JP2003321065A - 容 器 - Google Patents
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- JP2003321065A JP2003321065A JP2002130128A JP2002130128A JP2003321065A JP 2003321065 A JP2003321065 A JP 2003321065A JP 2002130128 A JP2002130128 A JP 2002130128A JP 2002130128 A JP2002130128 A JP 2002130128A JP 2003321065 A JP2003321065 A JP 2003321065A
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- sealing
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- Pending
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Abstract
態で、容器のフランジにフィルムを確実にシールするこ
と。 【解決手段】 陥凹状の収容部11の周囲にフランジ1
2を備え、収容部11の開口を覆うフィルム20をフラ
ンジ12にシールした容器10であって、フランジ12
の全周に連続する凸部13を該フランジ12のシール面
12Aに設けたもの。
Description
容器に関する。
ランジを備え、該収容部に内容物を装填した後、該収容
部の開口を覆うフィルムをフランジにシールしたものが
ある。
を充填したとき、満杯近くまで入れると、内容物の液面
のゆれ等により内容物がフランジの上面に流れ出ること
があり、このフランジの上面へのフィルムのシールがで
きなくなる。
物は、フィルムをフランジに当てたときに、フィルムと
フランジの間に毛細管現象で引き込まれ、この場合に
も、フランジの上面へのフィルムのシールができなくな
る。
に比して、これをヒートシールの熱によりフランジの上
面から蒸発除去させることに困難があり、上述のシール
不良は顕著である。
略満杯に充填した状態で、容器のフランジにフィルムを
確実にシールすることにある。
状の収容部の周囲にフランジを備え、収容部の開口を覆
うフィルムをフランジにシールした容器であって、フラ
ンジの全周に連続する凸部を該フランジのシール面に設
けたものである。
ラスチック成形体であり、蒸散剤1(内容物)を収容す
る長細陥凹状の収容部11の開口の周囲にフランジ12
を備え、収容部11の開口を覆うガス透過性のフィルム
20をフランジ12にシールしている。
い)と溶剤とゲル化物を混合ゲル化したものであり、油
性物である。容器10を外側から加熱することにより、
蒸散剤1の蒸気をフィルム20に透過させて外部空間へ
と放散させる。
ET層を外層とし、フィルム20とのシール層としての
PE層を内層とする積層体にて形成できる。また、フィ
ルム20は、容器10にシールされるガス透過層として
の延伸性PE層の外面に、使用時には除去される剥離層
としてのPP層、ガスバリア層としてのAL層、印刷層
及び印刷保護層としてのPET層を順に積層した積層体
にて形成できる。尚、PETはポリエチレンテレフタレ
ート、PEはポリエチレン、PPはポリプロピレン、A
Lはアルミを表す。
ンジ12の全周に連続する凸部13を、該フランジ12
のシール面12Aに設けている。凸部13は収容部11
における内容物の満杯レベル(満杯レベルは、フランジ
12のヒートシール後のシール面12Aの上面レベル以
下に設定される)より上方に突出するように設けられ
る。凸部13は、シール面12Aの収容部11との境界
に沿って立上げられるものでも良く(図2(A)の状
態)、シール面12Aの収容部11との境界から一定長
さ後退した外側にて立上げられるものでも良い(図2
(C)の状態)。
る(図3)。 (1)容器10をシール装置30の下型31に入れ、容器
10の開口を上方に位置付ける横置き状態で、蒸散剤1
を収容部11の満杯レベル近くまで(又は満杯レベルま
で)装填する(図2(A)、図3)。
ンジ12の凸部13の上面に当て、加熱上型32により
フィルム20を下型31との間にある容器10のフラン
ジ12に対し押圧するとともに該フランジ12を加熱溶
融させることにより、該フィルム20をフランジ12の
シール面12Aにヒートシールする。このとき、加熱上
型32が下型31との間でフィルム20に及ぼすシール
圧力により凸部13をつぶして平坦化する(図2
(B))。具体的には、凸部13は加熱されて柔らかく
なっている状態で、上下型31、32に挟まれてつぶさ
れる。
0のプラスチック同士を融着シールするものであれば良
く、ヒートシールに限らず、超音波シールであっても良
い。
る凸部13をフランジ12のシール面12Aに突出させ
た。容器10の収容部11の満杯レベル近くまで(又は
満杯レベルまで)蒸散剤1を装填しても、蒸散剤1は凸
部13の上面との間に空間部を介し、蒸散剤1が凸部1
3の上面に流れ出ない。従って、フィルム20をフラン
ジ12の凸部13とその周辺のシール面12Aに確実に
シールできる。そして、フィルム20を容器10のフラ
ンジ12にシールしたとき、凸部13はシール圧力によ
りつぶれ、蒸散剤1の上方の空間部をほぼなくし(又は
全くなくし)、蒸散剤1をほぼ満杯(又は完全に満杯)
に充填した状態を容易に得ることができる。
も、蒸散剤1の上方の空間部を少なくでき、又はなくす
ことができる。
物であり、これの加熱蒸発性が悪い場合にも、上述に
より、シールの確実を図ることができる。
ィルムをシールするシール装置は、融着シールするもの
に限らず、冷間プレスにて接着するものでも良い。この
場合にも、シール装置は、フィルムに及ぼすシール圧力
により、フランジの凸部をつぶして平坦化する。
容部に内容物を略満杯に充填した状態で、容器のフラン
ジにフィルムを確実にシールすることができる。
前の断面図、(B)はシール後の断面図、(C)はシー
ル面の変形例を示す要部断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 陥凹状の収容部の周囲にフランジを備
え、収容部の開口を覆うフィルムをフランジにシールし
た容器であって、 フランジの全周に連続する凸部を該フランジのシール面
に設けたことを特徴とする容器。 - 【請求項2】 前記収容部に内容物を装填した請求項1
に記載の容器。 - 【請求項3】 前記内容物が油性物である請求項2に記
載の容器。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の容器の
シール方法であって、 前記フィルムを前記フランジの凸部に当て、該フィルム
に及ぼすシール圧力により該凸部をつぶして平坦化する
容器のシール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002130128A JP2003321065A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002130128A JP2003321065A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | 容 器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003321065A true JP2003321065A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29543327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002130128A Pending JP2003321065A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | 容 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003321065A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008513301A (ja) * | 2005-06-03 | 2008-05-01 | ラパック、アジア、パシフィック、リミテッド | シール可能容器、および容器をシールするための方法 |
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-
2002
- 2002-05-01 JP JP2002130128A patent/JP2003321065A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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