JP2003316675A - ネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

ネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法、記録媒体及びプログラム

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JP2003316675A
JP2003316675A JP2002118441A JP2002118441A JP2003316675A JP 2003316675 A JP2003316675 A JP 2003316675A JP 2002118441 A JP2002118441 A JP 2002118441A JP 2002118441 A JP2002118441 A JP 2002118441A JP 2003316675 A JP2003316675 A JP 2003316675A
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Masahiko Sakai
昌彦 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイスリストを表示するまでの時間を短縮
することにより、ユーザが所望のデバイスを即座に選択
することを可能とする。 【解決手段】 ネットワークを介して接続される一又は
複数のデバイス(102、105、109a、109
b、116、117等)を検出し、検出されるデバイス
のリストを表示するとともに当該デバイスに係る情報を
記録する。デバイスのリストを次回表示する際には、記
録される当該デバイスに係る情報に基づいて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された各種デバイスを監視又は制御するネットワーク
管理装置、ネットワーク管理方法、記録媒体及びプログ
ラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを相互に接続したロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)が普及している。こ
のようなローカルエリアネットワークは、ビルのフロア
またはビル全体、ビル群(構内)、地域、あるいはさら
に大きいエリアにわたって構築される。更に、このよう
なネットワークが相互に接続され、世界的規模のネット
ワークに接続されることもある。これらのネットワーク
上には、PC等のコンピュータやプリンタ等のデバイス
を多数接続することができる。また、相互接続されたそ
れぞれのLANでは、多様なハードウェア相互接続技術と
いくつものネットワークプロトコルが用いられている。
【0003】ここで、他と切り離された簡単なLANで
は、個々のユーザが機器管理を行うことができる。すな
わち、ユーザが機器を取り替えり、ソフトウェアをイン
ストールしたり、問題点を診断したりすることができ
る。
【0004】しかし、規模の大きい複雑なLANや相互接
続された大きなLANグループでは、「管理」を必要とす
る。なお、「管理」とは、人間のネットワーク管理者に
よる管理とその管理者が使用するソフトウェアによる管
理の両方を意味する。以下の説明では、「管理」とはシ
ステム全体を管理するためのソフトウェアによる管理を
意味し、「ユーザ」とはネットワーク管理ソフトウェア
を使用する人を意味するものとする。この「ユーザ」
は、通常、システム管理責任者である。「ユーザ」は、
ネットワーク管理ソフトウェアを使うことによって、ネ
ットワーク上で管理データを得て、このデータを変更す
ることができる。
【0005】大規模ネットワークシステムは、通常、機
器の増設と除去、ソフトウェアの更新、及び問題の検出
などを絶えず行うことが必要な動的システムである。一
般には、様々な人が所有する、或いは様々な業者から供
給される様々なシステムが存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような大規模ネットワークシステムでは、ネットワーク
に接続されたデバイスの台数が増加するに従って、それ
に比例してデバイスの探索時間が長くなり、すべてのデ
バイスがデバイスリストに表示し終わるまでに時間がか
かるという問題があった。このため、ユーザがネットワ
ーク管理ソフトウェアによって状態の監視または制御を
行いたいプリンタを選択するに至るまでの時間も長くな
ってしまう場合があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、デバイスリストを表示するまでの時間を短縮
することにより、ユーザが所望のデバイスを即座に選択
することができるネットワーク管理装置、ネットワーク
管理方法、記録媒体及びプログラムを提供することを目
的とする。
【0008】また、本発明は、ネットワーク上に一時存
在しなくなったデバイスであってもそのデバイスの設定
を随時変更でき、次回デバイス検出時にその設定を反映
することができるネットワーク管理装置、ネットワーク
管理方法、記録媒体及びプログラムを提供することを目
的とする。
【0009】さらに、本発明は、ネットワーク上に一時
存在しなくなったデバイスの設定を、以前の設定内容に
自動的に復帰させることが可能なネットワーク管理装
置、ネットワーク管理方法、記録媒体及びプログラムを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の第1の態様であるネットワーク管理装置
は、ネットワークを介して接続される一又は複数の外部
装置を検出する外部装置検出手段と、前記外部装置検出
手段により検出される前記外部装置のリストを表示する
表示手段と、前記外部装置検出手段により検出される前
記外部装置に係る情報を記録する記録手段とを有し、前
記表示手段は、前記外部装置のリストを次回表示する際
には、前記記録手段に記録される前記外部装置に係る情
報に基づいて表示することを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の態様であるネットワ
ーク管理方法は、ネットワークを介して接続される一又
は複数の外部装置を外部装置検出手段にて検出するステ
ップと、前記外部装置検出手段により検出される前記外
部装置のリストを表示手段にて表示するステップと、前
記外部装置検出手段により検出される前記外部装置に係
る情報を記録手段にて記録するステップと、前記外部装
置のリストを前記表示手段にて次回表示する際、前記記
録手段に記録される前記外部装置に係る情報に基づいて
表示するステップとを含むことを特徴とする。
【0012】また、本発明の第3の態様である記録媒体
は、ネットワークを介して接続される一又は複数の外部
装置を外部装置検出手段にて検出するステップと、前記
外部装置検出手段により検出される前記外部装置のリス
トを表示手段にて表示するステップと、前記外部装置検
出手段により検出される前記外部装置に係る情報を記録
手段にて記録するステップと、前記外部装置のリストを
前記表示手段にて次回表示する際、前記記録手段に記録
される前記外部装置に係る情報に基づいて表示するステ
ップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録したことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第4の態様であるプログ
ラムは、ネットワークを介して接続される一又は複数の
外部装置を外部装置検出手段にて検出するステップと、
前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置の
リストを表示手段にて表示するステップと、前記外部装
置検出手段により検出される前記外部装置に係る情報を
記録手段にて記録するステップと、前記外部装置のリス
トを前記表示手段にて次回表示する際、前記記録手段に
記録される前記外部装置に係る情報に基づいて表示する
ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態における大規
模ネットワークの概略構成を示した図である。図1は、
プリンタをネットワークに接続するためのネットワーク
ボード(NB)101を、開放型アーキテクチャを持つプ
リンタ102へつなげた場合のネットワークを示す図で
ある。NB101はローカルエリアネットワーク(LAN)
100へ、例えば、同軸コネクタをもつEthernet(R)
インタフェース10Base-2や、RJ-45をもつ10Base-T等のL
ANインタフェースを介してつながっている。
【0016】PC103やPC104等の複数のパーソナル
コンピュータ(PC)もまた、LAN100につながってい
る。これらのPCは、ネットワークオペレーティングシス
テムの制御の下、NB101と通信することができる。PC
の一つ、例えばPC103を、ネットワーク管理部として
使用するように指定することができる。また、それぞれ
のPCに、PC104に接続しているプリンタ105のよう
なプリンタを接続してもよい。
【0017】また、LAN100にファイルサーバ106
がつながっており、これは大容量(例えば100億バイ
ト)のネットワークディスク107に記憶されたファイ
ルへのアクセスを管理する。プリントサーバ108は、
接続されたプリンタ109a及び109b、または遠隔
地にあるプリンタ105などのプリンタに印刷を行わせ
る。また、他の図示していない周辺機器がLAN100
につながっていてもよい。
【0018】更に、図1に示すネットワークは、様々な
ネットワークメンバ間で効率よく通信を行うために、No
vellやUNIX(R)などのネットワークソフトウェアを使
用することができる。どのネットワークソフトウェアも
使用することができるが、その一例として、Novell社の
NetWare(Novell社の商標。以下省略)ソフトウェアを
使用することができる(このソフトウェアパッケージに
関する詳細な説明は、NetWareパッケージに同梱されて
いるオンラインドキュメンテーションを参照。これは、
Novell社からNetWareパッケージとともに購入可能)。
【0019】更に、図1の構成について詳細に説明する
と、ファイルサーバ106は、LANメンバ間でのデータ
ファイルの送受信、或いはデータファイルの記憶、キュ
ーイング、キャッシングを行い、ファイル管理部として
の役割を担う。例えば、PC103及びPC104のそれぞ
れで作られたデータファイルは、ファイルサーバ106
へ送られる。ファイルサーバ106はこれらのデータフ
ァイルを順に並べ、プリントサーバ108からのコマン
ドに従って、それらのデータファイルをプリンタ109
aへ送信する。
【0020】また、PC103やPC104では、データフ
ァイルの生成や、生成されたデータファイルのLAN10
0への送出やLAN100からのデータファイルの受け取
り、更にはそれらのデータファイルの表示及び/又は処
理が行われる。図1ではPCが示されているが、ネットワ
ークソフトウェアを実行するのに適切なものであれば、
その他のコンピュータ機器であってもよい。例えば、UN
IX(R)のソフトウェアが使用される場合にはUNIX
(R)ワークステーションがネットワークにつながれて
いてもよい。これらのUNIX(R)ワークステーション
は、適切な状況下で図示されているPCとともに使用され
る。
【0021】通常、LAN100は、幾分ローカルなユー
ザグループに、例えば、一つの建物内の一つの階或いは
連続した複数の階のユーザグループにサービスを提供す
る。また、ユーザが他の建物や他の県に居るなど、ユー
ザ間が離れるにしたがってワイドエリアネットワーク
(WAN)を構築してもよい。WANは、基本的には、いくつ
かのLANが高速度サービス総合デジタルネットワーク(I
SDN)電話線等の高速度デジタルラインで接続されて形
成されたLANの集合体である。
【0022】したがって、図1に示すように、LAN10
0とLAN110とLAN120とが、変調/復調(MODEM)
/トランスポンダ130やバックボーン140を介して
接続されて、WANが構築される。これらの接続は、複数
のバスによる単純な電気的接続である。それぞれのLAN
には、専用のPCが接続されており、必ずしも必要ではな
いが、通常はファイルサーバやプリントサーバも接続さ
れている。
【0023】よって、図1に示すように、LAN110
は、PC111と、PC112と、ファイルサーバ113
と、ネットワークディスク114と、プリントサーバ1
15と、プリンタ116と、プリンタ117とから構成
されている。対照的に、LAN120は、PC121と
PC122のみから構成されている。LAN100と、LAN1
10と、LAN120とに接続されている機器は、WAN接続
を介して、他のLANの機器の機能にアクセスすることが
できる。
【0024】このような大規模なネットワークシステム
を構成するネットワーク上のネットワークデバイスを管
理するための方法として、これまでにいくつかの試みが
数多くの標準機関でなされている。国際標準化機構(IS
O)は開放型システム間相互接続(Open SystemInterco
nnection、OSI)モデルと呼ばれる汎用基準フレームワ
ークを提供した。ネットワーク管理プロトコルのOSIモ
デルは、共通管理情報プロトコル(Common Management
Information Protocol、CMIP)と呼ばれる。CMIPは
ヨーロッパの共通ネットワーク管理プロトコルである。
【0025】また、より共通性の高いネットワーク管理
プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プロトコル
(Simple Network Management Protocol、SNMP)と
呼ばれるCMIPに関連する一変種のプロトコルがある
(「TCP/IP ネットワーク管理入門 実用的な管理を
めざして」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳 (株)ト
ッパン発行 1992年8月20日初版を参照)。
【0026】このSNMPネットワーク管理技術によれば、
ネットワーク管理システムには、少なくとも1つのネッ
トワーク管理ステーション(NMS)、各々がエージェン
トを備えるいくつかの管理対象ノード、及び管理ステー
ションやエージェントが管理情報を交換するために使用
するネットワーク管理プロトコルが含まれる。ユーザ
は、NMSのネットワーク管理ソフトウェアを用いて管理
対象ノードのエージェントソフトウェアと通信すること
により、ネットワーク上の管理データを得、またそのデ
ータを変更することができる。
【0027】ここで、「エージェント」とは、各々の管
理対象ノードでバックグラウンドプロセスとして走るソ
フトウェアである。ユーザがネットワーク上の管理対象
ノードに対して管理データの要求をおこなうときには、
ネットワーク管理ソフトウェアはオブジェクト識別子を
管理パケットまたはフレームに入れて管理対象ノードの
エージェントへ送信する。
【0028】エージェントは、そのオブジェクト識別子
を解釈して、そのオブジェクト識別子に対応するデータ
を取り出す。そして、そのデータをパケットに入れてネ
ットワーク管理ソフトウェアに返信する。ときには、エ
ージェントはそのデータを取り出すために、対応するプ
ロセスを呼び出す場合もある。また、エージェントは、
管理対象ノードに関するデータをデータベース形式で保
持する。このデータベースは、MIB(Management Infor
mation Base)と呼ばれる。
【0029】図2は、MIBの構造を示す概念図である。
図2に示すように、MIBは木構造のデータ構造をしてお
り、全てのノードに一意に識別子が付けられている。図
2において、括弧内に書かれている番号をもとに、その
ノードの識別子が定義される。例えば、図2のノード2
01の識別子は1である。ノード202の識別子は、ノ
ード201の子なので、1・3である。同様に、ノード
203の識別子は、1・3・6・1・2である。このノ
ードの識別子がオブジェクト識別子(OBJECTIDENTIFIE
R)である。ここで、図2には、標準として規定されて
いるMIBの一部を抜き出して記載している。なお、このM
IBの構造は、管理情報構造(Structure ofManagementI
nformation、SMI)と呼ばれ、RFC1155Structure and
Identificationof ManagementInformationfor TCP/I
P−based Internetsで規定されている。
【0030】次に、SNMPプロトコルについて説明する。
ネットワーク管理ソフトウェアが動作しているPC(マネ
ージャ)と、SNMPエージェントが動作している管理対象
ネットワークデバイス(エージェント)とは、SNMPプロ
トコルを用いて通信する。SNMPプロトコルには5種類の
コマンドがあり、それぞれはGet-request、Get-next-re
quest、Get-response、Set-request、Trapと呼ばれる。
これらのコマンドがマネージャとエージェントとの間で
やり取りされる様子を図3に示す。
【0031】Get-request及びGet-next-requestは、マ
ネージャがエージェントに対して送出するコマンドであ
る。このコマンドを受け取ったエージェントは、MIBオ
ブジェクトの値をマネージャに通知するために、マネー
ジャに対してGet-responseコマンドを送出する(301
及び302)。Set-requestは、マネージャがエージェ
ントのMIBオブジェクトの値を設定するために、エージ
ェントに対して送出するコマンドである。このコマンド
を受け取ったエージェントは、設定結果をマネージャに
通知するため、マネージャに対してGet-responseコマン
ドを送出する(303)。Trapは、エージェントが自分
自身の状態の変化をマネージャに対して通知するため
に、マネージャに対して送出するコマンドである(30
4)。
【0032】図4は、Trap以外のコマンド、すなわち、
Get-request、Get-next-request、Get-response及びSet
-request(総称してSNMPメッセージと呼ぶ)のフォーマ
ットを示した図である。400がSNMPメッセージであ
る。SNMPメッセージは、バージョン401、コミュニテ
ィ名402、PDU403から構成される。PDU403の詳
細を示したのが410である。
【0033】PDU410は、PDUタイプ411、リクエス
トID412、エラーステータス413、エラーインデッ
クス414、及びMIB情報415から構成される。PDUタ
イプ411には、コマンドを識別するための値が格納さ
れる。この値が0であればGet-request、1であればGet
-next-request、2であればGet-response、3であればS
et-requestと識別される。また、エラーステータス41
3には、エラー情報を示す値が格納される。エラーがな
い場合にはこの値が0である。また、MIB情報415に
は、MIBオブジェクト識別子とそのMIBオブジェクトの値
が組になって格納される。
【0034】エージェントの実装方法として、プリンタ
をネットワーク接続させるためのネットワークボード上
にエージェントを実装することが考えられる。これによ
り、プリンタをネットワーク管理ソフトウェアによる管
理の対象とすることができる。ユーザは、ネットワーク
管理ソフトウェアを用いて、管理対象のプリンタの情報
を取得し、そのプリンタの状態を変更することができ
る。より具体的には、例えば、プリンタの液晶ディスプ
レイに表示されている文字列を取得したり、デフォルト
の給紙カセットを変更したりすることができる。
【0035】次に、エージェントを実装したネットワー
クボード(NB)をプリンタに接続する実施形態について
説明する。図5に示すように、好ましくは、NB101
は、プリンタ102の内部拡張I/Oスロットに内蔵さ
れ、次に示す処理及びデータ記憶機能を持つ「埋め込ま
れた」ネットワークノードとなる。このNB101の構成
により、大きなマルチエリアWANネットワークを統括及
び管理するための、特徴的な補助機能が用意されるとい
う利点がある。
【0036】この補助機能は、例えば、ネットワーク上
の遠隔地(ネットワーク統括者の事務所など)からのプ
リンタ制御及び状態観察や、各印刷ジョブ後の次のユー
ザのための保証初期環境を提供するためのプリンタ構成
の自動管理、及びプリンタの負荷量の特徴づけるため或
いはトナーカートリッジの交換スケジュールを組むため
にネットワークを介してアクセスできるプリンタログ又
は使用統計を含む。
【0037】このNB設計において重要な要因は、共有メ
モリ等の両方向インタフェースを介して、NB101から
プリンタ制御にアクセスする機能である。共有メモリ以
外には、SCSIインタフェース等のインタフェースを使用
する場合がある。これらにより、プリンタ状態情報がNB
101又は外部のネットワークノードへ送出され、多数
の補助機能が実装されうる。また、印刷画像情報及び制
御情報は、NB101にあるマイクロプロセッサによって
構成されて共有メモリに記述され、プリンタ102によ
って読み出される。同様に、プリンタ状態情報は、プリ
ンタ102から共有メモリへ送られ、そこからNBプロセ
ッサにより読み出される。
【0038】図5は、NB101をプリンタ102にイン
ストールした状態を示す断面図である。図5に示すよう
に、NB101はネットワーク接続のためのフェーズプレ
ート101bとそれが設置されている印刷回路ボード1
01aから構成される。また、NB101はコネクタ1
70を介してプリンタインタフェースカード150につ
ながっている。
【0039】プリンタインタフェースカード150は、
プリンタ102のプリンタエンジンを直接制御する。印
刷データ及びプリンタ制御コマンドは、NB101から
コネクタ170を介して、プリンタインタフェースカー
ド150へ入力される。一方、プリンタ状態情報はプリ
ンタインタフェースカード150からコネクタ170を
介して出力される。NB101はこのプリンタ状態情報
をフェースプレート101bにあるネットワークコネク
タを介してLAN100へ送出する。また、プリンタ10
2は、従来のシリアルポート102a及びパラレルポー
ト102bから印刷データを受信することもできる。
【0040】図6は、NB101とプリンタ102とL
AN100との電気的接続を示すブロック図である。N
B101は、LAN100へはLANインタフェースを
介して、プリンタ102へはプリンタインタフェースカ
ード150を介して直接つながっている。NB101に
は、NB101を制御するためのマイクロプロセッサ3
01と、マイクロプロセッサ501の動作プログラムを
格納するROM503と、マイクロプロセッサ501が
プログラムを実行する際にワークエリアとして利用する
RAM502と、NB101とプリンタインタフェース
カード150とが相互にデータを受け渡すための共有メ
モリ200とがあり、それぞれが内部バスを通じて相互
接続している。
【0041】NB101がSNMPエージェントとして
動作するためのプログラムはROM503に格納されて
いる。マイクロプロセッサ501は、ROM503に格
納されたプログラムに従って動作し、ワークエリアとし
てRAM502を用いる。また、プリンタインタフェー
スカード150と相互に通信するためのバッファ領域と
して共有メモリ200を用いる。
【0042】プリンタインタフェースカード150のマ
イクロプロセッサ151はNB101とのデータの受け
渡しをNB101にある共有メモリ200を介して行
う。プリンタインタフェースカード150のマイクロプ
ロセッサ151は、実際に印刷機構を動かすプリンタエ
ンジン160とも通信する。
【0043】次に、ネットワーク管理ソフトウェアが実
行されるPCについて説明する。図7は、ネットワーク
管理ソフトウェアを実行可能なPCの構成を示すブロッ
ク図である。図7において、700はネットワーク管理
ソフトウェアを実行可能なPCであり、図1におけるP
C103と同等である。PC700は、ROM702若
しくはハードディスク(HD)711に記憶された、或
いはフレキシブルディスクドライブ(FD)712によ
り供給されるネットワーク管理ソフトウェアを実行する
CPU601を備え、システムバス704につながって
いる各デバイスを総括的に制御する。
【0044】703はRAMで、CPU701の主メモ
リ、ワークエリア等として機能する。705はキーボー
ドコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)70
9や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力
を制御する。706はCRTコントローラ(CRTC)
で、CRTディスプレイ(CRT)710の表示を制御
する。
【0045】707はディスクコントローラ(DKC)
で、ブートプログラム、種々のアプリケーションプログ
ラム、編集ファイル、ユーザファイル、そしてネットワ
ーク管理ソフトウェア等を記憶するハードディスク(H
D)711及びフレキシブルディスクドライブ(FD)7
12を制御する。708はネットワークインタフェース
カード(NIC)で、LAN100を介して、エージェント或
いはネットワーク機器と双方向にデータの受け渡しを行
う。
【0046】次に、本実施形態におけるネットワーク管
理ソフトウェアの構成について説明する。本実施形態に
おけるネットワーク管理装置は、図7に示したようなネ
ットワーク管理装置を実現可能なPCと同様のPCで実現さ
れる。ハードディスク(HD)711には、後述の全ての
説明の動作主体となる本実施形態に係るネットワーク管
理ソフトウェアが格納される。後述の全ての説明におい
て、特に断りがない限り、ハードウェアにおける実行の
主体はCPU701であり、ソフトウェアにおける制御の
主体はネットワーク管理ソフトウェアである。本実施形
態においては、OSは、例えば、ウィンドウズ(R)(マ
イクロソフト社製)を想定しているが、これに限るもの
ではない。
【0047】なお、本実施形態に係るネットワーク管理
ソフトウェアは、フレキシブルディスクやCD−ROMなど
の記憶媒体に格納されて供給されてもよく、その場合に
は、図7に示すフレキシブルディスクドライブ712ま
たは不図示のCD−ROMドライブなどによって記憶媒体か
らプログラムが読み取られ、ハードディスク(HD)71
1にインストールされる。
【0048】図8は、本実施形態に係るネットワーク管
理ソフトウェアのモジュール構成図である。このネット
ワーク管理ソフトウェアは、図7におけるハードディス
ク711に格納されており、CPU701によって実行さ
れる。その際、CPU701はワークエリアとしてRAM70
3を使用する。図8において、801はデバイスリスト
モジュールと呼ばれ、ネットワークに接続されたネット
ワークデバイスを一覧して表示するモジュールである。
図9にデバイスリストモジュールがデバイスを一覧表示
する場合の一例(デバイスリスト表示ウィンドウと呼
ぶ)を示す。802は全体制御モジュールと呼ばれ、デ
バイスリストからの指示をもとに他のモジュールを統括
する。
【0049】803はコンフィグレータと呼ばれ、エー
ジェントのネットワーク設定に関する特別な処理を行う
モジュールである。804は探索モジュールと呼ばれ、
ネットワークに接続されているネットワークデバイスを
探索するモジュールである。探索モジュール804によ
って探索されたネットワークデバイスが、デバイスリス
ト801に一覧表示される。805は、プリントジョブ
の状況をNetWare API816を用いてネットワークサー
バから取得するNetWareジョブモジュールである(な
お、NetWare APIについては、例えば、Novell社から発
行されている"NetWare Programer's Guide for
C"等を参照。この書籍はNovell社から購入可能)。
【0050】806及び807は、後述するデバイス詳
細ウィンドウを表示するためのUI(UserInterface)モ
ジュールであり、詳細情報を表示する対象ネットワーク
デバイスの機種ごとにUIモジュールが存在する。808
及び809は制御モジュールと呼ばれ、詳細情報を取得
する対象ネットワークデバイスの機種ごとに特有の制御
を行うモジュールである。UIモジュールと同様に、制御
モジュールも詳細情報を取得する対象ネットワークデバ
イスの機種ごとに存在する。制御Aモジュール808及
び制御Bモジュール809は、MIBモジュール810を用
いて管理対象ネットワークデバイスからMIB情報を取得
し、必要に応じてそのMIB情報のデータを変換して、UIA
モジュール806やUIBモジュール807にそのデータ
を渡す。
【0051】MIBモジュール810は、オブジェクト識
別子とオブジェクトキーとの変換を行うモジュールであ
る。オブジェクトキーとは、オブジェクト識別子と一対
一に対応する32ビットの整数のことである。オブジェ
クト識別子は可変長の識別子であり、ネットワーク管理
ソフトウェアを実装する上で扱いが面倒であるため、本
実施形態に係るネットワーク管理ソフトウェアにおいて
はオブジェクト識別子と一対一に対応する固定長の識別
子を内部的に用いる。MIBモジュール810より上位の
モジュールは、このオブジェクトキーを用いてMIB情報
を扱う。これにより、ネットワーク管理ソフトウェアの
実装が容易になる。
【0052】811はSNMPモジュールと呼ばれ、SNMPパ
ケットの送信と受信とを行う。812は共通トランスポ
ートモジュールと呼ばれ、SNMPパケットを運搬するため
の下位のプロトコルとの橋渡しをするモジュールであ
る。実際には、ネットワーク管理ソフトウェアの動作時
にユーザが選択したプロトコルにより、IPXハンドラ8
13か、UDPハンドラ814のいずれかがパケットの転
送を行う。なお、UDPハンドラ814を実装するため
に、WinSock API817を用いている(WinSockについ
ては、Windows(R) SocketAPI v1.1の仕様書を参
照。このドキュメントは、複数箇所から入手可能であ
り、例えば、マイクロソフト社のコンパイラであるvisu
al c++に同梱されている)。
【0053】また、コンフィグレータ803が用いてい
る現在のプロトコル815とは、ネットワーク管理ソフ
トウェアの動作時にユーザが選択したIPXプロトコルかU
DPプロトコルかのいずれかのことを示す。
【0054】更に具体的な流れを説明する。MIBモジュ
ール810は、上位モジュールからの要求により、オブ
ジェクトキーからオブジェクト識別子への変換等の処理
を行い、SNMPモジュール811に対してGet-requestコ
マンドの送出を要求する。SNMPモジュール811は、MI
Bモジュール810からのコマンドの送出の要求によ
り、図4のPDU410をRAM703に生成し、共通トラン
スポートモジュール812へSNMPパケットを渡す。
【0055】共通トランスポートモジュール812は、
ネットワーク管理ソフトウェアの動作時にユーザが選択
したプロトコルに従い、ヘッダの付加等の処理を行う。
そして、ユーザが選択したプロトコルがTCP/IPプロト
コルであればWinSockAPIモジュール817、NetWareプ
ロトコルであればNetWareAPIモジュール816へパケッ
トを渡す。
【0056】以下は、ユーザが選択したプロトコルがTC
P/IPプロトコルであるとして説明を行う。WinSock API
モジュール717は渡されたパケットをIPパケット化
し、OSに対してネットワークへのパケットの送出を要求
する。すると、OSはRAM703上にあるパケットをシス
テムバス704を介してNIC708へ書き込む。NIC70
8は、書き込まれたパケットをフレーム化してLAN10
0へ送出する。
【0057】逆に、ネットワークデバイスからのパケッ
トはNIC708で受信される。NIC708はパケットを受
信したことを、割り込みをかけてOSに通知する。OSはNI
C708からそのパケットをシステムバス704を介し
て読み出し、RAM703に格納する。OSは、ユーザが選
択したプロトコル或いは受信したパケットから、そのパ
ケットに係るプロトコルを判断し、TCP/IPプロトコル
であればWinSock APIモジュール817へ、NetWareプ
ロトコルであればNetWare APIモジュール816へパケ
ットを渡す。
【0058】以下、判断結果によるプロトコルがTCP/I
Pプロトコルである場合について説明する。WinSock API
モジュール817では、そのパケットの宛先アドレスを
調べて、自アドレス宛てであるかを判断する。自アドレ
ス宛てでなければそのパケットを破棄し、自アドレス宛
てであればUPDハンドラ814を起動して、共通トラン
スポートモジュール812にパケットを渡す。
【0059】共通トランスポートモジュール812は、
トランスポートヘッダの除去等の処理を行い、SNMPモジ
ュール811へSNMPパケットを渡す。SNMPモジュール8
11は、SNMPヘッダを除去して、MIBモジュール810
へPDU410の中のMIB情報を渡す。MIBモジュール81
0は、MIB情報をMIBAPIで規定された形式に変換して、
コールバック関数により上位モジュールへMIBオブジェ
クトの値を通知する。
【0060】ネットワーク管理ソフトウェアのインスト
ールに必要なファイルは、通常、フレキシブルディスク
(FD)やCD-ROMなどの物理媒体に記録されて配布される
か、或いはネットワークを経由して伝送される。ユーザ
は、これらの手段により、ネットワーク管理ソフトウェ
アのインストールに必要なファイルを入手した後、所定
のインストールの手順に従ってインストールを開始す
る。
【0061】ネットワーク管理ソフトウェアのインスト
ール手順は、他の一般的なソフトウェアのインストール
手順と同様である。すなわち、ユーザがネットワーク管
理ソフトウェアのインストーラをパーソナルコンピュー
タ(PC)上で起動すると、インストーラが自動的にネッ
トワーク管理ソフトウェアのインストールを実行する。
また、インストーラは、ネットワーク管理ソフトウェア
に必要なファイルをPCのハードディスクにコピーし、必
要に応じて、ユーザに情報を入力してもらい、ネットワ
ーク管理ソフトウェアに必要なファイルの修正または新
規作成などを行う。
【0062】次に、ネットワーク管理ソフトウェアの一
態様として提案できる探索シーケンスについて説明す
る。図10は、ネットワーク管理ソフトウェアにおける
探索シーケンスの一態様を示す図である。
【0063】図10において、探索モジュール1030
は、ネットワーク管理ソフトウェアの探索モジュールを
示し、これは図8における804と同等である。この探
索モジュール1030は、ネットワーク管理ソフトウェ
アの他のモジュールと同様に、図1におけるPC103上
で図7のCPU701により実行される。
【0064】デバイス1031はネットワークに接続さ
れており、かつSNMPエージェントが動作しているデバイ
スであり、例えば図1におけるNB101を示す。同様
に、デバイス1032はNB118を示す。上位モジュー
ルから探索開始の指示が出されると、探索モジュール1
030はブロードキャストアドレスを指定して、デバイ
スの状態とデバイスタイプを取得するためのSNMPパケッ
トを送出する(1001)。なお、このパケットは、ブ
ロードキャストアドレスが指定されているので、ネット
ワークに接続されている全てのネットワークデバイスに
届けられる。
【0065】一方、SNMPエージェントを実装しているネ
ットワークデバイスは、このSNMPパケットに対して応答
パケットを送出する(1002及び1003)。ネット
ワークデバイスからの応答パケットを受信した探索モジ
ュールは、更に詳細な情報を取得すべく、それぞれのネ
ットワークデバイスに対してSNMPパケットを送信する。
より具体的には、図10において、1002の応答パケ
ットに対しては1004のSNMPパケットの送信を行い、
1003の応答パケットに対しては1006のSNMPパケ
ットの送信を行う。このSNMPパケットの送信をデバイス
別情報取得という。
【0066】なお、1004や1006のSNMPパケット
の送信でMIBオブジェクトの値を問い合わせる代わり
に、1001のSNMPパケットの送信でその値を問い合わ
せない理由は次の通りである。すなわち、もし、多くの
MIBオブジェクトを1つのパケットで一度に問い合わせ
ると、ネットワークデバイスからの応答パケットがSNMP
プロトコルで許されているパケットの最大長(484バ
イト)を超えてしまう可能性があるからである。このよ
うな場合、ネットワークデバイスからはSNMPプロトコル
におけるtooBigというエラーが返ってきてしま
い、全く情報が取得できない。よって、複数のSNMPパケ
ットに分けて、MIBオブジェクトの値を問い合わせる。
【0067】特に、1004及び1006のSNMPパケッ
トでは、ネットワークデバイスに装着されているオプシ
ョン機器を問い合わせている。ここでもし、多くのオプ
ション機器がネットワークデバイスに装着されている
と、ネットワークデバイスからの応答パケットのパケッ
ト長が大きくなる可能性が高い。更に、その他のMIBオ
ブジェクトの値も同時に問い合わせると、応答パケット
のパケット長が最大長(484バイト)を超えてしまう
可能性がますます高くなる。このため、オプション機器
を問い合わせるパケットは、独立したパケットにしてお
いた方が無難である。
【0068】SNMPパケットを受信したネットワークデバ
イスは、応答パケットを送信する。具体的には、100
4のパケットの受信に対しては1005のパケットの送
信を行い、1006のパケットの受信に対しては100
7のパケットの送信を行う。
【0069】次に、デバイス応答タイマー1021が満
了した時点で、探索モジュール804は、それまでに得
たネットワークデバイスの情報を上位モジュールに通知
する(1021)。これを、探索結果通知と言う。
【0070】次に、ネットワーク管理ソフトウェアにお
けるデバイスリストの表示手順の一例について説明す
る。図11は、ネットワーク管理ソフトウェアにおける
デバイスリスト表示手順の一例を示したフローチャート
である。はじめに、図11のステップS1101でネッ
トワーク上のデバイスの検索を開始する。ステップS1
102で、デバイス探索手段が新たなデバイスを発見す
るたびに、検出デバイステーブルに行が一行追加され
る。
【0071】ここで、検出デバイステーブルに登録され
る情報について説明する。図12は、探索モジュール1
030が、検出したネットワークデバイスの情報を記憶
しておくために使用する検出デバイステーブルと呼ばれ
るデータ構造を示す図である。このデータ構造は、図7
のRAM703に保持される。ネットワークアドレスの
列1201には、検出したネットワークデバイスのネッ
トワークアドレスが登録される。デバイスタイプの列1
202には、ネットワークデバイスの種別が登録され
る。デバイス状態の列1203には、ネットワークデバ
イスが現在どのような状態にあるかが登録される。装備
情報の列1204には、ネットワークデバイスに装着さ
れているオプション機器が登録される。MACアドレスの
列1205には、ネットワークボード毎に固有の物理ア
ドレスが登録される。
【0072】具体的に図12では、検出デバイステーブ
ル1210には、二つのネットワークデバイスが登録さ
れている。一つ目は、ネットワークアドレスが192.168.
16.1のネットワークデバイスである。このネットワーク
デバイスはデバイスタイプがLBPであり、オプション機
器として2000枚デッキが装着されている。また、デバイ
ス状態は使用可能(Ready)である。二つ目は、ネットワ
ークアドレスが192.168.16.2のネットワークデバイスで
ある。このネットワークデバイスはデバイスタイプが複
写機(Copier)であり、オプション機器としてソータが装
着されている。なお、現在、紙詰まり(Jam)が発生して
いることがデバイス状態からわかる。
【0073】上記情報のうち、時間の経過と共に動的に
変化しうる情報は、デバイス状態1203である。デバ
イス状態は、ネットワークデバイスの現在の状態を示し
ており、ネットワークデバイスの状態の変化と共に変化
するものである。なお、この情報は、ネットワークデバ
イスを探索するための1001の通信で問い合わせら
れ、1002や1003の通信でその値がネットワーク
デバイスから返される。また、DHCP(Dynamic Host Conf
iguration Protocol)サービスのように、ネットワーク
アドレスを動的に割り当てられる環境においては、ネッ
トワークアドレス1201も変化し得る情報となる。
【0074】ステップS1103で探索が終了したかを
判定する。ステップS1103の判定がYESならばス
テップS1104へ進み、NOならばステップS110
2以降を繰り返す。ステップS1104では、検出デバ
イステーブルに登録された情報を基に、検出されたデバ
イスの一覧を図9のようなデバイスリスト表示ウィンド
ウに表示する。
【0075】ステップS1105では、ユーザによりデ
バイスリストを閉じるための操作が行われたかを判定す
る。デバイスリスト表示ウィンドウを閉じる場合は、ス
テップS1106でデバイスリスト表示ウィンドウを閉
じて終了する。デバイスリスト表示ウィンドウをそのま
ま表示している場合には、ステップS1107にてデバ
イスリスト上で選択された特定のデバイスの詳細情報ダ
イアログボックスを開くための操作が行われたかを判定
する。ステップS1107の判定がYESならば、図2
7に示すように、特定のデバイス詳細情報ダイアログボ
ックスを開く。ステップS1107の判定がNOなら
ば、ステップS1105に戻る。
【0076】ここで、デバイス詳細情報ダイアログボッ
クスとは、図27に示すように、デバイスリストの中に
あるデバイスを選択することにより表示されるダイアロ
グボックスのことであり、そこにはデバイスリストに表
示されている情報よりも詳細な情報が表示される。
【0077】図13は、検出デバイステーブルを更新す
る際の処理を示すフローチャートである。この処理は、
デバイスリストに最新のネットワークデバイスの情報を
反映させるため、図11のステップS1105以降を繰
り返す間、一定時間毎に、実行されるものである。はじ
めに、図13のステップS1301で検出デバイステー
ブルの内容をすべて消去し、テーブルを初期化する。ス
テップS1302では、ネットワーク上のデバイスの探
索を開始する。ステップS1303では、デバイス探索
手段が新たなデバイスを発見するたびに、検出デバイス
テーブルに行が一行追加される。ステップS1304で
は、ネットワーク上のデバイスの探索が終了したか否か
の判定を行う。ステップS1304の判定が、YESな
らば、終了し、NOならば、ステップS1303以降を
繰り返す。
【0078】以上、ネットワーク管理ソフトウェアにお
けるデバイスリストの表示手順の一例について説明した
が、例示したネットワーク管理ソフトウェアによる動作
では、ネットワークに接続されたデバイスの台数が増加
するに従って、それに比例してデバイスの探索時間が長
くなり、すべてのデバイスがデバイスリストに表示し終
わるまでに時間がかかるという問題があった。このた
め、ユーザがネットワーク管理ソフトウェアによって情
報の監視または制御を行いたいプリンタを選択するに至
るまでの時間も長くなってしまう場合がある。
【0079】<第1の実施形態>次に、本発明の第1の
実施形態におけるネットワークデバイス管理装置につい
て説明する。なお、以下の説明において特に指定のない
限り、実行や判断の主体はハードウェア的にはCPUで
あり、一方ソフトウェア的にはネットワーク管理プログ
ラムである。図14〜15は、本実施形態のネットワー
ク管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順
を示すフローチャートである。
【0080】はじめに、図14のステップS1401で
検出デバイステーブルの内容をすべて消去し、テーブル
を初期化する。ステップS1402では、前回検出済み
デバイステーブルが存在するか否かを判定する。ステッ
プS1402の判定がYESならばステップS1403
へ進む。ステップS1403で、前回検出済みデバイス
テーブルからデバイステーブルの読み出しを開始する。
ステップS1404で、前回検出済みデバイステーブル
から一行読み出すたびに、検出デバイステーブルに行が
一行追加される。
【0081】次に、ステップS1405で、前回検出済
みデバイステーブルからデバイステーブルの読み出しが
終了したか否かを判定する。ステップS1405の判定
がYESならばステップS1406へ進み、NOならば
ステップS1404以降を繰り返す。ステップS140
6で、検出デバイステーブルに登録された情報を基に、
検出されたデバイスの一覧を表示あるいは更新する。ス
テップS1407で、ユーザによりデバイスリスト表示
ウィンドウを閉じるために操作が行われたか否かの判定
を行う。ステップS1407の判定がYESならばステ
ップS1408へ進み、NOならばステップS1413
へ進む。ステップS1408では、デバイスリスト表示
ウィンドウを閉じて終了する。
【0082】ステップS1409では、直前に行われた
探索の結果を次回に活かすために、検出デバイステーブ
ルの情報を前回検出済みデバイステーブルにコピーす
る。ステップS1402の判定がNOならば、ステップ
S1410へ進む。ステップS1410では、ネットワ
ーク上のデバイスの検索を開始する。ステップS141
1では、デバイス探索手段が新たなデバイスを発見する
たびに、検出デバイステーブルに行が一行追加される。
ステップS1412で探索が終了したかを判定する。ス
テップS1412の判定がYESならばステップS10
6へ進み、NOならばステップS1411以降を繰り返
す。
【0083】また、ステップS1407の判断におい
て、デバイスリスト表示ウィンドウをそのまま表示して
いる場合には、ステップS1413にてデバイスリスト
上で選択された特定のデバイスの詳細情報ダイアログボ
ックスを開くための操作が行われたかを判定する。ステ
ップS1413の判定がYESならば、ステップS14
14へ進み、NOならば、ステップS1406へ進む。
【0084】デバイス詳細情報ダイアログボックスと
は、上記のように、デバイスリストの中にあるデバイス
を選択することにより表示されるダイアログボックスの
ことであり、そこにはデバイスリストに表示されている
情報よりも詳細な情報が表示される。ステップS141
4では、デバイスリスト上で選択されたデバイスが前回
検出済みデバイステーブルから読み出されたデバイスか
否かを判定する。ステップS1414の判定がYESな
らば、ステップS1415へ進み、NOならば、デバイ
スリスト上で選択された特定のデバイスの詳細情報ダイ
アログボックスを開く。
【0085】ステップS1415では、前回検出済みデ
バイステーブルから読み出されたデバイスがネットワー
ク上に存在するか否かを判定するために、前回検出済み
デバイステーブルの登録してあるネットワークアドレス
を宛先アドレスに指定してデバイス別情報を取得する。
ステップS1416では、ステップS1415に対する
応答が一定時間内にあるか否かを判定する。ステップS
1416の判定がYESならば、デバイスリスト上で選
択された特定のデバイスの詳細情報ダイアログボックス
を開き、NOならば、ステップS1417へ進む。
【0086】ステップS1417では、DHCP(Dynamic H
ost Configuration Protocol)サービスのようなネット
ワークアドレスを動的に割り当てられる環境において、
ネットワークアドレスが変化してしまった場合のため
に、ブロードキャストアドレスを宛先アドレスに指定し
てデバイスを検索する。ステップS1418で、一定時
間内に応答してきたデバイスの中に、デバイスリスト上
で選択された特定のデバイスの前回検出済みデバイステ
ーブルに登録されているMACアドレスと一致するデバイ
スがあるか否かを判定する。ステップS1418の判定
がYESならば、デバイスリスト上で選択された特定の
デバイスの詳細情報ダイアログボックスを開き、NOな
らば、ステップS1419へ進み、デバイスが存在しな
い旨のエラーメッセージを表示し、ステップS1406
に戻る。
【0087】検出デバイステーブルを更新する際の処理
は、図13に示した例と同様であり、デバイスリストに
最新のネットワークデバイスの情報を反映させるため、
図14のステップS1406以降を繰り返す間、一定時
間毎に実行されるものである。
【0088】図16(a)は、探索モジュール1030
が、検出したネットワークデバイスの情報を記憶してお
くために使用する検出デバイステーブルと呼ばれるデー
タ構造を示す図である。このデータ構造は、図7のRA
M703に保持される。検出デバイステーブル1620
には、検出したネットワークデバイスの情報が登録され
る。ネットワークデバイスが一つ検出される度に、検出
デバイステーブルに行が一行追加される。
【0089】以下、検出デバイステーブルに登録される
情報について説明する。ネットワークアドレスの列16
01には、検出したネットワークデバイスのネットワー
クアドレスが登録される。デバイスタイプの列1602
には、ネットワークデバイスの種別が登録される。デバ
イス状態の列1603には、ネットワークデバイスが現
在どのような状態にあるかが登録される。装備情報の列
1604には、ネットワークデバイスに装着されている
オプション機器が登録される。MACアドレスの列160
5には、ネットワークボード毎に固有の物理アドレスが
登録される。FLAGの列1606には、その行が、前回検
出テーブルからコピーされたものである場合、FLAGの状
態としてFALSEが登録され、それ以外は、FLAGの状態と
してTRUEが登録される。
【0090】具体的に図16(a)では、検出デバイス
テーブル1620には、二つのネットワークデバイスが
登録されている。一つ目は、ネットワークアドレスが19
2.168.16.1のネットワークデバイスである。このネット
ワークデバイスはデバイスタイプがLBPであり、オプシ
ョン機器として2000枚デッキが装着されている。また、
デバイス状態は使用可能(Ready)である。二つ目は、ネ
ットワークアドレスが192.168.16.2のネットワークデバ
イスである。このネットワークデバイスはデバイスタイ
プが複写機(Copier)であり、オプション機器としてソー
タが装着されている。なお、現在、紙詰まり(Jam)が発
生していることがデバイス状態からわかる。また、二つ
のネットワークデバイスとも、FLAGの状態がFALSEにな
っていることから、前回検出済みデバイステーブルから
コピーされたものであることがわかる。
【0091】上記情報のうち、時間の経過と共に動的に
変化しうる情報は、デバイス状態1603である。デバ
イス状態は、ネットワークデバイスの現在の状態を示し
ており、ネットワークデバイスの状態の変化と共に変化
するものである。なお、この情報は、ネットワークデバ
イスを探索するための1001の通信で問い合わせら
れ、1002や1003の通信でその値がネットワーク
デバイスから返される。また、DHCP(Dynamic Host Conf
iguration Protocol)サービスのように、ネットワーク
アドレスを動的に割り当てられる環境においては、ネッ
トワークアドレス1601も変化し得る情報となる。
【0092】図16(b)は、前回のネットワーク管理
ソフトウェアの起動中に、探索で検出されたネットワー
クデバイスの情報を記憶しておくために使用する前回検
出済みデバイステーブル1630と呼ばれるデータ構造
を示す図である。前回検出済みデバイステーブルは、図
12の検出デバイステーブル1210と同様なデータ構
造をしているため説明を省略する。このデータ構造は、
図7のHD711といった不揮発メモリに保持される。
【0093】尚、上記実施形態では、一度検出したデバ
イスすべてを前回検出済みデバイステーブルに登録した
が、ユーザが所望する任意のデバイスのみ登録できるよ
うにしてもよい。また、上記実施形態では、前回検出済
みデバイステーブルにデバイスが登録されていれば、そ
の前回検出済みデバイステーブルの情報に基づいてデバ
イスリスト表示ウィンドウにデバイスリストを表示して
いたが、毎回ネットワーク上を探索するようにするよう
に切り替えるための切り替え手段があってもよい。さら
に、上記実施形態では、デバイスリスト表示ウィンドウ
にデバイスリストを表示する際に、探索の結果検出され
たデバイスと前回検出済みデバイステーブルに登録され
たデバイスは区別なく表示されていたが、これらを区別
するためにアイコンを変えたりするといった識別手段が
あってもよい。
【0094】以上のように、本実施形態によれば、デバ
イス探索手段によって一度検出したデバイスの情報を記
憶しておき、記憶したデバイス情報を次回から探索する
前にデバイスリストに表示することにより、ユーザが所
望のデバイスを即時に選択できるという効果がある。
【0095】<第2の実施形態>図17〜20は、第2
の実施形態のネットワーク管理ソフトウェアにおけるデ
バイスリストの表示手順を示すフローチャートである。
はじめに、図17のステップS1701で検出デバイス
テーブルの内容をすべて消去し、テーブルを初期化す
る。ステップS1702では、ネットワーク上のデバイ
スの検索を開始する。ステップS1703では、デバイ
ス探索手段が新たなデバイスを発見するたびに、検出デ
バイステーブルに行が一行追加される。
【0096】ステップS1704で探索が終了したかを
判定する。ステップS1704の判定がYESならばス
テップS1705へ進み。NOならばステップS170
3以降を繰り返す。ステップS1705では、サーバ上
に前回検出済みのデバイステーブルが存在するか否かを
判定する。ステップS1705の判定がYESならばス
テップS1706へ進み、NOならステップS1710
へ進む。
【0097】ステップS1706では、前回検出済みデ
バイステーブルからデバイステーブルの読み出しを開始
する。ステップS1707では、前回検出済みデバイス
テーブルに登録されてあるデバイスのエントリが検出デ
バイステーブルにあるか否かを判定する。この判定は、
デバイスを一意に特定することができる情報、例えば、
MACアドレスを比較することによって行う。ステップS
1706の判定がYESならばステップS1709へ進
み、NOならばステップS1708へ進む。
【0098】ステップS1708では、検出デバイステ
ーブルに行が一行追加される。ステップS1709で、
前回検出済みデバイステーブルからデバイステーブルの
読み出しが終了したか否かを判定する。ステップS17
09の判定がYESならばステップS1710へ進み、
NOならばステップS1707以降を繰り返す。ステッ
プS1710で、検出デバイステーブルに登録された情
報を基に、検出されたデバイスの一覧を表示あるいは更
新する。
【0099】ステップS1711で、ユーザによりデバ
イスリスト表示ウィンドウを閉じるために操作が行われ
たか否かの判定を行う。ステップS1711の判定がY
ESならばステップS1712へ進み、NOならばステ
ップS1719へ進む。ステップS1712では、デバ
イスリスト表示ウィンドウを閉じる。ステップS171
3で前回検出済みデバイステーブルの内容をすべて消去
し、テーブルを初期化する。
【0100】ステップS1714で、検出デバイステー
ブルからデバイステーブルの読み出しを開始する。ステ
ップS1715では、検出デバイステーブルに登録され
てあるデバイスのFLAG1606がTRUEか否かを
判定する。このFLAG1606は、図21に例示する
ようなコピー枚数といったデバイス設定をサーバに保存
するか否かを識別するためのものであり、図示しないメ
ニューからサーバに保存する場合、TRUEが指定さ
れ、サーバに保存しない場合、FALSEが指定されて
いるものとする。ステップS1715の判定がYESな
らばステップS1716へ進み、NOならばステップS
1717へ進む。
【0101】ステップS1716では、FLAGがTR
UEであるデバイスのエントリが前回検出デバイステー
ブルに追加される。ステップS1717では、検出デバ
イステーブルからデバイステーブルの読み出しが終了し
たか否かを判定する。ステップS1717の判定がYE
SならばステップS1718へ進み、NOならばステッ
プS1715以降を繰り返す。ステップS1718で、
前回検出済みデバイステーブルをサーバに保存し終了す
る。
【0102】デバイスリスト表示ウィンドウをそのまま
表示している場合には、ステップS1719にてデバイ
スリスト上で選択された特定のデバイスの詳細情報ダイ
アログボックスを開くための操作が行われたかを判定す
る。ステップS1719の判定がYESならば、ステッ
プS1720へ進み、NOならば、ステップS1721
へ進む。
【0103】デバイス詳細情報ダイアログボックスと
は、上記のように、デバイスリストの中にあるデバイス
を選択することにより表示されるダイアログボックスの
ことであり、そこにはデバイスリストに表示されている
情報よりも詳細な情報がデバイス設定テーブル内の記憶
情報等に基づいて表示される。ステップS1720で
は、デバイスリスト上で選択されたデバイスが前回検出
済みデバイステーブルから読み出されたデバイスか否か
を判定する。ステップS1720の判定がYESなら
ば、ステップS1721へ進み、NOならば、ステップ
S1723へ進む。
【0104】ステップS1721では、サーバから前回
保存済みデバイス設定を読み出し、この情報をもとにス
テップS1722で仮想デバイス詳細情報ダイアログボ
ックスを開く。ステップS1723では、サーバ上に前
回保存済みデバイス設定があるか否かを判定する。ステ
ップS1723の判定がYESならば、ステップS17
24へ進み、NOならば、ステップS1722へ進む。
【0105】ステップS1724では、サーバから前回
保存済みデバイス設定を読み出し、ステップS1725
では、前記前回保存済みデバイス設定をデバイスに送信
し、対象デバイスの設定変更を行う。ステップS172
6では、通常のデバイス詳細情報ダイアログボックスを
開く。
【0106】また、ステップS1727では、ユーザに
より仮想デバイス詳細情報ダイアログボックスを閉じる
ために操作が行われたか否かの判定を行う。ステップS
1727の判定がYESならばステップS1728へ進
み、NOならばステップS1727に戻る。
【0107】ステップS1728では、サーバにデバイ
ス設定を保存する。ステップS1729で仮想デバイス
詳細情報ダイアログボックスを閉じて、ステップS17
10へ戻る。ステップS1730で、ユーザによりデバ
イス詳細情報ダイアログボックスを閉じるために操作が
行われたか否かの判定を行う。ステップS1730の判
定がYESならばステップS1731へ進み、NOなら
ばステップS1730に戻る。
【0108】ステップS1731では、検出デバイステ
ーブルに登録されてあるデバイスのFLAG2106が
TRUEか否かを判定する。このFLAG2106は、
図21に例示するようなコピー枚数といったデバイス設
定をサーバに保存するか否かを識別するためのものであ
り、図示しないメニューから、サーバに保存する場合、
TRUEが指定され、サーバに保存しない場合、FAL
SEが指定されているものとする。ステップS1731
の判定がYESならばステップS1732へ進み、NO
ならばステップS1733へ進む。
【0109】ステップS1733で、デバイス詳細情報
ダイアログボックスを閉じて、ステップS1710へ戻
る。ステップS1731で、ユーザにより仮想デバイス
詳細情報ダイアログボックスを閉じるために操作が行わ
れたか否かの判定を行う。ステップS1731の判定が
YESならばステップS1732へ進み、NOならばス
テップS1731に戻る。
【0110】検出デバイステーブルを更新する際の処理
は、図13の例と同様であり、デバイスリストに最新の
ネットワークデバイスの情報を反映させるため、図18
のステップS1710以降を繰り返す間、一定時間毎に
実行させるものである。
【0111】図21は、探索モジュール1030が、検
出したネットワークデバイスの情報を記憶しておくため
に使用する検出デバイステーブルと呼ばれるデータ構造
を示す図である。このデータ構造は、図7のRAM70
3に保持される。検出デバイステーブル2110には、
検出したネットワークデバイスの情報が登録される。ネ
ットワークデバイスが一つ検出される度に、検出デバイ
ステーブルに行が一行追加される。
【0112】以下、検出デバイステーブルに登録される
情報について説明する。ネットワークアドレスの列21
01には、検出したネットワークデバイスのネットワー
クアドレスが登録される。デバイスタイプの列2102
には、ネットワークデバイスの種別が登録される。デバ
イス状態の列2103には、ネットワークデバイスが現
在どのような状態にあるかが登録される。装備情報の列
2104には、ネットワークデバイスに装着されている
オプション機器が登録される。MACアドレスの列210
5には、ネットワークボード毎に固有の物理アドレスが
登録される。FLAGの列2106には、図示しないメ
ニューから、現在のデバイス情報をサーバに保存する場
合、TRUEが指定され、サーバに保存しない場合、F
ALSEが指定される。
【0113】具体的に図21では、検出デバイステーブ
ル2110には、二つのネットワークデバイスが登録さ
れている。一つ目は、ネットワークアドレスが192.168.
16.1のネットワークデバイスである。このネットワーク
デバイスはデバイスタイプがLBPであり、オプション機
器として2000枚デッキが装着されている。また、デバイ
ス状態は使用可能(Ready)である。FLAGの状態がT
RUEであることから、本デバイスのデバイス設定をサ
ーバ上に保存することがわかる。
【0114】二つ目は、ネットワークアドレスが192.16
8.16.2のネットワークデバイスである。このネットワー
クデバイスはデバイスタイプが複写機(Copier)であり、
オプション機器としてソータが装着されている。なお、
現在、紙詰まり(jam)が発生していることがデバイス状
態からわかる。FLAGの状態がFALSEであること
から、本デバイスのデバイス設定をサーバ上に保存しな
いことがわかる。
【0115】上記情報のうち、時間の経過と共に動的に
変化しうる情報は、デバイス状態2103である。デバ
イス状態は、ネットワークデバイスの現在の状態を示し
ており、ネットワークデバイスの状態の変化と共に変化
するものである。なお、この情報は、図3に示すよう
に、ネットワークデバイスを探索するための1001の
通信で問い合わせられ、1002や1003の通信でそ
の値がネットワークデバイスから返される。
【0116】図22は、前回までにネットワーク管理ソ
フトウェアの起動中に取得されたネットワークデバイス
のデバイス設定を記憶しておくために使用する前回保存
済みデバイス設定テーブル2210と呼ばれるデータ構
造を示す図である。MACアドレスの列2201には、ネ
ットワークボード毎に固有の物理アドレスが登録され
る。
【0117】コピー枚数の列2202には、図23に例
示するところのダイアログボックスのデバイス設定のコ
ピー枚数が登録される。以下同様にデバイス設定が登録
される。このデータ構造は、ネットワークデバイスが共
有可能な資源を提供するサーバ上に保持される。
【0118】尚、本実施形態では、前回検出済みデバイ
ステーブル、前回保存済みデバイス設定をサーバ上に保
存していたが、管理者が一人のような場合、ローカルの
ホストコンピュータ上に保存してもよい。また、本実施
形態では、すべてのデバイス設定を変更可能としていた
が、実機でなければ変更できない設定に関しては、メニ
ューを予め変更不可状態にしてもよい。さらに、本実施
形態では、デバイスリスト表示ウィンドウにデバイスリ
ストを表示する際に、探索の結果検出されたデバイスと
前回検出済みデバイステーブルから追加されたデバイス
は区別なく表示されていたが、これらを区別するために
アイコンを変えたりするといった識別手段があってもよ
い。
【0119】以上のように、本実施形態によれば、デバ
イス探索手段によって一度検出したデバイスの情報を記
憶しておき、記憶したデバイス情報を次回探索時にデバ
イスリストに追加することにより、ネットワーク上に存
在しなくなったデバイスであってもそのデバイスの設定
を随時変更でき、次回デバイス検出時にその設定を反映
できるという効果がある。
【0120】<第3の実施形態>図24〜25は、第3
の実施形態のネットワーク管理ソフトウェアにおけるデ
バイスリストの表示手順を示すフローチャートである。
はじめに、図24のステップS2401では、ネットワ
ーク上のデバイスの検索を開始する。ステップS240
2では、デバイス探索手段が新たなデバイスを発見する
たびに、検出デバイステーブルに行が一行追加される。
【0121】ステップS2403では、サーバ上に前回
保存済みデバイス設定が存在するか否かを判定する。こ
の判定は、検出されたデバイスのネットワークボード毎
に固有の物理アドレスであるMACアドレスのエントリ
が、図22に示す前回保存済みデバイス設定テーブル2
210にあるか否かにより行う。ステップS2403の
判定がYESの場合、ステップS2404へ進み、ステ
ップS2403の判定がNOの場合、ステップS240
8へ進む。
【0122】ステップS2404では、サーバから前回
保存済みデバイス設定を読み出す。ステップS2405
では、デバイスから現在のデバイス設定を読み出す。ス
テップS2406では、前回保存済みデバイス設定と現
在のデバイス設定が一致するか否かを判定する。ステッ
プS2406の判定がYESの場合、ステップS240
8へ進み、ステップS2406の判定がNOの場合、ス
テップS2407へ進む。
【0123】ステップS2407では、前回保存済みデ
バイス設定をデバイスに送信し、設定を行う。ステップ
S2408では探索が終了したかを判定する。ステップ
S2408の判定がYESならばステップS2409へ
進み、NOならばステップS2402以降を繰り返す。
ステップS2409では、検出デバイステーブルに登録
された情報を基に、検出されたデバイスの一覧を表示あ
るいは更新する。
【0124】ステップS2410では、ユーザによりデ
バイスリスト表示ウィンドウを閉じるために操作が行わ
れたか否かの判定を行う。ステップS2410の判定が
YESならばステップS2412へ進み、デバイスリス
ト表示ウィンドウを閉じて終了する。ステップS241
0の判定がNOならば、ステップS2411へ進む。ス
テップS2411では、デバイスリスト上で選択された
特定のデバイス詳細情報ダイアログボックスを開くため
の操作が行われたかを判定する。ステップS2411の
判定がYESならば、デバイスリスト上で選択された特
定のデバイス詳細情報ダイアログボックスを開く。ステ
ップS2411の判定がNOならば、ステップS241
0以降を繰り返す。
【0125】検出デバイステーブルを更新する際の処理
は、図13に示した例と同様であり、デバイスリストに
最新のネットワークデバイスの情報を反映させるため、
図25のステップS2109以降を繰り返す間、一定時
間毎に実行されるものである。
【0126】図26は、本実施形態におけるネットワー
ク管理ソフトウェアによるデバイス詳細情報ダイアログ
ボックスを閉じる手順を示すフローチャートである。こ
の処理は、デバイス詳細情報ダイアログボックスを閉じ
る際に実行されるものである。
【0127】ステップS2601で、検出デバイステー
ブル2210に登録されてあるデバイスのFLAG22
06がTRUEか否かを判定する。このFLAG220
6は、図23に例示するようなデバイス設定ダイアログ
ボックスにおけるコピー枚数といった設定値をサーバに
保存するか否かを識別するためのものであり、図示しな
いメニューから、サーバに保存する場合、TRUEが指
定され、サーバに保存しない場合、FALSEが指定さ
れるものとする。ステップS2601の判定がYESな
らばステップS2602へ進み、ステップS2601の
判定がNOならばステップS2603へ進む。
【0128】ステップS2602でデバイスから現在の
デバイス設定を読み出す。ステップS2604でデバイ
スから読み出した現在のデバイス設定とサーバから読み
出した前回保存済みデバイス設定が等しいか否かを判定
する。ステップS2604の判定がYESならば、ステ
ップS2606へ進み、ステップS2604の判定がN
Oならば、ステップS2605へ進む。
【0129】ステップS2605では、当該デバイスの
デバイス設定を前回保存済みデバイスとしてサーバに保
存する。ステップS2603では、当該デバイスのサー
バ上の前回保存済みデバイス設定を削除する。ステップ
S2606で、デバイスの詳細情報ダイアログボックス
を閉じて終了する。
【0130】尚、本実施形態では、検出されたすべての
デバイスでサーバ上に前回保存済みデバイス設定があれ
ば、その設定を復帰させていたが、復帰させるか否かを
毎回ユーザに問い合わせるようにしてもよい。また、本
実施形態では、すべてのデバイス設定をサーバ上に保存
させていたが、任意のデバイス設定のみ保存できるよう
にしてもよい。
【0131】以上のように、本実施形態によれば、デバ
イス探索手段によって一度検出したデバイスの情報を記
憶しておき、記憶したデバイス情報を次回探索時にデバ
イスリストに追加することにより、変更されてしまった
デバイス設定を自動で復帰させることができるという効
果がある。
【0132】<その他の実施形態>以上の実施形態に係
るネットワーク管理ソフトウェアは、外部からインスト
ールされるプログラムがPC700によって実行される形
で実施されてもよい。その場合、CD-ROM、フラッシュメ
モリ、フレキシブルディスクなどの記憶媒体を介して、
或いは電子メール、パソコン通信などのネットワークを
介して、そのプログラムを含む情報群を外部の記憶媒体
からPC700のRAM703にロードすることにより、そ
のプログラムはPC700に供給される。この場合でも本
発明は適用されるものである。
【0133】本発明のネットワーク管理ソフトウェアが
PC700にインストールされる際には、まず、インスト
ールプログラムがPC700のシステムにロードされ、CP
U701によって実行される。次に、CPU701によって
実行されるインストールプログラムが、ネットワーク管
理ソフトウェアを記憶してある記憶媒体からネットワー
ク管理ソフトウェアを読み出してハードディスク611
に格納する。
【0134】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)
から構成されるシステム或いは統合装置に適用しても、
ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。また、前
述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログ
ラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置
に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(ま
たはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコー
ドを読み出して実行することによっても、本発明の目的
が達成すされることは言うまでもない。
【0135】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。プログラムコードを供給す
るための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0136】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施の形態
の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述
した実施形態の機能が実現され得る。
【0137】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現さ
れ得る。
【0138】なお、本発明は、前述した実施の形態の機
能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録し
た記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通
信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場
合にも適用できることは言うまでもない。
【0139】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、前記表示手段が次回外部装置のリスト表示を
行う際には、記録手段に記録される情報に基づいて表示
するように構成したので、再び外部装置を検出する必要
がなくなり、リストを表示するまでの時間が短縮され、
ユーザは所望の外部装置を即座に選択することが可能と
なる。
【0140】また、本発明によれば、ネットワーク上に
一時存在しなくなった外部装置であってもその外部装置
の設定を随時変更でき、次回の外部装置検出時にその設
定を反映することができる。
【0141】さらに、本発明によれば、ネットワーク上
に一時存在しなくなった外部装置の設定を、以前の設定
内容に自動的に復帰させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における大規模ネットワー
クシステムの概略構成を示した図である。
【図2】MIBの構造を概念的に示した図である。
【図3】SNMPプロトコルによるマネージャとエージ
ェント間でやり取りされる様子を示した図である。
【図4】Trap以外のコマンド、すなわち、Get-reques
t、Get-next-request、Get-response及びSet-request
(総称してSNMPメッセージと呼ぶ)のフォーマットを示
した図である。
【図5】ネットワークボード(NB)をプリンタに接続す
る状態を示した図である。
【図6】NBとプリンタとLANとの電気的接続を示し
たブロック図である。
【図7】ネットワーク管理ソフトウェアを実行可能なP
Cの構成を示したブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るネットワーク管理ソ
フトウェアのモジュール構成図である。
【図9】デバイスリストモジュールがデバイスを一覧表
示する場合の一例(デバイスリスト表示ウィンドウと呼
ぶ)を示した図である。
【図10】ネットワーク管理ソフトウェアにおける探索
シーケンスの一態様を示した図である。
【図11】ネットワーク管理ソフトウェアにおけるデバ
イスリスト表示手順の一例を示したフローチャートであ
る。
【図12】探索モジュールが、検出したネットワークデ
バイスの情報を記憶しておくために使用する検出デバイ
ステーブルと呼ばれるデータ構造を示した図である。
【図13】検出デバイステーブルを更新する際の処理を
示したフローチャートである。
【図14】本発明の第1の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順を
示したフローチャートである。
【図15】本発明の第1の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順を
示したフローチャートである。
【図16】探索モジュールが、検出したネットワークデ
バイスの情報を記憶しておくために使用する検出デバイ
ステーブルと呼ばれるデータ構造を示した図である。
【図17】本発明の第2の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順を
示すフローチャートである。
【図18】本発明の第2の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順を
示すフローチャートである。
【図19】本発明の第2の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順を
示すフローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順を
示すフローチャートである。
【図21】探索モジュールが、検出したネットワークデ
バイスの情報を記憶しておくために使用する検出デバイ
ステーブルと呼ばれるデータ構造を示した図である。
【図22】前回保存済みデバイス設定テーブルと呼ばれ
るデータ構造を示した図である。
【図23】デバイス設定ダイアログボックスを示した図
である。
【図24】本発明の第3の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順を
示したフローチャートである。
【図25】本発明の第3の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアにおけるデバイスリストの表示手順を
示したフローチャートである。
【図26】本発明の第3の実施形態に係るネットワーク
管理ソフトウェアによるデバイス詳細情報ダイアログボ
ックスを閉じる手順を示したフローチャートである。
【図27】デバイス詳細情報ダイアログボックスを示し
た図である。
【符号の説明】
100、110、120 LAN 101 ネットワークボード 102、105、109a、109b、116、117
プリンタ 104、111、112、121、122 PC 106、113 ファイルサーバ 107、114 ネットワークディスク20 108、115 プリントサーバ 130 モデム/トランスポンダ 140 バックボーン 150 プリンタインタフェースカード 151 マイクロプロセッサ 160 プリンタエンジン 200 共有メモリ 501 MPU 502 RAM 503 ROM30 700 PC 701 CPU 702 ROM 703 RAM 704 システムバス 705 キーボードコントローラ 706 CRTコントローラ 707 ディスクコントローラ 708 ネットワークインタフェースカード 709 キーボード40 710 CRT 711 ハードディスク 712 フレキシブルディスク 801 デバイスリストモジュール 802 全体制御モジュール 803 コンフィグレータ 804 探索モジュール 805 NetWareジョブモジュール 806 UIAモジュール 807 UIBモジュール50 808 制御Aモジュール 809 制御Bモジュール 810 MIBモジュール 811 SNMPモジュール 812 共通トランスポートモジュール 813 IPXハンドラ 814 UDPハンドラ 816 NetWareAPI 817 WinSockAPI 1030 探索モジュール 1031 デバイス1 1032 デバイス2 1210、1620 検出デバイステーブル 1630 前回検出デバイステーブル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続される一又は
    複数の外部装置を検出する外部装置検出手段と、 前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置の
    リストを表示する表示手段と、 前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置に
    係る情報を記録する記録手段とを有し、 前記表示手段は、前記外部装置のリストを次回表示する
    際には、前記記録手段に記録される前記外部装置に係る
    情報に基づいて表示することを特徴とするネットワーク
    管理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段にて表示される前記外部装
    置のリストから任意の外部装置を選択する選択手段を有
    し、 前記表示手段は、前記選択手段により選択される前記外
    部装置につき詳細な情報を表示することを特徴とする請
    求項1記載のネットワーク管理装置。
  3. 【請求項3】 前記前記選択手段により選択される前記
    外部装置が前記ネットワーク上に存在するか否かを確認
    する確認手段を有し、 前記表示手段は、前記確認手段により前記ネットワーク
    上に前記外部装置の存在が確認されない場合、その旨を
    警告するためのエラー表示を行うことを特徴とする請求
    項2記載のネットワーク管理装置。
  4. 【請求項4】 前記外部装置検出手段により検出される
    前記外部装置の設定に係る情報を入力する設定情報入力
    手段と、 前記設定情報入力手段により入力される前記外部装置の
    設定に係る情報を記憶する記憶手段と、 前記外部装置検出手段により前記外部装置が次回検出さ
    れたときに、前記記憶手段に記憶される前記外部装置の
    設定に係る情報に基づいて前記外部装置を設定する設定
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載のネット
    ワーク管理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶される前記外部装置
    の設定に係る情報を変更する変更手段を有することを特
    徴とする請求項4記載のネットワーク管理装置。
  6. 【請求項6】 前記外部装置検出手段により検出される
    前記外部装置の設定に係る情報を前記外部装置から取得
    する第1取得手段と、 前記第1取得手段により取得される前記外部装置の設定
    に係る情報を表示する表示手段とを有し、 前記設定情報入力手段は、前記表示手段にて表示される
    前記外部装置の設定に係る情報が変更されることによ
    り、当該変更された外部装置の設定に係る情報を入力す
    ることを特徴とする請求項4記載のネットワーク管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記設定情報入力手段により入力される
    前記外部装置の設定に係る情報を、前記記憶手段に記憶
    するか否かを設定する記憶設定手段を有することを特徴
    とする請求項4記載のネットワーク管理装置。
  8. 【請求項8】 前記設定変更手段は、前記外部装置の設
    定に係る情報を前記外部装置に送信することにより、前
    記外部装置の設定を変更することを特徴とする請求項4
    記載のネットワーク管理装置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記外部装置検出手段
    により前記外部装置が次回検出されたときに、前記記憶
    手段に記憶される前記外部装置の設定に係る情報に基づ
    いて、現時点における前記外部装置の設定を変更するこ
    とを特徴とする請求項4記載のネットワーク管理装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段は、前記外部装置の設定
    に係る情報を前記外部装置に送信することにより、前記
    外部装置の設定に係る情報に基づいて現時点における前
    記外部装置の設定を変更することを特徴とする請求項9
    記載のネットワーク管理装置。
  11. 【請求項11】 現時点における前記外部装置の設定に
    係る情報を前記外部装置から取得する第2取得手段と、 前記第2取得手段により取得される前記現時点における
    外部装置の設定に係る情報と、前記記憶手段に記憶され
    る前記外部装置の設定に係る情報とが一致するか否かを
    判断する判断手段とを有し、 前記設定手段は、前記判断手段により前記両情報が一致
    しないと判断されるとき、現時点における前記外部装置
    の設定を変更することを特徴とする請求項9記載のネッ
    トワーク管理装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して接続される一又
    は複数の外部装置を外部装置検出手段にて検出するステ
    ップと、 前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置の
    リストを表示手段にて表示するステップと、 前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置に
    係る情報を記録手段にて記録するステップと、 前記外部装置のリストを前記表示手段にて次回表示する
    際、前記記録手段に記録される前記外部装置に係る情報
    に基づいて表示するステップとを含むことを特徴とする
    ネットワーク管理方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介して接続される一又
    は複数の外部装置を外部装置検出手段にて検出するステ
    ップと、 前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置の
    リストを表示手段にて表示するステップと、 前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置に
    係る情報を記録手段にて記録するステップと、 前記外部装置のリストを前記表示手段にて次回表示する
    際、前記記録手段に記録される前記外部装置に係る情報
    に基づいて表示するステップとをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介して接続される一又
    は複数の外部装置を外部装置検出手段にて検出するステ
    ップと、 前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置の
    リストを表示手段にて表示するステップと、 前記外部装置検出手段により検出される前記外部装置に
    係る情報を記録手段にて記録するステップと、 前記外部装置のリストを前記表示手段にて次回表示する
    際、前記記録手段に記録される前記外部装置に係る情報
    に基づいて表示するステップとをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538834A (ja) * 2005-04-25 2008-11-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション デバイス・テーブルからの情報を使用するデバイスの構成

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538834A (ja) * 2005-04-25 2008-11-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション デバイス・テーブルからの情報を使用するデバイスの構成

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