JP2003319336A - 動画像検索編集装置 - Google Patents

動画像検索編集装置

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JP2003319336A
JP2003319336A JP2003156530A JP2003156530A JP2003319336A JP 2003319336 A JP2003319336 A JP 2003319336A JP 2003156530 A JP2003156530 A JP 2003156530A JP 2003156530 A JP2003156530 A JP 2003156530A JP 2003319336 A JP2003319336 A JP 2003319336A
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康之 中島
Kiyono Ujihara
清乃 氏原
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暁夫 米山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 早送り再生等を行わずに画像を検索し、編集
開始点や終了点を簡易に指定し、圧縮データの編集コス
トの低減を図ることのできる動画像検索編集装置を提供
することにある。 【解決手段】 まず編集制御画面の表示11が行なわ
れ、次に検索編集ファイル処理12では検索編集するフ
ァイルの選択を行う。動画像検索処理13では選択され
たファイルについてマクロ、ミクロ単位の画像検索を行
って検索編集する画像の表示を行う。編集区間指定処理
14では動画像検索処理で表示された画像の中から編集
する区間の開始点と終了点を指定する。複数の区間また
は他のファイルの編集は必要があれば、前記と同様の処
理にて行う。全ての編集区間が確定すると、編集区間再
生処理17にて編集区間を再生して編集部分の確認を行
う。その後、編集処理18にて該当部分の画像を編集し
て新たなファイルとして記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は動画像検索編集装
置に関し、特に早送り再生等を用いなくても画像を検索
して編集を行うことができ、また編集開始点や終了点を
簡易に指定することのできる動画像検索編集装置に関す
る。また、本発明は、ネットワーク上で、画像の検索、
編集を行い、編集部分のみを伝送することのできる動画
像検索編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動画像の編集においては、VTR
テープを用いた編集装置や、ハードディスクなどに記録
されたデジタルデータを、そのままの状態で編集する装
置等が利用されている。VTRテープを用いた編集装置
の場合、早送り再生などの機能を用いて編集する区間を
決定し、編集作業を行っている。ただし、編集区間の指
定毎にテープを操作して巻戻したり、早送りする必要が
あり、編集に多くの作業時間を要している。
【0003】一方、デジタル動画像データがハードディ
スクに蓄積されている場合はハードディスクのランダム
アクセス性を利用することにより指定された時刻の画像
を高速に表示することができ編集時間を短縮することが
可能となっている。
【0004】しかしながら、いずれの装置においても動
画像の内容を検索するためには主に早送り再生を用いる
必要があり、長時間の素材を編集するためには多大な時
間を要している。また、遠隔地で取材した素材を編集す
る場合には、記録したVTRテープを郵送したり、映像
用の回線を用いて再生しながら映像を伝送している。ま
た、デジタル動画像データの場合はファイル転送手段
(FTP: File Transfer Protocol )を用いてデータを転
送している。したがって、いずれの場合も、素材を一旦
すべて伝送して編集を行っているため伝送コストの増大
を招いている。
【0005】また、画像がMPEG方式などで符号化さ
れている場合、一旦復号して画像に戻してVTRに記録
したり、ハードディスクに記録した後に編集処理を行
い、その後再度画像を符号化しているため、編集の前後
の作業工程が長時間に渡ったり、編集毎に画質が劣化す
る可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来方
式では、編集区間を検索するために早送り再生等を行っ
ているので、編集作業が長時間化するという問題があっ
た。また、遠隔地の映像を編集するためには、一旦すべ
ての映像を伝送するようにしているため、伝送コストが
増大化するという問題があった。さらに、映像がMPE
G等で圧縮されている場合、編集のたびに復号、圧縮の
処理を行う必要があるため、編集作業時間および編集コ
ストが増大するという問題、および、画質劣化が発生す
るという問題があった。
【0007】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、動画像の内容を簡単に閲覧、検索すること
によって、編集時間の短縮化を図ることのできる動画像
検索編集装置を提供することにある。また、本発明の他
の目的は、符号化データ上で画像編集を行うことによ
り、編集コストの低減および画質劣化の阻止を図ること
のできる動画像検索編集装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、この発明は、ランダムアクセスで動画像ファイ
ルにアクセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装
置において、圧縮動画像ファイルからファイルサイズと
符号化ビットレートを取得する手段と、ファイルサイズ
と符号化ビットレートから該圧縮動画像ファイルの総再
生時間を得る手段とを具備し、該再生時間情報を該圧縮
動画像ファイルにリンクするファイルとして記録するよ
うにした点に第1の特徴がある。また、本発明は、MP
EG動画像ファイルのGOPヘッダを取得する手段と、
GOPヘッダから時刻情報を取得する手段と、該GOP
の前後のGOPから指定時刻の画像が存在するGOPを
探索する手段とを具備し、前記指定時刻の画像が存在す
るGOPを最初から復号し、指定時刻の画像を表示する
ようにした点に第2の特徴がある。
【0009】また、本発明は、動画像ファイルからシー
ンの変化点を検出する手段と、該変化点の時刻のみをフ
ァイルに保存する手段とを具備し、該ファイルの時刻情
報を用いて動画像ファイルから変化点の画像を呼び出し
て表示するようにした点に第3の特徴がある。また、本
発明は、動画像ファイルからシーンの変化点およびGO
P点の少なくとも一つを検出する手段と、該検出点の画
像をファイルに保存する手段とを具備し、前記動画像フ
ァイルのシーンの変化点およびGOP点の少なくとも一
つの画像を呼び出して表示するようにした点に第4の特
徴がある。
【0010】また、本発明は、MPEGで符号化された
動画像ファイルからGOP単位で切り出す手段と、シー
ケンスヘッダー情報を先頭に付加する手段と、シーケン
スエンコードを最後に付加する手段と、VBVを再度調
査して更新する手段とを具備した点に第5の特徴があ
る。さらに、本発明は、MPEGで符号化された動画像
ファイルからGOP単位で複数区間切り出す手段と、符
号化レーとが前記区間で異なる場合に1つの符号化レー
トに統一する手段と、シーケンスヘッダー情報を先頭に
付加する手段と、シーケンスエンコードを最後に付加す
る手段と、VBVを再度調査して更新する手段とを具備
した点に第6の特徴がある。
【0011】前記した第1の特徴によれば、前記圧縮動
画像ファイルに再生時間情報をリンクできるので、検索
および編集の操作性を向上することができる。第2の特
徴によれば、指定時刻の画像が存在するGOPを最初か
ら復号し、指定時刻の画像を表示できるので、最初から
画質の良い画像を表示できると共に、検索および編集の
操作性を向上することができる。。第3、第4の特徴に
よれば、動画像ファイルのシーンの変化点またはGOP
点の少なくとも一つの画像を呼び出して表示することが
でき、検索および編集の操作性を向上することができ
る。さらに、第5、第6の特徴によれば、圧縮データの
まま編集処理を行うことが可能になる。また、新しい動
画像ファイルを作成することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。まず、本発明の一実施形態の編集装
置の概略のハード構成を、図13を参照して説明する。
図において、ROM1は本発明の編集処理プログラムを
具備し、RAM2は該編集処理の作業領域となったり、
編集処理中に入力されたパラメータ等を一時的に記憶し
たりする等の働きをする。表示部3は編集処理に必要な
画面を表示し、操作パネル上の各種のキーやポインティ
ングデバイスと協働してマン・マシンインタフェースを
構成している。記憶部5はハードディスク等から構成さ
れており、複数個のファイルの映像素材をランダムアク
セスできる形で格納している。CPU6は前記ROM1
に記憶されている編集処理プログラムを、操作部4から
の入力に従って実行し、操作部4から指示された素材の
ファイルを前記記憶部5から読出しあるいは該記憶部5
に記憶し、さらに前記RAM2にて必要な編集処理を実
行し、各編集処理に応じた画面情報を前記表示部3に供
給する働きをする。ネットワークインタフェース7は、
インターネット等の回線に接続される。
【0013】次に、前記した構成を有する本発明の一実
施形態の編集装置の動作の概要を、図1のフローチャー
トを参照して説明する。まず、操作部4から編集処理が
選択され、該処理が開始されると、表示部3上に編集制
御画面の表示11が行なわれる。次に、検索・編集ファ
イル処理12が実行される。この検索・編集ファイル処
理12では検索編集するファイルの選択が行われる。次
の動画像検索処理13では、選択されたファイルについ
て、マクロ、ミクロ単位の画像検索を行って検索編集す
る画像の表示を行う。続いて、編集区間の指定処理14
が実行される。この編集区間指定処理14では、動画像
検索処理で表示された画像の中から編集する区間の開始
点と終了点を指定する。複数の区間を編集する場合は、
編集区間編集15の判断が肯定となり、再度編集区間を
編集区間指定処理14で指定する。また、他のファイル
を編集する場合は、複数ファイル編集16の判断が肯定
となり、検索・編集ファイル処理12で他のファイルを
選択し、画像の検索および編集区間の指定を行う。全て
の編集区間が確定した後で、編集区間再生処理17にて
編集区間を再生して編集部分の確認を行う。編集部分が
確定した場合、編集処理18にて該当部分の画像を編集
して新たなファイルとして記録する。
【0014】次に、図1のフローチャートの各部分の処
理を、詳細に説明する。編集制御画面表示11では、前
記表示部3上に、図2のような編集制御画面11aが表
示される。図2でFILE211を選択すると,Open212
とQuit213の2つのファイル制御モードが表示され
る。ここで、Open212を選択すると、検索・編集ファ
イル処理12に移行する。Quit213を選択すると編集
制御画面表示を終了する。
【0015】検索・編集ファイル処理12では、図3の
ようなファイル選択画面12aを、前記編集制御画面1
1aを開いたまま、その画面の上に表示する。図3のフ
ァイル選択画面12aは、動画像ファイルが格納されて
いるディレクトリーにある画像ファイルを一覧表示する
ものである。図では、第1番目のファイル38について
具体的に記されているが、前記記憶部5に複数個のファ
イルが格納されていれば、これらのファイル名が、第2
番目〜第10番目のファイル38に表示される。これら
のファイルの表示は同一であるので、以下では第1番目
のファイルを代表にして、説明する。
【0016】Name36に各ファイル名が表示される。ま
たファイル代表画面31には動画像ファイルの代表画面
が表示される。代表画面の一例として動画像ファイルの
先頭画像を用いることが可能である。また、動画像ファ
イルがISO で標準化されたMPEG方式などにより圧縮され
ている場合は、該当する代表画面のみを動画像ファイル
から復号して表示することが可能である。また、他の方
法として代表画面をあらかじめ用意しておき、代表画面
を該当の動画像ファイルにリンクして表示することも可
能である。この場合、図7のように動画像ファイルと代
表画面はファイル記述子で判別する方法を用いることが
できる。また、代表画面はJPEGやGIF などの静止画像の
圧縮方法を用いて記録することも可能である。
【0017】Total Time32には、各動画像ファイルの
総再生時間が表示される。圧縮された動画像ファイルの
場合、ファイルサイズ/符号化ビットレートで再生時間
を得ることができる。なお、MPEG方式で圧縮された場
合、符号化ビットレートは符号化データから復号するこ
とが可能である。また、前もって再生時間情報を別のフ
ァイルに記録しておくことも可能である。この場合、図
7のようにファイル記述子をXXX.lnk として、元の動画
像ファイルにリンクするファイルとして記録することが
可能である。Information 33には、動画像ファイルに
関する情報が表示される。この情報には撮影した場所や
時間などを記録することができ、テキストファイルで記
録されている。なお、この情報についてはXXX.lnk とし
て元の動画像ファイルにリンクするファイルとして記録
することが可能である。なお、このリンクファイルは1
行目をTotal Time32の再生時間情報に使用し、2行目
以降をInformation 33に使用して共用することも可能
である。Byte302は動画像ファイルの容量を示すもの
である。
【0018】ファイル一覧ページ戻り34、ページ送り
35はそれぞれ検索編集ファイルの一覧表示をページ単
位で戻ったり、送る機能を有している。例えば、モニタ
ーに表示できる編集部分画像が10個で、n 番目の編集
部分画像からn+9 番目まで表示されている場合、ページ
戻り26によりn-10番目からn-1 番目までの編集部分画
像が表示される。
【0019】OK36が指示されると、選択された画像に
ついて動画像検索処理13に移行する。なお、画像の選
択はファイル代表画面31をマウス等のポインティング
デバイスを用いて画像を指定することによって行うこと
が可能である。また、画像が選択された際、選択枠39
のように代表画像31の周辺を枠で囲むことにより、画
像が選択されたことを表示することが可能である。ま
た、Cancel37は検索編集ファイル処理を中止して前記
編集制御画面11aに戻る時に使用される。ファイル番
号38は各動画像ファイルの番号を示すものである。
【0020】図4は別の方法により検索編集ファイル処
理を行う方法を示すもので、動画像の代表画面を表示せ
ずに、リスト形式で各動画像ファイルの表示を行う。画
像選択マーク400は選択する画像を表示するもので、
マウス等のポインティングデバイスで選択された場合
に、該画像選択マーク400を白丸○から黒丸●に変更
して選択されたことを示すことが可能である。ファイル
番号401は各動画像ファイルの番号を示すものであ
る。Name40、Total Time42、Byte402、Informat
ion 43は図3と同様である。また、ページ戻り44、
ページ送り45も図3のページ戻り34、ページ送り3
5と同様である。さらにOK46、Cancel47も図3と同
様である。
【0021】ここで、前記動画像検索処理13の詳細
を、図5のフローチャートを参照して説明する。動画像
検索処理13では、まず図6に示すような動画像検索画
面51aが表示される。次に、検索位置指定52におい
て検索を開始する位置が指定される。次に、マクロ検索
間隔指定53においてマクロ検索を行なう時間間隔が指
定される。次に、マクロ検索開始54によりマクロ検索
が開始され、マクロ検索結果表示55で検索結果が表示
される。ミクロ検索開始位置指定56ではマクロ検索結
果画面の中からミクロ検索を開始する位置が指定され
る。さらに、ミクロ検索モード指定57において、ミク
ロ検索モードの指定が行なわれる。次に、ミクロ検索開
始58によりミクロ検索が開始され、ミクロ検索結果表
示59においてミクロ検索結果画面が表示される。以下
に、この処理手順を、具体的に説明する。
【0022】前記図3または図4において、OK36また
は46が指示されると、ファイル選択画面(図3または
図4)を消去して、図6のような、File Browser画面6
20、Macro Browser 画面621およびMicro Browser
画面622からなる動画像検索画面51aが表示され
る。ここで、File Browser画像61には、図3または図
4で選択されたファイルの代表画面がまず表示され、一
番上のファイル名60には検索編集するファイル名が表
示される。
【0023】File Browser画面620では図5の検索開
始位置指定52が行なわれる。動画像ファイルカーソル
63は動画像の検索開始位置を指定するカーソルであ
る。このカーソル63を動かすことによって検索開始位
置が変化する。また、カーソルの位置に応じて、その位
置での画像がFile Browser画像61に表示される。ま
た、カーソル63と連動して、カーソルの上部にTime6
14が表示される。ただし、初期状態では、File Brows
er画像61には先頭の画像が表示され、Time62にその
画像の時刻が表示される。また、カーソルは左端に設定
される。
【0024】Total Time611は動画像ファイルの総再
生時間を示す。この再生時間の求め方は、図3のTotal
Time32の場合と同様である。また、Time62は指定さ
れた画像の時刻を表示する。ただし、この時刻はTime6
14と同一である。この時刻の表示方法としては以下の
方法を用いることが可能である。まず、カーソルの全体
の長さに対する指定カーソルの位置をK%とする。総再生
時間Total Timeを秒単位に変更してTT秒とする。TP = T
T x K / 100 の式からTP秒を求め、該TP秒を時分秒に変
更したものを指定画像時刻として表示する。
【0025】また、表示する画像は、以下のような方法
を用いて決定することができる。ファイル容量をTCとし
て、FP = TC x K / 100 で得られるファイル位置FPに存
在する画像を表示する。MPEGなどで圧縮された画像デー
タの場合は、ファイル位置FP近傍にあるグループ(GOP
)ヘッダーから時刻情報を取得する。この時刻情報を
元に、前後にあるGOP ヘッダーから指定された時刻の画
像が存在するGOP を探索する。探索後、該当のGOP を最
初から復号し、該当の時刻の画像を表示する。
【0026】Macro Browser 画面621はFile Browser
画面620で指定された画像について、マクロな単位で
画像の検索を行なうためのものである。Macro Browser
画面621は、File Browser画面620で指定された画
像61から、指定された時間ステップTSで画像の表示を
行なう。TS64は時間ステップであり、ユーザは例えば
5秒、30秒のように任意のステップを指定することが
可能である。これにより図5のマクロ検索間隔指定53
が行なわれる。
【0027】Start 65は指定されたステップで画像表
示を開始するためのもので、これにより図5のマクロ検
索開始54が行なわれ、Start 65を選択するとマクロ
検索画像66と検索時刻67が表示され、図5のマクロ
検索結果表示55となる。表示する画像は検索開始位置
TPの画像を左端のマクロ検索画像66に表示し、以下TP
+TS, TP+2TS,... の順でマクロ検索画像66を順次右に
表示する。表示する画像は、指定された時刻TQと総ファ
イル量TCから決定することが可能である。指定する画像
のファイル位置をFPS とすると、FPS = TC x TQ / TTと
して求めることが可能である。マクロ検索画像66はFi
le Brwoser画像61の時と同様な方法で、指定時刻の画
像を表示することができる。
【0028】検索画面ページ戻し69および検索画面ペ
ージ送り602はそれぞれ検索画面をページ単位で戻し
たり、送る機能である。また、検索画面戻し68および
検索画面送り601はそれぞれ、1画面単位で検索画面
を戻したり、送る機能を示す。表示されているマクロ検
索画像66の内1つをマウスなどのポインティングデバ
イスを用いて選択すると、選択を示す選択枠612が画
面内に表示され、図5のミクロ検索開始位置指定56と
してミクロ検索画像の開始点となる他、編集点として用
いられる。また、画像が選択された状態でTS64を変更
してStart 65を選択した場合、選択された画像を開始
点として、指定されたステップ幅で画像の表示を行うこ
とも可能である。
【0029】Micro Browser 画面622はマクロ画像検
索621で指定された画像についてさらに細かな単位で
画像検索を行なうものである。Mode603はミクロ画像
検索を行なうモードを指定するもので、これによりミク
ロ検索モード指定57が行なわれる。モードの種類とし
ては、1フレーム、グループ(GOP )、シーンなどを指
定することが可能である。ここで、1フレームとは画像
の物理的な最小単位を示す。また、GOP は画像をグルー
プ化することを示す。例えば、MPEG方式で圧縮された画
像ではGOP は15フレーム程度の画像グループで構成さ
れている。また、任意の画像数をGOP とすることも可能
である。シーンは画像をシーンが変化する所までを一区
切りとしてまとめたものである。
【0030】複数フレーム単位で検索画像を表示する場
合、フレーム数をカウントしながら所定のフレーム数に
なった時点で表示を行なう方法を用いることができる。
また、MPEG方式で圧縮された場合、GOP の開始点を示す
GOP_Start_Codeを検出してGOP の開始点を見つけ、さら
にその先頭画像(I-ピクチャ)を復号して表示する方法
を用いることが可能である。シーン単位の画像について
は、シーンの変化点を検出して変化後の画像を表示す
る。シーンの変化点の検出方法については、例えば氏原
等による「動画像のカット点画像検出装置」(特願平7-
263681号、平成7年9月19日出願)を用いてMPEG画像
データからシーンの変化点を検出することが可能であ
る。また、シーンの変化点を前もって検出しておき、変
化点の時刻のみを記述子CUT を持つファイル(XXX.CUT
)に保存して、変化点の時刻により変化点の画像を元
の画像ファイルから呼び出して表示することが可能であ
る。なお、指定された時刻の画像の表示は、File Brwos
er画像61の時と同様な方法を用いることが可能であ
る。
【0031】また他の方法として、GOP やシーンの画像
自体を画像ファイルとして保存し、その画像ファイルを
用いてGOP やシーンの画像に用いることも可能である。
この場合、それぞれ、記述子GOP やSCN を持つファイル
(XXX.GOP, XXX.SCN)として元の動画像ファイルとのリ
ンクおよびそれぞれのファイルの属性を示すことが可能
である。これらのファイルについては静止画像の圧縮方
式であるJPEGやGIF などを用いることが可能である。
【0032】Start 604は指定された検索モード(Mo
de603)に従い、MacroBrowser画面621で指定され
た画像からのミクロ検索画像の表示を開始するもので、
これにより図5のミクロ検索開始58となる。ミクロ検
索画像605は左から順に指定された開始点画像から指
定された検索モードに従って右側に表示し、これにより
図5のミクロ検索結果表示59となる。なお、Time60
6は表示された画像の時刻を示すものである。
【0033】検索画面ページ戻し608および検索画面
ページ送り610はそれぞれ検索画面をページ単位で戻
したり、送る機能である。また、検索画面戻し607お
よび検索画面送り609はそれぞれ、1画面単位で検索
画面を戻したり、送る機能を示す。表示されているミク
ロ検索画像605の内1つをマウスなどのポインティン
グデバイスを用いて選択すると、選択を示す選択枠61
3が画面内に表示され、編集開始点あるいは編集終了点
や、他のモードによるミクロ検索画像の開始点として用
いられる。なお、Micro Browser 画面622上に選択枠
613が表示されると、MacroBrowser画面621上の前
記選択枠612は消滅する。
【0034】また、検索画像として表示された画像の1
つを選択してさらにMode603を変更してStart 604
を選択した場合、選択された画像を開始点として新しい
検索条件でミクロ検索を行ない、検索結果を表示する。
これにより、複数の検索条件で目的の画像を効率的に検
索することが可能である。
【0035】以上の処理により、図1の動画像検索処理
13が終わると、次の編集区間指定処理14に移る。該
編集区間指定処理14では、図6の動画像検索画面51
aにおいて編集区間の指定を行なう。前述の通り、図6
において選択された画像には、選択枠612または61
3が表示されている。この選択枠が表示されたまま編集
制御画面11a(図2参照)のIN206を選択すると、
該選択枠内の画像が編集開始点となる。次に、図6のMa
croBrowser画面621またはMicro Browser 画面622
上で、前記のようにして画像を選択して選択枠を表示さ
せ、ここでOUT207を選択すると、該選択枠内の画像
が編集終了点となる。
【0036】その場合、開始点IN206が選択されると
In Time 204に選択画像の時刻が表示され、編集開始
画像22に編集を開始する画像として先に選択された画
像がコピーされる。また終了点OUT 207が選択された
場合もそれぞれOut Time205と編集終了画像23に時
刻と画像が表示される。また、他の方法として、選択さ
れた画像をマウスなどのポインティングデバイスで選択
したまま編集開始点画像あるいは編集終了画像まで移動
させ、そこでマウスによる選択をリリースした瞬間にそ
の位置に選択された画像をコピーする方法を用いること
も可能である。同一素材の中に複数の編集部分がある場
合は、図6のMacroBrowser画面621またはMicro Brow
ser 画面622上で、前記のようにして画像を選択して
再度選択枠を表示させ、編集位置を示す編集番号24を
次の番号に移し、再度IN、OUTの選択を行うことによ
り、他の編集区間の編集部分を指定することができる。
そして、これらの複数区間の編集部分をまとめることが
可能である。例えば、10分間の動画像素材があった場
合、時刻01分:00秒から02分:59秒までの2分
間の編集区間1を第1番目の編集番号24に登録し、時
刻05分:00秒から08分:59秒までの4分間の編
集区間2を第2番目の編集番号24に登録し、これらを
まとめて、6分間の動画像を作成することが可能であ
る。
【0037】さらに、複数の動画像素材(ファイル)か
ら編集部分を選択する場合は、編集制御画面11aのFI
LE211を指定して図3または図4のファイル選択画面
12aを開き、該ファイル選択画面12a上で編集に用
いる動画像ファイルを指定し、対応する動画像検索画面
51aを表示して、前記と同様の操作により、検索編集
部分を指定することが可能である。
【0038】この場合、例えば、2つの動画像ファイル
について編集部分を指定する場合、図8のように、動画
像ファイル1、動画像ファイル2それぞれについて動画
像検索画面を開いて、編集部分を編集制御画面で指定す
ることができる。
【0039】図2の編集制御画面11a上のControl 部
25は各編集部分の挿入削除を制御するもので、Contro
l 部25を選択するとDelete214、Insert215、Mo
dyfy216、Clear 217の4つの制御モードが表示さ
れる。Delete214は該当の編集部分を削除する機能
で、この場合、右に存在する編集部分を1つ左にずらし
て表示する。また、Insert215が選択された場合、右
にある編集部分を1つ右にずらして右の編集部分を空白
にする。これにより、新たに動画像検索画面で指定した
編集部分を挿入することが可能となる。Modify216は
同一ファイルの編集区間を変更するもので、現在指定し
ている動画像ファイルの動画像検索画面が一番上に表示
され、編集区間の指定を変更することができる。例え
ば、編集区間1が動画像ファイル1、編集区間2が動画
像ファイル2から指定されている場合、編集区間2につ
いてModify216を指定すると、動画像2に関する動画
像検索画面(図6の画面51a)が一番上に表示され
る。Clear 217は該当の編集部分を空白にする処理
で、空白になった編集部分に新たに動画像検索画面で指
定した編集部分を新しい編集部分とすることが可能とな
る。
【0040】編集画面ページ戻し26および編集画面ペ
ージ送り27はそれぞれ編集部分をページ単位で戻した
り、送る機能である。また、編集画面戻し28および編
集画面送り29はそれぞれ、1画面単位で編集部分を戻
したり、送る機能を示す。
【0041】Window View 203は現在編集のために開
いているファイルの一覧を示す。Window View 203を
選択すると図9に示すようなWindow View 画面が表示さ
れる。Name71は編集のために開いているファイル名が
表示される。Total Time72は総再生時間が表示され
る。ファイル代表画面73にはファイルの代表画面が表
示される。これらは図3のファイル選択画面12aと同
様の方法を用いて表示することが可能である。また、フ
ァイル代表画面73をマウス等のポインティングディバ
イスで指定すると、76のような選択枠が表示され、選
択された動画像ファイルに関する動画像検索画面(図6
の画面51a)が一番上に表示される。
【0042】図1の編集区間再生処理17では編集区間
指定処理14指定された編集区間を再生して編集部分の
確認に用いることが可能である。編集制御画面11a
(図2参照)においてPreview 201を選択すると編集
開始画像22から編集終了画像23までを再生する。た
だし、複数の編集区間が存在する場合は、編集番号24
に従って複数の編集部分を連続して再生する。なお、必
要に応じて再生停止などの機能を付加することも可能で
ある。
【0043】例えば、MPEGファイルからの再生の場合
は、ファイルのシーケンスヘッダーから初期化情報を読
み出し、ファイルシークにより指定するファイルポイン
タまでスキップしてGOP ヘッダーを検出する。検出され
たGOP ヘッダーに存在するタイムコードおよび前後にあ
るGOP ヘッダーに存在するタイムコードを検索して目的
のタイムコードが存在するGOP をサーチする。目的とな
るタイムコードが存在するGOP について順に復号を開始
して編集終了となるタイムコードまで再生を続ける。複
数の編集区間が存在する場合もファイルのシーケンスヘ
ッダーとファイルシークにより区間再生を行う。
【0044】図1の編集処理18では確定した編集区間
について編集処理を行う。編集制御画面11aにおいて
Record202を選択すると、図10に示されているよう
な、編集後に記録するファイル名入力画面を表示する。
Save File Name91は保存するファイル名を入力する場
所である。File list 92は既に保存してあるファイル
のリストを表示する。リスト移動用カーソル93は表示
しているファイルリストの前後のリストを検索するため
のカーソルである。OK94は指定された編集区間につい
て編集処理を行い、編集後のファイルを指定された保存
ファイル名で保存する。また、Cancel95は編集処理を
中断して編集制御画面に戻る。
【0045】編集区間の編集処理については以下のよう
な方法を用いることが可能である。まず、編集区間が1
つの場合は元の動画像ファイルから該当の区間のみの動
画像データを抽出して新しい動画像ファイルを作成す
る。MPEGで圧縮された画像データの場合、該当区間をI
ピクチャ等フレーム内符号化画面を持つGOP 単位で切り
出し、シーケンスヘッダー情報を先頭に、またシーケン
スエンドコードを最後に付加して1つの編集ファイルを
作成することが可能である。ただし、バッファ量の制御
のためにVBV(Video Buffering Verifier) を再度調査し
て、必要に応じて符号化データ中のVBV の値を新しい値
に変更する必要がある。この処理により圧縮データのま
ま編集処理を行うことが可能になり、圧縮した画像デー
タを一旦画像データに復元して、編集処理後再度圧縮す
る処理が必要なくなる。また、符号化データをそのまま
用いるため、画像が編集前に比較して劣化することはな
い。編集区間が複数存在する場合、元の動画像ファイル
から該当する複数の区間を抽出し、これらの区間を接続
して新しい動画像ファイルを作成する。MPEGで圧縮
された画像データの場合、基本的にはそれぞれの該当区
間をGOP 単位で切り出して、各区間を接続する。その
後、シーケンスヘッダー情報を先頭に、またシーケンス
エンドコードを最後に付加して1つの編集ファイルを作
成することが可能である。ただし、符号化レートが区間
で異なる場合は1つの符号化レートに統一するようにレ
ート変換を行って各区間を接続する必要がある。なお、
レート変換については中島らによる「画像符号化データ
のレート変換方法および装置」(特願平7-77100 、平成
7年3月9日)を用いることが可能である。また、バッ
ファ量の制御についても単一の区間と同様な処理が必要
である。
【0046】変形例として、検索編集フローチャート図
1において複数区間の判定15、複数ファイルの判定1
6、編集区間再生処理17については必要に応じて複数
回行ったり、順序を入れ替えて処理することが可能であ
る。
【0047】次に、本発明の第2の実施形態について、
図11を参照して説明する。この実施形態は、インター
ネットなどのネットワークでデータベースと検索端末が
離れた場合の検索編集処理に関するものである。図11
にネットワーク接続例を示す。WWW サーバ101には画
像データ、検索画面、検索条件などのファイルが保存さ
れている。ただし、WWW サーバソフトウェアについては
市販のソフトウェアを用いることが可能である。WWW ブ
ラウザ103はインターネット102でWWW サーバ10
1に接続されておりWWW の閲覧が可能なソフトウェアを
搭載している。なお、このソフトウェアは市販のWWW ブ
ラウザソフトウェアを用いることが可能である。
【0048】WWW サーバ101にはHTML(Hyper Text Ma
rkup Language)で記述された画像検索編集処理手順が搭
載されている。この手順は前記第1の実施形態で示した
検索編集手順であり、WWW ブラウザ103からWWW サー
バ101があるURL(UniformResource Locator)を指定す
ると、図2の編集制御画面11aがWWW ブラウザ103
に表示される。WWW ブラウザ103ではFILE211を指
定すると、指定した情報がWWW サーバ101側に転送さ
れ、CGI(Common Gateway Interface) を通じてOPEN21
2とQuit213がWWW ブラウザ103側に表示される。
このようにして表示された画面に対して応答を返すこと
によって、結果がWWW ブラウザ103側に送られ、図1
の検索編集処理フローチャート上での全ての検索、編集
作業をネットワーク上で行うことが可能である。
【0049】ただし、WWW ブラウザ103側では検索結
果等に対して各処理の選択やパラメータの指定を行うの
みで、実際の編集処理や検索処理はWWW サーバ101側
で行う。また、編集したファイルはサーバ101側に蓄
積されるため、ファイルをWWW ブラウザ103側に転送
するためにはHTTP(Hyper Text Transfer Prtotocol)やF
TP(File Tranfer Protocol)などを用いてファイルを転
送する必要がある。
【0050】また、編集区間再生処理17においてPrev
iew 201を用いて再生確認を行う場合、再生はWWW ブ
ラウザ103側で行い、再生するファイルはWWW サーバ
101に存在しているため、再生のためにファイルを一
旦WWW ブラウザ103側にHTTP等により転送してWWW ブ
ラウザ103側で動画像ファイルを再生する。また、動
画像ファイルの全区間を送って、WWW ブラウザ103側
で編集区間のみを再生するのではなく、編集処理を行っ
て編集区間のみを転送することにより転送時間を短縮す
ることが可能である。
【0051】次に、本発明の第3の実施形態について、
図12を参照して説明する。この実施形態では、前記第
2の実施形態の再生確認において、圧縮された動画像フ
ァイルを用いている場合に、元のファイルよりもさらに
圧縮率を上げて小さなファイルサイズに変換して転送す
る。図12はレート変換を持つネットワーク接続例で、
WWW ブラウザ103とインターネット102は図11と
同様である。WWW サーバ110には動画像データ111
とレート変換装置112が存在し、動画像データ111
はレート変換装置112を通してWWW ブラウザ103に
転送される。なお、レート変換方法については中島らに
よる「画像符号化データのレート変換方法および装置」
(特願平7-77100 号、平成7年3月9日出願)を用いる
ことが可能である。これによりデータサイズを大幅に縮
小して、転送時間を短くすることが可能である。
【0052】また、圧縮されていない動画像ファイルに
ついては、圧縮して転送するほか、空間解像度や時間解
像度を減少させてデータサイズを縮小しレート変換の代
用とすることも可能である。空間解像度の削減について
は,例えば画像を縦方向にn:1、横方向にm:1
(m、nは正の整数)でサンプリングしてデータ量を1
/mnに削減することが可能である。また時間解像度に
ついてはフレーム数をk:1(kは正の整数)でサンプ
リングすることにより、データ量を1/kに削減するこ
とが可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明は、画像データをマクロおよびミ
クロの単位で検索して検索画像を表示することにより、
検索画像を容易に見つけることが可能になった。また、
マクロ検索では検索する時間単位を変更することによ
り、動画像データの長さなどに応じて検索間隔を調整す
ることが可能になる。さらに、ミクロ検索ではシーン単
位、GOP 単位、フレーム単位の検索モードによってさま
ざまな検索要求に応じて画像の検索を行うことが可能と
なった。従来は動画像を再生したり早送りしたりして画
像の検索を行っていたため、検索作業量あるいは検索作
業時間が多大であったが、本発明によれば、これを大幅
に削減することが可能となる。
【0054】また、本発明では検索された画像から編集
点を簡単に設定することができ、圧縮画像データでも一
旦画像に戻すことなく編集処理を行う事が可能なため、
編集処理時間およびコストを大幅に削減することが可能
になる。さらに、本発明によれば、編集区間の確認には
符号化レートを削減する処理を導入したので、確認に必
要な作業時間とコストを大幅に削減することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の編集装置の全体の処理の概要を示す
フローチャートである。
【図2】 編集制御画面の一例を示す図である。
【図3】 ファイル選択画面の一例を示す図である。
【図4】 他のファイル選択画面の一例を示す図であ
る。
【図5】 図1の動画像検索処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図6】 動画像検索画面の一例を示す図である。
【図7】 各ファイルの識別子の説明図である。
【図8】 複数のファイルの編集画面例を示す図であ
る。
【図9】 ウィンドウビュウ画面の一例を示す図であ
る。
【図10】 ファイル名入力画面の一例を示す図であ
る。
【図11】 ネットワーク接続例を示す図である。
【図12】 レート変換を持つネットワーク接続例を示
す図である。
【図13】 本発明の編集装置のハード構成の概略を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…ROM、2…RAM、3…表示部、4…操作部、5
…記憶部、6…CPU、11a…編集制御画面、12a
…ファイル選択画面(フイコン表示)、51a…動画像
検索画面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年6月24日(2003.6.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
いて、 MPEGで符号化された動画像ファイルからGOP単位
区間を切り出す手段と、 シーケンスヘッダー情報を先頭に付加する手段と、 シーケンスエンコードを最後に付加する手段と、 VBV(Video Buffering Verifier)を再度調査して更
新する手段とを具備したことを特徴とする動画像検索編
集装置。
【請求項】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
いて、 MPEGで符号化された動画像ファイルからGOP単位
で複数区間切り出す手段と、 符号化レーが前記区間で異なる場合に1つの符号化レ
ートに統一する手段と、 シーケンスヘッダー情報を先頭に付加する手段と、 シーケンスエンコードを最後に付加する手段と、 VBV(Video Buffering Verifier)を再度調査して更
新する手段とを具備したことを特徴とする動画像検索編
集装置。
【請求項】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
いて、 MPEG動画像ファイルのGOPヘッダを取得する手段
と、 GOPヘッダから時刻情報を取得する手段と、 該GOPの前後のGOPから指定時刻の画像が存在する
GOPを探索する手段とを具備し、 前記指定時刻の画像が存在するGOPを最初から復号
し、指定時刻の画像を表示することを特徴とする動画像
検索編集装置。
【請求項】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
いて、 動画像ファイルからシーンの変化点を検出する手段と、 該変化点の時刻のみをファイルに保存する手段とを具備
し、 該ファイルの時刻情報を用いて動画像ファイルから変化
点の画像を呼び出して表示することを特徴とする動画像
検索編集装置。
【請求項】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
いて、 動画像ファイルからシーンの変化点およびGOP点の少
なくとも一つを検出する手段と、 該検出点の画像をファイルに保存する手段とを具備し、 前記動画像ファイルのシーンの変化点およびGOP点の
少なくとも一つの画像を呼び出して表示することを特徴
とする動画像検索編集装置。
【請求項】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
いて、 圧縮動画像ファイルからファイルサイズと符号化ビット
レートを取得する手段と、 ファイルサイズと符号化ビットレートから該圧縮動画像
ファイルの総再生時間を得る手段とを具備し、 該再生時間情報を該圧縮動画像ファイルにリンクするフ
ァイルとして記録することを特徴とする動画像検索編集
装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、この発明は、MPEGで符号化された動画像フ
ァイルからGOP単位で切り出す手段と、シーケンスヘ
ッダー情報を先頭に付加する手段と、シーケンスエンコ
ードを最後に付加する手段と、VBVを再度調査して更
新する手段とを具備した点に第1の特徴がある。また、
本発明は、MPEGで符号化された動画像ファイルから
GOP単位で複数区間切り出す手段と、符号化レートが
前記区間で異なる場合に1つの符号化レートに統一する
手段と、シーケンスヘッダー情報を先頭に付加する手段
と、シーケンスエンコードを最後に付加する手段と、V
BVを再度調査して更新する手段とを具備した点に第2
の特徴がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、本発明は、MPEG動画像ファイル
のGOPヘッダを取得する手段と、GOPヘッダから時
刻情報を取得する手段と、該GOPの前後のGOPから
指定時刻の画像が存在するGOPを探索する手段とを具
備し、前記指定時刻の画像が存在するGOPを最初から
復号し、指定時刻の画像を表示するようにした点に第3
の特徴がある。また、本発明は、動画像ファイルからシ
ーンの変化点を検出する手段と、該変化点の時刻のみを
ファイルに保存する手段とを具備し、該ファイルの時刻
情報を用いて動画像ファイルから変化点の画像を呼び出
して表示するようにした点に第の特徴がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、本発明は、動画像ファイルからシー
ンの変化点およびGOP点の少なくとも一つを検出する
手段と、該検出点の画像をファイルに保存する手段とを
具備し、前記動画像ファイルのシーンの変化点およびG
OP点の少なくとも一つの画像を呼び出して表示するよ
うにした点に第の特徴がある。さらに、本発明は、
縮動画像ファイルからファイルサイズと符号化ビットレ
ートを取得する手段と、ファイルサイズと符号化ビット
レートから該圧縮動画像ファイルの総再生時間を得る手
段とを具備し、該再生時間情報を該圧縮動画像ファイル
にリンクするファイルとして記録するようにした点に第
の特徴がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】前記した第1、第2の特徴によれば、圧縮
データのまま編集処理を行うことが可能になる。また、
新しい動画像ファイルを作成することが可能になる。
3の特徴によれば、指定時刻の画像が存在するGOPを
最初から復号し、指定時刻の画像を表示できるので、最
初から画質の良い画像を表示できると共に、検索および
編集の操作性を向上することができる。第4、第5の特
徴によれば、動画像ファイルのシーンの変化点またはG
OP点の少なくとも一つの画像を呼び出して表示するこ
とができ、検索および編集の操作性を向上することがで
きる。さらに、第6の特徴によれば、前記圧縮動画像フ
ァイルに再生時間情報をリンクできるので、検索および
編集の操作性を向上することができる。
フロントページの続き (72)発明者 米山 暁夫 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディーディーアイ研究所内 Fターム(参考) 5C053 FA14 FA23 FA30 GA11 GB06 GB08 GB37 HA29 JA22 KA05 LA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
    クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
    いて、 圧縮動画像ファイルからファイルサイズと符号化ビット
    レートを取得する手段と、 ファイルサイズと符号化ビットレートから該圧縮動画像
    ファイルの総再生時間を得る手段とを具備し、 該再生時間情報を該圧縮動画像ファイルにリンクするフ
    ァイルとして記録することを特徴とする動画像検索編集
    装置。
  2. 【請求項2】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
    クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
    いて、 MPEG動画像ファイルのGOPヘッダを取得する手段
    と、 GOPヘッダから時刻情報を取得する手段と、 該GOPの前後のGOPから指定時刻の画像が存在する
    GOPを探索する手段とを具備し、 前記指定時刻の画像が存在するGOPを最初から復号
    し、指定時刻の画像を表示することを特徴とする動画像
    検索編集装置。
  3. 【請求項3】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
    クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
    いて、 動画像ファイルからシーンの変化点を検出する手段と、 該変化点の時刻のみをファイルに保存する手段とを具備
    し、 該ファイルの時刻情報を用いて動画像ファイルから変化
    点の画像を呼び出して表示することを特徴とする動画像
    検索編集装置。
  4. 【請求項4】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
    クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
    いて、 動画像ファイルからシーンの変化点およびGOP点の少
    なくとも一つを検出する手段と、 該検出点の画像をファイルに保存する手段とを具備し、 前記動画像ファイルのシーンの変化点およびGOP点の
    少なくとも一つの画像を呼び出して表示することを特徴
    とする動画像検索編集装置。
  5. 【請求項5】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
    クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
    いて、 MPEGで符号化された動画像ファイルからGOP単位
    で切り出す手段と、 シーケンスヘッダー情報を先頭に付加する手段と、 シーケンスエンコードを最後に付加する手段と、 VBVを再度調査して更新する手段とを具備したことを
    特徴とする動画像検索編集装置。
  6. 【請求項6】 ランダムアクセスで動画像ファイルにア
    クセスできる記憶手段を備えた動画像検索編集装置にお
    いて、 MPEGで符号化された動画像ファイルからGOP単位
    で複数区間切り出す手段と、 符号化レーとが前記区間で異なる場合に1つの符号化レ
    ートに統一する手段と、 シーケンスヘッダー情報を先頭に付加する手段と、 シーケンスエンコードを最後に付加する手段と、 VBVを再度調査して更新する手段とを具備したことを
    特徴とする動画像検索編集装置。
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