JP2003320156A - 記録媒体 - Google Patents

記録媒体

Info

Publication number
JP2003320156A
JP2003320156A JP2002130879A JP2002130879A JP2003320156A JP 2003320156 A JP2003320156 A JP 2003320156A JP 2002130879 A JP2002130879 A JP 2002130879A JP 2002130879 A JP2002130879 A JP 2002130879A JP 2003320156 A JP2003320156 A JP 2003320156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
recording medium
display
unit
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002130879A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Tozaki
智弘 戸崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2002130879A priority Critical patent/JP2003320156A/ja
Publication of JP2003320156A publication Critical patent/JP2003320156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所持勝手が悪化や、表示性能が大幅な低下の
発生を解消すること。 【解決手段】 外部から動作電力の供給を受けるための
電力入力部74と、有機エレクトロルミネッセンス材料
に電界を印加させて発光させることにより各種の可変表
示を実施可能な有機EL表示部72と、該有機EL表示
部72に表示するための表示信号を受け付けるための表
示信号入力部74と、少なくとも記録媒体を識別可能と
するための記録媒体識別情報を記録するための記録部7
5と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、主に遊技場等に
おいて会員カード等に使用される記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技場においては、遊技者の利便
性向上のために、大当り回数や始動回数等の遊技情報や
遊技機の遊技方法やリーチに関する情報等の遊技機に関
する情報や、貯玉やポイント数等の各種情報の表示を行
う表示装置を、遊技機に対応して設けられる台間装置や
呼び出しランプ等の遊技用装置に設けたものが利用され
てきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
表示装置を台間装置や呼び出しランプ等の遊技用装置に
設ける場合には、これら表示装置が比較的大きな面積を
占有することになり、台間装置等の高機能化が困難とな
る場合があることから、これらの問題を回避するため
に、これら台間装置等において使用される会員カードや
プリペイドカード等の記録媒体に表示部を設けること
で、省スペースに対応することが考えられる。
【0004】これら記録媒体に表示部を形成する場合に
は、該表示部として薄型平面ディスプレイである液晶パ
ネルが通常用いられるが、これら液晶パネルを使用する
と、記録媒体の厚みが比較的厚くなり、所持勝手が悪く
なってしまうとともに、該所持中の曲げ応力等により液
晶パネルの表示性能が低下したり、最悪の場合にはパネ
ルが破損してしまう場合があるという問題があった。
【0005】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、省スペースに対応するために記録媒
体に表示部を設けた場合であっても、記録媒体の所持勝
手が悪化することなく、表示部の表示性能が大幅に低下
することのない記録媒体を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の記録媒体は、外部から動作電力の供給
を受けるための電力入力部と、有機エレクトロルミネッ
センス材料に電界を印加させて発光させることにより各
種の可変表示を実施可能な有機EL表示部と、該有機E
L表示部に表示するための表示信号を受け付けるための
表示信号入力部と、少なくとも記録媒体を識別可能とす
るための記録媒体識別情報を記録するための記録部と、
を備えることを特徴としている。この特徴によれば、前
記表示部を有機エレクトロルミネッセンス材料に電界を
印加させて発光させることにより各種の可変表示を実施
可能な有機ELとすることで、表示パネルの厚みを従来
に比較して大幅に薄くできることから記録媒体の所持勝
手が悪化することがなく、更には、これら表示パネルの
基材を可撓性の高分子フィルム材とすることで、記録媒
体に該所持中の曲げ応力等が加わっても、これら曲げ応
力に追随できるようになるため、これら所持中の応力の
印加によっても表示部の表示性能が大幅に低下すること
を回避できる。
【0007】本発明の記録媒体は、前記記録部は、少な
くとも非接触にて記録データの出力が可能な非接触デー
タ出力手段と、前記記録媒体識別情報を電気的に記憶す
るメモリとを有することが好ましい。このようにすれ
ば、記録媒体の記録情報の出力に際して、記録媒体を移
動させる必要等がなく、よって記録媒体の損耗を低減で
きる。
【0008】本発明の記録媒体は、前記有機EL表示部
と記録部とを別領域に有することが好ましい。このよう
にすれば、記録部の記録情報の読み出し等に際して、前
記有機EL表示部への傷付き等を防止できる。
【0009】本発明の記録媒体は、記録媒体の形状が長
方形であって、前記表示信号入力部を該長方形の長辺方
向端部位置に備えることが好ましい。このようにすれ
ば、前記表示部の大きさを比較的大きくすることができ
る。
【0010】本発明の記録媒体は、前記記録媒体が、前
記記録部に遊技場において会員登録を実施した会員を特
定可能な会員識別情報が記録された会員用記録媒体であ
ることが好ましい。このようにすれば、会員用記録媒体
を所持する会員遊技者が前記表示部の表示を確認できる
ようになるため、会員用記録媒体の利用価値を向上でき
る。
【0011】本発明の記録媒体は、前記記録媒体が、前
記記録部に貨幣の支払いに応じた価値であって、遊技に
使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な情報が記録
された遊技用記録媒体であることが好ましい。このよう
にすれば、該記録媒体を使用して遊技を実施でき、複数
の記録媒体を所持する手間を省くことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 (実施例)図1は、本発明の記録媒体である会員カード
37が使用可能な遊技用装置としてのカードユニット3
並びに該カードユニット3に対応する遊技であるカード
リーダ式パチンコ機(以下パチンコ機)2を示す図であ
り、本実施例のカードユニット3は、該カードユニット
3にて使用される会員カード37並びにビジターカード
38の管理等を行う管理コンピュータ(図示せず)と、
前記会員カード37を所持する会員遊技者の貯玉等を管
理する会員管理コンピュータ(図示せず)と、から主に
構成されており、前記管理コンピュータ、会員管理コン
ピュータ、カードユニット3とは図示しないハブ(HU
B)並びに中継器を介して双方向のデータ通信可能に接
続されていて、各接続機器にはそれぞれローカルIPア
ドレスが付与されてローカルエリアネットワーク(LA
N)が形成されており、各ローカルIPアドレスを送信
データに付与して送受信することにより、互いにデータ
の送受を実施できるようになっている。
【0013】また、前記管理コンピュータ(図示せず)
は、通信回線を介してカード管理会社に設置された管理
サーバ(図示せず)と双方向のデータ通信を実施できる
ように接続されていて、カード管理会社は、該管理サー
バにて各遊技場の会員カード37並びにビジターカード
38による売上や、管理コンピュータ(図示せず)並び
にカードユニット3のエラー状況等を把握できるように
なっている。
【0014】初めに、本実施例にて前記会員カード37
並びにビジターカード38に用いた記録媒体について図
9並びに図10に基づき説明すると、本実施例では予め
会員登録をした会員遊技者に対して発行される表示機能
を有する図9に示す会員カード37と、会員ではないビ
ジター遊技者が使用する表示機能を有しない図10に示
すビジターカード38と、の2種類のICカードを用い
ている。
【0015】まず、本発明の記録媒体である会員カード
37について説明すると、本実施例の会員カード37に
用いた記録媒体は、図9に示すように、通常のカードと
同様の長方形状とされた基体70の長辺側の一方端側
に、内部に記録媒体識別情報であるカードIDと会員を
識別可能とするための会員ID等の会員情報を含む各種
データを記憶可能な不揮発性のメモリ等を有する集積回
路チップ(ICチップ)75と、非接触にて該不揮発性
メモリの記憶データや書き込みデータを送受信可能とす
るとともに、外部から動作電力の供給を受けるためのコ
イルアンテナ76が内蔵されている。
【0016】また、本実施例では、データの記憶を前記
ICチップ75内の不揮発性メモリに電気的に記憶する
ようにしているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、これらのデータを磁気ストライプやバーコード等
にて記録するようにしても良い。
【0017】また、前記集積回路チップ(ICチップ)
75が設けられている端部側には、前記基体70の凹部
に嵌入されて収納されている薄型の有機ELパネル71
による表示部72に表示される表示情報の表示信号入力
並びに有機ELパネル71を駆動するための駆動電力を
受け付けるための接続端子74が設けられており、該接
続端子74が後述するカードユニット3の装着口319
に装着されることで、後述するICカードリーダライタ
327の装着端子383から接続端子74を介して表示
信号並びに動作電力が供給されて、前記有機ELパネル
71に種々の情報が表示されるようになっているととも
に、該ICカードリーダライタ327により、前記集積
回路チップ(ICチップ)75に記憶されている各種デ
ータが、非接触にて入出力される。
【0018】このように、本実施例では、集積回路チッ
プ(ICチップ)75の記憶データや書き込みデータ
を、非接触にて送受できるようにしており、このように
することは、これら記憶データや書き込みデータの送受
に際して、会員カード37やビジターカード38が移動
させる等の必要がなく、該カードの損耗を低減できるこ
とから好ましいが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、これらの記憶データや書き込みデータの授受を、
後述する接続端子74と同様の接続端子を介して接触状
態で実施するようにしても良い。
【0019】また、前記有機ELパネル71と前記接続
端子74との間には、該接続端子74にて受け付けた表
示信号に基づき、前記有機ELパネル71を駆動して表
示制御を行うためのELパネルドライバIC73が、設
けられており、これらELパネルドライバIC73は、
前記有機ELパネル71の基材となる高分子フィルム上
にテープオートボンディング(TAB)方式にて直接実
装されて、前記基体70の凹部内に収納配置されてお
り、前記表示部72を除く該基体70の凹部を覆うよう
に、表面保護フィルム78が貼付されている。
【0020】このように、本実施例では、表示信号の授
受のために接続端子74を設けているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら表示信号や有機EL
パネル71並びにELパネルドライバIC73の動作電
力を前記コイルアンテナ76による非接触通信と同様
に、非接触状態で送受されるようにしても良い。
【0021】また、本実施例では、前記表示部72とコ
イルアンテナ76並びにICチップ75とを別領域に設
けており、このようにすることは、記録データの書き込
みや読み出しに際して、前記表示部92への傷付き等を
防止できるばかりか、読み出し並びに書き込みの精度を
向上できることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これらを同一の領域内に配置するよ
うにしても良い。
【0022】また、本実施例に用いた前記有機ELパネ
ル71には、電界を印加することで蛍光あるいは燐光を
発する低分子或いは高分子のジアミン類などの有機電界
発光(EL)材料を好適に使用でき、本実施例では、水
分等の非透過性に優れた透明な高分子フイルム上に酸化
インジウム薄膜により形成された正極をエッチングによ
りパターン化して透明な陽極を形成した上に、導電性高
分子から成るバッファ層を形成した陽極フィルムと、水
分等の非透過性に優れた高分子フィルムにアルミ蒸着に
より形成されたアルミ層をエッチングによりパターン化
して陰極とした陰極フィルムとの間に、前記有機電界発
光(EL)材料を狭持して、封入することで、非常薄く
かつ可撓性を有する有機ELパネル71としており、該
薄型の有機ELパネル71を前記基体70の凹部に内挿
して収納している。
【0023】また、本実施例の会員カード37の1長辺
には、図9に示すように、切欠き部77が設けられてお
り、会員カード37が前記装着口319に装着された際
に、該切欠き部77が後述するロックピン382’と係
合して該会員カード37の脱落と抜き取りが防止される
ようになっている。
【0024】次いで、本実施例に用いたビジターカード
38について説明すると、本実施例に用いたビジターカ
ード38は、図10に示すように、外形等は前記会員カ
ード37とほぼ同一とされていて、会員カード37と同
様に内部に記録媒体識別情報であるカードID等や遊技
用価値である度数の情報を含む各種データを記憶可能な
不揮発性のメモリ等を有する集積回路チップ(ICチッ
プ)75と、非接触にて該不揮発性メモリの記憶データ
や書き込みデータを送受信可能とするとともに、外部か
ら動作電力の供給を受けるためのコイルアンテナ76が
内蔵されているが、前記会員カード37に設けられてい
た有機ELパネル71やELパネルドライバIC73、
接続端子74が設けられていない構成とされている。
【0025】また、このビジターカード38にも、前記
会員カード37と同様に切欠き部77が設けられてお
り、ビジターカード38が前記装着口319に装着され
た際に、該切欠き部77が後述するロックピン382’
と係合して該ビジターカード38の脱落と抜き取りが防
止されるようになっている。
【0026】また、これら会員カード37並びにビジタ
ーカード38に搭載されている前記ICチップの内部メ
モリには、各カードを個別に識別可能とするとともに、
該カードが使用を許諾された遊技場(本実施例ではカー
ド会社から会員カード37並びにビジターカード38を
購入した遊技場)を特定可能な遊技場コードを含むカー
ドIDや、該カードに残存する度数の大きさである遊技
用価値情報や、各機器との相互認証を実施する際に使用
される機器認証用暗号データや実際の記録データの送受
信においてデータの暗号化に使用される暗号鍵データ、
並びに書き換え回数データ等が記録されている。
【0027】次に、本実施例のカードユニット3につい
て説明すると、該カードユニット3の前面には、図1に
示すように、その最上部位置にはカードユニット3の動
作や管理コンピュータ(図示せず)との通信状態を報知
する動作ランプ301が設けられており、遊技場の係員
等がカードユニット3稼働状況や前記管理コンピュータ
との通信状態の不具合の発生を知覚できるようになって
いる。
【0028】この動作ランプ301の下方位置には、後
述する貸与処理における貸出単位(1回の貸出操作で使
用される度数の大きさ)の変更が可能である場合に点灯
される変更可能ランプ305と、該変更可能ランプ30
5が点灯中に操作されることで前記貸出単位を変更する
貸出単位変更ボタン306と、前記貸出単位等が表示さ
れる貸出単位表示部307と、前記会員カード37やビ
ジターカード38から読み出された度数等が表示される
度数表示部309と、対応する遊技機の連結方向を示す
方向指示ランプ311と、後述するカードリーダライタ
327にカードが挿入中である旨を示す挿入中ランプ3
12と、を有する操作基板320が設けられており、遊
技者が各種操作を実施可能とされている。
【0029】また、該操作基板320の下方位置には、
前記会員カード37或いはビジターカード38を装着す
るための装着口319が設けられており、該装着口31
9の周囲には、装着口319に装着される各カードを下
方並びに背面から保持並びに保護するように設けられた
断面視略L字状とされた保護板318と、前記ロックピ
ン382’による保持が解除されてカードの抜き取りが
可能であることを点滅点灯により報知する抜取可ランプ
313が設けられている。
【0030】また、これら装着口319の下方位置に
は、再プレイ時の暗証番号等を入力するためのテンキー
314と、該テンキー314にて入力した暗証番号を決
定する場合や前記貯蓄玉数のうちの所定の玉数払戻を実
施するための再プレイキー315と、装着されたカード
が会員カード37である場合において、度数を使用して
の遊技と該会員カード37の会員IDにより特定される
貯蓄玉数を用いて遊技との切替を実施する場合に操作さ
れるプレイ選択キー316と、前記会員カード37の表
示部72に表示される内容を変更する際に操作される表
示切替キー317と、が設けられた操作基板321が配
設されている。
【0031】また、該操作基板321の下方位置には、
紙幣を挿入可能とされた紙幣挿入口302が設けられて
いて、遊技者は貨幣として紙幣を挿入することで、自分
の所有する会員カード37やビジターカード37に追加
入金を実施できるようになっている。
【0032】この本実施例に用いたカードユニット3の
構成を図4並びに図5に基づいて説明すると、該カード
ユニット3には、最上部前面位置に設けられている前記
動作ランプ301が接続されるとともに、前記変更可能
ランプ305や貸出単位変更ボタン306、貸出単位表
示部307、度数表示部309、方向指示ランプ31
1、挿入中ランプ312、前記貸出単位表示部307や
度数表示部309の表示ドライバ(図示略)等が実装さ
れ、これら各部と後述する制御ユニット328との制御
信号の入出力等が行われる操作基板320が設けられて
おり、これら操作基板320は、カードユニット3の前
面パネルに沿って配置されている。
【0033】該操作基板320の下部位置には、前記装
着口319に連設するように配置され、これら装着口3
19に挿入されて受付けた会員カード37並びにビジタ
ーカード38の前記ICチップ75に記録されている記
録情報の読み出し並びに書き込み等を行うとともに、挿
入されたカードが会員カード37である場合において、
該会員カード37に設けられている表示部72への表示
処理を行うカードリーダライタ327が設けられてい
る。
【0034】この本実施例に用いたカードリーダライタ
327の構成を図3に基づき説明すると、該カードリー
ダライタ327の内部には、前記装着口319に繋がる
ように、カードの先端部が嵌入可能な装着部380が設
けられており、該装着部380の装着口319側には、
図示しないスプリングにより付勢されて開閉自在とされ
たシャッタ381が設けられており、該装着部380に
カードが装着されていない場合には、前記装着口319
が前記シャッタ381により塞がれるようになってい
る。
【0035】また、前記装着部380内には、前記接続
端子74と電気的に接続され、表示信号並びに動作電力
の供給を行うための装着端子383が内設されており、
該装着端子383から導出された信号線がカードリーダ
ライタ327内部に設けられた表示制御基板386に接
続されている。
【0036】また、前記装着部380の上端所定位置に
は、前記会員カード37並びにビジターカード38の切
欠き部77と係合するロックピン382’の出没を行う
ソレノイド282が設けられているとともに、該ソレノ
イド282が設置側と反対側となる装着部380の側面
には、前記コイルアンテナ76を介してICチップ75
に記憶されている記憶データや書き込みデータを非接触
にて送受信可能とされるとともに、該ICチップ75に
電力供給を非接触にて実施する通信ヘッド384が設け
られており、該通信ヘッド384は、装着された会員カ
ード37並びにビジターカード38とのデータ送受の制
御を行う通信基板385と、前記ソレノイド282の出
没制御等を初めとする該カードリーダライタ327の制
御を行うコントローラ等が実装された制御基板(図示
略)とが内蔵されていて、該制御基板は、後述する制御
ユニット328に接続されており、該制御ユニット32
8との各種データの送受が実施可能とされている。
【0037】また、カードユニット3内の下部位置に
は、前記紙幣挿入口302に連設され、該紙幣挿入口3
02に投入された紙幣を取り込んでその真贋や紙幣種別
の識別を実施し、その識別結果を装置中央部に設けられ
ている後述の制御ユニット328に出力する紙幣識別ユ
ニット322が設けられており、該紙幣識別ユニット3
22にて各種紙幣(1万円、5千円、2千円、千円の各
紙幣)の受付が可能とされている。
【0038】また、カードユニット3の略中央部位置に
は、前記紙幣識別ユニット322やカードリーダライタ
327に接続され、該紙幣識別ユニット322との各種
信号の入出力を行うI/Oポート332a、前記カード
リーダライタ327に接続され、該カードユニット3と
の各種データの送受を行うためのI/Oポート332
d、前記操作基板320並びにプレイ選択キー316と
再プレイキー315とに接続されて各種信号の入出力を
行うI/Oポート332b、前記パチンコ機2の賞球制
御基板237や操作基板18との各種信号の入出力を行
うI/Oポート332c、前記ハブ並びに通信ケーブル
を介して管理コンピュータ(図示せず)並びに前記会員
管理コンピュータ(図示せず)とのデータ通信を行うた
めの通信部334、対応するパチンコ機2の上方位置に
設置された外部機器としての呼出ランプ4(図1参照)
に接続され、該呼出ランプ4に対して該呼出ランプ4を
点灯させるための点灯指示信号を出力するとともに、対
応するパチンコ機2が設置されている遊技島の該パチン
コ機2の上部位置並びに下部位置に設けられた補給球計
数器24並びにアウト球計数器26(図1参照)より出
力された計数信号や前記パチンコ機2の情報出力部29
8から出力される大当り情報や確変大当り情報、並びに
プレミアム発生情報等の各種遊技情報の出力を受付ける
データ入出力部336、現在の時刻情報を出力するリア
ルタイムクロック(RTC)333、これらカードユニ
ット3を構成する各部の制御や前記操作基板18に実装
された度数表示部17の制御等を実施するMPU32
9、各種レジスタやワークメモリ等として使用されるR
AM330、前記MPU329が実行する制御内容が記
述された制御プログラムや該カードユニットの装置ID
等の情報等が記憶されたROM331等が設けられた制
御ユニット328を内蔵しており、これら各部は図5に
示すように接続されていて、前記MPU329が実行す
る制御プログラムにより、カードユニット3を構成する
各部の動作が制御される。
【0039】また、本実施例のカードユニット3は、図
4に示すように、カードユニット3本体とその上下位置
に形成されたユニットホルダ31’にて係合し、該カー
ドユニット3本体を前面方向に引き出し可能に保持する
ユニットホルダ31を介して遊技島に設置されており、
カードユニット3の前面下部位置には、シリンダ錠(図
示略)が設けられていて、係員等が所持する解錠キーに
より施錠を解除することでカードユニット3が引き出し
できるようになっている。また、該ユニットホルダ31
には、各種接続ケーブルを中継するためのコネクタが設
けられており、前記インターネット接続用基板に接続さ
れる通信ケーブルや前記制御ユニット328に接続され
る通信ケーブル、並びに前記テレビチューナーユニット
に接続される同軸ケーブル等が、該ユニットホルダ31
を介して中継接続されていて、これら通信ケーブルや同
軸ケーブル等が前記カードユニット3本体の引き出し時
に絡まって、カードユニット3本体が引き出せなくなっ
てしまうことがないように工夫されている。
【0040】また、本実施例に用いた紙幣識別ユニット
322は、その後端側(紙幣挿入先端側)が紙幣回収路
(図示略)を介して遊技島内を横断するように架設され
た紙幣搬送路(図示略)に連結されている。該紙幣識別
ユニット322は、会員カード37またはビジターカー
ド38が受付中であって、読み出された度数が所定以下
の場合(10度以下の場合)、或いは会員カード37が
受付け中ではない場合において、紙幣の挿入を受付け、
該受付けた紙幣を識別するように前記制御ユニット32
8にて制御される。この識別により受付けた紙幣が正規
の紙幣(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円
紙幣、10000円紙幣)であると識別した場合には、
該識別結果を前記制御ユニット328に出力するととも
に、該識別した紙幣を前記紙幣搬送路に送り出すととも
に、紙幣の識別ができない場合には受付けた紙幣を返却
するようになっている。また、本実施例において前記紙
幣識別ユニット322は、カードユニット3(カードリ
ーダライタ327)と管理コンピュータ(図示せず)と
が通信接続されていない(通信障害時を含む)場合にお
いて、1000円紙幣のみを受付け、それ以外の紙幣を
返却して受付けないように前記制御ユニット328にて
制御されているとともに、会員カード37またはビジタ
ーカード38が受付中であって、該会員カード37また
はビジターカード38により特定される度数が所定以上
(本実施例では11度数以上)残存する場合には、いず
れの紙幣も受付けないように制御ユニット328にて制
御されている。
【0041】また、前記RAM330内のメモリ構成は
図6に示すような構成とされており、その下位領域は前
記MPU329が実施する各種処理において該MPU3
29が使用可能なワークメモリ領域に割り当てられてい
る。
【0042】また、その上位領域には、前記挿入された
カードから読み出した読み出しデータを一時記憶するた
めの読み出しデータ記憶領域と、該読み出しデータから
抽出したカードIDが記憶されるカードID記憶領域
や、前記読み出しデータ中の遊技用価値情報である残度
数データが記憶される度数データ記憶領域や、同一のカ
ードの挿入中において使用された度数データが加算記憶
される使用度数データ記憶領域や、同一のカードの挿入
中において入金された入金額に相当する度数データが加
算記憶される入金データ記憶領域が設けられている。
【0043】また、更に上位領域には、図6に示すよう
に、挿入されたカードが会員カード37である場合にお
いて、前記磁気ストライプから読み出された会員IDが
記憶される会員ID記憶領域と、該会員IDに対応して
前記会員管理コンピュータ(図示せず)より返信されて
くる暗証番号データ並びにポイント数を記憶するための
暗証番号記憶領域とポイント数記憶領域や、再プレイ回
数を記憶するための貯蓄価値記憶領域としての再プレイ
回数記憶領域や、会員カード37の挿入時の対応するパ
チンコ機2のIN/OUT数や特賞回数等の遊技情報が
記憶される遊技者データ記憶領域や、対応するパチンコ
機2の総IN/OUT数や大当り回数や確変大当り回
数、始動回数等の遊技情報が記憶される台データ記憶領
域と、が設けられている。
【0044】また、これら各記憶領域の更に上位領域
は、該カードユニット3における度数の使用や入金の使
用履歴を登録するためのカード使用履歴記憶領域とされ
ており、該カード使用履歴記憶領域においては、度数使
用や入金があった際に、そのカードIDと、加減算され
た度数の大きさと、その時点での前記リアルタイムクロ
ック(RTC)333から出力される時刻とが記憶され
るようになっており、これらカード使用履歴記憶領域に
は、1000回分の使用履歴が登録可能とされており、
約2日分の使用履歴を登録できるようになっている。
【0045】また、前記台データ記憶領域には、制御ユ
ニット328に接続されている前記補給球計数器24並
びにアウト球計数器26からの計数信号の入力に基づく
営業開始時点からの補給球総数(IN数)並びにアウト
球総数(OUT数)が加算記憶されるとともに、前記遊
技者データ記憶領域には、会員カード37の挿入中にお
ける前記補給球総数(IN数)並びにアウト球総数(O
UT数)が記憶され、会員カード37の返却時における
前記補給球総数(IN数)並びにアウト球総数(OUT
数)と前記会員カード37の挿入時の補給球総数(IN
数)並びにアウト球総数(OUT数)とが前記会員管理
コンピュータ(図示せず)へ送信されることで、会員管
理コンピュータ(図示せず)は、該会員遊技者の収支を
把握することができるようになっている。
【0046】また、前記台データ記憶領域には、前記情
報出力部298から出力される大当り情報や確変大当り
情報並びに始動情報に基づく特賞回数や確変回数、始動
回数が加算記憶されるとともに、会員カード37の挿入
中においては、前記遊技者データ記憶領域にも特賞回数
並びに確変回数が加算記憶され、これら遊技者データ記
憶領域のデータが、会員カード37の返却時に前記会員
管理コンピュータ(図示せず)へ送信されることで、該
会員の遊技中において発生した大当り(特賞)や確変大
当りの回数を前記会員管理コンピュータ(図示せず)が
把握できるようになっている。また、前記台データ記憶
領域の遊技データは、営業終了時の締め処理において会
員管理コンピュータ(図示せず)へ送信されることで、
各パチンコ機2にて営業中に発生した大当り総回数(特
賞総回数)を会員管理コンピュータ(図示せず)が把握
することができるようになっている。
【0047】ここで、本実施例において前記カードユニ
ット3が対応する前記パチンコ機2について簡潔に説明
すると、該パチンコ機2は、図1に示すように、額縁状
に形成されたガラス扉枠202を有し、該ガラス扉枠2
02の下部表面には打球供給皿203がある。打球供給
皿203の上面所定箇所には、操作部14が設けられて
いるとともに、打球供給皿203の下部には、打球供給
皿203から溢れた景品玉を貯留する余剰玉受皿204
と打球を発射する打球操作ハンドル(以下操作ノブ)2
05とが設けられている。
【0048】前記操作部14の上面には、図2に示すよ
うに、前記カードユニット3において前記会員カード3
7或いはビジターカード38より読み出された度数が表
示される度数表示部17と、遊技の開始または前記打球
供給皿203に持玉が少なくなったか或いは無くなった
際に押圧操作されることで、前記度数表示部17に度数
が存在する場合に所定数量のパチンコ玉の貸出がパチン
コ機2より実施される貸出ボタン16と、遊技の終了時
にて前記カードユニット3に受付中の会員カード37を
返却させるための返却ボタン15と、が設けられてお
り、これら各部は操作部14内部に設けられている操作
基板18上に実装されている。
【0049】前記ガラス扉枠202の後方には、図1に
示すように、遊技盤206が着脱可能に取付けられてい
る。また、遊技盤206の前面には遊技領域207が設
けられている。この遊技領域207の中央付近には、
「特別図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示
される可変表示部209と、「普通図柄」と呼ばれる複
数種類の識別情報が可変表示される可変表示装置210
とが設けられている。また遊技盤206には、複数の入
賞口224や通過ゲート211、始動入賞口214、可
変入賞球装置216が設けられているとともに、遊技領
域207の下部には、入賞しなかった打込玉を回収する
アウト口226が形成されている。
【0050】前記打球操作ノブ205の操作によって揺
動されるハンマー(図示略)によって発射された打玉
は、打球レールを通って遊技領域207に入り、その
後、遊技領域207を流下していく。この際、発射勢い
が弱すぎて前記遊技領域207に達しなかったパチンコ
玉は、環流経路(図示略)を通じて前記余剰玉受皿20
4に環流されるようになっている。
【0051】また、前記遊技領域207に打ち込まれた
打込玉が通過ゲート211を通過すると、可変表示装置
210に停止表示されている普通図柄が可変開始する。
【0052】可変表示装置210の可変表示動作後の表
示結果が予め定められた特定の表示結果(たとえば7)
となった場合に、始動入賞口214に設けられた可動片
215が所定時間開成して遊技者にとって有利な状態と
なる。
【0053】また、始動入賞口214にパチンコ玉が入
賞すると、可変表示部209において全特別図柄が可変
表示(変動表示)を開始する。そして、その後、左、
中、右の特別図柄が停止し、その停止表示結果が予め定
められた特定の表示態様(たとえば777)となった場
合に、特定遊技状態(大当り状態)が発生する。このよ
うに大当り状態が発生した場合には、可変入賞球装置2
16に設けられた開閉板220が開成して遊技者にとっ
て有利な第1の状態となる。この第1の状態は、所定期
間(たとえば30秒間)の経過または打玉の所定個数
(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件
が成立することにより終了し、その後、遊技者にとって
不利な第2の状態となる。第1の状態となっている可変
入賞球装置216の大入賞口内に進入した打玉が特定入
賞領域(Vポケット)に入賞して図示しないVカウント
スイッチにより検出されれば、その回の第1の状態の終
了を待って前記第2の状態から前記第1の状態に制御す
る繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の
上限回数は例えば15回と定められている。
【0054】次いで、本実施例のパチンコ機2の構成を
図5に基づいて説明すると、該パチンコ機2には、前記
可変表示部209の表示制御を行う表示制御基板280
と、図示しない玉タンクに供給されたパチンコ玉の払出
を実施する玉払出装置297に接続され、後述の遊技制
御基板231から出力される賞球信号並びにカードユニ
ット3より入出力される各種信号に基づきパチンコ玉の
払出制御を行う賞球制御基板237と、遊技効果ランプ
等の制御を実施するランプ制御基板235と、スピーカ
から出力される音声の制御を行う音声制御基板270
と、前記打球操作ハンドル205の操作に基づき打球供
給皿203に払い出されたパチンコ玉を遊技領域207
に発射する打球発射装置の制御を行うとともに、前記賞
球制御基板237に対して稼働信号を出力する発射制御
基板291と、これら各部の制御を実施する遊技制御基
板231と、が設けられており、これらは図7に示すよ
うに接続され、前述の打球供給皿203に払い出された
パチンコ玉を使用して遊技を実施できるようになってい
る。
【0055】また、前記賞球制御基板237は、前記カ
ードユニット3の制御ユニット328(図5参照)に信
号ケーブル9を介して接続されており、後述の台端末貸
出完了信号(EXS)や台READY信号(PRDY)
が前記カードユニット3の制御ユニット328に出力さ
れるようになっているとともに、前記カードユニット3
の制御ユニット328より出力される後述のカードユニ
ットREADY信号(BRDY)や台端末貸出要求完了
確認信号(BRQ)が入力されるようになっている。
【0056】また、前記遊技制御基板231は、パチン
コ機2における遊技情報を外部出力するための情報出力
部298に接続されており、該情報出力部298は、更
に前記賞球制御基板237にも接続されていて、遊技制
御基板231より出力された大当り信号や、確変大当り
信号、始動信号、前述したプレミアムリーチが発生した
場合に出力されるプレミアムリーチ発生信号等の入力に
基づく大当り情報や確変大当り情報、始動情報、プレミ
アム発生情報等の各種遊技情報とを前記カードユニット
3に出力するようになっている。
【0057】また、前記操作基板18は、前述の賞球制
御基板237並びに信号ケーブル9を介してカードユニ
ット3に接続されており、前記貸出ボタン16が操作さ
れて遊技者による玉貸し操作がなされた場合に出力され
る貸出入力信号や、返却ボタン15が操作された場合に
出力される返却入力信号が、前記カードユニット3の制
御ユニット328に出力されるようになっているととも
に、該制御ユニット328より出力される前記度数表示
部17の度数表示信号が入力されることで該度数表示部
17に該度数表示信号に基づく度数が表示されるように
なっている。
【0058】以下、本実施例のカードユニット3におけ
る玉貸処理、入金処理、再プレイ処理について以下に簡
潔に説明する。
【0059】まず、会員遊技者がカードユニット3を利
用する場合には、前記装着口319に会員カード37の
接続端子74が形成されている側を装着方向先端側とし
て、保護板318上の溝部内を移動させて装着口319
に装着する。
【0060】該会員カード37の装着は、前記カードリ
ーダライタ327により接続端子74の接続により検出
され、前記ソレノイド382によりロックピン382’
が突出されて会員カード37がロックされた後、前記通
信ヘッド384により、ICチップ75に記憶されてい
るカードIDや会員ID並びに度数データ等の情報が読
み出されて前記制御ユニット328に出力され、前記読
み出しデータ記憶領域に一時記憶される。
【0061】これら会員カード37の装着に伴い、前記
カードリーダライタ327内の表示制御基板386は、
前記制御ユニット328から、前記台データ記憶領域に
記憶されている対応するパチンコ機2の台データを入手
して表示画面を生成し、該生成した表示画面の表示信号
を前記接続端子74を介して会員カード37に出力する
ことで、該表示信号に基づく台データの表示が、図10
に示すように、前記表示部72に表示される。
【0062】また、前記読み出しデータ記憶領域への一
時記憶に伴い、前記制御ユニット328は、装着された
カードが会員カード37であるか否かを会員IDの有無
にて判定し、会員IDが存在する場合には、該会員ID
を前記会員管理コンピュータに送信して該会員の貯蓄玉
数に基づく再プレイ回数とポイント数とを入手して前記
再プレイ記憶領域並びにポイント数記憶領域にそれぞれ
記憶する。
【0063】また、前記台データが表示されている段階
において、前記表示切替キー317を操作した場合に
は、前記表示制御基板386は、前記制御ユニット32
8から、前記再プレイ記憶領域並びにポイント数記憶領
域にそれぞれ記憶されている再プレイ回数とポイント数
とを入手して表示画面を生成し、該生成した表示画面の
表示信号を前記接続端子74を介して会員カード37に
出力することで、該表示信号に基づく際プレイ回数並び
にポイント数の表示が、図10に示すように、前記表示
部72に表示される。
【0064】また、前記制御ユニット328は、前記読
み出しデータ記憶領域に一時記憶された読み出しデータ
の内、カードIDと度数データとを前記管理コンピュー
タに対して、該カード(会員カード並びにビジターカー
ドも同様)の使用許諾とともに送信して該カードの使用
可否判定を受け、使用許諾の受信に基づき、該装着カー
ドのカードIDと度数データとを前記カードID記憶領
域並びに度数データ記憶領域に記憶するとともに、これ
ら度数データを前記度数表示部17,309に表示す
る。
【0065】これら度数表示の後に、遊技者が度数によ
る遊技を実施したい場合には、前記前記操作部14の貸
出ボタン16を操作することで、前記制御ユニット32
8から前記賞球制御基板に対して図7に示す所定の払出
信号の授受がなされて、対応するパチンコ機2から所定
数のパチンコ球の貸出がなされるようになっている。
【0066】この貸出処理を図7に基づき、より詳細に
説明すると、前記制御ユニット328は、前記パチンコ
機2より出力されるPRDYのHIGH/LOWを判定
し(Sb1)、PRDYがHIGHである場合には、所
定のエラー処理を実施し、貸与処理を終了する。
【0067】また、前記Sb1において前記PRDYが
LOWである場合には、BRDYをLOWに切替えた後
(Sb2)、BRQをLOWとして(Sb3)、パチン
コ機2からのEXSのHIGHの検出待ちの状態となり
(Sb4)、該EXSのLOWの検出に基づきBRQを
HIGHに切替え(Sb5)、EXSのHIGHの検出
待ちの状態となる(Sb6)。
【0068】次いで、パチンコ機2における1度分の払
出が完了され、EXSのHIGHを検出すると、MPU
329は前記度数データ記憶領域に記憶されている度数
を1度減算更新し、度数表示部17,309の度数を減
算した度数に表示更新し、BRQの回数をカウントし、
該カウントしたBRQの回数と貸出単位変更ボタン30
6にて設定されている貸出単位回数(本実施例ではデフ
ォルトでは1回の貸与処理で5度分の貸与処理が実施さ
れるので、デフォルトであれば5回)とを比較する。
【0069】この比較において前記カウントしたBRQ
の回数と貸出単位回数とが一致しない場合には、再び前
記処理を実施し、該比較において前記カウントしたBR
Qの回数と貸出単位回数とが一致した場合には、BRD
YをHIGHとし(Sb11)、前記にて減算した度数
(使用度数)とカードIDと前記リアルタイムクロック
(RTC)333より出力されるその時点の時刻とから
成る使用履歴を前記カード使用履歴記憶領域に登録す
る。
【0070】これら度数を使用してしまった場合でも、
本実施例のカードユニット3は、紙幣を投入して度数を
追加することができるようになっており、これら追加入
金処理について以下に説明すると、まず紙幣識別ユニッ
ト322により受付けた紙幣を識別し、これに基づき識
別結果を判定する。
【0071】該判定において識別結果が正常ではない場
合には、受付けた紙幣を返却し、入金処理を終了する。
【0072】また、前記識別結果が正常である場合に
は、前記度数データ記憶領域に記憶されている残度数が
入金可能な所定度数以下(本実施例では10度数以下)
であるかの判定を実施して、該判定において11度数以
上の残度数が残存する場合には、前記受付けた貨幣を返
却し、入金処理を終了する。
【0073】また、前記度数データ記憶領域に記憶され
ている残度数が10度数以下である場合には、前記識別
した紙幣の金額に相当する度数を加算度数としてセット
し、該セットした加算度数を前記度数表示部17,30
9に表示する。
【0074】次いで、制御ユニット328はこれらセッ
トした加算度数を前記度数データ記憶領域の残度数に加
算更新するとともに、該加算した加算度数(入金度数)
を前記入金データ記憶領域に記憶されている入金度数に
加算更新し、更に、前記カード使用履歴記憶領域に、前
記にて加算した加算度数(入金度数)とカードIDと前
記リアルタイムクロック(RTC)333より出力され
るその時点の時刻とから成る入金履歴を登録し、前記加
算更新された度数データ記憶領域の新たな度数を前記度
数表示部17,309に更新表示し、処理を終了するこ
とで、これら更新後の新たな度数を遊技に使用できるよ
うになる。
【0075】また、本実施例のカードユニット3は、装
着されたカードが会員カード37である場合に、一度遊
技にて獲得して貯蓄した貯蓄玉数を再度遊技に使用する
ことができる再プレイ機能を備えており、該再プレイ処
理について説明すると、まず、会員カード37の装着時
において、前記ICチップ75より読み出されて前記会
員ID記憶領域に記憶されている会員IDデータを前記
会員管理コンピュータ(図示せず)へ判定要求とともに
送信する。
【0076】該判定要求を受信に基づき会員管理コンピ
ュータ(図示せず)は、受信した会員IDに該当する登
録が会員情報テーブル(図示せず)に存在するかを判定
し(正否判定)、存在する場合には正規の会員カード3
7と判定して該会員情報テーブルに受信した会員IDに
対応付けて登録されている貯蓄玉数と暗証番号とポイン
ト数とを抽出し、該貯蓄玉数に該当する再プレイ回数、
具体的には、本実施例では1回の再プレイ操作において
500円分に相当する125球の返却を実施するのに、
貯玉の使用手数料13球を含めて138球の貯玉が必要
としていることから、例えば940球の貯玉があれば、
該940球を138にて除した値の整数値、すなわち6
回を再プレイ回数として算出し、該再プレイ回数と暗証
番号とポイント数並びに会員IDの登録が有った旨の判
定結果を返信する。尚、再プレイ回数が「0」となった
場合には、その旨を報知した後、再プレイ処理が終了さ
れる。
【0077】該返信を受けて前記制御ユニット328
は、受信した暗証番号、ポイント数並びに再プレイ回数
を前記暗証番号記憶領域、ポイント数領域並びに再プレ
イ回数記憶領域に記憶するとともに、返信されてきた判
定結果の判定を実施する。
【0078】該判定結果の判定において、判定結果が会
員IDの登録が無かった旨の返信であった場合には、前
記会員カード37の表示部72に会員IDがエラーであ
る旨を表示させて遊技者に対して報知して処理を終了
し、判定結果が会員IDの登録があった旨の正常認証で
ある場合には、暗証番号の入力回数変数Nに初期値
「0」をセットする。
【0079】次いで、前記テンキー314から暗証番号
を受け付け、該受付けた暗証番号と前記暗証番号記憶領
域に記憶されている暗証番号との比較を制御ユニット3
28が実施して、遊技者の本人確認を行う。
【0080】これら双方の暗証番号が一致しない場合に
は、前記入力回数変数Nの値が2に達しているか、すな
わち3回目の入力であるかの判定を実施し、Nの値が2
に達している場合には再プレイ処理を終了し、Nの値が
2に達していない場合には、入力回数変数Nに1を加算
して、再度前記暗証番号受付けに戻る。
【0081】また、前記双方の暗証番号が一致した場合
には、前記再プレイ回数記憶領域に記憶されている再プ
レイ回数を有効とし、該再プレイ回数とポイント数を前
記表示部72に表示させ、再プレイキー315の入力待
ち或いは返却ボタン15の操作待ち状態となる。
【0082】ここで、返却ボタン15が操作された場合
には、会員カード37の度数使用や入金等の情報や使用
履歴等が前記管理コンピュータ(図示せず)へ送信され
る返却処理が実施された後、前記ロックピン382’に
よる該会員カード37のロックが解除されるとともに、
前記抜取可ランプ313が点滅点灯制御される。
【0083】会員遊技者が再プレイのために前記再プレ
イキー315を操作した場合には、該操作が検出され
て、前記再プレイ回数記憶領域に記憶されている再プレ
イ回数が「0」であるかの判定を実施する。
【0084】該判定において再プレイ回数が「0」であ
る場合には、再プレイ処理を終了し、再プレイ回数が存
在する場合にはパチンコ球の払戻を実施する。
【0085】このパチンコ球の払戻処理の制御は、基本
的には前記貸与処理と同様に実施されて、対応するパチ
ンコ機2からパチンコ球の払出が実施される。
【0086】前記実施例における各要素は、本発明に対
して以下のように対応している。本発明の請求項1は、
外部から動作電力の供給を受けるための電力入力部(接
続端子74)と、有機エレクトロルミネッセンス材料に
電界を印加させて発光させることにより各種の可変表示
を実施可能な有機EL表示部(表示部72)と、該有機
EL表示部(表示部72)に表示するための表示信号を
受け付けるための表示信号入力部(接続端子74)と、
少なくとも記録媒体を識別可能とするための記録媒体識
別情報を記録するための記録部(ICチップ75)と、
を備える。
【0087】本発明の請求項2は、前記記録部(ICチ
ップ75)は、少なくとも非接触にて記録データの出力
が可能な非接触データ出力手段(コイルアンテナ76)
と、前記記録媒体識別情報を電気的に記憶するメモリ
(不揮発性メモリ)とを有する。
【0088】本発明の請求項3は、前記有機EL表示部
(表示部72)と記録部(ICチップ75)とを別領域
に有する。
【0089】本発明の請求項4は、記録媒体(会員カー
ド37)の形状が長方形であって、前記表示信号入力部
(接続端子74)を該長方形の長辺方向端部位置に備え
る。
【0090】本発明の請求項5は、前記記録媒体(会員
カード37)が、前記記録部(ICチップ75)に遊技
場において会員登録を実施した会員を特定可能な会員識
別情報(会員ID)が記録された会員用記録媒体(会員
カード37)である。
【0091】本発明の請求項6は、前記記録媒体(会員
カード37)が、前記記録部(ICチップ75)に貨幣
の支払いに応じた価値であって、遊技に使用可能な遊技
用価値(度数)の大きさを特定可能な情報(カードI
D、度数データ)が記録された遊技用記録媒体である。
【0092】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0093】例えば、前記実施例では、前記接続端子7
4を長方形状の会員カード37の長辺方向端部位置に形
成して、該端部をカードユニット3の前記装着口319
に装着するようにして、表示面積を最大限に大きくでき
るようにしているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば図11に示すように、これら接続端子を
短辺方向端部位置に形成して、縦長の表示部を形成する
ようにしても良い。
【0094】また、前記実施例では、記録媒体を会員識
別情報である会員IDが記録された会員カード37とし
た例を示したが、このようにすることは、会員カード3
7の付加価値を向上できることから好ましいが、本発明
はこれに限定されるものではなく、前記ビジターカード
38に本発明の記録媒体を適用するようにしても良い。
【0095】また、前記実施例では、会員カード37に
度数データやカードIDを記憶しておき、該会員カード
37にて遊技用価値である度数による遊技を可能とし、
該会員カード37を遊技用記録媒体として使用できるよ
うにしているが、このようにすることは、遊技者が複数
のカードを携行する面倒を解消できることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではなく、前記度数
による遊技が不能な会員カード等としても良い。
【0096】また、前記実施例では実施していないが、
例えばカードユニット3内にテレビチューナーユニット
やインターネット接続用基板等を設けることで、テレビ
映像やインターネットコンテンツを前記表示部72に表
示できるようにしても良い。
【0097】また、前記実施例では、前記表示部72に
は、対応するパチンコ機2に関する遊技情報である台デ
ータや、会員遊技者の再プレイ回数やポイント数を表示
するようにしているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、これらパチンコ機2に関する情報として、該
パチンコ機2の遊技方法等の説明等を表示するようにし
ても良いし、更には、これら台データ等のパチンコ機2
に関する情報を表示しない構成としても良い。
【0098】また、前記実施例では、記録媒体である会
員カード37やビジターカード38が装着される遊技用
装置として、装着された会員カード37やビジターカー
ド38の度数、並びに会員カード37の貯玉を使用して
カードリーダ式パチンコ機2にパチンコ玉の払出(払
戻)を実施させるカードユニット3を例示しているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら遊技用
装置としては、前記度数による払出と、会員カード37
の貯玉の払出のいずれか一方の機能しか有しない遊技用
装置や、これらいずれの機能も有せずに、会員カード3
7を挿入することで、前記表示部72に情報を表示する
機能のみを有する遊技用装置であっても良い。
【0099】また、前記実施例のカードユニット3で
は、会員カード37により特定される貯蓄玉数を再プレ
イに使用する際に、暗証番号の入力を受付けて本人確認
を実施するようになっているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、暗証番号を受付けずに貯蓄玉数を再
プレイに使用できるようにしても良い。
【0100】また、前記実施例のカードユニット3で
は、1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙
幣、10000円紙幣、を受付け、会員カード37並び
にビジターカード38への追加入金処理が実施できる
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
100円硬貨、500円硬貨を受け付けてこれら追加入
金処理や発行貸与処理ができるようになっていても良い
し、1回の追加入金処理において複数の貨幣を受付けて
追加入金できるようにしてもよいし、単一金種の硬貨ま
たは紙幣を受付けて追加入金処理や発行貸与処理ができ
るようになっていても良い。更には、これら追加入金機
能を有しない構成としても良い。
【0101】また、前記実施例では実施していないが、
前記カードユニット3に新規のビジターカード38の発
行機能を付与すること等は任意とされる。
【0102】また、前記実施例に用いた会員カード37
およびビジターカード38は、所定の遊技場内において
のみ使用可能とされているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、複数の遊技場において使用可能とされ
た共通プリペイドカードとして使用するようにしても良
い。
【0103】また前記実施例では、遊技機であるパチン
コ機2において使用される遊技用価値の形態として度数
や該度数に相当する金額を用いているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら遊技用価値を所定の
ポイントや相当するパチンコ玉数やコイン数としても良
く、その形態は任意に選択すれば良い。
【0104】また前記実施例では、遊技機であるパチン
コ機2に使用される遊技媒体としてパチンコ玉を用いて
いるが、これら遊技媒体をコインや点数、更には後述す
る画像式のパチンコ機やスロットマシン等における画像
にて形成されたパチンコ玉やコイン等としても良く、こ
れら遊技媒体は遊技において使用される媒体であれば、
本発明の遊技媒体に含まれるものであり、その形態が限
定されるものではない。
【0105】また前記実施例においては、前記カードユ
ニット3のRAM330に再プレイ回数記憶領域を設
け、貯蓄価値の大きさとして再プレイ回数を記憶するよ
うにしているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら貯蓄価値の大きさの形態を貯蓄玉数とし、該
貯蓄玉数を前記RAM330の所定領域に記憶するよう
にして、該貯蓄玉数から減算するようにしても良い。
【0106】また前記実施例においては、前記再プレイ
におけるパチンコ球の貸出並びに遊技用価値である度数
からのパチンコ球の貸出とを、共に遊技機であるパチン
コ機2から貸し出す同一形態を用いており、このように
することは、前記再プレイにおけるパチンコ球の貸出を
行うためのパチンコ球の受給通路や払出装置、並びに貸
し出されたパチンコ球をパチンコ機2に誘導するための
誘導通路等をカードユニット3に設けることなく、再プ
レイにおけるパチンコ球の貸出を行うことができること
から好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、前記再プレイにおけるパチンコ球の貸出を行うため
のパチンコ球の受給通路や払出装置、並びに貸し出され
たパチンコ球をパチンコ機2に誘導するための誘導通路
等を有するようにして、再プレイにおけるパチンコ球の
貸出と前記度数からのパチンコ球の貸出態様とを異なる
処理形態としても良い。また、前記度数からのパチンコ
球の貸出をパチンコ機2に誘導するための誘導通路から
貸し出すようにしてもよく、更には、前記貸出処理によ
るパチンコ球の貸出も前記再プレイにおけるパチンコ球
の貸出と同様に前記パチンコ機2に誘導するための誘導
通路から貸し出すようにしても良い。
【0107】また、前記パチンコ球の受給通路や払出装
置及び誘導通路等の機構を設けて、前記貸出処理や再プ
レイ処理によるパチンコ球の貸出を該機構を用いて行う
ような同一の形態であっても良い。
【0108】また、前記実施例では、貯蓄価値の形態と
しては遊技媒体として遊技球を用いているために貯蓄玉
数としているが、使用される遊技機がスロットマシン等
でコインを用いている場合には貯コインとしたり、さら
には、これら遊技媒体にかかわらずポイント形態として
も良い。
【0109】また、前記実施例では、ポイント数を会員
管理コンピュータにて一元的に管理するようにしている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これらポ
イント数データを、前記会員カード37のICに直接記
録するようにしても良い。
【0110】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、前記表示部を有機エレ
クトロルミネッセンス材料に電界を印加させて発光させ
ることにより各種の可変表示を実施可能な有機ELとす
ることで、表示パネルの厚みを従来に比較して大幅に薄
くできることから記録媒体の所持勝手が悪化することが
なく、更には、これら表示パネルの基材を可撓性の高分
子フィルム材とすることで、記録媒体に該所持中の曲げ
応力等が加わっても、これら曲げ応力に追随できるよう
になるため、これら所持中の応力の印加によっても表示
部の表示性能が大幅に低下することを回避できる。
【0111】(b)請求項2の発明によれば、記録媒体
の記録情報の出力に際して、記録媒体を移動させる必要
等がなく、よって記録媒体の損耗を低減できる。
【0112】(c)請求項3の発明によれば、記録部の
記録情報の読み出し等に際して、前記有機EL表示部へ
の傷付き等を防止できる。
【0113】(d)請求項4の発明によれば、前記表示
部の大きさを比較的大きくすることができる。
【0114】(e)請求項5の発明によれば、会員用記
録媒体を所持する会員遊技者が前記表示部の表示を確認
できるようになるため、会員用記録媒体の利用価値を向
上できる。
【0115】(f)請求項6の発明によれば、該記録媒
体を使用して遊技を実施でき、複数の記録媒体を所持す
る手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において用いたパチンコ機並び
にカードユニットの正面図である。
【図2】本発明の実施例におけるパチンコ機の操作部を
示す上面図である。
【図3】本発明の実施例に用いたカードリーダライタの
構成を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例におけるカードユニットの側面
図である。
【図5】本発明の実施例におけるカードユニット並びに
パチンコ機の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例におけるカードユニット内のメ
モリ構成を示すメモリマップである。
【図7】本発明の実施例におけるパチンコ機の賞球制御
基板とカードユニットから出力される各信号の出力状況
を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の実施例の会員カードに用いた記憶媒体
を示す外観斜視図である。
【図9】本発明の実施例のビジターカードに用いた記憶
媒体を示す外観斜視図である。
【図10】本発明の実施例のカードユニットに装着され
た会員カードの表示状態を示す図である。
【図11】その他の会員カードの装着形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 カードリーダ式パチンコ機(遊技機) 3 カードユニット(遊技用装置) 4 呼出ランプ 14 操作部 15 返却ボタン 16 貸出ボタン 17 度数表示部 18 操作基板 24 補給球計数器 26 アウト球計数器 31 ユニットホルダ 31’ スライドレール 37 会員カード(記録媒体、遊技用記録媒体) 38 ビジターカード 70 基体 71 有機ELパネル 72 表示部 73 ELパネルドライバIC 74 接続端子 75 集積回路チップ(ICチップ) 76 コイルアンテナ 77 切欠き部 78 表面保護フィルム 202 ガラス扉枠 203 打球供給皿 204 余剰玉受皿 205 打球操作ハンドル(操作ノブ) 206 遊技盤 207 遊技領域 209 可変表示部 210 可変表示装置 211 通過ゲート 214 始動入賞口 215 可動片 216 可変入賞球装置 220 開閉板 224 入賞口 226 アウト口 298 情報出力部 231 遊技制御基板 235 ランプ制御基板 237 賞球制御基板 270 音声制御基板 280 表示制御基板 291 発射制御基板 297 玉払出装置 298 情報出力部 301 動作ランプ 302 紙幣挿入口 305 変更可能ランプ 306 貸出単位変更ボタン 307 貸出単位表示部 309 度数表示部 311 方向指示ランプ 312 挿入中ランプ 313 抜取可ランプ 314 テンキー 315 再プレイキー 316 プレイ選択キー 317 表示切替キー 318 保護板 319 装着口 320 操作基板 321 操作基板 322 紙幣識別ユニット 327 カードリーダライタ 328 制御ユニット 329 MPU 330 RAM 331 ROM 332a I/Oポート 332b I/Oポート 332c I/Oポート 332d I/Oポート 333 リアルタイムクロック(RTC) 334 通信部 336 データ入出力部 380 装着部 381 シャッタ 382 ソレノイド 382’ ロックピン 383 装着端子 384 通信ヘッド 385 通信基板 386 表示制御基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から動作電力の供給を受けるための
    電力入力部と、有機エレクトロルミネッセンス材料に電
    界を印加させて発光させることにより各種の可変表示を
    実施可能な有機EL表示部と、該有機EL表示部に表示
    するための表示信号を受け付けるための表示信号入力部
    と、少なくとも記録媒体を識別可能とするための記録媒
    体識別情報を記録するための記録部と、を備えることを
    特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記記録部は、少なくとも非接触にて記
    録データの出力が可能な非接触データ出力手段と、前記
    記録媒体識別情報を電気的に記憶するメモリとを有する
    請求項1に記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記有機EL表示部と記録部とを別領域
    に有する請求項1または2に記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 記録媒体の形状が長方形であって、前記
    表示信号入力部を該長方形の長辺方向端部位置に備える
    請求項1〜3のいずれかに記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体が、前記記録部に遊技場に
    おいて会員登録を実施した会員を特定可能な会員識別情
    報が記録された会員用記録媒体である請求項1〜4のい
    ずれかに記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体が、前記記録部に貨幣の支
    払いに応じた価値であって、遊技に使用可能な遊技用価
    値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒
    体である請求項1〜4のいずれかに記載の記録媒体。
JP2002130879A 2002-05-02 2002-05-02 記録媒体 Pending JP2003320156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130879A JP2003320156A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130879A JP2003320156A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003320156A true JP2003320156A (ja) 2003-11-11

Family

ID=29543764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002130879A Pending JP2003320156A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003320156A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003265841A (ja) 遊技用システム
JP2020022636A (ja) 各台装置及び遊技管理方法
JP6523814B2 (ja) 遊技用装置
JP3649699B2 (ja) 遊技用システム
JP2003320156A (ja) 記録媒体
JP4319374B2 (ja) 遊技用装置
JP3679372B2 (ja) 遊技用システム
JP2004154362A (ja) 遊技用システム
JP2004195013A (ja) 遊技場管理システム
JP2004105281A (ja) 遊技用システム
JP6523812B2 (ja) 遊技用装置及び遊技用システム
JP4010361B2 (ja) 遊技用システム
JP3842690B2 (ja) 遊技用システム
JP3515965B2 (ja) 記録媒体処理装置、遊技媒体貸出システム、価値追加方法およびプログラム
JP3939508B2 (ja) 遊技用システム
JP4202333B2 (ja) 遊技用システム
JP2008099932A (ja) メダル貸しシステムおよびメダル貸し方法
JP4507055B2 (ja) 遊技用システム
JP4490678B2 (ja) 遊技用システム
JP2004305277A (ja) 遊技用装置
JP4206395B2 (ja) 遊技用システム
JP6523813B2 (ja) 遊技用装置及び景品交換装置
JP2002369960A (ja) 記録媒体処理装置および遊技用装置
JP2003210803A (ja) 遊技用装置
JP2004008458A (ja) 催事管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106