JP2003320638A - 輪転印刷機 - Google Patents

輪転印刷機

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JP2003320638A
JP2003320638A JP2002133327A JP2002133327A JP2003320638A JP 2003320638 A JP2003320638 A JP 2003320638A JP 2002133327 A JP2002133327 A JP 2002133327A JP 2002133327 A JP2002133327 A JP 2002133327A JP 2003320638 A JP2003320638 A JP 2003320638A
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JP
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ink
clutch
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ink supply
motor
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JP2002133327A
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Inventor
Yoshiaki Kanda
義昭 神田
Tsuneo Obara
常雄 小原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インキ除去作業に伴う損紙の発生を低減でき
る輪転印刷機を提供する。 【解決手段】 輪転印刷機は、第1のモータ8と、ライ
ンシャフト9を含む伝達機構と、この伝達機構とインキ
ローラ17との間を接続しまたは接続を解除する第1の
クラッチC1を備える。輪転印刷機は、第2のモータ1
0と、インキローラ群駆動シャフト11を含む伝達機構
と、この伝達機構とインキローラ17との間を接続しま
たは接続を解除する第2のクラッチC2とを備えてい
る。したがって、インキローラ17に対してインキ除去
作業を施している間に、ブランケット胴15、版胴16
の駆動を停止することができるため、損紙の発生を低減
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輪転印刷機に関し、
特にインキローラ群の駆動源を切り替えることのできる
輪転印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフセット輪転印刷機は、一般に、連続
紙(ウェブ)を供給する給紙部と、この給紙部からウェ
ブを下流に送出する送出部と、内部にブランケット胴等
が設置され送出部から送られたウェブに絵柄を印刷する
複数の印刷ユニットから構成される印刷部と、印刷済み
のウェブに印刷されたインキを乾燥させるドライヤと、
このドライヤから送出されるウェブを冷却する冷却部
と、印刷済みのウェブを裁断して折り畳む折機とを備え
ている。
【0003】以上の輪転印刷機において、各印刷ユニッ
トは、刷版を備えた版胴と、この版胴からインキが転写
されてウェブに印刷を行うブランケット胴と、版胴側に
インキを供給するインキ供給装置と、版胴側に水を供給
する水供給装置とを一般に備えている。なお、印刷ユニ
ットは、ウェブへの両面印刷を行うために、水平に走行
するウェブの上下に、以上の構成を一対備えている。
【0004】インキ供給装置は、インキを溜めるインキ
壷と、このインキ壷からインキを引き出すインキ出しロ
ーラと、このインキ出しローラによるインキの引き出し
量を調整するインキキーと、インキ出しローラから下流
のインキ伝達ローラ群にインキを移すインキ移しローラ
とを備えている。インキ伝達ローラ群は、複数のインキ
練りローラ、および複数のインキ着けローラを含んでい
る。そして、インキ出しローラにより引き出されたイン
キは、これらのローラ群を通過する過程で適度に練られ
るとともに均質化されて、版胴に供給されるようになっ
ている。なお、インキ供給装置を構成する種々のローラ
を、単にインキローラ、またはインキローラ群と総称す
ることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上説明し
た輪転印刷機において、インキローラ群に過剰に付着し
たインキを除去して適正なインキ量とする作業(インキ
除去作業)を行うことがある。このインキ除去作業は、
回転状態にあるインキローラ群に洗浄液(例えば、灯
油)を供給しながらドクターブレードでインキローラ表
面のインキをかき取る作業である。ここで、インキ除去
作業は、インキローラ群を回転させながら行うが、従来
の輪転印刷機は、インキローラ群を回転させるには、以
下の理由から、版胴、ブランケット胴も同時に回転させ
る必要があった。すなわち、従来の輪転印刷機は、主た
るモータにて駆動されるラインシャフトによって、前述
した給紙部、送出部、印刷部と、ドライヤ、冷却部およ
び折機が駆動されるようになっており、印刷部において
は、インキ除去作業のためにインキローラ群を回転させ
ると、版胴、ブランケット胴もラインシャフトによって
必然的に回転することになる。
【0006】インキ除去作業中に版胴、ブランケット胴
を含めた印刷部全体が駆動すると、印刷対象であるウェ
ブがその駆動に伴って印刷機中を送られることになる。
インキ作業中に送られたウェブは、当然、その後に使用
することができないため、廃却されることになる。この
ような損紙は、印刷機の大きさにもよるが、数十mにも
及ぶ。ウェブが送られることを阻止するために、ウェブ
を切断することも考えられる。この場合、印刷部はウェ
ブを送ることなく駆動される。ところが、インキ除去作
業が終了すると、切断したウェブを繋いだ後に印刷を再
開することになるが、ウェブの繋ぎ目部分が折機から排
出されるまで印刷機を駆動させることができない。した
がって、発生する損紙はウェブを切断しない場合と同程
度になってしまう。
【0007】そこで本発明は、インキ除去作業に伴う損
紙の発生を低減できる輪転印刷機の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】インキ除去作業による損
紙の発生量を低減するためには、インキ除去作業時に、
インキローラ群は回転させるが、インキローラ群以外の
印刷部の構成である版胴、ブランケット胴は回転させな
いようにすればよい。これがインキ除去作業における1
つ目の要求である。一方で、版胴を交換する際には、版
胴を回転させる必要があり、またこの際にインキ除去作
業を行うことを考慮すれば、インキローラ群と版胴と
は、独立して回転可能に構成される必要がある。これが
インキ除去作業における2つ目の要求である。
【0009】前述のように、輪転印刷機は、主たるモー
タにて駆動されるラインシャフトによって、各部が駆動
される。この基本的な構成を維持しつつ、以上の2つの
要求を満足させる構成を検討した。その結果、通常の印
刷時には輪転印刷機は従来どおりラインシャフトに従っ
て駆動されるが、インキ除去作業時にはインキローラ群
とラインシャフトとの接続を解除するとともに、主たる
モータとは独立した従たるモータによってインキローラ
群を駆動する構成が有効であるとの結論に辿り着いた。
この構成によれば、インキローラ群をラインシャフトか
らの接続を解除した状態で、主たる駆動源の駆動を停止
すれば、ウェブを送ることなくインキ除去作業を行うこ
とができる。また、インキローラ群をラインシャフトか
らの接続を解除した状態で、主たる駆動源も駆動すれ
ば、インキ除去作業と版交換を同時に行うことができ
る。
【0010】本発明の輪転印刷機は以上の技術事項に基
づくものであり、刷版を備えた版胴と、この版胴からイ
ンキが転写されてウェブに印刷を行うブランケット胴
と、版胴にインキを供給するインキ供給装置とを含む印
刷ユニットを少なくとも含む輪転印刷機であって、印刷
ユニットを構成する版胴、ブランケット胴およびインキ
供給装置に駆動力を供給する第1の駆動源と、第1の駆
動源による駆動力を版胴、ブランケット胴およびインキ
供給装置に伝達する第1の伝達機構と、第1の伝達機構
とインキ供給装置との間を接続しまたは接続を解除する
第1のクラッチと、インキ供給装置に駆動力を供給する
第2の駆動源と、第2の駆動源による駆動力をインキ供
給装置に伝達する第2の伝達機構と、第2の伝達機構と
インキ供給装置との間を接続しまたは接続を解除する第
2のクラッチと、第1のクラッチおよび第2のクラッチ
の動作を制御する制御手段とを含むことを特徴としてい
る。
【0011】本発明の輪転印刷機において、第1の駆動
源と第2の駆動源とは、独立してその駆動力を発生させ
ることが可能である。インキ除去作業時に、第1の駆動
源により版胴を駆動しつつ版替え作業を行うことができ
る。
【0012】本発明の制御手段は、第1のクラッチが第
1の伝達機構とインキ供給装置との間を接続する際に
は、第2のクラッチが第2の伝達機構とインキ供給装置
の間の接続を解除するように制御することができる。そ
うすると、第1の駆動源により印刷ユニットを構成する
版胴、ブランケット胴およびインキ供給装置を駆動する
ことができる。また本発明の制御手段は、第2のクラッ
チが第2の伝達機構とインキ供給装置との間を接続する
際には、第1のクラッチが第1の伝達機構とインキ供給
装置との間の接続を解除するように制御することができ
る。この状態で第2の駆動源を駆動することにより版胴
およびブランケット胴とは独立してインキ供給装置を駆
動、つまりインキ除去作業を行うことができる。また、
この状態で第1の駆動源を駆動すると版胴を駆動するこ
とができるので、インキ除去作業と同時に版替えを行う
こともできる。なお、本発明において、第1のクラッチ
は第1の伝達機構上に存在することが、また、第2のク
ラッチは第2の伝達機構上に存在することができる。ま
た、本発明において、インキ供給装置に駆動力を供給す
るとは、インキ供給装置を構成するいずれかの部材に少
なくとも駆動力を供給することを意味しており、当該駆
動源がインキ供給装置を構成する全ての駆動部材に対し
て駆動力を供給することを意味するものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態に基づい
て説明する。図1は本実施の形態による輪転印刷機1の
全体構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平
面図である。図1(a)、(b)に示すように、輪転印
刷機1は、印刷対象であるウェブWを供給する給紙部2
と、給紙部2からウェブWを下流に送出する送出部3
と、内部にブランケット胴等が設置され送出部3から送
られたウェブWに絵柄を印刷する印刷ユニット4a、4
bおよび4cから構成される印刷部4と、印刷済みのウ
ェブWを乾燥させるドライヤ5と、このドライヤ5から
送出されるウェブWを冷却する冷却部6と、印刷済みの
ウェブWを裁断して折り畳む折機7とを備えている。
【0014】輪転印刷機1は、図1(b)に示すよう
に、第1のモータ8と第2のモータ10と、2つのモー
タを備えている。第1のモータ8にはラインシャフト9
が接続されており、このラインシャフト9には、送出部
3、印刷ユニット4a、4bおよび4c、冷却部6およ
び折機7の駆動系が接続されている。したがって、第1
のモータ8を駆動することにより、送出部3、印刷ユニ
ット4a、4bおよび4c、冷却部6ならびに折機7に
おける所定の駆動動作を実行することができる。なお、
後述するように、印刷ユニット4a、4bおよび4cの
一部、具体的にはインキ供給に係わるインキローラ群
は、ラインシャフト9を介する第1のモータ8との接続
がクラッチ(図示せず)により解除できるようになって
いる。図1(b)に示すように、第2のモータ10には
インキローラ群駆動シャフト11が接続されている。イ
ンキローラ群駆動シャフト11は、印刷ユニット4a、
4bおよび4cに設けられるインキ供給装置のインキロ
ーラ群と第2のモータ10とを機械的に接続している。
ただし、後述するように、インキローラ群は、インキロ
ーラ群駆動シャフト11を介する第2のモータ10との
接続がクラッチにより解除することができる。以上のと
おりであり、送出部3、印刷ユニット4a、4bおよび
4c、冷却部6および折機7は、第1のモータ8からの
駆動力により所定の駆動動作が行われる、印刷ユニット
4a、4bおよび4cの中でインキローラ群は第2のモ
ータ10からの駆動力によっても所定の駆動動作が行わ
れる。
【0015】輪転印刷機1は、第1のモータ8および第
2のモータ10の駆動を制御するコントローラ12を備
えている。このコントローラ12は、印刷ユニット4
a、4bおよび4cにおけるインキローラ群とラインシ
ャフト9を介する第1のモータ8との接続またはその解
除(クラッチ)、インキローラ群とインキローラ群駆動
シャフト11を介する第2のモータ10との接続または
解除(クラッチ)を制御する。輪転印刷機1を担当する
作業員は、コントローラ12を適宜操作することによ
り、輪転印刷機1に印刷作業、インキ除去作業、版胴交
換作業その他の作業に適した動作を行わせることができ
る。
【0016】図2は、第1のモータ8とラインシャフト
9、第2のモータ10とインキローラ群駆動シャフト1
1と印刷ユニット4a(4b,4c)との接続関係を模
式的に示した図である。なお、図2は、印刷ユニット4
aを構成する要素、位置関係等を、当該接続関係の理解
を容易になるように描いている。図2に示すように、印
刷ユニット4a(4b,4c)は、ブランケット胴15
および版胴16を備えている。ブランケット胴15は、
刷版(図示せず)を外周に備えた版胴16からインキが
転写される。ブランケット胴15は、転写されたインキ
をもってウェブWに印刷を施す。また、印刷ユニット4
a(4b,4c)は、インキ供給装置を構成するインキ
ローラ17を備えている。
【0017】ブランケット胴15、版胴16およびイン
キローラ17と、第1のモータ8との機械的な接続関係
は以下のとおりである。第1のモータ8には、ラインシ
ャフト9、平歯車G1、平歯車G2、かさ歯車B1、か
さ歯車B2および平歯車G3が順次接続されている。平
歯車G3には、ブランケット胴15と同軸上に固定され
た平歯車G4が噛み合っている。また、平歯車G4に噛
み合う平歯車G5には版胴16が同軸上に固定されてい
る。したがって、第1のモータ8を駆動することによ
り、ラインシャフト9および平歯車G1等を含む動力伝
達機構を介してブランケット胴15および版胴16を回
転駆動させることができる。
【0018】平歯車G3に噛み合う平歯車G6、さらに
は平歯車G7、G8、G9およびG10を介して、イン
キローラ17の同軸上に固定された平歯車G11に、第
1のモータ8は接続されている。したがって、第1のモ
ータ8を駆動することにより、ラインシャフト9および
平歯車G1等を含む動力伝達機構を介してインキローラ
17を回転駆動させることができる。ただし、平歯車G
9および平歯車G10の間には、第1のクラッチC1が
配設されているから、この第1のクラッチC1が接続さ
れている場合には第1のモータ8の駆動力によってイン
キローラ17が駆動されるが、第1のクラッチC1の接
続が解除されている場合には、第1のモータ8を駆動し
てもインキローラ17を駆動させることはできない。
【0019】次に、インキローラ17には、平歯車G1
1、平歯車G12およびインキローラ群駆動シャフト1
1を介して第2のモータ10が接続されている。したが
って、第2のモータ10を駆動することによってもイン
キローラ17を駆動することができる。ただし、第2の
モータ10および平歯車12の間には第2のクラッチC
2が配設されているから、この第2のクラッチC2が接
続されている場合には第2のモータ10の駆動力によっ
てインキローラ17が駆動されるが、第2のクラッチC
2の接続が解除されている場合には、第2のモータ10
を駆動してもインキローラ17を駆動させることはでき
ない。
【0020】さて、以上の構成を有する輪転印刷機1に
おいて、ウェブWに印刷を施す場合には、印刷ユニット
4aにおいて、ブランケット胴15、版胴16およびイ
ンキローラ17を駆動させる必要がある。そこで、コン
トローラ12(図3では省略)は、第1のモータ8の駆
動を指示するとともに、図3に示すように、第1のクラ
ッチC1の接続、第2のクラッチC2の接続解除を指示
する。このとき、第2のモータ10に対しては、駆動を
指示しない。したがって、ブランケット胴15、版胴1
6およびインキローラ17は、第1のモータ8の駆動力
によって、ラインシャフト9を含む伝達機構を介して所
定の駆動が行われる。
【0021】インキ除去作業をインキローラ17に対し
て行う場合には、コントローラ12は、図4に示すよう
に、第1のクラッチC1の接続解除を指示するととも
に、第2のクラッチC2を接続するように指示する。さ
らに、コントローラ12(図4では省略)は、第2のモ
ータ10の駆動を指示する。したがって、インキローラ
17は、第2のモータ10の駆動力によって、インキロ
ーラ群駆動シャフト11を含む伝達機構を介して所定の
駆動が行われる。インキ除去作業時におけるコントロー
ラ12による第1のモータ8への駆動の指示は2通りあ
る。例えば、所定の印刷作業が終了して、版胴16の刷
版を交換する作業を、インキローラ17のインキ除去作
業とを並行して行うような場合がある。このような場合
には、版胴16を回転駆動させる必要があるので、コン
トローラ12は第1のモータ8に対して駆動の指示を出
す。一方、例えば、インキ除去作業のみを行いたいよう
な場合には、第1のモータ8への駆動の指示は行わな
い。ブランケット胴15、版胴16の駆動によってウェ
ブWがフィードすることによる損紙の発生を防止するた
めである。
【0022】以上説明したように、本実施の形態による
輪転印刷機1は、第1のモータ8と、ラインシャフト9
を含む伝達機構と、この伝達機構とインキローラ17と
の間を接続しまたは接続を解除する第1のクラッチC1
を備える。さらに本実施の形態による輪転印刷機1は、
第2のモータ10と、インキローラ群駆動シャフト11
を含む伝達機構と、この伝達機構とインキローラ17と
の間を接続しまたは接続を解除する第2のクラッチC2
とを備えている。したがって、インキローラ17に対し
てインキ除去作業を施している間に、ブランケット胴1
5、版胴16の駆動を停止することができるため、損紙
の発生を低減することができる。しかも、インキ除去作
業を行っている間に、刷版の交換を行うこともできるた
め、効率のよい印刷作業を実現することができる。
【0023】以上説明した輪転印刷機1において、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが
できる。例えば、印刷ユニット4aと第1のモータ8、
第2のモータ10との接続機構は、図3に示した形態に
限定されるものではなく、印刷ユニット4aの構造に応
じて適宜変更を加えることができることはいうまでもな
い。
【0024】
【発明の効果】インキ除去作業に伴う損紙の発生を低減
できる輪転印刷機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態による輪転印刷機の全体構成を
示す図である。
【図2】 本実施の形態による輪転印刷機の第1のモー
タとラインシャフト、第2のモータ、インキローラ群駆
動シャフトと印刷ユニットとの接続関係を模式的に示し
た図である。
【図3】 本実施の形態による印刷ユニットの駆動機構
を示す図であり、印刷状態を示す図である。
【図4】 本実施の形態による印刷ユニットの駆動機構
を示す図であり、インキ除去作業状態を示す図である。
【符号の説明】
1…輪転印刷機、2…給紙部、3…送出部、4…印刷
部、4a、4b、4c…印刷ユニット、5…ドライヤ、
6…冷却部、7…折機、8…第1のモータ、9…ライン
シャフト、10…第2のモータ、11…インキローラ群
駆動シャフト、12…コントローラ、15…ブランケッ
ト胴、16…版胴、17…インキローラ、C1…第1の
クラッチ、C2…第2のクラッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刷版を備えた版胴と、 前記版胴からインキが転写されてウェブに印刷を行うブ
    ランケット胴と、 前記版胴に前記インキを供給するインキ供給装置とを含
    む印刷ユニットを少なくとも含む輪転印刷機であって、 前記印刷ユニットを構成する前記版胴、前記ブランケッ
    ト胴および前記インキ供給装置に駆動力を供給する第1
    の駆動源と、 前記第1の駆動源による駆動力を前記版胴、前記ブラン
    ケット胴および前記インキ供給装置に伝達する第1の伝
    達機構と、 前記第1の伝達機構と前記インキ供給装置との間を接続
    しまたは接続を解除する第1のクラッチと、 前記インキ供給装置に駆動力を供給する第2の駆動源
    と、 前記第2の駆動源による駆動力を前記インキ供給装置に
    伝達する第2の伝達機構と、 前記第2の伝達機構と前記インキ供給装置との間を接続
    しまたは接続を解除する第2のクラッチと、 前記第1のクラッチおよび前記第2のクラッチの動作を
    制御する制御手段とを含むことを特徴とする輪転印刷
    機。
  2. 【請求項2】 前記第1の駆動源と前記第2の駆動源と
    は、独立してその駆動力を発生させることを特徴とする
    請求項1に記載の輪転印刷機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記第1のクラッチが前記第1の伝達機構と前記インキ
    供給装置との間を接続する際には、 前記第2のクラッチが前記第2の伝達機構と前記インキ
    供給装置の間の接続を解除するように制御することを特
    徴とする請求項1に記載の輪転印刷機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記第2のクラッチが前記第2の伝達機構と前記インキ
    供給装置との間を接続する際には、 前記第1のクラッチが前記第1の伝達機構と前記インキ
    供給装置との間の接続を解除するように制御することを
    特徴とする請求項1に記載の輪転印刷機。
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