JP2003316086A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003316086A
JP2003316086A JP2002119991A JP2002119991A JP2003316086A JP 2003316086 A JP2003316086 A JP 2003316086A JP 2002119991 A JP2002119991 A JP 2002119991A JP 2002119991 A JP2002119991 A JP 2002119991A JP 2003316086 A JP2003316086 A JP 2003316086A
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Hiroshi Kataoka
洋 片岡
Masaru Shimura
大 紫村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動両面印字装置を備えた画像形成装置にお
いて、通常より小さい記録材端部余白としてゼロエッジ
プリントが選択され、自動両面プリントが行われる場合
に、裏面の画像が欠けたり、記録材に転写されないトナ
ーが画像形成装置内に飛散して装置内を汚すことを防止
すること。 【解決手段】 自動画像両面装置80を用いた自動両面
画像形成時に、通常の記録材端部余白より狭い記録材端
部余白を選択しても、最初に画像形成された記録材面の
画像端部余白より、裏面の画像端部余白は広くする、若
しくは通常の画像端部余白とする構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成手段を有するLBPや複写機等の画像形成装置に
関するものであるる。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタ、等の画像
形成装置においては、レーザ光等によって描かれた潜像
を現像せしめる現像装置と、現像されたトナー像を記録
材に転写せしめる転写手段と、転写されたトナー像を記
録材上に定着せしめる定着器とを備えたものが主流とな
っている。
【0003】図2は、その代表例としての従来のレーザ
ビームプリンタである。以下、図2のレーザビームプリ
ンタの構成部品を説明する。
【0004】プリンタ本体(画像形成装置本体)内に
は、レーザスキャナ40、感光ドラム41と、一次帯電
ローラ42と現像ローラ43を含む印字プロセスユニッ
ト45、転写ローラ46、定着器60、搬送ローラ対4
8、給紙カセット50と給紙ローラ(ピックアップロー
ラを含む)51等が設置されている。
【0005】給紙カセット50内に積載収納されたシー
ト状の記録材Pは、反時計方向に回転する給紙ローラ5
1により給送され、搬送板金52に導かれて搬送ローラ
対48のニップ部へ送られる。
【0006】次いで、記録材Pは搬送ローラ対48によ
って感光ドラム41と転写ローラ46との間に送られ
る。
【0007】感光ドラム41は時計方向に回転してお
り、感光ドラム表面は一次帯電ローラ42でマイナス電
位に均一に帯電されている。そして、その外周面には、
レーザスキャナ40からのレーザ光Lにより静電潜像が
順次形成され、続いてその静電潜像が現像ローラ43で
現像され、マイナスに帯電したトナーによるトナー像が
形成される。このレーザ光Lは、パソコン等で形成され
た画像情報に基づき、画像形成装置において画像形成可
能な信号へと変換され、文字やグラフィックス等の印字
する部分に応じて、レーザが発光されることになる。
【0008】感光ドラム41と転写ローラ46との間に
送られた記録材Pには、感光ドラム41上のトナー像
は、プラス電位が印加された転写ローラ46により順次
転写される。この転写ローラは感光ドラムに対して早回
しをさせるのが一般的である。
【0009】それは、一般的に、転写ローラ46は、画
像を形成しているトナーの一部が転写されない中抜け現
象などの印字品位の低下を防止するために、感光ドラム
41はプロセススピードに対して遅く、転写ローラ46
は、速く駆動されているためである。つまり、感光ドラ
ム41は記録材Pの搬送に対して、反力として働き、転
写ローラ46は駆動力として働いていることになる。こ
れらのバランスをとり、通常印字時で、記録材Pの搬送
スピードがプロセススピードに近傍になるように構成さ
れている。
【0010】又、転写ローラ46は、記録材搬送も兼ね
ている。
【0011】このようにしてトナー像が転写された記録
材Pは定着器60へ送られ、ここで加熱・加圧されてト
ナー像が記録材Pに定着する。
【0012】この後、記録材Pは搬送ローラ対61によ
り排紙ローラ71へ送られ、次いで排紙ローラ71によ
りプリンタ本体上面の排紙トレイ70上に排紙される。
【0013】そして、この従来のレーザビームプリンタ
では、印字プロセスユニット45、定着器60等のユニ
ットや、給紙ローラ51、転写ローラ46等のローラ関
係は、消耗部品であり、その製品のライフの中に何回か
の交換が必要である。
【0014】又、記録材の裏表両面に印字を自動的に行
う自動両面装置CCは、定着器60を抜けた記録材が、
自動両面装置80に搬送され、反転し、再度、給紙機構
に搬送され、再給紙されることになる。記録材の搬送さ
れる経路は、幾つかのタイプに分類されるが、自動両面
装置80で反転され、再給紙されることで、自動両面印
字を成している。
【0015】以上、簡単に説明した画像形成装置は、印
字範囲の画像の保護、画像形成装置の保護、として記録
材に対して形成された画像が、記録材から欠けることが
ないように、記録材の周囲にある範囲で画像形成が成さ
れない、又は、禁止された領域として図3に示すような
記録材端部余白を設けている。この記録材端部余白の範
囲は、画像形成に関わる各部品、例えば、給紙装置、感
光ドラムに静電潜像を形成するレーザの書き出し位置、
転写装置としての転写ローラ、各記録材搬送ローラ、等
の位置のバラツキ、スラストがた、等により、記録材の
所定の位置に画像を形成したり、画像形成装置内に現像
剤であるトナーの飛散を防止するためのものである。そ
のため、各部品の取り付け公差、スラストがた、等を見
込んで、記録材の先端、後端、左端、右端、の各記録材
端部には約5mm巾の余白を設けるのが一般的である。
【0016】しかし、記録材に占める画像が大きく記録
材端部余白を設けることで画像が切り取られたり、記録
材端部余白を用いて区分、仕分けを目的とする名称・番
号、等を印字させる、等のゼロエッジプリントがユーザ
の使用形態によっては望まれることがある。
【0017】そこで、ユーザが選択的に、画像端部余白
を通常より小さくしたり、画像端部余白を任意に設定出
来るゼロエッジプリントがとられることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、自動両面装置を備えている画像形成装置で自
動両面印字を行うと、最初に印字する面は所望の記録材
端部余白が確保されるため、画像が欠けたり、記録材に
転写されないトナーが画像形成装置内に飛散することは
ないが、裏面への印字では、画像が欠けたり、記録材に
転写されないトナーが画像形成装置内へ飛散することが
ある。
【0019】この現象は、裏面の記録材端部余白でも、
後端余白が確保されなくなり発生するのが顕著で、画像
右端、左端余白が次いで発生し易くなる。
【0020】これは、最初の印字面の未定着トナーが定
着器で定着されると同時に、記録材に含有される水分が
定着ローラ、加圧ローラからの熱で気化され蒸発するこ
とで、記録材が収縮することに起因している。この記録
材の収縮の割合は、記録材の種類、サイズ、秤量、含有
水分量、等に左右されることになるので、一概には言え
ないが、おおよそ1.0%未満である。
【0021】加えて、画像後端で顕著になるのは、記録
材にトナーが転写される際の影響であり、次に詳細に説
明する。
【0022】感光ドラム上の静電潜像は、現像器におい
てトナー像として可視化され、記録材に転写される。こ
の時、転写ローラと接する記録材面(最初に画像形成が
成された面)のトナーは完全に定着されており、転写ロ
ーラと記録材の間の搬送状態は安定している。対して、
感光ドラムと接する記録材面は、未定着トナーが記録材
と感光ドラムの間に介在することになり、未定着トナー
が滑り剤の役目をすることになる。そのため、記録材上
に占めるトナーの割合が高いほど滑り剤としての効果が
高まり記録材と感光ドラムの間の摩擦抵抗が小さくな
る。反対に、トナーの占める割合が低ければ滑り剤の効
果は小さくなり記録材と感光ドラムの間の摩擦抵抗は大
きくなることになる。
【0023】つまり、転写ローラから受ける記録材への
搬送力は安定してほぼ一定なのに対して、感光ドラムと
接する面の摩擦抵抗が小さくなる場合は、感光ドラムの
周速度に対する記録材の搬送速度の相対速度の差は大き
くなり、転写された画像は記録材に対して伸びることに
なる。反対に、感光ドラムと接する面の摩擦抵抗が大き
くなる場合は、感光ドラムの同速度に対する記録材の搬
送速度の相対速度の差は小さく、転写された画像は記録
材に対して伸びることはない。
【0024】このような理由で、記録材後端は、画像の
印字率が高ければ後端余白が小さくなり、低印字率であ
れば後端余白は確保されることになる。
【0025】以上のようなことから、自動両面印字を行
うと、通常より小さい画像端部余白としてゼロエッジプ
リントを選択しても、最初に印字する面は問題にはなら
ないが、次に印字する裏面は、記録材の収縮や画像によ
る伸びの影響によって、画像端部、特に後端、右端、左
端の画像が欠け易くなり、記録材に転写されなかったト
ナーが画像形成装置内に飛散して汚れとなり次の記録材
を汚したり、飛散したトナーが蓄積することにより記録
材の搬送を妨げ記録材つまりにつながることになる。
【0026】上記課題を解決するために本発明では、自
動両面印字装置を備えた画像形成装置において、通常の
記録材端部余白より小さい記録材端部余白が選択され、
自動両面印字が行われる場合に、裏面の画像が欠けた
り、記録材に転写されないトナーが画像形成装置内に飛
散して装置内を汚すのを防止するための手段として、下
記の解決法を提案する。
【0027】<解決法1>光半導体からなる像担持体に
静電潜像を形成し、現像剤を現像することで静電潜像を
可視化した後、記録材に未定着現像剤として転写し、一
対の回転体の間に記録材を挿入し、加熱・加圧すること
で、現像剤像を記録材上に永久定着する画像形成装置
に、記録材の両面に自動で画像形成を行う自動画像両面
装置を備え、画像領域の画像保護、及び、画像形成装置
の保護の領域、として設ける記録材端部余白を、通常の
記録材端部余白より狭い記録材端部余白に切替えること
が可能な画像形成装置において、自動両面画像形成時
に、通常の記録材端部余白より狭い記録材端部余白を選
択しても、最初に画像形成された記録材面の画像端部余
白より、裏面の画像端部余白は広くする、若しくは、通
常の画像端部余白とすることを特徴とする画像形成装置
とすることで、裏面に印字される画像の欠け、記録材に
転写されないトナーが画像形成装置内に飛散しての装置
内汚れ、の発生を防止出来る画像形成装置を提供するこ
と。
【0028】<解決法2>光半導体からなる像担持体に
静電潜像を形成し、現像剤を現像することで静電潜像を
可視化した後、記録材に未定着現像剤として転写し、一
対の回転体の間に記録材を挿入し、加熱・加圧すること
で、現像剤像を記録材上に永久定着する画像形成装置
に、記録材の両面に自動で画像形成を行う自動画像両面
装置を備え、画像領域の画像保護、及び、画像形成装置
の保護の領域、として設ける記録材端部余白を、通常の
記録材端部余白より狭い記録材端部余白に切替えること
が可能な画像形成装置において、自動両面画像形成時
に、通常の記録材端部余白より狭い記録材端部余白が選
択された場合は、裏面の画像情報に応じて、選択された
記録材端部余白より大きい記録材端部余白を設定するこ
とを特徴とする画像形成装置とすることで、裏面に印字
される画像の欠け、記録材に転写されないトナーが画像
形成装置内に飛散しての装置内汚れ、の発生を防止出来
る画像形成装置を提供すること。
【0029】<解決法3>光半導体からなる像担持体に
静電潜像を形成し、現像剤を現像することで静電潜像を
可視化した後、記録材に未定着現像剤として転写し、一
対の回転体の間に記録材を挿入し、加熱・加圧すること
で、現像剤像を記録材上に永久定着する画像形成装置
に、記録材の両面に自動で画像形成を行う自動画像両面
装置を備え、画像領域の画像保護、及び、画像形成装置
の保護の領域、として設ける記録材端部余白を、通常の
記録材端部余白より狭い記録材端部余白に切替えること
が可能な画像形成装置において、自動両面画像形成時
に、通常の記録材端部余白より狭い記録材端部余白が選
択された場合は、裏面の画像情報に応じて、裏面の画像
情報を任意に間引くことを特徴とする画像形成装置とす
ることで、裏面に印字される画像の欠け、記録材に転写
されないトナーが画像形成装置内に飛散しての装置内汚
れ、の発生を防止出来る画像形成装置を提供すること。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、光半導体からなる像担持体に静電潜像を形成し、現
像剤を現像することで静電潜像を可視化した後、記録材
に未定着現像剤として転写し、一対の回転体の間に記録
材を挿入し、加熱・加圧することで、現像剤像を記録材
上に永久定着する画像形成装置に、記録材の両面に自動
で画像形成を行う自動画像両面装置を備え、画像領域の
画像保護、及び、画像形成装置の保護の領域、として設
ける記録材端部余白を、通常の記録材端部余白より狭い
記録材端部余白に切替えることが可能な画像形成装置に
おいて、自動両面画像形成時に、通常の記録材端部余白
より狭い記録材端部余白を選択しても、最初に画像形成
された記録材面の画像端部余白より、裏面の画像端部余
白は広くする、若しくは、通常の画像端部余白とするこ
とを特徴とする。
【0031】本発明に係る第2の発明は、前記の画像形
成装置において、自動両面画像形成時に、通常の記録材
端部余白より狭い記録材端部余白を選択しても、裏面の
記録材端部余白は、画像先端の余白を除いて、最初に画
像形成された記録材面の画像端部余白より広くする、若
しくは、通常の画像端部余白とすることを特徴とする。
【0032】本発明に係る第3の発明は、前記の画像形
成装置において、自動両面画像形成時に、通常の記録材
端部余白より狭い記録材端部余白を選択しても、裏面の
記録材後端の端部余白は、最初画像形成された記録材面
の画像端部余白より広く、若しくは、通常の画像端部余
白とすることを特徴とする。
【0033】本発明に係る第4の発明は、光半導体から
なる像担持体に静電潜像を形成し、現像剤を現像するこ
とで静電潜像を可視化した後、記録材に未定着現像剤と
して転写し、一対の回転体の間に記録材を挿入し、加熱
・加圧することで、現像剤像を記録材上に永久定着する
画像形成装置に、記録材の両面に自動で画像形成を行う
自動画像両面装置を備え、画像領域の画像保護、及び、
画像形成装置の保護の領域、として設ける記録材端部余
白を、通常の記録材端部余白より狭い記録材端部余白に
切替えることが可能な画像形成装置において、自動両面
画像形成時に、通常の記録材端部余白より狭い記録材端
部余白が選択された場合は、裏面の画像情報に応じて、
選択された記録材端部余白より大きい記録材端部余白を
設定することを特徴とする。
【0034】本発明に係る第5の発明は、光半導体から
なる像担持体に静電潜像を形成し、現像剤を現像するこ
とで静電潜像を可視化した後、記録材に未定着現像剤と
して転写し、一対の回転体の間に記録材を挿入し、加熱
・加圧することで、現像剤像を記録材上に永久定着する
画像形成装置に、録材の両面に自動で画像形成を行う自
動画像両面装置を備え、画像領域の画像保護、及び、画
像形成装置の保護の領域、として設ける記録材端部余白
を、通常の記録材端部余白より狭い記録材端部余白に切
替えることが可能な画像形成装置において、自動両面画
像形成時に、通常の記録材端部余白より狭い記録材端部
余白が選択された場合は、裏面の画像情報に応じて、裏
面の画像情報を任意に間引くことを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる画像形成装
置を図面に則して更に詳しく説明する。なお、次に説明
する実施形態では、図2に示した画像形成装置に具現化
するものとする。したがって、画像形成装置の全体、及
び、機能についての詳しい説明は省略し、本発明の特徴
部分について説明する。また、前出の部材と同一の機能
を有する部材には同一符号を付し、説明を省略する。
【0036】〔第1実施形態〕図1は本発明の実施形態
1に係わる画像形成装置の動作に関する簡単なフローチ
ャートで、これを用いて、以下説明する。
【0037】尚、本実施形態における定着装置の構成
で、従来例と同様である箇所については説明を省略す
る。又、広く知られている電子写真方式の画像形成装置
についても説明は省略する。
【0038】本実施形態で用いた、画像形成装置はA4
サイズの記録材を横方向の通紙で毎分24枚プリントす
ることが可能なキャノン販売(株)製のレーザビームプ
リンタであるLBP−930を用いて検討した。
【0039】本画像形成装置の通常での記録材端部余白
は5mmであるが、ゼロエッジプリントとして記録材端
部余白を任意に1〜5mmで設定可能とした。
【0040】この画像形成装置を用いて、自動両面によ
る両面プリントを行い、記録材端部余白を変えた場合
の、裏面での画像の欠けを確認した。確認は、A3サイ
ズの記録材で、記録材に占める印字の割合(=印字率)
として、20%の縦線画像で確認した。その結果を下記
の表1に示す。画像の欠けが発生しない場合は○で、画
像が欠けた場合は×とした。
【0041】
【表1】 上記の表1の結果のように、記録材先端の余白は1mm
でも画像欠けの問題は発生しないが、右端や左端といっ
た記録材の搬送方向の両端は、最初の面のトナー定着の
ために定着器を通過したことで記録材に含めれる水分が
蒸発し記録材が収縮することで、1mmの端部余白では
画像欠けが発生してしまった。これに、画像形成装置の
搬送部での各部品の取り付け公差、スラストがた、感光
ドラムへの静電潜像形成のためのレーザの書き込み位置
の誤差、等を考慮すると、右端、左端の記録材端部余白
は2mm以上とするのが望まれる。
【0042】又、記録材後端の端部余白は、3mmでも
画像欠けが発生してしまった。先に述べた右端、左端余
白の1mmに対して、3mmでも画像欠けが発生したの
は、感光ドラムから記録材へトナーが転写される際の画
像の伸びによるものである。画像後端余白でも、右端や
左端余白と同様に、搬送部での各部品の取り付け公差、
スラストがた、感光ドラムへの静電潜像形成のためのレ
ーザの書き込み位置の誤差、等を考慮して、後端余白4
mm以上とするのが望ましい。
【0043】そこで、上記と同様な確認を、各部品の公
差、スラストがた、感光ドラムへの静電潜像形成のため
のレーザの書き込み位置の誤差、等を変えて、記録材端
部余白との関係を確認した。
【0044】その結果、本発明の第1実施形態として
は、自動両面印字装置を備えた画像形成装置において、
通常より小さい記録材端部余白としてゼロエッジプリン
トを選択した場合は、図1のフローチャートに示したよ
うに、最初の印字は選択された任意の記録材端部余白で
画像形成を行うが、本発明の特徴である裏面への画像形
成は、選択された任意の記録材端部余白に依らず通常の
記録材端部余白とした。
【0045】このように両面プリント時の裏面の記録材
端部余白を変更する画像形成装置として、記録材への画
像の欠け、画像形成装置内へのトナーの飛散による汚れ
の発生を確認したが、共に不具合は発生することなく、
上記の問題を解決することが出来た。
【0046】実施形態1で説明した画像形成装置では、
自動両面印字を行った場合の裏面の記録材端部余白は、
先端、後端、右端、左端、に依らずに、通常の記録材端
部余白としたが、先に述べたように、記録材先端余白は
通常の記録材端部余由の5mmに対して、ゼロエッジプ
リントとして記録材端部余白を1mmとしても、記録材
への画像欠けの発生はない。これは、記録材先端への画
像の書き込みは、感光ドラムと転写ローラの直前に設け
た搬送ローラ対によって記録材先端位置を検知し、それ
に同期するようにレーザでの書き込みを開始して感光ド
ラムへの静電潜像を形成するため、記録材先端への画像
形成は、後端、右端、左端に比べて画像形成位置が左右
される要因が少なくなるためである。
【0047】そこで、先に述べたように、裏面の記録材
端部余白を、先端、後端、右端、左端、に依らず一律に
通常の記録材端部余白とするのではなく、先端のみはゼ
ロエッジプリントとして選択された記録材端部余白とし
て、残りの後端、右端、左端、の記録材端部余白を通常
の記録材端部余白としても、記録材への画像の欠け、画
像が欠けたことによる画像形成装置内へのトナー飛散な
どの弊害の発生を防止することは可能である。
【0048】更に、このような考え方での発展系として
は、裏面の記録材先端余白は、ゼロエッジプリントで選
択された記録材端部余白とし、最も記録材への画像の欠
けが発生し易い記録材後端の端部余白は通常の端部余白
とする。そして、右端、左端の記録材端部余白は、例と
して3mmとしても、記録材への画像の欠け、画像の欠
けによる画像形成装置内のトナー飛散、の弊害の発生を
防止することが可能となり、高品位な印字が保証され
る。
【0049】〔第2実施形態〕以下に、本発明の第2実
施形態を説明する。
【0050】尚、本実施形態における画像形成装置の構
成で、従来例や第1の実施形態と同様である箇所につい
ては説明を省略する。又、広く知られている電子写真方
式の画像形成装置についても説明は省略する。
【0051】本実施形態でも、先に述べたキャノン販売
(株)製のレーザビームプリンタであるLBP−930
を用いて検討した。本実施形態でも通常の記録材端部余
白は5mmとし、ゼロエッジプリントとして記録材端部
余白を任意に1〜5mmで設定可能とにした。
【0052】本実施形態では、感光ドラムに形成された
トナー像を記録材へ転写する際に発生する、記録材搬送
方向での画像の伸びに応じて、自動両面プリント時の裏
面の記録材後端余白を変える点である。
【0053】最初に、この画像形成装置を用いて、自動
両面プリントを行い、印字率と記録材端部余白を変えた
場合の裏面の画像の欠けを確認した。確認は、A3サイ
ズの記録材で、記録材に占める印字の割合(=印字率)
として、3%、5%、7%、10%、20%、25%、
30%、50%、75%、100%(べた黒)の各縦線
画像で、記録材端部余白を1〜5mmの範囲で1mm毎
に変えて、自動両面プリントを行った場合の記録材裏面
への画像の欠けを確認した。その結果を下記の表2〜4
に、先端、後端、右端、左端の各記録材端部毎に示す。
先に示した実施形態1での結果と同じく、画像の欠けが
発生しない場合は○で、画像が欠けた場合は×とした。
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】
【表4】 上記の表2(先端端部余白),表3(後端端部余白),
表4(右端、左端端部余白)の結果のように、先端、右
端、左端、の各記録材端部は、記録材に形成される画像
の印字率に依らず、所定の記録材端部余白が設けられれ
ば、画像の欠けや、それによる画像形成装置内部へのト
ナー飛散といった汚れの発生はない。しかし、記録材後
端余白は、印字率によって、感光ドラムから記録材へ転
写される際の画像の伸びの影響により、印字率が大きく
なればなるほど画像は伸びることになり、記録材後端で
の画像の欠けが発生し易くなることになる。
【0057】図4に、A3サイズの記録材での、画像の
印字率と画像の伸びの関係の1例を示す。
【0058】そこで、本発明では、上記のような問題点
を解消するために、画像の印字率に応じて、記録材の後
端余白を変えるものである。
【0059】具体的には、自動両面形成装置を備えた画
像形成装置において、ユーザが通常の記録材端部余白よ
りも小さいゼロエッジプリントを選択し、自動両面を行
う時は、図5に示すようなフローチャート、図6に示す
印字率と後端端部余白に沿って画像形成装置を動作させ
る。
【0060】以上、説明してきたような動作をさせるこ
とで、ゼロエッジプリントを選択して自動両面プリント
を行っても、裏面の後端余白は確保されることになり、
記録材後端においても画像の欠けの発生はなくなり、画
像の欠けによる画像形成装置内へのトナーの飛散はなく
なり、弊害の発生を防止することが可能となり、高品位
な印字が保証される。
【0061】〔第3実施形態〕図7は本発明の第3実施
形態に係わる画像形成装置の動作に関する概念を簡単な
フローチャートとして示したものである。
【0062】尚、本実施形態においても画像形成装置の
構成で、従来例や第1、第2の実施形態と同様である箇
所については説明を省略する。又、広く知られている電
子写真方式の画像形成装置についても説明は省略する。
【0063】本実施形態でも、先に述べたキャノン販売
(株)製のレーザビームプリンタであるLBP−930
を用いて検討し、通常の記録材端部余白は5mm、ゼロ
エッジプリントとしては記録材端部余白を任意に1〜5
mmで設定可能とした。
【0064】この画像形成装置を用いて、自動両面によ
る両面プリントを行い、記録材端部余白を変えた場合
の、裏面での画像の欠けは、先に実施形態2で述べた表
2〜4の結果と同様である。
【0065】以上のような結果に対して本発明の第3実
施形態では、印字率が大きくなるにつれて発生してしま
う画像の伸びを抑えるために、印字率に応じて画像を間
引き、ゼロエッジプリントとしても記録材中に収まる画
像とするものである。その方法に関して、以下に詳細に
説明する。
【0066】画像の形成は、図8に示すように、パーソ
ナルコンピュータやホストコンピュータで形成された画
像情報が、画像形成装置であるプリンタなどに送られる
と、プリンタ内のイメージコントローラ部において、レ
ーザ発光が可能なデジタル信号に変換される。このデジ
タル信号に応じてレーザが発光し感光ドラムに静電潜像
が形成されることになる。このレーザ信号が画像形成の
最小単位を決定するものであり1画素(=1dot)と
なる。その単位は1インチ当たりに形成される画素数で
あり、最近のLBPでは600dpi(dot per
inch)が主流である。この600dpiでは、1
dotは約42μmの大きさとなる。
【0067】本実施形態では、記録材搬送方向と直行す
る主走査方向で、印字される画像が記録材内に収まるよ
うに、印字率に応じて間引くものである。
【0068】先の実施形態2で示したように、画像の印
字率と画像の伸びは、ほぼ比例の関係にあり、記録材搬
送方向100mm当たりの画像の伸びと印字率の関係は
図9のようになる。これから分かるように、印字率が5
0%の画像では約0.8%分の画像を間引けば、画像の
伸びはほぼ0%となり、画像の伸びが一番大きくなる印
字率100%、即ち、べた黒の画像では約1.5%分の
画像を間引けば、画像の伸びをほぼ0%とすることが出
来る。
【0069】次に画像の間引きについて説明する。画像
の間引く割合を決める印字率は、イメージコントローラ
内で画像信号をレーザ発光可能なデジタル信号に変換し
た時点で、記録材サイズに占めるレーザ点灯割合から求
めることにした。例えば、A3サイズの記録材に600
dpiの画像を描くとすると、印字率(%)は、 (42×10−6×42×10−6)×(レーザの点灯
数)/(287×10−3×410×10−3(記録材
サイズ)) に100を乗じたものとなるとなる。ここで記録材サイ
ズは、画像を形成するエリアとして記録材端部余白を各
5mmとした。
【0070】このようにして求めた印字率に対して、先
に図9で示した画像の伸びの割合に応じた間引きを行う
ものとする。例えば、印字率が50%であれば、0.8
%分の画像を間引くことになるので、100mmあたり
0.3mm分の画像を間引くことになる。600dpi
のレーザビームプリンタでは、主走査方向で1ラインの
画像を間引けば42μmであるから、0.8mm分を間
引くには19ライン分間引けば、画像の伸びは、ほぼ0
%となることになる。しかし、まとめて19ライン間引
くと、形成される画像に識別可能な影響を与えることに
なるので、1ラインずつ間引くこととする。記録材搬送
方向100mm当たりでは、100×10−3/42×
10−6≒2381ライン分の静電潜像が形成されるこ
とになるので、平均的に19ライン分の画像を間引くに
は、2381/19≒125であるから、125ライン
毎に1ラインずつ、言い換えれば、5.25mm当たり
に0.042mmを間引くことになり、形成される画像
上で識別されることなく、静電潜像を形成することがで
き、トナー像として現像することが出来る。
【0071】印字率に応じた画像の間引きとして、印字
率50%での例を説明したが、他の印字率でも同様な考
えで、画像を間引くことで、画像の伸びをほぼ0%と出
来る。その関係を図10に示す。
【0072】以上、説明したように、自動両面印字装置
を備えた画像形成装置において、ゼロエッジプリントが
選択され、両面プリントを行う場合、裏面の画像形成は
印字率に応じて画像の伸びをほぼ0%とするように、適
宜、画像を間引くことで、裏面の記録材後端においても
ゼロエッジプリントが可能となる余白が形成されること
になり、記録材への画像が欠けたり、画像が欠けること
で画像形成装置内へトナーが飛散する弊害の発生を防止
することが可能となり、高品位な印字が保証される。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の効果とし
て、自動両面印字装置を備えた画像形成装置において、
通常より小さい記録材端部余白としてゼロエッジプリン
トが選択され、自動両面プリントが行われる場合に、裏
面の画像が欠けたり、記録材に転写されないトナーが画
像形成装置内に飛散して装置内を汚す、ことを防止出来
る画像形成装置を得ることが出来た。
【0074】すなわち、光半導体からなる像担持体に静
電潜像を形成し、現像剤を現像することで静電潜像を可
視化した後、記録材に未定着現像剤として転写し、一対
の回転体の間に記録材を挿入し、加熱・加圧すること
で、現像剤像を記録材上に永久定着する画像形成装置
に、記録材の両面に自動で画像形成を行う自動画像両面
装置を備え、画像領域の画像保護、及び、画像形成装置
の保護の領域、として設ける記録材端部余白を、通常の
記録材端部余白より狭い記録材端部余白に切替えること
が可能な画像形成装置において、自動両面画像形成時
に、通常の記録材端部余白より狭い記録材端部余白を選
択しても、最初に画像形成された記録材面の画像端部余
白より、裏面の画像端部余白は広くする、若しくは、通
常の画像端部余白とすることを特徴とする画像形成装置
としたことで、裏面に印字される画像の欠け、記録材に
転写されないトナーが画像形成装置内に飛散しての装置
内汚れ、の発生を防止出来る、画像形成装置を提供する
ことが可能となった。
【0075】また、光半導体からなる像担持体に静電潜
像を形成し、現像剤を現像することで静電潜像を可視化
した後、記録材に未定着現像剤として転写し、一対の回
転体の間に記録材を挿入し、加熱・加圧することで、現
像剤像を記録材上に永久定着する画像形成装置に、記録
材の両面に自動で画像形成を行う自動画像両面装置を備
え、画像領域の画像保護、及び、画像形成装置の保護の
領域、として設ける記録材端部余白を、通常の記録材端
部余白より狭い記録材端部余白に切替えることが可能な
画像形成装置において、自動両面画像形成時に、通常の
記録材端部余白より狭い記録材端部余白を選択された場
合は、裏面の画像情報に応じて、選択された記録材端部
余白より大きい記録材端部余白を設定することを特徴と
する画像形成装置とすることで、裏面に印字される画像
の欠け、記録材に転写されないトナーが画像形成装置内
に飛散しての像値内汚れ、の発生を防止出来る画像形成
装置を提供することが可能となった。
【0076】さらに、光半導体からなる像担持体に静電
潜像を形成し、現像剤を現像することで静電潜像を可視
化した後、記録材に未定着現像剤として転写し、一対の
回転体の間に記録材を挿入し、加熱・加圧することで、
現像剤像を記録材上に永久定着する画像形成装置に、記
録材の両面に自動で画像形成を行う自動画像両面装置を
備え、画像領域の画像保護、及び、画像形成装置の保護
の領域、として設ける記録材端部余白を、通常の記録材
端部余白より狭い記録材端部余白に切替えることが可能
な画像形成装置において、自動両面画像形成時に、通常
の記録材端部余白より狭い記録材端部余白を選択された
場合は、裏面の画像情報に応じて、裏面の画像情報を任
意に間引くことを特徴とする画像形成装置とすること
で、裏面に印字される画像が欠けることがなく、記録材
に転写されないトナーが画像形成装置内に飛散すること
もない、画像形成装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のフローチャート図であ
る。
【図2】従来の画像形成装置の説明図である。
【図3】記録材端部余白の説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態の説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態のフローチャート図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態の説明図である。
【図7】本発明の第3実施形態のフローチャート図であ
る。
【図8】本発明の第3実施形態での説明図である。
【図9】本発明の第2実施形態の説明図である。
【図10】本発明の第3実施形態での説明図である。
【符号の説明】
40 レーザスキャナ 41 感光ドラム 42 一次帯電器 43 現像ローラ 45 印字プロセスユニット 46 転写ローラ 48 搬送ローラ対 50 給紙カセット 51 給紙ローラ 52 搬送板金 60 定着器 61 搬送ローラ対 70 排紙トレイ 71 排紙ローラ 80 自動両面印字装置 P 記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/52 G03G 21/00 384 G03G 21/00 384 B41J 3/00 S Fターム(参考) 2C061 AQ06 MM24 2C062 RA06 2C187 AC07 AF01 BF09 DB11 2H027 EA18 EC01 FA13 FA30 FA35 2H028 BB02 BB06 BD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光半導体からなる像担持体に静電潜像を
    形成し、現像剤を現像することで静電潜像を可視化した
    後、記録材に未定着現像剤として転写し、一対の回転体
    の間に記録材を挿入し、加熱・加圧することで、現像剤
    像を記録材上に永久定着する画像形成装置に、記録材の
    両面に自動で画像形成を行う自動画像両面装置を備え、 画像領域の画像保護、及び、画像形成装置の保護の領
    域、として設ける記録材端部余白を、通常の記録材端部
    余白より狭い記録材端部余白に切替えることが可能な画
    像形成装置において、 自動両面画像形成時に、通常の記録材端部余白より狭い
    記録材端部余白を選択しても、最初に画像形成された記
    録材面の画像端部余白より、裏面の画像端部余白は広く
    する、若しくは、通常の画像端部余白とすることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記の画像形成装置において、 自動両面画像形成時に、通常の記録材端部余白より狭い
    記録材端部余白を選択しても、裏面の記録材端部余白
    は、画像先端の余白を除いて、最初に画像形成された記
    録材面の画像端部余白より広くする、若しくは、通常の
    画像端部余白とすることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記の画像形成装置において、 自動両面画像形成時に、通常の記録材端部余白より狭い
    記録材端部余白を選択しても、裏面の記録材後端の端部
    余白は、最初画像形成された記録材面の画像端部余白よ
    り広く、若しくは、通常の画像端部余白とすることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 光半導体からなる像担持体に静電潜像を
    形成し、現像剤を現像することで静電潜像を可視化した
    後、記録材に未定着現像剤として転写し、一対の回転体
    の間に記録材を挿入し、加熱・加圧することで、現像剤
    像を記録材上に永久定着する画像形成装置に、記録材の
    両面に自動で画像形成を行う自動画像両面装置を備え、 画像領域の画像保護、及び、画像形成装置の保護の領
    域、として設ける記録材端部余白を、通常の記録材端部
    余白より狭い記録材端部余白に切替えることが可能な画
    像形成装置において、 自動両面画像形成時に、通常の記録材端部余白より狭い
    記録材端部余白が選択された場合は、裏面の画像情報に
    応じて、選択された記録材端部余白より大きい記録材端
    部余白を設定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 光半導体からなる像担持体に静電潜像を
    形成し、現像剤を現像することで静電潜像を可視化した
    後、記録材に未定着現像剤として転写し、一対の回転体
    の間に記録材を挿入し、加熱・加圧することで、現像剤
    像を記録材上に永久定着する画像形成装置に、記録材の
    両面に自動で画像形成を行う自動画像両面装置を備え、 画像領域の画像保護、及び、画像形成装置の保護の領
    域、として設ける記録材端部余白を、通常の記録材端部
    余白より狭い記録材端部余白に切替えることが可能な画
    像形成装置において、 自動両面画像形成時に、通常の記録材端部余白より狭い
    記録材端部余白が選択された場合は、裏面の画像情報に
    応じて、裏面の画像情報を任意に間引くことを特徴とす
    る画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007256932A (ja) * 2006-02-27 2007-10-04 Canon Inc 画像形成装置及び制御方法
JP7484263B2 (ja) 2020-03-18 2024-05-16 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、システムおよびプログラム

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