JP2003317429A - 磁気ディスクカートリッジ - Google Patents

磁気ディスクカートリッジ

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JP2003317429A
JP2003317429A JP2002117838A JP2002117838A JP2003317429A JP 2003317429 A JP2003317429 A JP 2003317429A JP 2002117838 A JP2002117838 A JP 2002117838A JP 2002117838 A JP2002117838 A JP 2002117838A JP 2003317429 A JP2003317429 A JP 2003317429A
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disk cartridge
cartridge
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drive
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JP2002117838A
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English (en)
Inventor
Harumi Aoishi
治己 青石
Fumito Imai
文人 今井
Hideaki Shiga
英昭 志賀
Akihisa Kusayanagi
明久 草柳
Kiyoo Morita
清夫 森田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 略同一のハウジングを有する複数の世代のカ
ートリッジを構成可能な磁気ディスクカートリッジにお
いて、世代毎の識別を容易にする。 【解決手段】 ハウジング10内に、磁気ディスクが回
転自在に収納された磁気ディスクカートリッジ2におい
て、現行カートリッジの左肩部に相当する部分に突起1
0cを設けて視覚的に現行カートリッジと識別可能とす
るとともに、未対応ドライブへの誤挿入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラ、デジタルビデオカメラ、ノートパソコン等の電子
機器のカードスロットに装填可能なカード型ディスクド
ライブに交換自在に装填可能な小型の磁気ディスクカー
トリッジに関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、デジタルカメラ、デジタルビデオ
カメラ、ノートパソコン等の電子機器の急速な普及に合
わせて、それらに使用される記録媒体(以下、メディア
という)も様々なものが提案され、また実用に供されて
いる。これらのメディアについては、可搬性、利便性、
経済性等の点から、大容量で安価な小型のメディアの実
現が望まれている。 【0003】現在、実用に供されているものとしては、
半導体メモリタイプのもの、ハードディスクタイプのも
の、光磁気ディスクタイプのもの、磁気ディスクタイプ
のもの等、各種のものがあげられるが、その中では、半
導体のメモリが小型で取り扱いやすく、記録容量も適当
に大きいので、最もポピュラーであるが、比較的価格が
高いという問題がある。また、ハードディスク型のもの
としては、340MBや1GBの容量を持つものが知ら
れているが、これも価格が高いという問題がある。一
方、光磁気ディスク型のものは比較的安価で大きさの割
に記録容量が大きく、例えばMOカートリッジでは現在
128MB〜1.3GBまでの容量のものが提供されて
いるが、光磁気ディスクは書込みに時間がかかるので記
録速度が遅いという問題がある。 【0004】そのような問題を踏まえ、デジタルカメラ
で撮影したデータやパソコンのデータをそのまま保存し
たり、気軽に人に上げたりすることができるような大容
量で安価な小型のメディアとして、clik!(登録商
標)のような磁気ディスクカートリッジが実用に供され
ている。このclik!(登録商標)は、大凡50mm
×55mm×2mmのサイズのハウジングの中に、セン
タコアに固着保持されたフレキシブルな磁気ディスクを
回転自在に収容したものであり、40MBの容量を持つ
ものである。 【0005】また、clik!(登録商標)の記録再生
用ドライブとしては、パソコン等の機器にUSBにより
接続可能なドライブの他に、TypeIIPCカード型の
ドライブが存在する。このPCカード型のドライブは大
凡53mm×85mm×5mmのサイズのものであり、
ドライブ全体をパソコン等のPCカードスロットに挿入
することが可能である。 【0006】上記のように、clik!(登録商標)は
現行のメディアの中でも非常に可搬性および利便性が高
く、またメディアの価格も安いことから、近年注目を集
めているメディアである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のcl
ik!(登録商標)のような磁気ディスクカートリッジ
に対しては、常に大容量化が求められている。大容量を
達成するための方法としては、記録線密度の向上やトラ
ック密度の向上や、磁気ディスクの記録面積の増大等が
あげられる。 【0008】このような記録容量が従来品よりも増大し
たディスクを内蔵したカートリッジが提供されると、そ
の大容量タイプのディスクを駆動するための駆動機構を
備えた記録再生用ドライブが新たに提供されることにな
るが、データ記録再生システムでは、過去のデータを活
用することが必要不可欠であり、システムがグレードア
ップする毎に、上位互換機能(記録容量の点で下位にあ
る従来の低容量カートリッジも、大容量カートリッジ用
の上位記録再生装置で再生または記録再生できる機能)
が強く求められる。 【0009】そのため、上位の磁気ディスクカートリッ
ジのハウジングを、下位の磁気ディスクカートリッジの
ハウジングと略同等のものとし、内部に収容する磁気デ
ィスクの容量を大きくし、それに対応する上位磁気ディ
スクカートリッジ用のドライブにおいて、大容量の磁気
ディスクおよび低容量の磁気ディスクの両方のディスク
に対して記録再生可能とすることにより、ドライブ内の
磁気ディスクカートリッジ収容部や磁気ディスク読取部
等の配置や機構の変更等を行う必要がなく、比較的容易
に上位互換性を持たせることが可能である。 【0010】しかしながら、上位の磁気ディスクカート
リッジのハウジングと下位の磁気ディスクカートリッジ
のハウジングを略同等のものとした場合、ユーザがカー
トリッジの外見からは上位のものであるか下位のもので
あるか判断することが難しくなり、商品性が低下してし
まうという問題を生じる。 【0011】また、外見が類似しているため、ユーザ
が、上位の磁気ディスクカートリッジに対応していない
下位の磁気ディスクカートリッジ用のドライブに、上位
の磁気ディスクカートリッジを誤挿入してしまう虞も生
じる。また、各世代毎に上位互換機能を持たない場合に
は、上位の磁気ディスクカートリッジ用のドライブに、
下位の磁気ディスクカートリッジを誤挿入してしまう虞
も生じる。 【0012】上記のような問題に鑑み、本発明の第1の
目的は、略同一のハウジングを有する複数の世代のカー
トリッジを構成可能な磁気ディスクカートリッジにおい
て、世代毎の識別を容易にした磁気ディスクカートリッ
ジを提供することである。 【0013】また、本発明の第2の目的は、本発明の第
1の目的を達成しつつ、未対応ドライブへの誤挿入を防
止した磁気ディスクカートリッジを提供することであ
る。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明は主に上記cli
k!(登録商標)に応用するためになされたものであっ
て、本発明による磁気ディスクカートリッジは、センタ
コアに固着保持されたフレキシブルな磁気ディスクと、
この磁気ディスクを収容するための、記録再生用ドライ
ブの磁気ヘッドを磁気ディスクの表面にアクセスさせる
ための開口と、開口を開閉するシャッターとを備えたハ
ウジングとからなる磁気ディスクカートリッジにおい
て、略同一形状のハウジングに異なる記録容量の磁気デ
ィスクを収容して複数世代の磁気ディスクカートリッジ
を構成可能であり、世代を識別するための、世代毎に一
部形状が異なる識別部を磁気ディスクカートリッジの外
面に有していることを特徴とするものである。 【0015】 【発明の効果】本発明の磁気ディスクカートリッジよれ
ば、世代毎に一部形状が異なる識別部を磁気ディスクカ
ートリッジの外面に設けることによって、世代の識別を
視覚的に容易に行えるようにすることができる。 【0016】また、磁気ディスクカートリッジにこのよ
うな世代毎に一部形状が異なる識別部を設け、この磁気
ディスクカートリッジに対応するドライブにおいて、ド
ライブ内のカートリッジ挿入部に磁気ディスクカートリ
ッジの識別部とのみ係合する部材(部位)を設けること
により、このドライブへの他の磁気ディスクカートリッ
ジの誤挿入を防止することも可能である。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。最初に現行のcli
k!(登録商標)(以下「現行カートリッジ」という)
について説明する。図1は現行カートリッジの六面図で
ある。 【0018】図1に示す現行カートリッジ1のハウジン
グ10は、上シェルハーフ11と、下シェルハーフ12
と、押込み部を含む樹脂部13と、シャッターノブ14
aが固着されたシャッター部材14と、シャッター部材
14を閉位置に係止するための係止部材15と、シャッ
ター部材14を閉位置方向に付勢するための図示しない
付勢部材等とからなり、樹脂部13、シャッター部材1
4、係止部材15および付勢部材が上下のシェルハーフ
11および12に挟まれる形で構成されており、このハ
ウジング10の内部には、センタコア16に固着保持さ
れた磁気ディスク17が回転自在に収納されている。ハ
ウジング10の右側面には開口10aが設けられてお
り、この開口10aから係止部材15が一部露出してい
る。また、ハウジング10の左側面には、図示しない現
行カートリッジ用ドライブ内の係合部材に係合させて、
ドライブ挿入時に現行カートリッジ1の位置決めを確実
にするためのノッチ10bが設けられている。 【0019】下シェルハーフ12には、ドライブに備え
られたスピンドルを挿入するための開口部12aと、シ
ャッターノブ14aを移動可能とするための開口部12
bが設けられている。 【0020】シャッター部材14の開閉は、現行カート
リッジ1をドライブに挿抜する際に以下のように自動的
に行われる。 【0021】現行カートリッジ1をドライブに挿入する
のに伴って、先ず、ドライブ内の押圧部材が開口10a
から露出している係止部材15を押圧することによって
シャッター部材14と係止部材15との係止が解除され
てシャッター部材14が移動可能となり、次に、ドライ
ブ内の係止部材によりシャッター部材14に固着された
シャッターノブ14aが係止され、そこからさらに挿入
することによりシャッターノブ14aがハウジング10
に対して底面図中下方に相対的に移動することにより、
シャッター部材14がセンターCを中心に底面図中の左
方向に開位置まで回転移動して磁気ディスク17が露出
状態となる。 【0022】現行カートリッジ1をドライブから抜脱す
る際には、シャッター部材14は付勢部材により閉位置
方向に付勢されているため、以上と逆の手順によりシャ
ッター部材14が閉位置まで移動する。 【0023】このような現行カートリッジ1を元にし
て、現行カートリッジ1のハウジング10と略同等のハ
ウジング内に、記録密度を向上させる等して磁気ディス
ク17よりも記録容量を増加した磁気ディスクを内蔵し
た新世代の磁気ディスクカートリッジを作成した場合、
新世代の磁気ディスクカートリッジ用のドライブに現行
カートリッジ1を対応させることは容易となるかわり
に、現行カートリッジ1と新世代の磁気ディスクカート
リッジとの外見的な識別が困難となる虞が生じる。ま
た、各世代の磁気ディスクカートリッジ用ドライブに、
そのドライブに対応していない世代の磁気ディスクカー
トリッジを誤挿入してしまう虞も生じる。 【0024】そのため、本発明による磁気ディスクカー
トリッジにおいては、世代毎に一部形状が異なる識別部
を磁気ディスクカートリッジの外面に設けることによっ
て、世代の識別を視覚的に容易に行えるようにしてい
る。 【0025】そのような識別部としては、現行カートリ
ッジ1の左肩部に相当する部分に設けられた突起とする
ことが考えられる。本実施の形態の磁気ディスクカート
リッジは、そのような識別部を備えたものである。図2
に本実施の形態の磁気ディスクカートリッジの平面図を
示す。 【0026】この磁気ディスクカートリッジ2の左肩部
に相当する部分には突起10cが設けられており、現行
カートリッジ1(点線で上線の位置を示す)と比較して
左肩部に相当する部分が高くなっている。そのため、現
行カートリッジ1と新世代の磁気ディスクカートリッジ
2とを視覚的に識別することが可能となる。 【0027】また、新世代の磁気ディスクカートリッジ
2の方が左肩部に相当する部分が高くなっているため、
この磁気ディスクカートリッジ2を現行カートリッジ1
用のドライブに挿入した場合には、ドライブ内で左肩部
に相当する部分が干渉して物理的に挿入が不可能となる
ため、未対応ドライブへの誤挿入を防止することも可能
となる。 【0028】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。本発明において識別部は、樹脂部13側面に
設けた凹部としてもよく、本実施の形態の磁気ディスク
カートリッジはそのような識別部を備えたものである。
図3に本実施の形態の磁気ディスクカートリッジの平面
図を示す。 【0029】この磁気ディスクカートリッジ3の樹脂部
13の右側には、厚み方向(図1正面図中の高さ方向)
と平行して略半円状の凹部13aが設けられている。そ
のため、現行カートリッジ1と新世代の磁気ディスクカ
ートリッジ3とを視覚的に識別することが可能であると
ともに、この磁気ディスクカートリッジ3に対応するド
ライブにおいて、ドライブ内のカートリッジ挿入部に磁
気ディスクカートリッジ3の識別部とのみ係合する部材
(部位)を設けることにより、このドライブへの他の磁
気ディスクカートリッジの誤挿入を防止することも可能
である。 【0030】なお、本実施の形態において、凹部は上記
以外にも図4(1)に示すように複数の凹部13bを設
けてもよいし、図4(2)に示す凹部13cのように厚
み方向と直交する方向に設けてもよい。また、凹部の
数、形状については上記に限定されるものではなく、ど
のような数、形状としてもよい。さらに、これらの識別
部を左側もしくは両側に設けてもよい。 【0031】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。本発明において識別部は、樹脂部13におい
て、現行カートリッジ1と異なるように設けた角部とし
てもよく、本実施の形態の磁気ディスクカートリッジは
そのような識別部を備えたものである。図5に本実施の
形態の磁気ディスクカートリッジの平面図を示す。 【0032】この磁気ディスクカートリッジ4の樹脂部
13の手前右側には略直角の角13dが設けられてい
る。そのため、現行カートリッジ1と新世代の磁気ディ
スクカートリッジ4とを視覚的に識別することが可能で
あるとともに、この磁気ディスクカートリッジ4に対応
するドライブにおいて、ドライブ内のカートリッジ挿入
部に磁気ディスクカートリッジ4の識別部とのみ係合す
る部材(部位)を設けることにより、このドライブへの
他の磁気ディスクカートリッジの誤挿入を防止すること
も可能である。 【0033】なお、本実施の形態において、識別部であ
る角13dは、直角とする以外にRを設けてもよい。ま
た、これらの識別部を左側もしくは両側に設けてもよ
い。 【0034】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。本発明において識別部は、樹脂部13の上面
または下面に設けた凹部としてもよく、本実施の形態の
磁気ディスクカートリッジはそのような識別部を備えた
ものである。図6に本実施の形態の磁気ディスクカート
リッジの平面図を示す。 【0035】この磁気ディスクカートリッジ5の樹脂部
13の上面には凹部13eが4つ設けられている。その
ため、現行カートリッジ1と新世代の磁気ディスクカー
トリッジ5とを視覚的に識別することが可能であるとと
もに、この磁気ディスクカートリッジ5に対応するドラ
イブにおいて、ドライブ内のカートリッジ挿入部に磁気
ディスクカートリッジ5の識別部とのみ係合する部材
(部位)を設けることにより、このドライブへの他の磁
気ディスクカートリッジの誤挿入を防止することも可能
である。 【0036】なお、本実施の形態において、識別部であ
る凹部は上面以外に下面に設けてもよい。また凹部の数
も4つに限定されるものではない。 【0037】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。本発明において識別部は、ハウジング側面に
おいて、現行カートリッジ1と異なるように設けたノッ
チとしてもよく、本実施の形態の磁気ディスクカートリ
ッジはそのような識別部を備えたものである。図7に本
実施の形態の磁気ディスクカートリッジの平面図を示
す。 【0038】この磁気ディスクカートリッジ6のハウジ
ング10の左側面にはノッチ10dが設けられている。
このノッチ10dは、現行カートリッジ1のノッチ10
bよりも下方にずらして設けられている。そのため、現
行カートリッジ1と新世代の磁気ディスクカートリッジ
6とを視覚的に識別することが可能であるとともに、こ
の磁気ディスクカートリッジ6に対応するドライブにお
いて、ドライブ内のカートリッジ挿入部に磁気ディスク
カートリッジ6の識別部とのみ係合する部材(部位)を
設けることにより、このドライブへの他の磁気ディスク
カートリッジの誤挿入を防止することも可能である。 【0039】なお、本実施の形態において、ノッチは上
記以外にも、現行カートリッジ1のノッチ10bよりも
上方にずらして設けてもよいし、図8(1)に示すよう
に左肩部上方に設けてもよい。また、図8(2)に示す
ようにハウジング10の左側面に2つのノッチ10fお
よび10gを設けてもよいし、図8(3)に示すように
ハウジング10の左側面にノッチ10i、左肩部上方に
ノッチ10hを設けてもよい。さらに、図8(4)に示
すように現行カートリッジ1のノッチ10bよりも大き
いノッチ10jを設けてもよい。すなわち、現行カート
リッジ1のノッチ10bと異なる態様であればどのよう
なものとしてもよい。 【0040】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。本発明において識別部は、ハウジング側面に
おいて、現行カートリッジ1と異なる位置に設けたシャ
ッターロック解除用の開口としてもよく、本実施の形態
の磁気ディスクカートリッジはそのような識別部を備え
たものである。図9に本実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの右側面図を示す。 【0041】この磁気ディスクカートリッジ7のハウジ
ング10の右側面には開口10kが設けられている。こ
の開口10kは、現行カートリッジ1の開口10aより
も上方にずらして設けられている。そのため、現行カー
トリッジ1と新世代の磁気ディスクカートリッジ7とを
視覚的に識別することが可能であるとともに、この磁気
ディスクカートリッジ7に対応するドライブにおいて、
ドライブ内のカートリッジ挿入部に磁気ディスクカート
リッジ7の開口10kの位置に対応した押圧部材を設け
ることにより、このドライブへの他の磁気ディスクカー
トリッジの誤挿入を防止することも可能である。 【0042】なお、本実施の形態において、開口は上記
以外にも、現行カートリッジ1の開口10aよりも下方
にずらして設けてもよいし、図10に示すように右肩部
を変形させるとともに、この変形させた部位に開口を設
けてもよい。すなわち、現行カートリッジ1の開口10
aと異なる態様であればどのようなものとしてもよい。 【0043】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。本発明において識別部は、シャッター部材に
おいて、現行カートリッジ1と異なる位置に設けたシャ
ッターノブとしてもよく、本実施の形態の磁気ディスク
カートリッジはそのような識別部を備えたものである。
図11に本実施の形態の磁気ディスクカートリッジの底
面図を示す。 【0044】この磁気ディスクカートリッジ8のシャッ
ターノブ14bは、底面図中において中心より右側に設
けられており、併せて、シャッターノブ14bを移動可
能とするための開口部12cも右側に設けられている。
この磁気ディスクカートリッジ8においては、シャッタ
ー部材14がセンターCを中心に底面図中の右方向に開
位置まで回転移動することにより磁気ディスク17が露
出状態となる。そのため、現行カートリッジ1と新世代
の磁気ディスクカートリッジ8とを視覚的に識別するこ
とが可能であるとともに、この磁気ディスクカートリッ
ジ8に対応するドライブにおいて、ドライブ内のカート
リッジ挿入部に磁気ディスクカートリッジ8のシャッタ
ーノブ14bの位置に対応してシャッターノブ14bを
係止する係止部材を設けることにより、このドライブへ
の他の磁気ディスクカートリッジの誤挿入を防止するこ
とも可能である。 【0045】なお、本実施の形態において、シャッター
ノブの位置は上記以外にも、図12に示すように現行カ
ートリッジ1のシャッターノブ14aよりも下方にずら
して設けてもよい。すなわち、現行カートリッジ1のシ
ャッターノブ14aと異なる態様であればどのようなも
のとしてもよい。 【0046】次に、本発明の第8の実施の形態について
説明する。本発明において識別部は、シャッター部材に
おいて、現行カートリッジ1と異なる高さのシャッター
ノブとしてもよく、本実施の形態の磁気ディスクカート
リッジはそのような識別部を備えたものである。図13
に本実施の形態の磁気ディスクカートリッジの正面図を
示す。 【0047】この磁気ディスクカートリッジ9のシャッ
ターノブ14dは、現行カートリッジ1のシャッターノ
ブ14aよりも高く形成されている(シャッターノブ1
4aよりも高い部分を斜線表示)。そのため、現行カー
トリッジ1と新世代の磁気ディスクカートリッジ9とを
視覚的に識別することが可能であるとともに、この磁気
ディスクカートリッジ9に対応するドライブにおいて、
ドライブ内のカートリッジ挿入部に磁気ディスクカート
リッジ9のシャッターノブ14dのシャッターノブ14
aよりも高い領域に対応した、シャッターノブ14dを
係止する係止部材を設けることにより、このドライブへ
の他の磁気ディスクカートリッジの誤挿入を防止するこ
とも可能である。 【0048】次に、本発明の第9の実施の形態について
説明する。本発明において識別部は、ハウジング底面に
設けた足としてもよく、本実施の形態の磁気ディスクカ
ートリッジはそのような識別部を備えたものである。図
14に本実施の形態の磁気ディスクカートリッジの右側
面図および底面図を示す。 【0049】この磁気ディスクカートリッジ20の下面
の手前両端には、シャッターノブ14aの高さと略等し
い2つの円柱上の足13fが形成されている。そのた
め、現行カートリッジ1と新世代の磁気ディスクカート
リッジ20とを視覚的に識別することが可能であるとと
もに、この磁気ディスクカートリッジ20の識別部と係
合する部材(部位)を備えていない未対応ドライブへの
誤挿入を防止することができる。 【0050】また、下面に2つの足13fを形成するこ
とにより、磁気ディスクカートリッジ20を下面を下に
して机等の平面上に置いたときに、シャッターノブ14
aと2つの足13fの3点で接することになるため、安
定して置くことができるようになる。 【0051】次に、本発明の第10の実施の形態につい
て説明する。本発明において識別部は、ハウジング底面
に設けたライトプロテクトスイッチとしてもよく、本実
施の形態の磁気ディスクカートリッジはそのような識別
部を備えたものである。図15に本実施の形態の磁気デ
ィスクカートリッジの底面図を示す。 【0052】この磁気ディスクカートリッジ21の下面
の手前右側には、ライトプロテクトスイッチ18が形成
されている。そのため、現行カートリッジ1と新世代の
磁気ディスクカートリッジ21とを視覚的に識別するこ
とが可能である。 【0053】この磁気ディスクカートリッジ21に対応
するドライブにおいて、ライトプロテクトスイッチ18
の状態に応じて磁気ディスク17に対してライトプロテ
クトをかける機能を設けることにより、磁気ディスク1
7に記録されたデータを保護することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】現行のclik!(登録商標)の六面図 【図2】本発明の第1の実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの平面図 【図3】本発明の第2の実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの平面図 【図4】本発明の第2の実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの他の態様を示す図 【図5】本発明の第3の実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの平面図 【図6】本発明の第4の実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの平面図 【図7】本発明の第5の実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの平面図 【図8】本発明の第5の実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの他の態様を示す図 【図9】本発明の第6の実施の形態の磁気ディスクカー
トリッジの右側面図 【図10】本発明の第6の実施の形態の磁気ディスクカ
ートリッジの平面図および右側面図 【図11】本発明の第7の実施の形態の磁気ディスクカ
ートリッジの底面図 【図12】本発明の第7の実施の形態の磁気ディスクカ
ートリッジの底面図 【図13】本発明の第8の実施の形態の磁気ディスクカ
ートリッジの正面図 【図14】本発明の第9の実施の形態の磁気ディスクカ
ートリッジの右側面図および底面図 【図15】本発明の第10の実施の形態の磁気ディスク
カートリッジの底面図 【符号の説明】 1 clik!(登録商標) 2〜9、20、21 磁気ディスクカートリッジ 10 ハウジング 11 上シェルハーフ 12 下シェルハーフ 13 樹脂部 14 シャッター部材 15 係止部材 16 センタコア 17 磁気ディスク 18 ライトプロテクトスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 英昭 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 草柳 明久 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 森田 清夫 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 センタコアに固着保持されたフレキシブ
    ルな磁気ディスクと、 該磁気ディスクを収容するための、記録再生用ドライブ
    の磁気ヘッドを前記磁気ディスクの表面にアクセスさせ
    るための開口と、該開口を開閉するシャッターとを備え
    たハウジングとからなる磁気ディスクカートリッジにお
    いて、 略同一形状のハウジングに異なる記録容量の磁気ディス
    クを収容して複数世代の磁気ディスクカートリッジを構
    成可能であり、 前記世代を識別するための、前記世代毎に一部形状が異
    なる識別部を前記磁気ディスクカートリッジの外面に有
    していることを特徴とする磁気ディスクカートリッジ。
JP2002117838A 2002-04-19 2002-04-19 磁気ディスクカートリッジ Withdrawn JP2003317429A (ja)

Priority Applications (2)

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