JP2003312050A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003312050A
JP2003312050A JP2002119997A JP2002119997A JP2003312050A JP 2003312050 A JP2003312050 A JP 2003312050A JP 2002119997 A JP2002119997 A JP 2002119997A JP 2002119997 A JP2002119997 A JP 2002119997A JP 2003312050 A JP2003312050 A JP 2003312050A
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JP2002119997A
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Manabu Sakakibara
学 榊原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホワイトギャップの発生を抑えるためにバッ
クグラウンド露光を行う際に、それにより発生する不要
輻射を低減する。 【解決手段】 ホワイトギャップの発生を抑えるために
バックグラウンド露光を行う際に、データ補正部40は
バックグラウンド発光用のパルス幅をランダムに生成
し、微小パルス幅を微小に異ならしめる構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に画像を
形成する例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ、お
よびワードブロッセサなどの電子写真画像形成装置、並
びに斯かる画像形成装置に着脱可能な装置ユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、像担持体上に帯電、露光、
現像を行ない形成された記録像を記録紙上に転写する行
程を複数回繰り返すことによって記録紙上に複数色の重
ね画像を形成しカラー画像を得る方法がある。
【0003】図15は、電子写真方式を用いたカラー画
像形成装置の断面図であり、図示の様に装置全体内には
像担持体であるところの感光ドラム101、ローラ帯電
器122、更に感光ドラムの左辺には、複数個の現像器
119a、119b、119c、119dを回転可能の
支持体123で担持し、支持体回転軸を中心とする同一
円筒上に各現像器119a、119b、119c、11
9dの現像用開口面124a、124b、124c、1
24dを設定するものである。また、現像装置119
a、119b、119c、119d内には、図16に示
す如くイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナ
ー、ブラックトナーかそれそれ収容されており、更に塗
布ローラ112、トナー規制部材113があり、現像ロ
ーラ110の回転に伴い、トナーの塗布ローラ112で
現像ローラ110上にトナーを塗布し更にトナー規制部
材113によって必要なトリボがトナーに与えられる。
この規制部材の材質は、トナーが負極性を帯びる場合に
は、ナイロン等が良く、正に帯電付与する場合は、シリ
コーンゴム等が良く、トナーの極性と反対に帯電する材
料が好ましい。また、感光ドラム101の周速の1.0
〜2.0倍の範囲で周速を選ぶことが好ましい。また、
支持体123に取り付けられた現像器119a、119
b、119c、119dは図15の如く現像装置119
a、119b、119c、119dの現像用開口面12
4a、124b、124c、124dが常に感光ドラム
面に対向する様駆動される。
【0004】右辺には、転写材(不図示)を保持し且つ
感光ドラム101上の像を転写材(不図示)上に転移さ
せる機能を有する転写ドラム137が配置されている。
以上の構成によって、感光ドラム101は、不図示の駆
動手段によって100mm/secの周速度で図示矢印
方向に駆動される。また、感光ドラム101は、直径4
0mmのアルミシリンダーの外周面に有機感光体(OP
C)から成る光導電体を塗布して構成されるが、前述の
OPCは、A−Si、CdS、Se、等でも良い。
【0005】次に、装置本体内の上方には、露光装置を
構成するレーザダイオード、高速モーターによって、回
転駆動される回転多面鏡、レンズを含んだ光学ユニット
126、及び折り返しミラー127が配置され、前述の
帯電ローラ122には、−700Vの直流電圧に交流周
波数1000HzでVPP(ピークトゥピーク)150
0Vの交流電圧が重畳され、感光ドラム101表面は略
−700Vに均一に帯電される。前述のレーザダイオー
ドにはイエローの画像模様に従った、信号が入力される
と光路128を通って感光ドラム101に照射され、感
光ドラム101は、光の照射された箇所は略−100V
になる。更に感光ドラム101が矢印方向に進むとイエ
ロートナーが収容された現像装置119aによって可視
化される。
【0006】次に、転写行程を詳述する。ここで、転写
ドラム137は、直径156mmの金属シリンダー14
0に厚さ2mmの弾性層141を巻き付け更に上層に
は、厚さ100μmのPVDF142を巻き付けて構成
され、同弾性層は、発泡ウレタンを使用した。転写材カ
セット129内からピックアップローラ(不図示)によ
って給紙された転写材は、グリッパー130によって保
持され、次いで、電圧印加した吸着ローラ138によっ
て転写ドラムに静電吸着される。
【0007】感光ドラム101上のトナー像は、不図示
の電源から転写ドラム137に印加された電圧によっ
て、上記転写ドラムに吸着された転写材(不図示)上に
転写される。
【0008】上記の行程をマゼンタ色、シアン色、ブラ
ック色を行うことによって、転写材上には複数色のトナ
ー像が形成される。この転写材は、分離爪132によっ
て転写ドラム137から剥され、更に転写材は、従来公
知の加熱、加圧の定着装置133によって溶融縫着され
カラー画像が得られる。
【0009】また、感光ドラム101上の転写残トナー
は公知のファーブラシ、ブレード手段等のクリーニング
装置134によって清掃される。更に、感光ドラム10
1は、除電装置によって除電され、初期化される。ここ
で、上記例の場合、感光ドラム101の帯電用に、帯電
ローラ122を用いており、感光ドラム101を除電す
る場合には、印加する交番電圧はそのままで、直流電圧
をおおむね0Vにすることによって、除電を行う。ま
た、転写ドラム137上のトナーも必要に応じてファー
ブラシ、ウエブ等の転写ドラムクリーニング装置135
によって清掃することが好ましい。
【0010】更に、転写ドラムは、除電ローラ136に
よって除電され、初期化される。ここで、現像方式とし
ては、ATRやスクリュウ等の複雑な構成を要せず、且
つユーザーメンテナンスを向上させるプロセスカートリ
ッジ方式が採用可能な1成分現像方式が良い。そして1
成分現像方式のなかでも非接触現像方式は構成を簡素化
できるメリットがある。つまり、接触現像方式では現像
ローラと感光ドラムが接触するために、どちらか一方を
弾性体にしなければならない。しかし非接触現像方式で
は、これら部材を例えばアルミニウム基体等の剛体のま
ま使用することができるのでコストメリットが大きい。
更にカラートナーは出力画像の発色性を良好にするため
に、定着時にある定着温度で瞬間的に融けて混色するよ
うなシャガープメルトタイプのトナーを用いることが望
ましい。しかしこの種のトナーはガラス転移点も低くな
ることが多く、感光ドラムと現像ローラを接触させた現
像方式、所謂接触現像方式では、感光ドラムと現像ロー
ラの摺擦によりどちらか一方、若しくは両方の部材にト
ナーが融着してしまうおそれがある。この融着を防止す
るためにも非接触現像方式を用いることが望ましい。そ
して図17に示すように、感光ドラム201周囲に現像
装置219a、219b、219c、219dを固定配
置した構成において、非接触現像方式は感光ドラム20
1と現像装置219の接離を行うことなくカラー画像形
成を行うことができるという長所もある。
【0011】このように、非接触現像方式は多くの長所
を有するが、この方式を用いてカラー画像を形成したと
ころ本発明者らは、図14に示すように異なる色で隣接
して形成された画像の色と色との間に、本来あるべきで
ない白い隙間に空いてしまう現象を見いだした。これは
感光ドラム上にドラム表面電位が急峻に変化する潜像、
例えば画像エッジ部が形成されたとき、この部位を現像
装置にて現像した際、本来感光ドラム上に形成された静
電潜像よりも顕画像が細く形成される場合がある。単色
画像形成の場合は隣接色が無いために、画像の細りが多
少生じても何等問題ば無い。しかしながら、このような
状態でカラー画像形成を行うと、例えば、シアン色の帯
とブラック色の帯を隣接させた画像の場合、本来ならば
シアン色の帯とブラック色の帯が隣接するはずの画像
が、シアン色の顕画像もブラック色の顕画像もそれぞれ
細く形成されてしまうので、転写材上の最終画像はシア
ン色とブラック色との間に隙間が出来てしまうという不
具合が生じる。
【0012】これらの顕画像の細りは感光ドラム上に形
成された静電潜像のエッジ部にて図13に示すように電
界が巻き込んでいるために起こる現象で、非接触現像方
式においてその影響が顕著に現われてしまう。
【0013】そこで、画像形成部において、印字領域全
面にわたって発光素子を余分なトナー付着を起こさない
程度に微少発光するようにして、画像の細りを防ぐこと
が一般的に行われている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え殆
どの印字領域が白であったとしても印字領域全面にわた
って発光素子を微少発光させるので、固定された細いパ
ルスが発生し、不要輻射電波が著しく大きく発生してし
まうという欠点があった。そして従来は、その不要輻射
電波を低減するために、シールド、フィルタ、コアなど
のいわゆる不要輻射対策部材が必要となり、コストの上
昇、実装面積増大、重量増大を招くという欠点を引き起
こす場合が多い。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、画
像データを入力する手段と、入力された画像データとあ
る閾値との比較を行う比較手段と、微少発光を行う画像
データの値が変動して生成する微少発光データ変動生成
手段と、比較手段の出力に応じて入力された画像データ
と微少発光変動データを切り替える切り替え手段と、切
り替え手段の出力によりパルス幅変調を行なって画像を
形成する画像形成手段とを備えることにより、変動する
微少発光パルスを用いて画像の細り対策として微少発光
を行うので、不要輻射として発生する電磁波の電界強度
を下げることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図12に感光ドラム101上の表
面電位の模式図を示す。図12(a)は従来の画像形成
時の表面電位を説明する図で、印字領域の電位は約−1
00V、非印字領域の電位は−700Vに設定されてい
る。同様に図12(b)は印字領域の電位は−100
V、非印字領域の平均電位は−700Vに設定されてい
る。図12(a)の状態では前述したように印字領域と
非印字領域の境目(A部)で急激に電位が変化している
ため電界の巻き込みが強く形成されてしまう。しかし、
図12(b)のように非印字領域にも微妙なレーザ発光
を行うことで、印字領域と非印字領域の境目(B部)に
おける電位の変化は段階的になり、電界の巻き込みも弱
くすることができる。なお、微小なレーザ発光により生
じる電位は現像処理により潜像を形成するのに充分な電
位ではないため潜像は形成されない。以下、この方法を
プリンタに適用した場舎を実施形態として説明する。
【0017】従って、非接触現像方式における感光ドラ
ム上の顕画像の細りも防止できるので、従来、異なる色
と色の間に発生していた隙間を防止することができる。
【0018】〔第1実施形態〕図1は第1実施形態を示
すブロック構成図である。プリンタ2は外部機器である
ホストコンピュータ1から、所定の言語によって画像情
報を受信し、プリンタコントローラ3で画像展開を行い
画像データ7をプリンタエンジン4に送出する。
【0019】プリンタエンジン4は、画像データ7に基
づいて印字を行いフルカラー画像を形成するのである。
なお、以下の説明において画像データ7はレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)、の3色分のデ
ータを送出する場合でかつプリンタエンジン4は600
dPi(ドット/インチ)の解像度で画像形成可能なプ
リンタとして説明を行う。
【0020】図1において、プリンタコントローラ3と
プリンタエンジン4がやりとりする主な信号はカラー輝
度画像信号7(RDATA0〜RDATA7,GDAT
A0〜GDATA7,BDATA0〜BDATA7)
と、画像転送クロック(VCLK)と、ページ同期信号
(PSYNC)である。
【0021】図2はプリンタコントローラ3のブロック
構成図である。ホストコンピュータ1から送出された所
定の言語の画像データを画像展開部5によって、R、
G、B色の多値輝度データに展開する。そして、1 ペ
ージ分のデータを多値画像メモリ6に格納し、R、G、
B各々8ビットの合計24ビットの輝度データをプリン
タエンジン4に送出する。
【0022】図3はプリンタエンジン4の信号処理部の
ブロック構成図である。前述したプリンタコントローラ
3から送出される多値画像データ7は、RF(Repr
oduction Fuction)回路8でマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の画像データに色変換されM,C,Y,Kの順に
画像データ8aを出力し、ラインメモリ9に書き込ま
れ、プリンタエンジンの画像クロック(PCLK)の立
ち上がりに同期して読みだされる。そして、出力された
多値画像データ17はエッジ検出部を介してγ補正部1
0に出力される。γ補正部10はRAMやROMで構成
されたルックアップテーブル(LUT)であり画像デー
タはアドレスA0〜A7に、色指定信号はA8,A9に
入力される。γ、捕正テーブルのアドレスマップは図5
に示す。
【0023】γ補正部10では色指定信号18によって
指定される8ビット多値画像信号41の色成分に応じた
γ補正を行う。γ補正部10からの8ビット多値画像信
号53はD/A変換部13でアナログ電圧に変換され次
段のコンパレータ14の正入力に入力される。コンパレ
ータ14の負入力には、600線三角波発生部12から
の出力信号がそれぞれ入力される。600線三角波発生
部12は、画像クロックPCLKを積分回路によって三
角波に変換する。コンパレータ14からは600線で中
央成長のPWM信号51が出力され、図3の回路図の各
信号のタイミング図を図4に示す。
【0024】図6はRF回路8のブロック構成図であ
り、24,25,26は対数変換のLUTを持つRO
M、27,28,29,34はモード切り換え信号(M
ODE)で制御されるスイッチ、30はUCR(下色除
去:Under Color Removal)、31
は積和演算回路を含むマスキング回路、32はマスキン
グ係数、UCR係数等のLUTを持つROM(図7にア
ドレスマップを示す)、33はセレクタである。
【0025】次にRF回路の動作を詳細に説明する。前
述のプリンタコントローラから出力されたR,G,B各
色8ビットの多値輝度画像データ7はROM24,2
5,26に格納されているLUTにより対数変換を行
い、ブルー(B)はイエロー(Y)に、グリーン(G)
はマゼンタ(M)に、レッド(R)はシアン(C)に濃
度変換されUCR回路30に入力される。
【0026】UCR回路30のテーブル及びマスキング
回路31のマスキング係数は、コントロール信号に基づ
き、ROM32に格納されているテーブル及びマスキン
グ係数の中から適切な係数が設定される。
【0027】A0〜A7に送出してアドレス指定を行
い、入力データに対応したシアン(C)のUCRデータ
をDATAから出力する。次にコントロール信号がRO
M32のA8〜A10に送信されバンクが設定され、マ
スキング回路31のレジスタからアドレスデータをRO
M32のA0〜A7に送出し、RAM32はアドレス指
定されたシアン(C)のマスキング係数データをマスキ
ング回路31に設定する。そしてUCR回路30から出
力されたシアン(C)の画像データはマスキング回路3
1で設定されたマスキング係数と積和演算され、セレク
タ33に出力する。次に色指定信号によりセレクタを切
り替えシアン(C)の画像データを後段に出力、この動
作を1画面分行う。次にコントロール信号がROM32
のA8〜A10に送出されイエロー(Y)のUCRテー
ブルを選択し、UCR回路30でY,M,Cの最小値を
検出し値をROM32のA0〜A7に送出してアドレス
指定を行い、入力データに対応したイエロー(Y)のU
CRデータをDATAから出力する。次にコントロール
信号がROM32のA8〜A10に送出されバンクが設
定され、マスキング回路31のレジスタからアドレスデ
ータをROM32のA0〜A7に送出し、ROM32は
アドレス指定されたイエロー(Y)のマスキング係数デ
ータをマスキング回路31に設定する。そして、UCR
回路30から出力されたイエロー(Y)の画像データは
マスキング回路31で設定されたマスキング係数と積和
演算されてセレクタ33に出力する。そして、色指定信
号によりセレクタを切り替えイエロー(Y)の画像デー
タを後段に出力し、この動作を1画面分行う。次に、コ
ントロール信号がROM32のA8〜A10に送出され
ブラック(K)のUCRテーブルを選択し、UCR回路
30でY,M,Cの最小値を検出し値をROM32のA
0〜A7に送出してアドレス指定を行い、入力データに
対応したブラック(K)のUCRデータをDATAから
出力する。そして、UCR回路30から出力されたブラ
ック(K)の画像データはセレクタ33に出力される。
次に、色指定信号によりセレクタ33を切り替えブラッ
ク(K)の1画像データを後段に出力し、この動作を1
画面分行う。以上説明した上記4過程の動作により1画
面の色変換処理を行う。
【0028】具体的には、コントロール信号がROM3
2のA8〜A10に送出されマゼンタ(M)のUCRテ
ーブルを選択し、UCR回路30では入力されたY,
M,C各色8ビットデータの最小値を検出する。そし
て、検出された値をROM32のA0〜A7に送出し、
アドレス指定を行い、入力データに対応したマゼンタ
(M)のUCRデータをDATAから出力する。次に、
コントロール信号ROM32のA8〜A10に送出され
バンクが設定され、マスキング回路31のレジスタから
アドレステータのROM32のA0〜A7に送出し、R
OM32はアドレス指定されたマゼンタ(M)のマスキ
ング係数データをマスキング回路31に設定する。
【0029】そして、UCR回路30から出力されたマ
ゼンタ(M)の画像データはマスキング回路31で設定
されたマスキング係数と積和演算されセレクタ33に出
力する。次に色指定信号によりセレクタを切り替え、マ
ゼンタ(M)の画像データを後段に出力する。そして上
記動作を1画面分行うと、次にコントロール信号がRO
M32のA8〜A10に送出され、シアン(C)のUC
Rテーブルを選択し、UCR回路30でY,M,Cの最
小値を検出し値をROM32のう。また、画像データが
モノクロモードの時にはMODE信号によりスイッチ2
7,28,29,34がB側に接続されR,G,Bの多
値画像データはUCR回路30に入力されそのままマス
キング回路31に入力される。次に、コントロール信号
がROM32のA8〜A10に送出され、バンクが設定
されマスキング回路31のレジスタからアドレスデータ
をROM32のA0〜A7に送出し、ROM32はアド
レス指定された輝度変換の係数データをマスキング回路
31に設定する。そして画像データはカラー画像の時と
同様の動作で輝度変換を行いセレクタ33から出力され
る。次に、コントロール信号がROM32のA8〜A1
0に送出され、白黒モードにバンクを設定し、セレクタ
33から出力されたデータをROM32のA0〜A7に
送出してアドレス指定を行い入力データに対応した対数
変換データをDATAから出力する。この動作により白
黒モードの画像を出力する。
【0030】図8はデータ補正部40のブロック図であ
る。図において、61は微少発光データ生成回路、62
は薄濃度検出回路、63はセレクタである。図9はその
タイミングチャートである。
【0031】セレクタ63のA入力端子には、微少発光
データ生成回路61の出力A[7..0]がつながって
いる。図9を見ると判るようにA[7..0]はトナー
が付着しない微少発光データであり、01hから07h
までのデータが順番に生成されている。もしくは01h
から07hまでのデータをランダムに生成していても良
い。一方ラインメモリ9からは画像データB[7..
0]が入力され、セレクタ63のB入力端子につながっ
ている。薄濃度検出回路62は、画像データB[7..
0]がトナーが付着しない微少発光データ(例えば00
h〜07h)であることを検出したらSEL信号を出力
して、セレクタ63のA入力を選択させ、セレクタ63
の出力0[7..0]はA[7..0]となる。画像デ
ータB[7..0]が08h以上で薄濃度でない場合
は、セレクタ63の出力B[7..0]はB[7..
0]がそのまま出力される。このようにして図9のよう
に画像データB[7..0]で00hが連続するような
場合でも、セレクタ63の出力0[7..0]は、01
h,02h,03hとなり、微少幅パルスが生成される
とともに、その微少パルス幅を微妙に異ならせることが
できる。
【0032】図10はパルス幅によって生じる不要輻射
の周波数成分を示したものである。(A)のパルス幅は
計の場合の不要幅射の周波数成分は(B)が対応し、
(C)には(D)が対応する。図を見れば明らかなよう
にパルス幅によってその電界強度分布が変化するので、
パルス幅を変動させることによって、電界強度分布が分
散するので、単一パルス幅の場合に比べて、そのピーク
値は減少することになる。
【0033】図11(a)は、従来において紙にトナー
がどのようにのるかを示した図である。図11(b)
は、本実施形態において、紙にトナーがどのようにのる
かを示した図である。図示するように、図11(a)で
は、画像の境界(点(w))トナーの付着していない領
域が存在して白スジとなって見えていたが、図11
(b)では、白スジがなくなり、高画質の画像が得られ
る。
【0034】また、上述の各実施形態では画像処理によ
ってレーザを微小発光するようにしていたが、例えばレ
ーザドライバに微小発光する制御信号を直接入れること
により、微小発光するようにしても構わない。
【0035】
【発明の効果】本発明では、画像データを入力する手段
と、入力された画像データとある閾値との比較を行う比
較手段と、微少発光を行う画像データの値が変動して生
成する微少発光データ変動生成手段と、比較手段の出力
に応じて入力された画像データと微少発光変動データを
切り替える切り替え手段と、切り替え手段の出力により
パルス幅変調を行なって画像を形成する画像形成手段と
を備えることにより、変動する微少発光パルスを用いて
画像の細り対策として微少発光を行うので、不要輻射と
して発生する電磁波の電界強度を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される電子写真画像形成装置であ
るカラーレーザビームプリンタの一実施例を示す全体構
成図である。
【図2】コントローラ示すブロック図である。
【図3】プリンタエンジン部の信号処理を示すブロック
図である。
【図4】プリンタエンジン部の各信号のタイミング図で
ある。
【図5】γ補正部のLUTを説明する図である。
【図6】RF回路の構成を示す図である。
【図7】RF回路のROMを示す図である。
【図8】データ補正部のブロック図である。
【図9】データ補正部のタイミング図である。
【図10】パルス幅と不要輻射の電界強度分布を説明す
る図である。
【図11】トナーの付着を説明する図である。
【図12】感光ドラム上の表面電位の模式図である。
【図13】ホワイトギャップを説明する図である。
【図14】ホワイトギャップを説明する図である。
【図15】カラー画像形成装置の断面図である。
【図16】現像器を説明する図である。
【図17】非接触現像方式を説明する図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 プリンタコントローラ 4 プリンタエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 CA18 CA30 CA34 CA37 CB24 CB27 CB30 2H027 DA02 DA07 DA50 EA02 EA07 EB04 ED06 ED07 EE01 EE08 2H076 AB02 AB21 AB76 CA18 DA01 DA06 DA22 DA32 DA36 DA41 5C051 AA02 CA07 DB02 DB07 DB18 DB30 DC02 DC03 DC05 DC07 DE03 EA01 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、入力
    された画像データと任意の闘値との比較を行う比較手段
    と、相関性の無いランダムな微小発光用の画像データを
    生成する微小発光データ生成手段と、比較手段の出力に
    応じて入力された画像データと微小発光データとを切り
    替える切り替え手段と、切り替え手段の出力によりパル
    ス幅変調を行って画像を形成する画像形成手段とを備え
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 レーザを発光して静電潜像を形成し画像
    を形成する画像形成装置において、相関性の無いランダ
    ムな微小パルスを生成するパルス生成手段と、入力され
    た画像パルス信号との論理和を行う論理手段と、論理手
    段の出力に基づいてレーザを発光する発光手段とが、ワ
    ンチップ上に実装されていることを特徴とする画像形成
    装置。
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