JP2003319259A - 映像効果制御装置及び映像効果制御方法 - Google Patents

映像効果制御装置及び映像効果制御方法

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JP2003319259A
JP2003319259A JP2002121912A JP2002121912A JP2003319259A JP 2003319259 A JP2003319259 A JP 2003319259A JP 2002121912 A JP2002121912 A JP 2002121912A JP 2002121912 A JP2002121912 A JP 2002121912A JP 2003319259 A JP2003319259 A JP 2003319259A
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JP2002121912A
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Kenji Kakiuchi
健司 柿内
Tamotsu Yuji
保 湯地
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来つなぎ撮り時点で映像効果を施すワイプ
やミックスでは、映像効果の元となる映像がつなぎ目と
なる映像でなくてはならないため、記録終了時点で映像
効果の元となる映像を記憶するタイミングが記録終了と
なるタイミングと一致していなくてはならず、映像効果
の元となる映像を記憶するタイミングが遅れるなど変動
するとつなぎ目の映像が失われるなど円滑な映像効果の
発生を提供することが出来ないという課題を有してい
た。 【解決手段】 記録の開始を調整できる記録開始調整部
21を用いることで、記録終了時に記憶した映像の時点
まで記録のタイミングを調整することができ、記録のつ
なぎ目の映像と映像効果の元となる映像が一致するの
で、つなぎ目の映像が失われることなく円滑な映像効果
の発生を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、映像効果を制御す
る装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より映像効果はカメラ一体型磁気記
録装置などの映像記録装置における機能として広く用い
られているものである。中でも記録時における前の記録
映像と現在の記録映像のつなぎ合わせ時の効果として、
前の記録映像を次第と消すように新しい映像に変わって
いく映像効果方式であるワイプや、前の映像に重ね合わ
すように新しい映像が現れていく映像効果方式であるミ
ックスが広く用いられている。従来の映像効果の方法
は、最初に記録が終了となる時点で映像を映像記憶手段
に記憶し、次の記録開始時に前回記録が終了した時点か
ら記録を開始するつなぎ時点で記憶手段に記憶している
映像を元にした映像効果を発生させるものである。以下
に従来の映像効果制御装置及び制御方法について説明す
る。
【0003】図4は、従来の映像効果制御装置を示した
ものである。図4において、10は映像信号が入力され
る映像入力手段である映像入力部で、レンズや固体撮像
素子などを介して被写体映像が入力される。20は記録
選択手段である記録選択部で、オンを選択することで映
像入力手段より入力される映像を記録可能とする。30
は映像効果合成部である。40は任意のタイミングの映
像を一時的に記憶しておく映像記憶部であり、機器内部
に設けられた画像メモリなどから構成される。映像効果
合成部30は、映像入力部10より入力される現在の映
像に、映像記憶部40の映像を元に作られた映像効果を
合成するものであり、映像記憶部40に記憶された映像
が無い場合は映像入力部10より入力される映像を出力
するものである。50は映像記憶選択部で、オンが選択
されるとオンが選択された時点の映像を映像記憶部40
へ記憶可能とするものである。60は記録部で、映像効
果合成30より出力される映像を、磁気テープなどの記
録媒体に記録するものである。
【0004】以上のように構成された従来の映像効果制
御装置について、以下その動作について図5を用いて説
明する。
【0005】図5は、従来の映像効果制御装置の通常動
作説明のためのタイミングチャートである。図5におい
て、図5(a)は、記録終了時のタイミングチャートを
示している。図5(a)のように、記録終了時の装置の
状態が記録から記録終了、記録待機へと変化するものと
する。記録終了状態とは、次に記録が行われた時につな
ぎ撮りを保障するための下地となる映像を、任意の時
間、記録部60へ記録する状態で、図5(a)では一例
として任意の第8映像から第11映像の間、4フィール
ド分を記録終了状態としている。記録待機状態とは、次
に記録を再開できる状態で待機している状態である。な
お、図5に図示した「映像」は、フィールドを示してい
る。
【0006】なお、前提として、本説明によるワイプ機
能やミックス機能は、装置本体における編集機能を操作
して、予め上記機能が動作するように設定しておき、第
1の映像を記録し、第1の映像の記録を一時停止させ、
第2の映像を記録開始する時に上記機能が動作するもの
とする。
【0007】まず、任意の第7映像から第8映像に変化
する時点aで、使用者により一時停止操作が行われ、装
置の状態が記録状態から記録終了状態に変化した場合、
映像記憶選択部50は同タイミングでオフからオンに選
択され、映像入力部10から入力される時点での第8映
像が、映像効果の元となる映像として映像記憶部40に
記憶される。この時、使用者により一時停止操作が行わ
れた後も、記録選択部20は第11フィールドまでオン
になっているため、記録部60は第11フィールドまで
記録を続ける。
【0008】次に、再び記録が開始された場合の記録開
始時のタイミングチャートを図5(b)に示す。図5
(b)のように、記録開始時の装置の状態が記録開始か
ら記録へと状態が変化するものとする。記録開始状態と
は前回の記録が記録終了状態となった時点まで、再生動
作などで映像を送る状態(いわゆる頭出し)である。
【0009】一般的につなぎ撮りでは前回までの記録に
続けて新しい記録が行われるため、図5の例では、第7
映像に続けて記録が開始されなければならない。そのた
め図5(b)のように、記録開始命令のタイミングbで
使用者により撮影が再開されると、再生動作を行い、再
生動作中(頭出し動作中)に第7映像から第8映像に変
化するタイミングで、記録選択部20はオフからオンに
選択される。
【0010】記録選択部20がオンを選択され、映像記
憶部40に既に記憶した映像がある場合、映像効果合成
部30において映像記憶部40に記憶された第8映像を
元にした映像効果(ワイプやミックスなど)が、映像入
力部10より入力される現在の映像と合成される。
【0011】従って記録のつなぎ目となる映像と、映像
効果の元となる映像とが同じ映像(第8映像)となるの
で、記録のつなぎ目を連続した映像のようにすることが
でき、円滑な映像効果が得られる。
【0012】なお図5(b)では、映像記憶部40に既
に記憶している任意の映像を第8映像として、映像効果
合成部30で合成され出力される映像を第8A、8B、
8C、8D、8E映像と表している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、装置の状態が記録から記録終了状態とな
るタイミングと映像記憶選択部50がオフからオンにな
るタイミングとが同じタイミングでなくてはならない
が、使用者による記録一時停止操作から、装置内部の制
御系が動作し、映像記録選択部50がオンになるまでに
要する時間を考慮すると、同じタイミングで動作させる
のは技術的に困難である。よって実際の動作では、図6
に示すように1フィールド程度遅れることになる。
【0014】図6の従来の映像効果制御装置の異常動作
説明のためのタイミングチャート(a)に示す記録終了
時のタイミングチャートのように、映像記憶選択部50
のオンになるタイミングが、装置の状態が記録状態から
記録終了状態となるタイミングに比べて遅れると、映像
効果に本来意図するタイミングの第8映像から遅れた映
像、例えば第9映像が使われることとなるため、図6
(b)記録開始時のタイミングチャートのように、本来
のつなぎ目となる第8映像が失われてしまい、第7映像
の次が第9映像を基にした合成映像9Aとなるため、円
滑な映像効果を発生させることができないという問題を
有していた。
【0015】なお、図6(b)では、映像記憶部に既に
記憶している任意の映像を第9映像として、映像効果合
成部30で合成され出力される映像を第9A、9B、9
C、9D、9E映像と表している。
【0016】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、装置の状態が記録終了となるタイミングと映像記憶
選択部のタイミングが同じでなく変動した場合でも円滑
な映像効果の発生を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の映像効果制御装置及び映像効果制御方法は、
映像の入力を行う映像入力部と、映像入力部より入力さ
れる映像の記録を選択する記録選択部と、記録の開始タ
イミングを任意の時間に調整可能な記録開始調整部と、
入力される映像と任意のタイミングの映像を元に作られ
た映像効果とを合成する映像効果合成部と、任意のタイ
ミングの映像を記憶しておく映像記憶部と、映像記憶部
に映像を記憶するかどうかを選択する映像記憶選択部
と、映像効果合成部より出力される映像を記録媒体に記
録する記録部を備えた構成を有している。
【0018】この構成によって、装置の状態が記録終了
となるタイミングと映像記憶選択部のタイミングが同じ
でなくても円滑な映像効果の発生を提供することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1〜3に記載の発
明は、映像の入力を行う映像入力部と、映像入力部より
入力される映像の記録を選択する記録選択部と、記録の
開始タイミングを任意の時間に調整可能な記録開始調整
部と、入力される映像と任意のタイミングの映像を元に
作られた映像効果とを合成する映像効果合成部と、任意
のタイミングの映像を記憶しておく映像記憶部と、映像
記憶部に映像を記憶するかどうかを選択する映像記憶選
択部と、映像効果合成部より出力される映像を記録媒体
に記録する記録部を備えたことを特徴としたものであ
り、記録開始調整部によって記録の開始タイミングを調
整することを可能とすることにより、装置の状態が記録
終了となるタイミングと映像記憶選択部のタイミングが
同じでなく変動した場合でも円滑な映像効果の発生を提
供することができるという作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図3を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における映像効果制御装置の構成を示すブロック図
である。
【0022】図1において、10は映像信号が入力され
る映像入力手段である映像入力部で、レンズや固体撮像
素子などを介して被写体映像が入力される。
【0023】20は記録選択手段である記録選択部で、
オンを選択することで映像入力手段より入力される映像
を記録可能とする。この記録選択部20は、例えばビデ
オカメラの場合、撮影(録画)スイッチや一時停止スイ
ッチなどの操作に制御されてオン/オフ動作するもので
ある。
【0024】21は記録の開始タイミングを任意の時間
に調整する記録開始調整手段である記録開始調整部で、
調整される時間は、使用者による記録再開操作のタイミ
ングから実際に記録が開始されるまでの時間差を考慮し
たものであって、装置の開発者が既に判っているもので
ある。開発者はこの既知の時間差に基づき、記録開始調
整部21における調整時間を設定する。なおこの時間差
は、本実施の形態では1フィールドとしたがこれに限定
されるものではない。
【0025】30は映像入力部10より入力される現在
の映像に後述する映像記憶部40の映像を元に作られた
映像効果を合成する映像効果合成手段である映像効果合
成部であり、映像記憶部40に記憶された映像が無い場
合は映像入力部10より入力される映像を出力するもの
である。この合成方法は、ワイプやミックスなどの特殊
効果を伴った合成としてもよい。
【0026】40は任意のタイミングの映像(フィール
ド画像またはフレーム画像)を一時的に記憶しておく映
像記憶手段である映像記憶部であり、機器内部に設けら
れた画像メモリなどから構成される。本実施の形態で
は、1フィールド画像を記憶する構成としたが、2フィ
ールド以上であっても構わないし、また任意の数のフレ
ーム画像を記憶する構成としてもよい。
【0027】50は映像記憶選択手段である映像記憶選
択部で、オンが選択されると映像を映像記憶部40へ記
憶可能とするものである。この映像記憶選択部50は、
使用者による記録の一時停止操作から、装置内部の応答
性(一時停止操作から実際に記録を一時停止するまで
に、所定時間を要する)を考慮してnフィールド(本実
施の形態では1フィールド)経過後にオンになるように
制御され、オンになる期間はmフィールド(本実施の形
態では1フィールド)としたが、いずれもこのフィール
ド数に限定されるものではない。
【0028】60は記録手段である記録部で、映像効果
合成部30より出力される映像を、磁気テープなどの記
録媒体に記録するものである。なお、本実施の形態では
磁気テープとしたが、ディスクなどの円盤状記録媒体
や、メモリカードなどの静的記憶媒体に記録する構成と
してもよい。
【0029】以上のように構成された本実施の形態の映
像効果制御装置について、図2を用いてその動作を説明
する。
【0030】図2は、本実施の形態における映像効果制
御装置の動作説明のためのタイミングチャートである。
図2において図2(a)は、記録終了時のタイミングチ
ャートを示している。図2(a)では装置が記録終了状
態となっている任意の時間を、一例として任意の映像で
ある第8映像から第11映像の間、4フィールド分とし
ている。
【0031】なお、前提として、映像効果合成部30に
おけるワイプ機能やミックス機能は、使用者が装置本体
における編集機能を操作して、予め上記機能が動作する
ように設定しておき、最初の映像(動画)を記録し、最
初の映像の記録を一時停止させ、次の映像(動画)を記
録開始する時に上記機能が動作するものとする。
【0032】まず、上記のように使用者において、ワイ
プ機能やミックス機能が動作するように設定した後、装
置本体の撮影ボタンを操作することで、最初の映像(動
画)が映像入力部10から入力される。入力された映像
は、オン状態になっている記録選択部20、記録開始調
整部21、映像効果合成部30を介して、記録部60に
おいて磁気テープなどに記録される
【0033】次に、図2(a)に示す第7映像から第8
映像に変化する時点aで、使用者により一時停止操作が
行われ、装置の状態が記録状態から記録終了状態に変化
した場合、映像記憶選択部50は1フィールド遅れたタ
イミングでオフからオンに選択され、映像入力部10か
ら入力される第9映像が、映像効果の元となる映像とし
て映像記憶部40に記憶される。この時、記録選択部2
及び記録開始調整部21はタイミングcまでオンとな
っており、第8映像から第11映像まで記録部60で磁
気テープに記録される。
【0034】次に、図2(b)のタイミングbで使用者
が撮影ボタンを操作し記録が再開された時、記録部60
は磁気テープをタイミングdまで短時間再生する。この
時点で記録選択部20がオンになるが、記録開始調整部
21がオフのため、記録部60において映像の記録は行
われない。
【0035】さらに再生動作を続け、1フィールド経過
しタイミングeになると、記録開始調整部21がオンに
なり、映像入力部10から入力される映像を映像効果合
成部30に出力する。映像効果合成部30では、入力さ
れる映像と映像記録部40に記憶してある第9映像と
を、ワイプやミックス機能を用いて合成し、9A〜9D
に示すような合成映像を出力する。出力された映像は、
記録部60で記録媒体に記録される。
【0036】このように、図2(b)記録開始時のタイ
ミングチャートのように第7映像に続けて記録選択部2
0がオフからオンになる。ここで記録開始調整部21に
より記録のタイミングを調整し1フィールド分遅らせる
ことにより、実際の記録のタイミングを第8映像から第
9映像に変化するタイミングへと変える。
【0037】なお、装置の状態が記録から記録終了へと
変化するタイミングと映像記憶選択部が記憶可能と変化
するタイミングとの時間差は、装置によって一定である
既知の情報とし、記録開始調整部21により調整する調
整量は、記録から記録終了へと変化するタイミングと映
像記憶選択部50が記憶可能と変化するタイミングの時
間差と同じ時間にあらかじめ決定される。この様に調整
された情報を持つ記録開始調整部21を用いることで映
像効果を第8映像に続けて第9映像から開始できるよう
にする。
【0038】以上のように本実施の形態1によれば、記
録のタイミングを調整可能な記録開始調整部21を設け
ることにより、記録のつなぎ目の映像と映像効果の元と
なる映像を一致したものにでき、記録のつなぎ目で映像
が失われることなく円滑な映像効果の発生を提供でき
る。
【0039】なお、記録開始調整部21は、ワイプやミ
ックスなどの特殊合成機能を使用する時のみ、記録開始
タイミングを1フィールド遅延させるよう制御してもよ
いし、常時動作させるようにしてもよい。
【0040】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2における映像効果制御装置の構成を示すブロック図
である。図3において、10は映像入力部、20は記録
選択部、21は記録の開始タイミングを任意の時間に調
整する記録開始調整部、30は映像効果合成部、40は
映像記憶部、50は映像記憶選択部、60は記録部であ
り、以上は前述の実施の形態1の構成(図1)と同様の
要素である。
【0041】図1の構成と異なるのは、図1では既知の
情報であった装置の状態が、記録から記録終了へと変化
するタイミングと映像記憶選択部50が記憶可能と変化
するタイミングとの制御の時間差を検出可能とする制御
時間差検出手段である制御時間差検出部22と、制御時
間差検出部22により検出された時間差を記憶しておく
時間差記憶手段である時間差記憶部23とを設けている
点である。なお、制御時間差検出部22と時間差記憶部
23とで時間差制御手段を構成している。
【0042】以上のように構成された本実施の形態の映
像効果制御装置について、以下その動作を図2を用いて
説明する。
【0043】図2(a)のように、使用者により一時停
止操作が行われた時点(タイミングa)で、装置の状態
が記録状態から記録終了状態へと状態が変化したが、映
像記憶選択部50がオフからオンに選択されるタイミン
グが、同じタイミングではなくタイミングfに示すよう
に遅れてしまった場合、制御時間差検出部22によりこ
のタイミングの時間差を検出して、時間差記憶部23に
記憶しておく。以下その検出方法について説明する。
【0044】図2(a)では、一例として映像記憶選択
部50がオンになるのが第9映像で、記録選択部20が
第12映像でオフになっていることから、映像記憶選択
部50がオンになるタイミングfと記録選択部20がオ
フになるタイミングcとの時間差は、3フィールド分で
あると検出できる。
【0045】次に、装置の状態が記録終了状態になって
いる時間が4フィールド分に相当することから、前述の
計算により算出したタイミングf〜cのフィールド数で
ある3フィールドを差し引くことで、装置の状態が記録
状態から記録終了状態に変わってから(タイミングa)
映像記憶選択部50がオンになる(タイミングf)まで
の時間差は1フィールド分であることがわかり、この1
フィールド分、装置の状態が記録状態から記録終了状態
になるタイミングaに対して遅れていることが計算でき
る。制御時間差検出部22は前述の検出及び計算を行う
ものである。
【0046】さらに、制御時間差検出部22における計
算結果である時間差1フィールド遅れという情報は時間
差記憶部23によって保持される。
【0047】そして、次に記録が再開された時、記録選
択部20がオフからオンに選択されるタイミング(図2
(b)のタイミングd)に対して、時間差記憶部23に
記憶しておいた時間差だけ、記録開始調整部21でタイ
ミングを調整させる。図2(b)では、記録選択部20
がオフからオンになるタイミングdから映像1フィール
ド分を遅らせることにより、タイミングeから映像効果
合成部30で映像の合成を開始でき、映像効果を第8映
像に続けて第9映像から開始できるようにする。
【0048】以上のように本実施の形態2によれば、記
録開始調整部21で必要とされる調整量である時間差を
検出する制御時間差検出部22と、その時間差を記憶し
ておく時間差記憶部23とを設けることにより、装置の
状態が記録から記録終了へと変化するタイミングと映像
記憶選択部50が記憶可能と変化するタイミングとの制
御の時間差があらかじめわかっていなくても、円滑な映
像効果の発生を提供できるよう制御可能とするものであ
る。
【0049】なお、以上の説明では、装置の状態が記録
から記録終了になるタイミングに対して映像記憶選択部
50が1フィールド遅れた場合について説明したが、任
意の時間遅れた場合でも同様である。
【0050】また、映像記憶選択部50のタイミングが
任意の時間早い場合についても同様で、この場合は記録
開始調整部21により記録が開始するタイミングを任意
の時間早めるよう調整することで、円滑な映像効果の発
生を提供できるものである。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明では、記録開始のタ
イミングを調整することが可能な記録開始調整部を用い
ることで記録終了時における映像記憶のタイミングが変
動した場合でも記録再開時の記録タイミングを変更する
ことができるので、記録のつなぎ目の映像と映像効果の
元となる映像を一致することができ、つなぎ目の映像が
失われることなく映像効果の円滑な発生を提供すること
ができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における映像効果制御装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明における映像効果制御装置の動作説明の
ためのタイミングチャート
【図3】本発明の実施の形態2における映像効果制御装
置の構成を示すブロック図
【図4】従来の映像効果制御装置の構成を示すブロック
【図5】従来の映像効果制御装置の通常動作説明のため
のタイミングチャート
【図6】従来の映像効果制御装置の異常動作説明のため
のタイミングチャート
【符号の説明】
10 映像入力部 20 記録選択部 21 記録開始調整部 22 制御時間差検出部 23 時間差記憶手段 30 映像効果合成部 40 映像記憶部 50 映像記憶選択部 60 記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C023 AA12 AA13 AA34 AA37 BA01 CA01 DA04 5C053 FA14 FA21 LA01 5D044 AB07 BC01 BC04 CC04 EF02 EF07 HL14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像の入力を行う映像入力手段と、前記
    映像入力手段より入力される映像を記録するか否かを選
    択する記録選択手段と、記録の開始タイミングを任意の
    時間調整可能な記録開始調整手段と、入力される映像と
    任意のタイミングの映像を元に作られた映像効果とを合
    成する映像効果合成手段と、任意のタイミングの映像を
    記憶しておく映像記憶手段と、前記映像記憶手段に映像
    を記憶するかどうかを選択する映像記憶選択手段と、前
    記映像効果合成手段より出力される映像を記録媒体に記
    録する記録手段とを備えたことを特徴とする映像効果制
    御装置。
  2. 【請求項2】 第1の映像信号を記録媒体に記録し、前
    記第1の映像信号に続けて第2の映像信号を記録する際
    に前記第1及び第2の映像信号の繋ぎ部分を合成する映
    像効果制御方法であって、前記第1の映像信号の記録を
    停止させる命令を行うと、前記停止命令から所定期間映
    像を記録媒体に記録するとともに、前記停止命令からn
    フィールドまたはnフレーム経過した時のmフィールド
    画像またはmフレーム画像を映像記憶手段に記憶させ、
    前記第2の映像信号の記録を開始すると、記録開始調整
    手段により前記mフィールド画像またはmフレーム画像
    まで頭出しを行い、映像効果合成手段により、入力され
    る映像信号と前記映像記憶手段に記憶した前記mフィー
    ルド画像またはmフレーム画像とを合成して出力するこ
    とを特徴とする映像効果制御方法。
  3. 【請求項3】 映像の入力を行う映像入力手段と、前記
    映像入力手段より入力される映像を記録するか否かを選
    択する記録選択手段と、記録の開始タイミングを任意の
    時間調整可能な記録開始調整手段と、入力される映像と
    任意のタイミングの映像を元に作られた映像効果とを合
    成する映像効果合成手段と、任意のタイミングの映像を
    記憶しておく映像記憶手段と、前記映像記憶手段に映像
    を記憶するかどうかを選択する映像記憶選択手段と、前
    記映像効果合成手段より出力される映像を記録媒体に記
    録する記録手段と、前記記録選択手段と前記映像記憶選
    択手段の切り替えタイミングに基づき前記記録開始調整
    手段における時間調整を制御する時間差制御手段とを備
    えたことを特徴とする映像効果制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007088932A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像音声記録装置及び映像音声記録方法
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