JP2003313688A - 超音波式連続洗浄装置 - Google Patents

超音波式連続洗浄装置

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JP2003313688A
JP2003313688A JP2002357812A JP2002357812A JP2003313688A JP 2003313688 A JP2003313688 A JP 2003313688A JP 2002357812 A JP2002357812 A JP 2002357812A JP 2002357812 A JP2002357812 A JP 2002357812A JP 2003313688 A JP2003313688 A JP 2003313688A
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JP2002357812A
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Yuusuke Ichinose
祐亮 一ノ瀬
Yoshihiro Yamada
義博 山田
Itaru Hashimoto
格 橋本
Kazuto Yamamura
和人 山村
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属帯板を洗浄浴中で超音波照射のもとにお
いて走行させて洗浄処理を行う超音波式連続洗浄装置を
提供する。 【解決手段】 走行する帯板2が浸漬される浸漬型連続
洗浄槽1を備えた超音波式連続洗浄装置において、洗浄
槽1内の側面に超音波振動板4を複数設置し、帯板2に
超音波を印加することを特徴とする超音波式連続洗浄装
置であり、更にこれに加え、帯板2を挟んで、超音波振
動板5を千鳥に配置することを特徴とする超音波式連続
洗浄装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯板を洗浄液
中で超音波印加のもとにおいて走行させて洗浄処理する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14に示すように帯板2を連続して酸
洗処理する装置において酸洗液3中に超音波を印加し
て、その酸洗効果を向上させる超音波式酸洗装置が特許
文献1に開示されている。その装置は槽内に充満された
酸洗液3中を走行する帯板2に対向して配置した超音波
振動子6によって超音波を照射している。また、帯板2
に対向した超音波振動子6の配置として、図16、図1
7に示すように、超音波振動子6に対して斜めに板を走
行させる方法や数個の超音波振動子6と帯板2との距離
を変えた方法が検討されている(非特許文献1)。超音
波振動子6から発生した超音波は図18に示すように周
期的に音圧が高い領域と低い領域が発生するため、常に
帯板2が音圧の低い位置になるのを防ぐためである。酸
洗設備の帯板2は上下方向に振動しており、超音波振動
子6を帯板2に対向しておくと、音圧が低い部分になっ
たり高い部分になったりと音圧が安定せず、帯板2の振
動が大きくなると超音波振動子6に接触して板に疵が発
生する。また、酸洗設備の補修時には、帯板2を液面1
2の上部に昇降して行っており、帯板の上部に設置した
超音波振動子6は帯板と共に昇降させる必要がある。ま
た、帯板の下部に設置した超音波振動子6は不具合が発
生しても補修が困難である。この様に、帯板2に対向し
て超音波振動子を設置すると、装置の大幅な改造を必要
とし、帯板の振動への対応が困難になる。また、図15
に示すように帯板の側面から超音波を印加する超音波振
動子も提案されているが(特許文献2)、本実用新案
は、詳細な超音波振動子の位置関係についての記載はな
い。
【0003】
【特許文献1】 特開平5−78874号公報
【特許文献2】 実開平3−103256号公報
【非特許文献1】 J.O.Kim et al.,
Applied Acoustics, 58, 19
99, 211-228
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術は、板
に対向して設置した超音波振動板から超音波を印加する
ため、超音波の効果を十分に発揮できないという問題点
と装置の大幅な改造が必要となるという問題点があっ
た。そこで本発明は、帯板が上下方向に振動しても超音
波振動子との接触を回避し、帯板が振動しても安定した
音圧により超音波式洗浄が可能となり、超音波振動子の
メンテナンスも容易な洗浄装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波式連続洗
浄装置は以下の通りである。 (1)走行する帯板が浸漬される浸漬型連続洗浄槽を備
えた連続洗浄装置において、洗浄槽内の側面に超音波振
動板を複数設置することを特徴とする超音波式連続洗浄
装置である。 (2)帯板を挟んで、超音波振動板を通板方向に千鳥に
配置することを特徴とする(1)記載の超音波式連続洗
浄装置である。 (3)通板方向の同一側で隣り合う超音波振動板と帯板
の間隔が少なくとも1箇所以上異なることを特徴とする
(2)記載の超音波式連続洗浄装置である。 (4)帯板を挟んで、超音波振動板の対抗面に反射板を
設置することを特徴とする(1)記載の超音波式連続洗
浄装置である。 (5)反射板が回転自在であることを特徴とする(4)
記載の超音波式連続洗浄装置である。 (6)超音波振動板が通板方向に傾斜していることを特
徴とする(1)記載の超音波式連続洗浄装置である。 (7)更に、超音波振動板を帯板の上下に対抗させて設
置することと特徴とする(1)記載の超音波式連続洗浄
装置である。 (8)上下に対抗させて設置する超音波振動板をダムス
キットの支点から通板方向10m以内に設置したことを
特徴とする(7)記載の超音波式連続洗浄装置である。 (9)更に、帯板の走行する上下に、上下いずれかの面
により多くなるように超音波振動板を設置することを特
徴とする(1)記載の超音波式連続洗浄装置である。 (10)超音波振動板が上下方向に回転自在であること
を特徴とする(7)又は(9)記載の超音波式連続洗浄
装置である。 (11)超音波振動板の縁に沿って超音波の進行方向
に、案内板を設置したことを特徴とする(1)記載の超
音波式連続洗浄装置である。 (12)浸漬型連続洗浄槽内の洗浄液が酸であること特
徴とする(1)〜(11)のいずれか1項記載の超音波
式連続洗浄装置である。 (13)浸漬型連続洗浄槽内の洗浄液がアルカリである
こと特徴とする(1)〜(11)のいずれか1項記載の
超音波式連続洗浄装置である。 (14)浸漬型連続洗浄槽内の洗浄液が水であること特
徴とする(1)〜(11)のいずれか1項記載の超音波
式連続洗浄装置である。 (15)浸漬型連続洗浄槽内の洗浄液が溶剤であること
特徴とする(1)〜(11)のいずれか1項記載の超音
波式連続洗浄装置である。 (16)浸漬型連続洗浄槽内に電解装置を設置したこと
を特徴とする(12)又は(13)記載の超音波式連続
洗浄装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、酸洗を本発明の一例とし
て、詳細に説明する。図1に、本発明の基本的概要を示
す。超音波振動子4は酸洗槽1内の側面に設置し、超音
波振動子4と帯板2の間は充分距離を持って設置するこ
とにより、帯板2の幅方向の蛇行による超音波振動子5
への接触を防止できる。また、超音波振動板5の上端と
下端を帯板2の上下方向振動の上限値と下限値より大き
くすることにより、常時、帯板2への印加が可能とな
る。
【0007】超音波振動子4の平面的配置は、図2に示
すように千鳥配置にすることにより、他の超音波振動子
の影響をなくし、超音波振動子同士の共鳴による破損を
防止すことが可能となる。超音波振動子4から発生した
超音波は対向する酸洗槽の壁に照射された後に反射して
定在波を作る。定在波は図18に示すように、音圧の高
い領域と低い領域をもつため、酸洗ムラが発生する。酸
洗ムラの発生を防止するため、図2に示すように通板方
向の同一側で隣り合う超音波振動板5と帯板の間隔Xが
少なくとも1箇所以上異なることにより、板に発生する
音圧を一定にすることができる。
【0008】酸洗ムラを解消する方法としては、図3に
示すように通板方向に対して、超音波振動板5を傾斜さ
せることにより、音圧の高い部分が図19に示すように
通板方向と角度を持つため、帯板2は通板中に音圧の高
い領域と低い領域を通過し、音圧が平均して酸洗ムラが
無くなる。超音波振動板5は通板方向に対して1゜以上
45゜以下に設置することが好ましい。1゜より小さい
と、帯板2の通板方向に充分な音圧の強弱が表れず、4
5゜より大きいと角度が大きくなると、デスケの効果が
得にくくなり、更に後述するように超音波振動板5と反
射板14の距離が長くなり、高い音圧の確保が困難にな
る。
【0009】また、図3に示すように、帯板を挟んで、
超音波振動板5の対抗面に反射板14を設置することに
より超音波振動板に平行した高い音圧を確保することが
可能となる。また、帯板2に発生するスケールは材質や
操業条件により、板の中央部に比べて端部のスケールが
デスケリングしにくい場合がある。そのため、反射板1
4を回転自在とすることにより、スケール条件に合った
超音波印加が可能となる。回転手段として、電動モー
タ、油圧ポンプ等を用いればよい。
【0010】超音波振動子4から印加された超音波は、
対向する壁とのあいだで定在波を作る場合も距離が離れ
るに従い音圧が減少し、帯板2の中央部の音圧が低下す
る。そこで、低下した音圧を補助するために、図4に示
すように帯板2の上下に対向するように超音波振動子6
を設置することにより均一な音圧を確保でき、デスケム
ラを解消できる。対向して設置する超音波振動子6は、
図5に示すようにダムスキット7の支点から10m以内
に設置することにより、帯板2の振動が小さくなり、帯
板に接近しての設置が可能となる。
【0011】また、帯板2の片面から印加した超音波は
裏面にも通過して酸洗効率を向上させるため、帯板の走
行する上下に、上下いずれかの面により多くなるように
超音波振動板を設置することが好ましく、図6に示すよ
うに、例えば片面からの印加を主として、裏面からの印
加を従とすることにより、超音波振動子のメンテナンス
が容易な、帯板2の上部に多くの超音波振動板6aを配
置することができる。
【0012】帯板2に発生するスケールは材質や操業条
件により、板の中央部に比べて端部のスケールがデスケ
リングしにくい場合がある。そのため、図7に示すよう
に、超音波振動板6aを上下方向に回転自在とすること
により、スケール条件に合った超音波印加が可能とな
る。回転手段として、電動モータ、油圧ポンプ等を用い
ればよい。
【0013】超音波振動板6aは上下方向に対して1゜
以上45゜以下に回転するようにすることが好ましい。
1゜より小さいと、帯板2の通板方向に充分な音圧の強
弱が表れず、45゜より大きいと角度が大きくなると、
デスケの効果が得にくくなり、高い音圧の確保が困難に
なる。超音波振動子4、6の材質は、耐食性かつ弾性が
あるチタン合金やステンレスを使用できる。
【0014】また、反射板14は弾性が必要でないた
め、アルミナ、炭化珪素などのセラミックス、あるいは
現状酸洗槽1で使用している耐酸レンガを使用できる。
超音波振動子4、6から照射する超音波の音圧は、音圧
の最大値を10kPa以上とすることが好ましいが、音
圧を高くしすぎると超音波振動子4、6のコストが増大
するので、150kPa以下とすることが好ましい。ま
た、図8、図9に示すような案内板16を設置すること
により、超音波の拡散が防止されて、超音波の進行方向
において音圧を増加させることができる。図8は、案内
板を設置した超音波振動板の断面図である。案内板16
は、図に示すように、超音波振動板5の縁に沿って超音
波の進行方向に設置することが好ましい。なお、図9
は、案内板を設置した超音波振動板のAA‘面から見た
断面図であるが、このように超音波振動板5の4辺に4
枚の案内板16を設置しても良い。また、帯板2に沿っ
て超音波が拡散しても、その超音波が酸洗の向上に寄与
する場合は水平方向の案内板16b、16dを除去し、
案内板16a、16cの2枚のみを設置しても良い。案
内板16の長さを長くすると超音波の指向性が向上する
ため、10mm以上にすることが好ましい。一方、10
00mmを超えると、帯板2の上下方向振動のため音圧
が減少し、また帯板2と衝突する等の問題が発生するこ
とがある。したがって、案内板16の長さは、10mm
から1000mmの間で最適値を取ることが好ましい。
なお、案内板16の材質は、反射板14と同じアルミ
ナ、炭化珪素などのセラミックス、あるいは耐酸レンガ
を使用できる。
【0015】また、酸洗の場合、洗浄液として、塩酸、
硫酸、硝酸、消弗酸、リン酸などの酸を40℃から90
℃で用いることが好ましい。以上、本発明の一例として
酸洗について説明した。なお、本発明において、種々の
洗浄液としてアルカリ、水、溶剤を用いても良く、電解
を施しても良い。アルカリを洗浄液として用いる際に
は、洗浄液は水酸化ナトリウム溶液、炭酸ナトリウム溶
液、ケイ酸ナトリウム溶液、リン酸ナトリウム溶液、シ
アン化ナトリウム溶液を40℃から90℃で用いてい
る。また、酸洗やアルカリ洗浄の溶液を製品から落とす
ために、リンス工程として、20℃から70℃の水を用
いる。油などの汚れを取る洗浄では、アルコール、アセ
トン、ベンゼン、トルエン、四塩化炭素、フロン、エチ
レンなどの溶剤を常温で使用している。なお、塩酸、硫
酸などの酸を用いる場合、水酸化ナトリウム、炭酸ナト
リウムなどのアルカリ溶液を用いる場合には、電解装置
を設置して、電解洗浄しても良い。電解洗浄の概念図を
図13に示す。洗浄槽17内に電極21を設置し、電極
21と帯板2の間に直流電源21から電気を流し、帯板
2に発生する気体の物理的作用により汚れを取る洗浄方
法である。帯板2をマイナスにした場合は水素が発生
し、プラスにした場合は酸素が発生する。電極21の材
料としてはカーボンを使用することが好ましい。以上の
ように、本発明の超音波洗浄は、洗浄液に依存しないた
め、酸洗、アルカリ洗浄、リンス、電解洗浄、溶剤によ
る洗浄へ適用可能である。
【0016】
【実施例】本発明の酸洗の例として、超音波振動板5を
酸洗槽1内に通板方向に対し10゜傾斜させて通板方向
に千鳥に設置し、その対向面に反射板14を設置した
(図3)。通板方向の同一側で隣り合う超音波振動板と
帯板との距離Xを最短距離でそれぞれ200mm、17
0mmとなるように交互に配置した。反射板14と帯板
との距離は最短距離で全て200mmとした。更に、帯
板の上下に上下方向に1゜以上45゜以下回転自在な超
音波振動板6aを対向して設置した(図7)。超音波振
動板6aの回転は電動モータにより行った。超音波振動
板5,6aの材質は、チタン合金を使用した。また、反
射板14はアルミナを使用した。超音波振動板5、6a
の大きさは、何れも幅300mm、高さ300mmと
し、反射板14の大きさは幅400mm、高さ400m
mとした。超音波振動子4から照射する超音波の音圧
は、音圧の最大値を100kPaとした。案内板16は
アルミナを使用し、超音波振動板5の縁に沿って超音波
の進行方向に4枚設置し、その長さは300mmとし
た。一方、比較例は本発明例と同一の装置のうち、帯板
の上下に設けた同じ超音波振動板のみとした。その結
果、本発明例では帯板全面にわたりスケールが除去され
たが、比較例はスケールの除去残り(デスケムラ)があ
った。次ぎに、アルカリ洗浄の実施例を図10、図1
1、図12に示す。帯板2は、洗浄液18に浸漬し、液
中のロール19を通り液中より出る。その間に帯板2に
付着した油分と汚れは洗浄液の乳化作用により帯板3よ
りとれる。図12に示すように、振動子4を板の側面に
10°傾斜して設置する。振動子の材質はステンレス鋼
を用い、その大きさは幅300mm、高さ300mmと
し、帯板3を挟むように対向して設置した。一方、比較
例は帯板に平行に超音波振動板を設置した。その結果、
本発明例では帯板全面にわたり油分と汚れが除去された
が、比較例は油分の除去残りがあり、製品欠陥となっ
た。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る超音波振動子を洗浄槽の側
面に設置することにより、洗浄槽の大幅な改造を必要と
せず、超音波式洗浄が可能となる。また、帯板の上下方
向の振動による振動子との接触を回避可能であり、超音
波振動子の大きさを上下振動の上限及び下限にあわせる
ことにより、帯板が振動しても安定した音圧により超音
波式洗浄が可能となる。また、洗浄槽の側面に設置する
ことにより、超音波振動子のメンテナンスも容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸洗槽内の側面に超音波振動板を配置した超音
波式酸洗装置の幅方向断面図である。
【図2】酸洗槽内の側面に超音波振動板を配置した超音
波式酸洗装置の平面図である。
【図3】超音波振動板を酸洗槽内に傾斜して配置し、更
にその対向面に反射板を設置した超音波式酸洗装置の平
面図である。
【図4】酸洗槽内の側面と帯板に対向して超音波振動板
を配置した超音波式酸洗装置の幅方向断面図である。
【図5】帯板の上下に対向して配置した振動子をダムス
ッキト近傍に設置した超音波式酸洗装置の通板方向断面
図である。
【図6】帯板の上下に配置した振動子を帯板の上面に多
く設置した超音波式酸洗装置の通板方向断面図である。
【図7】帯板の上下に対向して配置した振動子が上下に
回転自在である超音波式酸洗装置の幅方向断面図であ
る。
【図8】案内板を設置した超音波振動板の断面図であ
る。
【図9】案内板を設置した超音波振動板のAA’面から
の断面図である。
【図10】アルカリ酸洗装置に超音波振動子を設置した
平面図である。
【図11】アルカリ酸洗装置に超音波振動子を設置した
BB’面からの断面図である。
【図12】アルカリ酸洗装置に超音波振動子を設置した
CC’面からの断面図である。
【図13】電解洗浄装置に超音波振動子を設置した断面
図である。
【図14】超音波振動子を帯板の上下に対向して配置し
た従来の超音波式酸洗装置の幅方向断面図である。
【図15】超音波振動子を酸洗槽内の側面に配置した従
来の超音波式酸洗装置の概要図である。
【図16】帯板に対向して配置した超音波振動子に対し
斜めに帯板を通板する従来の超音波式洗浄装置の通板方
向断面図である。
【図17】帯板に対向して配置した超音波振動子と帯板
との距離を変えた従来の超音波式洗浄装置の通板方向断
面図である。
【図18】超音波振動板から印加した音圧と振動板から
の距離の関係を示したグラフである。
【図19】超音波振動板を斜めに設置した場合の音圧分
布の概念図である。
【符号の説明】
1 :酸洗槽 2 :帯板 3 :酸洗液 4 :垂直配置の投込み式超音波振動子 5 :超音波振動板 6 :対向配置の投込み式超音波振動子 6a:超音波振動板 7 :ダムスキット 8 :超音波発振子 9 :リード線 10:給水管 11:配水管 12:液面 13:超音波発振器 14:反射板 15:音圧の高い領域 16:案内板 16a:振動子上部の案内板 16b、16d:振動子側部の案内板 16c:振動子下部の案内板 17:洗浄槽 18:洗浄液 19:ロール 20:直流電源 21:電極 X :超音波振動板と帯板の距離
フロントページの続き (72)発明者 橋本 格 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 山村 和人 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 Fターム(参考) 3B201 AA01 AB14 BB02 BB85 BB86 BB92 BB94 BC01 4K053 PA02 PA07 PA10 PA12 QA01 QA04 RA14 RA21 SA06 SA18 TA10 TA16 XA38 XA50 5D107 AA14 BB01 CC10 FF01 FF08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行する帯板が浸漬される浸漬型連続洗浄
    槽を備えた連続洗浄装置において、洗浄槽内の側面に超
    音波振動板を複数設置することを特徴とする超音波式連
    続洗浄装置。
  2. 【請求項2】帯板を挟んで、超音波振動板を千鳥に配置
    することを特徴とする請求項1記載の超音波式連続洗浄
    装置。
  3. 【請求項3】通板方向に向かって同一側で隣り合う超音
    波振動板と帯板の間隔が少なくとも1箇所以上異なるこ
    とを特徴とする請求項2記載の超音波式連続洗浄装置。
  4. 【請求項4】帯板を挟んで、超音波振動板の対抗面に反
    射板を設置することを特徴とする請求項1記載の超音波
    式連続洗浄装置。
  5. 【請求項5】反射板が回転自在であることを特徴とする
    請求項4記載の超音波式連続洗浄装置。
  6. 【請求項6】超音波振動板が通板方向に対し傾斜してい
    ることを特徴とする請求項1記載の超音波式連続洗浄装
    置。
  7. 【請求項7】更に、超音波振動板を帯板の上下に対抗さ
    せて設置することを特徴とする請求項1記載の超音波式
    連続洗浄装置。
  8. 【請求項8】上下に対抗させて設置する超音波振動板を
    ダムスキットの支点から通板方向10m以内に設置する
    ことを特徴とする請求項7記載の超音波式連続洗浄装
    置。
  9. 【請求項9】更に、帯板の走行する上下に、上下いずれ
    かの面により多くなるように超音波振動板を設置するこ
    とを特徴とする請求項1記載の超音波式連続洗浄装置。
  10. 【請求項10】帯板の上下に設置する超音波振動板が上
    下方向に回転自在であることを特徴とする請求項7又は
    9記載の超音波式連続洗浄装置。
  11. 【請求項11】超音波振動板の縁に沿って超音波の進行
    方向に、案内板を設置したことを特徴とする請求項1記
    載の超音波式連続洗浄装置。
  12. 【請求項12】浸漬型連続洗浄槽内の洗浄液が酸である
    こと特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の超
    音波式連続洗浄装置。
  13. 【請求項13】浸漬型連続洗浄槽内の洗浄液がアルカリ
    であること特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記
    載の超音波式連続洗浄装置。
  14. 【請求項14】浸漬型連続洗浄槽内の洗浄液が水である
    こと特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の超
    音波式連続洗浄装置。
  15. 【請求項15】浸漬型連続洗浄槽内の洗浄液が溶剤であ
    ること特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の
    超音波式連続洗浄装置。
  16. 【請求項16】浸漬型連続洗浄槽内に電解装置を設置し
    たことを特徴とする請求項12又は13記載の超音波式
    連続洗浄装置。
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