JP4443387B2 - 動画像再生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、動画像再生装置に関し、特にたとえば、基準フレームレートと異なるフレームレートを有する部分動画像を含む動画像を基準フレームレートで再生する、動画像再生装置に関する。
従来のこの種の装置の一例が特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、動画ファイルを再生するとき、まず動画像を形成する各フレームのインデックス情報が動画ファイルから検出され、検出されたインデックス情報がインデックス情報テーブルに設定される。各フレームの画像データは、こうして作成されたインデックス情報テーブルを参照して、順次再生される。この結果、実時間(撮影時の被写体の動きと同じ速度、つまり実速度)で動く動画像がモニタ画面から出力される。
特許第3403141号公報[H04N 5/937, 5/92]
しかし、従来技術は、動画ファイルに格納された画像データのフレームレート(画面レト)が一定であることを前提としている。このため、撮影時にフレームレートが局所的に変動すると、動画を実時間で再生することができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、画面レートの均一性が保証されていない動画像を実時間で再生することができる、動画像再生装置を提供することである。
請求項1の発明に従う動画像再生装置は、基準画面レートより遅い画面レートを有する部分動画像を含む動画像を基準画面レートで再生する動画再生装置であって、部分動画像を実時間で再生するために必要な画面数である第1数と部分動画像に周期的な画面数調整処理を施すことで得られる画面数である第2数との差分値を算出する算出手段、算出手段によって算出された差分値に相当する回数の画面間引き処理を部分動画像に対して分散的に実行する第1調整手段、第2数に対応する回数の画面補間処理を部分動画像に対して実行する第2調整手段、および第1調整手段および第2調整手段で処理された部分動画像を再生する再生手段を備える、動画像再生装置である。
動画像は、基準画面レートと異なる画面レートを有する部分動画像を含む。算出手段は、部分動画像を実時間で再生するために必要な画面数である第1数と、部分動画像に周期的な画面数調整処理を施したときに得られる画面数である第2数との差分値を算出する。第1調整手段は、算出手段によって算出された差分値に相当する回数の画面間引き処理を部分動画像に対して分散的に実行する。また、第2調整手段は、第2数に対応する回数の画面補間処理を部分動画像に対して実行する。再生手段は、このようにして間引き処理されかつ補間処理された部分動画像を基準画面レートで再生する。
第1調整手段および第2調整手段の画面間引き処理および画面補間処理によって、部分動画像が実時間で再生される。また、第2調整手段の画面補間処理によって、部分動画像の動きの円滑化が図られる。
請求項の発明に従う動画像再生装置は、請求項1に従属し、第1調整手段は、再生手段によって再生される画面数と算出手段によって算出された差分値とに基づいて画面数調整処理を実行するタイミングを決定する決定手段を含む。これによって、画面数調整処理を動画像の全体にわたって分散させることができる。
請求項の発明に従う動画像再生装置は、請求項1または2に従属し、算出手段は、部分動画像の画面レートに関連するパラメータ値を基準画面レートに関連するパラメータ値で割り算する割り算手段、割り算手段によって求められた割り算値を丸める数値変換手段、および割り算手段によって求められた割り算値と数値変換手段によって求められた変換値とに基づいて差分値を算出する差分算出手段を含む。
請求項の発明に従う動画像再生プログラムは、基準画面レートより遅い画面レートを有する部分動画像を含む動画像を基準画面レートで再生する動画像再生装置のプロセサによって実行される動画像再生プログラムであって、部分動画像を実時間で再生するために必要な画面数である第1数と部分動画像に周期的な画面数調整処理を施したときに得られる画面数である第2数との差分値を算出する算出ステップ、算出ステップによって算出された差分値に相当する回数の画面間引き処理を部分動画像に対して分散的に実行する第1調整ステップ、第2数に対応する回数の画面補間処理を部分動画像に対して実行する第2調整ステップ、および第1調整ステップおよび第2調整ステップで処理された部分動画像を再生する再生ステップを含む、動画像再生プログラムである。
請求項1の発明と同様、動画像の実時間再生と部分動画像の動きの円滑化とが可能となる。
この発明によれば、第1調整手段および第2調整手段の画面数調整処理によって、動画像が実時間で再生される。また、第2調整手段の画面数調整処理によって、部分動画像の動きの円滑化が図られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例の動画像再生装置10は、動画ファイルが記録された記録媒体36を着脱自在に装着するスロット34を含む。キー入力装置28によって再生操作が行われると、対応するキー入力信号がCPU26に与えられる。CPU26は、記録媒体36に記録された所望の動画ファイルに再生処理を施す。
動画ファイルに格納されたムービデータは、各々がJPEG方式で圧縮された複数フレームの圧縮画像データと所定方式で符号化された音声データとによって形成される。所望の動画ファイルのムービデータを形成する圧縮画像データおよび音声データは、I/F32およびメモリ制御回路14を通して、SDRAM16の圧縮画像エリアおよび音声エリア(いずれも図示せず)に書き込まれる。
JPEG復号回路12は、圧縮画像エリアに格納された各フレームの圧縮画像データをメモリ制御回路14を通して読み出し、読み出された圧縮画像データを復号し、そして復号された画像データをメモリ制御回路14を通してSDRAM16の復号画像エリア(図示せず)に書き込む。ビデオエンコーダ18は、復号された各フレームの画像データをメモリ制御回路14を通して復号画像エリアから読み出し、読み出された画像データをNTSC方式のコンポジットビデオ信号に変換する。変換されたコンポジットビデオ信号はLCDモニタ20に与えられ、この結果、動画像がモニタ画面に表示される。
オーディオプロセサ22は、SDRAM16の音声エリアに格納された音声データをメモリ制御回路14を通して読み出し、読み出された音声データを復号する。復号された音声信号はスピーカ24から出力される。
動画ファイルに格納されたデータは、QuickTimeフォーマットに従い、図2に示すデータ構造を有する。
図2によれば、ファイルタイプ情報ftypが先頭に割り当てられ、続いてプレビューデータpnotおよびサムネイルデータPICTが割り当てられる。ムービリソースmoovは、ムービヘッダmvhd,ビデオトラックtrak,サウンドトラック,OD(Object Description)トラックなどによって形成される。ムービリソースmoovの後段には、フリーエリアfree,ムービデータmdatおよびフリーエリアfreeがこの順で続く。
ビデオトラックtrakは、テーブルstblを含む。このテーブルは、stsdテーブル,sttsテーブル,stssテーブル,stscテーブル,stszテーブルおよびstcoテーブルによって形成される。各フレームの圧縮画像データの開始位置やフレームの時間関係は、これらのテーブルから特定される。フレームの時間関係は、具体的にはsttsテーブルによって定義される。
なお、QuickTimeフォーマットのデータ構造は周知であるため、ビデオトラックtrakに関するこれ以上の詳しい説明は省略する。
フレームレートが均一である場合、sttsテーブルは表1に示すように構成される。
Figure 0004443387
表1によれば、sttsテーブルは、サイズ情報size(=4バイト),タイプ情報type(=4バイト),フラグ情報flags(=4バイト),エントリ数情報NumberOfEntry(=4バイト)およびテーブルTime-To-Sample table(=4バイト*2)を有する。
サイズ情報sizeはこのテーブルのサイズを示す情報であり、“24バイト”がここに記述される。タイプ情報typeはこのテーブルのタイプを示す情報であり、“stts”がここに記述される。フラグ情報は、将来の拡張を考慮した予約情報である。エントリ数情報NumberOfEntryはテーブルTime-To-Sample tableの数を示す情報であり、“1”がここに記述される。
テーブルTime-To-Sample tableには、フレーム数およびサンプル数が記述される。フレーム数は、ムービデータmdatを形成する圧縮画像データのフレーム数である。サンプル数は、フレームレートに関する情報であり、ビデオトラックtrakのヘッダmdhdに記述されたタイムスケールを基準フレームレートで割り算することで得られる。たとえば、基準フレームレートが“30fps”であり、タイムスケールが“30000”であれば、サンプル数は“1000”となる。
フレームレートが不均一である場合、テーブルTime-To-Sample tableは、フレームレートが変化する毎に追加される。したがって、フレームレートが変化した回数が“N−1”である場合、sttsテーブルは表2に示すように構成される。
Figure 0004443387
表2によれば、サイズ情報sizeは“16+N*8バイト”であり、エントリ数情報NumberOfEntryは“N”である。さらに、エントリ数情報NumberOfEntryに続いて、N個のテーブルTime-To-Sample table[0]〜Time-To-Sample table[N-1]が形成される。
たとえば、Nが“3”でかつタイムスケールが“30000”であることを前提として、最初の25フレームが“30fps”のフレームレートを有し、次の5フレームが“15fps”のフレームレートを有し、そして最後の30フレームが“16.7fps”のフレームレートを有する場合、テーブルTime-To-Sample table[0]〜Time-To-Sample table[2]は表3に示すように記述される。
Figure 0004443387
このようなデータ構造を有する動画ファイルを再生するとき、CPU26は、図7〜図11に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ30に記憶される。
まずステップS1で動画ファイル選択処理を実行する。これによって、記録媒体36に記録された複数の動画ファイルの中から所望の動画ファイルが選択される。ステップS3では選択された動画ファイルからsttsテーブルを検出する。検出されたsttsテーブルは、I/F32およびメモリ制御回路14を通してSDRAM16に書き込まれる。
ステップS5では、変数Kを“0”に設定する。ステップS7では、検出されたsttsテーブルの17+K*8バイト目から始まる8バイトのデータを読み出し、読み出されたデータをSDRAM16に形成されたTSテーブル16tsに記述する。sttsテーブルから読み出された8データは、フレーム数およびサンプル数を含む。また、TSテーブル16tsは、図3に示す構造を有する。読み出されたフレーム数およびサンプル数は、TSテーブル16のインデックス番号Ts[K]に割り当てられる。
ステップS9では、変数Kが“N−1”に等しいか否かを判別する。ここでNOであれば、ステップS11で変数Kをインクリメントし、その後ステップS7に戻る。ステップS7〜S11の処理は、テーブルTime-To-Sample tableの数に相当する回数だけ繰り返される。したがって、テーブルTime-To-Sample tableが表3に示す情報を有する場合、フレーム数“25”,“5”および“30”がインデックス番号Ts[0],Ts[1]およびTs[2]に割り当てられ、サンプル数“1000”,“2000”および“1800”がインデックス番号Ts[0],Ts[1]およびTs[2]に割り当てられる。
ステップS9でYESと判断されるとステップS13に進み、図9に示すサブルーチンに従って数値変換処理を実行する。
図9を参照して、ステップS41では基準サンプル数を算出する。具体的には、ヘッダmdhdに記述されたタイムスケールを検出し、検出されたタイムスケールを再生時のフレームレートである“30fps”で割り算する。ステップS43では変数Kを“0”に設定し、続くステップS45ではTSテーブル16tsのインデックス番号Ts[K]に割り当てられたサンプル数を基準サンプル数で割り算する。求められた割り算値は、インデックス番号Ts[K]に割り当てられる。ステップS47では、割り算値の小数点以下を切り上げた数値を求める。求められた切り上げ値もまた、インデックス番号Ts[K]に割り当てられる。ステップS49では、変数Kが“N−1”に達したか否かを判別する。ここでNOであればステップS51で変数KをインクリメントしてステップS45に戻り、YESであれば上階層のルーチンに復帰する。
タイムスケールが“30000”であれば、基準サンプル数は“1000”となる。この結果、インデックス番号Ts[0],Ts[2]およびTs[3]に割り当てられる割り算値はそれぞれ“1”,“2”および“1.8”を示し、インデックス番号Ts[0],Ts[2]およびTs[3]に割り当てられる切り上げ値はそれぞれ“1”,“2”および“2”を示す。
ここで、割り算値は、対応する圧縮画像データのフレームレートを基準フレームレートで割り算した数値に等しい。したがって、TSテーブル16tsに記述された割り算値を参照することで、インデックス番号Ts[0]に対応する圧縮画像データが基準フレームレート(=30fps)を有し、インデックス番号Ts[1]に対応する圧縮画像データが基準フレームレートの1/2のフレームレートを有し、そしてインデックス番号Ts[2]に対応する圧縮画像データが基準フレームレートの1/1.8のフレームレートを有することが分かる。さらに、整数でない割り算値に対応する圧縮画像データのフレームレートが基準フレームレートの整数分の1と異なることも分かる。
図7に戻って、ステップS15では、TSテーブル16tsを参照して記録フレーム数Xmaxを算出する。記録フレーム数Xmaxは、TSテーブル16tsに記述されたフレーム数の合計値(=25+5+30)を示す。
ステップS17では、再生フレーム数Ymax1およびYmax2を算出する。再生フレーム数Ymax1は、インデックス番号Ts[K]に割り当てられた割り算値およびフレーム数を互いに掛け合わせた数値の合計を示す。また、再生フレーム数Ymax2は、インデックス番号Ts[K]に割り当てられた切り上げ値およびフレーム数を互いに掛け合わせた数値の合計を示す。図3の例では、再生フレーム数Ymax1およびYmax2はそれぞれ、“89(=25×1+5×2+30×1.8)”および“95(=25×1+5×2+30×2)”を示す。
ステップS19では、再生フレーム数Ymax2から再生フレーム数Ymax1を引き算して、誤差フレーム数Mを算出する。図3の例では、誤差フレーム数Mは、“−6”となる。算出された誤差フレーム数Mは、SDRAM16に形成されたレジスタ16r(図4参照)に書き込まれる。
図3によれば、インデックス番号Ts[1]に割り当てられた割り算値および切り上げ値は互いに異なるものの、インデックス番号Ts[0]およびTs[2]の各々に割り当てられた割り算値および切り上げ値は互いに一致する。つまり、基準フレームレートの整数分の1と異なるフレームレートつまり不適正フレームレートを有する圧縮画像データについて、割り算値および切り上げ値の間で相違が発生する。
したがって、誤差フレーム数Mは、不適正フレームレートを有する圧縮画像データのフレーム数に割り算値および切り上げ値の各々を掛け算して求められる2つの掛け算値“54”および“60”の差分と一致する。
なお、不適正フレームレートを有する圧縮画像データについて求められる掛け算値(=54)および割り算値(=60)はそれぞれ、不適正フレームレートを有する圧縮画像データを実時間で再生するために必要なフレーム数、および不適正フレームレートを有する圧縮画像データに周期的なフレーム補間処理を施すことで得られるフレーム数を示す。
ステップS21では、フレームテーブル16taを作成する。具体的には、図2に示すstscテーブル,stszテーブルおよびstcoテーブルを参照して各フレームの圧縮画像データの開始アドレスad[x]およびサイズsz[x]を検出し、検出された開始アドレスad[x]およびサイズsz[x]を図5に示すフレームテーブル16taのインデックス番号Ta[x]に割り当てる。なお、変数xは記録フレーム番号である。図3によれば記録フレーム数は“60”であるため、開始アドレスad[1]〜ad[60]がインデックス番号Ta[0]〜Ta[59]にそれぞれ割り当てられ、サイズsz[1]〜sz[60]がインデックス番号Ta[0]〜Ta[59]にそれぞれ割り当てられる。
ステップS23では、TSテーブル16ts,レジスタ16rおよびフレームテーブル16taに基づいて、図6に示すフレームテーブル16tbを作成する。詳しい処理動作は、後段で説明する。
テーブル変換処理が完了すると、再生開始操作が行われたか否かをステップS25で判別する。ここでYESであれば、フレームテーブル16tbのインデックス番号Tb[y]を定義する変数yをステップS27で“0”に設定する。垂直同期信号Vsyncが発生すると、ステップS29からステップS31に進み、フレームテーブル16tbのインデックス番号Tb[y]に割り当てられた記述を判別する。“フレームスキップ”が記述されていれば、そのままステップS35に進む。開始アドレスおよびサイズが記述されていれば、ステップS33の1フレーム再生処理を経てステップS35に進む。ステップS35では、変数yが“Ymax2−1”に等しいか否かを判別し、NOであれば、ステップS37で変数yをインクリメントしてステップS29に戻る。ステップS35でYESと判断されると、ステップS1に戻る。
ステップS33では、注目するアドレスおよびサイズによって規定される1フレームの圧縮画像データの復号処理をJPEG復号回路12に命令する。JPEG復号回路12は、所望の圧縮画像データをSDRAM16の圧縮画像エリアから読み出し、読み出された圧縮画像データを復号し、そして復号された画像データをSDRAM16の復号画像エリアに書き込む。
垂直同期信号Vsyncは、図示しないタイミング発生器から1/30秒毎に発生する。ビデオエンコーダ18は、この垂直同期信号Vsyncに応答して復号画像エリアから1フレームの画像データを読み出し、読み出された画像データに基づくコンポジットビデオ信号をLCDモニタ20に与える。
したがって、ステップS31の判断結果がNOである場合、LCDモニタ20に表示される画像は、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に更新される。これによって、動画像がLCDモニタ20から出力される。ステップS31の判断結果がYESとなると、同じ画像が連続してLCDモニタ20に表示される。LCDモニタ20から出力される画像の動きは、一時的に停止する。
ステップS23のテーブル変換処理は、図10〜図11に示すサブルーチンに従う。まずステップS61で変数x,y,N,aおよびskipの各々を“0”に設定する。ステップS63では、変数xが記録フレーム数Xmaxを下回るか否かを判別する。ここでYESであればステップS65以降の処理に進み、NOであれば上階層のルーチンに復帰する。
ステップS65では、フレームテーブル16taのインデックス番号Ta[x]に割り当てられた開始アドレスad[x+1]およびサイズsz[x+1]を、フレームテーブル16tbのインデックス番号Tb[y-a]に設定する。ステップS67では、TSテーブル16tsのインデックス番号Ts[N]に割り当てられた切り上げ値が“1”であるか否かを判別する。ここでYESであればそのままステップS71に進み、NOであればステップS69で変数skipに“切り上げ値−1”を設定してからステップS71に進む。
ステップS71ではインデックス番号Ts[0]〜Ts[N]の各々に割り当てられたフレーム数の合計値を算出し、ステップS73では算出された合計値が変数x以下であるか否かを判別する。ここでNOであればそのままステップS77に進むが、YESであればステップS75で変数NをインクリメントしてからステップS77に進む。ステップS77では、条件1が満足されるか否かを判別する。
[条件1]
y*|M|%Ymax2<|M|
条件1によれば、変数yが誤差フレーム数Mの絶対値によって掛け算され、これによって得られた掛け算値が再生フレーム数Ymax2で割り算される。そして、この割り算によって求められた余りが、誤差フレーム数Mの絶対値と比較される。このため、ステップS77でYESと判断される回数は、誤差フレーム数Mに相当する。また、YESとの判断結果は、ほぼ均一な周期で得られる。
ステップS77でNOと判断されたときは、直接ステップS83に進む。一方、ステップS77でYESと判断されたときは、ステップS79で変数aをインクリメントし、ステップS81で変数skipをディクリメントしてからステップS83に進む。
ステップS83では変数yをインクリメントし、ステップS85ではインデックス番号Tb[y-a]のコラムがブランクであるか否かを判別する。ここでNOであればそのままステップS89に進むが、YESであればステップS87でインデックス番号Tb[y-a]のコラムに“フレームスキップ”を書き込んでからステップS89に進む。なお、ステップS79で変数aがインクリメントされたときに、ステップS85でNOと判断される。
ステップS89では、変数skipが“0”以下であるか否かを判別する。ここでNOであれば、ステップS91で変数skipをディクリメントしてからステップS77に戻る。一方、YESであれば、ステップS93で変数xをインクリメントしてからステップS63に戻る。
変数skipが“0”以下のときにステップS87で設定された“フレームスキップ”は、処理がステップS65に戻ったときに、インデックス番号Ta[x]に割り当てられた開始アドレスad[x+1]およびサイズsz[x+1]によって上書きされる。この上書きによって、フレーム間引き処理が実現される。
変数skipが“1”以上であれば、処理は、ステップS91,S77〜S81を経てステップS83に戻り、これによって変数yがインクリメントされる。この結果、前回のステップS87の処理によって設定された“フレームスキップ”は、そのまま残存する。これによって、フレーム補間処理が実現される。
なお、フレーム間引き処理およびフレーム補間処理の各々は、“画面数調整処理”と定義してもよい。
以上の説明から分かるように、動画像は、基準フレームレート(=30fps)と異なるフレームレート(=16.7fps)を有する部分動画像を含む。ビデオエンコーダ18は、このような動画像を基準フレームレートで再生する。CPU26は、部分動画像を実時間で再生するために必要な第1フレーム数(=54)と、部分動画像に周期的なフレーム補間処理を施すことで得られる第2フレーム数(=60)との差分値(=−6)を算出する(S19)。CPU26は、算出された差分値に相当する回数のフレーム間引き処理を動画像に対して分散的に実行する(S77, S79, S83, S85, S65)。CPU26はさらに、第2フレーム数に対応する回数のフレーム補間処理を部分動画像に対して実行する(S67, S69, S83, S85, S87, S89, S91)。
フレーム間引き処理およびフレーム補間処理によって、動画像が実時間で再生される。つまり、時間軸の誤差が補償される。また、フレーム補間処理によって、部分動画像の動きの円滑化が図られる。
なお、この実施例では、割り算値を丸めるときに小数点以下を切り上げるようにしているが、切り上げの代わりに切り下げを行うようにしてもよい。この場合、動画像全体にわたって実行される画面数調整処理は、フレーム補間処理となる。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 QuickTimeファイルのデータ構造の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるTSテーブルの構成の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるレジスタの構成の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるフレームテーブルの構成の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用される他のフレームテーブルの構成の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 …動画像再生装置
12 …JPEG復号回路
18 …ビデオエンコーダ
20 …LCDモニタ
26 …CPU
36 …記録媒体

Claims (4)

  1. 基準画面レートより遅い画面レートを有する部分動画像を含む動画像を前記基準画面レートで再生する動画再生装置であって、
    前記部分動画像を実時間で再生するために必要な画面数である第1数と前記部分動画像に周期的な画面数調整処理を施すことで得られる画面数である第2数との差分値を算出する算出手段、
    前記算出手段によって算出された差分値に相当する回数の画面間引き処理を前記部分動画像に対して分散的に実行する第1調整手段、
    前記第2数に対応する回数の画面補間処理を前記部分動画像に対して実行する第2調整手段、および
    前記第1調整手段および前記第2調整手段で処理された前記部分動画像を再生する再生手段を備える、動画像再生装置。
  2. 前記第1調整手段は、前記再生手段によって再生される画面数と前記算出手段によって算出された差分値とに基づいて前記画面間引き処理を実行するタイミングを決定する決定手段を含む、請求項記載の動画像再生装置。
  3. 前記算出手段は、前記部分動画像の画面レートに関連するパラメータ値を前記基準画面レートに関連するパラメータ値で割り算する割り算手段、前記割り算手段によって求められた割り算値を丸める数値変換手段、および前記割り算手段によって求められた割り算値と前記数値変換手段によって求められた変換値とに基づいて前記差分値を算出する差分算出手段を含む、請求項1または2記載の動画像再生装置。
  4. 基準画面レートより遅い画面レートを有する部分動画像を含む動画像を前記基準画面レートで再生する動画像再生装置のプロセサによって実行される動画像再生プログラムであって、
    前記部分動画像を実時間で再生するために必要な画面数である第1数と前記部分動画像に周期的な画面数調整処理を施したときに得られる画面数である第2数との差分値を算出する算出ステップ、
    前記算出ステップによって算出された差分値に相当する回数の画面間引き処理を前記部分動画像に対して分散的に実行する第1調整ステップ、
    前記第2数に対応する回数の画面補間処理を前記部分動画像に対して実行する第2調整ステップ、および
    前記第1調整ステップおよび前記第2調整ステップで処理された前記部分動画像を再生する再生ステップを含む、動画像再生プログラム。
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