JP4045295B1 - 食器洗浄用籠 - Google Patents

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Abstract

【課題】食器類による摩耗が多くコーティングが剥がれ易い部位のみを修理することができて作業の手間が小さく、修理コストも低減される食器洗浄用籠を提供することを目的とする。
【解決手段】上方開口状の籠本体1と、籠本体1に開閉自在に設けられた蓋体2とを具備する。かつ、籠本体1内に付設され食器類7を起立状態で複数枚重ね合わせ状に支持する食器支持部材3と、蓋体2の内部に付設され施蓋時に食器類7を上方から一皿ずつ仕切り状に保持する上部仕切部材4と、を具備する。そして、籠本体1と蓋体2のコーティング処理は省略され、かつ、食器支持部材3及び上部仕切部材4がコーティング処理される。さらに、食器支持部材3は籠本体1に着脱自在に取着され、かつ、上部仕切部材4は蓋体2に着脱自在に取着される。
【選択図】図1

Description

本発明は、食器洗浄用籠に関するものである。
従来の食器洗浄用籠は、ステンレス製の線材から形成した籠本体の内部に、ステンレス線材から形成した食器受け部材を溶接にて固着し、全体に樹脂系のコーティングを施したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−14854号公報
そして、食器類が、籠全体のうち、食器受け部材に頻繁に抜き差しされて摩耗するため、食器受け部材のコーティングが剥がれ易い。しかし、従来の食器洗浄用籠であれば、食器受け部材のみのコーティングの修理が必要な場合であっても、修理の必要のない籠本体のコーティングも一旦取り去って、籠本体と食器受け部材の全体にコーティングを施す修理を行わなければならない。このように、コーティング修理の作業に手間が掛かり、コストも非常に大きくなり、リサイクルの処分に多大な費用が必要となる。
そこで、本発明は、食器類による摩耗が多くコーティングが剥がれ易い部位のみを修理することができて作業の手間が小さく、修理コストも低減される食器洗浄用籠を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る食器洗浄用籠は、上方開口状の籠本体と、上記籠本体に開閉自在に設けられた蓋体と、該籠本体内に付設され食器類を起立状態で複数枚重ね合わせ状に支持する食器支持部材と、該蓋体の内部に付設され施蓋時に上記食器類を上方から一皿ずつ仕切り状に保持する上部仕切部材と、を具備し、上記籠本体と上記蓋体のコーティング処理は省略され、かつ、上記食器支持部材及び上記上部仕切部材がコーティング処理され、上記食器支持部材は、上記籠本体に両端部が着脱自在に取着される平行な一対の横杆と、該一対の横杆に連結状として両端が固着され各上記食器類が差込まれるように該横杆の長手方向に所定ピッチで配設された複数の食器支持線材と、を有し、各該食器支持線材は、上記長手方向から見て略M型に形成され、上記食器支持部材の上記一対の横杆は、水平面から所定角度をもって傾斜状に上記籠本体に取着し、上記所定角度を5°〜10°に設定して、かつ、上記上部仕切部材は、上記蓋体に両端部が着脱自在に取着される平行な一対の横杆と、該一対の横杆に連結状として両端が固着され各上記食器類の上部が差込まれるように該横杆の長手方向に上記食器支持線材と同じピッチで配設された複数の仕切線材とを有し、さらに、上記籠本体と上記蓋体の間を連結するロック・解除自在なロック部材を設けたものである。
発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る食器洗浄用籠は、食器支持部材・上部仕切部材のコーティングが剥がれた場合には、籠本体・蓋体から外してコーティングの修理を行うことができる。
つまり、食器類との摩耗によりコーティングが剥がれ易い食器支持部材・上部仕切部材についてのみコーティングの修理を行うことができるため、籠本体・蓋体等を含んだ全体について修理を行わなくて済む。よって、修理の手間が少なく、修理コストも大幅に低減できる。また、材料別へのリサイクルの処理に手間が少なく再利用が容易にでき、環境問題にも貢献できる。
また、食器類を、食器支持部材・上部仕切部材で上下にて保持するので、搬送時や洗浄時に籠の上下左右の向きが変わっても、食器類を脱落させずに収納することができ、破損を防止できる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1〜図3は本発明に係る食器洗浄用籠の実施の一形態を示し、この食器洗浄用籠は、上方開口状の籠本体1と、籠本体1に開閉自在に設けられた蓋体2を具備する。籠本体1と蓋体2は、ステンレス線材を組み合わせて形成され、平面視矩形状(長方形状)を有する。
先ず、籠本体1は、ステンレス線材を矩形状(長方形状)に折曲形成し上下方向に離間して配設される複数の横枠材11…と、ステンレス製の縦長帯板材を平面視くの字状に折曲形成し複数の横枠材11…の4隅を夫々上下方向に連結するコーナー柱板10…と、複数の横枠材11…に上下方向に連結状として固着される縦線材12…とを、有する。各部材は(アルゴン)溶接等で固着される。複数の横枠材11…は少なくとも、上縁を成す横枠材11Aと、下縁を成す横枠材11と、上縁・下縁の中間に配設される横枠材11Bとを有する。図例では、計4つの横枠材11…を有する。籠本体1は左右方向に長く、食器類7…は、左右方向に複数枚重ね合わせ状に収納される。
なお、本発明においては、起立状態の食器類7の上面が向く側を右側とし、下面が向く側を左側とし、後述のロック部材9が設けられた側を前側とする。
次に、蓋体2は、ステンレス線材を矩形状(長方形状)に折曲形成し上縁・下縁を成す横枠材21A,21Bと、ステンレス製の短帯板材を平面視くの字状に折曲形成し横枠材21A,21Bの4隅を夫々上下方向に連結するコーナー柱板20…と、横枠材21A,21Bに上下方向に連結状として固着される複数の縦線材22…とを、有する。各部材は(アルゴン)溶接等で固着される。各横枠材21は、籠本体1の横枠材11と同じ形状を有する。
また、図1〜図6において、本発明の食器洗浄用籠は、籠本体1内に付設され食器類7を起立状態で複数枚重ね合わせ状に支持する食器支持部材3と、蓋体2の内部に付設され施蓋時に食器類7を上方から一皿ずつ仕切り状に保持する上部仕切部材4と、を具備する。食器支持部材3は、籠本体1に着脱自在に取着され、上部仕切部材4は、蓋体2に着脱自在に取着される。
先ず、食器支持部材3は、籠本体1内に着脱自在に取着される平行な一対の左右方向横杆30,30と、一対の横杆30,30に連結状として両端が固着され各食器類7が差込まれるように横杆30の長手方向(左右方向)L30に所定ピッチ( 1.2mm〜1.8mm )で配設された複数の前後方向の食器支持線材31…と、を有する。
各食器支持線材31は、長手方向L30から見て略M型に形成されている。さらに具体的には、食器支持線材31は、略M型全体のうちの中間の略V型線部34が前後方向に大きく形成されると共に、略V型線部34の中央折曲部が、一対の横杆30,30よりも下方に突出して形成されている。
そして、小外鍔部を有する浅皿状の食器類7を収納する場合、食器類7の外鍔部が隣り合う左右の食器支持線材31,31間に差込まれると共に、この食器類7の弯曲側壁の裏面側が右側の食器支持線材31の略V型線部34に支持される(図1〜図4参照)。隣り合う食器類7…は、小さな間隔で重ね合わせて収納される。横杆30,食器支持線材31はステンレス線材から成る。
さらに、一対の横杆30,30のうちの前側の横杆30Aは、その両端部32A,32A近傍が順に上方・長手方向L30に折曲げ形成され(後述の)残飯受け部材8の軌道を回避するための回避部33,33を有する。仮に回避部33が形成されていないと、残飯受け部材8が、揺動途中で端部32A近傍に当たってしまう。
また、各横杆30の両端部32,32は、夫々左右方向に開口した雌ネジ35を有する。
そして、食器支持部材3は、ナイロンやポリプロピレン等の耐熱性を有する合成樹脂にてコーティング処理されている。なお、籠本体1と蓋体2のコーティング処理は省略されている。
また、食器支持部材3の一対の横杆30,30は、水平面Hから所定角度θをもって傾斜状に(右側へ上傾状に)籠本体1に付設される。所定角度θは、5°〜10°に設定されて、食器支持部材3に収納された食器類7は、その上面が僅かに上方を向くように保持される。
次に、上部仕切部材4は、蓋体2に着脱自在に取着される平行な一対の左右方向横杆40,40と、一対の横杆40,40に連結状として両端が固着され各食器類7の上部が差込まれるように横杆40の長手方向(左右方向)L40に所定ピッチで配設された複数の前後方向仕切線材41…とを有する。仕切線材41…は、食器支持部材3の食器支持線材31…と同じピッチで形成される。
また、各横杆40の両端部42,42は、夫々左右に開口した雌ネジ45が形成されている。
そして、上部仕切部材4は、ナイロンやポリプロピレン等の耐熱性を有する合成樹脂にてコーティング処理をされている。横杆40,仕切線材41はステンレス線材から成る。
図1〜図3において、籠本体1、蓋体2についてさらに説明する。
籠本体1は、食器支持部材3の横杆30,30を付設するための取付プレート15…が左右両側において前後2枚ずつ(計4枚)横枠材11…に固着されており、各プレート15は、各横杆30の雌ネジ35に螺着される雄ネジ28が挿通される小孔16を有する。また、籠本体1の左右の各側において、前後のプレート15,15のうち前側プレート14は、上述の横杆30Aの回避部33に対応して、後側のプレート15の小孔16よりも高い位置に、小孔16を有する。
そして、雄ネジ28を各プレート15の小孔16に通し、横杆30の雌ネジ35に螺着することで、食器支持部材3は、籠本体1に取着されている(図8,図11参照)。
また、上縁を成す横枠材11Aは、前側線材部の中央に、後述の残飯受け部材8に接続された鎖部材17が通される小リング部19が固着されている。
蓋体2は、上部仕切部材4の横杆40,40を付設するための一対の取付プレート25,25が左右両側において横枠材11A,11Bに固着されており、各取付プレート25は、雄ネジ28が挿通される小孔26を有する。
そして、雄ネジ28をプレート25の小孔26に通し、横杆40の雌ネジ45に螺着することで、上部仕切部材4は、蓋体2に取着されている(図10参照)。
また、籠本体1の上縁を成す横枠材11Aと、蓋体2の下縁を成す横枠材21Bの夫々の後側の線材部が、蓋体2を開閉自在とするリング状連結部材13…で繋がれている。また、籠本体1の横枠材11…は、その前側の線材部に、蓋体2の横枠材21にロック・解除自在なロック部材9が付設されている。ロックすることにより、蓋体2が不意に開くことがなく、食器類7は食器支持部材3・上部仕切部材4により挟持された状態となるため、籠の前後左右の向きが洗浄中や搬送中や消毒中等に変わっても、食器類7が脱落しない。
また、籠本体1は、中間横枠材11Bの左右の線材部に、ステンレス線材を弯曲状に形成した把手部材6,6が溶接等で固着されている。各把手部材6は、中央へ上向きに弯曲状に形成され、かつ、両端が横枠材11Bに固着されており、籠本体1から左右側方へは突出せず、破損が防がれかつコンパクトに納まる。また、各把手部材6は弯曲状に形成されているため、手にフィットして運搬し易い。
ここで、従来の籠は、例えば、線材を螺旋状に形成した把持部材をコの字状のアームに付設し、アームの両端を籠本体に揺動自在に取付けたものがあるが、洗浄時に、把持部材が外れて飛ぶことがあり、洗浄ノズル等が破損する虞れがあった。また、籠本体の外部側にぶら下がり全体の形状が大きくなった。これに対し、本発明の把手部材6は、コンパクトに納まると共に、外れて飛ぶ危険がなく安全である。
また、図1〜図3、図7,図8に示したように、本発明の籠は、籠本体1内に食器支持部材3の下方と前方の間を揺動自在に保持される残飯受け部材8を具備する。残飯受け部材8は、ステンレス板材を左右横長浅皿状に形成したものである。そして、受け部材8は、左右両側に揺動アーム18,18の下端が固着され、アーム18,18の上端が、籠本体1の中間横枠材11Bの左右の線材部に枢着されている。また、受け部材8は、前縁の中央に引っ張り用鎖部材17の一端(下端)が接続されている。鎖部材17の他端(上端)は、上述の籠本体1に付設された小リング部19に通されている。残飯受け部材8は、フリー状態では自重により、食器支持部材3の下方に存在して(図3の実線の状態)、食器類7…に付着した残飯を受ける。そして、洗浄工程に移される場合等に、鎖部材17を引っ張り上げて残飯受け部材8が食器支持部材3の前方へ揺動して傾斜状となり(図3の二点鎖線の状態)、残飯を洗い落とし易くなる。
また、図8,図9において、籠本体1には、プラスチック等の耐熱性を有する樹脂製のネームプレート体5が着脱自在に取り付けられる。ネームプレート体5は、平板状に形成されると共に、一対の縦辺部が平面視小半円弧状に形成され籠本体1の縦線材12,12を着脱自在として両側から挟む把持部37,37を有する。また、ネームプレート体5の上縁・下縁をアール状に形成することで、手の怪我を防止できる。また、ネームプレート体5は、学校名やクラス名等の情報を備えた認識(IC)チップ38が内蔵されるもよい。
従来の籠は、ネームプレートがアルミ板やステンレス板で形成されて、籠本体に線材にて巻付けて取付けられていたため、使用時や製造時にプレートの外縁部で手を怪我する危険があった。本発明の籠のネームプレート体5は、小学校の児童等が使用する場合であっても、手の怪我が防がれる。
また、籠本体1に着脱自在に取付けられる樹脂製のネームプレート体5を備えれば、運搬時等に手の怪我を防ぐことができる。また、ネームプレート体5は樹脂製なので、洗浄(消毒)用の湯に対しても耐久性を有し、長期間の使用に耐えることができる。
そして、図1〜図4のように、食事後の食器類7…が、食器支持部材3の食器支持線材31…に差込まれて、起立状態で重ね合わせて支持させている。各食器類7の上部は、上部仕切部材4の隣り合う上部仕切線材41,41間に嵌まって仕切状に保持される。
そして、ノズルで洗浄水(湯)を噴射して行う洗浄工程や消毒工程が完了したら、ロック部材9を解除して蓋体2を開け、食器類7を取り出す。そして再び、食事後の食器類7…を籠本体1内に収納して蓋体2を閉めることで、食器類7…が、食器支持部材3及び上部仕切部材4に当接して保持される。このように、食器類7…と、食器支持部材3・上部仕切部材4との摩耗が繰り返されることにより、食器支持部材3と上部仕切部材4のコーティングが剥がれ落ちたら、雄ネジ28…による螺着を外し、夫々、籠本体1、蓋体2から外して(図8,図10参照)、コーティングの修理を行う。そして、修理後の食器支持部材3を籠本体1に、雄ネジ28…,雌ネジ35…,45…によって螺着し、かつ、修理後の上部仕切部材4を蓋体2に、雄ネジ28…,雌ネジ35…,45…によって螺着する。
このように、コーティングの修理を、食器支持部材3・上部仕切部材4についてのみ行えば済むので、合理的である。
また、搬送時や洗浄時等に外部との摩耗の多い籠本体1・蓋体2はコーティングが省略されており、籠本体1・蓋体2を含んだ全体の修理を行う必要がない。
また、従来の籠は、一対の支持杆が、籠本体の底の離間した位置から、相互に反対側へ上傾状に立設されているものがあり(図示省略)、食器類を起立状態に差込むのに熟練を要したが、本発明の食器支持部材3によれば、支持線材31が長手方向L30から見て略M型に形成されているので、小学校の児童等であっても、食器類7を容易に起立状態に支持させることができる。
また、図12は、図11の螺着構造の別の実施例であり、食器支持部材3の横杆30は、端部32に左右側方へ突出状の雄ネジ部29を有する。そして、プレート15の小孔16に籠本体1内から通された雄ネジ部29に、外側からナット部材27で螺着する。
また、図13,図14は、さらに別の実施例であり、図13は、図12における小孔16付のプレート15に替えて、夫々、小孔16付ブロック体24を横枠材11に固着したものであり、図14は、横枠材11の一部(線材)をプレス加工して平板状に形成しかつ小孔16を貫孔したものである。
なお、蓋体2と上部仕切部材4の横杆40との螺着構造も、図12〜図14において説明した構造と同様である。
なお、図2は、蓋体2の施蓋状態で、上部仕切部材4が水平面H状に付設されているが、設計変更して、上部仕切部材4を、食器支持部材3と同じ角度θをもって傾斜状に蓋体2に付設するも自由であり、食器支持部材3と上部仕切部材4の上下方向の間隔が左右方向全範囲において均一となり、全ての食器類7…を安定した状態で収納できる。
また、食器支持部材3を籠本体1から分別してリサイクルし、かつ、上部仕切部材4を蓋体2から分別してリサイクルするので、部品別にリサイクルする処理の手間が少なくて済み、再利用が容易となり、環境問題にも貢献できる。
以上のように、本発明に係る食器洗浄用籠は、上方開口状の籠本体1と、籠本体1に開閉自在に設けられた蓋体2と、籠本体1内に付設され食器類7を起立状態で複数枚重ね合わせ状に支持する食器支持部材3と、蓋体2の内部に付設され施蓋時に食器類7を上方から一皿ずつ仕切り状に保持する上部仕切部材4と、を具備し、籠本体1と蓋体2のコーティング処理は省略され、かつ、食器支持部材3及び上部仕切部材4がコーティング処理され、さらに、食器支持部材3は籠本体1に着脱自在に取着され、かつ、上部仕切部材4は蓋体2に着脱自在に取着されるので、食器支持部材3・上部仕切部材4のコーティングが剥がれた場合には、籠本体1・蓋体2から外してコーティング修理することができる。
つまり、食器類7との摩耗によりコーティングが剥がれ易い食器支持部材3・上部仕切部材4についてのみ修理を行うことができるため、籠本体1・蓋体2等を含んだ全体については修理を行わなくて済む。よって、修理の手間が少なく、修理コストも大幅に低減できる。
また、搬送時や洗浄時等に外部との摩耗の多い籠本体1・蓋体2はコーティングが省略されているので、手間が一層低減される。
また、食器類7を、食器支持部材3と上部仕切部材4とで上下にて保持するので、搬送時や洗浄時に籠の上下左右の向きが変わっても、食器類7を脱落させずに収納することができ、破損を防ぐことができる。
また、食器支持部材3は、籠本体1内に着脱自在に取着される平行な一対の横杆30,30と、一対の横杆30,30に連結状として両端が固着され各食器類7が差込まれるように横杆30の長手方向L30に所定ピッチで配設された複数の食器支持線材31と、を有し、各食器支持線材31は、長手方向L30から見て略M型に形成されているので、食器類7を容易かつ確実に(熟練を要さずに)起立状態に支持させることができる。しかも、隣り合う食器類7,7の間隔を狭くして支持させることができ、コンパクトな大きさの籠でありながら、多くの食器類7…を収納できる。
また、食器支持部材3の一対の横杆30,30は、水平面Hから所定角度θをもって傾斜状に籠本体1に付設されるので、食器類7を起立状態から少し傾斜させて保持でき、安定した状態に収納することができる。
また、上部仕切部材4は、蓋体2に着脱自在に取着される平行な一対の横杆40,40と、一対の横杆40,40に連結状として両端が固着され各食器類7の上部が差込まれるように横杆40の長手方向L40に所定ピッチで配設された複数の仕切線材41…とを有するので、食器類7を、食器支持部材3に起立状に支持した状態で、安定して保持することができる。
た、食器支持部材3は、横杆30の両端部32,32と籠本体1との取着により着脱自在であり、かつ、上部仕切部材4は、横杆40の両端部42,42と蓋体2との取着により着脱自在であるので、簡易な構成でありながら、食器支持部材3・上部仕切部材4の着脱作業を容易にすることができ、修理作業の手間を少なくすることができる。
また、食器支持部材3を籠本体1から分別してリサイクルできる。また、上部仕切部材4を蓋体2から分別してリサイクルできるので、部品別にリサイクルする処理の手間が少なくて済み、再利用が容易となり、環境問題にも貢献できる。
本発明に係る食器洗浄用籠の実施の一形態を示す斜視図である。 正面図である。 側面図である。 説明用要部斜視図である。 食器支持部材を示す正面図である。 拡大側面図である。 残飯受け部材を示す斜視図である。 籠本体と食器支持部材を示す説明用要部斜視図である。 図8のイ−イ断面図である。 蓋体と上部仕切部材を示す説明用要部斜視図である。 要部拡大斜視図である。 他の実施例を示す要部拡大斜視図である。 別の実施例を示す要部拡大斜視図である。 さらに別の実施例を示す要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 籠本体
2 蓋体
3 食器支持部材
4 上部仕切部
食器類
9 ロック部材
30 横杆
31 食器支持線材
32 端部
40 横杆
41 上部仕切線材
42 端部
θ 所定角度
H 水平面
30 長手方向
40 長手方向

Claims (1)

  1. 上方開口状の籠本体(1)と、上記籠本体(1)に開閉自在に設けられた蓋体(2)と、該籠本体(1)内に付設され食器類(7)を起立状態で複数枚重ね合わせ状に支持する食器支持部材(3)と、該蓋体(2)の内部に付設され施蓋時に上記食器類(7)を上方から一皿ずつ仕切り状に保持する上部仕切部材(4)と、を具備し、上記籠本体(1)と上記蓋体(2)のコーティング処理は省略され、かつ、上記食器支持部材(3)及び上記上部仕切部材(4)がコーティング処理され、
    上記食器支持部材(3)は、上記籠本体(1)に両端部(32)(32)が着脱自在に取着される平行な一対の横杆(30)(30)と、該一対の横杆(30)(30)に連結状として両端が固着され各上記食器類(7)が差込まれるように該横杆(30)の長手方向(L 30 )に所定ピッチで配設された複数の食器支持線材(31)と、を有し、
    各該食器支持線材(31)は、上記長手方向(L 30 )から見て略M型に形成され、
    上記食器支持部材(3)の上記一対の横杆(30)(30)は、水平面(H)から所定角度(θ)をもって傾斜状に上記籠本体(1)に取着し、上記所定角度(θ)を5°〜10°に設定して、
    かつ、上記上部仕切部材(4)は、上記蓋体(2)に両端部(42)(42)が着脱自在に取着される平行な一対の横杆(40)(40)と、該一対の横杆(40)(40)に連結状として両端が固着され各上記食器類(7)の上部が差込まれるように該横杆(40)の長手方向(L 40 )に上記食器支持線材(31)と同じピッチで配設された複数の仕切線材(41)とを有し、 さらに、上記籠本体(1)と上記蓋体(2)の間を連結するロック・解除自在なロック部材9を設けたことを特徴とする食器洗浄用籠。
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