JP2003319370A - コンテンツ提供方法及びシステム、コンテンツ提供端末、コンテンツ再生装置、コンテンツ管理システム並びにコンテンツ提供システムの制御用プログラム - Google Patents

コンテンツ提供方法及びシステム、コンテンツ提供端末、コンテンツ再生装置、コンテンツ管理システム並びにコンテンツ提供システムの制御用プログラム

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JP2003319370A
JP2003319370A JP2002123504A JP2002123504A JP2003319370A JP 2003319370 A JP2003319370 A JP 2003319370A JP 2002123504 A JP2002123504 A JP 2002123504A JP 2002123504 A JP2002123504 A JP 2002123504A JP 2003319370 A JP2003319370 A JP 2003319370A
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Masahito Mori
雅人 守
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ提供における使用限度管理が容易
にできるシステムを実現する。 【解決手段】 コンテンツ提供端末100は、記憶媒体
10中に、コンテンツ11とコンテンツ提供情報12と
コンテンツマネージャプログラム13とを一体として記
録し提供する。コンテンツ再生装置200では、記憶媒
体10を装填すると、制御部205でコンテンツマネー
ジャプログラム13を実行し、コンテンツマネージャ1
3aが実現される。コンテンツマネージャ13aは、コ
ンテンツ11の使用限度を管理し、使用限度超過後は、
コンテンツ11を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像ビデオや音楽
CDといったコンテンツを提供するコンテンツ提供方法
およびシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、映像ビデオのレンタル
の場合、顧客は、レンタル店に出向いて目的とする映像
ビデオを借り、自宅等で鑑賞する。そして、顧客は、使
用期限までにその映像ビデオをレンタル店に返却する。
このようなレンタルは次のように行われていた。 (1)映像ビデオ等のレンタル店では、レンタル用のビデ
オテープ等を用意し、陳列棚等に陳列する。 (2)顧客は、レンタル店で、身分証明書等を提示し、会
員登録を行う。 (3)顧客は、陳列されている映像ビデオから所望するビ
デオを選択すると、これを、会員として登録されている
ことを示す会員カードを受付店員に提示して貸出の要求
を行う。 (4)受付店員は、提示を受けた会員カードに基づいて所
定の会員確認を行い、貸出対象のレンタルビデオコード
等の情報を管理端末等に入力する。また、レンタル日数
を確認し、決算金額を計算し、代金の請求を行う。 (5)顧客は、請求された料金を支払い、貸出明細と共に
レンタルビデオの貸出を受ける。 (6)顧客は、レンタルビデオを再生(視聴)し、所定の
期日までにレンタル店に出向いて返却する。 (7)レンタル店の店員は、レンタルビデオの貸出履歴を
検索し、延滞の有無を確認する。延滞金が発生する場合
は、延滞金額を計算し、代金の請求を行う。 (8)顧客は、延滞金が発生した場合は、その代金を支払
い、貸出処理が終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレンタルシステムでは、レンタル店側において、会
員登録の管理、貸出されたレンタルビデオの期限管理と
いった種々の管理に手間がかかるという問題点があっ
た。また、顧客にとっても、レンタルコンテンツの受付
処理が店員を介して行われるため、場合によっては顧客
が煩わしく感じてしまうこともあり、その結果、レンタ
ル店側にとっても売り上げ向上への妨げになってしまう
という問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈構成1〉コンテンツを使用するコンテンツ再生装置
に、コンテンツを提供するコンテンツ提供方法であっ
て、コンテンツに、コンテンツの使用限度を管理するた
めのコンテンツマネージャプログラムを一体にして提供
し、コンテンツ再生装置でコンテンツを使用する場合、
コンテンツマネージャプログラムによって実現されるコ
ンテンツマネージャがコンテンツの使用限度を管理し、
使用限度超過後は、コンテンツを使用不能状態とするコ
ンテンツ提供方法。
【0005】〈構成2〉構成1に記載のコンテンツ提供
方法において、コンテンツマネージャは、延長要求を受
けた場合、コンテンツを管理するコンテンツ管理システ
ムに対して延長要求を送出し、その結果、コンテンツ管
理システムから延長許可があった場合は、コンテンツの
使用限度を延長することを特徴とするコンテンツ提供方
法。
【0006】〈構成3〉構成1または2に記載のコンテ
ンツ提供方法において、コンテンツマネージャは、コン
テンツの使用時に、コンテンツと一体に提供されるコン
テンツの正当な被提供者である情報と、コンテンツの使
用者の識別情報とを比較して、使用者がコンテンツの正
当な被提供者であるかを判定し、そうであった場合にコ
ンテンツの使用を許可することを特徴とするコンテンツ
提供方法。
【0007】〈構成4〉構成1〜3のいずれかに記載の
コンテンツ提供方法において、コンテンツマネージャ
は、コンテンツ使用時間を積算し、積算時間が使用限度
から求められたコンテンツ使用許容時間を超えた場合
は、コンテンツを使用不能とすることを特徴とするコン
テンツ提供方法。
【0008】〈構成5〉構成1〜4のいずれかに記載の
コンテンツ提供方法において、コンテンツマネージャ
は、コンテンツの使用限度超過後、コンテンツを劣化さ
せることでコンテンツを使用不能状態とすることを特徴
とするコンテンツ提供方法。
【0009】〈構成6〉コンテンツとコンテンツの使用
限度情報と、使用限度情報に基づいてコンテンツの使用
限度超過後はコンテンツを使用不能状態とするための機
能を有するコンテンツマネージャプログラムとを所定の
記憶媒体に一体に格納して提供することを特徴とするコ
ンテンツ提供端末。
【0010】〈構成7〉コンテンツとコンテンツの使用
限度情報と、使用限度情報に基づいてコンテンツの使用
限度超過後はコンテンツを使用不能状態とするための機
能を有するコンテンツマネージャプログラムとを一体と
して提供された場合、コンテンツを再生すると共に、コ
ンテンツマネージャプログラムを実行してコンテンツマ
ネージャの機能を実現することを特徴とするコンテンツ
再生装置。
【0011】〈構成8〉コンテンツとコンテンツの使用
限度情報と、使用限度情報に基づいてコンテンツの使用
限度超過後はコンテンツを使用不能状態とするための機
能を有するコンテンツマネージャプログラムとを一体と
して提供することを特徴とするコンテンツ管理システ
ム。
【0012】〈構成9〉コンテンツとコンテンツの使用
限度情報と、使用限度情報に基づいてコンテンツの使用
限度超過後はコンテンツを使用不能状態とするための機
能を有するコンテンツマネージャプログラムとを所定の
記憶媒体に一体に格納して提供するコンテンツ提供端末
と、記憶媒体に格納されたコンテンツを再生すると共
に、コンテンツマネージャプログラムを実行してコンテ
ンツマネージャの機能を実現するためのコンテンツ再生
装置とからなることを特徴とするコンテンツ提供システ
ム。
【0013】〈構成10〉構成9に記載のコンテンツ提
供システムにおいて、コンテンツ提供端末が提供するコ
ンテンツを管理するコンテンツ管理システムを備えたこ
とを特徴とするコンテンツ提供システム。
【0014】〈構成11〉構成10に記載のコンテンツ
提供システムにおいて、コンテンツの限度延長要求を受
けた場合、コンテンツ管理システムに対して延長要求を
送出し、その結果、コンテンツ管理システムから延長許
可があった場合は、コンテンツの使用限度を延長するコ
ンテンツマネージャを備えたことを特徴とするコンテン
ツ提供システム。
【0015】〈構成12〉構成10または11に記載の
コンテンツ提供システムにおいて、コンテンツの使用時
に、コンテンツと一体に提供されるコンテンツの正当な
被提供者である情報と、コンテンツの使用者の識別情報
とを比較して、使用者がコンテンツの正当な被提供者で
あるかを判定し、そうであった場合にコンテンツの使用
を許可するコンテンツマネージャを備えたことを特徴と
するコンテンツ提供システム。
【0016】〈構成13〉コンテンツとコンテンツの使
用限度情報と、使用限度情報に基づいてコンテンツの使
用限度超過後はコンテンツを使用不能状態とするための
機能を有するコンテンツマネージャプログラムとを一体
として提供するコンテンツ管理システムと、提供された
コンテンツを再生すると共に、コンテンツマネージャプ
ログラムを実行してコンテンツマネージャの機能を実現
するためのコンテンツ再生装置とからなることを特徴と
するコンテンツ提供システム。
【0017】〈構成14〉構成9〜13のいずれかに記
載のコンテンツ提供システムにおいて、コンテンツ使用
時間を積算し、積算時間が使用限度から求められたコン
テンツ使用許容時間を超えた場合は、コンテンツを使用
不能とするコンテンツマネージャを備えたことを特徴と
するコンテンツ提供システム。
【0018】〈構成15〉構成9〜14のいずれかに記
載のコンテンツ提供システムにおいて、コンテンツの使
用限度超過後、コンテンツを劣化させることでコンテン
ツを使用不能状態とするコンテンツマネージャを備えた
ことを特徴とするコンテンツ提供システム。
【0019】〈構成16〉コンテンツ提供端末を構成す
るコンピュータを、コンテンツとコンテンツの使用限度
情報と、使用限度情報に基づいてコンテンツの使用限度
超過後はコンテンツを使用不能状態とするための機能を
有するコンテンツマネージャプログラムとを所定の記憶
媒体に一体に格納して提供するよう機能させるプログラ
ムと、コンテンツ再生装置を構成するコンピュータを、
記憶媒体に格納されたコンテンツを再生すると共に、コ
ンテンツマネージャプログラムを実行してコンテンツマ
ネージャの機能を実現するよう機能させるプログラムと
からなることを特徴とするコンテンツ提供システムの制
御用プログラム。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて詳細に説明する。 《具体例1》 〈構成〉図1は、本発明のコンテンツ提供システムの具
体例1を示す説明図である。図示のコンテンツ提供シス
テムは、記憶媒体10、コンテンツ提供端末100、コ
ンテンツ再生装置200、コンテンツ管理システム30
0、決済機関400からなる。記憶媒体10は、例え
ば、書き換え可能なDVD(Digital Versatile Dis
c)、CD(Compact Disc)、ハードディスク装置、フ
ラッシュメモリといった書き換え可能な記憶媒体であ
り、コンテンツ11とコンテンツ提供情報12とコンテ
ンツマネージャプログラム13を格納するものである。
【0021】コンテンツ11は、例えばビデオ映像とい
ったコンテンツそのものである。コンテンツ提供情報1
2は、例えばレンタルコンテンツであることを示すコン
テンツ提供フラグ、提供日(レンタルの場合は貸出
日)、コンテンツ使用期限日やコンテンツの使用許容日
数あるいは再生許容回数等といったコンテンツの使用限
度を示す情報等の各種の情報と、本コンテンツ提供シス
テムの会員となっている場合の会員番号といったコンテ
ンツの被提供者であることを示す情報である。コンテン
ツマネージャプログラム13は、コンテンツ再生装置2
00にて実行され、コンテンツマネージャ13aを実現
するためのプログラムである。このコンテンツマネージ
ャプログラム13は、コンテンツ再生装置200におけ
るコンテンツ使用時に、そのコンテンツの使用期限や使
用許容回数といった使用限度を管理し、この使用限度超
過後はコンテンツを消去する機能に対応したソフトウェ
アである。また、これらコンテンツ11〜コンテンツマ
ネージャプログラム13は、削除、書き換えが可能なよ
う構成されている。
【0022】コンテンツ提供端末100は、例えば、コ
ンビニエンスストアの店内や街頭の無人店舗等に設けら
れるいわゆるマルチメディア端末であり、無人のコンテ
ンツ提供装置を実現している。このコンテンツ提供端末
100は、表示部101、入力部102、記憶部10
3、カード取扱部104、現金取扱部105、明細出力
部106、記憶媒体装填部107、制御部108を備え
ている。表示部101は、マルチメディア端末としての
種々の処理に関する情報を表示するもので、液晶ディス
プレイやCRTからなる。入力部102は、顧客がコン
テンツの選択指示等の操作を行うためのキーボードやポ
インティングデバイスからなるインタフェースである。
記憶部103は、HDD(ハードディスク装置)やFD
D(フロッピディスク装置)からなる記憶部であり、マ
ルチメディア端末としての各機能に対応したプログラム
を格納している。カード取扱部104は、顧客の会員カ
ード(本コンテンツ提供システムを使用するための会員
であることを示すIDカード)の読み取りや、顧客のク
レジットカード等の読み取りを行う機能部である。現金
取扱部105は、紙幣入出金機や硬貨入出金機等からな
り、顧客との現金取引を行うための現金の入出金を行う
機能部である。明細出力部106は、顧客への明細を印
刷出力する機能部である。記憶媒体装填部107は、記
憶媒体10を装填し、その読み出しやコンテンツ11や
コンテンツ提供情報12およびコンテンツマネージャプ
ログラム13の書き込みを行うための機能部である。制
御部108は、コンテンツ提供端末100としての各部
の制御を司る機能部であり、プロセッサやメモリ等のハ
ードウェアとそれぞれの処理に対応したソフトウェアに
よりその機能が実現されている。
【0023】コンテンツ再生装置200は、記憶媒体1
0のコンテンツ11の再生を行うと共に、コンテンツマ
ネージャプログラム13を実行することによってコンテ
ンツマネージャ13aを実現し、このコンテンツマネー
ジャ13aによってコンテンツの使用限度の管理を行う
ための装置であり、装置本体201とモニタ装置202
からなる。装置本体201は、記憶媒体装填部203、
操作部204、制御部205からなる。また、モニタ装
置202は、コンテンツの再生表示を行う機能部であ
り、単体のモニタ、あるいは一般のテレビジョンからな
る。記憶媒体装填部203は、記憶媒体10に格納され
ているコンテンツ11やコンテンツ提供情報12および
コンテンツマネージャプログラム13の読み取り/書き
込みを行うための機能部である。操作部204は、顧客
がコンテンツの再生や停止あるいは早送り/巻き戻しと
いった操作を行うための操作パネルや操作キーおよび表
示パネル等からなる入力部である。また、操作部204
はコンテンツの再生、停止等の操作を行うためのリモコ
ンも含んでいる。制御部205は、コンテンツマネージ
ャプログラム13を実行することで、コンテンツマネー
ジャ13aを実現する機能部であり、CPUやメモリ等
のハードウェアで構成されている。コンテンツマネージ
ャ13aは、コンテンツ11の再生、停止といったいわ
ゆるビデオ再生時の制御を行うと共に、次のような機能
を有している。
【0024】・制御部205が備えている時計機能(図
示省略)、あるいは、テレビジョンが有する時計機能
や、コンテンツ再生装置がインターネット接続されてい
る場合のWeb上の時計サーバといった外部接続されて
いる時計機能から日時情報を取得する機能。 ・コンテンツ提供情報12に含まれているコンテンツ提
供フラグ(例えばレンタルであることを示すレンタルフ
ラグ)をチェックする機能。 ・コンテンツ提供日をチェックする機能。 ・コンテンツ使用期限日とコンテンツ使用許容日数、あ
るいは再生許容回数から再生の可否を判定(期限日超過
/日数超過あるいは再生許容回数超過の有無をチェッ
ク)する機能。 ・コンテンツ使用期限日超過/日数超過あるいは再生許
容回数超過時に再生を拒否する機能。 ・再生拒否について、そのメッセージをモニタ装置20
2に表示させるための信号を送出する機能。 ・コンテンツ使用期限日超過/日数超過あるいは再生許
容回数超過時にコンテンツ11を自動削除する機能。
【0025】尚、上記のコンテンツ11の自動削除の実
行の判断を行う機能以外は、コンテンツマネージャ13
aではなく制御部205がこれらの機能を予め備えてい
てもよい。
【0026】コンテンツ管理システム300は、コンテ
ンツ提供端末100が提供するコンテンツの管理を行う
システムであり、コンテンツ提供端末100とはインタ
ーネットや専用回線といった通信回線を介して接続され
ている。コンテンツ管理システム300は、提供情報フ
ァイル301、予約ファイル302、コンテンツファイ
ル303、顧客情報ファイル304を備えている。提供
情報ファイル301は、どのコンテンツがどの程度提供
されているかといったコンテンツと提供状況との関係を
示す情報を格納するためのファイルである。予約ファイ
ル302は、顧客からの予約状況の情報を格納するため
のファイルである。コンテンツファイル303は、顧客
に提供するための各種のコンテンツを格納するファイル
である。顧客情報ファイル304は、本コンテンツ提供
システムを使用する会員に関する各種の情報を格納する
ファイルであり、どの顧客に対してどのコンテンツを提
供したかといった履歴情報も含んでいる。
【0027】決済機関400は、決済を行うための銀行
やクレジットカード会社等の機関である。
【0028】〈動作〉図2は、具体例1の動作説明図で
ある。以下の番号は、図2中の番号の動作説明に対応し
ているものである。また、以下の各具体例の動作では、
コンテンツの提供形態としてビデオレンタルであり、ま
た、顧客が本コンテンツ提供システムを使用するにあた
って予め会員登録がなされ、顧客が会員カードを既に持
っているとして説明する。 1.顧客がコンテンツ提供端末100からコンテンツの
提供を受けようとする場合、先ず、顧客が予め作成した
会員カードをカード取扱部104に装填し、入力部10
2からパスワード入力を行う。これにより、コンテンツ
提供端末100は、入力された会員情報やパスワードを
制御部108がチェックする。ここで、制御部108は
必要に応じてコンテンツ管理システム300との接続を
行ってチェックを行う(図2中の1a.に示す)。
【0029】2.顧客は、表示部101に表示されてい
るビデオレンタルメニューを選択し、見たいコンテンツ
の条件(ジャンル、出演者、時期、地域等)を選択す
る。尚、後述する15.の処理で前回取引時に特定コン
テンツを予約していた場合は、自動表示される予約ボタ
ンを選択する(選択後は、4.へスキップする)。ま
た、予約ボタンは、予約コンテンツのタイトルを表示す
ることも可能である。
【0030】3.上記の2.の処理により、コンテンツ
提供端末100はコンテンツの条件をコンテンツ管理シ
ステム300に対して送信する。コンテンツ管理システ
ム300は、受信した内容に合致したメニューを転送す
る。また、コンテンツ管理システム300において貸出
数量制御を行っている場合はメニュー表示可能なコンテ
ンツを編集し、コンテンツ提供端末100に送信する。
【0031】4.コンテンツ提供端末100は、コンテ
ンツ管理システム300からメニュー情報を受信する
と、これを表示部101に表示する。顧客は、画面に表
示されているコンテンツから希望するものを選択し、内
容、料金等の諸条件を確認する。尚、上記の2.で予約
を選択した場合は、即座にビデオの内容、料金等の諸条
件情報を表示する。
【0032】5.顧客は、コンテンツの諸条件を確認す
ると、希望するレンタル日数(期限)あるいは再生許容
回数を入力する。 6.顧客は、コンテンツ提供端末100の記憶媒体装填
部107に記憶媒体10を装填する。制御部108は、
装填媒体種をチェックし、使用可能媒体であるか、記録
容量が十分であるかといった点をチェックする。これら
の判定で不可項目があった場合は表示部101に使用不
可である旨の表示を行う。
【0033】7.コンテンツ提供端末100の制御部1
08は、使用料金を表示部101に表示し、顧客はこれ
を見てその内容を確認し、クレジットカード決済、現金
決済(電子マネー決済を含む)あるいはデビット決済
等、いずれかの決済方法を選択して、決済を実行する。
例えば、クレジットカード決済選択時はクレジットカー
ドをカード取扱部104に装填し、入力部102より暗
証番号を入力する。 8.コンテンツ提供端末100は、現金決済時は現金収
納情報を、カード決済時はカード情報および暗証番号を
コンテンツ管理システム300に応答する。また、カー
ド決済時は、カード発行の決済機関400と接続し、決
済を実行する(図中、8a.に示す)。
【0034】9.コンテンツ管理システム300は、コ
ンテンツ提供端末100に対して決済完了報告を行う。 10.コンテンツ管理システム300は、コンテンツ提
供端末100にコンテンツを配信する。尚、予約時は顧
客がコンテンツ提供端末100を操作する前に事前にコ
ンテンツを配信(図2中の0.に示す)しているため、
本工程は不要となる。このように予約を行った場合は、
コンテンツの配信時間の削減が図れる。 11.コンテンツ提供端末100はコンテンツを受信す
る。尚、予約済み時は上記10.と同様、本工程は不要
である。
【0035】12.コンテンツ提供端末100は、装填
されている記憶媒体10に、コンテンツ再生を制御す
るためのコンテンツマネージャプログラム13と、レ
ンタル情報(レンタルコンテンツフラグ、レンタル日
(貸出日)、レンタル日数(期限)あるいは再生許容回
数等の使用条件)をコンテンツ提供情報12として記録
する。 13.制御部108は、記憶媒体10にコンテンツをコ
ンテンツ11として転記(記録)する。 14.制御部108は、記憶媒体10に記録が完了した
ことを検知すると、記録完了を示すメッセージを表示部
101に表示し、顧客に記憶媒体10の取出しを促す。
【0036】15.記憶媒体装填部107から記憶媒体
10が取り出されると、制御部108は、次回レンタル
分の予約要否を確認する。顧客が予約を希望する場合は
予約入力の受付を行う。この受付処理は、上記の2.〜
4.の処理を実施し、更に予定レンタル日の入力とな
る。 16.制御部108は、コンテンツ記録完了の報告をコ
ンテンツ管理システム300に対して行う。また、予約
がある場合は予約データも送付する。 17.コンテンツ管理システム300は、今回レンタル
および次回レンタルについて顧客情報ファイル304の
履歴を更新する。以上で、顧客がコンテンツ提供端末1
00を用いて行う操作は終了する。
【0037】18.顧客は記憶媒体10を持ち帰り、コ
ンテンツ再生装置200の記憶媒体装填部203に装填
する。これにより、制御部205はコンテンツマネージ
ャプログラム13を読み出し、制御部205内にコンテ
ンツマネージャ13aを実現する。 19.顧客は、操作部204よりコンテンツの再生を指
示する。コンテンツマネージャ13aは、この操作部2
04からの再生指示を受け取り、再生処理を開始する。
【0038】図3は、コンテンツマネージャ13aによ
る再生処理のフローチャートである。尚、この動作は、
コンテンツ使用限度の管理方法として日数による管理で
ある場合を示している。 20.コンテンツマネージャ13aは、先ず、レンタル
条件を確認し、レンタル期限日またはレンタル許容日数
をチェックし、再生可否を判定する(ステップS1
1)。即ち、コンテンツマネージャ13aは、制御部2
05内の図示しない時計機能からの日時情報に基づいて
期限日と照合し、現在の日付が期限日を超えていないか
をチェックする。あるいは、現在の使用日数がレンタル
許容日数を超えていないかをチェックする。 21.上記ステップS11において、コンテンツ提供条
件を満たしていた場合は、再生可能であるとして(ステ
ップS12)、コンテンツマネージャ13aは、コンテ
ンツ再生を行う(ステップS13)。一方、現在の日付
が期限日を超えていた場合(あるいは現在の使用日数が
レンタル許容日数を超えていた場合)は、期限を超過し
ているとして、再生不可と判定し(ステップS12)、
コンテンツ11を消去する(ステップS14)。尚、現
在日が期限日と同一であった場合(現在の使用日数がレ
ンタル許容日数と同一であった場合)、コンテンツマネ
ージャ13aは、再生期限が本日までである旨のメッセ
ージを表示してもよい。更に、ステップS14のコンテ
ンツを消去する場合は、「期限日を過ぎていますのでコ
ンテンツを削除します」といったメッセージを表示した
後、削除処理を行ってもよい。
【0039】また、上記期限管理を日数で行う場合、コ
ンテンツ再生装置200側の時計機能の日時情報を不正
に設定するといったことで、期限を超過して使用するこ
とが考えられる。そこで、これを防止するために、次の
ような動作を行ってもよい。コンテンツ使用時間をコン
テンツマネージャ13aで積算し、積算時間が期限日あ
るいはレンタル許容日数から求められたコンテンツ使用
許容時間を超えた場合にはコンテンツを消去する。即
ち、図3におけるステップS11において、現在の日付
が期限日より前であった場合でも、コンテンツの使用時
間がレンタル許容日数を超えている場合は、現在日の情
報が不正であるとして、コンテンツを消去する。例え
ば、レンタル日(貸出日)と現在日とが同一であって積
算時間が24時間を超えていることはあり得ないため、
このような場合は不正であると判断するものである。こ
のような管理を行うには、ステップS13において再生
した時間、あるいは記憶媒体10が記憶媒体装填部20
3に装填されている時間を積算し、ステップS11にお
ける確認項目で、コンテンツの使用時間が使用許可時間
以内であるかを確認する。尚、コンテンツ使用時間の積
算データは、コンテンツマネージャ13aがコンテンツ
提供情報12に書き込んでもよいし、コンテンツマネー
ジャ13a自身が保持していても良い。
【0040】次に、コンテンツマネージャ13aがコン
テンツ使用限度の管理方法として再生許容回数で管理す
る場合の動作を説明する。図4は、再生許容回数で管理
する場合のフローチャートである。 20.先ず、コンテンツマネージャ13aは、再生許容
回数も含めたコンテンツ提供条件をチェックする(ステ
ップS21)。 21.上記ステップS21において、全ての条件を満た
した場合は、再生可能であるとして(ステップS2
2)、コンテンツ再生を行う(ステップS23)。そし
て、コンテンツ再生が完了した場合は再生許容回数を−
1カウントする(ステップS24)。即ち、コンテンツ
の再生が行われる度に、コンテンツマネージャ13a
は、コンテンツ提供情報12の再生許容回数を減算して
いく。次に、コンテンツマネージャ13aは、再生許容
回数が0であるかを判定する(ステップS25)。この
ステップS25において、再生許容回数が0であった場
合、コンテンツマネージャ13aは、そのコンテンツを
消去する(ステップS26)。一方、再生許容回数が0
以外の場合は、そのまま終了する。尚、ステップS26
において、コンテンツを消去する場合は、「再生許容回
数が終了しましたのでコンテンツが消去されます」とい
ったメッセージを表示した後、消去処理を行ってもよ
い。あるいは、再生許容回数が1であるコンテンツを再
生する時点で、このコンテンツが再生終了後消去される
旨のメッセージを表示するようにしてもよい。また、ス
テップS22において、再生不可と判定された場合は、
再生不可である旨のメッセージをモニタ装置202に表
示する(ステップS27)。即ち、再生許容回数が0で
あるコンテンツを再生しようとした場合は、このような
動作となる。
【0041】尚、上述した使用限度管理を再生許容回数
で管理するのではなく、再生済回数で行ってもよい。こ
の場合は、再生を行う度に、上記のステップS24にお
いて再生済回数を+1カウントし、これを記憶媒体10
のコンテンツ提供情報12に書き込む。そして、この再
生済回数がステップS25において所定の再生許容回数
に達した場合にコンテンツを消去する。ここでは、コン
テンツマネージャ13aは、コンテンツ提供情報12の
「再生済回数」と「再生許容回数」とを比較して判定す
る。また、ステップS21におけるコンテンツ提供条件
のチェックとして、再生済回数が再生許容回数以内であ
るかをチェックすればよい。
【0042】尚、上記具体例1において、コンテンツ管
理システム300からコンテンツ提供端末100へのコ
ンテンツデータの転送に時間がかかる場合は、受付時に
受付番号を発行し、何分後かに受付番号を入力してコン
テンツを取り出すようにしてもよい。
【0043】〈効果〉以上のように具体例1によれば、
次のような効果がある。 ・コンテンツ提供端末100によってコンテンツを提供
するようにしたため、無人取引が実行でき、顧客は店員
等に気を使うことなく、所望するコンテンツを自由に選
択することができる。その結果、コンテンツ提供者(例
えば、コンテンツ提供端末100の設置者)にとって
も、コンテンツの利用効率を上げることができ利益率の
向上を図ることができる。 ・コンテンツが電子化されているため、コンテンツ提供
元で貸出数量調整を実施しているといったことがない限
り、レンタル店のような貸出中によるレンタル不可とい
った状態が発生せず、顧客にとっても所望するコンテン
ツの提供を確実に受けることができ、コンテンツ提供者
側にとっても利益率の向上を図ることができる。 ・コンテンツ提供者側にとっても、その提供がコンテン
ツ提供端末100のみで対応できるため、専用の店舗等
で対応する必要がなく、例えばコンビニエンスストア等
で設置したコンテンツ提供端末100でサービスを提供
できる。従って、コンテンツ提供者側にとっても店舗等
の投資の抑制が図れ、また、顧客もレンタル店等に出向
く必要がなく、身近な場所でサービスを受けることがで
き、顧客側の利便性も向上する。
【0044】・コンテンツ再生装置200においても、
記憶媒体装填部203を記憶媒体10に対応した構成と
するだけで、種々の記憶媒体10に対応することができ
る。従って、例えば、新たな記憶媒体10が用いる場合
でも、コンテンツ再生装置200では容易に対応するこ
とができる。即ち、記憶媒体10が異なる種類であって
も、それに対応した記憶媒体装填部203を用意すれ
ば、制御部205等の構成はそのままで対応することが
できる。 ・コンテンツ提供端末100において、予約受付を行う
ようにしたので、顧客のコンテンツ提供端末100にお
ける処理時間を短縮することができ、顧客にとっての利
便性を向上させることができる。 ・コンテンツ提供条件のチェックを、コンテンツ11と
一緒に記録しているコンテンツマネージャプログラム1
3を用いて行うため、不正な再生行為を確実に防止する
ことができる。 ・コンテンツ使用限度を超過した場合は、コンテンツマ
ネージャ13aがレンタル代行者の代行でコンテンツ1
1を消去するため、例えばレンタルのような返却作業が
不要となり、顧客の利便性を向上させることができる。
また、コンテンツ提供者側にとっても、延滞者管理が不
要となり、従って、レンタル時の不正使用常習者のチェ
ックも不要となり、管理業務を飛躍的に簡素化すること
ができる。また、コンテンツの返却が不要なため、会員
となる資格もさほど厳しくする必要がなく、場合によっ
ては、会員登録を行わなくともよい。
【0045】・ビデオ再生などのコンテンツの制御をコ
ンテンツマネージャ13aが行うため、再生等の制御は
コンテンツ再生装置200のハードウェアに依存せずに
対応することができる。従って、専用のコンテンツ再生
装置だけでなく、汎用的なパーソナルコンピュータ等で
もコンテンツ再生装置を実現できる。また、新たな記録
方式、ファイル方式、再生方式であっても、これらに対
応したコンテンツマネージャプログラム13を提供する
ことで、コンテンツ再生装置200側は変更不要である
等、種々の方式変更にも柔軟に対応できる効果がある。
即ち、コンテンツに対応したコンテンツマネージャプロ
グラム13を記憶媒体10に一体に格納して提供するた
め、コンテンツ再生装置200側のハードウェアの大幅
な変更を必要としない効果がある。
【0046】《具体例2》具体例2は、具体例1の構成
に加えて、コンテンツ使用限度超過後の延長処理を可能
にしたものである。
【0047】〈構成〉図5は、具体例2の説明図であ
る。図示のシステムは、記憶媒体10、コンテンツ提供
端末100、コンテンツ再生装置200a、コンテンツ
管理システム300a、決済機関400、ネットワーク
500からなる。ここで、記憶媒体10、コンテンツ提
供端末100および決済機関400は具体例1と同様で
あるため、ここでの説明は省略する。記憶媒体10に格
納されるデータの基本的な構成は具体例1と同様である
が、格納されているコンテンツマネージャプログラム1
4の機能が異なっている。即ち、具体例2のコンテンツ
マネージャプログラム14は、具体例1の機能に加え
て、コンテンツ使用限度超過後の延長処理を行う機能を
有している。尚、この詳細については、動作の項で詳細
に説明する。
【0048】コンテンツ再生装置200aの基本的な構
成は具体例1と同様であるため、対応する部分には同一
符号を付してその説明を省略する。具体例2が具体例1
と異なる点は、制御部205内で実現されるコンテンツ
マネージャ14aの機能である。即ち、コンテンツマネ
ージャ14aは、具体例1のコンテンツマネージャ13
aの機能に加えて、コンテンツ使用限度超過後の延長処
理を行う機能を有している。また、装置本体201には
通信制御部206が設けられている。この通信制御部2
06は、ネットワーク500を介してコンテンツ管理シ
ステム300aと通信を行うための制御部である。コン
テンツ管理システム300aにおいても、その基本的な
機能は具体例1と同様であるため、対応する部分に同一
符号を付してその説明を省略する。コンテンツ管理シス
テム300aが具体例1のコンテンツ管理システム30
0と異なる点は、ネットワーク500を介してコンテン
ツ再生装置200aからの使用限度延長処理を受け付
け、この処理を行う機能を有する点である。
【0049】〈動作〉図6は、具体例2の動作説明図で
ある。以下の番号は、図6中の番号の動作説明に対応し
ているものである。先ず、顧客がコンテンツ提供端末1
00からコンテンツの提供を受けようとする場合におい
て、具体例1の1.〜17.の動作に対応する基本的な
動作は同様であるため、ここでの説明は省略する。但
し、12.において、次のような情報が付加される。 12.コンテンツ提供端末100は、装填されている記
憶媒体10に、コンテンツの使用限度延長に対応した機
能が付加されたコンテンツマネージャプログラム14
と、コンテンツ提供情報12に、レンタルショップアク
セス用のURL(Uniform Resource Locator)等の接続
先情報を追加して記録する。
【0050】次に、コンテンツ再生装置200aにおけ
るコンテンツ再生動作において、具体例1の18.〜2
0.の動作に対応する基本的な動作は同様であるため、
ここでの説明は省略する。
【0051】図7は、コンテンツマネージャ14aによ
る再生処理のフローチャートである。この動作は、コン
テンツの使用限度の管理方法として日数である場合を示
しており、ステップS31〜ステップS33は図3に示
した具体例1の動作と同様であるため、ここでの説明は
省略する。 21.ステップS31において、全ての条件を満たした
場合は、再生可能であるとして(ステップS32)、コ
ンテンツ再生を行う(ステップS33)。一方、期限日
<現在の日付であった場合は、期限を超過しているとし
て、再生不可と判定し(ステップS32)、コンテンツ
の期限延長を行うか否かのメッセージを表示し、顧客に
選択を促す。 22.これにより、顧客が延長処理を選択した場合(ス
テップS34)、コンテンツマネージャ14aは、期限
延長処理を行う(ステップS35)。一方、期限延長処
理を選択しなかった場合は、コンテンツを消去する(ス
テップS36)。
【0052】図8は、コンテンツマネージャ14aによ
る使用限度延長処理のフローチャートである。先ず、顧
客はコンテンツ再生装置200aの操作部204から延
長手続きのメニューを選択する(ステップS41)。 23.コンテンツマネージャ14aは、記憶媒体10の
コンテンツ提供情報12に記録されている接続先情報を
読み取り、通信制御部206を介して、読み取った接続
先に自動的に接続する(ステップS42)。この接続方
法としては、例えばインターネットの場合は、予め設け
られたインターネット上の仮想的なレンタルショップ
(コンテンツ管理システム300a)のURLに対応し
たWebページに接続することにより行うものである。 24.コンテンツマネージャ14aは、操作部204か
ら入力された延長日数の入力を受け付け、その入力情報
と記憶媒体10のコンテンツ提供情報12から読み取っ
た会員情報(会員番号)および対象コンテンツのタイト
ルと延長依頼電文をコンテンツ管理システム300aに
送信する(ステップS43)。また、このステップS4
3においては、必要に応じてパスワードを入力する。 25.コンテンツ管理システム300aは、延長の可否
をチェックし、延長が可能であった場合は延長料金を算
出してこの延長料金をコンテンツ再生装置200aに返
答する。
【0053】26.コンテンツマネージャ14aは、コ
ンテンツ管理システム300aからの延長料金の情報を
受信すると、これらの情報をモニタ装置202あるいは
操作部204の表示部(図示せず)に表示する。これに
より、顧客が延長を指示すると、コンテンツマネージャ
14aは、延長料金の精算指示をコンテンツ管理システ
ム300aに送信する(ステップS44)。ここで、精
算手段としては、カード決済(カード番号+暗証番号)
を入力して通知したり、顧客(本コンテンツ提供システ
ムの会員)への貸付で行う。 27.コンテンツ管理システム300aは、精算処理を
行い、顧客情報を更新した後、コンテンツマネージャ1
4aに延長処理の実施を指示する。 28.コンテンツマネージャ14aは、コンテンツ管理
システム300aからの延長処理の実施指示を受け取る
と、記憶媒体10のコンテンツ提供情報12におけるコ
ンテンツ使用限度の情報を書き換える(ステップS4
5)。その後、コンテンツマネージャ14aは、使用限
度延長完了の通知をコンテンツ管理システム300aに
対して行う(ステップS46)。 29.以上の処理により、コンテンツ再生装置200a
にてコンテンツの再生期限の延長が可能となる。
【0054】尚、延長料金の精算を貸付で実施した場合
は、後日、コンテンツ提供端末100の延長料金支払い
メニューで精算を実施する。尚、この精算処理は、コン
テンツ提供端末100におけるコンテンツの提供時と同
様、クレジットカードによる決済や現金決済(電子マネ
ー決済を含む)あるいはデビット決済等によって行う。
【0055】また、上記のコンテンツ使用限度の管理を
再生許容回数で管理する場合は、次のようになる。図9
は、再生許容回数で管理する場合のコンテンツマネージ
ャ14aの動作フローチャートである。ここで、ステッ
プS51〜ステップS55およびステップS59は、図
4に示した具体例1のステップS21〜ステップS25
およびステップS29と同様であるため、ここでの説明
は省略する。コンテンツマネージャ14aは、ステップ
S55において、再生許容回数が0であった場合、コン
テンツの使用許容回数の延長を行うか否かのメッセージ
を表示し、顧客に選択を促す(ステップS56)。この
ステップS56において、顧客が延長処理を選択した場
合、コンテンツマネージャ14aは、許容回数延長処理
を行う(ステップS57)。一方、許容回数延長処理を
選択しなかった場合は、コンテンツを消去する(ステッ
プS58)。ここで、ステップS57の許容回数延長処
理は、図8の延長処理と同様である。但し、この場合、
延長依頼およびコンテンツ提供情報12の書き換え対象
のデータは、期限日数ではなく、再生許容回数となる。
また、この場合のコンテンツ管理システム300aの動
作も、延長対象となる条件が再生許容回数となる。
【0056】また、上記具体例2において、延長処理を
コンテンツ再生装置200aとコンテンツ管理システム
300aの接続によって行う例を示したが、この延長処
理をコンテンツ提供端末100にて行ってもよい。この
ような変形例を次に説明する。図10は、延長処理をコ
ンテンツ提供端末100で行う場合の動作説明図であ
る。先ず、コンテンツ提供端末100によってコンテン
ツの提供を受ける作業(1.〜17.の作業)は、具体
例1と同様であるため、ここでの説明は省略する。但
し、12.において次のような情報が付加される。 12.コンテンツ提供端末100は装填されている記憶
媒体10にコンテンツの使用限度延長に対応した機能が
付加されたコンテンツマネージャプログラム14とコン
テンツ提供情報12を記録する。また、コンテンツ再生
装置200aでの動作(18.〜21.の作業)も具体
例1と基本的に同様の動作である。但し、21.におい
て、再生不可となった場合は、再生不可である旨のメッ
セージを出力し、再生延長を行うか否かのメッセージを
表示し、顧客に選択を促す。顧客が再生延長を選択した
場合はコンテンツ11を消去しない。
【0057】顧客が、コンテンツの再生延長を選択した
場合は、記憶媒体10をコンテンツ提供端末100に持
参する。尚、使用限度内であっても延長処理は可能であ
るとする。この延長処理は次のように行う。 22.顧客は自身の会員カードをカード取扱部104に
装填し、入力部102からパスワード入力を行う(会員
カードの代わりに会員番号でも可)。これにより、コン
テンツ提供端末100は、入力された会員情報やパスワ
ードを制御部108がチェックする。ここで、制御部1
08は必要に応じてコンテンツ管理システム300aと
の接続を行ってチェックを行う(図10中の22a.に
示す)。
【0058】23.顧客は、表示部101に表示されて
いるビデオレンタルメニューを選択し、メニューから利
用延長を選択する。尚、コンテンツ提供端末100にお
いて、選択メニューとして利用延長が予め用意されてい
るとする。 24.次に、顧客は、持参した記憶媒体10を記憶媒体
装填部107に装填する。 25.また、顧客は、延長日数または加算再生許容回数
情報を入力する。 26.入力された情報に基づき、コンテンツ提供端末1
00は、延長依頼をコンテンツ管理システム300aに
対して送信する。 27.これにより、コンテンツ管理システム300aで
は、延長の可否をチェックし、延長が可である場合は延
長料金を算出する。尚、対象となるコンテンツの使用可
能数制限を行っており、かつ、そのコンテンツに対して
予約が入っているといった場合は不可とする。
【0059】28.コンテンツ管理システム300a
は、延長可否の判定結果と、延長可であった場合は、延
長料金の情報を応答する。 29.コンテンツ提供端末100は、延長可の応答があ
った場合は、延長料金の決済処理を行う。尚、この決済
はコンテンツ提供時の決済と同様である。 30.コンテンツ提供端末100は、カード決済の場合
は決済依頼を送信し、現金決済(電子マネー決済を含
む)の場合は現金決済完了報告を行う。カード決済の場
合、コンテンツ管理システム300aでは、決済機関4
00との決済を実行する(図中、30a.に示す)。 31.コンテンツ管理システム300aは、延長指示や
カード決済時の決済完了報告をコンテンツ提供端末10
0に応答する。 32.コンテンツ提供端末100では、記憶媒体10に
記録されているコンテンツ提供条件の期限日または再生
許容回数の値を更新する。 33.また、コンテンツ提供端末100は、提供条件の
更新完了をコンテンツ管理システム300aに対して送
信する。 34.これにより、コンテンツ管理システム300aで
は、顧客情報を更新する。 35.その後は、コンテンツ再生装置200aにおい
て、18.〜21.と同様の動作となる。
【0060】〈効果〉以上のように具体例2によれば、
次のような効果がある。 ・コンテンツ使用限度の延長を行いたい場合はコンテン
ツ再生装置200aの操作により延長手続きが行えるた
め、コンテンツ提供端末100まで出向く必要がなく、
容易に延長手続きが可能で、顧客にとっての利便性の向
上を図ることができる。 ・会員情報や接続先情報が記憶媒体10に記録されてお
り、かつ、その記録されている情報を延長手続き時にコ
ンテンツマネージャ14aが自動的に読み取り、自動入
力するため、入力誤りを回避し、かつ、簡単な操作で延
長手続きが可能であり、顧客にとっても利便性の向上を
図ることができる。 ・延長料金の精算を貸付によって行えるため、決済機能
のないコンテンツ再生装置200aであっても精算が可
能であり、従って、顧客の利用層の拡大を図ることがで
きる。
【0061】・また、延長手続きをコンテンツ提供端末
100で行うようにした場合は、コンテンツ再生装置2
00aがネットワークに対応していないものであって
も、コンテンツの延長が可能となる。その結果、更に顧
客の利用層の拡大を図ることができる。また、コンテン
ツを消去せずに記憶媒体10に保持しているため、新規
にレンタルする作業に比べて、コンテンツ管理システム
300aからコンテンツを配信する作業が不要となる。
従って、延長処理に要する時間が短時間で済み、顧客へ
のサービス向上が図れると共に、ネットワークトラフィ
ックの増大を防止でき、コンテンツ管理システム300
aの負担も軽減することができる。
【0062】《具体例3》具体例3は、コンテンツ再生
時に、正当なコンテンツ使用者であるか否かをチェック
するようにしたものである。例えば、具体例1、2にお
いて、提供したコンテンツやコンテンツマネージャプロ
グラムがコピーされた場合、正当な使用者でなくても使
用されてしまうおそれがある。これを防止するため、具
体例3では、会員カードを有する正当な使用者のみがコ
ンテンツの再生を行うことのできる構成としている。
【0063】〈構成〉図11は、具体例3のコンテンツ
再生装置200bの構成図である。図示のコンテンツ再
生装置200bは、装置本体201bとモニタ装置20
2とからなり、モニタ装置202は具体例1、2と同様
である。装置本体201bは、記憶媒体装填部203、
操作部204、制御部205とカード取扱部207から
なる。ここで、記憶媒体装填部203〜制御部205の
構成は具体例1、2と同様である。カード取扱部207
は、使用者の会員カード20といった正当なコンテンツ
の被提供者であることを示すカードが装填された場合
に、その会員情報の読み取り/書き込みを行うための機
能部である。また、コンテンツマネージャ15aは、記
憶媒体10内に格納されて提供されるコンテンツマネー
ジャプログラム15によって実現される機能部であり、
具体例1、2のコンテンツマネージャ13a、14aの
機能に加えて、コンテンツ使用者のIDチェックを行う
機能を有している。即ち、具体例3のコンテンツマネー
ジャ15aは、コンテンツの使用時に、そのコンテンツ
と一体に提供されるコンテンツの正当な被提供者である
情報(=コンテンツ提供情報12中の会員番号等の情
報)と、コンテンツの使用者の識別情報(=カード取扱
部207に装填された会員カード20から得られる情
報)とを比較して、その使用者がコンテンツの正当な被
提供者であるかを判定し、そうであった場合にコンテン
ツの使用を許可する機能を実現しているものである。
尚、会員カード20は、磁気ストライプ部を有するカー
ドやICカードであり、会員番号等の会員情報は磁気ス
トライプ部やICカードのメモリ部に格納するものであ
る。
【0064】〈動作〉次に、具体例3の動作について説
明する。具体例3では、コンテンツ再生時に使用者を確
認する点が付加されたものであるため、コンテンツマネ
ージャ15aによる再生処理を、具体例1における図3
または図4のフローチャートを援用してその動作を説明
する。即ち、具体例3では、図3におけるステップS1
1または図4におけるステップS21のコンテンツ提供
条件の確認処理において、期限日や再生許容回数を確認
すると共に、会員カード20の情報によって使用者確認
を行う。カード取扱部207は、会員カード20の磁気
ストライプ部またはICカードの場合のメモリ部から会
員情報を読み取る。また、記憶媒体装填部203は、記
憶媒体10のコンテンツ提供情報12から会員情報を読
み取る。これにより、コンテンツマネージャ15aは、
これらの情報が一致するかを判定し、一致した場合は、
再生可能と判定し、一致しない場合、あるいはカード取
扱部207に会員カード20が装填されず、カード取扱
部207から会員情報を取得できない場合は再生不可と
判定する。これ以降の動作は具体例1のステップS12
またはステップS22以降の動作と同様である。
【0065】尚、上記具体例3において、正当な使用者
の情報として会員カード20を用いたが、例えば日付情
報と連携する可変パスワードの入力であってもよい。こ
の場合、コンテンツマネージャ15aは、記憶媒体10
のコンテンツ提供情報12に記録されているパスワード
を読み出し、このパスワードと、使用者によって操作部
204から入力されたパスワードを照合することにより
使用者確認を行う。また、使用者確認は、そのコンテン
ツ再生の都度行うのではなく、コンテンツ再生装置20
0bから記憶媒体10が取り出されるまでの間は、その
コンテンツにおける最初の再生時のみ行うよう構成して
もよい。この場合は、コンテンツマネージャ15aが、
最初のコンテンツ再生時において正当な使用者であると
いう確認を行えた場合、使用者確認済である設定をコン
テンツマネージャ15aにて保持しておくことで実現す
ることができる。更に、本具体例は具体例1と組み合わ
せるだけでなく、具体例2と組み合わせてもよい。
【0066】〈効果〉以上のように、具体例3によれ
ば、コンテンツ再生時に正当な使用者であるか否かの確
認を行うようにしたので、コンテンツの不正コピー等に
よる不正使用を防止することができる。
【0067】《具体例4》具体例4は、コンテンツやコ
ンテンツマネージャをコンテンツ管理システムからコン
テンツ再生装置に対して直接送信するようにしたもので
ある。即ち、コンテンツ再生装置によってコンテンツ提
供を受けるようにしたものである。
【0068】〈構成〉図12は、具体例4の説明図であ
る。図示のシステムは、コンテンツ再生装置200cと
コンテンツ管理システム300bがネットワーク500
を介して接続されることで構成されている。尚、コンテ
ンツ管理システム300bが接続される決済機関400
については、上記各具体例と同様であるため、その図示
は省略している。
【0069】コンテンツ再生装置200cは、装置本体
201cとモニタ装置202とからなる。装置本体20
1cは、記憶媒体装填部203、操作部204、制御部
205、通信制御部206、カード取扱部207からな
る。これら記憶媒体装填部203〜カード取扱部207
の機能は、具体例2および具体例3で示した各部の機能
と同様である。コンテンツマネージャ16aは、コンテ
ンツ管理システム300bから送信される記憶媒体情報
10a中に含まれるコンテンツマネージャプログラム1
6によって実現される機能部である。このコンテンツマ
ネージャ16aは、具体例1におけるコンテンツマネー
ジャ13a、あるいは具体例2におけるコンテンツマネ
ージャ14aと同様の機能を有するものである。コンテ
ンツ管理システム300bは、コンテンツ再生装置20
0cからのコンテンツ配信要求があった場合に、コンテ
ンツ11とコンテンツ提供情報12とコンテンツマネー
ジャプログラム16とからなる記憶媒体情報10aを送
信する機能を有するもので、保持する提供情報ファイル
301〜顧客情報ファイル304等の構成は、上記各具
体例と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0070】〈動作〉図13は、具体例4の動作説明図
である。 1.顧客は、コンテンツの提供を受けようとする場合
は、先ず、会員カードをコンテンツ再生装置200cの
カード取扱部207に装填し、パスワード入力を行う。
尚、これは会員番号とパスワードの入力であってもよ
い。これにより、制御部205は、通信制御部206を
介して会員情報をコンテンツ管理システム300bに対
して送信する。コンテンツ管理システム300bは、こ
のような情報を受け取ると、会員確認を行い、正当な会
員である場合は確認通知をコンテンツ再生装置200c
に対して応答する(図中、1a.に示す)。また、ビデ
オレンタルメニュー画面のデータを送信する。 2.制御部205は、コンテンツ管理システム300b
から送られたビデオレンタルメニューをモニタ装置20
2に表示する。顧客は、表示されているビデオレンタル
メニューの中から、見たいコンテンツの条件(ジャン
ル、出演者、時期、地域等)を選択する。尚、後述する
15.の処理で前回取引時に特定コンテンツを予約して
いた場合は、自動表示される予約ボタンを選択する(選
択後は、4.へスキップする)。また、予約ボタンは、
予約コンテンツのタイトルを表示することも可能であ
る。
【0071】3.上記の2.の処理により、コンテンツ
再生装置200cはコンテンツの条件をコンテンツ管理
システム300bに対して送信する。コンテンツ管理シ
ステム300bは、受信した内容に合致したメニューを
転送する。また、コンテンツ管理システム300bにお
いて貸出数量制御を行っている場合はメニュー表示可能
なコンテンツを編集し、コンテンツ再生装置200cに
送信する。
【0072】4.コンテンツ再生装置200cは、コン
テンツ管理システム300bからメニュー情報を受信す
ると、制御部205はこれをモニタ装置202に表示す
る。顧客は、画面に表示されているコンテンツから希望
するものを選択し、内容、料金等の諸条件を確認する。
尚、上記の2.で予約を選択した場合は、即座にビデオ
の内容、料金等の諸条件情報を表示する。
【0073】5.顧客は、コンテンツの諸条件を確認す
ると、希望するレンタル日数(期限)あるいは再生許容
回数を入力する。 6.顧客は、記憶媒体装填部203に記憶媒体(図示せ
ず)を装填する。制御部205は、装填媒体種をチェッ
クし、使用可能媒体であるか、記録容量が十分であるか
といった点をチェックする。これらの判定で不可項目が
あった場合はモニタ装置202に使用不可である旨の表
示を行う。
【0074】7.コンテンツ再生装置200cの制御部
205は、使用料金をモニタ装置202に表示し、顧客
はこれを見てその内容を確認し、クレジットカード決済
やインターネットデビット決済といった決済方法によっ
て決済を実行する。例えば、クレジットカード決済選択
時はカード番号と暗証番号を入力して決済を行う。ま
た、インターネットデビット決済とは、インターネット
上でのデビット決済であるが、これらの決済方法につい
ては公知であるため、ここでの説明は省略する。 8.コンテンツ再生装置200cの制御部205は、こ
れらの情報をコンテンツ管理システム300bに応答す
る。また、カード決済時は、カード発行の決済機関40
0と接続し、決済を実行する(図中、8a.に示す)。
【0075】9.コンテンツ管理システム300bは、
コンテンツ再生装置200cに対して決済完了報告を行
う。 10.コンテンツ管理システム300bは、コンテンツ
再生装置200cにコンテンツ11およびコンテンツマ
ネージャプログラム16からなる記憶媒体情報10aを
送信する。尚、予約時はコンテンツ11およびコンテン
ツマネージャプログラム16を事前配信し、かつ、事前
配信完了のメール通知を行っている(図中の0−1.お
よび0−2.に示す)。このため、予約時における1
0.の送信データはコンテンツ提供情報12に相当する
データのみとなる。 11.コンテンツ再生装置200cはコンテンツを受信
する。
【0076】12.コンテンツ再生装置200cは、装
填されている記憶媒体に、コンテンツ再生を制御する
ためのコンテンツマネージャプログラム16と、レン
タル情報(レンタルコンテンツフラグ、レンタル日(貸
出日)、レンタル日数(期限)あるいは再生許容回数等
の使用条件)をコンテンツ提供情報12として記録す
る。 13.制御部205は、記憶媒体にコンテンツを転記
(記録)する。 14.制御部205は、記憶媒体への記録が完了したこ
とを検知すると、記録完了を示すメッセージをモニタ装
置202に表示し、顧客に記憶媒体の取出しを促す。
【0077】15.記憶媒体装填部203から記憶媒体
が取り出されると、制御部205は、次回レンタル分の
予約要否を確認する。顧客が予約を希望する場合は予約
入力の受付を行う。この受付処理は、上記の2.〜4.
の処理を実施し、更に予定レンタル日の入力となる。 16.制御部205は、コンテンツ記録完了の報告をコ
ンテンツ管理システム300bに対して行う。また、予
約がある場合は予約データも送付する。 17.コンテンツ管理システム300bは、今回レンタ
ルおよび次回レンタルについて顧客情報ファイル304
の履歴を更新する。以上で、コンテンツの配信要求およ
びコンテンツ受信処理が終了する。尚、これらの処理と
しては、コンテンツ再生装置200cの制御部205が
ブラウザ機能を持ち、このブラウザ機能により、例え
ば、ネットワーク500がインターネットの場合は、予
め設けられたインターネット上の仮想的なレンタルショ
ップ(コンテンツ管理システム300b)のURLに対
応したWebページにアクセスして、上記の各操作を行
うといったことで実現される。
【0078】その後は、次の18.〜21.に示すよう
に、コンテンツ再生装置200cにおいて、具体例1と
同様の処理を行う。 18.顧客はコンテンツを記録した記憶媒体を記憶媒体
装填部203に装填する。これにより、コンテンツマネ
ージャプログラム16が読み込まれ、制御部205内で
コンテンツマネージャ16aの機能が実現される。 19.顧客は、操作部204よりコンテンツの再生を指
示する。コンテンツマネージャ16aは、この操作部2
04からの再生指示を受け取り、再生処理を開始する。 20.コンテンツマネージャ16aは、コンテンツ提供
条件に基づいて再生の可否を判定する。 21.コンテンツマネージャ16aは、再生可であった
場合は、コンテンツ再生を行う。また、再生不可であっ
た場合は、その旨のメッセージを表示する。更に、使用
限度を超過した場合はコンテンツを消去する。尚、これ
らの20.および21.の動作は、具体例1、2と同様
であるため、詳細な説明は省略する。
【0079】〈効果〉以上のように具体例4によれば、
コンテンツ再生装置200cとコンテンツ管理システム
300bにより直接コンテンツの提供を受けるようにし
たので、顧客は自宅に居ながら所望するコンテンツの提
供を受けることができ、顧客にとっても利便性が更に向
上する。また、提供されたコンテンツを記憶媒体に記録
して取り出すようにしたので、例えば自宅に複数台のコ
ンテンツ再生装置がある場合でも、この記憶媒体を他の
コンテンツ再生装置に装填すれば、コンテンツ提供端末
で提供を受けた記憶媒体と同様のコンテンツ再生動作を
行うことができる。
【0080】尚、具体例4において、コンテンツ管理シ
ステム300bから提供されたコンテンツ11やコンテ
ンツマネージャプログラム16を記憶媒体に書き込むの
ではなく、直接、コンテンツ再生装置200c内に格納
するようにしてもよい。この場合、提供されたコンテン
ツの他のコンテンツ再生装置での使用は困難であるが、
記憶媒体への記録処理が不要となるため、直ちにコンテ
ンツ再生が行え、また、別途記憶媒体を用意する必要が
ない等の効果がある。
【0081】《具体例5》上記各具体例では、コンテン
ツの使用限度超過後にコンテンツを使用不能状態にする
方法として、コンテンツを消去するようにした。これ以
外にも、コンテンツを使用不能状態にする方法として、
コンテンツを劣化させて実質的に使用不能状態にする方
法があり、これを具体例5として説明する。
【0082】〈構成〉具体例5の図面上の構成について
は、上記各具体例1〜4と同様であるため、一例として
図1を援用して説明する。具体例5において、具体例1
と異なるのはコンテンツマネージャの機能である。即
ち、具体例5におけるコンテンツマネージャは、使用限
度超過後はコンテンツを再生の都度、劣化させていく機
能を有している。この劣化処理としては次の処理のいず
れかを用いる。 (1)再生完了データについて、そのデジタル情報のビッ
トを所定の割合で間引きする。 (2)再生完了データに薄いぼかしやフィルタを挿入す
る。 (3)再生完了データの色調情報を書き換える(表示色コ
ードを類似色にずらす等)。 (4)特定間隔に無表示画像を挿入する。 尚、これら(1)〜(4)の手段は公知の手法で実現可能であ
るため、ここでの説明は省略する。また、具体例5にお
けるその他の構成については具体例1〜4と同様であ
る。
【0083】〈動作〉コンテンツの提供までの動作は具
体例1〜4と同様であるため、ここでの説明は省略す
る。具体例5におけるコンテンツ再生装置におけるコン
テンツ再生動作は次のように行われる。図14は、コン
テンツマネージャによる再生処理のフローチャートであ
る。尚、この動作は、コンテンツ使用限度の管理方法と
して日数である場合を示しており、具体例1の図3に対
応する動作である。コンテンツマネージャは、先ず、コ
ンテンツ提供条件を確認し、再生期限日または再生許容
日数をチェックし、期限を超過しているかを判定する
(ステップS61)。即ち、制御部205内の図示しな
い時計機能からの日時情報に基づいて期限日と照合し、
現在の日付が期限日を超えていないかをチェックする。
あるいは、現在の使用日数がレンタル許容日数を超えて
いないかをチェックする。上記ステップS61におい
て、コンテンツ提供条件を満たしていた場合は、再生可
能であるとして(ステップS62)、コンテンツ再生を
行う(ステップS63)。一方、現在の日付が期限日を
超えていた場合(あるいは現在の使用日数がレンタル許
容日数を超えていた場合)は、期限を超過しているとし
て、コンテンツの劣化処理を行う(ステップS64)。
【0084】例えば、この劣化処理の一例として、(1)
のデジタル情報のビットを所定の割合で間引くようにし
た場合、再生の都度、コンテンツのデジタル情報のビッ
トを所定の割合で間引くことになる。これにより、再生
の都度、劣化状態が進行するため、次第に鑑賞に耐え得
ない画質となる。また、(2)の薄いぼかしやフィルタを
挿入する劣化処理では、次第に、ぼかしやフィルタが濃
くなっていき、この場合も鑑賞に耐え得ない画質とな
る。このような劣化処理によってコンテンツを直ちに消
去するのではなく、鑑賞に耐え得ない状態とするため、
そのコンテンツがコンテンツ使用者にとって継続して使
用したいようなものであった場合は、再度使用したいと
いう意欲を呼び起こすことができる。その結果、コンテ
ンツ提供者にとって、再度のコンテンツの提供を受けよ
うとすることが期待できるため、コンテンツの提供数の
向上に寄与することができる。尚、上記ステップS62
において、現在日が期限を超過している場合、コンテン
ツが劣化処理されている旨のメッセージ(モニタ装置2
02への表示や音声メッセージ等)を行うよう構成して
もよい。
【0085】次に、コンテンツマネージャがコンテンツ
の使用限度管理を再生許容回数で管理する場合の動作を
説明する。図15は、再生許容回数で管理する場合のフ
ローチャートであり、これは具体例1における図4の動
作に対応するものである。先ず、操作部からコンテンツ
の再生指示が出されると、コンテンツマネージャは、そ
のコンテンツの再生を行う(ステップS71)。そし
て、コンテンツの再生が完了すると、コンテンツ提供情
報に記録されている再生許容回数の値を−1カウントす
る(ステップS72)。次に、コンテンツマネージャ
は、コンテンツ提供情報の再生許容回数の値を参照し、
その値が0以下であるかを判定する(ステップS7
3)。この値が0以下でなかった場合は、まだ再生許容
回数が残っているため、そのまま終了する。一方、値が
0以下であった場合は、コンテンツの劣化処理を実施す
る(ステップS74)。このように、再生許容回数が0
以下になった場合は、再生の都度、劣化が進行していく
ことになる。また、ステップS74において、コンテン
ツの劣化処理を行う場合は、「再生許容回数を超過しま
したのでコンテンツの劣化処理を行います」といったメ
ッセージを表示した後、劣化処理を行ってもよい。
【0086】尚、上述した使用限度の管理を再生許容回
数で管理するのではなく、再生済回数で行ってもよい。
この場合は、再生を行う度に、上記のステップS72に
おいて再生済回数を+1カウントし、ステップS73に
おいて所定の再生許容回数に達した場合にコンテンツの
劣化処理を行う。ここでは、コンテンツマネージャは、
コンテンツの「再生済回数」と「再生許容回数」とを比
較して判定する。また、このような再生許容回数で管理
する場合も、コンテンツ再生の前に再生許容回数が0以
下であるかをチェックし、そうであった場合は劣化処理
した後に再生するよう構成してもよい。更に、コンテン
ツ使用時間をコンテンツマネージャ13aで積算し、積
算時間がレンタル日数あるいは再生許容回数から換算し
たコンテンツ使用許容時間を超えた場合にも劣化処理を
行うようにすることにより、コンテンツ再生装置200
c側の不正な設定等に対してもその不正行為を阻止でき
るようにすることもできる。
【0087】また、劣化処理されたコンテンツは、その
後、記憶媒体をコンテンツ提供端末に持参した場合に消
去され、新たなコンテンツが記録されることになる。更
に、顧客が、劣化処理されたコンテンツと同一のコンテ
ンツの提供を希望する場合(即ち、使用限度超過後の延
長希望)は、劣化状態を正常に戻すだけで対応が可能と
なる。但し、この場合は、劣化処理に復元可能な手段を
用いる必要があり、また、劣化方法によっては劣化処理
の履歴を保持しておく必要がある。
【0088】〈効果〉以上のように、具体例5によれ
ば、使用限度を超過した場合は、コンテンツを劣化処理
するようにしたので、具体例1〜4と同様に、コンテン
ツの返却作業が不要となり、また、使用限度超過後のコ
ンテンツの不正使用等も防止することができる。更に、
使用限度超過後にいきなり再生できない状態にはならな
いため、使用者へのサービス向上に寄与すると共に、使
用者が再度使用したいという欲求を呼び起こすことがで
き、その結果、コンテンツ提供者側にとってもコンテン
ツ使用率向上に寄与することができる。
【0089】《具体例6》具体例6は、コンテンツ再生
装置において、予め劣化処理部を設け、コンテンツマネ
ージャがこの劣化処理部に対して劣化処理を指示するよ
う構成したものである。
【0090】〈構成〉図16は、具体例6におけるコン
テンツ再生装置の構成図である。図示のコンテンツ再生
装置200dは、装置本体201dとモニタ装置202
とからなる。装置本体201dは、記憶媒体装填部20
3、操作部204および制御部205を備えている。こ
こで、モニタ装置202と、装置本体201dの記憶媒
体装填部203、操作部204は具体例1と同様であ
る。また、具体例6の制御部205には、劣化処理部2
08が設けられている。この劣化処理部208は、コン
テンツマネージャ17aの指示を受けて、コンテンツの
劣化処理を行う機能部であり、劣化処理に対応したソフ
トウェアとこれを実行するCPUやメモリ等のハードウ
ェア、あるいは専用のハードウェアで構成されている。
制御部205内のコンテンツマネージャ17aは、記憶
媒体10に格納されて供給されるコンテンツマネージャ
プログラム17を実行することによって実現される機能
部であり、具体例5と異なる点は、コンテンツマネージ
ャ17aがコンテンツの劣化処理を行うのではなく、コ
ンテンツの使用限度管理のみを行い、使用限度超過時は
劣化処理部208に対して劣化指示を送出する点であ
る。
【0091】〈動作〉具体例6の基本的な動作は具体例
5と同様である。即ち、具体例5において、図14のス
テップS64、図15のステップS74の劣化処理を、
コンテンツマネージャ17aが指示し、実際の劣化作業
を劣化処理部208が行う。これ以外は、具体例5と同
様の動作となるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0092】〈効果〉以上のように、具体例6によれ
ば、劣化処理部208をコンテンツ再生装置200に設
けたので、具体例5に比べてコンテンツマネージャ17
aの負担を軽減することができ、その結果、記憶媒体1
0に格納するコンテンツマネージャプログラム17の容
量が小さくて済むという効果がある。
【0093】尚、上記具体例5、6は、具体例1に適用
した場合を説明したが、これ以外にも具体例2〜4に適
用してもよい。また、上記具体例5、6では、劣化処理
を再生の都度、毎回行うようにしたが、これ以外にも、
例えば3回再生すると1回劣化処理を行うといった処理
方法であってもよい。また、劣化処理を行うための再生
の完了をどのタイミングで行うかは、コンテンツの再生
を全て終了したタイミング、あるいは特定の単位のコン
テンツ再生の終了したタイミングに再生完了部分の劣化
処理を行う等、どのようなタイミングであってもよい。
更に、劣化処理の回数をある値までとし、それ以降は劣
化処理を行わない構成であってもよい。即ち、鑑賞に耐
えない画質まで劣化処理を行った場合は、それ以上の劣
化は実質的に不要であるため、ある回数までとするもの
である。
【0094】上記各具体例5、6では、使用限度超過後
にコンテンツ11に対して劣化処理を実施するようにし
たが、これ以外にも、例えばコンテンツ11にスクラン
ブルをかけて記憶媒体10に記録し、コンテンツ提供情
報12あるいはコンテンツマネージャプログラム16
(17)がスクランブル解除情報を保持しておく。そし
て、使用限度内ではスクランブルを解除し、使用限度超
過後はスクランブルの解除を行わないことで、劣化処理
に相当する状態を実現することができる。即ち、予め、
コンテンツ11を暗号化しておき、使用限度内は、これ
を復号し、使用限度超過後は、復号しないことで同様の
結果を得ることができる。
【0095】《使用形態》上記各具体例では、コンテン
ツ提供手段として、レンタルの場合を説明したが、これ
に限定されるものではなく、使用期間や使用回数が限定
されたコンテンツの販売に相当するような提供方法に適
用してもよい。また、コンテンツもビデオ等に限定され
るものではなく、音楽情報、あるいは種々のソフトウェ
ア等であっても適用可能である。また、上記各具体例で
は、コンテンツ提供情報12とコンテンツマネージャプ
ログラム13〜17を別体としたが、これらを一体の情
報としてもよい。尚、上記各具体例において、コンテン
ツの再生回数のカウントのタイミングは、そのコンテン
ツの終了時や開始時、あるいは所定のブロック毎でもよ
い。上記具体例1〜3、5、6では、コンテンツの管理
をコンテンツ管理システム300(300a)で行い、
コンテンツ管理システム300(300a)から、コン
テンツ提供端末100にコンテンツを転送するよう構成
したが、予め、コンテンツ提供端末100にコンテンツ
を保持させておくよう構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテンツ提供システムの具体例1を
示す説明図である。
【図2】具体例1の動作説明図である。
【図3】具体例1における日数で管理する場合のコンテ
ンツマネージャによる再生処理のフローチャートであ
る。
【図4】具体例1における再生許容回数で管理する場合
のコンテンツマネージャによる再生処理のフローチャー
トである。
【図5】具体例2の説明図である。
【図6】具体例2の動作説明図である。
【図7】具体例2における日数で管理する場合のフロー
チャートである。
【図8】具体例2における期限延長処理のフローチャー
トである。
【図9】具体例2における再生許容回数で管理する場合
のフローチャートである。
【図10】具体例2の変形例の動作説明図である。
【図11】具体例3のコンテンツ再生装置の構成図であ
る。
【図12】具体例4の説明図である。
【図13】具体例4の動作説明図である。
【図14】具体例5における日数で管理する場合のフロ
ーチャートである。
【図15】具体例5における再生許容回数で管理する場
合のフローチャートである。
【図16】具体例6のコンテンツ再生装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
10 記憶媒体 10a 記憶媒体情報 11 コンテンツ 12 コンテンツ提供情報 13〜17 コンテンツマネージャプログラム 13a〜17a コンテンツマネージャ 100 コンテンツ提供端末 200、200a、200b、200c、200d コ
ンテンツ再生装置 300、300a、300b コンテンツ管理システム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを使用するコンテンツ再生装
    置に、当該コンテンツを提供するコンテンツ提供方法で
    あって、 前記コンテンツに、当該コンテンツの使用限度を管理す
    るためのコンテンツマネージャプログラムを一体にして
    提供し、 前記コンテンツ再生装置で前記コンテンツを使用する場
    合、前記コンテンツマネージャプログラムによって実現
    されるコンテンツマネージャが前記コンテンツの使用限
    度を管理し、使用限度超過後は、当該コンテンツを使用
    不能状態とするコンテンツ提供方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンテンツ提供方法に
    おいて、 コンテンツマネージャは、延長要求を受けた場合、コン
    テンツを管理するコンテンツ管理システムに対して延長
    要求を送出し、その結果、当該コンテンツ管理システム
    から延長許可があった場合は、前記コンテンツの使用限
    度を延長することを特徴とするコンテンツ提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のコンテンツ提
    供方法において、 コンテンツマネージャは、コンテンツの使用時に、当該
    コンテンツと一体に提供されるコンテンツの正当な被提
    供者である情報と、コンテンツの使用者の識別情報とを
    比較して、当該使用者が前記コンテンツの正当な被提供
    者であるかを判定し、そうであった場合にコンテンツの
    使用を許可することを特徴とするコンテンツ提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のコンテ
    ンツ提供方法において、 コンテンツマネージャは、コンテンツ使用時間を積算
    し、当該積算時間が使用限度から求められたコンテンツ
    使用許容時間を超えた場合は、前記コンテンツを使用不
    能とすることを特徴とするコンテンツ提供方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のコンテ
    ンツ提供方法において、 コンテンツマネージャは、コンテンツの使用限度超過
    後、コンテンツを劣化させることで当該コンテンツを使
    用不能状態とすることを特徴とするコンテンツ提供方
    法。
  6. 【請求項6】 コンテンツと当該コンテンツの使用限度
    情報と、前記使用限度情報に基づいて前記コンテンツの
    使用限度超過後は当該コンテンツを使用不能状態とする
    ための機能を有するコンテンツマネージャプログラムと
    を所定の記憶媒体に一体に格納して提供することを特徴
    とするコンテンツ提供端末。
  7. 【請求項7】 コンテンツと当該コンテンツの使用限度
    情報と、前記使用限度情報に基づいて前記コンテンツの
    使用限度超過後は当該コンテンツを使用不能状態とする
    ための機能を有するコンテンツマネージャプログラムと
    を一体として提供された場合、前記コンテンツを再生す
    ると共に、前記コンテンツマネージャプログラムを実行
    してコンテンツマネージャの機能を実現することを特徴
    とするコンテンツ再生装置。
  8. 【請求項8】 コンテンツと当該コンテンツの使用限度
    情報と、前記使用限度情報に基づいて前記コンテンツの
    使用限度超過後は当該コンテンツを使用不能状態とする
    ための機能を有するコンテンツマネージャプログラムと
    を一体として提供することを特徴とするコンテンツ管理
    システム。
  9. 【請求項9】 コンテンツと当該コンテンツの使用限度
    情報と、前記使用限度情報に基づいて前記コンテンツの
    使用限度超過後は当該コンテンツを使用不能状態とする
    ための機能を有するコンテンツマネージャプログラムと
    を所定の記憶媒体に一体に格納して提供するコンテンツ
    提供端末と、 前記記憶媒体に格納されたコンテンツを再生すると共
    に、前記コンテンツマネージャプログラムを実行してコ
    ンテンツマネージャの機能を実現するためのコンテンツ
    再生装置とからなることを特徴とするコンテンツ提供シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のコンテンツ提供シス
    テムにおいて、 コンテンツ提供端末が提供するコンテンツを管理するコ
    ンテンツ管理システムを備えたことを特徴とするコンテ
    ンツ提供システム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のコンテンツ提供シ
    ステムにおいて、 コンテンツの限度延長要求を受けた場合、コンテンツ管
    理システムに対して延長要求を送出し、その結果、当該
    コンテンツ管理システムから延長許可があった場合は、
    前記コンテンツの使用限度を延長するコンテンツマネー
    ジャを備えたことを特徴とするコンテンツ提供システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載のコンテ
    ンツ提供システムにおいて、 コンテンツの使用時に、当該コンテンツと一体に提供さ
    れるコンテンツの正当な被提供者である情報と、コンテ
    ンツの使用者の識別情報とを比較して、当該使用者が前
    記コンテンツの正当な被提供者であるかを判定し、そう
    であった場合にコンテンツの使用を許可するコンテンツ
    マネージャを備えたことを特徴とするコンテンツ提供シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 コンテンツと当該コンテンツの使用限
    度情報と、前記使用限度情報に基づいて前記コンテンツ
    の使用限度超過後は当該コンテンツを使用不能状態とす
    るための機能を有するコンテンツマネージャプログラム
    とを一体として提供するコンテンツ管理システムと、 前記提供されたコンテンツを再生すると共に、前記コン
    テンツマネージャプログラムを実行してコンテンツマネ
    ージャの機能を実現するためのコンテンツ再生装置とか
    らなることを特徴とするコンテンツ提供システム。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13のいずれかに記載のコ
    ンテンツ提供システムにおいて、 コンテンツ使用時間を積算し、当該積算時間が使用限度
    から求められたコンテンツ使用許容時間を超えた場合
    は、前記コンテンツを使用不能とするコンテンツマネー
    ジャを備えたことを特徴とするコンテンツ提供システ
    ム。
  15. 【請求項15】 請求項9〜14のいずれかに記載のコ
    ンテンツ提供システムにおいて、 コンテンツの使用限度超過後、コンテンツを劣化させる
    ことで当該コンテンツを使用不能状態とするコンテンツ
    マネージャを備えたことを特徴とするコンテンツ提供シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 コンテンツ提供端末を構成するコンピ
    ュータを、 コンテンツと当該コンテンツの使用限度情報と、前記使
    用限度情報に基づいて前記コンテンツの使用限度超過後
    は当該コンテンツを使用不能状態とするための機能を有
    するコンテンツマネージャプログラムとを所定の記憶媒
    体に一体に格納して提供するよう機能させるプログラム
    と、 コンテンツ再生装置を構成するコンピュータを、 前記記憶媒体に格納されたコンテンツを再生すると共
    に、前記コンテンツマネージャプログラムを実行してコ
    ンテンツマネージャの機能を実現するよう機能させるプ
    ログラムとからなることを特徴とするコンテンツ提供シ
    ステムの制御用プログラム。
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