JP2003316144A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003316144A JP2003316144A JP2002119996A JP2002119996A JP2003316144A JP 2003316144 A JP2003316144 A JP 2003316144A JP 2002119996 A JP2002119996 A JP 2002119996A JP 2002119996 A JP2002119996 A JP 2002119996A JP 2003316144 A JP2003316144 A JP 2003316144A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- amount
- image forming
- forming apparatus
- image
- Prior art date
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビデオカウント方式のATRでトナー補給量
の安定化の向上を図り、トナーの過小補給や大量補給に
よる障害を防止する。 【解決手段】 ビデオカウント方式のATRで、トナー
補給量の上限値/下限値を設ける。上限を超えるトナー
補給要求があった場合は、超過量を次回のトナー補給時
に繰り越す。そして、加減を下回る補給要求の場合は全
補給量を次回以降に繰り越し、積算量が下限値を超える
まで補給しない構成を特徴とする。
の安定化の向上を図り、トナーの過小補給や大量補給に
よる障害を防止する。 【解決手段】 ビデオカウント方式のATRで、トナー
補給量の上限値/下限値を設ける。上限を超えるトナー
補給要求があった場合は、超過量を次回のトナー補給時
に繰り越す。そして、加減を下回る補給要求の場合は全
補給量を次回以降に繰り越し、積算量が下限値を超える
まで補給しない構成を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等によって像担持体上に形成された静電潜像
を現像して可視画像を形成する複写機、プリンタ、記録
画像表示装置、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、
特に二成分現像剤のトナー濃度を適正に制御する現像剤
濃度制御装置を備えた画像形成装置に関するものであ
る。
電記録方式等によって像担持体上に形成された静電潜像
を現像して可視画像を形成する複写機、プリンタ、記録
画像表示装置、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、
特に二成分現像剤のトナー濃度を適正に制御する現像剤
濃度制御装置を備えた画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式や静電記録方式の画像形成
装置が具備する現像装置には、古くからトナーとキャリ
アを主成分とした二成分現像剤が用いられている。特に
フルカラー画像の形成を目的とする画像形成装置では、
他の現像方式より画像の色味等の安定性が良好であるこ
とから、多くのカラー画像形成装置で二成分現像方式が
採用されている。
装置が具備する現像装置には、古くからトナーとキャリ
アを主成分とした二成分現像剤が用いられている。特に
フルカラー画像の形成を目的とする画像形成装置では、
他の現像方式より画像の色味等の安定性が良好であるこ
とから、多くのカラー画像形成装置で二成分現像方式が
採用されている。
【0003】周知のように、この二成分現像剤のトナー
濃度(以下本件では、トナーおよびキャリアの合計重量
に対するトナーの割合として規定する)は、画像品質を
安定化させる上できわめて重要な要素になっている。当
然のごとく現像行程でトナーが消費されるためトナー濃
度は変動する。このため、適時現像剤のトナー濃度を検
出して、その変動に応じた適切な量のトナー補給を行う
自動トナー補給制御装置(ATR)を使用し、トナー濃
度を所定の指標値に対して常に一定の許容範囲内に保持
する必要がある。
濃度(以下本件では、トナーおよびキャリアの合計重量
に対するトナーの割合として規定する)は、画像品質を
安定化させる上できわめて重要な要素になっている。当
然のごとく現像行程でトナーが消費されるためトナー濃
度は変動する。このため、適時現像剤のトナー濃度を検
出して、その変動に応じた適切な量のトナー補給を行う
自動トナー補給制御装置(ATR)を使用し、トナー濃
度を所定の指標値に対して常に一定の許容範囲内に保持
する必要がある。
【0004】自動トナー補給制御装置(ATR)は、一
般に現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検知手
段,トナー濃度検知手段の出力データを処理してトナー
補給量を決定するトナー補給量制御手段,トナー補給量
制御手段で決定されたトナー補給量に基づいて実際にト
ナーを供給するトナー補給手段から成る。トナー濃度検
知手段には様々な方式のものが用いられている。
般に現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検知手
段,トナー濃度検知手段の出力データを処理してトナー
補給量を決定するトナー補給量制御手段,トナー補給量
制御手段で決定されたトナー補給量に基づいて実際にト
ナーを供給するトナー補給手段から成る。トナー濃度検
知手段には様々な方式のものが用いられている。
【0005】例えば、現像容器内もしくは現像剤担持体
上の現像剤の光反射率がトナー濃度により変化すること
を利用した光センサによるトナー濃度検知装置、現像剤
の透磁率がトナー濃度により変化することを利用して透
磁率を電気信号に変換するインダクタンスセンサによる
トナー濃度検知装置、また潜像担持体上に所定の条件下
で形成された所定のパッチ画像の光反射率変化を検知し
て間接的に現像剤のトナー濃度を推定する検知方式など
がある。
上の現像剤の光反射率がトナー濃度により変化すること
を利用した光センサによるトナー濃度検知装置、現像剤
の透磁率がトナー濃度により変化することを利用して透
磁率を電気信号に変換するインダクタンスセンサによる
トナー濃度検知装置、また潜像担持体上に所定の条件下
で形成された所定のパッチ画像の光反射率変化を検知し
て間接的に現像剤のトナー濃度を推定する検知方式など
がある。
【0006】また、レーザースキャナやLEDアレイな
どを用いてデジタル潜像を形成するタイプの画像形成装
置では、1ぺ一ジ当たりの画像情報信号における印字画
素数の累計値(以下、「ビデオカウント数」と呼ぶ)か
ら1ぺ一ジ当たりのトナー消費量が比較的正確に推定で
きる。この推定された消費量に対応してトナー補給量を
決定する方式の自動トナー補給制御装置(以下、「ビデ
オカウントATR」と呼ぶ)がある。ビデオカウントA
TRはトナー濃度検知手段を必要としないことからコス
ト面で大きな利点があるが、トナー補給量の誤差が徐々
に累積されていく欠点を持っており、これを補正する何
らかの手段が必要で、現在のところ単独で使用すること
は避けられている。
どを用いてデジタル潜像を形成するタイプの画像形成装
置では、1ぺ一ジ当たりの画像情報信号における印字画
素数の累計値(以下、「ビデオカウント数」と呼ぶ)か
ら1ぺ一ジ当たりのトナー消費量が比較的正確に推定で
きる。この推定された消費量に対応してトナー補給量を
決定する方式の自動トナー補給制御装置(以下、「ビデ
オカウントATR」と呼ぶ)がある。ビデオカウントA
TRはトナー濃度検知手段を必要としないことからコス
ト面で大きな利点があるが、トナー補給量の誤差が徐々
に累積されていく欠点を持っており、これを補正する何
らかの手段が必要で、現在のところ単独で使用すること
は避けられている。
【0007】複数の現像装置を有するカラー画像形成装
置においては、上記のような検知手段を含めた現像装置
の小型化が求められており、センサの設置スペースだけ
で済むインダクタンスセンサによるトナー濃度検知装置
を用いた自動トナー補給制御装置(以下「インダクタン
ス検知ATR」と呼ぶ)が選択されることが多い。
置においては、上記のような検知手段を含めた現像装置
の小型化が求められており、センサの設置スペースだけ
で済むインダクタンスセンサによるトナー濃度検知装置
を用いた自動トナー補給制御装置(以下「インダクタン
ス検知ATR」と呼ぶ)が選択されることが多い。
【0008】上記のインダクタンス検知ATRの問題点
としては、長期間の放置(特に高湿度環境下)によっ
て、トナー,キャリア粒子の間隙が詰って現像剤が「凝
集」してしまうことがあり、「現像剤の凝集→嵩密度の
増加→見かけの透磁率の増加」という経緯をたどり、ト
ナー濃度が適正であるにもかかわらずトナー濃度が低下
したと誤検知してしまいトナーを過剰に補給してしまう
場合があった。トナーの過剰補給は画像の濃度やカラー
バランスの狂い,カブリの発生などの画像品質低下を起
す原因となり、さらには、トナー飛散の増大による画像
形成装置の汚損などの問題に繋がりかねない。
としては、長期間の放置(特に高湿度環境下)によっ
て、トナー,キャリア粒子の間隙が詰って現像剤が「凝
集」してしまうことがあり、「現像剤の凝集→嵩密度の
増加→見かけの透磁率の増加」という経緯をたどり、ト
ナー濃度が適正であるにもかかわらずトナー濃度が低下
したと誤検知してしまいトナーを過剰に補給してしまう
場合があった。トナーの過剰補給は画像の濃度やカラー
バランスの狂い,カブリの発生などの画像品質低下を起
す原因となり、さらには、トナー飛散の増大による画像
形成装置の汚損などの問題に繋がりかねない。
【0009】この問題を避けるためインダクタンス検知
ATRと、先に述べたビデオカウントATRとを併用
し、必要に応じて切り替える方式が提案されている。例
えば、インダクタンス検知ATRとビデオカウントAT
Rと、インダクタンス検知ATRの画像形成装置動作停
止直前の検出データ(以下、「停止時データ」と略記)
を記憶する手段を設けておき、インダクタンス検知AT
Rの画像形成動作再開時点の検出データ(以下、「再開
時データ」と略記)と記憶していた「停止時データ」を
比較して所定量以上の変化を検知した場合に、トナー補
給制御方式をインダクタンス検知ATRからビデオカウ
ントATRに切り替える方式である。一度凝集した現像
剤も、十分な攪拌と適度のトナーの消費により、徐々に
解されて凝集前の状態に回復する。この回復に要する期
間のみビデオカウントATRを行い、現像剤が回復した
後に再びインダクタンス検知ATRに戻す。現像剤の回
復の推定は、例えば、画像形成動作再開時点からの「通
紙枚数」,「撹拌時間」,「補給トナー量」,「ビデオ
カウント数」などの累計値のいずれか(もしくは、前記
のパラメータのいくつかを組み合わせた函数の算出値な
ど)が所定値に達した場合に回復したとみなす。また、
「再開時データ」と「停止時データ」の差分に応じて、
インダクタンス検知ATRに切り替える回復期間を延長
もしくは短縮するなどしても良い。
ATRと、先に述べたビデオカウントATRとを併用
し、必要に応じて切り替える方式が提案されている。例
えば、インダクタンス検知ATRとビデオカウントAT
Rと、インダクタンス検知ATRの画像形成装置動作停
止直前の検出データ(以下、「停止時データ」と略記)
を記憶する手段を設けておき、インダクタンス検知AT
Rの画像形成動作再開時点の検出データ(以下、「再開
時データ」と略記)と記憶していた「停止時データ」を
比較して所定量以上の変化を検知した場合に、トナー補
給制御方式をインダクタンス検知ATRからビデオカウ
ントATRに切り替える方式である。一度凝集した現像
剤も、十分な攪拌と適度のトナーの消費により、徐々に
解されて凝集前の状態に回復する。この回復に要する期
間のみビデオカウントATRを行い、現像剤が回復した
後に再びインダクタンス検知ATRに戻す。現像剤の回
復の推定は、例えば、画像形成動作再開時点からの「通
紙枚数」,「撹拌時間」,「補給トナー量」,「ビデオ
カウント数」などの累計値のいずれか(もしくは、前記
のパラメータのいくつかを組み合わせた函数の算出値な
ど)が所定値に達した場合に回復したとみなす。また、
「再開時データ」と「停止時データ」の差分に応じて、
インダクタンス検知ATRに切り替える回復期間を延長
もしくは短縮するなどしても良い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなインダクタンス検知ATR/ビデオカウントAT
R併用方式でも、現像剤凝集(以下「パッキング」と呼
ぶ)がなかなか回復せずビデオカウントATRを長期に
わたって続けなければならない場合がある。ビデオカウ
ントATRで補給量の累積誤差が大きくなる事例を調べ
てみたところ、印字比率が2%以下の低印字画像を連続
出力すると、印字比率が低くなるほど供給過剰傾向にな
ることがわかった。これは、トナー供給装置が非常に少
量のトナーを精度よく供給できないためであり、トナー
の供給量がある程度以上でないと安定したトナー供給が
しにくいことに起因していた。
ようなインダクタンス検知ATR/ビデオカウントAT
R併用方式でも、現像剤凝集(以下「パッキング」と呼
ぶ)がなかなか回復せずビデオカウントATRを長期に
わたって続けなければならない場合がある。ビデオカウ
ントATRで補給量の累積誤差が大きくなる事例を調べ
てみたところ、印字比率が2%以下の低印字画像を連続
出力すると、印字比率が低くなるほど供給過剰傾向にな
ることがわかった。これは、トナー供給装置が非常に少
量のトナーを精度よく供給できないためであり、トナー
の供給量がある程度以上でないと安定したトナー供給が
しにくいことに起因していた。
【0011】また、ビデオカウントATRが行われてい
るときに印字比率が80%を超えるような高印字比率画
像を一枚〜数枚出力すると、一気にトナーが供給され、
トナーが十分に帯電できないまま現像に供されることが
あり、カブリやトナー飛散の発生する原因となってい
た。
るときに印字比率が80%を超えるような高印字比率画
像を一枚〜数枚出力すると、一気にトナーが供給され、
トナーが十分に帯電できないまま現像に供されることが
あり、カブリやトナー飛散の発生する原因となってい
た。
【0012】また、メンテナンスの向上を目的として現
像装置を含むプロセスユニットを画像形成装置から容易
に着脱できる構成としている場合がある。この場合には
プロセスユニットが別のプロセスユニットと交換される
ケースが想定される。現像装置のトナー濃度情報が画像
形成装置内に保存されている場合は、保存されているト
ナー濃度情報と交換したプロセスユニットのトナー濃度
情報は異なるため、トナー補給量を誤ってしまう可能性
があった。このため、プロセスユニットの互換ができな
い場合があった。
像装置を含むプロセスユニットを画像形成装置から容易
に着脱できる構成としている場合がある。この場合には
プロセスユニットが別のプロセスユニットと交換される
ケースが想定される。現像装置のトナー濃度情報が画像
形成装置内に保存されている場合は、保存されているト
ナー濃度情報と交換したプロセスユニットのトナー濃度
情報は異なるため、トナー補給量を誤ってしまう可能性
があった。このため、プロセスユニットの互換ができな
い場合があった。
【0013】本発明の目的は、ビデオカウントATRを
行っている場合にトナー補給量の累積誤差の増大及びト
ナーの大量補給による弊害を抑制し、適正なトナー濃度
を維持することが可能な画像形成装置を提供することで
ある。また、上記のプロセスユニットが、適正なトナー
濃度を維持したまま、互換可能である画像形成装置及び
プロセスユニットを提供することである。
行っている場合にトナー補給量の累積誤差の増大及びト
ナーの大量補給による弊害を抑制し、適正なトナー濃度
を維持することが可能な画像形成装置を提供することで
ある。また、上記のプロセスユニットが、適正なトナー
濃度を維持したまま、互換可能である画像形成装置及び
プロセスユニットを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
画像情報信号の印字画素数の累計値に基づいてトナー補
給量を計算し、トナー補給手段を動作させる現像剤濃度
制御手段を有する画像形成装置において、前記現像剤濃
度制御手段で計算された補給量を記憶する記憶手段を有
し、一回のトナー補給で供給するトナー補給量の上限値
及び下限値を定め、計算された補給量が上限値を超えた
場合は超過量を、下限値に至らない場合はその補給量を
次回のトナー補給に繰り越す現像剤濃度制御手段を有す
る。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
画像情報信号の印字画素数の累計値に基づいてトナー補
給量を計算し、トナー補給手段を動作させる現像剤濃度
制御手段を有する画像形成装置において、前記現像剤濃
度制御手段で計算された補給量を記憶する記憶手段を有
し、一回のトナー補給で供給するトナー補給量の上限値
及び下限値を定め、計算された補給量が上限値を超えた
場合は超過量を、下限値に至らない場合はその補給量を
次回のトナー補給に繰り越す現像剤濃度制御手段を有す
る。
【0015】また、前記の画像形成装置において、現像
手段を含むプロセスユニットが画像形成装置から容易に
着脱可能に構成され、画像情報信号の印字画素数の累計
値に基づいて計算された補給量を記憶する記憶手段を有
する。
手段を含むプロセスユニットが画像形成装置から容易に
着脱可能に構成され、画像情報信号の印字画素数の累計
値に基づいて計算された補給量を記憶する記憶手段を有
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。なお、本発明が適
用できる画像形成装置は、例えば感光体、誘電体などの
像担持体上に電子写真方式、静電記録方式等によって画
像情撮信号に対応した潜像を形成し、この潜像をトナー
粒子とキャリア粒子を主成分とした二成分現像剤を用い
た現像装置によって現像して可視画像(トナー像)を形
成し、これら可視画像を紙などの転写材に転写し、定着
手段にて永久像にする構成のものであればよい。
を図面に則して更に詳しく説明する。なお、本発明が適
用できる画像形成装置は、例えば感光体、誘電体などの
像担持体上に電子写真方式、静電記録方式等によって画
像情撮信号に対応した潜像を形成し、この潜像をトナー
粒子とキャリア粒子を主成分とした二成分現像剤を用い
た現像装置によって現像して可視画像(トナー像)を形
成し、これら可視画像を紙などの転写材に転写し、定着
手段にて永久像にする構成のものであればよい。
【0017】〔第1実施形態〕まず、図1を参照して本
発明による画像形成装置の一実施例の全体構成について
説明する。本実施例では本発明を電子写真方式のデジタ
ル複写機に適用した場合を示すが、本発明が電子写真方
式や静電記録方式など種々の画像形成装置に等しく適用
できることはいうまでもない。図1において、複写され
るべき原稿31の画像はレンズ32によってCCD等の
撮像素子33に投影される。この撮像素子33は原稿3
1の画像を多数の画素に分解し、各画素の濃度に対応し
た光電変換信号を発生する。撮像素子33から出力され
るアナログ画像信号は画像信号処理回路34に送られ、
ここで画素ごとの濃度に対応した画像データである画素
画像信号に変換される。
発明による画像形成装置の一実施例の全体構成について
説明する。本実施例では本発明を電子写真方式のデジタ
ル複写機に適用した場合を示すが、本発明が電子写真方
式や静電記録方式など種々の画像形成装置に等しく適用
できることはいうまでもない。図1において、複写され
るべき原稿31の画像はレンズ32によってCCD等の
撮像素子33に投影される。この撮像素子33は原稿3
1の画像を多数の画素に分解し、各画素の濃度に対応し
た光電変換信号を発生する。撮像素子33から出力され
るアナログ画像信号は画像信号処理回路34に送られ、
ここで画素ごとの濃度に対応した画像データである画素
画像信号に変換される。
【0018】感光体ドラム40は、アモルファスシリコ
ン、セレン、OPC等を表面に有し、矢印方向に回転す
る電子写真感光体ドラムであり、露光器41で均一に除
電を受けた後、一次帯電器42により均一に帯電され
る。
ン、セレン、OPC等を表面に有し、矢印方向に回転す
る電子写真感光体ドラムであり、露光器41で均一に除
電を受けた後、一次帯電器42により均一に帯電され
る。
【0019】前記の画素画像信号はパルス幅変調回路3
5に入力され、その画素画像信号に対応するレーザ駆動
パルスを半導体レーザ36に供給し、そのパルス幅に対
応する時間だけ発光させる。半導体レーザ36から放射
されたレーザ光36aは回転多面鏡37によって掃引さ
れ、f/θレンズ等のレンズ38や固定ミラー39によ
って感光体ドラム40上に結像される。よって、感光体
ドラム40上に、主走査方向に高濃度画素に対してはよ
り長い範囲が、低濃度画素に対してはより短い範囲が露
光され、画像情報信号に対応した面積階調を持つ静電潜
像が形成される。
5に入力され、その画素画像信号に対応するレーザ駆動
パルスを半導体レーザ36に供給し、そのパルス幅に対
応する時間だけ発光させる。半導体レーザ36から放射
されたレーザ光36aは回転多面鏡37によって掃引さ
れ、f/θレンズ等のレンズ38や固定ミラー39によ
って感光体ドラム40上に結像される。よって、感光体
ドラム40上に、主走査方向に高濃度画素に対してはよ
り長い範囲が、低濃度画素に対してはより短い範囲が露
光され、画像情報信号に対応した面積階調を持つ静電潜
像が形成される。
【0020】この静電潜像はトナー粒子とキャリア粒子
が混合された二成分現像剤43を使用する現像装置44
によって現像され、可視画像(トナー像)が形成され
る。形成されたトナー像は2個のローラ45,46間に
張架され、図示矢印方向に無端駆動される転写材担持体
ベルト47上に保持された転写材48に転写帯電器49
の作用により転写される。
が混合された二成分現像剤43を使用する現像装置44
によって現像され、可視画像(トナー像)が形成され
る。形成されたトナー像は2個のローラ45,46間に
張架され、図示矢印方向に無端駆動される転写材担持体
ベルト47上に保持された転写材48に転写帯電器49
の作用により転写される。
【0021】図1には説明を簡単にするために1つの画
像形成ステーション(感光体ドラム40、露光装置4
1、一次帯電装置42、現像装置44、クリーニング装
置50等を含む)のみを図示した。カラー画像形成装置
の場合には、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、およ
びブラックの各色に対する4つの画像形成ステーション
が転写材担持ベルト47上にその移動方向に沿って順次
に配設される。各画像形成ステーションの感光体ドラム
上に形成された原稿の各色毎の色分解トナー像は、転写
材担持ベルト47によって保持,搬送される転写材48
に順次に転写され、フルカラー画像となる。
像形成ステーション(感光体ドラム40、露光装置4
1、一次帯電装置42、現像装置44、クリーニング装
置50等を含む)のみを図示した。カラー画像形成装置
の場合には、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、およ
びブラックの各色に対する4つの画像形成ステーション
が転写材担持ベルト47上にその移動方向に沿って順次
に配設される。各画像形成ステーションの感光体ドラム
上に形成された原稿の各色毎の色分解トナー像は、転写
材担持ベルト47によって保持,搬送される転写材48
に順次に転写され、フルカラー画像となる。
【0022】上記現像装置44の詳細を図2に示す。現
像装置44は感光体ドラム40に対向して配置されてお
り、その内部は垂直方向に延在する隔壁51によって第
1室(現像室)52と第2室(攪拌室)53とに区画さ
れている。第1室52には矢印方向に回転する現像剤担
持体である非磁性の現像スリーブ54が配置されてお
り、この現像スリーブ54内に磁界発生手段であるマグ
ネット55が固定配置されている。現像スリーブ54は
現像剤規制部材であるブレード56によって層厚規制さ
れた二成分現像剤(磁性キャリアと非磁性トナーを含
む)の層を担持搬送し、感光体ドラム40と対向する現
像領域で現像剤を感光体ドラム40に供給して静電潜像
を現像する。現像効率、すなわち潜像へのトナーの付与
率を向上させるために、現像スリーブ54には電源57
から直流電圧を交流電圧に重畳した現像バイアス電圧が
印加されている。
像装置44は感光体ドラム40に対向して配置されてお
り、その内部は垂直方向に延在する隔壁51によって第
1室(現像室)52と第2室(攪拌室)53とに区画さ
れている。第1室52には矢印方向に回転する現像剤担
持体である非磁性の現像スリーブ54が配置されてお
り、この現像スリーブ54内に磁界発生手段であるマグ
ネット55が固定配置されている。現像スリーブ54は
現像剤規制部材であるブレード56によって層厚規制さ
れた二成分現像剤(磁性キャリアと非磁性トナーを含
む)の層を担持搬送し、感光体ドラム40と対向する現
像領域で現像剤を感光体ドラム40に供給して静電潜像
を現像する。現像効率、すなわち潜像へのトナーの付与
率を向上させるために、現像スリーブ54には電源57
から直流電圧を交流電圧に重畳した現像バイアス電圧が
印加されている。
【0023】第1室52および第2室53にはそれぞれ
現像剤授枠部材かつ搬送手段として第1およぴ第2の現
像剤撹枠スクリュー58,59が配置されている。第1
スクリュー58は第1室52中の現像剤を撹枠搬送し、
また、第2スクリュー59は、図1に示すようにトナー
補給装置によってトナー補給槽60から供給されたトナ
ー63とすでに現像装置内にある現像剤43とを撹拌搬
送し、トナー濃度を均一化する。トナー補給装置はトナ
ー補給槽60と現像装置のトナー補給口をつなぐ搬送ス
クリュー62、搬送スクリュー62を駆動させる駆動モ
ータ70、駆動モータ70を制御する駆動回路69から
構成されている。隔壁51には図2における手前側と奥
側において第1室52と第2室53とを相互に連通させ
る現像剤通路(図示せず)が形成されており、上記スク
リュー58,59の搬送力により、現像によってトナー
が消費されてトナー濃度の低下した第1室52内の現像
剤が一方の通路から第2室53内へ移動し、第2室53
内でトナー濃度の回復した現像剤が他方の通路から第1
室52内へ移動するように構成されている。
現像剤授枠部材かつ搬送手段として第1およぴ第2の現
像剤撹枠スクリュー58,59が配置されている。第1
スクリュー58は第1室52中の現像剤を撹枠搬送し、
また、第2スクリュー59は、図1に示すようにトナー
補給装置によってトナー補給槽60から供給されたトナ
ー63とすでに現像装置内にある現像剤43とを撹拌搬
送し、トナー濃度を均一化する。トナー補給装置はトナ
ー補給槽60と現像装置のトナー補給口をつなぐ搬送ス
クリュー62、搬送スクリュー62を駆動させる駆動モ
ータ70、駆動モータ70を制御する駆動回路69から
構成されている。隔壁51には図2における手前側と奥
側において第1室52と第2室53とを相互に連通させ
る現像剤通路(図示せず)が形成されており、上記スク
リュー58,59の搬送力により、現像によってトナー
が消費されてトナー濃度の低下した第1室52内の現像
剤が一方の通路から第2室53内へ移動し、第2室53
内でトナー濃度の回復した現像剤が他方の通路から第1
室52内へ移動するように構成されている。
【0024】本実施例では、現像装置44内のトナー濃
度の変化を検知して補給トナー量を制御するために、図
2に示すように第1室(現像室)52の底壁にインダク
タンスセンサのインダクタンスヘッド20が設置されて
いる。図4に示すように、インダクタンスヘッド20か
らの出カ電気信号は最適なトナー濃度(本実施例では6
%)で2.5Vになるように調整されており、トナー濃
度(T/C比(%))に応じてほぼ直線的に変化する。
このインダクタンスヘッド20からの出力電気信号をA
D変換して得られた検知データがトナー補給量制御手段
たるCPU67に送られる。CPU67には記憶手段で
ある不揮発性メモリRAM68がつながっている。RA
M68には、初期設定値における規定のトナー濃度に対
応する検知データ(すなわち「初期値」)がインダクタ
ンスヘッド20からCPU67を介して格納されてお
り、温湿度に対応した所定の「補正値」テーブルもあら
かじめ記憶されている。本実施例では、RAM68から
上記の温湿度に対応した「補正値」と「初期値」をCP
U67に読み出し、加算して「基準値」とした。CPU
67は、新たにインダクタンスヘッド20から得られた
検知データと上記「基準値」を比較して、その差分に応
じた不足分のトナーを現像装置44に補給するに要する
搬送スクリュー回転時間を算出し、モータ駆動回路69
を制御してその時間だけモータ70を回転駆動させる。
搬送スクリュー62は上記の時間だけ回転し、トナー補
給檜60から現像装置44に不足分のトナーを補給す
る。すなわち、モータ70の駆動時問を制御することで
トナー補給量を制御している。トナーの過剰補給が検知
された場合には、CPU67は現像剤中の過剰トナー量
を算出し、その後の原稿による画像形成に際しては、こ
の過剰トナー量が無くなるようにトナーの補給量を減ず
るか、あるいは過剰トナー量が消費されるまでトナーを
補給しない等の制御を行う。過剰トナー量が消費された
ら前述のように通常のトナー補給動作を行う。
度の変化を検知して補給トナー量を制御するために、図
2に示すように第1室(現像室)52の底壁にインダク
タンスセンサのインダクタンスヘッド20が設置されて
いる。図4に示すように、インダクタンスヘッド20か
らの出カ電気信号は最適なトナー濃度(本実施例では6
%)で2.5Vになるように調整されており、トナー濃
度(T/C比(%))に応じてほぼ直線的に変化する。
このインダクタンスヘッド20からの出力電気信号をA
D変換して得られた検知データがトナー補給量制御手段
たるCPU67に送られる。CPU67には記憶手段で
ある不揮発性メモリRAM68がつながっている。RA
M68には、初期設定値における規定のトナー濃度に対
応する検知データ(すなわち「初期値」)がインダクタ
ンスヘッド20からCPU67を介して格納されてお
り、温湿度に対応した所定の「補正値」テーブルもあら
かじめ記憶されている。本実施例では、RAM68から
上記の温湿度に対応した「補正値」と「初期値」をCP
U67に読み出し、加算して「基準値」とした。CPU
67は、新たにインダクタンスヘッド20から得られた
検知データと上記「基準値」を比較して、その差分に応
じた不足分のトナーを現像装置44に補給するに要する
搬送スクリュー回転時間を算出し、モータ駆動回路69
を制御してその時間だけモータ70を回転駆動させる。
搬送スクリュー62は上記の時間だけ回転し、トナー補
給檜60から現像装置44に不足分のトナーを補給す
る。すなわち、モータ70の駆動時問を制御することで
トナー補給量を制御している。トナーの過剰補給が検知
された場合には、CPU67は現像剤中の過剰トナー量
を算出し、その後の原稿による画像形成に際しては、こ
の過剰トナー量が無くなるようにトナーの補給量を減ず
るか、あるいは過剰トナー量が消費されるまでトナーを
補給しない等の制御を行う。過剰トナー量が消費された
ら前述のように通常のトナー補給動作を行う。
【0025】さて、上記のような構成においては、「従
来の技術」の項にて述べたように、画像形成装置が長期
間動作しなかった場合、現像剤がパッキングを起こして
トナー濃度が一定であるにも拘わらずインダクタンス検
知ATRの検出信号に変化が出てしまい、トナー濃度制
御に誤差が生じることになる。例えば、図5(a)に示
すように現像剤の嵩密度は長時間動作しなかったため増
加し、図5(b)に示すように、検知データも装置動作
再開時には増大する。したがって、CPU67は現像剤
のトナー濃度が低いと判断し、検知データの値が下がる
ようにトナーを過剰補給する。その結果図5(c)に示
すように、本来最適であった6%のトナー濃度から外れ
てトナー濃度過剰の状態で安定する。このトナー濃度過
剰の状態は現像剤のパッキングが解消するまで続く。
来の技術」の項にて述べたように、画像形成装置が長期
間動作しなかった場合、現像剤がパッキングを起こして
トナー濃度が一定であるにも拘わらずインダクタンス検
知ATRの検出信号に変化が出てしまい、トナー濃度制
御に誤差が生じることになる。例えば、図5(a)に示
すように現像剤の嵩密度は長時間動作しなかったため増
加し、図5(b)に示すように、検知データも装置動作
再開時には増大する。したがって、CPU67は現像剤
のトナー濃度が低いと判断し、検知データの値が下がる
ようにトナーを過剰補給する。その結果図5(c)に示
すように、本来最適であった6%のトナー濃度から外れ
てトナー濃度過剰の状態で安定する。このトナー濃度過
剰の状態は現像剤のパッキングが解消するまで続く。
【0026】そこで、本実施例では、現像剤の放置によ
るインダクタンス検知方式ATRの誤検知を補正し、放
置直後からトナー濃度を所定の値に保つために、第二の
現像剤濃度制御手段としてビデオカウント方式ATRに
よる現像剤濃度制御を行う。
るインダクタンス検知方式ATRの誤検知を補正し、放
置直後からトナー濃度を所定の値に保つために、第二の
現像剤濃度制御手段としてビデオカウント方式ATRに
よる現像剤濃度制御を行う。
【0027】本実施例のビデオカウント方式ATRは、
以下のようなものである。
以下のようなものである。
【0028】図1に示すように、パルス幅変調回路35
から発信される画素画像信号に対応するレーザ駆動パル
スをANDゲート64の一方の入力に供給し、他方の入
力にはクロックパルス発振器65からのクロックパルス
(図3(b)に示すパルス)を供給する。ANDゲート
64の出力は、レーザ駆動パルスのパルス幅(例えば図
3(a)に示すs,l,mのパルス)に対応した数のク
ロックパルス(図3(c)に示すs,l,mのパルス)
即ち、各画素の濃度に対応した数のクロックパルスが出
カされる。このクロックパルスをカウンタ66によって
画像毎に積算し、ビデオカウント数C1を算出する(例
えばA4・1枚最大ビデオカウント数は400dpi,
256階調で約3884×10^6)。このビデオカウ
ント数は、前記原稿31のトナー像を1つ形成するため
に消費されるトナー量に対応している。CPU67はこ
のビデオカウント数から、RAM68が有しているビデ
オカウント数とトナー補給時間との対応関係を示す換算
テーブルを読み出し、前述のようにモータ70の駆動時
間を制御することで消費したトナー量を補うようにトナ
ーを補給する。
から発信される画素画像信号に対応するレーザ駆動パル
スをANDゲート64の一方の入力に供給し、他方の入
力にはクロックパルス発振器65からのクロックパルス
(図3(b)に示すパルス)を供給する。ANDゲート
64の出力は、レーザ駆動パルスのパルス幅(例えば図
3(a)に示すs,l,mのパルス)に対応した数のク
ロックパルス(図3(c)に示すs,l,mのパルス)
即ち、各画素の濃度に対応した数のクロックパルスが出
カされる。このクロックパルスをカウンタ66によって
画像毎に積算し、ビデオカウント数C1を算出する(例
えばA4・1枚最大ビデオカウント数は400dpi,
256階調で約3884×10^6)。このビデオカウ
ント数は、前記原稿31のトナー像を1つ形成するため
に消費されるトナー量に対応している。CPU67はこ
のビデオカウント数から、RAM68が有しているビデ
オカウント数とトナー補給時間との対応関係を示す換算
テーブルを読み出し、前述のようにモータ70の駆動時
間を制御することで消費したトナー量を補うようにトナ
ーを補給する。
【0029】本実施例における、インダクタンス検知方
式ATRとビデオカウント方式ATRの切り替え制御方
式を図6のフローチャートを参照して説明する。
式ATRとビデオカウント方式ATRの切り替え制御方
式を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0030】まず画像形成信号の受信によって、画像形
成装置の動作が始まると(S601)、その時点の濃度
制御方式によらずインダクタンス検知が作動し、インダ
クタンスヘッド20からの検出電圧信号をAD変換した
検知データ(再開時データ)aがCPU67に送られる
(S602)。次いでRAM68から画像形成装置が前
回の画像形成時に検知したインダクタンスヘッド20か
らの検出電圧信号をAD変換した検知データ(停止時デ
ータ)bを読み込む(S603)。続けて、CPU67
は、再開時データaと停止時データbからその差分デー
タ△(=a−b)を算出する(S604)。次いで、差
分データ△と所定の許容閾値cを比較し(S605)、
△≦c(Yes)ならば現像剤のパッキングは生じてい
ないと判断して、トナー濃度制御をインダクタンス検知
方式ATRとする(S606)。△>c(No)なら
ぱ、無視できない現像剤のパッキングが発生していると
判断して、以後のトナー濃度制御をビデオカウント方式
ATRとする(S607)。
成装置の動作が始まると(S601)、その時点の濃度
制御方式によらずインダクタンス検知が作動し、インダ
クタンスヘッド20からの検出電圧信号をAD変換した
検知データ(再開時データ)aがCPU67に送られる
(S602)。次いでRAM68から画像形成装置が前
回の画像形成時に検知したインダクタンスヘッド20か
らの検出電圧信号をAD変換した検知データ(停止時デ
ータ)bを読み込む(S603)。続けて、CPU67
は、再開時データaと停止時データbからその差分デー
タ△(=a−b)を算出する(S604)。次いで、差
分データ△と所定の許容閾値cを比較し(S605)、
△≦c(Yes)ならば現像剤のパッキングは生じてい
ないと判断して、トナー濃度制御をインダクタンス検知
方式ATRとする(S606)。△>c(No)なら
ぱ、無視できない現像剤のパッキングが発生していると
判断して、以後のトナー濃度制御をビデオカウント方式
ATRとする(S607)。
【0031】なお、ビデオカウント方式ATRから再び
インダクタンス方式検知ATRに戻すには、前述の第1
スクリュー58の「撹拌時間」をカウントし、その累計
値が所定値に達した場合に回復したとみなす。
インダクタンス方式検知ATRに戻すには、前述の第1
スクリュー58の「撹拌時間」をカウントし、その累計
値が所定値に達した場合に回復したとみなす。
【0032】トナー濃度制御がインダクタンス検知AT
Rとなった場合について以下に詳述する。
Rとなった場合について以下に詳述する。
【0033】前述のように、CPU67はビデオカウン
ト数からモータ70の駆動時間を制御することでトナー
補給を行う。本実施例で用いられるモータ70はステッ
ピングモータで、駆動回路69からの入力パルスに従っ
て所定の角度だけ回転するように構成されており、CP
U67は駆動回路69を介して入力パルスの数を制御す
ることでモータ70の駆動時間を制御している。いま、
1つの入力パルスにつき、モータ70に連結されている
搬送スクリュー62が3度回転するように設定されてお
り、搬送スクリュー62が一回転する毎に約80mgの
トナーが補給されるものとする。例えば、紙サイズがA
4で印字比率が6%のとき60mgのトナーを消費する
とすると、CPU67は駆動回路69を介して80パル
スをモータ70に入力し、搬送スクリュー62を240
度回転(2/3回転)させる。
ト数からモータ70の駆動時間を制御することでトナー
補給を行う。本実施例で用いられるモータ70はステッ
ピングモータで、駆動回路69からの入力パルスに従っ
て所定の角度だけ回転するように構成されており、CP
U67は駆動回路69を介して入力パルスの数を制御す
ることでモータ70の駆動時間を制御している。いま、
1つの入力パルスにつき、モータ70に連結されている
搬送スクリュー62が3度回転するように設定されてお
り、搬送スクリュー62が一回転する毎に約80mgの
トナーが補給されるものとする。例えば、紙サイズがA
4で印字比率が6%のとき60mgのトナーを消費する
とすると、CPU67は駆動回路69を介して80パル
スをモータ70に入力し、搬送スクリュー62を240
度回転(2/3回転)させる。
【0034】上記で印字比率が2%のときは、搬送スク
リュー62を90度回転(1/4回転)させて、20m
gのトナーを補給することになるはずである。しかしな
がら、本実施例の搬送スクリュー62は回転数が1/2
未満になると現像器内に落とせるトナー量が不安定にな
り、上記のように印字比率が2%のときは、あるときは
40〜50mgトナー補給し、別のときは全くトナー補
給しないなどのばらつきが生じる。印字比率2%の画像
を連続出力すると、補給トナー量の平均は20mgに近
づくが、徐々にトナーが送られるため若干トナー密度が
高くなり、20mgより多めに供給される傾向などが現
れた。これは印字比率が低くなるほど顕著になった。本
実施例以外のトナー補給手段でも、印字比率が低くな
り、補給すべきトナー量が少なくなるに従って、実際に
補給されるトナー量のばらつきが大きくなり、トナー補
給量の累計誤差が増大することは容易に予想される。本
実施例のように過剰補給気味になる場合もあれば、供給
不足気味になることもありえる。
リュー62を90度回転(1/4回転)させて、20m
gのトナーを補給することになるはずである。しかしな
がら、本実施例の搬送スクリュー62は回転数が1/2
未満になると現像器内に落とせるトナー量が不安定にな
り、上記のように印字比率が2%のときは、あるときは
40〜50mgトナー補給し、別のときは全くトナー補
給しないなどのばらつきが生じる。印字比率2%の画像
を連続出力すると、補給トナー量の平均は20mgに近
づくが、徐々にトナーが送られるため若干トナー密度が
高くなり、20mgより多めに供給される傾向などが現
れた。これは印字比率が低くなるほど顕著になった。本
実施例以外のトナー補給手段でも、印字比率が低くな
り、補給すべきトナー量が少なくなるに従って、実際に
補給されるトナー量のばらつきが大きくなり、トナー補
給量の累計誤差が増大することは容易に予想される。本
実施例のように過剰補給気味になる場合もあれば、供給
不足気味になることもありえる。
【0035】また、印字比率が非常に高い画像の場合、
例えば紙サイズがA4で印字比率が90%のとき、消費
されるトナー量は約900mgに達する。これを一気に
補給した場合、現像スリーブ54に達するまで、第2ス
クリュー59は補給されたトナーとすでに現像装置内に
ある現像剤とを撹拌搬送するが、十分にトナー濃度及び
トナー帯電量を均一化できない場合があった。帯電量不
足のトナーは、白地部に反転カブリを生じさせ、静電的
鏡映力が小さいため機内に飛散しやすい。
例えば紙サイズがA4で印字比率が90%のとき、消費
されるトナー量は約900mgに達する。これを一気に
補給した場合、現像スリーブ54に達するまで、第2ス
クリュー59は補給されたトナーとすでに現像装置内に
ある現像剤とを撹拌搬送するが、十分にトナー濃度及び
トナー帯電量を均一化できない場合があった。帯電量不
足のトナーは、白地部に反転カブリを生じさせ、静電的
鏡映力が小さいため機内に飛散しやすい。
【0036】上記の問題を防ぐため、本実施例では、一
回のトナー補給で供給するトナー補給量の上限値及び下
限値を定めた。本実施例における、ビデオカウント方式
ATRのトナー補給制御方式を図7のフローチャートを
参照して説明する。
回のトナー補給で供給するトナー補給量の上限値及び下
限値を定めた。本実施例における、ビデオカウント方式
ATRのトナー補給制御方式を図7のフローチャートを
参照して説明する。
【0037】まず画像形成信号の受信によって、画像形
成装置の動作が始まると(S701)、前回の画像形成
動作でカウントされたビデオカウント数C1がRAM6
8からCPU67に送られる(S702)。同時に今回
の画像形成におけるビデオカウント数Cnewのカウン
トを始める(S703)。CPU67はビデオカウント
数C1とあらかじめ定められている下限ビデオカウント
数Cminを比較する(S704)。C1<Cmin
(No)ならば、以下の処理をスキップして今回の画像
形成におけるビデオカウント数Cnewのカウント終了
(S710)を待ってC1を加算し(Cnew=C1+
Cnew)(S711)、加算結果を新たなC1として
(C1=Cnew)、RAM68のC1を更新する(S
713)。
成装置の動作が始まると(S701)、前回の画像形成
動作でカウントされたビデオカウント数C1がRAM6
8からCPU67に送られる(S702)。同時に今回
の画像形成におけるビデオカウント数Cnewのカウン
トを始める(S703)。CPU67はビデオカウント
数C1とあらかじめ定められている下限ビデオカウント
数Cminを比較する(S704)。C1<Cmin
(No)ならば、以下の処理をスキップして今回の画像
形成におけるビデオカウント数Cnewのカウント終了
(S710)を待ってC1を加算し(Cnew=C1+
Cnew)(S711)、加算結果を新たなC1として
(C1=Cnew)、RAM68のC1を更新する(S
713)。
【0038】C1≧Cmin(Yes)ならば、さらに
C1とあらかじめ定められている上限ビデオカウント数
Cmaxを比較する(S705)。C1≦Cmax(Y
es)ならば、RAM68が有しているビデオカウント
数とモータ70の駆動時間との対応関係を示す換算テー
ブルを読み出し、C1に応じたトナー量を補給するよう
駆動回路69にモータ70の駆動命令を送る(S70
6)。駆動回路69はモータは前ステップで定められた
駆動時間に応じた数のパルスをモータ70に入力し、搬
送スクリュー62を回転させてトナーを補給する(S7
07)。(S705)でC1>Cmax(No)なら
ば、C2=C1−Cmaxを算出し(S708)、RA
M68が有しているビデオカウント数とモータ70の駆
動時間との対応関係を示す換算テーブルを読み出し、C
maxに応じたトナー量を補給するよう駆動回路69に
モータ70の駆動命令を送る(S709)。駆動回路6
9はモータは前ステップで定められた駆動時間に応じた
数のパルスをモータ70に入力し、搬送スクリュー62
を回転させてトナーを補給する(S707)。その一方
で、今回の画像形成におけるビデオカウント数Cnew
のカウント終了(S710)を待ってC2を加算し(C
new=C2+Cnew)(S712)、加算結果を新
たなC1として(C1=Cnew)、RAM68のC1
を更新する(S713)。以下、画像形成ごとに上記の
動作を繰り返す。
C1とあらかじめ定められている上限ビデオカウント数
Cmaxを比較する(S705)。C1≦Cmax(Y
es)ならば、RAM68が有しているビデオカウント
数とモータ70の駆動時間との対応関係を示す換算テー
ブルを読み出し、C1に応じたトナー量を補給するよう
駆動回路69にモータ70の駆動命令を送る(S70
6)。駆動回路69はモータは前ステップで定められた
駆動時間に応じた数のパルスをモータ70に入力し、搬
送スクリュー62を回転させてトナーを補給する(S7
07)。(S705)でC1>Cmax(No)なら
ば、C2=C1−Cmaxを算出し(S708)、RA
M68が有しているビデオカウント数とモータ70の駆
動時間との対応関係を示す換算テーブルを読み出し、C
maxに応じたトナー量を補給するよう駆動回路69に
モータ70の駆動命令を送る(S709)。駆動回路6
9はモータは前ステップで定められた駆動時間に応じた
数のパルスをモータ70に入力し、搬送スクリュー62
を回転させてトナーを補給する(S707)。その一方
で、今回の画像形成におけるビデオカウント数Cnew
のカウント終了(S710)を待ってC2を加算し(C
new=C2+Cnew)(S712)、加算結果を新
たなC1として(C1=Cnew)、RAM68のC1
を更新する(S713)。以下、画像形成ごとに上記の
動作を繰り返す。
【0039】本実施例では、紙サイズがA4で400d
pi,256階調の場合を基本とし、印字比率が4%の
場合を下限値とし、上限値は印字比率が75%の場合を
想定した。上記の場合の1枚あたりの最大ビデオカウン
ト数は約3884×10^6なので、Cmin=155
×10^6とし、Cmax=3100×10^6とし
た。
pi,256階調の場合を基本とし、印字比率が4%の
場合を下限値とし、上限値は印字比率が75%の場合を
想定した。上記の場合の1枚あたりの最大ビデオカウン
ト数は約3884×10^6なので、Cmin=155
×10^6とし、Cmax=3100×10^6とし
た。
【0040】上記のフローチャートに従えば、1回のト
ナー補給量は40mg〜750mgとなり、1回のトナ
ー補給量が40mgに満たない場合は次回の補給時に繰
り越され、1回のトナー補給量が750mgを超過する
場合は750mgのみ補給され、超過分が次回の補給時
に繰り越されることになる。
ナー補給量は40mg〜750mgとなり、1回のトナ
ー補給量が40mgに満たない場合は次回の補給時に繰
り越され、1回のトナー補給量が750mgを超過する
場合は750mgのみ補給され、超過分が次回の補給時
に繰り越されることになる。
【0041】上記のように下限値に満たないほど少量補
給される場合は、ほとんどトナー濃度に変化はないた
め、次回に繰り越しても画像品位上の問題は生じない。
また、上限値を定めたことで一時的にトナー濃度が減少
することがあるが、近々に不足分を補えば画像品位上の
問題は生じず、むしろ一気に補給される場合の弊害を避
けることができる。
給される場合は、ほとんどトナー濃度に変化はないた
め、次回に繰り越しても画像品位上の問題は生じない。
また、上限値を定めたことで一時的にトナー濃度が減少
することがあるが、近々に不足分を補えば画像品位上の
問題は生じず、むしろ一気に補給される場合の弊害を避
けることができる。
【0042】下限値は前述のように本実施例でトナー補
給が不安定になる境界付近のトナー補給量から定め、上
限値は本実施例のトナー攪拌・搬送系で帯電均一性が保
てる範囲から定めた。もちろん上下限値は上記に固定さ
れるものではなく、使用するトナー供給装置や攪拌・搬
送系の能力によって、トナー補給量が供給過剰もしくは
供給不足となったり、トナー帯電量が不足したりしなけ
れば任意の値に設定しても良い。例えば、トナー攪拌・
搬送系のトナー帯電能力が高ければ、カブリや機内飛散
を引き起こすことはないため上限値を定める必要はな
い。
給が不安定になる境界付近のトナー補給量から定め、上
限値は本実施例のトナー攪拌・搬送系で帯電均一性が保
てる範囲から定めた。もちろん上下限値は上記に固定さ
れるものではなく、使用するトナー供給装置や攪拌・搬
送系の能力によって、トナー補給量が供給過剰もしくは
供給不足となったり、トナー帯電量が不足したりしなけ
れば任意の値に設定しても良い。例えば、トナー攪拌・
搬送系のトナー帯電能力が高ければ、カブリや機内飛散
を引き起こすことはないため上限値を定める必要はな
い。
【0043】〔第2実施形態〕次に本発明の第二の実施
例について説明する。
例について説明する。
【0044】本実施例では、図8に示すプロセスユニッ
ト以外の構成は第一の実施例と同様であるので、共通す
る構成要素の符号は第一の実施例と同じものを用い、構
成図も図1及び図2を流用する。また、第一の実施例と
動作が同じものはその説明を省略する。
ト以外の構成は第一の実施例と同様であるので、共通す
る構成要素の符号は第一の実施例と同じものを用い、構
成図も図1及び図2を流用する。また、第一の実施例と
動作が同じものはその説明を省略する。
【0045】図8に示すように、本実施例では、第一の
実施例において1つの画像形成ステーションを構成して
いた感光体ドラム40、露光装置41、一次帯電装置4
2、現像装置44、クリーニング装置50を一まとめに
して画像形成装置から着脱可能に構成してプロセスユニ
ット80とした。カラー画像形成装置の場合には、例え
ばシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色
に対する4つのプロセスユニット80がある。
実施例において1つの画像形成ステーションを構成して
いた感光体ドラム40、露光装置41、一次帯電装置4
2、現像装置44、クリーニング装置50を一まとめに
して画像形成装置から着脱可能に構成してプロセスユニ
ット80とした。カラー画像形成装置の場合には、例え
ばシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色
に対する4つのプロセスユニット80がある。
【0046】本実施例のプロセスユニット80の現像装
置には、二成分現像剤の見かけの透磁率を検知するイン
ダクタンス検知手段のインダクタンスヘッド20が設置
され、トナー濃度制御に必要なデータであるビデオカウ
ント数を記憶する記憶手段であるRAM81が設けられ
ている。インダクタンスセンサとRAM81には図示し
ないコネクタを介して、画像形成装置内でCPU67に
つながるように構成されている。このプロセスユニット
は画像形成装置に対して着脱自在に構成されている。
置には、二成分現像剤の見かけの透磁率を検知するイン
ダクタンス検知手段のインダクタンスヘッド20が設置
され、トナー濃度制御に必要なデータであるビデオカウ
ント数を記憶する記憶手段であるRAM81が設けられ
ている。インダクタンスセンサとRAM81には図示し
ないコネクタを介して、画像形成装置内でCPU67に
つながるように構成されている。このプロセスユニット
は画像形成装置に対して着脱自在に構成されている。
【0047】本実施例のプロセスユニット80には、第
一の実施例のように、ビデオカウント検知方式ATRに
よるトナー濃度情報を行うための最低限のプロセスユニ
ット固有情報として、RAM81に「前回の画像形成時
のビデオカウント数C1」が格納されている。このこと
によって、プロセスユニットの互換性が保たれ、使用中
に他のプロセスユニットと入れ換えても、同機種の別の
画像形成装置に入れ換えてもトナー濃度制御が可能とな
る。
一の実施例のように、ビデオカウント検知方式ATRに
よるトナー濃度情報を行うための最低限のプロセスユニ
ット固有情報として、RAM81に「前回の画像形成時
のビデオカウント数C1」が格納されている。このこと
によって、プロセスユニットの互換性が保たれ、使用中
に他のプロセスユニットと入れ換えても、同機種の別の
画像形成装置に入れ換えてもトナー濃度制御が可能とな
る。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、ビデオカウント方式ATRを
行っている場合にトナー補給量の累積誤差の増大及びト
ナーの大量補給による弊害を抑制し、適正なトナー濃度
を維持することが可能な画像形成装置を提供できる。ま
た、上記のプロセスユニットが、適正なトナー濃度を維
持したまま、互換可能である画像形成装置及びプロセス
ユニットを提供できる。
の画像形成装置によれば、ビデオカウント方式ATRを
行っている場合にトナー補給量の累積誤差の増大及びト
ナーの大量補給による弊害を抑制し、適正なトナー濃度
を維持することが可能な画像形成装置を提供できる。ま
た、上記のプロセスユニットが、適正なトナー濃度を維
持したまま、互換可能である画像形成装置及びプロセス
ユニットを提供できる。
【図1】本発明が適用される画像形成装置の一例の全体
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図2】図1の画像形成装置が具備する現像器の概略構
成図である。
成図である。
【図3】図1の画像形成装置において画像情報信号をカ
ウントする方法の説明図である。
ウントする方法の説明図である。
【図4】現像剤の濃度変化とインダクタンスセンサの検
出信号の特性図である。
出信号の特性図である。
【図5】現像剤の凝集によりインダクタンス検知方式A
TRで誤検知を起こすメカニズムを説明する図である。
TRで誤検知を起こすメカニズムを説明する図である。
【図6】第一の実施例におけるトナー濃度制御方式の切
り替え制御を説明するフローチャートである。
り替え制御を説明するフローチャートである。
【図7】第一の実施例におけるビデオカウント方式AT
Rの制御を説明するフローチャートである。
Rの制御を説明するフローチャートである。
【図8】第二の実施例におけるプロセスユニットの概略
構成図である。
構成図である。
20 インダクタンスヘッド
40 感光体ドラム
41 露光装置
42 一次帯電装置
43 二成分現像剤
44 現像装置
47 転写材担持ベルト
48 転写材
49 転写帯電器
50 クリーニング装置
60 トナー補給槽
63 トナー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H027 DA01 DA11 DA14 DA39 DB01
DD07 DE04 DE07 DE10 EA06
EB04 EC06 EC08 EC09 EC10
EC19 ED10 EE02 EE04 EE07
EF06
2H077 AA11 AB02 AB07 AC02 AC12
AD06 AD13 AD36 DA10 DA18
DA42 DA52 DA78 DA80 DA82
DB18 DB22 EA03 GA13
Claims (2)
- 【請求項1】 画像情報信号の印字画素数の累計値に基
づいてトナー補給量を計算し、トナー補給手段を動作さ
せる現像剤濃度制御手段を有する画像形成装置におい
て、 前記現像剤濃度制御手段で計算された補給量を記憶する
記憶手段を有し、一回のトナー補給で供給するトナー補
給量の上限値及び下限値を定め、計算された補給量が上
限値を超えた場合は超過量を、下限値に至らない場合は
その補給量を次回のトナー補給に繰り越す現像剤濃度制
御手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1の画像形成装置において、現像
手段を含むプロセスユニットが画像形成装置から容易に
着脱可能に構成され、画像情報信号の印字画素数の累計
値に基づいて計算された補給量を記憶する記憶手段を有
することを特徴とする画像形成装置及びプロセスユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119996A JP2003316144A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119996A JP2003316144A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003316144A true JP2003316144A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29536345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002119996A Pending JP2003316144A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003316144A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7257336B2 (en) | 2004-01-14 | 2007-08-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Developing device, image forming device equipped therewith, and developing density adjusting method |
JP2007279420A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置、現像装置、及び、画像形成装置 |
JP2007310088A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2008276073A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010107803A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2011085898A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-04-28 | Ricoh Co Ltd | トナー容器、及び、画像形成装置 |
US8009997B2 (en) | 2005-11-11 | 2011-08-30 | Ricoh Company, Ltd. | Toner replenishment determination device of an image forming apparatus |
JP2013020185A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 制御装置、画像形成装置、画像形成システム及びプログラム |
JP2013130813A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 制御装置、画像形成装置、画像形成システム及びプログラム |
-
2002
- 2002-04-23 JP JP2002119996A patent/JP2003316144A/ja active Pending
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