保することができるようにする。 【解決手段】 フラットヤーンからなる横糸5と縦糸6
とを用いた可撓性織物4で、コンテナバッグ本体を形成
する。縦糸6として、1670〜1940dtのヤーン
を、120〜190回/分撚った撚り糸を用いる。撚り
糸を用いることで、縦糸6が不均一で立体的な形状とな
る。このため、可撓性織物4の全域に、ほぼ均等に通気
部Gを形成することができる。また、糸がずれて可撓性
織物4に開きが生じ、内容物が漏れるといったおそれも
ない。
Description
レキシブルコンテナバッグに係り、特に内容物の漏れを
防止しつつ充分な通気性を確保することができるフレキ
シブルコンテナバッグに関する。
織物でコンテナバッグ本体を形成し、このコンテナバッ
グ本体内に、各種収容物を収容するようにしたフレキシ
ブルコンテナバッグは一般に知られている。
バッグに収容される収容物の中には、鮮度を維持するた
めに通気性が必要な玄米,ジャガイモ,たまねぎ等の穀
物や、水分を多く含み水抜きを必要とする砂利,砂,絞
り粕等があるため、コンテナバッグ本体には、一定以上
の通気性が要求されることがある。
に、保管中に病害虫が発生した際には燻蒸処理が必要と
なるが、この場合には、植物検疫所で定める基準を満た
すだけの通気量が必要となる。
キシブルコンテナバッグにおいては、コンテナバッグ本
体を、フラットヤーンを用いた可撓性織物で形成してい
るため、充分な通気性を確保することができないという
問題がある。
は横糸の打込み本数を減らすことが考えられるが、この
方法の場合には、荷役中に位置がずれて均一な通気性を
確保することができないとともに、糸がずれて粗くなっ
た糸の隙間から内容物が漏れたり、強度不足が発生する
等の問題があり、実用的でない。
は、前述のようにフラットヤーンを用いて製造されてい
るため、コンテナバッグを段積みした際に、上段側のコ
ンテナバッグが滑って荷崩れし易いという問題もある。
で、内容物の漏れを防止しつつ充分な通気性を確保する
ことができ、また糸のずれに伴なう強度不足が発生する
おそれがないとともに、段積みした場合であっても、荷
崩れするおそれがないフレキシブルコンテナバッグを提
供することを目的とする。
基準を満たすだけの充分な通気量を確保することがで
き、国内の穀物用としてだけでなく、海外からの輸入穀
物用としても汎く用いることができるフレキシブルコン
テナバッグを提供するにある。
物の開きを、より有効に防止することができるフレキシ
ブルコンテナバッグを提供するにある。
グ本体内に重量物が収容されている場合であっても、吊
りベルトの部分からコンテナバッグ本体が破れるのを、
有効に防止することができるフレキシブルコンテナバッ
グを提供するにある。
本発明は、縦糸と横糸とを用いた可撓性織物で形成され
るコンテナバッグ本体を備えたフレキシブルコンテナバ
ッグにおいて、前記コンテナバッグ本体を、フラットヤ
ーンからなる縦糸および横糸を用いるとともに、そのう
ちの少なくともいずれか一方に撚り糸を用いた可撓性織
物で形成するようにしたことを特徴とする。そして、縦
糸または横糸のうちの少なくともいずれか一方に、撚り
糸を用いるようにしているので、糸が不均一で立体的な
形状となり、可撓性織物を形成した際に、他の糸との間
に多数の通気部を形成することが可能となる。このた
め、内容物の漏れを防止しつつ充分な通気性を確保する
ことが可能となる。また、糸の打込み本数を減らす方法
と異なり、糸のずれがないので、それに伴なう強度不足
が発生するおそれもない。また、撚り糸を用いること
で、可撓性織物の表面に凹凸が生じ、段積みした際にこ
の凹凸が抵抗となって、荷崩れを防止することが可能と
なる。
1940dtのヤーンを120〜190回/分撚ったも
のを用いるようにしたことを特徴とする。そしてこれに
より、植物検疫所で定める基準を満たすだけの充分な通
気量を確保することが可能となり、国内の穀物用として
だけでなく、海外からの輸入穀物用として汎く用いるこ
とが可能となる。
に、打込み本数が少ない通気部領域と、打込み本数が多
い増糸部領域とを交互に設け、増糸部領域における糸の
打込み本数を、通気部領域における糸の打込み本数の
1.46〜2.0倍とするようにしたことを特徴とす
る。そしてこれにより、可撓性織物の開きを、より有効
に防止することが可能となる。
吊りベルトを設けるとともに、可撓性織物の縦糸に撚り
糸を用い、かつ前記吊りベルトに対応する位置に、増糸
部領域を形成するようにしたことを特徴とする。そして
これにより、コンテナバッグ本体内に重量物が収容され
ている場合であっても、充分な通気性を確保しつつ、吊
りベルトの部分からコンテナバッグ本体が破れるのを、
有効に防止することが可能となる。
明する。図1は、本発明の実施の一形態に係るフレキシ
ブルコンテナバッグを示すもので、このフレキシブルコ
ンテナバッグ1は、上方に開口する方形容器状のコンテ
ナバッグ本体2と、このコンテナバッグ本体2に取付け
た複数本の吊りベルト3とで構成されている。
ように、PP製またはPE製の可撓性織物4で形成され
ており、この可撓性織物4は、1.5〜10.0mm幅
のフラットヤーンからなる横糸5と、1.5〜10.0
mm幅のフラットヤーンの撚り糸からなる縦糸6とを用
いて製造されている。そしてこれにより、図2に符号G
で示すように、可撓性織物4の全域に均等に通気部が形
成されるようになっている。
の打込み本数としてもよいが、コンテナバッグ本体2に
は、図3に示すように、打込み本数が少ない通気部領域
7と、打込み本数が多い増糸部領域8とが交互に設けら
れており、増糸部領域8は、前記吊りベルト3に対応す
る部位に形成されている。そしてこれにより、コンテナ
バッグ本体2全体の強度を増大させることなく、充分な
強度を確保することができ、コンテナバッグ本体2内に
重量物を収容した場合であっても、吊りベルト3の部分
からコンテナバッグ本体2が破れるのを、有効に防止す
ることができるようになっているとともに、通気部領域
7により、充分な通気性も確保できるようになってい
る。
み本数は、前記通気部領域7における糸の打込み本数の
1.46〜2.0倍程度とすることが好ましい。そして
これにより、増糸部領域8においても充分な通気性を確
保しつつ、横糸5および縦糸6のずれや可撓性織物4の
開きを、より有効に防止することが可能となる。
940dtのヤーンを120〜190回/分撚ったもの
を用いることが好ましい。ここで、縦糸6の撚りを、1
20回/分未満にした場合には、縦糸6が不均一で立体
的な形状となる程度が不足し、他の糸との間に形成され
る通気部Gの量が不足して充分な通気性を確保すること
ができず、また縦糸6の撚りを、190回/分を超える
値とした場合にも、撚りが多過ぎて縦糸6が不均一で立
体的な形状となる程度が減少し、他の糸との間に形成さ
れる通気部Gの量が不足して充分な通気性を確保するこ
とができなくなる。したがって、縦糸6の撚りは、12
0〜190回/分の範囲とすることが好ましい。
ンを120〜190回/分撚った縦糸6を用いて可撓性
織物4を編成することにより、その全域にほぼ均等に通
気部Gが形成され、これを用いてコンテナバッグ本体2
を形成することにより、内容物の漏れを防止しつつ、充
分な通気性を確保することができる。
6のみに撚り糸を用いる場合について説明したが、横糸
5にも撚り糸を用いるようにしてもよい。そしてこれに
より、横糸5も撚りによって不均一で立体的な形状とな
り、通気部Gをより均等に形成することができるととも
に、横糸5と縦糸6とが噛合った状態で可撓性織物4が
編成されるになり、両糸5,6のずれに伴なう開きを、
より有効に防止することができる。
囲の7種類のヤーンを用い、横糸5および縦糸6の撚り
回転数および打込み本数をそれぞれ変えて、17種類の
可撓性織物4を編成した。そして、それらの透気度を測
定して表1に示す結果を得た。なお、透気度の試験方法
は、JIS L 1096 A法に基づき行なった。
は、少な過ぎても多過ぎても充分な通気性が確保でき
ず、120〜190回/分撚ったものが好ましいことが
確認された。そして、この範囲の撚り糸を用いた場合に
は、増糸部においても充分な通気性が確保されることも
確認された。
糸とを用いた可撓性織物で形成されるコンテナバッグ本
体を備えたフレキシブルコンテナバッグにおいて、前記
コンテナバッグ本体を、フラットヤーンからなる縦糸お
よび横糸を用いるとともに、そのうちの少なくともいず
れか一方に撚り糸を用いた可撓性織物で形成するように
しているので、縦糸または横糸のうちの少なくともいず
れか一方に、撚り糸を用いることで、糸が不均一で立体
的な形状となり、可撓性織物を形成した際に、他の糸と
の間に多数の通気部を形成することができる。このた
め、内容物の漏れを防止しつつ充分な通気性を確保する
ことができる。また、糸の打込み本数を減らす方法と異
なり、糸のずれがないので、それに伴なう強度不足が発
生するおそれもない。また、撚り糸を用いることで、可
撓性織物の表面に凹凸が生じ、段積みした際にこの凹凸
が抵抗となって、荷崩れを防止することができる。
1940dtのヤーンを120〜190回/分撚ったも
のを用いるようにしているので、植物検疫所で定める基
準を満たすだけの充分な通気量を確保することができ、
国内の穀物用としてだけでなく、海外からの輸入穀物用
として汎く用いることができる。
に、打込み本数が少ない通気部領域と、打込み本数が多
い増糸部領域とを交互に設け、増糸部領域における糸の
打込み本数を、通気部領域における糸の打込み本数の
1.46〜2.0倍とするようにしているので、可撓性
織物の開きを、より有効に防止することができる。
吊りベルトを設けるとともに、可撓性織物の縦糸に撚り
糸を用い、かつ前記吊りベルトに対応する位置に、増糸
部領域を形成するようにしているので、コンテナバッグ
本体内に重量物が収容されている場合であっても、吊り
ベルトの部分からコンテナバッグ本体が破れるのを、有
効に防止することができ、しかも充分な通気性を確保す
ることができる。
テナバッグを示す斜視図である。
織物における通気部の状態を示す摸式図である。
部領域との配置状態を示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 縦糸と横糸とを用いた可撓性織物で形成
されるコンテナバッグ本体を備えたフレキシブルコンテ
ナバッグにおいて、前記コンテナバッグ本体を、フラッ
トヤーンからなる縦糸および横糸を用いるとともに、そ
のうちの少なくともいずれか一方に撚り糸を用いた可撓
性織物で形成したことを特徴とするフレキシブルコンテ
ナバッグ。 - 【請求項2】 撚り糸として、1670〜1940dt
のヤーンを120〜190回/分撚ったものが用いられ
ることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルコンテ
ナバッグ。 - 【請求項3】 撚り糸が用いられる糸の側に、打込み本
数が少ない通気部領域と、打込み本数が多い増糸部領域
とを交互に設け、増糸部領域における糸の打込み本数
を、通気部領域における糸の打込み本数の1.46〜
2.0倍としたことを特徴とする請求項1または2記載
のフレキシブルコンテナバッグ。 - 【請求項4】 コンテナバッグ本体は、吊りベルトを有
しているとともに、可撓性織物は、縦糸に撚り糸が用い
られ、かつ前記吊りベルトに対応する位置に、増糸部領
域が形成されていることを特徴とする請求項3記載のフ
レキシブルコンテナバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127891A JP2003321086A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | フレキシブルコンテナバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127891A JP2003321086A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | フレキシブルコンテナバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003321086A true JP2003321086A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29541817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002127891A Pending JP2003321086A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | フレキシブルコンテナバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003321086A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011511173A (ja) * | 2008-01-29 | 2011-04-07 | エ.ア.デシャンプ.エ.フィス | 織物構造体、ならびにそのような構造体を含むパネルまたは容器 |
JP2011511174A (ja) * | 2008-01-29 | 2011-04-07 | エ.ア.デシャンプ.エ.フィス | 製織方法、ならびにこの方法を実施するための織機 |
WO2017099249A1 (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 日本マタイ株式会社 | フレキシブルコンテナ |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002127891A patent/JP2003321086A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011511173A (ja) * | 2008-01-29 | 2011-04-07 | エ.ア.デシャンプ.エ.フィス | 織物構造体、ならびにそのような構造体を含むパネルまたは容器 |
JP2011511174A (ja) * | 2008-01-29 | 2011-04-07 | エ.ア.デシャンプ.エ.フィス | 製織方法、ならびにこの方法を実施するための織機 |
WO2017099249A1 (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 日本マタイ株式会社 | フレキシブルコンテナ |
JPWO2017099249A1 (ja) * | 2015-12-11 | 2018-11-29 | 日本マタイ株式会社 | フレキシブルコンテナ |
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A02 | Decision of refusal |
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