JP2003313906A - 風呂水の洗濯機等への供給構造 - Google Patents
風呂水の洗濯機等への供給構造Info
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- JP2003313906A JP2003313906A JP2002127323A JP2002127323A JP2003313906A JP 2003313906 A JP2003313906 A JP 2003313906A JP 2002127323 A JP2002127323 A JP 2002127323A JP 2002127323 A JP2002127323 A JP 2002127323A JP 2003313906 A JP2003313906 A JP 2003313906A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排水口の栓を抜くことなく、簡単且つ迅速に
風呂水を洗濯機等に供給でき、又配管を簡単化、単純化
でき、配管の手間暇を軽減化でき、部品コスト、設備コ
ストを低減化できるようにする。 【解決手段】 排水部2を、栓8で開閉する排水口2a
と、常に開口している風呂水の流出口2bとで形成す
る。排水口2aに排水管12を、連通状に接続する。流
出口2bに、風呂水を洗濯機3の洗濯槽その他の貯水槽
に供給するための供給管13を連通状に接続する。
風呂水を洗濯機等に供給でき、又配管を簡単化、単純化
でき、配管の手間暇を軽減化でき、部品コスト、設備コ
ストを低減化できるようにする。 【解決手段】 排水部2を、栓8で開閉する排水口2a
と、常に開口している風呂水の流出口2bとで形成す
る。排水口2aに排水管12を、連通状に接続する。流
出口2bに、風呂水を洗濯機3の洗濯槽その他の貯水槽
に供給するための供給管13を連通状に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風呂水の洗濯機等
への供給構造に関し、更に詳しくは浴槽の残り湯等の風
呂水を洗濯機の洗濯槽その他の貯水槽に供給できるよう
形成した風呂水の洗濯機等への供給構造に関するもので
ある。
への供給構造に関し、更に詳しくは浴槽の残り湯等の風
呂水を洗濯機の洗濯槽その他の貯水槽に供給できるよう
形成した風呂水の洗濯機等への供給構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種の構造としては、例えば浴槽
の底の排水部に排水管を接続し、この排水管の途中に三
方弁を設け、この三方弁で排水路と風呂水の供給路とを
切り替え、風呂水の供給路に設けたポンプで洗濯機に風
呂水を供給するよう構成されているものがある(例えば
特開平12ー73419号公報参照)。
の底の排水部に排水管を接続し、この排水管の途中に三
方弁を設け、この三方弁で排水路と風呂水の供給路とを
切り替え、風呂水の供給路に設けたポンプで洗濯機に風
呂水を供給するよう構成されているものがある(例えば
特開平12ー73419号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して上記の従来例の
場合は、排水管を分岐させたり、三方弁やポンプを伴う
ものであったから、従来例によると配管構造が複雑化
し、施工に手間暇がかかっただけではなく、三方弁等の
部品が必要になる分、部品代や設備費が高く付くことに
なる、という問題点があった。
場合は、排水管を分岐させたり、三方弁やポンプを伴う
ものであったから、従来例によると配管構造が複雑化
し、施工に手間暇がかかっただけではなく、三方弁等の
部品が必要になる分、部品代や設備費が高く付くことに
なる、という問題点があった。
【0004】又従来例は、上記の通り、一旦、風呂水を
排水部から排水管に流し、排水管の流路を三方弁で切り
替えて洗濯機に風呂水を供給するものである。従って従
来例の場合は、風呂水を洗濯機に供給するとき、先ず排
水口から栓を抜き、排水口を開口させる必要があったか
ら、従来例によると栓を抜く操作を伴う分、煩わしさが
あり、使い勝手が悪い、という問題点があった。
排水部から排水管に流し、排水管の流路を三方弁で切り
替えて洗濯機に風呂水を供給するものである。従って従
来例の場合は、風呂水を洗濯機に供給するとき、先ず排
水口から栓を抜き、排水口を開口させる必要があったか
ら、従来例によると栓を抜く操作を伴う分、煩わしさが
あり、使い勝手が悪い、という問題点があった。
【0005】而して最近の洗濯機の中には、風呂水を汲
み上げて洗濯に使用できるようバスポンプを内蔵してい
るものがある。この種の洗濯機を使用する場合は、附属
のホースを浴槽と洗濯機とにわたし、バスポンプを始動
させることにより風呂水を洗濯に使用できる。しかしな
がらこの種のバスポンプで給水する場合、或いは市販の
家庭用小型簡易ポンプを使用して風呂水を洗濯機の洗濯
槽や、水洗トイレの洗浄用タンク、或いは撒水用のバケ
ツ等の容器に給水する場合、使用者はホースを洗濯機等
と浴槽とに架け渡さなければならない、という煩わしさ
がある。
み上げて洗濯に使用できるようバスポンプを内蔵してい
るものがある。この種の洗濯機を使用する場合は、附属
のホースを浴槽と洗濯機とにわたし、バスポンプを始動
させることにより風呂水を洗濯に使用できる。しかしな
がらこの種のバスポンプで給水する場合、或いは市販の
家庭用小型簡易ポンプを使用して風呂水を洗濯機の洗濯
槽や、水洗トイレの洗浄用タンク、或いは撒水用のバケ
ツ等の容器に給水する場合、使用者はホースを洗濯機等
と浴槽とに架け渡さなければならない、という煩わしさ
がある。
【0006】本発明は、このような従来の実状に鑑み、
提案されたものである。従って本発明の技術的課題は、
排水口の栓を抜くことなく、簡単且つ迅速に風呂水を洗
濯機等に供給でき、又配管を簡単化、単純化でき、配管
の手間暇を軽減化でき、部品コスト、設備コストを低減
化できるよう形成した風呂水の洗濯機等への供給構造を
提供することにある。
提案されたものである。従って本発明の技術的課題は、
排水口の栓を抜くことなく、簡単且つ迅速に風呂水を洗
濯機等に供給でき、又配管を簡単化、単純化でき、配管
の手間暇を軽減化でき、部品コスト、設備コストを低減
化できるよう形成した風呂水の洗濯機等への供給構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような技術的手段を採る。
解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0008】即ち本発明は、図1等に示されるように、
浴槽1の底1aに設けられている排水部2を介して風呂
水を洗濯機3の洗濯槽その他の貯水槽に供給するための
風呂水の洗濯機等への供給構造であって、上記の排水部
2が、栓8で開閉される排水口2aと、常に開口されて
いる風呂水の流出口2bとを備えて形成され、上記の排
水口2aに排水管12が連通状に接続され、上記の流出
口2bに風呂水を洗濯機3の洗濯槽その他の貯水槽に供
給するための供給管13が連通状に接続されていること
を特徴とする(請求項1)。
浴槽1の底1aに設けられている排水部2を介して風呂
水を洗濯機3の洗濯槽その他の貯水槽に供給するための
風呂水の洗濯機等への供給構造であって、上記の排水部
2が、栓8で開閉される排水口2aと、常に開口されて
いる風呂水の流出口2bとを備えて形成され、上記の排
水口2aに排水管12が連通状に接続され、上記の流出
口2bに風呂水を洗濯機3の洗濯槽その他の貯水槽に供
給するための供給管13が連通状に接続されていること
を特徴とする(請求項1)。
【0009】ここで、洗濯槽その他の貯水槽とは、風呂
水を再利用するため一時的に溜めておく容器を意味し、
具体的には洗濯機の洗濯槽のほか、水洗トイレの洗浄用
タンクや撒水用のバケツ等がある。又本発明の場合、上
記の供給管13は、洗濯機3等に引き出し端13aが直
接接続される場合には限られない。即ち本発明は、例え
ば供給管13の引き出し端13aを脱衣室5に臨ませて
洗濯機3の近傍の壁6に接続し、この引き出し端13a
と洗濯機3とをホースで連通状に接続させるよう構成さ
れるのでも良い。本発明の場合、風呂水を洗濯機3等に
供給する手段としては、例えば洗濯機3に内蔵されてい
るバスポンプ7や、市販の家庭用小型簡易ポンプ等があ
る。風呂水の給水は、これらのポンプと供給管13とが
接続されることで実現される。
水を再利用するため一時的に溜めておく容器を意味し、
具体的には洗濯機の洗濯槽のほか、水洗トイレの洗浄用
タンクや撒水用のバケツ等がある。又本発明の場合、上
記の供給管13は、洗濯機3等に引き出し端13aが直
接接続される場合には限られない。即ち本発明は、例え
ば供給管13の引き出し端13aを脱衣室5に臨ませて
洗濯機3の近傍の壁6に接続し、この引き出し端13a
と洗濯機3とをホースで連通状に接続させるよう構成さ
れるのでも良い。本発明の場合、風呂水を洗濯機3等に
供給する手段としては、例えば洗濯機3に内蔵されてい
るバスポンプ7や、市販の家庭用小型簡易ポンプ等があ
る。風呂水の給水は、これらのポンプと供給管13とが
接続されることで実現される。
【0010】而して本発明は、浴槽1の下側に露出して
いる排水部2の側面に、排水管12と供給管13が側方
から接続されているのが好ましい(請求項2)。
いる排水部2の側面に、排水管12と供給管13が側方
から接続されているのが好ましい(請求項2)。
【0011】なぜならこの場合は、床下の高さを低くで
き、供給管13等の配管によって浴室4の天井高さ等に
悪影響を及ぼすことがないからである。
き、供給管13等の配管によって浴室4の天井高さ等に
悪影響を及ぼすことがないからである。
【0012】又本発明は、排水口2aの周りに、風呂水
の流出口2bが形成されているのが好ましい(請求項
3)。
の流出口2bが形成されているのが好ましい(請求項
3)。
【0013】なぜならこれによると、排水口2aと流出
口2bを、例えば同心円状に効率良く且つコンパクトに
形成でき、又風呂水を360度の範囲で円滑に流出させ
ることができるからである。但し本発明は、これに限定
されるものではなく、その他例えば風呂水の流出口2b
が排水口2aの隣りに並べられて形成されているのでも
良い。
口2bを、例えば同心円状に効率良く且つコンパクトに
形成でき、又風呂水を360度の範囲で円滑に流出させ
ることができるからである。但し本発明は、これに限定
されるものではなく、その他例えば風呂水の流出口2b
が排水口2aの隣りに並べられて形成されているのでも
良い。
【0014】又本発明は、排水口2aの栓8に、風呂水
の流出口2bを覆って風呂水からゴミを除去するための
フィルタ9が設けられているのが好ましい(請求項
4)。
の流出口2bを覆って風呂水からゴミを除去するための
フィルタ9が設けられているのが好ましい(請求項
4)。
【0015】なぜならこれによると、風呂水に含まれて
いる毛髪等のゴミをフィルタ9で除去でき、ゴミを除去
した後の綺麗な風呂水を洗濯機3等に供給できるからで
ある。
いる毛髪等のゴミをフィルタ9で除去でき、ゴミを除去
した後の綺麗な風呂水を洗濯機3等に供給できるからで
ある。
【0016】又本発明は、供給管13に、風呂水が浴槽
1へ逆流することを防止するための逆止弁14が設けら
れているのが好ましい(請求項5)。
1へ逆流することを防止するための逆止弁14が設けら
れているのが好ましい(請求項5)。
【0017】なぜならこれによると、供給管13内の風
呂水が浴槽1の側に流れることを防止できるからであ
る。
呂水が浴槽1の側に流れることを防止できるからであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に従って説明する。
を添付図面に従って説明する。
【0019】本発明は、図1、図2等に示されるよう
に、浴槽1の底1aに設けられている排水部2を介して
風呂水を洗濯機3の洗濯槽その他の貯水槽に供給するた
めの配管構造である。洗濯機3は、この実施形態では図
2に示されるように、浴室4に隣接する脱衣室5に、壁
6を挟んで浴槽1の反対側の位置に設置されている。又
この洗濯機3は、風呂水を汲み上げて洗濯槽に給水する
ためのバスポンプ7を備えて形成されている。
に、浴槽1の底1aに設けられている排水部2を介して
風呂水を洗濯機3の洗濯槽その他の貯水槽に供給するた
めの配管構造である。洗濯機3は、この実施形態では図
2に示されるように、浴室4に隣接する脱衣室5に、壁
6を挟んで浴槽1の反対側の位置に設置されている。又
この洗濯機3は、風呂水を汲み上げて洗濯槽に給水する
ためのバスポンプ7を備えて形成されている。
【0020】上記の排水部2は、図1等に示されるよう
に、栓8で開閉される排水口2aと、常に開口されてい
る風呂水の流出口2bとを備えて形成されている。この
実施形態の場合、排水口2aは浴槽1の底1aの上面よ
り一段低く形成され、この排水口2aの周りに、風呂水
の流出口2bが環状に形成されている。又上記の栓8に
は、風呂水の流出口2bを覆って風呂水からゴミを除去
するためのフィルタ9が設けられている。このフィルタ
9は、軸10を介して栓8と同心状に且つ栓8の上方位
置に傘状に設けられ、栓8が排水口2aに装着される
と、浴槽1の底1aの上面と面一になるよう形成されて
いる。11は、軸10の上端部に連結されている牽引操
作用の鎖である。
に、栓8で開閉される排水口2aと、常に開口されてい
る風呂水の流出口2bとを備えて形成されている。この
実施形態の場合、排水口2aは浴槽1の底1aの上面よ
り一段低く形成され、この排水口2aの周りに、風呂水
の流出口2bが環状に形成されている。又上記の栓8に
は、風呂水の流出口2bを覆って風呂水からゴミを除去
するためのフィルタ9が設けられている。このフィルタ
9は、軸10を介して栓8と同心状に且つ栓8の上方位
置に傘状に設けられ、栓8が排水口2aに装着される
と、浴槽1の底1aの上面と面一になるよう形成されて
いる。11は、軸10の上端部に連結されている牽引操
作用の鎖である。
【0021】又12は、上記の排水口2aに連通状に接
続されている排水管である。この排水管12は、浴槽1
の下側に露出している排水部2の側面に、側方から接続
されている。排水部2の側面には、図3に示されるよう
に、排水管12を接続させるための連結部2cが形成さ
れている。
続されている排水管である。この排水管12は、浴槽1
の下側に露出している排水部2の側面に、側方から接続
されている。排水部2の側面には、図3に示されるよう
に、排水管12を接続させるための連結部2cが形成さ
れている。
【0022】又13は、風呂水を洗濯機3の洗濯槽その
他の貯水槽に供給するための供給管である。この供給管
13は、この実施形態では蛇腹状に形成されている。2
dは、排水部2の側面に形成されている供給管13用の
連結部である。供給管13は、この連結部2dに差し込
まれ、排水部2の側方から上記の流出口2bに連通状に
接続されている。又この供給管13は、この実施形態で
は図2に示されるように、浴室4と脱衣室5との間の壁
6内に引き込まれて立ち上げられ、脱衣室5に引き出さ
れた引き出し端13aが洗濯機3に接続されている。
他の貯水槽に供給するための供給管である。この供給管
13は、この実施形態では蛇腹状に形成されている。2
dは、排水部2の側面に形成されている供給管13用の
連結部である。供給管13は、この連結部2dに差し込
まれ、排水部2の側方から上記の流出口2bに連通状に
接続されている。又この供給管13は、この実施形態で
は図2に示されるように、浴室4と脱衣室5との間の壁
6内に引き込まれて立ち上げられ、脱衣室5に引き出さ
れた引き出し端13aが洗濯機3に接続されている。
【0023】洗濯機3は、この実施形態の場合、上記の
通り、風呂水を汲み上げるためのバスポンプ7を内蔵し
て形成されている。この種の洗濯機3は、その上面の奥
側に、バスポンプ7に風呂水ホースを接続させるための
差込口3a(図2参照)を備えて形成されている。従っ
て供給管13は、その引き出し端13aがこの洗濯機3
の差込口3aに差し込まれることにより、浴槽1と洗濯
機3との間に配管されている。
通り、風呂水を汲み上げるためのバスポンプ7を内蔵し
て形成されている。この種の洗濯機3は、その上面の奥
側に、バスポンプ7に風呂水ホースを接続させるための
差込口3a(図2参照)を備えて形成されている。従っ
て供給管13は、その引き出し端13aがこの洗濯機3
の差込口3aに差し込まれることにより、浴槽1と洗濯
機3との間に配管されている。
【0024】又この実施形態では、供給管13に、風呂
水が浴槽1へ逆流することを防止するための逆止弁14
(図1等参照)が設けられている。風呂水は、この逆止
弁14によって洗濯機3の側に過って流れることが防止
される。
水が浴槽1へ逆流することを防止するための逆止弁14
(図1等参照)が設けられている。風呂水は、この逆止
弁14によって洗濯機3の側に過って流れることが防止
される。
【0025】次に本発明構造における風呂水の流れを説
明する。
明する。
【0026】本発明の場合、風呂水の流出口2bは、上
記の通り、常に開口されている。従って図1、図4に示
されるように、排水口2aが栓8で塞がれている状態
で、バスポンプ7が始動すると、風呂水が同図に矢示さ
れるように流出口2bに引き込まれる。そしてこの風呂
水は、連結部2dを介して供給管13内を流れ、洗濯機
3の洗濯槽に供給される。この場合、風呂水に含まれる
毛髪等のゴミは、フィルタ9で除去される。又この実施
形態では、供給管13に逆止弁14が設けられているか
ら、これによるとバスポンプ7が停止したとき等に、供
給管13内の風呂水が浴槽1内に逆流することがない。
記の通り、常に開口されている。従って図1、図4に示
されるように、排水口2aが栓8で塞がれている状態
で、バスポンプ7が始動すると、風呂水が同図に矢示さ
れるように流出口2bに引き込まれる。そしてこの風呂
水は、連結部2dを介して供給管13内を流れ、洗濯機
3の洗濯槽に供給される。この場合、風呂水に含まれる
毛髪等のゴミは、フィルタ9で除去される。又この実施
形態では、供給管13に逆止弁14が設けられているか
ら、これによるとバスポンプ7が停止したとき等に、供
給管13内の風呂水が浴槽1内に逆流することがない。
【0027】又本発明の場合、風呂水を排水する場合
は、図5に示されるように、鎖11を引いて栓8を抜
き、排水口2aを開口させて行うものである。栓8が抜
かれると、風呂水が同図に矢示されるように排水口2a
に流れ込み、連結部2cを介して排水管12内を流れ、
排水される。
は、図5に示されるように、鎖11を引いて栓8を抜
き、排水口2aを開口させて行うものである。栓8が抜
かれると、風呂水が同図に矢示されるように排水口2a
に流れ込み、連結部2cを介して排水管12内を流れ、
排水される。
【0028】以上の処において、上例では洗濯機3に内
蔵されているバスポンプ7が利用されているが、本発明
はこれに限定されるものではない。即ち本発明は、その
他例えば市販の家庭用小型簡易ポンプが使用され、この
種のポンプの吸水側に供給管13の引き出し端13aが
連通状に接続されることにより、風呂水が汲み上げら
れ、洗濯機3の洗濯槽や、水洗トイレの洗浄用タンク、
或いは撒水用のバケツ等に給水されるのでも良い。
蔵されているバスポンプ7が利用されているが、本発明
はこれに限定されるものではない。即ち本発明は、その
他例えば市販の家庭用小型簡易ポンプが使用され、この
種のポンプの吸水側に供給管13の引き出し端13aが
連通状に接続されることにより、風呂水が汲み上げら
れ、洗濯機3の洗濯槽や、水洗トイレの洗浄用タンク、
或いは撒水用のバケツ等に給水されるのでも良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、風呂水の
排水部を、栓を有する排水口と、常に開口している風呂
水の流出口とで形成し、上記の排水口に排水管を連通状
に接続し、上記の流出口に風呂水を洗濯機の洗濯槽その
他の貯水槽に供給するための供給管を連通状に接続して
いるものである。
排水部を、栓を有する排水口と、常に開口している風呂
水の流出口とで形成し、上記の排水口に排水管を連通状
に接続し、上記の流出口に風呂水を洗濯機の洗濯槽その
他の貯水槽に供給するための供給管を連通状に接続して
いるものである。
【0030】従って本発明の場合は、風呂水を洗濯機等
に供給するとき、排水口の栓を抜くことなく、単にポン
プを始動させることで済む。それ故これによれば、簡単
且つ迅速に風呂水を洗濯機等に供給できる。又本発明
は、従来のように排水管を分岐させたり、三方弁で流路
を切り替え制御する構造ではない。従ってこれによれ
ば、配管を簡単化、単純化でき、配管の手間暇を軽減化
でき、又部品コスト、設備コストを低減化できる。
に供給するとき、排水口の栓を抜くことなく、単にポン
プを始動させることで済む。それ故これによれば、簡単
且つ迅速に風呂水を洗濯機等に供給できる。又本発明
は、従来のように排水管を分岐させたり、三方弁で流路
を切り替え制御する構造ではない。従ってこれによれ
ば、配管を簡単化、単純化でき、配管の手間暇を軽減化
でき、又部品コスト、設備コストを低減化できる。
【図1】本発明構造の好適な一実施形態を示す要部断面
図である。
図である。
【図2】同上構造を説明するための一部を切欠した要部
配管図である。
配管図である。
【図3】排水部の要部底面図である。
【図4】図3のIV―IV線における要部断面図であ
る。
る。
【図5】栓を抜いた状態の、図3のV―V線における要
部断面図である。
部断面図である。
1 浴槽
1a 底
2 排水部
2a 排水口
2b 風呂水の流出口
3 洗濯機
8 栓
12 排水管
13 供給管
Claims (5)
- 【請求項1】 浴槽の底に設けられている排水部を介し
て風呂水を洗濯機の洗濯槽その他の貯水槽に供給するた
めの風呂水の洗濯機等への供給構造であって、上記の排
水部が、栓で開閉される排水口と、常に開口されている
風呂水の流出口とを備えて形成され、上記の排水口に排
水管が連通状に接続され、上記の流出口に風呂水を洗濯
機の洗濯槽その他の貯水槽に供給するための供給管が連
通状に接続されていることを特徴とする風呂水の洗濯機
等への供給構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の風呂水の洗濯機等への供
給構造であって、浴槽の下側に露出している排水部の側
面に、排水管と供給管が側方から接続されていることを
特徴とする風呂水の洗濯機等への供給構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の風呂水の洗濯機等
への供給構造であって、排水口の周りに、風呂水の流出
口が形成されていることを特徴とする風呂水の洗濯機等
への供給構造。 - 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の風呂水
の洗濯機等への供給構造であって、排水口の栓に、風呂
水の流出口を覆って風呂水からゴミを除去するためのフ
ィルタが設けられていることを特徴とする風呂水の洗濯
機等への供給構造。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の風呂水
の洗濯機等への供給構造であって、供給管に、風呂水が
浴槽へ逆流することを防止するための逆止弁が設けられ
ていることを特徴とする風呂水の洗濯機等への供給構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127323A JP2003313906A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 風呂水の洗濯機等への供給構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127323A JP2003313906A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 風呂水の洗濯機等への供給構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003313906A true JP2003313906A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29541468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002127323A Pending JP2003313906A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 風呂水の洗濯機等への供給構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003313906A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006274550A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Mizuno House:Kk | 浴室配管接続具 |
JP2020096667A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | Toto株式会社 | 浴槽洗浄装置 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002127323A patent/JP2003313906A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020096667A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | Toto株式会社 | 浴槽洗浄装置 |
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