JP2003312700A - 詰め替え容器 - Google Patents

詰め替え容器

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JP2003312700A
JP2003312700A JP2002123677A JP2002123677A JP2003312700A JP 2003312700 A JP2003312700 A JP 2003312700A JP 2002123677 A JP2002123677 A JP 2002123677A JP 2002123677 A JP2002123677 A JP 2002123677A JP 2003312700 A JP2003312700 A JP 2003312700A
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JP
Japan
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container
opening
overcap
container body
peripheral wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002123677A
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English (en)
Inventor
Takehiko Tsuchiyama
土山  武彦
Hiroo Noguchi
野口  裕雄
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性が簡単で、かつ、注入口の狭いボトル等
の容器へも液体をこぼすことなく容易に充填が可能な詰
め替え容器を提供すること。 【解決手段】開口部を有するフランジ付きの容器本体
(10)と、容器本体の開口部を覆い開口部をフランジ
(11)で密封シールするつまみ部(21)を具備した
シート状の蓋材(20)と、開口部に被せるオーバーキ
ャップ(30)からなる詰め替え容器(1)であって、
オーバーキャップは中央に管状の注出口(31)が開口
され、注出口の下端から下方に向けて末広状に拡がる傾
斜部(32)が設けられ、傾斜部の下端縁から外方に向
けて平坦部(33)が設けられ、平坦部の外端縁には下
方に向けて嵌合周壁(34)が垂設されると共に、傾斜
部の注出口近傍には管状注出口と平行に管状注出口を囲
むように上方に向けて周壁(35)が垂設さている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、詰め替え用容器に
関するものであり、特には、注入口の狭いボトル等の容
器に容易に注入可能な詰め替え容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シャンプー、リンス、食器洗い用
洗剤などの液体を、ポンプで適量排出して使用するポン
プ式容器が多用されている。そして、近年では、資源の
節約からポンプ式容器に充填されている内容物を使い切
っても容器を廃棄することなく、詰め替え専用の容器に
充填されている内容物を空になったポンプ式容器に詰め
替え、該ポンプ式容器を何回も再利用することが行われ
ている。
【0003】そして現在商品化さている詰め替え容器
は、軟包装フィルムからなるスタンディングパウチや薄
肉のプラスチックボトルのような形態からなるものであ
った。しかしながら、このような形態では操作性が良く
なく、内容物である液体を注ぎ難いという欠点があっ
た。また、狭い注入口を持つ容器に対して詰め替えを行
う場合、注入口からはずれて液体がこぼれたり、手が汚
れたりすることが起こっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、詰め替え容
器に関する以上のような問題点を解決するためになされ
たもので、操作性が簡単で、かつ、注入口の狭いボトル
等の容器へも液体をこぼすことなく容易に充填が可能な
詰め替え容器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、開口部を有するフランジ付きの容器本体と、該容器
本体の開口部を覆い、該開口部をフランジで密封シール
するつまみ部を具備したシート状の蓋材と、前記容器本
体の開口部に被せるオーバーキャップと、からなる詰め
替え容器であって、前記オーバーキャップは、略中央に
管状の注出口が開口され、この注出口の下端縁から下方
に向けて末広状に拡がる傾斜部が設けられ、この傾斜部
の下端縁から外方に向けて平坦部が設けられ、この平坦
部の外端縁には下方に向けて嵌合周壁が垂設され、ると
共に、前記傾斜部の注出口近傍には、管状注出口と平行
に管状注出口を囲むように上方に向けて周壁が垂設され
ていることを特徴とする、詰め替え容器である。
【0006】このように請求項1記載の発明によれば、
詰め替え容器には、略中央に管状の注出口が開口され、
この注出口の下端縁から下方に向けて末広状に拡がる傾
斜部が設けられ、この傾斜部の下端縁から外方に向けて
平坦部が設けられ、この平坦部の外端縁には下方に向け
て嵌合周壁が垂設され、ると共に、前記傾斜部の注出口
近傍には、管状注出口と平行に管状注出口を囲むように
上方に向けて周壁が垂設されているオーバーキャップを
具備しているので、内容液をボトル状容器に詰め替える
際には、オーバーキャップを詰め替え容器から外して反
転させ、管状注出口をボトル状容器の注入口に差し込
み、つまみ部から蓋材を剥がして容器本体の開口部を露
出させ、そこから内容液をオーバーキャップの傾斜部に
注ぎ入れれば、オーバーキャップはそのまま漏斗となっ
て、内容液を外部にこぼしたりすることなく容易にボト
ル状容器に詰め替えることができる。
【0007】また、管状注出口と平行に管状注出口を囲
むように上方に向けて周壁が設けられているので、内容
物がなくなった空容器に詰め替える際、管状注出口をボ
トルなどの空容器の注入口に挿入した際、周壁が注入口
を支え詰め替え用の液体などが空容器からもれることが
ない。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記容器本体とオーバーキャップの間には、
収納空間が設けられていることを特徴とする、詰め替え
容器である。
【0009】このように請求項2記載の発明によれば、
容器本体とオーバーキャップの間には収納空間が設けら
れているので、例えば、スポンジ、不織布などの各種の
付属品を容器本体とオーバーキャップの間に収納するこ
とができる。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の発明において、前記オーバーキャップの嵌合周壁の周
縁内側には内方に向けてリブが設けられていることを特
徴とする、詰め替え容器である。
【0011】このように請求項3記載の発明によれば、
オーバーキャップの嵌合周壁の周縁内側には内方に向け
てリブが設けられているので、容器本体としっかりと嵌
合され、オーバーキャップは容器本体から外れにくい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の詰め替え容器を一実施形
態に基づいて以下に詳細に説明する。本発明の詰め替え
容器は、例えば図1に示すように、開口部を有するフラ
ンジ付きの容器本体(10)と、該容器本体の開口部
(12)を覆い、該開口部をフランジ(11)で密封シ
ールするつまみ部(21)を具備したシート状の蓋材
(20)と、前記容器本体の開口部に被せるオーバーキ
ャップ(30)と、から構成されている。
【0013】容器本体(10)は、収納する内容液の性
状、使用条件等を考慮して、例えば、ポリプロピレン樹
脂、ポリエステル樹脂等の公知のプラスチック樹脂をシ
ート成形法若しくはインジェクション成形法により成形
して得られるフランジ(11)を具備したカップ状の容
器とすれば良い。形状は円形でも角形でも構わない。
【0014】容器本体(10)をシート成形法、若しく
はインジェクション成形法で成形したプラスチック容器
とすることにより、剛性が出て、詰め替え作業を行うに
際し、内容液の充填された容器を持ち上げても安定して
持つことができる。
【0015】蓋材(20)は、容器本体(10)の開口
部(12)に被せて、フランジ(11)と密封シールす
るもので、容器本体のフランジとヒートシール可能であ
ると共に、蓋材を開封する際に、蓋材を破壊させること
なく容易に容器本体から剥離させなければならない。
【0016】このような蓋材としては、薄紙/アルミニ
ウム箔/シーラント層、薄紙/フィルム/シーラント
層、フィルム/薄紙/シーラント層等の薄紙とシーラン
ト層を主材料とした積層シートが好適に使用できる。ま
た、上記条件を満たすシーラント層を構成する樹脂(あ
るいはフィルム)としては、アイオノマー樹脂、エチレ
ン・メタアクリル酸共重合体樹脂等が好ましく使用で
き、ドライラミネート法、溶融樹脂押し出しラミネート
法等の公知のラミネート法により、各層を積層して積層
シートとすることができる。
【0017】シーラント層として、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸共重合体樹脂等
からなるホットメルト接着剤やヒートシールラッカーを
コーティング方法により形成させても良い。
【0018】蓋材(20)の周縁につまみ部(21)を
形成させることにより、蓋材を容器本体から剥がす際の
きっかけをつくることができ、容易に蓋材を剥がすこと
ができる。
【0019】オーバーキャップ(30)は、容器本体の
開口部に密封シールされている蓋材を保護すると同時
に、容器本体から外した際には、漏斗の役目を担うもの
で、略中央に管状の注出口(31)が開口され、この注
出口の下端縁から下方に向けて末広状に拡がる傾斜部
(32)が設けられ、傾斜部(32)の下端縁から外方
に向けて平坦部(33)が設けられ、平坦部(33)の
外端縁には下方に向けて嵌合周壁(34)が垂設されて
いる。
【0020】そして、傾斜部(32)の注出口近傍に
は、管状注出口(31)と平行に管状注出口を囲むよう
に上方に向けて周壁(35)が垂設されている。管状注
出口(31)の高さは、周壁(35)より高くても、低
くても、あるいは、同じ高さでも構わない。
【0021】管状注出口(31)の先端近傍に、内容物
を詰め替え再利用する空容器の注入口に、管状注出口
(31)がしっかり嵌合固定できるように、ネジ、すり
合わせ等の固定治具をあらかじめ設けておくこともでき
る。
【0022】オーバーキャップ(30)は、ポリプロピ
レン樹脂、ポリエチレン樹脂等をインジェクション成形
法などの成形方法により作製することができる。
【0023】図2は、本発明の詰め替え容器の別の実施
形態を示したもので、容器本体がボトル状に形成されて
いる。この場合にはフランジはない。また、蓋材はキャ
ップ(25)であり、ボトル状容器(15)の肩部と胴
部の境界近傍にオーバーキャップ(30)を嵌合するた
めの凹条(16)を周設しておく。
【0024】ボトル状容器(15)の材質は、収納する
内容液の性状、使用条件等を考慮して、ポリプロピレン
樹脂、ポリエステル樹脂などの熱可塑性樹脂から選択さ
れ、ブロー成形法等の公知の成形法を用いて成形され
る。
【0025】
【発明の効果】上記のように、本発明の詰め替え容器
は、下記に示す如き効果がある。即ち、詰め替え液を充
填した容器のオーバーキャップに漏斗の機能を付加して
あるので、流通時にはオーバーキャップとして機能さ
せ、蓋材や蓋材の上に載置した付属品の保護を行い、使
用時には管状注入口を詰め替える空容器の口元に挿入し
て漏斗として機能させることができる。また、蓋材の一
部を剥がして詰め替え液を反転させたオーバーキャップ
に注ぐことで、口元から管状注入口が外れて詰め替え液
がこぼれたりすることを防ぐことができる。詰め替える
容器の口元に対応して管状注入口の長さ、太さ、を調節
することであらゆる容器の詰め替えに対応することがで
きる。
【0026】さらに、液体芳香剤などの中身と同時に揮
散紙などの部材を交換する必要のある商品の詰め替えを
行う場合、その部材をオーバーキャップと蓋材の間に収
納することができる。また、容器本体をシート成形法な
どで作製することにより、コスト削減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の詰め替え容器の一実施例を示す、斜視
説明図である。
【図2】図1の詰め替え容器の使用状態を示す、斜視説
明図である。
【図3】本発明の詰め替え容器に使用するオーバーキャ
ップの一実施例を示す、断面説明図である。
【図4】本発明の詰め替え容器の別の実施例を示す、説
明図である。
【符号の説明】
1‥‥詰め替え容器 10‥‥容器本体 11‥‥フランジ 12‥‥開口部 15‥‥ボトル状容器 16‥‥凹条 20‥‥蓋材 21‥‥つまみ部 25‥‥キャップ 30‥‥オーバーキャップ 31‥‥注出口 32‥‥傾斜部 33‥‥平坦部 34‥‥嵌合周壁 35‥‥周壁
フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA05 AA14 AA24 AA25 AB01 BA03 BA06 BA07 BA08 BA09 CA03 CB02 CB04 CC04 CC05 CC08 DA03 DB13 DC04 DC05 FA09 FC07 FD13 GA08 GB08 GB12 GB17 JA17 KB01 LB02 LB07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有するフランジ付きの容器本体
    と、該容器本体の開口部を覆い、該開口部をフランジで
    密封シールするつまみ部を具備したシート状の蓋材と、
    前記容器本体の開口部に被せるオーバーキャップと、か
    らなる詰め替え容器であって、 前記オーバーキャップは、略中央に管状の注出口が開口
    され、この注出口の下端縁から下方に向けて末広状に拡
    がる傾斜部が設けられ、 この傾斜部の下端縁から外方に向けて平坦部が設けら
    れ、 この平坦部の外端縁には下方に向けて嵌合周壁が垂設さ
    れると共に、 前記傾斜部の注出口近傍には、管状注出口と平行に管状
    注出口を囲むように上方に向けて周壁が垂設されている
    ことを特徴とする、詰め替え容器。
  2. 【請求項2】前記容器本体とオーバーキャップの間に
    は、収納空間が設けられていることを特徴とする、請求
    項1記載の詰め替え容器。
  3. 【請求項3】前記オーバーキャップの嵌合周壁の周縁内
    側には内方に向けてリブが設けられていることを特徴と
    する、請求項1又は2記載の詰め替え容器。
JP2002123677A 2002-04-25 2002-04-25 詰め替え容器 Pending JP2003312700A (ja)

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