JP2000201879A - 食器類収容具 - Google Patents

食器類収容具

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JP2000201879A JP11271761A JP27176199A JP2000201879A JP 2000201879 A JP2000201879 A JP 2000201879A JP 11271761 A JP11271761 A JP 11271761A JP 27176199 A JP27176199 A JP 27176199A JP 2000201879 A JP2000201879 A JP 2000201879A
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    • A47L19/04Crockery baskets; Draining-racks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する食器類同士の間隔を自在に拡縮する
ことのできる食器類収容具を提供する。 【解決手段】 突起12は、収容空間Sの中に入れられ
た汁椀Bの外端縁部又は開口端フランジfと係合する。
他方、受けプレート7は、その円弧状縁13が汁椀Bの
外側面と係合し、また受けプレート7の本体部分の側面
が、隣りの汁椀Bの外端縁又は開口縁と係合する。つま
り、一つの汁椀Bに注目すれば、この汁椀Bの外端縁又
は開口縁はその前方に位置する受けプレート7の本体部
分の側面と係合する。給食センタでは、作業員は、収容
具1を横倒しの状態で、洗浄機のコンベアの上に置き、
収容具1を引き延ばす。これにより、収容具1の中の汁
椀Bは、ほぼ垂直に起立した状態で互いに離間した状態
になる。洗浄が完了した後、収容具1を圧縮することで
収容具1は短縮状態になり、汁椀Bは互いに近接した状
態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、たとえば給食
用の食器類を収容してこれを洗浄するのに好都合な食器
類収容具に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 多人数の食事を賄う厨房システム、典
型的には、給食センタに設置されるシステムでは、食
器、トレーなどの食器類の洗浄にラック、カゴ又はバス
ケットを使用して、これら食器類収容具の中に数多くの
食器類を収容した状態で洗浄することが行われている
(たとえば、特開昭50―663号公報、実公平3―1
0932号公報、実開平2―112251号公報、実開
平3―10847号公報、特開平5―269073号公
報参照)。
【0003】このようなカゴなどの食器類収容具にあっ
ては、食器類の洗浄を都合良く行うことができるよう
に、たとえば、ノズルから洗浄液又は温水を噴射させて
食器類を洗浄する形式の洗浄機にあっては、洗浄効果を
確保するために隣接する食器類を互いに離間した状態で
収容するのが好ましく、このような観点から従来の食器
類収容具の中には、突起や仕切りを備えてこれら突起や
仕切りで隣接する食器類同士を離間させるようにしたも
のが知られている(たとえば、先に例示した公報のう
ち、実公平3―10932号公報、実開平3―1084
7号公報参照)。このような食器類収容具を採用したと
きには、たとえば給食センタにおいて、回収した食器類
を収容具の中に入れるとき、仕切りで区分された各区画
毎に一枚ずつ食器類を入れるという作業を行う必要があ
る。
【0004】これに対して、特開平5―269073号
公報に見られるように、たとえば学校給食の場合に給食
センタでの作業及びこの給食センタと客先である学校と
の間の搬送を全て収容具の中に食器類を収容した状態で
行うという全体的に統合化したシステムが提案されてい
る。すなわち、この統合システムでは、前述したような
突起や仕切りを備えた収容具を用意し、夫々の収容具の
中に各クラス毎の食器類を入れた状態で給食センタから
学校に食器類を搬入し、生徒がこの収容具から食器類を
取り出して食事に供した後に、使用した食器類を各自が
収容具の各区画の中に入れ、その後、使用済みの食器類
を収容した収容具を作業員が給食センタに搬入し、給食
センタでは、個々の食器類に作業員が手を触れることな
く、搬入された収容具をそのまま洗浄機に投入してその
中の食器類を洗浄し、洗浄後は、食器類を収容具の中に
入れたまま翌日の学校への搬入に備える。また、このよ
うな統合システムに適した収容具として、隣接する食器
類同士が所定の間隔を隔てて位置するように個々の食器
類収容区画をステンレスロッドで区分したカゴが提案さ
れている(特開平8―72872号公報参照)。
【0005】このような統合されたシステムを採用した
ときには、生徒各自が食後に使用した食器類を収容具の
各区画の中に入れることで、収容具の中の隣接する食器
類同士は、洗浄にとって都合のよい、互いに離間した状
態となる。そして、この状態で給食センタに搬入し、使
用済みの食器類を収容具の中に収容したまま洗浄機の中
に入れることで、作業員が食器類に直接手を触れること
なく、この収容具の中の食器類を洗浄することができ
る。このようにして洗浄処理を行った後は、食器類を入
れたままの収容具を給食センタから学校に運び込むこと
ができ、したがって、学校と給食センタとの間の一連の
経路を、食器類を収容具の中に入れたままで循環させる
ことができ、この循環路では、搬送作業および給食セン
タでの洗浄作業の際に作業員が食器類に手を触れること
がないため、特に衛生面で非常に優れたシステムといえ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 従来の仕切りや突起
で複数の区画に区分したカゴなどでは、前述したとお
り、各区画の中に入れた食器類同士が互いに所定の間隔
を隔てて位置するように設定されている。したがって、
これに起因して、収容具の占める体積が、単に食器類を
積み重ねた状態で運ぶのに比べて大きなものとなり、食
器類を収容した収容具を学校と給食センタとの間を搬送
する過程で比較的大きな車両が必要となるという問題が
あり、また、給食センタでは、洗浄後の食器類を入れた
収容具を翌日の発送のために格納しておくために大きな
スペースが必要となるという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、隣接する食器類
同士の間隔を自在に拡縮することのできる食器類収容具
を提供することにある。本発明の更なる目的は、洗浄時
には隣接する食器類同士の間隔を離間させることがで
き、その一方で搬送時や格納時など、小さな体積である
ことが望まれるときは、隣接する食器類同士の間隔を狭
めることのできる食器類収容具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 そこで、上記目的は、
互いに並置されて、複数の食器類を収容するための食器
類収容空間を形成する複数のコ字状フレームと、該コ字
状フレームの各側部に連結され、隣接するコ字状フレー
ムを離間接近可能に連結する対のリンク部材と、該対の
リンク部材間に延びる受けフレームと、前記コ字状フレ
ームの上端部に設けられ、前記食器類収容空間に向けて
突出する対の突起とを有し、前記複数のコ字状フレーム
が接近した状態で、前記突起同士のピッチが、収容すべ
き複数の食器類の外縁同士のピッチとほぼ同一に設定さ
れ、前記食器類収容空間に収容された食器類の外側面が
これに隣接する前記受けプレートの縁と係合し、前記突
起が前記食器類の外端縁部と係合し、当該食器類の縁が
該食器類の前方に位置する前記受けプレートの本体側面
と係合することにより、前記コ字状フレーム同士を離間
させたときには、前記食器類収容空間に収容された食器
類が互いに離間し、前記コ字状フレーム同士が接近させ
たときには、前記食器類収容空間に収容された食器類が
互いに接近することにより達成される。
【0009】上記目的は、互いに並置されて、複数の食
器類を収容するための食器類収容空間を形成する複数の
コ字状フレームと、該コ字状フレームの各側部に連結さ
れ、隣接するコ字状フレームを離間接近可能に連結する
左右一対の上リンク部材及び左右一対の下リンク部材
と、前記左右一対の下リンク部材間に延びる受けフレー
ムと、前記コ字状フレームの上端部及び/又は前記上リ
ンク部材に設けられ、前記食器類収容空間に向けて突出
する対の突起とを有し、前記複数のコ字状フレームが接
近した状態で、前記突起同士のピッチが、収容すべき複
数の食器類の外縁同士のピッチとほぼ同一に設定され、
前記食器類収容空間に収容された食器類の外側面がこれ
に隣接する前記受けプレートの縁と係合し、前記突起が
前記食器類の外端縁部と係合し、当該食器類の縁が該食
器類の前方に位置する前記受けプレートの本体側面と係
合することにより、前記コ字状フレーム同士を離間させ
たときには、前記食器類収容空間に収容された食器類が
互いに離間し、前記コ字状フレーム同士が接近させたと
きには、前記食器類収容空間に収容された食器類が互い
に接近することにより達成される。
【0010】上記目的は、互いに並置されて、複数の食
器類を収容するための食器類収容空間を形成するととも
に、その食器類収容空間で各食器類全体を被って収容で
きる高さに各々を形成する複数のコ字状フレームと、該
コ字状フレームの各側部に連結され、隣接するコ字状フ
レームを離間接近可能に連結する対のリンク部材と、該
対のリンク部材間に延びる受けフレームと、前記コ字状
フレームに設けられ、前記食器類収容空間に向けて突出
する対の突起とを備えるとともに、前記コ字状フレーム
が接近した状態にあるとき、それらコ字状フレーム全体
を一体に抱き込んで該コ字状フレームの接近状態を保持
する開き止め部材と、前記コ字状フレームの上端開放側
を遮って前記食器類収容空間に収容された食器類が外部
へ脱落するのを防止する食器類ストッパ手段とを備え、
前記複数のコ字状フレームが接近した状態で、前記突起
同士のピッチが、収容すべき複数の食器類の外縁同士の
ピッチとほぼ同一に設定され、前記食器類収容空間に収
容された食器類の外側面がこれに隣接する前記受けプレ
ートの縁と係合し、前記突起が前記食器類の外端縁部と
係合し、当該食器類の縁が該食器類の前方に位置する前
記受けプレートの本体側面と係合することにより、前記
コ字状フレーム同士を離間させたときには、前記食器類
収容空間に収容された食器類が互いに離間し、前記コ字
状フレーム同士が接近させたときには、前記食器類収容
空間に収容された食器類が互いに接近することにより達
成される。
【0011】上記目的は、互いに並置されて、複数の食
器類を収容するための食器類収容空間を形成するととも
に、その食器類収容空間で各食器類全体を被って収容で
きる高さに各々を形成する複数のコ字状フレームと、該
コ字状フレームの各側部に連結され、隣接するコ字状フ
レームを離間接近可能に連結する左右一対の上リンク部
材及び左右一対の下リンク部材と、前記左右一対の下リ
ンク部材間に延びる受けフレームと、前記コ字状フレー
ムに設けられ、前記食器類収容空間に向けて突出する対
の突起とを備えるとともに、前記コ字状フレームが接近
した状態にあるとき、それらコ字状フレーム全体を一体
に抱き込んで該コ字状フレームの接近状態を保持する開
き止め部材と、前記コ字状フレームの上端開放側を遮っ
て前記食器類収容空間に収容された食器類が外部へ脱落
するのを防止する食器類ストッパ手段とを備え、前記複
数のコ字状フレームが接近した状態で、前記突起同士の
ピッチが、収容すべき複数の食器類の外縁同士のピッチ
とほぼ同一に設定され、前記食器類収容空間に収容され
た食器類の外側面がこれに隣接する前記受けプレートの
縁と係合し、前記突起が前記食器類の外端縁部と係合
し、当該食器類の縁が該食器類の前方に位置する前記受
けプレートの本体側面と係合することにより、前記コ字
状フレーム同士を離間させたときには、前記食器類収容
空間に収容された食器類が互いに離間し、前記コ字状フ
レーム同士が接近させたときには、前記食器類収容空間
に収容された食器類が互いに接近することにより達成さ
れる。
【0012】上記目的は、請求項2又は4に記載の食器
類収容具において、前記コ字状フレームには、上リンク
部材及び下リンク部材を夫々収容する凹所が形成されて
いることにより達成されることにより達成される。
【0013】上記目的は、請求項2、4又は5に記載の
食器類収容具において、前記コ字状フレーム同士を離間
させた状態において、前記食器類収容空間に収容された
食器類が傾き状態になるように、前記下リンク部材を受
けプレートに対し傾斜させて設けてなることにより達成
される。
【0014】
【発明の実施の形態】 以下、図面を参照しつつ、この
発明の実施の形態について説明する。
【0015】図1、2において、参照符号1は、学校給
食用汁椀を収容するための本発明に従う食器類収容具を
示す。この収容具1は、その構成部品として、上蓋及び
底蓋からなる一対の蓋2,3と、互いに並置した複数の
コ字状のフレーム4と、隣接するコ字状フレーム4同士
を相互に連結する上リンク部材5及び下リンク部材6と
で構成され、下リンク部材6には、左右一対の下リンク
部材6と6との間に延びる受けプレート7が設けられて
いる。このような各構成部品は、たとえばアルミニウ
ム、合成樹脂のような軽量材料から作るのが、その全体
重量を軽量化するために望ましい。
【0016】説明の都合上、収容具1の全体的な動きを
先に説明すると、この収容具1は、隣接するコ字状フレ
ーム4同士が互いに隣り合った状態の縮小状態(図3及
び図4参照)と、コ字状フレーム同士が互いに離間した
状態の拡張状態(図5参照)との間で,隣接するコ字状
フレーム4同士の間隔が拡縮自在であり、これにより縮
小状態では、隣接する汁椀B同士を互いに重なり合った
状態にすることができ、その一方で、拡張状態では、隣
接する汁椀B同士を互いに離間した状態にすることがで
きる。
【0017】コ字状フレーム4は、左右一対の断面矩形
の縦枠部分8と、左右一対の縦枠部分8の下端を互いに
連結する断面矩形の横枠部分9とを有する。このコ字状
フレーム4を正面から見たときに、左右一対の縦枠部分
8と横枠部分9とで囲まれた上方開放空間は、汁椀Bの
径方向のほぼ半分を受け入れるための収容空間Sを構成
するものである。コ字状フレーム4の縦枠部分8は、平
行リンクを構成する上下のリンク部材5,6によって、
隣接するコ字状フレーム4の縦枠部分8に連結され、こ
れにより、複数のフレーム4は互いに平衡状態を維持し
ながら縮小状態と拡張状態との間で相対移動する。
【0018】コ字状フレーム4の縦枠部分8には、隣接
するコ字状フレーム4と対面する各側面に、図2から最
もよく理解できるように、上リンク部材5を収容するた
めの上側凹所10と、下リンク部材6を収容するための
下側凹所11とが、夫々、形成されており、隣接したコ
字状フレーム4同士を接近させた格納状態では、上リン
ク部材5及び下リンク部材6が、夫々、上側凹所10及
び下側凹所11の中に隠れて、隣接するコ字状フレーム
4は実質的に互いに接した状態になる。
【0019】また、縦枠部分8の上側部分には、収容空
間に向けて突出する突起12が設けられている。左右一
対の下リンク部材6間に延びる受けプレート7は、図2
から理解できるように、その中央部分に収容空間に向か
って凹状の円弧状縁13を有する。この円弧状縁13
は、収容する汁椀Bの外側面の形状とほぼ相補的な輪郭
を有する。
【0020】突起12及び受けプレート7の機能につい
て、図1及び図6を参照して詳しく説明する。突起12
は、収容空間Sの中に入れられた汁椀Bの外端縁部又は
開口端フランジfと係合する。他方、受けプレート7
は、その円弧状縁13が汁椀Bの外側面と係合し、また
受けプレート7の本体部分の側面が、隣りの汁椀Bの外
端縁又は開口縁と係合する。換言すれば、一つの汁椀B
に注目すれば、この汁椀Bの外端縁又は開口縁はその前
方に位置する受けプレート7の本体部分の側面と係合す
る。これら突起12及び受けプレート7は、機能的に見
れば、突起12と受けプレート7の円弧状縁13とで汁
椀Bを支え、汁椀Bの倒れ防止つまり汁椀Bの起立姿勢
の維持は、当該汁椀Bの開口縁がその前方に位置する受
けプレート7の本体と係合することで達成される。円弧
状縁13は、この例では、汁椀Bの外側面とほぼ相補的
な輪郭を備えてこの汁椀Bの外側面と線接触的に係合す
るようにしてあるが、たとえばこの円弧状縁13を凹凸
した輪郭の縁で置換して点接触であってもよく、一点で
の接触の場合には、たとえば円弧状縁13の中央部分に
収容空間Sに向けて突出する突起を設けるのがよい。
【0021】上記の構成からなる収容具1は汁椀専用で
あるので、この汁椀に限定したなかで、収容具1の使用
方法を以下に説明する。食事を終えた生徒は、図3に示
すように、汁椀Bをテーブル15の上に積み重ねる。全
ての汁椀Bがテーブル15の上に積み上げられたら、底
蓋3を下にし且つ上蓋2を開放した収容具1を図示のよ
うにセットする。この状態の収容具1は、縮小状態であ
り、収容具1の収容空間Sは、汁椀Bに向けて開放した
状に置かれる。
【0022】次いで、積み上げた汁椀Bと収容具1とを
互いに接近させるように移動させて、収容具1の中に汁
椀Bを挿入する。ここに、隣接するコ字状フレームの突
起12同士の間隔つまり縮小状態における突起12のピ
ッチ幅P1は、積み上げた汁椀Bの隣接する汁椀Bの外
周縁のピッチP2と同一に設計されており、また、底蓋
3を下にして収容具1を起立させたときに、コ字状フレ
ーム4の突起12が隣接する汁椀Bの外周縁同士の間の
クリアランスCとの相対的な高さ位置の関係は、底蓋3
の高さ寸法によって調整することができる。
【0023】上述のようにして積み上げた複数の汁椀B
を収容具1の中に入れたら、図4に示すように、上蓋2
を倒して、この上蓋2を図外のフックによって底蓋3に
固定する。収容具1はハンドル17を備え、このハンド
ル17を掴んで、汁椀Bを収容した収容具1を持ち運
ぶ。このように互いに積み重ねた状態で汁椀Bを収容し
て、この状態を維持しつつ持ち運ぶことができることか
ら、この収容具1の大きさは、汁椀Bを収容するための
器具として必要最小限の大きさであるということができ
る。
【0024】汁椀Bを収容した収容具1は、他の食器類
及び食缶などと一緒に配送コンテナに入れ、車両を用い
て給食センタに搬入される。給食センタでは、配送コン
テナから各種食器類や食缶などを取り出して洗浄する。
汁椀Bを収容した収容具1に関連して、作業員は、収容
具1を横倒しの状態で、洗浄機のコンベア(図示せず)
の上に置き、必要であれば、上蓋2と底蓋3とが互いに
離れる方向にに引き延ばす。これにより、収容具1の中
の汁椀Bは、図5から理解できるように、ほぼ垂直に起
立した状態で互いに離間した状態になる。この収容具1
を使用する場合、典型的には、ノズルから洗浄液や温水
を噴射する形式の洗浄機が用いられる。洗浄が完了した
後、上蓋2と底蓋3との間隔を狭めるように作業員が収
容具1を圧縮することで収容具1は短縮状態になる。し
たがって、次の日の出荷に備えるため格納庫では、汁椀
Bを入れた収容具1を、必要最小限の体積となる縮小状
態で保管することができるので、格納庫のスペースは最
小限で足りる。
【0025】ところで、上述した食器類収容具1では、
コ字状フレーム4によりその食器類収容空間S内に汁椀
Bの径方向半分を受け入れるに止め、汁椀B全体は、結
局上蓋2及び底蓋3で被う構成とする。しかし、本発明
では、以下に示すように、そのような蓋部材を排し、コ
字状フレームによって汁椀B等の食器類を被って収容す
る構成にすることもできる。
【0026】図7、8において、参照符号1´は、この
他例における食器類収容具を示す。この収容具1´は、
その構成部品として、互いに並置した複数のコ字状のフ
レーム4´と、隣接するコ字状フレーム4´同士を相互
に連結する上リンク部材5´及び下リンク部材6´とを
備え、下リンク部材6´には、左右一対の下リンク部材
6´と6´との間に延びる受けプレート7´が設けられ
ている。このような各構成部品は、上述した例と同様、
たとえばアルミニウム、合成樹脂のような軽量材料によ
り作る。
【0027】この収容具1´は、隣接するコ字状フレー
ム4´同士が互いに隣り合った状態の縮小状態(図9参
照)と、コ字状フレーム同士が互いに離間した状態の拡
張状態(図8参照)との間で、隣接するコ字状フレーム
4´同士の間隔が拡縮自在であり、これにより縮小状態
では、隣接する汁椀B同士を互いに重なり合った状態に
することができ、その一方で、拡張状態では、隣接する
汁椀B同士を互いに離間した状態にすることができる。
【0028】コ字状フレーム4´は、図7に示すように
左右一対の断面矩形の縦枠部分8´と、それら縦枠部分
8´の下端を互いに連結する別体の断面矩形の横枠部分
9´とを有する。このコ字状フレーム4´を正面から見
たときに、縦枠部分8´と横枠部分9´とで囲まれた上
方開放空間は、汁椀Bの全体を受け入れるための収容空
間S´を構成するものである。縦枠部分8´は、平行リ
ンクを構成する上下のリンク部材5´,6´によって、
隣接するコ字状フレーム4´の縦枠部分8´に連結さ
れ、これにより、複数のフレーム4´は互いに平行状態
を維持しながら縮小状態と拡張状態との間で相対移動す
る。
【0029】コ字状フレーム4´は、その縦枠部分8´
を、食器類収容空間S´内で各食器類全体を被って収容
できる高さに形成してなる。そして、縦枠部分8´に
は、隣接するコ字状フレーム4´と対面する各側面に、
上リンク部材5´を収容するための上側凹所10´と、
下リンク部材6´を収容するための下側凹所11´とが
夫々形成されており、隣接したコ字状フレーム4´同士
を接近させた格納状態では、上リンク部材5´及び下リ
ンク部材6´が、夫々上側凹所10´及び下側凹所11
´の中に隠れて、隣接するコ字状フレーム4´は実質的
に互いに接した状態になる。なお、凹所10´,11´
は、前述した例と反対に、リンク部材両端の凸部分と対
応する凹所部分を、外向きに形成してある。
【0030】また、左右一対の縦枠部分8´のほぼ中間
高さ位置には、収容空間Sに向けて突出する矩形状の突
起12´が設けられている。さらに、図9に示すよう
に、左右一対の縦枠部分8´には、その外側面に適当間
隔をあけて複数の開き止め穴15を設ける。そして、こ
の縦枠部分8´の同じ外側面の中央位置近くに、それぞ
れ一つずつ差込み穴16を設けてなる。
【0031】コ字状フレーム4´の横枠部分9´は、図
7に示すように、上側中央部分に凹状の切欠き部分を形
成し、受けプレート7´を取り付ける取付板部9´aを
有する。
【0032】受けプレート7´は、その中央部分に食器
類収容空間S´に向って凹状の円弧状縁13´を有す
る。この円弧状縁13´も、収容する汁椀Bの外側面の
形状とほぼ相補的な輪郭を有する。この受けプレート7
´の両端には、それぞれ下リンク部材6´が軸支点部分
6´aを外向きにして設けられている。そして、下リン
ク部材6´を、図10に示すように、受けプレート7´
に対し中心をずらせて傾斜させ、適宜角度傾けて設けて
なる。
【0033】突起12´及び受けプレート7´の機能に
ついて、図7及び図8を参照して説明する。突起12´
は、収容空間S´の中に入れられた汁椀Bの外端縁部又
は開口端フランジfと係合する。他方、受けプレート7
´は、その円弧状縁13´が汁椀Bの外側面と係合し、
また受けプレート7´の本体部分の側面が、隣りの汁椀
Bの外端縁又は開口縁と係合する。換言すれば、一つの
汁椀Bに注目すれば、この汁椀Bの外端縁又は開口縁は
その前方に位置する受けプレート7´の本体部分の側面
と係合する。これら突起12´及び受けプレート7´
は、機能的に見れば、突起12´と受けプレート7´の
円弧状縁13´とで汁椀Bを支え、コ字状フレーム4´
同士を離間させた状態において、食器類収容空間S´に
収容された汁椀Bを所定角度だけ傾けた状態で保持す
る。
【0034】また、この食器類収容具1´は、図9に示
すように、コ字状フレーム4´が接近して縮小状態にあ
るとき、それらコ字状フレーム4´全体を一体に抱き込
んでコ字状フレーム4´の接近状態を保持する2つの開
き止め部材17,18を備える。
【0035】開き止め部材17,18は、それぞれ全体
にほぼコ字状に曲げて形成し、長手枠部17a,18a
と、その両端の短手枠部17b,18bと、その短手枠
部の先端から各々内向きに¬状に曲げた不図示の差込み
部とからなる。この例では、一方の開き止め部材18
は、短手枠部18bを他方の開き止め部材17のそれよ
り短く形成してなる。
【0036】そして、収容具1´が縮小状態にあると
き、開き止め部材17の長手枠部17aを、図9中最下
段のコ字状フレーム4´と隣接するコ字状フレーム4´
の上端開放側(図9中右側)に形成する掛止め用切欠き
凹部19に掛けて、最上段のコ字状フレーム4´の差込
み穴16に、開き止め部材17の差込み部を差し込む。
また、同様に、開き止め部材18も、長手枠部17aを
掛止め用切欠き段部19に掛けて、中段の一つのコ字状
フレーム4´の差込み穴16に差込み部を差し込む。そ
して、コ字状フレーム4´全体を一体に抱き込んでコ字
状フレーム4´の接近状態を保持できるようにする。
【0037】また、この食器類収容具1´は、図11に
示すように、コ字状フレーム4´が接近して縮小状態に
あるとき、コ字状フレーム4´の上端開放側(図中手前
側)を遮って、食器類収容空間Sに収容された汁椀Bが
外部へ脱落するのを防止する食器類ストッパ手段20を
備える。
【0038】食器類ストッパ手段20は、図13に示す
ように、縦長盤状の規制板21と、規制板21の図中上
端部に取り付けた回動支軸22と、下端部に連結したL
状止め軸23とを備えて構成する。規制板21には、下
端部に、L状止め軸23をスライド自在且つ回動可能に
挿貫する貫通穴21aと、L状止め軸23の¬状曲部分
を嵌め込む溝21bを有する。そして、図11に示すよ
うに、回動支軸22の両端を最上段のコ字状フレーム4
´の上端開放側で軸支し、回動支軸22を中心として規
制板21を回動可能に連結してなる。
【0039】さらに、食器類収容具1´は、図9に示す
ように、最上段のものと隣接するコ字状フレーム4´の
縦枠部分8´間に、ハンドル25を回動可能に取り付け
てなる。ハンドル25は、図11および図12に示すよ
うに、コイル状に形成したグリップ部25aを設けてな
る。
【0040】上記の構成からなる食器類収容具1´を使
用するときは、積み上げた汁椀Bに向け食器類収容空間
S´が開放した状態で、収容具1´を縮小状態に置き、
積み上げた汁椀Bと収容具1´とを互いに接近させるよ
うに移動させて、図9に示すように、収容具1´の中に
汁椀Bを挿入セットする。
【0041】積み上げた複数の汁椀Bを収容具1´の中
に入れたら、食器類ストッパ手段20の規制板21を回
動し、図11中手前側の収容具1´の開放側を遮る位置
に垂下する。そして、L状止め軸23を右横にスライド
し、軸先端をコ字状フレーム4´の図外の止め穴に入れ
て規制板21を固定する。L状止め軸23は、回動して
¬状曲げ部を溝21bに嵌め込んでおく。そうして、規
制板21で収容具1´の図中手前の開放側を遮って、積
み重ねた汁椀Bが外部へ脱落するのを防止する。
【0042】また、図9に示すように、開き止め部材1
7,18の長手枠部17a,18aを、それぞれコ字状
フレーム4´の掛止め用切欠き凹部19に掛け、差込み
部を差込み穴16に差し込んで、コ字状フレーム4´全
体を一体に抱き込んで縮小状態を保持する。なお、収容
具1´では、各コ字状フレーム4´の縦枠部分8´に有
する開き止め穴15に、コ形状の止め具26を差し込ん
で、同様にコ字状フレーム4´の、この例では下段側部
位を一体に抱き込んで縮小状態を保持するようにしてい
る。
【0043】そして、グリップ25aを掴み、ハンドル
25を回動して起こし、汁椀Bを収容した収容具1´を
持ち運ぶ。
【0044】給食センタなどで洗浄するときは、汁椀B
を収容した収容具1´を、図8に示すように、開放側が
上向きの横倒しの状態で、洗浄機のコンベアの上に置
き、図中左右両端側のコ字状フレーム4´を互いに離れ
る方向に引き延ばして拡張状態する。これにより、収容
具1´の中の汁椀Bは、図示のように、互いに平行に少
し傾いて起立した状態で離間した状態になる。したがっ
て、洗浄機を用いて上方から洗浄液等を噴射させて洗浄
する場合、互いに傾いて離間した汁椀Bに効率良く洗浄
液等を当てて効果的に汚れを洗い落とすことができる。
洗浄完了後は、図8中左右両端側のコ字状フレーム4´
の間隔を狭めるように作業員が収容具1´を圧縮するこ
とで収容具1´は短縮状態になる。
【0045】なお、上述した例は、一槽型の食器類収容
具を示したが、たとえば図14に示すように、同様な構
成の収容具を2つ並置した2槽型の食器類収容具1''に
そのまま適用することもできる。
【0046】以上、本発明の収容具1,1´を給食用汁
椀に関連して説明したが、トレー、皿などの食器類にも
同様の原理で本発明を適用できる。また、第1の例で
は、突起12の配置として、コ字状フレーム4の縦枠部
分8に設けてあるが、これを上リンク部材5に設けても
良く、あるいは縦枠部分8と上リンク部材5の両者に突
起12を設けるようにしてもよい。更に、上記の第1及
び第2の例では、いずれも隣接するコ字状フレーム4,
4´同士を左右一対の上リンク部材5,5´及び左右一
対の下リンク部材6,6´とで相互に連結するようにし
てあるが、これを上リンク部材と下リンク部材とに分け
ることなく、単に左右一対のリンク部材で隣接するコ字
状フレーム4同士を相互に連結するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】 上述した構成の本発明によれば、次の
ような効果が得られる。
【0048】以上の説明から理解できるように、収容具
を使用することにより、学校と給食センタとの間の搬送
では、収容具を縮小状態にすることで、収容具の占める
体積を必要最小限まで小さくすることができるので、運
搬車両は比較的小型のもので足りる。また、給食センタ
では、収容具を拡張状態にすることで、その中の汁椀等
の食器類同士を離間させることができるので、洗浄機で
の洗浄に都合が良い。また、洗浄後に収容具を縮小する
ことで、収容具の占める体積を必要最小限に抑えた状態
で保管することができるので、この保管に要するスペー
スを必要最小限に抑えることができる。また、学校と給
食センタとの間の経路及び給食センタの作業において、
作業員が汁椀Bに触れることなく作業を行うことができ
るので衛生的である。
【0049】さらに、請求項3および4によれば、食器
類収容空間で各食器類全体を被って収容できる高さに各
コ字状フレームを形成し、収容具を縮小状態にすること
で、食器類収容空間内に食器類の全部を受け入れ構成と
するため、食器類全体を被うべく、大きくて嵩張るよう
な上蓋や底蓋などの蓋部材を別に用いる必要がなく、そ
れだけ洗浄や格納の際に必要なスペースをより一層少な
くし、蓋部材の面倒な開閉作業もなくすことができる。
【0050】請求項6によれば、コ字状フレーム同士を
離間させた状態において、食器類が傾き状態で食器類収
容空間に収容されたになるように構成するため、たとえ
ば洗浄機を用いて上方から洗浄液等を噴射させて洗浄す
る場合に、互いに傾いて離間した食器類に効率良く洗浄
液等を当てて効果的に汚れを洗い落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う食器類収容具の一部を抽出して
描いた部分斜視図である。
【図2】 本発明に従う食器類収容具の分解正面図であ
る。
【図3】 本発明に従う食器類収容具に食器類を入れる
工程を示す説明図である。
【図4】 本発明に従う食器類収容具の中に食器類を収
容した後に上蓋を閉める工程を示す説明図である。
【図5】 本発明に従う食器類収容具の中に入れたまま
で食器類を洗浄する工程での食器類収容具の形態を示す
ものであり、この洗浄工程では、食器類収容具は拡張状
態にあり、隣接する食器類は互いに離間した状態とな
る。
【図6】 本発明に従う食器類収容具の一部を抽出した
断面図であり、収容した食器類と突起および受けプレー
トとの係合状態を説明するための説明図である。
【図7】 本発明に従う他の食器類収容具の分解正面図
である。
【図8】 本発明に従う他の食器類収容具を横倒しにし
て拡張した状態で、隣接する食器類が互いに離間した状
態を示す側面図である。
【図9】 本発明に従う他の食器類収容具の縮小状態
で、その収容具の中に食器類を収容して持ち運ぶ前の状
態を開放側を横にして示す側面図である。
【図10】 下リンク部材と受けプレートとの設置関係
を示す説明側面図である。
【図11】 本発明に従う他の食器類収容具の縮小状態
で、その収容具の中に食器類を収容して持ち運ぶ前の状
態を開放側を手前にして示す側面図である。
【図12】 ハンドルを示す正面図である。
【図13】 食器類ストッパ手段を示す正面図である。
【図14】 本発明に従う2槽型の食器類収容具を示す
側面図である。
【符号の説明】
1,1´ 食器類収容具 4,4´ コ字状のフレーム 5,5´ 上リンク部材 6,6´ 下リンク部材 7,7´ 受けプレート 8,8´ コ字状フレームの縦枠部分 9,9´ コ字状フレームの横枠部分 10,10´ 上リンク部材を収容するための上側凹所 11,11´ 下リンク部材を収容するための下側凹所 12,12´ 突起 13,13´ 受けプレートの円弧状縁 17,18 開き止め部材 20 食器類ストッパ手段 25 ハンドル B 汁椀(食器類) S,S´ 食器類収容具の食器収容空間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに並置されて、複数の食器類を収容
    するための食器類収容空間を形成する複数のコ字状フレ
    ームと、 該コ字状フレームの各側部に連結され、隣接するコ字状
    フレームを離間接近可能に連結する対のリンク部材と、 該対のリンク部材間に延びる受けフレームと、 前記コ字状フレームの上端部に設けられ、前記食器類収
    容空間に向けて突出する対の突起とを有し、 前記複数のコ字状フレームが接近した状態で、前記突起
    同士のピッチが、収容すべき複数の食器類の外縁同士の
    ピッチとほぼ同一に設定され、 前記食器類収容空間に収容された食器類の外側面がこれ
    に隣接する前記受けプレートの縁と係合し、前記突起が
    前記食器類の外端縁部と係合し、当該食器類の縁が該食
    器類の前方に位置する前記受けプレートの本体側面と係
    合することにより、前記コ字状フレーム同士を離間させ
    たときには、前記食器類収容空間に収容された食器類が
    互いに離間し、前記コ字状フレーム同士が接近させたと
    きには、前記食器類収容空間に収容された食器類が互い
    に接近することを特徴とする食器類収容具。
  2. 【請求項2】 互いに並置されて、複数の食器類を収容
    するための食器類収容空間を形成する複数のコ字状フレ
    ームと、 該コ字状フレームの各側部に連結され、隣接するコ字状
    フレームを離間接近可能に連結する左右一対の上リンク
    部材及び左右一対の下リンク部材と、 前記左右一対の下リンク部材間に延びる受けフレーム
    と、 前記コ字状フレームの上端部及び/又は前記上リンク部
    材に設けられ、前記食器類収容空間に向けて突出する対
    の突起とを有し、 前記複数のコ字状フレームが接近した状態で、前記突起
    同士のピッチが、収容すべき複数の食器類の外縁同士の
    ピッチとほぼ同一に設定され、 前記食器類収容空間に収容された食器類の外側面がこれ
    に隣接する前記受けプレートの縁と係合し、前記突起が
    前記食器類の外端縁部と係合し、当該食器類の縁が該食
    器類の前方に位置する前記受けプレートの本体側面と係
    合することにより、前記コ字状フレーム同士を離間させ
    たときには、前記食器類収容空間に収容された食器類が
    互いに離間し、前記コ字状フレーム同士が接近させたと
    きには、前記食器類収容空間に収容された食器類が互い
    に接近することを特徴とする食器類収容具。
  3. 【請求項3】 互いに並置されて、複数の食器類を収容
    するための食器類収容空間を形成するとともに、その食
    器類収容空間で各食器類全体を被って収容できる高さに
    各々を形成する複数のコ字状フレームと、 該コ字状フレームの各側部に連結され、隣接するコ字状
    フレームを離間接近可能に連結する対のリンク部材と、 該対のリンク部材間に延びる受けフレームと、 前記コ字状フレームに設けられ、前記食器類収容空間に
    向けて突出する対の突起とを備えるとともに、 前記コ字状フレームが接近した状態にあるとき、それら
    コ字状フレーム全体を一体に抱き込んで該コ字状フレー
    ムの接近状態を保持する開き止め部材と、前記コ字状フ
    レームの上端開放側を遮って前記食器類収容空間に収容
    された食器類が外部へ脱落するのを防止する食器類スト
    ッパ手段とを備え、 前記複数のコ字状フレームが接近した状態で、前記突起
    同士のピッチが、収容すべき複数の食器類の外縁同士の
    ピッチとほぼ同一に設定され、 前記食器類収容空間に収容された食器類の外側面がこれ
    に隣接する前記受けプレートの縁と係合し、前記突起が
    前記食器類の外端縁部と係合し、当該食器類の縁が該食
    器類の前方に位置する前記受けプレートの本体側面と係
    合することにより、前記コ字状フレーム同士を離間させ
    たときには、前記食器類収容空間に収容された食器類が
    互いに離間し、前記コ字状フレーム同士が接近させたと
    きには、前記食器類収容空間に収容された食器類が互い
    に接近することを特徴とする食器類収容具。
  4. 【請求項4】 互いに並置されて、複数の食器類を収容
    するための食器類収容空間を形成するとともに、その食
    器類収容空間で各食器類全体を被って収容できる高さに
    各々を形成する複数のコ字状フレームと、 該コ字状フレームの各側部に連結され、隣接するコ字状
    フレームを離間接近可能に連結する左右一対の上リンク
    部材及び左右一対の下リンク部材と、 前記左右一対の下リンク部材間に延びる受けフレーム
    と、 前記コ字状フレームに設けられ、前記食器類収容空間に
    向けて突出する対の突起とを備えるとともに、 前記コ字状フレームが接近した状態にあるとき、それら
    コ字状フレーム全体を一体に抱き込んで該コ字状フレー
    ムの接近状態を保持する開き止め部材と、前記コ字状フ
    レームの上端開放側を遮って前記食器類収容空間に収容
    された食器類が外部へ脱落するのを防止する食器類スト
    ッパ手段とを備え、 前記複数のコ字状フレームが接近した状態で、前記突起
    同士のピッチが、収容すべき複数の食器類の外縁同士の
    ピッチとほぼ同一に設定され、 前記食器類収容空間に収容された食器類の外側面がこれ
    に隣接する前記受けプレートの縁と係合し、前記突起が
    前記食器類の外端縁部と係合し、当該食器類の縁が該食
    器類の前方に位置する前記受けプレートの本体側面と係
    合することにより、前記コ字状フレーム同士を離間させ
    たときには、前記食器類収容空間に収容された食器類が
    互いに離間し、前記コ字状フレーム同士が接近させたと
    きには、前記食器類収容空間に収容された食器類が互い
    に接近することを特徴とする食器類収容具。
  5. 【請求項5】 前記コ字状フレームには、上リンク部材
    及び下リンク部材を夫々収容する凹所が形成されている
    ことを特徴とする請求項2又は4に記載の食器類収容
    具。
  6. 【請求項6】 前記コ字状フレーム同士を離間させた状
    態において、前記食器類収容空間に収容された食器類が
    傾き状態になるように、前記下リンク部材を受けプレー
    トに対し傾斜させて設けてなることを特徴とする請求項
    2、4又は5に記載の食器類収容具。
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