JP2003316905A - ポイントシステム - Google Patents

ポイントシステム

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JP2003316905A
JP2003316905A JP2002117744A JP2002117744A JP2003316905A JP 2003316905 A JP2003316905 A JP 2003316905A JP 2002117744 A JP2002117744 A JP 2002117744A JP 2002117744 A JP2002117744 A JP 2002117744A JP 2003316905 A JP2003316905 A JP 2003316905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にスポーツ好きではない普通の人々も楽し
めて持続することができる新しい発想のポイントシステ
ムを提供する。 【解決手段】 家庭(Home)において、フィットネ
スマシーンを使用したり、ゲームを行えば、フィットネ
スマシーンの利用量や、ゲームの利用時間や達成度に応
じてマイレッジポイントが発生する。フィットネスクラ
ブ(Club)において、フィットネスマシーンを使用
したり、プールで泳いだり、エクササイズを行えば、そ
の運動量に応じてマイレッジポイントが発生する。街中
(Street)において、散歩、買い物、通勤等のた
めに歩いたり、走ったり、自転車に乗ったりすれば、そ
の運動量に応じてマイレッジポイントが発生する。この
ような様々な場面におけるフィットネスに対して発生し
たマイレッジポイントを蓄積し、その蓄積したマイレッ
ジポイントを様々な場面で使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポイントシステム
に関し、特に、フィットネスクラブ等において利用者に
ポイントを与えるポイントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の健康指向の高まりにより、フィッ
トネスクラブを利用しようとする人々は増え続け、フィ
ットネス業界は成長を続けている。しかし、その実態に
は大きな変化が起きてきている。従前のフィットネスク
ラブは、身体を動かすのが好きなアクティブな人やスポ
ーツ好きな人が多くを占めいていたが、近年では健康志
向から、特にスポーツ好きではない普通の人々、体力の
ない人々の参加が増えてきている。これは、ますます複
雑化する社会の中で、人々を襲う様々なストレスが、健
康や将来への不安を増大させていることが大きな要因に
なっていると思われる。限られた時間や場所の中で人々
は身体や心の健康を求めて模索しているのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような現状に対
し、フィットネスクラブでは、施設や設備のリニューア
ルや、プログラムやサービスの見直し等を行っている。
しかしながら、長続きしないという従来からの問題を解
消することはできず、誰でも持続できる新しい発想のフ
ィットネスクラブの登場が待ち望まれている。
【0004】このような要望に応えるべく、会員にポイ
ントを当たるポイントシステムを取り入れようとする試
みもある。しかしながら、従来のポイントシステムは、
単にフィットネスをやればやるだけポイントを与える、
利用するればするだけポイントを与えるという単純なも
のである。このため、ポイントが欲しいがために利用者
に無理な運動をさせることになりかねない。これでは真
のフィットネスの目標を達成することができないという
問題があった。
【0005】本発明の目的は、特にスポーツ好きではな
い普通の人々も楽しめて持続することができる新しい発
想のポイントシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、利用者が身
体を動かす複数の場面での運動量を計測し、計測結果に
基づいて所定のポイントを演算し、演算したポイントを
蓄積し、蓄積したポイントに基づいて所定のサービスを
提供することを特徴とするポイントシステムによって達
成される。
【0007】上記目的は、利用者が身体を動かす複数の
場面での運動量を計測する複数の計測手段と、前記計測
手段による計測結果に基づいて所定のポイントを演算す
る演算手段と、前記演算手段により演算したポイントを
蓄積して管理する管理手段と、前記管理手段により蓄積
したポイントに基づいて所定のサービスを提供するサー
ビス提供手段とを有することを特徴とするポイントシス
テムによって達成される。
【0008】上述したポイントシステムにおいて、前記
複数の場面のうちひとつの場面が、運動施設である場合
には、前記計測手段が、フィットネスマシーンに設けら
れているようにしてもよい。
【0009】上述したポイントシステムにおいて、前記
複数の場面のうちひとつの場面が、家庭である場合に
は、前記計測手段が、家庭用ゲーム装置に設けられてい
るようにしてもよい。
【0010】上述したポイントシステムにおいて、前記
複数の場面のうちひとつの場面が、屋外である場合に
は、前記計測手段が、歩数測定装置、位置測定装置、自
転車走行測定装置又は通信回線に接続可能なサーバに設
けられているようにしてもよい。
【0011】上述したポイントシステムにおいて、前記
利用者の身体能力を考慮し、前記運動量の計測結果に基
づいて所定のポイントを演算するようにしてもよい。
【0012】上述したポイントシステムにおいて、前記
利用者の身体能力に基づいて最適運動量を定め、前記運
動量の計測結果が前記最適運動量のときに所定のポイン
トを最大値とし、前記運動量の計測結果が前記最適運動
量よりも多くても所定のポイントを少なくするようにし
てもよい。
【0013】上述したポイントシステムにおいて、前記
ポイントの代わりに、又は、前記ポイントと併せて、前
記計測結果に基づいて消費カロリーを演算し、前記消費
カロリー及び/又は前記ポイントに基づいて所定のサー
ビスを提供するようにしてもよい。
【0014】上記目的は、利用者の運動量に基づいて所
定のポイントを発生するプログラムにおいて、前記利用
者の身体能力に基づいて最適運動量を定め、前記運動量
が前記最適運動量より少ないときには、前記運動量が多
くなるほど発生するポイントを多くし、前記運動量が前
記最適運動量よりも多いときには、前記運動量が多くな
るほど発生するポイントを少なくすることを特徴とする
プログラムによって達成する。
【0015】上述したプログラムにおいて、前記利用者
の身体能力に基づいて許容運動量を定め、前記運動量が
前記許容運動量よりも多いときには、マイナスのポイン
トを発生し、前記運動量が多くなるほどマイナスのポイ
ントを多くするようにしてもよい。
【0016】本発明の一態様としてのポイントシステム
は、利用者が身体を動かす複数の場面での運動量を測定
する複数の測定手段と、少なくとも前記利用者に関する
情報に基づいて、前記複数の測定手段ごとに前記利用者
に応じた目標とする運動量を決定する決定手段と、前記
複数の測定手段から測定された各々の運動量と前記複数
の測定手段ごとに決められた各々の目標とする運動量と
の差が大きくなるにつれて低くなるように、前記運動量
をポイントに変換し、前記運動量と前記目標とする運動
量との差が小さくなるにつれて高くなるように、前記運
動量をポイントに変換する演算を行う演算手段と、前記
演算手段により算出された各々のポイントを累積する累
積手段と、利用者が選択できる複数のサービスごとに決
められたポイントを予め記憶する記憶手段と、利用者か
ら、前記蓄積されたポイントを選択したサービスに換え
る要求があったときに、前記予めサービスごとに決めら
れたポイントに基づいて前記利用者が選択したサービス
に応じたポイントを決定し、前記決定されたポイントを
前記蓄積されたポイントがから減算して行う、ポイント
をサービスに変換する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0017】本発明の一態様としてのポイントシステム
は、利用者が身体を動かす複数の場面での運動量を測定
する複数の測定手段と、各測定手段により測定された前
記運動量をカロリー値に変換する手段と、少なくとも前
記利用者に関する情報に基づいて、前記複数の測定手段
ごとに前記利用者が運動する目標とする運動量に応じた
カロリー値を決定する決定手段と、前記複数の測定手段
から測定された各々の運動量に応じたカロリー値と前記
複数の測定手段ごとに決められた各々の目標とする運動
量に応じたカロリー値との差が大きくなるにつれて低く
なるように、前記カロリー値をポイントに変換し、前記
運動量に応じたカロリー値と前記目標とする運動量に応
じたカロリー値との差が小さくなるにつれて高くなるよ
うに、前記カロリー値をポイントに変換する演算を行う
演算手段と、前記演算手段により算出された各々のポイ
ントを累積する累積手段と、利用者が選択できる複数の
サービスごとに決められたポイントを予め記憶する記憶
手段と、利用者から、前記蓄積されたポイントを選択し
たサービスに換える要求があったときに、前記予めサー
ビスごとに決められたポイントに基づいて前記利用者が
選択したサービスに応じたポイントを決定し、前記決定
されたポイントを前記蓄積されたポイントがから減算し
て行う、ポイントをサービスに変換する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0018】本発明の一態様としてのポイントシステム
は、利用者が身体を動かす複数の場面での運動量を測定
する測定手段と、測定手段により測定された前記運動量
をカロリー値に変換する手段とを備えた複数の端末装置
と、利用者に関する情報と、利用者が選択できる複数の
サービスごとに決められたポイントを予め記憶する記憶
手段と、少なくとも前記利用者に関する情報に基づい
て、前記複数の測定手段ごとに前記利用者が運動する目
標とする運動量に応じたカロリー値を決定する決定手段
と、前記端末装置から送られた前記カロリー値のデータ
を受信する手段と、前記複数の測定手段から測定された
各々の運動量に応じたカロリー値と前記複数の測定手段
ごとに決められた各々の目標とする運動量に応じたカロ
リー値との差が大きくなるにつれて低くなるように、前
記カロリー値をポイントに変換し、前記運動量に応じた
カロリー値と前記目標とする運動量に応じたカロリー値
との差が小さくなるにつれて高くなるように、前記カロ
リー値をポイントに変換する演算を行う演算手段と、前
記演算手段により算出された各々のポイントを累積する
累積手段と、前記蓄積されたポイントを利用者が選択し
たサービスに換える、前記端末装置からの要求があった
ときに、前記予めサービスごとに決められたポイントに
基づいて前記利用者が選択したサービスに応じたポイン
トを決定し、前記決定されたポイントを前記蓄積された
ポイントがから減算して行う、ポイントをサービスに変
換する手段とを備え、前記端末装置と通信回線を介して
データの送受信可能なサーバー装置とからなることを特
徴とする。
【0019】本発明の一態様としての端末装置は、利用
者が身体を動かす複数の場面での運動量を測定する測定
手段と、測定手段により測定された前記運動量をカロリ
ー値に変換する手段と、前記カロリー値データをサーバ
ーへ送信する送信手段とを備え、利用者に関する情報
と、利用者が選択できる複数のサービスごとに決められ
たポイントを予め記憶する記憶手段と、少なくとも前記
利用者に関する情報に基づいて、前記複数の測定手段ご
とに前記利用者が運動する目標とする運動量に応じたカ
ロリー値を決定する決定手段と、送信された前記カロリ
ー値のデータを受信する手段と、前記複数の測定手段か
ら測定された各々の運動量に応じたカロリー値と前記複
数の測定手段ごとに決められた各々の目標とする運動量
に応じたカロリー値との差が大きくなるにつれて低くな
るように、前記カロリー値をポイントに変換し、前記運
動量に応じたカロリー値と前記目標とする運動量に応じ
たカロリー値との差が小さくなるにつれて高くなるよう
に、前記カロリー値をポイントに変換する演算を行う演
算手段と、前記演算手段により算出された各々のポイン
トを累積する累積手段と、前記蓄積されたポイントを利
用者が選択したサービスに換える、前記端末装置からの
要求があったときに、前記予めサービスごとに決められ
たポイントに基づいて前記利用者が選択したサービスに
応じたポイントを決定し、前記決定されたポイントを前
記蓄積されたポイントがから減算して行う、ポイントを
サービスに変換する手段とを備えたサーバーとデータの
送受信可能に構成されたことを特徴とする。
【0020】本発明の一態様としてのサーバー装置は、
利用者が身体を動かす複数の場面での運動量を測定し、
前記運動量をカロリー値に変換する端末装置から送信さ
れたカロリー値のデータを受信する受信手段と、利用者
に関する情報と、利用者が選択できる複数のサービスご
とに決められたポイントを予め記憶する記憶手段と、少
なくとも前記利用者に関する情報に基づいて、前記複数
の測定手段ごとに前記利用者が運動する目標とする運動
量に応じたカロリー値を決定する決定手段と、前記端末
装置から送られた前記カロリー値のデータを受信する手
段と、前記複数の測定手段から測定された各々の運動量
に応じたカロリー値と前記複数の測定手段ごとに決めら
れた各々の目標とする運動量に応じたカロリー値との差
が大きくなるにつれて低くなるように、前記カロリー値
をポイントに変換し、前記運動量に応じたカロリー値と
前記目標とする運動量に応じたカロリー値との差が小さ
くなるにつれて高くなるように、前記カロリー値をポイ
ントに変換する演算を行う演算手段と、前記演算手段に
より算出された各々のポイントを累積する累積手段と、
前記蓄積されたポイントを利用者が選択したサービスに
換える、前記端末装置からの要求があったときに、前記
予めサービスごとに決められたポイントに基づいて前記
利用者が選択したサービスに応じたポイントを決定し、
前記決定されたポイントを前記蓄積されたポイントがか
ら減算して行う、ポイントをサービスに変換する手段と
を備えたことを特徴とする。
【0021】本発明の一態様では、ユーザーが会員にな
るときに、そのユーザーに関する情報(例:氏名、住
所、年齢、性別、体重、身長など)をサーバーに登録す
る。サーバーは、ユーザーの年齢、性別等、又は運動目
的(健康維持、体力増強、目標体重等)から、そのユー
ザーにあった「目標とする運動量」を決定する。ユーザ
ーは「目標とする運動量」に合わせるように運動する。
屋外、運動施設、家庭等で、複数種類の「測定手段」で
運動し、各「測定手段」の測定結果(データ)をサーバ
ーへ送信する。サーバーへ送信する方法は通信回線を介
して携帯電話、PCなどで行う。サーバーは、測定結果
(運動量に関するデータ)を受け取ると、各「測定手
段」ごとに運動量をポイントに変換する換算方法が予め
決められているので、「目標とする運動量」と「測定し
た運動量」を比較して、所定のアルゴリズムによってポ
イントに換算する。そのポイント換算を各「測定手段」
ごとの測定した運動量に対して行い、累積ポイント(合
計ポイント)を記憶する。
【0022】「所定のアルゴリズム」の例として、「前
記複数の測定手段から測定された各々の運動量と前記複
数の測定手段ごとに決められた各々の目標とする運動量
との差が大きくなるにつれて、前記運動量を低いポイン
トに変換し、前記運動量と前記目標とする運動量との差
が小さくなるにつれて、前記運動量を高いポイントに変
換する」ものがあげられる。
【0023】サーバーには、ユーザーが選択できる「複
数のサービス」ごとにポイントが設定されたポイントデ
ータテーブル(例えば、タオル=100ポイント、会費
割引=200ポイント、食事券=300ポイント等)が
記憶されている。
【0024】ユーザーは、ある程度ポイントが貯まった
ら、例えば、PCや携帯電話を利用して、「複数のサー
ビス」から希望のサービスを選択すると、その要求デー
タがサーバーへ送られ、サーバーは、そのユーザーが選
択したサービスが何ポイントかをチェックし、記憶され
ている累積ポイントからそのサービス分のポイントを減
算して、ポイント償却とする。それで減算されたポイン
トを累積ポイントとして更新登録する。
【0025】累積ポイント(例えば300ポイント)よ
りも「選択したサービス」のポイント(例えば500ポ
イント)の方が大きいときは、減算することはできな
い。
【0026】ポイントをサービスに変換する具体例とし
て、300ポイントを「体脂肪計」に換える場合は、会
員登録時に氏名、住所を登録しているので、前記商品
(体脂肪計)をユーザーへ配送する。
【0027】本発明の一態様では、ユーザーが会員にな
るときに、そのユーザーに関する情報(例:氏名、住
所、年齢、性別、体重、身長など)をサーバーに記録す
る。
【0028】サーバーは、ユーザーの年齢、性別等、又
は運動目的(健康維持、体力増強、目標体重等)から、
そのユーザーにあった「目標とする運動量に応じたカロ
リー値」を設定する。
【0029】ユーザーは「目標とする運動量に応じたカ
ロリー値」に合わせるように運動する。屋外、運動施
設、家庭等で、複数種類の「測定手段」で運動し、各
「測定手段」の測定結果をサーバーへ送信する。サーバ
ーへ送信する方法は通信回線を介して携帯電話、PCな
どで行う。
【0030】サーバーは、測定結果を受信すると、各
「測定手段」ごとに設定されている算出方法により測定
結果(運動量)をカロリー値に変換し、記憶する。そし
て、その各「測定手段」ごとに運動量に応じたカロリー
値をポイントに変換する換算方法も予め決められている
ので、「目標とする運動量に応じたカロリー値」と「測
定した運動量に応じたカロリー値」を比較して、所定の
アルゴリズムによってポイントに換算する。そのポイン
ト換算を各「測定手段」ごとの測定した運動量に対して
行い、累積ポイント(合計ポイント)を記憶する。
【0031】「所定のアルゴリズム」の例として、前記
複数の測定手段から測定された各々の運動量に応じたカ
ロリー値と前記複数の測定手段ごとに決められた各々の
目標とする運動量に応じたカロリー値との差が大きくな
るにつれて、前記カロリー値を低いポイントに変換し、
前記運動量に応じたカロリー値と前記目標とする運動量
に応じたカロリー値との差が小さくなるにつれて、前記
カロリー値を高いポイントに変換するものが最適な方法
として挙げられる。
【0032】サーバーには、ユーザーが選択可能な「複
数のサービス」ごとにポイントが設定されたポイントデ
ータテーブル(たとえば、タオル=100ポイント、会
費割引=200ポイント、食事券=300ポイント等)
が記憶されている。
【0033】ユーザーは、ある程度ポイントが貯まった
ら、例えば、PCや携帯電話を利用して、「複数のサー
ビス」から希望のサービスを選択すると、その要求デー
タがサーバーへ送られ、サーバーは、そのユーザーが選
択したサービスが何ポイントかをチェックし、記憶され
ている累積ポイントからそのサービス分のポイントを減
算して、ポイント償却とする。それで減算されたポイン
トを累積ポイントとして更新する。
【0034】累積ポイント(例えば300ポイント)よ
りも「選択したサービス」のポイント(例えば500ポ
イント)の方が大きいときは、減算することはできな
い。
【0035】ポイントをサービスに変換する具体例とし
て、300ポイントを「体脂肪計」に換える場合は、会
員登録時に氏名、住所を登録しているので、前記商品
(体脂肪計)をユーザーへ配送する。
【0036】ちなみに、各測定手段で測定した運動量を
カロリー値に変換する処理を行うのはサーバーではな
く、各測定装置で変換処理を行うようにし、そのカロリ
ー値をサーバーへ送信する方法でもよい。
【0037】
【発明の実施の形態】[一実施形態]本発明の一実施形
態によるフィットネスシステムを図1乃至図14を用い
て説明する。
【0038】(基本コンセプト)本実施形態によるフィ
ットネスシステムの基本コンセプトを図1に示す。本実
施形態のフィットネスシステムは、身体を鍛えたり、運
動するのが好きな人はもちろんのこと、飽きっぽい人
や、面倒くさがりの人、体力のない中高年等のごく普通
に人のために設けられたものである。
【0039】本フィットネスシステムは、生活における
体を動かすあらゆる場面をフィットネスと捉え、それを
ポイント化し、会員へのサービス提供に利用することに
より、利用者のフィットネスへの楽しみを広げ、フィッ
トネス事業の拡大を図るものである。
【0040】会員へのサービスとしては、例えば、ポイ
ントをタオル等の物に交換する、年会費の割引をする、
ゲームや食事等のサービスを提供する等々の会員に益を
もたらすサービスであれば、あらゆるサービスを含むも
のである。
【0041】身体を動かす場面としては、運動施設の他
に、ゲームセンター、家庭、街中、郊外、観光地等のあ
らゆる場面が考えられ、これらの場面で身体を動かした
ときには、それに応じたポイントが発生する。
【0042】本実施形態のフィットネスシステムでは、
生活における体を動かすあらゆる場面をフィットネスと
して捉える。いつでも、どこでも、ともかく体を動かし
たら、マイレッジポイントが発生する。
【0043】図1に示すように、家庭(Home)にお
いて、フィットネスマシーンを使用したり、ゲームを行
えば、フィットネスマシーンの利用量や、ゲームの利用
時間や達成度に応じてマイレッジポイントが発生する。
運動施設であるフィットネスクラブ(Club)におい
て、フィットネスマシーンを使用したり、プールで泳い
だり、エクササイズを行えば、その運動量に応じてマイ
レッジポイントが発生する。街中(Street)にお
いて、散歩、買い物、通勤等のために歩いたり、走った
り、自転車に乗ったりすれば、その運動量に応じてマイ
レッジポイントが発生する。
【0044】利用者は、このような様々な場面における
フィットネスに対して発生したマイレッジポイントを蓄
積する。その蓄積したマイレッジポイントを様々な場面
で使用する。例えば、フィットネスクラブでは、マイレ
ッジポイントにより会費を割り引きしたり、クラブ内で
のショッピングや飲食の割引等で使用したりする。ま
た、マイレッジポイントによりインターネット上の特定
サイトでの割引等に使用してもよいし、通常の店舗での
割引等に使用してもよい。
【0045】(フィットネスシステムの構成)本実施形
態によるフィットネスシステムの構成を図2に示す。
【0046】本実施形態のフィットネスシステムは、上
述した基本コンセプトを実現するために様々な場面での
フィットネスの運動量を計測して、それを共通のマイレ
ッジポイントとして演算し、そのポイントを蓄積し管理
する。利用者であるフィットネス会員に対しては固有の
IDを発行する。このIDにより様々な場面におけるフ
ィットネスを一元的に管理する。
【0047】計測する運動量としては、例えば、持ち上
げたバーベルの重さ、バーベルを持ち上げた回数、持ち
上げたバーベルの重さと持ち上げた回数、走った距離、
走ったスピード、走った距離とスピード等々の運動量に
関する全ての計測値を含むものである。
【0048】フィットネスクラブでは最初は会員になる
ために会員登録手続をする。具体的には、施設の受付け
で会員登録手続を行い、次に、インターネットを介して
会員登録手続をする。または、自らインターネットを介
して会員登録手続をする。そして、フィットネスクラブ
のIDを取得する。フィットネスクラブは会員に対して
ICユニット10を貸し出す。本実施形態では腕時計型
のICユニット10として構成する。フィットネス会員
は、腕にICユニット10を巻き付けて運動を行う。な
お、ICユニット10としては、腕時計型の他に、カー
ド型、キー(鉤)型など、様々な形状でもよい。
【0049】IDを取得した会員が施設用フィットネス
マシン12を利用するときには、ICユニット10を用
いてIDの認証を行う。会員が施設用フィットネスマシ
ン12により運動を行うと、施設用フィットネスマシン
12は、その運動量を計測し、その計測結果に基づいて
会員にマイレッジポイントが発生する。施設内に設けら
れた施設用フィットネスマシン12や端末装置14は施
設専用のサーバ16に接続されている。
【0050】なお、会員が独占して使用するような機
器、例えば、電子歩数計28のようなものの場合には、
電子歩数計28のような機器自体にIDを登録するよう
にしてもよい。会員がIDを登録した機器を利用する
と、その機器をインターネットに接続したときに、登録
したIDをサーバー16、24へ送り、自動的に認証す
る。
【0051】施設用フィットネスマシン12のように、
ユーザが共通に利用する機器については、通常、機器自
体にユーザIDを登録することは行わず、ユーザが機器
を利用するときに会員IDの認証が必要となる。
【0052】家庭においては、フィットネス会員はフィ
ットネスに利用する個々の装置、例えば、家庭用フィッ
トネスマシン18や、家庭用テレビゲーム機20に自分
のIDを登録する。家庭用フィットネスマシン18には
パーソナルコンピュータ(PC)22が接続されてい
る。パーソナルコンピュータ22や家庭用テレビゲーム
機20はインターネット等の通信回線を介してWEBサ
ーバ24に接続されている。
【0053】ゲームセンタにおいては、フィットネス会
員はフィットネスに利用する個々の装置、例えば、業務
用テレビゲーム機26にICユニット10を持ってい
き、この業務用テレビゲーム機26を介してIDの認証
をする。業務用テレビゲーム機26はインターネット等
の通信回線を介してWEBサーバ24に接続されてい
る。
【0054】街中における運動を計測するために、フィ
ットネス会員は各種装置、例えば、歩数を計測する電子
歩数計28や、自転車の走行を計測するサイクルコンピ
ュータ30、会員の移動を計測するための街中の各所に
設けられた端末装置32等に、自分のIDを登録する。
これら電子歩数計28や、サイクルコンピュータ30、
端末装置32は携帯電話34によりインターネット等の
通信回線を介してWEBサーバ24に接続されている。
街中における利用者の移動を携帯電話34だけで計測す
ることも可能である。
【0055】このように本実施形態のフィットネスシス
テムでは、利用者であるフィットネス会員が身体を動か
すあらゆる場面において行う運動量を計測できるように
し、その運動量を一元的に管理する。
【0056】(施設用フィットネスマシン)フィットネ
スクラブにおいて利用する施設用フィットネスマシン1
2の一例として、図3に自転車型エルゴメータを示す。
【0057】自転車型エルゴメータ40とは、図示する
ように車輪のない自転車である。バイク部42と、デー
タ表示部44と、バイク部42の前方に設置された画像
表示部46とを有している。バイク部42は、ハンドル
42a、サドル42b及びペダル42cを取り付けた一
対のクランク42dを有している。データ表示部44
は、ハンドル42aに設けられている。会員が腕に装着
している腕時計型ICユニット10とは無線によりデー
タの送受信が可能である。
【0058】会員が、ハンドル42aを持ってサドル4
2bに腰掛けると、自転車型エルゴメータ40は腕時計
型ICユニット10と自動的にデータの送受信を行い、
会員のIDを登録する。
【0059】会員が、足でペダル42cを踏むと、クラ
ンク42dが回転する。クランク42d回転時の負荷
は、任意に調整することができる。例えば、走行状態が
登り坂に設定された場合は、クランク42dの回転に際
して大きな負荷が加わり、プレーヤはペダル42cを踏
むのに大きな力を必要とする。
【0060】データ表示部44には、クランク42dの
回転の速さに応じた走行スピードや、ペダル42cを踏
み出してから現在までの合計走行距離等が表示される。
画像表示部46には走行速度に合わせた風景が表示さ
れ、利用者はあたかも自転車に乗って様々な場所を走っ
ているように感じることができる。
【0061】自転車型エルゴメータ40による会員の運
動量のデータは、フィットネスクラブのサーバ16に送
信されて、会員の運動量として記録される。
【0062】(家庭用テレビゲーム機)フィットネスシ
ステムにおいて利用する家庭用テレビゲーム機20によ
るフィットネスゲームの一例を図4に示す。
【0063】このフィットネスゲームは、図示するよう
に、テレビゲーム機本体50にテレビモニタ52を接続
し、テレビモニタ52の前でインストラクタの指示にし
たがって運動を行う。テレビゲーム機本体50にはフィ
ットネスゲーム専用の周辺装置ボックス54が接続され
ている。テレビモニタ52上部には利用者の動きを検出
するカメラ56が設けられている。カメラ56は周辺装
置ボックス54に接続されている。
【0064】利用者である会員はセンサー端末58を身
体に付けてフィットネスゲームを行う。センサー端末5
8には事前に自分のIDを登録しておく。センサー端末
58は周辺装置ボックス54と無線によりデータの送受
信が可能である。センサー端末58には心拍数センサや
加速度センサ等が内蔵されている。
【0065】会員は、テレビモニタ52に表示されるイ
ンストラクタの指示にしたがってフィットネス運動を行
う。フィットネス運動を開始すると、カメラ56により
利用者の身体を動きを検出すると共に、センサー端末5
8により利用者の身体の状況を検出する。
【0066】ステップするタイミングや心拍数が乱れた
りすると、カメラ56とセンサー端末58により検出し
て、テレビモニタ52上のインストラクタが音声で呼び
かけながら、利用者の状況に適したアドバイスや応援を
行う。
【0067】予め利用者の個人情報を登録しておくこと
により、例えば数週間のプログラムを作成して、それに
したがってフィットネス運動を行うようにしてもよい。
利用者がフィットネスをさぼっていて久しぶりにプレイ
すると、テレビモニタ52のインストラクタから注意さ
れ、必要に応じて新たにプログラムを組み直す。
【0068】センサー端末58により心拍数等を常に測
定しているので、フィットネス運動中に心拍数に異変が
生じた場合には、直ちにフィットネスを停止したり、場
合によっては119番通報等の緊急措置をとることもで
きる。
【0069】家庭用テレビゲーム機20による会員の運
動量のデータは、WEBサーバ24に送信されて、会員
の運動量として記録される。
【0070】上記実施形態では、カメラ56により直接
的に利用者の身体の動きを検出したが、このようなカメ
ラ56を設けなくてもセンサー端末58により利用者が
ジャンプしたか否か等については検出できるので、この
検出信号のタイミングや回数等から、利用者の動きを把
握してリズムが乱れているか否かをチェックするように
してもよい。
【0071】なお、フィットネスクラブにおける本物の
インストラクタによりフィットネス運動の際にも、利用
者にセンサー端末58と同様の端末を身につけて、それ
により運動量の測定や身体の状況を検出するようにして
もよい。
【0072】(業務用テレビゲーム機)フィットネスシ
ステムにおいて利用する業務用テレビゲーム機26によ
るフィットネスゲームの一例を図5に示す。
【0073】このフィットネスゲームは、図示するよう
に、犬の散歩をイメージした室内歩行装置60である。
室内歩行装置60は、筐体前部62、筐体後部64、犬
の模型66、リード68、手摺70、71及び歩行ベル
ト72等から構成されている。歩行ベルト72は前後二
つのロータ間に設けられた無端ベルトであり、筐体前部
62側がやや高くなるように勾配が付けられている。歩
行ベルト72は適度な弾性のある材質、例えば、ポリエ
ステル、ウレタン、ゴム等の複数層に張り合わせたもの
が適している。
【0074】歩行ベルト72の両側面には側板74、7
5が取り付けられている。側板74、75には歩行者の
歩行運動を補助するために手摺70、71が設けられて
いる。側板74、75には歩行ベルト72への侵入を検
出するための検知センサ78が設けられている。利用者
が歩行ベルト72に昇降するための場所には安全マット
80が敷かれている。
【0075】筐体後部64の正面にはコイン投入口、ス
タートボタン、音量スイッチ等を配した操作パネル82
がもうけらている。利用者は、例えば、ICユニット1
0を用いて操作パネル82から自分のIDを認証する。
【0076】犬の模型66にはリード68が取り付けら
れている。リード68は手綱を模したコントローラであ
る。筐体前部62にはプロジェクタ84が設けられてお
り、ゲーム画面を表示する。利用者は、プロジェクタ8
4のゲーム画面を見ながら、リード68を前後左右に操
作することでゲームの進行を制御する。利用者はゲーム
を楽しみながら自然にフィットネスのための運動を行う
ことになる。
【0077】室内歩行装置60による会員の運動量のデ
ータは、WEBサーバ24に送信されて、会員の運動量
として記録される。
【0078】(電子歩数計)フィットネスシステムにお
いて利用する電子歩数計28の一例を図6に示す。
【0079】この電子歩数計28は、利用者が身につけ
て、歩いた歩数を計測し、歩いた距離や消費カロリーを
演算する。日にち毎の歩数を記録して、週間・月間の歩
数や、その平均値等を求めることもできる。
【0080】利用者は事前に電子歩数計28に自分のI
Dを登録しておく。利用者が電子歩数計28を身につけ
て散歩すると、その歩数が計測される。携帯電話34に
電子歩数計28を接続すると、携帯電話34から電子歩
数計28で測定した歩数がWEBサーバ24に送信さ
れ、会員の運動量として記録される。このとき、WEB
サーバ24からは現在の累計ポイントが返送されて携帯
電話34に表示される。なお、累計ポイントの確認等、
記録された運動量については携帯電話34だけでも可能
である。
【0081】(サイクルコンピュータ)フィットネスシ
ステムにおいて利用するサイクルコンピュータ30の一
例を図7に示す。
【0082】このサイクルコンピュータ30は、利用者
が使用する自転車に取り付けられて、ペダルを漕いだ回
数を計測し、走行した距離や消費カロリーを演算する。
日にち毎の走行距離記録して、週間・月間の走行距離
や、その平均値等を求めることもできる。
【0083】利用者は事前にサイクルコンピュータ30
に自分のIDを登録しておく。利用者が、サイクルコン
ピュータ30を付けた自転車に乗ると、ペダルを漕いだ
回数が計測される。携帯電話34にサイクルコンピュー
タ30を接続すると、携帯電話34からサイクルコンピ
ュータ30で測定したペダルを漕いだ回数がWEBサー
バ24に送信され、会員の運動量として記録される。こ
のとき、WEBサーバ24からは現在の累計ポイントが
返送されて携帯電話34に表示される。なお、累計ポイ
ントの確認等、記録された運動量については携帯電話3
4だけでも可能である。
【0084】(携帯電話による街中散歩計測システム)
街中における会員の散歩を計測するシステムの一例とし
て、携帯電話34を用いたシステムを図8に示す。
【0085】本システムは、携帯電話34の通信機能を
利用してWEBサーバ24と情報の送受信を行い、これ
により利用者の移動距離を計測し、その移動距離に基づ
いて運動量を演算し、マイレッジポイントを発生させ
る。
【0086】先ず、利用者は携帯電話34により、本シ
ステムを実行するサイトにアクセスして、会員番号であ
るIDを入力してログインする。次に、サイトから受信
した選択画面により移動手段である「お散歩」「ジョグ
(ジョギング)」「走る」からいずれかを選択する。
【0087】次に、携帯電話34を所有する利用者の現
在位置を検索する。携帯電話34の接続基地局から候補
位置を取得し、例えば、「今いるのは銀座4−3ですか
?」という表示を行う。利用者に質問に対する回答を選
択させることにより現在位置を特定する。なお、携帯電
話34にGPS機能を搭載して、GPS機能により現在
位置を検出して、その位置情報をサイトに送信するよう
にしてもよい。
【0088】利用者の現在位置を特定すると、サイトか
ら携帯電話34に目的地と所要時間が送信される。携帯
電話34に、例えば「目的地:有楽町 時間:12分」
と表示される。続いて、携帯電話34からスタート信号
をサイトに送信することにより街中散歩を開始する。
【0089】利用者が目的地へと移動中は携帯電話34
に所要時間又は残りの時間が表示され、利用者は携帯電
話34を見ながら移動する。目的地に到着すると、携帯
電話34から到着したことをサイトに送信する。目的地
に到着すると、所要時間を計算し、目的地までの距離
と、移動手段と、所要時間から利用者が消費したカロリ
ーを演算する。携帯電話34に所要時間と消費カロリー
を、例えば「タイム:10分57秒 消費カロリー:3
16kcal」のように表示する。
【0090】次に、サイトから携帯電話34に次の目的
地と所要時間が送信され、利用者はサイトからの指示に
したがって次の目的地に移動する。所定のコースを完了
するまで、以上の処理を繰り返す。
【0091】所定のコースを完了すると、サイトから携
帯電話34に成績データが送信される。携帯電話34に
は移動距離と、今回の散歩により獲得したマイレッジポ
イントを、例えば「距離:1586m ポイント:52
9pt」のように表示する。
【0092】本システムによる運動量のデータは、WE
Bサーバ24に送信されて、会員の運動量として記録さ
れる。
【0093】(端末装置による街中散歩計測システム)
街中における会員の散歩を計測するシステムの一例とし
て、端末装置32と携帯電話34を用いたシステムを図
9及び図10に示す。
【0094】システム側で予め所定のエリアを設定し、
そのエリア内で利用者が立ち寄る名所、店舗、自動販売
機、電話ボックス等の各地点や、プレイヤが通過する街
頭の電信柱、信号機等の各地点に位置追跡用の端末装置
32を設ける。
【0095】携帯電話34は、携帯電話会社サーバ90
を介してインターネットに接続できる。会員の運動量や
マイレッジポイント、位置情報等を管理するデータ管理
サーバ92が設けられている。データ管理サーバ92
は、携帯電話34から読み取った情報により携帯電話3
4を識別する識別装置としての機能も有している。
【0096】端末装置32は携帯電話34に記憶された
情報を読み取り、読み取られた情報から携帯電話34を
識別する。端末装置32に携帯電話34を読み取らせる
と、その時点で端末装置32の設置位置に利用者がいた
ことが判断できる。
【0097】本システムのフィットネスプログラムの一
例としてタレントクイズラリーについて図10を用いて
説明する。タレントクイズラリーとは、人気タレントが
出題するクイズを解きながら端末装置32が設置された
各地点をまわるゲームである。
【0098】図10に示すように、渋谷駅周辺等の予め
決めた地域内の各地点94A、94B、94C、…に端
末装置32を設け、会員が携帯電話34をある地点94
Bの端末装置32に認識させると、その地点94Bがス
タート地点となり、端末装置32にてクイズラリーが開
始する。端末装置32により出題されたクイズに解答す
ると、その解答結果に応じて様々な指示が出され、最終
的にゴール地点94Hに到達する。
【0099】タレントクイズラリーへのエントリーは、
プレイヤが最初に携帯電話34を地点94A、94B、
94C、…のいずれかの端末装置32に認識させること
により開始する。図10では、地点94Bがスタート地
点となる。
【0100】プレイヤが地点94Bの端末装置32に携
帯電話34を認識させてアクセスすると、端末装置32
は受付画面を表示する。受付画面には「エントリーしま
すか?」という表示がなされる。
【0101】プレイヤは受付画面からクイズラリーへの
エントリーを行う。データ管理サーバ16は、プレイヤ
情報を登録し、プレイヤの諸情報、例えば、プレイヤの
年齢、性別、エントリー時間帯等を判別し、その諸情報
に基づいて出題するクイズの内容や表示画像の内容を決
定する。
【0102】データ管理サーバ92は、このようにして
決定したクイズの1問目を地点94Bの端末装置32に
発信する。地点94Bの端末装置32はクイズ画面を表
示する。クイズ画面には、1問目のクイズの問題と共に
ヒントを表示する。例えば、タレントからの問題1とし
て次のように表示する。
【0103】「最近の私の一番のお気に入りアクセサリ
ーは、○○(商標)の皮のブレスレットです。さて、こ
こで問題です。このブレスレットの色は何色でしょう?
ヒントは、私の新曲「○○○○○」のジャケット写真を
見てみよー!○○○の1階にもあるよ!」更に、クイズ
画面には次に行くべき場所の指示も表示される。プレイ
ヤは、端末装置32により指示された次の場所である地
点94Cに移動する。
【0104】プレイヤが次の地点94Cの端末装置32
に携帯電話34を認識させてアクセスすると、データ管
理サーバ92は既に出題した1問目を発信する。
【0105】プレイヤが1問目に対して解答すると、デ
ータ管理サーバ92は解答データを保存し、解答データ
の正否を含めた諸条件を判断する。その判断結果に基づ
いて、データ管理サーバ92は次の2問目のクイズを発
信する。
【0106】地点94Cの端末装置32はクイズ画面を
表示する。クイズ画面には2問目のクイズの問題と共に
ヒントを表示する。クイズ画面には次に行くべき場所の
指示も表示される。プレイヤは、端末装置32により指
示された次の場所である地点94Dに移動する。
【0107】以降、各地点において、上述した処理を繰
り返す。データ管理サーバ92は全ての解答内容をデー
タとして保存する(ステップS68)。
【0108】プレイヤがゴールである最終地点94Hへ
と移動し、地点94Hの端末装置32に携帯電話34を
認識させてアクセスする。データ管理サーバ92は、こ
れまでのクイズラリーにおける解答内容及び正解等のデ
ータを地点94Hの端末装置32に送信し、解答内容等
の諸条件を判断する。その判断結果に基づいて、データ
管理サーバ92は地点94Hの端末装置32にクイズラ
リーの最終結果のデータを送る。更に、データ管理サー
バ92は、このタレントクイズラリーにおけるプレイヤ
の運動量を演算し、その運動量に応じたポイントを発生
する。
【0109】地点94Hの端末装置32は最終画面を表
示し、運動により消費した総消費カロリー、クイズの解
答内容、正解等をプリントアウトすると共に、オリジナ
ルグッズ又はその引換券を排出する。
【0110】(フィットネスデータのポイントへの換算
方法)本実施形態のフィットネスポイントシステムにお
いて、測定した運動量に基づいてマイレッジポイントに
換算する。その換算方法について図11乃至図14を用
いて説明する。
【0111】本実施形態のフィットネスシステムは、個
々の利用者に適したサービスを提供することを目的とし
ており、フィットネスデータの価値は個々人により異な
る。
【0112】(個人データ設定)利用者の個人データを
設定し、個々人に適した条件でポイントに換算する。個
人データの設定項目としては、身長、体重、年齢、性別
の他に、活動レベル(事務職、営業職、主婦業、肉体労
働等、日常の基本的な運動レベル)や、フィットネスの
目的(健康維持、体力増進、ダイエット等)である。
【0113】(統一データへの換算)各場面で測定した
運動量を共通の統一したデータとして取り扱う。本実施
形態では消費カロリーをデータ統一の基準とする。
【0114】フィットネスクラブ(Club)の場合、
ランニング系マシンやバイク系マシンでは、走行距離を
計測し、単位時間当たりの走行距離と、運動持続時間に
基づいて、消費カロリーに換算する。パワー系マシンで
は、運動の回数を計測し、使用した重量と運動の種類と
運動持続時間とに基づいて、消費カロリーに換算する。
【0115】家庭(Home)の場合、ランニング系マ
シンやバイク系マシンでは、走行距離を計測し、単位時
間当たりの走行距離と、運動持続時間に基づいて、消費
カロリーに換算する。テレビゲームでは、ゲームでの各
種操作を計測し、ゲームの種類と利用時間とに基づい
て、消費カロリーに換算する。
【0116】街中(Street)の場合、業務用テレ
ビゲームでは、ゲームでの各種操作を計測し、ゲームの
種類と利用時間とに基づいて、消費カロリーに換算す
る。電子歩数計では、歩数を計測し、総歩数と単位時間
当たりの歩数を計算し、単位時間当たりの走行距離と、
運動持続時間に基づいて、消費カロリーに換算する。サ
イクルコンピュータでは、走行距離を計測し、単位時間
当たりの走行距離と、運動持続時間に基づいて、消費カ
ロリーに換算する。街中散歩では、移動距離を計測し、
単位時間当たりの移動距離と、運動持続時間に基づい
て、消費カロリーに換算する。
【0117】(消費カロリーのポイント評価)換算した
消費カロリーに対してマイレッジポイントを与える。本
実施形態では消費カロリーが多ければ、それに比例して
ポイントを与えるのではなく、各個人のデータに基づい
て定めた換算曲線に基づいてポイントを決定する。
【0118】図11(a)はポイント評価の標準となる
換算曲線である。個人データや過去の実績に応じて一日
当たりの最適消費カロリーを決定し、消費カロリーが最
適値となったときに最大のポイントを与える。消費カロ
リーが最適値よりも少なければポイントは少なくなる
が、最適値より多くてもポイントは少なくなる。更に最
大許容値よりも消費カロリーが多くなるとマイナスポイ
ントなり、蓄積したポイントが減少する。これは運動し
すぎは、かえって身体に害があるからである。
【0119】ポイント評価の換算曲線は、会員の身長、
体重、年齢、性別の他に、活動レベル(事務職、営業
職、主婦業、肉体労働等、日常の基本的な運動レベル)
や、フィットネスの目的(健康維持、体力増進、ダイエ
ット等)によっても異なる。
【0120】図11(b)は性別による換算曲線の相違
の一例を示している。女性の方が消費カロリーの最適値
や許容値が低くなっている。
【0121】図11(c)はフィットネスの目的による
換算曲線の相違の一例を示している。体力増進が目的の
場合には、運動量が少なくては目的に適わないのでポイ
ントを少なくし、最適量よりも多少越える程度であれば
ボーナスポイントを与えるようにする。許容値も高く設
定する。健康維持が目的の場合には、少ない運動量でも
ポイントを多くし、最適値を超えるような運動は健康に
よくないのでポイントを急激に減らすようにする。
【0122】(継続性へのポイント評価)毎日の運動量
に対してマイレッジポイントが与えられるが、本実施形
態では継続性を重視して、継続した場合には多くのポイ
ントを与えるようにしている。毎日のマイレッジポイン
トを蓄積し、各会員の最適値の累積ポイントに近いほど
与えるポイントを多くする。
【0123】図12は一ヶ月のポイント評価曲線を示し
ている。理想ラインは、毎日の運動量が最適値である場
合の累積ポイントを示している。理想ラインに近い程高
いポイントを与える。図12のグラフでは理想ラインを
含む1.2倍ゾーンでは、累積ポイントを1.2倍にす
る。1.2倍ゾーンの外側の1.0倍ゾーンでは、累積
ポイントそのものとなる。1.0倍ゾーンの外側の0.
9倍ゾーンでは、累積ポイントを1.2倍にする。実測
カーブ(点線)は1.2倍ゾーン内にあるので、累積ポ
イントは1.2倍される。
【0124】図13は一年のポイント評価曲線を示して
いる。理想ラインは、毎月の運動量が最適値である場合
の累積ポイントを示している。理想ラインに近い程高い
ポイントを与える。図13のグラフでは理想ラインを含
む1.2倍ゾーンでは、累積ポイントを1.2倍にす
る。1.2倍ゾーンの外側の1.0倍ゾーンでは、累積
ポイントそのものとなる。1.0倍ゾーンの外側の0.
9倍ゾーンでは、累積ポイントを1.2倍にする。実測
カーブ(点線)は9ヶ月までは1.2倍ゾーン内にあっ
たが、10ヶ月、11ヶ月の2ヶ月間、ほとんど運動し
ていなかったため1.0倍ゾーンに入ってしまってい
る。
【0125】(インタラクティブ・エアロビクス)イン
タラクティブ・エアロビクスとは、ダイエット等の目標
を定めてフィットネスメニューを定めるが、利用者の所
定期間の実績に応じてメニューを適宜再設定して、目標
に向かって行うフィットネスプログラムである。
【0126】利用者の個人データ、例えば、身長、体
重、性別、年齢、体脂肪率等のデータを設定し、利用者
の目標、例えば、健康維持、体力増進、ダイエット等を
設定し、これらに基づいてフィットネスメニューを作成
する。
【0127】図14(a)は、このようにして定められ
たフィットネスメニューの一例である。1週目、2週目
は身体を徐々に慣らす時期であり基準値となっているこ
とは重視されず、3週目から計画ラインに沿ったフィッ
トネスを行うようなメニューとなっている。
【0128】図14(b)は、利用者の実績に応じて再
設定されたフィットメニューの一例である。1週目は計
画を達成したが、2週目はさぼってほとんど運動しなか
ったため、3週目からのメニューを再設定し、3週目、
4週目を身体を慣らす時期としている。
【0129】利用者がさぼったか否かは、ユーザーが運
動した結果得られるカロリー値が、図14(b)の許容
範囲を超えたと判断したときに再設定する。再設定する
か否かの判断は、例えば、ゲーム機で運動しているとき
にはゲーム機の制御部が行い、屋外で運動しているとき
は、サーバーの制御部が行うようにする。再設定すると
判断した場合には、ユーザーに対して「再設定しますか
?」と警告し、その後ユーザからの了解を得て再設定す
るようにしてもよい。
【0130】[変形実施形態]本発明は上記実施形態に
限らず種々の変形が可能である。
【0131】例えば、上記実施形態では、利用者が身体
を動かす複数の場面での運動量を計測し、計測結果に基
づいて所定のポイント又は消費カロリーを演算し、ポイ
ント又は消費カロリーに基づいて所定のサービスを提供
するようにしたが、航空機の利用距離や買い物の購入金
額等に基づく、利用者の運動量に基づかないポイントを
合算するなどにより考慮して、その合計のポイントに基
づいて所定のサービスを提供するようにしてもよい。
【0132】また、上記実施形態に記載された各技術は
相互に組み合わせが可能であり、ある実施形態の一部の
技術を他の実施形態に利用してもよい。
【0133】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、利用者が
身体を動かす複数の場面での運動量を計測し、計測結果
に基づいて所定のポイントを演算し、演算したポイント
を蓄積して管理し、蓄積したポイントに基づいて所定の
サービスを提供するようにしたので、特にスポーツ好き
ではない普通の人々も楽しめて持続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるフィットネスシステ
ムの基本コンセプトを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態によるフィットネスシステ
ムの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態のフィットネスシステムに
おいて用いられる自転車型エルゴメータを示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態のフィットネスシステムに
おいて用いられる家庭用フィットネスゲームを示す図で
ある。
【図5】本発明の一実施形態のフィットネスシステムに
おいて用いられる室内歩行装置を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態のフィットネスシステムに
おいて用いられる電子歩数計を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態のフィットネスシステムに
おいて用いられるサイクルコンピュータを示す図であ
る。
【図8】本発明の一実施形態のフィットネスシステムに
おいて用いられる携帯電話による街中散歩計測システム
を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態のフィットネスシステムに
おいて用いられる端末装置による街中散歩計測システム
を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態のフィットネスシステム
において用いられる端末装置による街中散歩計測システ
ムを示す図である。
【図11】本発明の一実施形態のフィットネスシステム
におけるポイントへの換算方法を説明するためのグラフ
である。
【図12】本発明の一実施形態のフィットネスシステム
における一月間のポイント評価曲線を示すグラフであ
る。
【図13】本発明の一実施形態のフィットネスシステム
における一年間のポイント評価曲線を示すグラフであ
る。
【図14】本発明の一実施形態のフィットネスシステム
におけるフィットネスメニューを示すグラフである。
【符号の説明】
10…ICユニット 12…施設用フィットネスマシーン 14…端末装置 16…施設専用サーバ 18…家庭用フィットネスマシン 20…家庭用テレビゲーム機 22…パーソナルコンピュータ 24…WEBサーバ 26…業務用テレビゲーム機 28…電子歩数計 30…サイクルコンピュータ 32…端末装置 34…携帯電話 40…自転車型エルゴメータ 42…バイク部 42a…ハンドル 42b…サドル 42c…ペダル 42d…クランク 44…データ表示部 46…画像表示部 50…テレビゲーム機本体 52…テレビモニタ 54…周辺装置ボックス 56…カメラ 58…センサー端末 60…室内歩行装置 62…筐体前部 64…筐体後部 66…犬の模型 68…リード 70、71…手摺 72…歩行ベルト 74、75…側板 80…安全マット 82…操作パネル 90…携帯電話会社サーバ 92…データ管理サーバ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が身体を動かす複数の場面での運
    動量を計測し、計測結果に基づいて所定のポイントを演
    算し、演算したポイントを蓄積し、蓄積したポイントに
    基づいて所定のサービスを提供することを特徴とするポ
    イントシステム。
  2. 【請求項2】 利用者が身体を動かす複数の場面での運
    動量を計測する複数の計測手段と、 前記計測手段による計測結果に基づいて所定のポイント
    を演算する演算手段と、 前記演算手段により演算したポイントを蓄積して管理す
    る管理手段と、 前記管理手段により蓄積したポイントに基づいて所定の
    サービスを提供するサービス提供手段とを有することを
    特徴とするポイントシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のポイントシステム
    において、 前記複数の場面のうちひとつの場面が、運動施設である
    場合には、前記計測手段が、フィットネスマシーンに設
    けられていることを特徴とするポイントシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のポイントシステム
    において、 前記複数の場面のうちひとつの場面が、家庭である場合
    には、前記計測手段が、家庭用ゲーム装置に設けられて
    いることを特徴とするポイントシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のポイントシステム
    において、 前記複数の場面のうちひとつの場面が、屋外である場合
    には、前記計測手段が、歩数測定装置、位置測定装置、
    自転車走行測定装置又は通信回線に接続可能なサーバに
    設けられていることを特徴とするポイントシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    ポイントシステムにおいて、 前記利用者の身体能力を考慮し、前記運動量の計測結果
    に基づいて所定のポイントを演算することを特徴とする
    ポイントシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のポイントシステムにおい
    て、 前記利用者の身体能力に基づいて最適運動量を定め、前
    記運動量の計測結果が前記最適運動量のときに所定のポ
    イントを最大値とし、前記運動量の計測結果が前記最適
    運動量よりも多くても所定のポイントを少なくすること
    を特徴とするポイントシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    ポイントシステムにおいて、 前記ポイントの代わりに、又は、前記ポイントと併せ
    て、前記計測結果に基づいて消費カロリーを演算し、前
    記消費カロリー及び/又は前記ポイントに基づいて所定
    のサービスを提供することを特徴とするポイントシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 利用者の運動量に基づいて所定のポイン
    トを発生するプログラムにおいて、 前記利用者の身体能力に基づいて最適運動量を定め、 前記運動量が前記最適運動量より少ないときには、前記
    運動量が多くなるほど発生するポイントを多くし、 前記運動量が前記最適運動量よりも多いときには、前記
    運動量が多くなるほど発生するポイントを少なくするこ
    とを特徴とするプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプログラムにおいて、 前記利用者の身体能力に基づいて許容運動量を定め、 前記運動量が前記許容運動量よりも多いときには、マイ
    ナスのポイントを発生し、前記運動量が多くなるほどマ
    イナスのポイントを多くすることを特徴とするプログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 利用者が身体を動かす複数の場面での
    運動量を測定する複数の測定手段と、 少なくとも前記利用者に関する情報に基づいて、前記複
    数の測定手段ごとに前記利用者に応じた目標とする運動
    量を設定する設定手段と、 前記複数の測定手段から測定された各々の運動量と前記
    複数の測定手段ごとに設定された各々の目標とする運動
    量との差が大きくなるにつれて低くなるように、前記運
    動量をポイントに変換し、前記運動量と前記目標とする
    運動量との差が小さくなるにつれて高くなるように、前
    記運動量をポイントに変換する演算を行う演算手段と、 前記演算手段により算出された各々のポイントを累積す
    る累積手段と、 利用者が選択できる複数のサービスごとに設定されたポ
    イントを予め記憶する記憶手段と、 前記蓄積されたポイントを選択したサービスに換える要
    求があったときに、前記予めサービスごとに設定された
    ポイントに基づいて前記利用者が選択したサービスに応
    じたポイントを決定し、前記決定されたポイントを前記
    蓄積されたポイントから減算して行う、ポイントをサー
    ビスに変換する手段とを備えたことを特徴とするポイン
    トシステム。
  12. 【請求項12】 利用者が身体を動かす複数の場面での
    運動量を測定する複数の測定手段と、 各測定手段により測定された前記運動量をカロリー値に
    変換する手段と、 少なくとも前記利用者に関する情報に基づいて、前記複
    数の測定手段ごとに前記利用者が運動する目標とする運
    動量に応じたカロリー値を設定する設定手段と、 前記複数の測定手段から測定された各々の運動量に応じ
    たカロリー値と前記複数の測定手段ごとに設定された各
    々の目標とする運動量に応じたカロリー値との差が大き
    くなるにつれて低くなるように、前記カロリー値をポイ
    ントに変換し、前記運動量に応じたカロリー値と前記目
    標とする運動量に応じたカロリー値との差が小さくなる
    につれて高くなるように、前記カロリー値をポイントに
    変換する演算を行う演算手段と、 前記演算手段により算出された各々のポイントを累積す
    る累積手段と、 利用者が選択できる複数のサービスごとに設定されたポ
    イントを予め記憶する記憶手段と、 前記蓄積されたポイントを選択したサービスに換える要
    求があったときに、 前記予めサービスごとに設定されたポイントに基づいて
    前記利用者が選択したサービスに応じたポイントを決定
    し、前記決定されたポイントを前記蓄積されたポイント
    から減算して行う、ポイントをサービスに変換する手段
    とを備えたことを特徴とするポイントシステム。
  13. 【請求項13】 利用者が身体を動かす複数の場面での
    運動量を測定する測定手段と、前記運動量をサーバーへ
    送信する送信手段とを備えた複数の端末装置と、 利用者に関する情報と、利用者が選択できる複数のサー
    ビスごとに設定されたポイントを予め記憶する記憶手段
    と、 前記端末装置から送られた前記運動量のデータを受信す
    る手段と、 受信した前記運動量をカロリー値に変換する手段と、 少なくとも前記利用者に関する情報に基づいて、前記複
    数の測定手段ごとに前記利用者が運動する目標とする運
    動量に応じたカロリー値を設定する設定手段と、 前記複数の測定手段から測定された各々の運動量に応じ
    たカロリー値と前記複数の測定手段ごとに設定された各
    々の目標とする運動量に応じたカロリー値との差が大き
    くなるにつれて低くなるように、前記カロリー値をポイ
    ントに変換し、前記運動量に応じたカロリー値と前記目
    標とする運動量に応じたカロリー値との差が小さくなる
    につれて高くなるように、前記カロリー値をポイントに
    変換する演算を行う演算手段と、 前記演算手段により算出された各々のポイントを累積す
    る累積手段と、 前記蓄積されたポイントを利用者が選択したサービスに
    換える、前記端末装置からの要求があったときに、前記
    予めサービスごとに設定されたポイントに基づいて前記
    利用者が選択したサービスに応じたポイントを決定し、
    前記決定されたポイントを前記蓄積されたポイントがか
    ら減算して行う、ポイントをサービスに変換する手段と
    を備え、 前記端末装置と通信回線を介してデータの送受信可能な
    サーバー装置とからなるポイントシステム。
  14. 【請求項14】 利用者が身体を動かす複数の場面での
    運動量を測定する測定手段と、 測定手段により測定された前記運動量をサーバーへ送信
    する送信手段とを備え、 送信された前記運動量のデータを受信する手段と、 受信した前記運動量をカロリー値に変換する手段と、 利用者に関する情報と、利用者が選択できる複数のサー
    ビスごとに設定されたポイントを予め記憶する記憶手段
    と、 少なくとも前記利用者に関する情報に基づいて、前記複
    数の測定手段ごとに前記利用者が運動する目標とする運
    動量に応じたカロリー値を設定する設定手段と、 前記複数の測定手段から測定された各々の運動量に応じ
    たカロリー値と前記複数の測定手段ごとに設定された各
    々の目標とする運動量に応じたカロリー値との差が大き
    くなるにつれて低くなるように、前記カロリー値をポイ
    ントに変換し、前記運動量に応じたカロリー値と前記目
    標とする運動量に応じたカロリー値との差が小さくなる
    につれて高くなるように、前記カロリー値をポイントに
    変換する演算を行う演算手段と、 前記演算手段により算出された各々のポイントを累積す
    る累積手段と、 前記蓄積されたポイントを利用者が選択したサービスに
    換える、前記端末装置からの要求があったときに、前記
    予めサービスごとに設定されたポイントに基づいて前記
    利用者が選択したサービスに応じたポイントを決定し、
    前記決定されたポイントを前記蓄積されたポイントがか
    ら減算して行う、ポイントをサービスに変換する手段と
    を備えたサーバーとデータの送受信可能に構成された端
    末装置。
  15. 【請求項15】 利用者が身体を動かす複数の場面での
    運動量を測定した端末装置から送信された運動量のデー
    タを受信する受信手段と、 受信した前記運動量をカロリー値に変換する手段と 利用者に関する情報と、利用者が選択できる複数のサー
    ビスごとに設定されたポイントを予め記憶する記憶手段
    と、 少なくとも前記利用者に関する情報に基づいて、前記複
    数の測定手段ごとに前記利用者が運動する目標とする運
    動量に応じたカロリー値を設定する設定手段と、 前記複数の測定手段から測定された各々の運動量に応じ
    たカロリー値と前記複数の測定手段ごとに設定された各
    々の目標とする運動量に応じたカロリー値との差が大き
    くなるにつれて低くなるように、前記カロリー値をポイ
    ントに変換し、前記運動量に応じたカロリー値と前記目
    標とする運動量に応じたカロリー値との差が小さくなる
    につれて高くなるように、前記カロリー値をポイントに
    変換する演算を行う演算手段と、 前記演算手段により算出された各々のポイントを累積す
    る累積手段と、 前記蓄積されたポイントを利用者が選択したサービスに
    換える、前記端末装置からの要求があったときに、前記
    予めサービスごとに設定されたポイントに基づいて前記
    利用者が選択したサービスに応じたポイントを決定し、
    前記決定されたポイントを前記蓄積されたポイントがか
    ら減算して行う、ポイントをサービスに変換する手段と
    を備えたサーバー装置。
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