JP2003320609A - 透明導電性フィルム - Google Patents

透明導電性フィルム

Info

Publication number
JP2003320609A
JP2003320609A JP2003044595A JP2003044595A JP2003320609A JP 2003320609 A JP2003320609 A JP 2003320609A JP 2003044595 A JP2003044595 A JP 2003044595A JP 2003044595 A JP2003044595 A JP 2003044595A JP 2003320609 A JP2003320609 A JP 2003320609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
transparent conductive
conductive film
base material
anchor layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003044595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Oboshi
隆則 大星
Tatsuji Nakajima
達司 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2003044595A priority Critical patent/JP2003320609A/ja
Publication of JP2003320609A publication Critical patent/JP2003320609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペン入力タッチパネルのような大きな摺動負
荷にも充分耐え、クラックが入ったり、剥離することが
なく、さらに導電層をスパッタリング法に形成した場合
であっても、ガスによる問題が生ぜず、基材が変形する
ことがない透明導電性フィルムを提供することを主たる
課題とする。 【解決手段】 基材、導電層を固定するためのアンカー
層、導電層、を順次積層してなる透明導電性フィルムで
あって、前記アンカー層がプラズマCVD法により形成
されたシリカ層であることを特徴とする透明導電性フィ
ルムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネル等の
透明電極として良く使用される透明導電性フィルムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、基材としてPETフィルムな
どを用い、導電層としてこの基材上に直接ITOなどの
金属酸化物を積層することにより製造された導電性フィ
ルムが広く知られており、タッチパネルなどに多く用い
られている。そして、導電層としてITOなどの金属酸
化物を積層する際には、スパッタリング法が用いられる
ことが多い。
【0003】しかしながら、導電層の形成に際し、スパ
ッタリング法を用いた場合には、スパッタリング時に基
材から水分やガスが発生する場合があり、その結果、物
性の安定した導電層を形成することが困難であり、ま
た、導電層中に水分やガスが混入した場合には、透明性
や導電性に悪影響が生じる場合もあった。さらに、スパ
ッタリング法により導電層を形成した場合には、基材と
導電層との密着性が弱いという問題もあった。
【0004】最近の導電性フィルムを用いたタッチパネ
ルにあっては、ペン入力を可能とするものが要求される
ようになっており、上述の問題がある透明導電性フィル
ムを使用したのでは、ペン先のように鋭角又は半径の小
さな先端で、繰り返し摺動されると導電層にクラックが
入ったり剥がれたりすることが多かった。
【0005】現在は、前記問題を解消するために、基材
上に直接導電層を積層するのではなく、基材と導電層と
の間に易接着層を設けた透明導電性フィルムが開発され
ている(例えば、特許文献1)。また、基材と導電層と
の間にポリシラザン加熱による二酸化珪素層をアンカー
層として設けた透明導電性フィルムも開発されている
(例えば、特許文献2)。さらに、アンカー効果及びガ
スバリア性を有する層としてPVD法により金属酸化物
層を積層した透明導電性フィルムの開発されている(例
えば、特許文献3、4)。
【特許文献1】実開平6−42162号公報
【特許文献2】特開平9−237159号公報
【特許文献3】特開平61−183810号公報
【特許文献4】特開平9−277426号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記易
接着層やアンカー層はいずれもウェットコートにより形
成されるものであるため、接着層の厚さにムラが生じや
すく、表面の平滑性が低いという問題点がある。このよ
うに接着層に厚ムラが生じると、接着層上に積層される
導電層にも厚ムラが生じ、その結果、最終的には透明導
電性フィルム全体として干渉縞(色ムラ)が生じてい
た。
【0007】また、アンカー層を用いた場合には、導電
層をスパッタリング法により積層する際に、当該アンカ
ー層からガスが発生する場合があり、前記と同様の問題
が生じる場合もあった。
【0008】さらに、ポリシラザン加熱により二酸化珪
素層をアンカー層として設ける場合や、イオンプレーテ
ィング法やPVD法でアンカー層を設けた場合には、基
材が熱ダメージを受け変形(カール)を生じる場合があ
り、これに加えPVD法を用いたアンカー層は可撓性が
低く、少しの衝撃でクラックが発生するという問題もあ
った。
【0009】さらにまた、酸化珪素層を設けることによ
りアンカー層にガスバリア性を付与させようとした場合
においては、当該酸化珪素層が黄色く着色してしまうと
いった問題もあった。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、ペン入力タッチパネルのような大きな摺動
負荷にも充分耐え、クラックが入ったり、剥離すること
がなく、さらに導電層をスパッタリング法に形成した場
合であっても、ガスによる問題が生ぜず、基材が変形す
ることがない透明導電性フィルムを提供することを主た
る課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1において、基材、導電層を固定す
るためのアンカー層、導電層、を順次積層してなる透明
導電性フィルムであって、前記アンカー層がプラズマC
VD法により形成されたシリカ層であることを特徴とす
る透明導電性フィルムを提供する。
【0012】この発明によれば、透明導電性フィルム
は、基材、導電層を固定するためのアンカー層、導電
層、を順次積層してなる透明導電性フィルムであって、
前記アンカー層がプラズマCVD法により形成されたシ
リカ層であるため、従来から問題を生じていた易接着層
を用いなくても、基材と導電層との密着性を向上するこ
とができる。なぜなら、本発明におけるアンカー層とし
てのシリカ層は、ウェットコートにより形成されたもの
ではなく基材上に直接プラズマCVD法により蒸着せし
められるものだからである。そしてまた、本発明のアン
カー層は、従来のそれと異なりプラズマCVD法で形成
されているので、当該アンカー層を形成する際に厚ムラ
が生じることがなく、表面の平滑性を保つこともでき
る。また、プラズマCVD法を用いることにより、特に
可撓性に優れたアンカー層とすることができる。そして
その結果、ペン入力タッチパネルのような大きな摺動付
加にも充分耐え、クラックが入ったり、剥離することが
ない良好な透明導電性フィルムを提供することができ
る。
【0013】さらに、前記請求項1に記載する発明にお
いては、請求項2に記載するように、前記アンカー層と
してのシリカ層が、SiOxCy(x=0.5〜1.
7、y=0.1〜1.5)であってもよい。
【0014】このような組成を有するシリカ層は、前述
した本発明の作用効果を特に発揮することができるから
である。
【0015】さらに、前記請求項1又は請求項2に記載
する発明においては、請求項3に記載するように、前記
アンカー層を積層しない側の基材表面にハードコート層
を積層してもよい。
【0016】この発明によれば、前記アンカー層を積層
しない側の基材表面にハードコート層を積層するので、
透明導電性フィルム全体としての強度を上げることがで
き、ペン入力タッチパネルのような大きな摺動負荷がか
かる場合であっても使用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の透明導電性フィ
ルムについて図面を用いて具体的に説明する。
【0018】図1は、本発明の透明導電性フィルム1の
概略断面図である。
【0019】図1に示すように、本発明の透明導電性フ
ィルム1は、基材2、アンカー層3、導電層4、を順次
積層することにより形成されており、アンカー層3がプ
ラズマCVD法により形成されたシリカ層であることに
特徴を有している。以下、透明導電性フィルム1を構成
するそれぞれについて説明する。
【0020】[1]基材 本発明の透明導電性フィルム1における基材2は、特に
限定されることはなく、従来から一般的に使用されてい
る透明樹脂フィルムの全てを用いることができる。具体
的には、二軸延伸された透明なポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(以下、単に「PETフィルム」とす
る。)や、セルロースフィルムを用いるのが好ましい。
PETフィルム以外であっても、例えば、ポリエーテル
スルホンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリア
リレートフィルム、ポリスルホンフィルム、非晶性ポリ
エステルフィルム、非晶性ポリオレフィンフィルム、等
であっても良い。
【0021】基材の厚さについても、本発明は特に限定
することはなく、当該基材上に以下で説明するアンカー
層と導電層を積層した場合において、透明導電性フィル
ムとして使用可能な程度の厚さであればよい。具体的に
は、20〜200μm程度の厚さが好ましい。
【0022】[2]アンカー層 本発明の透明導電性フィルム1におけるアンカー層3
は、前記基材1上に導電層3を固定するために設けられ
る層であり、本発明は、このアンカー層3がプラズマC
VD法により形成されたシリカ層であることに特徴を有
している。アンカー層3としてのシリカ層をプラズマC
VD法により形成することにより、層圧が均一な薄層を
形成することができ、ウェットコートにより形成された
アンカー層を用いていた従来の透明導電性フィルムが有
する問題点を解決することができるとともに、可撓性に
優れたアンカー層とすることができるからである。
【0023】図2は、代表的なプラズマCVD装置の一
例を示す概略図である。
【0024】図2において、プラズマCVD装置11
は、チャンバー12、このチャンバー12内に配設され
た供給ローラ13、巻取ローラ14、冷却・電極ドラム
15、補助ローラ16を備え、冷却・電極ドラム15は
電源17に接続されているとともに、チャンバー12内
は真空ポンプ18により所望の真空度に設定できるよう
になっている。さらに、チャンバー12内の冷却・電極
ドラム15の近傍には、原料供給ノズル19の開口部が
位置しており、この原料供給ノズル19の他端は、チャ
ンバー12外部に配設されている原料揮発供給装置21
およびガス供給装置22に接続されている。また、冷却
・電極ドラム15の近傍にはマグネット23を設置し、
プラズマの発生を促進している。
【0025】上述のようなプラズマCVD装置11の供
給ローラ13に、基材2の原反を装着し、補助ローラ1
6、冷却・電極ドラム15、補助ローラ16を経由して
巻取ローラ14に至る図示のような原反搬送パスを形成
する。
【0026】次に、チャンバー12内を真空ポンプ18
により減圧して、真空度10-1〜10-8torr、好ま
しくは、真空度10-3〜10-7torrとする。そし
て、原料揮発供給装置21において原料である有機珪素
化合物を揮発させ、ガス供給装置22から供給される酸
素ガスおよび不活性ガスと混合させ、この混合ガスを原
料供給ノズル19を介してチャンバー12中に導入す
る。この場合、混合ガス中の有機珪素化合物の含有量は
1〜40%、酸素ガスの含有量は10〜70%、不活性
ガスの含有量は10〜60%の範囲とすることができ、
例えば、有機珪素化合物と酸素ガスと不活性ガスの混合
比を1:1:1〜1:17:14程度とすることができ
る。
【0027】一方、冷却・電極ドラム15には電源17
から所定の電圧が印加されているため、チャンバー12
内の原料供給ノズル19の開口部と冷却・電極ドラム1
5との近傍でグロー放電プラズマPが確立される。この
グロー放電プラズマPは、混合ガス中の1つ以上のガス
成分から導出されるものである。この状態で、基材2を
一定速度で搬送させ、グロー放電プラズマPによって冷
却・電極ドラム15の周面上の基材2上に珪素酸化物の
連続層からなるアンカー層3を形成する。このときのチ
ャンバー12内の真空度は、10-1〜10-4torr、
好ましくは、10-1〜10-2torrとする。また、基
材2の搬送速度は10〜300m/分、好ましくは50
〜150m/分とする。
【0028】このようにアンカー層3が形成された基材
2は巻取ローラ14に巻き上げられる。
【0029】上記のようなプラズマCVD装置11にお
けるアンカー層3の形成では、プラズマ化した原料ガス
を酸素で酸化しながらSiOxの形で基材2上に薄膜が
形成されるので、形成されたシリカ層は、緻密で隙間の
少なく、平滑で可撓性を有する薄層となる。
【0030】また、プラズマにより基材2の表面が清浄
化され、基材2表面に極性基やフリーラジカルが発生す
るので、形成された珪素酸化物の薄膜と基材2との接着
性が高いものとなる。さらに、上述のように珪素酸化物
薄膜の形成時の真空度は10 -1〜10-4torr、好ま
しくは、10-1〜10-2torrであり、従来の真空蒸
着による珪素酸化物膜形成時の真空度(10-4〜10-5
torr)に比べて低真空度であるため、基材の原反交
換の際の真空状態設定時間を短くすることができ、真空
度も安定しやすく、成膜プロセスが安定する。
【0031】本発明において使用する有機珪素化合物と
しては、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、
ヘキサメチルジシロキサン、ビニルトリメチルシラン、
メチルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラン、メ
チルシラン、ジメチルシラン、トリメチルシラン、ジエ
チルシラン、プロピルシラン、フェニルシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、テト
ラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、オクタ
メチルシクロテトラシロキサン等を挙げることができ
る。このなかでは、特に1,1,3,3−テトラメチル
ジシロキサン、ヘキサメチルジシロキサンが好ましく用
いられる。これらの有機珪素化合物は、常温・常圧では
液体である。
【0032】上述のプラズマCVD装置11などで形成
した本発明のアンカー層3の層厚は、その目的つまり基
材上に導電層を固定することができる程度の厚さであれ
ば良く、特に限定されるものではないが、具体的には5
0〜1000Åであることが好ましい。50Åより薄い
と、導電層を固定することができない場合があり、また
1000Åより厚いと、可撓性に問題が生じたり、透明
導電性フィルムに透明性が要求される場合には透明性に
影響が生じる場合があるからである。
【0033】また、本発明のアンカー層3としてのシリ
カ層中には、シリカ(珪素酸化物)に加えて、炭素、水
素、珪素および酸素のなかの1種類、あるいは2種類以
上の元素からなる化合物が含有されていても良い。例え
ば、C−H結合を有する化合物、Si−H結合を有する
化合物、または炭素単体がグラファイト状、ダイヤモン
ド状、フラーレン状になっている場合、さらに原料の有
機珪素化合物やそれらの誘導体を含有しても良い。具体
例を挙げると、CH3部位をもつハイドロカ−ボン、S
iH3シリル、SiH2シリレン等のハイドロシリカ、S
iH2OHシラノールなどの水酸基誘導体などを挙げる
ことができる。
【0034】前述してきた本発明のアンカー層3として
のシリカ層のなかでも、特にその組成が、SiOxCy
(x=0.5〜1.7、y=0.1〜1.5)であるこ
とが特に好ましい。
【0035】このような組成を有するシリカ層は、基
材、導電層との密着性に優れ、透過性も良好であり、さ
らに色ムラやカール(湾曲)、抵抗変化等が生じること
がないからである。
【0036】ここで、このような数値範囲に限定したの
は、xの値が0.5より小さいと、可視光域の短波長側
での透過率が低下し透過光が黄色みを帯びてしまい、逆
に1.7より大きいと、可撓性が低下してしまうからで
ある。また、yの値が0.1より小さいと、可撓性が低
下してしまい、逆に1.5より大きいと可視光域の短波
長側での透過率が低下し透過光が黄色みを帯びてしまう
からである。
【0037】[3]導電層 本発明の透明導電性フィルム1における導電層4は、特
に限定されるものではなく、透明導電性フィルムにおい
て一般的に使用されている導電層のいずれをも使用する
ことが可能である。具体的には、ITO(酸化インジウ
ムに錫をドーピングした酸化インジウム錫)代表される
が、他に、例えば二酸化錫をアンチモン又はフッ素でド
ーピングした酸化錫アンチモン(ATO)、又は、酸化
錫フッ素(FTO)、酸化亜鉛をアルミニウムでドーピ
ングした酸化亜鉛アルミニウム(AZO)、等のドーピ
ング金属酸化物や、酸化インジウムと酸化亜鉛の複合酸
化物など、ドーピングしない金属酸化物などが挙げられ
る。
【0038】導電層4の形成手段についても、本発明は
特に限定することはなく、一般的に行われているスパッ
タリング法、CVD法、イオンプレーティング法、真空
蒸着法、等によって形成すれば良い。
【0039】導電層4の層厚は、特に限定するものでは
ないが、100〜400Åであることが好ましい。この
範囲で導電層4を形成することにより良好な導電性(一
般的に表面抵抗値で500Ω/sq以下)とすることが
できるからである。また、層厚を400Å以上とする
と、透明導電性フィルムに透明性が要求される場合に透
明性に悪影響を与えることとなるからである。
【0040】図3は、本発明の透明導電性フィルムの別
の実施の形態を示す断面図である。
【0041】図3に示すように、本発明の透明導電性フ
ィルム30は、基材2、アンカー層3、導電層4、を順
次積層し、さらにアンカー層3を積層しない側の表面
(図面では基材2の下側の表面)にハードコート層6を
積層しても良い。また、このハードコート層と基材2と
の接着性を保持するために接着層5を用いても良い。
【0042】[4]ハードコート層 ハードコート層6は、透明導電性フィルム30に強度を
付与するために用いられるものであり、当該作用を奏す
るものであれば特に限定されない。
【0043】具体的には、電離放射線硬化型樹脂を用い
ることが好ましい。この電離放射線硬化型樹脂として
は、分子中に重合不飽和結合又はカチオン重合性官能基
を有するプレポリマー(所謂オリゴマーも包含する)及
び/又はモノマーを適宜混合した電離放射線により硬化
可能な組成物が好ましく用いられる。なお、ここで電離
放射線とは、電磁波又は電荷粒子線のうち分子を重合あ
るいは架橋し得るエネルギー量子を有するものを意味
し、通常、紫外線(UV)又は電子線(EB)が用いら
れる。
【0044】このような電離放射線硬化型樹脂として
は、具体的には、分子中に(メタ)アクリロイル基、
(メタ)アクリロイルオキシ基、等のラジカル重合性不
飽和基、エボキシ基等のカチオン重合性官能基、又はチ
オール基を2個以上有する単量体、またはプレポリマー
からなる。これらの単量体又はプレポリマーは単量体で
用いるか、あるいは複数種混合して用いる。なお、ここ
で、例えば、(メタ)アクリロイル基とは、アクリロイ
ル基又はメタアクリロイル基の意味で用いている。
【0045】ラジカル重合性不飽和基を有するプレポリ
マーの例としては、ポリエステル(メタ)アクリレー
ト、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)
アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリジ
アン(メタ)アクリレート、シリコン(メタ)アクリレ
ート、等が使用できる。分子量としては、通常250〜
100000程度のものが用いられる。
【0046】カチオン重合性官能基を有するプレポリマ
ーの例としては、ビフィノール型エポキシ樹脂、ノボラ
ック型エポキシ樹脂、等のエポキシ系樹脂、脂肪族系ビ
ニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル等のビニルエー
テル系樹脂等のプレポリマーがある。
【0047】ラジカル重合性不飽和基を有する単官能単
量体の例としては、(メタ)アクリレート化合物の単官
能単量体としては、例えば(メタ)アクリレート、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチ
ル(メタ)アクリレート等がある。
【0048】ラジカル重要性不飽和基の有する多官能単
量体の例としては、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート等がある。
【0049】チオール基を有する単量体の例としては、
トリメチロールプロパントリプロパントリチオグリコレ
ート、ジペンタエリスリトールテトラチオグリコレート
等がある。
【0050】紫外線又は可視光線にて硬化させる場合に
は、電離放射線硬化樹脂中に光重合開始剤を添加する。
ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合は、光重
合開始剤として、アセトフェノン類、ベンゾフェノン
類、チオキサントン類、ベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル等を単独又は混合して用いることができる。ま
た、カチオン重合性官能基を有する樹脂系の場合には、
光重合開始剤として、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ス
ルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタセロン化合
物、ベンゾインスルホン酸エステル等を単独又は混合物
として用いることができる。
【0051】なお、これらの光重合開始剤の添加量とし
ては、該電離放射線硬化性樹脂100重量%に対して、
0.1〜10重量%程度である。
【0052】上記電離放射線硬化性樹脂にさらに、必要
に応じて各種添加剤を添加しても良い。これらの添加剤
としては、例えば、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、ポ
リ酢酸ビニル、アクリル樹脂、セルロース系樹脂、等の
熱可塑性樹脂、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、シリ
カ、アルミナ等の微粉末からなる体質顔料(充填剤)、
染料、顔料、等の着色剤などがある。
【0053】ここで、紫外線源としては、超高圧水銀
燈、高圧水銀燈、低圧水銀燈、カーボンアーク燈、ブラ
ックライト蛍光燈、メタルハライドランプ等の光源が使
用できる。紫外線の波長としては、通常1900〜38
00Åの波長域が主として用いられる。
【0054】電子線源としては、コッククロフトワルト
ン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧
器型、或いは、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等
の各種電子線加速器を用い、100〜1000KeV、
好ましくは100〜300KeVのエネルギーをもつ電
子を照射するものを使用できる。
【0055】このようなハードコート層6の層厚は、通
常0.5〜10μmの範囲内であり、その製造方法は、
通常のコーティング方法を用いることも可能であり、特
に限定されるものではない。
【0056】[5]接着層 基材2と前記ハードコート層6との接着性を保持するた
めに用いられる接着層5としては、本発明は特に限定す
るものではなく従来公知の接着層のいずれをも用いるこ
とが可能である。
【0057】なお、本発明は、上述してきた透明導電性
フィルムに限定されるものではない。上記実施の形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的範囲と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。
【0058】
【実施例】本発明を実施例により更に詳細に説明する。
【0059】(実施例1)基材として厚み188μmの
PETフィルム原反を準備し、これを図2に示したプラ
ズマCVD装置11に装着した。次に、プラズマCVD
装置のチャンバー12を1×10-4torrまで減圧し
た。一方、原料である有機珪素化合物のヘキサメチルジ
シロキサンを原料揮発供給装置21において揮発させ、
ガス供給装置22から供給された酸素ガスおよび不活性
ガスのヘリウムと混合させて原料ガスとした。この原料
ガスの混合比は、ヘキサメチルジシロキサン:O2:H
e=1:9:8とした。
【0060】次に、上記の原料ガスを原料供給ノズル1
9を介してチャンバー内に導入し、一方、電源17から
冷却・電極ドラム15に供給する電力を10kWとし、
原料ガスによりグロー放電プラズマを確立させた。この
プラズマ中を基材であるPETフィルムを速度100m
/分で搬送し、フィルム上にアンカー層としてのシリカ
層を形成した。この時のチャンバー12の真空度は4×
10-2torrに保った。
【0061】そして、形成されたアンカー層としてのシ
リカ層上に、公知の直流マグネトロンスパッタリング装
置(図示せず)を用いて導電層としてのITO層を厚さ
300Åで形成し、図1に示すような実施例1の透明導
電性フィルムを製造した。この際、スパッタターゲット
としてはITO焼結体を用い、到達真空度は3×10 -6
torrとした。また、スパッタガスとしては5%酸素
含有アルゴンを用い、その圧力は3×10-3torrと
した。また、スパッタパワーは直流2.5kWとし、成
膜速度は0.3m/分とした。
【0062】(実施例2)アンカー層としてのシリカ層
を形成する差異の原料ガスの混合比をヘキサメチルジシ
ロキサン:O2:He=1:3:0とし、当該シリカ層
を形成する際のプラズマCVD装置内の圧力を0.13
torrとした以外は全て上記実施例1と同一の条件で
実施例2の透明導電性フィルムを製造した。
【0063】(比較例1)基材として厚み188μmの
PETフィルム原反を準備し、この上にウレタン樹脂を
グラビアコート法によって厚さ3μmとなるように塗布
し、これをアンカー層とした。
【0064】そして、このアンカー層上に、前記実施例
と同様の方法で導電層としてのITO層を形成し、比較
例1の透明導電性フィルムを製造した。
【0065】(比較例2)基材として厚み188μmの
PETフィルム原反を準備し、この上にポリシラザン樹
脂をゾルゲル法によって厚さ3μmとなるように塗布
し、これをアンカー層とした。
【0066】そして、このアンカー層上に、前記実施例
と同様の方法で導電層としてのITO層を形成し、比較
例2の透明導電性フィルムを製造した。
【0067】(比較例3)基材として厚み188μmの
PETフィルム原反を準備し、この上にPVD法(EB
加熱タイプの蒸着機)で酸化珪素層を厚さ300Åとな
るように形成し、これをアンカー層とした。アンカー層
の形成条件は、原料:SiO、蒸着時の真空度:4×1
-4torr、成層速度:100m/min、である。
【0068】そして、このアンカー層上に、前記実施例
1と同様の方法で導電層としてのITO層を形成し、比
較例3の透明導電性フィルムを製造した。
【0069】(比較例4)基材として厚み188μmの
PETフィルム原反を準備し、この上に公知の巻取りス
パッタリング装置を用いて酸化珪素層を厚さ300Åと
なるように形成し、これをアンカー層とした。アンカー
層の形成条件は、原料ターゲット:Si、反応ガス:酸
素ガスとArガス、アンカー層形成時の真空度:4.5
×10-3torr、印加電圧:13.56MHzのRF
電力を3kW、成層速度:0.3m/min、である。
【0070】そして、このアンカー層上に、前記実施例
1と同様の方法で導電層としてのITO層を形成し、比
較例4の透明導電性フィルムを製造した。
【0071】(評価1)上記実施例1及び比較例1〜3
それぞれの透明導電性フィルムについて、密着性、全光
線透過率、色ムラ、カール(透明導電性フィルムの反
り)を評価した。
【0072】なお、密着性の評価については、ASTM
(American Society for Testing Materials)規格のD
3359−87に規定されているクロスカットテープテ
ストで行った。以下の表1に示すクロスカットテープテ
ストのランクは図4に示す基準に基づくものである。ま
た、全光線透過率については、JIS−K6714に従
って測定した。そして、色ムラとカールについての評価
は、目視により行った。
【0073】評価結果を以下の表1に示す。
【0074】
【表1】 表1からも明らかなように、本発明の実施例は全ての評
価について良好な結果が得られた。一方、比較例1〜3
はいずれも密着性が本発明の実施例に比べ低く、また色
ムラやカールが生じていることも確認された。
【0075】(評価2)上記実施例2及び比較例3、4
それぞれの透明導電性フィルムについて、抵抗変化とア
ンカー層の組成を評価した。
【0076】なお、抵抗変化については、JIS型屈曲
試験器を使用して、曲率半径5mmに屈曲角180°で
10回屈曲試験をし、その前後のITO層の抵抗変化を
測定した。抵抗変化の値は、(抵抗変化)=(屈曲試験
後の抵抗値)/(屈曲試験前の抵抗値)によりに形成し
た。
【0077】また、アンカー層の組成については、XP
Sにて測定した。この際、表面汚れ防止のためArイオ
ンで30秒エッチングした後に測定した。
【0078】評価結果を以下の表2に示す。
【0079】
【表2】 表2からも明らかなように本発明の透明導電性フィルム
は、屈曲試験後においても抵抗変化がなく優れた耐久性
を有していることが確認できた。
【0080】
【発明の効果】この発明によれば、透明導電性フィルム
は、基材、導電層を固定するためのアンカー層、導電
層、を順次積層してなる透明導電性フィルムであって、
前記アンカー層がプラズマCVD法により形成されたシ
リカ層であるため、従来から問題を生じていた易接着層
を用いなくても、基材と導電層との密着性を向上するこ
とができる。そしてまた、当該アンカー層を形成する際
に厚ムラが生じることがなく、表面の平滑性を保つこと
もできる。そしてその結果、ペン入力タッチパネルのよ
うな大きな摺動付加にも充分耐え、クラックが入った
り、剥離することがない良好な透明導電性フィルムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明導電性フィルムを示す概略断面図
である。
【図2】代表的なプラズマCVD装置の一例を示す概略
図である。
【図3】本発明の透明導電性フィルムの他の一例を示す
概略断面図である。
【図4】ASTM D3359−87の規格によるクロ
スカットテープテストの評価基準を示す図である。
【符号の説明】
1…透明導電性フィルム 2…基材 3…アンカー層 4…導電層 5…接着層 6…ハードコート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01B 5/14 H01B 5/14 A 5G307 // G02F 1/1333 G02F 1/1333 Fターム(参考) 2H089 HA18 HA40 KA16 QA03 QA11 4F100 AA20B AH06 AK42 AR00B AR00D AT00A BA03 BA04 BA07 BA10C BA10D EH66 EH66B EJ61 EJ61B GB41 JG01 JG01C JK12D JL11 JN01 YY00B 4K030 AA06 AA09 BA29 BA35 BA44 CA07 CA12 FA03 LA11 5B068 BB05 BC08 5B087 AA04 CC14 CC15 CC36 5G307 FA02 FB01 FC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材、導電層を固定するためのアンカー
    層、導電層、を順次積層してなる透明導電性フィルムで
    あって、 前記アンカー層がプラズマCVD法により形成されたシ
    リカ層であることを特徴とする透明導電性フィルム。
  2. 【請求項2】 前記アンカー層としてのシリカ層が、S
    iOxCy(x=0.5〜1.7、y=0.1〜1.
    5)であることを特徴とする請求項1に記載の透明導電
    性フィルム。
  3. 【請求項3】 前記アンカー層を積層しない側の基材表
    面にハードコート層を積層してなることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の透明導電性フィルム。
JP2003044595A 2002-02-26 2003-02-21 透明導電性フィルム Pending JP2003320609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003044595A JP2003320609A (ja) 2002-02-26 2003-02-21 透明導電性フィルム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050210 2002-02-26
JP2002-50210 2002-02-26
JP2003044595A JP2003320609A (ja) 2002-02-26 2003-02-21 透明導電性フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003320609A true JP2003320609A (ja) 2003-11-11

Family

ID=29551997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003044595A Pending JP2003320609A (ja) 2002-02-26 2003-02-21 透明導電性フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003320609A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005104141A1 (ja) * 2004-04-20 2005-11-03 Takiron Co., Ltd. タッチパネル用透明導電成形体およびタッチパネル
WO2008015840A1 (fr) 2006-08-03 2008-02-07 Nitto Denko Corporation Stratifié transparent conducteur et écran tactile l'utilisant
JP2009116446A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Kaneka Corp 透明導電膜を用いたタッチパネル
JP2009117071A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Kaneka Corp 透明導電膜
US7781048B2 (en) 2005-10-20 2010-08-24 Nitto Denko Corporation Transparent conductive multilayer body
JP2011005793A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Dainippon Printing Co Ltd タッチパネル用耐湿熱性透明導電積層体及び耐湿熱透明積層プラスチックタッチパネル
JP2011063851A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Fujifilm Corp ガスバリア膜およびガスバリアフィルム
CN102074281A (zh) * 2010-12-21 2011-05-25 苏州禾盛新型材料股份有限公司 射频等离子的透明导电膜
JP2011116124A (ja) * 2009-10-30 2011-06-16 Sumitomo Chemical Co Ltd 積層フィルムの製造方法
US8003200B2 (en) 2004-10-06 2011-08-23 Nitto Denko Corporation Transparent electrically-conductive film

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7956287B2 (en) 2004-04-20 2011-06-07 Takiron Co., Ltd. Transparent conductive formed article for a touch panel and touch panel
JPWO2005104141A1 (ja) * 2004-04-20 2008-03-13 タキロン株式会社 タッチパネル用透明導電成形体およびタッチパネル
WO2005104141A1 (ja) * 2004-04-20 2005-11-03 Takiron Co., Ltd. タッチパネル用透明導電成形体およびタッチパネル
US8003200B2 (en) 2004-10-06 2011-08-23 Nitto Denko Corporation Transparent electrically-conductive film
US7781048B2 (en) 2005-10-20 2010-08-24 Nitto Denko Corporation Transparent conductive multilayer body
WO2008015840A1 (fr) 2006-08-03 2008-02-07 Nitto Denko Corporation Stratifié transparent conducteur et écran tactile l'utilisant
US8173246B2 (en) 2006-08-03 2012-05-08 Nitto Denko Corporation Transparent conductive laminate and touch panel equipped with it
US8048512B2 (en) 2006-08-03 2011-11-01 Nitto Denko Corporation Transparent conductive laminate and touch panel equipped with it
JP2009116446A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Kaneka Corp 透明導電膜を用いたタッチパネル
JP2009117071A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Kaneka Corp 透明導電膜
JP2011005793A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Dainippon Printing Co Ltd タッチパネル用耐湿熱性透明導電積層体及び耐湿熱透明積層プラスチックタッチパネル
JP2011063851A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Fujifilm Corp ガスバリア膜およびガスバリアフィルム
JP2011116124A (ja) * 2009-10-30 2011-06-16 Sumitomo Chemical Co Ltd 積層フィルムの製造方法
US9011985B2 (en) 2009-10-30 2015-04-21 Sumitomo Chemical Company, Limited Method of manufacture of multilayer film
CN102074281A (zh) * 2010-12-21 2011-05-25 苏州禾盛新型材料股份有限公司 射频等离子的透明导电膜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6504284B2 (ja) ガスバリア性フィルム、その製造方法、およびこれを用いた電子デバイス
EP1249716B1 (en) Optical functional materials and process for producing the same
JP2021073509A (ja) 積層薄膜、及び積層薄膜の製造方法
JP4589128B2 (ja) 湾曲を防止したガスバリアフィルム
JP6156388B2 (ja) ガスバリアー性フィルムの製造方法、ガスバリアー性フィルム及び電子デバイス
US9640780B2 (en) Gas barrier film, method for producing gas barrier film, and organic electroluminescent element
EP2871054B1 (en) Laminate
WO2013161894A1 (ja) ガスバリア性フィルム、電子デバイス用基板および電子デバイス
WO2014163062A1 (ja) ガスバリアー性フィルムの製造方法、ガスバリアー性フィルム及び電子デバイス
JP2015003464A (ja) ガスバリア性フィルム、その製造方法、およびこれを用いた電子デバイス
WO2014109356A1 (ja) ガスバリア性フィルム
JP2009196155A (ja) ガスバリアフィルム、ガスバリア膜の作製方法及び作製装置
WO2015012404A1 (ja) 電子デバイスおよびその製造方法
KR20160138447A (ko) 장척의 가스 배리어성 적층체 및 그 제조 방법
JP2003320609A (ja) 透明導電性フィルム
WO2015060394A1 (ja) ガスバリア性フィルム
WO2015163422A1 (ja) ガスバリアーフィルム及びガスバリアーフィルムの製造方法
WO2010026852A1 (ja) 樹脂フィルム及びその製造方法並びに有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2014088016A (ja) ガスバリア性フィルム
WO2014050918A1 (ja) 機能性フィルム
JP6720985B2 (ja) ガスバリアーフィルム
WO2014119754A1 (ja) ガスバリア性フィルムおよびその製造方法、ならびにこれを用いた電子デバイス
WO2014189060A1 (ja) ガスバリア性フィルムおよびこれを用いた電子デバイス
JP2003329805A (ja) 反射防止フィルム及び反射防止フィルムの製造方法
WO2018207508A1 (ja) ガスバリアフィルムおよびガスバリアフィルムの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123