JP2003320333A - 石油精製設備の洗浄方法 - Google Patents
石油精製設備の洗浄方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 石油精製設備の油系洗浄に当たり、簡易にか
つ短時間で洗浄油中に溶出した重質油分量を検知して、
その溶出傾向から洗浄の終了時期を的確に判定する。 【解決手段】 軽質油を洗浄油として石油精製設備を循
環洗浄するに当たり、洗浄油の屈折率を経時的に測定す
ることにより、洗浄油中に溶出した重質油分量を求め、
この結果に基いて洗浄の終了判定を行う。
つ短時間で洗浄油中に溶出した重質油分量を検知して、
その溶出傾向から洗浄の終了時期を的確に判定する。 【解決手段】 軽質油を洗浄油として石油精製設備を循
環洗浄するに当たり、洗浄油の屈折率を経時的に測定す
ることにより、洗浄油中に溶出した重質油分量を求め、
この結果に基いて洗浄の終了判定を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は石油精製設備の洗浄
方法に係り、特に石油精製設備を軽質油を含む洗浄油で
循環洗浄する方法において、洗浄油中に溶出した汚れ成
分の重質油分量を簡易な方法で把握し、この結果に基い
て洗浄の終了を判定する方法に関する。
方法に係り、特に石油精製設備を軽質油を含む洗浄油で
循環洗浄する方法において、洗浄油中に溶出した汚れ成
分の重質油分量を簡易な方法で把握し、この結果に基い
て洗浄の終了を判定する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】石油精製設備では経時により系内に汚れ
が付着して、熱効率や生産効率が低下してくるため、系
内に洗浄油として軽質油を循環させて汚れを除去する油
系洗浄操作が行われる。石油精製設備の系内に付着する
汚れは、重質油分等の高粘度の有機物がバインダーとな
って、無機スラッジやカーボン等を固着させたものであ
るため、この油系洗浄では、系内にベースオイル（軽質
油）、溶剤、及び界面活性剤等を混合してなる洗浄油を
循環させて固着物中の重質油分を軽質油中に溶解させ、
剥れ出たスラッジやカーボンを系外へ押し流すことによ
り付着した汚れを除去する。
が付着して、熱効率や生産効率が低下してくるため、系
内に洗浄油として軽質油を循環させて汚れを除去する油
系洗浄操作が行われる。石油精製設備の系内に付着する
汚れは、重質油分等の高粘度の有機物がバインダーとな
って、無機スラッジやカーボン等を固着させたものであ
るため、この油系洗浄では、系内にベースオイル（軽質
油）、溶剤、及び界面活性剤等を混合してなる洗浄油を
循環させて固着物中の重質油分を軽質油中に溶解させ、
剥れ出たスラッジやカーボンを系外へ押し流すことによ
り付着した汚れを除去する。
【０００３】従来において、このような油系洗浄におけ
る洗浄効果（汚れの除去の程度）や、洗浄の終了時期を
判定する方法は提案されておらず、確実に洗浄が行えた
か否かの確認を行うことなく、必要な洗浄時間よりも長
い洗浄時間を設定し、一定の時間洗浄油を循環させた後
洗浄を終了している。
る洗浄効果（汚れの除去の程度）や、洗浄の終了時期を
判定する方法は提案されておらず、確実に洗浄が行えた
か否かの確認を行うことなく、必要な洗浄時間よりも長
い洗浄時間を設定し、一定の時間洗浄油を循環させた後
洗浄を終了している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、石油精製設
備の油系洗浄に当たり、簡易にかつ短時間で洗浄油中に
溶出した重質油分量を検知して、その溶出傾向から洗浄
の終了時期を的確に判定する石油精製設備の洗浄方法を
提供することを目的とする。
備の油系洗浄に当たり、簡易にかつ短時間で洗浄油中に
溶出した重質油分量を検知して、その溶出傾向から洗浄
の終了時期を的確に判定する石油精製設備の洗浄方法を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の石油精製設備の
洗浄方法は、石油精製設備を、軽質油を洗浄油として用
いて循環洗浄する方法において、該洗浄油の屈折率を測
定し、この測定結果から該洗浄油中に溶出した重質油分
量を求めることを特徴とする。
洗浄方法は、石油精製設備を、軽質油を洗浄油として用
いて循環洗浄する方法において、該洗浄油の屈折率を測
定し、この測定結果から該洗浄油中に溶出した重質油分
量を求めることを特徴とする。
【０００６】即ち、本発明者らは、軽質油を用いた油系
洗浄における汚れの除去の程度を推定するには、洗浄油
中に溶出した重質油分量ないしは重質油分の溶出傾向を
調査することが有効であることを知見すると共に、洗浄
油中の重質油分濃度により洗浄油の屈折率が異なるもの
となることに着目し、洗浄油の屈折率を測定して洗浄油
中の重質油分量を求め、この結果に基き洗浄状況を判定
する本発明に到達した。
洗浄における汚れの除去の程度を推定するには、洗浄油
中に溶出した重質油分量ないしは重質油分の溶出傾向を
調査することが有効であることを知見すると共に、洗浄
油中の重質油分濃度により洗浄油の屈折率が異なるもの
となることに着目し、洗浄油の屈折率を測定して洗浄油
中の重質油分量を求め、この結果に基き洗浄状況を判定
する本発明に到達した。
【０００７】本発明に従って洗浄油の屈折率を測定する
ことにより、洗浄油中の重質油分量を求めることができ
る。即ち、重質油分量が溶出した軽質油系洗浄油の屈折
率と、当該洗浄油中の重質油分量とには相関があり、従
って、循環洗浄を行っている洗浄油を洗浄系内から抜き
出して屈折率を測定することにより、洗浄油中に溶出し
た重質油分量を求めることができる。
ことにより、洗浄油中の重質油分量を求めることができ
る。即ち、重質油分量が溶出した軽質油系洗浄油の屈折
率と、当該洗浄油中の重質油分量とには相関があり、従
って、循環洗浄を行っている洗浄油を洗浄系内から抜き
出して屈折率を測定することにより、洗浄油中に溶出し
た重質油分量を求めることができる。
【０００８】本発明によれば、この洗浄油の屈折率を経
時的に測定し、洗浄油中に溶出した重質油分量を経時的
に求め、この結果に基いて洗浄の終了時期を判定するこ
とができる。即ち、洗浄油を循環させて洗浄を行うこと
により、系内の汚れの除去量に応じて洗浄油中に溶出し
た重質油分量が増加する。そして、系内の汚れが十分に
除去されると、洗浄油中の重質油分量の増加はおさま
り、重質油分量は略一定となる。従って、この重質油分
量の増加がおさまったときを洗浄の終了と判断すること
ができる。
時的に測定し、洗浄油中に溶出した重質油分量を経時的
に求め、この結果に基いて洗浄の終了時期を判定するこ
とができる。即ち、洗浄油を循環させて洗浄を行うこと
により、系内の汚れの除去量に応じて洗浄油中に溶出し
た重質油分量が増加する。そして、系内の汚れが十分に
除去されると、洗浄油中の重質油分量の増加はおさま
り、重質油分量は略一定となる。従って、この重質油分
量の増加がおさまったときを洗浄の終了と判断すること
ができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に本発明の石油精製設備の洗
浄方法の実施の形態を詳細に説明する。
浄方法の実施の形態を詳細に説明する。
【００１０】本発明においては、軽質油を用いた石油精
製設備の油系洗浄に当たり、循環洗浄中の系内から、洗
浄油を抜き出し、その屈折率を測定して溶出した重質油
分量を求める。
製設備の油系洗浄に当たり、循環洗浄中の系内から、洗
浄油を抜き出し、その屈折率を測定して溶出した重質油
分量を求める。
【００１１】この屈折率の測定に用いる屈折計には特に
制限はなく、市販のデジタル屈折計を用いることができ
る。
制限はなく、市販のデジタル屈折計を用いることができ
る。
【００１２】本発明において、洗浄油の屈折率から溶出
した重質油分量を求めるには、予め、油系洗浄に用いる
洗浄油と洗浄対象系内の重質油分量とを用いて検量線を
作成しておくことが好ましい。この検量線の作成には、
実機洗浄対象の洗浄油と同じ薬品を用い同組成の模擬洗
浄油を準備すると共に、洗浄対象系内のプロセスオイル
を用い、重質油分を各種濃度（例えば、０，０．２，
０．５，１．０，３．０，５．０重量％）で溶解した試
料油を調製し、各試料油の屈折率を測定する。この屈折
率の測定に当っては、屈折計に付属する恒温水槽を使用
して、一定温度（例えば２０．０℃）になったことを確
認した上で測定を行うことが好ましい。予め重質油分濃
度既知の各試料油の屈折率の測定結果に基いて、洗浄油
中の重質油分濃度と屈折率との関係から検量線を作成し
ておく。
した重質油分量を求めるには、予め、油系洗浄に用いる
洗浄油と洗浄対象系内の重質油分量とを用いて検量線を
作成しておくことが好ましい。この検量線の作成には、
実機洗浄対象の洗浄油と同じ薬品を用い同組成の模擬洗
浄油を準備すると共に、洗浄対象系内のプロセスオイル
を用い、重質油分を各種濃度（例えば、０，０．２，
０．５，１．０，３．０，５．０重量％）で溶解した試
料油を調製し、各試料油の屈折率を測定する。この屈折
率の測定に当っては、屈折計に付属する恒温水槽を使用
して、一定温度（例えば２０．０℃）になったことを確
認した上で測定を行うことが好ましい。予め重質油分濃
度既知の各試料油の屈折率の測定結果に基いて、洗浄油
中の重質油分濃度と屈折率との関係から検量線を作成し
ておく。
【００１３】このようにして検量線を作成しておくこと
により、実機洗浄操作中には、循環洗浄系から洗浄油を
抜き出し、屈折率を測定するのみで、この検量線を基に
当該洗浄油中の重質油分濃度を求めることができる。
により、実機洗浄操作中には、循環洗浄系から洗浄油を
抜き出し、屈折率を測定するのみで、この検量線を基に
当該洗浄油中の重質油分濃度を求めることができる。
【００１４】洗浄中の洗浄油の屈折率の測定には、洗浄
油を例えば循環洗浄系の戻り配管から経時的に所定量を
抜き出し（例えば、１時間毎に５００ｍｌ程度）、その
屈折率を測定する。採取した洗浄油には、懸濁物が含ま
れている場合があり、この懸濁物が測定誤差となるた
め、例えばＮｏ．５Ｃ程度の濾紙で濾過した後、上記試
料油と同様にして屈折率を測定する。屈折率の測定値か
ら、予め求めた検量線に基いて洗浄油中の重質油分濃度
を求めることができる。
油を例えば循環洗浄系の戻り配管から経時的に所定量を
抜き出し（例えば、１時間毎に５００ｍｌ程度）、その
屈折率を測定する。採取した洗浄油には、懸濁物が含ま
れている場合があり、この懸濁物が測定誤差となるた
め、例えばＮｏ．５Ｃ程度の濾紙で濾過した後、上記試
料油と同様にして屈折率を測定する。屈折率の測定値か
ら、予め求めた検量線に基いて洗浄油中の重質油分濃度
を求めることができる。
【００１５】前述の如く、洗浄油の循環洗浄において
は、汚れの除去量に伴って洗浄油中の重質油分濃度が増
加するが、系内の汚れが十分に除去された後は、重質油
分濃度の増加は殆どなくなる。従って、循環洗浄中の洗
浄油の屈折率を経時的に測定し、この測定結果から重質
油分濃度を求め、この濃度の上昇が所定値以下となった
ときを、洗浄の終了と判定することができる。
は、汚れの除去量に伴って洗浄油中の重質油分濃度が増
加するが、系内の汚れが十分に除去された後は、重質油
分濃度の増加は殆どなくなる。従って、循環洗浄中の洗
浄油の屈折率を経時的に測定し、この測定結果から重質
油分濃度を求め、この濃度の上昇が所定値以下となった
ときを、洗浄の終了と判定することができる。
【００１６】この洗浄の終了を判定する際の重質油分濃
度の変化量は、洗浄対象の重質油分や用いる洗浄油の組
成等によっても異なるが、例えば、重質油濃度の変化量
が約０．１重量％／ｈｒ以下となった時点、或いは、そ
の時定から所定時間後を洗浄終了と判定することができ
る。
度の変化量は、洗浄対象の重質油分や用いる洗浄油の組
成等によっても異なるが、例えば、重質油濃度の変化量
が約０．１重量％／ｈｒ以下となった時点、或いは、そ
の時定から所定時間後を洗浄終了と判定することができ
る。
【００１７】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
説明する。
【００１８】実施例１
検量線を作成するために、まず、実機石油精製設備の減
圧蒸留装置の汚れ成分の重質油分である減圧蒸留残渣
（ＶＲ）を、洗浄油（実機洗浄で用いるベースオイル
（軽質油）、溶剤、界面活性剤を実機洗浄と同仕様で混
合して調製した洗浄油）に種々の濃度で溶かして数種類
の試料油を調製し、各試料油の屈折率をデジタル屈折計
（（株）アタゴ製デジタル屈折計「ＲＸ−５０００」）
を用いて温度２０℃で測定し、ＶＲ濃度と屈折率との関
係を調べた。
圧蒸留装置の汚れ成分の重質油分である減圧蒸留残渣
（ＶＲ）を、洗浄油（実機洗浄で用いるベースオイル
（軽質油）、溶剤、界面活性剤を実機洗浄と同仕様で混
合して調製した洗浄油）に種々の濃度で溶かして数種類
の試料油を調製し、各試料油の屈折率をデジタル屈折計
（（株）アタゴ製デジタル屈折計「ＲＸ−５０００」）
を用いて温度２０℃で測定し、ＶＲ濃度と屈折率との関
係を調べた。
【００１９】その結果、図１に示す如く、洗浄油中のＶ
Ｒと屈折率とには相関があり、洗浄油中の重質油分量が
屈折率に影響を及ぼしていること、従って、この屈折率
から洗浄の終了判定が可能であることが確認された。
Ｒと屈折率とには相関があり、洗浄油中の重質油分量が
屈折率に影響を及ぼしていること、従って、この屈折率
から洗浄の終了判定が可能であることが確認された。
【００２０】次に、この石油精製設備の減圧蒸留装置の
熱交換器群の油系洗浄を行い、洗浄操作中、洗浄油を戻
り循環配管から抜き取り、前述の方法で屈折率を測定
し、その経時変化を調べた。
熱交換器群の油系洗浄を行い、洗浄操作中、洗浄油を戻
り循環配管から抜き取り、前述の方法で屈折率を測定
し、その経時変化を調べた。
【００２１】その結果、図２に示す如く、薬注工程（洗
浄油の注入工程）から洗浄油の屈折率が大きく立ち上が
り、循環洗浄工程で屈折率は更に緩やかに上昇し、１２
時間の循環洗浄で屈折率の上昇は殆どなくなった。
浄油の注入工程）から洗浄油の屈折率が大きく立ち上が
り、循環洗浄工程で屈折率は更に緩やかに上昇し、１２
時間の循環洗浄で屈折率の上昇は殆どなくなった。
【００２２】この屈折率の測定結果を、図１の検量線に
基き、ＶＲ濃度に換算したところ、図３に示す如く、循
環洗浄の終了時には、洗浄油中にＶＲが約１．１重量％
溶出していることが確認された。
基き、ＶＲ濃度に換算したところ、図３に示す如く、循
環洗浄の終了時には、洗浄油中にＶＲが約１．１重量％
溶出していることが確認された。
【００２３】この結果から、この油系においては、屈折
率の上昇が約０．０００１／ｈｒ以下となったとき、或
いは、ＶＲ濃度の上昇が約０．１重量％／ｈｒ以下とな
ったときを、洗浄の終了と判定することとし、以降、こ
の判定基準に基いて洗浄を行ったところ、徒に長い循環
洗浄を行うことなく、また、洗浄不良を引き起こすこと
なく、最適な洗浄時間で系内の汚れを確実に洗浄除去す
ることができた。
率の上昇が約０．０００１／ｈｒ以下となったとき、或
いは、ＶＲ濃度の上昇が約０．１重量％／ｈｒ以下とな
ったときを、洗浄の終了と判定することとし、以降、こ
の判定基準に基いて洗浄を行ったところ、徒に長い循環
洗浄を行うことなく、また、洗浄不良を引き起こすこと
なく、最適な洗浄時間で系内の汚れを確実に洗浄除去す
ることができた。
【００２４】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の石油精製設
備の洗浄方法によれば、石油精製設備の油系洗浄に当た
り、洗浄油の屈折率を測定するという簡便かつ短時間の
操作により洗浄油中に溶出した重質油分量を把握するこ
とができ、この結果に基いて、的確な洗浄の終了判定を
行うことができる。
備の洗浄方法によれば、石油精製設備の油系洗浄に当た
り、洗浄油の屈折率を測定するという簡便かつ短時間の
操作により洗浄油中に溶出した重質油分量を把握するこ
とができ、この結果に基いて、的確な洗浄の終了判定を
行うことができる。
【００２５】このため、過度に長時間の洗浄を行うこと
なく、また、洗浄不良を引き起こすことなく最適な洗浄
時間で効率的な洗浄を行うことができる。
なく、また、洗浄不良を引き起こすことなく最適な洗浄
時間で効率的な洗浄を行うことができる。
【図１】実施例１で求めた洗浄油中のＶＲ濃度と屈折率
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図２】実施例１で求めた洗浄操作中の洗浄油の屈折率
の経時変化を示すグラフである。
の経時変化を示すグラフである。
【図３】実施例１で求めた洗浄操作中の洗浄油のＶＲ濃
度の経時変化を示すグラフである。
度の経時変化を示すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 川口 博冨
大阪府大阪市中央区北浜２−２−22 栗田
エンジニアリング株式会社内
Ｆターム(参考） 3B116 AA33 CC05 CD41
3B201 AA33 AB53 BB92 CC21 CD41
Claims (3)
- 【請求項１】 石油精製設備を、軽質油を洗浄油として
用いて循環洗浄する方法において、該洗浄油の屈折率を
測定し、この測定結果から該洗浄油中に溶出した重質油
分量を求めることを特徴とする石油精製設備の洗浄方
法。 - 【請求項２】 請求項１において、該洗浄油の屈折率を
経時的に測定することにより、該洗浄油中に溶出した重
質油分量を経時的に求め、この結果に基いて洗浄の終了
判定を行うことを特徴とする石油精製設備の洗浄方法。 - 【請求項３】 請求項２において、該洗浄油中の重質油
分量の経時増加量が所定値以下となった時点を洗浄の終
了とすることを特徴とする石油精製設備の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002128430A JP2003320333A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 石油精製設備の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002128430A JP2003320333A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 石油精製設備の洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003320333A true JP2003320333A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29542182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002128430A Pending JP2003320333A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 石油精製設備の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003320333A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005272671A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Cosmo Oil Co Ltd | 硫酸式アルキレーション装置の洗浄方法 |
| WO2012023526A1 (ja) * | 2010-08-19 | 2012-02-23 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 反応器の洗浄方法 |
| JP2014101452A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Kurita Engineering Co Ltd | 有機付着物の除去方法 |
| CN108845112A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-11-20 | 深圳市亚泰光电技术有限公司 | 一种油品检测清洗装置及其使用方法 |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002128430A patent/JP2003320333A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005272671A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Cosmo Oil Co Ltd | 硫酸式アルキレーション装置の洗浄方法 |
| JP4588345B2 (ja) * | 2004-03-25 | 2010-12-01 | コスモ石油株式会社 | 硫酸式アルキレーション装置の洗浄方法 |
| WO2012023526A1 (ja) * | 2010-08-19 | 2012-02-23 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 反応器の洗浄方法 |
| JP2012041451A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Japan Oil Gas & Metals National Corp | 反応器の洗浄方法 |
| US20130146088A1 (en) * | 2010-08-19 | 2013-06-13 | Japan Oil, Gas And Metals National Corporation | Method for washing reactor |
| CN103210066A (zh) * | 2010-08-19 | 2013-07-17 | 日本石油天然气·金属矿物资源机构 | 反应器的清洗方法 |
| CN103210066B (zh) * | 2010-08-19 | 2016-03-16 | 日本石油天然气·金属矿物资源机构 | 反应器的清洗方法 |
| EA023515B1 (ru) * | 2010-08-19 | 2016-06-30 | Джэпэн Ойл, Гэз Энд Металз Нэшнл Корпорейшн | Способ промывки реактора |
| US10076773B2 (en) | 2010-08-19 | 2018-09-18 | Japan Oil, Gas And Metals National Corporation | Method for washing reactor |
| JP2014101452A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Kurita Engineering Co Ltd | 有機付着物の除去方法 |
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