JP2003320025A - 濾過フィルタ装置及びそれを支持するためのホルダ装置 - Google Patents

濾過フィルタ装置及びそれを支持するためのホルダ装置

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JP2003320025A JP2002127298A JP2002127298A JP2003320025A JP 2003320025 A JP2003320025 A JP 2003320025A JP 2002127298 A JP2002127298 A JP 2002127298A JP 2002127298 A JP2002127298 A JP 2002127298A JP 2003320025 A JP2003320025 A JP 2003320025A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被濾過液のハウジング内への導入及び導出をス
ムーズに行うことができる濾過フィルタ装置及びそれを
支持するためのホルダ装置を提供する。 【解決手段】内部に中空糸15を具備したハウジング8
と、該ハウジング8の下端に形成され、当該ハウジング
8内に透析液を導入する導入口13と、該導入口13か
ら導入された透析液のうち、中空糸膜を通過して濾過さ
れた透析液をハウジング8から導出する第1導出口11
と、導入口13から導入された透析液のうち、中空糸膜
を通過しない透析液をハウジング8から導出する第2導
出口12とを備えた濾過フィルタ装置6において、第1
導出口11及び第2導出口12をハウジング8の上端に
形成するとともに、これら第1導出口11、第2導出口
12、及び導入口13をハウジング8の長手方向と略平
行に形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透析液等の液体を
濾過して浄化するための濾過フィルタ装置及びそれを支
持するためのホルダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】透析治療に使用される透析装置は、血液
回路に接続されたダイアライザに透析液を供給するとと
もに、透析により老廃物を含んだ透析液をダイアライザ
から排出すべく透析液導入ライン及び透析液排出ライン
が延設されている。これら透析液導入ライン及び透析液
排出ラインの先端は、ダイアライザの透析液導入ポート
及び透析液導出ポートにそれぞれ接続されており、透析
液の供給及び排出が行われている。
【0003】透析装置には、ダイアライザに供給される
前の透析液を濾過し得る濾過フィルタ装置が接続されて
いる場合があり、かかる濾過フィルタ装置によりダイア
ライザに浄化された透析液のみが供給されるよう構成さ
れている。この濾過フィルタ装置は、従来、ダイアライ
ザのハウジングを流用して使用される場合が多く、例え
ば図13に示すように、ダイアライザの各ポートにカプ
ラCを接続し、該カプラCを介して透析液導入ラインの
途中に接続されていた(以下、この技術を第1従来例と
いう)。
【0004】即ち、ダイアライザを流用した濾過フィル
タ装置100は、導入ポート102に接続されたカプラ
Cを透析液導入ラインの上流側に接続するとともに、導
出ポート103と104とに接続されたカプラC同士を
ホース等(不図示)で結びつつ下流側に接続することに
より、透析装置から供給される透析液を導入ポート10
2から濾過フィルタ装置100内に導入し、当該濾過フ
ィルタ装置100内に収容した中空糸膜を通過させて濾
過した後、導出ポート103及び104から導出してダ
イアライザに供給していたのである。また、透析治療後
における中空糸膜の洗浄時には、導出ポート101を所
定のタイミングで開放し、当該中空糸を通過しない透析
液を排出し得るよう構成されている。
【0005】上記の如きダイアライザを流用した濾過フ
ィルタ装置においては、各ポートにカプラCを接続して
おき、別途のホルダ装置にて支持しておく必要があり不
便であるため、例えば特開平11−70164号公報で
開示されているような、ホルダ装置に簡易に装着し得る
専用の濾過フィルタ装置が提案されている(以下、この
技術を第2従来例という)。かかる濾過フィルタ装置
は、同公報中図1乃至3で開示されているように、中空
糸膜を内在させたハウジングの両端に透析液を導入又は
導出する口を形成するとともに、これら導入又は導出口
がハウジングの径方向(ハウジングの長手方向と直交す
る方向)に延びて形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の濾過フィルタ装置においては、以下の如き問題があ
った。即ち、第1従来例における導出ポート103又は
104は、ハウジングに対して径方向に延びて形成され
ているため、内部の中空糸膜で濾過された透析液は、ハ
ウジング内の流通方向(即ちハウジングの長手方向)に
対して略直交する方向から導出されることとなるため、
その部位において透析液の流れが乱れて淀みが生じ、フ
ィルタ機能を低下させる要因となる虞があった。
【0007】このように、透析液、消毒液又は清浄水が
フィルタ内をスムーズに流れないと、液の置換に時間が
かかる一方、その部位に気泡等が溜まり易くなってしま
うとともに、溜まった気泡を除去するのが困難となって
しまうという問題があった。また、第1従来例において
は、カプラを各ポートにそれぞれ接続する必要があるた
め、濾過フィルタ装置を透析液導入ラインに接続する際
の作業性が悪化してしまうとともに、カプラとの接続部
における清浄状態を維持するのには極めて高い注意力が
必要となってしまう。
【0008】一方、第2従来例においては、ホルダ装置
への濾過フィルタ装置の脱着が容易であるため、透析液
導入ラインへの接続作業が容易であるものの、各導入口
及び導出口がハウジングの径方向に延びて形成されてい
るため、上記第1従来例と同様、透析液、消毒液又は清
浄水がハウジング内でスムーズに流れず、液の置換時間
の増大や気泡の残留などを引き起こす可能性があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、被濾過液のハウジング内への導入及び導出を
スムーズに行うことができる濾過フィルタ装置及びそれ
を支持するためのホルダ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
内部に濾過材を具備した筒状のハウジングと、該ハウジ
ングの一端に形成され、当該ハウジング内に被濾過液を
導入する導入口と、該導入口から導入された前記被濾過
液のうち、前記濾過材を通過して濾過された濾過液を前
記ハウジングから導出する第1導出口と、前記導入口か
ら導入された前記被濾過液のうち、前記濾過材を通過し
ない未濾過液を前記ハウジングから導出する第2導出口
とを備えた濾過フィルタ装置において、前記第1導出口
及び第2導出口を前記ハウジングの他端に形成するとと
もに、これら第1導出口、第2導出口、及び前記導入口
を前記ハウジングの長手方向と略平行に形成したことを
特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、前記被濾過液が前
記透析装置から血液浄化器に供給される透析液から成る
ことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、前記ハウジングの
長手方向に延設されたホルダ装置本体と、該ホルダ装置
本体の一端側から側方に延びて形成され、前記第1導出
口及び第2導出口とそれぞれ接続され得る導出側接続口
が形成された第1アーム部と、前記ホルダ装置本体の他
端側から前記第1アーム部と略平行に延びて形成され、
前記導入口と接続され得る導入側接続口が形成された第
2アーム部と、前記導出側接続口及び導入側接続口を前
記第1導出口、第2導出口、及び導入口に対して押圧さ
せ液密に接続するとともに、その接続状態を維持する接
続手段とを備えたことを特徴とする濾過フィルタ装置を
支持するためのホルダ装置である。
【0013】請求項4記載の発明は、前記第1アーム部
又は第2アーム部が、互いに近接又は離間する方向に移
動可能とされたことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、前記第1導出口、
第2導出口、及び導入口のそれぞれに、溝又は細径部を
形成するとともに、前記第1アーム部及び第2アーム部
における所定位置に、当該溝又は細径部に嵌合係止し得
る係止部位を形成したことを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、前記ハウジングの
一端側又は他端側における周縁にフランジを形成すると
ともに、前記第1アーム部又は第2アーム部における所
定位置に、当該フランジを嵌合しつつ案内し得る案内溝
が形成されたことを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、前記フランジが、
前記第1導出口、第2導出口、又は導入口の前記第1ア
ーム部又は第2アーム部に対する装着方向に先細り形状
とされたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態に係
る濾過フィルタ装置は、図1に示すように、透析治療時
における透析装置1と血液回路2に介在されたダイアラ
イザ3(血液浄化器)の透析液導入ポート3cとを結ぶ
透析液導入ラインL1に接続されたもので、ダイアライ
ザ3に供給される透析液を濾過して清浄化するものであ
る。
【0018】同図における血液回路2は、基端がダイア
ライザ3の血液導入ポート3aに接続されつつ先端に動
脈側穿刺針aを有する動脈側血液回路(ダイアライザ3
より上流側)と基端がダイアライザ3の血液導出ポート
3bに接続されつつ先端に静脈側穿刺針bを有する静脈
側血液回路(ダイアライザ3より下流側)とから構成さ
れており、それらの途中において血液ポンプ4及びドリ
ップチャンバ5が接続されている。
【0019】ダイアライザ3内には、周知の如き複数の
中空糸膜が配設されている。そして、中空糸内部を血液
流路、中空糸外周面とダイアライザ3のハウジング内周
面とが成す空間を透析液流路とし、これら血液流路と透
析液流路とが中空糸膜を介して配設されることにより、
血液中の老廃物を透析液側に透過させて透析治療を行い
得るよう構成されている。
【0020】尚、同図中L2は、ダイアライザ3から排
出される透析液の流路としての透析液排出ラインを示し
ており、透析装置1とダイアライザ3の透析液導出ポー
ト3dとを結んでいる。また、本実施形態においては、
穿刺針が血液回路2の両端に接続されたダブルニードル
のものであるが、シングルニードル(Y字管などを介し
て動脈側血液回路及び静脈側血液回路先端に1本の共通
の穿刺針を備えたもの)にも適用することができる。
【0021】ここで、透析液導入ラインL1に介在した
濾過フィルタ装置6は、ホルダ装置7により支持された
ものであり、図2及び図3に示すように、濾過材として
の複数の中空糸15を内在した筒状のハウジング8と、
該ハウジング8の下端面に液密状に固定された下側蓋材
9と、該下側蓋材9に一体成形された導入口13と、ハ
ウジング8の上端面に液密状に固定された上側蓋材10
と、該上側蓋材10に一体成形された第1導出口11及
び第2導出口12とから主に構成されている。
【0022】上記ハウジング8、下側蓋材9(導入口1
3含む)、上側蓋材10(第1導出口11及び第2導出
口12含む)は、透明樹脂(又は半透明樹脂)の成形品
から成り、上下端が開口したハウジング8の当該上下端
に超音波溶着などにて上側蓋材10及び下側蓋材9を固
定し、これらを一体的に形成したものである。このうち
ハウジング8が内在する中空糸15は、一般的な中空糸
型ダイアライザが内在する中空糸と同様のものでもよい
が、フィルタとしての濾過性能を高めたものが好まし
い。中空糸は、膜の厚み方向に極微小な孔を有する半透
膜となっている。
【0023】即ち、各中空糸の内部を流れる液体(本実
施形態においては透析装置1から供給される透析液)が
中空糸膜を介して外部(ハウジング8内)に透過される
ことにより、当該液体を濾過(フィルタリング)し得る
よう構成されているのである。また、複数の中空糸15
の両端は、封止剤14により固着されており、各端部が
揃うよう束ねられている。
【0024】導入口13は、下側蓋材9から下方に突出
して形成され、透析装置1から供給される透析液(被濾
過液)をハウジング8内に導入するものである。即ち、
かかる導入口13は、ハウジング8の下方から外部を臨
んだ開口部を構成する一方、ハウジング8内の中空糸1
5における下端部側と外部とを連通しており、導入した
透析液が全て中空糸15内に送り込まれるようになって
いる。尚、当該導入口13は、下側蓋材9を介してハウ
ジング8の一端(下端)に形成されることとなる。
【0025】第1導出口11は、上側蓋材10から上方
に突出して形成され、ハウジング8内に導入された透析
液のうち、中空糸膜を通過して濾過された透析液(濾過
液)をハウジング8の外部へ導出するものであるととも
に、第2導出口12は、上側蓋材10から上方に突出
し、且つ、第1導出口11と並列に形成され、ハウジン
グ8内に導入された透析液のうち、中空糸膜を通過しな
い透析液(未濾過液)をハウジング8の外部へ導出する
ものである。
【0026】具体的には、ハウジング8における上端側
の一部には、側方へ膨出した膨出部8aが形成されてお
り(図4及び図5参照)、該膨出部8a内に中空糸膜を
通過した透析液(濾過液)のみが流通し得るよう構成さ
れている。即ち、膨出部8aは、ハウジング8内におけ
る複数の中空糸15の外側空間と第2導出口11とを連
通した流路を構成し、中空糸膜を通過した透析液を第2
導出口11まで導き得るようになっている。尚、かかる
膨出部8aによりハウジング8の上側開口は一側方に先
細りの形状とされており、かかる開口を塞ぐべく、上側
蓋材10は図6の如き形状(即ち、先細り形状)とされ
ている。
【0027】一方、第2導出口12は、ハウジング8内
の中空糸15における上端部側と外部とを連通してお
り、中空糸膜を通過せず、中空糸15内を単に素通りし
た透析液(未濾過液)をハウジング8の外部に導出する
ようになっている。尚、第1導出口11及び第2導出口
12は、上側蓋材10を介してハウジング8の他端(上
端)に形成されることとなる。
【0028】ここで、ハウジング8内の透析液の流れ
は、当該ハウジング8の長手方向(即ち、図3中P方
向)と略等しく、かかるP方向に対し略平行な向きで導
入口13、第1導出口11及び第2導出口12が形成さ
れている。これにより、第1導出口11及び第2導出口
12による透析液(濾過液及び未濾過液)の導出方向、
導入口13による透析液(被濾過液)の導入方向、及び
ハウジング内8の透析液の流動方向とを略等しくするこ
とができ、透析液のハウジング8内への導入及び導出を
スムーズに行うことができる。
【0029】また、第1導出口11、第2導出口12及
び導入口13のそれぞれには、細径部11a、12a及
び13aが形成されているとともに、上側蓋材10及び
下側蓋材9の周縁には、それぞれ側方に突出したフラン
ジ10a及び9aが形成されている。各口に形成された
細径部11a、12a及び13aは、ホルダ装置7に形
成された係止部位と嵌合係止し得るものであり、フラン
ジ10aは、ホルダ装置7に形成された案内溝により案
内されるべきものであるが、詳しくは後述する。尚、第
1導出口11、第2導出口12及び導入口13のそれぞ
れには、ガスケットgが挿入されている。
【0030】ホルダ装置7は、濾過フィルタ装置6を支
持するためのもので、図7及び図8に示すように、ハウ
ジング8の長手方向(即ち上下方向)に延設されたホル
ダ装置本体16と、2つの導出側接続口19、20(図
9参照)が形成された第1アーム部17と、1つの導入
側接続口21(図10参照)が形成された第2アーム部
18と、導出側接続口19、20及び導入側接続口21
を第1導出口11、第2導出口12、及び導入口13に
対して上下から押圧させ液密に接続するとともに、その
接続状態を維持し得る上側レバー22及び下側レバー2
3(接続手段)とを備えたものである。
【0031】第1アーム部17は、ホルダ装置本体16
の一端(上端)側から側方に延びて形成されるととも
に、第2アーム部18は、ホルダ装置本体16の他端
(下端)側から第1アーム部17と略平行に延びて形成
されたものである。また、第1アーム部17は、ホルダ
装置本体16に対して上下方向に摺動自在とされてお
り、当該第1アーム部17が第2アーム部18に対して
近接又は離間可能とされている。
【0032】かかる構成により、第1アーム部17及び
第2アーム部18間に濾過フィルタ装置6を挿通して支
持する際、当該濾過フィルタ装置における製造時の寸法
ばらつき(即ち、濾過フィルタ装置における長手方向の
寸法ばらつき)を吸収することができる。尚、本実施形
態においては、第1アーム部17を第2アーム部18に
対して近接又は離間させるべく可動な構成としている
が、第2アーム部18を第1アーム部17に対して近接
又は離間させるべく可動な構成としてもよい。
【0033】導出側接続口19及び20は、それぞれ第
1アーム部17の背面に接続された可撓性チューブD1
及びD2と接続されており、導入側接続口21は、同様
にホルダ装置本体16の背面に接続された可撓性チュー
ブD3と接続されている(図7参照)。このうち導出側
接続口19と接続された可撓性チューブD1は、透析液
導入ラインL1の下流側に、導入側接続口21と接続さ
れた可撓性チューブD3は、透析液導入ラインL1の上
流側にそれぞれ接続される一方、導出側接続口20と接
続された可撓性チューブD2の先端はクランプや電磁弁
などによって遮蔽されており、透析液が通過できないよ
うになっている。
【0034】上側レバー22及び下側レバー23は、図
示しないカムを介して導出側接続口19、20及び導入
側接続口21と連結されており、上側レバー22を揺動
操作すると、当該カム作用によって導出側接続口19、
20を下方に移動させるとともに、下側レバー23を揺
動操作すると、同カム作用によって導入側接続口21を
上方に移動させる。即ち、第1アーム部17及び第2ア
ーム部18の間に濾過フィルタ装置6を位置させ、第1
導出口11、第2導出口12、導入口13をそれぞれ導
出側接続口19、20、及び導入側接続口21と対向さ
せた状態にて、上側レバー22及び下側レバー23を揺
動操作すると、当該第1導出口11及び第2導出口12
に対して導出側接続口19、20を上方から押圧すると
ともに、導入口13に対して導入側接続口21を下方か
ら押圧する。
【0035】このような状態においては、濾過フィルタ
装置6は上下から挟持されて支持されることとなり、各
口が各々の接続口と液密に接続された状態が維持される
こととなる。一方、かかる状態から上側レバー22及び
下側レバー23を逆方向に揺動操作すると、第1導出口
11、第2導出口12、導入口13から導出側接続口1
9、20、及び導入側接続口21が離間して支持が解か
れ、濾過フィルタ装置6をホルダ装置7から取り外すこ
とができるよう構成されている。
【0036】また、第1アーム部17の下面における側
縁には、図9に示すように、上側蓋材10の周縁に設け
られたフランジ10aを嵌合しつつ案内し得る左右一対
の案内溝24が形成されている。かかる案内溝24によ
り、濾過フィルタ装置6のホルダ装置7に対する装着
時、フランジ10aが案内されるので、当該濾過フィル
タ装置6のホルダ装置7に対する位置決めを容易とし、
装着時の作業性を向上させることができる。
【0037】更に、第1アーム部17の下面における略
中央には、同図に示すように、第1導出口11及び第2
導出口12に設けられた細径部11a及び12aに嵌合
係止し得る係止部位25が形成されている。かかる係止
部位25は、細径部11a及び12aの外径と略等しい
(若干大きく形成されている)幅寸法tを有する切欠き
から成り、図11で示すように、導出側接続口19或い
は20の押圧力Aに抗する反力B(かかる反力Bは各導
出口にかかる応力となる)を生じさせることができる。
【0038】従って、濾過フィルタ装置6をホルダ装置
7にて支持する際、導出側接続口19及び20の押圧力
Aに抗する反力Bは、細径部19a及び20aよりも上
側の部位のみに作用することとなり、ハウジング8側に
は伝達されないので、当該反力Bによるハウジング8の
変形又は破損等を回避することができるのである。
【0039】また、図10に示すように、第2アーム部
18の上面にも、係止部位25と同様の係止部位26が
形成されており、濾過フィルタ装置6をホルダ装置7に
て支持する際、導入側接続口21の押圧力に抗する応力
が細径部13aよりも下側の部位のみに作用して、ハウ
ジング8側には伝達されない。尚、本実施形態の如き細
径部に代えて、係止部位25又は26で嵌合係止され得
る溝を第1導出口11、第2導出口12及び導入口13
の側面に形成してもよい。
【0040】また更に、図12に示すように、押圧力A
が付与されるガスケットgの直下に係止部位25が位置
するよう、上記実施形態より第2導出口12’の径を大
きく(これに伴い、ガスケットgの径も大きくする)設
計するのが好ましい。かかる形状によれば、押圧力Aが
付与された場合、その反力Bが当該押圧力Aと同一直線
上に生じるため、無用なモーメント等が生じず、確実に
支持することができる。
【0041】次に、上記構成の濾過フィルタ装置6及び
それを支持するためのホルダ装置7における作用につい
て説明する。まず、ホルダ装置7の背面から延びる可撓
性チューブD1及びD3をそれぞれ透析液導入ラインL
1に接続しておき、濾過フィルタ装置6を第1アーム部
17及び第2アーム部18間に挿通させる。このとき、
既述のように、上側蓋材10のフランジ10aが案内溝
24により案内されるのであるが、濾過フィルタ装置6
のホルダ装置7への装着方向は、上側蓋材10に形成さ
れたフランジ10aの先細り方向(図6参照)と一致し
ており、濾過フィルタ装置6の装着方向が感覚的に分か
り、且つ、案内溝24によるフランジ10aの案内を確
実にすることができる。
【0042】また、装着時において、濾過フィルタ装置
6の長さ寸法に応じて第1アーム部17が上下に移動
し、第1導出口11、第2導出口12及び導入口13が
導出側接続口19、20及び導入側接続口21と確実に
対向するようになっている。この状態から、上側レバー
22及び下側レバー23を揺動動作して導出側接続口1
9を第1導出口11に、導出側接続口20を第2導出口
12に、導入側接続口21を導入口13にそれぞれ押圧
させ、濾過フィルタ装置6を上下から挟持する。
【0043】透析治療時においては、透析装置1から吐
出された透析液は、透析液導入ラインL1を通過する過
程において、可撓性チューブD3から導入側接続口21
を介して導入口13に至り、ハウジング8内の中空糸1
5に導入される。そして、中空糸15が構成する中空糸
膜を通過した透析液がハウジング8の膨出部8aを介し
て第1導出口11に至り、そこから導出側接続口19及
び可撓性チューブD1を介してダイアライザ3に供給さ
れる。尚、可撓性チューブD2は、クランプなどにより
透析液の流れが遮断されているため、中空糸膜を通過し
ないで第2導出口12に至った透析液はダイアライザ3
側に供給されない。
【0044】即ち、透析装置1からの透析液は、濾過フ
ィルタ装置6の中空糸膜により濾過され、清浄化された
透析液のみがダイアライザ3に供給されるのである。そ
の後、透析液はダイアライザ3内の透析液流路を流れ、
中空糸膜を介して患者の血液と接触し、当該血液中の老
廃物を透析液側に透過させた後、透析液排出ラインL2
から透析装置1へ排出される。以上、一連の作用によ
り、患者に対する透析治療が行われる。
【0045】透析治療の後、濾過フィルタ装置6を洗浄
するには、透析装置1から透析液を吐出させつつ、可撓
性チューブD1とD2とを交互に開放及び閉塞させる。
即ち、中空糸膜を通過させて第1導出口11から透析液
を導出させたり、当該中空糸膜を素通りさせて第2導出
口12から透析液を導出させたりすることにより、中空
糸膜に堆積した異物を濾過フィルタ装置6外へ排出する
のである。
【0046】これにより、濾過フィルタ装置6を所定回
数使用するに際し、ホルダ装置7で支持したまま洗浄す
ることができ、透析装置に搭載したまま濾過フィルタ装
置6の洗浄作業を行うことができる。尚、所定回数使用
して濾過フィルタ装置6を廃棄するに際しては、上側レ
バー22及び下側レバー23を揺動操作し、第1導出口
11、第2導出口12及び導入口13から導出側接続口
19、20及び導入側接続口21を離間させ、支持を解
除する。
【0047】かかる状態で、濾過フィルタ装置6をホル
ダ装置7から取り外し、新たな濾過フィルタ装置をホル
ダ装置7にセットする。このように、濾過フィルタ装置
6の取り外しも極めて簡易に行うことができ、装着時の
簡易とも併せ、当該濾過フィルタ装置6のホルダ装置7
に対する脱着時における作業性を向上させることができ
る。
【0048】以上、本実施形態に係る濾過フィルタ装置
及びそれを支持するためのホルダ装置について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
ホルダ装置の第2アーム部18における所定部位にも、
下側蓋材9に形成されたフランジ9aを案内するための
案内溝を形成してもよい。また、上記実施形態において
は、導入口13が下方を向き、第1導出口11及び第2
導出口12が上方を向くようホルダ装置7にて支持され
ているが、導入口13が上方を向き、第1導出口11及
び第2導出口12が下方を向くよう支持してもよい。更
に、本実施形態においては、透析治療時においてダイア
ライザに供給される透析液を濾過するものに適用されて
いるが、他のもの(流体)を濾過(フィルタリング)す
るものに適用してもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1導出口、
第2導出口及び導入口をハウジングと略平行に形成した
ので、当該第1導出口及び第2導出口による濾過液及び
未濾過液の導出方向、導入口による被濾過液の導入方
向、及びハウジング内の液の流動方向とを略等しくする
ことができ、被濾過液のハウジング内への導入及び導出
をスムーズに行うことができる。
【0050】請求項2の発明によれば、透析治療に使用
される血液浄化器に透析装置から供給される透析液をス
ムーズに流動させることができ、当該透析液の十分な濾
過作用及び供給作用を達成することができる。
【0051】請求項3の発明によれば、濾過フィルタ装
置の各口に対し、第1アーム部及び第2アーム部に形成
された導出側接続口及び導入側接続口を押圧させて液密
に接続し、その接続状態を維持することができるので、
当該濾過フィルタ装置を簡易に支持することができ、装
置セッティング時の作業性を向上させることができる。
【0052】請求項4の発明によれば、第1アーム部又
は第2アーム部が、互いに近接又は離間する方向に移動
可能とされているので、濾過フィルタ装置を支持する
際、当該濾過フィルタ装置における製造時の寸法ばらつ
き(即ち、濾過フィルタ装置における長手方向の寸法ば
らつき)を吸収することができる。
【0053】請求項5の発明によれば、第1導出口、第
2導出口、及び導入口のそれぞれに、溝又は細径部を形
成するとともに、第1アーム部及び第2アーム部におけ
る所定位置に、溝又は細径部に嵌合係止し得る係止部位
が形成しているので、接続手段にて導出側接続口及び導
入側接続口を第1導出口、第2導出口、及び導入口に押
圧させる際に、濾過フィルタ装置において応力が付与さ
れる箇所を限定的なものとすることができる。
【0054】即ち、溝又は細径部が係止部位にて嵌合係
止されつつ接続手段にて各口に対する押圧が行われるこ
ととなるため、接続時に付与される応力は、第1導出
口、第2導出口及び導入口のみに作用するのである。従
って、ハウジングを含む濾過フィルタ装置全体に応力が
付与されるものに比べ、当該応力によるハウジング等の
変形又は破損等を回避することができるのである。
【0055】請求項6の発明によれば、第1アーム部及
び第2アーム部に形成された案内溝により、濾過フィル
タ装置に形成されたフランジが案内されるので、当該濾
過フィルタ装置のホルダ装置に対する位置決めを容易と
し、装着時の作業性を向上させることができる。
【0056】請求項7の発明によれば、フランジが、第
1導出口、第2導出口、又は導入口の前記第1アーム部
又は第2アーム部に対する装着方向に先細り形状とされ
ているので、濾過フィルタ装置のホルダ装置に対する装
着方向が感覚的に分かり、且つ、案内溝によるフランジ
の案内を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置及び
それを支持するためのホルダ装置を透析治療に用いた場
合を示す模式図
【図2】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置を示
す側面図
【図3】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置を示
す縦断面図
【図4】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置を斜
め下方から見た斜視図
【図5】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置を斜
め上方から見た斜視図
【図6】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置を示
す上面図
【図7】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置を支
持した状態のホルダ装置を示す側面図
【図8】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置を支
持した状態のホルダ装置を示す正面図
【図9】図8におけるIX−IX線断面図
【図10】図8におけるX−X線断面図
【図11】本発明の実施形態に係る濾過フィルタ装置の
細径部がホルダ装置の係止部位に嵌合係止された状態を
示す拡大模式図
【図12】本発明の他の実施形態に係る濾過フィルタ装
置の細径部がホルダ装置の係止部位に嵌合係止された状
態を示す拡大模式図
【図13】従来の濾過フィルタ装置を示す側面図
【符号の説明】
1…透析装置 2…血液回路 3…ダイアライザ 4…血液ポンプ 5…ドリップチャンバ 6…濾過フィルタ装置 7…ホルダ装置 8…ハウジング 8a…膨出部 9…下側蓋材 10…上側蓋材 9a、10a…フランジ 11…第1導出口 12…第2導出口 13…導入口 14…封止剤 15…中空糸(濾過材) 16…ホルダ装置本体 17…第1アーム部 18…第2アーム部 19、20…導出側接続口 21…導入側接続口 22…上側レバー 23…下側レバー 24…案内溝 25、26…係止部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C077 AA05 BB02 CC04 DD30 EE03 GG09 GG14 KK11 KK30 LL02 4D006 GA13 HA02 JA27A JA62A JA70A MA01 PA01 PB09 PB24 PC44 PC47

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に濾過材を具備した筒状のハウジング
    と、 該ハウジングの一端に形成され、当該ハウジング内に被
    濾過液を導入する導入口と、 該導入口から導入された前記被濾過液のうち、前記濾過
    材を通過して濾過された濾過液を前記ハウジングから導
    出する第1導出口と、 前記導入口から導入された前記被濾過液のうち、前記濾
    過材を通過しない未濾過液を前記ハウジングから導出す
    る第2導出口と、を備えた濾過フィルタ装置において、 前記第1導出口及び第2導出口を前記ハウジングの他端
    に形成するとともに、これら第1導出口、第2導出口、
    及び前記導入口を前記ハウジングの長手方向と略平行に
    形成したことを特徴とする濾過フィルタ装置。
  2. 【請求項2】前記被濾過液は、前記透析装置から血液浄
    化器に供給される透析液から成ることを特徴とする請求
    項1記載の濾過フィルタ装置。
  3. 【請求項3】前記ハウジングの長手方向に延設されたホ
    ルダ装置本体と、 該ホルダ装置本体の一端側から側方に延びて形成され、
    前記第1導出口及び第2導出口とそれぞれ接続され得る
    導出側接続口が形成された第1アーム部と、 前記ホルダ装置本体の他端側から前記第1アーム部と略
    平行に延びて形成され、前記導入口と接続され得る導入
    側接続口が形成された第2アーム部と、 前記導出側接続口及び導入側接続口を前記第1導出口、
    第2導出口、及び導入口に対して押圧させ液密に接続す
    るとともに、その接続状態を維持する接続手段と、を備
    えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の濾過
    フィルタ装置を支持するためのホルダ装置。
  4. 【請求項4】前記第1アーム部又は第2アーム部は、互
    いに近接又は離間する方向に移動可能とされたことを特
    徴とする請求項3記載のホルダ装置。
  5. 【請求項5】前記第1導出口、第2導出口、及び導入口
    のそれぞれに、溝又は細径部を形成するとともに、前記
    第1アーム部及び第2アーム部における所定位置に、当
    該溝又は細径部に嵌合係止し得る係止部位を形成したこ
    とを特徴とする請求項3又は請求項4記載のホルダ装
    置。
  6. 【請求項6】前記ハウジングの一端側又は他端側におけ
    る周縁にフランジを形成するとともに、前記第1アーム
    部又は第2アーム部における所定位置に、当該フランジ
    を嵌合しつつ案内し得る案内溝が形成されたことを特徴
    とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のホルダ装
    置。
  7. 【請求項7】前記フランジは、前記第1導出口、第2導
    出口、又は導入口の前記第1アーム部又は第2アーム部
    に対する装着方向に先細り形状とされたことを特徴とす
    る請求項6記載のホルダ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126833A1 (en) * 2005-05-25 2006-11-30 Sk Chemicals Co., Ltd. Immersed hollow fiber membrane module
JP2013010098A (ja) * 2011-05-31 2013-01-17 Ube Industries Ltd ガス分離膜モジュール
WO2014057856A1 (ja) 2012-10-09 2014-04-17 東レ株式会社 栓体、医療用モジュールおよび医療システム
JP2016049177A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 澁谷工業株式会社 人工透析装置の濾過器支持装置
JP2016059684A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 澁谷工業株式会社 人工透析装置

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