JP2003311615A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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JP2003311615A
JP2003311615A JP2002124519A JP2002124519A JP2003311615A JP 2003311615 A JP2003311615 A JP 2003311615A JP 2002124519 A JP2002124519 A JP 2002124519A JP 2002124519 A JP2002124519 A JP 2002124519A JP 2003311615 A JP2003311615 A JP 2003311615A
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Japan
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polishing
chuck table
load
polishing tool
workpiece
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JP2002124519A
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English (en)
Inventor
Koutatsu Doi
功達 土井
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Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 研磨工具の磨耗量を正確に測定して、研磨工
具の交換時期を正確に判断することができる研磨装置を
提供する。 【解決手段】 チャックテーブル62に作用する荷重を
検出する荷重センサー65と研磨ユニット位置検出手段
5と表示手段110および制御手段10とを具備してい
る。制御手段10は、研磨工具325をチャックテーブ
ル62に押圧し荷重信号が所定値のときの研磨ユニット
位置信号を初期位置として格納する第1の記憶領域と、
研磨工具325による研磨稼働後に研磨工具325をチ
ャックテーブル62に押圧し荷重信号が所定値のときの
研磨ユニット位置信号を現在位置として格納する第2の
記憶領域とを備えたメモリを具備しており、第1の記憶
領域に格納された初期位置と第2の記憶領域に格納され
た現在位置との差によって該研磨工具325の磨耗量を
求め、該磨耗量を表示手段に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャックテーブル
に保持された半導体ウエーハ等の被加工物を研磨する研
磨装置、更に詳しくは研磨工具の交換時期を表示する機
能を備えた研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス製造工程においては、略
円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列さ
れたストリートと呼ばれる切断ラインによって多数の矩
形領域を区画し、該矩形領域の各々に半導体回路を形成
する。このように多数の半導体回路が形成された半導体
ウエーハをストリートに沿って分離することにより、個
々の半導体チップを形成する。半導体チップの小型化お
よび軽量化を図るために、通常、半導体ウエーハをスト
リートに沿って切断して個々の矩形領域を分離するのに
先立って、半導体ウエーハの裏面を研磨して所定の厚さ
に形成している。このような半導体ウエーハの裏面を研
磨する研磨装置は、被加工物を載置する載置面を備えた
チャックテーブルと、該チャックテーブルの載置面上に
載置されている被加工物を研磨するための研磨工具を備
えた研磨ユニットと、該研磨ユニットを該チャックテー
ブルの載置面と垂直な方向に移動せしめる研磨ユニット
送り機構とを具備している。このような研磨装置におい
ては、チャックテーブルを回転し、研磨工具を回転しつ
つ研磨ユニットを下降してチャックテーブル上に載置さ
れている被加工物に所定の荷重で押圧しながら、チャッ
クテーブルを水平面内で研磨送りすることにより被加工
物を研磨する。従って、研磨装置は研磨工具によって被
加工物を押圧する荷重を検出する荷重センサーと、この
荷重センサーからの検出信号に基づいて研磨ユニット送
り機構を制御する制御手段を具備している。上記研磨工
具は研磨作業によって磨耗するので、オペレータはこの
研磨工具の磨耗量を把握しつつ作業を遂行することが望
ましい。例えば、被加工物である半導体ウエーハを1枚
研磨したときの研磨工具の磨耗量を把握したり、研磨工
具の寿命即ち交換時期を判断するために研磨工具の磨耗
量を把握する必要がある。この研磨工具の磨耗量を検出
する手段として従来は触針式の接触センサーが用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、接触センサー
を用いることはそれ自体コストアップの原因となるとと
もに、研磨工具としてフエルトに砥粒を分散させ適宜の
ボンド剤で固定したフエルト砥石を用いたものにおいて
は接触センサーの先端がフエルト砥石内に侵入してその
表面を正確に検出することが困難となる。このため、接
触センサーを用いた場合には、フエルト砥石を用いた研
磨工具の磨耗量を正確に把握することが困難である。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術課題は、研磨工具の磨耗量を正確
に把握することができる研磨装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術課題を解
決するため、本発明によれば、被加工物を載置する載置
面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの
載置面上に載置されている被加工物を研磨するための研
磨工具を備えた研磨ユニットと、該研磨ユニットを該チ
ャックテーブルの該載置面と垂直な方向に進退せしめる
研磨ユニット送り機構と、を具備する研磨装置におい
て、該チャックテーブルに作用する荷重を検出する荷重
センサーと、該研磨ユニットの作動位置を検出するため
の研磨ユニット位置検出手段と、該研磨工具の磨耗量を
表示する表示手段と、該荷重センサーからの荷重信号お
よび該研磨ユニット位置検出手段からの研磨ユニット位
置信号に基づいて該研磨工具の磨耗量を該表示手段に出
力する制御手段と、を具備し、該制御手段は、該研磨工
具を該チャックテーブルに押圧し該荷重信号が所定値の
ときの該研磨ユニット位置信号を初期位置として格納す
る第1の記憶領域と、該研磨工具による研磨稼働後に該
研磨工具を該チャックテーブルに押圧し該荷重信号が所
定値のときの該研磨ユニット位置信号を現在位置として
格納する第2の記憶領域とを備えたメモリを具備してお
り、該第1の記憶領域に格納された初期位置と該第2の
記憶領域に格納された現在位置との差によって該研磨工
具の磨耗量を求め、該磨耗量を該表示手段に出力する、
ことを特徴とする研磨装置が提供される。
【0006】上記表示手段は、磨耗量が所定値に達した
ら表示手段に交換信号を出力することが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
研磨装置の好適な実施形態について、添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0008】図1には本発明による研磨装置の斜視図が
示されている。研磨装置は、全体を番号2で示す装置ハ
ウジングを具備している。装置ハウジング2は、細長く
延在する直方体形状の主部21と、該主部21の後端部
(図1において右上端)に設けられ実質上鉛直に上方に
延びる直立壁22とを有している。直立壁22の前面に
は、上下方向に延びる一対の案内レール221、221
が設けられている。この一対の案内レール221、22
1に研磨ユニット3が上下方向に移動可能に装着されて
いる。
【0009】研磨ユニット3は、移動基台31と該移動
基台31に装着されたスピンドルユニット32を具備し
ている。移動基台31は、後面両側に上下方向に延びる
一対の脚部311、311が設けられており、この一対
の脚部311、311に上記一対の案内レール221、
221と摺動可能に係合する被案内溝312、312が
形成されている。このように直立壁22に設けられた一
対の案内レール221、221に摺動可能に装着された
移動基台31の前面には前方に突出した支持部313が
設けられている。この支持部313にスピンドルユニッ
ト32が取り付けられる。
【0010】スピンドルユニット32は、支持部313
に装着されたスピンドルハウジング321と、該スピン
ドルハウジング321に回転自在に配設された回転スピ
ンドル322と、該回転スピンドル322を回転駆動す
るための駆動源としてのサーボモータ323(M1)と
を具備しており、サーボモータ323(M1)の出力軸
が回転スピンドル322と伝動連結されている。回転ス
ピンドル322の下端部はスピンドルハウジング321
の下端を越えて下方に突出せしめられており、回転スピ
ンドル322の下端には研磨工具325が装着されてい
る。詳述すると、回転スピンドル322の下端には円板
形状の装着部材324が固定されており、この装着部材
324には周方向に間隔をおいて複数個の貫通孔(図示
していない)が形成されている。研磨工具325は、図
3および図4に図示する如く、円板形状の支持部材32
6と円板形状の研磨部材327とから構成されている。
支持部材326には周方向に間隔をおいてその上面から
下方に延びる複数個の盲ねじ穴326aが形成されてい
る。支持部材326の下面は円形支持面を構成してお
り、研磨部材327はエポキシ樹脂系接着剤の如き適宜
の接着剤によって支持部材326の円形支持面に接合さ
れている。研磨部材327は、図示の実施形態において
はフエルトに砥粒を分散させ適宜のボンド剤で固定した
フエルト砥石が用いられている。このフエルト砥石から
なる研磨部材327自体の構成についての詳細な説明
は、本出願人が既に提案した特願2001−93397
の明細書および図面に詳細に説明されているのでかかる
記載に委ね、本明細書においては説明を省略する。上記
回転スピンドル322の下端に固定されている装着部材
324の下面に研磨工具325を位置付け、装着部材3
24に形成されている貫通孔を通して研磨工具325の
支持部材326に形成されている盲ねじ孔326aに締
結ボルト328を螺着することによって、装着部材32
4に研磨工具325が装着される。
【0011】図1に戻って説明を続けると、図示の実施
形態における研磨装置は、上記研磨ユニット3を上記一
対の案内レール221、221に沿って上下方向(後述
するチャックテーブルの載置面と垂直な方向)に移動せ
しめる研磨ユニット送り機構4を備えている。この研磨
ユニット送り機構4は、直立壁22の前側に配設され実
質上鉛直に延びる雄ねじロッド41を具備している。こ
の雄ねじロッド41は、その上端部および下端部が直立
壁22に取り付けられた軸受部材42および43によっ
て回転自在に支持されている。上側の軸受部材42には
雄ねじロッド41を回転駆動するための駆動源としての
パルスモータ44(M2)が配設されており、このパル
スモータ44(M2)の出力軸が雄ねじロッド41に伝
動連結されている。移動基台31の後面にはその幅方向
中央部から後方に突出する連結部(図示していない)も
形成されており、この連結部には鉛直方向に延びる貫通
雌ねじ穴が形成されており、この雌ねじ穴に上記雄ねじ
ロッド41が螺合せしめられている。従って、パルスモ
ータ44(M2)が正転すると移動基台31即ち研磨ユ
ニット3が下降即ち前進せしめられ、パルスモータ44
(M2)が逆転すると移動基台31即ち研磨ユニット3
が上昇即ち後退せしめられる。
【0012】図示の実施形態における研磨装置は、図2
に示すように上記研磨ユニット3の移動位置を検出する
ための研磨ユニット位置検出手段5を具備している。研
磨ユニット位置検出手段5は、直立壁22内に上記雄ね
じロッド41と平行に配設されたリニヤスケール51
と、上記移動基台31に取り付けられリニヤスケール5
1の被検出線を検出する検出器52(LIS)とからな
っている。検出器52(LIS)は、それ自体周知の光
電式検出器でよく、上記リニヤスケール51の被検出線
(例えば1μm間隔で形成されている)の検出に応じて
パルス信号を生成し、このパルス信号を研磨ユニット位
置信号として後述する制御手段に送る。なお、上記直立
壁22には、検出器52(LIS)の移動を許容する長
穴が形成されている。
【0013】図1および図2を参照して説明を続ける
と、ハウジング2の主部21の後半部上には略矩形状の
没入部211が形成されており、この没入部211には
チャックテーブル機構6が配設されている。チャックテ
ーブル機構6は、支持基台61(図2参照)とこの支持
基台61に実質上鉛直に延びる回転中心軸線を中心とし
て回転自在に配設された円板形状のチャックテーブル6
2とを含んでいる。支持基台61は、上記没入部211
上に前後方向(直立壁22の前面に垂直な方向)である
矢印23aおよび23bで示す方向に延在する一対の案
内レール23(図2においては一方の案内レールのみが
示されている)に摺動自在に装着されている。
【0014】上記チャックテーブル62は、上面に被加
工物を載置する載置面621を有し、上記支持基台61
上に支持手段63によって回転可能に支持されている。
チャックテーブル62の下面には、その中心部に回転軸
622が装着されている。なお、チャックテーブル62
は、多孔質セラミッックスの如き適宜の多孔性材料から
構成されており、図示しない吸引手段に接続されてい
る。従って、チャックテーブル62を図示しない吸引手
段に選択的に連通することにより、載置面621上に載
置された被加工物を吸引保持する。なお、図示のチャッ
クテーブル機構6は、チャックテーブル62を挿通する
穴を有し上記支持基台61等を覆い支持基台61ととも
に移動可能に配設されたカバー部材60(図1参照)を
備えている。
【0015】チャックテーブル機構6を構成する支持手
段63は、支持基台61上に配設された3本(図2にお
いては2本のみ示されている)の支持柱631と、該支
持柱631上に配設された円板形状の支持板632とか
らなっており、支持板632上にボールベアリング63
3を介して上記チャックテーブル62を回転自在に支持
している。なお、支持板632中心部には、上記回転軸
622が挿通する穴632aが設けられている。支持板
632の下方における支持基台61上にはチャックテー
ブル62を回転駆動するための駆動源としてのサーボモ
ータ64(M3)が配設されている。このサーボモータ
64(M3)の出力軸が上記チャックテーブル62の回
転軸622に伝動連結されている。なお、図示の実施形
態においては、上記3本の支持柱631と支持板632
との間にチャックテーブル62に作用する荷重を検出す
る荷重センサー65(LOS)がそれぞれ配設されてい
る。この3本の支持柱631と支持板632との間に3
個の荷重センサー65a(LOSa)、65b(LOS
b)、65c(LOSc)は、図示の実施形態において
はキスラー動力計が用いられており、チャックテーブル
62に作用する荷重に対応した電圧信号を出力する。3
個の荷重センサー65a(LOSa)、65b(LOS
b)、65c(LOSc)から出力された電圧信号(P
1、P2、P3)は、それぞれ10Hz以下の周波数を
通すローパスフィルタ8を通り、それぞれA/D変換器
9によってデジタル信号に変換されて後述する制御手段
に送られる。なお、荷重センサー65a(LOSa)、
65b(LOSb)、65c(LOSc)から出力され
た電圧信号はローパスフィルタ8によって10Hzより
高い周波数がカットされるため、上記モータ類の回転に
よる振動に基づく荷重変動分が除去され、ローパスフィ
ルタ8を通過した信号の変動幅は約1/8となる。ま
た、ローパスフィルタ8の仕様としては、通過させる周
波数が高いと振動による影響を受けやすく、通過させる
周波数が低いとチャックテーブル62に荷重が作用した
ときの反応が低下するため、10Hz程度が適当であ
る。
【0016】図示の実施形態における研磨装置は、図2
に示すように上記チャックテーブル機構6を一対の案内
レール23に沿って矢印23aおよび23bで示す方向
に移動せしめるチャックテーブル移動機構66を具備し
ている。チャックテーブル移動機構66は、一対の案内
レール23間に配設され案内レール23と平行に延びる
雄ねじロッド661を具備している。この雄ねじロッド
661は、その両端部が一対の案内レール23を連結し
て取り付けられた軸受部材662および663によって
回転自在に支持されている。前側の軸受部材662には
雄ねじロッド661を回転駆動するための駆動源として
のサーボモータ664(M4)が配設されており、この
サーボモータ664(M4)の出力軸が雄ねじロッド6
61に伝動連結されている。支持基台61の前端(図2
において左端)には貫通雌ねじ穴を備えた雌ねじブロッ
ク665が取り付けられており、この雌ねじブロック6
65の貫通雌ねじ穴に上記雄ねじロッド661が螺合せ
しめられている。従って、サーボモータ664(M4)
が正転すると支持基台61即ちチャックテーブル機構6
が矢印23aで示す方向に移動し、サーボモータ664
(M4)が逆転すると支持基台61即ちチャックテーブ
ル機構6が矢印23bで示す方向に移動せしめられる。
矢印23aおよび23bで示す方向に移動せしめられる
チャックテーブル機構6は、矢印23aおよび23bで
示す方向に間隔をおいて位置せしめられている被加工物
搬入・搬出域24および研磨域25に選択的に位置付け
られる。また、チャックテーブル機構6は、研磨域25
においては所定範囲に渡って矢印矢印23aおよび23
bで示す方向に往復動、即ち研削送りされる。
【0017】上記チャックテーブル移動機構66の移動
方向両側には、図1に示すように横断面形状が逆チャン
ネル形状であって、上記雄ねじロッド661等を覆って
いる蛇腹手段71および72が付設されている。蛇腹手
段71および72はキャンパス布の如き適宜の材料から
形成することができる。蛇腹手段71の前端は没入部2
11の前面壁に固定され、後端はチャックテーブル機構
6のカバー部材60の前端面に固定されている。蛇腹手
段72の前端はチャックテーブル機構6のカバー部材6
0の後端面に固定され、後端は装置ハウジング2の直立
壁22の前面に固定されている。チャックテーブル機構
6が矢印23aで示す方向に移動せしめられる際には蛇
腹手段71が伸張されて蛇腹手段72が収縮され、チャ
ックテーブル機構6が矢印23bで示す方向に移動せし
められる際には蛇腹手段71が収縮されて蛇腹手段72
が伸張せしめられる。
【0018】図1に基づいて説明を続けると、装置ハウ
ジング2の主部21における前半部上には、第1のカセ
ット11と、第2のカセット12と、被加工物仮載置手
段13と、洗浄手段14と、被加工物搬送手段15と、
被加工物搬入手段16および被加工物搬出手段17が配
設されている。第1のカセット11は研磨加工前の被加
工物を収納し、装置ハウジング2の主部21におけるカ
セット搬入域に載置される。第2のカセット12は装置
ハウジング2の主部21におけるカセット搬出域に載置
され、研磨加工後の被加工物を収納する。被加工物仮載
置手段13は第1のカセット11と被加工物搬入・搬出
域24との間に配設され、研磨加工前の被加工物を仮載
置する。洗浄手段14は被加工物搬入・搬出域24と第
2のカセット12との間に配設され、研磨加工後の被加
工物を洗浄する。被加工物搬送手段15第1のカセット
11と第2のカセット12との間に配設され、第1のカ
セット11内に収納された被加工物を被加工物仮載置手
段13に搬出するとともに洗浄手段14で洗浄された被
加工物を第2のカセット12に搬送する。被加工物搬入
手段16は被加工物仮載置手段13と被加工物搬入・搬
出域24との間に配設され、被加工物仮載置手段13上
に載置された研磨加工前の被加工物を被加工物搬入・搬
出域24に位置付けられたチャックテーブル機構6のチ
ャックテーブル62上に搬送する。被加工物搬出手段1
7は被加工物搬入・搬出域24と洗浄手段14との間に
配設され、被加工物搬入・搬出域24に位置付けられた
チャックテーブル62上に載置されている研磨加工後の
被加工物を洗浄手段14に搬送する。
【0019】上記第1のカセット11に収容される被加
工物は、環状のフレームに保護テープを介して表面側が
装着された半導体ウエーハ(従って、半導体ウエーハは
裏面が上側に位置する)、或いは支持基板(サブストレ
ート)上に表面側が装着された半導体ウエーハ(従っ
て、半導体ウエーハは裏面が上側に位置する)でよい。
このような被加工物である半導体ウエーハを収容した第
1のカセット11は、装置ハウジング2の主部21にお
ける所定のカセット搬入域に載置される。そして、カセ
ット搬入域に載置された第1のカセット11に収容され
ていた研磨加工前の半導体ウエーハが全て搬出される
と、空のカセット11に代えて複数個の半導体ウエーハ
を収容した新しいカセット11が手動でカセット搬入域
に載置される。一方、装置ハウジング2の主部21にお
ける所定のカセット搬出域に載置された第2のカセット
12に所定数の研磨加工後の半導体ウエーハが搬入され
ると、かかる第2のカセット12が手動で搬出され、新
しい空の第2のカセット12が載置される。
【0020】図示の実施形態における研磨装置は、図2
に示すように制御手段10を具備している。制御手段1
0はマイクロコンピュータによって構成されており、制
御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CP
U)101と、制御プログラム等を格納するリードオン
リメモリ(ROM)102と、演算結果等を格納する読
み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103
と、タイマー(T)104と、入力インターフェース1
05および出力インターフェース106とを備えてい
る。このように構成された制御手段10の入力インター
フェース105には、上記研磨ユニット位置検出手段5
を構成するリニヤスケール51の検出器52(LI
S)、荷重センサー65a(LOSa)、65b(LO
Sb)、65c(LOSc)等からの信号が入力され
る。また、出力インターフェース106からは、上記サ
ーボモータ323(M1)、パルスモータ44(M
2)、サーボモータ64(M3)、サーボモータ664
(M4)および洗浄手段14、被加工物搬送手段15、
被加工物搬入手段16、被加工物搬出手段17、研磨工
具の磨耗量や交換時期に達したこと等を表示する表示手
段110等に制御信号を出力する。
【0021】次に、上述した研磨装置の加工処理動作に
ついて、図1および図2を参照して簡単に説明する。第
1のカセット11に収容された研磨加工前の被加工物と
しての半導体ウエーハは被加工物搬送手段15の上下動
作および進退動作により搬送され、被加工物仮載置手段
13に載置される。被加工物仮載置手段13に載置され
た半導体ウエーハは、ここで中心合わせが行われた後に
被加工物搬入手段16の旋回動作によって被加工物搬入
・搬出域24に位置せしめられているチャックテーブル
機構6のチャックテーブル62上に載置される。チャッ
クテーブル62上に載置された半導体ウエーハWは、図
示しない吸引手段によってチャックテーブル62上に吸
引保持される。
【0022】チャックテーブル62上に半導体ウエーハ
Wを吸引保持したならば、上記チャックテーブル移動機
構66のサーボモータ664(M4)が正転駆動されチ
ャックテーブル機構6が矢印23aで示す方向に移動さ
れ研磨域25の研磨開始位置に位置付けられる。研磨域
25の研磨開始位置おいては、上記サーボモータ64
(M3)を駆動して半導体ウエーハWを保持したチャッ
クテーブル62を回転し、上記サーボモータ323(M
1)を駆動して研磨工具325を回転するとともに、上
記研磨ユニット送り機構4のパルスモータ44(M2)
を正転駆動して研磨ユニット3を下降即ち前進せしめ
る。そして、研磨工具325の研磨部材327がチャッ
クテーブル62上の半導体ウエーハの裏面を押圧し、上
記3個の荷重センサー65a(LOSa)、65b(L
OSb)、65c(LOSc)によって検出された荷重
の合計値が所定の上限値(例えば、15kg)と所定の
下限値(例えば、14kg)の範囲になるまで研磨ユニ
ット3を下降する。次に、上記チャックテーブル移動機
構66のサーボモータ664(M4)を正転駆動してチ
ャックテーブル機構6を矢印23aで示す方向に研磨工
具325の研磨部材327がチャックテーブル62に保
持された半導体ウエーハWの中心位置を僅かに越えた研
磨終了位置迄移動する。このとき、チャックテーブル機
構6の初期速度(V5)は、例えば200mm/分に設
定されている。そして、チャックテーブル62が研磨終
了位置迄移動したら、サーボモータ664(M4)を逆
転駆動してチャックテーブル機構6を矢印23bで示す
方向に移動して研磨開始位置に戻し、上記研磨動作を繰
り返し実行する。この研磨動作を予め設定された時間、
またはチャックテーブル機構6の往復動を設定された回
数実行することにより、研磨部材327の作用によって
半導体ウエーハの裏面が所定量乾式研磨される。
【0023】研磨が終了すると、研磨工具325が半導
体ウエーハの裏面から上方に離隔され、チャックテーブ
ル機構6が矢印23bで示す方向に被加工物搬入・搬出
域24まで移動せしめられる。しかる後に、チャックテ
ーブル62上の研磨加工された半導体ウエーハの吸引保
持が解除され、吸引保持が解除された半導体ウエーハは
被加工物搬出手段17により搬出されて洗浄手段14に
搬送される。洗浄手段14.搬送された半導体ウエーハ
は、ここで洗浄された後に被加工物搬送手段15よって
第2のカセット12の所定位置に収納される。
【0024】上述した研磨作業を実施することにより研
磨工具325を構成する研磨部材327は磨耗するの
で、オペレータは研磨部材327の磨耗量を把握しつつ
作業することが望ましい。このため、研磨部材327の
磨耗量を正確に検出する必要がある。そこで、図示の実
施形態においては上記荷重センサー65(LOS)およ
び研磨ユニット位置検出手段5を構成するリニヤスケー
ル51の検出器52(LIS)からの検出信号に基づい
て制御手段10が研磨部材327の磨耗量を求め、この
磨耗量を表示手段110に表示するようにした。以下、
本発明の制御の一例として、研磨工具325の研磨部材
327の磨耗量を求める手順および研磨工具325の交
換時期を判定する手順について図5および図6を参照し
て説明する。
【0025】図5は新品の研磨工具325の研磨部材3
27の初期厚さ(t1)を検出するためのルーチンであ
り、研磨工具325を取り付けた際に実行する。新品の
研磨工具325の研磨部材327の初期厚さ(t1)を
検出する際しては、制御手段10は先ずステップR1に
おいてランダムアクセスメモリ(RAM)103の第1
の記憶領域(MEM1)に格納されている研磨部材32
7の初期厚さ(t1)および第2の記憶領域(MEM
2)に格納されている研磨部材327の現在の厚さ(t
2)に関するデータをクリアする。そして、制御手段1
0はステップR2に進んで、チャックテーブル62を研
磨域25に移動した後、所定の高さ位置(ホームポジシ
ョン)に位置付けられている研磨ユニット3を下降即ち
前進せしめる。即ち、制御手段10は、研磨ユニット送
り機構4のパルスモータ44(M2)を正転駆動して研
磨ユニット3を下降即ち前進せしめる。なお、研磨ユニ
ット3のホームポジションは研磨部材327の下面がチ
ャックテーブル62の載置面621から20mm程度上
方に設定されており、載置面621から50μm程度上
方位置に達するまでは研磨ユニット3を例えば50mm
/secの速度で下降せしめ、研磨部材327の下面が
チャックテーブル62の載置面621から50μm程度
上方位置に達したら研磨ユニット送り機構4のパルスモ
ータ44(M2)を1ステップずつゆっくり作動して例
えば5μm/secの速度で下降せしめ、研磨部材32
7をチャックテーブル62の載置面621に接触させ
る。次に制御手段10はステップR3に進んで、上記3
個の荷重センサー65a(LOSa)、65b(LOS
b)、65c(LOSc)によって検出された研磨部材
327が載置面621を押圧することによって生成され
た荷重信号(P1、P2、P3)の合計値(P0=P1
+P2+P3)を演算する。なお、荷重信号(P1、P
2、P3)は3個の荷重センサー65から出力される電
圧信号がそれぞれローパスフィルタ8によって10Hz
より高い周波数がカットされ、機械的振動に基づく荷重
変動分が除去されているため、その変動が極めて小さく
なっているので、より正確な荷重を検出することができ
る。なお、上述した荷重検出時に研磨部材327をチャ
ックテーブル62の載置面621に直接接触させない
で、所定の厚さのセラミックス等で形成されたプレート
を介在させて間接的に接触させてもよい。
【0026】上記ステップR3において荷重信号の合計
値(P0)を算出したら制御手段10はステップR4に
進んで、荷重信号の合計値(P0)が所定の設定値(P
S)と等しいか否かをチェックする。なお、設定値(P
S)は研磨時の荷重と等しい例えば15kgに設定され
ている。ステップR4において荷重信号の合計値(P
0)が所定の設定値(PS)に達していなければ、制御
手段10は研磨工具325の研磨部材327がチャック
テーブル62を所定の荷重で押圧していないと判断し、
上記ステップR2に戻ってステップR2乃至ステップR
4を繰り返し実行する。ステップR4において荷重信号
の合計値(P0)が所定の設定値(PS)と等しい場合
には、制御手段10は研磨工具325の研磨部材327
がチャックテーブル62を所定の荷重で押圧していると
判断し、ステップR5に進んで研磨ユニット送り機構4
のパルスモータ44(M2)の駆動を停止するととも
に、研磨ユニット位置検出手段5を構成するリニヤスケ
ール51の検出器52(LIS)からの研磨ユニット位
置信号を初期位置(t1)として読み込む。そして、制
御手段10はステップR6に進んで読み込んだ検出器5
2(LIS)からの初期位置(t1)を研磨部材327
の初期厚さとしてランダムアクセスメモリ(RAM)1
03(図2参照)の第1の記憶領域(MEM1)に一時
格納する。このようにして研磨部材327の初期厚さで
ある初期位置(t1)をランダムアクセスメモリ(RA
M)103の第1の記憶領域(MEM1)に格納したな
らば、制御手段10はステップQ0に進んで研磨ユニッ
ト送り機構4のパルスモータ44(M2)のホームポジ
ション制御を実行する。即ち、パルスモータ44(M
2)を逆転駆動して研磨ユニット3を例えば50mm/
secの速度で上昇せしめ所定のホームポジションに位
置付ける。
【0027】次に、図6のフローチャートに従って研磨
工具325の交換時期判定制御について説明する。な
お、この交換時期判定制御は定期的に例えば被加工物の
研磨作業終了毎に実行する。研磨工具325の交換時期
を判定する際しては、制御手段10は先ずチャックテー
ブル62を研磨域25に移動した後、研磨ユニット送り
機構4のパルスモータ44(M2)を正転駆動して所定
のホームポジションに位置付けられている研磨ユニット
3を下降即ち前進せしめる。このときも上記ステップR
2と同様に、ホームポジションから研磨部材327の下
面がチャックテーブル62の載置面621から50μm
程度上方位置までは研磨ユニット3を例えば50mm/
secの速度で下降せしめ、研磨部材327の下面がチ
ャックテーブル62の載置面621から50μm程度上
方位置に達したら研磨ユニット送り機構4のパルスモー
タ44(M2)を1ステップずつゆっくり作動して例え
ば5μm/secの速度で下降せしめる。次に制御手段
10はステップS2に進んで、上記3個の荷重センサー
65a(LOSa)、65b(LOSb)、65c(L
OSc)によって検出された荷重信号(P1、P2、P
3)の合計値(P0=P1+P2+P3)を演算する。
【0028】上記ステップS2において荷重信号の合計
値(P0)を算出したら制御手段10はステップS3に
進んで、荷重信号の合計値(P0)が所定の設定値(P
S)と等しいか否かをチェックする。なお、設定値(P
S)は上記初期厚さ(t1)検出時と同一の例えば15
kgに設定されている。ステップS3において荷重信号
の合計値(P0)が所定の設定値(PS)に達していな
ければ、制御手段10は研磨工具325の研磨部材32
7がチャックテーブル62を所定の荷重で押圧していな
いと判断し、上記ステップS1に戻ってステップS1乃
至ステップS3を繰り返し実行する。ステップS3にお
いて荷重信号の合計値(P0)が所定の設定値(PS)
と等しい場合には、制御手段10は研磨工具325の研
磨部材327がチャックテーブル62を所定の荷重で押
圧していると判断し、ステップS4に進んで研磨ユニッ
ト送り機構4のパルスモータ44(M2)の駆動を停止
するとともに、研磨ユニット位置検出手段5を構成する
リニヤスケール51の検出器52(LIS)からの研磨
ユニット位置信号を現在位置(t2)として読み込む。
そして、制御手段10はステップS5に進んで読み込ん
だ検出器52(LIS)からの現在位置(t2)を研磨
部材327の現在の厚さ(t2)としてランダムアクセ
スメモリ(RAM)103の第2の記憶領域(MEM
2)に一時格納する。
【0029】このようにして研磨ユニットの現在位置
(t2)即ち研磨部材327の現在の厚さを検出したな
らば、制御手段10はステップS6に進んで研磨部材3
27の磨耗量(t0=t1−t2)を演算する。即ち、
研磨部材327の磨耗量(t0)は、上記研磨部材32
7の初期厚さである初期位置(t1)から研磨部材32
7の現在の厚さである現在位置(t2)を減算して求め
る。そして、制御手段10はステップS7に進んでステ
ップS6で求めた磨耗量(t0)を表示手段110に表
示する。次に、制御手段10はステップS8に進んで研
磨部材327の磨耗量(t0)が所定値(tS)以上に
なったか否かをチェックする。なお、所定値(tS)は
研磨部材327の使用可能範囲で例えば5mmに設定さ
れている。ステップS8において磨耗量(t0)が所定
値(tS)以上ならば、制御手段10は研磨部材327
の使用可能範囲を越えていると判断し、ステップS9に
進んで表示手段110に研磨工具325が交換時期であ
ることを表示する。そして、制御手段10はステップQ
0に進んで研磨ユニット送り機構4のパルスモータ44
(M2)のホームポジション制御を実行する。一方、ス
テップS8において磨耗量(t0)が所定値(tS)に
達していなければ、制御手段10は研磨部材327の使
用可能範囲であると判断し、ステップQ0に進んで研磨
ユニット送り機構4のパルスモータ44(M2)のホー
ムポジション制御を実行する。
【0030】
【発明の効果】本発明による研磨装置は以上のように構
成されており、研磨工具をチャックテーブルに押圧し荷
重センサーからの荷重信号が所定値のときの研磨ユニッ
ト位置検出手段位置信号に基づいて研磨工具の状態を検
出するようにしたので、研磨工具の下面位置を検出する
ための接触センサー等の検出手段が不要となるととも
に、研磨工具がフエルト砥石等の柔軟な砥石であっても
砥石の磨耗量を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成された研磨装置の一実施形
態を示す斜視図。
【図2】図1に示す研磨装置の要部を示す概略構成図。
【図3】図1に示す研磨装置に使用される研磨工具を示
す斜視図。
【図4】図3に示す研磨工具その下面側から見た状態を
示す斜視図。
【図5】図1に示す研磨装置に装備される制御手段にお
ける研磨工具の初期厚さ演算するフローチャート。
【図6】図1に示す研磨装置に装備される制御手段にお
ける研磨工具の交換時期を判定する動作手順を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
2:装置ハウジング 3:研磨ユニット 31:移動基台 32:スピンドルユニット 321:スピンドルハウジング 322:回転スピンドル 323:サーボモータ(M1) 325:研磨工具 4:研磨ユニット送り機構 44:パルスモータ(M2) 5:研磨ユニット位置検出手段 51:リニヤスケール 52:検出器(LIS) 6:チャックテーブル機構 60:カバー部材 61:支持基台 62:チャックテーブル 64:サーボモータ(M3) 65:荷重検出手段(LOS) 66:チャックテーブル移動機構 664:サーボモータ(M4) 71、72:蛇腹手段 8:ローパスフィルタ 9:A/D変換器 10:制御手段 110:表示手段 11:第1のカセット 12:第2のカセット 13:被加工物仮載置手段 14:洗浄手段 15:被加工物搬送手段 16:被加工物搬入手段 17:被加工物搬出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を載置する載置面を備えたチャ
    ックテーブルと、該チャックテーブルの載置面上に載置
    されている被加工物を研磨するための研磨工具を備えた
    研磨ユニットと、該研磨ユニットを該チャックテーブル
    の該載置面と垂直な方向に進退せしめる研磨ユニット送
    り機構と、を具備する研磨装置において、 該チャックテーブルに作用する荷重を検出する荷重セン
    サーと、 該研磨ユニットの作動位置を検出するための研磨ユニッ
    ト位置検出手段と、 該研磨工具の磨耗量を表示する表示手段と、 該荷重センサーからの荷重信号および該研磨ユニット位
    置検出手段からの研磨ユニット位置信号に基づいて該研
    磨工具の磨耗量を該表示手段に出力する制御手段と、を
    具備し、 該制御手段は、該研磨工具を該チャックテーブルに押圧
    し該荷重信号が所定値のときの該研磨ユニット位置信号
    を初期位置として格納する第1の記憶領域と、該研磨工
    具による研磨稼働後に該研磨工具を該チャックテーブル
    に押圧し該荷重信号が所定値のときの該研磨ユニット位
    置信号を現在位置として格納する第2の記憶領域とを備
    えたメモリを具備しており、該第1の記憶領域に格納さ
    れた初期位置と該第2の記憶領域に格納された現在位置
    との差によって該研磨工具の磨耗量を求め、該磨耗量を
    該表示手段に出力する、 ことを特徴とする研磨装置。
  2. 【請求項2】 該表示手段は、該磨耗量が所定値に達し
    たら該表示手段に交換信号を出力する、 ことを特徴とする研磨装置。
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