JP2003312666A - 食器かご用スタックフレーム及びその製造方法並びにスタックフレーム付食器かご - Google Patents

食器かご用スタックフレーム及びその製造方法並びにスタックフレーム付食器かご

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JP2003312666A
JP2003312666A JP2002119687A JP2002119687A JP2003312666A JP 2003312666 A JP2003312666 A JP 2003312666A JP 2002119687 A JP2002119687 A JP 2002119687A JP 2002119687 A JP2002119687 A JP 2002119687A JP 2003312666 A JP2003312666 A JP 2003312666A
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stack frame
tableware basket
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basket
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Naganori Iiizumi
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IZUMI SHOJI KK
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Izumi & Co Ltd
IZUMI SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器かごを上下に積み重ねるときに、上側の
食器かごの底部が下側の食器かご内の食器に接触するこ
とを回避するように、下側の食器かご内に食器が収容さ
れる空間が確保して、搬送中の食器の縁欠けを防止す
る。 【解決手段】 食器かごを上下に積み重ねるときに、下
側の食器かごの上縁開口部に装着されるフレームであっ
て、上側の食器かごを支持できることを特徴とした食器
かご用スタックフレームによって課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、学校・事業所等
の給食施設で使用する食器を搬送等するための食器かご
を上下に積み重ねるときに上側の食器かごを載置できる
食器かご用スタックフレーム及びその製造方法並びにス
タックフレーム付食器かご関する。
【0002】
【従来の技術】学校や事業所等へ食事を供給する給食セ
ンターでは、惣菜類とこれを盛りつける食器類とを別々
に給食センターから、各学校等へ、搬送し、各学校など
で、食器に惣菜類を盛りつける場合がある。この場合、
食器類を食器かごに入れて各学校等へ搬入し、使用後の
食器を再び食器かごに入れて搬出し、給食センターで
は、食器かごに入れた状態で、食器を洗浄、消毒、乾燥
する。
【0003】このように、食器類を食器かごに入れて搬
送、洗浄等する場合には、食器類を重ねた状態で食器か
ごに収容するのみならず、食器かご自体も重ねた状態で
搬送、消毒等をすれば、スペース効率が高まり、便宜で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、下側の食器か
ご内に食器類が積み重なって収容されているにも拘わら
ず、何らの措置をも講ずることなく食器かごを上下に積
み重ねてしまうと、上側の食器かごの底面が下側の食器
かご内の食器類に接触するおそれがあり、このような場
合には、下側の食器類で上側の食器かごの重量を支える
ことになる。
【0005】上側の食器かご内にも食器類が収容されて
いれば、その重量はかなりのものとなり、その重量を支
える食器類が破損するおそれがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、下側
の食器かごの上縁開口部に装着されるスタックフレーム
で、上側の食器かごを支持できるので、食器かごを上下
に積み重ねるときに、上側の食器かごが下側の食器かご
内に所定深さ以上入り込まないようになり、前記問題点
を解決したのである。
【0007】即ちこの発明のスタックフレームは、食器
かごを上下に積み重ねるときに、下側の食器かごの上縁
開口部に装着されるフレームであって、上側の食器かご
を支持できることを特徴とした食器かご用スタックフレ
ームである。この食器かご用スタックフレームは1ピー
ス構造であっても、また、2ピース以上のセパレート構
造であってもよい。
【0008】ここで、前記フレームは、前記上側の食器
かごの載置部と、下側の食器かごの上縁開口部を形成す
る四辺のうち少なくとも対向する二辺に装着できる着脱
自在の係止部とが一体成形されたものとすることができ
る。すなわち、フレームを1ピース構造とすることがで
きる。又、前記フレームは食器かごの上縁開口部を形成
する対向する二辺に別個に着脱される分離フレームを2
個一組としたものであって、該分離フレームは、前記上
側の食器かごの載置部と、下側の食器かごの上縁開口部
に着脱自在な係止部とを備えたものとすることができ
る。すなわち、フレームは2ピース構造とすることがで
きる。
【0009】さらに前記フレームは、前記上側の食器か
ごの載置部と、下側の食器かごの上縁開口部を形成する
一辺への取付部と、前記一辺に対向する他辺に対して着
脱自在に架け渡す係止部とが一体成形されたものとする
こともできる。すなわち、常時装着タイプのものであ
る。
【0010】次に、この発明のスタックフレームの製造
方法は、直線状の金属線材の両端部をそれぞれ上方へ折
り曲げると共に当該折り曲げ位置より端側で逆向きに鈎
状に折り返して左右対称形の渡設部材とし、当該渡設部
材を並列配置して、当該渡設部材を一本以上の連結杆で
接続して前記1ピース構造の食器かご用スタックフレー
ムとすることを特徴とした食器かご用スタックフレーム
の製造方法である。
【0011】また、他の方法は、金属線材を折り曲げて
四角形を形成する工程、該四角形の両端部をかごの上縁
に装着すべく鈎状に折り返す工程を順次又は同時に行っ
て前記1ピース構造の食器かご用スタックフレームとす
ることを特徴とした食器かご用スタックフレームの製造
方法である。
【0012】さらに他の製造方法の発明は、金属線材の
両端部を折り曲げて平行部と当該平行部の接続部とから
なるコ字状を形成する工程、該コ字状の基部にかごの上
縁に装着すべく鈎状部を成形する工程、及びコ字状の先
端部を屈曲して水平部を形成する工程を順次又は2以上
の工程を同時に行って分離フレームとして前記2ピース
構造の食器かご用スタックフレームとすることを特徴と
したスタックフレームの製造方法である。
【0013】また、金属線材の両端部を折り曲げて平行
部と当該平行部の接続部とからなるコ字状を形成する工
程、該コ字状の基部にかごの上縁に装着すべく鈎状部を
成形する工程、及びコ字状の先端部を屈曲して水平部を
形成する工程、前記基部を連結杆で連結する工程を順次
又は2以上の工程を同時に行って分離フレームとして前
記2ピース構造の食器かご用スタックフレームとするこ
とを特徴としたスタックフレームの製造方法である。
【0014】さらに、金属線材を折り曲げて四角形を成
形する工程、該四角形の一側にかごの上縁に装着する鈎
状を形成する工程を順次又は同時に行って分離フレーム
として前記2ピース構造の食器かご用スタックフレーム
とすることを特徴とした食器かご用スタックフレームの
製造方法である。
【0015】次に、この発明のスタックフレーム付食器
かごは、食器かごの上縁開口部に前記1ピース構造又は
2ピース構造の食器かご用スタックフレームが取り付け
られたことを特徴とするものであり、また、食器かごの
上縁開口部を形成する一辺に上記常時装着タイプの食器
かご用スタックフレームが前記取付部を介して回動可能
に取り付けられたことを特徴とするものである。
【0016】ここで、食器かごは、金属線材製であっ
て、該金属線材にはメタルマークの付着を防止する特殊
コーティングを施して食器かご本体を形成し、該食器か
ご本体の底板の下面に線材保護具を取付けて構成したも
のとすることができる。
【0017】さらに食器かごは、金属線材製であって、
該金属線材にはメタルマークの付着を防止する特殊コー
ティングを施して食器かご本体を形成し、該食器かご本
体の収容部を分割できる仕切具を、前記食器かご本体に
対して着脱自在で、かつ複数の取付け位置に取付けられ
る構成としたものとすることができる。
【0018】前記食器かごは、食器類を収納しない状態
で、できるだけコンパクトに積み重ねることができるよ
うにかごの開口部分よりも底面部分の方が小径となって
いる。このため、食器かごを積み重ねると、下側の食器
かごの半分程度の深さまで入り込む。
【0019】そこで、前記スタックフレームは、下側の
食器かごの上縁開口部に上側の食器かごが載置できる載
置面が形成されるものであればよい。従って、スタック
フレームは、一体成形の1ピースであって、上縁開口部
のほぼ全面を覆ってしまう蓋状のもの、上縁開口部を形
成する四辺の少なくとも二辺に架け渡すはしご状のもの
であってもよい。
【0020】また、上側の食器かごを安定して載置でき
る面を形成することができるものであれば、2ピースや
3ピースのものであってもよい。
【0021】このとき、スタックフレームの形状は、前
記載置面が下側の食器かごの上縁開口部の四辺からなる
開口面より僅かに内側に形成されるように窪んだ形状で
あると、食器かごを安定して積み重ねることができる。
【0022】前記メタルマークとは、セラミックス製の
食器が、例えば搬送中に食器かごの金属線材に擦られ、
食器に付着する汚れであって、このメタルマークは一旦
食器に付着した劇薬に相当するような薬品で処理しなけ
れば除去できなかった。そこで、食器かごには、食器の
メタルマーク付着を防止する前記の特殊コーティングを
施すことができる。
【0023】前記線材保護具は、食器かごを床等に置い
た際に、食器かご本体の下面が直接床面に接触しないよ
うにするものである。この線材保護具を食器かごの底面
に取り付けておけば、滑らせながら移動させる等、粗雑
に扱われがちな食器かごの金属線材に施された特殊コー
ティングが剥げ落ちることがなく、食器と金属線材が直
接触れることを防止できる。これにより、セラミック製
の食器を使用しても、メタルマークが食器に付着するお
それがない。
【0024】前記仕切具は、食器を複数枚積み重ねた食
器群をいくつか食器かご内に収容したときに、食器群同
士が接触して食器の縁欠けが生じないように食器群を仕
切るためのものである。
【0025】なお、食器かごは、金属線材製であって、
該金属線材にはメタルマークの付着を防止する特殊コー
ティングを施して食器かご本体を形成したもの以外で
も、従来のどのような食器かごであっても、この発明の
スタックフレームを取り付けることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】この発明の食器かご用スタックフ
レームは、一体成形の1ピ−スのもの、分離フレームを
2個一組とした2ピースのものいずれも、金属線材を折
り曲げたり、溶接したりして上側の食器かごの載置部
と、下側の食器かごの上縁開口部への係止部を形成した
ものである。
【0027】1ピースのスタックフレームで、その両端
を下側の食器かごの上縁開口部を形成する四辺のうち少
なくとも対向する二辺に装着できる着脱自在の係止部と
したものは、食器かごから完全に取り外すことができる
ので、食器の出し入れの際には取り外しておくことがで
きる。また、当該1ピースのスタックフレームの一端を
下側の食器かごの上縁開口部の一辺へ回動可能に取り付
ければ、食器の出し入れの際にもスタックフレームは食
器かごと一体となっているので、スタックフレームが紛
失するおそれがない。
【0028】また、2ピースのスタックフレームを構成
する分離フレームも、端部を下側の食器かごの上縁開口
部に装着できる着脱自在の係止部としたものは、食器か
ごから完全に取り外すことができるので、食器の出し入
れの際には取り外しておくことができる。また、当該分
離フレームの端部を下側の食器かごの上縁開口部の一辺
へ回動可能に取り付ければ、食器の出し入れの際にも分
離フレームは食器かごと一体となっているので、分離フ
レームが紛失するおそれがない。
【0029】また、前記線材保護具および仕切具は、食
器かごと共に洗浄・加熱・殺菌処理することが予想され
るので、食器かごの金属線材と同等の材質とすることが
望ましいが、同等の性質を有する樹脂等他の材質から構
成することもできる。
【0030】また、前記におけるメタルマークの付着を
防止する特殊コーティングは、加熱殺菌処理に耐えられ
る耐熱温度(180〜200℃程度)の材質で形成する
ことが好ましい(例えば、ナイロン系樹脂やポリエステ
ル系樹脂による特殊コーティング)。また、多少の衝撃
が与えられた際にも傷が付きにくく、また例え、傷が生
じた場合でも金属線材から剥離し難いことが望ましい。
また、食器を取り扱うため、有害物質が浸出しないこと
が必要である。
【0031】
【実施例1】この発明のスタックフレーム1を図面に基
づき説明する。
【0032】スタックフレーム1は、一体成形された1
ピースのスタックフレームであって、2つの渡設部材
2、10を連結杆3a、3b、3c、3dで接続して構
成したものである。渡設部材2、10のそれぞれの両端
は、鈎状に成形されて食器かご4の上端開口部5へ装着
できる着脱自在の係止部6、7、8、9が設けられてい
る。
【0033】また、渡設部材2、10の直線部分2a、
10aと連結杆3b、3cとを含む平面が上側に積み重
ねられる食器かご4a(図7、図8)の載置部11を構
成している。
【0034】このように構成されるスタックフレーム1
の製造方法をその工程を概念的に描いた図3について説
明する。
【0035】まず、渡設部材2、10となる2本の直線
状の金属線材12、12と同じく金属線材よりなる4本
の連結杆3a、3b、3c、3dを準備し(図3
(a))、金属線材12、12と連結杆3a、3b、3
c、3dを直角当接させ当該当接部を溶接して接合して
(図3(b))、金属線材12、12の両端部を上方へ
折り曲げると共に当該折り曲げ位置より端側で逆向きに
鈎状に折り返して左右対称形の渡設部材2、10とすれ
ば、この発明のスタックフレーム1が完成する。
【0036】以上の工程は、一つの治具で一度に行うこ
とができる。
【0037】次にスタックフレーム1の使用方法につい
て説明する。
【0038】符号4は、その上端開口部5にスタックフ
レーム1が装着される食器かごである(図4)。この食
器かご4は、金属線材を四角形や略U字状に屈曲成形し
たものを格子状に組み上げて構成され、セラミック製食
器にいわゆるメタルマークを生じないよう、その表面に
特殊合成樹脂(例えば、ナイロン系樹脂やポリエステル
系樹脂)によるコーティングが施してある。
【0039】また、食器かご4の底面には、金属線材か
らなる線材保護具15が装着されている。さらに、食器
かごが図5(c)のように長方形の食器かご45の場合
には、食器を複数枚積み重ねた食器群をいくつか食器か
ご内に収容したときに、これらの食器群が接触しないよ
うに食器かご45の内部に、図5図示の仕切具13を装
着することができる。尚、図中符号14は、螺旋状部材
で覆われた提手である。
【0040】上縁開口部5は、図6図示のように上縁辺
5a、5b、5c、5dの四辺によって構成されてい
る。スタックフレーム1は、係止部6、8が上縁辺5c
に係止され、反対側の係止部7、9が上縁辺5cに対向
する上縁辺5aに係止されて上縁開口部5に装着されて
いる。これにより、下側のかご4b内に食器を収納でき
る空間を確保しつつ、載置部11を下側のかご4bの上
縁開口部5の内側に配置することができる。
【0041】このようにスタックフレーム1を上縁開口
部5に装着して、図7図示のように下側の食器かご4b
に上側の食器かご4aを重ねると、上側の食器かご4a
は載置部11に支持され、下側の食器かご4b内に積み
重ねた状態で収納された食器に接触することがない(図
8)。
【0042】なお、上縁開口部5が正方形であれば、ス
タックフレーム1を上縁開口部に架け渡す向きは、上縁
辺5b、5dに架け渡す向きであってもよい。
【0043】スタックフレーム1は、食器かご4から食
器を収納し、取り出すときは完全に取り去ることができ
るので、食器の収納、取り出しの邪魔になることはな
い。
【0044】
【実施例2】次に実施例1のスタックフレーム1と同様
に、一体成形された1ピースのスタックフレーム16の
製造方法をその工程を概念的に描いた図9について説明
する。
【0045】このスタックフレーム16は、スタックフ
レーム1の製造工程では数カ所の溶接作業を行わなけれ
ばならないところ、溶接作業を1回とし、又は全く行う
ことなく成形されるものである。
【0046】すなわち、スタックフレーム16の製造工
程は、金属線材17(図9(a))を折り曲げて四角形
18(図9(b))を形成する工程、四角形18の両端
部18a、18bをかごの上縁に装着すべく矢示19、
20(図9(b))の向きに上方に折り曲げると共に矢
示21、22(図9(b))の向き鈎状に折り返して係
止部16a、16b(図9(c))を設ける工程からな
り、これらの工程を順次又は同時に行えば、スタックフ
レーム16が形成される。
【0047】このように、一本の金属線材を屈曲成形す
る製造工程によれば、全ての工程を同時に行うことがで
きるので大量生産に便宜である。また、強度確保のた
め、四角係18を形成する際に、金属線材17の両端を
溶接することがあるが、溶接箇所は、かかる一カ所で済
む。
【0048】
【実施例3】次に、この発明の他の実施例について説明
する。この実施例のスタックフレーム23は、食器かご
の上縁開口部を形成する対向する二辺に別個に着脱され
る分離フレーム24、25を2個一組とした2ピースの
スタックフレームである(図10)。ここで、分離フレ
ーム24、25は、金属線材をそれぞれ当該金属線材の
自由端を有する平行部と当該平行部の接続部からなるコ
字状に折り曲げ、当該金属線材の自由端側をかごの上縁
開口部に装着する基部として鈎状に成形された係止部2
4a(25a)が設けられている。
【0049】また、分離フレーム24、25はコ字状の
先端部(前記平行部の接続部側)を屈曲して水平部24
b(25b)が設けられており、かかる水平部24b、
25bが上側に積み重ねられる食器かご4a(図14、
図15)の載置部11を構成している。
【0050】なお、図10図示の分離フレーム24(2
5)の係止部24a(25a)に補強のため連結杆30
を取り付けた分離フレーム32、33を2個一組として
スタックフレーム31とすることもできる。
【0051】このように構成されるスタックフレーム2
3、31の製造方法をその工程を概念的に描いた図12
について説明する。
【0052】スタックフレーム23を製造する工程は、
金属線材27(図12(a))の両端部を折り曲げて平
行部28a、28aと平行部28a、28aの接続部2
8bからなるコ字状28(図12(b))を形成する工
程、コ字状28の基部(金属線材27の自由端側)にか
ごの上縁に装着すべく鈎状部29を成形する(上方へ折
り曲げると共に当該折り曲げ位置より自由端側で逆向き
に鈎状に折り返す)と共に、コ字状の先端部(接続部2
8b側)を屈曲して水平部24b(25b)を形成する
工程を順次又は同時に行えば、分離フレーム24、25
が形成される。この分離フレーム24と分離フレーム2
5を一組とすればスタックフレーム23が完成する。
【0053】一方、スタックフレーム31は、前記スタ
ックフレーム23の製造工程に、コ字状28の平行部2
8a、28aへ連結杆30(図12(d))を溶接する
工程(図12(e))が加わり、これらの工程を順次又
は同時に行えば、分離フレーム32、33(図12
(f))が形成され、分離フレーム32と分離フレーム
33を一組とすればスタックフレーム31が完成する。
【0054】このように、スタックフレーム23、31
は、左右対称の分離フレームを2個一組とすることか
ら、一つの治具で一度に製造することができる。
【0055】次にスタックフレーム23の使用方法につ
いて説明する。
【0056】スタックフレーム23が装着される食器か
ごは、前記実施例1のスタックフレーム1が装着された
食器かご4(図4)と同一であるのでその説明を省略す
る。
【0057】食器かご4の上縁開口部5は、図13図示
のように上縁辺5a、5b、5c、5dの四辺によって
構成されている。スタックフレーム23を構成する分離
フレーム24、25はそれぞれ、係止部24a、25a
が対向する上縁辺5c、上縁辺5aに係止されて上縁開
口部5に装着されている。これにより、下側のかご4b
内に食器を収納できる空間を確保しつつ、載置部11を
下側のかご4bの上縁開口部5の内側に配置することが
できる。
【0058】このようにスタックフレーム23を上縁開
口部5に装着して、図14図示のように下側の食器かご
4bに上側の食器かご4aを重ねると、上側の食器かご
4aは載置部11に支持され、下側の食器かご4b内に
積み重ねた状態で収納された食器に接触することがない
(図15)。
【0059】なお、スタックフレーム23を構成する分
離フレーム24、25はそれぞれ、対向する上縁辺5
b、5dに係止することもできる。
【0060】すなわち、分離フレーム24、25は、食
器かごの縦横の寸法の影響を受けることなくどのような
寸法の食器かごの上縁開口部にも装着することができ
る。
【0061】スタックフレーム31の使用方法について
は、スタックフレーム23と同様であるので説明を省略
する。
【0062】
【実施例4】次に実施例3のスタックフレーム23、3
1と同様に、2ピースのスタックフレーム34(図16
(c))の製造方法をその工程を概念的に描いた図12
について説明する。
【0063】実施例3のスタックフレーム23を構成す
る分離フレーム24、25は、一本の金属線材から一度
に成形できるものであるが、強度不足を補うためスタッ
クフレーム31を構成する分離フレーム32、33のよ
うに連結杆30を取り付ける場合がある。
【0064】この実施例のスタックフレーム34を構成
する分離フレーム35、36は、スタックフレーム31
を構成する分離フレーム32、33の製造工程では2カ
所の溶接作業を行わなければならないところ、溶接作業
を1回とし、又は全く行うことなく成形されるものであ
る。
【0065】すなわち、スタックフレーム34の製造工
程は、金属線材44を折り曲げて四角形37(図16
(b))を成形する工程、四角形37の一側37aをか
ごの上縁に装着すべく矢示38(図16(b))の向き
に上方に折り曲げると共に矢示39(図16(b))の
向き鈎状に折り返して係止部34a(図16(d))を
設けて分離フレーム35、36とする工程からなり、こ
れらの工程を順次又は同時に行えば、スタックフレーム
34が形成される。
【0066】このように、一本の金属線材を屈曲成形す
る製造工程によれば、全ての工程を同時に行うことがで
きるので大量生産に便宜である。また、強度確保のた
め、四角係37を形成する際に、金属線材36の両端を
溶接することがあるが、溶接箇所は、かかる一カ所で済
む。
【0067】なお、前記の金属線材44を折り曲げて四
角形37(図16(b))を成形する工程において、四
角形37の対向する二辺に連結杆53を溶接して取り付
け、補強すれば、分離フレーム35、36よりも強度の
ある分離フレーム55、56とすることができ、スタッ
クフレーム54を形成することができる。
【0068】
【実施例5】次に、この発明の他の実施例について、図
17に基づいて説明する。
【0069】この実施例のスタックフレーム40は、ほ
ぼ実施例1記載のスタックフレーム1(図1)と同一で
ある。
【0070】スタックフレーム40がスタックフレーム
1と異なる点は、スタックフレーム1の係止部7、9
(図1(b))に相当する部分を、下側の食器かご4b
の上縁開口部を形成する一辺5aへの取付部41とした
点である。
【0071】スタックフレーム40は図17図示のよう
に取付部41を介して矢示42、43の向きに回動可能
に取り付けて使用される。スタックフレーム40は食器
の出し入れの際にも食器かごと一体となっている常時装
着タイプであるので、スタックフレームの紛失のおそれ
がない。
【0072】なお、図17図示の食器かご4bは図4図
示の食器かご4と同一のものであるが、線材保護具15
(図4)は装着されていない。
【0073】また、図18図示のスタックフレーム50
は、図10図示のスタックフレーム23を構成する分離
フレーム24、25の係止部24a、25aを取付部と
なるように変更して分離フレーム51、52としたもの
である。
【0074】スタックフレーム50は、分離フレーム5
1、52を図18図示のように食器かご4bの上縁開口
部を形成する上縁片5a、5cにそれぞれ矢示45、4
6、矢示48、49の向きに回動可能に取り付けて使用
される。スタックフレーム50は食器の出し入れの際に
も分離フレーム51、52が食器かごと一体となってい
る常時装着タイプであるので、スタックフレームの紛失
のおそれがない。
【0075】以上、本発明の好ましい実施の形態を添付
図面を参照して説明したが、本発明はかかる実施の形態
に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から
把握される技術的範囲において種々な形態に変更可能で
ある。
【0076】
【発明の効果】食器かご用スタックフレームは、食器か
ごを上下に積み重ねるときに、下側の食器かごの上縁開
口部に装着されるフレームであって、上側の食器かごを
支持できるようにしたので、食器かごを上下に積み重ね
ても、下側の食器かご内に食器が収容される空間が確保
でき、上側の食器かごの底部が下側の食器かご内の食器
に接触することがない。
【0077】また、食器かご用スタックフレームの製造
方法は、金属線材の複数箇所を折り曲げて成形する工程
を、同時に行うようにしたので、製造時間が短縮され、
大量生産に便宜である。
【0078】また、線材保護具を取付けた食器かごで
は、食器かご本体の底面部外側が直接載置面に接触せ
ず、かつ食器かごに収容した食器が前記線材保護具に接
触しないように線材保護具を構成したので、食器かごを
床を引き摺るように使用しても、食器かごの底板の線材
のコーティングが剥がれるおそれが無い。また、収容し
た食器が線材保護具に当接しないので、セラミック製の
食器を使用した場合であっても、メタルマークが付くお
それがない。
【0079】また、食器かご本体の収容部を分割できる
仕切具を、前記食器かご本体に対して着脱自在で、かつ
複数の取付け位置に取付けられる構成としたので、食器
を重ねた状態の食器群を複数収容した場合であっても、
食器群が衝突することなく、搬送中の食器の縁欠けを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明の実施例のスタックフレームの
正面図である。 (b)同じく平面図である。
【図2】(a)同じく縦断面図である。 (b)同じく側面図である。
【図3】図1図示のスタックフレームの製造方法を示す
概念図であり、(a)は、渡設部材となる2本の金属線
材と、金属線材よりなる4本の連結杆の斜視図であり、
(b)は、渡設部材となる2本の金属線材に連結杆を溶
接する工程を示すものであり、(c)は、2本の金属線
材の両端部を上方へ折り曲げると共に当該折り曲げ位置
より端側で逆向きに鈎状に折り返して左右対称形の渡設
部材として、スタックフレームを完成させる工程を示す
ものである。
【図4】図1図示のスタックフレームを装着した食器か
ごの正面図である。
【図5】(a)食器かご内に装着される仕切具の拡大側
面図である。 (b)同じく拡大正面図である。 (c)食器かご内に仕切具を装着した状態の正面図。
【図6】図4図示の食器かごに図1図示の食器かご用ス
タックフレームを装着した状態の平面図である。
【図7】図6のA−A線に沿って断面としたものであっ
て、食器かごを上下に積み重ねる説明図である。
【図8】図7図示の状態から、食器かごを上下に積み重
ねた状態を示す説明図である。
【図9】他の実施例のスタックフレームの製造方法を示
す概念図であり、(a)は、1本の金属線材の斜視図で
あり、(b)は、(a)の金属線材を折り曲げて形成し
た四角形の斜視図であり、(c)は、(b)の四角形の
両端を上方に折り曲げると共に鈎状に折り返してスタッ
クフレームを完成させる工程を示すものである。
【図10】(a)この発明の他の実施例であって、2ピ
ース構造のスタックフレームを構成する分離フレームの
正面図。 (b)同じく平面図。 (c)同じく側面図。
【図11】(a)この発明のさらに他の実施例であっ
て、2ピース構造のスタックフレームを構成する分離フ
レームの正面図。 (b)同じく平面図。 (c)同じく側面図。
【図12】図10、図11図示のスタックフレームの製
造方法を示す概念図であり、(a)は、1本の金属線材
の斜視図であり、(b)は、(a)の金属線材を折り曲
げて成形したコ字状の斜視図であり、(c)は、コ字状
を折り曲げて基部に鈎状部を成形し、先端部に水平部を
形成して図10図示の分離フレームを完成させる工程を
示すものである。(d)は、金属線材よりなる連結杆の
斜視図であり、(e)は、(b)のコ字状に(d)の連
結杆を溶接したものの斜視図であり、(f)は、(d)
の状態からコ字状の先端側を折り曲げて基部に鈎状部を
成形し、先端部に水平部を形成して図11図示の分離フ
レームを完成させる工程を示すものである。
【図13】食器かごに図10図示の分離フレームを装着
した状態の平面図である。
【図14】図13のB−B線に沿って断面としたもので
あって、食器かごを上下に積み重ねる説明図である。
【図15】図14図示の状態から、食器かごを上下に積
み重ねた状態を示す説明図である。
【図16】他の実施例のスタックフレームの製造方法を
示す概念図であり、(a)は、1本の金属線材の斜視図
であり、(b)は、(a)の金属線材を折り曲げて成形
した四角形の斜視図であり、(c)は、(b)の四角形
の一端を上方に折り曲げると共に鈎状に折り返して分離
フレームを完成させる工程を示すものである。
【図17】(a)この発明のさらに他の実施例であっ
て、2ピース構造のスタックフレームを構成する分離フ
レームの正面図。 (b)同じく平面図。 (c)同じく側面図。
【図18】他の実施例のスタックフレームを食器かごに
回動可能に取り付けた状態の正面図。
【図19】他の実施例のスタックフレームを構成する分
離フレームを食器かごにそれぞれ回動可能に取り付けた
状態の正面図。
【符号の説明】
1、16、23、31、34、40、50、54 スタ
ックフレーム 2 渡設部材 3、30、53 連結杆 4、4a、4b 食器かご 5 上縁開口部 5a、5b、5c、5d 上縁辺 6、7、8、9、16a、16b、24a、25a、2
9 係止部 11 載置部 12、17、27、44 金属線材 13 仕切具 14 提手 15 線材保護具 18、37 四角形 24、25、32、33、35、36、51、52、5
5、56 分離フレーム 41 取付部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月18日(2003.2.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】即ちこの発明のスタックフレームは、食器
かごを上下に積み重ねるときに、下側の食器かごの上縁
開口部に装着されるフレームであって、上側の食器かご
を支持できる載置部を設けたことを特徴とした食器かご
用スタックフレームである。この食器かご用スタックフ
レームは1ピース構造であっても、また、2ピース以上
のセパレート構造であってもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】ここで、前記フレームは、前記上側の食器
かごの載置部と、下側の食器かごの上縁開口部に装着す
る係止部とが一体成形され、当該係止部は、下側の食器
かごの上縁開口部を形成する四辺のうち少なくとも対向
する二辺に着脱自在に装着できるものとすることができ
る。すなわち、フレームを1ピース構造とすることがで
きる。又、前記フレームは食器かごの上縁開口部を形成
する対向する二辺に別個に着脱される分離フレームを2
個一組としたものであって、該分離フレームは、前記上
側の食器かごの載置部と、下側の食器かごの上縁開口部
に着脱自在な係止部とを備えたものとすることができ
る。すなわち、フレームは2ピース構造とすることがで
きる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】さらに前記フレームは、前記上側の食器か
ごの載置部と、下側の食器かごの上縁開口部を形成する
一辺へ回動可能に取り付ける取付部と、前記一辺に対向
する他辺に対して着脱自在に架け渡す係止部とが一体成
形されたものとすることもできる。すなわち、常時装着
タイプのものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】
【実施例4】次に実施例3のスタックフレーム23、3
1と同様に、2ピースのスタックフレーム34(図16
(c))の製造方法をその工程を概念的に描いた図16
について説明する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】なお、前記の金属線材44を折り曲げて四
角形37(図16(b))を成形する工程において、四
角形37の対向する二辺に連結杆53を溶接して取り付
け、補強すれば、分離フレーム35、36よりも強度の
ある分離フレーム55、56とすることができ、スタッ
クフレーム54を形成することができる(図17)
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】
【実施例5】次にこの発明の他の実施例について、図1
に基づいて説明する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】スタックフレーム40は図18図示のよう
に取付部41を介して矢示42、43の向きに回動可能
に取り付けて使用される。スタックフレーム40は食器
の出し入れの際にも食器かごと一体となっている常時装
着タイプであるので、スタックフレームの紛失のおそれ
がない。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】なお、図18図示の食器かご4bは図4図
示の食器かご4と同一のものであるが、線材保護具15
(図4)は装着されていない。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】また、図19図示のスタックフレーム50
は、図10図示のスタックフレーム23を構成する分離
フレーム24、25の係止部24a、25aを取付部と
なるように変更して分離フレーム51、52としたもの
である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】スタックフレーム50は、分離フレーム5
1、52を図19図示のように食器かご4bの上縁開口
部を形成する上縁片5a、5cにそれぞれ矢示45、4
6、矢示48、49の向きに回動可能に取り付けて使用
される。スタックフレーム50は食器の出し入れの際に
も分離フレーム51、52が食器かごと一体となってい
る常時装着タイプであるので、スタックフレームの紛失
のおそれがない。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器かごを上下に積み重ねるときに、下
    側の食器かごの上縁開口部に装着されるフレームであっ
    て、上側の食器かごを支持できることを特徴とした食器
    かご用スタックフレーム。
  2. 【請求項2】 フレームは、前記上側の食器かごの載置
    部と、下側の食器かごの上縁開口部を形成する四辺のう
    ち少なくとも対向する二辺に装着できる着脱自在の係止
    部とが一体成形されたことを特徴とする請求項1記載の
    食器かご用スタックフレーム。
  3. 【請求項3】 フレームは、食器かごの上縁開口部を形
    成する対向する二辺に別個に着脱される分離フレームを
    2個一組としたものであって、該分離フレームは、前記
    上側の食器かごの載置部と、下側の食器かごの上縁開口
    部に装着できる着脱自在の係止部とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の食器かご用スタックフレーム。
  4. 【請求項4】 フレームは、前記上側の食器かごの載置
    部と、下側の食器かごの上縁開口部を形成する一辺への
    取付部と、前記一辺に対向する他辺に対して着脱自在に
    架け渡す係止部とが一体成形されたことを特徴とする請
    求項1記載の食器かご用スタックフレーム。
  5. 【請求項5】 直線状の金属線材の両端部をそれぞれ上
    方へ折り曲げると共に当該折り曲げ位置より端側で逆向
    きに鈎状に折り返して左右対称形の渡設部材とし、当該
    渡設部材を並列配置して、当該渡設部材を一本以上の連
    結杆で接続して請求項2記載の食器かご用スタックフレ
    ームとすることを特徴とした食器かご用スタックフレー
    ムの製造方法。
  6. 【請求項6】 金属線材を折り曲げて四角形を形成する
    工程、該四角形の両端部をかごの上縁に装着すべく鈎状
    に折り返す工程を順次又は同時に行って請求項2記載の
    食器かご用スタックフレームとすることを特徴とした食
    器かご用スタックフレームの製造方法。
  7. 【請求項7】 金属線材の両端部を折り曲げて平行部と
    当該平行部の接続部とからなるコ字状を形成する工程、
    該コ字状の基部にかごの上縁に装着すべく鈎状部を成形
    する工程、及びコ字状の先端部を屈曲して水平部を形成
    する工程を順次又は2以上の工程を同時に行って分離フ
    レームとして請求項3記載の食器かご用スタックフレー
    ムとすることを特徴としたスタックフレームの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 金属線材の両端部を折り曲げて平行部と
    当該平行部の接続部とからなるコ字状を形成する工程、
    該コ字状の基部にかごの上縁に装着すべく鈎状部を成形
    する工程、及びコ字状の先端部を屈曲して水平部を形成
    する工程、前記基部を連結杆で連結する工程を順次又は
    2以上の工程を同時に行って分離フレームとして請求項
    3記載の食器かご用スタックフレームとすることを特徴
    としたスタックフレームの製造方法。
  9. 【請求項9】 金属線材を折り曲げて四角形を成形する
    工程、該四角形の一側にかごの上縁に装着する鈎状を形
    成する工程を順次又は同時に行って分離フレームとして
    請求項3記載の食器かご用スタックフレームとすること
    を特徴とした食器かご用スタックフレームの製造方法。
  10. 【請求項10】 食器かごの上縁開口部に請求項1乃至
    3記載の食器かご用スタックフレームが取り付けられた
    ことを特徴とするスタックフレーム付食器かご。
  11. 【請求項11】 食器かごの上縁開口部を形成する一辺
    に請求項4記載の食器かご用スタックフレームが前記取
    付部を介して回動可能に取り付けられたことを特徴とす
    るスタックフレーム付食器かご。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014210055A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 株式会社中西製作所 食器篭
JP2015037504A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 株式会社中西製作所 食器篭の取り扱い方法

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JP2014210055A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 株式会社中西製作所 食器篭
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